JPH10293537A - 昇華転写画像付ラベル - Google Patents
昇華転写画像付ラベルInfo
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- JPH10293537A JPH10293537A JP10097458A JP9745898A JPH10293537A JP H10293537 A JPH10293537 A JP H10293537A JP 10097458 A JP10097458 A JP 10097458A JP 9745898 A JP9745898 A JP 9745898A JP H10293537 A JPH10293537 A JP H10293537A
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- JP
- Japan
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- label
- sheet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、写真方式や印刷方式ではなく、C
RTディスプレイ上の画像から直接写真のような画像を
記録することができる熱転写記録方式により画像付けを
行い、各種物品に対して簡便に貼り付けることができる
昇華転写画像付ラベルを提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の昇華転写画像付ラベルは、剥離
シート上に粘着層、シート基材、受像層を順次積層して
なり、かつ、粘着層、シート基材及び受像層によりラベ
ル部が形成され、該ラベル部と剥離シートとの間におい
て剥離可能である被熱転写シートから構成され、受像層
上に画像情報の電気信号に応じた加熱により熱転写シー
トの色材層中の昇華性染料を転写せしめて形成される1
コマ以上の昇華転写画像を有すると共に、ラベル部に上
記昇華転写画像の1コマごとを区画するための切り込み
線によるハーフカット処理を施したことを特徴とする。
RTディスプレイ上の画像から直接写真のような画像を
記録することができる熱転写記録方式により画像付けを
行い、各種物品に対して簡便に貼り付けることができる
昇華転写画像付ラベルを提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の昇華転写画像付ラベルは、剥離
シート上に粘着層、シート基材、受像層を順次積層して
なり、かつ、粘着層、シート基材及び受像層によりラベ
ル部が形成され、該ラベル部と剥離シートとの間におい
て剥離可能である被熱転写シートから構成され、受像層
上に画像情報の電気信号に応じた加熱により熱転写シー
トの色材層中の昇華性染料を転写せしめて形成される1
コマ以上の昇華転写画像を有すると共に、ラベル部に上
記昇華転写画像の1コマごとを区画するための切り込み
線によるハーフカット処理を施したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種物品に簡便に
貼付することができる昇華転写画像付ラベルに関する。
貼付することができる昇華転写画像付ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、例えば名刺、文房具、小物類、カ
ード類等の物品に対して、所持者自身が持ち主としての
独特な表示等を施して、物品そのものの商品価値に加え
て所持者による個性、意匠性等を付加させるという傾向
が強くなってきている。
ード類等の物品に対して、所持者自身が持ち主としての
独特な表示等を施して、物品そのものの商品価値に加え
て所持者による個性、意匠性等を付加させるという傾向
が強くなってきている。
【0003】上記傾向の1例としては、例えば名刺の一
部に所持者自身の顔写真等を貼り付けたりあるいは印刷
を施して、名前の文字以外に顔写真等によるアピール要
素を付加し、その名刺を手渡す人に対して自己の印象度
を高めた例などが挙げられる。
部に所持者自身の顔写真等を貼り付けたりあるいは印刷
を施して、名前の文字以外に顔写真等によるアピール要
素を付加し、その名刺を手渡す人に対して自己の印象度
を高めた例などが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みなされたもので、写真方式や印刷方式ではなく、CR
Tディスプレイ上の画像から直接写真のような画像を記
録することができる熱転写記録方式により画像付けを行
い、各種物品に対して簡便に貼り付けることができる昇
華転写画像付ラベルを提供することを目的とするもので
ある。
みなされたもので、写真方式や印刷方式ではなく、CR
Tディスプレイ上の画像から直接写真のような画像を記
録することができる熱転写記録方式により画像付けを行
い、各種物品に対して簡便に貼り付けることができる昇
華転写画像付ラベルを提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、剥離シート上
に粘着層、シート基材、受像層を順次積層してなり、か
つ、粘着層、シート基材および受像層によりラベル部が
形成され、該ラベル部と剥離シートとの間において剥離
可能である被熱転写シートから構成され、受像層上に画
像情報の電気信号に応じた加熱により熱転写シートの色
