JPH09123694A - 立体転写物の製造方法とその製造方法に用いる転写材 - Google Patents
立体転写物の製造方法とその製造方法に用いる転写材Info
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- JPH09123694A JPH09123694A JP7308413A JP30841395A JPH09123694A JP H09123694 A JPH09123694 A JP H09123694A JP 7308413 A JP7308413 A JP 7308413A JP 30841395 A JP30841395 A JP 30841395A JP H09123694 A JPH09123694 A JP H09123694A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 立ち上がりの大きい立体の被転写物にでも綺
麗な図柄を形成する。 【構成】 未延伸のポリエステル系樹脂からなる基体シ
ート1上に、常温硬化性樹脂からなる離型剤層2、図柄
層3、接着層4が順次形成された転写材を加熱軟化さ
せ、真空成形して射出成形金型のキャビティ型に密着さ
せ、射出成形金型を型閉めし、キャビティに溶融樹脂を
射出し、樹脂成形品の表面に転写材を接着させた後、基
体シートを離型剤層とともに剥離する。
麗な図柄を形成する。 【構成】 未延伸のポリエステル系樹脂からなる基体シ
ート1上に、常温硬化性樹脂からなる離型剤層2、図柄
層3、接着層4が順次形成された転写材を加熱軟化さ
せ、真空成形して射出成形金型のキャビティ型に密着さ
せ、射出成形金型を型閉めし、キャビティに溶融樹脂を
射出し、樹脂成形品の表面に転写材を接着させた後、基
体シートを離型剤層とともに剥離する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、立体の被転写物
の表面に図柄を設けるための転写材とこの転写材を用い
た立体転写物の製造方法に関する。特に、立ち上がりの
大きい立体の被転写物にでも綺麗な図柄を形成すること
ができるものである。
の表面に図柄を設けるための転写材とこの転写材を用い
た立体転写物の製造方法に関する。特に、立ち上がりの
大きい立体の被転写物にでも綺麗な図柄を形成すること
ができるものである。
【0002】
【従来の技術】立体の被転写物の表面に図柄を形成する
方法として、基体シート上に図柄層と接着層などが積層
された転写材を加熱して、立体の被転写物の表面に転写
材を隙間なく密着させ、基体シートのみを剥離するいわ
ゆる転写法がある。立ち上がりの大きい立体の被転写物
の場合は、被転写物の表面に転写材が隙間なく密着しに
くいため、加熱によって容易に延伸しやすい未延伸のポ
リエステル系樹脂からなる基体シートを用いることがあ
る。従来、このような転写材として、(1)未延伸のポ
リエステル系樹脂からなる基体シート上に、剥離層、図
柄層、接着層が順次形成された転写材がある。これは基
体シートのみを剥離するものである。(2)また、未延
伸のポリエステル系樹脂からなる基体シート上に、熱硬
化性樹脂からなる離型剤層、図柄層、接着層が順次形成
された転写材がある。これは基体シートを離型剤層とと
もに剥離するものである。
方法として、基体シート上に図柄層と接着層などが積層
された転写材を加熱して、立体の被転写物の表面に転写
材を隙間なく密着させ、基体シートのみを剥離するいわ
ゆる転写法がある。立ち上がりの大きい立体の被転写物
の場合は、被転写物の表面に転写材が隙間なく密着しに
くいため、加熱によって容易に延伸しやすい未延伸のポ
リエステル系樹脂からなる基体シートを用いることがあ
る。従来、このような転写材として、(1)未延伸のポ
リエステル系樹脂からなる基体シート上に、剥離層、図
柄層、接着層が順次形成された転写材がある。これは基
体シートのみを剥離するものである。(2)また、未延
伸のポリエステル系樹脂からなる基体シート上に、熱硬
化性樹脂からなる離型剤層、図柄層、接着層が順次形成
された転写材がある。これは基体シートを離型剤層とと
もに剥離するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、(1)では、
未延伸のポリエステル系樹脂からなる基体シートは加熱
によって容易に延伸しやすく、基体シートの延伸が特に
大きい部分は新しいシート面が現れることとなる。そし
て、この新しいシート面と剥離層とは、前記加熱の熱に
よって、延伸前の基体シートと剥離層との密着力より
も、より強い密着力を有することとなることが多い。特
に、被転写物の角ばった部分では、基体シートの延伸が
大きく、被転写物の平坦な部分に比べて剥離層が基体シ
ートにより強く密着するため、剥離層やその下の図柄層
が基体シートとともに、被転写物の表面から取り除かれ
てしまいやすい。このため、製品表面に剥離層などが無
