JP2546388Y2 - カード類印字用ホルダー - Google Patents
カード類印字用ホルダーInfo
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- JP2546388Y2 JP2546388Y2 JP7082291U JP7082291U JP2546388Y2 JP 2546388 Y2 JP2546388 Y2 JP 2546388Y2 JP 7082291 U JP7082291 U JP 7082291U JP 7082291 U JP7082291 U JP 7082291U JP 2546388 Y2 JP2546388 Y2 JP 2546388Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- cards
- cover
- card
- holder
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カード類印字用ホルダ
ーに関し、詳しくは、小型カード、ラベル等のカード類
に、ワードプロセッサ等で作成した所定の文字又は図形
等をシリアルプリンターで印字する際に、該カード類の
固定に使用されるカード類印字用ホルダーに関する。
ーに関し、詳しくは、小型カード、ラベル等のカード類
に、ワードプロセッサ等で作成した所定の文字又は図形
等をシリアルプリンターで印字する際に、該カード類の
固定に使用されるカード類印字用ホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ワードプロセッサ等で作成した文
書の出力装置として、インパクト方式、サーマル、イン
クジェット等のノンインパクト方式の各種シリアルプリ
ンターが広く用いられている。これらのワードプロセッ
サ等のソフト(ソフトウエア)は、主としてA4、B4
等の定形紙を印字対象としており、出力装置であるシリ
アルプリンターにおいても、通常、定形紙を印字対象と
している。
書の出力装置として、インパクト方式、サーマル、イン
クジェット等のノンインパクト方式の各種シリアルプリ
ンターが広く用いられている。これらのワードプロセッ
サ等のソフト(ソフトウエア)は、主としてA4、B4
等の定形紙を印字対象としており、出力装置であるシリ
アルプリンターにおいても、通常、定形紙を印字対象と
している。
【0003】従って、小型カード、ラベル等のカード類
に、上記シリアルプリンターを用いて所定の文字又は図
形等を印字しようとする場合、従来、次のような方法が
採られている。即ち、定形紙等のシートを台紙(ホルダ
ー)として、該台紙の表面の所定位置に、上記カード類
を貼付け固定して印字するか、又は四隅に切り込みを入
れた台紙(ホルダー)上に、該切り込みを介して上記カ
ード類を固定して印字する方法が採られている。
に、上記シリアルプリンターを用いて所定の文字又は図
形等を印字しようとする場合、従来、次のような方法が
採られている。即ち、定形紙等のシートを台紙(ホルダ
ー)として、該台紙の表面の所定位置に、上記カード類
を貼付け固定して印字するか、又は四隅に切り込みを入
れた台紙(ホルダー)上に、該切り込みを介して上記カ
ード類を固定して印字する方法が採られている。
【0004】また、上述のような試し印字を必要としな
い製品として、シート等のホルダーに貼付け固定したカ
ード類を、印字用ソフトと組合せたものも市販されてい
る。
い製品として、シート等のホルダーに貼付け固定したカ
ード類を、印字用ソフトと組合せたものも市販されてい
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、カード
類を台紙に貼付け固定する方法による場合、カード類を
粘着ラベル形態にして置く必要があり、自ずと印字可能
なカード類は、その種類に大きな制限を受けることにな
り実用的ではない。また、四隅に切り込みを入れたホル
ダーにカード類を固定する方法による場合、所定の大き
さのカード類しか適用できず、しかもカード類は四隅の
みで固定され且つホルダーから浮いた状態で固定される
