JP4808943B2 - 投票券発行装置、投票券発行方法および投票券発行プログラム - Google Patents

投票券発行装置、投票券発行方法および投票券発行プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4808943B2
JP4808943B2 JP2004234836A JP2004234836A JP4808943B2 JP 4808943 B2 JP4808943 B2 JP 4808943B2 JP 2004234836 A JP2004234836 A JP 2004234836A JP 2004234836 A JP2004234836 A JP 2004234836A JP 4808943 B2 JP4808943 B2 JP 4808943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voting
membership card
temporary
points
membership
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004234836A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006053751A (ja
Inventor
清 久保村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Frontech Ltd filed Critical Fujitsu Frontech Ltd
Priority to JP2004234836A priority Critical patent/JP4808943B2/ja
Publication of JP2006053751A publication Critical patent/JP2006053751A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4808943B2 publication Critical patent/JP4808943B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、公営競技における投票券発行装置に関し、より詳細には従来の投票券の発行に加えてポイントサービスのためのポイントを付与した会員証の発行を行う投票券発行装置、投票券発行方法および投票券発行プログラムに関する。
ポイントサービスは色々な業種で実施されているが、これは購入金額に応じてポイントを付与し、このポイントを貯めることにより景品の交換やサービスの提供が受けられるものである。このポイントサービスは販売業者にとってはリピート客を獲得していわゆる囲い込みが行えるとともに、ポイントサービス開始の際の会員登録で得られる個人情報を基にマーケッテングが行えることもメリットの一つと考えている。
一方、競輪や競馬などの公営競技ではポイントサービスの実施はほとんど行われていないのが実情である。これは、それぞれの競技に対するファンは固定化しており競合相手が実質いないに等しいことによるものと思われる。しかし、近年の公営競技は一時のブームを過ぎて売上高は下降気味にあり、公営競技をより魅力的なものにすべくポイントサービスの導入も検討されている。それとともに、公営競技に対するポイントサービスの提案も多くなされている。
例えば、従来のマークカードに代えて投票券用ICカードに投票情報を記録しておきこの投票券用ICカードで投票券の購入を行うと購入金額に応じてポイントが付与され投票券用ICカードに記録される提案がなされている。本提案は紙と印刷による費用低減を目的としたものである(特許文献1)。
また、投票券の購入時間帯に応じてポイント数を算出し、不的中券(外れ投票券)に対してこのポイント数を付与することにより、投票券購入の締切り間際の混雑防止と不的中券の回収を行う提案がなされている(特許文献2)。
また、レース終了後に投票券を自動払戻機に挿入すると、的中、不的中に係わらず投票内容に応じてポイント数を付与して顧客のポイントカードに記録するもので、これにより不的中券の飛散を防止する提案がなされている(特許文献3)。
特開2001−209748号公報 特開2002−259615号公報 特開2001−175789号公報