材層中の昇華性染料を転写せしめて形成される1コマ以
上の昇華転写画像を有すると共に、ラベル部に上記昇華
転写画像の1コマごとを区画するための切込み線により
ハーフカット処理を施したことを特徴とする昇華転写画
像付ラベルを要旨とする。
に粘着層、シート基材、受像層を順次積層してなり、か
つ、粘着層、シート基材および受像層によりラベル部が
形成され、該ラベル部と剥離シートとの間において剥離
可能である被熱転写シートから構成され、受像層上に画
像情報の電気信号に応じた加熱により熱転写シートの色
材層中の昇華性染料を転写せしめて形成される1コマ以
上の昇華転写画像を有すると共に、ラベル部に上記昇華
転写画像の1コマごとを区画するための切込み線により
ハーフカット処理を施したことを特徴とする昇華転写画
像付ラベルを要旨とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す平面図であ
り、図2は図1のII−II線に沿う縦断面図である。本発
明昇華転写画像付ラベル1は、図2に示すように剥離シ
ート2上に粘着層3、シート基材4、受像層5を順次積
層した積層構造からなるものであり、この積層シート自
体は通常の熱転写記録方式に用いる被熱転写シートの機
能を有するものである。図中6は昇華転写画像を示し、
7はハーフカット処理による切り込み線を示す。
り、図2は図1のII−II線に沿う縦断面図である。本発
明昇華転写画像付ラベル1は、図2に示すように剥離シ
ート2上に粘着層3、シート基材4、受像層5を順次積
層した積層構造からなるものであり、この積層シート自
体は通常の熱転写記録方式に用いる被熱転写シートの機
能を有するものである。図中6は昇華転写画像を示し、
7はハーフカット処理による切り込み線を示す。
【0008】また、本発明ラベル1は粘着層3、シート
基材4および受像層5によりラベル部8が形成され、こ
のラベル部8と剥離シート2との間において剥離可能な
構造を有し、図4に示すようにラベル部8を切り込み線
7に沿って容易に剥離シート2から剥離して離脱させる
ことができるものである。
基材4および受像層5によりラベル部8が形成され、こ
のラベル部8と剥離シート2との間において剥離可能な
構造を有し、図4に示すようにラベル部8を切り込み線
7に沿って容易に剥離シート2から剥離して離脱させる
ことができるものである。
【0009】上記ラベル部8は剥離シート2から離脱さ
せた後、各種物品に貼着する部分であり、シート基材4
上に受像層5を設け、該基材4裏面に所望物品の表面へ
の貼着を可能ならしめる粘着層3を設けて構成される。
せた後、各種物品に貼着する部分であり、シート基材4
上に受像層5を設け、該基材4裏面に所望物品の表面へ
の貼着を可能ならしめる粘着層3を設けて構成される。
【0010】シート基材4は透明、半透明、不透明のい
ずれのものでもよく、その材質としてポリエチレンテレ
フタレートフィルムや硬質塩化ビニル、アクリル、塩化
ビニリデン、ポリオレフィン等からなる樹脂フィルムが
使用され、その他にも合成紙、天然紙等が使用される
が、高い印字濃度を得るうえで合成紙や密度1.2g/
cm3 の白色ポリエチレンテレフタレートフィルムが好
ましく、ポリエチレンテレフタレートフィルムは特に発
泡したものが好ましい。また、基材4は上記樹脂フィル
ムにチタン、炭酸カルシウム、酸化亜鉛等の白色顔料を
練り込んで遮光性の樹脂フィルムとして使用してもよ
い。
ずれのものでもよく、その材質としてポリエチレンテレ
フタレートフィルムや硬質塩化ビニル、アクリル、塩化
ビニリデン、ポリオレフィン等からなる樹脂フィルムが
使用され、その他にも合成紙、天然紙等が使用される
が、高い印字濃度を得るうえで合成紙や密度1.2g/
cm3 の白色ポリエチレンテレフタレートフィルムが好
ましく、ポリエチレンテレフタレートフィルムは特に発
泡したものが好ましい。また、基材4は上記樹脂フィル
ムにチタン、炭酸カルシウム、酸化亜鉛等の白色顔料を
練り込んで遮光性の樹脂フィルムとして使用してもよ
い。
【0011】該基材4の厚さは10〜200μmであ
る。
る。
【0012】受像層5は熱転写記録の際、加熱により熱
転写シートの色材層から移行してくる昇華性染料を受容
し得、以て層上に昇華転写画像6を形成し得る層であ
る。その材質としては従来公知の被熱転写シートの受像
層形成用して使用されている材料であればいかなるもの
でも使用可能であり、例えば飽和ポリエステル樹脂、ポ
リアクリル酸エステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げら
れ、単独若しくは混合して使用されるが、なかでもポリ
エステル樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体との混
合物が好ましく、ポリエステル樹脂と塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体との混合比は、ポリエステル樹脂100
重量部あたり、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体50〜
200重量部が好ましい。ポリエステル樹脂と塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体との混合物を用いると、受像層
に転写形成された画像の耐光性を向上することができ
る。
