JPH09131013A - モールドモータの固定子 - Google Patents
モールドモータの固定子Info
- Publication number
- JPH09131013A JPH09131013A JP28278095A JP28278095A JPH09131013A JP H09131013 A JPH09131013 A JP H09131013A JP 28278095 A JP28278095 A JP 28278095A JP 28278095 A JP28278095 A JP 28278095A JP H09131013 A JPH09131013 A JP H09131013A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin terminal
- winding
- resin
- iron core
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モールドモータの固定子において端板取付作
業が向上し、かつ巻線不良の低減を図ることを目的とす
る。 【解決手段】 鉄芯を絶縁した樹脂４に固定されている
ピン端子１に巻線３の端部をピン端子下端１１に絡げた
後、巻線３をピン端子上端１２に渡らせ再び絡げた後、
ピン端子上端１２を半田２で半田付けし接続することに
より、端板取付が容易となり、モールド成形時の巻線不
良が低減できる。
業が向上し、かつ巻線不良の低減を図ることを目的とす
る。 【解決手段】 鉄芯を絶縁した樹脂４に固定されている
ピン端子１に巻線３の端部をピン端子下端１１に絡げた
後、巻線３をピン端子上端１２に渡らせ再び絡げた後、
ピン端子上端１２を半田２で半田付けし接続することに
より、端板取付が容易となり、モールド成形時の巻線不
良が低減できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はモールドモータの固
定子に関するものである。
定子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、モールドモータの巻線の結線法と
してピン端子と端板を用いて結線する方法が多く採用さ
れている。
してピン端子と端板を用いて結線する方法が多く採用さ
れている。
【０００３】以下に従来のピン端子を用いて結線するモ
ールドモータの固定子について説明する。
ールドモータの固定子について説明する。
【０００４】図３は一般的な端板を実装する前のモール
ドモータの固定子の断面図、図２は従来の固定子のピン
端子部の状態図である。図２および図３において、１は
ピン端子、２は半田、３は巻線、４は樹脂、５は鉄芯で
ある。
ドモータの固定子の断面図、図２は従来の固定子のピン
端子部の状態図である。図２および図３において、１は
ピン端子、２は半田、３は巻線、４は樹脂、５は鉄芯で
ある。
【０００５】以上のような構成をもち、鉄芯５を樹脂４
で絶縁した固定子鉄芯に巻線３がほどこされ、この端部
を樹脂４に固定されたピン端子１に絡げ半田２によって
半田付けされている。
で絶縁した固定子鉄芯に巻線３がほどこされ、この端部
を樹脂４に固定されたピン端子１に絡げ半田２によって
半田付けされている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、ピン端子１に巻線３を絡げ半田付けする際、半
田２が樹脂４まで到達し樹脂４が半田２の熱により溶
け、ピン端子１が不安定となり端板取付作業が容易でな
く巻線３が樹脂４に食い込み固定され、モールド成形時
に応力が加わり巻線不良の原因となるような問題点を有
していた。
成では、ピン端子１に巻線３を絡げ半田付けする際、半
田２が樹脂４まで到達し樹脂４が半田２の熱により溶
け、ピン端子１が不安定となり端板取付作業が容易でな
く巻線３が樹脂４に食い込み固定され、モールド成形時
に応力が加わり巻線不良の原因となるような問題点を有
していた。
【０００７】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、端板取付効率が向上し、品質の良いモールドモータ
の固定子を提供することを目的とする。
で、端板取付効率が向上し、品質の良いモールドモータ
の固定子を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、樹脂で絶縁された固定子鉄芯に固定された
結線用のピン端子に固定子鉄芯にほどこされた巻線の端
部を前記ピン端子下端に絡げた後、前記ピン端子上端に
渡らせ再び絡げた後、前記ピン端子に半田付けをするも
のである。
するために、樹脂で絶縁された固定子鉄芯に固定された
結線用のピン端子に固定子鉄芯にほどこされた巻線の端
部を前記ピン端子下端に絡げた後、前記ピン端子上端に
渡らせ再び絡げた後、前記ピン端子に半田付けをするも
のである。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【００１０】図１は本発明の一実施の形態による固定子
のピン端子部の状態である。１はピン端子、１１はピン
端子下端、１２はピン端子上端、２は半田、３は巻線、
４は樹脂である。
のピン端子部の状態である。１はピン端子、１１はピン
端子下端、１２はピン端子上端、２は半田、３は巻線、
４は樹脂である。
【００１１】鉄芯を絶縁した樹脂４に固定されているピ
ン端子１に巻線３の端部をピン端子下端１１に絡げた
後、巻線３をピン端子上端１２に渡らせ再び絡げた後、
ピン端子上端１２を半田２で半田付けし接続する。
ン端子１に巻線３の端部をピン端子下端１１に絡げた
後、巻線３をピン端子上端１２に渡らせ再び絡げた後、
ピン端子上端１２を半田２で半田付けし接続する。
【００１２】上記構成により半田２を樹脂４に到達させ
ることなく巻線３の端部をピン端子１に接続できるの
で、樹脂４が溶けることなくピン端子１が安定し、端板
取付が容易となり、巻線３が樹脂４に食い込み固定され
ず、モールド成形時に巻線３に応力がかからないので巻
線不良が低減できる。
ることなく巻線３の端部をピン端子１に接続できるの
で、樹脂４が溶けることなくピン端子１が安定し、端板
取付が容易となり、巻線３が樹脂４に食い込み固定され
ず、モールド成形時に巻線３に応力がかからないので巻
線不良が低減できる。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明のモールドモータの
固定子は、樹脂で絶縁された固定子鉄芯に固定された結
線用のピン端子に固定鉄芯にほどこされた巻線の端部を
ピン端子下端に絡げた後、ピン端子上端に渡らせ再び絡
げた後、ピン端子上端に半田付けをすることにより端板
取付作業が向上し、かつ巻線不良を低減することができ
る。
固定子は、樹脂で絶縁された固定子鉄芯に固定された結
線用のピン端子に固定鉄芯にほどこされた巻線の端部を
ピン端子下端に絡げた後、ピン端子上端に渡らせ再び絡
げた後、ピン端子上端に半田付けをすることにより端板
取付作業が向上し、かつ巻線不良を低減することができ
る。