上記に示したように、ポイントサービスは各種業界で実施されているが、公営競技ではこのポイントサービスの提案がなされているもののその普及は今一つの感がある。その原因の一つに会員証発行の問題が考えられる。即ち、ポイントサービスの開始に当たって顧客には予め会員になって貰うことが一般的であり、このために顧客に会員登録を行って貰い会員証を渡していた。この会員登録には氏名や住所等の個人情報の入力が求められ、入力に要する時間更には会員証を発行する時間を要し、競技場に来た顧客にこれらの時間を求めることは困難である。特に、電車やバスなどを利用して競技場に来る顧客は短時間に集中すること、レースの合間においても次のレースを予想し、投票券の購入を行うことを考えるとこの時間においても会員登録を行い会員証を発行することは困難であり、これがポイントサービス普及の障害の一つになっていた。
また、ポイントサービスを行うに当たって競技主催元は多大な設備投資をしたくない、ということもサービス普及を妨げる一因ともなっていた。
本発明の目的は、上記問題を解決する投票券発行装置、投票券発行方法および投票券発行プログラムを提供することにある。
本発明の投票券発行装置、投票券発行方法および投票券発行プログラムは以下のように構成される。
(1)第1の発明
第1の発明は、顧客が投票券を購入するとポイントを付与した仮会員証を投票券と共に発行するものである。
その原理を図1を用いて説明する。第1の発明は、図1に示すように投票情報取得手段10、会員証情報作成手段20および発行手段30で構成する。
投票情報取得手段10は、投票券発行装置に入力された投票カードから投票金額を含む投票情報を取得する。投票金額は賭け金のことである。
会員証情報作成手段20は、投票情報を取得した後に他の番号と重なることのない仮会員番号を生成すると共に、投票情報から得られた投票金額に応じてポイント数を算出しておく。
発行手段30は、会員証情報作成手段20で生成した仮会員番号と算出したポイント数を含んだ仮会員証、および投票情報から作成した投票券を発行する。
本構成により投票券を本発明の投票券発行装置で購入すると獲得したポイント数を含む仮会員証を自動的に作成する。また、その仮会員証はユニークな会員番号を持つものである。
(2)第2の発明
第2の発明は、投票カードの他に1枚以上の仮会員証が入力されたとき、仮会員証のポイント数の合計に今回購入によって付与されるポイント数を加えて1枚の仮会員証を発行するものである。
その原理を図2を用いて説明する。第2の発明は、図2に示すように投票情報取得手段10、会員証情報取得手段40、会員証情報作成手段21および発行手段31で構成する。
投票情報取得手段10は、第1の発明と同一であるので説明を省略する。
会員証情報取得手段40は、入力された1枚以上の仮会員証から仮会員番号とポイント数を入力された枚数分取得する。
会員証情報作成手段21は、取得した仮会員番号の中から任意の一つの仮会員番号を選択する。さらに、取得したポイント数を合計し、このポイント数に投票情報から得られた投票金額に応じて算出したポイント数を加えておく(合算する)。
発行手段31は、選択した仮会員番号と合算したポイント数を含む仮会員証と、投票情報から作成した投票券を発行する。
本構成により、仮会員証が入力されたときは第1の発明のようにユニークな仮会員番号を生成するのではなく入力された仮会員証の中から任意の番号を選んで仮会員証を発行する。また、ポイント数は入力された全ての仮会員証のポイント数に今回購入分のポイント数を加えたものとなる。
(3)第3の発明
第3の発明は投票カードの他に正会員証と1枚以上の仮会員証が入力されたとき、入力された正会員証と仮会員証を集約して新たな正会員証を発行するものである。
その原理を図3を用いて説明する。第3の発明は、図3に示すように投票情報取得手段10、会員情報取得手段41、会員証情報作成手段22および発行手段32で構成する。
投票情報取得手段10は、第1および第2の発明と同一であるので説明を省略する。
会員情報取得手段41は、入力された正会員証から正会員証番号とポイント数を取得し、さらに入力された1枚以上の仮会員証からはその枚数分のポイント数を取得する。正会員証は会員登録することにより作成された会員証である。。
会員証情報作成手段22は、正会員証のポイント数と1枚以上の仮会員証のポイント数(複数枚仮会員証がある場合はそれらのポイント数の合計)と、さらに投票情報から得られた投票金額に応じて算出したポイント数とを合算しておく。
発行手段32は、正会員証番号と合算したポイント数を含む正会員証と、投票情報から作成した投票券を発行する。
本構成により、正会員証が入力されたときは同時に入力された仮会員証のポイント数を集約し、新たな正会員証を発行する。
