JPH0912540A - ε−カプロラクタムの製法 - Google Patents

ε−カプロラクタムの製法

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JPH0912540A
JPH0912540A JP8111763A JP11176396A JPH0912540A JP H0912540 A JPH0912540 A JP H0912540A JP 8111763 A JP8111763 A JP 8111763A JP 11176396 A JP11176396 A JP 11176396A JP H0912540 A JPH0912540 A JP H0912540A
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ε−カプロラクタムの製法 【解決手段】 本発明は、その表面上に、対称的に配列
されたOH−基が存在するMFI−触媒の使用下で、気
相で、シクロヘキサノンからε−カプロラクタムを製造
するための改善された方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、その表面上に、対
称的に配列されたOH−基が存在するMFI−触媒の使
用下で、気相で、シクロヘキサノンオキシムから、ε−
カプロラクタムを製造するための改善された方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ε−カプロラクタムは、ナイロン−6−
合成のための出発点として、経済上著しく重要である。
今日、主に使用される典型的な製法においては、シクロ
ヘキサノンオキシムを、発煙硫酸に接して、ベックマン
転位によって、ε−カプロラクタムに変換させる。硫酸
の中和のために必要な、アンモニアの使用が、この方法
の欠点であり、これは、カプロラクタム1t当り、4.
5tまでの硫酸アンモニアの生成と結びついている。こ
の不所望な副生成物を回避するために、60年代の中頃
以来、反応を不均一系触媒を用いて実施する努力がなさ
れている。
【0003】ε−カプロラクタムを、シクロヘキサノン
オキシムから、気相で、固体触媒、例えばMFI−構造
のゼオライトに接して、製造しうることは公知である。
【0004】X−及びY−ゼオライト及びH−型の、又
は希土類金属もしくは遷移金属を添与されたモルデン沸
石は、極めて急速に失活する。これらの触媒で、副生成
物として、5−シアノペント−1−エン、シクロヘキサ
ノン及びシクロヘキサノールが著しく生成される。方法
パラメーターとして、大気圧で400℃以下の温度が提
示された。更に、非極性溶剤、例えば、シクロヘキサ
ン、ベンゾール又はトルオールが、極性溶剤よりも有利
であるという。
【0005】HY−ゼオライトの酸性中心を、Naで部
分遮断することは、結果の改善にはならなかった[M.
Burquet et al.,An.Quim.Se
r.A81(1985)259;A.Aucejo e
t al.,Appl.Catal.22(1986)
187及びA.Corma et al.,Zeoli
tes 11(1991)593]。著者は、むしろ、
ベックマン−転位のためには、pKa≦1.5を有する
強酸性のブレンステッド(Broensted)アジド
中心が必要であること、及び選択度を低下させる副生成
物5−シアノペント−1−エンが、酸性中心でも、Na
+−イオンでも生成されることを確認している。著者
は、更に、ゼオライト触媒の失活は、塩基性の副生成
物、例えば、アニリン及びメチルピリジンによって行な
われ、かつ触媒表面上のコークス(Coke)−生成に
よるものではないことを推測しているが、その故は、反
応後も、触媒の色がほとんど白色であるからである。
【0006】X−及びY−ゼオライト触媒の急速な老化
の欠点を避けるために、ペンタシル(Pentasi
l)−ゼオライト(MFI−構造)が広汎に検査され
た。
【0007】欧州特許(EP)第0494535号明細
書及び欧州特許(EP)第0544530号明細書で
は、同様に、MFI−構造のゼオライトが有利であると
見なされている。しかしながらこの場合、5〜500以
上の高いSi/M−比が要求される(この際、金属は、
