JPH09130267A - 直並列・並直列変換クロック乗り換え方法 - Google Patents

直並列・並直列変換クロック乗り換え方法

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JPH09130267A
JPH09130267A JP7283327A JP28332795A JPH09130267A JP H09130267 A JPH09130267 A JP H09130267A JP 7283327 A JP7283327 A JP 7283327A JP 28332795 A JP28332795 A JP 28332795A JP H09130267 A JPH09130267 A JP H09130267A
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JP
Japan
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serial
clock
parallel
phase
signal
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JP7283327A
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Yoshihito Sasaki
義仁 佐々木
Tsutomu Yuda
勉 湯田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は伝送信号の直並列・並直列変換におい
て、受信側クロックを送信側クロックに同期させるよう
に調整することにより、順序正しいビット配列の主信号
列をつくることを目的とする。 【解決手段】高速の信号系列においては、直列から並列
主信号への変換をする直並列変換部1を設ける。送信側
クロックと受信側クロックの位相の接近状況を監視する
位相監視部6を設け、この接近した信号出力68で受信
側クロックの位相を調整し,第3のクロック71を作成
する。この調整された第3のクロック71によって、並
列主信号53を順序正しいビット配列の直列主信号54
に変換して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、直列主信号を主
信号側の送信側のクロックではなくて受信側クロックに
同期したクロックによってタイミングを取り直して再び
直列主信号に変換して出力する方法において、主信号の
追い越しすなわち正確ではない順序のビット配列の防止
を目的とする直並列・並直列変換クロック乗り換え方法
に関する。
【0002】近年伝送容量の増大に伴い、各中継基地の
伝送装置としては受信側クロックに同期したクロックで
直列主信号のタイミングを取り直して,多重・分離処理
も含む装置内処理を施すことが必要になってきた。
【0003】
【従来の技術】
(1)第1の従来方法 第1の従来方法としては、直列主信号を入力として該直
列主信号から送信側クロックを作成して、該クロックに
て該直列主信号をランダム・アクセス・メモリに書き込
み,受信側クロックにてランダム・アクセス・メモリを
読み出す直列変換のクロック乗り換え方法がある。 (2)第2の従来方法 図9に第2の従来方法を示し、図10に該方法のタイム
チャ−トを示す。
【0004】1は直並列変換部、2は第1のフリップフ
ロップ(以下第1のFFという)、3は並直列変換部、
4はクロック抽出部、5は第1のパルス発生器部、13
は第2のパルス発生器部である。
【0005】51は直列主信号(入力)、52は直並列
変換部1の出力、90は第1のFF2の出力、54は並
直列変換部3の出力で直列主信号(出力)、クロック抽
出部4の出力として55は送信側クロック、第1のパル
ス発生器部5の出力として56は第1のクロックおよび
91は第9のクロック、69は受信側クロック、71は
69に同期した第3のクロックである。
【0006】直列主信号51(A0〜H0、A1〜H
1、・・・)を直並列変換部1に入力して、該直列主信
号から作成した送信側クロック55を入力として第1の
パルス発生器部5にて作成した8相の第1のクロック5
6で、位相が異なる並列主信号52に変換する。該並列
主信号52を第1のFF2に入力し、第1のパルス発生
器部5にて作成する第9のクロック91にてラッチし、
位相の合った並列主信号90に整形する。一方受信側ク
ロック69を入力として第2のパルス発生器部13にて
作成する8相の第3のクロック71を作成する。並直列
変換部3では、位相の合った並列主信号90を入力して
該8相の第3のクロック71で読み出し直列主信号出力
54(A0〜H0、A1〜H1、・・・)を得る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
