JPH0885667A - 紙収納式カッタ及び紙収納式カッタ付接着テープホルダ - Google Patents
紙収納式カッタ及び紙収納式カッタ付接着テープホルダInfo
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- JPH0885667A JPH0885667A JP24874694A JP24874694A JPH0885667A JP H0885667 A JPH0885667 A JP H0885667A JP 24874694 A JP24874694 A JP 24874694A JP 24874694 A JP24874694 A JP 24874694A JP H0885667 A JPH0885667 A JP H0885667A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 対象物に貼付された接着テープ片の取り剥が
しが容易に出来ると共に、広告,宣伝機能を有する接着
テープ片を形成し得る紙収納式カッタ及び紙収納式カッ
タ付の接着テープホルダを提供する。 【構成】 紙11を収納し上端部に紙11の出入可能な
開口部を有すると共に接着テープホルダ部3の支持部6
に係着固定されるケース本体10を有し、かつテープカ
ッタ18を固着してなる紙収納式カッタ2と、接着テー
プ4を保持する保持部5を支持部6とを有する接着テー
プホルダ部3等とからなる。接着テープ4から引き出さ
れた接着テープ片9を紙収納式カッタ2のテープカッタ
18に係着することにより接着テープ片9には紙11が
接着されて切断される。紙11が接着されるため接着テ
ープ片9の貼着及び取り剥がしが容易に出来る。また、
紙11に色,文字,模様を印刷することにより広告,宣
伝用部材として使用出来る。
しが容易に出来ると共に、広告,宣伝機能を有する接着
テープ片を形成し得る紙収納式カッタ及び紙収納式カッ
タ付の接着テープホルダを提供する。 【構成】 紙11を収納し上端部に紙11の出入可能な
開口部を有すると共に接着テープホルダ部3の支持部6
に係着固定されるケース本体10を有し、かつテープカ
ッタ18を固着してなる紙収納式カッタ2と、接着テー
プ4を保持する保持部5を支持部6とを有する接着テー
プホルダ部3等とからなる。接着テープ4から引き出さ
れた接着テープ片9を紙収納式カッタ2のテープカッタ
18に係着することにより接着テープ片9には紙11が
接着されて切断される。紙11が接着されるため接着テ
ープ片9の貼着及び取り剥がしが容易に出来る。また、
紙11に色,文字,模様を印刷することにより広告,宣
伝用部材として使用出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接着テープを適宜長さ
だけ切断するための接着テープホルダに係り、特に切断
された接着テープの端部に非接着材の紙を接着可能にし
た紙収納式カッタ及び該紙収納式カッタ付の接着テープ
ホルダに関する。
だけ切断するための接着テープホルダに係り、特に切断
された接着テープの端部に非接着材の紙を接着可能にし
た紙収納式カッタ及び該紙収納式カッタ付の接着テープ
ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】接着テープを保持すると共に、引き出さ
れた接着テープを適宜長さに切断する切断刃を有する接
着テープホルダは、広く、かつ便利に使用されている。
その一般的な構造としては、所定形状の接着テープを着
脱可能に保持する保持部と、引き出された接着テープの
下側の接着面を支持する支持部とを一体的に形成する接
着テープホルダ部と、該接着テープホルダ部の前記支持
部側に固定される切断刃等とから形成される。引き出さ
れた接着テープはその接着面を前記支持部に支持された
状態で前記切断刃によりカッテングされる。カッテング
された接着テープは所望の場所に貼付される。
れた接着テープを適宜長さに切断する切断刃を有する接
着テープホルダは、広く、かつ便利に使用されている。
その一般的な構造としては、所定形状の接着テープを着
脱可能に保持する保持部と、引き出された接着テープの
下側の接着面を支持する支持部とを一体的に形成する接
着テープホルダ部と、該接着テープホルダ部の前記支持
部側に固定される切断刃等とから形成される。引き出さ