転写シートの色材層から移行してくる昇華性染料を受容
し得、以て層上に昇華転写画像6を形成し得る層であ
る。その材質としては従来公知の被熱転写シートの受像
層形成用して使用されている材料であればいかなるもの
でも使用可能であり、例えば飽和ポリエステル樹脂、ポ
リアクリル酸エステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げら
れ、単独若しくは混合して使用されるが、なかでもポリ
エステル樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体との混
合物が好ましく、ポリエステル樹脂と塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体との混合比は、ポリエステル樹脂100
重量部あたり、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体50〜
200重量部が好ましい。ポリエステル樹脂と塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体との混合物を用いると、受像層
に転写形成された画像の耐光性を向上することができ
る。
【0013】受像層5表面には、必要に応じて熱転写シ
ートとの良好な剥離性を付与するための離型剤層を設け
ることができる。離型剤層は上記受像層形成用材料と相
溶性のよい離型剤の場合は、該材料に離型剤を含有させ
て形成することができ、また、相溶性の悪いものは離型
剤を受像層表面に薄く塗布して形成することができる。
離型剤としてはシリコーンオイル(例えば、エポキシ変
性シリコーンとアミノ変性シリコーンとの併用)、フッ
素系またはリン酸エステル系の界面活性剤等を用いるこ
とができる。
ートとの良好な剥離性を付与するための離型剤層を設け
ることができる。離型剤層は上記受像層形成用材料と相
溶性のよい離型剤の場合は、該材料に離型剤を含有させ
て形成することができ、また、相溶性の悪いものは離型
剤を受像層表面に薄く塗布して形成することができる。
離型剤としてはシリコーンオイル(例えば、エポキシ変
性シリコーンとアミノ変性シリコーンとの併用)、フッ
素系またはリン酸エステル系の界面活性剤等を用いるこ
とができる。
【0014】粘着層3の材質としては、ポリアクリル酸
エステル、アクリル系共重合体、天然ゴム、合成ゴム、
石油樹脂やSIS、SBR等のブロック共重合体等が挙
げられる。また、必要に応じて上記粘着剤に粘着補強
剤、可塑剤、充填剤等を添加することができる。
エステル、アクリル系共重合体、天然ゴム、合成ゴム、
石油樹脂やSIS、SBR等のブロック共重合体等が挙
げられる。また、必要に応じて上記粘着剤に粘着補強
剤、可塑剤、充填剤等を添加することができる。
【0015】一方、ラベル部8の下方に設けられる剥離
シート2としては合成紙、セルロース繊維紙、微細凹凸
面を有する合成樹脂シート等を用いる。合成紙としては
ポリオレフィン樹脂に充填剤を入れ、押出し、延伸した
タイプのもの、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリエ
ステルのシートに充填剤とバインダーからなる混合物う
塗布したタイプのもの等が用いられる。セルロース繊維
紙としては上質紙、コート紙、アート紙、キャストコー
ト紙、合成樹脂あるいはゴムを含浸、塗工または内添し
た加工紙等が使用できる。また、微細凹凸面を有する合
成樹脂シートしとては、クレー、炭酸カルシウム、酸化
チタン等の充填剤を入れて押出したシート、または該押
出しを上質紙等の上に行ったラミネート紙、あるいは表
面にサンドブラスト法またはエンボス法等により微細凹
凸を形成したもの等が用いられる。また、シート2とし
て発泡合成樹脂シートを用いることも可能である。シー
ト2としては特に密度が1.2g/cm3 以下の白色ポ
リエチレンテレフタレートフィルムに離型処理をしたも
のが高い印字濃度が得られ、しかも比較的安価であり、
コスト的にも好ましい。上記離型処理としてはジメチル
ポリシロキサン型のシリコーンオイルを乾燥時の固形分
が0.2〜0.8g/m2 になるように塗布し、乾燥後
120〜180℃程度の温度で熱処理する等の方法が挙
げられる。
シート2としては合成紙、セルロース繊維紙、微細凹凸
面を有する合成樹脂シート等を用いる。合成紙としては
ポリオレフィン樹脂に充填剤を入れ、押出し、延伸した
タイプのもの、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリエ
ステルのシートに充填剤とバインダーからなる混合物う
塗布したタイプのもの等が用いられる。セルロース繊維
紙としては上質紙、コート紙、アート紙、キャストコー
ト紙、合成樹脂あるいはゴムを含浸、塗工または内添し
た加工紙等が使用できる。また、微細凹凸面を有する合
成樹脂シートしとては、クレー、炭酸カルシウム、酸化
チタン等の充填剤を入れて押出したシート、または該押
出しを上質紙等の上に行ったラミネート紙、あるいは表
面にサンドブラスト法またはエンボス法等により微細凹
凸を形成したもの等が用いられる。また、シート2とし
て発泡合成樹脂シートを用いることも可能である。シー
ト2としては特に密度が1.2g/cm3 以下の白色ポ
リエチレンテレフタレートフィルムに離型処理をしたも
のが高い印字濃度が得られ、しかも比較的安価であり、
