JP2546389Y2 - カード類印字用ホルダー - Google Patents

カード類印字用ホルダー

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JP2546389Y2 JP8011991U JP8011991U JP2546389Y2 JP 2546389 Y2 JP2546389 Y2 JP 2546389Y2 JP 8011991 U JP8011991 U JP 8011991U JP 8011991 U JP8011991 U JP 8011991U JP 2546389 Y2 JP2546389 Y2 JP 2546389Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カード類印字用ホルダ
ーに関し、詳しくは、小型カード、ラベル等のカード類
に、ワードプロセッサ等で作成した所定の文字又は図形
等をシリアルプリンターで印字する際に、該カード類の
固定に使用されるカード類印字用ホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ワードプロセッサ等で作成した文
書の出力装置として、インパクト方式、サーマル、イン
クジェット等のノンインパクト方式の各種シリアルプリ
ンターが広く用いられている。これらのワードプロセッ
サ等のソフト(ソフトウエア)は、主としてA4、B4
等の定形紙を印字対象としており、出力装置であるシリ
アルプリンターにおいても、通常、定形紙を印字対象と
している。
【0003】従って、小型カード、ラベル等のカード類
に、上記シリアルプリンターを用いて所定の文字又は図
形等を印字しようとする場合、従来、次のような方法が
採られている。即ち、定形紙等のシートを台紙(ホルダ
ー)として、該台紙の表面の所定位置に、上記カード類
を貼付け固定して印字するか、又は四隅に切り込みを入
れた台紙(ホルダー)上に、該切り込みを介して上記カ
ード類を固定して印字する方法が採られている。
【0004】また、上述のような試し印字を必要としな
い製品として、シート等のホルダーに貼付け固定したカ
ード類を、印字用ソフトと組合せたものも市販されてい
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、カード
類を台紙に貼付け固定する方法による場合、カード類を
粘着ラベル形態にして置く必要があり、自ずと印字可能
なカード類は、その種類に大きな制限を受けることにな
り実用的ではない。また、四隅に切り込みを入れたホル
ダーにカード類を固定する方法による場合、所定の大き
さのカード類しか適用できず、しかもカード類は四隅の
みで固定され且つホルダーから浮いた状態で固定される
ため、ホルダーに確実に固定され難く印字位置に狂いが
生じ、解像度が低下する等の課題があった。
【0006】また、カード類を上述の如く固定して、通
常のシリアルプリンターを用いて印字する場合、本来、
定形紙を対象としているワードプロセッサ等の印字指令
(設定)により該シリアルプリンターを作動させるた
め、適切な印字を行うには、数回試し印字を行なって適
切な印字指令(設定)を決定した後、該印字指令(設
定)により印字を行なう必要があるが、ソフトを利用し
ない前述の固定法では試し印字も実質上不可能である。
【0007】また、印字用ソフトと組み合わされたカー
ド類による場合は、試し印字を必要とせずに正確な印字
が可能であるが、カード類が形状、サイズが同一の特定
のものに制限され、しかも印字用ソフトによってカード
類に対する印字位置が特定位置に設定されているため、
印字用ソフトを変更しない限り、印字位置を変更できな
いという問題もあった。
【0008】従って、本考案の目的は、シリアルプリン
ターを用いて、形状、サイズが必ずしも同一でない種々
のカード類に対して、所定の位置に容易に印字を可能と
する、カード類印字用ホルダーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、台紙と、再剥
離性自己貼着層を有し該台紙上に該再剥離性自己貼着層
を介して脱着自在に重ね合わせられ且つ該再剥離性自己
貼着層との間にカード類を挟持し貼付け固定するカバー