れた接着テープはその接着面を前記支持部に支持された
状態で前記切断刃によりカッテングされる。カッテング
された接着テープは所望の場所に貼付される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】接着テープが貼着され
た状態で永久に保持される場合は特に問題はないが、一
度貼着した接着テープを後に剥がす必要性が生じる場合
が多い。接着テープは極めて薄厚のものからなり、かつ
接着力も強いため、一度接着したものを剥がすのは容易
ではなく、たとえ剥がれても綺麗に剥がれないという問
題点がある。一方、接着テープは一種のラベルであり、
これに広告,宣伝用の標識等を印刷すれば広告宣伝機能
を発揮することが出来る。しかしながら接着テープは一
面に接着面を有するものを多重に巻回したものからな
り、接着テープの接着面又は非接着面に標識を予め形成
させることは困難であり、かつ高価なものになり、汎用
性もなくなる。
た状態で永久に保持される場合は特に問題はないが、一
度貼着した接着テープを後に剥がす必要性が生じる場合
が多い。接着テープは極めて薄厚のものからなり、かつ
接着力も強いため、一度接着したものを剥がすのは容易
ではなく、たとえ剥がれても綺麗に剥がれないという問
題点がある。一方、接着テープは一種のラベルであり、
これに広告,宣伝用の標識等を印刷すれば広告宣伝機能
を発揮することが出来る。しかしながら接着テープは一
面に接着面を有するものを多重に巻回したものからな
り、接着テープの接着面又は非接着面に標識を予め形成
させることは困難であり、かつ高価なものになり、汎用
性もなくなる。
【0004】本発明は、以上の事情に鑑みて創案された
ものであり、通常の接着テープホルダに容易に取り付け
ることができると共に、接着テープの一部に非接着性の
紙を固着することが出来、切断及び貼着が容易に出来、
貼着後に接着テープを容易に剥がすことが出来、かつ接
着テープに広告宣伝機能を具備することが出来るように
した紙収納式カッタ及び該紙収納式カッタ付の接着テー
プホルダを提供することを目的とする。
ものであり、通常の接着テープホルダに容易に取り付け
ることができると共に、接着テープの一部に非接着性の
紙を固着することが出来、切断及び貼着が容易に出来、
貼着後に接着テープを容易に剥がすことが出来、かつ接
着テープに広告宣伝機能を具備することが出来るように
した紙収納式カッタ及び該紙収納式カッタ付の接着テー
プホルダを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、非接着材からなる多数枚の紙を収納す
ると共に上端面に前記紙の出入可能な開口部を形成する
ケース本体と、磁性体又は非磁性体に前記ケース本体を
着脱可能に固着すべく該ケース本体に装着又は形成され
る取り付け部と、前記ケース本体の前記上端面とほぼ同
一レベル位置に切断刃を有し前記ケース本体に固着され
るテープカッタと、前記ケース本体内に収納され前記紙
を前記開口部側に押圧すべく付勢する押圧手段を設けて
なる紙収納式カッタを構成する。
達成するために、非接着材からなる多数枚の紙を収納す
ると共に上端面に前記紙の出入可能な開口部を形成する
ケース本体と、磁性体又は非磁性体に前記ケース本体を
着脱可能に固着すべく該ケース本体に装着又は形成され
る取り付け部と、前記ケース本体の前記上端面とほぼ同
一レベル位置に切断刃を有し前記ケース本体に固着され
るテープカッタと、前記ケース本体内に収納され前記紙
を前記開口部側に押圧すべく付勢する押圧手段を設けて
なる紙収納式カッタを構成する。
【0006】また、接着テープと、該テープを保持する
保持部及び引き出された前記接着テープの下側の接着面
を支持する支持部とを一体的に形成し磁性体又は非磁性
体からなる接着テープホルダ部とを有する接着テープホ
ルダであって、該ホルダ部の前記支持部側に前記紙収納
式カッタを前記取り付け部を介して固定する接着テープ
ホルダを構成する。
保持部及び引き出された前記接着テープの下側の接着面
を支持する支持部とを一体的に形成し磁性体又は非磁性
体からなる接着テープホルダ部とを有する接着テープホ
ルダであって、該ホルダ部の前記支持部側に前記紙収納
式カッタを前記取り付け部を介して固定する接着テープ
ホルダを構成する。
【0007】更に、接着テープと、該テープを保持する