(4)第4の発明
第4の発明は第1の発明に基づいた投票券発行方法である。
(5)第5の発明
第5の発明は第1の発明に基づいた投票券発行プログラムである。
第1の発明により、顧客は従来と同様の操作で投票券を購入するだけで自動的にポイントを付与した仮会員証が受けられ、顧客による短時間に集中した投票券の購入が行われても会員証の発行が可能となりポイントサービスの実施が可能となる。
第2の発明により、投票券購入の際に1枚以上の仮会員証を入力すると、今回の投票券購入分を含めて纏めて1枚の仮会員証に集約できる。このため、以前に発行を受けた仮会員証を複数枚持つ面倒はなくなる。
第3の発明により、正会員証の携帯を忘れても自動的に作成される仮会員証を持っておけばそれらを後日正会員証に集約でき、獲得したポイント数を無駄にすることはなくなる。
第4の発明および第5の発明により、投票券購入の際にポイントサービスが受けられる仮会員証の自動発行が可能な投票券発行方法および投票券発行プログラムの提供ができる。
第1〜第5の発明を通じて、会員証は投票券と同様に印刷できるので、従来の投票券発行装置のハードはそのまま利用しながらプログラムを変更するだけでポイントサービスのための会員証の発行を行うことが可能である。
従来の投票券発行装置にプログラムの追加を行う程度の変更で仮会員証の発行が可能なように実現した。
本発明の実施例について図4から図9を用いて説明する。図4は本発明の特徴である仮会員証および正会員証の運用の概念を説明する図である。
全体はトータリゼータシステム100と会員登録システム400から成り立っており、トータリゼータシステム100は従来のシステムでホストコンピュータ200に投票券の購入と的中投票券の払戻しとを行う自動発払機300の端末が接続されている(この自動発払機300の他に窓口で投票券の発券を行う端末やオッズを表示する表示端末等が接続されているが、本発明とは直接関係しないので図示していない)。この自動発払機300に投票券、投票カード、会員証が挿入されると、自動発払機300は券面に印刷された情報の読み取りが可能である。また、投票券、会員証を印刷し発行することが可能である。顧客が投票券の購入を行うとき、投票カードおよび現金を自動発払機300に入れると投票カードに記入した投票券と仮会員証が発行される。この仮会員証には購入金額に応じたポイント数が付与されている。顧客が既に仮会員証を持っている場合は、投票券の購入に際してその仮会員証を挿入するとそのポイント数に今回の購入額に対して付与されたポイント数を加えた新しい仮会員証が発行される。挿入した仮会員証が複数枚の場合は、それらのポイント数の合計に今回の購入額で付与されたポイント数を加えた1枚の仮会員証が発行されることになる。そして、挿入した仮会員証は廃券とし自動発払機300内に回収される。さらに、正会員証が複数の仮会員証とともに挿入された場合は、ポイント数は正会員証のポイント分、仮会員証のポイント分および今回付与されたポイント分の3つが合算された新しい正会員証が発行される。このように、自動発払機300は、挿入された仮会員証、正会員証の有無で幾つかのパターンを処理する。
会員登録システム400は仮会員証を基に会員登録を行うもので、パソコン(PC)500とそこに接続されたスキャナ600およびプリンタ700から構成する。詳細は後述するが、仮会員証をスキャナ600で読み取り、個人情報の入力を行うと会員登録が行われ、ここで初めてプリンタ700から正会員証が発行されることになる。この時、仮会員証のポイント数は正会員証に引き継がれる(複数の仮会員証を読み込ませた場合はその合計のポイント数が正会員証に引き継がれる)。
図5は、仮会員証と正会員証の例を示す。両会員証には会員番号、ポイント数、二次元バーコードの情報が印刷されるが、正会員証は会員登録時に個人情報が入力されるのでこの情報を基に顧客の氏名が印刷される。また、仮会員証と正会員証とを自動発払機300が識別するために会員番号の所定の桁に識別コードが挿入されている。例えば、会員番号の1桁目が「0」の場合は仮会員証であり、「1」の場合は正会員証である。