(1)第1の従来方法の問題点 第1の従来方法では、直列主信号の速度が低速信号(約
10Mbit/sec以下)の場合は正確にクロック乗り換えが
行えるが、直列主信号の速度が高速信号(約10Mbit/s
ec以上)となるとランダム・アクセス・メモリの処理速
度が対応仕切れずに書き込みおよび読み出しタイミング
が正確に動作せず誤動作を発生し、正確でない順序のビ
ット配列で出力される問題があった。 (2)第2の従来方法の問題点 第2の従来方法では、入力の直列主信号51から抽出し
た送信側クロック55と受信側クロック69とが位相関
係の設定のない状態であるために、本装置への電源投入
時や温度変動時などにクロック関係の位相が微妙にずれ
ることがある。該例を図11の第2の従来方法のタイム
チャ−トに示す。図11の中で異常を発生する点に*印
を付す。
【0008】並列主信号90の位相変化点の以前(早過
ぎる時間位置)にて受信側クロックに同期した8本の位
相が異なる第3のクロック71の主信号のAに相当する
読み出しタイミング・クロックの立ち上がり点が存在
し、位相変化点の以後(正常な時間位置)に主信号のB
以降の読み出しタイミング・クロックの立ち上がり点が
存在するという微妙な変化点の存在になることがある。
すなわち並列主信号の開始タイミング以前の時(早過ぎ
る時間位置)に読み出しの受信側クロックに同期した8
本の位相が異なる第3のクロック71の主信号のAの読
み出しクロックの立ち上げ位相が存在することになり、
正確なタイミングではなく以前(早過ぎる時間位置)の
タイミングの主信号(主信号のA0)を読み出して正確
でない主信号順序を作成する誤動作(A0・B1・C1
・・・H1、・・・)が発生することとなる(A0は異
常挿入信号です)。正確な主信号順序は(A1・B1・
C1・・・H1、・・・)である。
【0009】この誤動作状態を解消する必要がある。 (3)発明の目的 上記第1および第2の従来方法における誤動作状態の発
生という課題点に鑑み、デ−タの順序が入れ替わらない
ように正確なクロックの乗り換えを行うことを達成する
ために、直列主信号に同期した送信側クロックと受信側
クロックに同期したクロックとの位相関係が設定されて
いなくても、直列主信号に同期した送信側クロックと受
信側クロックに同期したクロックとの位相を監視して,
その結果により受信側クロックに同期したクロックの位
相を変化させることによって正確な順序のビット配列と
する直並列・並直列変換クロック乗り換え方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1に本発明を実現する
方法のブロック図を示す。1は直並列変換部、2は並列
主信号ラッチ部、3は並直列変換部、4はクロック抽出
部、5は第1の制御部、6は位相監視部、13は第2の
制御部、14はタイミング・セレクト部で構成される。
【0011】51は直列主信号(入力)、52は直並列
変換部の出力、53は並列主信号ラッチ部の出力,54
は並直列変換部の出力である直列主信号(出力)、55
はクロック抽出部の出力である送信側クロック、56は
第1の制御部の出力である第1のクロック、57は第2
のクロック、58は第1の制御部の出力である第1の位
相信号、59は第2の制御部の出力である第2の位相信
号、68は位相監視部の出力である位相接近監視信号、
69は受信側クロック、70は受信側クロックに同期し
たセレクト信号、71は受信側クロックに同期した第3
のクロックである。
【0012】直列主信号51を入力し、この直列主信号
から抽出した送信側クロックに同期したn本の位相が異
なる第1のクロック56で直並列変換部1を駆動し、位
相の異なる並列主信号52を作成することと、また位相
の異なった並列主信号を並直列変換部3の入力とし、受
信側クロック69から作成したn本の位相が異なる第3
のクロック71によって直列主信号54に変換し出力す
ることにより、正確な順序のビット配列をなし遂げる。
第3のクロック71は、次に述べるように送信側クロッ
クと受信側クロックのお互いの位相を監視し、その出力
である位相接近監視信号によって、並列主信号の位相に
合致するように位相調整される。
【0013】またさらに直列主信号から抽出した送信側
クロックに同期したn本の位相が異なる第2のクロック
57で並列主信号ラッチ部2を駆動し、再び位相の異な
る並列主信号53を作成することと、この直列主信号5
1から作成した第2のクロックに同期した第1の位相信
号58と受信側クロックから作成した第2の位相信号5
9の位相を監視し位相が接近した時、位相監視部6で位
相接近監視信号68を出力して並直列変換部3のタイミ
ング・クロックである受信側クロックに同期したセレク
ト信号70の位相を選択して、第3のクロック71の位
相を変化させることにより、正確な順序のビット配列を
なし遂げる。さらに直列主信号から抽出した送信側クロ
ックと受信側クロックの位相を比較し受信側クロックの