保持部及び引き出された前記接着テープの下側の接着面
を支持する支持部とを一体的に形成し磁性体又は非磁性
体からなる接着テープホルダ部とを有する接着テープホ
ルダであって、該ホルダ部の前記支持部側には紙収納式
カッタが前記支持部側に形成され、該紙収納式カッタ
は、非接着材からなる多数枚の紙を収納すると共に上端
面に前記紙の出入可能な開口部を形成し、前記支持部と
一体的に形成されたケース本体と、前記ケース本体の前
記上端面とほぼ同一レベル位置に切断刃を有し前記ケー
ス本体に固着されるテープカッタと、前記ケース本体内
に収納され前記紙を前記開口部側に押圧すべく付勢する
押圧手段を設けた接着テープホルダを構成する。
保持部及び引き出された前記接着テープの下側の接着面
を支持する支持部とを一体的に形成し磁性体又は非磁性
体からなる接着テープホルダ部とを有する接着テープホ
ルダであって、該ホルダ部の前記支持部側には紙収納式
カッタが前記支持部側に形成され、該紙収納式カッタ
は、非接着材からなる多数枚の紙を収納すると共に上端
面に前記紙の出入可能な開口部を形成し、前記支持部と
一体的に形成されたケース本体と、前記ケース本体の前
記上端面とほぼ同一レベル位置に切断刃を有し前記ケー
ス本体に固着されるテープカッタと、前記ケース本体内
に収納され前記紙を前記開口部側に押圧すべく付勢する
押圧手段を設けた接着テープホルダを構成する。
【0008】具体的には、前記紙収納式カッタはその取
り付け部が、磁性体に対してはマグネット部材であり、
非磁性体に対しては該非磁性体側に係着可能な係止部で
あり、その紙は白紙又は色紙又はこれ等に任意の広告,
宣伝用の文字,模様を印刷したものであり、前記ケース
本体の前記開口部まわりには最上部の前記紙の周辺又は
周辺の一部を前記押圧手段の押圧力に抗して保持する係
止部が形成されることを特徴とするものである。
り付け部が、磁性体に対してはマグネット部材であり、
非磁性体に対しては該非磁性体側に係着可能な係止部で
あり、その紙は白紙又は色紙又はこれ等に任意の広告,
宣伝用の文字,模様を印刷したものであり、前記ケース
本体の前記開口部まわりには最上部の前記紙の周辺又は
周辺の一部を前記押圧手段の押圧力に抗して保持する係
止部が形成されることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】紙収納式カッタ内の紙は押圧手段によりその上
端面の開口部から容易に飛び出し可能な状態でケース本
体内に保持される。また、紙収納式カッタは切断刃を有
するため接着テープの切断用としての機能を有する。こ
の紙収納式カッタを通常の接着テープホルダの支持部側
の切断刃の替りに装着することにより接着テープホルダ
として使用される。接着テープホルダのホルダ部が磁性
体の場合にはマグネット部材を取り付け部とした紙収納
式カッタを用い、前記ホルダ部が樹脂等の非磁性体の場
合には前記支持部に係着し得る係止部をケース本体に有
する紙収納式カッタを用いる。接着テープホルダ部に保
持された接着テープから適宜長さだけ接着テープを引き
出し、紙収納式カッタの切断刃にその切断箇所を押圧す
ると接着テープは切断されるが、その際に接着テープの
下側の接着面に押圧手段により上方側に押圧されている
紙が接着する。このため、例えば、次に切断される接着
テープの先端側には非接着材の紙が付着される。一方、
切断された接着テープを接着箇所に接着する場合、紙の
部分は相手側に貼着されない。そのため、紙の部分を把
持することにより、貼着済の接着テープを容易に剥がす
ことが出来る。
端面の開口部から容易に飛び出し可能な状態でケース本
体内に保持される。また、紙収納式カッタは切断刃を有
するため接着テープの切断用としての機能を有する。こ
の紙収納式カッタを通常の接着テープホルダの支持部側
の切断刃の替りに装着することにより接着テープホルダ
として使用される。接着テープホルダのホルダ部が磁性
体の場合にはマグネット部材を取り付け部とした紙収納
式カッタを用い、前記ホルダ部が樹脂等の非磁性体の場
合には前記支持部に係着し得る係止部をケース本体に有
する紙収納式カッタを用いる。接着テープホルダ部に保
持された接着テープから適宜長さだけ接着テープを引き
出し、紙収納式カッタの切断刃にその切断箇所を押圧す
ると接着テープは切断されるが、その際に接着テープの
