JPH07504639A - シート束用ディスペンサー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 シート束用ディスペンサー 世睦！ 本発明は、シートを互いに接着させる接着剤が各シートの一面の一方のエツジに 沿って帯状に塗布され、隣合うシートの帯状の接着剤がシートの束の両側に交互 に配置されるように重なったシートを供給するためのディスペンサーに関する。

背景となる技術 上記のような束になフたメモ用紙（すなわち、ミネソタ州セント・ポールのミネ ソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニー（Ｍｉｎｎ ｅｓｏｔａ　Ｍｉｎｉｎｇ　ａｎｄ　Ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ　Ｃｏ、）よ り商業的に入手できる「スコッチ（Ｓｃｏｔｃｈ）Ｊブランドの「ボスト−イツ ト（Ｐｏｓ　ｔ−４ｔ）Ｊノートパッド）用のディスペンサーの１つが、本出願 の譲受人に譲渡された米国特許第４．４１６．３９２号に記載されている。そこ では、ノートの束は箱の中に入れられ、シートは、接着剤が帯状に塗布されたシ ートの両側エツジに対して平行にかつそれらの中心に配置された箱の上部のスロ ットを通じて取り出すことができる。しかし、米国特許第４．４１６．３９２号 に示された箱には、束の１枚目のシートを取り出すためにそこにかけた力に応じ て２枚目のソートが１枚目のシートとともに引っ張られるのを防ぐ手段が講じら れていない。従って、１枚目のシートを箱から取り出した後に２枚目のシートか ら分離するために、２枚目のシートを手で保持しながら１枚目のシートを２枚目 のシートから手で剥がさなければならない。これは不便なことである。

さらに、米国特許第４．４１６．３９２号には、シート材の束を収容したベース が取り外し自在のカバーを支持するようになっている、上記のようなシート材の 束のためのディスペンサーが示されている。カバーの土壁には開口部が形成され ており、シートの束はばねによって土壁の方へ付勢される。土壁は、この取り出 し用開口部で終結する２つの傾斜部分により形成されている。このディスペンサ ーでは、束の２枚目のシートと土壁との間に圧力をかけるばねにより、１枚目の シートを取り出すためにそこに加えた力に応じて２枚目のシートが１枚目のシー トとともに引っ張られるのを防ぐ手段が講じられてはいるものの、シートの束を 供給するのに４つの基本部分を有しており、さらに、開口部の鋭いエツジにより 、シートは、取り出されるときにエツジの周囲で応力を受け、取り出された後に カールする。

その後、商業化されてはいないが、上記のようなメモ用紙の乗用のディスペンサ ーを改良しようとする試みがなされており、それらは、本出願の譲受人に譲渡さ れた米国特許第４．５６２．９３８号、第４．５８６，６２９号、第４．５８６ ．６３０号、及び第４．５８６．６３１号に記載されている。

本出願の譲受人に譲渡された米国特許第４，６５３．６６６号には、上記のよう なシートの乗用のディスペンサーのさらなる実施例が示されており、これは商業 化されている。このディスペンサーは、シートの束の周囲に適合する箱を有して おり、箱の中心には、接着剤が塗布された両側エツジと平行に横断する開口部が 設けられている。箱のばね部材がシートの束を開口部の方へ押圧する。箱の土壁 から開口部内へ延在しているのが複数の柔軟な高分子フラップであり、各フラッ プは、シートの供給時に曲がって弧状の凸面をなし、その周囲でシートは引っ張 られる。この構造により、取り出されたシートがカールすることはなく、取り出 して貼り付けられるものに貼り付けたシートは、貼り付けられるものの表面に沿 ってほぼ平坦になり、カールしている場合はど剥がれやす（ならない。しかし、 上記のように、このディスペンサーは多くの部分からなっている。

やはり本出願の譲受人に譲渡された米国特許第４．９２１．１２７号には、上記 のようなシートの乗用の補充自在のディスペンサーが示されている。このディス ペンサーは、水平な支持面に支持されかつソートの束を支持するベース部と、互 いに離れた圧面部分を含む底面を有するボデ一部とを有している。圧面部分は、 束の上面の、接着剤が細い帯状に塗布されたシートの両エツジに隣接する部分で 接触して支持される。互いに離れた圧面部分は、接着剤が細い帯状に塗布された シートの両エツジから所定距離にわたってシートの上面と接触し、ボデ一部の圧 面部分と上面との間の弧状の凸面部により、ボデ一部の中心を横断方向に貫通す るスロットが形成されている。弧状の凸面部は上記所定距離と少なくとも同じ長 さの半径を有しており、ディスペンサーからスロットを通じて引っ張られるペー パーシートのカールが抑えられる。ボデ一部は十分な重量（例えば約０．５〜１ ゜５ポンド）を有しており、ボデ一部を束から実質的に持ち上げることなくスロ ットを通じて束からノートを引っ張ることができる。