位相を修正する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を示す。実施
の形態では、直列主信号1本(8ビット直列主信号)
を、受信側クロックによりビット配列の順序を正しく配
列して(A1・B1・C1・・・H1、・・・)、直列
主信号1本にタイミング変換する場合を説明する。 (1)第1の実施の形態 図2に第1の実施の形態を示し、図3および図4に第1
の実施の形態のタイムチャ−ト(その1)および(その
2)を示す。
【0015】1は直並列変換部、2は第1のFF、3は
並直列変換部、4はクロック抽出部、5は第1のパルス
発生器部、6は第1のAND回路部、7は第2のAND
回路部、8はOR回路部、9はセット・リセット・フリ
ップフロップ(以下SRFFという)、13は第2のパ
ルス発生器部、14は分岐器(以下SELという)を示
す。
【0016】51は直列主信号(入力)、52は直並列
変換部の出力、53は第1のFFの出力、54は並直列
変換部の出力である直列主信号(出力)、55はクロッ
ク抽出部の出力である送信側クロック、56は第1のパ
ルス発生器部の出力である第1のクロック、57は第2
のクロック、58は第1のパルス発生器部の出力である
直列主信号の第1の位相信号、60は第1のAND回路
部の出力、61は第2のAND回路部の出力、62は初
期化信号、63はOR回路部の出力、68はSRFFの
出力である位相接近監視信号、69は受信側クロック、
59は第2のパルス発生器部の出力である受信側クロッ
クの第2の位相信号φ1およびφ2、70は受信側クロ
ックに同期した8相×2系統のセレクト信号(S1およ
びS2)、71は受信側クロックに同期した第3のクロ
ックである。
【0017】回路の動作を順に説明する。直列主信号5
1を入力し、クロック抽出部4により送信側クロック5
5を抽出して第1のパルス発生器部5に入力する。第1
のパルス発生器部5では、直並列変換部1を駆動する直
列主信号に同期した8相の第1のクロック56、第1の
FF2を駆動する直列主信号に同期した8相の第2のク
ロック57、第2のクロックの8相の1番速いタイミン
グの信号位相すなわちA信号の読み取り位相と一致した
第1の位相信号58を作成する。
【0018】直列主信号から抽出した送信側クロックに
同期した8本の位相が異なる第1のクロック56にて、
直列主信号を直並列変換部1にて位相の異なる並列主信
号52に変換する。並列主信号52を第1のFF2に入
力して、直列主信号に同期した8相の第2のクロック5
7にて再び位相の異なる並列主信号53に変換する。並
列主信号53を入力として、受信側クロック69から作
成する位相を調整した第3のクロック71にて並直列変
換部3を駆動し、再度直列主信号54に変換して出力す
る。
【0019】この直列主信号に同期した送信側クロック
と受信側クロックに同期したクロックとの間には位相関
係が設定されていない。この位相調整を行うものが位相
監視部であり、並列主信号53を並直列変換部3にて直
列主信号54に変換する第3のクロック71の位相を制
御する。この位相監視部は、第1のAND回路部6、第
2のAND回路部7、OR回路部8、SRFF9で構成
する。第1のパルス発生器5では第2のクロックに同期
した第1の位相信号58を生成し、第1のAND回路部
6および第2のAND回路部7へ送出する。第2のパル
ス発生器部13では、受信側クロック69を入力してセ
レクト信号70である8相×2系統のS1およびS2と
第2の位相信号(2本)59を出力する。
【0020】一方S1とS2の関係について説明する。
S1の位相とS2の位相の関係は、S1の一番速いタイ
ミングのクロックすなわち直列主信号のAを読み取るタ
イミングとS2の一番速いタイミングのクロックすなわ
ち直列主信号のAを読み取るタイミングとの間は4クロ
ック分の間隔があり、S1の位相のほぼ中心にS2の位
相であり、S2の信号は、S1の位相を変えたものであ
る。
【0021】第2の位相信号59の2本とはφ1および
φ2であり、図3の59の第2の位相信号、図4の70
の第2のパルス発生器部13の出力(S1およびS2)
を参照されたい。第2の位相信号であるφ1は、8相に
変換したセレクト信号S1の1番速いタイミングの信号
位相すなわちA信号の読み取り位相と一致しており、ま
た一方の第2の位相信号であるφ2は、8相に変換した
セレクト信号S2の1番速いタイミングの信号位相すな
わちA信号の読み取り位相と一致している。この第2の
位相信号のφ1は、第1のAND回路部6に送出し、ま
た第2の位相信号のφ2は、第2のAND回路部7に送
出する。図3に示すように第1の位相信号58の位相
が、第2の位相信号59の位相φ1と重なった時、AN
D回路部6の出力60として“1”が出力され、AND
回路部7の出力61として“0”が出力される。OR回
路部8では61出力“0”と初期化信号62でORを取