下側の接着面に押圧手段により上方側に押圧されている
紙が接着する。このため、例えば、次に切断される接着
テープの先端側には非接着材の紙が付着される。一方、
切断された接着テープを接着箇所に接着する場合、紙の
部分は相手側に貼着されない。そのため、紙の部分を把
持することにより、貼着済の接着テープを容易に剥がす
ことが出来る。
【0010】一方、紙には任意の文字,模様や色を予め
印刷することが可能である。従って、広告,宣伝用の機
能を有する紙を接着テープに貼着することにより、接着
テープを広告,宣伝用のラベルとして使用することが可
能になる。なお紙収納式カッタは着脱可能の構造のた
め、市販の接着テープホルダに容易に装着可能である。
また、接着テープホルダの支持部と一体的に紙収納式カ
ッタのケース本体を形成してもよい。
印刷することが可能である。従って、広告,宣伝用の機
能を有する紙を接着テープに貼着することにより、接着
テープを広告,宣伝用のラベルとして使用することが可
能になる。なお紙収納式カッタは着脱可能の構造のた
め、市販の接着テープホルダに容易に装着可能である。
また、接着テープホルダの支持部と一体的に紙収納式カ
ッタのケース本体を形成してもよい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は紙収納式カッタを設けた接着テープホルダの
全体構造を示す斜視図、図2は紙収納式カッタの全体構
造を示す斜視図、図3は図2のA−A線断面図、図4は
図2のB−B線一部断面図、図5は接着テープと紙との
接着状態を示す部分断面図、図6は紙を接着した接着テ
ープの平面図、図7は貼着された接着テープの剥離作用
を説明するための部分断面図、図8は広告,宣伝機能を
有する接着テープを示す平面図である。
る。図1は紙収納式カッタを設けた接着テープホルダの
全体構造を示す斜視図、図2は紙収納式カッタの全体構
造を示す斜視図、図3は図2のA−A線断面図、図4は
図2のB−B線一部断面図、図5は接着テープと紙との
接着状態を示す部分断面図、図6は紙を接着した接着テ
ープの平面図、図7は貼着された接着テープの剥離作用
を説明するための部分断面図、図8は広告,宣伝機能を
有する接着テープを示す平面図である。
【0012】まず、図1により、接着テープホルダ1の
全体構造を説明する。本実施例の接着テープホルダ1は
大別して紙収納式カッタ2と、紙収納式カッタ2を着脱
可能に保持する接着テープホルダ部3と、これに保持さ
れる接着テープ4等からなる。なお、本実施例の接着テ
ープホルダ部3は非磁性体の樹脂材からなり市販されて
いる接着テープホルダ部とほぼ同一形状のものからな
る。接着テープホルダ部3は接着テープ4を保持する保
持部5と、紙収納式カッタ2が保持される支持部6とを
一体的に形成したものからなる。なお、支持部6は図示
のように平坦で適宜の表面積を有する上部支持面7と垂
直面8を有するものからなる。紙収納式カッタ2はその
取り付け部である係止部16を上部支持面7側に係着又
は接着して支持部6に固持される。また、接着テープ4
から引き出された接着テープ片9はその下側の接着面を
上部支持面7上の紙収納式カッタ2の上端側に接触す
る。
全体構造を説明する。本実施例の接着テープホルダ1は
大別して紙収納式カッタ2と、紙収納式カッタ2を着脱
可能に保持する接着テープホルダ部3と、これに保持さ
れる接着テープ4等からなる。なお、本実施例の接着テ
ープホルダ部3は非磁性体の樹脂材からなり市販されて
いる接着テープホルダ部とほぼ同一形状のものからな
る。接着テープホルダ部3は接着テープ4を保持する保
持部5と、紙収納式カッタ2が保持される支持部6とを
一体的に形成したものからなる。なお、支持部6は図示
のように平坦で適宜の表面積を有する上部支持面7と垂
直面8を有するものからなる。紙収納式カッタ2はその
取り付け部である係止部16を上部支持面7側に係着又
は接着して支持部6に固持される。また、接着テープ4
から引き出された接着テープ片9はその下側の接着面を
上部支持面7上の紙収納式カッタ2の上端側に接触す
る。
【0013】次に、図2,図3により紙収納式カッタ2
の構造を説明する。ケース本体10は内部に紙11を収
納し得る四角孔14を有する中空箱体からなり、下端側
には蓋体12が挿着される。また、上端面には紙11が