殊に、Al、B、Gaであってよい)。添加成分もしく
は溶剤として、アルコール及びエーテル並びに水が挙げ
られる。水の最大添加は、オキシム1モル当り、0.0
6〜2.5モルである。
【0008】触媒の寿命(Standzeit)−改善
のための実験は、外側表面上の酸性度を中和するため
に、硼素−MFI−ゼオライトの外側表面を、Na−イ
オンで遮蔽する方向にも進んだ[欧州特許(EP)第0
086543号明細書(7.5.1986)Stami
carbon]。340℃で、シクロヘキサノンオキシ
ム、トルオール、二酸化炭素及び水からなる混合物(モ
ル比1:3:7:1)は、この触媒で、シクロヘキサノ
ンオキシムを定量的に変換させる。ε−カプロラクタム
についての選択率は58%で挙げられる。
【0009】Na−イオンで処理された触媒の寿命は、
15時間であり、かつ未処理の硼素−MFI−ゼオライ
トにおけるよりも、3倍よりももっと長い。また、この
触媒でも、副生成物5−シアノペント−1−エンが著し
く生成され、かつ従って、満足する結果を示さない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、触媒
として、MFI−型の変性されたゼオライトを用いて、
気相で、ベックマン−転位により、ε−カプロラクタム
を製造する方法を改善することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、ゼオラ
イト触媒に接して、250〜450℃の温度範囲で、気
相で、シクロヘキサノンオキシムのベックマン−転位に
より、ε−カプロラクタムを製造するための方法であ
り、これは、中心金属原子、例えばSi、Al及びBの
欠如に基づき、表面上に、対称的に相互に配列されてい
るOH−基を有するMFI−ゼオライトを使用すること
を特徴とする。
【0012】MFI−構造を有する結晶性の珪酸塩は、
長い間、公知技術水準から公知である。これは、一方で
は、SiO4−四面体からのみ構成され得るが、他方で
は、多数において、アルミノシリケート又はアルミニウ
ムの代りに他の金属原子が格子骨格中に組み込まれて存
在する珪酸塩も、それに数えられている。
【0013】MFI−構造を有するアルミノシリケート
の最初の合成は、米国特許(US)−特許第37028
86号明細書で明らかにされ、この際、そこでは、“Z
eolite ZSM−5”という表示が選択された。
これは、特性表示のために、ペンタシルゼオライトとし
て分類された。使用領域は、触媒、分子篩又は乾燥剤と
しての範囲にある。このゼオライト群の組成は、次のよ
うに記載される:
【0014】
【化1】
【0015】[式中、Mは陽イオンであり、nは、この
陽イオンの荷電であり、かつzは0〜40の数であ
る]。この触媒の製造は、熱水合成で行なわれる。この
ために、通例、珪素給源を、アルミニウム給源と共に、
水及びテンプレートテトラプロピルアンモニウムヒドロ
キシドの存在下で溶解させ、かつオートクレーブ中で、
撹拌又は静止条件下で、結晶させる。
【0016】好適な合成条件は、アルミニウム又は珪素
の同形置換を作用する。このような骨格置換されたMF
I−構造を有するゼオライトは、例えば、三−及び二価
の元素、例えば、B、Ga、Fe、Cr、Be、As、
Sb及びBiを、アルミニウムの代りに、又は四価の元
素、例えば、Ge、Ti、Zr、Hfを、珪素の代りに
含有する。
【0017】この物質は、触媒特性を、一般に、例えば
陽子又は金属陽イオンによる、ナトリウムイオンの交換
によって得る。
【0018】ゼオライト製造の特別な実施態様は、アル
カリ金属不含の合成にある。アルミノシリケートゼオラ
イトは、例えば、アルミニウム化合物、殊にAl(O
H)3又はAl2(SO43、及び珪素成分、殊に高分散
性の二酸化珪素から、アミン水溶液、特に1,6−ヘキ
サンジアミン−又は1,3−プロパンジアミン−又はト
リエチレントリアミン水溶液中で、アルカリ金属−又は
アルカリ土類金属添加して及び添加しないで、100〜
200℃で、自己圧下で製造され得る。そうして得られ
るアルミノシリケートは、使用物質量の選択に依り、S
iO2/Al23−比 10〜40000を含有する。
このような製造は、例えば、欧州特許(EP)第000