り、出力63として“0”を出力する。このようにして
SRFF9の入力Sには第1の位相信号と第2の位相信
号が重なった時“1”がセットされ、入力Rには“0”
が入りリセットが効かない状況となり、SEL14の出
力位相を変えるものとしての位相接近監視信号68とし
て“1”を出力する。
【0022】位相接近監視信号68でセレクト信号70
を入力とするSEL14でS1の位相からS2の位相に
切り換えて、並直列変換部3への第3のクロック71の
位相変更を行う。
【0023】上記のように第1のFFの出力53の位相
が異なる並列主信号を入力とし、並直列変換部3を位相
調整された第3のクロック71により駆動して、正確な
順序のビット配列の直列主信号54を出力することがで
きる。この様態を図3および図4に示す。 (2)第2の実施の形態 図5に第2の実施の形態を示し、図6にNAND回路部
の詳細を示し、図7および図8に第2の実施の形態のタ
イムチャ−ト(その1)および(その2)を示す。第2
の実施の形態では、第1の実施の形態に操作者が設定可
能なAUTO/MAN信号65および外部制御信号
(0,1,2)671、672、673を追加し、また
セレクト信号70を8相×8系統に位相変化させること
を追加して、直並列・並直列変換クロック乗り換えを行
う。
【0024】1は直並列変換部、2は第1のFF、3は
並直列変換部、4はクロック抽出部、5は第1のパルス
発生器部、6は第1のAND回路部、7は第2のAND
回路部、8はOR回路部、9はSRFF、10は第3の
AND回路部、11はEOR回路部、12はNAND回
路部、13は第2のパルス発生器部、14はSELを示
す。
【0025】51は直列主信号(入力)、52は直並列
変換部の出力、53は第1のFFの出力、54は並直列
変換部の出力である直列主信号(出力)、55はクロッ
ク抽出部の出力である送信側クロック、56は第1のパ
ルス発生器部の出力である第1のクロック、57は第2
のクロック、58は第1のパルス発生器部の出力である
直列主信号の第1の位相信号、60は第1のAND回路
部の出力、61は第2のAND回路部の出力、62は初
期化信号、63はOR回路部の出力、64はSRFFの
出力、65はAUTO/MAN信号、66は第3のAN
D回路部、671、672、673および674、67
5、676は外部制御信号(0、1、2)、68はEO
Rの出力である位相接近監視信号、69は受信側クロッ
ク、59は第2のパルス発生器部の出力である第2の位
相信号φ1およびφ2、70は受信側クロックに同期し
た8相×8系統のセレクト信号(S1、S2、S3、S
4、S5、S6、S7、S8)、71は受信側クロック
に同期した第3のクロックである。
【0026】回路の動作を順に説明する。直列主信号5
1を入力し、クロック抽出部4により送信側クロック5
5を抽出して第1のパルス発生器部5に入力する。第1
のパルス発生器部5では、直並列変換部1を駆動する直
列主信号に同期した8相の第1のクロック56、第1の
FF2を駆動する直列主信号に同期した8相の第2のク
ロック57、第2のクロックの8相の1番目の信号位相
すなわちA信号の読み取り位相と一致した第1の位相信
号58を作成する。
【0027】直列主信号51から抽出した送信側クロッ
ク55に同期した8本の位相が異なる第1のクロック5
6にて、直列主信号51を直並列変換部1にて位相の異
なる並列主信号52に変換する。並列主信号52を第1
のFF2に入力して、直列主信号51に同期した8相の
第2のクロック57にて再び位相の異なる並列主信号5
3に変換する。並列主信号53を入力として、受信側ク
ロック69から作成する位相を調整した8本の位相が異
なる第3のクロック71にて並直列変換部3を駆動し、
再度直列主信号54に変換して出力する。
【0028】第2の実施の形態では,操作者が設定可能
なAUTOモ−ドでの動作およびMAN(マニュアル)
モ−ドでの動作がある。まずAUTOモ−ドの場合の動
作について説明する。図7および図8に示すようにAU
TOモ−ド時(AUTO/MAN信号が“1”)の伝送
路から抽出した送信側クロックと受信側クロックの近接
が発生した場合の位相切り換え方法について説明する。
直列主信号に同期した送信側クロックと受信側クロック
に同期したクロックとの間には位相関係が設定されてい
ない。この位相調整を行うものが位相監視部であり、並
列主信号53を並直列変換部3にて直列主信号54に変
換する8本の位相が異なる第3のクロック71の位相を
調整する。この位相監視部は、第1のAND回路部6、
第2のAND回路部7、OR回路部8、SRFF9、第
3のAND回路部10、EOR回路部11、NAND回
路部12で構成する。第1のパルス発生器5では第2の
クロックに同期した第1の位相信号58を生成し、第1
のAND回路部6および第2のAND回路部7へ送出す
る。
【0029】第2のパルス発生器部13では、受信側ク