次に、自動発払機300の構成を図6により説明する。自動発払機300は、全体を制御するCPU(Central Processing Unit)301、プログラムやデータを記憶するMEM(Memory)302、ホストコンピュータとのインターフェースであるホスト接続ユニット303を備え、入出力機器として顧客への操作案内やデータ入力が可能なカラー画面タッチパネル310、顧客に対する音声操作案内を行う音声ユニット320、現金データの入出力を行うICカードユニット330、投票券および会員証の発行を行う投票券発行ユニット340、投票券および会員証の読み取りを行う投票券読取ユニット350、投入紙幣および放出紙幣の識別と計数を行う紙幣還流ユニット360、投入硬貨および放出硬貨の識別と計数を行う硬貨還流ユニット370、投票用OMR(Optical Mark Reading)カードの読み取りを行う投票カード読取ユニット380および操作および動作履歴の印刷を行うジャーナルユニット390から構成する。本発明の仮会員証および正会員証は、投票券発行ユニット340および投票券読取ユニット350でそれぞれ発行と読み取りが行われ、本発明の実施に当たって従来の自動発払機300のハード的な改造を不要とするものである。
次に、自動発払機300の処理フローを図7を用いて説明する。ここでは、自動発払機300は図6に示す構成になっているものとし、投票券を購入する過程でポイントが付いた仮会員証または正会員証が発行される処理を説明する。また、この説明では触れないが、投票券の購入に必要な金額は、紙幣還流ユニットに現金の投入あるいは的中投票券の挿入で賄えているものとする。
まず、図7のステップS10(以下、単にSnnと言う)において投票券読取ユニット350に媒体(会員証もしくは投票券)が挿入されているかどうかをチェックし、挿入されていればその媒体の読込みを行う(S20)。媒体が会員証であれば(S30)読み取った会員番号とポイントを退避しておく(この時の会員証は仮会員証でも正会員証でもよい)。ポイントの退避は会員証が複数あって2枚目以降であれば既に退避してあるポイント数に読み取ったポイント数を加算して退避するものとする(この時のポイント数をP2とする)。読み取られた会員証は廃券とする。そして、S10に戻り、媒体の挿入の有無のチェックを行う(S40〜S60)。
S30で投票券読取ユニット350が読み取った媒体が投票券であった場合は、ホストコンピュータ200と交信し、払戻金の算出を行って算出された払戻金を退避しておく。投票券が的中でなければ払戻金は「0円」が算出されることになる。また、払戻金の退避は投票券が複数あって2枚目以降であれば既に退避してある払戻金に算出した払戻金を加算して退避するものとする。読み取られた投票券は廃券とする。そして、S10に戻り、媒体の挿入の有無のチェックを行う(S70〜S90)。
S10で投票券読取ユニット350に媒体がないときはS100に進み、投票カード読取ユニット380に媒体(即ち投票カード)が挿入されているかどうか、をチェックする。媒体が挿入されている場合は、媒体である投票カードを読込みホストコンピュータ200と交信して投票券を印刷する。さらに、購入額に応じたポイント数を算出し、退避する。ポイント数の退避は投票カードが複数あって2枚目以降であれば既に退避してあるポイント数に算出したポイント数を加算して退避するものとする(この時のポイント数を新規ポイントP1とする)。そして、S10に戻る(S110〜S140)。
以上で投票券読取ユニット350および投票カード読取ユニット380のいづれか、または両方に挿入された媒体は全て読み込まれたことになり、以降は会員証(仮会員証か正会員証のいづれか)の印刷を行い、S130て印刷した投票券と共に放出する処理に入る。まず、S150に進み会員証挿入があったかをチェックする。会員証の挿入が無かったとき、ユニークな仮会員証番号を生成し、印刷するポイント数をP1として仮会員証の印刷を行う。ユニークな番号とは、例えば仮会員証の識別コードである「0」と、「自動発払機の機番」、「日付」および「通番」で構成する(S160〜180)。そして、この仮会員証と先に印刷した投票券を投票券発行ユニット340から放出し、もし釣り銭があれば釣り銭を紙幣還流ユニット360、硬貨還流ユニット370から放出する(S260)。
S150で会員証の挿入がなされていたときは、その中に会員証があったかどうかをS190で調べる。正会員証があったときは、S40で退避した会員番号から識別コードを基に正会員番号を選び、ポイント数をP1+P2として正会員証を印刷する。即ち、会員証が挿入された中に正会員証が含まれていれば、ポイント数は今回の購入分で付与されたポイント数を含めて正会員証に集約されたことになる(S200〜S220)。以降、投票券と正会員証はS260で放出される。
