JP2561445B2 - コンバインの刈取前処理装置 - Google Patents

コンバインの刈取前処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は穀稈を刈取る刈取前処理
機構を、脱穀装置を搭載した走行機体に対して左右横移
動可能に支持するとともに、搬送穀稈の株元を挾持する
株元挾持搬送装置とこの株元挾持搬送装置と協働して搬
送穀稈の穂先側を起伏自在な係止爪で係止して搬送する
穂先係止搬送装置とからなる供給搬送装置を設け、この
供給搬送装置を後支点軸周りで始端側が左右揺動可能で
あるように枢支してあるコンバインの刈取前処理装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】この種のコンバインの刈取前処理装置の
従来構造として、刈取前処理機構を支持する主支持体の
後端側を支点にして刈取前処理機構の全体を横移動させ
るように構成し、供給搬送装置も後方支点周りで左右揺
動させるように構成したものがある(例えば、特公昭5
3ー27171号公報参照)。刈取前処理装置において
は、供給搬送装置の終端部から搬送穀稈を脱穀装置内に
供給する構成であるが、穀稈の供給される姿勢として所
定の姿勢、即ち穂先側を脱穀フィードチェーンと反対側
に位置させる横倒し姿勢に切換えるとともに、株元側は
脱穀フィードチェーンに受け継がせる必要があるので、
穂先側係止爪が搬送穀稈に対して係止作用を解除する位
置の設定の善し悪しがその後の脱穀装置への供給搬送、
脱穀性能に影響を及ぼすのであるが、この点に関し前記
従来構造のものでは問題提起もされていないし解決手段
も示されていなかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】刈取前処理機構の左右
横移動に対応させて係止爪起伏用ガイドを取付けた状態
で供給搬送装置を後支点周りで左右揺動させると、係止
爪起伏用ガイドも揺動するので、脱穀フィードチェーン
に対する係止爪起伏用ガイドの相対姿勢が変化し、脱穀
フィードチェーンに対する係止爪の係止解除点位置が、
供給搬送装置の左右揺動に対応して変化することとな
り、穀稈の巻き込みや穂先遅れなどが生じて脱穀装置に
供給される穀稈の姿勢が一定しないという問題がある。
本発明の目的は、刈取前処理機構の左右横移動に対応さ
せて供給搬送装置始端部を左右横移動させるように、前
記供給搬送装置を左右揺動するように構成し、刈取前処
理機構の左右横移動にかかわらず供給搬送装置の終端部
において、穀稈を所定の横倒し姿勢にして脱穀装置へ供
給搬送できるようにしたコンバインの刈取前処理装置を
提供する点にある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明による特徴構成
は、穀稈を刈取る刈取前処理機構を、脱穀装置を搭載し
た走行機体側に装着した主支持体に対して左右横移動可
能に支持するとともに、搬送穀稈の株元を挾持する株元
挾持搬送装置とこの株元挾持搬送装置と協働して搬送穀
稈の穂先側を起伏自在な係止爪で係止して搬送する穂先
係止搬送装置とからなる供給搬送装置を設け、この供給
搬送装置を後支点軸周りで始端側が左右揺動可能である
ように構成し、前記供給搬送装置の終端部側の後支点軸
を脱穀装置の前方で、かつ脱穀フィードチェーンよりも
機体横幅方向での内側方寄りに配置するとともに、前記
穂先係止搬送装置における係止爪起伏用ガイドを、供給
搬送装置の始端部から終端部にわたって係止爪を起立作
用姿勢に維持する第1ガイドと、供給搬送装置の終端部
側において前記後支点軸の周りで起立作用姿勢にある係
止爪を倒伏引退姿勢に切換える第2ガイドとから構成
し、前記第1ガイドの始端側を穂先係止搬送装置と一体
で左右揺動すべく設置するとともに、第2ガイドを、前
記穂先係止搬送装置の左右揺動に拘らず後支点軸に対す
る一定姿勢を維持する状態に設置してある点にあり、そ