い部分が発生して見栄えが悪くなり、意匠上問題のある
不良品となっていた。
未延伸のポリエステル系樹脂からなる基体シートは加熱
によって容易に延伸しやすく、基体シートの延伸が特に
大きい部分は新しいシート面が現れることとなる。そし
て、この新しいシート面と剥離層とは、前記加熱の熱に
よって、延伸前の基体シートと剥離層との密着力より
も、より強い密着力を有することとなることが多い。特
に、被転写物の角ばった部分では、基体シートの延伸が
大きく、被転写物の平坦な部分に比べて剥離層が基体シ
ートにより強く密着するため、剥離層やその下の図柄層
が基体シートとともに、被転写物の表面から取り除かれ
てしまいやすい。このため、製品表面に剥離層などが無
い部分が発生して見栄えが悪くなり、意匠上問題のある
不良品となっていた。
【0004】また、(2)では、未延伸のポリエステル
系樹脂からなる基体シート上に熱硬化性樹脂からなる離
型剤層を印刷形成後、図柄層を印刷形成する前に、離型
剤層を180℃前後で加熱して硬化させ離型剤層が基体
シートに強く密着するようにしているが、その際の加熱
によって、未延伸の樹脂からなる基体シートが延伸して
しまう。このような基体シートを用いた転写材を加熱し
て、立ち上がりの大きい立体の被転写物に隙間なく密着
させようとすると、既に過剰に延伸した転写材はシワと
なる。また、延伸が限界にきている転写材はこれ以上延
伸することができないため、被転写物の表面の凹凸など
に隙間なく密着できない。このため、シワのある図柄層
が被転写物の表面に形成されたり、図柄層が被転写物の
表面から浮いたり、図柄層が破れて形成されたりするた
め、意匠上問題のある不良品となっていた。
系樹脂からなる基体シート上に熱硬化性樹脂からなる離
型剤層を印刷形成後、図柄層を印刷形成する前に、離型
剤層を180℃前後で加熱して硬化させ離型剤層が基体
シートに強く密着するようにしているが、その際の加熱
によって、未延伸の樹脂からなる基体シートが延伸して
しまう。このような基体シートを用いた転写材を加熱し
て、立ち上がりの大きい立体の被転写物に隙間なく密着
させようとすると、既に過剰に延伸した転写材はシワと
なる。また、延伸が限界にきている転写材はこれ以上延
伸することができないため、被転写物の表面の凹凸など
に隙間なく密着できない。このため、シワのある図柄層
が被転写物の表面に形成されたり、図柄層が被転写物の
表面から浮いたり、図柄層が破れて形成されたりするた
め、意匠上問題のある不良品となっていた。
【0005】この発明の目的は以上のような課題を解決
し、シワや浮き等のない図柄が形成された立体物を製造
するための転写材と立体転写物の製造方法を提供するこ
とにある。
し、シワや浮き等のない図柄が形成された立体物を製造
するための転写材と立体転写物の製造方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の目的
を達成するために、次のように構成した。すなわち、こ
の発明は、請求項1に示すように、未延伸のポリエステ
ル系樹脂からなる基体シート上に、常温硬化性樹脂から
なる離型剤層、図柄層、接着層が順次形成された転写材
である。
を達成するために、次のように構成した。すなわち、こ
の発明は、請求項1に示すように、未延伸のポリエステ
ル系樹脂からなる基体シート上に、常温硬化性樹脂から
なる離型剤層、図柄層、接着層が順次形成された転写材
である。
【0007】この発明は、請求項2に示すように、請求
項1に示す転写材において、常温硬化性樹脂が、酸硬化
性樹脂である転写材である。
項1に示す転写材において、常温硬化性樹脂が、酸硬化
性樹脂である転写材である。
【0008】この発明は、請求項3に示すように、請求
項1〜請求項2のいずれかに示す転写材において、離型
剤層と図柄層との間に、剥離層が形成されている転写材
である。
項1〜請求項2のいずれかに示す転写材において、離型
剤層と図柄層との間に、剥離層が形成されている転写材
である。
【0009】この発明は、請求項4に示すように、請求
項1〜請求項3のいずれかに示す転写材において、基体
シートの離型剤層が形成される面が、コロナ放電処理さ
れている転写材である。
項1〜請求項3のいずれかに示す転写材において、基体
シートの離型剤層が形成される面が、コロナ放電処理さ
れている転写材である。
【0010】この発明は、請求項5に示すように、請求
項1〜請求項3のいずれかに示す転写材において、基体
シートと離型剤層との間に、易接着層が形成されている
転写材である。
項1〜請求項3のいずれかに示す転写材において、基体
シートと離型剤層との間に、易接着層が形成されている
転写材である。
【0011】また、この発明は、請求項6に示すよう
に、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の転写材を加
