JP2018010397A - 投票端末、投票端末における情報表示方法および投票システム - Google Patents

投票端末、投票端末における情報表示方法および投票システム Download PDF

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Abstract

【課題】投票に関する情報提供のサービスを向上できる投票端末、投票端末における情報表示方法および投票システムを提供する。【解決手段】投票端末1は、入力受付部2と、制御部3と、表示部4と、記憶部7とを備える。入力受付部2は、投票の際に参考とする情報である投票参考情報を閲覧する選択の入力を受け付け、投票参考情報を閲覧するレース場を指定する閲覧場名の入力を受け付け、投票参考情報を閲覧する項目を指定する閲覧項目の入力を受け付ける。制御部3は、投票参考情報を記憶部7から読み出し、閲覧場名で指定されたレース場について閲覧項目に基づき投票参考情報から情報を抽出し、抽出した情報を情報閲覧画面に表示する指示を表示部4に出す。【選択図】図1

Description

本発明は、投票端末、投票端末における情報表示方法および投票システムに関する。
従来から、競馬、競輪、競艇、オートレース等の公営競技場やその場外投票券売場等に設置される投票券を発売または払戻しを行う投票端末がある。発券する投票券発売機や、的中した投票券を払い戻す払戻機およびその両方の機能を備えた投票端末(投票券発払機)が知られている。
投票端末を利用して投票する利用者(投票者)は、投票内容に応じてマークを記入した投票カードと現金とを投票端末に投入し、馬券等の投票券を購入することができる。また、利用者は、現金ではなく、チャージ金額等の記録を照合できるICカード(Integrated Circuit カード)を利用して投票を行うこともできる。利用者は、投票カードに枠番(競技に応じて馬番、車番、艇番ともいう)、式別(賭式の種別)、購入金額等の投票内容を記入して投票券を購入する。
利用者が投票券を購入する場合に、投票カードに記載された複数式別/複数場名/複数レースの投票内容を検出し、投票券発行制御部により発券機構部を駆動し投票券を印刷発券する技術が知られている。
特開平6−187364号公報
しかしながら、従来の投票端末においては、投票券の発売および払戻の機能を備えているが、利用者が投票券を購入するに際し検討するための情報を提供する機能が備えられていない。
また、レースが開催されるレース場である公営競技場(以下、公営競技場を場と記載する)においては、現地で開催されるレースについての情報を場に設置された大型表示装置で表示することにより、来場した利用者に対して情報提供している。しかし、大型表示装置で提供される情報は、大型表示装置が設置された場における情報に限られ、利用者が個別に閲覧を希望する情報を提供するものではない。
このため、投票券の購入に際し、利用者に対して更なる情報提供のサービスを向上することが望まれている。
一側面では、本発明は、投票に関する情報提供のサービスを向上できる投票端末、投票端末における情報表示方法および投票システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、以下に示すような投票端末を提供する。投票端末は、入力受付部と、制御部と、表示部と、記憶部とを備える。入力受付部は、投票の際に参考とする情報である投票参考情報を閲覧する選択の入力を受け付け、投票参考情報を閲覧するレース場を指定する閲覧場名の入力を受け付け、投票参考情報を閲覧する項目を指定する閲覧項目の入力を受け付ける。制御部は、投票参考情報を記憶部から読み出し、閲覧場名で指定されたレース場について閲覧項目に基づき投票参考情報から情報を抽出し、抽出した情報を情報閲覧画面に表示する指示を表示部に出す。
一態様によれば、投票に関する情報提供のサービスを向上できる投票端末、投票端末における情報表示方法および投票システムを提供できる。
第1の実施形態の投票端末の構成の一例を示す図である。 第2の実施形態の投票システムの構成の一例を示す図である。 第2の実施形態の投票端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 第2の実施形態の投票システムの機能ブロックの一例を示す図である。 第2の実施形態の投票データの一例を示す図である。 第2の実施形態の投票カード(パターン1)の一例を示す図である。 第2の実施形態の投票券の一例を示す図である。 第2の実施形態の投票カード(パターン2)の一例を示す図である。 第2の実施形態の発券処理のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態の投票画面受付処理のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態の出走表レース場情報表示処理のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態の投票カード受付処理のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態の閲覧場選択画面の一例を示す図である。 第2の実施形態の閲覧項目選択画面の一例を示す図である。 第2の実施形態の情報閲覧画面の一例を示す図である。 第2の実施形態の投票場選択画面の一例を示す図である。 第2の実施形態の投票方法選択画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
まず、第1の実施形態の投票端末の構成について図1を用いて説明する。図1は、第1の実施形態の投票端末の構成の一例を示す図である。
投票端末1は、入力受付部2と、制御部3と、表示部4と、記憶部7とを備え、公営競技における投票処理を行う。なお、投票端末1は、ホストコンピュータとネットワークを介して接続されているが、図示を省略する。以下の説明において、公営競技の一例として競艇を挙げて説明するが、それ以外の公営競技であってもよい。
投票端末1は、入力受付部2を介して投票内容を受け付け、又は、投入された投票カードに記入された投票内容を読み取り、投票内容に応じて投票券の発券またはレシートの発行等の投票処理を行う。また、投票端末1は、入力受付部2を介して受け付けた情報に基づき、表示部4に表示する指示を出す。
入力受付部2は、タッチパネルやキーボード等により利用者からの投票内容の入力を受け付ける機能や、投入された投票カードを読み取り投票内容の入力を受け付ける機能を備える。入力受付部2は、投票参考情報を閲覧する選択の入力を受け付け、投票参考情報を閲覧するレース場を指定する閲覧場名の入力を受け付け、投票参考情報を閲覧する項目を指定する閲覧項目の入力を受け付け、制御部3に出力する。
投票参考情報は、投票の際に参考とする情報である。投票参考情報は、レース場ごとの情報であり、出走表、水面図、コース別入着率、枠番別コース取得率のうち少なくとも1つを含む情報である。なお、投票参考情報は、レース名、レース開催日時、レース出欠場情報、投票の情報(賭式ごとの投票総数、投票券の払い戻し倍率等)のようなレースや投票に関する情報を含めた情報でもよい。投票参考情報は、制御部3によってホストコンピュータから受信され、記憶部7に格納される。
制御部3は、投票端末1を制御する機能を備える。制御部3は、ホストコンピュータから投票参考情報を受信し、記憶部7に記憶する指示を出す。制御部3は、閲覧場名で指定されたレース場について閲覧項目に基づき投票参考情報から情報を抽出し、抽出した情報を情報閲覧画面5に表示する指示を表示部4に出す。また、制御部3は、情報閲覧画面5を表示した後、投票内容の入力を受け付ける画面である投票画面6に遷移する指示を受け付け、投票画面6において閲覧場名を表示する指示を表示部4に出す。また、制御部3は、入力受付部2を介して投票内容を受け付け、投票内容に基づき投票データを生成しホストコンピュータへ送信する。
表示部4は、ディスプレイ等の表示装置であり、制御部3からの指示に応じて情報閲覧画面5や投票画面6を表示する。
このような構成の投票端末1の動作について説明する。投票端末1は、タッチパネル等の入力受付部2を介して利用者から投票参考情報を閲覧する選択の入力を受け付ける。また、入力受付部2は、閲覧場名と閲覧項目の入力を受け付ける。
ここで、閲覧場名として「A場」と「B場」の2つのレース場の場名の入力を受け付け、閲覧項目として「出走表」の入力を受け付けた場合について説明する。制御部3は、投票参考情報から「A場」についての「出走表」と「B場」についての「出走表」とを抽出し、抽出した情報(「A場」「B場」それぞれの「出走表」)を情報閲覧画面5に表示する指示を表示部4に出す。また、制御部3は、入力を受け付けた日時において開催されるレースの出走表のみを抽出して情報閲覧画面5に表示できる。
また、閲覧場名として「A場」と「B場」の2つのレース場の場名の入力を受け付け、閲覧項目として「コース別入着率」の入力を受け付け、入力を受け付けた年月日が2016年6月8日である場合について説明する。制御部3は、投票参考情報に含まれる前年度のコース別入着率の情報から入力を受け付けた年月日(2016年6月8日)の前年同月同日(2015年6月8日)が含まれる期間の情報を抽出し、抽出した情報を情報閲覧画面5に表示する指示を表示部4に出す。たとえば、コース別入着率のデータが季節別に集計されており、6月8日に投票端末1で入力の受け付けをした場合、前年の夏季のデータ(2015年6月〜8月に集計されたデータ)を抽出して情報閲覧画面5に表示する。
このように、投票端末1は、投票画面6を表示する前に、情報閲覧画面5に投票内容を検討するために利用者が閲覧する情報を表示できる。投票端末1に表示される情報閲覧画面5により、利用者は、投票する場名を選択する際の情報を取得しやすくなる。また、複数のレース場の情報を対応付けて表示することにより、利用者が来場したレース場だけでなく他のレース場についての投票券の販売の促進を図ることができる。
このように、投票に関する情報提供のサービスを向上できる投票端末、投票端末における情報表示方法および投票システムを提供できる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態の投票システムについて図2を用いて説明する。図2は、第2の実施形態の投票システムの構成の一例を示す図である。
投票システム100は、投票端末30と、ホストコンピュータ50とがネットワーク40を介して接続する構成を有する。なお、投票システム100は、複数の投票端末30や複数のホストコンピュータ50を備えることができる。投票システム100は、競馬、競輪、競艇、オートレース等の公営競技の投票を処理するシステムである。以下の説明において、公営競技の一例として競艇を挙げて説明するが、それ以外の公営競技であってもよい。
投票端末30は、図1に示した投票端末1の一実施形態である。投票端末30は、利用者から現金と投票カードを受け付け、投票券を販売する装置である。また、投票端末30は、投票カードを投入される代わりにタッチパネル306を介して投票内容の入力を受け付けることで、投票券を販売することもできる。また、投票端末30は、投票内容やチャージ金額等の記録を照合できるICカードを利用して、キャッシュレスで投票を行うこともできる装置である。
投票端末30は、投票カード出入口301と、硬貨出入口302と、投票券/レシート排出口303と、紙幣出入口304と、ディスプレイ305と、タッチパネル306と、ICカード読取部307とを備える。ここでの説明は省略するが、投票端末30は、払戻し機能を備えていてもよい。
投票カード出入口301は、利用者が投票したい内容を記入した投票カードの投入口である。なお、投票カード出入口301は、投票カードのマークに誤記(マークミス)がある場合に、投票カードを返却するための排出口としてもよい。
硬貨出入口302は、硬貨の投入口であり、返却する硬貨または釣銭の排出口でもある。投票券/レシート排出口303は、発券された投票券や、レシートの排出口である。なお、レシートは、ICカードを利用してキャッシュレスで投票を行った場合に、投票券の発行ではなく購入の控えとして発行されるものである。
紙幣出入口304は、紙幣の投入口であり、返却する紙幣の排出口でもある。
ディスプレイ305は、タッチパネル306の下層に配置されており、操作案内、レース案内、投票カードの投票等の情報を表示する。タッチパネル306は、透過型のタッチパネルであり、各種の入力や投票内容の修正等の際に操作される。ディスプレイ305により表示された情報は、タッチパネル306を透過して、利用者から視認可能である。利用者は、ディスプレイ305により表示された情報を見ながら、タッチパネル306に対するタッチ操作を行うことができる。
ICカード読取部307は、ICカードから会員カード識別情報や残金等を含む情報を読み取る。なお、ICカード読取部307は、接触型でも非接触型でもよい。
ホストコンピュータ50は、システム全体を管理する管理装置であり、投票端末30とネットワーク40を介して通信を行う。ホストコンピュータ50は、投票端末30に対し、投票券の発券や投票券の払い戻し等を管理するとともに、配当金の計算等を行う。また、ホストコンピュータ50は、投票端末30からICカードに格納された情報を受け取り、投票に必要な処理を行う。また、ホストコンピュータ50は、投票端末30に対し、各場の出走情報やレース場情報を送信する。
ネットワーク40は、たとえば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等のネットワーク、あるいは、それらが混在するネットワークである。ネットワーク40は、有線ネットワークだけでなく、無線ネットワーク等も含む。
なお、現金を使用せずICカードを利用して投票する場合、投票端末30は、硬貨出入口302および紙幣出入口304を備えずともよい。
次に、第2の実施形態の投票端末のハードウェア構成について図3を用いて説明する。図3は、第2の実施形態の投票端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
投票端末30は、制御部310と、ディスプレイ305と、タッチパネル306と、紙幣還流ユニット321と、硬貨還流ユニット322と、投票券/レシート印刷ユニット323と、可搬型記録ユニット324と、投票カード読取ユニット325と、ICカード読取ユニット326とを備える。
投票端末30は、CPU(Central Processing Unit)311によって装置全体が制御されている。CPU311には、バス317を介してRAM(Random Access Memory)312と複数の周辺機器が接続されている。CPU311は、マルチプロセッサであってもよい。CPU311は、たとえば、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはPLD(Programmable Logic Device)であってもよい。またCPU311は、CPU、MPU、DSP、ASIC、PLDのうちの2以上の要素の組み合せであってもよい。
RAM312は、投票端末30の主記憶装置として使用される。RAM312には、CPU311に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM312には、CPU311による処理に必要な各種データが格納される。
バス317に接続されている周辺機器としては、HDD(Hard Disk Drive)313、通信インタフェース314、グラフィック処理ユニット315、入出力インタフェース316がある。
HDD313は、内蔵したディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD313は、投票端末30の補助記憶装置として使用される。HDD313には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、補助記憶装置としては、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置を使用することもできる。
通信インタフェース314は、ネットワーク40に接続されている。通信インタフェース314は、ネットワーク40を介して、ホストコンピュータ50等の機器との間でデータの送受信を行う。
グラフィック処理ユニット315には、ディスプレイ305が接続されている。グラフィック処理ユニット315は、CPU311からの命令に従って、画像をディスプレイ305に表示させる。ディスプレイ305としては、CRT(Cathode Ray Tube)を用いた表示装置や液晶表示装置等がある。
入出力インタフェース316には、タッチパネル306と、紙幣還流ユニット321と、硬貨還流ユニット322と、投票券/レシート印刷ユニット323と、可搬型記録ユニット324と、投票カード読取ユニット325、ICカード読取ユニット326とが接続されている。また、入出力インタフェース316は、可搬型記録ユニット324に対する情報の書き込み及び読み出しが可能な可搬型記録媒体インタフェースと接続可能になっている。
入出力インタフェース316は、タッチパネル306、紙幣還流ユニット321、硬貨還流ユニット322、投票券/レシート印刷ユニット323、可搬型記録ユニット324、投票カード読取ユニット325、ICカード読取ユニット326から送られてくる信号を、バス317を介してCPU311に送信する。また、入出力インタフェース316は、CPU311から送られてくる制御信号を、バス317を介して対応するユニットへ送信する。
紙幣還流ユニット321は、紙幣の受け入れ、紙幣の真贋の鑑別、紙幣の収納、紙幣の返却、釣札の排出を行う。硬貨還流ユニット322は、硬貨の受け入れ、硬貨の真贋の鑑別、硬貨の収納、硬貨の返却、釣銭の排出を行う。投票券/レシート印刷ユニット323は、投票内容に基づき、投票券やレシートを印刷し発行する。
投票カード読取ユニット325は、投票カードから投票内容を読み取るユニットである。また、投票カード読取ユニット325は、投票カードの受け入れ、投票カードの排出を行う。
ICカード読取ユニット326は、ICカードから会員カード識別情報や残金等を含む情報を読み取るユニットである。
以上のようなハードウェア構成によって、第2の実施形態の処理機能を実現できる。なお、第1の実施形態に示した投票端末1も、図2に示した投票端末30と同様のハードウェアにより実現できる。なお、ホストコンピュータ50も図3に示した投票端末30の制御部310と同様の構成とできる。
投票端末30は、たとえば、読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを実行することにより、第二の実施形態の処理機能を実現する。投票端末30に実行させる処理内容を記述したプログラムは、様々な記録媒体に記録しておくことができる。たとえば、投票端末30に実行させるプログラムをHDD313に格納しておくことができる。CPU311は、HDD313内のプログラムの少なくとも一部をRAM312にロードし、プログラムを実行する。また投票端末30に実行させるプログラムを、光ディスク、メモリ装置、メモリカード等の可搬型記録ユニット324に記録しておくこともできる。可搬型記録媒体に格納されたプログラムは、たとえばCPU311からの制御により、HDD313にインストールされた後、実行可能となる。またCPU311が、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み出して実行することもできる。
なお、上記の構成は一例であり、投票端末30の構成部の組み合せは適宜決定される。たとえば、現金を使用せずICカードを利用して投票する場合、投票端末30は、硬貨還流ユニット322および紙幣還流ユニット321を備えずともよい。
次に、第2の実施形態の投票システムの機能ブロックについて図4を用いて説明する。図4は、第2の実施形態の投票システムの機能ブロックの一例を示す図である。
図4は、投票システム100の投票端末30と、ホストコンピュータ50とを示している。
投票端末30は、カード読取判定部31と、入力受付部32と、記憶部33と、表示部34と、発券制御部35と、通信部36とを有する。
カード読取判定部31は、入出力インタフェース316を介して投票カード読取ユニット325が読み取った投票カードに関する情報を取得し、発券制御部35へ出力する。投票カードは、投票対象の会場、レース番号、式別(賭式の種別)、組番(艇番、枠番等、およびこれらの組合せ)、金額等の投票内容について、利用者によってマークが記入されるカードである。投票カードについては、図6および図7を用いて後で説明する。カード読取判定部31は、投票カードから読み取った情報に基づき、投票カードにマークミス(投票カードの誤記や、投票カードで読み取りできない部分等の不確定部分)があるか否かを判定する。カード読取判定部31は、判定した結果を発券制御部35に出力する。
入力受付部32は、入出力インタフェース316を介して利用者がタッチパネル306を用いて入力した情報を受け付ける。入力受付部32は、利用者から投票内容や閲覧を望む情報の選択を受け付け、発券制御部35に出力する。
記憶部33は、通信部36を介してホストコンピュータ50から取得した出走情報やレース場情報、カード読取判定部31が読み取った情報、入力受付部32が受け付けた情報、投票券の発券に用いる情報等をHDD313に記憶する。なお、記憶部33は、HDD313に情報を記憶するだけでなく、投票端末30がアクセス可能な各種記憶装置に情報を記憶することができる。
表示部34は、グラフィック処理ユニット315を介して、各種情報をディスプレイ350に表示する。たとえば、表示部34は、発券制御部35に従って、カード読取判定部31で判定した結果や、ホストコンピュータ50から取得して記憶部33に格納された情報や、投票に必要な情報や利用者が閲覧を希望した情報をディスプレイ305に表示する。
発券制御部35は、カード読取判定部31から取得した情報や入力受付部32から取得した情報に基づいて、投票券やレシートの発券の制御を行う。発券制御部35は、ホストコンピュータ50から適宜情報を取得し、発券のために用いることができる。また、発券制御部35は、カード読取判定部31から取得した情報、入力受付部32から取得した情報、記憶部33に格納した情報等に基づいて、表示部34の表示内容を制御する。また、発券制御部35は、カード読取判定部31が読み取った情報や、入力受付部32が受け付けた情報に基づき、投票データを生成する。
通信部36は、ネットワーク40を介してホストコンピュータ50との間で情報交換を行う。通信部36は、発券制御部35に従ってホストコンピュータ50から出走情報やレース場情報を受信する。通信部36は、発券制御部35に従ってホストコンピュータ50に投票データや発券制御部35が発券した投票券の発券情報を送信する。
ホストコンピュータ50は、通信部51と、制御部52と、記憶部53とを有する。通信部51は、ネットワーク40を介して投票端末30との間で情報交換を行う。通信部51は、制御部52に従い、ホストコンピュータ50が取得した出走情報やレース場情報を投票端末30へ送信する。通信部51は、制御部52に従い、投票端末30から情報取得要求、投票データ、発券情報等を受信する。
制御部52は、通信部51に対して情報を送受信する制御ができる。また、制御部52は、必要に応じて、出走情報やレース場情報を他のコンピュータやデータベース等から取得できる。また、制御部52は、記憶部53に情報を記憶する制御ができる。なお、制御部52は、投票端末30からの要求に応じて、出走情報やレース場情報から特定の項目を抽出する機能を備え、投票端末30に抽出した情報を送信してもよい。
記憶部53は、制御部52に従って、出走情報やレース場情報や投票データや発券情報等各種情報をホストコンピュータ50が備える記憶装置に記憶する。
なお、以上のような機能ブロックの構成は一例であり、構成の組み合せは適宜決定される。たとえば、発券制御部35とカード読取判定部31とをまとめ、1つの制御部として構成してもよい。
次に、第2の実施形態の投票データについて図5を用いて説明する。図5は、第2の実施形態の投票データの一例を示す図である。
投票データ200は、投票端末30において利用者が投票券を購入するために入力した投票内容に基づき投票端末30が生成したデータであり、ホストコンピュータ50へ送信するデータである。利用者が投票カードに投票内容を記入して投票券を購入する場合、投票データ200は、カード読取判定部31が投票カードから読み取った投票内容に基づくデータである。また、利用者がタッチパネル306を用いて投票内容を入力して投票券を購入する場合、投票データ200は、入力受付部32が受け付けた投票内容に基づくデータである。
投票データ200は、場流しフラグ、1以上の場名、式別、レース番号、1以上の投票艇番および金額を含む。
場流しフラグは、複数の場に対して投票するか否かを示すフラグである。利用者が複数の場に投票する場合、投票端末30によって場流しフラグに「1」が設定される。なお、場流しフラグの初期値として「0」が設定されているものとする。
場名は、投票する場の名称である。なお、場名は、投票する場を識別するための情報であり、場を識別できる番号等であってもよい。利用者が複数の場に投票する場合、複数の場名が投票端末30によって設定される。また、利用者が1つの場に投票する場合、1つの場名が投票端末30によって設定される。
式別は、投票する賭式の種別であり、たとえば、単勝、複勝、2連単、2連複、拡連複、3連単、3連複等がある。なお、式別は、式別の名称でなく、式別を識別できる番号等であってもよい。
レース番号は、投票するレースの番号である。競艇の場合、投票対象は出走艇(以下、単に艇と記載する。)であり、それぞれの艇には、投票対象の番号として艇番が設定されている。
投票艇番は、投票する艇の番号である。投票艇番は、式別に応じて組み合せた番号である。たとえば、式別が「単勝」である場合、投票艇番は「1」のように1つの艇番が設定される。また、式別が「3連単」である場合、投票艇番は「1−2−3」のように3つの艇番の組み合せとなる。金額は、投票する金額であり、投票艇番に対応して金額が設定される。
次に、第2の実施形態の投票カードについて図6を用いて説明する。図6は、第2の実施形態の投票カード(パターン1)の一例を示す図である。
投票カード(パターン1)600は、マークシート方式で記入するカードであり、艇番等の投票に必要な事項をマークし、投票するために用いられる。以下、投票カード(パターン1)600を投票カード600と記載する。投票カード600は、投票内容が記入され、投票端末30に投入されて投票を行うカードである。
投票カード600は、「流し」または「ボックス」で投票する場合に用いるカードである。流しとは、1艇又は2艇を固定し、他の艇番を組み合せて投票する方法である。ボックスとは、選んだ複数の艇について、全ての組み合せに投票する方法である。
投票カード600は、前日発売610、レース番号611、式別612、開催場620、流し投票630、ボックス投票640の項目を含む。各項目は、投票内容に応じてマークが記入される。
前日発売610は、前日や前々日から投票券を購入する場合にマークする項目である。レース番号611は、投票対象のレースの番号にマークする項目である。式別612は、投票する式別(2連単、2連複、拡連複、3連単、3連複)にマークする項目である。
開催場620は、投票対象のレースが行われる場を示す項目であり、複数場購入621と場名622の項目を含む。複数場購入621は、複数の場に投票する場合にマークする項目であり、1つの場のみに投票する場合にはマークをしない項目である。場名622は、投票対象のレースが行われる場をマークする項目である。
流し投票630は、流しで投票する場合にマークする項目を含む欄である。2連/拡連指定631は、「2連単」で投票する場合は1・2着の艇番を着順通りにマークする項目であり、「2連複」で投票する場合は1・2着の艇番をマークする項目であり、「拡連複」で投票する場合は1〜3着までの2艇の艇番をマークする項目である。
3連指定632は、「3連単」で投票する場合は1・2・3着の艇番を着順通りにマークする項目であり、「3連複」で投票する場合は1・2・3着の艇番をマークする項目である。
金額633と単位634は、投票券を購入したい金額をマークする項目である。たとえば、1500円の投票券を購入する場合、金額633で「10」と「5」をマークし、単位634で「百」をマークする。
取消635は、その行に記入されたものはすべて無効とする場合にマークする項目である。たとえば、取消635をマークした場合、流し投票630に含まれる項目でマークミスをしていても、取り消し処理が行われるため、マークミスか否かの判定はされない。また、取消635をマークした場合、流し投票630に含まれる項目に記入した内容の投票券は発行されない。
ボックス投票640は、ボックスで投票する場合にマークする項目を含む欄である。枠番641は、ボックス投票において投票する艇番をマークする項目である。金額642,単位643,取消644は、金額633,単位634,取消635と同様であるため、説明を省略する。
ここで、投票カード600を用いて投票券を購入する場合の具体例について説明する。式別612「3連単」について、流し投票630の投票をするものとする。流し投票630において、1着の艇番「1」、2着の艇番「2」、3着の艇番「3」「4」「5」にマークされた場合、投票内容は、「1−2−3」,「1−2−4」,「1−2−5」となる。さらに、複数場購入621がマークされ、場名622で「A」,「B」2場がマークされた場合、A場について「1−2−3」,「1−2−4」,「1−2−5」、B場について「1−2−3」,「1−2−4」,「1−2−5」に投票することとなる。金額633において「2」がマークされ、単位634において「百」がマークされた場合、投票対象に対し百円投票券を2枚ずつ購入することとなる。このように投票し、購入した投票券の一例について、図7で図示する。
次に、第2の実施形態の投票券について図7を用いて説明する。図7は、第2の実施形態の投票券の一例を示す図である。
投票券900は、A場,B場について3連単流し「1−2−3」,「1−2−4」,「1−2−5」で、百円投票券を2枚ずつ購入した場合の投票券の一例である。投票券900は、ボートレースの開催年月日、投票対象のレース番号、投票する場名、投票する式別、投票する艇番、投票券の枚数、合計金額等が印刷される。
A場について3連単流し「1−2−3」,「1−2−4」,「1−2−5」の組番に対し百円投票券を2枚ずつ購入しているため、A場について購入した投票券は6枚となる。また、B場について3連単流し「1−2−3」,「1−2−4」,「1−2−5」の組番に対し百円投票券を2枚ずつ購入しているため、B場について購入した投票券は6枚となる。こうして、投票券の合計枚数は12枚であり、合計金額は1200円となる。
なお、投票券900は一例に過ぎず、投票端末30は、レシート等によって投票の控えを出力することもできる。
次に、第2の実施形態の投票カード(パターン2)について図8を用いて説明する。図8は、第2の実施形態の投票カード(パターン2)の一例を示す図である。
投票カード(パターン2)700は、マークシート方式で記入するカードであり、艇番等の投票に必要な事項をマークし、投票するために用いられる。以下、投票カード(パターン2)700を投票カード700と記載する。投票カード700は、投票内容が記入され、投票端末30に投入されて投票を行うカードである。
投票カード700は、式別712,713でマークした式別について、投票する艇番を1つずつマークして投票するカードである。このため、投票カード700においては、投票カード600と異なり、流し投票やボックス投票の項目は無い。投票カード700において、投票カード600と同様の点については適宜説明を省略する。
投票カード700は、前日発売710、レース番号711、式別712,713、開催場720、複数場購入721、場名722、2連/拡連指定714、3連指定715、金額716、単位717、取消718の項目を含む。各項目は、投票内容に応じてマークが記入される。
ここで、投票カード700を用いて投票券を購入する場合の具体例について説明する。式別712「3連単」について投票をするものとする。式別712の横一列の項目(1着、2着、3着、金額、単位、取消)で、1つの組番に対し投票する内容をマークする。たとえば、式別712で「3連単」がマークされ、1着の艇番「1」、2着の艇番「2」、3着の艇番「3」にマークされた場合、投票内容は、「3連単」で「1−2−3」となる。さらに、複数場購入721がマークされ、場名722で「A」,「B」2場がマークされた場合、A場について「3連単」「1−2−3」、B場について「3連単」「1−2−3」に投票することとなる。金額716において「2」がマークされ、単位717において「百」がマークされた場合、投票対象に対し百円投票券を2枚ずつ購入することとなる。
次に、第2の実施形態の発券処理について図9を用いて説明する。図9は、第2の実施形態の発券処理のフローチャートを示す図である。
発券処理は、投票端末30が、利用者から現金(又はICカード)を受け付け、投票カード又はタッチパネル306からの入力に基づき投票券を発券する処理である。投票端末30の発券制御部35は、利用者から投票券を購入する指示を受け、発券処理を制御する。
投票端末30は、紙幣出入口304、硬貨出入口302から投票券の購入代金が入金され、処理を開始する。なお、ICカードを用いた投票を行う場合、投票端末30は、ICカード読取部307からICカードの情報を取得し、必要に応じてホストコンピュータ50へアクセスしチャージ金額等の情報を取得し、処理を開始する。
[ステップS11]発券制御部35は、紙幣還流ユニット321、硬貨還流ユニット322を介して入金を検知し、入金受付を行う。発券制御部35は、検知された入金金額等の情報を一時記憶領域に保存する指示を出す。
なお、ICカードを用いた投票を行う場合、発券制御部35は、ICカード読取ユニット326を介してICカードの情報を取得する。ICカードの情報からICカードにチャージされた金額情報を取得できる場合、金額情報を取得しICカード受付を行う。なお、ICカードの情報にICカードにチャージされた金額情報が含まれていない場合、通信インタフェース314を介してホストコンピュータ50へアクセスし、金額情報を取得しICカード受付を行う。発券制御部35は、取得した金額情報等の情報を一時記憶領域に保存する指示を出す。
[ステップS12]発券制御部35は、投票カードで投票するかタッチパネル306で入力して投票するかを利用者に選択させる入力選択画面を表示部34へ出力する指示を出す。発券制御部35から指示を受けた表示部34は、ディスプレイ305に対して入力選択画面を表示させる。
たとえば、入力選択画面は「投票カードで投票する場合“投票カードボタン”を押下して下さい。タッチパネル入力で投票する場合“タッチパネルボタン”を押下して下さい。」という内容を表示できる。利用者は、ディスプレイ305に表示された入力選択画面を確認し、投票カードボタン又はタッチパネルボタンのいずれかを押下しタッチパネル306を介して入力の選択ができる。
[ステップS13]発券制御部35は、投票カードで投票するか、タッチパネル306の入力で投票するかの選択についてタッチパネル306を介して受け付け、投票カードで投票を受け付けるか否かを判定する。発券制御部35は、投票カードで投票を受け付けない場合、言い換えると、投票内容をタッチパネル306で受け付ける場合はステップS14にすすみ、投票カードで投票を受け付ける場合はステップS15にすすむ。
[ステップS14]発券制御部35は、投票画面受付処理を実行する。投票画面受付処理は、投票に関する情報をディスプレイ305に表示し、投票内容についてタッチパネル306を介して受け付ける処理である。投票画面受付処理は、図10を用いて後で説明する。
[ステップS15]発券制御部35は、投票カード受付処理を実行する。投票カード受付処理は、投票カード出入口301に投入された投票カードを読み取り、投票を受け付ける処理である。投票カード受付処理は、図12を用いて後で説明する。
[ステップS16]発券制御部35は、投票画面受付処理又は投票カード受付処理で受け付けた投票内容を表示部34へ出力し、投票内容を確認する画面である投票内容確認画面を表示する指示を出す。発券制御部35から指示を受けた表示部34は、ディスプレイ305に対して、グラフィック処理ユニット315を介して投票内容確認画面を表示させる。
[ステップS17]発券制御部35は、投票カードから読み取った情報又はタッチパネル306で受け付けた情報に基づき、投票券を発行する。なお、ICカードを用いた投票を行う場合、発券制御部35は、投票内容を印刷したレシートを発行する。
投票券(又はレシート)は、投票券/レシート印刷ユニット323で印刷され、投票券/レシート排出口303より排出される。発券制御部35は、利用者が投票券(又はレシート)を受け取ったことを検出し、ステップS18にすすむ。
[ステップS18]発券制御部35は、投票カードから読み取った投票内容又はタッチパネル306で受け付けた投票内容に基づき投票データ200を生成し、投票データ200をホストコンピュータ50に送信する。発券制御部35が送信した情報は、ホストコンピュータ50において投票に関する情報収集や売り上げの集計等に用いることができる。
[ステップS19]発券制御部35は、発券した投票券に応じた金額をステップS11で受け付けた入金金額から引き、残金を算出する。発券制御部35は、残金があるか否かを判定し、残金があるときは、ディスプレイ305にその旨を表示し硬貨出入口302と紙幣出入口304を介して残金を排出し、処理を終了する。
なお、ICカードを用いた投票を行う場合、発券制御部35は、ICカードのチャージ金額の残金をディスプレイ305に表示し、発券処理を終了する。
次に、第2の実施形態の投票画面受付処理について図10を用いて説明する。図10は、第2の実施形態の投票画面受付処理のフローチャートを示す図である。
投票画面受付処理は、投票に関する情報をディスプレイ305に表示し、投票内容をタッチパネル306で受け付ける処理である。投票画面受付処理は、発券処理のステップS14で投票端末30の発券制御部35が実行する処理である。
[ステップS21]発券制御部35は、投票前に出走表や各場情報の閲覧について要否を確認する閲覧要否確認画面を表示する。
たとえば、閲覧要否確認画面は「投票前に出走表や各場の情報を閲覧する場合“閲覧ボタン”を押下して下さい。情報を閲覧しない場合“不要ボタン”を押下して下さい。」という内容を表示できる。利用者は、ディスプレイ305に表示された閲覧要否確認画面を確認し、閲覧ボタン又は不要ボタンのいずれかを押下しタッチパネル306を介して入力の選択ができる。
[ステップS22]発券制御部35は、出走表や各場情報を閲覧するか否かの選択についてタッチパネル306を介して受け付け、閲覧するか否かを判定する。発券制御部35は、閲覧する場合はステップS23にすすみ、閲覧しない場合はステップS24にすすむ。
[ステップS23]発券制御部35は、出走表レース場情報表示処理を実行する。出走表レース場情報表示処理は、1以上の出走表やレース場情報をディスプレイ305に表示する処理である。発券制御部35は、投票を受け付ける前に出走表やレース場情報を表示することにより、利用者に対し投票内容を決定するための参考情報を提供できる。出走表レース場情報表示処理は、図11を用いて後で説明する。
[ステップS24]発券制御部35は、場名を表示部34へ出力し、投票する場名を選択する投票場選択画面を表示する指示を表示部34に出す。発券制御部35から指示を受けた表示部34は、グラフィック処理ユニット315を介して投票場選択画面をディスプレイ305に表示させる。
なお、出走表レース場情報表示処理を実行した場合、発券制御部35は、出走表レース場情報表示処理で情報を閲覧した場名を画面に表示できる。出走表レース場情報表示処理で情報を閲覧した場名が画面に表示されることで、発券制御部35は、利用者に対し投票対象とする場名を選択する際の参考情報を提供できる。投票場選択画面は、後で図16を用いて説明する。
[ステップS25]発券制御部35は、投票券を場流しで購入するか否かを判定する。具体的には、発券制御部35は、投票場選択画面において利用者が複数場を選択した場合は場流しで購入すると判定し、1つの場のみを選択した場合は場流しで購入しないと判定する。
発券制御部35は、場流しで投票を受け付けない場合はステップS26にすすみ、場流しで投票を受け付ける場合はステップS27にすすむ。
[ステップS26]発券制御部35は、投票データ200にステップS25で受け付けた場名を設定する。
[ステップS27]発券制御部35は、投票データ200に場流しフラグ「1」を設定し、ステップS25で受け付けた複数の場名を設定する。
[ステップS28]発券制御部35は、記憶部33に対し、ステップS26又はステップS27で選択された場を選択場名リストに記憶する指示を出す。
選択場名リストは、利用者が投票する選択をした場の場名を記憶する情報であり、投票端末30が備える記憶装置に記憶される。選択場名リストは、投票方法選択画面等において、投票対象として選択された場名を表示する際に用いられる情報である。選択場名リストの初期状態は、空のリストである。選択場名リストは、投票画面受付処理の終了の際に初期化される。
[ステップS29]発券制御部35は、投票方法(賭式、流し、ボックス等)の選択を受け付ける。たとえば、発券制御部35は、賭式を表示部34へ出力し、投票する賭式を選択する投票方法選択画面を表示する指示を表示部34に出す。発券制御部35から指示を受けた表示部34は、グラフィック処理ユニット315を介して投票方法選択画面をディスプレイ305に表示させる。発券制御部35は、入力受付部32から、タッチパネル306を介して利用者が選択した賭式を受け付ける。投票方法選択画面は、後で図17を用いて説明する。
[ステップS30]発券制御部35は、レース番号の選択を受け付ける。たとえば、発券制御部35は、現在実施されているレース番号を表示部34へ出力し、投票するレース番号を選択する画面を表示する指示を表示部34に出す。発券制御部35から指示を受けた表示部34は、グラフィック処理ユニット315を介してレース番号を選択する画面をディスプレイ305に表示させる。発券制御部35は、入力受付部32から、タッチパネル306を介して利用者が選択したレース番号を受け付ける。
[ステップS31]発券制御部35は、艇番および着順の選択を受け付ける。発券制御部35は、予め記憶部33に記憶された投票方法に応じた艇番および着順の選択画面のひな形を記憶部33から読み出し、表示部34に表示する指示を出す。たとえば、ステップS28で選択された賭式が「3連単」である場合、発券制御部35は、1着・2着・3着の艇番を選択する画面を表示する指示を表示部34に出す。発券制御部35から指示を受けた表示部34は、グラフィック処理ユニット315を介して1着・2着・3着の艇番を選択する画面をディスプレイ305に表示させる。発券制御部35は、入力受付部32から、タッチパネル306を介して利用者が選択した艇番および着順を受け付ける。
[ステップS32]発券制御部35は、購入金額を受け付ける。たとえば、発券制御部35は、ステップS11で受け付けた現金の金額(又はICカードにチャージされた金額)を表示部34へ出力し、投票券の購入金額を選択する画面を表示する指示を表示部34に出す。発券制御部35から指示を受けた表示部34は、グラフィック処理ユニット315を介して購入金額を選択する画面をディスプレイ305に表示させる。発券制御部35は、入力受付部32から、タッチパネル306を介して利用者が選択した購入金額を受け付ける。
なお、発券制御部35は、購入金額に対してステップS11で受け付けた現金の金額(又はICカードにチャージされた金額)が不足している場合、不足金額の追加投入や購入金額訂正等を画面に表示する指示を表示部34に出す。不足金額が追加投入された場合、発券制御部35は、紙幣還流ユニット321、硬貨還流ユニット322を介して受け付けることが可能である。また、発券制御部35は、購入金額の訂正についてタッチパネルを介して受け付けることも可能である。
[ステップS33]発券制御部35は、ステップS29〜S32で受け付けた投票方法、レース番号、艇番および着順、購入金額を投票データ200に設定し、投票画面受付処理を終了する。
次に、第2の実施形態の出走表レース場情報表示処理について図11を用いて説明する。図11は、第2の実施形態の出走表レース場情報表示処理のフローチャートを示す図である。
出走表レース場情報表示処理は、1以上の出走表やレース場情報をディスプレイ305に表示する処理である。発券制御部35は、投票を受け付ける前に出走表やレース場情報を表示することにより、利用者に対し投票内容を決定するための参考情報を提供できる。出走表レース場情報表示処理は、投票画面受付処理のステップS23で投票端末30の発券制御部35が実行する処理である。
[ステップS41]発券制御部35は、ホストコンピュータ50から出走表およびレース場情報を取得する。
レース場情報には、レース場のスケジュール、レース場で開催されるレースのグレード、コース別入着率および決まり手、枠番別コース取得率、季節別コース取得率、水面図、等の各種の情報が含まれる。
[ステップS42]発券制御部35は、現在レースが実施されている場の場名を表示部34へ出力し、情報を閲覧する場を利用者に選択させる閲覧場選択画面を表示する指示を表示部34に出す。発券制御部35から指示を受けた表示部34は、グラフィック処理ユニット315を介して閲覧場選択画面をディスプレイ305に表示させる。閲覧場選択画面は、後で図13を用いて説明する。
[ステップS43]発券制御部35は、入力受付部32から、タッチパネル306を介して利用者が選択した場を受け付ける。なお、発券制御部35は、複数の場を受け付けることができる。
[ステップS44]発券制御部35は、記憶部33に対し、ステップS43で選択された場を閲覧リストに記憶する指示を出す。なお、発券制御部35は、ステップS43で複数の場を受け付けた場合、複数の場を閲覧リストに記憶する指示を出す。
閲覧リストは、利用者が情報を閲覧する選択をした場の場名や閲覧した情報を記憶する情報であり、投票端末30が備える記憶装置に記憶される。閲覧リストは、閲覧項目選択画面や投票場選択画面等において閲覧した場名等を表示する際の情報として用いられる情報である。閲覧リストの初期状態は、空のリストである。閲覧リストは、投票画面受付処理の終了の際に初期化される。
[ステップS45]発券制御部35は、閲覧項目を表示部34へ出力し、閲覧項目を利用者に選択させる閲覧項目選択画面を表示する指示を表示部34に出す。発券制御部35から指示を受けた表示部3は、グラフィック処理ユニット315を介して閲覧項目選択画面をディスプレイ305に表示させる。
閲覧項目とは、ステップS43で選択された場について利用者に閲覧させる情報の項目である。閲覧項目の具体例として、出走表、今季コース別入着率、枠番別コース取得率等がある。また、発券制御部35は、閲覧項目を利用者に指定させる指定項目(選手名、選手の級別、グレード別開催場一覧表等)を含むプルダウンメニューを表示し、入力受付部32からタッチパネル306を介して利用者から指定項目を受け付けることもできる。閲覧項目は、予め記憶部33に記憶された情報であってもよいし、ホストコンピュータ50から取得したレース場情報に基づいて発券制御部35が抽出し記憶部33に記憶した情報であってもよい。閲覧項目選択画面は、後で図14を用いて説明する。
[ステップS46]発券制御部35は、入力受付部32から、タッチパネル306を介して利用者が選択した閲覧項目を受け付ける。また、発券制御部35は、記憶部33に対し、選択された閲覧項目を閲覧リストに記憶する指示を出す。発券制御部35は、閲覧項目が出走表の場合にステップS47にすすみ、閲覧項目がレース場情報の場合にステップS48にすすみ、閲覧項目が指定項目の場合にステップS49にすすむ。
なお、複数の閲覧項目の選択を受け付けた場合、発券制御部35は、選択された閲覧項目に応じてステップS47〜S49を順に実行してもよい。たとえば、出走表とレース場情報の選択を受け付けた場合、発券制御部35は、ステップ47を実行した後にステップS48を実行してもよい。
[ステップS47]発券制御部35は、選択された場の出走表を情報閲覧画面に表示する指示を表示部34に出す。情報閲覧画面とは、ステップS46で受け付けた閲覧項目について表示する画面である。発券制御部35から指示を受けた表示部34は、グラフィック処理ユニット315を介して出走表をディスプレイ305に表示させる。
たとえば、発券制御部35が、ステップS43でA場およびB場の選択を受け付け、ステップS46で出走表を受け付けた場合について説明する。発券制御部35は、A場の出走表とB場の出走表とを対応付けた情報閲覧画面をディスプレイ305に表示させる。また、発券制御部35は、利用者からタッチパネル306を介して選択を受け付けた日時において開催されているレースの出走表のみを抽出して情報閲覧画面に表示するよう指示を出すことができる。
[ステップS48]発券制御部35は、選択された場のレース場情報を情報閲覧画面に表示する指示を表示部34に出す。発券制御部35から指示を受けた表示部34は、グラフィック処理ユニット315を介して情報閲覧画面をディスプレイ305に表示させる。
なお、発券制御部35は、レース場情報から抽出した情報を情報閲覧画面に表示できる。たとえば、発券制御部35は、利用者が投票端末30を操作した年月日において開催されるレースのスケジュールや、昨年の同月又は同季節におけるコース別入着率等の情報をレース場情報から抽出し表示できる。レース場情報に基づく情報閲覧画面の一例について、後で図15を用いて説明する。
[ステップS49]発券制御部35は、利用者に選択された指定項目を情報閲覧画面に表示する指示を表示部34に出す。発券制御部35から指示を受けた表示部34は、グラフィック処理ユニット315を介して利用者に指定された項目をディスプレイ305に表示させる。
なお、発券制御部35は、出走表又はレース場情報から指定項目に関連する情報を抽出し、情報閲覧画面に表示できる。たとえば、指定項目として選手名を受け付けた場合、発券制御部35は、選手名で指定された選手が出走するレースの出走表を抽出して表示できる。
[ステップS50]発券制御部35は、入力受付部32からタッチパネル306を介して利用者から画面遷移の指示を受け付ける。具体的には、発券制御部35は、別な情報を閲覧する指示又は投票にすすむ指示のいずれかの指示を受け付ける。発券制御部35は、別な情報を閲覧する指示を受け付けた場合はステップS42にもどり、投票にすすむ指示を受け付けた場合は出走表レース場情報表示処理を終了する。
次に、第2の実施形態の投票カード受付処理について図12を用いて説明する。図12は、第2の実施形態の投票カード受付処理のフローチャートを示す図である。
投票カード受付処理は、投票カード出入口301に投入された投票カードを読み取り、投票を受け付ける処理である。投票カード受付処理は、発券処理のステップS15で投票端末30の発券制御部35が実行する処理である。
[ステップS61]発券制御部35は、カード読取判定部31を介し、投票カード読取ユニット325に対し投票カード出入口301に投入された投票カードを読み取る指示をする。カード読取判定部31が読み取った情報は、発券制御部35へ通知する。なお、投票カードを読み取り取得する情報とは、投票カードの項目、項目に対応したマーク欄、投票カードに記入されたマーク等を含む。
[ステップS62]発券制御部35は、カード読取判定部31が読み取った情報に基づき、投票カードに記入された内容について誤りが有るか否かを判定する。
発券制御部35は、投票カードに記入の誤りが有る場合はステップS63にすすみ、投票カードに記入の誤りが無い場合はステップS65にすすむ。
[ステップS63]発券制御部35は、投票カードに誤記がある旨を表示する指示を表示部34に出す。発券制御部35から指示を受けた表示部34は、グラフィック処理ユニット315を介して投票カードに誤記がある旨をディスプレイ305に表示させる。
発券制御部35は、記入内容に不整合がある場合、投票カードに誤りがあると判定できる。たとえば、式別「3連単」にマークが記入され、1着と2着の艇番のみマークが記入されており、3着の艇番にマークが記入されていない場合、発券制御部35は、投票カードの記入に誤りが有ると判定できる。また、投票カードの複数場購入の欄にマークが記入され、場名に複数の場名を選択するマークが記入されていない場合、発券制御部35は、投票カードの記入に誤りが有ると判定できる。
[ステップS64]発券制御部35は、入出力インタフェース316を介して投票カード出入口301から投票カードを排出する指示を出し、利用者に投票カードを返却し、ステップS19にすすむ。
[ステップS65]発券制御部35は、カード読取判定部31を介して投票カードの複数場購入の欄にマークが記入されているか否かを判定する。
発券制御部35は、複数場購入の欄にマークが記入されていない場合はステップS66にすすみ、記入されている場合はステップS68にすすむ。
[ステップS66]発券制御部35は、カード読取判定部31を介して投票カードの場名の欄にマークが記入された場名を読み取る。
[ステップS67]発券制御部35は、投票データ200にステップS66で受け付けた場名を設定する。
[ステップS68]発券制御部35は、カード読取判定部31を介してカードの場名の欄にマークが記入された複数の場名を読み取る。
[ステップS69]発券制御部35は、投票データ200に場流しフラグ「1」を設定し、ステップS25で受け付けた複数の場名を設定する。
[ステップS70]発券制御部35は、投票カードに記入された投票方法(式別、流し投票、ボックス投票等)、レース番号、艇番および着順、購入金額についてカード読取判定部31を介して取得し、投票データ200に設定し、投票カード受付処理を終了する。
次に、第2の実施形態の閲覧場選択画面について図13を用いて説明する。図13は、第2の実施形態の閲覧場選択画面の一例を示す図である。
閲覧場選択画面800は、情報を閲覧する場を利用者からタッチパネル306を介して受け付けるためにディスプレイ305に表示する画面である。閲覧場選択画面800は、出走表レース場情報表示処理のステップS42で表示される画面の一例である。以下の説明において、利用者が投票端末30を操作した月日が6月8日であり、投票端末30はA場に設置されているものとする。
閲覧場選択画面800は、場を選択するためのボタン801,802,803,804,805,806,807、場選択説明表示領域808、次にすすむためのボタン809を含む。
場を選択するためのボタン801〜807は、各ボタンに表示された場名を選択するボタンである。発券制御部35は、記憶部33に対し、押下して選択された場名を閲覧リストに記憶する指示を出す。利用者は、場を選択するためのボタン801〜807を用いて1以上の場を選択できる。
場選択説明表示領域808は、利用者に対して場を選択するために参考となる説明を表示する領域である。たとえば、場選択説明表示領域808は、「本日(6月8日)、B場でG1レースXYZ杯開催中!」のように、利用者が投票端末30を操作した月日における開催レースの説明(レース開催場名、レースのグレード、レースの名称、スポンサーの名称等)を表示できる。このように、利用者が操作した投票端末30が設置されたA場だけでなく、他の場の説明を表示することにより、他の場についての利用者の関心を高めることができる蓋然性が高い。これに伴い、複数場の投票券の購入の促進および売上高の向上を図ることが可能となる。
また、場選択説明表示領域808は、「本日(6月8日)、D場,F場,I場においてレースは開催されておりません」のように、利用者が投票端末30を操作した月日における各場におけるスケジュールを表示できる。また、スケジュールを表示するとともに、場を選択するためのボタン801〜807に、レースが開催されていないD場,F場,I場を表示しないことで利用者による選択の誤りを防止できる。また、場選択説明表示領域808は、「次の画面で、ご覧になりたい情報(出走表/コース別入着率等)を選択できます」のように、閲覧場選択画面800で選択した場について閲覧したい情報を次の画面で選択できる旨の説明を表示できる。なお、開催レースの説明や開催スケジュールの情報は、投票端末30がホストコンピュータ50から取得できる。
次にすすむためのボタン809は、選択した場について閲覧する項目を選択する画面(閲覧項目選択画面)を表示する際に利用者が押下するボタンである。
次に、第2の実施形態の閲覧項目選択画面について図14を用いて説明する。図14は、第2の実施形態の閲覧項目選択画面の一例を示す図である。
閲覧項目選択画面810は、情報を閲覧する項目を利用者からタッチパネル306を介して受け付けるために表示する画面である。閲覧項目選択画面810は、出走表レース場情報表示処理のステップS45で表示される画面である。閲覧項目選択画面810は、閲覧場選択画面800で次にすすむためのボタン809が押下された場合にディスプレイ305で表示する画面である。以下の説明において、閲覧場選択画面800でA場およびB場が選択されたものとする。
閲覧項目選択画面810は、出走表を表示するためのボタン811、レース場情報を表示するためのボタン812,813,814,815、項目を選択するためのボタン816、項目選択説明表示領域817、次にすすむためのボタン818を含む。また、閲覧項目選択画面810は、閲覧場選択画面800で選択された場名を表示できる。発券制御部35は、記憶部33を介して閲覧リストに記憶された場名を読み出し、表示部34を介してディスプレイ305に表示する指示を出す。
出走表を表示するためのボタン811は、閲覧選択されたA場およびB場の出走表の全ての項目を表示するために押下するボタンである。
レース場情報を表示するためのボタン812〜815は、閲覧選択されたA場およびB場のレース場情報を表示するために押下するボタンである。発券制御部35は、記憶部33に対し、押下して選択された項目を閲覧リストに記憶する指示を出す。
表示する項目を選択するボタン816は、表示する指定項目を選択するために押下するボタンである。表示する項目を選択するボタン816を押下した場合、プルダウンメニューが表示される。利用者は、表示する指定項目をプルダウンメニューから選択できる。プルダウンメニューで選択できる指定項目の例として、選手名、グレード別開催場一覧表等がある。
項目選択説明表示領域817は、利用者に対して閲覧する項目を選択するために参考となる説明を表示する領域である。たとえば、項目選択説明表示領域817は、「本日(6月8日)、夏季のコース別入着率がご覧いただけます(集計期間:昨年6月1日〜8月31日)」のように、利用者が投票端末30を操作した月日における情報を提供することを表示できる。また、項目選択説明表示領域817は、「[レース場情報:コース別入着率(対比)]は、複数場の入着率と枠番別コース取得率1位を対比して表示します」のように、各ボタンを押下した場合に表示される内容について表示できる。
次にすすむためのボタン818は、閲覧する項目を表示する画面(情報閲覧画面)を表示する際に利用者が押下するボタンである。
次に、第2の実施形態の情報閲覧画面について図15を用いて説明する。図15は、第2の実施形態の情報閲覧画面の一例を示す図である。
情報閲覧画面820は、閲覧場選択画面800で選択された場について、閲覧項目選択画面810で選択された項目の情報をディスプレイ305に表示した画面である。情報閲覧画面820は、閲覧項目選択画面810で次にすすむためのボタン818が押下された場合にディスプレイ305で表示される画面である。情報閲覧画面820は、出走表レース場情報表示処理のステップS48で表示される画面の一例である。以下の説明において、閲覧場選択画面800でA場およびB場が選択され、閲覧項目選択画面810で「レース場情報:コース別入着率(対比)」が選択されたものとする。
情報閲覧画面820は、A場およびB場についてコース別入着率と枠番別コース取得率1位のデータを対比した表、別な情報を閲覧するためのボタン821、次にすすむためのボタン822を含む。
コース別入着率のデータは、ホストコンピュータ50から受信したレース場情報から発券制御部35が抽出したデータである。コース別入着率のデータは、利用者が投票端末30を操作した月日を含む昨年のコース別入着率のデータを発券制御部35が抽出したデータである。たとえば、利用者が投票端末30を操作した月日が6月8日である場合、発券制御部35は、昨年の夏季(夏季のデータ集計期間は、昨年6月1日〜8月31日)のデータを抽出できる。なお、コース別入着率は季節別(春季、夏季、秋季、冬季)で集計される場合が多いため、昨年の同時期である夏季のデータについて発券制御部35が抽出した例を示したが、その他の期間でデータの抽出を行ってもよい。たとえば、1カ月単位でデータを集計している場合、発券制御部35は、昨年6月に集計されたコース別入着率のデータを抽出し表示してもよい。
枠番別コース取得率1位のデータは、ホストコンピュータ50から受信したレース場情報から発券制御部35が抽出したデータである。枠番別コース取得率のデータは、枠番を縦軸としコース番号を横軸としたマトリクス状のデータである。枠番別コース取得率1位のデータは、マトリクス状のデータから、枠番別にコース取得率が1位のデータのみを発券制御部35が抽出したデータである。枠番別コース取得率1位のデータは、コース別入着率のデータを閲覧する際に合せて利用者に閲覧される場合が多いデータであるため、両データを対応付けて表示することで利用者の利便性の向上を図る。
別な情報を閲覧するためのボタン821は、別な情報を閲覧する際に利用者が押下するボタンである。別な情報を閲覧するためのボタン821を押下した場合、閲覧項目選択画面810が表示される。次にすすむためのボタン822は、投票にすすむ際に利用者が押下するボタンである。
このように、情報閲覧画面820は、利用者が選択した場について、利用者が投票端末を操作した月日に応じたコース別入着率を対比して表示することが可能である。これにより、複数場について投票券購入を検討する利用者に対し、きめ細かい情報提供が可能となる。
次に、第2の実施形態の投票場選択画面について図16を用いて説明する。図16は、第2の実施形態の投票場選択画面の一例を示す図である。
投票場選択画面830は、投票する場を利用者からタッチパネル306を介して受け付けるためにディスプレイ305に表示する画面である。投票場選択画面830は、投票画面受付処理のステップS24で表示される画面の一例である。以下の説明において、利用者が投票前に、閲覧場選択画面800でA場およびB場を選択し、閲覧項目選択画面810で「レース場情報:コース別入着率(対比)」を選択したものとする。
投票場選択画面830は、場を選択するためのボタン831,832,833,834,835,836,837、情報を閲覧した場名表示領域838、次にすすむためのボタン839を含む。
場を選択するためのボタン831〜837は、各ボタンに表示された場名を選択するボタンである。発券制御部35は、記憶部33に対し、押下して選択された場名を選択場名リストに記憶する指示を出す。利用者は、場を選択するためのボタン831〜837を用いて1以上の場を選択できる。
情報を閲覧した場名表示領域838は、利用者が閲覧した場名等を表示する領域である。発券制御部35は、記憶部33を介して閲覧リストに記憶された場名等を読み出し、表示部34を介してディスプレイ305に表示する指示を出す。ここでは、利用者が投票前にA場およびB場のレース場情報を閲覧しているため、情報を閲覧した場名表示領域838に場名(A場、B場)と、閲覧された情報(「レース場情報:コース別入着率(対比)」)が表示される。次にすすむためのボタン839は、投票にすすむ際に利用者が押下するボタンである。
このように、投票場選択画面830は、閲覧場選択画面800で選択した場を表示する。利用者は、以前の画面で閲覧した場を投票場選択画面830において確認できるため、閲覧した場に投票したいと考えているが閲覧した場を忘れてしまった場合等に有用である。
次に、第2の実施形態の投票方法選択画面について図17を用いて説明する。図17は、第2の実施形態の投票方法選択画面の一例を示す図である。
投票方法選択画面840は、投票する方法を利用者からタッチパネル306を介して受け付けるためにディスプレイ305に表示する画面である。投票方法選択画面840は、投票画面受付処理のステップS29で表示される画面の一例である。以下の説明において、利用者が投票場選択画面830で、A場およびB場を選択したものとする。
投票方法選択画面840は、投票方法を選択するためのボタン841,842,843,844,845,846,847、選択した場名表示領域848、次にすすむためのボタン849を含む。
投票方法を選択するためのボタン841〜847は、各ボタンに表示された賭式を選択するボタンである。発券制御部35は、記憶部33に対し、押下して選択された賭式を記憶する指示を出す。利用者は、投票方法を選択するためのボタン841〜847を用いて1以上の投票方法を選択できる。
投票した場名表示領域848は、利用者が投票した場名を表示する領域である。ここでは、利用者がA場およびB場に投票しているため、投票した場名表示領域848に場名(A場、B場)が表示される。次にすすむためのボタン849は、投票にすすむ際に利用者が押下するボタンである。
なお、これらは一例であり、投票方法選択画面840は、他の表示や画面構成等を含むことができる。たとえば、投票方法選択画面840は、修正するためのボタンを含み、修正するためのボタンが押下された場合に修正を受け付ける画面に遷移してもよい。
このように、投票方法選択画面840は、投票場選択画面830で選択した投票場を表示する。利用者は、投票方法選択画面840において投票する場を確認できるため、特に複数の場を投票対象として選択した場合に有用である。
こうして、投票端末30では、複数の場名が記入された投票カードを受け付け、又は、タッチパネル306を介して複数の場名の入力を受け付けることで、複数の場名を指定した投票券の発売ができる。
また、投票端末30において各種の情報を画面表示して提供することにより、パソコンやタブレット端末等の情報機器を持ち合せていない利用者であっても、投票内容を検討するための情報にアクセスしやすくなる。
また、投票端末30は、複数の場についてレース場情報を対比して表示したり、利用者が操作している投票端末30が設置された場以外のレース場情報について表示したりする。これにより、投票端末30は、利用者が複数場について投票券を購入するよう促し、売上の促進を図ることが可能となる。また、投票端末30は、複数の場の出走表やレース場情報を提供することで、利用者に対する利便性を向上できる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、投票端末1,30が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等がある。磁気記憶装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等がある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)/RW(ReWritable)等がある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)等がある。
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP、ASIC、PLD等の電子回路で実現することもできる。
なお、本実施の形態で説明した投票端末は一例であり、有人・無人の現金による発券機/発払機や会員カード等を用いてキャッシュレスで投票が可能なキャッシュレス端末等も含まれる。投票カードを用いて投票が可能な装置全般を含む。また、その他の発売機・発券機にも応用が可能である。
また、上述の実施の形態は、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
さらに、上述の実施の形態は、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではない。
1,30 投票端末
2 入力受付部
3 制御部
4 表示部
5 情報閲覧画面
6 投票画面
7 記憶部
40 ネットワーク
50 ホストコンピュータ
100 投票システム
301 投票カード出入口
302 硬貨出入口
303 投票券/レシート排出口
304 紙幣出入口
305 ディスプレイ
306 タッチパネル
307 ICカード読取部

Claims (8)

  1. 投票の際に参考とする情報である投票参考情報を閲覧する選択の入力を受け付け、
    前記投票参考情報を閲覧するレース場を指定する閲覧場名の入力を受け付け、
    前記投票参考情報を閲覧する項目を指定する閲覧項目の入力を受け付ける入力受付部と、
    前記投票参考情報を記憶部から読み出し、
    前記閲覧場名で指定されたレース場について前記閲覧項目に基づき前記投票参考情報から情報を抽出し、
    前記抽出した情報を情報閲覧画面に表示する指示を表示部に出す制御部と、
    を備える投票端末。
  2. 前記制御部は、
    前記閲覧場名として第1の場名と第2の場名の入力を受け付け、
    前記第1の場名で指定されたレース場について前記投票参考情報から前記閲覧項目を抽出した情報と前記第2の場名で指定されたレース場について前記投票参考情報から前記閲覧項目を抽出した情報とを対応付けた情報を前記情報閲覧画面に表示する指示を前記表示部に出す、
    請求項1記載の投票端末。
  3. 前記制御部は、
    前記情報閲覧画面を表示した後、投票内容を受け付ける画面である投票画面に遷移する指示を受け付け、
    前記投票画面において前記閲覧場名を表示する指示を前記表示部に出す、
    請求項1記載の投票端末。
  4. 前記制御部は、
    前記閲覧場名の入力を受け付ける際に、前記投票参考情報を閲覧する選択の入力を受け付けた月日にレースが開催される場名を表示する指示を前記表示部に出し、
    前記レースが開催される場名から前記閲覧場名を選択する入力を受け付ける、
    請求項1記載の投票端末。
  5. 前記投票参考情報は、レース場ごとの情報であり、出走表、水面図、コース別入着率、枠番別コース取得率のうち少なくとも1つを含む、
    請求項1記載の投票端末。
  6. 前記制御部は、
    前記入力受付部が受け付けた前記閲覧項目がコース別入着率である場合に、
    前記投票参考情報に含まれる前年度のコース別入着率の情報から前記入力を受け付けた月日の前年同月同日が含まれる期間の情報を抽出し、
    前記抽出した情報を前記情報閲覧画面に表示する指示を前記表示部に出す、
    請求項4および請求項5記載の投票端末。
  7. 入力受付部と表示部と制御部と記憶部とを備えた投票端末における情報表示方法であって、
    前記入力受付部は、
    投票の際に参考とする情報である投票参考情報を閲覧する選択の入力を受け付け、
    前記投票参考情報を閲覧する場名である閲覧場名の入力を受け付け、
    前記投票参考情報を閲覧する項目である閲覧項目の入力を受け付け、
    前記制御部は、
    前記投票参考情報を記憶部から読み出し、
    前記閲覧場名で指定されたレース場について前記閲覧項目に基づき前記投票参考情報から情報を抽出し、
    前記抽出した情報を情報閲覧画面に表示する指示を前記表示部に出し、
    前記表示部は、
    前記情報閲覧画面を表示する、
    投票端末における情報表示方法。
  8. 投票端末とホストコンピュータとを有する投票システムであって、
    前記投票端末は、
    投票の際に参考とする情報である投票参考情報を閲覧する選択の入力を受け付け、
    前記投票参考情報を閲覧する場名である閲覧場名の入力を受け付け、
    前記投票参考情報を閲覧する項目である閲覧項目の入力を受け付ける入力受付部と、
    前記投票参考情報を記憶部から読み出し、
    前記閲覧場名で指定されたレース場について前記閲覧項目に基づき前記投票参考情報から情報を抽出し、
    前記抽出した情報を情報閲覧画面に表示する指示を表示部に出す制御部とを備え、
    前記ホストコンピュータは、
    前記投票参考情報を記憶した記憶部と、
    前記投票端末に前記投票参考情報を送信する制御部とを備える、
    投票システム。
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