JP4263430B2 - 遊技場管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技に関する情報を収集・管理する遊技場管理システム、携帯型遊技場管理端末、遊技情報処理方法及び遊技場管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ台やスロットマシン等に代表される遊技機が多数設置された遊技場においては、景品交換や景品管理、遊技台などに関する情報を収集管理する遊技場管理システムが導入されている。
この遊技場管理システムには、図11に示すように、遊技場に設置された各装置から遊技に関する情報(遊技情報)を収集して管理する管理コンピュータ10が設けられている。
【0003】
また、遊技場に設置された各装置には、たとえば、遊技媒体(パチンコ台での遊技に用いるパチンコ玉やスロットマシンでの遊技に用いるメダル等)を計数する遊技媒体計数機20(以下、単に「計数機」という)や、景品交換用チケットを発行する発行機30、遊技媒体と景品との交換取引を管理する景品交換機(景品交換POS)40などが含まれる。
そして、遊技場に設置された各装置と管理コンピュータ10とは、有線ネットワーク50で接続されている。
【0004】
このような遊技場管理システムで管理されている遊技情報には、たとえば、景品交換に関する情報(景品交換情報)、景品管理に関する情報(景品管理情報)、ワゴンサービスに関する情報(ワゴンサービス情報)、遊技台に関する情報(遊技台管理情報)などがある。
これらのうち、景品交換情報とは、遊技媒体と景品との交換取引に関する情報であって、たとえば、取引日時、遊技媒体数、景品名、交換数などが含まれている。
【0005】
この景品交換情報は、交換取引が行われるホールカウンタに設置された景品交換POS(景品交換機)40で処理され、有線ネットワーク50を介して、管理コンピュータ10へ送信されている。
景品交換POS40は、情報を入力する入力部(図示せず)、情報を表示する表示部(図示せず)、管理コンピュータ10との間で情報を有線通信する通信部(図示せず)などを有しており、ホールカウンタ上に設置される据え付け型が、一般に、多用されている。
【0006】
景品管理情報とは、景品の在庫数、仕入れ数、出庫数などに関する情報であって、景品在庫の管理に用いられている。
この景品在庫の管理のうち、たとえば、実在庫数の確認や棚卸し時の集計等においては、コードレスのバーコードスキャナ(図示せず)が使用されている。このバーコードスキャナは、各景品に付されたバーコードを読み込むスキャナ部と、このスキャナ部からのバーコード情報にもとづいて各景品の在庫数等を集計する演算部と、バーコード情報や集計結果等を表示する表示部とを有している。
【0007】
そして、その景品在庫の管理において、ホール従業員は、バーコードスキャナに各景品のバーコードを読み込ませた後、表示部に表示された集計結果(景品管理情報)を見ながら、管理コンピュータ10にその集計結果を手入力する。
なお、集計結果の手入力処理は、バーコードスキャナと管理コンピュータとがオンラインでは接続されていないために、バッチ処理で、景品管理情報を取り扱う必要があるからである。
【0008】
ワゴンサービスとは、たばこや飲食物などの軽微な景品を載せたワゴンを押しながらホール従業員等が遊技ホールを巡回し、遊技客(主に遊技中の遊技客)からの注文に応じて、遊技媒体や現金と景品とをその場で交換するサービスをいう。
そして、ワゴンサービス情報とは、このワゴンサービスで交換取引された景品、遊技媒体、現金等に関する情報をいう。
【0009】
このワゴンサービスの担当従業員は、景品交換を行うたびに、交換した景品の種類や景品の個数などを伝票に手書きで記入しておく。そして、巡回終了後、集まった伝票の記載内容にもとづいて売上の集計を手作業で行い、その結果を、景品交換POS40あるいは管理コンピュータ10に手入力する。
ただし、ワゴンサービスには、手書き伝票を使用したものだけではなく、たとえば、モニタ付きの台間貸出機を使用したものもある。
【0010】
遊技台情報とは、その遊技台で行われた遊技や、遊技前の調整・設定等に関する情報であって、たとえば、打ち込み、役物中出玉、回数、補給、回収、差し引き、ベース、釘調情報などが含まれる。
この遊技台情報は、コードレスの遊技台管理装置で収集されており、この遊技台管理装置もオンラインでは接続されていないため、遊技台情報は、バッチ処理で扱われている。