出入可能な開口部13が形成される。なお、開口部13
まわりのケース本体10の縁部の一部には内方に突出す
る係止部15が形成される。係止部15は紙11が開口
部13から後述するスプリング20により脱落乃至飛び
出ししないようにするためのものである。ケース本体1
0の上端面近傍には水平方向に突出する係止部16が一
体的に形成される。係止部16は前記したように接着テ
ープホルダ部3の支持部6の上部支持面7に接着材等に
より固着されケース本体10を支持部6側に支持するた
めのものである。なお、図2,図3に示すように、係止
部16は2点鎖線に示すように、その先端側を屈曲部1
7を有するものとし、屈曲部17を支持部6に係着して
ケース本体10を固定するものでもよい。また、ケース
本体10を接着テープホルダ部3の支持部6に支持する
ための取り付け部としては、ケース本体10の両側面か
ら突出して支持部6を挟み込む形のものであってもよ
い。更に、本実施例では接着テープホルダ部3が樹脂製
のため前記のような係止部を採用したが、接着テープホ
ルダ部3が磁性体の場合にはケース本体10にマグネッ
ト部材(図略)を固定し、該マグネット部材を支持部6
側に磁着してケース本体10を固定するようにしてもよ
い。
の構造を説明する。ケース本体10は内部に紙11を収
納し得る四角孔14を有する中空箱体からなり、下端側
には蓋体12が挿着される。また、上端面には紙11が
出入可能な開口部13が形成される。なお、開口部13
まわりのケース本体10の縁部の一部には内方に突出す
る係止部15が形成される。係止部15は紙11が開口
部13から後述するスプリング20により脱落乃至飛び
出ししないようにするためのものである。ケース本体1
0の上端面近傍には水平方向に突出する係止部16が一
体的に形成される。係止部16は前記したように接着テ
ープホルダ部3の支持部6の上部支持面7に接着材等に
より固着されケース本体10を支持部6側に支持するた
めのものである。なお、図2,図3に示すように、係止
部16は2点鎖線に示すように、その先端側を屈曲部1
7を有するものとし、屈曲部17を支持部6に係着して
ケース本体10を固定するものでもよい。また、ケース
本体10を接着テープホルダ部3の支持部6に支持する
ための取り付け部としては、ケース本体10の両側面か
ら突出して支持部6を挟み込む形のものであってもよ
い。更に、本実施例では接着テープホルダ部3が樹脂製
のため前記のような係止部を採用したが、接着テープホ
ルダ部3が磁性体の場合にはケース本体10にマグネッ
ト部材(図略)を固定し、該マグネット部材を支持部6
側に磁着してケース本体10を固定するようにしてもよ
い。
【0014】テープカッタ18は上部に切断刃19を有
するものからなり、ケース本体10に固定される。な
お、切断刃19はケース本体10の開口部13まわりの
上端面とほぼ同一のレベル位置に配置される。
するものからなり、ケース本体10に固定される。な
お、切断刃19はケース本体10の開口部13まわりの
上端面とほぼ同一のレベル位置に配置される。
【0015】押圧手段は本実施例ではスプリング20か
らなり、ケース本体10内に収納された紙11の最下面
と蓋体12間に介設され、紙11全体を上方側に押圧す
る。なお、本実施例ではスプリング20は蓋体12にそ
の一端側を固定され、他端側は紙11に圧接係合する。
図4に示すように、スプリング20のバネ力は最上部の
紙11が係止部15に支持されて上方側に凸状に変形
し、引き出された接着テープ片9の下面に圧接し得る程
度のものからなる。
らなり、ケース本体10内に収納された紙11の最下面
と蓋体12間に介設され、紙11全体を上方側に押圧す
る。なお、本実施例ではスプリング20は蓋体12にそ
の一端側を固定され、他端側は紙11に圧接係合する。
図4に示すように、スプリング20のバネ力は最上部の
紙11が係止部15に支持されて上方側に凸状に変形
し、引き出された接着テープ片9の下面に圧接し得る程
度のものからなる。
【0016】紙11は短冊状の小片からなり、図6に示
すように接着テープ片9の横巾よりやや狭い長辺を有す
るものから形成される。紙11は白色や色付きの無地の
ものでもよいが、図8の11aに示すように、任意の広
告,宣伝用の文字,模様を印刷したものでもよい。
すように接着テープ片9の横巾よりやや狭い長辺を有す
