JPH09117542A - 磁気カードを用いたマラソン大会支援システム - Google Patents

磁気カードを用いたマラソン大会支援システム

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JPH09117542A
JPH09117542A JP27601595A JP27601595A JPH09117542A JP H09117542 A JPH09117542 A JP H09117542A JP 27601595 A JP27601595 A JP 27601595A JP 27601595 A JP27601595 A JP 27601595A JP H09117542 A JPH09117542 A JP H09117542A
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JP27601595A
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Fumio Kozonoe
文雄 小薗江
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Original Assignee
TECHNO PLAN KK
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Publication date
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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 完走証の保管・ファイリング等の利便性・取
扱性を向上させると共に,完走証を情報媒体として位置
づけて,競技参加者に対して付加的なサービスを行える
ようにする。 【解決手段】 競技参加者毎に,競技参加者データを磁
気データとして磁気カードに書き込むと共に,少なくと
もゼッケン番号および競技参加者の名前を磁気カードに
印刷して競技開始前までに配布し,競技参加者がゴール
地点に到達した順番に基づいて順位票を各競技参加者に
配布し,各競技参加者が所有している順位票の順位番号
に基づいて順位データから競技所要時間データを特定
し,磁気カードから競技参加者データを読み取って各競
技参加者の順位データを特定し,さらに特定した順位デ
ータ,競技所要時間データおよび競技参加者データを磁
気カードに書き込むと共に,磁気カードの表面に印刷し
て完走証として発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ゴール地点において複
数の競技参加者のゴール時間を計測し,該複数の競技参
加者に対して,それぞれの完走証を発行するマラソン大
会支援システムに関し,特に,競技会が終了するまでの
短時間の間に完走証を発行可能な磁気カードを用いたマ
ラソン大会支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の陸上競技においては,各競技参加
者の順位および競技時間を測定するために,種々の装置
や方法が開発されている。一般的に,競技参加者が少人
数の場合には,競技審判員がストップウオッチを用いて
各競技参加者の競技時間を計測し,目視による順位とス
トップウオッチから読み取った競技時間とに基づいて,
各競技参加者の順位および競技時間を決定している。
【0003】また,競技審判員が所定のスイッチを押下
する毎にその時の押下順位と競技時間をプリントアウト
する計測装置を用いることにより,順位(押下順位)
と,順位に対応する競技時間とを瞬時に集計できるよう
にしたシステムも開発されている。
【0004】ところが,このような従来のストップウオ
ッチまたは計測装置を用いた方法では,複数の競技参加
者に対して,それぞれの完走証(順位および競技時間を
記録した完走証)を発行する場合,集計した順位および
競技時間と,各競技参加者の順位とを照合させて一致さ
せた後,それらのデータを所定の発行システムに入力
し,完走証としてプリントアウトする必要があるため,
完走証の発行までに時間がかかるという不都合があっ
た。
【0005】このため,マラソン競技のように参加者が
多人数の場合や,大規模な競技大会の場合に,各競技参
加者の順位および競技時間を正確に集計するために,例
えば,特開平3−185393号公報『バーコードを用
いたランナー着順タイム判定方法』に開示されるよう
に,各競技参加者のゼッケン番号をバーコード化したバ
ーコードラベルを各競技参加者に保持せしめ,競技のゴ
ール地点を通過した各競技参加者のバーコードラベルか
ら順次バーコードリーダーによって該ゼッケン番号を読
み取り,その読み取ったデータをタイマーを内蔵するコ
ンピュータに入力して入着した各競技参加者の着順また
は競技時間を判定するようにしたシステムも提案されて
いる。このシステムによれば,コンピュータ処理を利用
することによって,完走証の発行を短時間で行うことが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の技術によれば,ゴール地点において複数の競技参加