コスト的にも好ましい。上記離型処理としてはジメチル
ポリシロキサン型のシリコーンオイルを乾燥時の固形分
が0.2〜0.8g/m2 になるように塗布し、乾燥後
120〜180℃程度の温度で熱処理する等の方法が挙
げられる。
【0016】剥離シート2には、必要に応じてシート2
とラベル部8(具体的には粘着層3と離型層との間)を
容易に剥離できるようにするための離型層を設けること
ができる。この離型層は、ポリメチルシロキ酸等を主体
とするシリコーン系離型剤もしくはポリオレフィン等を
用いて形成される。
とラベル部8(具体的には粘着層3と離型層との間)を
容易に剥離できるようにするための離型層を設けること
ができる。この離型層は、ポリメチルシロキ酸等を主体
とするシリコーン系離型剤もしくはポリオレフィン等を
用いて形成される。
【0017】本発明ラベル1における昇華転写画像6
は、上述の如き構成からなる被熱転写シート体に通常の
熱転写記録方式を適用して形成される画像であり、した
がって、熱転写シートと組合せ、画像情報に応じた電気
信号により加熱が抑制されるサーマルヘッド等の加熱に
より熱転写シートの色材層中の昇華性染料が受像層5に
転写されることにより形成される。
は、上述の如き構成からなる被熱転写シート体に通常の
熱転写記録方式を適用して形成される画像であり、した
がって、熱転写シートと組合せ、画像情報に応じた電気
信号により加熱が抑制されるサーマルヘッド等の加熱に
より熱転写シートの色材層中の昇華性染料が受像層5に
転写されることにより形成される。
【0018】上記画像6の画像内容は特に限定されず、
所望の内容にて構成することができ、文字、記号、図形
等であってもよい。
所望の内容にて構成することができ、文字、記号、図形
等であってもよい。
【0019】この画像6は画像内容の1単位である“コ
マ”の数が、単数のものであっても或いは複数のもので
あってもよい。本実施例では、図1に示すようにA、
B、C、Dの4コマから構成された画像例を示してい
る。(尚、図1においては上記アルファベット記号自体
を画像6と見なして理解してもよい。)画像6が複数の
コマより構成されている場合、それぞれのコマにおける
画像内容は全て同一内容で構成しても、互いに異なる内
容で各々構成してもよい。
マ”の数が、単数のものであっても或いは複数のもので
あってもよい。本実施例では、図1に示すようにA、
B、C、Dの4コマから構成された画像例を示してい
る。(尚、図1においては上記アルファベット記号自体
を画像6と見なして理解してもよい。)画像6が複数の
コマより構成されている場合、それぞれのコマにおける
画像内容は全て同一内容で構成しても、互いに異なる内
容で各々構成してもよい。
【0020】本発明ラベルにおける画像は熱転写記録に
より得られる昇華転写画像であるため、写真調の如き鮮
明な画像であり、また、CRTディスプレイ上の電気的
操作により簡単に画像内容を編集できるため、多様性に
富んだ内容も容易に得ることができる。
より得られる昇華転写画像であるため、写真調の如き鮮
明な画像であり、また、CRTディスプレイ上の電気的
操作により簡単に画像内容を編集できるため、多様性に
富んだ内容も容易に得ることができる。
【0021】本発明ラベル1は、図2に示すようにラベ
ル部8にハーフカット処理が施されており、この処理に
よる切り込み線7により画素を6の1コマごとが区画さ
れ、例えば図1に示される本実施例の如く、A、B、
C、Dのコマ画像毎に明確に区分化される。上記ハーフ
カット処理は切り込み線7により囲繞される1コマの画
像6を有するラベル部8を、剥離シート2から正確、か
つ、整然と離脱させることを可能ならしめるためのもの
である。また、この処理はラベル部8を剥離する際にラ
ベル1自体を多少歪曲させるだけでラベル部端部が自然
に剥離し始めることから、その剥離開始のきっかけ作り
として有効である。
ル部8にハーフカット処理が施されており、この処理に
よる切り込み線7により画素を6の1コマごとが区画さ
れ、例えば図1に示される本実施例の如く、A、B、
C、Dのコマ画像毎に明確に区分化される。上記ハーフ
カット処理は切り込み線7により囲繞される1コマの画
像6を有するラベル部8を、剥離シート2から正確、か
つ、整然と離脱させることを可能ならしめるためのもの
である。また、この処理はラベル部8を剥離する際にラ
ベル1自体を多少歪曲させるだけでラベル部端部が自然
に剥離し始めることから、その剥離開始のきっかけ作り
として有効である。
【0022】本実施例におけるハーフカット処理は、
A、B、C、Dのコマからなる各々の画像6の境界部
(線)が互いに接合するように施されているが、このよ
うな構成の処理方法に限定されるものではなく、例えば
A、B、C、Dのコマからなる各々の画像6の境界部が
互いに離間した状態(換言すれば、各画像がそれぞれの
切り込み線により完全に仕切られた状態)となるように
施してもよい。
A、B、C、Dのコマからなる各々の画像6の境界部
(線)が互いに接合するように施されているが、このよ
うな構成の処理方法に限定されるものではなく、例えば
A、B、C、Dのコマからなる各々の画像6の境界部が
互いに離間した状態(換言すれば、各画像がそれぞれの
切り込み線により完全に仕切られた状態)となるように
施してもよい。
【0023】切り込み線7は画像6の画像内容に応じ
て、その線の種類、線の各形状等を設定することがで