ため、ホルダーに確実に固定され難く印字位置に狂いが
生じ、解像度が低下する等の課題があった。
類を台紙に貼付け固定する方法による場合、カード類を
粘着ラベル形態にして置く必要があり、自ずと印字可能
なカード類は、その種類に大きな制限を受けることにな
り実用的ではない。また、四隅に切り込みを入れたホル
ダーにカード類を固定する方法による場合、所定の大き
さのカード類しか適用できず、しかもカード類は四隅の
みで固定され且つホルダーから浮いた状態で固定される
ため、ホルダーに確実に固定され難く印字位置に狂いが
生じ、解像度が低下する等の課題があった。
【0006】また、カード類を上述の如く固定して、通
常のシリアルプリンターを用いて印字する場合、本来、
定形紙を対象としているワードプロセッサ等の印字指令
(設定)により該シリアルプリンターを作動させるた
め、適切な印字を行うには、数回試し印字を行なって適
切な印字指令(設定)を決定した後、該印字指令(設
定)により印字を行なう必要があるが、ソフトを利用し
ない前述の固定法では試し印字も実質上不可能である。
常のシリアルプリンターを用いて印字する場合、本来、
定形紙を対象としているワードプロセッサ等の印字指令
(設定)により該シリアルプリンターを作動させるた
め、適切な印字を行うには、数回試し印字を行なって適
切な印字指令(設定)を決定した後、該印字指令(設
定)により印字を行なう必要があるが、ソフトを利用し
ない前述の固定法では試し印字も実質上不可能である。
【0007】また、印字用ソフトと組み合わされたカー
ド類による場合は、試し印字を必要とせずに正確な印字
が可能であるが、カード類が形状、サイズが同一の特定
のものに制限され、しかも印字用ソフトによってカード
類に対する印字位置が特定位置に設定されているため、
印字用ソフトを変更しない限り、印字位置を変更できな
いという問題もあった。
ド類による場合は、試し印字を必要とせずに正確な印字
が可能であるが、カード類が形状、サイズが同一の特定
のものに制限され、しかも印字用ソフトによってカード
類に対する印字位置が特定位置に設定されているため、
印字用ソフトを変更しない限り、印字位置を変更できな
いという問題もあった。
【0008】従って、本考案の目的は、シリアルプリン
ターを用いて、形状、サイズが必ずしも同一でない種々
のカード類に対して、所定の位置に容易に印字を可能と
する、カード類印字用ホルダーを提供することにある。
ターを用いて、形状、サイズが必ずしも同一でない種々
のカード類に対して、所定の位置に容易に印字を可能と
する、カード類印字用ホルダーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、台紙と、該台
紙上に再剥離性密着層を介して脱着自在に積層され且つ
該台紙との間にカード類を挟持し貼付け固定するカバー
とからなり、上記再剥離性密着層は、上記台紙又は上記
カバーの一面上に一体的に設けられており、上記再剥離
性密着層の設けられている上記カバー又は上記台紙は、
それらの上記再剥離性密着層との対向面が上記再剥離性
密着層に密着固定可能な平滑面であり、且つ上記カバー
の所定位置に、所定の大きさ、所定の形状及び所定の数
の印字用開口部を設けてあり、該印字用開口部に、上記
カード類を露出させて固定するようにしたことを特徴と
するカード類印字用ホルダーを提供することにより、上
記目的を達成したものである。
紙上に再剥離性密着層を介して脱着自在に積層され且つ
該台紙との間にカード類を挟持し貼付け固定するカバー
とからなり、上記再剥離性密着層は、上記台紙又は上記
カバーの一面上に一体的に設けられており、上記再剥離
性密着層の設けられている上記カバー又は上記台紙は、
それらの上記再剥離性密着層との対向面が上記再剥離性
密着層に密着固定可能な平滑面であり、且つ上記カバー
の所定位置に、所定の大きさ、所定の形状及び所定の数
の印字用開口部を設けてあり、該印字用開口部に、上記
カード類を露出させて固定するようにしたことを特徴と
するカード類印字用ホルダーを提供することにより、上
記目的を達成したものである。
【0010】