ロック69を入力してセレクト信号70(8相×8系統
のS1、S2、S3、・・・、S8)と2本の第2の位
相信号59を出力する。第2の位相信号59の2本は、
図7に示したφ1およびφ2である。第2の位相信号で
あるφ1は、8相に変換したセレクト信号S1の1番速
いタイミングの信号位相すなわちA信号の読み取り位相
と一致しており、また一方の第2の位相信号であるφ2
は、8相に変換したセレクト信号S4の1番速いタイミ
ングの信号位相すなわちA信号の読み取り位相と一致し
ている。第2の位相信号のφ1は、第1のAND回路部
6に送出し、第2の位相信号のφ2は、第2のAND回
路部7に送出する。図7に示すように第1の位相信号5
8の位相が、第2の位相信号59の位相φ1と重なった
時、第1のAND回路部6の出力60として“1”が出
力され、第2のAND回路部7の出力61として“0”
が出力される。OR回路部8では61出力“0”と初期
化信号62でORを取り、出力63として“0”を出力
する。このようにしてSRFF9の入力Sは“1”に、
入力Rは“0”にセットされて、出力64は“1”とし
て出力される。第3のAND回路部10は、AUTO/
MAN信号が“1”だからSRFF9からの信号64を
有効にして出力66としてEOR回路部11に“1”を
入力して出力68を“1”とする。
【0030】NAND回路部12では、図6に示すよう
に外部制御信号(0、1、2)をAUTO/MAN信号
が“1”の時には、この信号が反転して“0”で外部制
御信号をANDするために、外部制御信号はインヒビッ
トされ、674、675、676は“0”として出力さ
れる。
【0031】結局SEL14への切り換え信号は“10
0(2進法)=4”となり(図8の(68、675 、674)の
信号を参照)、図8のようにS1からS4に切り換えら
れ出力位相を選択する。このようにセレクト信号70を
入力とするSEL14で位相を変化させてS1の位相か
らS4の位相に変化させて、並直列変換部3への第3の
クロック71の位相変化を行わせることを備える。この
S4の信号は、第2のパルス発生器部13のS1の配列
をかえたものである。
【0032】上記のように第1のFFの出力53の位相
が異なる並列主信号を入力とし、並直列変換部3を位相
調整された8本の位相が異なる第3のクロック71によ
り駆動して、正確な順序のビット配列の直列主信号54
を出力することができる。この様態を図7および図8に
示す。
【0033】次にAUTO/MAN信号が“0”である
マニュアルモ−ド時の伝送路から抽出した送信側クロッ
クと受信側クロックの近接が発生した場合の位相切り換
え方法について説明する。マニュアルモ−ドでは、AU
TO/MAN信号が“0”となり、第3のAND回路部
10によって第1AND回路部6、第2のAND回路部
7、OR回路部8およびSRFF9の各部回路の動作出
力64がAUTO/MAN信号“0”によってインヒビ
ットされ、操作者が設定可能な外部制御信号0(67
4)、1(675)、2(676)により受信側クロッ
クの位相が選択されて直列主信号が出力される。例えば
外部制御信号(2、1、0)として、“1”、“0”、
“1”が入力された場合には、101(2進法)=5で
あるからセレクト信号70はS5が選択され、71の8
本の位相が異なる第3のクロックとしてS5が出力され
る。また外部制御信号(2、1、0)として、“0”、
“1”、“1”が入力された場合には、011(2進
法)=3であるからセレクト信号70はS3が選択さ
れ、71の8本の位相が異なる第3のクロックとしてS
3が出力される。
【0034】以上説明した第1および第2の実施態様で
は、第1のFFで並列主信号52の位相を再度位相の異
なる並列主信号53にリタイミングすることによって、
受信側クロックの位相と調整を行う直列主信号のタイミ
ング(位相信号)を容易に作ることができるという本実
施形態特有の効果がある。
【0035】
【発明の効果】従来方法のように正確でない順序のビッ
ト配列で出力される問題点に鑑み、伝送情報のビット配
列を正確に保ちつつクロック乗り換えを行うことを達成
するために、直並列変換を行い位相の異なる並列主信号
を得て、該並列主信号を受信側クロックすなわち乗り換
え先のクロックに同期したクロックにて再び正確な順序
のビット配列の直列主信号に変換する直並列・並直列変
換クロック乗り換えを実現することができる。
【0036】更に直列主信号に同期した送信側クロック
と受信側クロックすなわち乗り換え先のクロックに同期
したクロックとの位相関係が設定されていなくても、直
列主信号に同期した送信側クロックと受信側クロックす
なわち乗り換え先のクロックに同期したクロックとの位
相を監視して,その結果により受信側クロックすなわち
乗り換え先のクロックに同期したクロックの位相を変化
させることによって正確な順序のビット配列とする直並