き、例えば線の各形状は図1に示す如き直線からなる四
辺形に限らず、円形、三角形等の形状であってもよい。
て、その線の種類、線の各形状等を設定することがで
き、例えば線の各形状は図1に示す如き直線からなる四
辺形に限らず、円形、三角形等の形状であってもよい。
【0024】上記の如きハーフカット処理を施すに当た
っては、従来周知の打ち抜き機等を用いて行うことがで
き、例えば図3に示すような打ち抜き機により施すこと
ができる。すなわち、同図にしめされる打ち抜き機は半
抜き機9とプレス機10にて構成され、半抜き機9は一
端部どうしが係止されて開閉自在な上板11および下板
12を有し、該上板11にはラベルに設けるべき切り込
み線に沿うように配された切刃13が設けられたもので
あり、一方、プレス機10は固定第14と上下動可能な
プレス盤15からなるものである。したがって、この打
ち抜き機によれば本発明ラベル1を半抜き機9の下板1
2上に載置し、上板11を下降させてラベル1を上下板
にて挟持し(この際、切刃13がラベルの所定箇所に位
置しているかの位置合わせを十分に行う)、しかる後、
ラベルを挟持固定した半抜き機9をプレス機10内にセ
ットし、プレス盤15を下降させて半抜き機全体を加圧
することにより、切刃13がラベルの所定深さまで進入
し、以てラベル1の所定箇所に切り込み線が刻設されて
ハーフカット処理がなされる。
っては、従来周知の打ち抜き機等を用いて行うことがで
き、例えば図3に示すような打ち抜き機により施すこと
ができる。すなわち、同図にしめされる打ち抜き機は半
抜き機9とプレス機10にて構成され、半抜き機9は一
端部どうしが係止されて開閉自在な上板11および下板
12を有し、該上板11にはラベルに設けるべき切り込
み線に沿うように配された切刃13が設けられたもので
あり、一方、プレス機10は固定第14と上下動可能な
プレス盤15からなるものである。したがって、この打
ち抜き機によれば本発明ラベル1を半抜き機9の下板1
2上に載置し、上板11を下降させてラベル1を上下板
にて挟持し(この際、切刃13がラベルの所定箇所に位
置しているかの位置合わせを十分に行う)、しかる後、
ラベルを挟持固定した半抜き機9をプレス機10内にセ
ットし、プレス盤15を下降させて半抜き機全体を加圧
することにより、切刃13がラベルの所定深さまで進入
し、以てラベル1の所定箇所に切り込み線が刻設されて
ハーフカット処理がなされる。
【0025】なお、図中16は切刃13がラベル1にお
ける所定の深さ、すなわち、ラベル部8の厚さ分だけ進
入するようにするため、下降する上板11を所定位置で
停止させる調整ストッパーである。
ける所定の深さ、すなわち、ラベル部8の厚さ分だけ進
入するようにするため、下降する上板11を所定位置で
停止させる調整ストッパーである。
【0026】なお、本発明においてラベルに検知マーク
を設けることができる。検知マークは画像形成時に熱転
写シートとの正確な位置決めを行う際等に極めて便利で
あり、例えば光電管検知位置により検知しうる検知マー
クを剥離シート2裏面等に印刷等により設けることがで
きる。
を設けることができる。検知マークは画像形成時に熱転
写シートとの正確な位置決めを行う際等に極めて便利で
あり、例えば光電管検知位置により検知しうる検知マー
クを剥離シート2裏面等に印刷等により設けることがで
きる。
【0027】また、本発明において、シート基材4と受
像層5との間にクッション性、断熱性等を有する中間層
を設けることができ、この中間層を設けた場合、ノイズ
が少なく画像情報に対応した画像を再現性よく転写記録
することができる。中間層を構成する材質としては、例
えばウレタン樹脂、アクリル樹脂、エチレン形樹脂、ブ
タジエンラバー、エポキシ樹脂等が挙げられる。中間層
の厚さは2〜20μmが好ましい。
像層5との間にクッション性、断熱性等を有する中間層
を設けることができ、この中間層を設けた場合、ノイズ
が少なく画像情報に対応した画像を再現性よく転写記録
することができる。中間層を構成する材質としては、例
えばウレタン樹脂、アクリル樹脂、エチレン形樹脂、ブ
タジエンラバー、エポキシ樹脂等が挙げられる。中間層
の厚さは2〜20μmが好ましい。
【0028】さらに本発明において、剥離シート2の裏
面に帯電防止剤を含有せしめることができる。帯電防止
剤を含有せしめることにより、ラベル同士の滑りをより
円滑にすることができるとともに、転写記録時のラベル
へのほこり等の付着を防止する効果がある。帯電防止剤
は剥離シート2あるいは受像層6中に含有せしめてもよ
いし、あるいは帯電防止剤層として剥離シート2裏面等
に設けることができる。
面に帯電防止剤を含有せしめることができる。帯電防止
剤を含有せしめることにより、ラベル同士の滑りをより
円滑にすることができるとともに、転写記録時のラベル
へのほこり等の付着を防止する効果がある。帯電防止剤
は剥離シート2あるいは受像層6中に含有せしめてもよ
いし、あるいは帯電防止剤層として剥離シート2裏面等
に設けることができる。
【0029】また、本発明ラベルは剥離シート2の裏面
に滑性層を設けることができる。転写記録時のラベルは
積み重ねて1まいずつ送りだして転写を行うものであ
り、さの際、滑性層を設けるとシート同士の滑りが円滑
となり、上述の帯電防止処理と相埃って1枚ずつ正確に
取り出すことができる。滑性層としてはメチルメタクリ
レート等のメタクリレート樹脂もしくは対応するアクリ