7081号明細書に記載されている。また、アルミノシ
リケートゼオライトは、エーテル性媒体、例えば、ジエ
チレングリコールジメチルエーテルもしくは1,4−ブ
タンジオール又は水中で製造される。
【0019】硼珪酸塩ゼオライトは、例えば、90〜2
00℃で、自己圧下で、硼素化合物、例えば、H3BO3
を、珪素化合物、殊に高分散性の二酸化珪素と、アミン
水溶液、特に、1,6−ヘキサンジアミン−又は1,3
−プロパンジアミン−又はトリエチレンテトラミン−水
溶液中で、アルカリ金属−又はアルカリ土類金属添加し
て及び特に添加せずに反応させることによって、合成さ
れうる。これは、例えば、欧州特許(EP)第0007
081号明細書に記載されている。この反応では、アミ
ン水溶液の代りに、エーテル性溶液、例えばジエチレン
グリコールジメチルエーテル、又はアルコール性溶液、
例えば1,6−ヘキサンジオールを、溶剤として使用す
ることができる。
【0020】珪酸鉄ゼオライトは、例えば、欧州特許
(EP)第0007081号明細書に記載されているよ
うに、例えば、鉄化合物、殊にFe2(SO43及び珪
素化合物、殊に、高分散性の二酸化珪素から、アミン水
溶液、特に1,6−ヘキサンジアミン中で、アルカリ金
属−又はアルカリ土類金属添加して及び添加せずに、1
00〜200℃で、自己圧下で得られる。
【0021】特に、ペンタシル型(Pentasilt
yp)のアルミノ−、硼素−及び鉄珪酸塩ゼオライト並
びに西ドイツ国公開公報(DE−OS)第300647
1号明細書、欧州特許(EP)第0034727号明細
書及び欧州特許(EP)第0046504号明細書に記
載のアイソタクチックゼオライトが有利である。
【0022】そうして製造された分子篩は、その単離、
100〜160℃、殊に110℃での乾燥及び450〜
600℃、殊に550℃でのか焼後に、バインダーと、
90:10〜40:60重量%の割合で、索状物又は錠
剤に成形されうる。バインダーとしては、多様な酸化ア
ルミニウム、有利に、ベーム石、SiO2/Al23
比 25:75〜95:5、有利に75:25を有する
非晶質の珪酸アルミニウム、二酸化珪素、有利に高分散
性のSiO2、高分散性のSiO2と高分散性のAl23
とからなる混合物、高分散性のTiO2並びに粘土が好
適である。成形後に、押出物又は圧搾物を、110℃/
16時間で乾燥させ、かつ550℃/6時間でか焼す
る。
【0023】そのような触媒は、単離した分子篩を、乾
燥直後に成形し、かつ成形後にはじめてか焼することに
よって、特に有利に製造される。しかし分子篩を純粋形
で、バインダー無しで、索状物又は錠剤として使用する
こともできる。この成形は、押出し−又は分散剤、例え
ば、メチルセルロース、ヘキサエチルセルロース、蓚
酸、硝酸、アンモニア、アミン、シリコエステル、グラ
ファイト又はその混合物の添加下に行なわれる。索状物
に成形されたゼオライトから、粉砕及び篩分けによっ
て、所望の触媒粒度を得ることができる。流動層中での
使用のために、粒度0.1〜0.6mmが好適であり、
固定層では、粒度1〜5mmが使用され、液相バッチ反
応器中では、粉末が有利に使用される。
【0024】本発明により使用されるMFI−ゼオライ
トの特別な適性は、自体公知の製法に続く後処理に基づ
いて適応する。これは、ゼオライトの内や外の表面上
に、対称的に配列された、OH−基の“巣(Neste
r)”が生ずる作用をする。
【0025】好適な処理によって、Si−又は他の金属
原子、例えば、B、Fe、Gaは、オキシド性結晶格子
から除去され、この際、この方法で遊離する酸素結合
は、水素イオンによって飽和される。前駆物質として、
硼珪酸塩ゼオライトの使用が有利である。
【0026】三結合元素が例えば溶出されるBである場
合には、次の式に示されるように、同様に対称的に配列
されたシラノール基が生じる:
【0027】
【化2】
【0028】水素橋形成によって結合された、“巣”の
OH−基は、例えば、FT−IR−検査によって確認さ
れる。
【0029】しかしながら、シラノール巣の形成は、硼
素ゼオライトだけに限らない。
【0030】ゼオライト結晶の表面上の4個のシラノー
ル基の幾何学的配列並びに弱酸性の特性は、意外にも、
気相で、シクロヘキサノンオキシムから、ε−カプロラ