【作用】本考案のカード類印字用ホルダーによれば、台
紙上にカード類を再剥離性密着層を介して貼付けて固定
し且つその周囲をカバーで固定できるので、カード類を
その印字予定位置が印字用開口部内の所定位置に位置す
るように固定すれば、カード類を所定位置に確実に固定
でき、斯る状態のカード類印字用ホルダーをシリアルプ
リンターに供給することによって、カード類の所定位置
に正確な印字が可能であり、印字後には、印字されたカ
ード類をホルダーから容易に脱離できる。
紙上にカード類を再剥離性密着層を介して貼付けて固定
し且つその周囲をカバーで固定できるので、カード類を
その印字予定位置が印字用開口部内の所定位置に位置す
るように固定すれば、カード類を所定位置に確実に固定
でき、斯る状態のカード類印字用ホルダーをシリアルプ
リンターに供給することによって、カード類の所定位置
に正確な印字が可能であり、印字後には、印字されたカ
ード類をホルダーから容易に脱離できる。
【0011】
【実施例】以下に、本考案のカード類印字用ホルダー
を、図面に示す実施例について説明する。 (第一実施例) 図1〜4は、本考案の一実施例を示す図で、図1は、本
考案のカード類印字用ホルダーを、印字用開口部を覆う
カバー用紙を一部切離した状態と共に示す斜視図、図2
は、図1に示す実施例のホルダーによるカード類の固定
態様を示す斜視図、図3は、図1に示す実施例のホルダ
ーによるカード類の固定状態を示す平面図、図4は、図
3のIII-III 線における断面図である。
を、図面に示す実施例について説明する。 (第一実施例) 図1〜4は、本考案の一実施例を示す図で、図1は、本
考案のカード類印字用ホルダーを、印字用開口部を覆う
カバー用紙を一部切離した状態と共に示す斜視図、図2
は、図1に示す実施例のホルダーによるカード類の固定
態様を示す斜視図、図3は、図1に示す実施例のホルダ
ーによるカード類の固定状態を示す平面図、図4は、図
3のIII-III 線における断面図である。
【0012】本実施例のカード類印字用ホルダーHは、
台紙1と、該台紙1上に上記再剥離性密着層2を介して
脱着自在に積層され且つ該台紙1との間にカード類を挟
持し貼付け固定するカバー3とからなり、且つ上記カバ
ー3の中央部に、両端が弧状である長方形状の印字用開
口部4を3個縦設してある。また、上記印字用開口部4
は、本実施例の場合、カバー3の用紙31で閉塞されて
おり、該用紙31は、簡単に切離できるようにミシン目
32によってカバー3と区割されている。また、再剥離
性密着層2は吸盤機能を有する発泡体からなり、上記台
紙1上に一体的に設けてあり、カバー3は、上記再剥離
性密着層2との対向面が上記台紙2に密着固定可能な平
滑面としてあり、図2に示す如く片開き可能なように台
紙1の一縁線の裏側に該カバー3の一側縁部を固定して
ある。
台紙1と、該台紙1上に上記再剥離性密着層2を介して
脱着自在に積層され且つ該台紙1との間にカード類を挟
持し貼付け固定するカバー3とからなり、且つ上記カバ
ー3の中央部に、両端が弧状である長方形状の印字用開
口部4を3個縦設してある。また、上記印字用開口部4
は、本実施例の場合、カバー3の用紙31で閉塞されて
おり、該用紙31は、簡単に切離できるようにミシン目
32によってカバー3と区割されている。また、再剥離
性密着層2は吸盤機能を有する発泡体からなり、上記台
紙1上に一体的に設けてあり、カバー3は、上記再剥離
性密着層2との対向面が上記台紙2に密着固定可能な平
滑面としてあり、図2に示す如く片開き可能なように台
紙1の一縁線の裏側に該カバー3の一側縁部を固定して
ある。
【0013】而して、本実施例のカード類印字用ホルダ
ーHにより、カード類10を固定する場合には、図1に
示す如く、印字用開口部4を閉塞している用紙31を切
離した後、図2に示す如く、カード類10を台紙1上に
おける上記印字用開口部4の対応位置に再剥離性密着層
2を介して貼付け固定し、図3に示す如くカバー3を上
記カード類10の上方から台紙1上に覆せれば、カバー
3は、再剥離性密着層2によって固定されるから、カー
ド類10は、ホルダーHにより所定位置に確実に固定さ