者のゴール時間を計測し,該複数の競技参加者に対し
て,それぞれの完走証を発行することができるものの,
完走証が紙に印刷された賞状として発行されるため,保
管やファイリングが不便であるという問題点があった。
特に,多数の競技会に参加した人は,額縁等に収納して
室内に飾る場合に保管スペースが不足するという問題点
があった。
【0007】また,近年,各競技参加者は多数の競技会
に参加したり,定期的に行われる同一の競技会に繰り返
し参加する傾向が強いため,完走証も賞状としての意味
合いより,参加した競技会における完走時間を知るため
の情報媒体としての役割が大きくなっている。
【0008】さらに,特開平3−185393号公報
『バーコードを用いたランナー着順タイム判定方法』に
よれば,マラソン大会におけるゴールタイムの計測およ
び着順の判定を正確かつ迅速に行うことができるもの
の,システムそのものがマラソン大会を運営する主催者
側の利便性の向上を図ったものであるため,競技参加者
に対して付加的なサービスを提供することができないと
いう問題点があった。
【0009】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,完走証の保管・ファイリング等の利便性・取扱性を
向上させると共に,完走証を情報媒体として位置づけ
て,競技参加者に対して付加的なサービスを行えるよう
にすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る磁気カードを用いたマラソン大会
支援システムは,ゴール地点において複数の競技参加者
のゴール時間を計測し,該複数の競技参加者に対して,
それぞれの完走証を発行するマラソン大会支援システム
において,磁気データの読み出し/書き込みが可能であ
ると共に,その表面に印刷を行える磁気カードと,前記
磁気カードに対して前記磁気データの読み出し/書き込
みを行うと共に,前記磁気カードの表面に印刷を行う磁
気カード入出力手段と,あらかじめ順位番号が印刷され
た順位票と,少なくとも各競技参加者の名前・競技参加
者のゼッケン番号からなる競技参加者データを記憶した
記憶手段と,競技開始時刻から計時を開始し,競技参加
者がゴール地点に到達する毎に競技所要時間データを出
力する計時手段と,前記計時手段から競技所要時間デー
タを入力し,競技所要時間データの小さい順に順位デー
タを付与する順位付与手段と,前記順位データが付与さ
れた競技所要時間データ,順位番号および競技参加者デ
ータに基づいて,完走証を発行する発行手段とを備え,
競技参加者毎に,前記磁気カード入出力手段を介して前
記記憶手段に記憶されている競技参加者データを磁気デ
ータとして前記磁気カードに書き込むと共に,少なくと
もゼッケン番号および競技参加者の名前を前記磁気カー
ドに印刷して,競技開始前までに配布し,競技開始後,
競技参加者がゴール地点に到達した順番に基づいて,前
記順位票を各競技参加者に配布し,前記発行手段が,各
競技参加者が所有している前記順位票の順位番号に基づ
いて,前記順位付与手段で付与した順位データから競技
所要時間データを特定すると共に,前記磁気カード入出
力手段を介して前記各競技参加者が所有している前記磁
気カードから競技参加者データを読み取って,各競技参
加者の順位データを特定し,さらに前記特定した順位デ
ータ,競技所要時間データおよび競技参加者データを前
記磁気カードに書き込むと共に,前記磁気カードの表面
に印刷して完走証として発行するものである。
【0011】また,請求項2に係る磁気カードを用いた
マラソン大会支援システムは,前記磁気カード入出力手
段を介して前記完走証として発行された磁気カードから
前記順位データ,競技所要時間データおよび競技参加者
データを読み取り,競技参加者毎の個人管理データを作
成する個人管理データ作成手段と,前記個人管理データ
作成手段で作成した個人管理データを記録紙または磁気
媒体に出力する出力手段とを備え,前記個人管理データ
作成手段で,個人が所有する複数の完走証から個人管理
データを作成し,前記出力手段を用いて個人管理データ
を出力するものである。
【0012】また,請求項3に係る磁気カードを用いた
マラソン大会支援システムは,前記順位票が,前記順位
番号が磁気データとして書き込まれた磁気カードであ
り,前記発行手段が,前記磁気カード入出力手段を介し
て前記各競技参加者が所有している前記順位票から順位
番号を読み取って,各競技参加者の順位データを特定す
るものである。
【0013】
【実施例】以下,本発明の磁気カードを用いたマラソン
大会支援システムについて,図面を参照して詳細に説明
する。
【0014】図1は,本実施例の磁気カードを用いたマ
ラソン大会支援システムのシステム構成図を示す。本実
施例の磁気カードを用いたマラソン大会支援システム
は,競技開始時刻から計時を開始し,競技参加者が所定
地点に到達する毎に競技所要時間データを出力する計時
手段としての計時装置101と,計時装置101から入
力した競技所要時間データを後述するパソコン103へ