クタムへの転位に特に有効に作用する。
【0031】本発明による方法のために好適な微結晶寸
法は、<5μm、有利に<2μm、特に<1μmであ
る。0.05〜0.5μmの範囲が極めて有利であるこ
とが明らかである。
【0032】高シリケート性MFI−ゼオライトが例え
ば、単斜構造を有するシリカライト(Silikali
te)である場合には、これは、比較的に高い温度での
塩基性処理によって、斜方晶構造に変えられる。この構
造変換は、例えば、レントゲン回折法で確かめることが
できる。
【0033】そのために、触媒を、例えば、撹拌フラス
コ中で、又はオートクレーブ中で、自己圧下で、20〜
150℃、有利に60〜150℃の温度で、アンモニウ
ム塩(硝酸塩、塩化物)からなる溶液及び/又はアンモ
ニア水溶液と接触させる。引続いて、そうして得られる
触媒を、110℃で12時間乾燥させる。その後に、記
載の活性ヒドロキシル巣を有する斜方結晶構造が得られ
る。
【0034】硼素−含有MFI−ゼオライトの場合に
は、変性の実際的な可能性は、ゼオライト性物質(成形
された又は非成形の)を、酸、例えば、塩酸、フッ化水
素酸、燐酸及び/又は水蒸気で処理することにある。こ
の際、例えば、粉末状のゼオライトを、0.5〜3n燐
酸で、0.5〜10時間、40〜100℃で処理するよ
うに行なう。処理後に、水で洗浄し、80〜100℃
で、0.5〜10時間乾燥させ、かつ350〜650℃
で、1〜10時間か焼する。他の操作法により、ゼオラ
イトを、その成形前又は後に、バインダーで例えば1〜
3時間、60〜80℃の温度で、3〜25重量%の、特
に12〜20重量%の塩酸水で処理する。引続き、そう
して処理されたゼオライトを、水で洗浄し、乾燥させ、
かつ400〜500℃でか焼する。
【0035】MFI−ゼオライトの有利な変性は、次の
ように記載される。
【0036】ゼオライト粉末を水蒸気で処理する場合に
は、300〜650℃、極めて特に有利に400〜50
0℃の温度で、0.5〜3時間、有利に1〜2時間にわ
たって、操作すること、及び窒素又は空気及び水蒸気か
らなる混合物を、水蒸気部分圧0.01〜1バール、有
利に0.05〜0.8バール、極めて特に有利に0.1
〜0.5バールで使用することが有利である。この処理
に、例えば、pH−値4〜6、有利に5〜6を有する塩
酸水での酸−処理が続きうる。このように処理されたゼ
オライトを、水で洗浄し、かつ110℃/16時間乾燥
させる。
【0037】もう1つの有利な実施は、特に、硼素及び
Fe−ゼオライトから出発する場合に、酸素下、450
〜600℃、有利に500〜550℃でのゼオライトの
か焼である。この際、格子骨格からの脱金属化もしくは
元素の駆逐が起こる。それは、細孔中に酸化物形での非
晶質成分として残留する。
【0038】100〜150℃、殊に110〜120℃
での乾燥及び450〜600℃、殊に500〜550℃
でのか焼後に、ゼオライトを錠剤にするか又はバインダ
ーと共に、比90:10〜40:60重量%で押出しす
ることができる。バインダーとしては、種々の酸化アル
ミニウム、有利に、ベーム石、SiO2/Al23−比
25:75〜95:5、有利に75:25を有する非晶
質のアルミノシリケート、二酸化珪素、有利に高分散性
のSiO2、高分散性のSiO2及び高分散性のAl23
からなる混合物並びに粘土が好適である。成形後に、押
出物又は圧搾物を110℃/16時間で乾燥させ、かつ
550℃/16時間でか焼する。
【0039】しかし、ゼオライトを成形後にはじめてか
焼することも可能である。
【0040】ゼオライトをバインダー無しで索状物又は
錠剤として使用する場合には、分散剤を、成形安定のた
めに使用することができる。そのために、例えば、エチ
ルセルロース、ステアリン酸、馬鈴薯澱粉、蟻酸、蓚
酸、酢酸、硝酸、アンモニア、アミン、シリコエステル
及びグラファイト又はその混合物が好適である。
【0041】操作圧は、0.01〜1バール、有利に
0.05〜0.5バール、特に有利に0.08〜0.2
5バールである。狭い温度範囲、約300℃及び特に3
00℃以下が、0.08〜0.25バールの圧力で、特
に有利である。
【0042】単位時間当りの空間速度重量(Weigh
t Hourly Space Velocity)に
