JPS59220400A - 成形同時絵付用転写材 - Google Patents
成形同時絵付用転写材Info
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- JPS59220400A JPS59220400A JP9606583A JP9606583A JPS59220400A JP S59220400 A JPS59220400 A JP S59220400A JP 9606583 A JP9606583 A JP 9606583A JP 9606583 A JP9606583 A JP 9606583A JP S59220400 A JPS59220400 A JP S59220400A
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- Japan
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- transfer material
- molding
- resin
- base sheet
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は成形同時給付用転写材に関するものであり、更
に詳しくは成形同時給付法、即ちプラスチックス成形品
の成形と同時に該成形品表面に図柄を転写給付する方法
において使用することを可能とした成形同時給付用転写
材に関するものである。− そして本発明の目的とするところは、プラスチックス成
形品の所定の位置へ正確に図柄を転写給付することを可
能とした成形同時給付用転写材を提供せんとすることに
ある。
に詳しくは成形同時給付法、即ちプラスチックス成形品
の成形と同時に該成形品表面に図柄を転写給付する方法
において使用することを可能とした成形同時給付用転写
材に関するものである。− そして本発明の目的とするところは、プラスチックス成
形品の所定の位置へ正確に図柄を転写給付することを可
能とした成形同時給付用転写材を提供せんとすることに
ある。
従来、プラスチックス成形品表面に図柄を設ける手段と
しては、■予め成形された成形品の表面に、スクリーン
印刷法等によって図柄を設ける所謂成形後直接印刷方法
、■予め成形された成形品の表面に、ホットスタンピン
グ箔を使用して、熱と圧力により図柄を設ける所謂成形
後転写印刷方法、あるいは■所望の図柄を印刷したシー
トを、静電気力等により成形用金型内に仮着した後、成
形用樹脂を金型内に射出してプラスチックス成形品の成
形と同時に該シートを融着一体化する所謂インサート成
形方法等がある。
しては、■予め成形された成形品の表面に、スクリーン
印刷法等によって図柄を設ける所謂成形後直接印刷方法
、■予め成形された成形品の表面に、ホットスタンピン
グ箔を使用して、熱と圧力により図柄を設ける所謂成形
後転写印刷方法、あるいは■所望の図柄を印刷したシー
トを、静電気力等により成形用金型内に仮着した後、成
形用樹脂を金型内に射出してプラスチックス成形品の成
形と同時に該シートを融着一体化する所謂インサート成
形方法等がある。
しかしながら前記した方法は、何れも次のような欠点を
有するものである。即ち、■の成形後直接印刷方法の場
合には、乾燥速度の遅い溶剤を含むインキを用いねばな
らないため、印刷後直ちに成形品を積み重ねる等の取扱
が出来ないばかりでなく、印刷後にインキを乾燥させる
工程が必要であり、また成形用樹脂の種類によってはイ
ンキ中の溶剤の為に成形品表面にひび割れ等を起こし易
く、また■の成形後転写印刷方法の場合には、成形工程
と転写印刷工程との2工程を必要とするものであり、ま
た■のインサート成形方法の場合には、金型内の所定の
位置に正確にシートを仮着するのが極めて困難であり、
得られた成形品表面の図柄に位置ズレを生じ易いばかり
でなく、シートを成形品に融着せしめるものであるから
、開孔部を有する成形品に対しては適用不可能なもので
ある等、各々大きな欠点を有するものである。更に前記
した方法は何れも単純な平面や二次曲面を呈する成形品
にしか図柄を施すことが出来ず、微細な凹凸部や曲面部
を有する立体形状の成形品に対しては適用不可能なもの
である。
有するものである。即ち、■の成形後直接印刷方法の場
合には、乾燥速度の遅い溶剤を含むインキを用いねばな
らないため、印刷後直ちに成形品を積み重ねる等の取扱
が出来ないばかりでなく、印刷後にインキを乾燥させる
工程が必要であり、また成形用樹脂の種類によってはイ
ンキ中の溶剤の為に成形品表面にひび割れ等を起こし易
く、また■の成形後転写印刷方法の場合には、成形工程
と転写印刷工程との2工程を必要とするものであり、ま
た■のインサート成形方法の場合には、金型内の所定の
位置に正確にシートを仮着するのが極めて困難であり、
得られた成形品表面の図柄に位置ズレを生じ易いばかり
でなく、シートを成形品に融着せしめるものであるから
、開孔部を有する成形品に対しては適用不可能なもので
ある等、各々大きな欠点を有するものである。更に前記
した方法は何れも単純な平面や二次曲面を呈する成形品
にしか図柄を施すことが出来ず、微細な凹凸部や曲面部
を有する立体形状の成形品に対しては適用不可能なもの
である。
一方、成形品に図柄を設ける他の手段として例えば特開
昭48−43760号公報、特開昭49−105856
号公報、特開昭56−151596号公報、特開昭57