シルアル伝送するためのインターフェイスである分岐ユ
ニット102と,分岐ユニット102を介して計時装置
101から競技所要時間データを入力し,競技所要時間
データの小さい順に順位データを付与する順位付与手段
としてのパソコン103と,磁気データの読み出し/書
き込みが可能であると共に,その表面に印刷を行える磁
気カードである完走証・磁気カード104と,完走証・
磁気カード104に対して磁気データの読み出し/書き
込みを行うと共に,完走証・磁気カード104の表面に
印刷を行うための磁気カードR/W(リード/ライト)
装置105と,順位データが付与された競技所要時間デ
ータ,順位番号および競技参加者データに基づいて,磁
気カードR/W装置105を制御して完走証・磁気カー
ド104を発行する発行手段としてのパソコン106
と,あらかじめ順位番号が印刷された順位票・磁気カー
ド107と,少なくとも各競技参加者の名前・競技参加
者のゼッケン番号からなる競技参加者データを記憶した
記憶手段およびファイル・サーバとしてのパソコン10
8と,競技会の成績一覧表の作成を行うためのパソコン
109と,パソコン109で作成した成績一覧表を印刷
するためのプリンタ110とを備えている。なお,図に
おいて,111はバーコードを読み取るバーコードリー
ダを示し,112はパソコン103,106,108,
109を接続するパソコンLAN(ローカル・エリア・
ネットワーク)を示している。
【0015】また,計時装置101には,競技参加者が
所定地点に到達したことを入力するためのスイッチ10
1a,101bが接続されている。このスイッチ101
a,101bの押下によって,計時装置101から到達
時点における競技所要時間データが出力される。
【0016】また,本実施例では,パソコン106およ
びパソコン109が,磁気カードR/W装置105を介
して完走証・磁気カード104から順位データ,競技所
要時間データおよび競技参加者データを読み取り,競技
参加者毎の個人管理データを作成する個人管理データ作
成手段の役割を果たすものである。さらに,プリンタ1
10が,前記個人管理データ作成手段で作成した個人管
理データを記録紙に出力する出力手段の役割を果たす。
【0017】図2(a),(b)は,本実施例の完走証
・磁気カード104(磁気カード)の外観図を示す。完
走証・磁気カード104は,磁気データの読み出し/書
き込みが可能な磁気カードからなり,任意の情報を任意
のタイミングで印刷するための印刷領域104aがその
表面に設けられている。本実施例では,同図(a)に示
すように,印刷領域104aに何も印刷されていない状
態の完走証・磁気カード104をあらかじめ作成してお
き,必要に応じて,磁気カードR/W装置105で競技
参加者の名前・種目・ゼッケン番号・記録・順位を印刷
する構成である。また,完走証・磁気カード104に
は,磁気データとして,各個人の競技参加者データと競
技会データ(競技会の名称・競技会の開催年月日等)が
記録される。
【0018】図3は,本実施例の順位票・磁気カード1
07の外観図を示す。順位票・磁気カード107は,順
位番号が磁気データとして書き込まれた磁気カードであ
り,その表面には,図示の如く,着順(順位)が印刷さ
れている。なお,本実施例では,ゴール地点を複数のコ
ース(AコースとBコース)に分けて,コース別に着順
カードを競技参加者へ手渡すものとする。したがって,
順位票・磁気カード107は,コース別着順カードの形
式で作成されており,着順およびコースが印刷されてい
る。
【0019】以上の構成において,大会前処理,エ
ントリー手続き処理,競技計時処理,完走証発行処
理,完走証・磁気カードの発行例,個人競技記録デ
ータ管理表発行処理の順で,図4〜図7を参照してその
動作を説明する。なお,図4(a)〜(d)はゼッケン
番号通知から完走証発行までの説明図,図5は大会当日
の各種処理を示す説明図,図6は完走証・磁気カードの
発行例を示す説明図,図7は個人競技記録データ管理表
を示す説明図である。
【0020】大会前処理 先ず,大会前処理として,競技参加者の募集を行って,
競技参加者の申込み受け付けを行い,種目毎にゼッケン
番号を割り当てて,ゼッケン番号通知葉書を作成し,各
競技参加者へ発送する。なお,本実施例では,ゼッケン
番号通知葉書にゼッケン番号を印刷すると共に,図4
(a)に示すように,ゼッケン番号を示すバーコードを
張り付けて各競技参加者へ通知する。
【0021】また,競技参加者の申込みの内容(デー
タ)に基づいて,少なくとも各競技参加者の名前・競技
参加者のゼッケン番号からなる競技参加者データをパソ
コン108に登録する。この時点では,図1で示したよ
うにシステム全体をパソコンLAN112を介して接続
する必要はないので,パソコン108のみを用いて競技
参加者データの入力が行えるのは勿論である。
【0022】エントリー手続き処理 次に,大会当日のエントリー手続き処理について説明す
る。競技参加者がゼッケン番号通知葉書を持って,図5
に示すように,磁気カードR/W装置105およびバー
コードリーダ111が接続されたパソコン106の場所
(受け付け場所)へ行き,メカニカルスタッフ(M.
