JP2006289892A - カード付きシート - Google Patents
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Abstract
【課題】カード付きシートにプリントした後、印字済みカードを剥がす際に、印字用基材からカードを剥がし易くしたカード付きシートを提供する。
【解決手段】略同じ大きさを有する印字用基材と支持基材とが少なくとも一部に剥離剤層を介して貼り合わされた貼り合わせシートにおいて、印字用基材には、印字用基材を貫通するカード状の切込みが形成され、前記カード状の切り込みの内側、または、切込みに掛かる位置の支持基材には切込み、または、開口部が形成され、印字用基材の裏側の少なくともカード状切込みの内側には剥離剤層が形成されたカード付きシートを提供する。
【選択図】 図1
【解決手段】略同じ大きさを有する印字用基材と支持基材とが少なくとも一部に剥離剤層を介して貼り合わされた貼り合わせシートにおいて、印字用基材には、印字用基材を貫通するカード状の切込みが形成され、前記カード状の切り込みの内側、または、切込みに掛かる位置の支持基材には切込み、または、開口部が形成され、印字用基材の裏側の少なくともカード状切込みの内側には剥離剤層が形成されたカード付きシートを提供する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、カード付きシートにプリントした後、印字済みカードを剥がす際に、印字用基材からカードを剥がし易くしたカード付きシートに関する。
シートの裏側にフィルムを貼着し、このフィルム貼着部分にカード部をスリット(切込み)で区画形成したカード付きシートが実用されている。
このカード付きシートは、カード部をスリットで区画形成したときに、シート裏面側に貼着された2枚のフィルムで構成されたシートがカードの脱落防止の役割を担っている。
ところが、2枚のフィルムの、上位のフィルムにスリットを形成し、カード部を形成する際に、シートと上位のフィルムを接着している粘着剤が2枚のフィルムの剥離可能な接着面に移行して、これら2枚のフィルムの剥離、換言するとカード部の剥離が困難になり、場合によっては剥離の際にシートが破損するという不都合があり、これの不都合を解消してカード部の分離を容易かつ確実にすることのできるカード付きシートが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1で開示されている技術は、シートの裏面側の所定部分に、互いに剥離可能に接着してなる2枚のフィルムを貼着し、このフィルム貼着部分に対して、前記シートの表面側から前記2枚のフィルムの下位のフィルムには至らないようにスリットを設けてカード部を区画形成し、前記スリットから前記シートの端部に向けて伸びるシート折り曲げ用のスリットを前記下位のフィルムには至らないように設けたものである。
このカード付きシートは、カード部をスリットで区画形成したときに、シート裏面側に貼着された2枚のフィルムで構成されたシートがカードの脱落防止の役割を担っている。
ところが、2枚のフィルムの、上位のフィルムにスリットを形成し、カード部を形成する際に、シートと上位のフィルムを接着している粘着剤が2枚のフィルムの剥離可能な接着面に移行して、これら2枚のフィルムの剥離、換言するとカード部の剥離が困難になり、場合によっては剥離の際にシートが破損するという不都合があり、これの不都合を解消してカード部の分離を容易かつ確実にすることのできるカード付きシートが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1で開示されている技術は、シートの裏面側の所定部分に、互いに剥離可能に接着してなる2枚のフィルムを貼着し、このフィルム貼着部分に対して、前記シートの表面側から前記2枚のフィルムの下位のフィルムには至らないようにスリットを設けてカード部を区画形成し、前記スリットから前記シートの端部に向けて伸びるシート折り曲げ用のスリットを前記下位のフィルムには至らないように設けたものである。
特許文献1に記載されている技術は、カード部分を剥がすために剥がし方に関する説明が必要で、また、カード部分を剥がすためにカードを支えている帳票の一部を破壊しなければならないという課題がある。
さらに、カード付きシートの厚さが均一でないという課題がある。
さらに、カード付きシートの厚さが均一でないという課題がある。