レート樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等のビニ
ル樹脂等が挙げられる。
に滑性層を設けることができる。転写記録時のラベルは
積み重ねて1まいずつ送りだして転写を行うものであ
り、さの際、滑性層を設けるとシート同士の滑りが円滑
となり、上述の帯電防止処理と相埃って1枚ずつ正確に
取り出すことができる。滑性層としてはメチルメタクリ
レート等のメタクリレート樹脂もしくは対応するアクリ
レート樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等のビニ
ル樹脂等が挙げられる。
【0030】本発明ラベル1は通常、画像6を形成した
後にハーフカット処理を施すが、予めハーフカット処理
を施しておいてから切り込み線により形成されるコマ範
囲内におさまるように画像の形成を行ってもよい。
後にハーフカット処理を施すが、予めハーフカット処理
を施しておいてから切り込み線により形成されるコマ範
囲内におさまるように画像の形成を行ってもよい。
【0031】上記のごとき構成からなる本発明ラベル1
を実際に使用するに当たっては、図4に示すようにハー
フカット処理による切り込み線7に沿ってラベル部8を
剥離シート2から剥離し、次いで、図5に示すように昇
華転写画像6を有し、切り込み線によって区画された所
定形状からなるラベル部8を所望の被貼付体17に張り
付ける。
を実際に使用するに当たっては、図4に示すようにハー
フカット処理による切り込み線7に沿ってラベル部8を
剥離シート2から剥離し、次いで、図5に示すように昇
華転写画像6を有し、切り込み線によって区画された所
定形状からなるラベル部8を所望の被貼付体17に張り
付ける。
【0032】被貼付体17は貼付可能なものであればど
のような物品であってもよく、例えば名刺、通帳類、カ
ード類、学用品(下敷き、筆箱等)等が挙げられ、この
他にも傘等のような物品でもよい。
のような物品であってもよく、例えば名刺、通帳類、カ
ード類、学用品(下敷き、筆箱等)等が挙げられ、この
他にも傘等のような物品でもよい。
【0033】このような被貼付体に本発明ラベルを貼付
することにより、ラベルの昇華転写画像による所望の表
示を行うことができ、所持者の意図する表示を付加させ
ることができる。
することにより、ラベルの昇華転写画像による所望の表
示を行うことができ、所持者の意図する表示を付加させ
ることができる。
【0034】
【実施例】次に、具体的実施例を上げて本発明をさらに
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0035】実施例1 厚さ50μmの白色ポリエチレンテレフタレートフィル
ム上にポリエステル樹脂を主成分とする受像層形成用イ
ンキ組成物を塗布し、その裏面にゴム系の粘着剤を塗布
して粘着層を形成し、しかる後、粘着層側に離型シート
としての厚さ100μmの発泡ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを積層して被転写シート体を得た。
ム上にポリエステル樹脂を主成分とする受像層形成用イ
ンキ組成物を塗布し、その裏面にゴム系の粘着剤を塗布
して粘着層を形成し、しかる後、粘着層側に離型シート
としての厚さ100μmの発泡ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを積層して被転写シート体を得た。
【0036】次いで、剥離シート面に検知マークを印刷
した後、周知の熱転写記録方法にて25コマで1画面を
構成するような転写画像を形成し、しかる後、図3に示
されるような打ち抜き機を使用して上記1コマ毎を区画
するようにハーフカット処理を施して、本発明ラベルを
得た。
した後、周知の熱転写記録方法にて25コマで1画面を
構成するような転写画像を形成し、しかる後、図3に示
されるような打ち抜き機を使用して上記1コマ毎を区画
するようにハーフカット処理を施して、本発明ラベルを
得た。
【0037】なお、上記画像は1コマの大きさが縦17
mm×横16mmのサイズからなるもので、このサイズ
からなる1コマの画像を縦、横方向にそれぞれ5コマず
つ配したものである。
mm×横16mmのサイズからなるもので、このサイズ
からなる1コマの画像を縦、横方向にそれぞれ5コマず
つ配したものである。
【0038】得られたラベルのうち、顔および社章の画
像内容からなる1コマのラベル部を名刺に貼付したとこ
ろ、その貼付にあたり、該ラベル部がハーフカット処理
による切り込み線に沿って整然と明確な輪郭線をもって
容易に剥離することができ、また、鮮明な顔および社章
の画像表示部を有する名刺を得ることができた。
像内容からなる1コマのラベル部を名刺に貼付したとこ
ろ、その貼付にあたり、該ラベル部がハーフカット処理
による切り込み線に沿って整然と明確な輪郭線をもって
容易に剥離することができ、また、鮮明な顔および社章
の画像表示部を有する名刺を得ることができた。
【0039】実施例2 厚さ50μmの透明ポリエチレンテレフタレートフィル
ムに実施例1と同様にして受像層、粘着層および剥離シ
ートを積層形成した後、剥離シート面にさらに剥離シー
トとして厚さ100μmの発泡ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを接着して被転写シート体を得、これを用