るものから形成される。紙11は白色や色付きの無地の
ものでもよいが、図8の11aに示すように、任意の広
告,宣伝用の文字,模様を印刷したものでもよい。
【0017】次に、本実施例の作用を説明する。図1に
示すように、紙11をケース本体10内に充填した紙収
納式カッタ2を係止部16等により接着テープホルダ部
3に係着固定する。接着テープ4から接着テープ片9を
引き出し、切断位置で紙収納式カッタ2の切断刃19に
当てる。この状態で、図4,図5に示すように、スプリ
ング20により押圧された紙11の最上部の一枚が接着
テープ片9の下面に接着する。切断刃19で接着テープ
片9を切断すると、図5及び図6に示すように、残った
方の接着テープ片9の先端側に紙11が接着する。次
に、紙11の接着した接着テープを更に引き出してその
引き出し端を切断すると、紙11を接着した接着テープ
片9が得られる。テープカッタ18は従来の接着テープ
ホルダの支持部6の近傍に配置され、かつ紙収納式カッ
タ2は支持部6側に固着されるため、従来のものとほぼ
同様の接着テープ切断が出来る。紙11が少なくなれ
ば、蓋体12をとり、下部から補充する。
示すように、紙11をケース本体10内に充填した紙収
納式カッタ2を係止部16等により接着テープホルダ部
3に係着固定する。接着テープ4から接着テープ片9を
引き出し、切断位置で紙収納式カッタ2の切断刃19に
当てる。この状態で、図4,図5に示すように、スプリ
ング20により押圧された紙11の最上部の一枚が接着
テープ片9の下面に接着する。切断刃19で接着テープ
片9を切断すると、図5及び図6に示すように、残った
方の接着テープ片9の先端側に紙11が接着する。次
に、紙11の接着した接着テープを更に引き出してその
引き出し端を切断すると、紙11を接着した接着テープ
片9が得られる。テープカッタ18は従来の接着テープ
ホルダの支持部6の近傍に配置され、かつ紙収納式カッ
タ2は支持部6側に固着されるため、従来のものとほぼ
同様の接着テープ切断が出来る。紙11が少なくなれ
ば、蓋体12をとり、下部から補充する。
【0018】図7は、接着テープ貼付対象物21に接着
した接着テープ片9を示す。接着テープ片9は紙11の
部分を除き貼付対象物21に完全に貼着する。従って、
用済の接着テープ片9を剥がす場合には、紙11の部分
を図7に示すように把握して持ち上げれば接着テープ片
9を極めて容易に剥がすことが出来る。
した接着テープ片9を示す。接着テープ片9は紙11の
部分を除き貼付対象物21に完全に貼着する。従って、
用済の接着テープ片9を剥がす場合には、紙11の部分
を図7に示すように把握して持ち上げれば接着テープ片
9を極めて容易に剥がすことが出来る。
【0019】図8は広告,宣伝用の文字及び/又は模様
を有する紙11aを接着した接着テープ片9を示す。こ
の場合、紙11aが広告,宣伝用のラベルとして機能す
る。
を有する紙11aを接着した接着テープ片9を示す。こ
の場合、紙11aが広告,宣伝用のラベルとして機能す
る。
【0020】本実施例の紙収納式カッタ2を設ける接着
テープホルダ1により、従来のものと同様に接着テープ
の切断が出来ると共に、切断された接着テープ片9を広
告,宣伝用のラベルとして使用できる。また、不要の場
合、接着テープ片9を簡単に、かつ綺麗に剥がすことが
出来る。また、紙収納式カッタ2は市販の接着テープホ
ルダに適用可能である。
テープホルダ1により、従来のものと同様に接着テープ
の切断が出来ると共に、切断された接着テープ片9を広
告,宣伝用のラベルとして使用できる。また、不要の場
合、接着テープ片9を簡単に、かつ綺麗に剥がすことが
出来る。また、紙収納式カッタ2は市販の接着テープホ
ルダに適用可能である。
【0021】なお本実施例においては、紙収納式カッタ
を設ける接着テープホルダは、紙収納式カッタの取り付
け部を介して接着テープホルダ部に固定させたが、接着
テープホルダ部と紙収納式カッタのケース本体とが一体
的に形成されていてもよい。
を設ける接着テープホルダは、紙収納式カッタの取り付
け部を介して接着テープホルダ部に固定させたが、接着
テープホルダ部と紙収納式カッタのケース本体とが一体
的に形成されていてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。 (1)接着テープ片の一部に非接着性の紙を固着するこ