熱軟化させ、真空成形して射出成形金型のキャビティ型
表面に密着させ、射出成形金型を型閉めし、キャビティ
に溶融樹脂を射出し、樹脂成形品の表面に転写材を接着
させた後、基体シートを離型剤層とともに剥離する立体
転写物の製造方法である。
に、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の転写材を加
熱軟化させ、真空成形して射出成形金型のキャビティ型
表面に密着させ、射出成形金型を型閉めし、キャビティ
に溶融樹脂を射出し、樹脂成形品の表面に転写材を接着
させた後、基体シートを離型剤層とともに剥離する立体
転写物の製造方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明をさらに詳しく説明する。図1はこの発明の転写材の
一実施例を示す断面図である。図2〜図4はこの発明の
立体転写物の製造方法の一形態を示す断面図である。図
5はこの発明の立体転写物の製造方法の最終工程を示す
断面図である。図中の1は基体シート、2は離型剤層、
3は図柄層、4は接着層、5はキャビティ型、6はコア
型、7は可動ヒーター、70はハウジング、8はキャビ
ティ、9は真空吸引路、10は溶融樹脂射出路、11は
溶融樹脂、13は被転写物をそれぞれ示す。
明をさらに詳しく説明する。図1はこの発明の転写材の
一実施例を示す断面図である。図2〜図4はこの発明の
立体転写物の製造方法の一形態を示す断面図である。図
5はこの発明の立体転写物の製造方法の最終工程を示す
断面図である。図中の1は基体シート、2は離型剤層、
3は図柄層、4は接着層、5はキャビティ型、6はコア
型、7は可動ヒーター、70はハウジング、8はキャビ
ティ、9は真空吸引路、10は溶融樹脂射出路、11は
溶融樹脂、13は被転写物をそれぞれ示す。
【0013】基体シート1は、未延伸のポリエステル系
樹脂よりなる。ポリエステル系樹脂としては、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなど
がある。基体シート1の離型剤層2が形成される面をコ
ロナ放電処理しておいてもよい。コロナ放電処理によっ
て、基体シート1の表面が活性化され、微細な凹凸面と
なるなどするため、離型剤層2を基体シート1の表面に
より強固に固着させることができる。基体シート1と離
型剤層2との間に、易接着層(図示せず)が形成されて
いてもよい。易接着層は、基体シート1と離型剤層2と
を強固に固着させるために、予め基体シート1にウレタ
ン樹脂等を用いてコーティングしたコーティング層であ
る。基体シート1の厚みは、50μm、100μm、1
50μmがある。
樹脂よりなる。ポリエステル系樹脂としては、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなど
がある。基体シート1の離型剤層2が形成される面をコ
ロナ放電処理しておいてもよい。コロナ放電処理によっ
て、基体シート1の表面が活性化され、微細な凹凸面と
なるなどするため、離型剤層2を基体シート1の表面に
より強固に固着させることができる。基体シート1と離
型剤層2との間に、易接着層(図示せず)が形成されて
いてもよい。易接着層は、基体シート1と離型剤層2と
を強固に固着させるために、予め基体シート1にウレタ
ン樹脂等を用いてコーティングしたコーティング層であ
る。基体シート1の厚みは、50μm、100μm、1
50μmがある。
【0014】離型剤層2は、常温硬化性樹脂からなる。
常温硬化性樹脂は常温で硬化する樹脂であるが、必要な
乾燥程度となるように速やかに硬化させるために、基体
シート1上に離型剤層2を形成後、図柄層等の各層を形
成するまでの間に、通常約80℃などの温度で離型剤層
2を強制加熱して硬化させてもよい。常温硬化性樹脂と
しては、ブチル化尿素メラミン樹脂や酸硬化アミノアル
キド共縮合樹脂などの酸硬化性樹脂とパラトルエンスル
ホン酸などの酸性の溶液とをブレンドしたコーティング
液や、ポリウレタン樹脂などの硬化性樹脂などがある。
いずれも、常温で硬化するか、あるいは加熱下であって
も100℃以下で硬化する。離型剤層2は、グラビアダ
イレクト印刷法、グラビアオフセット印刷法、スクリー
ン印刷法等の通常の印刷法や、グラビアコート法、ロー
ルコート法、コンマコート法等のコーティング法を用い
て形成するとよい。
常温硬化性樹脂は常温で硬化する樹脂であるが、必要な
乾燥程度となるように速やかに硬化させるために、基体
シート1上に離型剤層2を形成後、図柄層等の各層を形
成するまでの間に、通常約80℃などの温度で離型剤層
2を強制加熱して硬化させてもよい。常温硬化性樹脂と
しては、ブチル化尿素メラミン樹脂や酸硬化アミノアル
キド共縮合樹脂などの酸硬化性樹脂とパラトルエンスル
ホン酸などの酸性の溶液とをブレンドしたコーティング
液や、ポリウレタン樹脂などの硬化性樹脂などがある。
いずれも、常温で硬化するか、あるいは加熱下であって