やはり本出願の譲受人に譲渡された米国特許第４．９９３．５９０号には、表面 に貼り付けるようになっている上記のようなノートの乗用の補充自在のディスペ ンサーが示されている。ディスペンサーは互いに離れた圧面部分を含む土壁を有 している。圧面部分は、接着剤が細い帯状に塗布されたシートの画工・ソンから 所定距離にわたって束の上面と接触し、ボデ一部の中心を横断方向に貫通するス ロットが形成されている。シートは、このスロットを通じて取り出される。この ディスペンサーは、シートを取り出しやすいように束を弧状に湾曲させるもので あり、束を土壁に対して押圧する手段を有している。

上記のような束に重ねた高分子シート（すなわち、ミネソタ州セント・ポールの ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニー（Ｍｉ ｎｎｅｓｏｔａ　Ｍｉｎｉｎｇ　ａｎｄ　Ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ　Ｃｏ。

）より商業的に入手できる「ボスト−イツト（Ｐｏｓｔ−ｉｔ）Ｊブランドのテ ープフラッグ）用のディスペンサーが、本出願の譲受人に譲渡された米国特許第 ４．７７０．３２０号に示されている。そこでは、ソートの束はディスペンサー の中に入れられ、シートは、接着剤を帯状に塗布したシートの両側エツジに対し て平行にかつそれらの中心に形成されたディスペンサーの上部のスロットを通じ て取り出すことができる。米国特許第４．７７０，３２０号に示されたディスペ ンサーでは、シートの束がディスペンサー内で前後に往復運動するので、束の１ 枚目のシートを取り出すためにそこにかけた力に応じて２枚目のソートが１枚目 のシートとともに引っ張られるのを防ぐことができる。

上記米国特許に示されたいくつかのディスペンサーは、シートをカールさせたり しわを寄せたりすることなくかつ取り出しているソートとともに束の２枚目のシ ートを引っ張ることなくシートを束から引き出せるようにする上で効果的なもの であるが、上記のような束から７−トを取り出すための新しいディスペンサーを 開発しようとする努力は継続している。

発明の開示 本発明によれば、補充自在で、安価で、シートをカールさせたりしわを寄せたり することなくかつ取り出されるシートとともに束の２枚目のシートを引っ張るこ となくシートを束から引き出せるようにする上で効果的な、上記両タイプのシー ト束（すなわち、「スコッチ（Ｓｃｏｔｃｈ）Ｊブランドの「ポスト−イツト（ Ｐｏｓｔ−ｉｔ）Ｊノートパッドか「ポスト−イツト（Ｐｏｓ　ｔ−ｉ　ｔ）Ｊ ブランドのテープフラッグのどちらか）用のディスペンサーが提供される。

本発明により、同様の大きさの複数枚のシートが重なり合った乗用のディスペン サーが提供される。各シートは上面と底面とを有しており、底面の一部には一方 のエツジに沿って接着剤が帯状に塗布されている。この接着剤により、シートは 、渠内で隣接するノートの上面に剥離自在に接着している。シートは、隣合うシ ートの帯状の接着剤が束の両側に交互に配置された状態で重なっている。束は、 この接着剤が交互に配置された両側に各第１側面を有し、さらに、各第１側面に 対して直角方向に位置する各第２側面と、束の一番上側のシートの上面によって 形成される上面とを有している。ディスペンサーは、シートの束が配置されるキ ャビティを形作る内面を有する複数の壁を備えたハウジングを存している。これ らの壁には、弾性的に曲がる高分子材料よりなり、常態においてほぼ平坦な単一 層をなし、束の上面に隣接する土壁が含まれる。土壁は、束の第１側面に対して 平行な複数のエツジ面を有している。各エツジ面により、土壁の相対する２つの 部分と、この相対する２つの部分間において上壁を貫通するスロットとが形成さ れている。スロットを通じて束の一番上側のシートの一部が突出する。束の一番 上側のシートをスロットから取り出すときに、土壁の相対する部分の、一番上側 のシートの帯状の接着剤に隣接する側が束から離れて曲がり、取り出しているシ ートと、束の二番目に上側のソートの、帯状の接着剤が接着している端部とがス ライドしつる表面が束に隣接して形成され、それにより、シートのカールが抑制 される。さらに、取り出される一番上側のシートの帯状の接着剤と反対側のフラ ップ状の部分が束の２番目に上側のシートに抵抗力をかけることにより、一番上 側のシートを取り出すために力を加えると、その一番上側のソートは、スロット から取り出された後に束の二番目に上側のシートの端部から剥がれ、二番目のシ ートがスロットから完全に引き出されるということはない。

ディスペンサーのハウジングは、種々の方法で種々の材料から成形できるが、シ ョアー硬度が約４０〜８０の範囲内にある可塑化ポリ塩化ビニルより浸漬成形す ることが好ましい。この材料であると、シートをディスペンサーから取り出すと きに望ましい摩擦特性が達成され、シートは上記の方法で供給される。