【0011】
さらに、遊技場によっては、入場者を整理・調整・制限等するために整理券を配布するところがある。
この整理券は、整理番号,日付,遊技場名などが記載された紙片、プラスチック片あるいはカード等であって、通常、遊技場側が独自に用意する。
【0012】
この整理券は、ホール従業員により、開店前に店先に並んだ遊技客等に対し、手渡しで配布される。
そして、ホール従業員は、開店とともに整理券を持参してきた遊技客を、その整理券に記載された整理番号にしたがって順次入場させていく。この際、ホール従業員は、入場する遊技客から整理券を回収する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の景品交換取引で使用されている景品交換POS(景品交換機)は、ホールカウンタ上に据え付けられているため、景品交換の担当従業員は、そのホールカウンタで、遊技客から受け取った景品交換用チケットを処理すると、所望の景品を景品陳列コーナまで取りに行かなければならなかった。
つまり、景品交換の担当従業員は、景品交換処理を行うたびに、ホールカウンタと景品陳列コーナーとの間を往復しなければならなかった。このため、景品交換処理に時間がかかることから、遊技客を待たせることになり、ひいては行列を生じさせる原因となっていた。
【0014】
さらに、従来、景品交換POSをホールカウンタなどに据え付ける場合は、そのための占有スペースを確保しなければならず、また、据え付け後は、有線ネットワークとの接続配線を施す必要があった。このため、景品交換POSの増設は相当の時間と労力とを要していた。
このことから、たとえば、ホールカウンタの前に景品交換待ちの行列が生じた場合には、景品交換POSを一時的に増設して行列の緩和を図るなどの対応策をとることが困難であった。
【0015】
また、従来のワゴンサービスにおいては、景品交換が手作業で伝票処理されていたため、伝票への記入や伝票の集計に時間を要するだけでなく、その過程において記入ミスや集計ミスが生じるおそれがあった。
さらに、ワゴンサービス機能を備えたモニタ付きの台間貸出機は、高額であるため、ワゴンサービス機能を用いるためだけに購入するような製品ではなかった。
【0016】
そして、ワゴンサービスについては、特開平9−276519号公報に遊技場の景品交換システムとして開示されている。この公報に開示の遊技場の景品交換システムは、注文入力装置、台端末装置及び管理装置を用いて、交換される遊技媒体(パチンコ玉)を所定数量払い出すためのシステム構成については開示されている。
ところが、交換対象の景品自体の在庫数量や取引数量等を管理する手段や方法については一切開示していないため、手作業で伝票処理を行うこととなり、ワゴンサービスの担当従業員の労力を軽減することができなかった。
【0017】
また、ワゴンサービスの他の従来例が、特開平9−290056号公報にワゴンサービスとして開示されている。この公報に開示のワゴンサービスは、ワゴンに搭載された景品及び景品交換取引を情報管理する手段については開示されている。
ところが、その情報管理は、ワゴン上でのみ行われるものであるため、管理コンピュータへのデータ入力は手作業で行わなければならなかった。つまり、この従来例においても、ワゴンサービスの担当従業員の労力を軽減するには限界があった。
【0018】
さらに、従来の景品管理や遊技台管理においては、コードレスのバーコードスキャナや遊技台管理装置が使用されていたが、これらバーコードスキャナによる景品管理や遊技台管理装置による遊技台管理は、オフライン・バッチで情報が扱われていたため、リアルタイムに現在の在庫数等や遊技台情報を把握することができなかった。
【0019】
また、バーコードスキャナや遊技台管理装置においては、落下による衝撃・破損や電源電力の消耗・低下などが原因となって、記憶されていた情報が消失することがあった。
この情報の消失が、景品交換作業や遊技台管理作業等の途中などで生じたときは、その情報がバッチ処理で扱われていたことから、未だ管理コンピュータへ送信されていない段階で消失することとなっていた。
【0020】
そうすると、バーコードスキャナ,遊技台管理装置,管理コンピュータのいずれにおいても、その情報が残っていないこととなるため、ホール従業員は、他のバーコードスキャナ等を改めて用意し、あるいは電源を交換したバーコードスキャナ等を用いて、その既に入力したはずの情報を、再度入力し直さなければならなかった。