の作用及び効果は次の通りである。 【0005】 【作用】供給搬送装置を左右に揺動しても、係止爪の係
止作用を解除して脱穀装置に受け渡すべく係止爪の起立
姿勢から倒伏引退姿勢への切換タイミングを設定する機
能を有する第2ガイドを後支点軸(供給搬送装置の終端
部の揺動支点軸)に対する姿勢、すなわち脱穀フィード
チェーンに対する関係位置が変化しない状態に設置し、
刈取前処理機構の左右横移動に対応して供給搬送装置が
左右に揺動すべく構成したので、第2ガイドでの係止爪
の倒伏引退折り畳み位置は常に一定であり、穀稈の巻き
込みや穂先遅れを防止し、一定の横倒し姿勢を確保して
脱穀フィードチェーンによる受継ぎ搬送を円滑ならしめ
て穀稈を脱穀装置へ良好に供給できる。 【0006】 【発明の効果】回り刈り作業や中割刈り作業に対応させ
て刈取前処理機構を左右横移動させる際、供給搬送装置
がこれに対応するように左右揺動しても、前記係止爪起
伏用ガイドのうち、始端側は供給搬送装置始端部ととも
に左右揺動して刈取前処理機構からの受け継ぎを良好に
行えるものでありながら、終端側では係止爪の爪係止解
除点を一定位置に維持して、常に一定位置で係止爪を折
り畳んで爪による係止作用を解除できるようにしたの
で、脱穀装置側への搬送穀稈を良好な供給姿勢に維持し
て脱穀フィードチェーンにより脱穀装置へ供給できる。
これにより、刈り取り形態の変更にかかわらず、刈取前
処理機構から脱穀装置へ至る穀稈姿勢を所定姿勢に維持
できるので、脱穀も円滑に行え、回り刈り作業から中割
作業あるいは中割作業から回り刈り作業、あるいは畦際
刈作業への切り換えによる夫々の作業形態を、穀稈の供
給搬送を乱さないで効果的に行うことができる刈取前処
理装置を提供することが可能になった。 【0007】 【実施例】図8に示すように、コンバインは、分草具1
によって分草された植立穀稈を引起す引起し装置2、引
起し後の穀稈を刈取る刈取装置3、刈取穀稈を刈幅の中
央に集束する合流搬送装置4としての左右パッカー4A
及び左右突起付搬送ベルト4B、集束穀稈を脱穀フィー
ドチェーン39を備えた後部脱穀装置5に向けて搬送す
る供給搬送装置6等からなる刈取前処理装置と、供給搬
送装置6の横側方に配設された運転席7とを備えて構成
されている。 【0008】前記した分草具1、引起し装置2、刈取装
置3、合流搬送装置4等を総称して刈取前処理機構17
と称し、この刈取前処理機構17の走行機体9に対する
横摺動構造について説明する。図6ないし図7に示すよ
うに、走行機体9前端には縦向きフレーム10が立設さ
れ、この縦向きフレーム10の上端に横向き伝動ケース
11がその横軸心周りで回動自在に枢支されている。こ
の横向き伝動ケース11の外周面に機体前後向き姿勢の
主支持体12を固着するとともに、横向き伝動ケース1
1の伝動軸13と主支持体12の伝動軸14とをベベル
ギヤ機構15で連結して、横向き伝動ケース11伝動軸
13の端部入力プーリ8でエンジン(図外)からの動力
を受けて、主支持体内伝動軸14に伝動すべく構成して
ある。前記主支持体12の先端には支持ケース16が設
けられ、この支持ケース16に対して刈取前処理機構1
7が取付けられている。 【0009】この先端支持ケース16での刈取前処理機
構17の取付構造を説明する。図6及び図7に示すよう
に、先端支持ケース16の主支持体12取付部位には機
体横幅方向に沿った姿勢の摺動軸18が自身の軸心X方
向に摺動可能にベアリング支持されるとともに、六角形
状に形成された中間部に受動ベベルギヤ19及び主支持
体伝動軸14先端に駆動ベベルギヤ20が固着され、摺
動軸18への伝動構造が形成されている。この受動ベベ
ルギヤ19は摺動軸18の六角中間部に外嵌されて一体
回転可能に構成されるとともに、ベアリング21を介し
て先端支持ケース16に回転だけ可能に枢支され、摺動
軸18の横摺動を許容する構成をとっている。この摺動