とからなり、上記再剥離性自己貼着層は、上記カバーに
おける上記台紙側の一面上に一体的に設けられており、
上記台紙は、上記再剥離性自己貼着層との対向面が鏡面
であり、且つ上記再剥離性自己貼着層と上記台紙の鏡面
とは、該再剥離性自己貼着層の自己貼着力によって相互
に密着固定可能になしてあり、また、上記カバーの所定
位置に、所定の大きさ、所定の形状及び所定の数の印字
用開口部を設けてあり、該印字用開口部に、上記カード
類を露出させて固定するようにしてあることを特徴とす
るカード類印字用ホルダーを提供することにより、上記
目的を達成したものである。
【0010】
【作用】本考案のカード類印字用ホルダーによれば、台
紙上にカード類をカバーに設けた再剥離性自己貼着層を
介して貼付け固定できるので、カード類をその印字予定
位置が印字用開口部内の所定位置に位置するように固定
すれば、カード類を所定位置に確実に固定でき、斯る状
態のカード類印字用ホルダーをシリアルプリンターに供
給することによって、カード類の所定位置に正確な印字
が可能であり、印字後には、印字されたカード類をホル
ダーから容易に脱離できる。
【0011】
【実施例】以下に、本考案のカード類印字用ホルダー
を、図面に示す実施例について説明する。 (第一実施例) 図1〜5は、本考案の一実施例を示す図で、図1は、本
考案のカード類印字用ホルダーを、印字用開口部を覆う
カバー用紙を一部切離した状態と共に示す斜視図、図2
は、図1に示す実施例のホルダーの要部を示す拡大断面
図、図3は、図1に示す実施例のホルダーによるカード
類の固定態様を示す斜視図、図4は、図1に示す実施例
のホルダーによるカード類の固定状態を示す平面図、図
5は、図4のIII-III 線における断面図である。
【0012】本実施例のカード類印字用ホルダーHは、
台紙1と、再剥離性自己貼着層2を有し該台紙1上に該
再剥離性自己貼着層2を介して脱着自在に重ね合わせら
れ且つ該台紙1との間にカード類を挟持し貼付け固定す
るカバー3とからなり、且つ上記カバー3の中央部に、
両端が弧状である長方形状の印字用開口部4を3個縦設
してある。
【0013】上記再剥離性自己貼着層2は、図2に示す
如く上記カバー3における上記台紙1側の一面上に一体
的に設けてあり、また上記台紙1は、上記再剥離性自己
貼着層2との対向面11が鏡面であり、上記再剥離性自
己貼着層2と上記台紙1の鏡面11とは、該再剥離性自
己貼着層2の自己貼着力によって相互に密着固定可能と
してあり、図3に示す如く片開き可能なように台紙1の
一縁線の裏側に該カバー3の一側縁部を固定してある。
【0014】また、上記印字用開口部4は、本実施例の
場合、カバー3の用紙31及び再剥離性自己貼着層2で
閉塞されており、該用紙31及び再剥離性自己貼着層2
は、簡単に切離できるようにミシン目32によってカバ
ー3と区割されている。尚、上記印字用開口部4は、用
紙31及び再剥離性自己貼着層2によって閉塞されてい
なくても良く、その場合、台紙1は粘着力等を有してい
ないから該印字用開口部4の表面に異物等が付着するお
それは無い。
【0015】而して、本実施例のカード類印字用ホルダ
ーHにより、カード類10を固定する場合には、図1に
示す如く、印字用開口部4を閉塞している用紙31をそ
の部分の再剥離性自己貼着層2と共に切離した後、図3
に示す如く、カード類10を台紙1上における上記印字
用開口部4の対応位置に置いて、図4に示す如くカバー
3を上記カード類10の上方から台紙1上に覆せれば、
カバー3は、その再剥離性自己貼着層2の上記台紙1に
対する自己貼着力によって上記台紙1に密着固定される
から、カード類10は、ホルダーHにより所定位置に確
実に固定される。そして、カード類10は、斯る固定状
態において、図4に示す如く印字用開口部4において露
出されるから、このホルダーHを後述する如くシリアル
プリンターに供給すれば、カード類10に印字できる。
【0016】本実施例について更に説明すると、上記台
紙1としては、前述の要件を具備し、且つ上記の如くカ
バー3との間にカード類10を保持して、シリアルプリ
ンターに供給された時に、印字に支障を来すことなくカ
ード類10を安定の保持できるものであれば良く、例え
ば、PET、ポリエチレン等のプラスチック、合成紙、