【0021】
また、従来の整理券管理においては、ホール従業員が整理券を回収していたため、遊技客が持参した整理券が偽造や改ざん等されたものか否かを判断することが困難であった。
整理券の偽造とは、遊技ホール側が作成・配布した真正の整理券に似せて、遊技客自らが、虚偽の整理券を作ることをいう。また、整理券の改ざんとは、以前遊技ホールから貸与された整理券を、有効日時が過ぎているにもかかわらず、記載された有効日時を書き替えることをいう。
【0022】
このため、回収した整理券の中に、同じ整理番号の記された整理券が複数存在していたとしても、ホール従業員は気付かないことがあった。
特に、整理券を配布する日の開店時は、店頭に遊技客が押し寄せてくるため、ホール従業員は、遊技客から受けとった整理券自体を確認している余裕がなかった。
【0023】
加えて、遊技ホール側としては、遊技客からの様々な要求に早期に対応し、景品交換等における処理効率を改善し、さらに遊技客に対する正確かつ有用な情報を提供するなど、サービスの質的向上を図ることにより、顧客をより多く獲得して稼働率を上げ、収益を伸ばすことが望ましかった。
【0024】
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、景品交換等における取引効率やワゴンサービスにおける集計処理の改善を図るとともに、整理券の偽造や改ざんを発見可能とし、かつ、遊技客へのサービスの質的向上を可能とする遊技場管理システム、携帯型遊技場管理端末、遊技情報処理方法及び遊技場管理プログラムの提供を目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明遊技場管理システムは、遊技に関する情報を収集・管理する管理コンピュータを有した遊技場管理システムであって、管理コンピュータとの間で情報の送受信を行う一又は二以上の携帯型遊技場管理端末と、情報の送受信を中継する中継器とを有し、携帯型遊技場管理端末は、中継器との間で、無線通信により、情報を送受信し、管理コンピュータは、携帯型遊技場管理端末からの情報を処理する構成としてある。
【0026】
遊技場管理システムをこのような構成とすると、携帯型遊技場管理端末と中継器との間における情報の送受信が無線通信で行われるため、ホール従業員は、景品交換POSなどの設置された場所へ行かなくても、遊技場内の任意の場所で携帯型遊技場管理端末を操作して、その携帯型遊技場管理端末に遊技に関する情報(遊技情報)を処理させることができる。
【0027】
さらに、この遊技場管理システムにおいては、携帯型遊技場管理端末等で入力された情報に対して、オンライン処理(バッチ処理(オンライン・バッチ)、リアルタイム処理(オンライン・リアルタイム)、対話型処理(会話型処理、オンライン・対話型)を含む)を行うことができる。
そして、この遊技場管理システムにおいては、オンライン・トランザクション処理(バッチ・トランザクション、リアルタイム・トランザクション、対話型・トランザクション)が可能となっている。
【0028】
さらに、この処理された情報が、携帯型遊技場管理端末で受信されると、ホール従業員は、その携帯型遊技場管理端末に表示された情報にもとづいて、状況を判断し早期に対応することができる。
たとえば、遊技情報が景品交換に関する情報(景品交換情報)である場合において、ホールカウンタの前に景品交換を待つ遊技客の行列ができているときは、携帯型遊技場管理端末を用いて景品交換を行うことにより、その行列を緩和させることができる。
これにより、遊技客の待ち時間を減らすことができ、サービスの質的向上を図ることができる。
【0029】
さらに、たとえば、遊技情報がワゴンサービスに関する情報(ワゴンサービス情報)である場合において、ワゴンサービスの担当従業員は、携帯型遊技場管理端末に景品情報を入力することで、その景品情報を管理コンピュータへ参照することができる。そして、この管理コンピュータに、ワゴンサービスにおける景品交換を自動的に集計させることができる。
【0030】
これにより、手書き伝票を用いることによる記入ミスや集計ミスを無くして、ワゴンサービスにおける集計処理の改善、ひいては、ホール従業員の業務の効率化・簡素化を図ることができる。
そして、ワゴンサービス機能を備えた高額な台間貸出機を購入する必要がなくなるため、経費節減を図ることもできる。
【0031】