れる。そして、カード類10は、斯る固定状態におい
て、図3に示す如く印字用開口部4において露出される
から、このホルダーHを後述する如くシリアルプリンタ
ーに供給すれば、カード類10に印字できる。
ーHにより、カード類10を固定する場合には、図1に
示す如く、印字用開口部4を閉塞している用紙31を切
離した後、図2に示す如く、カード類10を台紙1上に
おける上記印字用開口部4の対応位置に再剥離性密着層
2を介して貼付け固定し、図3に示す如くカバー3を上
記カード類10の上方から台紙1上に覆せれば、カバー
3は、再剥離性密着層2によって固定されるから、カー
ド類10は、ホルダーHにより所定位置に確実に固定さ
れる。そして、カード類10は、斯る固定状態におい
て、図3に示す如く印字用開口部4において露出される
から、このホルダーHを後述する如くシリアルプリンタ
ーに供給すれば、カード類10に印字できる。
【0014】本実施例について更に説明すると、上記台
紙1としては、上記の如くカード類10を保持して、シ
リアルプリンターに供給された時に、印字に支障を来す
ことなくカード類10を安定に保持できるものであれば
良く、例えば、PET、ポリエチレン等のプラスチッ
ク、合成紙、離型紙等の紙、不織布、各種複合材料等
で、好ましくは厚さ70〜500μに形成されたものが
挙げられる。
紙1としては、上記の如くカード類10を保持して、シ
リアルプリンターに供給された時に、印字に支障を来す
ことなくカード類10を安定に保持できるものであれば
良く、例えば、PET、ポリエチレン等のプラスチッ
ク、合成紙、離型紙等の紙、不織布、各種複合材料等
で、好ましくは厚さ70〜500μに形成されたものが
挙げられる。
【0015】上記再剥離性密着層2は、平滑面に対して
密着性を有しており、無数の微細な吸盤が表面に形成さ
れた吸盤機能を有する層で、その厚さは好ましくは50
〜500μ、更に好ましくは100〜300μであり、
上記吸盤の直径は好ましくは20〜400μ、更に好ま
しくは50〜200μ、その深さは好ましくは10〜2
00μ、更に好ましくは20〜150μ、その密度は好
ましくは500〜10000個/cm2 、更に好ましく
は1000〜7000個/cm2 である。
密着性を有しており、無数の微細な吸盤が表面に形成さ
れた吸盤機能を有する層で、その厚さは好ましくは50
〜500μ、更に好ましくは100〜300μであり、
上記吸盤の直径は好ましくは20〜400μ、更に好ま
しくは50〜200μ、その深さは好ましくは10〜2
00μ、更に好ましくは20〜150μ、その密度は好
ましくは500〜10000個/cm2 、更に好ましく
は1000〜7000個/cm2 である。
【0016】上記再剥離性密着層2を形成する素材とし
ては、例えば、柔軟性を有するアクリル系樹脂を主成分
とするものが挙げられる。上記再剥離性密着層2として
は商品名HISAR−FK(広瀬製紙株式会社製)が適
している。また、上記再剥離性密着層2の製法として
は、例えば、上記アクリル系樹脂の水系エマルションを
攪拌することにより発泡させ、上記台紙1に通常の方法
で塗工した後、塗布面の乾燥プロセスの途中等で鏡面加
工、あるいはカレンダー加工等を施して上記塗布面に微
細な吸盤を形成させる方法が挙げられる。
ては、例えば、柔軟性を有するアクリル系樹脂を主成分
とするものが挙げられる。上記再剥離性密着層2として
は商品名HISAR−FK(広瀬製紙株式会社製)が適
している。また、上記再剥離性密着層2の製法として
は、例えば、上記アクリル系樹脂の水系エマルションを
攪拌することにより発泡させ、上記台紙1に通常の方法
で塗工した後、塗布面の乾燥プロセスの途中等で鏡面加
工、あるいはカレンダー加工等を施して上記塗布面に微
細な吸盤を形成させる方法が挙げられる。
【0017】上記カバー3は、上記台紙1上に上記再剥
離性密着層2を介してカード類を被覆固定するもので、
台紙1の表面全体を覆う大きさに形成されており、該カ
バー3としては、透明又は半透明のプラスチックシート
で厚さが好ましくは10〜1000μ、さらに好ましく
は50〜500μのものが用いられる。また、上記再剥