いて実施例1と同様の転写画像形成およびハーフカット
処理を行って、本発明ラベルを得た。
ムに実施例1と同様にして受像層、粘着層および剥離シ
ートを積層形成した後、剥離シート面にさらに剥離シー
トとして厚さ100μmの発泡ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを接着して被転写シート体を得、これを用
いて実施例1と同様の転写画像形成およびハーフカット
処理を行って、本発明ラベルを得た。
【0040】このラベルは剥離シートとして発泡樹脂シ
ートを設けてなるため、得られた転写画像は非常に鮮明
な画像であった。
ートを設けてなるため、得られた転写画像は非常に鮮明
な画像であった。
【0041】実施例3 厚さ50μm、密度1.0g/cm3 の発泡ポリエチレ
ンテレフタレートフィルム表面に下記組成の受像層形成
用インキ組成物を乾燥時の厚みが約5μmとなるように
塗布し、また、裏面にはアクリル系粘着剤を乾燥時の厚
みが約10μmとなるように塗布して、粘着剤層を形成
し、しかる後、粘着剤層側に100μmの発泡ポリエチ
レンテレフタレートフィルムに離型処理を施した離型シ
ートを積層して被転写体をえた。
ンテレフタレートフィルム表面に下記組成の受像層形成
用インキ組成物を乾燥時の厚みが約5μmとなるように
塗布し、また、裏面にはアクリル系粘着剤を乾燥時の厚
みが約10μmとなるように塗布して、粘着剤層を形成
し、しかる後、粘着剤層側に100μmの発泡ポリエチ
レンテレフタレートフィルムに離型処理を施した離型シ
ートを積層して被転写体をえた。
【0042】 受像層形成用インキ組成物 バイロン600(ポリエステル樹脂:東洋紡製)・・・10重量部 VAGH(塩ビ−酢ビ共重合体樹脂:ユニオンカーバイド製)・・4重量部 ♯1000A(塩ビ−酢ビ共重合体樹脂:電気化学工業製)・・・6重量部 メチルエチルケトン・・・40重量部 トルエン・・・40重量部 X22 3000E (エポキシ変性シリコーン:信越化学工業製)・・0.5 重量部 X22 3050C(アミノ変性シリコーン:信越化学工業製)・・0.5重量 部 この被転写体に熱転写記録装置により印字エネルギー1
00mJ/mm2 で実施例1と同様の画像を形成したと
ころ、得られた画像の濃度は0.9であった。
00mJ/mm2 で実施例1と同様の画像を形成したと
ころ、得られた画像の濃度は0.9であった。
【0043】実施例4 シート基材として発泡ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムにかえて厚さ110μmの合成紙(王子製紙(株)
製:ユポFPG110)を用いた他は実施例3と同様に
して被転写体を得、この被転写体に実施例3と同様の条
件で画像を熱転写して形成した。この画像の濃度は1.
0であった。
ルムにかえて厚さ110μmの合成紙(王子製紙(株)
製:ユポFPG110)を用いた他は実施例3と同様に
して被転写体を得、この被転写体に実施例3と同様の条
件で画像を熱転写して形成した。この画像の濃度は1.
0であった。
【0044】実施例5 シート基材して、酸化チタンを練り込んだ厚さ50μm
の白色ポリエチレンテレフタレートフィルム(密度1.
4g/cm3 )を用いた他は、実施例3と同様にして被
転写体を得、この被転写体に実施例3と同様の条件で画
像を熱転写により形成した。得れた画像の濃度は0.8
5であった。
の白色ポリエチレンテレフタレートフィルム(密度1.
4g/cm3 )を用いた他は、実施例3と同様にして被
転写体を得、この被転写体に実施例3と同様の条件で画
像を熱転写により形成した。得れた画像の濃度は0.8
5であった。
【0045】実施例6 受像層形成用インキ組成物中のポリエステル樹脂成分
(バイロン600)をポリエステル樹脂(バイロン60
0)と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(電気化学工業
製:♯1000A)との混合物(ポリエステル樹脂4重
量部と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体6重量部との混
合物)に置き換えて用いた他は実施例4と同様にして被
転写体を得、この被転写体に実施例3と同様の条件で画
像を熱転写により形成した。得られた画像の濃度は0.
9であった。また、ポリエステル樹脂と塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体との混合物を受像層形成用インキ組成
物の樹脂成分として用いると、ポリエステル樹脂のみを
用いた場合の耐光性がシアン印字物で3級照射の退色率
10%であったのに対し、同条件での退色率が5%であ
り、ポリエステル樹脂単独の場合に比べて得られた画像
の耐光性が向上した。
(バイロン600)をポリエステル樹脂(バイロン60
0)と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(電気化学工業
製:♯1000A)との混合物(ポリエステル樹脂4重
量部と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体6重量部との混
合物)に置き換えて用いた他は実施例4と同様にして被
転写体を得、この被転写体に実施例3と同様の条件で画
像を熱転写により形成した。得られた画像の濃度は0.