も100℃以下で硬化する。離型剤層2は、グラビアダ
イレクト印刷法、グラビアオフセット印刷法、スクリー
ン印刷法等の通常の印刷法や、グラビアコート法、ロー
ルコート法、コンマコート法等のコーティング法を用い
て形成するとよい。
【0015】図柄層3は、例えば、オーディオやテレ
ビ、洗濯機等のフロントパネル、あるいは、自動車のメ
ーターパネルやオーディオパネル等の表面に形成され
る、文字、数字、図形、記号、模様等を表現する層であ
る。図柄層3は、樹脂バインダーと顔料または染料とか
らなるインキを用いて離型剤層2上に形成する。図柄層
3は、グラビアダイレクト印刷法、グラビアオフセット
印刷法、スクリーン印刷法等の通常の印刷法や、グラビ
アコート法、ロールコート法、コンマコート法等のコー
ティング法を用いて形成するとよい。
ビ、洗濯機等のフロントパネル、あるいは、自動車のメ
ーターパネルやオーディオパネル等の表面に形成され
る、文字、数字、図形、記号、模様等を表現する層であ
る。図柄層3は、樹脂バインダーと顔料または染料とか
らなるインキを用いて離型剤層2上に形成する。図柄層
3は、グラビアダイレクト印刷法、グラビアオフセット
印刷法、スクリーン印刷法等の通常の印刷法や、グラビ
アコート法、ロールコート法、コンマコート法等のコー
ティング法を用いて形成するとよい。
【0016】離型剤層2と図柄層3との間に、離型剤層
2と剥離可能な剥離層(図示せず)を形成しておいても
よい。剥離層は、離型剤層2と図柄層3とが直接密着し
ているときよりも小さい力で基体シートを剥離すること
を可能にする層であり、また、図柄層を保護する機能も
果たす。剥離層としては、アクリル樹脂、アクリルビニ
ル樹脂などがある。剥離層は、グラビアダイレクト印刷
法、グラビアオフセット印刷法、スクリーン印刷法等の
通常の印刷法や、グラビアコート法、ロールコート法、
コンマコート法等のコーティング法を用いて形成すると
よい。
2と剥離可能な剥離層(図示せず)を形成しておいても
よい。剥離層は、離型剤層2と図柄層3とが直接密着し
ているときよりも小さい力で基体シートを剥離すること
を可能にする層であり、また、図柄層を保護する機能も
果たす。剥離層としては、アクリル樹脂、アクリルビニ
ル樹脂などがある。剥離層は、グラビアダイレクト印刷
法、グラビアオフセット印刷法、スクリーン印刷法等の
通常の印刷法や、グラビアコート法、ロールコート法、
コンマコート法等のコーティング法を用いて形成すると
よい。
【0017】接着層4は、溶融樹脂11を冷却固化した
樹脂成形品などの被転写物13の表面に上記の各層を接
着するものである。接着層4としては、被転写物13の
材質がポリアクリル系樹脂の場合はポリアクリル系樹脂
を用いるとよい。また、被転写物13の材質がポリフェ
ニレンオキシド・ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネー
ト系樹脂、スチレン共重合体系樹脂、ポリスチレン系ブ
レンド樹脂の場合は、これらの樹脂と親和性のあるポリ
アクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹
脂等を使用すればよい。接着層4の形成方法としては、
グラビアダイレクト印刷法、グラビアオフセット印刷
法、スクリーン印刷法等の通常の印刷法や、グラビアコ
ート法、ロールコート法、コンマコート法等のコーティ
ング法を用いて形成するとよい。接着層4の乾燥膜厚
は、1μm〜5μmとするのが一般的である。
樹脂成形品などの被転写物13の表面に上記の各層を接
着するものである。接着層4としては、被転写物13の
材質がポリアクリル系樹脂の場合はポリアクリル系樹脂
を用いるとよい。また、被転写物13の材質がポリフェ
ニレンオキシド・ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネー
ト系樹脂、スチレン共重合体系樹脂、ポリスチレン系ブ
レンド樹脂の場合は、これらの樹脂と親和性のあるポリ
アクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹
脂等を使用すればよい。接着層4の形成方法としては、
グラビアダイレクト印刷法、グラビアオフセット印刷
法、スクリーン印刷法等の通常の印刷法や、グラビアコ
ート法、ロールコート法、コンマコート法等のコーティ
ング法を用いて形成するとよい。接着層4の乾燥膜厚
は、1μm〜5μmとするのが一般的である。
【0018】なお、この発明の転写材は、通常、ロール
状に巻かれた基体シート1を巻き出し、離型剤層2、図
柄層3、接着層4などを連続して印刷し、最後に再びロ
ール状に巻き取る印刷機によって製造される。この印刷
のときに、基体シート1にかかる張力によって、基体シ
ート1あるいは転写材に伸びが発生することはあるが、
以下の立体転写物の製造方法における転写材の延伸には