離性密着層に密着固定される上記カバー(又は台紙)の
表面の平滑度は、好ましくはBEKK30秒以上、更に
好ましくはBEKK100秒以上である。
離性密着層2を介してカード類を被覆固定するもので、
台紙1の表面全体を覆う大きさに形成されており、該カ
バー3としては、透明又は半透明のプラスチックシート
で厚さが好ましくは10〜1000μ、さらに好ましく
は50〜500μのものが用いられる。また、上記再剥
離性密着層に密着固定される上記カバー(又は台紙)の
表面の平滑度は、好ましくはBEKK30秒以上、更に
好ましくはBEKK100秒以上である。
【0018】尚、再剥離性密着層と密着固定されたカバ
ー又は台紙との間は、引張剪断力が大で、90°及び1
80°剥離力が小である。 (第二実施例) 図5は、本考案のカード類印字用ホルダーの別の実施例
の要部をカード類を保持した状態と共に示す平面図で、
本実施例のカード類印字用ホルダーは、印字用開口部4
の位置が印字用ソフトにより規定されている所定の印字
位置に合せて設けられている。例えば、A4用紙のよう
な定形紙に印字する場合の印字用ソフトによる印字予定
位置は、上部余白、左端余白等の長さにより規定されて
いるから、この規定された印字予定位置に適合するよに
印字用開口部4が設けられている。
ー又は台紙との間は、引張剪断力が大で、90°及び1
80°剥離力が小である。 (第二実施例) 図5は、本考案のカード類印字用ホルダーの別の実施例
の要部をカード類を保持した状態と共に示す平面図で、
本実施例のカード類印字用ホルダーは、印字用開口部4
の位置が印字用ソフトにより規定されている所定の印字
位置に合せて設けられている。例えば、A4用紙のよう
な定形紙に印字する場合の印字用ソフトによる印字予定
位置は、上部余白、左端余白等の長さにより規定されて
いるから、この規定された印字予定位置に適合するよに
印字用開口部4が設けられている。
【0019】また、本実施例のカード類印字用ホルダー
は、印字用開口部4における印字予定位置を示す位置確
認マーク21、22を上記印字用開口部4の上下左右に
設けてある。尚、上記以外の構成は前記の第一実施例と
同様に構成されている。本実施例によれば、印字用開口
部4を覆っている用紙31を切離した後でも、位置確認
マーク21、22により印字予定位置20を確認できる
から、目視確認により、カード類10における所望の印
字位置に適正な印字ができるように、該カード類10を
固定できる。 (他の実施例) 図6は、本考案のカード類印字用ホルダーの他の実施例
における要部をカバーを開けた状態と共に示す側面図
で、本実施例は、1枚の台紙1に、図6に示す如く3枚
のカバー3a、3b、3cを、それぞれ同方向に中開き
できるように、それぞれの縁部を台紙1に固定してあ
り、それ以外は第一実施例と同様に構成されている。こ
の実施例は、異なる複数種類のカード類に印字する場合
のホルダーとして特に便利である。
は、印字用開口部4における印字予定位置を示す位置確
認マーク21、22を上記印字用開口部4の上下左右に
設けてある。尚、上記以外の構成は前記の第一実施例と
同様に構成されている。本実施例によれば、印字用開口
部4を覆っている用紙31を切離した後でも、位置確認
マーク21、22により印字予定位置20を確認できる
から、目視確認により、カード類10における所望の印
字位置に適正な印字ができるように、該カード類10を
固定できる。 (他の実施例) 図6は、本考案のカード類印字用ホルダーの他の実施例
における要部をカバーを開けた状態と共に示す側面図
で、本実施例は、1枚の台紙1に、図6に示す如く3枚
のカバー3a、3b、3cを、それぞれ同方向に中開き
できるように、それぞれの縁部を台紙1に固定してあ
り、それ以外は第一実施例と同様に構成されている。こ
の実施例は、異なる複数種類のカード類に印字する場合
のホルダーとして特に便利である。
【0020】また、図7は、本考案のカード類印字用ホ
ルダーの更に別の実施例における要部を示すカード類の
固定状態と共に平面図で、本実施例は、1枚の台紙1
に、図7に示す如く4枚のカバー3d、3e、3f、3