このような束状に積み重ねた高分子材料よりなる細長いソート（例えば、米国特 許第４．７７０．３２０号に示されたタイプの［ボスト−イツト（Ｐｏｓｔ−ｉ ｔ）Ｊブランドのテープフラッグであり、この米国特許の内容を参考としてここ に取り入れる）を供給するための一実施例では、ディスペンサーは、米国再発行 特許第２４，１６６号（その内容を参考としてここに取り入りれる）に記載され た浸漬成形構造体をなしている。この浸漬成形構造体は長い間コイン入れに使用 されている。この実施例では、ディスペンサーの壁は全て弾性的に曲がる高分子 材料からなり、ディスペンサーは、さらに、常態では土壁に対してほぼ平行であ りかつ土壁から離れたほぼ平坦な背面壁と、背面壁と土壁の各周囲間に延在する 複数の側壁とを有している。土壁と底壁は略楕円形の周囲を有しており、各エツ ジ面は、土壁の長手方向に延在し、土壁を２分している。さらに、各エツジ面の 端部に隣接する側壁を互いの方へ手で押圧することによりエツジ面を離すことが でき、キャビティ内に配置すべきシートの束の位置決めが可能となる。

上記のような束状に積み重ねたペーパーシート（例えば、「スコッチ（Ｓｃ。

１ｃｈ）Ｊブランドの「ボスト−イツト（Ｐｏｓ　ｔ−ｉ　ｔ）Ｊノート）を供 給するための他の実施例では、土壁の相対する部分がフラップ状をなし、土壁を 貫通するスロットがこれらフラップ状部分の間に位置し、さらに、土壁の相対す るフラップ状部分の各エツジ面が互いに離れるように、土壁は、各エツジ面の側 方に位置する複数の平行な貫通側方スリットを有している。

この実施例では、ディスペンサーは、さらに、常態では土壁に対してほぼ平行で ありかつ土壁から離れたほぼ平坦な背面壁と、背面壁と土壁の各周囲間に延在す る複数の側壁とを有している。土壁、底壁、及び側壁は、弾性的に曲がる高分子 材料より一体的に成形され、背面壁は貫通口を有している。この実施例のディス ペンサーは、さらに、係合部分と取付部分とを含むベース手段を有することがで きる。係合部分は、凸壁の弾性的な曲がりにより貫通口を通じて挿入され、貫通 口の周囲で背面壁の内面と係合し、凸壁と着脱自在に係合した状態でベース手段 を保持する。一方、取付部分は、所定タイプの構造体（例えば、ディスペンサー をデスクトップ上で支持する重し付きベースや、ディスペンサーを自動車のサン バイザーに取り付けるためのフック状部分）に対してディスペンサーを支持する か又は取り付けるためのものである。係合部分は凸壁から取り外し自在であり、 キャビティ内に配置すべきシートの束を背面壁の貫通口を通じて位置決めするこ とができる。

図面の簡単な説明 添付の図面を参照しながら本発明を以下に詳細に説明する。尚、各図において同 じ参照符号は同じ部分を示している。

図１は、本発明に係るシート束とディスペンサーの組合体の第１実施例の斜視図 である。

図２は、図１の組合体の平面図である。

図３は、図２の３−３線概略断面図である。

図４は、図２の４−４線概略断面図であり、シートをディスペンサーから取り出 している状態を示している。

図５は、シートの束を挿入できるように図１のディスペンサーを開いた状態の斜 視図である。

図６は、本発明に係るシート束とディスペンサーの組合体の第２実施例の斜視図 である。

図７は、図６の組合体の平面図である。

図８は、図７の８−８線概略断面図である。

図９は、図７の８−８線概略断面図であり、シートをディスペンサーから取り出 している状態を示している。

図１０は、シートの束とベース部材とを取り除いた状態のディスペンサーのハウ ジング部の正面図である。

図１１は、図１０に示すディスペンサーのハウジング部の背面図である。

詳細な説明 図面の図１〜４に、本発明の第１実施例に係る組合体１０を示している。この組 合体１０は、（１）高分子材料よりなる同様のサイズの複数枚のシート１１を重 ねた束１２と、多くの場合コイン入れとして使用される米国再発行特許第２４゜ １６６号に示された「自動閉鎖容器」と同じ構造を本質的に有するハウジング２ ０を備えたディスペンサーとを有している。シート１１の束１２は、例えば、ミ ネソタ州セント・ボールのミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュア リング・カンパニー（Ｍｉｎｎｅｓｏｔａ　Ｍｉｎｉｎｇ　ａｎｄ　Ｍａｎｕｆ ａｃｔｕｒｉｎｇ　Ｃｏ、）より異なるディスペンサーで商業的に入手できる「 ポスト−イツト（Ｐｏｓ　ｔ−４ｔ）Ｊブランドのテープフラッグの束である。