影響はない。
状に巻かれた基体シート1を巻き出し、離型剤層2、図
柄層3、接着層4などを連続して印刷し、最後に再びロ
ール状に巻き取る印刷機によって製造される。この印刷
のときに、基体シート1にかかる張力によって、基体シ
ート1あるいは転写材に伸びが発生することはあるが、
以下の立体転写物の製造方法における転写材の延伸には
影響はない。
【0019】この発明の転写材は、常温硬化性樹脂から
なる離型剤層2を有しているので、常温程度の加熱で離
型剤層は硬化する。一方未延伸のポリエステル系樹脂か
らできている基体シート1は常温程度の温度では延伸し
ない。したがって、この発明の転写材は、基体シート1
は未延伸のままのポリエステル系樹脂であるにもかかわ
らず、離型剤層2はすでに硬化してしまっている転写材
となる。このため、以下の立体転写物の製造方法に用い
る際には、基体シート1は過不足なく延伸し、立体の被
転写物13にもきれいに密着する。また、離型剤層2は
既に硬化しているので、転写材が延伸しても、離型剤層
2と図柄層3との接着力が強くなることはなく、被転写
物から基体シート1が剥離し易いため、図柄層が基体シ
ートとともに除去されることはない。
なる離型剤層2を有しているので、常温程度の加熱で離
型剤層は硬化する。一方未延伸のポリエステル系樹脂か
らできている基体シート1は常温程度の温度では延伸し
ない。したがって、この発明の転写材は、基体シート1
は未延伸のままのポリエステル系樹脂であるにもかかわ
らず、離型剤層2はすでに硬化してしまっている転写材
となる。このため、以下の立体転写物の製造方法に用い
る際には、基体シート1は過不足なく延伸し、立体の被
転写物13にもきれいに密着する。また、離型剤層2は
既に硬化しているので、転写材が延伸しても、離型剤層
2と図柄層3との接着力が強くなることはなく、被転写
物から基体シート1が剥離し易いため、図柄層が基体シ
ートとともに除去されることはない。
【0020】この発明の立体転写物の製造方法は、請求
項6に記載したように、転写材を加熱軟化させ、真空成
形して射出成形金型のキャビティ型5の表面に密着さ
せ、射出成形金型を型閉めし、キャビティ8に溶融樹脂
11を射出し、樹脂成形品の表面に転写材を接着させた
後、基体シート1を離型剤層2とともに剥離する。
項6に記載したように、転写材を加熱軟化させ、真空成
形して射出成形金型のキャビティ型5の表面に密着さ
せ、射出成形金型を型閉めし、キャビティ8に溶融樹脂
11を射出し、樹脂成形品の表面に転写材を接着させた
後、基体シート1を離型剤層2とともに剥離する。
【0021】具体例を図2〜図5を参照しながら説明す
る。まず、キャビティ型5とコア型6とからなる射出成
形金型内に転写材を送り込む。この際、枚葉の転写材を
1枚づつ送り込んでもよいし、長尺の転写材の必要部分
を間欠的に送り込んでもよい。長尺の転写材を使用する
場合、転写材とキャビティ型5との位置決めをする機構
を有する転写材送り装置(図示せず)を使用して、転写
材の図柄層3をキャビティ型5の所定位置に配置させ
る。
る。まず、キャビティ型5とコア型6とからなる射出成
形金型内に転写材を送り込む。この際、枚葉の転写材を
1枚づつ送り込んでもよいし、長尺の転写材の必要部分
を間欠的に送り込んでもよい。長尺の転写材を使用する
場合、転写材とキャビティ型5との位置決めをする機構
を有する転写材送り装置(図示せず)を使用して、転写
材の図柄層3をキャビティ型5の所定位置に配置させ
る。
【0022】次に、転写材を加熱軟化させる(図2)。
加熱は、金型間に入り込ませた遠赤外線パネルヒーター
や近赤外線パネルヒーターなどの可動ヒーター7で行な
う。可動ヒーター7はハウジング70内に装着されてい
る。ハウジング70は、キャビティ型5のキャビティ8
を覆って固定されることにより、転写材を挟み込んでキ
ャビティ8を密閉するものでもよい。加熱温度は、ヒー
ター7と転写材との間隔や、転写材の加熱必要面積、転
写材の基体シート1の厚みや材質などにより適宜調節さ
れるが、キャビティ型5のキャビティ8の内面に転写材
が隙間なく密着するように軟化する温度であり、射出成
形と同時に樹脂成形品に図柄を形成する方法(いわゆる
成形同時転写法、インモールド転写法、深絞りインモー
ルド法などと呼ばれる方法)での加熱温度とほぼ同じで
あり、約150℃〜300℃である。転写材の加熱によ
る軟化とともに、キャビティ8の内面の真空吸引口に連
結する真空吸引路9よりキャビティ型5と転写材とでで
きた空間の空気を真空引きして転写材を真空成形しキャ
ビティ8の内面に密着させる(図3)。このとき、気体
の圧入などにより、ハウジング70と転写材とで囲まれ
る空間の気圧を高めてもよい。密着完了後、可動ヒータ
ー7をハウジング70ごと金型間から退避させる。
加熱は、金型間に入り込ませた遠赤外線パネルヒーター
や近赤外線パネルヒーターなどの可動ヒーター7で行な
う。可動ヒーター7はハウジング70内に装着されてい
る。ハウジング70は、キャビティ型5のキャビティ8
を覆って固定されることにより、転写材を挟み込んでキ
ャビティ8を密閉するものでもよい。加熱温度は、ヒー
ター7と転写材との間隔や、転写材の加熱必要面積、転
写材の基体シート1の厚みや材質などにより適宜調節さ
れるが、キャビティ型5のキャビティ8の内面に転写材
が隙間なく密着するように軟化する温度であり、射出成
形と同時に樹脂成形品に図柄を形成する方法(いわゆる
成形同時転写法、インモールド転写法、深絞りインモー
ルド法などと呼ばれる方法)での加熱温度とほぼ同じで
あり、約150℃〜300℃である。転写材の加熱によ
る軟化とともに、キャビティ8の内面の真空吸引口に連
結する真空吸引路9よりキャビティ型5と転写材とでで
きた空間の空気を真空引きして転写材を真空成形しキャ
ビティ8の内面に密着させる(図3)。このとき、気体
の圧入などにより、ハウジング70と転写材とで囲まれ
る空間の気圧を高めてもよい。密着完了後、可動ヒータ
ー7をハウジング70ごと金型間から退避させる。
【0023】上記、転写材を加熱軟化させ、真空成形し
て射出成形金型のキャビティ型5の表面に密着させる場
合の、加熱軟化工程と真空成形工程との関係を例示する
と、厚みが100μmの未延伸のポリエステル樹脂より
なる基体シート1を用いる時は、約270℃で約10秒
間加熱する。加熱開始後約3秒で真空引きを開始し、加
熱と真空引きとを約7秒間並行して行なった後、加熱の
みを終了し、以後、転写材をがキャビティ型5の表面に
密着した状態を保持するために、溶融樹脂11をキャビ
ティ8内に射出するまでの間、真空引きのみを継続させ
るとよい。
て射出成形金型のキャビティ型5の表面に密着させる場
合の、加熱軟化工程と真空成形工程との関係を例示する
と、厚みが100μmの未延伸のポリエステル樹脂より
なる基体シート1を用いる時は、約270℃で約10秒
間加熱する。加熱開始後約3秒で真空引きを開始し、加
熱と真空引きとを約7秒間並行して行なった後、加熱の
みを終了し、以後、転写材をがキャビティ型5の表面に
密着した状態を保持するために、溶融樹脂11をキャビ
ティ8内に射出するまでの間、真空引きのみを継続させ
るとよい。
【0024】これらの工程では、基体シート1が未延伸
のままの転写材を用いているため、加熱軟化と真空成形
とによって転写材は過不足なく延伸する。よって、キャ
ビティ8が奥行きがあったり、細かい凹凸面を有してい
たり、角ばった部を有している場合でも、転写材がシワ
にならず、しかもキャビティ8の内面との間に隙間がで
きたり破れたりすることなくキャビティ8の内面に密着
する。また、離型剤層2は既に硬化しているので、転写
材が延伸しても、離型剤層2と図柄層3との接着力が強
くなることはない。
のままの転写材を用いているため、加熱軟化と真空成形
とによって転写材は過不足なく延伸する。よって、キャ
ビティ8が奥行きがあったり、細かい凹凸面を有してい
たり、角ばった部を有している場合でも、転写材がシワ
にならず、しかもキャビティ8の内面との間に隙間がで
きたり破れたりすることなくキャビティ8の内面に密着
する。また、離型剤層2は既に硬化しているので、転写
材が延伸しても、離型剤層2と図柄層3との接着力が強
くなることはない。
【0025】次に、キャビティ型5とコア型6とを型閉
めした後、コア型6に設けた溶融樹脂射出路10より溶
融樹脂11をキャビティ内に射出し充満させ、樹脂成形
品を成形すると同時に樹脂成形品の表面に転写材を接着
させる(図4)。被転写物13である樹脂成形品を冷却
した後、成形用金型を開いて転写材が接着した樹脂成形
品を取り出す。最後に、基体シート1を離型剤層2とと
もに剥離することにより(図5)、転写が完了し、立体
転写物を得る。溶融樹脂11は、着色されていてもよい
し、着色されていなくてもよい。溶融樹脂11として
は、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アク
リル樹脂などの汎用樹脂を挙げることができる。ポリス
チレン系樹脂としては、ABS樹脂、AS樹脂などがあ
る。
めした後、コア型6に設けた溶融樹脂射出路10より溶
融樹脂11をキャビティ内に射出し充満させ、樹脂成形
品を成形すると同時に樹脂成形品の表面に転写材を接着
させる(図4)。被転写物13である樹脂成形品を冷却
した後、成形用金型を開いて転写材が接着した樹脂成形
品を取り出す。最後に、基体シート1を離型剤層2とと
もに剥離することにより(図5)、転写が完了し、立体
転写物を得る。溶融樹脂11は、着色されていてもよい
し、着色されていなくてもよい。溶融樹脂11として
は、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アク
リル樹脂などの汎用樹脂を挙げることができる。ポリス
チレン系樹脂としては、ABS樹脂、AS樹脂などがあ