gを、2対の観音開きカバーを形成するように、それぞ
れの縁部を台紙1に固定してあり、それ以外は第一実施
例と同様に構成されている。この実施例は、比較的大き
なカード類に印字する場合のホルダーとして特に便利で
ある。
ルダーの更に別の実施例における要部を示すカード類の
固定状態と共に平面図で、本実施例は、1枚の台紙1
に、図7に示す如く4枚のカバー3d、3e、3f、3
gを、2対の観音開きカバーを形成するように、それぞ
れの縁部を台紙1に固定してあり、それ以外は第一実施
例と同様に構成されている。この実施例は、比較的大き
なカード類に印字する場合のホルダーとして特に便利で
ある。
【0021】次に、本考案のカード類印字用ホルダーを
用いてカード類に印字する場合の一印字態様について、
主として第一実施例のカード類印字用ホルダーを用いた
場合に基づき説明する。先ず、カード類印字用ホルダー
Hに、その印字用開口部4から用紙31を切離する前に
試し印字した後、用紙31をカッター等で切離し、用紙
31上の試し印字の印字位置を確認しながら、カード類
10を図2に示す如く貼付け固定すると、カード類10
は、図3に示す如く、その周囲をカバー3で覆われて印
字用開口部4から露出した状態でカード類印字用ホルダ
ーHに保持される。
用いてカード類に印字する場合の一印字態様について、
主として第一実施例のカード類印字用ホルダーを用いた
場合に基づき説明する。先ず、カード類印字用ホルダー
Hに、その印字用開口部4から用紙31を切離する前に
試し印字した後、用紙31をカッター等で切離し、用紙
31上の試し印字の印字位置を確認しながら、カード類
10を図2に示す如く貼付け固定すると、カード類10
は、図3に示す如く、その周囲をカバー3で覆われて印
字用開口部4から露出した状態でカード類印字用ホルダ
ーHに保持される。
【0022】然る後、図3に示す状態のカード類印字用
ホルダーをシリアルプリンターに供給すれば、カード類
10の所定位置に所定の印字を施すことができる。ま
た、印字用ソフトを用いて印字する場合には、図5に示
すカード類印字用ホルダーを用い、図5に示す如くカー
ド類10を固定して、それらを印字用ソフトによって制
御されるシリアルプリンターに供給すれば、カード類1
0の所定位置に所定の印字を施すことができる。
ホルダーをシリアルプリンターに供給すれば、カード類
10の所定位置に所定の印字を施すことができる。ま
た、印字用ソフトを用いて印字する場合には、図5に示
すカード類印字用ホルダーを用い、図5に示す如くカー
ド類10を固定して、それらを印字用ソフトによって制
御されるシリアルプリンターに供給すれば、カード類1
0の所定位置に所定の印字を施すことができる。
【0023】尚、本考案のカード類印字用ホルダーは、
上述の印字態様に制限されるものではなく、目的等に応
じた態様で、カード類に目的とする印字をするのに用い
られる。また、本考案のカード類印字用ホルダーは、前
記の実施例に制限されるものではなく、次に説明するよ
う種々変形可能である。
上述の印字態様に制限されるものではなく、目的等に応
じた態様で、カード類に目的とする印字をするのに用い
られる。また、本考案のカード類印字用ホルダーは、前
記の実施例に制限されるものではなく、次に説明するよ
う種々変形可能である。
【0024】即ち、台紙及びカバーの大きさ、印字用開
口部の形状及び大きさ、並びに印字用開口部の形成位置
は、適宜変更可能であり、種々の形態のカード類印字用
ホルダーを用意して置けば、カード類の種類及び印字形
態等に応じて最適のカード類印字用ホルダーを選択使用
できる。また、前記実施例では、再剥離性密着層を台紙
上に設けたが、台紙と接する側のカバー内面に設けても
良い。
口部の形状及び大きさ、並びに印字用開口部の形成位置
は、適宜変更可能であり、種々の形態のカード類印字用
ホルダーを用意して置けば、カード類の種類及び印字形
態等に応じて最適のカード類印字用ホルダーを選択使用
できる。また、前記実施例では、再剥離性密着層を台紙
上に設けたが、台紙と接する側のカバー内面に設けても
良い。
【0025】また、再剥離性密着層は接着剤等のような