前記課題を解決するために、本発明のカード付きシートの請求項1に記載の発明は、略同じ大きさを有する印字用基材と支持基材とが少なくとも一部に剥離剤層を介して貼り合わされた貼り合わせシートにおいて、印字用基材には、印字用基材を貫通するカード状の切込みが形成され、前記カード状の切り込みの内側、または、切込みに掛かる位置の支持基材には切込み、または、開口部が形成され、印字用基材の裏側の少なくともカード状切込みの内側には剥離剤層が形成されたことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、印字用基材はプラスチックで、支持基材は紙であることを特徴とするものである。
1)請求項1に記載のように、略同じ大きさを有する印字用基材と支持基材とが少なくとも一部に剥離剤層を介して貼り合わされた貼り合わせシートにおいて、印字用基材には、印字用基材を貫通するカード状の切込みが形成され、前記カード状の切り込みの内側、または、切込みに掛かる位置の支持基材には切込み、または、開口部が形成され、印字用基材の裏側の少なくともカード状切込みの内側には剥離剤層が形成されたことによって、シート全体が均一な厚さ構造となるために、ノンインパクトタイプのカット紙プリンタによるプリント適性に優れ、印字用基材に開口部が形成されているために、カード面にカード情報をプリントした後、容易にカード部分を引き剥がすことができる。
2)また、請求項2に記載のように、請求項1に記載の発明において、印字用基材はプラスチックで、支持基材は紙であることによって、カード付きシートを安価に作成することができ、カードとして利用する部分がプラスチックであることによってカードに耐久性が要求される分野に利用することができる。
2)また、請求項2に記載のように、請求項1に記載の発明において、印字用基材はプラスチックで、支持基材は紙であることによって、カード付きシートを安価に作成することができ、カードとして利用する部分がプラスチックであることによってカードに耐久性が要求される分野に利用することができる。
以下、図面を参照して本発明のカード付きシートについて説明する。
図1は、本発明のカード付きシートの一例について説明するための図,図2は、図1のA−A線断面の一例について説明するための図,図3は、支持基材側に形成される切込みまたは開口部の一例について説明するための図,図4は、従来のカード付きシートの一例について説明するための図,である。
図1は、本発明のカード付きシートの一例について説明するための図,図2は、図1のA−A線断面の一例について説明するための図,図3は、支持基材側に形成される切込みまたは開口部の一例について説明するための図,図4は、従来のカード付きシートの一例について説明するための図,である。
図1を参照して、本発明のカード付きシートの一例について説明する。
カード付きシート1は、印字用基材11と支持基材12が少なくとも一部に剥離剤層を介して貼り合わされている。
印字用基材の一部にカード状の切込み2が形成され、カード状の切込み2に掛かる、または、カード状切込みの内側の支持基材に切込み、または、開口部3が形成されている。
印字用基材11と、支持基材12は同一の大きさで貼り合わされていてもよいし、近似の大きさであってもよい。
カード付きシートがプリンタの給紙部に積載されたときにカード付きシートが傾かないように、また、給紙ローラなどによってバランスよく送り出されるように、また、印字が均一に行われるように近似の大きさにしている。
図1に示すような形状の場合は、長辺,短辺いずれの方向からフィードされても問題ないが、安定してフィードされるためには長辺方向からフィードされる方が好ましい。
カード付きシート1は、印字用基材11と支持基材12が少なくとも一部に剥離剤層を介して貼り合わされている。
印字用基材の一部にカード状の切込み2が形成され、カード状の切込み2に掛かる、または、カード状切込みの内側の支持基材に切込み、または、開口部3が形成されている。
印字用基材11と、支持基材12は同一の大きさで貼り合わされていてもよいし、近似の大きさであってもよい。
カード付きシートがプリンタの給紙部に積載されたときにカード付きシートが傾かないように、また、給紙ローラなどによってバランスよく送り出されるように、また、印字が均一に行われるように近似の大きさにしている。
図1に示すような形状の場合は、長辺,短辺いずれの方向からフィードされても問題ないが、安定してフィードされるためには長辺方向からフィードされる方が好ましい。
