JP2013123845A - 冊子状帳票作製用連続用紙、冊子状帳票、冊子状帳票の作製方法、冊子状帳票作製装置 - Google Patents

冊子状帳票作製用連続用紙、冊子状帳票、冊子状帳票の作製方法、冊子状帳票作製装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 冊子状帳票作製用連続用紙、冊子状帳票、冊子状帳票の作製方法、冊子状帳票作製装置を提供する。
【解決手段】 冊子状帳票作製用連続用紙2は、切断予定線26を介して多数の単位紙片201が連接されてなり、切断予定線26と直交する方向の紙端のうちの一方の紙端近傍にミシン目状の切込み23が形成され、ミシン目状の切込み23と紙端との間に接着強度を含む接着剤の塗布態様を示す帯状接着部形成情報や切断マークが光学読取手段で読取可能に形成され、冊子状帳票は、所定の単位紙片201同士がミシン目状の切込み23と平行に形成された切り離し予定部22の内側近傍二箇所に形成された帯状接着部3a、3bによって綴じ合わされ、ミシン目状の切込み23が冊子状帳票の開封部となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、メール便などで送付される冊子状帳票作製用連続用紙、冊子状帳票作製用連続用紙による冊子状帳票、及び冊子状帳票の作製方法、冊子状帳票作製装置に関する。
近年、書類を封筒に入れて封緘し送付する従来の封書のほかに、例えば、冊子の小口側を粘着シートなどで閉じて送付する形式の略式の封書(封緘冊子)が宅配メールなどとして利用されている。このような封緘冊子(以下、冊子状帳票ともいう)を作製する場合は、例えば、特許文献1に記載されているような封緘用テープを貼り付けるための装置を必要とした。一方、前述の封緘用テープを貼り付ける装置では、薄い冊子や厚さの異なる冊子を同時に処理することが難しく、また、柔らかな紙質の冊子なども同一条件で作製することが難しいとされた。
冊子状帳票の実用形態としては、配送伝票や保険契約書等がある。例えば、保険契約書の場合、顧客控や店舗控など一枚ずつ分離する部分や、約款など複数枚に渡る冊子状の部分が含まれる。この場合、全ての用紙が強接着剤で接着されていると、分離したい用紙にミシン目等の加工を施しておかないと、分離することができない。逆に、全ての用紙が弱接着剤で接着されていると、分離したくない用紙が剥離により分離してしまう。この問題を解決するため、冊子の辺縁領域に接触角の差を設け、綴り辺に塗布したセット糊が投錨される量を変化させることにより、接着力の強弱を変化させる技術が提案されている(特許文献2参照)。
特開平11−208619号公報 特開2011−93260号公報
しかしながら、特許文献2に記載の技術では、セット糊が投錨される量を変化させるために、印刷する水性インキの量の細かい調整が必要となるという問題がある。
そこで、本発明は、冊子状帳票作製用連続用紙と、連続用紙給紙部と帯状接着加工部と縦ミシン加工部などのユニットを有する平綴方式の製本装置を使用して作製した冊子状帳票と、各用紙間において接着強度の異なる冊子を複数まとめて作製可能な冊子状帳票の作製方法、冊子状帳票作製装置を提供することを課題とする。
本発明の冊子状帳票作製用連続用紙の第1の態様は、冊子状帳票を作製するための連続用紙であって、前記連続用紙は、切断予定線を介して多数の単位紙片が連接されてなり、前記切断予定線と直行する方向の紙端のうちの一方の紙端近傍、または前記切断予定線と平行な当該切断予定線の近傍に、ミシン目状の切込みが形成され、前記ミシン目状の切込みと前記紙端または前記切断予定線との間に接着強度を含む接着剤の塗布態様を示す帯状接着部形成情報が所定の単位紙片に光学読取手段で読取可能に形成されていることを特徴とするものである。
本発明第1の態様によれば、切断予定線を介して多数の単位紙片が連接された連続用紙において、切断予定線と直行する方向の紙端のうちの一方の紙端近傍、または切断予定線と平行な当該切断予定線の近傍に形成されたミシン目状の切込みと紙端または前記切断予定線との間に接着強度を含む接着剤の塗布態様を示す帯状接着部形成情報が所定の単位紙片に光学読取手段で読取可能に形成されているので、冊子状帳票作製用連続用紙から、各用紙間において接着強度の異なる冊子を複数まとめて作製することが可能となる。