よって表現されるシクロヘキサノンオキシムでの触媒の
負荷(触媒1kg当りのオキシムkg/時)は、WHS
V=0.1〜10h-1、有利に0.2〜5h-1である。
水は、有利に、>2.5モル:1(オキシム)の割合で
使用される。反応は、固定層中でも、流動層中でも、実
施されうる。
【0043】固定層法では、通例、装入物質を、それが
蒸発器を経て反応帯域に導入される前に、混合する。触
媒として、この場合、錠剤化された、又は押出された成
形体を使用し、その平均粒度は、0.5〜5mmであっ
てよい。
【0044】流動層法では、個々の成分を混合して、又
は別々に、予備蒸発器を経て又は直接流動層に導入して
よい。この際、平均直径80〜250μmを有する押出
形の流動物が、特に有利であることが明らかである。
【0045】一定の実験時間後の変換率が、特定値を下
回る場合には、触媒の活性を、新たなか焼によって取り
戻すことができる。再生温度は350〜650℃、有利
に400〜550℃、極めて特に有利に450〜500
℃である。再生時間は、触媒の残留活性に依り、16時
間〜96時間である。このために、純酸素、空気又は意
外にも、純窒素も使用することができる。窒素を再生ガ
スとして使用する場合には、処理時間は、空気の使用の
場合よりも長い。
【0046】次の例につき、本発明による方法を説明す
る。
【0047】
【実施例】
触媒の記載: 触媒A 成分: [g] SiO2(Aerosil 200) 64.0 B(OH)3 12.2 ヘキサメチレンジアミン 800.0 (水中50%の溶液) ヘキサメチレンジアミン溶液を、PE−ビーカー中に前
もって装入する。これに、撹拌下に、硼酸を加え、かつ
これが完全に溶けるまで撹拌する。この溶液を、撹拌オ
ートクレーブ中に充填し、かつSiO2を10分間かか
って撹拌下で添加する。閉鎖オートクレーブ中で、14
日間、170℃で、撹拌機速度50U/分で合成する。
成分の冷却後に、これを、オートクレーブから取り出
す。上澄溶液を慎重に傾瀉除去し、かつ残った固体を濾
過器上に置き、かつ脱イオン水で充分に後洗浄する。生
成物を12時間にわたり110℃で乾燥させ、かつ引続
いて、12時間、550℃で空気下でか焼する。
【0048】成形:触媒粉末100gを、成形助剤及び
水100gと緊密に混和させる。混合物を、80バール
の圧力で、直径2mmの索状物に押出す。索状物を12
時間にわたり110℃で乾燥させ、かつ550℃で12
時間にわたりか焼する。所望のメッシュ巾の篩上での粉
砕及び微細成分の篩分けによって、触媒粒子を適正な粒
度にする。
【0049】 触媒B 成分: [g] 珪酸ゾル(LUDOX) 79.6 硼酸トリメチルエステル 3.9 テトラプロピルアンモニウムヒドロキシド 22.2 脱イオン水 89.0 アンモニア溶液(25重量%) 72.0 珪酸ゾル、TPAOH、脱イオン水及び硼素給源を、撹
拌オートクレーブ中に、前もって装入する。この懸濁液
に、アンモニア溶液を添加する。閉鎖オートクレーブ中
で、7日間、185℃で、撹拌機速度100U/分で合
成する。成分の冷却後に、これをオートクレーブから取
り出す。上澄溶液を慎重に傾瀉除去し、残った固体を濾
過器上に置きかつ脱イオン水で充分に後洗浄する。生成
物を12時間にわたり110℃で乾燥させ、かつ引続い
て12時間550℃で空気下でか焼する。
【0050】成形:成形を、触媒Aの場合と同様に行
う。
【0051】 触媒C 成分: [g] SiO2(Aerosil) 8.0 B(OH)3 3.39 テトラプロピルアンモニウムブロミド 8.61 弗化アンモニウム 2.47 脱イオン水 168.0 脱イオン水を、200ml入りPTFE−ビーカーに前
もって装入する。硼酸を、撹拌下で、水中に溶かす。引
続いて、先ず弗化アンモニウム、次いでTPABrを添
加する。最後に、SiO2を入れて撹拌する。閉鎖オー
トクレーブ中で、8時間、186℃で合成する。冷却後
に、上澄溶液を慎重に傾瀉除去し、残った固体を濾過器
上にのせ、かつ脱イオン水で充分に後洗浄する。生成物
を12時間にわたり110℃で乾燥させ、かつ引続いて
12時間550℃で空気下でか焼する。
【0052】成形:成形を、触媒Aの場合と同様に行
う。
【0053】触媒D 市場で得られる、Si/Al=54を有するHZSM−
5;Uetikon社のZEOCAT PZ−2/54
H 触媒E 市場で得られる、Degussa社の触媒;Aeros
il 200 特性表示:SiO2 触媒F 成分: [g] テトラエチルオルトシリケート 500 エタノール 1070 テトラ−n−プロピルアンモニウムヒドロキシド 1120 (水中10%の溶液) テトラエチルオルトシリケート、テトラ−n−プロピル
アンモニウムヒドロキシド及びエタノールを、5l入り
鋼製オートクレーブ中で、120分間、強力に混合す
る。引続いて、蓋を閉め、かつ溶液を105℃で強力撹
拌下で結晶させる。96時間後に、合成を中止し、触媒
を洗浄し、110℃/16時間で乾燥させ、かつ550
℃/12時間でか焼する。シリカライト(Silika
lit)が得られた。
【0054】成形:成形を触媒Aの場合と同様に行な
う。
【0055】触媒G 未成形の触媒F5gを、硝酸アンモニウム水溶液(7.
5%の)5g及びアンモニア水(28%の)10gから
なる混合物と、100ml入り一頸フラスコ中で、室温
で1時間撹拌混合した。触媒を濾過し、かつその処理を
更に3回行なった。引続いて、粉末を洗浄しかつ乾燥さ
せた。錠剤に圧搾し、かつ粒度1〜1.6mmの粒子に
粉砕した。
【0056】触媒H 触媒Gと同様の製造。しかしながら、処理を、オートク
レーブ中で、90℃で、自己圧下で実施する。
【0057】触媒I 直径4cmの陶製管中で、粉末状の触媒B5g上に、4
00℃で、窒素−水蒸気混合物を2時間通す。水の質量
割合は50%である。水蒸気処理後に、触媒を、100
ml入り一頸フラスコ中で、HCl−水溶液(pH6)
中で、室温で24時間撹拌する。引続いて、乾燥を行な
う。乾燥させた粉末を、錠剤に圧搾し、かつ粒度1〜
1.6mmの粒子に粉砕する。
【0058】触媒J この触媒の製造及び成形を、触媒Iの場合と同様に行な
う。しかしながら、水蒸気処理を550℃で自己圧で実
施する。
【0059】水蒸気処理後に、触媒を100ml入り一
頸フラスコ中で、HCl−水溶液(pH6)中で、室温
で24時間撹拌する。引続いて、乾燥及び成形を、触媒
Iの場合と同様に行なう。
【0060】固定層反応器を有する実験装置の記載 固定層での触媒実験を、6mmの内径を有する管状反応
器中で実施した。反応帯域は、反応全体にわたって、均
一の温度を与える炉中にあった。反応帯域の末端で、金
網が触媒粒子の排出を防いだ。シクロヘキサノンオキシ
ムを、溶剤及び場合による添加成分と、受容器中で混合
し、かつ小配量ポンプで、予備蒸発器中に導入した。こ
こで、混合物を、担体ガスと混合し、かつガス状で反応
器に導入した。反応生成物を、液体窒素で冷却された冷
却トラップ(Kuehlfalle)中に受け集め、融
解させ、かつガスクロマトグラフィー分析にかけた。質
量バランスは、99%以上であった。
【0061】第1表:温度及び圧力低下の影響
【0062】
【表1】
【0063】装入物質混合物トルオール/シクロヘキサ
ノンオキシム9:1 質量割合 窒素流 5l/時 ・比較例 1) 2時間後の変換率、8時間後の変換率下落 <1
% 2) 2時間後の変換率、8時間後の変換率下落 約2
6% 3) 2時間後の変換率、8時間後の変換率下落 22
%に 4) 2時間後の変換率、8時間後の変換率下落 92
%に例8 第1図は、300℃及び350℃における圧力低下の影
響を示している。
【0064】例9 第2図は、0.1及び1バールにおける温度の影響を示
している。
【0065】圧力及び温度の選択度への影響の定性的曲
線経過を示している。
【0066】例10〜12 第2表:持続時間及び圧力の、反応への影響
【0067】
【表2】
【0068】例13〜17 第3表:300℃及び減圧での、様々な溶剤の反応への
影響
【0069】
【表3】
【0070】例18 第3図は20時間にわたる、変換率及び選択度の経過を
示している。
【0071】例19〜24 第4表:エタノールの存在での水添加及び減圧の影響
【0072】
【表4】
【0073】第5表:メタノールの存在での水添加及び
減圧の影響
【0074】
【表5】
【0075】例25 第4図は触媒の寿命への水の影響を示している。
