JP2002092242A - 投票券払戻システム - Google Patents

投票券払戻システム

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JP2002092242A
JP2002092242A JP2000284979A JP2000284979A JP2002092242A JP 2002092242 A JP2002092242 A JP 2002092242A JP 2000284979 A JP2000284979 A JP 2000284979A JP 2000284979 A JP2000284979 A JP 2000284979A JP 2002092242 A JP2002092242 A JP 2002092242A
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Seiji Gomyo
清司 五明
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公営競技で発行される各種投票券に対する払
い戻しを他の競技場で受けることができない。 【解決手段】 競技場Aのトータリゼータ10aで発券
された投票券22aを投票券共通媒体記録装置12aに
て読み取り、投票券特定情報に変換して、投票者のIC
カード24に記録する。相互払戻センタ8は競技場Aで
のレースの的中情報をトータリゼータ10aから受信し
管理する。投票者はICカード24を他の競技場Bの投
票券共通媒体記録装置12bに挿入して払い戻しを要求
すると、ICカード24から読み出された投票券特定情
報が相互払戻センタ8に送信され、的中情報と照合さ
れ、的中している場合には相互払戻センタ8から投票券
共通媒体記録装置12bに払い戻しが指示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公営競技における
投票券に対する払戻システムに関する。
【0002】
【従来の技術】公営競技として現在、競輪、競馬、競
艇、オートレースが運営されている。これらは、全国に
複数存在する競技場にて開催される。レースに投票する
者は、レースを予想しそれに応じた投票券を購入し、予
想結果が的中すると、その投票券と引き替えに配当の払
い戻しを受けることができる。
【0003】投票券は、各競技、各競技場の発売所毎に
トータリゼータで発券され、1券ずつ管理される。よっ
て、同種競技同一競技場で発行される投票券は、その発
行された競技場においてトータリゼータを用いて速やか
に払い戻される。
【0004】一方、異なる競技の競技場で発行された投
票券や、同種競技であっても異なる競技場で発行された
投票券は、異なるトータリゼータで管理されるため、基
本的に払い戻しを受けることができない。
【0005】この点に関する例外として、競輪において
特定の2つの競技場間にて相互払い戻しが行われる場合
がある。この相互払い戻しによれば、発券した競技場と
は異なる競技場にて払い戻しを受けることができる。こ
の相互払い戻しに際しては、手作業、目視確認によって
的中情報との照合、投票券の偽造の判別を行い、また多
額払い戻しの場合には発券した競技場の発売所へ人手に
よって問い合わせ等が行われている。また、発券した競
技場側では、相互払い戻しがされた後に、人手によって
トータリゼータへ払い戻しされたことを登録する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、原則
として各競技間、各競技場間での相互払い戻しが行われ
ない状況は、投票者にとって不便である。また現状一部
において行われている人手による相互払い戻しは、手続
に相当の時間を要する点で、やはり投票者にとって不便
である。一方、競技運営者側から見れば、偽造を見破っ
たり、多重払い戻しを回避するために労力を要するとい
う問題があった。さらに、他場所での払い戻し実績が即
時に発売所のトータリゼータに反映されないことが多重
払い戻しの危険性を孕んでいた。
【0007】ここで、投票券は、基本的に各競技、各競
技場の発売所毎に異なるトータリゼータで発券され、同
種競技であっても異なる競技場で発行される投票券や他
種競技の投票券相互は基本的に券面や記載様式が相違し
異なる。そのため、他場所の投票券を機械的に認識する
ことが困難であり、そのような事情もあって、各場所毎
のトータリゼータを連携するコンピュータシステムの実
現が難しいという問題があった。
【0008】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、相互払い戻しを確実にかつ迅速に行うこと
ができる投票券払戻システムを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る投票券払戻
システムは、それぞれ互いに異なる種別の投票券を投票
者へ発行する複数の発券機と、前記投票券の前記種別に
応じて複数設けられ、前記投票券に記載された券面情報
を読み取り、当該投票券を特定する投票券特定情報を前
記投票者が保持する投票券共通記録媒体に記録する特定
情報記録機と、複数の前記種別の前記投票券に対応した
的中投票券情報を一元管理する相互払戻センタと、前記
投票券共通記録媒体から前記投票券特定情報を読み取
り、任意の前記種別の前記投票券に対応して当該投票券
が的中している場合に払戻金を前記投票者へ支払う払戻
機とを有し、前記払戻機は、前記投票券共通記録媒体か
ら読み取った前記投票券特定情報を前記相互払戻センタ
へ送信し、前記相互払戻センタは、前記払戻機から送信
された当該投票券特定情報に基づいて的中判断を行い前
記払戻金を前記払戻機へ指示するものである。
【0010】本発明に係る投票券払戻システムは、前記
投票券特定情報が、前記券面情報に所定の変換処理を施
して生成された変換後情報を含み、前記相互払戻センタ
が、前記変換後情報に基づいて、前記払戻機から受信し
た前記投票券特定情報の真贋判定を行うものである。
【0011】本発明に係る投票券払戻システムは、前記
投票券特定情報が、前記券面情報と当該券面情報に所定
の変換処理を施して生成された変換後情報と含み、前記
相互払戻センタが、前記変換後情報に基づいて、前記払
戻機から受信した前記投票券特定情報の真贋判定を行う
ものである。
【0012】本発明に係る投票券払戻システムは、前記
特定情報記録機が、生成した前記投票券特定情報を前記
相互払戻センタへ送信し、前記相互払戻センタが、前記
特定情報記録機から受信した前記投票券特定情報と前記
払戻機から受信した前記投票券特定情報とを照合して、
前記払戻機から受信した前記投票券特定情報の真贋判定
を行うものである。
【0013】本発明に係る投票券払戻システムは、前記
特定情報記録機と前記払戻機とを内蔵し前記特定情報記
録機と前記払戻機とのそれぞれの前記投票券共通記録媒
体に対するインターフェースが共通に構成された投票券
共通媒体記録装置を有するものである。
【0014】本発明に係る投票券払戻システムは、前記
投票券共通記録媒体が、半導体メモリを内蔵したカード
型媒体であるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明に係る投票券発
行・払戻システムの概略のブロック図である。ここで
は、簡単のため2つの競技場A,B間での相互払い戻し
が行われるシステムを説明する。これら競技場A,Bは
同種の公営競技を行うものであってもよいし、互いに異
なる公営競技を行うものであってもよい。
【0016】各競技場A,Bは相互払戻センタ8と通信
回線を介して接続されている。
【0017】競技場Aには、トータリゼータ10a、投
票券共通媒体記録装置12aが配置される。投票券共通
媒体記録装置12aは特定情報記録機14a、払戻機1
6a、ICカードインターフェース18aを含んで構成
され、特定情報記録機14aは投票券読み取り部20a
を有している。
【0018】競技場Bは基本的に競技場Aと同様の構成
である。すなわち競技場Bには、トータリゼータ10
b、投票券共通媒体記録装置12bが配置される。そし
て投票券共通媒体記録装置12bは特定情報記録機14
b、払戻機16b、ICカードインターフェース18b
を含んで構成され、特定情報記録機14bは投票券読み
取り部20bを有している。
【0019】トータリゼータ10a,10bは、投票者
に対して、それぞれ独自の様式の投票券22a,22b
を発行する。例えば、各投票券は互いに券面の大きさや
記載様式が異なり得る。また、トータリゼータは投票券
読み取り部(図示せず)を備え、払い戻しを機械処理す
ることができる。例えば、投票券読み取り部が券面を読
み取る方式として、OCR、磁気、バーコード、文字認
識、インクのセンサチェックなどの方法がある。各トー
タリゼータ10a,10bは、それぞれ自身の投票券読
み取り部の読み取り方式に応じて、投票券22a,22
bの券面に情報を記載する。これにより、トータリゼー
タ10aは自らが発行した投票券22aの券面を読み取
り、払い戻し処理を行うことができる。同様にトータリ
ゼータ10bは自らが発行した投票券22bの券面を読
み取り、払い戻し処理を行うことができる。一方、他の
競技場で発行された投票券は一般に読み取り方式や記載
形式が互いに異なるため、ある競技場のトータリゼータ
は他の競技場で発行された投票券を読み取ることができ
ない。すなわち、競技場Aのトータリゼータ10aは競
技場Bの投票券22bを払い戻すことができず、逆に競
技場Bのトータリゼータ10bは競技場Aの投票券22
aを払い戻すことができない。
【0020】投票券共通媒体記録装置12a,12bが
備える投票券読み取り部20a,20bもそれぞれ自場
所のトータリゼータ10a,10bが採用する読み取り
方式に対応するものである。特定情報記録機14a,1
4bはそれぞれ投票券読み取り部20a,20bを用い
て、自場所で発行された投票券22a,22bからその
券面情報を読み取り、後述する所定の処理により投票券
特定情報を生成することができる。
【0021】生成された投票券特定情報は、ICカード
インターフェース18a,18bに投票者が装着したI
Cカードに記録される。このICカードは投票券共通記
録媒体であり、基本的に投票者個々人が保持し、暗証番
号等のセキュリティ方法を採用することにより他人が使
用することができないように構成される。図1では、I
Cカードインターフェース18aに、投票券22aを購
入した投票者が自分のICカード24を装着し、これに
投票券22aの券面情報から生成された投票券特定情報
が記録されることを示している。
【0022】また、ICカード24を用いて払い戻しを
受けることができる。投票者がICカード24を投票券
共通媒体記録装置12a又は12bに装着して、払い戻
しを指示すると、払戻機16a又は16bがICカード
24に記録された投票券特定情報を読み出して確認し、
配当金を支払う。図1では、投票者がICカード24を
用いて競技場Bの投票券共通媒体記録装置12bから払
戻金26を受け取る場合が例示されている。例えば、こ
の払戻金26は、競技場Aで購入した投票券22aが的
中したことによる配当金である。このように本システム
によれば、競技場間でICカード24を共通に利用可能
とすることにより、競技場Aでの投票券22aに対する
払い戻しを競技場Bで受けることができ、反対に競技場
Bでの投票券22bに対する払い戻しを競技場Aで受け
ることもできる相互払い戻しが実現される。もちろん、
ICカード24を用いて、自場所での払い戻しを受ける
こともできる。
【0023】次に、本システムで行われる相互払い戻し
処理について説明する。以下、基本的に、競技場Aで投
票券22aを購入した投票者がICカード24を用い
て、競技場Bで払い戻しを受ける場合を例として説明す
る。
【0024】(1)ICカードの取得 ICカード24は、例えば競技場で購入又は貸与の形式
で投票者が取得することができる。各ICカード相互は
固有の識別情報(ID)を付与され、これにより他のI
Cカードと識別される。ICカード24を取得した投票
者は必要に応じて、ICカード24に対して暗証番号を
登録することができる。この暗証番号は、基本的にはI
Cカード24の取得時に、例えば投票券共通媒体記録装
置12a,12bのICカードインターフェース18
a,18bを介してICカード24と相互払戻センタ8
とを接続して、相互払戻センタに登録される。相互払戻
センタ8はICカード24のIDと対応付けてその暗証
番号を記憶する。また、投票者の個人情報、例えば氏名
や連絡先などをICカード24のIDと対応付けて相互
払戻センタ8に登録するようにしてもよい。
【0025】(2)レース当日のトータリゼータでの処
理 トータリゼータ10aは、投票者が指定した予想内容に
応じた投票券22aを発売する。また、トータリゼータ
10aは、競技場Aで発売された投票券をレース単位、
賭式単位に集計し、それに基づいてオッズ計算し、ファ
ンに掲示する。
【0026】レース後は、トータリゼータ10aは、的
中組番を元に払戻金を計算する。上述したようにトータ
リゼータ10aは自身が発行した投票券22aを読み取
って払い戻しを行うことができる。この払い戻し処理で
は、トータリゼータ10aは読み取った券面情報と的中
組番とを照合し、払い戻す金額を求め、投票者へ払い戻
す。
【0027】また、レース当日中は、トータリゼータ1
0aは払い戻しの実績を蓄積管理すると共に、払い戻し
が行われた投票券を的中投票券情報から消し込む。レー
ス当日は、発券した競技場Aでの払い戻しが主であり、
他競技場での払い戻しは少ないと考えられるためであ
る。一方、レース当日に払い戻しされなかった的中投票
券の情報は、相互払戻センタ8に伝送され、他競技場の
的中投票券情報と共に一元管理される。
【0028】(3)投票券特定情報の生成及び記録 投票者は、都合により競技場Aで払い戻しを受けない可
能性がある場合、購入した投票券22aを投票券共通媒
体記録装置12aに読み取らせる。例えば、投票券共通
媒体記録装置12aには投票券挿入口が設けられ、ここ
に挿入された投票券22aに対し、投票券読み取り部2
0aが読み取り処理を行う。投票券読み取り部20aは
自場所のトータリゼータ10aに対応した読み取り方式
であるので、当該トータリゼータ10aが発行した投票
券22aの券面情報を読み取ることができる。また投票
券共通媒体記録装置12aにはICカード挿入口も設け
られ、投票者がここにICカード24を挿入すると、I
Cカード24上のICチップがICカードインターフェ
ース18aに電気的に接続される。投票券共通媒体記録
装置12a内の特定情報記録機14aは、読み取った券
面情報に基づいて所定の変換を行い、変換後情報を生成
し、これと変換前の券面情報とを投票券特定情報として
ICカード24に記録する。
【0029】特定情報記録機14aは読み取り処理によ
り、投票券22aから例えば、競技場名、施行者名、開
催年度、回次(すなわち第何回かの情報)、日次(すな
わち第何日かの情報)、発売日、発売レース番号、賭
式、購入組番、購入額等の情報を券面情報を読み取る。
【0030】特定情報記録機14aはこれら券面情報に
対し、所定の暗号化処理を施して変換後情報を生成す
る。この変換後情報は、ICカード24に格納された券
面情報の改ざん等を発見し排除するために用いられる。
【0031】特定情報記録機14aは、投票券特定情報
をICカード24に記録すると共に、通信回線を介して
相互払戻センタ8に伝送し、相互払戻センタ8はこれを
投票券変換記録として有効期間内保持する。
【0032】なお、投票券22aの投票券共通媒体記録
装置12aによる多重読み取りを防止するために、一旦
読み取られた投票券22aは、投票券共通媒体記録装置
12aが回収するか、または券面に加工を施した上で投
票者へ返すようにする。
【0033】(4)払い戻し 投票者が競技場Bで投票券22aに対する払い戻しを受
けようとする場合、投票者はICカード24を競技場B
の投票券共通媒体記録装置12bのICカード挿入口に
挿入して、払い戻し処理を指示する。投票券共通媒体記
録装置12bの払戻機16bは払い戻し処理の指示を受
けて、ICカード24から投票券特定情報を読み出し、
これを相互払戻センタ8へ伝送し、当該投票券特定情報
の元となった投票券22aが的中しているかの判断と払
い戻し計算を相互払戻センタ8に依頼する。
【0034】相互払戻センタ8は、払戻機16bから伝
送された投票券特定情報に含まれる変換後情報を復号化
し、同じく当該投票券特定情報に含まれる券面情報と照
合し、当該投票券特定情報が改ざんされたものでないこ
とを検査する。また、相互払戻センタ8は、当該投票券
特定情報が投票券変換記録に登録されているものである
かを調べ、当該投票券特定情報が偽造されたものでない
ことを検査する。次に、払戻機16bから伝送された投
票券特定情報の券面情報を、トータリゼータ10aから
伝送された的中投票券情報と照合して、的中しているか
否かを判定し、的中している場合には、当該的中投票券
情報のレコードの状態を照会中に変更し、払戻金情報を
払戻機16bに知らせる。一方、払戻機16bから読み
込まれた券面情報に合致した的中投票券情報のレコード
状態が既に払い戻し済みとされている場合には、エラー
を払戻機16bに通知する。
【0035】払戻機16bは、相互払戻センタ8からの
指示に従って投票者に払戻金26を支払い、ICカード
24の対応する投票券特定情報を消去すると共に、支払
った実績を相互払戻センタ8に報告する。相互払戻セン
タ8は払戻機16bからの支払い完了通知を受信する
と、当該的中投票券情報のレコード状態を照会中から払
い戻し済みに更新する。一方、払戻機16bで現金不足
等で支払いが完了しなかった場合、当該的中投票券情報
のレコードは照会中状態を解除され、再度の払い戻し処
理の要求を可能とする。
【0036】(5)レースの払い戻し有効期間経過後 相互払戻センタ8は、的中投票券情報から払戻実績情報
を生成し、トータリゼータ10aに伝送する。トータリ
ゼータ10aは、この伝送された払戻実績情報を自らが
管理している払戻実績情報に組み込み、これを更新し
て、収支計算を行う。
【0037】以上、説明したように本システムにおける
相互払い戻し処理が行われる。ここでは、ICカード2
4には投票券22aの投票券特定情報しか記録しなかっ
たが、ICカード24に複数レース、また複数競技場の
投票券の投票券特定情報を記録させることが可能であ
る。例えば、投票券特定情報は、各競技場間で共通のフ
ォーマットに構成される。また、払い戻し時にICカー
ド24に格納された複数の投票券特定情報のうちの任意
のものを選択して払い戻し処理を受けるように構成する
ことができる。また、投票者の指示により、ICカード
24に記録された投票券特定情報に関する的中判断のみ
を行い、配当金の払い戻しは後日行うことを可能とする
ことができる。さらに、ICカード24を投票券共通媒
体記録装置に挿入して、相互払戻センタ8に記録された
配当金の範囲内で新たな投票を可能とするように構成す
ることができる。この投票は、直接、ICカード24に
投票券特定情報を記録することにより行うことができ、
この場合、投票券の発券及びその読み取りが不要であ
る。
【0038】また、上述のシステムは、公営競技の異種
投票券同士の相互払い戻しを行うものであったが、投票
券22aに代えて、宝くじに適用することもできる。ま
た、投票券特定情報を記録する媒体はICカードに限ら
れない。例えば、磁気カードや半導体メモリを内蔵した
他の形態(例えばスティック形状)のものであってもよ
い。
【0039】
【発明の効果】本発明の投票券払戻システムによれば、
投票券は、その種別に関わらず共通形式の投票券特定情
報に変換され、この投票券特定情報は、投票者が携帯可
能な投票券共通記録媒体に格納される。投票券特定情報
はその元となった投票券の種別に関係なく払戻機で読み
取ることができる。よって、払戻機が配置された場所で
あれば投票券共通記録媒体を用いて、任意種別の投票券
に対する払戻金を受け取ることができ、投票者の便宜が
図られる効果がある。
【0040】本発明の投票券払戻システムによれば、投
票券特定情報が変換後情報を含み、相互払戻センタはこ
れに基づいて投票券特定情報の真贋判定を行うので、誤
って払い戻しが行われる可能性が低減される効果があ
る。
【0041】本発明の投票券払戻システムによれば、生
成された投票券特定情報は投票券共通記録媒体に記録さ
れると共に、相互払戻センタに送信され登録される。相
互払戻センタは払戻機から投票券特定情報を送信され払
い戻し処理を依頼されたときに、登録されている投票券
特定情報との照合を行うことにより、当該投票券特定情
報の偽造による払い戻しを回避することができる。
【0042】本発明の投票券払戻システムによれば、投
票券共通媒体記録装置が特定情報記録機と払戻機とを内
蔵し、それらの投票券共通記録媒体に対するインターフ
ェースが共通に構成されるので、投票者が投票券共通記
録媒体を用いて操作するハードウェア対象が一元化さ
れ、操作が容易となる効果がある。
【0043】本発明の投票券払戻システムによれば、投
票券共通記録媒体は半導体メモリを内蔵したカード型媒
体であり、投票者の保管、携帯に便利であり、また多数
の投票券の情報を一つの媒体に記録することができる点
で投票者の取り扱い、管理が容易となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る投票券発行・払戻システムの概
略のブロック図である。
【符号の説明】 10a,10b トータリゼータ、12a,12b 投
票券共通媒体記録装置、14a,14b 特定情報記録
機、16a,16b 払戻機、18a,18bICカー
ドインターフェース、20a,20b 投票券読み取り
部、22a,22b 投票券、24 ICカード、26
払戻金。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ互いに異なる種別の投票券を投
    票者へ発行する複数の発券機と、 前記投票券の前記種別に応じて複数設けられ、前記投票
    券に記載された券面情報を読み取り、当該投票券を特定
    する投票券特定情報を前記投票者が保持する投票券共通
    記録媒体に記録する特定情報記録機と、 複数の前記種別の前記投票券に対応した的中投票券情報
    を一元管理する相互払戻センタと、 前記投票券共通記録媒体から前記投票券特定情報を読み
    取り、任意の前記種別の前記投票券に対応して当該投票
    券が的中している場合に払戻金を前記投票者へ支払う払
    戻機と、 を有し、 前記払戻機は、前記投票券共通記録媒体から読み取った
    前記投票券特定情報を前記相互払戻センタへ送信し、 前記相互払戻センタは、前記払戻機から送信された当該
    投票券特定情報に基づいて的中判断を行い前記払戻金を
    前記払戻機へ指示すること、 を特徴とする投票券払戻システム。
  2. 【請求項2】 前記投票券特定情報は、前記券面情報に
    所定の変換処理を施して生成された変換後情報を含み、 前記相互払戻センタは、前記変換後情報に基づいて、前
    記払戻機から受信した前記投票券特定情報の真贋判定を
    行うこと、 を特徴とする請求項1記載の投票券払戻システム。
  3. 【請求項3】 前記投票券特定情報は、前記券面情報と
    当該券面情報に所定の変換処理を施して生成された変換
    後情報と含み、 前記相互払戻センタは、前記変換後情報に基づいて、前
    記払戻機から受信した前記投票券特定情報の真贋判定を
    行うこと、 を特徴とする請求項1記載の投票券払戻システム。
  4. 【請求項4】 前記特定情報記録機は、生成した前記投
    票券特定情報を前記相互払戻センタへ送信し、 前記相互払戻センタは、前記特定情報記録機から受信し
    た前記投票券特定情報と前記払戻機から受信した前記投
    票券特定情報とを照合して、前記払戻機から受信した前
    記投票券特定情報の真贋判定を行うこと、 を特徴とする請求項1記載の投票券払戻システム。
  5. 【請求項5】 前記特定情報記録機と前記払戻機とを内
    蔵し、前記特定情報記録機と前記払戻機とのそれぞれの
    前記投票券共通記録媒体に対するインターフェースが共
    通に構成された投票券共通媒体記録装置を有することを
    特徴とする請求項1記載の投票券払戻システム。
  6. 【請求項6】 前記投票券共通記録媒体は、半導体メモ
    リを内蔵したカード型媒体であることを特徴とする請求
    項1記載の投票券払戻システム。
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