また、第2の態様は、第1の態様において、紙片には連続用紙を単位紙片に切断するための切断マークが光学読取手段で読取可能に形成されていることを特徴とするものである。
本発明第2の態様によれば、連続用紙を単位紙片に切断する際、正確なタイミングで切断を行うことが可能となる。
また、第3の態様は、第1の態様または第2の態様の冊子状帳票作製用連続用紙により作製された冊子状帳票であって、所定の単位紙片同士がミシン目状の切込みと平行に形成された切り離し予定部の内側近傍二箇所に形成された帯状接着部によって綴じ合わされ、前記ミシン目状の切込みが冊子状帳票の開封部となることを特徴とするものである。
本発明第3の態様によれば、所定の単位紙片同士がミシン目状の切込みと平行に形成された切り離し予定部の内側近傍に形成された帯状接着部によって綴じ合わされ、ミシン目状の切込みが冊子状帳票の開封部となることによって、開封部で簡単に開封することができるために複雑な封緘部を形成する必要が無くなる。
また、第4の態様は、第2の態様の冊子状帳票作製用連続用紙により作製された冊子状帳票であって、少なくとも冊子状帳票の何れかの紙片及び、最上紙または最下紙となる紙片の表出面に冊子状帳票固有の冊子状帳票配送情報が印字されていることを特徴とするものである。
本発明第4の態様によれば、第2の態様の冊子状帳票作製用連続用紙により作製された冊子状帳票の最上紙または最下紙に、冊子状帳票配送情報が印字されているので、配送のための宛先情報と冊子内紙片上に印字された固有情報が他の情報と混ざり合うことなく一つに綴じ合わすことができる。また、冊子状帳票に使用する用紙を厚手の用紙、例えば、104g/m2程度の紙を使用することによって用紙に強度が発生し、帳票の紙端2箇所を帯状の接着部によって綴じ合わせた、容易に中を覗き見できない冊子状帳票とすることができる。
また、第5の態様は、第3または第4の態様の冊子状帳票の作製方法であって、連続用紙上に、連続用紙を単位紙片に切断するための切断マーク及び/又は印刷情報を印刷する工程と、前記単位紙片に前記ミシン目状の切込みを形成する工程と、冊子状帳票のうちの少なくとも最上紙または最下紙となる紙片の表出面に冊子状帳票配送情報を印字する工程と、冊子状帳票の何れかの紙片に前記帯状接着部形成情報を光学読取手段で読取可能に印字する工程と、前記帯状接着部形成情報を読み取って単位紙片に帯状に強度の異なる接着部を形成する工程と、連続用紙から単位紙片の長さに切断する工程と、単位紙片を重ねて冊子状帳票とする工程と、を有することを特徴とするものである。
本発明第5の態様によれば、連続用紙上に、連続用紙を単位紙片に切断するための切断マークを印刷し、単位紙片にミシン目状の切込みを形成し、冊子状帳票の何れかの紙片に帯状接着部形成情報を光学読取手段で読取可能に印字し、帯状接着部形成情報を読み取って単位紙片に帯状に強度の異なる接着部を形成し、連続用紙から単位紙片の長さに切断し、単位紙片を重ねて冊子状帳票とするようにしたので、連続用紙の状態から、各用紙間において接着強度の異なる冊子を複数まとめて作製することが可能となる。
また、第6の態様は、第5の態様において、連続用紙を単位紙片に切断するための切断マーク及び/又は印刷情報を印刷する工程と、その他の工程は、異なるラインで実施されることを特徴とするものである。
本発明第6の態様によれば、連続用紙上に単位紙片に切断するための切断マーク又は図柄(または、切断マークと図柄の両方)を印刷する工程と、その他の工程は、異なるライン(装置)で実施されることによって、共通印刷部分はロールで巻き取る印刷装置(以下、ロールトゥロール対応の印刷装置という)で印刷することができる。そして、配送先の宛名情報(配送情報)や冊子内紙片上の固有情報(以下、可変情報ともいう)は前記切断マークを読取って冊子状帳票作製装置で印字することができる。