とが出来るため、接着テープ片の貼付が容易に出来ると
共に、用済の接着テープ片を紙の部分を把持することに
より容易に剥がすことが出来る。 (2)紙に色や文字,模様をつけることにより、識別マ
ークとして接着テープ片が機能すると共に、広告,宣伝
機能を有することが出来る。 (3)紙収納式カッタは接着テープホルダ部に着脱可能
に固着出来るため交換自在である。また、ケース本体内
に各種の紙を収納することが出来る。 (4)市販の接着テープホルダに適用可能であり、容易
に実施出来る。
を奏する。 (1)接着テープ片の一部に非接着性の紙を固着するこ
とが出来るため、接着テープ片の貼付が容易に出来ると
共に、用済の接着テープ片を紙の部分を把持することに
より容易に剥がすことが出来る。 (2)紙に色や文字,模様をつけることにより、識別マ
ークとして接着テープ片が機能すると共に、広告,宣伝
機能を有することが出来る。 (3)紙収納式カッタは接着テープホルダ部に着脱可能
に固着出来るため交換自在である。また、ケース本体内
に各種の紙を収納することが出来る。 (4)市販の接着テープホルダに適用可能であり、容易
に実施出来る。
【図1】本発明の一実施例の接着テープホルダを示す斜
視図である。
視図である。
【図2】紙収納式カッタの一実施例の全体構造を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】図3のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】本実施例による接着テープ片と紙との係合状態
を示す一部断面図である。
を示す一部断面図である。
【図6】本実施例によって切断された接着テープ片及び
残された部分の接着テープ片を示す平面図である。
残された部分の接着テープ片を示す平面図である。
【図7】本実施例により切断された接着テープ片の貼着
状態とその剥離作用を説明するための断面図である。
状態とその剥離作用を説明するための断面図である。
【図8】広告,宣伝機能を有する紙を接着した接着テー
プ片を示す平面図である。
プ片を示す平面図である。
1 接着テープホルダ 2 紙収納式カッタ 3 接着テープホルダ部 4 接着テープ 5 保持部 6 支持部 7 上部支持面 8 垂直面 9 接着テープ片 10 ケース本体 11 紙 11a 紙 12 蓋体 13 開口部 14 四角孔 15 係止部 16 係止部 17 屈曲部 18 テープカッタ 19 切断刃 20 スプリング 21 貼付対象物
Claims (7)
- 【請求項1】 非接着材からなる多数枚の紙を収納する
と共に上端面に前記紙の出入可能な開口部を形成するケ
ース本体と、磁性体又は非磁性体に前記ケース本体を着
脱可能に固着すべく該ケース本体に装着又は形成される
取り付け部と、前記ケース本体の前記上端面とほぼ同一
レベル位置に切断刃を有し前記ケース本体に固着される
テープカッタと、前記ケース本体内に収納され前記紙を
前記開口部側に押圧すべく付勢する押圧手段を設けるこ
とを特徴とする紙収納式カッタ。 - 【請求項2】 前記取り付け部が、磁性体に対するマグ
ネット部材である請求項1記載の紙収納式カッタ。 - 【請求項3】 前記取り付け部が、非磁性体に対する該
非磁性体側に係着可能な係止部である請求項1記載の紙
収納式カッタ。 - 【請求項4】 前記紙は、白紙又は色紙に任意の広告,
宣伝用の文字,模様を印刷したものである請求項1〜3
のいずれかに記載の紙収納式カッタ。 - 【請求項5】 前記ケース本体の前記開口部まわりには
最上部の前記紙の周辺又は周辺の一部を前記押圧手段の
押圧力に抗して保持する係止部が形成されてなる請求項
1〜4のいずれかに記載の紙収納式カッタ。 - 【請求項6】 接着テープと、該テープを保持する保持
部及び引き出された前記接着テープの下側の接着面を支
持する支持部とを一体的に形成し磁性体又は非磁性体か
らなる接着テープホルダ部とを有する接着テープホルダ
であって、該ホルダ部の前記支持部側に前記請求項1記
載の紙収納式カッタを前記取り付け部を介して固定する
ことを特徴とする接着テープホルダ。 - 【請求項7】 接着テープと、該テープを保持する保持
部及び引き出された前記接着テープの下側の接着面を支
持する支持部とを一体的に形成し磁性体又は非磁性体か
らなる接着テープホルダ部とを有する接着テープホルダ