このテープフラッグに関しては本出願の譲受人に譲渡された米国特許第４．７７ ０，３２０号に記載されており、その内容を参考としてここに取り入れる。シー ト１１は束１２の中で重なり合っており、各シート１１は上面と底面を有し、底 面の大部分には一方のエツジに沿って接着剤が帯状に塗布されている。この接着 剤によりシート１１は束１２内で隣接するノート１１の上面に接着している。シ ート１１は、隣合うシート１１の帯状の接着剤が束１２の両側に交互に配置され た状態で重なっている。束１２は、この接着剤が交互に配置された両側に各第１ 側面１６を有し、さらに、各第１側面１６に対して直角方向に位置する各第２側 面１８と、束１２の一番上側のシート１１の上面により形成される上面１９と、 反対側の底面とを有している。ハウジング２０は、シート１１の束１２が配置さ れるキャビティ１７を形作る内面を有する複数の壁を備えている。これらの壁に は、弾性的に曲がる高分子材料よりなり、常態においてほぼ平坦な単一層をなし 、束１２の上面１９に隣接する上壁２１が含まれる。上壁２１は、束１２の第１ 側面１６に対して平行な複数のエツジ面２３を有している。このエツジ面２３に より、上壁２１の相対する２つの部分２５と、２つの部分２５間において上壁２ １を貫通するスロットとが形成されている。このスロットを通じて、束１２の一 番上側のシート１１の接着剤のついていない鮮明に色付けされた端部２４が突出 する。従って、束１２の一番上側のシート１１をスロットから取り出すときに、 その一番上側のシート１１の帯状の接着剤に隣接する側の土壁部分２５が図４に 示すように束１２から離れて曲がり、取り出しているシート１１と、束１２の二 番目に上側のシート１１の、帯状の接着剤が接着している端部とがスライドしう る表面が束１２に隣接して形成され、それにより、シート１１のカールを抑える ことができる。さらに、取り出される一番上側のシート１１の帯状の接着剤と反 対側の上壁部分２５が束１２の二番目に上側のシート１１に抵抗力をかけること により、一番上側のシート１１を取り出すために力を加えると、一番上側のシー ト１１は、スロットから取り出された後に束１２の二番目に上側のシート１１の 端部から剥がれ、二番目のシート１１がスロットから完全に引き出されるという ことはない。

ディスペンサーの壁は全て弾性的に曲がる高分子材料から一体的に浸漬成形され 、ディスペンサー２０は、さらに、常態では上壁２１に対してほぼ平行でありか つ上壁２１から離れたほぼ平坦な底壁すなわち背面壁２６と、底壁２６と上壁２ １の各周囲間に延在する複数の側壁２８とを有している。上壁２１と底壁２６は 略楕円形の周囲を有しており、各エツジ面２３は、上壁２１の長手方向に延在し 、上壁２１を２分している。図５に示すように、エツジ面２３の端部に隣接する 側壁２８を互いの方へ手で押圧することによりエツジ面２３を離すことができ、 キャビティ１７内に配置すべきシート１１の束１２の位置決めが可能となる。

図面の図６〜１１に、本発明の第２実施例に係る組合体３０を示している。この 組合体３０は、（１）紙材よりなる同様のサイズの複数枚のシート３１を重ねた 束３２と、ディスペンサー４０とを備えている。尚、このシート３１の束３２は 、例えば、それぞれ幅７センチメードル縦７．６センチメードル（幅２，７５イ ンチ縦３インチ）の「スコッチ（Ｓｃｏｔｃｈ）Ｊブランドの「ポスト−イツト （Ｐｏｓ　ｔ−ｉ　ｔ）Ｊノートすなわちシート３１の束であるが、他のサイズ も種々使用できる。シート３１は束３２内で重なり合っており、各シート３１は 上面と底面を有し、底面には一方のエツジに沿って接着剤が細い帯状に塗布され ている。この接着剤によりシート３１は束３２内で隣接するシート３１の上面に 接着している。シート３１は、隣合うシート１１の帯状の接着剤が束３２の両側 に交互に配置された状態で重なっている。束３２は、この接着剤が交互に配置さ れた両側に各第１側面３６を有し、さらに、各第１側面３６に対して直角方向に 位置する各第２側面３８と、束３２の一番上側のシート３１の上面によって形成 される上面３９と、反対側の底面とを有している。

ディスペンサー４０は、シートの束３２を受け入れるためのキャビティ３７を形 作る内面を有する複数の壁を備えたハウジング４２を有している。これらの壁に は、弾性的に曲がる高分子材料よりなり、常態においてほぼ平坦な単一層をなし 、束３２の上面３９に隣接する上壁４１が含まれる。上壁４１は、束３２の第２ 側面３８に対して平行であり第２側面３８の側方に位置しかつ束３２の第１側面 ３６間のほぼ中央にある複数の平行な貫通側方スリット４７を有している。さら に、上壁４１は、側方スリット４７間に延在する間隔のあいた複数のエツジ面４ ３を有している。各側方スリット４７と各エツジ面２３により、上壁４１の相対 する２つのフラップ状部分４５と、この相対する２つのフラップ状の土壁部分４ ５間において上壁４１を貫通するスロットとが形成されている。束３２がキャビ ティ３７内に配置されているときに、束１２の一番上側のシート３１の一部はス ロットを通じて突出できる。従って、束３２の一番上側のシート３１をスロット から取り出すときに、その一番上側のシート３１の帯状の接着剤に隣接する側の 上壁部分４５が束３２から離れて曲がり、取り出しているシート３１と、束３２ の二番目に上側のシート３１の、帯状の接着剤が接着している端部とがスライド しつる弧状面が束３２に隣接して形成され、それにより、シート３１のカールを 抑えることができる。さらに、取り出される一番上側のシート３１の帯状の接着 剤と反対側のフラップ状の上壁部分４５が束３２の二番目に上側のシート３１に 抵抗力をかけることにより、一番上側のシート３１を取り出すために力を加える と、その一番上側のシート３１は、スロットから取り出された後に束３２の二番 目に上側のシート３１の端部から剥がれ、二番目のシート３１がスロットから完 全に引き出されるということはない。