【0076】例26〜28 第6表:微結晶粒度の影響
【0077】
【表6】
【0078】例29 この例は、酸素での再生を示す。
【0079】第7表:数回の再生サイクル後の変換率及
び選択率
【0080】
【表7】
【0081】例30 この例は、窒素での再生を示す。
【0082】第8表:数回の再生サイクル後の変換率及
び選択率
【0083】
【表8】
【0084】例31*及び32* 第9表:高シリカライト性触媒の変換率及び選択率
【0085】
【表9】
【0086】比較例例33及び34 触媒Fを次のように処理した:そのために、触媒粒子
を、アンモニア水及び硝酸アンモニウムからなる溶液中
で、3回、1時間撹拌し、洗浄し、かつ110℃で乾燥
させた。この処理法を、一方で、一頸フラスコ中で、室
温で(例33)及び他方で、オートクレーブ中で、90
℃で、自己圧下で(例34)実施した。処理触媒で達成
された実験結果を、第10表に示す。
【0087】第10表:変性された高シリカライト性M
FI−ゼオライト(シリカライト)の変換率及び選択率
【0088】
【表10】
【0089】触媒E、F、G、Hの、FT−IRでの特
性表示:
【0090】
【化3】
【0091】FT−IRにおける個々のシラノール基の
周波数: 末端 →n=3745±5cm-1 ジェム →n=3725cm-1 隣接架橋 →n=3725及び3500cm-1 シラノール巣 →n=3500cm-1 図5〜図8は触媒E〜HのFT−IRでの吸光度を示し
ている。
【0092】例35〜37 これらの例は、水蒸気及び酸処理の、触媒活性及び選択
率への影響を示している。
【0093】第11表:水蒸気(2時間)及びHCl−
水溶液(pH4;24時間)での触媒処理
【0094】
【表11】
【0095】流動層反応器を有する実験装置の記載:流
動層方法では、内径51mm及び600mmの流動帯域
を有する流動反応器を使用することができた。触媒を3
0μm以下の孔巾を有するガラスフリット上に置いた。
シクロヘキサノンオキシムを、溶剤及び場合による添加
成分と、受容器中で混合し、かつ小配量ポンプで予備蒸
発器に導入させた。ここで、混合物をキャリアガスと混
合し、かつガス状で反応器に導入させた。しかし混合物
を直接流動帯域に注入することもできた。反応生成物
を、水冷却器を介して導き、かつ引続き、未凝縮成分
を、液体窒素で冷却した冷却トラップ中に収容した。分
析目的のために、部分ガス流を流動反応器の放出帯域か
ら直接排出させ、かつガスクロマトグラフィーで検査し
た。
【0096】例38及び39 第9図:ε−カプロラクタムに対する選択率へのエダク
ト供給の影響 変換率は、双方の例において、100重量%である。
【0097】例40〜42 第10図:シクロヘキサノンオキシムの変換率への温度
の影響 第11図:ε−カプロラクタムに対する選択率への温度
の影響例43〜45 第12表:エダクトに水を添加した際の変換率及び選択
【0098】
【表12】
【図面の簡単な説明】
【図1】300℃及び350℃における圧力低下の影響
を示す曲線図。
【図2】0.1及び1バールにおける温度の影響を示す
曲線図。
【図3】20時間にわたる変換率及び選択度の経過を示
す線図。
【図4】触媒の寿命への水の影響を示す曲線図。
【図5】触媒EにおけるFT−IRでの吸光度を示す曲
線図。
【図6】触媒FにおけるFT−IRでの吸光度を示す曲
線図。
【図7】触媒GにおけるFT−IRでの吸光度を示す曲
線図。
【図8】触媒HにおけるFT−IRでの吸光度を示す曲
線図。
【図9】ε−カプロラクタムに対する選択率へのエダク
ト供給の影響を示す線図。
【図10】シクロヘキサノンオキシムの変換率への温度
の影響を示す線図。
【図11】ε−カプロラクタムに対する選択率への温度
の影響を示す線図。
フロントページの続き (72)発明者 ディートリッヒ アルンツ ドイツ連邦共和国 オーバーウルゼル ロ ルスバッハシュトラーセ 32

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゼオライト−触媒に接して、250〜4
    50℃の温度範囲で、気相で、シクロヘキサノンオキシ
    ムのベックマン(Beckmann)−転移により、ε
    −カプロラクタムを製造する場合に、表面に、中心金属