9であった。また、ポリエステル樹脂と塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体との混合物を受像層形成用インキ組成
物の樹脂成分として用いると、ポリエステル樹脂のみを
用いた場合の耐光性がシアン印字物で3級照射の退色率
10%であったのに対し、同条件での退色率が5%であ
り、ポリエステル樹脂単独の場合に比べて得られた画像
の耐光性が向上した。
【0046】実施例7 離型シートを発泡ポリエチレンテレフタレートフィルム
(厚さ100μm、密度1.0g/cm3 )と離型ポリ
エチレンテレフタレートフィルム(厚さ25μm、密度
1.4g/cm3 )との積層体にかえた他は実施例3と
同様にして得た被転写体に、実施例3と同様の条件で画
像転写形成した。得られた画像の濃度は0.8であっ
た。
(厚さ100μm、密度1.0g/cm3 )と離型ポリ
エチレンテレフタレートフィルム(厚さ25μm、密度
1.4g/cm3 )との積層体にかえた他は実施例3と
同様にして得た被転写体に、実施例3と同様の条件で画
像転写形成した。得られた画像の濃度は0.8であっ
た。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ラベルは昇
華転写画像が画像付けされているため、極めて明瞭な画
像を有し、文字と人間の顔画像等のように異種の画像内
容を自由自在に組み合わせた画像を形成せしめたものを
容易に得ることができる。また、ラベル部にハーフカッ
ト処理を施してなるため、剥離に際して、所望の1コマ
のラベル部を切り込み線に沿って容易、かつ、整然と剥
離することができるものである。
華転写画像が画像付けされているため、極めて明瞭な画
像を有し、文字と人間の顔画像等のように異種の画像内
容を自由自在に組み合わせた画像を形成せしめたものを
容易に得ることができる。また、ラベル部にハーフカッ
ト処理を施してなるため、剥離に際して、所望の1コマ
のラベル部を切り込み線に沿って容易、かつ、整然と剥
離することができるものである。
【0048】したがって、本発明ラベルは所望のラベル
部を容易に剥離して各種物品に簡便に貼り付けることが
できるとともに、このラベル部の貼付により自由自在に
構成した画像内容を物品の新たなる表示部として機能さ
せることができ、物品の付加価値を容易に向上させるこ
とができる。
部を容易に剥離して各種物品に簡便に貼り付けることが
できるとともに、このラベル部の貼付により自由自在に
構成した画像内容を物品の新たなる表示部として機能さ
せることができ、物品の付加価値を容易に向上させるこ
とができる。
【図1】図1は本発明昇華転写画像付ラベルの一実施例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図2】図2は、第1図のII-II 線に沿う縦断面図であ
る。
る。
【図3】図3は、ハーフカット処理を施すための打ち抜
き機の1例を示す説明図である。
き機の1例を示す説明図である。
【図4】図4は、本発明ラベルにおけるラベル部を切り
込み線に沿って剥離する状態を示す縦断面図である。
込み線に沿って剥離する状態を示す縦断面図である。
【図5】図5は、本発明ラベルを被貼付体に貼付した状
態を示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
【符号の説明】 1…昇華転写画像付ラベル、2…剥離シート、3…粘着
層、4…シート基材、5…受像層、6…昇華転写画像、
7…切り込み線、8…ラベル部
層、4…シート基材、5…受像層、6…昇華転写画像、
7…切り込み線、8…ラベル部
Claims (1)
- 【請求項1】 剥離シート上に粘着層、シート基材、受
像層を順次積層してなり、かつ、粘着層、シート基材及
び受像層によりラベル部が形成され、該ラベル部と剥離
シートとの間において剥離可能である被熱転写シートか
ら構成され、受像層上に画像情報の電気信号に応じた加
熱により熱転写シートの色材層中の昇華性染料を転写せ
しめて形成される1コマ以上の昇華転写画像を有すると
共に、ラベル部に上記昇華転写画像の1コマごとを区画
するための切り込み線によるハーフカット処理を施した
ことを特徴とする昇華転写画像付ラベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10097458A JPH10293537A (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 昇華転写画像付ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10097458A JPH10293537A (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 昇華転写画像付ラベル |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63036184A Division JP3013852B2 (ja) | 1987-12-04 | 1988-02-18 | 昇華転写画像付ラベル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10293537A true JPH10293537A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14192873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10097458A Pending JPH10293537A (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 昇華転写画像付ラベル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10293537A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017136748A (ja) * | 2016-02-03 | 2017-08-10 | 大日本印刷株式会社 | シール型熱転写受像シートおよび印画物の製造方法 |
-
1998
- 1998-04-09 JP JP10097458A patent/JPH10293537A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017136748A (ja) * | 2016-02-03 | 2017-08-10 | 大日本印刷株式会社 | シール型熱転写受像シートおよび印画物の製造方法 |
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