離型紙等の紙、不織布、各種複合材料等を用いて上記再
剥離性自己貼着層2との対向面を鏡面に形成したもの
で、好ましくは厚さ70〜500μに形成されたものが
挙げられる。
【0017】また、上記台紙1の上記再剥離性自己貼着
層2との対向面を鏡面とする手段としては、例えば、上
記の各種素材を用いて形成され且つカレンダー処理等を
施して表面を平滑にした平滑紙の表面に、図2に示す如
く不飽和ポリエステルシート12を貼付けて、上記台紙
の表面を鏡面11とする方法が挙げられる。また、上記
台紙1としては上記再剥離性自己貼着層2の対向面であ
る表面を鏡面となした透明なPPフィルムを使用するこ
ともでき、この場合の台紙1の厚さも、70〜500μ
が好ましい。
【0018】上記再剥離性自己貼着層2は、上記台紙1
の鏡面に対して、その自己貼着力により上記台紙1を相
互に密着固定するものでその厚さは好ましくは20〜2
00μ、更に好ましくは30〜100μである。また、
上記再剥離性自己貼着層の製法としては、例えば、アク
リル酸エステルに塩化ビニルをグラフト重合させたグラ
フトマーを作り、該グラフトマーに相溶性を有するポリ
塩化ビニル用可塑剤としてフタル酸2−エチルヘキシル
等のフタル酸エステル系、脂肪族2塩基酸エステル系、
ポリエステル系等と粘着付与剤としてロジンまたは変性
ロジンの誘導体とを加えた組成物を、カレンダー法、あ
るいは、溶液塗布法等によって、上記カバーの一面に形
成させ、該組成物が冷え固まらないうちに、該組成物の
表面に上記台紙の鏡面を重ね合わせることにより、該組
成物を再剥離性自己貼着層とする方法が挙げられる。
【0019】また、上記再剥離性自己貼着層2は、上記
組成物として、可塑剤を多量に含む(含有量50〜15
0重量%)軟質ポリ塩化ビニル樹脂組成物を使用して上
記の製法と同様にして製造することもでき、また特開昭
49─25035号公報に記載の方法によって製造する
こともできる。上記カバー3は、上記再剥離性自己貼着
層2を有し上記台紙1上に該再剥離性自己貼着層2を介
してカード類10を被覆固定するもので、台紙1の表面
全体を覆う大きさに形成されており、該カバー3として
は、半硬化塩化ビニルフィルム等の透明又は半透明の柔
軟性を有するフィルムであればよく、厚さが好ましくは
20〜200μ、さらに好ましくは30〜100μであ
る。
【0020】尚、上記台紙1と、上記再剥離性自己貼着
層2を有するカバーとの組合わせとしては、商品名NK
ワンタック−N(日本加工製紙株式会社製)を用いる
ことができる。 (第二実施例) 図6は他の実施例のホルダーによる固定状態を示す斜視
図で、本実施例のカード類印字用ホルダーHは、上記台
紙1が透明な材質で形成されており、且つ上記再剥離性
自己貼着層2を有する上記カバー3には上記印字用開口
部4が設けられておらず、上記台紙1の中央部に、両側
が弧状である長方形状の印字用開口部4を3個縦設して
ある。
【0021】本実施例によれば、上記台紙1が透明であ
り、且つ上記カバー3が透明又は半透明なので、ホルダ
ーH内のカード類10の位置が、台紙1側及びカバー3
側の両側から目視確認可能なため、カード類10を所定
位置に固定する際や、上記ホルダーHをシリアルプリン
ターの供給する際に便利である。尚、本実施例による場
合、上記カバー3は不透明であってもよい。
【0022】(第三実施例) 図7は、本考案のカード類印字用ホルダーの別の実施例
の要部をカード類を保持した状態と共に示す平面図で、
本実施例のカード類印字用ホルダーは、印字用開口部4
の位置が印字用ソフトにより規定されている所定の印字
位置に合せて設けられている。例えば、A4用紙のよう
な定形紙に印字する場合の印字用ソフトによる印字予定
位置は、上部余白、左端余白等の長さにより規定されて
いるから、この規定された印字予定位置に適合するよに
印字用開口部4が設けられている。
【0023】また、本実施例のカード類印字用ホルダー
は、印字用開口部4における印字予定位置を示す位置確
認マーク21、22を上記印字用開口部4の上下左右に
設けてある。尚、上記以外の構成は前記の第一実施例と
同様に構成されている。本実施例によれば、印字用開口
部4を覆っている用紙31を切離した後でも、位置確認
マーク21、22により印字予定位置20を確認できる