【図１】本発明の一実施の形態による固定子のピン端子
部の状態図
部の状態図
【図２】従来の固定子のピン端子部の状態図
【図３】一般的な端板を実装する前のモールドモータの
固定子の断面図
固定子の断面図
１ ピン端子 ２ 半田 ３ 巻線 ４ 樹脂 ５ 鉄芯 １１ ピン端子下端 １２ ピン端子上端
Claims (1)
- 【請求項１】樹脂で絶縁された固定子鉄芯に固定された
結線用のピン端子に固定子鉄芯にほどこされた巻線の端
部を前記ピン端子下端と上端に渡り線で接続されて分割
して巻き付けられ、前記ピン端子上端部のみ半田による
結線処理がほどこされたことを特徴としたモールドモー
タの固定子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28278095A JPH09131013A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | モールドモータの固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28278095A JPH09131013A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | モールドモータの固定子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09131013A true JPH09131013A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17656988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28278095A Pending JPH09131013A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | モールドモータの固定子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09131013A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56149150A (en) * | 1980-04-21 | 1981-11-18 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Monitor system of digital repeater |
| JP2003023744A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-24 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバステータのステータコイルの端子接続構造 |
| JP2007028826A (ja) * | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Asmo Co Ltd | 接続部の接続状態検査方法、その装置及びレゾルバステータ |
| CN108206598A (zh) * | 2016-12-16 | 2018-06-26 | 德昌电机(深圳)有限公司 | 电机装置及其定子 |
| WO2020110591A1 (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | ステータ、モータ及び送風装置 |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP28278095A patent/JPH09131013A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56149150A (en) * | 1980-04-21 | 1981-11-18 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Monitor system of digital repeater |
| JPS6336590B2 (ja) * | 1980-04-21 | 1988-07-20 | Nippon Telegraph & Telephone | |
| JP2003023744A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-24 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバステータのステータコイルの端子接続構造 |
| EP1870984A2 (en) * | 2001-07-05 | 2007-12-26 | Tamagawa Seiki Kabushiki Kaisha | Terminal connection structure of a resolver stator coil |
| EP1870984A3 (en) * | 2001-07-05 | 2008-12-31 | Tamagawa Seiki Kabushiki Kaisha | Terminal connection structure of a resolver stator coil |
| JP2007028826A (ja) * | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Asmo Co Ltd | 接続部の接続状態検査方法、その装置及びレゾルバステータ |
| CN108206598A (zh) * | 2016-12-16 | 2018-06-26 | 德昌电机(深圳)有限公司 | 电机装置及其定子 |
| WO2020110591A1 (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | ステータ、モータ及び送風装置 |
| JP2020089051A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | ステータ、モータ、及び送風装置 |
| CN113039708A (zh) * | 2018-11-26 | 2021-06-25 | 松下知识产权经营株式会社 | 定子、电动机和送风装置 |
| CN113039708B (zh) * | 2018-11-26 | 2023-10-13 | 松下知识产权经营株式会社 | 定子、电动机和送风装置 |
| US11942847B2 (en) | 2018-11-26 | 2024-03-26 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Stator, motor, and ventilation device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040601 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |