JPH09125665A - デザインタイル及びその施工方法 - Google Patents

デザインタイル及びその施工方法

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JPH09125665A
JPH09125665A JP31364295A JP31364295A JPH09125665A JP H09125665 A JPH09125665 A JP H09125665A JP 31364295 A JP31364295 A JP 31364295A JP 31364295 A JP31364295 A JP 31364295A JP H09125665 A JPH09125665 A JP H09125665A
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JP
Japan
Prior art keywords
design
tile
adhesive sheet
cut
design tile
Prior art date
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Pending
Application number
JP31364295A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuko Ito
和子 伊藤
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PUROKA CORP KK
Original Assignee
PUROKA CORP KK
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Publication date
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  • Floor Finish (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 細かいパーツで構成されたデザインタイルに
おいて、パーツの脱落を防止する。 【解決手段】 デザイン小片a,b,c,…,pは、異
なる種類の複数のプラスチックタイルを、コンピュータ
制御のもとで超音波振動させたナイフで切断して作成し
たものである。一方、ベースとなるプラスチックタイル
3には、上記ナイフで形成された切り抜き孔4が形成さ
れ、各小片a,b,c,…,pは切り抜き孔4にはめ込
まれてデザインタイル5を形成する。各デザイン小片
a,b,c,…,pの形状や模様を変えることにより好
みのデザインタイルを作ることができる。デザインタイ
ル5の裏面には、接着シート6が貼付され、それにより
各デザイン小片a,b,c,…が脱落しないように固定
される。接着シート6はガラス繊維強化プラスチック6
aに接着剤6bが塗布されて成る。接着シート6の裏面
には粘着剤7を介して剥離紙8が貼付されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のデザイン小
片を組み合わせて成るデザインタイルに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、商業施設や公共施設では、幾何学
模様のデザインポイント、イラスト、ロゴなどを床面に
施してところがよく見受けられる。これらは、プラスチ
ックタイル等を、色、形、模様の異なる小片に切断し
て、それらをはめ合わせ、寄せ合せ、または象眼加工す
ることよって、まとまりのあるパターンを形成したする
ものである。
【0003】小片を組み合わせてデザインタイルを形成
する場合、これを施工現場まで運搬する際、従来は、デ
ザインタイルの各小片が運搬の途中において脱落しない
ようにアプリケーションテープ(粘着テープ)によって
固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなデザインタイルの表面部分をテープで止める方法
では、デザインタイルが細かいパーツを含む場合には、
その細かなパーツが脱落しやすい、という問題があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
の課題を解決するために、複数の異なる形状または模様
を有するデザイン小片を組み合わせて成るデザインタイ
ルの裏面を接着シートで固定するようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を超音波
振動するナイフを用いて切断した例について説明する。
【0007】プラスチックタイルとしてポリ塩化ビニル
系(塩ビ系)タイル使用し、それを超音波振動させたナ
イフで切断する。切断は、たとえば、コンピュータ制御
された公知のフラットヘッド型オートカッタで行われ
る。
【0008】フラットヘッド型オートカッタは一般的な
XYプロッタ(数値制御プロッタ)として公知であり、
図1に示すように、カットテーブル12に塩ビタイル1
4を載せ、超音波振動するナイフ16で塩ビタイル14
を切断する。塩ビタイル14は、たとえば、カットテー
ブル12に負圧孔を設け、吸着されて固定される。
【0009】ナイフ16は、昇降制御機構や回転制御機
構と共にユニット化され(ユニット22)、ユニット2
2はアーム20に沿ってスライドし(X軸方向)、アー
ム20はレール24に沿ってスライドする(Y方向)。
また、ユニット22の昇降制御機構によってナイフ16
の上下動(Z方向)が、回転制御機構によってナイフ1
6の回転角度(角度θ)がそれぞれ制御される。以上の
ように、ナイフ16は、コンピュータ制御に基づいて
X、Y、Z方向に移動し、所定角度(θ)回転される。
【0010】ナイフ16は、ユニット22の一部である
超音波ホーン17の下端に取り付けられ、その先端はた
とえば60度切り欠かれた鋭角の刃先となっている。ユ
ニット22が下降すると、ナイフ16の刃先が塩ビタイ
ル14に切り込まれ、超音波ホーン17をたとえば28
〜38kHzで超音波振動させながら、ユニット22を
XY方向に移動させれば、塩ビタイル14がナイフ17
で切断される。角のある模様の場合は、角部分において
ナイフ17を上昇させ一旦塩ビタイル14から抜き、そ
の角度(θ)を変えて刃先の向きを変える。その後再び
ナイフ17を下降させて演技タイル14を切断する。
【0011】図2は本実施例によるデザインタイルを示
す図であり、(a)は平面図、(b)はそのA−A線断
面拡大図である。また図3はデザインタイルの分解図で
ある。デザイン小片a,b,c,…,pは、異なる種類
の複数のプラスチックタイルを、上述したコンピュータ
制御の超音波振動ナイフ16で切断して作成したもので
ある。一方、ベースとなるプラスチックタイル3には、
上記ナイフ16で形成された切り抜き孔4が形成され、
各小片a,b,c,…,pは切り抜き孔4にはめ込まれ
て、図2(a)に示すようなデザインタイル5を形成す
る。各デザイン小片a,b,c,…,pの形状や模様を
変えることにより好みのデザインタイルを作ることがで
きる。
【0012】プラスチックタイルとしては、塩ビタイル
で多層構造のもの(ラミネートタイル)、たとえば、透
明クリア層、塩ビ印刷層、バッキング層等を重ね合せた
ものを使用することができる。
【0013】図2(b)に示すように、デザインタイル
5の裏面には、接着シート6が貼付され、それにより各
デザイン小片a,b,c,…が脱落しないように固定さ
れる。接着シートはガラス繊維強化プラスチック6aに
接着剤6bが塗布されて成るもので、ガラス繊維強化プ
ラスチック6aとしては、たとえば、三井東圧化学製の
長繊維強化熱可塑性樹脂複合材「PREGLON」等を
使用することができる。接着シート6の裏面には粘着剤
7を介して剥離紙8が貼付されている。
【0014】接着シート6としてガラス繊維強化プラス
チックを使用することにより、各デザイン小片を固定す
るばかりでなく、デザイン小片およびデザインタイル全
体の伸縮が抑制され、寸法安定性が得られる。すなわ
ち、一般に、プラスチックタイルまたはシートは、温度
変化や経時変化により伸縮する性質があるが、実施例の
ようにガラス繊維強化プラスチック6aを裏面に施すこ
とにより、デザイン小片およびデザインタイル全体の形
状、寸法を安定させることができる。
【0015】接着シート65しては、上記ガラス繊維強
化プラスチックに限らず、他の材料を使用してもよい。
その材質は限定されないが、寸法安定性の良い材料を用
いるのが好ましい。
【0016】また、デザイン小片a,b,c,…,pや
ベース3を切断するのに超音波振動ナイフ16を使用す
るため、デザインやパターンのコーナー部をシャープに
形成することができる。たとえば、図3のBで示すコー
ナー部は、他の切断方法(たとえばレーザ、ルーター
等)によれば、角が丸くなってしまい、デザイン小片を
はめたときに隙間ができてしまう。これに対して、本実
施例によれば、コーナーBをシャープに形成できるの
で、極めて精細なパターンを容易に作成することができ
る。
【0017】図4は、デザインタイルの施工方法を示す
図であって、以上のようにして組み合わせたデザインタ
イル5を所定の位置に位置決めする。そして、剥離紙8
をはがし、床面Fに置くと、タイル5は粘着剤7の作用
で床面Fに固定される。デザインタイル5を設置した
後、それを基準として周りのタイルを、図4に示すよう
に、貼り付けていく。
【0018】以上のように、デザインタイル5を一体製
品として扱うことができるようになり、熟練を要するこ
となく、複雑なデザインタイルを簡単に貼り付けること
が可能となる。
【0019】なお、粘着剤7、剥離紙8を設けずにタイ
ル5を床に置くだけでもよく、またタイル5裏面の数箇
所だけ粘着剤7を塗布するようにしてもよい。さらに、
粘着剤7として弱粘着タイプのものを使用して、タイル
の取り替えが容易にできるようにしてもよい。
【0020】図5は本発明の第2実施例を示す断面図で