−195683号公報等に示す方法が公知である。これ
らは成形と同時に転写印刷を行う方法を示したものであ
り、前記した3つの方法と異なり凹凸部や曲面部を呈す
る立体形状の成型品に対しても適用可能なものである。
昭48−43760号公報、特開昭49−105856
号公報、特開昭56−151596号公報、特開昭57
−195683号公報等に示す方法が公知である。これ
らは成形と同時に転写印刷を行う方法を示したものであ
り、前記した3つの方法と異なり凹凸部や曲面部を呈す
る立体形状の成型品に対しても適用可能なものである。
しかしながらこれらの公報に示される技術は何れも凹凸
部や曲面部を呈する立体形状の成型品表 □面に
如何に図柄゛を形成するかという技術的課題を解決せん
として発明されたに過ぎないものである。
部や曲面部を呈する立体形状の成型品表 □面に
如何に図柄゛を形成するかという技術的課題を解決せん
として発明されたに過ぎないものである。
この点について更に詳しく述べれば、例えば特開昭48
−43760号公報や特開昭49−105856号公報
は単に成型と同時に金型内で転写印刷を行うための方法
を示したものであり、従って転写材の基体シートの選択
並びに層構成に対する知見に乏しいものである。また、
特開昭56−151596号公報や特開昭57−195
683号公報にはより段差の大きい複雑な曲面を呈する
立体成形品に対して転写印刷を可能とする方法が示され
ており、即ち、転写材の基体シートとして伸び率の大な
るプラスチックスフィルムを使用し、場合によっては射
出成形前に転写材を加熱し射出成形時に金型内で転写材
全体が伸び易い状態にして成形を行う等の方法が述べら
れている。つまり、より凹凸段差の大きい複雑な曲面を
呈する立体形状の成形品に対する対応としての考え方を
示したものである。
−43760号公報や特開昭49−105856号公報
は単に成型と同時に金型内で転写印刷を行うための方法
を示したものであり、従って転写材の基体シートの選択
並びに層構成に対する知見に乏しいものである。また、
特開昭56−151596号公報や特開昭57−195
683号公報にはより段差の大きい複雑な曲面を呈する
立体成形品に対して転写印刷を可能とする方法が示され
ており、即ち、転写材の基体シートとして伸び率の大な
るプラスチックスフィルムを使用し、場合によっては射
出成形前に転写材を加熱し射出成形時に金型内で転写材
全体が伸び易い状態にして成形を行う等の方法が述べら
れている。つまり、より凹凸段差の大きい複雑な曲面を
呈する立体形状の成形品に対する対応としての考え方を
示したものである。
而るに従来の成形と同時に転写印刷を行う方法に関する
技術は何れもより凹凸段差の大きい立体形状の成形品に
対する給付技術に関する研究であり立体形状の成形品の
所定の位置に対し如何に正確に位置決めされた図柄を形
成するかという技術的課題を解決せんとして発明された
ものではなく、従って精度の高い図柄位置合わせを目的
とした成形同時転写給付技術の研究は現在に至る迄全く
成されていないのが実情である。
技術は何れもより凹凸段差の大きい立体形状の成形品に
対する給付技術に関する研究であり立体形状の成形品の
所定の位置に対し如何に正確に位置決めされた図柄を形
成するかという技術的課題を解決せんとして発明された
ものではなく、従って精度の高い図柄位置合わせを目的
とした成形同時転写給付技術の研究は現在に至る迄全く
成されていないのが実情である。
そこで本発明者は前記した種々の問題点を解消すべく、
更にはこれまで全く注目されていなかった見地より成形
同時転写給付技術について鋭意研究、実験の結果、遂に
本発明を完成するに至ったものである。即ち、本発明は
、基体シード上に転写層を形成してなる成形同時給付用
転写材において、基体シートが、転写材製造工程におけ
る熱と張力に対しては伸縮性を示さず射出成形工程にお
ける溶融樹脂の熱量と射出圧力に対しては可塑性を示す
プラスチックスフィルムであることを特徴とする成形同
時給付用転写材である。
更にはこれまで全く注目されていなかった見地より成形
同時転写給付技術について鋭意研究、実験の結果、遂に
本発明を完成するに至ったものである。即ち、本発明は
、基体シード上に転写層を形成してなる成形同時給付用
転写材において、基体シートが、転写材製造工程におけ
る熱と張力に対しては伸縮性を示さず射出成形工程にお
ける溶融樹脂の熱量と射出圧力に対しては可塑性を示す
プラスチックスフィルムであることを特徴とする成形同
時給付用転写材である。
以下、本発明に係る成形同時給付用転写材について図面
を用いて更に詳しく説明する。
を用いて更に詳しく説明する。
本発明に係る転写材1は、基体シート2上に図柄層3、
接着剤層4等の転写層5を形成してなるものである(第
1図参照)。
接着剤層4等の転写層5を形成してなるものである(第
1図参照)。
本発明において使用する基体シート2は、転写材製造工
程における熱と張力、及び射出成形工程における転写材
1をセットする際の張力に対しては伸縮性を示さず且つ
射出成形工程における溶融樹脂の熱量と射出圧力に対し
ては可塑性を示すプラスチックスフィルムである。即ち
、転写材の製造工程において転写材の各層を印刷する際
と乾燥する際、及び射出成形工程において該転写材をセ
ットする際には寸法安定性に極めて優れ、高精度な位置
合わせが可能なものであり、成形用樹脂がキャビティ一
部に射出された時、凹凸の立ち上がり部やR部(面と面