軸18の先端支持ケース16より左右に突出した左右端
部には、夫々、引起し装置2,2への動力を供給するベ
ベルギヤ伝動機構22,22が設けられている。前記摺
動軸18の前方側にはパイプ式の第1摺動フレーム23
がブッシュ24,24を介して先端支持ケース16に横
摺動可能に枢支されるとともに、先端支持ケース16よ
り突出した左右端に、左右分草具支持杆を固定した左右
支持フレーム25,25が連結固定されている。又、こ
の第1摺動フレーム23より更に前方側には第2摺動フ
レーム26が左右支持フレーム25,25に亘って架設
されるとともに、支持ケース16の前端より更に前方へ
向けて延出された略断面コの字形のホルダー27に前方
開口側から差し込み遊嵌支持され、ホルダー27に対し
て相対横摺動可能に構成されている。 【0010】次に、刈取前処理機構17の横摺動駆動装
置について説明する。図5及び図8に示すように、前記
先端支持ケース16内に左右横向きに進み角の大きなね
じ軸28を挿入するとともに、先端支持ケース16左側
面部に前記ねじ軸28と咬合する雌ネジ部材29を設け
てある。前記ねじ軸28の左側端部は左支持フレーム2
5に支承されるとともに、左支持フレーム25より突出
した先端に従動ベベルギヤ30が取付けてある。一方、
この従動ベベルギヤ30の上方でかつ左側合流搬送装置
4Bの上方横側方に駆動モータ32が設置されるととも
に、この駆動モータ32の下向き出力軸と前記ねじ軸2
8とが下向き伝動機構33としての伝動軸を介して伝動
連結してある。図中34は伝動機構33の下端に取付け
られ、従動ベベルギヤ30と咬合する駆動ベベルギヤで
あり、31は駆動モータ32下向き出力軸と前記伝動機
構33とを連結するカップリングである。一方、図3及
び図6に示すように、前記摺動軸18の両端に設けられ
たベベルギヤ伝動機構22に対して第1ベベルギヤケー
ス35で覆うとともに、この第1ベベルギヤケース35
を支持台として引起し伝動ケース59を立設し、この引
起し伝動ケース59の途中に第2のベベルギヤケース3
7を設けて、この第2ベベルギヤケース37から動力分
岐して、前記突起付搬送ベルト4B及びパッカー4Aへ
動力を供給する分岐構造を形成している。そして、この
第2ベベルギヤケース37より取付台を張出させて、こ
の取付台に駆動モータ32を取付けてある。 【0011】次に、扱深さ調節装置について詳述する。
図2に示すように、前記供給搬送装置6は穂先係止搬送
装置6Aと株元挾持搬送装置6Bとからなり、前記横向
き伝動ケース11軸心周りで上下揺動可能に、かつ、こ
の横向き伝動ケース11より立上げた後方縦支軸として
の伝動軸43軸心周りで左右に揺動可能である。前記主
支持体12にはウォーム減速機付モータ44が取付けら
れるとともに、ブラケット45を介して 1/4円ギヤ46
が取付けられ、モータ出力軸ピニオン47と 1/4円ギヤ
46とが咬合されて、横向き軸心Y周りで 1/4円ギヤ4
6が上下揺動するとともに、横向き軸心Y位置で 1/4円
ギヤ46と一体揺動可能な駆動アーム49が連結ロッド
48を介して支持フレームとしての穂先係止搬送装置6
Aケース56に連結され、供給搬送装置6が上下揺動可
能に構成されている。一方、図8に示すように、株元挾
持搬送装置6Bに対する挾持用レールを吊下げ支持すべ
く搬送経路上方を迂回して設けられている吊下げフレー
ム50に上下一対の接触式センサを設け、供給搬送装置
6で送られる搬送穀稈に対する稈長センサ51として構
成してある。つまり、搬送穀稈の穂先が丁度両接触式セ
ンサの上下中間位置を通過すべく供給搬送装置6を上下
揺動させて長短稈に応じて株元挾持搬送装置6Bの挾持
位置を穂先から一定位置にして脱穀装置5への投入長さ
を設定長さになるように扱深さ制御可能に構成してあ
る。 【0012】次に供給搬送装置6の左右揺動構造につい
て説明する。前記供給搬送装置用揺動後支点軸としての
伝動軸43を支持すべく縦向き伝動ケース52を前記横