切込み(スリット、または、ハーフカット等とも呼ばれる)2は、印字用基材を貫通する状態で施される。
切込みに沿って印字用基材が支持基材12から剥ぎ取られると、クレジットカードサイズのカード110になる。
カードの印字部111には、カード名「入場証」,ID番号「ID No 1234−5678」,カードの所持者名「Name Nippon Taro」がプリンタによって印字される。
カード110以外の部分にも印字され、カード所持者宛のメッセージや、送付される場合は、カード所持者の宛先情報などが印字される。
印字用基材11の印字面には、カードのデザインを含め、宣伝文言,注意文言などの印刷が施される。
切込みに沿って印字用基材が支持基材12から剥ぎ取られると、クレジットカードサイズのカード110になる。
カードの印字部111には、カード名「入場証」,ID番号「ID No 1234−5678」,カードの所持者名「Name Nippon Taro」がプリンタによって印字される。
カード110以外の部分にも印字され、カード所持者宛のメッセージや、送付される場合は、カード所持者の宛先情報などが印字される。
印字用基材11の印字面には、カードのデザインを含め、宣伝文言,注意文言などの印刷が施される。
支持基材側に形成される切込み、または、開口部3は、図に示すような形状に拘らないが、一見してこの部分は切込み、または、開口部で、指で押し上げて印字用基材を剥がす部分であることが判る状態になっていればよい。
支持基材側に形成される切込み、または、開口部3の位置は、図に示すようにカード110の切込み2に掛かる位置でも、切込み2の内側であってもよい。
切込み、または、開口部3が開口部の場合は、開口部の内側の印字用基材は、製造装置内の吸引ユニットなどによって剥ぎ取られる。
支持基材側に形成される切込み、または、開口部3の位置は、図に示すようにカード110の切込み2に掛かる位置でも、切込み2の内側であってもよい。
切込み、または、開口部3が開口部の場合は、開口部の内側の印字用基材は、製造装置内の吸引ユニットなどによって剥ぎ取られる。
図2を参照して、図1のA−A線断面の一例について説明する。
カード付きシート1は、印字用基材11と支持基材12が少なくとも一部に剥離剤層4,接着剤層5を介して貼り合わされている。
印字用基材の一部にカード状の切込み2が形成され、さらに、切込み2に掛かる位置に、支持基材12の切込み20または開口部3が形成されている。
切込み2の内側、カードの表面には、プリンタ等のトナーにより印字部111が形成されている。
図示しないが、印字用基材の印字面、及び、その裏面には印刷によるインキも形成されている。
カード付きシート1は、印字用基材11と支持基材12が少なくとも一部に剥離剤層4,接着剤層5を介して貼り合わされている。
印字用基材の一部にカード状の切込み2が形成され、さらに、切込み2に掛かる位置に、支持基材12の切込み20または開口部3が形成されている。
切込み2の内側、カードの表面には、プリンタ等のトナーにより印字部111が形成されている。
図示しないが、印字用基材の印字面、及び、その裏面には印刷によるインキも形成されている。
剥離剤層4は、少なくとも切込み2によって囲まれたカード部分の裏側に形成されていればよく、それ以外の部分には形成されていなくともよいのであるが、製造工程で、全面に剥離剤層を形成したほうが製造効率がよい場合は、図に示すように全面に形成する。
印字用基材11に形成された剥離剤層4は、カード部の印字用基材が剥ぎ取られる際に印字基材側に付着した状態で剥ぎ取られる。
したがって、接着剤層5に粘着剤が使用される場合は、開口部3には粘着剤層が表出する。しかし、開口部3に表出した粘着剤層はカード付きシート1が複数積載された場合でも開口部3の面積が小さいため、カード付きシート同士を接着させることはない。
印字用基材11に形成された剥離剤層4は、カード部の印字用基材が剥ぎ取られる際に印字基材側に付着した状態で剥ぎ取られる。
したがって、接着剤層5に粘着剤が使用される場合は、開口部3には粘着剤層が表出する。しかし、開口部3に表出した粘着剤層はカード付きシート1が複数積載された場合でも開口部3の面積が小さいため、カード付きシート同士を接着させることはない。
図3を参照して、支持基材側に形成される切込みまたは開口部の一例について説明する。図3は、図1の裏側を示しており、a図,b図,c図,d図に示す切込み(一部、開口部)は、切込みの形状が円の場合の切込みの例である。