また、第7の態様は、第3または第4の態様の冊子状帳票の作製装置であって、連続用紙上に、連続用紙を単位紙片に切断するための切断マークと、冊子状帳票の何れかの紙片に前記帯状接着部形成情報を光学読取手段で読取可能に印字する印刷部と、前記単位紙片に前記ミシン目状の切込みを形成するミシン目状切込み加工部と、前記帯状接着部形成情報を光学的に読み取る光学読取手段と、前記光学読取手段に読み取られた帯状接着部形成情報に基づいて、強接着、弱接着、無接着のいずれかの塗布態様を判定する塗布態様判定部と、前記塗布態様判定部の判定結果にしたがって、対応する接着剤の塗布を行う接着剤塗布部と、連続用紙から単位紙片の長さに切断する切断部と、単位紙片を重ねて冊子状帳票とする排紙部と、を有することを特徴とするものである。
本発明第7の態様によれば、連続用紙の状態から、各用紙間において接着強度の異なる冊子を複数まとめて作製することが可能となる。
本発明によれば、冊子状帳票作製用連続用紙と、連続用紙給紙部と帯状接着加工部と縦ミシン加工部などのユニットを有する平綴方式の製本装置を使用して作製した冊子状帳票と、各用紙間において接着強度の異なる冊子を複数まとめて作製可能な冊子状帳票の作製方法、冊子状帳票作製装置を提供することが可能となる。
本発明の冊子状帳票を作製する冊子状帳票作製装置の一実施形態について説明するための概念図である。 本発明の冊子状帳票作製用連続用紙の一実施形態について説明するための図である。 本発明の冊子状帳票の一実施形態について説明するための図である。 本発明の冊子状帳票作製用連続用紙の他の一実施形態について説明するための図である。 本実施形態で使用される帯状接着部形成情報の一例について説明するための図である。 本発明の冊子状帳票の開封部の一例について説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る冊子状帳票作製装置の情報処理機構を示す機能ブロック図である。 帯状接着部形成情報4の記録内容の一例を示す図である。
図1を参照して、本発明の一実施形態に係る冊子状帳票作製装置について説明する。本実施形態の説明では、冊子状帳票作製装置に供給される連続用紙をロール状で給紙し、冊子状帳票を作製する例について説明する。冊子状帳票作製装置1は、冊子状帳票作製用連続用紙(以下、単に連続用紙という)を給紙する給紙部11と、連続用紙に図柄や切断マークを印刷する印刷部及び可変情報を印字する印刷/印字部12、連続用紙状態から単位紙片にカットされて冊子状帳票になった際の開封部を形成するためのミシン目状切込み加工部13、光学センサー部14、接着剤塗布部15、送り孔(以下、スプロケットホールという)部分を切り落とすスリッター部16、連続用紙状態から単位紙片にカットする切断部17、排紙部18、塗布態様判定部19で構成される。図示しないが、連続用紙を駆動するためのスプロケットホール形成部が印刷/印字部12と、ミシン目状切込み加工部13の間に設けられる場合もある。
図1において、印刷/印字部12は、帳票の表裏図柄印刷や連続用紙状態から単位紙片にカットされるための切断マークを印刷するユニットである。このユニットでは、インクジェット装置を組み込んで可変情報を印字するユニットとすることもできる。
前記ユニットでの工程は冊子状帳票作製装置とは別ラインで行なうこともできる。連続用紙の表裏に、例えば、それぞれ4色印刷する必要がある場合、冊子状帳票作製装置に印刷ユニットを組み込むと装置が長くなって効率的ではないため、ロールトゥロール対応の印刷装置で事前に印刷する。印刷が前述のロールトゥロール対応の印刷装置などで事前に行なわれる場合は、印刷装置によってスプロケットホールを連続用紙の両サイドに形成することができる。また、後述するミシン目状切込みも印刷装置で事前に行なうことができる。
また、前述の可変情報と帯状接着部形成情報もインクジェット方式、トナー印字などで事前に行なうこともできる。前述のインクジェット装置は大きなスペースを必要としないことが多いために冊子状帳票作製装置内で行なうこともでき、図1に示すように印字ユニットを冊子状帳票作製装置内に組み込むことができる。