であって、該ホルダ部の前記支持部側には紙収納式カッ
タが前記支持部側に形成され、該紙収納式カッタは、非
接着材からなる多数枚の紙を収納すると共に上端面に前
記紙の出入可能な開口部を形成し、前記支持部と一体的
に形成されたケース本体と、前記ケース本体の前記上端
面とほぼ同一レベル位置に切断刃を有し前記ケース本体
に固着されるテープカッタと、前記ケース本体内に収納
され前記紙を前記開口部側に押圧すべく付勢する押圧手
段を設けてなることを特徴とする接着テープホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24874694A JPH0885667A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 紙収納式カッタ及び紙収納式カッタ付接着テープホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24874694A JPH0885667A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 紙収納式カッタ及び紙収納式カッタ付接着テープホルダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0885667A true JPH0885667A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=17182757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24874694A Pending JPH0885667A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 紙収納式カッタ及び紙収納式カッタ付接着テープホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0885667A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101163556B1 (ko) * | 2003-03-10 | 2012-07-10 | 일리노이즈 툴 워크스 인코포레이티드 | 다중-날 커터 |
KR101358419B1 (ko) * | 2011-11-16 | 2014-02-03 | 주식회사 태극 | 보조지가 구비된 박스 포장용 컷터기 |
CN106698058A (zh) * | 2015-07-22 | 2017-05-24 | 刘宏纲 | 胶带切割器 |
CN106698057A (zh) * | 2015-07-22 | 2017-05-24 | 刘宏纲 | 胶带分割器 |
CN107284848A (zh) * | 2017-07-13 | 2017-10-24 | 四川索朗臣环保科技有限公司 | 一种新型可降解的塑料包装膜 |
ES2748379A1 (es) * | 2018-09-14 | 2020-03-16 | Jimenez Juan Bolos | Procedimiento para la obtencion de una solapa de facil extraccion, en los extremos de una cinta adhesiva, y dispositivo para llevar a cabo dicha obtencion |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01281256A (ja) * | 1988-05-06 | 1989-11-13 | Shigekatsu Kubo | 粘着テープ切断装置 |
-
1994
- 1994-09-16 JP JP24874694A patent/JPH0885667A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01281256A (ja) * | 1988-05-06 | 1989-11-13 | Shigekatsu Kubo | 粘着テープ切断装置 |
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