との境界線)のように転写材の伸びが強要される部分に
おいては伸びが発生するようなプラスチックスフィルム
である。このようなプラスチックスフィルムとしては二
軸延伸ポリエステルフィルム及び二輪延伸ナイロンフィ
ルム、或いは二軸延伸ポリエステルフィルムと二輪延伸
ナイロンフィルムとのラミネートフィルム等がある。本
発明において前記したような基体シート2を用いるのは
次のような理由によるものである。即ち、通常、成形同
時給付用転写材の基体シートは、立体形状の成形品表面
の凹凸部や曲面部に出来るだけ沿うようにするために伸
縮性に優れたプラスチックフィルム、例えば無延伸ポリ
エステルフィルム、無延伸ナイロンフィルムあるいはポ
リ塩化ビニルフィルム等が用いられるものであるがてこ
のようなプラスチックスフィルムは、引張力に対する機
械的強度が弱いため容易に変形を起こし、また耐熱性も
低いため寸法安定性に劣り、印刷工程において精密な見
当図柄を印刷することが難しいだけでな(射出成形時に
おいても成形用樹脂の流れに沿って基体シート自体が全
体に変形を起こし易(図柄の変形が生ずるものであり、
特にウェルドラインの発生する箇所では基体シートの変
形が集中しシワの発生という問題を有し、前記した伸び
易い性質が逆に欠点となって現れることが明らかとなっ
たからである。
程における熱と張力、及び射出成形工程における転写材
1をセットする際の張力に対しては伸縮性を示さず且つ
射出成形工程における溶融樹脂の熱量と射出圧力に対し
ては可塑性を示すプラスチックスフィルムである。即ち
、転写材の製造工程において転写材の各層を印刷する際
と乾燥する際、及び射出成形工程において該転写材をセ
ットする際には寸法安定性に極めて優れ、高精度な位置
合わせが可能なものであり、成形用樹脂がキャビティ一
部に射出された時、凹凸の立ち上がり部やR部(面と面
との境界線)のように転写材の伸びが強要される部分に
おいては伸びが発生するようなプラスチックスフィルム
である。このようなプラスチックスフィルムとしては二
軸延伸ポリエステルフィルム及び二輪延伸ナイロンフィ
ルム、或いは二軸延伸ポリエステルフィルムと二輪延伸
ナイロンフィルムとのラミネートフィルム等がある。本
発明において前記したような基体シート2を用いるのは
次のような理由によるものである。即ち、通常、成形同
時給付用転写材の基体シートは、立体形状の成形品表面
の凹凸部や曲面部に出来るだけ沿うようにするために伸
縮性に優れたプラスチックフィルム、例えば無延伸ポリ
エステルフィルム、無延伸ナイロンフィルムあるいはポ
リ塩化ビニルフィルム等が用いられるものであるがてこ
のようなプラスチックスフィルムは、引張力に対する機
械的強度が弱いため容易に変形を起こし、また耐熱性も
低いため寸法安定性に劣り、印刷工程において精密な見
当図柄を印刷することが難しいだけでな(射出成形時に
おいても成形用樹脂の流れに沿って基体シート自体が全
体に変形を起こし易(図柄の変形が生ずるものであり、
特にウェルドラインの発生する箇所では基体シートの変
形が集中しシワの発生という問題を有し、前記した伸び
易い性質が逆に欠点となって現れることが明らかとなっ
たからである。
なお、本発明の転写材1に使用する基体シート2の厚さ
については成形品の形状によって選択されるべきである
が使用範囲としては20〜100μm程度であり好まし
くは25〜75μmの範囲が好適である。
については成形品の形状によって選択されるべきである
が使用範囲としては20〜100μm程度であり好まし
くは25〜75μmの範囲が好適である。
本発明に係る成形同時給付用転写材1におむ)て重要な
点は、前記した基体シート2を使用することであるが、
本発明の目的をより大きく達成するために、前記基体シ
ート2上に、次に述べる融着防止層6を設けることがで
きる。この融着防止層6は、前記基体シート2が射出成
形時に可塑性を示し、引き延ばされる部分において該基
体シート2と転写層5とが融着するのを防止するための
層である。即ち、この融着防止層6は、これを設け゛な
い場合、射出成形時、凹凸の立ち上がり部やR部のよう
に転写材1の伸びが強要される部分において基体シート
2及び基体シート上に印刷された層は著しく伸びが生じ
せしめられ、新しく活性化された表面が現出することに
より基体シート2と転写Fi5とが融着することがあり
(第2−a図及び第2−b図参照)、このようなことを
防止するために、本発明においては融着防止層6を形成
するものである。
点は、前記した基体シート2を使用することであるが、
本発明の目的をより大きく達成するために、前記基体シ
ート2上に、次に述べる融着防止層6を設けることがで
きる。この融着防止層6は、前記基体シート2が射出成
形時に可塑性を示し、引き延ばされる部分において該基
体シート2と転写層5とが融着するのを防止するための
層である。即ち、この融着防止層6は、これを設け゛な
い場合、射出成形時、凹凸の立ち上がり部やR部のよう
に転写材1の伸びが強要される部分において基体シート
2及び基体シート上に印刷された層は著しく伸びが生じ
せしめられ、新しく活性化された表面が現出することに
より基体シート2と転写Fi5とが融着することがあり
(第2−a図及び第2−b図参照)、このようなことを
防止するために、本発明においては融着防止層6を形成
するものである。
この融着防止1it6に使用することができる材料は、
架橋することにより硬化する樹脂、即ち熱に対して極め