列・並直列変換クロック乗り換え方法を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法のブロック図である。
【図2】第1の実施の形態である。
【図3】第1の実施の形態のタイムチャ−ト(その1)
である。
【図4】第1の実施の形態のタイムチャ−ト(その2)
である。
【図5】第2の実施の形態である。
【図6】NAND回路部の詳細図である。
【図7】第2の実施の形態のタイムチャ−ト(その1)
である。
【図8】第2の実施の形態のタイムチャ−ト(その2)
である。
【図9】第2の従来方法である。
【図10】第2の従来方法のタイムチャートである
【図11】第2の従来方法のタイムチャ−ト(誤動作時
の)である。
【符号の説明】
1 直並列変換部 2 並列主信号ラッチ部(第1のFF) 3 並直列変換部 4 クロック抽出部 5 第1の制御部(第1のパルス発生器部) 6 第1のAND回路部 7 第2のAND回路部 8 OR回路部 9 SRFF 10 第3のAND回路部 11 EOR回路部 12 NAND回路部 13 第2の制御部(第2のパルス発生器部) 14 タイミング・セレクト部(SEL) 51 直列主信号(入力) 52 直並列変換部の出力 53 並列主信号ラッチ部(第1のFF)の出力 54 直列主信号(出力) 55 送信側クロック 56 第1のクロック 57 第2のクロック 58 直列主信号の第1の位相信号 59 第2の制御部(第2のパルス発生器部)出力であ
る第2の位相信号 60 第1のAND回路部の出力 61 第2のAND回路部の出力 62 初期化信号 63 OR回路部の出力 64 SRFFの出力 65 AUTO/MAN信号 66 第3のAND回路部の出力 671 外部制御信号(0) 672 外部制御信号(1) 673 外部制御信号(2) 674 外部制御信号(0)(NAND回路部の出力) 675 外部制御信号(1)(NAND回路部の出力) 676 外部制御信号(2)(NAND回路部の出力) 68 EOR回路部の出力である位相接近監視信号 69 受信側クロック 70 第2の制御部(第2のパルス発生器部)出力であ
るセレクト信号 71 分岐器(SEL)出力である第3のクロック 90 第1のFFの出力 91 第9のクロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列主信号を該直列主信号から抽出した
    送信側クロックにより並列主信号に変換し、この並列主
    信号を受信側クロックにより直列主信号に変換する直並
    列・並直列変換クロック乗り換え方法において、 前記直列主信号から抽出した送信側クロックに同期した
    n本の位相が異なる第1のクロックによって、前記直列
    主信号を読み取りn本の位相が異なるn本の並列主信号
    に変換し、 このn本の位相が異なる並列主信号を受信側クロックに
    同期したn本の位相が異なる第3のクロックにより読み
    取り、直列主信号に変換することを特徴とする直並列・
    並直列変換クロック乗り換え方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の直並列・並直列変換クロ
    ック乗り換え方法において、 前記n本の位相が異なる並列主信号を、前記直列主信号
    から抽出した送信側クロックに同期し、かつn本の位相
    が異なる特定のタイミングで読み出す第2のクロックに
    よって、位相変化させてラッチした位相の異なる新たな
    n本の並列主信号を得て前記直列主信号から抽出した送
    信側クロックに同期した第1の位相信号と受信側クロッ
    クから作成した第2の位相信号とが接近した時、並直列
    変換のタイミングクロックである受信側クロックに同期
    したn本の位相が異なる第3のクロックの位相を変化さ
    せて、この新たなn本の並列主信号を直列主信号に変換
    することを特徴とする直並列・並直列変換クロック乗り
    換え方法。
JP7283327A 1995-10-31 1995-10-31 直並列・並直列変換クロック乗り換え方法 Withdrawn JPH09130267A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003516092A (ja) * 1999-12-03 2003-05-07 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ デジタル通信におけるデータ損失低減方法およびシステム
JP2009094998A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Hynix Semiconductor Inc データ中継装置およびこれを含む半導体集積回路

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