ハウジング４２の壁は、さらに、常態では上壁４１に対してほぼ平行でありかつ 上壁４１から離れたほぼ平坦で略長方形の底壁すなわち背面壁４６と、背面壁４ ６と上壁４１の各周囲間に延在する複数の側！４８とを有している。土壁、背面 壁、側！４１．４６．４８は、弾性的に曲がる高分子材料（すなわち、可塑化ビ ニルコンパウンド、あるいはより特定的に言うならば、ショアー硬度が約４０〜 ８０の範囲内にある浸漬成形した可塑化ポリ塩化ビニル）より一体的に成形され る。これらの壁は、フラップ状の土壁部分４５の曲がりによりシート４１を上記 の方法で供給できるほど十分に柔軟である一方、その形状を保持しうるほどの厚 さくすなわち、約１／１６〜１／８インチの範囲）を有している。それぞれの大 きさが幅７センチメードル縦７６センチメードル（幅２．７５インチ縦３インチ ）であり接着剤がエツジに沿って比較的細く塗布された「スコッチ（Ｓｃｏｔｃ ｈ）」ブランドの「ポスト−イツト（Ｐｏｓｔ−４ｔ）Ｊノートの束３２と併用 する場合には、各スリット４７は、その長さが約０．１８フインチ〜３．２５イ ンチの範囲内にあるべきであり、端から端までの長さが約１．７５インチで、各 端部における幅が３／３２インチであることが好ましい。各スリット４７は、少 な（とも束３２の幅だけ離れている。各エツジ面４３は、約０．１８７〜２イン チの範囲内で離れているべきであり、約０．４３フインチの間隔で離れているこ とが好ましい。上壁４１の厚さは約０．０６２〜０．１２５インチの範囲内にあ ることが好ましい。さらに、１００枚のシートの束３２の場合には、土壁と背面 壁４１゜４６は、束３２の厚みを十分密に嵌め込むほどの間隔で離れていること が好ましい。

背面壁４６は略長方形の周囲を有する貫通口５０を有しており、ディスペンサー ４０は、さらに、係合部分５３と取付部分５４とを含むベース手段すなわちベー ス部材５２を有している。係合部分５３は、壁４１．４６及び４８の弾性的な曲 がりにより貫通口を通じて少なくとも部分的に挿入され、貫通口５０の周囲で背 面壁４６の内面と係合し、背面壁４６と着脱自在に係合した状態でベース部材５ ２を保持する。一方、取付部分５４は、所定タイプの構造体に対してディスペン サー４０を支持するか又は取り付けるためのものである。図に示すように、取付 部分５４は、フック状をなしていてディスペンサー４０を自動車のサンノくイザ ーに取り付けることができるようになっているが、その代わりに、ディスペンサ ー４０をある表面に取り付ける吸着盤や磁石、あるいは、ディスペンサー４０を デスクトップ上で支持する重し付きベースを含む他の望ましい形状にすることも できる。

図に示すように、ベース部材５２は、硬質で弾性的に曲がる高分子材料よりなる 押出品であり、背面壁４６の両側部分を受け入れるくぼみを形成する外方向に開 口したＵ字形のチャネル部５８を両側に有し、さらに、チャネル部５８間に延在 する平坦な中心部５９と、一端で中心部５９に取り付けられた）・ツク状取付部 分５４とを有している。図に示すように、ベース部材５２は、さらに、ハウジン グ４２の底部の下方に突出した第２フック状部分６０を含むこともできる。この 第２フック状部分６０により、前方に向いた開口部を有するチャネルが形成され 、ペンあるいは鉛１ｉ６２をディスペンサー４０の正面から着脱自在に係合させ ることができる。フック状部分６０は、装飾やメツセージや広告等を印刷したり 、束３２から取り出したシート３１の接着層を剥離自在に取り付けたりすること のできる平坦な正面部分６４を有することができる。

係合部分５３は、壁４１．４６．４８の弾性的な曲がりにより背面壁４６の貫通 口５０を通じて背面壁４６より取り外し自在であり、キャビティ３７内に配置す べきシート３１の束３２を背面壁４６の貫通口５０を通じて位置決めすることが できる。その後、係合部分５３を再び背面壁４６と係合させることができる。

ディスペンサー２０とハウジング４２は、米国特許第４，８００．１１６号及び 第４．６９５号に記載された周知の浸漬成形法により形成することができる。こ の浸漬成形法は一般的に以下の工種を含む。すなわち、成形すべき製品のキャビ ティ形状を有する型を作出し、次にシリコン油に型を浸漬し、次にシリコン油に 浸した型を加熱し、次にプラスチゾル液を入れた槽の中に、シリコン油に浸して 加熱した型を浸漬する。このプラスチゾル液は加熱されると硬化するものなので 、加熱した型の表面で硬化が始まる。さらに、加熱した型を算定した時間中槽に 入れておいて部分的に硬化させることにより熱硬化性プラスチゾルを所定の厚み で型に取り付け、次にプラスチゾル液の檜から型を取り除き、次に型を覆ってい るプラスチゾルを加熱してその外側部分を硬化させ、次に型と成形品とを急冷す ることにより硬化したプラスチゾルを冷却して硬化プロセスを終え、次に型から 取り外せるように成形品を十分に切断し、次に成形品から必要とされる部分を切 り取る。ディスペンサー２０は、エツジ面２３が形成されるように切断して型か ら取り外すだけでよい。ハウジング４２は、背面壁を横断方向に切断して型から 取り外し、その後貫通口５０とフラップ状部分４５を形成すべく切り取ることが できる。その代わりに、ハウジング４２は、型の周囲から取り外す前に、型を背 にして切断して貫通口５０とフラップ状部分４５とを形成することもできる。

ディスペンサー２０かハウジング４２のどちらかは、種々の印刷技術（例えば、 シルクスクリーン、パッド転写、インクジェット印刷あるいはレーザーマーキン グ）で印刷し、装飾模様や略符や広告メツセージ等のメツセージを形成すること ができる。

以上、２つの実施例とそのいくつかの変形例に関して本発明を説明した。当該技 術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の範囲から逸脱すること な（上記実施例を種々変更することができる。従って、本発明の範囲は、本出願 に記載した構造に限定されるのではなく、請求の範囲に記載した構造とその等価 なものに限定される。

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. １．同様の大きさの複数枚のシートを重ね合わせた束と、ハウジングを有するデ ィスペンサーとの組合体にして、 上記各シートは、上面と、底面と、該底面の一部に一方のエッジに沿って塗布さ れた帯状の接着剤とを有しており、 上記接着剤により、上記シートは、上記束内で隣接するシートの上面に剥離自在 に接着しており、 上記シートは、隣合うシートの上記帯状の接着剤が上記束の両側に交互に配置さ れた状態で重なっており、 上記束は、上記接着剤が交互に配置された両側に各第１側面を有し、さらに、該 各第１画面に対して直角方向に位置する各第２側面と、上記束の一番上側のシー トの上面により形成される上面とを有しており、上記ハウジングは、上記シート の束が配置されるキャビティを形作る内面を有する複数の壁を備えており、 上記壁には、弾性的に曲がる高分子材料よりなる単一層により形成され、上記東 の上面に隣接する、常態においてほぼ平坦な上壁が含まれ、上記上壁は、上記束 の各第１側面に対して平行な複数のエッジ面を有しており、上記各エッジ面によ り、上記上壁の相対する２つの部分と、該相対する２つの部分間において上記上 壁を貫通するスロットとが形成されており、上記スロットを通じて、上記束の一 番上側のシートの一部が突出し、上記束の一番上側のシートを上記スロットから 取り出すときに、該一番上側のシートの帯状の接着剤に隣接する上記上壁部分が 上記束から離れて曲がり、取り出している上記シートと、上記束内で二番目に上 側のシートの、該取り出しているシートの帯状の接着剤が接着している端部とが スライドしうる表面が上記束に隣接して形成され、それにより、上記シートのカ ールが抑制され、さらに、上記取り出される一番上側のシートの帯状の接着剤と 反対側の上記上壁部分が上記束の二番目に上側のシートに抵抗力をかけることに より、上記一番上側のシートを取り出すために力を加えると、上記側の二番目に 上側のシートは上記スロットから完全には引き出されず、上記一番上側のシート は、上記スロットから取り出された後に上記束の二番目のシートの端部から剥が れるように構成してなる組合体。
2. ２．上記弾性的に曲がる高分子材料は、ショアー硬度が実質的に約３５〜１００ の範囲内にある可塑化ビニルコンパウンドであり、上記上壁の厚さは約１／１６ 〜１／８インチの範囲内にある、請求項１記載の組合体。
3. ３．上記弾性的に曲がる高分子材料は、ショアー硬度が約４０〜８０の範囲内に ある浸漬成形された可塑化ポリ塩化ビニルであり、上記上壁の厚さは約１／１６ 〜１／８インチの範囲内にある、請求項１記載の組合体。
4. ４．上記上壁は、上記相対する上壁部分がフラップ状をなし、上記上壁を貫通す る上記スロットが該フラップ状の上壁部分間に位置し、さらに、上記相対するフ ラップ状の上壁部分の上記エッジ面が約３／１６〜２インチの範囲内の間隔で互 いに離れるように、上記各エッジ面と上記束の各第２側面の側方に位置する複数 の平行な貫通側方スリットを有する、請求項１記載の組合体。
5. ５．上記各フラップ状部分を形成する上記各貫通側方スリットの長さは３／１６ 〜３．２５インチの範囲内にある、請求順４記載の組合体。
6. ６．上記ディスペンサーの壁は全て弾性的に曲がる高分子材料よりなり、上記デ ィスペンサーは、さらに、常態では上記上壁に対して実質的に平行でありかつ上 記上壁から離れた実質的に平坦な底壁と、該底壁と上記上壁の各期周囲間に延在 する複数の側壁とを有しており、上記上壁と上記底壁は実質的に楕円形の周囲を 有していて、上記各エッジ面は、上記上壁の長手方向に延在し、該上壁を２分し ており、上記各エッジ面は、該各エッジ面の端部に隣接する上記側壁を互いの方 へ手で押圧することにより離すことができ、上記キャビティ内に配置すべき上記 シートの東の位置決めが可能となる、請求項１記載の組合体。
7. ７．上記ディスペンサーは、さらに、常態では上記上壁に対して実質的に平行で ありかつ上記上壁から離れた実質的に平坦な背面壁と、該背面壁と上記上壁の各 局囲間に延在する複数の側壁とを有しており、上記上壁、背面壁、及び面壁は、 弾性的に曲がる高分子材料より一体的に成形され、 上記背面壁は貫通口を有しており、 上記ディスペンサーは、さらに、取付部分と係合部分とを含むベース手段を有し ており、 上記取付部分は、所定タイプの構造体に対して上記ディスペンサーを支持するか 又は取り付け、 上記係合部分は、上記各壁の弾性的な曲がりにより上記貫通口を通じて挿入され 、該貫通口の周囲で上記背面壁と係合し、上記各壁と着脱自在に係合した状態で 上記ベース手段を保持し、 上記係合部分は上記各壁から取り外し自在であり、上記キャビティ内に配置すべ き上記シートの束を上記背面壁の貫通口を通じて位置決めすることができる、請 求項１記載の組合体。
8. ８．上記上壁は、上記上壁の相対する部分がフラップ状をなし、上記上壁を貫通 する上記スロットが上記フラップ状部分間に位置するように、上記各エッジ面と 上記束の各第２側面の側方に位置する平行な複数の貫通側方スリットを有してい る、請求項７記載の組合体。
9. ９．同様の大きさの複数枚のシートを重ね合わせた束から該シートを供給するデ ィスペンサーにして、 上記各シートは、上面と、底面と、該底面の一部に一方のエッジに沿って塗布さ れた帯状の接着剤とを有しており、 上記接着剤により、上記シートは、上記束内で隣接するシートの上面に剥離自在 に接着しており、 上記シートは、隣合うシートの上記帯状の接着剤が上記束の両側に交互に配置さ れた状態で重なっており、 上記束は、上記接着剤が交互に配置された両側に各第１側面を有し、さらに、該 各第１側面に対して直角方向に位置する各第２側面と、上記束の一番上側のシー トの上面により形成される上面と、反対側の底面とを有しており、上記ディスペ ンサーは、上記シートの束を受け入れるキャビティを形作る内面を有する複数の 壁を備えたハウジングを有しており、上記壁には、弾性的に曲がる高分子材料よ りなり、常態において実質的に平坦な単一層により形成され、上記束の上面に隣 接する上壁が含まれ、上記上壁は、上記束の各第２画面に対して平行であり該各 第２側面の側方に位置しかつ実質的に上記束の各第１側面間の中心にある複数の 平行な貫通側方スリットを有しており、 上記単一層は上記側方スリット間に延在する間隔のあいた複数のエッジ面を有し ており、 上記各側方スリットと上記各エッジ面により、上記上壁の相対する２つのフラッ プ状部分と、該相対する２つのフラップ状の上壁部分間で上記上壁を貫通するス ロットとが形成されており、 上記束が上記キャビティ内に位置決めされたときに、該束内の一番上側のシート の一部は上記スロットを通じて突出でき、上記束の一番上側のシートを上記スロ ットから取り出すときに、該一番上側のシートの帯状の接着剤に隣接する上記フ ラップ状の上壁部分が上記束から離れて曲がり、上記取り出しているシートと、 上記束内で二番目に上側のシートの、該取り出しているシートの帯状の接着剤が 接有している端部とがスライドしうる表面が上記束に隣接して形成され、それに より、上記シートのカールが抑制され、さらに、上記取り出される一番上側のシ ートの帯状の接着剤と反対側の上記フラップ状部分が上記束の二番自に上側のシ ートに抵抗力をかけることにより、上記一番上側のシートを取り出すために力を 加えると、上記束の二番目に上側のシートは上記スロットから完全には引き出さ れず、上記一番上側のシートは、上記スロトから取り出された後に上記束の二番 目のシートの端部から剥がれるように構成してなるディスペンサー。
10. １０．上記弾性的に曲がる高分子材料は、ショアー硬度が実質的に約３５〜１０ ０の範囲内にある可塑化ビニルコンパウンドであり、上記上壁の厚さは約１／１ ６〜１／８インチの範囲内にある、請求項９記載のディスペンサー。
11. １１．上記弾性的に曲がる高分子材料は、ショアー硬度が約４０〜８０の範囲内 にある浸漬成形された可塑化ポリ塩化ビニルであり、上記上壁の厚さは約１／１ ６〜１／８インチの範囲内にある、請求項９記載のディスペンサー。
12. １２．上記ディスペンサーは、さらに、常態では上記上壁に対して実質的に平行 でありかつ上記上壁から離れた実質的に平坦な背面壁と、該背面壁と上記上壁の 各周囲間に延在する複数の側壁とを有しており、上記上壁、背面壁、及び側壁は 、弾性的に曲がる高分子材料より一体的に成形され、 上記背面壁は貫通口を有しており、 上記ディスペンサーは、さらに、取付部分と係合部分とを含むベース手段を有し ており、 上記取付部分は、所定タイプの構造体に対して上記ディスペンサーを支持するか 又は取り付け、 上記係合部分は、上記各壁の弾性的な曲がりにより上記貫通口を通じて挿入され 、該貫通口の周囲で上記背面壁と係合し、上記各壁と着脱自在に係合した状態で 上記ベース手段を保持し、 上記係合部分は上記各壁から取り外し自在であり、上記キャビティ内に配置すべ き上記シートの束を上記背面壁の貫通口を通じて位置決めすることができる、請 求項９記載のディスペンサー。
13. １３．上記上壁は、上記上壁の相対する部分がフラップ状をなし、上記上壁を貫 通する上記スロットが上記フラップ状の部分間に位置するように、上記各エッジ 面の側方に位置する複数の平行な貫通側方スリットを有している、請求項１２記 載のディスペンサー。
14. １４．同様の大きさの複数枚のシートを重ね合わせた束から該シートを供給する ディスペンサーにして、 上記各シートは、上面と、底面と、該底面の一部に一方のエッジに沿って塗布さ れた帯状の接着剤とを有しており、 上記接着剤により、上記シートは、上記束内で隣接するシートの上面に剥離自在 に接着しており、 上記シートは、隣合うシートの上記帯状の接着剤が上記束の両側に交互に記置さ れた状態で重なっており、 上記束は、上記接着剤が交互に配置された両側に各第１側面を有し、さらに、該 各第１側面に対して直角方向に位置する各第２側面と、上記束の一番上側のシー トの上面により形成される上面とを有しており、上記ディスペンサーは、上記シ ートの束を受け入れるキャビティを形作る内面を有する複数の壁を備えたハウジ ングを有しており、上記壁には、弾性的に曲がる高分子材料よりなり、常態にお いて実質的に平坦な単一層により形成され、上記束の上面に隣接する上壁が含ま れ、上記上壁は、該上壁の相対する２つの部分と、該相対する２つの上壁部分間 で上記上壁を貫通するスロットとを形成する複数のエッジ面を有しており、上記 束の第１側面が上記スロットに平行する状態で該束が上記キャビティ内に位置決 めされたときに、該束の一番上側のシートの一部は上記スロットを通じて突出で き、 上記束の一番上側のシートを上記スロットから取り出すときに、該一番上側のシ ートの帯状の接着剤に隣接する上記上壁部分は上記束から離れて曲がり、上記取 り出しているシートと、上記束内で二番目に上側のシートの、該取り出している シートの帯状の接着剤が接着している端部とがスライドしうる表面が上記束に隣 接して形成され、それにより、上記シートのカールが抑制され、さらに、上記取 り出される一番上側のシートの帯状の接着剤と反対側の上記上壁部分が上記束の 二番目に上側のシートに抵抗力をかけることにより、上記一番上側のシートを取 り出すために力を加えると、上記束の二番目に上側のシートは上記スロットから 完全には引き出されず、上記一番上側のシートは、上記スロットから取り出され た後に上記二番目のシートの端部から剥がれ、上記壁は、さらに、常態では上記 上壁に対して実質的に平行でありかつ上記上壁から離れた実質的に平坦な背面壁 と、該背面壁と上記上壁の各周囲間に延在する複数の側壁とを有しており、 上記上壁、背面壁、及び側壁は、弾性的に曲がる高分子材料より一体的に成形さ れ、 上記背面壁は貫通口を有しており、 上記ディスペンサーは、さらに、支持部分と係合部分とを含むベース手段を有し ており、 上記支持部分は、所定タイプの構造体に対して上記ディスペンサーを支持するか 又は取り付け、 上記係合部分は、上記各壁の弾性的な曲がりにより上記貫通口を通じて挿入され 、該貫通口の周囲で上記背面壁と係合し、上記各壁と着脱自在に係合した状態で 上記ベース手段を保持し、 上記係合部分は上記各壁から取り外し自在であり、上記キャビティ内に配置すべ き上記シートの束を上記背面壁の貫通口を通じて位置決めすることができるィス ペンサー。
15. １５．上記弾性的に曲がる高分子材料は、ショアー硬度が実質的に約３５〜１０ ０の範囲内にある可塑化ビニルコンパウンドであり、上記上壁の厚さは約１／１ ６〜１／８インチの範囲内にある、請求項１４記載のディスペンサー。
16. １６．上記弾性的に曲がる高分子材料は、ショアー硬度が約４０〜８０の範囲内 にある浸漬成形された可塑化ポリ塩化ビニルであり、上記上壁の厚さは約１／１ ６〜１／８インチの範囲内にある、請求項１記載のディスペンサー。