て安定で不活性表面を形成するような樹脂であり、この
ようなものとしては硬化性樹脂1、例えばメラミン系樹
脂、尿素系樹脂、ベンゾグアナミン系樹脂、エポキシ系
樹脂、熱硬化アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエ
ステル系樹脂、アルキッド系樹脂などの熱硬化性樹脂、
あるシ)番ま二液硬化性樹脂、壱の他に紫外線や電子線
の照射により架橋硬化するように設計されたアクリル系
樹脂、ウレタン系樹脂、アクリルウレタン系樹脂、エポ
キシ系樹脂をベースとする紫外線硬化型樹脂、電子線硬
化型樹脂などがある。融着防止層6として前記したよう
な樹脂を用いるのは、該融着防止層6は射出成形特金型
内において凹凸の立ち上がり部やR部等の転写材の伸び
が強要される部分Gこおいて基体シートの伸びに追随出
来ずクラ・ツクを発生するにもかかわらず、そのクラン
クは非常に細かなものであり且つその表面は不活性な表
面であるから融着防止効果を維持するということが本発
明者による多数の実験例から見い出されたからである(
第3−a図及び第3−b図参照)。これら硬化性樹脂の
実際の使用に際しては硬化性樹脂の単独あるいは2種以
上の混合物にコーティング適性を配慮して適宜融着防止
機能を損なわない範囲内で熱可塑性樹脂を配合して用い
るとよい。また微粉末シリカ、タルク、クレー、炭酸カ
ルシウム、沈降性硫酸バリウム等の無機質充填剤を配合
することによって成形品表面を艶消し状態に仕上げるこ
ともできる。融着防止i!6を設ける手段としてはグラ
ビアコーティング、バーコーティング等の塗布方法があ
り、通常は図柄層3の印刷に先立って別工程にて行われ
る。
架橋することにより硬化する樹脂、即ち熱に対して極め
て安定で不活性表面を形成するような樹脂であり、この
ようなものとしては硬化性樹脂1、例えばメラミン系樹
脂、尿素系樹脂、ベンゾグアナミン系樹脂、エポキシ系
樹脂、熱硬化アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエ
ステル系樹脂、アルキッド系樹脂などの熱硬化性樹脂、
あるシ)番ま二液硬化性樹脂、壱の他に紫外線や電子線
の照射により架橋硬化するように設計されたアクリル系
樹脂、ウレタン系樹脂、アクリルウレタン系樹脂、エポ
キシ系樹脂をベースとする紫外線硬化型樹脂、電子線硬
化型樹脂などがある。融着防止層6として前記したよう
な樹脂を用いるのは、該融着防止層6は射出成形特金型
内において凹凸の立ち上がり部やR部等の転写材の伸び
が強要される部分Gこおいて基体シートの伸びに追随出
来ずクラ・ツクを発生するにもかかわらず、そのクラン
クは非常に細かなものであり且つその表面は不活性な表
面であるから融着防止効果を維持するということが本発
明者による多数の実験例から見い出されたからである(
第3−a図及び第3−b図参照)。これら硬化性樹脂の
実際の使用に際しては硬化性樹脂の単独あるいは2種以
上の混合物にコーティング適性を配慮して適宜融着防止
機能を損なわない範囲内で熱可塑性樹脂を配合して用い
るとよい。また微粉末シリカ、タルク、クレー、炭酸カ
ルシウム、沈降性硫酸バリウム等の無機質充填剤を配合
することによって成形品表面を艶消し状態に仕上げるこ
ともできる。融着防止i!6を設ける手段としてはグラ
ビアコーティング、バーコーティング等の塗布方法があ
り、通常は図柄層3の印刷に先立って別工程にて行われ
る。
本発明に係る成形同時給付用転写材lは前記した基体シ
ート2及び融着防止層6が形成された基体シート2上に
、適宜離型保護層7、図柄層3、接着剤層4等が設けら
れるものである。
ート2及び融着防止層6が形成された基体シート2上に
、適宜離型保護層7、図柄層3、接着剤層4等が設けら
れるものである。
以下、順次離型保護層7、図柄層3、接着剤層4につい
て説明する。
て説明する。
先ず離型保護層7は射出成形工程後、基体シート2と転
写層5とを容易に剥離させるためのものである。この離
型保護層7に使用することができる材料としては熱可塑
アクリル樹脂、繊維素系樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル
共重合樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、熱可塑ウレタ
ン樹脂、塩化ゴム、塩素化ポリオレフィン系樹脂などの
熱可塑性樹脂を主成分とし更に着色剤、可塑剤、皮膜強
化剤、紫外線吸収剤等の配合剤を加えた組成物を使用す
ることができる。
写層5とを容易に剥離させるためのものである。この離
型保護層7に使用することができる材料としては熱可塑
アクリル樹脂、繊維素系樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル
共重合樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、熱可塑ウレタ
ン樹脂、塩化ゴム、塩素化ポリオレフィン系樹脂などの
熱可塑性樹脂を主成分とし更に着色剤、可塑剤、皮膜強
化剤、紫外線吸収剤等の配合剤を加えた組成物を使用す
ることができる。
なお、前記離型保護層7は射出成形工程後、成形物の表
面となるものであるから、耐摩耗性、耐キズ性、耐薬品
性等の緒特性が要求されるものである。
面となるものであるから、耐摩耗性、耐キズ性、耐薬品
性等の緒特性が要求されるものである。