a図,b図,c図,d図は、いずれもカード付きシート1を支持基材12の側から観た図である。
印字用基材からカード110を切り取るための切込み2が破線で示されている。図示しないが、支持基材の底部近くの破線は、印字用基材の下端を示している。
a図,b図,c図,d図は、いずれもカード付きシート1を支持基材12の側から観た図である。
印字用基材からカード110を切り取るための切込み2が破線で示されている。図示しないが、支持基材の底部近くの破線は、印字用基材の下端を示している。
a図の例は、切込み3がカードの短辺の端の位置に連続状のカッター刃によって形成されている場合である。
切込み3の左半分の位置を指で押すと、印字用基材に形成されたカード110の端が支持基材から浮き上がり、剥離の発端が形成される。
切込み3の左半分の位置を指で押すと、印字用基材に形成されたカード110の端が支持基材から浮き上がり、剥離の発端が形成される。
b図の例は、切込みがカードの短辺の端の位置に連続状のカッター刃、または、ファイルパンチユニットで形成され、円の内側の支持基材が取り除かれ、開口部31が形成された場合である。
この例の場合は、印刷機の1ユニットで開口部を形成することができるために開口部作製工程を簡略化することができる。
開口部31に表出したカード110の端を指で押すと、カード110の端が支持基材から浮き上がり、剥離の発端が形成される。
この例の場合は、印刷機の1ユニットで開口部を形成することができるために開口部作製工程を簡略化することができる。
開口部31に表出したカード110の端を指で押すと、カード110の端が支持基材から浮き上がり、剥離の発端が形成される。
c図の例は、切込み32がカードの短辺の端の位置にミシン目状のカッター刃によって形成されている場合である。
切込み32の左半分の位置を指で押すと、ミシン目状の切込みが破れ、印字用基材に形成されたカード110の端が支持基材から浮き上がり、剥離の発端が形成される。
切込み32の左半分の位置を指で押すと、ミシン目状の切込みが破れ、印字用基材に形成されたカード110の端が支持基材から浮き上がり、剥離の発端が形成される。
d図の例は、切込み33がカードの内側に連続状のカッター刃によって形成されている場合である。
切込み3の右半分の位置を指で押すと、印字用基材に形成されたカード110の端が支持基材から浮き上がり、剥離の発端が形成される。カードの裏側に残った円形状の支持基材はカードを使用する際に剥離剤層から引き剥がして捨てる。
切込み3の右半分の位置を指で押すと、印字用基材に形成されたカード110の端が支持基材から浮き上がり、剥離の発端が形成される。カードの裏側に残った円形状の支持基材はカードを使用する際に剥離剤層から引き剥がして捨てる。
e図に示す「1」,「2」は、切込みまたは、開口部を形成する際に使用するカッター刃の形状の例である。a〜d図で説明したように利用する。
また、「3」に示す形状の例は、切込みによって形成された支持基材が、周囲の支持基材に残るタイプである。
カードの外縁近傍に形成し、フラップ部がカードの端にかかるように形成する。このタイプの切込みは、切込みによって支持基材部分が切り離され、塵になって四散する心配が無い。
また、「3」に示す形状の例は、切込みによって形成された支持基材が、周囲の支持基材に残るタイプである。
カードの外縁近傍に形成し、フラップ部がカードの端にかかるように形成する。このタイプの切込みは、切込みによって支持基材部分が切り離され、塵になって四散する心配が無い。
支持基材側に形成される切込みの形状は、a〜d図、および、e図に示した例に拘るものではない。
図4を参照して、従来のカード付きシートの一例について説明する。
従来のカード付きシートの一例として、特許文献1に記載されたカード付きシートの例で説明する。
図に示すカード付きシート6のカード61は、印字用シート60の裏側、幅方向の一端側に形成された支持片(図の境界線64のカードが形成された側の裏面全面)によって支持されている。前記支持片は、互いに不完全な溶着等による疑似接着層を介して剥離可能に接着されたポリエチレン,ポリエステル等の2枚の合成樹脂製のフィルムで構成されており、印字用シート60の裏側に粘着剤で貼付されている。
したがって、カード付きシート6は、カード付きシート6の境界線64(実際には表示されない)の右半分と左半分は、少なくとも支持片の厚さの分だけ厚さが異なる。