から、目視確認により、カード類10における所望の印
字位置に適正な印字ができるように、該カード類10を
固定できる。 (他の実施例) 図8は、本考案のカード類印字用ホルダーの他の実施例
における要部をカバーを開けた状態と共に示す側面図
で、本実施例は、1枚の台紙1に、図8に示す如く3枚
のカバー3a、3b、3cを、それぞれ同方向に中開き
できるように、それぞれの縁部を台紙1に固定してあ
り、それ以外は第一実施例と同様に構成されている。こ
の実施例は、異なる複数種類のカード類に印字する場合
のホルダーとして特に便利である。
【0024】また、図9は、本考案のカード類印字用ホ
ルダーの更に別の実施例における要部を示すカード類の
固定状態と共に平面図で、本実施例は、1枚の台紙1
に、図9に示す如く4枚のカバー3d、3e、3f、3
gを、2対の観音開きカバーを形成するように、それぞ
れの縁部を台紙1に固定してあり、それ以外は第一実施
例と同様に構成されている。この実施例は、比較的大き
なカード類に印字する場合のホルダーとして特に便利で
ある。
【0025】次に、本考案のカード類印字用ホルダーを
用いてカード類に印字する場合の一印字態様について、
主として第一実施例のカード類印字用ホルダーを用いた
場合に基づき説明する。先ず、カード類印字用ホルダー
Hに、その印字用開口部4から用紙31を切離する前に
試し印字した後、用紙31をカッター等で切離し、用紙
31上の試し印字の印字位置を確認しながら、カード類
10を図3に示す如く貼付け固定すると、カード類10
は、図4に示す如く、その周囲をカバー3で覆われて印
字用開口部4から露出した状態でカード類印字用ホルダ
ーHに保持される。
【0026】然る後、図4に示す状態のカード類印字用
ホルダーをシリアルプリンターに供給すれば、カード類
10の所定位置に所定の印字を施すことができる。ま
た、印字用ソフトを用いて印字する場合には、図7に示
すカード類印字用ホルダーを用い、図7に示す如くカー
ド類10を固定して、それらを印字用ソフトによって制
御されるシリアルプリンターに供給すれば、カード類1
0の所定位置に所定の印字を施すことができる。
【0027】尚、本考案のカード類印字用ホルダーは、
上述の印字態様に制限されるものではなく、目的等に応
じた態様で、カード類に目的とする印字をするのに用い
られる。また、本考案のカード類印字用ホルダーは、前
記の実施例に制限されるものではなく、次に説明するよ
う種々変形可能である。
【0028】即ち、台紙及びカバーの大きさ、印字用開
口部の形状及び大きさ、並びに印字用開口部の形成位置
は、適宜変更可能であり、種々の形態のカード類印字用
ホルダーを用意して置けば、カード類の種類及び印字形
態等に応じて最適のカード類印字用ホルダーを選択使用
できる。また、前記実施例では、再剥離性自己貼着層を
カバー上に設けたが、カバーと接する側の台紙内面に設
けても良い。
【0029】また、再剥離性自己貼着層は接着剤等のよ
うな接着性を有しておらず、露出していてもごみ等が付
着するおそれは無いから、印字用開口部は、カバーの用
紙等で覆っても置かなくても良いが、カバーの用紙で覆
って置く場合には、ミシン目ではなく切れ目を設けて置
いても良く、また、印字用開口部を所定の位置に所望の
大きさ及び形状で形成し易くするために、カバーに無数
の切れ目を設けて置けば、所望の大きさ及び形状の印字
用開口部を形成することもできる。
【0030】また、カバー又は(及び)台紙に適宜目盛
を付して置けば、カード類の所定位置への固定が便利と
なる。更に、再剥離性自己貼着層はカバーまたは台紙全
面に設けるのが好ましいが、必要に応じカード類の固定
に支障を来さない限度において一部省略でき、また、ベ
タ状に設けずに適当な間隔で線状、点状に設けても良
い。
【0031】また、前記実施例では、台紙の縁部にカバ
ーの縁部を固定して設けたが、台紙とカバーの縁部は固
定しなくても良い。
【0032】
【考案の効果】本考案のカード類印字用ホルダーによれ
ば、主として次のような効果が奏される。カード類の周
囲をカバーに設けられた再剥離性自己貼着層で固定でき
るので、カード類を所定位置に確実に固定でき、印字中
にずれる惧れも無いから、正確な印字が可能である。
【0033】印字用開口部の位置から印字位置が正確に
推定できるので、カード類の適正位置を目視確認し易
く、試し打ちをする場合にも1回の試し打ちで目的を達
成できる。カバー又は台紙に目盛、位置確認マークを設
けておくと更に位置合わせが正確で容易になる。非定形
の円形、三角形、複雑な外枠形状のカード類も強固に固
定でき、斜め方向の印字も容易に行い得る。
【0034】印字用開口部の位置が、印字用ソフトによ
り規定されている位置に合せて設けられているカード類
印字用ホルダーを用いる場合にも、カード類の固定に際
して、カード類上の所望の印字予定位置を目視確認しな
がらカード類の固定位置を変動させることにより、印字
用ソフトを変えることなくカード類への印字位置や印字
態様を変えることができる。
【0035】再剥離性自己貼着層は、自己貼着力によ
り、台紙(又はカバー)と密着固定してカード類を固定
するように構成されているため、ゴミが付着して密着力
が低下する等のおそれもない。再剥離性に優れているた
め、繰り返し使用によってホルダー機能が劣化し難い。
【0036】このように、本考案のカード類印字用ホル
ダーは、シリアルプリンターを用いて、種々のカード類
に対して、自由な位置に容易に印字を可能とするもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のカード類印字用ホルダーの一実施例
を、印字用開口部を覆うカバー用紙を一部剥離した状態
と共に示す斜視図である。
【図2】本考案のカード類印字用ホルダーの要部を示す
拡大断面図である。
【図3】図1に示す実施例のホルダーによるカード類の
固定態様を示す斜視図である。
【図4】図1に示す実施例のホルダーによるカード類の
固定状態を示す平面図である。
【図5】図4のIII-III 線における断面図である。
【図6】本考案のカード類印字用ホルダーの他の実施例
をホルダーによるカード類の固定態様を示す斜視図であ
る。
【図7】本考案のカード類印字用ホルダーの他の実施例
をカバーを開けた状態と共に示す側面図である。
【図8】本考案のカード類印字用ホルダーの他の実施例
をカバーを開けた状態と共に示す側面図である。
【図9】本考案のカード類印字用ホルダーの更に別の実
施例における要部をカード類の固定状態と共に示す平面
図である。
【符号の説明】
H カード類印字用ホルダー 1 台紙 2 再剥離性自己貼着層 3 カバー 4 印字用開口部 10 カード類

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙と、再剥離性自己貼着層を有し該台
    紙上に該再剥離性自己貼着層を介して脱着自在に重ね合
    わせられ且つ該再剥離性自己貼着層との間にカード類を
    挟持し貼付け固定するカバーとからなり、上記再剥離性
    自己貼着層は、上記カバーにおける上記台紙側の一面上
    に一体的に設けられており、上記台紙は、上記再剥離性
    自己貼着層との対向面が鏡面であり、且つ上記再剥離性
    自己貼着層と上記台紙の鏡面とは、該再剥離性自己貼着
    層の自己貼着力によって相互に密着固定可能になしてあ
    り、また、上記カバーの所定位置に、所定の大きさ、所
    定の形状及び所定の数の印字用開口部を設けてあり、該
    印字用開口部に、上記カード類を露出させて固定するよ
    うにしてあることを特徴とするカード類印字用ホルダ
    ー。
  2. 【請求項2】 上記台紙が透明であり、且つ上記カバー
    には上記印字用開口部が設けられておらず、上記台紙の
    所定位置に、所定の大きさ、所定の形状及び所定の数の
    印字用開口部を設けてあり、該印字用開口部に、上記カ
    ード類を露出させて固定するようにしてある、請求項1
    記載のカード類印字用ホルダー。
  3. 【請求項3】 上記印字用開口部の位置が、印字用ソフ
    トにより規定されている印字位置に合せて設けてある、
    請求項1又は2に記載のカード類印字用ホルダー。
  4. 【請求項4】 台紙又はカバーに、印字位置の標識マー
    クが印字されている、請求項3記載のカード類印字用ホ
    ルダー。
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