る。
【0026】この工程では、シワや隙間など発生せずに
転写材がキャビティの内面に密着した状態で、溶融樹脂
11がキャビティ内に射出され充満するので、シワのな
い転写材が樹脂成形品の表面に接着する。また、キャビ
ティの内面どおりの表面形状の転写材が樹脂成形品に接
着する。また、離型剤層と図柄層とは前記加熱軟化工
程、真空成形工程を経ても、強く密着しないので、基体
シート1と離型剤層2を図柄層3から剥離する時に、図
柄層3の一部が基体シート1と離型剤層2にひっつい
て、被転写物の表面から取り除かれてしまうことはな
い。
転写材がキャビティの内面に密着した状態で、溶融樹脂
11がキャビティ内に射出され充満するので、シワのな
い転写材が樹脂成形品の表面に接着する。また、キャビ
ティの内面どおりの表面形状の転写材が樹脂成形品に接
着する。また、離型剤層と図柄層とは前記加熱軟化工
程、真空成形工程を経ても、強く密着しないので、基体
シート1と離型剤層2を図柄層3から剥離する時に、図
柄層3の一部が基体シート1と離型剤層2にひっつい
て、被転写物の表面から取り除かれてしまうことはな
い。
【0027】
【発明の効果】この発明の転写材は以上の層構成であ
り、この発明の立体転写物の製造方法は以上の工程を経
るので、剥離層の一部が基体シートにひっついて、被転
写物の表面から取り除かれてしまうことはない。このた
め、剥離層が取れた部分が発生しないので、見栄えのよ
い立体転写物が得られる。また、立ち上がりの大きな被
転写物などの表面にでも、隙間なく密着させることがで
きるので、シワのある図柄が形成されたり、図柄層が被
転写物の表面から浮いて形成されたり、図柄層が破れた
りもしない。このため、綺麗な意匠の立体転写物が得ら
れる。
り、この発明の立体転写物の製造方法は以上の工程を経
るので、剥離層の一部が基体シートにひっついて、被転
写物の表面から取り除かれてしまうことはない。このた
め、剥離層が取れた部分が発生しないので、見栄えのよ
い立体転写物が得られる。また、立ち上がりの大きな被
転写物などの表面にでも、隙間なく密着させることがで
きるので、シワのある図柄が形成されたり、図柄層が被
転写物の表面から浮いて形成されたり、図柄層が破れた
りもしない。このため、綺麗な意匠の立体転写物が得ら
れる。
【図1】 この発明の転写材の一実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】 この発明の立体転写物の製造方法の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】 この発明の立体転写物の製造方法の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】 この発明の立体転写物の製造方法の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】 この発明の立体転写物の製造方法の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
1 基体シート 2 離型剤層 3 図柄層 4 接着層 5 キャビティ型 6 コア型 7 可動ヒーター 8 キャビティ 9 真空吸引路 10 溶融樹脂射出路 11 溶融樹脂 13 被転写物
Claims (6)
- 【請求項1】 未延伸のポリエステル系樹脂からなる基
体シート上に、常温硬化性樹脂からなる離型剤層、図柄
層、接着層が順次形成されたことを特徴とする転写材。 - 【請求項2】 常温硬化性樹脂が、酸硬化性樹脂である
請求項1記載の転写材。 - 【請求項3】 離型剤層と図柄層との間に、剥離層が形
成されている請求項1〜請求項2のいずれかに記載の転
写材。 - 【請求項4】 基体シートの離型剤層が形成される面
が、コロナ放電処理されている請求項1〜請求項3のい
ずれかに記載の転写材。 - 【請求項5】 基体シートと離型剤層との間に、易接着
層が形成されている請求項1〜請求項4のいずれかに記
載の転写材。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
転写材を加熱軟化させ、真空成形して射出成形金型のキ
ャビティ型に密着させ、射出成形金型を型閉めし、キャ
ビティに溶融樹脂を射出し、樹脂成形品の表面に転写材
を接着させた後、基体シートを離型剤層とともに剥離す