接着剤塗布部15は、塗布態様判定部19からの信号に従って、強接着剤または弱接着剤を塗布する機構である。接着剤塗布部15は、接着剤を塗布するためのバルブを開閉したり、円形のリングをタイミングを合わせて駆動させ、接着剤を帯状(線分状)に塗布する。接着剤塗布部15は、接着剤を収容する容器、接着剤を送出するためのノズルからなるユニットを強接着剤用、弱接着剤用にそれぞれ備えており、塗布態様判定部19からの信号に従って、作動させるように構成されている。また、各用紙において、接着部3は両側の2箇所に設けられており、図面上側の接着部3には強接着剤と弱接着剤の2種を塗布するが、図面下側の接着部3には強接着剤の1種だけ塗布するため、強接着剤用のユニットを2つ、弱接着剤用のユニットを1つ備えることになる。
強接着剤、弱接着剤としては、冊子状帳票から単位紙片を分離する際に、強接着剤で接着された部分を剥離させずに、弱接着剤で接着された部分が剥離されるような強度を有するものであれば、ともに公知の接着剤を用いることができる。できれば、強接着剤としては、サイデン化学株式会社製FB501C、弱接着剤としては、アイカ工業株式会社製AK−61Dを用いるのが望ましい。
塗布態様判定部19は、その直前にバーコードなどの帯状接着部形成情報を読取った光学センサー部14からの信号に基づき、強接着剤を塗布するか、弱接着剤を塗布するか、接着剤を塗布しないかの3つの態様のいずれであるかを判定する。なお、バーコードなどの帯状接着部形成情報は、後述するように、冊子状帳票の最下紙片の表面に形成される。
図7に冊子状帳票作製装置の情報処理機構を示す。図7に示すように、塗布態様判定部19は、CPU19a、RAM19b、ROM19cを有しており、光学センサー部14、接着剤塗布部15とデータ通信可能に接続されている。CPU19aは、ROM19cに格納されたプログラムを実行し、塗布態様判定部19としての機能を実現する。RAM19bは、CPU19aの作業領域としての役割を果たす。ROM19cは、塗布態様判定部19としての機能を実現するプログラムと、帯状接着部形成情報の記録内容と、塗布態様を対応付けた対応データが記憶されている。
接着剤塗布部15と排紙部18の間は、前述のスプロケットホールで駆動しながら連続用紙を切断部17に導き単位紙片に切断する。切断部17の直前に駆動用として使用したスプロケットホール形成部をスリッター部16で切り落とす。スリッター部16では、回転する押し切り刃とカッターによってスプロケットホール形成部を短冊状に切り落とす。切断部17では、光学センサー部14で切断マークを読み取ってカッター刃を上下させて切断しても、間欠的に回転する押し切り刃によって押し切っても良い。帳票の移動を助けるために、接着剤塗布部15から先(矢印方向)は、接着剤が塗布されていない帳票の裏側をサクションロールで吸引しながら駆動しても良い。
排紙部18では、単位紙片に切断された帳票を付き揃えながら、切断された帳票を順番に積み重ね、帳票の表面(上面)に塗布された帯状接着部で次に切断された帳票紙片を接着する。切断された紙片は紙片の自重で単位冊子状帳票となる。接着剤は、水分や固形化時間を調整することによって、緩やかに固形化させ接着させることができる。
図2を参照して、連続用紙の一実施形態について説明する。
連続用紙2は、切断予定線26を介して単位紙片201が連接されている。切断予定線26と直行する方向の紙端のうちの一方の紙端近傍にミシン目状の切込み23が形成され、ミシン目状の切込み23と前記紙端との間に接着剤の塗布態様を示す帯状接着部形成情報(図5で説明する)、または/および、単位紙片に切断するための切断マーク(図5で説明する)が各単位紙片201に光学読取手段で読取可能に形成されている。
連続用紙2は、図1の冊子状帳票作製装置内で、図2のaからi(矢印は連続用紙2の走行方向)の順序で形成されてゆく。図の先頭の紙片aには図示しないが、コンピュータ制御によってバーコードなどによる帯状接着部形成情報がインクジェットプリンタなどによってプリントされる。連続用紙2の両脇に連続用紙2を駆動するためのスプロケットホール21を形成する(前述のようにすでに形成されている場合は、この工程は不要となる)。
スプロケットホール21の近傍には、冊子状帳票作製装置の切断部17の直前のスリッター部16によりスリットされて除去されるための切り離し予定部22が印刷されている。冊子状帳票の幅が狭い場合は、図4に示すように連続用紙20の幅を2倍にして中央部の切り離し予定部240で切り離して冊子状帳票を作製することもできる。図示しないが、切断部17が前述の上下カッター装置の場合は、各紙片の所定の場所に印刷された切断マークを読取ってカッターを作動させることもできる。接着剤塗布部15に到達する直前に光学センサー部14で読取られ、接着剤塗布部15によって接着部3が形成される。
図2と、図3を参照して、冊子状帳票200の一実施形態について説明する。
図2に示す連続用紙2が、図1の冊子状帳票作製装置1の切断部17で単位帳票にカットされ、排紙部18に紙片「a」〜「i」の順序に積み重ねられると、図3(a)の状態になる。図3(b)は、図3(a)のA−A断面を示している。
図3(b)の最下部の冊子状帳票「abcd」は4パートの冊子状帳票で、中央の冊子状帳票「efg」は3パートの冊子状帳票で、最上部の冊子状帳票「hi」は2パートの冊子状帳票である。図2、図3(b)で判るように、各冊子状帳票の最上紙紙片「d」、「g」、「i」の紙片には接着部3が形成されていないために、最上紙紙片「d」とその上の紙片「e」、最上紙紙片「g」とその上の紙片「h」、の間で分離される。また、接着部3の近傍には、全ての紙片にミシン目状切込み23が形成されており、ミシン目状切込み23で冊子状帳票を開封するようになっている。
前述のように、ロール状の連続用紙からコンピュータの指示によって任意のパート数の冊子状帳票を作製する場合は、多くの場合、単位紙片には共通の図柄が印刷されている。前述の最上紙、内包紙、最下紙のデザインを異なったものとする場合、コンピュータ制御の範囲を拡大し、それぞれの単位紙片に印刷の図柄を含めた可変印刷を可能とする印刷装置で印刷を行なう必要がある。
本発明の冊子状帳票においては上記いずれの形態でも良い。
図5と、図2を参照して、本実施形態で使用される帯状接着部形成情報の一例について説明する。図2の紙片「a」、紙片「e」、紙片「h」には、図1で説明した印字部12で帯状接着部形成情報4がバーコード状に印字される。図1で説明した光学センサー部14はこのバーコードを読取って、塗布態様判定部19に帯状接着部形成情報を伝える。
帯状接着部形成情報4には、その冊子が何枚構成であるか、何枚目に強接着剤を塗布するか、何枚目に弱接着剤を塗布するかの情報が記録されている。図2の連続用紙に対応した帯状接着部形成情報4の記録内容を図8に示す。図8に示すように、用紙aに印字された帯状接着部形成情報4には、構成枚数「4(枚)」、強接着剤「1,2(枚目)」、弱接着剤「3(枚目)」と記録されており、用紙dに印字された帯状接着部形成情報4には、構成枚数「3(枚)」、強接着剤「1(枚目)」、弱接着剤「2(枚目)」と記録されており、用紙hに印字された帯状接着部形成情報4には、構成枚数「2(枚)」、強接着剤「1(枚目)」、弱接着剤「−(対象なし)」と記録されている。
塗布態様判定部19は、光学センサー部14から帯状接着部形成情報を受け取ると、何枚構成であるか、何枚目に強接着剤を塗布するか、何枚目に弱接着剤を塗布するかを認識する。最後の用紙には、接着剤を塗布しない設定となっているため、4枚構成である場合は、4枚目には接着剤を塗布しないという判断を行う。そして、各用紙ごとに、強接着剤を塗布する、弱接着剤を塗布する、接着剤を塗布しない、のいずれかの信号を接着剤塗布部15に送信する。
接着剤塗布部15は、塗布態様判定部19から信号を受信すると、所定の時間経過後に紙片に対し接着剤塗布を開始し、紙片の単位長(連続用紙走行方向の一紙片の長さ)内で塗布を完結する。「接着剤を塗布しない」という信号を受信した場合は、所定の時間、待機する。「強接着剤を塗布する」または「弱接着剤を塗布する」という信号を受信した場合は、図2の図面上側の接着部3については、それぞれに対応したユニットから接着剤を塗布し、図2の図面下側の接着部3については、1つだけ用意された強接着剤用のユニットから接着剤を塗布する。すなわち、図2の図面下側の接着部3に対応したユニットについては、接着剤塗布部15は、「強接着剤を塗布する」、「弱接着剤を塗布する」のいずれの信号を受け取った場合であっても、接着剤を塗布させるのみである。
例えば、光学センサー部14が、図2の紙片「a」に印字された帯状接着部形成情報をバーコード情報として受け取ると、図2の図面上側の接着部3aに対しては、所定の時間経過後に紙片「a」に対し強接着剤塗布を開始し、紙片の単位長(連続用紙走行方向の一紙片の長さ)内で塗布を完結する。同様に、紙片「b」の接着部3aに対し強接着剤塗布を行い紙片の単位長内で塗布を完結する。さらに、紙片「c」の接着部3aに対し弱接着剤塗布を行い紙片の単位長内で塗布を完結する。
一方、図2の図面下側の接着部3bに対しては、所定の時間経過後に紙片「a」に対し強接着剤塗布を開始し、紙片の単位長(連続用紙走行方向の一紙片の長さ)内で塗布を完結する。同様に、紙片「b」、紙片「c」の接着部3aに対し強接着剤塗布を行い紙片の単位長内で塗布を完結する。紙片「a」に印字された帯状接着部形成情報では、紙片「d」に対しては接着剤を塗布しないことになっているために、紙片「d」をやり過ごす。同様、紙片「e」、紙片「h」に印字された帯状接着部形成情報に基づいて接着部を形成する。その結果、排紙部18では冊子状帳票「abcd」、冊子状帳票「efg」、冊子状帳票「hi」が作製される。
帯状接着部形成情報4は、前述のバーコードに限定されるものではなく、例えば、QRコード(登録商標)などの二次元コードでも良い。また、帯状接着部形成情報4は、冊子状帳票20の仕上がり領域内でなくてもよく、例えば、スプロケットホールの孔と孔の間、切り離し予定部22の近傍などに形成することもできる。
図6を参照して、本発明の冊子状帳票の開封部の一例について説明する。
冊子状帳票には、表紙又は裏表紙となる紙片の外側になる面に図のように配送先情報41を印字することができる。図示していないが、冊子状帳票の内側の紙片には配送先情報に関連した固有の情報が印字されて綴じ合わされる。また、開封部となっているミシン目状切込み23の近傍には「ここで開封してください」などの文言が開封表示文言230として印刷される。
冊子状帳票を受け取った者は、ミシン目状切込み23部分で開封して、開封表示文言230が印刷された部分を捨てて、冊子状帳票の内側の情報を確認する。このように、冊子状帳票の内側の情報は完全に保護されてはいないが、簡易封書として受取人に配送することができる。
開封表示文言230が印刷された部分を捨てると、全て強接着剤が塗布された接着部3bの部分も破棄される。この場合、最上紙は、隣接する紙片と接着部3aにより弱接着で接着されているため、他の紙片を分離せずに、最上紙のみ他の用紙から容易に剥離することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、ミシン目状切込み23により接着部3bが存在する部分を分離可能な構成としたが、ミシン目状切込み23を形成しない構成とすることも可能である。ミシン目状切込み23を形成しない構成とした場合、ある紙片を他の紙片と容易に剥離するためには、接着部3bに弱接着剤を塗布する必要がある。したがって、ミシン目状切込み23を形成しない構成とした場合、接着部3bにも、接着部3aと同様に、強接着剤と弱接着剤を塗布可能な構成とする。
また、上記実施形態では、ミシン目状切込み23を切断予定線26と直行する方向に形成したが、切断予定線26と平行な方向にミシン目状切込みを形成するようにしても良い。この場合、ミシン目状切込み加工部13として、ミシン刃が軸方向に延設された公知のミシン胴を用い、連続用紙の走行方向において所定の間隔で切断予定線26と平行なミシン目状切込みを形成する。
また、上記実施形態では、スプロケットホールで駆動しながら連続用紙を搬送するようにしたが、ローラーで連続用紙を搬送するようにしても良い。
本発明の冊子状帳票は、冊子状帳票の内側に印字された情報を秘匿扱いとすることが可能で、特定の用紙のみ容易に剥離することができる冊子状帳票として利用できる。
1・・・冊子状帳票作製装置
2、20・・・連続用紙
3a、3b・・・接着部
4・・・帯状接着部形成情報
11・・・連続用紙給紙部
12・・・印刷/印字部
13・・・ミシン目状切込み加工部
14・・・光学センサー部
15・・・接着剤塗布部
16・・・スリッター部
17・・・切断部
18・・・排紙部
19・・・塗布態様判定部
19a・・・CPU
19b・・・RAM
19c・・・ROM
21・・・スプロケットホール
22、24、240 切り離し予定部
23・・・ミシン目状切込み
25・・・切断マーク
26・・・切断予定線
200・・・冊子状帳票
201・・・単位紙片
230・・・開封表示文言

Claims (7)

  1. 冊子状帳票を作製するための連続用紙であって、
    前記連続用紙は、切断予定線を介して多数の単位紙片が連接されてなり、前記切断予定線と直行する方向の紙端のうちの一方の紙端近傍、または前記切断予定線と平行な当該切断予定線の近傍に、ミシン目状の切込みが形成され、前記ミシン目状の切込みと前記紙端または前記切断予定線との間に接着強度を含む接着剤の塗布態様を示す帯状接着部形成情報が所定の単位紙片に光学読取手段で読取可能に形成されていることを特徴とする冊子状帳票作製用連続用紙。
  2. 請求項1に記載の冊子状帳票作製用連続用紙において、
    紙片には連続用紙を単位紙片に切断するための切断マークが光学読取手段で読取可能に形成されていることを特徴とする冊子状帳票作製用連続用紙。
  3. 請求項1または請求項2に記載の冊子状帳票作製用連続用紙により作製された冊子状帳票であって、
    所定の単位紙片同士が前記ミシン目状の切込みと平行に形成された切り離し予定部の内側近傍二箇所に形成された帯状接着部によって綴じ合わされ、前記ミシン目状の切込みが冊子状帳票の開封部となることを特徴とする冊子状帳票。
  4. 請求項1または請求項2に記載の冊子状帳票作製用連続用紙により作製された冊子状帳票であって、
    少なくとも冊子状帳票の何れかの紙片及び、最上紙または最下紙となる紙片の表出面に冊子状帳票固有の冊子状帳票配送情報が印字されていることを特徴とする冊子状帳票。
  5. 請求項3または4に記載の冊子状帳票の作製方法であって、
    連続用紙上に、連続用紙を単位紙片に切断するための切断マーク及び/又は印刷情報を印刷する工程と、
    前記単位紙片に前記ミシン目状の切込みを形成する工程と、
    冊子状帳票のうちの少なくとも最上紙または最下紙となる紙片の表出面に冊子状帳票配送情報を印字する工程と、
    冊子状帳票の何れかの紙片に前記帯状接着部形成情報を光学読取手段で読取可能に印字する工程と、
    前記帯状接着部形成情報を読み取って単位紙片に帯状に強度の異なる接着部を形成する工程と、
    連続用紙から単位紙片の長さに切断する工程と、
    単位紙片を重ねて冊子状帳票とする工程と、
    を有することを特徴とする冊子状帳票の作製方法。
  6. 請求項5に記載の冊子状帳票の作製方法において、
    連続用紙を単位紙片に切断するための切断マーク及び/又は印刷情報を印刷する工程と、その他の工程は、異なるラインで実施されることを特徴とする冊子状帳票の作製方法。
  7. 請求項3または4に記載の冊子状帳票の作製装置であって、
    連続用紙上に、連続用紙を単位紙片に切断するための切断マークと、冊子状帳票の何れかの紙片に前記帯状接着部形成情報を光学読取手段で読取可能に印字する印刷部と、
    前記単位紙片に前記ミシン目状の切込みを形成するミシン目状切込み加工部と、
    前記帯状接着部形成情報を光学的に読み取る光学読取手段と、
    前記光学読取手段に読み取られた帯状接着部形成情報に基づいて、強接着、弱接着、無接着のいずれかの塗布態様を判定する塗布態様判定部と、
    前記塗布態様判定部の判定結果にしたがって、対応する接着剤の塗布を行う接着剤塗布部と、
    連続用紙から単位紙片の長さに切断する切断部と、
    単位紙片を重ねて冊子状帳票とする排紙部と、
    を有することを特徴とする冊子状帳票作製装置。
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