向き伝動ケース11に固着するとともに、この伝動軸4
3の上下中間位置に株元挾持搬送装置用駆動スプロケッ
ト53及び上端に穂先係止搬送装置用駆動スプロケット
54を一体回転可能に嵌着してある。前記縦向き伝動ケ
ース52上半部は供給搬送装置用伝動軸43の後方側だ
けに壁面を設けたもので、その空間となった前方側に左
右揺動可能な回動フレーム55を位置させてそのフレー
ム55を供給搬送装置用伝動軸43にベアリング支持さ
せてある。この回動フレーム55に対して、前記穂先係
止搬送装置ケース56と株元挾持搬送装置ケース57と
を取付けるとともに、両ケース56,57を中間支持フ
レーム(図示せず)で連結して、穂先係止搬送装置6A
と株元挾持搬送装置6Bとを一体で左右揺動可能に構成
してある。一方、図2に示すように、左右支持フレーム
25,25と一体で横摺動すべく引起し装置2に対する
引起し伝動ケース59,59を左右に立上げ形成すると
ともに、右係止爪付搬送ベルト4Bと右パッカー4Aと
を回転可能に遊嵌してある縦向き支軸61を、水平杆6
8を介して右引起し伝動ケース59に吊下げ支持してあ
る。前記右パッカー4Aは左パッカー4Aとの常時咬合
によって回転駆動を受けるとともに、右パッカー4Aに
連結円筒ケース63を介して連動連結された係止爪付搬
送ベルト4B駆動プーリに回転駆動力を供給している。 【0013】前記刈取前処理機構17と供給搬送装置6
とを連動させる連係機構60について説明する。図2及
び図4に示すように、この連係機構60は、後記する係
合杆65と、供給搬送装置6と一体で上下・左右に揺動
する揺動アーム67と、係合杆65と揺動アーム67と
を連結する中継用ロッド69とからなる。前記係合杆6
5は供給搬送装置6の後方横支軸13を中心にした円弧
線上に位置すべく、弯曲形状に形成され、その上端を右
引起し伝動ケース59から延出したブラケット64に溶
着固定するとともにその下端を右係止爪付搬送ベルト4
Bの上部カバー66の突起に係止させて取付形成されて
いる。前記揺動アーム67は回動フレーム55に対して
ブラケット42を介して固着され、その先端に摺動用の
ボス71を固着して構成されている。前記中継用ロッド
69は一端を前記係合杆65に外嵌して係合杆軸心方向
に摺動する移動用ボス69aを形成するとともに、この
移動用ボス69aから後方に延出するロッド部69bを
前記摺動用ボス71に対してそのロッド部69bの軸心
方向に相対摺動可能に挿着して構成されている。又、前
記中継用ロッド69はその一端の移動用ボス69aが係
合杆65の軸心周りで左右揺動可能に外嵌されているの
で、図4に示すように、供給搬送装置6の始端部6aを
合流搬送装置4から延出された搬送穀稈ガイド杆41に
沿って位置させた中割状態から刈取前処理機構17を左
側に横移動させて回り刈り形態を採る際に、前記摺動ロ
ッド69は係合杆軸心周りで右側に回動し、供給搬送装
置6始端部6aのの横移動量lは刈取前処理機構17の
横移動量Lより小さくなり、搬送穀稈ガイド杆41に対
する位置変化は少ない。以上、摺動ロッド69等の連係
機構60を刈取前処理機構17の左右移動量Lに対して
供給搬送装置6の揺動に起因する供給搬送装置始端部6
aの左右移動量lを小さく設定する機構とする。 【0014】一方、前記後支点軸43周りで左右揺動す
る穂先係止搬送装置6Aにおける係止爪72に対する係
止爪起伏用ガイド73について説明する。回動チェーン
74のリンクに搬送穀稈に係止する作用姿勢と穂先係止
搬送装置ケース56内に引退する非作用姿勢とに起伏自
在な係止爪72を取付けるとともに、前記ケース56内
に前記係止爪起伏用ガイド73を設けてある。この係止
爪起伏用ガイド73は、搬送穀稈を起立姿勢で係止して
搬送する搬送経路に対応して穂先係止搬送装置ケース5
6に取付けられた直線状第1ガイド73Aと、起立作用
姿勢にある係止爪72を倒伏引退姿勢に切換えるべく、