ることを特徴とする立体転写物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7308413A JPH09123694A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 立体転写物の製造方法とその製造方法に用いる転写材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7308413A JPH09123694A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 立体転写物の製造方法とその製造方法に用いる転写材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09123694A true JPH09123694A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17980767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7308413A Pending JPH09123694A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 立体転写物の製造方法とその製造方法に用いる転写材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09123694A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001281412A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-10 | Nissha Printing Co Ltd | 反射防止部材とその製造方法 |
WO2005051660A1 (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-09 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | 加飾シート、加飾樹脂成形品及びその製造方法 |
JP2009527783A (ja) * | 2006-02-23 | 2009-07-30 | エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラレ ドプテイク) | 偏光膜を備えた偏光光学素子およびそのような素子を製造するための方法 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5739940A (en) * | 1980-08-22 | 1982-03-05 | Nissha Printing Co Ltd | Production of patterned plastic molded article |
JPS59220400A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-11 | 日本写真印刷株式会社 | 成形同時絵付用転写材 |
JPH01282000A (ja) * | 1988-05-09 | 1989-11-13 | Dainippon Printing Co Ltd | 転写シート |
JPH0238094A (ja) * | 1988-07-28 | 1990-02-07 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | 転写シート |
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JPH03216377A (ja) * | 1990-01-23 | 1991-09-24 | Toppan Printing Co Ltd | 転写シート及び転写方法 |
JPH04102840U (ja) * | 1991-02-15 | 1992-09-04 | 大日本印刷株式会社 | 包 材 |
JPH058597A (ja) * | 1991-07-04 | 1993-01-19 | Toppan Printing Co Ltd | 転写箔 |
JPH06115295A (ja) * | 1992-09-30 | 1994-04-26 | Nissha Printing Co Ltd | 深絞り製品への転写用フィルムの製造方法とこれに使用する基材フィルム |
JPH06155518A (ja) * | 1992-11-16 | 1994-06-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 保護層を有する成形品の製造方法 |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP7308413A patent/JPH09123694A/ja active Pending
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060210 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060411 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061003 |