S190で正会員証でなかったとき、即ち仮会員証のみであったときは、退避した会員番号から任意の一つを選択して会員番号とし、ポイント数をP1+P2として仮会員証を印刷する。即ち、複数の仮会員証が挿入され、正会員証が含まれない場合はポイント数は今回の購入分で付与されたポイント数を含めて1枚の仮会員証に集約されたことになる(S230〜S250)。以降、投票券と仮会員証はS260で放出される。
以上、投票券の購入に伴いポイントがついた会員証が発行される処理のフローを説明した。投票券を購入せず(即ち、投票カードの挿入がない状態)に単に複数の仮会員証を挿入してもこのフローで1枚の仮会員証に集約して発行することが可能である。
次に、図4で説明した正会員証を発行する会員登録システム400をより詳細に説明する。会員登録システム400はPC500内に会員情報DB510と仮会員番号管理DB520のデータベースを持っており、会員情報DB510は例えば図8に示すように会員登録した会員の氏名や住所、性別等の個人情報が会員番号に対応付けられて格納されている。仮会員番号管理DB520は、会員登録システム400で正会員証を発行する際に読み込まれた仮会員証の番号が格納されている。これは、一度正会員証の発行に用いられた仮会員証を無効とするためのチェック用の番号控えである。
次に会員登録システム400のフローを図9を用いて説明する。まず、会員登録システム400はスキャナ600を用いて仮会員証から仮会員番号とポイント数を光学的に読み取る(S300)。読み取った仮会員番号を仮会員番号管理DB520を参照して新規の番号であることを確認する(S310、S320)。もし、仮会員番号が仮会員番号管理DB520に存在するようであれば、既にその仮会員証は正会員証に置き換えられたものであるから、無効である旨のメッセージを発する。具体的には例えばPC内蔵のブザーを鳴らし、画面に無効であるメッセージを表示する(S330)。
新規の番号であることが確認された仮登録番号は仮会員番号管理DB520に退避する(S340)。また、読み取ったポイント数は退避して置く(S350)。以上の処理を仮会員証の枚数分行い、全ての仮会員証の読込みが終了すると今回退避した仮会員番号の中から任意の1つを選び、仮会員証と正会員証を識別する識別コードを正会員証のコードに置き換え、正会員番号とする。更に、退避したポイント数を合算する。仮会員証のポイント数が合算されたことになる(S370、S380)。
次に顧客から得られた個人情報の入力を行う。個人情報は例えばOCRシートに予め記入されたものを読み取ってもよい。読み取られた個人情報は、正会員番号と対応させて会員情報DB510(会員情報DB510では、正会員番号を単に会員番号としている)に格納する。格納した個人情報は、公営競技の案内やマーケッテングの情報として用いられる(S390、S400)。
仮会員番号と合算したポイント数を基に氏名入りの正会員証を印刷し、発行する(S410)。
以上、会員登録システム400について説明した。この説明では、PC500が1台の場合であるが、数台を設置するようであればPC間をネットワークで結び、会員情報DB510と仮会員番号管理DB520を共有化すればよい。また、ここで説明した会員登録システムは、仮会員証を基に正会員証が発行するようにしたが、仮会員証がなくても個人情報の入力だけで正会員証の発行を行うようにしてもよい。その時はポイント数は「0」である。
本発明は仮会員証を投票券の購入時に同時発行することが特徴であるが、ポイントサービスを行うメリットの一つに、会員となって貰ってそこから得られる個人情報を取得することもあげられる。そこで、ポイントの交換は正会員証のポイントでのみ有効であることとし、仮会員証を基に会員登録を行って正会員証を発行するものである。これにより、個人情報を得ることができる。
ポイント交換は、正会員証に記載のポイント数から景品分を引いた正会員証を新たに発行し、元の正会員証は廃券とし回収すれば良い。
以上の実施例に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
入力された投票カードから投票金額を含む投票情報を取得する投票情報取得手段と、
前記投票情報の取得によりユニークな仮会員番号を生成し、前記投票金額に応じてポイント数を算出する会員証情報作成手段と、
前記仮会員番号と前記ポイント数とを含む仮会員証と、前記投票情報に基づいて作成した投票券とを発行する発行手段と
を有することを特徴とする投票券発行装置。
(付記2)
入力された投票カードから投票金額を含む投票情報を取得する投票情報取得手段と、
入力された1枚以上の仮会員証から仮会員番号とポイント数とをそれぞれ取得する会員情報取得手段と、