S.)にゼッケン番号通知葉書を提出すると,メカニカ
ルスタッフはバーコードリーダ111を用いて,ゼッケ
ン番号通知葉書のゼッケン番号をパソコン106へ入力
する。なお,このときバーコードリーダ111が接続さ
れていない構成では,パソコン106のキーボードを用
いて手入力でゼッケン番号を入力しても良い。
【0023】パソコン106は,バーコードリーダ11
1で読み取ったゼッケン番号に基づいて,パソコンLA
N112を介してパソコン108に記憶されている競技
参加者データを検索し,パソコン108から該当する競
技参加者データを読み込み,磁気カードR/W装置10
5を用いて完走証・磁気カード104を発行する。この
とき,完走証・磁気カード104の印刷領域104aに
は,磁気カードR/W装置105によって各競技参加者
の名前・種目・ゼッケン番号が印刷される。
【0024】このようにゼッケン番号通知葉書のゼッケ
ン番号に基づいて,発行された完走証・磁気カード10
4が競技参加者へ手渡され,エントリー手続き処理が終
了する(図4(b)参照)。その後,競技参加者は完走
証・磁気カード104をゼッケンに取り付けられている
ポケットに収納し,競技が終了するまで保持する。
【0025】競技計時処理 競技のスタートと同時に,計時装置101のタイマーを
作動させ,計時を開始する。競技参加者が全員スタート
した後,図5に示すように,計時装置101のスイッチ
101a,101bをゴール(GOAL)地点のAコー
ス・Bコースにそれぞれ配置し,さらにスイッチ101
a,101bを押下するゴールタイマー(G.T.)お
よび順位票・磁気カード107を配るオーダーチェカー
(O.C.)を待機させる。
【0026】その後,競技参加者がAコースのゴール地
点に到達する毎に,Aコースのゴールタイマーがスイッ
チ101bを押下し,Aコースのオーダーチェカーがゴ
ールした着順に順位票・磁気カード107を競技参加者
に手渡しする(図4(c)参照)。また,競技参加者が
Bコースのゴール地点に到達する毎に,Bコースのゴー
ルタイマーがスイッチ101aを押下し,Bコースのオ
ーダーチェカーがゴールした着順に順位票・磁気カード
107を競技参加者に手渡しする(図4(c)参照)。
【0027】計時装置101は,スイッチ101aまた
はスイッチ101bが押下されると,競技開始時刻から
スイッチ101a,スイッチ101bが押下された時点
までの時間を,競技所要時間データとしてパソコン10
3へ出力する。なお,本実施例では,2コース(Aコー
ス・Bコース)のゴール地点を設けているため,競技所
要時間データと共に,どのコースのスイッチが押下され
たかを示すコース・データをパソコン103へ出力す
る。
【0028】パソコン103は,計時装置101から競
技所要時間データとコース・データを入力すると,競技
所要時間データの小さい順に順位データを付与する。な
お,このとき,全体の順位データを付与すると共に,コ
ース・データにしたがって,コース毎(Aコース・Bコ
ース)の順位データも付与する。したがって,本実施例
では,競技所要時間データに対して全体の順位データと
コース毎の順位データが付与されることになる。
【0029】一方,ゴール後,O.C.から順位票・磁
気カード107を受け取った競技参加者は,磁気カード
R/W装置105の接続されたパソコン106の場所
(受け付け場所)へ移動し,次段の完走証発行処理の手
続きを行う。
【0030】完走証発行処理 各競技参加者が,メカニカルスタッフ(M.S.)へ完
走証・磁気カード104と順位票・磁気カード107を
提出すると,メカニカルスタッフは,磁気カードR/W
装置105で順位票・磁気カード107からコース毎の
順位データを読み取り,パソコン106へ入力し,次
に,磁気カードR/W装置105で完走証・磁気カード
104の競技参加者データを読み取り,パソコン106
へ入力する。
【0031】パソコン106は,順位票・磁気カード1
07から入力したコース毎の順位データを検索キーとし
て,パソコン103から該当する競技所要時間データと
全体の順位データを入力し,また,完走証・磁気カード
104から入力した競技参加者データに基づいて,パソ
コン108に記憶されている競技参加者データに該当す
る競技所要時間データと全体の順位データを記録する。
【0032】次に,磁気カードR/W装置105を介し
て,完走証・磁気カード104に競技所要時間データと
全体の順位データとを磁気データとして書き込み,また
完走証・磁気カード104の印刷領域104aに記録
(競技所要時間データ)と順位(順位データ)を印刷
し,完走証・磁気カード104を競技参加者へ返却す
る。このときに順位票・磁気カード107は回収する。
【0033】これによって,図4(d)に示すように,
完走証・磁気カード104と順位票・磁気カード107
から完走証(完走証・磁気カード104)が発行された
ことになる。
【0034】なお,本実施例では,ゴール地点で各競技
参加者に順位票・磁気カード107を配布しているの
で,競技参加者はゴール後の任意の時点で,自由に完走
証発行処理の手続きを行うことができる。換言すれば,
疲労してゴールした競技参加者をゴール順に受け付けに
並ばせる必要がなく,競技参加者の負担を軽減すること
ができる。また,落ちつくまで休憩した後,完走証発行
処理の手続きを行っても順位に狂いが生じることはな
い。
【0035】さらに,受け付け(パソコン106および
磁気カードR/W装置105)が数カ所に設けられてい
る場合には,どこで受け付けても良いので,便利であ
る。
【0036】メカニカルスタッフは,最終ランナー(競
技参加者)の完走証発行処理を終了すると,パソコン1
09を操作して種目別成績一覧表の印字出力を行う。こ
の種目別成績一覧表は,パソコン108に記憶されてい
る競技参加者データおよび全体の順位データを編集する
ことにより作成され,プリンタ110を介して記録紙に
印刷される。
【0037】完走証・磁気カードの発行例 図6は,完走証・磁気カード104の発行例を示す。完
走証・磁気カード104は,カードタイプであるので,
小型で取扱い・保管・ファイリングが容易である。例え
ば,市販のカードフォルダー等で容易に保管することが
できる。
【0038】また,図示の如く,デザイン等を工夫する
ことができ,競技会の記念カードとしての付加価値が高
いものとなる。
【0039】さらに,完走証・磁気カード104には,
磁気データとして,各個人の競技参加者データと競技会
データ(競技会の名称・競技会の開催年月日等)が記録
されるので,完走証を情報媒体として利用することがで
き,後述するように競技参加者に対して付加的なサービ
スを提供することができる。
【0040】個人競技記録データ管理表発行処理 完走証・磁気カード104を用いた付加的なサービスと
して,例えば,個人競技記録データ管理表発行処理を提
供することができる。
【0041】図6に示すように,第1回のロードレース
大会から第6回のロードレース大会まで毎回出場した競
技参加者は,6枚の完走証(完走証・磁気カード10
4)を保持することになる。
【0042】この6枚の完走証・磁気カード104を,
磁気カードR/W装置105で順次読み込むことによ
り,磁気データから,競技会データ(競技会の名称・競
技会の開催年月日等)とその時の個人の競技参加者デー
タとを得ることができる。したがって,パソコン106
において,得られた情報を加工・編集することにより,
例えば,図7(a)に示すように,個人・競技記録デー
タ管理表を作成し,プリンタ110を介して記録紙に印
刷することができる。
【0043】また,図7(b)に示すように,各競技会
における競技時間を,年代順に並べてグラフを作成する
こともできる。
【0044】これによって,完走証(完走証・磁気カー
ド104)が単なる賞状としての役割の他に,情報媒体
としての役割を果たし,競技参加者に種々のサービスを
提供することが可能となる。
【0045】なお,ここでは,同一の大会(第1回〜第
6回)の完走証・磁気カード104を取り扱う例を示し
たが,異なる大会であっても同様に処理することが可能
である。
【0046】前述したように本実施例では,完走証・磁
気カード104を用いるため,完走証の保管・ファイリ
ング等の利便性・取扱性を向上させると共に,完走証を
情報媒体として位置づけて,競技参加者に対して付加的
なサービスを提供することができる。
【0047】なお,本実施例では,図1で示したよう
に,複数のパソコン(パソコン103,106,10
8,109)を用いたが,特にこれに限定するものでは
なく,例えば,図8に示すように,パソコン103にプ
リンタ110を接続し,パソコン103でパソコン10
8およびパソコン109の役割を果たすように構成して
も良い。また,磁気カードR/W装置105を接続した
パソコン106を1台配置する構成でも良い。換言すれ
ば,システム全体の構成および規模は,競技会の規模に
応じて変更可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の磁気カー
ドを用いたマラソン大会支援システム(請求項1)は,
ゴール地点において複数の競技参加者のゴール時間を計
測し,該複数の競技参加者に対して,それぞれの完走証
を発行するマラソン大会支援システムにおいて,磁気デ
ータの読み出し/書き込みが可能であると共に,その表
面に印刷を行える磁気カードと,前記磁気カードに対し
て前記磁気データの読み出し/書き込みを行うと共に,
前記磁気カードの表面に印刷を行う磁気カード入出力手
段と,あらかじめ順位番号が印刷された順位票と,少な
くとも各競技参加者の名前・競技参加者のゼッケン番号
からなる競技参加者データを記憶した記憶手段と,競技
開始時刻から計時を開始し,競技参加者がゴール地点に
到達する毎に競技所要時間データを出力する計時手段
と,前記計時手段から競技所要時間データを入力し,競
技所要時間データの小さい順に順位データを付与する順
位付与手段と,前記順位データが付与された競技所要時
間データ,順位番号および競技参加者データに基づい
て,完走証を発行する発行手段とを備え,競技参加者毎
に,前記磁気カード入出力手段を介して前記記憶手段に
記憶されている競技参加者データを磁気データとして前
記磁気カードに書き込むと共に,少なくともゼッケン番
号および競技参加者の名前を前記磁気カードに印刷し
て,競技開始前までに配布し,競技開始後,競技参加者
がゴール地点に到達した順番に基づいて,前記順位票を
各競技参加者に配布し,前記発行手段が,各競技参加者
が所有している前記順位票の順位番号に基づいて,前記
順位付与手段で付与した順位データから競技所要時間デ
ータを特定すると共に,前記磁気カード入出力手段を介
して前記各競技参加者が所有している前記磁気カードか
ら競技参加者データを読み取って,各競技参加者の順位
データを特定し,さらに前記特定した順位データ,競技
所要時間データおよび競技参加者データを前記磁気カー
ドに書き込むと共に,前記磁気カードの表面に印刷して
完走証として発行するため,完走証の保管・ファイリン
グ等の利便性・取扱性を向上させると共に,完走証を情
報媒体として位置づけて,競技参加者に対して付加的な
サービスを行える。
【0049】また,本発明の磁気カードを用いたマラソ
ン大会支援システム(請求項2)は,前記磁気カード入
出力手段を介して前記完走証として発行された磁気カー
ドから前記順位データ,競技所要時間データおよび競技
参加者データを読み取り,競技参加者毎の個人管理デー
タを作成する個人管理データ作成手段と,前記個人管理
データ作成手段で作成した個人管理データを記録紙また
は磁気媒体に出力する出力手段とを備え,前記個人管理
データ作成手段で,個人が所有する複数の完走証から個
人管理データを作成し,前記出力手段を用いて個人管理
データを出力するため,磁気カードを情報媒体として各
競技参加者個人のデータを管理することができ,競技参
加者に対して付加的なサービスを行える。
【0050】また,本発明の磁気カードを用いたマラソ
ン大会支援システム(請求項3)は前記順位票が,前記
順位番号が磁気データとして書き込まれた磁気カードで
あり,前記発行手段が,前記磁気カード入出力手段を介
して前記各競技参加者が所有している前記順位票から順
位番号を読み取って,各競技参加者の順位データを特定
するため,各競技参加者の順位の判定作業が容易に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の磁気カードを用いたマラソン大会支
援システムのシステム構成図である。
【図2】本実施例の完走証・磁気カードの外観図を示す
説明図である。
【図3】本実施例の順位票・磁気カードの外観図を示す
説明図である。
【図4】本実施例のゼッケン番号通知から完走証発行ま
でを示す説明図である。
【図5】本実施例の大会当日の各種処理を示す説明図で
ある。
【図6】本実施例の完走証・磁気カードの発行例を示す
説明図である。
【図7】本実施例の個人競技記録データ管理表を示す説
明図である。
【図8】本発明の磁気カードを用いたマラソン大会支援
システムの他のシステム構成例を示す説明図である。
【符号の説明】
101 計時装置 102 分岐
ユニット 103 パソコン 104 完走
証・磁気カード 105 磁気カードR/W装置 106 パソ
コン 107 順位票・磁気カード 108 パソ
コン 109 パソコン 110 プリ
ンタ 111 バーコードリーダ 112 パソ
コンLAN
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 19/02 521 G11B 19/02 521

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴール地点において複数の競技参加者の
    ゴール時間を計測し,該複数の競技参加者に対して,そ
    れぞれの完走証を発行するマラソン大会支援システムに
    おいて,磁気データの読み出し/書き込みが可能である
    と共に,その表面に印刷を行える磁気カードと,前記磁
    気カードに対して前記磁気データの読み出し/書き込み
    を行うと共に,前記磁気カードの表面に印刷を行う磁気
    カード入出力手段と,あらかじめ順位番号が印刷された
    順位票と,少なくとも各競技参加者の名前・競技参加者
    のゼッケン番号からなる競技参加者データを記憶した記
    憶手段と,競技開始時刻から計時を開始し,競技参加者
    がゴール地点に到達する毎に競技所要時間データを出力
    する計時手段と,前記計時手段から競技所要時間データ
    を入力し,競技所要時間データの小さい順に順位データ
    を付与する順位付与手段と,前記順位データが付与され
    た競技所要時間データ,順位番号および競技参加者デー
    タに基づいて,完走証を発行する発行手段とを備え,競
    技参加者毎に,前記磁気カード入出力手段を介して前記
    記憶手段に記憶されている競技参加者データを磁気デー
    タとして前記磁気カードに書き込むと共に,少なくとも
    ゼッケン番号および競技参加者の名前を前記磁気カード
    に印刷して,競技開始前までに配布し,競技開始後,競
    技参加者がゴール地点に到達した順番に基づいて,前記
    順位票を各競技参加者に配布し,前記発行手段が,各競
    技参加者が所有している前記順位票の順位番号に基づい
    て,前記順位付与手段で付与した順位データから競技所
    要時間データを特定すると共に,前記磁気カード入出力
    手段を介して前記各競技参加者が所有している前記磁気
    カードから競技参加者データを読み取って,各競技参加
    者の順位データを特定し,さらに前記特定した順位デー
    タ,競技所要時間データおよび競技参加者データを前記
    磁気カードに書き込むと共に,前記磁気カードの表面に
    印刷して完走証として発行することを特徴とする磁気カ
    ードを用いたマラソン大会支援システム。
  2. 【請求項2】 前記磁気カード入出力手段を介して前記
    完走証として発行された磁気カードから前記順位デー
    タ,競技所要時間データおよび競技参加者データを読み
    取り,競技参加者毎の個人管理データを作成する個人管
    理データ作成手段と,前記個人管理データ作成手段で作
    成した個人管理データを記録紙または磁気媒体に出力す
    る出力手段とを備え,前記個人管理データ作成手段で,
    個人が所有する複数の完走証から個人管理データを作成
    し,前記出力手段を用いて個人管理データを出力するこ
    とを特徴とする請求項1記載の磁気カードを用いたマラ
    ソン大会支援システム。
  3. 【請求項3】 前記順位票は,前記順位番号が磁気デー
    タとして書き込まれた磁気カードであり,前記発行手段
    は,前記磁気カード入出力手段を介して前記各競技参加
    者が所有している前記順位票から順位番号を読み取っ
    て,各競技参加者の順位データを特定することを特徴と
    する請求項1または2記載の磁気カードを用いたマラソ
    ン大会支援システム。
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