接着性を有しておらず、露出していてもごみ等が付着す
るおそれは無いから、印字用開口部は、カバーの用紙等
で覆っても置かなくても良いが、カバーの用紙で覆って
置く場合には、ミシン目ではなく切れ目を設けて置いて
も良く、また、印字用開口部を所定の位置に所望の大き
さ及び形状で形成し易くするために、カバーに無数の切
れ目を設けて置けば、所望の大きさ及び形状の印字用開
口部を形成することもできる。
接着性を有しておらず、露出していてもごみ等が付着す
るおそれは無いから、印字用開口部は、カバーの用紙等
で覆っても置かなくても良いが、カバーの用紙で覆って
置く場合には、ミシン目ではなく切れ目を設けて置いて
も良く、また、印字用開口部を所定の位置に所望の大き
さ及び形状で形成し易くするために、カバーに無数の切
れ目を設けて置けば、所望の大きさ及び形状の印字用開
口部を形成することもできる。
【0026】また、カバー又は(及び)台紙に適宜目盛
を付して置けば、カード類の所定位置への固定が便利と
なる。
を付して置けば、カード類の所定位置への固定が便利と
なる。
【0027】
【考案の効果】本考案のカード類印字用ホルダーによれ
ば、主として次のような効果が奏される。カード類を再
剥離性密着層に貼付けて固定し且つその周囲をカバーで
固定できるので、カード類を所定位置に確実に固定で
き、印字中にずれる惧れも無いから、正確な印字が可能
である。
ば、主として次のような効果が奏される。カード類を再
剥離性密着層に貼付けて固定し且つその周囲をカバーで
固定できるので、カード類を所定位置に確実に固定で
き、印字中にずれる惧れも無いから、正確な印字が可能
である。
【0028】印字用開口部の位置から印字位置が正確に
推定できるので、カード類の適正位置を目視確認し易
く、試し打ちをする場合にも1回の試し打ちで目的を達
成できる。カバー又は台紙に目盛、位置確認マークを設
けておくと更に位置合わせが正確で容易になる。非定形
の円形、三角形、複雑な外枠形状のカード類も強固に固
定でき、斜め方向の印字も容易に行い得る。
推定できるので、カード類の適正位置を目視確認し易
く、試し打ちをする場合にも1回の試し打ちで目的を達
成できる。カバー又は台紙に目盛、位置確認マークを設
けておくと更に位置合わせが正確で容易になる。非定形
の円形、三角形、複雑な外枠形状のカード類も強固に固
定でき、斜め方向の印字も容易に行い得る。
【0029】印字用開口部の位置が、印字用ソフトによ
り規定されている位置に合せて設けられているカード類
印字用ホルダーを用いる場合にも、カード類の固定に際
して、カード類上の所望の印字予定位置を目視確認しな
がらカード類の固定位置を変動させることにより、印字
用ソフトを変えることなくカード類への印字位置や印字
態様を変えることができる。
り規定されている位置に合せて設けられているカード類
印字用ホルダーを用いる場合にも、カード類の固定に際
して、カード類上の所望の印字予定位置を目視確認しな
がらカード類の固定位置を変動させることにより、印字
用ソフトを変えることなくカード類への印字位置や印字
態様を変えることができる。
【0030】再剥離性密着層は、吸盤機能により、カバ
ー(又は台紙)と密着固定してカード類を固定するよう
に構成されているため、ゴミが付着して密着力が低下す
る等のおそれもない。再剥離性に優れているため、繰り
返し使用によってホルダー機能が劣化し難い。
ー(又は台紙)と密着固定してカード類を固定するよう
に構成されているため、ゴミが付着して密着力が低下す
る等のおそれもない。再剥離性に優れているため、繰り
返し使用によってホルダー機能が劣化し難い。
【0031】このように、本考案のカード類印字用ホル
ダーは、シリアルプリンターを用いて、種々のカード類
に対して、自由な位置に容易に印字を可能とするもので
ある。
ダーは、シリアルプリンターを用いて、種々のカード類
に対して、自由な位置に容易に印字を可能とするもので
ある。
【図1】本考案のカード類印字用ホルダーの一実施例
を、印字用開口部を覆うカバー用紙を一部剥離した状態
と共に示す斜視図である。
を、印字用開口部を覆うカバー用紙を一部剥離した状態