前記仮会員番号の中から任意の一つの仮会員番号を選択し、取得した前記ポイント数の合計と前記投票金額に応じて算出したポイント数とを合算する会員証情報作成手段と、
選択した前記仮会員番号と合算した前記ポイント数とを含む仮会員証と、前記投票情報に基づいて作成した投票券とを発行する発行手段と
を有することを特徴とする投票券発行装置。
(付記3)
入力された投票カードから投票金額を含む投票情報を取得する投票情報取得手段と、
会員登録により発行された正会員証から正会員番号とポイント数とを取得し、該正会員証と共に入力された1枚以上の仮会員証からポイント数を取得する会員情報取得手段と、
前記正会員証のポイント数と前記仮会員証のポイント数の合計と前記投票金額に応じて算出したポイント数とを合算する会員証情報作成手段と、
前記正会員番号と合算した前記ポイント数とを含む正会員証と、前記投票情報に基づいて作成した投票券とを発行する発行手段と
を有することを特徴とする投票券発行装置。
(付記4)
入力された投票カードから投票金額を含む投票情報を取得する投票情報取得手順と、
前記投票情報の取得によりユニークな仮会員番号を生成し、前記投票金額に応じてポイント数を算出する会員証情報作成手順と、
前記仮会員番号と前記ポイント数とを含む仮会員証と、前記投票情報に基づいて作成した投票券とを発行する発行手順と
を有することを特徴とする投票券発行方法。
(付記5)
入力された投票カードから投票金額を含む投票情報を取得する投票情報取得手段と、
前記投票情報の取得によりユニークな仮会員番号を生成し、前記投票金額に応じてポイント数を算出する会員証情報作成手段と、
前記仮会員番号と前記ポイント数とを含む仮会員証と、前記投票情報に基づいて作成した投票券とを発行する発行手段と
をコンピュータに機能させるための投票券発行プログラム。
(付記6)
前記会員情報取得手段で取得した仮会員証、または正会員証は廃券とし、前記発行手段では新たに仮会員証または正会員証を発行すること
を特徴とする付記2〜付記3に記載の投票券発行装置。
(付記7)
顧客から入力された1枚以上の仮会員証から仮会員番号とポイント数とを読み取り、該仮会員番号から任意の一つを正会員番号とし、該ポイント数を合算する正会員証情報作成手段と、
前記顧客に対して氏名を含む個人情報を入力させ、該個人情報を前記正会員番号に対応させて記憶する会員情報記憶手段と、
前記正会員番号と合算した前記ポイント数と前記氏名とを含んだ正会員証を発行する正会員証発行手段と
を有することを特徴とする会員登録システム。
第1の発明の原理図である。 第2の発明の原理図である。 第3の発明の原理図である。 全体の構成例である。 会員証の例である。 自動発払機の構成例である。 自動発払機の処理フロー例である。 会員情報DBのデータ例である。 会員登録システムの処理フロー例である。
符号の説明
10 投票情報取得手段
20 会員証情報作成手段
21 会員証情報作成手段
22 会員証情報作成手段
30 発行手段
31 発行手段
32 発行手段
40 会員情報取得手段
41 会員情報取得手段
100 トータリゼータシステム
200 ホストコンピュータ
300 自動発払機
301 CPU
302 MEM
303 ホスト接続ユニット
310 カラー画面タッチパネル
320 音声ユニット
330 ICカードユニット
340 投票券発行ユニット
350 投票券読取ユニット
360 紙幣還流ユニット
370 硬貨還流ユニット
380 投票カード読取ユニット
390 ジャーナルユニット
400 会員登録システム
500 PC
510 会員情報DB
520 仮会員番号管理DB
600 スキャナ
700 プリンタ

Claims (5)

  1. 入力された投票カードから投票金額を含む投票情報を取得する投票情報取得手段と、
    前記投票情報の取得によりユニークな仮会員番号を生成し、前記投票金額に応じてポイント数を算出する会員証情報作成手段と、
    前記仮会員番号と前記ポイント数とを含む仮会員証と、前記投票情報に基づいて作成した投票券とを発行する発行手段と
    を有することを特徴とする投票券発行装置。
  2. 入力された投票カードから投票金額を含む投票情報を取得する投票情報取得手段と、
    入力された1枚以上の仮会員証から仮会員番号とポイント数とをそれぞれ取得する会員情報取得手段と、
    前記仮会員番号の中から任意の一つの仮会員番号を選択し、取得した前記ポイント数の合計と前記投票金額に応じて算出したポイント数とを合算する会員証情報作成手段と、