    原子の欠如に基づく、対称的に相互に配列されているO
    H−基を有するMFI−ゼオライトを使用することを特
    徴とする、ε−カプロラクタムの製法。
  2. 【請求項2】 中心金属原子は、Si、Al、B、F
    e、Ga、Cr、Be、As、Sb、Ge、Ti、Zr
    又はHfの群から由来する、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 MFI−構造を有する、珪素四面体から
    のみ構成された正斜方ゼオライトを使用する、請求項1
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前駆物質として、B−原子で置換された
    MFI−ゼオライトを使用する、請求項1に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 Si:Bの比は、5〜40:1である、
    請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 硼素−MFI−ゼオライトは、ジアミン
    及びトリアミンを用いて、アルカリ金属無しで合成され
    た、請求項4又は5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 MFI−ゼオライト結晶の一次粒径は、
    5μmよりも小さい、請求項1から6までの、いずれか
    1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 シクロヘキサノンオキシム1モル当り、
    水を2.5モルよりも多く使用する、請求項1から7ま
    でのいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 反応を、0.01〜1バールの範囲の圧
    力で、かつ280〜310℃の温度で実施する、請求項
    1から8までのいずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 流動層法を使用して、エダクトを直
    接、流動帯域に供給する、請求項1から9までのいずれ
    か1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 請求項1から3までのいずれか1項に
    記載の方法で使用するための、ゼオライト触媒を製造す
    るために、単斜構造を有する高シリケート性のMFI−
    ゼオライト(シリカライト)を、20〜150℃で、自
    己圧下で、アンモニア塩の溶液及び/又はアンモニア水
    溶液と接触させ、反応後に、正斜方生成物を分離し、か
    つ乾燥させることを特徴とする、ゼオライト触媒の製
    法。
  12. 【請求項12】 請求項1、4又は5に記載の方法で使
    用するための、ゼオライト触媒の製造のために、硼素−
    含有MFI−ゼオライトを、300〜650℃の温度
    で、水蒸気で処理し、かつ場合により、pH−値4〜6
    での酸処理を引続いて行なうことを特徴とする、ゼオラ
    イト触媒の製法。
  13. 【請求項13】 請求項1、4又は5に記載の方法で使
    用するためのゼオライト触媒を製造するために、硼素−
    含有MFI−ゼオライトを、60〜80℃の温度で、3
    〜25重量%の水性酸で処理し、引続いて洗浄し、かつ
    400〜500℃で乾燥させることを特徴とする、ゼオ
    ライト触媒の製法。
  14. 【請求項14】 MFI−型のB−含有ゼオライトを、
    500〜700℃で、酸素下にか焼する、請求項1から
    5までのいずれか1項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 請求項11から14までのいずれか1
    項に記載のゼオライト触媒の再生のために、触媒の再生
    を、純窒素を用いて、400〜650℃の温度範囲で実
    施する、ゼオライト触媒の再生法。
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