この支持片に対して、印字用シート60の表面側から前記2枚のフィルムの上位フィルムを貫通するようにカード形状のスリット62が形成されている。
従来のカード付きシートの一例として、特許文献1に記載されたカード付きシートの例で説明する。
図に示すカード付きシート6のカード61は、印字用シート60の裏側、幅方向の一端側に形成された支持片(図の境界線64のカードが形成された側の裏面全面)によって支持されている。前記支持片は、互いに不完全な溶着等による疑似接着層を介して剥離可能に接着されたポリエチレン,ポリエステル等の2枚の合成樹脂製のフィルムで構成されており、印字用シート60の裏側に粘着剤で貼付されている。
したがって、カード付きシート6は、カード付きシート6の境界線64(実際には表示されない)の右半分と左半分は、少なくとも支持片の厚さの分だけ厚さが異なる。
この支持片に対して、印字用シート60の表面側から前記2枚のフィルムの上位フィルムを貫通するようにカード形状のスリット62が形成されている。
また、カード付きシートにはカード付きシートからカード部を剥がすための折り曲げ部が設けられている。
折り曲げ部は、カード形状のスリット62から印字用シート60の端部に向けて形成された2本のスリット63によって形成されている。
この2本のスリット63は、印字用シートを含む前記2枚のフィルムを貫通する状態で形成されており、また、2本のスリット63は、印字用シート60の一端にまでは至らず、若干の間隔を置いて終わっている。
折り曲げ部は、カード形状のスリット62から印字用シート60の端部に向けて形成された2本のスリット63によって形成されている。
この2本のスリット63は、印字用シートを含む前記2枚のフィルムを貫通する状態で形成されており、また、2本のスリット63は、印字用シート60の一端にまでは至らず、若干の間隔を置いて終わっている。
図示しないが、印字用シート60の表面には、カードの送付先を示す宛先情報とカード61の剥離方法やカード使用方法等を記載した案内文が印刷されている。また、カード61の表面には、会員証等の表題のほか、会員番号や、会員氏名が表示されている。
前記カード付きシート6は、宛先情報12が窓開き封筒の窓部に対応するように封入されて送付される。
このカード付きシート6を受け取った受取人は、案内文の説明にしたがって、スリット63に挟まれた前記折り曲げ部を裏面側に折り曲げ、前記2枚のフィルムの疑似接着層で分離し、カードを取り出す。
このカード付きシート6を受け取った受取人は、案内文の説明にしたがって、スリット63に挟まれた前記折り曲げ部を裏面側に折り曲げ、前記2枚のフィルムの疑似接着層で分離し、カードを取り出す。
(材料)
図2を参照して、本発明のカード付きシートに使用される材料の一例について説明する。
印字用基材11として紙を選択した場合は、90〜200g/m2の上質紙,コート紙,クラフト紙などの中からカードの使途に合った厚さの紙を選択する。
印字用基材11としてプラスチックを選択することができる。プラスチック材料としては、ノンインパクトプリンタでプリント可能なように、熱に対する軟化温度が比較的高いポリプロピレン,ポリスチレン,ポリエステル等を選択する。
不透明性と白さを付与するために無機物を混入し、また、トナーの接着力を高めるために表面材料を発泡させることもできる。厚さは、紙の場合と同様100〜300μmのものを選択する。
また、支持基材12として、64〜105g/m2の上質紙,コート紙,クラフト紙などの中から選択して使用する。
印刷インキは、市販されているUV乾燥型のオフセットインキや通常のオフセットインキを使用する。
接着剤として、例えば、SBR系や、アクリル系、または酢酸ビニル系等から選択して使用する。
プラスチック材料を使用する場合、例えば、オレフィン系材料にロジンを添加したものを使用する。
接着剤として、貼り合わせたカード付きシートに柔軟性を与えるために粘着剤を使用することもできる。
また、カード形成部およびその近傍に使用する剥離剤として、例えば、シリコーンオイルや、シリコーンアクリレートを添加した市販のUVインキを使用する。
ただし、上記材料に拘るものではない。
図2を参照して、本発明のカード付きシートに使用される材料の一例について説明する。
印字用基材11として紙を選択した場合は、90〜200g/m2の上質紙,コート紙,クラフト紙などの中からカードの使途に合った厚さの紙を選択する。
印字用基材11としてプラスチックを選択することができる。プラスチック材料としては、ノンインパクトプリンタでプリント可能なように、熱に対する軟化温度が比較的高いポリプロピレン,ポリスチレン,ポリエステル等を選択する。
不透明性と白さを付与するために無機物を混入し、また、トナーの接着力を高めるために表面材料を発泡させることもできる。厚さは、紙の場合と同様100〜300μmのものを選択する。
また、支持基材12として、64〜105g/m2の上質紙,コート紙,クラフト紙などの中から選択して使用する。
印刷インキは、市販されているUV乾燥型のオフセットインキや通常のオフセットインキを使用する。
接着剤として、例えば、SBR系や、アクリル系、または酢酸ビニル系等から選択して使用する。
プラスチック材料を使用する場合、例えば、オレフィン系材料にロジンを添加したものを使用する。
接着剤として、貼り合わせたカード付きシートに柔軟性を与えるために粘着剤を使用することもできる。
また、カード形成部およびその近傍に使用する剥離剤として、例えば、シリコーンオイルや、シリコーンアクリレートを添加した市販のUVインキを使用する。
ただし、上記材料に拘るものではない。
オフィスに設置されたプリンターなどでプリント行うことを前提とした簡易なIDカード,プライスカード,棚札などに利用できる。
1,6 カード付きシート
2 カード状切込み
3 開口部
4 剥離剤層
5 接着剤層
11 印字用基材,プラスチック
12 支持基材,紙
20 支持基材側の切込み
31,33 切込み
32 破線による切込み
60 印字用シート
61,110 カード
62,63 スリット
64 境界線
111 印字部
2 カード状切込み
3 開口部
4 剥離剤層
5 接着剤層
11 印字用基材,プラスチック
12 支持基材,紙
20 支持基材側の切込み
31,33 切込み
32 破線による切込み
60 印字用シート
61,110 カード
62,63 スリット
64 境界線
111 印字部
Claims (2)
- 略同じ大きさを有する印字用基材と支持基材とが少なくとも一部に剥離剤層を介して貼り合わされた貼り合わせシートにおいて、印字用基材には、印字用基材を貫通するカード状の切込みが形成され、
前記カード状の切り込みの内側、または、切込みに掛かる位置の支持基材には切込み、または、開口部が形成され、
印字用基材の裏側の少なくともカード状切込みの内側には剥離剤層が形成されたことを特徴とするカード付きシート。 - 請求項1に記載のカード付きシートにおいて、印字用基材はプラスチックで、支持基材は紙であることを特徴とするカード付きシート。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017094575A (ja) * | 2015-11-24 | 2017-06-01 | 大日本印刷株式会社 | カード用支持体 |
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JPH0564874U (ja) * | 1992-01-31 | 1993-08-27 | トッパン・ムーア株式会社 | カード台紙 |
JPH05254279A (ja) * | 1992-03-16 | 1993-10-05 | Kobayashi:Kk | カード郵送用シート |
JP2001293976A (ja) * | 2000-04-12 | 2001-10-23 | Dainippon Printing Co Ltd | シート類付きフォーム |
JP2004230655A (ja) * | 2003-01-29 | 2004-08-19 | Olympus Corp | 印刷装置用台紙及びそれを用いたカード印刷システム |
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- 2005-04-14 JP JP2005116657A patent/JP2006289892A/ja active Pending
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JP2017094575A (ja) * | 2015-11-24 | 2017-06-01 | 大日本印刷株式会社 | カード用支持体 |
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