    選択した前記仮会員番号と合算した前記ポイント数とを含む新たな仮会員証と、前記投票情報に基づいて作成した投票券とを発行する発行手段と
    を有することを特徴とする投票券発行装置。
  3. 入力された投票カードから投票金額を含む投票情報を取得する投票情報取得手段と、
    会員登録により発行された正会員証から正会員番号とポイント数とを取得し、該正会員証と共に入力された1枚以上の仮会員証からポイント数を取得する会員情報取得手段と、
    前記正会員証のポイント数と前記仮会員証のポイント数の合計と前記投票金額に応じて算出したポイント数とを合算する会員証情報作成手段と、
    前記正会員番号と合算した前記ポイント数とを含む新たな正会員証と、前記投票情報に基づいて作成した投票券とを発行する発行手段と
    を有することを特徴とする投票券発行装置。
  4. 入力された投票カードから投票金額を含む投票情報を取得する投票情報取得手順と、
    前記投票情報の取得によりユニークな仮会員番号を生成し、前記投票金額に応じてポイント数を算出する会員証情報作成手順と、
    前記仮会員番号と前記ポイント数とを含む仮会員証と、前記投票情報に基づいて作成した投票券とを発行する発行手順と
    を有することを特徴とする投票券発行方法。
  5. 入力された投票カードから投票金額を含む投票情報を取得する投票情報取得手段と、
    前記投票情報の取得によりユニークな仮会員番号を生成し、前記投票金額に応じてポイント数を算出する会員証情報作成手段と、
    前記仮会員番号と前記ポイント数とを含む仮会員証と、前記投票情報に基づいて作成した投票券とを発行する発行手段と
    をコンピュータに機能させるための投票券発行プログラム。
JP2004234836A 2004-08-11 2004-08-11 投票券発行装置、投票券発行方法および投票券発行プログラム Expired - Fee Related JP4808943B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004234836A JP4808943B2 (ja) 2004-08-11 2004-08-11 投票券発行装置、投票券発行方法および投票券発行プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004234836A JP4808943B2 (ja) 2004-08-11 2004-08-11 投票券発行装置、投票券発行方法および投票券発行プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006053751A JP2006053751A (ja) 2006-02-23
JP4808943B2 true JP4808943B2 (ja) 2011-11-02

Family

ID=36031193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004234836A Expired - Fee Related JP4808943B2 (ja) 2004-08-11 2004-08-11 投票券発行装置、投票券発行方法および投票券発行プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4808943B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020086607A (ja) * 2018-11-16 2020-06-04 富士通フロンテック株式会社 会員管理システム、会員管理方法、投票端末、およびプログラム
JP2022154556A (ja) * 2021-03-30 2022-10-13 株式会社ミクシィ 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1196256A (ja) * 1997-09-19 1999-04-09 Citizen Watch Co Ltd レース投票会員カード・システム
JPH11120259A (ja) * 1997-10-09 1999-04-30 Citizen Watch Co Ltd レース投票会員カード・システム
JP2001209748A (ja) * 2000-01-28 2001-08-03 Fujitsu Ltd 投票券用icカード及び投票券発売方式