次に図柄層3は前記離型保護層7上に、離型保護層7を
設けない場合は前記融着防止層6上に設けられる。この
図柄層3に使用する材料としては熱可塑性アクリル樹脂
、繊維素系樹脂、塩化ビニ 、ル・酢酸ビニル共重
合樹脂、熱可塑ウレタン樹脂、塩化ゴム、塩素化ポリオ
レフィン系樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、ポリアミ
ド系樹脂、石油樹脂、天然樹脂等の熱可塑性樹脂の1種
または2種以上からなるバインダーと酸化チタン、カー
ボンブラック、弁柄等の無機顔料及びフタロシアニン系
、アゾ系、アントラキノン系、トリフェニルメタン系染
顔料、キナクリドン系顔料、ジオキサジン系顔料等の有
機系色素と適宜これらに分散剤、消泡剤、可塑剤等の助
剤を配合してなる組成物を使用することができる。
設けない場合は前記融着防止層6上に設けられる。この
図柄層3に使用する材料としては熱可塑性アクリル樹脂
、繊維素系樹脂、塩化ビニ 、ル・酢酸ビニル共重
合樹脂、熱可塑ウレタン樹脂、塩化ゴム、塩素化ポリオ
レフィン系樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、ポリアミ
ド系樹脂、石油樹脂、天然樹脂等の熱可塑性樹脂の1種
または2種以上からなるバインダーと酸化チタン、カー
ボンブラック、弁柄等の無機顔料及びフタロシアニン系
、アゾ系、アントラキノン系、トリフェニルメタン系染
顔料、キナクリドン系顔料、ジオキサジン系顔料等の有
機系色素と適宜これらに分散剤、消泡剤、可塑剤等の助
剤を配合してなる組成物を使用することができる。
更に接着剤層4は前記図柄層3上に設けられる。
この接着剤層4に使用する材料としては射出成形時に使
用される成形用樹脂の溶融温度よりも軟化点が低く、成
形用樹脂との相溶性もあり結果として成形用樹脂に対し
て熱接着可能なものであることが必要である。このよう
なものとしては例えばABS樹脂、スチロール樹脂、熱
可塑アクリル樹脂、ポリカーボネート繊維素系樹脂、塩
化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリエステル樹脂、環化ゴム、塩素化ポリオレフィン、
石油樹脂、天然樹脂等を主成分とし、必要に応じて前記
図柄層3に使用するインキ組成物と同様に各種着色剤、
助剤を配合してもよい。
用される成形用樹脂の溶融温度よりも軟化点が低く、成
形用樹脂との相溶性もあり結果として成形用樹脂に対し
て熱接着可能なものであることが必要である。このよう
なものとしては例えばABS樹脂、スチロール樹脂、熱
可塑アクリル樹脂、ポリカーボネート繊維素系樹脂、塩
化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリエステル樹脂、環化ゴム、塩素化ポリオレフィン、
石油樹脂、天然樹脂等を主成分とし、必要に応じて前記
図柄層3に使用するインキ組成物と同様に各種着色剤、
助剤を配合してもよい。
本発明に係る成形同時給付用転写材は以上の構成からな
るものである。この転写材の使用に当たっては例えば先
ず射出成形機に取りつけられた転写材送り装置に図柄を
印刷した長尺の転写材を設置し、次に射出成形用金型の
雄型・雌型の間に該転写材を接着剤層が金型のゲート部
に向くように送り込み、各成形サイクル毎に成形品に対
応する金型内のキャビティ一部に対して正確に位置決め
を行った後該金型を閉じ、その後溶融した成形用樹脂を
キャビティ一部に射出し、冷却後該金型の型開き動作を
利用して基体シートを剥離する。このようにすることに
よって図柄が転写絵付された成形品を得ることができる
。
るものである。この転写材の使用に当たっては例えば先
ず射出成形機に取りつけられた転写材送り装置に図柄を
印刷した長尺の転写材を設置し、次に射出成形用金型の
雄型・雌型の間に該転写材を接着剤層が金型のゲート部
に向くように送り込み、各成形サイクル毎に成形品に対
応する金型内のキャビティ一部に対して正確に位置決め
を行った後該金型を閉じ、その後溶融した成形用樹脂を
キャビティ一部に射出し、冷却後該金型の型開き動作を
利用して基体シートを剥離する。このようにすることに
よって図柄が転写絵付された成形品を得ることができる
。
次に具体的に実施例を挙げ、説明する。但し「部」は全
て「重量部」を表す。
て「重量部」を表す。
〈実施例1〉
コロナ放電処理を施した二輪延伸ポリエステルフィルム
#50上に下記■の組成からなるインキを用いグラビア
コート法にて厚さ2μmの融着防止層を形成し、180
℃の雰囲気温度にて20秒間硬化処理した後、その上に
下記■の組成からなるインキを用いてグラビア印刷法に
て離型保護層を形成し、その上に下記■の組成からなる
インキを用いてグラビア印刷法にて4色見当を合わせた
図柄層を形成し、更にその上に下記■の組成からなるイ
ンキを用いて同じくグラビアコート法にて接着剤層を形
成した。
#50上に下記■の組成からなるインキを用いグラビア
コート法にて厚さ2μmの融着防止層を形成し、180
℃の雰囲気温度にて20秒間硬化処理した後、その上に
下記■の組成からなるインキを用いてグラビア印刷法に
て離型保護層を形成し、その上に下記■の組成からなる
インキを用いてグラビア印刷法にて4色見当を合わせた
図柄層を形成し、更にその上に下記■の組成からなるイ
ンキを用いて同じくグラビアコート法にて接着剤層を形
成した。
■メラミン樹脂 80部エポキシ
樹脂 20部トルエン/MEK
(メチルエチルケトン)=1/1
200部■熱可塑アクリル系樹脂
70部塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂 30部ポ
リエチレンワックス 3部トルエン/ME
K=1/1 200部■熱可塑アクリル系樹脂
30部塩化ゴム
30部顔料 30部
塩化パラフィン 5部界面活性剤
0.5部トルエン/酢酸エチ°
ル= 3 / 7 260部■スチレン樹脂
20部トルエン/酢酸エチル=1/1
80部上記した構成からなる転写材を射出成形機
にセットし位置決めを行った後金型を閉じ200℃に溶
融したスチロール樹脂をキャビティ一部に射出し冷却後
金型を開は融着防止層が固着した基体シートを剥離して
図柄が転写された成形品を得た。この成形品の形状は高
さ4鶴、角のR(半径)が2鰭、1辺50mm、他辺1
508、樹脂の厚み1.5鶴の四角形型のリモコンスイ
ッチのパネルであり目盛盤が形成されたものである。成
形後この目盛盤の目盛位置を測定してみると成形品の所
定位置に対して±0.1flの位置精度で転写されてお
り、コーナ部、側面部にも図柄が美麗に転写されたもの
であった。
樹脂 20部トルエン/MEK
(メチルエチルケトン)=1/1
200部■熱可塑アクリル系樹脂
70部塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂 30部ポ
リエチレンワックス 3部トルエン/ME
K=1/1 200部■熱可塑アクリル系樹脂
30部塩化ゴム
30部顔料 30部
塩化パラフィン 5部界面活性剤
0.5部トルエン/酢酸エチ°
ル= 3 / 7 260部■スチレン樹脂
20部トルエン/酢酸エチル=1/1
80部上記した構成からなる転写材を射出成形機
にセットし位置決めを行った後金型を閉じ200℃に溶
融したスチロール樹脂をキャビティ一部に射出し冷却後
金型を開は融着防止層が固着した基体シートを剥離して
図柄が転写された成形品を得た。この成形品の形状は高
さ4鶴、角のR(半径)が2鰭、1辺50mm、他辺1
508、樹脂の厚み1.5鶴の四角形型のリモコンスイ
ッチのパネルであり目盛盤が形成されたものである。成
形後この目盛盤の目盛位置を測定してみると成形品の所
定位置に対して±0.1flの位置精度で転写されてお
り、コーナ部、側面部にも図柄が美麗に転写されたもの
であった。
〈実施例2〉
コロナ放電処理されていない二軸延伸ポリエステルフィ
ルム#25上に下記■の組成からなるインキを用い融着
防止層を形成し、その上に下記■の組成からなるインキ
を用い図柄層を形成し、更にその上に下記■の組成から
なるインキを用い接着剤層を形成した。
ルム#25上に下記■の組成からなるインキを用い融着
防止層を形成し、その上に下記■の組成からなるインキ
を用い図柄層を形成し、更にその上に下記■の組成から
なるインキを用い接着剤層を形成した。
■尿素樹脂(尿素、ホルムアルデヒド縮合物)60部
エポキシ樹脂 20部CAB (
セルロースアセテートブチレート)20部 酸触媒(硬化剤) 5部メタノール
/MEK=4/1 200部■塩化ビニル・酢酸ビ
ニル・マレイン酸共重合樹脂
30部熱可塑アクリル樹脂 70
部顔料 50部アジピン
酸エステル系可塑剤 10部分散剤
0.3部■18K(メチルイソブチル
ケトン) /MEK= 1 / 1
200部■ABS樹脂
50部石油樹脂 10部
顔料 20部トルエン/
酢酸エチル= 3 / 7 200部上記した構成か
らなる転写材を実施例1と同様に射出成形機にセットし
た後位置決めを行い、その後金型を閉じ230℃に熔融
したABS樹脂をキャビチオ°一部に射出し冷却後金型
を開は基体シートを剥離すると図柄が転写された成形品
を得た。
セルロースアセテートブチレート)20部 酸触媒(硬化剤) 5部メタノール
/MEK=4/1 200部■塩化ビニル・酢酸ビ
ニル・マレイン酸共重合樹脂
30部熱可塑アクリル樹脂 70
部顔料 50部アジピン
酸エステル系可塑剤 10部分散剤
0.3部■18K(メチルイソブチル
ケトン) /MEK= 1 / 1
200部■ABS樹脂
50部石油樹脂 10部
顔料 20部トルエン/
酢酸エチル= 3 / 7 200部上記した構成か
らなる転写材を実施例1と同様に射出成形機にセットし
た後位置決めを行い、その後金型を閉じ230℃に熔融
したABS樹脂をキャビチオ°一部に射出し冷却後金型
を開は基体シートを剥離すると図柄が転写された成形品
を得た。
この成形品の表面は融着防止層が現れており、その形状
は、樹脂の厚み2ml、平板状、パーティングラインは
トップ面より1 mm下、外周のR(半径)は0.5鶴
、開孔部分の角のRはQ、14m、パーティングライン
はトップ面より0 、5 mm下であるようなパネルで
あり、実施例1と同様に位置精度を測定してみると、成
形品の所定位置に対して±0.1龍の位置精度で転写さ
れており、コーナ部、側面部、開孔部のコーナ部、側面
部にも図柄が美麗に転写されたものであった。
は、樹脂の厚み2ml、平板状、パーティングラインは
トップ面より1 mm下、外周のR(半径)は0.5鶴
、開孔部分の角のRはQ、14m、パーティングライン
はトップ面より0 、5 mm下であるようなパネルで
あり、実施例1と同様に位置精度を測定してみると、成
形品の所定位置に対して±0.1龍の位置精度で転写さ
れており、コーナ部、側面部、開孔部のコーナ部、側面
部にも図柄が美麗に転写されたものであった。
〈実施例3〉
コロナ放電処理された二軸延伸ポリエステルフィルム#
75上に下記■の組成からなるインキを用いて融着防止
層をリバースコート法にて形成し、150℃の雰囲気温
度で20秒間硬化促進の乾燥後、室温(約25℃)にて
5日間放置した後(乾燥後の塗膜の厚み3μm)、その
上に実施例1と同様のインキ■を用いて離型保護層を形
成し、その上に実施例1と同様のインキ■を用いて図柄
層を形成し、更にその上に下記■の組成からなるインキ
を用いて接着剤層を形成した。
75上に下記■の組成からなるインキを用いて融着防止
層をリバースコート法にて形成し、150℃の雰囲気温
度で20秒間硬化促進の乾燥後、室温(約25℃)にて
5日間放置した後(乾燥後の塗膜の厚み3μm)、その
上に実施例1と同様のインキ■を用いて離型保護層を形
成し、その上に実施例1と同様のインキ■を用いて図柄
層を形成し、更にその上に下記■の組成からなるインキ
を用いて接着剤層を形成した。
■ウレタン樹脂 90部微粉末
シリカ 10部トルエン/酢酸エ
チル/酢酸ビニル = 4 / 3 / 3 20
0部■塩素化ポリプロピレン 20部トル
エン 80部上記した構成か
らなる転写材を実施例1と同様に射出成形機にセットし
た後位置決めを行い、その後金型を閉じ溶融したポリプ
ロピレン樹脂をキャビティ一部に射出し冷却後金型を開
は基体シートを剥離すると図柄が転写されたポリプロピ
レン製洗濯機計器盤を得た。この計器盤の形状は300
mX100m1mの長方形で立上がり5m、樹脂の厚み
2籠1外周のR(半径)は1.5籠であり、更に円形・
長方形等の開口部が17箇所有り、開口部のR(半径)
0.2m11〜2N、パーティングラインはトップ
面より0.3fi〜2Nの範囲であった。実施例1と同
様に位置精度を測定してみると、成形品の所定位置に対
して±0.1tmの位置精度で転写されており、コーナ
部、側面部、開口部側面にも図柄が美麗に転写されたも
のであった。
シリカ 10部トルエン/酢酸エ
チル/酢酸ビニル = 4 / 3 / 3 20
0部■塩素化ポリプロピレン 20部トル
エン 80部上記した構成か
らなる転写材を実施例1と同様に射出成形機にセットし
た後位置決めを行い、その後金型を閉じ溶融したポリプ
ロピレン樹脂をキャビティ一部に射出し冷却後金型を開
は基体シートを剥離すると図柄が転写されたポリプロピ
レン製洗濯機計器盤を得た。この計器盤の形状は300
mX100m1mの長方形で立上がり5m、樹脂の厚み
2籠1外周のR(半径)は1.5籠であり、更に円形・
長方形等の開口部が17箇所有り、開口部のR(半径)
0.2m11〜2N、パーティングラインはトップ
面より0.3fi〜2Nの範囲であった。実施例1と同
様に位置精度を測定してみると、成形品の所定位置に対
して±0.1tmの位置精度で転写されており、コーナ
部、側面部、開口部側面にも図柄が美麗に転写されたも
のであった。
く比較例〉
コロナ放電処理を施した無延伸ポリエステルフィルム#
50上に実施例1と同様の組成からなる図柄層及び接着
剤層を形成してなる転写材を用い、他は実施例1と同様
に行った。
50上に実施例1と同様の組成からなる図柄層及び接着
剤層を形成してなる転写材を用い、他は実施例1と同様
に行った。
多色印刷工程において各色毎の見当が合いにくかつ転写
材の図柄寸法を測定すると原稿寸法100゜鶴に対して
±0.5鶴以上の伸縮があった。更に成形後、目盛盤の
目盛位置を測定してみると成形品の所定の位置に対して
±0.5mm以上の位置ズレがみられた。
材の図柄寸法を測定すると原稿寸法100゜鶴に対して
±0.5鶴以上の伸縮があった。更に成形後、目盛盤の
目盛位置を測定してみると成形品の所定の位置に対して
±0.5mm以上の位置ズレがみられた。
第1図は本発明に係る転写材の一実施例を示す断面模式
図、第2−a図は従来の転写材を用いて射出成形を行っ
た場合のR部付近の断面模式図、第2−b図は従来の転
写材を用いて射出成形を行った場合の剥離後の基体シー
トの断面模式図、第3−a図は本発明に係る転写材を用
いて射出成形を行った場合のR部付近の断面模式図、第
3−b図は本発明に係る転写材を用いて射出成形を行っ
た場合の剥離後の基体シートの断面模式図を各々示す。 図中、■−・・−転写材、 2 ・−・基体シート
、3・−−−一−・図柄層、 4−−−−−−一接
着剤層、5・−・−・転写層、 6−一〜−−融着防
止層、7−・・−離型保護層、8−・−成形品。 特許出願人 日本写真印刷株式会社 第2−a図 第2−b図 第3−a図 第3−b図
図、第2−a図は従来の転写材を用いて射出成形を行っ
た場合のR部付近の断面模式図、第2−b図は従来の転
写材を用いて射出成形を行った場合の剥離後の基体シー
トの断面模式図、第3−a図は本発明に係る転写材を用
いて射出成形を行った場合のR部付近の断面模式図、第
3−b図は本発明に係る転写材を用いて射出成形を行っ
た場合の剥離後の基体シートの断面模式図を各々示す。 図中、■−・・−転写材、 2 ・−・基体シート
、3・−−−一−・図柄層、 4−−−−−−一接
着剤層、5・−・−・転写層、 6−一〜−−融着防
止層、7−・・−離型保護層、8−・−成形品。 特許出願人 日本写真印刷株式会社 第2−a図 第2−b図 第3−a図 第3−b図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11基体シート上に転写層を形成してなる成形同時給
付用転写材において、基体シートが、転写材製造工程に
おける熱と張力に対しては伸縮性を示さず射出成形工程
における溶融樹脂の熱量と射出圧力に対しては可塑性を
示すプラスチックスフィルムであることを特徴とする成
形同時給付用転写材。 (2)基体シートが、二軸延伸プラスチックスフィルム
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の成
形同時給付用転写材。 (3)基体シートが、転写材製造工程における熱と張力
に対しては伸縮性を示さず射出成形工程における溶融樹
脂の熱量と射出圧力に対しては可塑性を示すプラスチッ
クスフィルム上に、融着防止層を形成したものであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の成形同時給
付用転写材。 (4)基体シートが、二輪延伸プラスチックスフィルム
上に融着防止層を形成したものであることを特徴とする
特許請求の範囲第3項記載の成形同時給付用転写材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9606583A JPS59220400A (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 成形同時絵付用転写材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9606583A JPS59220400A (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 成形同時絵付用転写材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59220400A true JPS59220400A (ja) | 1984-12-11 |
JPH0242080B2 JPH0242080B2 (ja) | 1990-09-20 |
Family
ID=14155020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9606583A Granted JPS59220400A (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 成形同時絵付用転写材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59220400A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61297172A (ja) * | 1985-06-26 | 1986-12-27 | Nissha Printing Co Ltd | 転写材 |
JPS6219298U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-05 | ||
JPS62175996U (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-09 | ||
JPH0731397U (ja) * | 1994-05-30 | 1995-06-13 | 大日本印刷株式会社 | 感熱転写シート |
JPH09123694A (ja) * | 1995-10-31 | 1997-05-13 | Nissha Printing Co Ltd | 立体転写物の製造方法とその製造方法に用いる転写材 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2788023B2 (ja) | 1995-11-29 | 1998-08-20 | 大日本印刷株式会社 | 射出成形同時絵付装置 |
-
1983
- 1983-05-31 JP JP9606583A patent/JPS59220400A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61297172A (ja) * | 1985-06-26 | 1986-12-27 | Nissha Printing Co Ltd | 転写材 |
JPS6219298U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-05 | ||
JPH0521437Y2 (ja) * | 1985-07-19 | 1993-06-01 | ||
JPS62175996U (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-09 | ||
JPH0731397U (ja) * | 1994-05-30 | 1995-06-13 | 大日本印刷株式会社 | 感熱転写シート |
JPH09123694A (ja) * | 1995-10-31 | 1997-05-13 | Nissha Printing Co Ltd | 立体転写物の製造方法とその製造方法に用いる転写材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0242080B2 (ja) | 1990-09-20 |
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