と共に示す斜視図である。
【図2】図1に示す実施例のホルダーによるカード類の
固定態様を示す斜視図である。
固定態様を示す斜視図である。
【図3】図1に示す実施例のホルダーによるカード類の
固定状態を示す平面図である。
固定状態を示す平面図である。
【図4】図3のIII-III 線における断面図である。
【図5】本考案のカード類印字用ホルダーの他の実施例
をカバーを開けた状態と共に示す側面図である。
をカバーを開けた状態と共に示す側面図である。
【図6】本考案のカード類印字用ホルダーの他の実施例
をカバーを開けた状態と共に示す側面図である。
をカバーを開けた状態と共に示す側面図である。
【図7】本考案のカード類印字用ホルダーの更に別の実
施例における要部をカード類の固定状態と共に示す平面
図である。
施例における要部をカード類の固定状態と共に示す平面
図である。
H カード類印字用ホルダー 1 台紙 2 再剥離性密着層 3 カバー 4 印字用開口部 10 カード類
Claims (4)
- 【請求項1】 台紙と、該台紙上に再剥離性密着層を介
して脱着自在に積層され且つ該台紙との間にカード類を
挟持し貼付け固定するカバーとからなり、上記再剥離性
密着層は、上記台紙又は上記カバーの一面上に一体的に
設けられており、上記再剥離性密着層の設けられている
上記カバー又は上記台紙は、それらの上記再剥離性密着
層との対向面が上記再剥離性密着層に密着固定可能な平
滑面であり、且つ上記カバーの所定位置に、所定の大き
さ、所定の形状及び所定の数の印字用開口部を設けてあ
り、該印字用開口部に、上記カード類を露出させて固定
するようにしたことを特徴とするカード類印字用ホルダ
ー。 - 【請求項2】 上記再剥離性密着層が、吸盤機能を有す
る発泡体からなる、請求項1記載のカード類印字用ホル
ダー。 - 【請求項3】 上記印字用開口部の位置が、印字用ソフ
トにより規定されている印字位置に合せて設けてある、
請求項1又は2に記載のカード類印字用ホルダー。 - 【請求項4】 台紙又はカバーに、印字位置の標識マー
クが印字されている、請求項3記載のカード類印字用ホ
ルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7082291U JP2546388Y2 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | カード類印字用ホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7082291U JP2546388Y2 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | カード類印字用ホルダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0524365U JPH0524365U (ja) | 1993-03-30 |
JP2546388Y2 true JP2546388Y2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=13442658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7082291U Expired - Lifetime JP2546388Y2 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | カード類印字用ホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546388Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP7082291U patent/JP2546388Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0524365U (ja) | 1993-03-30 |
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