JP2002092241A (ja) * 2000-09-20 2002-03-29 Mitsubishi Electric Corp ポイント処理装置、ポイント処理方法及び記録媒体
JP2002177617A (ja) * 2000-12-18 2002-06-25 Rooson:Kk 貯玉/ポイント交換システム
JP2003223528A (ja) * 2002-01-31 2003-08-08 Japan Racing Association 複合決済機能を備える会員制投票システム
JP2004094344A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Totor Engineering Corp 公営競技におけるキャッシュレス在席投票システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006053751A (ja) 2006-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016539393A5 (ja)
JP4868867B2 (ja) 遊技媒体貸出システム及び遊技媒体貸出方法
JP2013235540A (ja) 投票サーバ、顧客管理サーバ、顧客端末装置、方法、およびプログラム
JP2009145984A (ja) 金券付加サービス提供システム、金券付加サービス提供方法、および金券付加サービス提供プログラム
JP4808943B2 (ja) 投票券発行装置、投票券発行方法および投票券発行プログラム
JP2018010397A (ja) 投票端末、投票端末における情報表示方法および投票システム
JP2004070384A (ja) 金券の真贋判定料金請求システム
JP6368273B2 (ja) 投票端末、投票方法および投票システム
JP2014215770A (ja) 記念投票券発行装置及び記念投票券発行プログラム
JPH07271866A (ja) カード及びカード収納体からなる購買ポイントサービスシステム
JP7420117B2 (ja) 投票券処理装置、投票券処理方法、プログラム
JP2020086607A (ja) 会員管理システム、会員管理方法、投票端末、およびプログラム
JP7218272B2 (ja) 投票方法および投票処理装置
JP2006268091A (ja) 駐車場及び/又は駐輪場管理システム、駐車場及び/又は駐輪場管理方法、並びにサーバ装置
JP2018072987A (ja) 投票券発券装置及び投票券発券プログラム
JP2007026260A (ja) 自動発券端末
JP2006202144A (ja) 記念カード発券装置、競技券購入装置、的中金払い戻し装置、記念カードおよび記念画像配信装置
JP2004326460A (ja) 投票券管理装置及びシステム
JP4341154B2 (ja) プリントシステムおよびプリント方法
JP4593972B2 (ja) 投票券発券装置及びプログラム
JP2001052094A (ja) 不的中券の回収機能を備えた自動ポイント登録装置
JP2002015148A (ja) オンライン宝くじサービスシステム、オンライン宝くじサービス装置、宝くじ番号管理サーバ装置、オンライン宝くじ販売方法、オンライン宝くじ販売プログラム、宝くじ番号管理方法、宝くじ番号管理プログラム及び記録媒体
JP2005092685A (ja) 電子領収書発行装置及びマーケティングデータ収集システム
JP2002092242A (ja) 投票券払戻システム
JP2022068404A (ja) 投票サーバおよび投票システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070808

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091007

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20091002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110816

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110818

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4808943

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees