JPH09119580A - 電気融着式分岐継手 - Google Patents

電気融着式分岐継手

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Publication number
JPH09119580A
JPH09119580A JP7279959A JP27995995A JPH09119580A JP H09119580 A JPH09119580 A JP H09119580A JP 7279959 A JP7279959 A JP 7279959A JP 27995995 A JP27995995 A JP 27995995A JP H09119580 A JPH09119580 A JP H09119580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
ring
joint
main body
joint main
Prior art date
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Pending
Application number
JP7279959A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kato
健 加藤
Nobuhiro Nishikata
伸広 西方
Takashi Anamizu
孝 穴水
Muneaki Yoshii
崇朗 吉井
Nobuhisa Takamatsu
延久 高松
Masahiro Kato
昌宏 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd, Tokyo Gas Co Ltd, Toho Gas Co Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
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Publication of JPH09119580A publication Critical patent/JPH09119580A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 継手本体とキャップ間のシール性能を高める
と共にキャップねじ込み加減の確認を行えるようにする
こと。 【構成】 穿孔穴21と、分岐管取出し口22と、内面に電
熱線4を埋設したサドル部23とを有する継手本体2と、
この継手本体に設けたおねじ27に螺合するめねじ33を有
し前記穿孔穴21を塞ぐキャップ3とからなる電気融着式
分岐継手1であって、前記キャップ内底部31に前記継手
本体の上端面26に圧接してシールする第1のOリング5
を設けかつ前記継手本体の胴部25に前記キャップ内周面
34に圧接してシールする第2のOリング6を設け、前記
キャップ3を継手本体2にねじ込んだとき、前記第2の
Oリング6がキャップ下端32内に隠れて見えなくなった
とき前記第1のOリング5もシールがなされるようにし
た電気融着式分岐継手。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス用埋設配管な
どに用いられる電気融着式継手に関し、特に本管から枝
管を分岐接続する際に用いられるサービスチーやバイパ
スサドルなどサドル型の分岐継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気融着式分岐継手(以下分岐継
手という。)として例えば図2に示すものが知られてい
る。この分岐継手10は、継手本体20とキャップ30からな
り、継手本体20は中央部にめねじ24を貫通して設けた穿
孔穴21と、この穿孔穴21から垂直に分岐した分岐管取出
し口22と、下部に被接続管(本管)にまたがる鞍型のサ
ドル部23を有し、またこのサドル部23の内周部には電熱
線40が渦巻状に埋設されている。尚、29は融着作業中、
継手本体と本管を固定するクランプ工具の係止部であ
る。他方、キャップ30は継手本体上部のおねじ27に螺合
するめねじ33を有し、穿孔作業後、この穿孔穴21を密封
的に塞ぐようになっている。そして、継手本体20とキャ
ップ30は共にポリエチレン等の熱可塑性樹脂を射出成形
で一体成形したものである。
【0003】次に、この分岐継手を用いた配管作業を概
略説明すると、まず継手本体のサドル部23を本管(図示
せず)に当てがいクランプ工具を用いて両者を固定し、
その後電熱線40に通電して両者を電気融着接続する。つ
いで分岐管取出し口22に枝管側の電気融着継手を挿入し
て同様に電気融着接続する。その後、穿孔穴内に予め設
けておいた穿孔カッター7を工具を用いてねじ込むこと
により本管の肉を切除し穿孔する。穿孔カッター7はそ
のまま上方に引き上げて穴内に残し、この上にキャップ
30をねじ込み穿孔穴を塞ぐようにしている。
【0004】ところで、上記の穿孔作業は本管内にガス
を流したままの状態で行われるため、本管穿孔後はガス
が漏れないように作業中穿孔穴21はシールしておく必要
がある。しかし、穿孔カッター7の中にはカッター本体
中央部に工具用の貫通孔が設けられているものがある。
この場合幸いカッター本体内は本管の穿孔肉8で塞がれ
た状態となるため大きな漏れは阻止されてはいるが、作
業後には完全にシールしなければならない。その為キャ
ップ30にはOリング50を設け、継手本体上端面26の間を
密封シールするようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、現場の状況
や作業者によってはキャップ30のねじ込み量が不足し、
Oリングシールが不完全になるという問題が生じること
があった。これは作業要領の徹底不足などの問題の他
に、どこまでキャップを締め付ければ良いのかという確
認表示がないということも一つの要因であった。
【0006】本発明は、上記のような問題を解決するも
のでキャップ部のシールを二重シールとして安全性を高
めると共にねじ込み量の確認表示機能を持つようにした
電気融着式分岐継手を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、穿孔
穴と、分岐管取出し口と、内面に加熱体を埋設したサド
ル部とを有する継手本体と、前記継手本体に設けたおね
じに螺合するめねじを有し前記穿孔穴を塞ぐキャップと
からなる電気融着式分岐継手において、前記キャップ内
底部に前記継手本体の上端面に圧接してシールする第1
のOリングを設け、かつ前記継手本体の胴部に前記キャ
ップ内周面に圧接してシールする第2のOリングを設
け、前記キャップを継手本体にねじ込んだとき、前記第
2のOリングがキャップ内に隠れて見えなくなったとき
前記第1のOリングもシールがなされるようにした電気
融着式分岐継手である。
【0008】以上のようであるから、カッターによる穿
孔作業を終えた後、キャップを継手本体にねじ込むとき
は、第2のOリングがキャップ下端の袖部分内に隠れて
見えなくなるまで、これを目安にねじ込むようにする。
これによって第1のOリングのシールが有効に働き、第
2のOリングによるシール効果と共に二重シールが達成
される。従って、逆に第2のOリングが未だ見えるある
いは見え隠れするような状態では二重シール機能が完全
に働いてないことを意味し、これによって確認すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の電気融着式分岐継手の一例を
示すサービスチーの縦断面図である。継手本体2は、穿
孔穴21と、分岐管取出し口22及びサドル部23とからな
り、基本構成は従来のものと同様であり同一部分は同一
符号で示した。穿孔穴21内には上下にほぼ貫通しためね
じ24を設け、ここに穿孔カッター7を螺合し上下動させ
て穿孔作業を行えるようにしている。他方、継手本体上
部にはおねじ27を設け、その延長上の胴部25にOリング
装着用の凹部28を形成している。尚、この凹部はOリン
グが装着できればよいから溝あるいは顎状の突起だけで
も良い。4はサドル部23の内周面に渦巻状に埋設した電
熱線、29はクランプ工具の係止部である。以上の継手本
体2はポリエチレン製で射出成形により一体成形したも
のである。
【0010】次にキャップ3は、内周に継手本体のおね
じ27と螺合するめねじ33を設け、その延長上に袖部32を
形成し、その内周側はOリングに圧接する寸法とした内
周シール面34としている。また、底面にはOリング装着
用の凹部31を形成し、これらはポリエチレン製で射出成
形により一体成形したものである。
【0011】そして、上記キャップ側の凹部31内には第
1のOリング5を装着し、また継手本体側の凹部28には
第2のOリング6を装着している。従って、穿孔作業の
後キャップ3を継手本体2にねじ込むと、まず第1のO
リング5が継手本体2の上端面26に接触してシールし始
め、ねじ込みと共にシール効果は上っていくが、第2の
Oリング6がキャップの袖部32の内に隠れて見えなくな
るまでねじ込むと、第1のOリング5は継手本体2の上
端面26に完全に圧接しここで完全な密封シールがなされ
る。また同時に第2のOリング6も内周シール面34に圧
接しここでも密封シールがなされる。以上によって二重
シールが達成される。またキャップねじ込み後、第2の
Oリング6が見えるか否かを確認することで正常にキャ
ップねじ込み作業が行われたか否かを確認することがで
きる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、キャップ
側の第1のOリングシールと継手本体側の第2のOリン
グシールという二重シールがなされるからガス等が漏れ
ることはない。また同時にどこまでねじ込めばよいの
か、キャップは正常にねじ込まれているかというような
ねじ込み作業の確認表示機能を持たせることになったの
で作業上のミスが減り、より安全な電気融着式分岐継手
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す電気融着式分岐継手
の断面図である。
【図2】 従来の電気融着式分岐継手を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…電気融着式分岐継手 2,20…継手本体
3,30…キャップ 4…電熱線 5…第1のOリング
6…第2のOリング 7…カッター 8…本管の切削片 21…穿孔穴 22…分岐管取出し口
23…サドル部 24…穿孔穴のめねじ 25…胴部
26…上端面 27…おねじ 28…継手本体の凹部
29…クランプ係止部 31…キャップの凹部 32…袖部
33…めねじ 34…内周面
フロントページの続き (72)発明者 西方 伸広 三重県桑名市大福2番地日立金属株式会社 桑名工場内 (72)発明者 穴水 孝 東京都新宿区納戸町21市ケ谷納戸町ハイデ ンス404 (72)発明者 吉井 崇朗 東京都北区赤羽南1−10−3東京ガス赤羽 寮910号 (72)発明者 高松 延久 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号東邦 瓦斯株式会社内 (72)発明者 加藤 昌宏 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号東邦 瓦斯株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穿孔穴と、分岐管取出し口と、内面に加
    熱体を埋設したサドル部とを有する継手本体と、前記継
    手本体に設けたおねじに螺合するめねじを有し前記穿孔
    穴を塞ぐキャップとからなる電気融着式分岐継手におい
    て、前記キャップ内底部に前記継手本体の上端面に圧接
    してシールする第1のOリングを設け、かつ前記継手本
    体の胴部に前記キャップ内周面に圧接してシールする第
    2のOリングを設け、前記キャップを継手本体にねじ込
    んだとき、前記第2のOリングがキャップ内に隠れて見
    えなくなったとき前記第1のOリングもシールがなされ
    るようにしたことを特徴とする電気融着式分岐継手。
JP7279959A 1995-10-27 1995-10-27 電気融着式分岐継手 Pending JPH09119580A (ja)

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JP7279959A JPH09119580A (ja) 1995-10-27 1995-10-27 電気融着式分岐継手

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007522392A (ja) * 2004-02-02 2007-08-09 テナリス・コネクシヨンズ・アクチエンゲゼルシヤフト 筒状部材のためのねじ用保護器
JP2014196759A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 クボタシーアイ株式会社 分岐サドル継手
JP2014209027A (ja) * 2013-03-29 2014-11-06 クボタシーアイ株式会社 分岐サドル継手
JP2015215044A (ja) * 2014-05-12 2015-12-03 クボタシーアイ株式会社 分岐サドル継手

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JP2007522392A (ja) * 2004-02-02 2007-08-09 テナリス・コネクシヨンズ・アクチエンゲゼルシヤフト 筒状部材のためのねじ用保護器
JP2014196759A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 クボタシーアイ株式会社 分岐サドル継手
JP2014209027A (ja) * 2013-03-29 2014-11-06 クボタシーアイ株式会社 分岐サドル継手
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