あり、本実施例においては、第1実施例のデザインタイ
ルの表面に、透明層9を形成した。これにより、デザイ
ンタイルの表面を保護することができる。透明層9とし
ては、たとえば透明クリア塩ビシートを用い、公知のラ
ミネータやラミネータ加工方法によって形成することが
できる。その他の構成部分は第1実施例と同様である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のデザイン小片から成るデザインタイルを裏面から
接着シートで固定したので、個々のデザイン小片が脱落
することがなくなる。それにより、デザインタイルを一
体の製品とすることができ、取り扱いが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラスチックタイルを切断するための超音波振
動ナイフを備えたオートカッタの斜視図。
【図2】(a)デザインタイルの平面図、(b)は
(a)のA−A線断面図。
【図3】デザインタイルの分解図。
【図4】デザインタイルの施工方法を示す斜視図。
【符号の説明】
a,b,…,p デザイン小片 3 ベース 4 切り抜き孔 5 デザインタイル 6 接着シート 7 粘着剤 8 剥離紙 9 透明層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】プラスチックタイルを切断するための超音波振
動ナイフを備えたオートカッタの斜視図。
【図2】(a)デザインタイルの平面図、(b)は
(a)のA−A線断面図。
【図3】デザインタイルの分解図。
【図4】デザインタイルの施工方法を示す斜視図。
【図5】本発明の第2実施例を示す断面図。
【符号の説明】 a,b,…,p デザイン小片 3 ベース 4 切抜き孔 5 デザインタイル 6 接着シート 7 粘着剤 8 剥離紙 9 透明層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JLJ C09J 7/02 JLJ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる形状または模様を有するデ
    ザイン小片を組み合わせて成るデザインタイルの裏面を
    接着シートで固定したことを特徴とするデザインタイ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記接着シートは、ガラス繊維強化プラ
    スチックに接着剤を塗布して成る請求項2に記載のデザ
    インタイル。
  3. 【請求項3】 前記デザイン小片は、コンピュータ制御
    のもとで超音波振動させたナイフによって切断された請
    求項1または2に記載のデザインタイル。
  4. 【請求項4】 異なる種類の複数のプラスチックタイル
    を、コンピュータ制御のもとで超音波振動させたナイフ
    で切断し、その切断した小片を、他のプラスチックタイ
    ルに形成された切り抜き孔にはめ込み、裏面から接着シ
    ートで固定したことを特徴とするデザインタイル。
  5. 【請求項5】 前記デザインタイルの表面に透明層を形
    成した請求項1ないし4のいずれか1項に記載のデザイ
    ンタイル。
  6. 【請求項6】 複数のデザイン小片を組み合わせてデザ
    インタイルを形成し、前記デザインタイルを接着シート
    で接着し、前記接着されたデザインタイルを前記接着シ
    ート部分を下にして床に設置または接着し、その周りに
    他の通常のタイルを敷設することを特徴とするデザイン
    タイルの施工方法。
JP31364295A 1995-11-07 1995-11-07 デザインタイル及びその施工方法 Pending JPH09125665A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004044272A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Niidobureen:Kk プラスチックタイル及びプラスチックタイル敷き床のメインテナンス方法
JP2006233649A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Ryoichi Kitamura タイル材
WO2009075399A1 (en) 2007-12-13 2009-06-18 Lg Chem, Ltd. Custom mosaic flooring and method for constructing the same

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2011505511A (ja) * 2007-12-13 2011-02-24 エルジー・ケム・リミテッド カスタムメイドのモザイクフローリング及びその施工方法

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