前記後支点軸43周りに配置された半円状第2ガイド7
3Bとからなる。そして、この供給搬送装置6では脱穀
フィードチェーン39に近づいていく株元挾持搬送装置
6Bに対して穂先係止搬送装置6Aは脱穀フィードチェ
ーン38に対して遠ざかる方向に設置されているので、
両者6A,6Bで徐々に搬送穀稈を横倒し姿勢にし、終
端部において穂先側を脱穀フィードチェーン39と反対
側に位置させる方向へ切換えるのであるが、その切換え
後に係止爪72の係止解除タイミングを設定するのが第
2ガイド73Bであって、この第2ガイド73Bは前記
縦向き伝動ケース52の上端を半円状に形成し、その半
円状上端を穂先係止搬送装置ケース56側抜穴56aを
介してケース56内に挿入させたもので兼用し、前記後
支点軸43に対する姿勢変化、すなわち脱穀フィードチ
ェーン39に対する係止爪72の収納位置の変化はな
い。尚、図5に示すように、刈取前処理機構17の横摺
動にかかるねじ軸28、及び、第1摺動フレーム23に
対して刈雑草等が堆積し作動不良を引起す点を回避する
為に、刈取前処理機構17全体を覆うカバー70を設け
てある。 【0015】〔別実施例〕 前記第2ガイド73Bとしては専用のものを別に設けて
もよい。 【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】 【図1】第1ガイドと第2ガイドとの連結部を示す平面
図 【図2】供給搬送装置の左右揺動構造、上下揺動構造を
示す一部切欠側面図 【図3】穂先搬送装置のガイドを示す平面図 【図4】刈取前処理機構の横移動とそれに連動する供給
搬送装置の左右揺動を示す平面図 【図5】刈取前処理機構の横移動構造を示す正面図 【図6】刈取前処理機構の横移動構造を示す横断平面図 【図7】刈取前処理機構の横移動構造を示す縦断側面図 【図8】全体側面図 【符号の説明】 5 脱穀装置 6 供給搬送装置 6A 穂先係止搬送装置 6b 株元挾持搬送装置 17 刈取前処理機構 43 後支点軸 72 係止爪 73 係止爪起伏用ガイド 73A 第1ガイド 73B 第2ガイド

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 穀稈を刈取る刈取前処理機構(17)を、脱穀装置
    (5)を搭載した走行機体(9)側に装着した主支持体
    (12)に対して左右横移動可能に支持するとともに、
    搬送穀稈の株元を挾持する株元挾持搬送装置(6B)と
    この株元挾持搬送装置(6B)と協働して搬送穀稈の穂
    先側を起伏自在な係止爪(72)で係止して搬送する穂
    先係止搬送装置(6A)とからなる供給搬送装置(6)
    を設け、この供給搬送装置(6)を後支点軸(43)周
    りで始端側が左右揺動可能であるように構成し、 前記供給搬送装置(6)の終端部側の後支点軸(43)
    を脱穀装置(5)の前方で、かつ脱穀フィードチェーン
    (39)よりも機体横幅方向での内側方寄りに配置する
    とともに、 前記穂先係止搬送装置(6A)における係止爪(72)
    起伏用ガイド(73)を、供給搬送装置(6)の始端部
    から終端部にわたって係止爪(72)を起立作用姿勢に
    維持する第1ガイド(73A)と、供給搬送装置(6)
    の終端部側において前記後支点軸(43)の周りで起立
    作用姿勢にある係止爪(72)を倒伏引退姿勢に切換え
    る第2ガイド(73B)とから構成し、 前記第1ガイド(73A)の始端側を穂先係止搬送装置
    (6A)と一体で左右揺動すべく設置するとともに、第
    2ガイド(73B)を、前記穂先係止搬送装置(6A)
    の左右揺動に拘らず後支点軸(43)に対する一定姿勢
    を維持する状態に設置してある コンバインの刈取前処理
    装置。
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