加えて、たとえば、遊技情報が整理券に関する情報(整理券管理情報)である場合において、偽造や改ざん等された整理券が持ち込まれたときは、その整理券に記された情報(例えば、バーコード情報等)を読み込んで、管理コンピュータで照合を行うことにより、その偽造等を発見することができる。
これにより、偽造等された整理券を持参した遊技客をその場で取り押さえることができ、さらに、その後の偽造を防止できる。
【0032】
また、本発明の遊技場管理システムは、管理コンピュータが、情報をリアルタイムに処理する構成としてある。
遊技場管理システムをこのような構成とすれば、オンラインで無線通信により送信されてきた情報が、管理コンピュータでリアルタイムに処理されるため、各情報を取り扱う取引等において、ホール従業員は、より早く事態に対応することができる。
【0033】
また、本発明の遊技場管理システムは、遊技に関する情報が、景品交換に関する情報、景品管理に関する情報、整理券に関する情報、ワゴンサービスに関する情報、遊技台に関する情報のうち、一又は二以上の情報を含む構成としてある。
【0034】
遊技場管理システムをこのような構成とすると、それら遊技に関する情報が、携帯型遊技場管理端末から中継器へ、オンラインで無線通信により送信され、管理コンピュータでリアルタイムに処理されるため、各情報を取り扱う取引等において、ホール従業員は、早期対応が可能となる。
【0035】
さらに、携帯型遊技場管理端末が景品交換に関する情報(景品交換情報)を取り扱うことにより、ホールカウンタで景品交換を待つ遊技客が渋滞しているときには、ホール従業員は、その携帯型遊技場管理端末を用いて臨時の景品交換窓口を新設することができる。
【0036】
特に、携帯型遊技場管理端末は、携帯型であるため、ホールカウンタ上に設置するためのスペースを確保する必要がない。また、携帯型遊技場管理端末は、中継器との間で無線通信を行うため、有線ネットワークと有線接続するための配線を施す必要もない。
このことから、ホール従業員は、景品交換用臨時窓口を容易に新設して、サービス向上を図ることができる。
【0037】
そして、携帯型遊技場管理端末で入力された景品交換情報は、管理コンピュータでリアルタイムに照合処理され、景品交換が終了すると、管理コンピュータでその内容が登録されるため、景品交換POSを用いた場合と同様の機能や性能で、効率的な景品交換取引を実現できる。
【0038】
加えて、携帯型遊技場管理端末は、中継器と無線通信を行うため、景品交換用臨時窓口を任意の場所に新設できる。つまり、景品交換用臨時窓口は、ホールカウンタ上に限定されない。
このため、その景品交換用臨時窓口を景品陳列コーナの近くに開設した場合は、ホール従業員は、その窓口と景品陳列コーナとを行き来する距離が短くなるため、景品交換に要する時間を短縮できる。したがって、遊技客を待たせることが少なくなることから、さらにサービス向上を図ることができる。
【0039】
そして、携帯型遊技場管理端末が、景品交換情報だけでなく、たとえば、景品管理や遊技台管理に関する情報を取り扱うことにより、オンラインで、管理コンピュータへ、それら情報が送信されるため、その管理コンピュータでリアルタイムに処理を行える。
これにより、ホール従業員は、そのリアルタイム処理された情報を携帯型遊技場管理端末に表示させることで、現在の在庫数等や遊技台情報を即座に把握することができる。
【0040】
さらに、携帯型遊技場管理端末を用いて景品交換処理や遊技台管理処理を行う場合は、その入力部(バーコードスキャナやタッチパネル等)で入力された景品管理情報や遊技台管理情報を、リアルタイムに管理コンピュータへ送信して処理させることができる。
このため、たとえ、落下による衝撃・破損や電源電力の消耗・低下などを原因として、携帯型遊技場管理端末に記憶されていた情報が消失したとしても、管理コンピュータには、既処理分の情報が記憶・保存されている。
【0041】
したがって、ホール従業員は、その消失した情報を復元するために既に入力した情報を再度入力し直す必要がなくなり、改めて用意した携帯型遊技場管理端末あるいは電源を交換した携帯型遊技場管理端末を用いて、入力及び送信していない未処理情報についてのみ、入力を行えばよいこととなる。
【0042】
また、本発明の遊技場管理システムは、中継器が、遊技場の遊技ホール、ホールカウンタ、景品陳列コーナ、景品倉庫、ホール事務所のうち、一又は二以上の場所に設置された構成としてある。
遊技場管理システムをこのような構成とすれば、携帯型遊技場管理端末を、遊技場内のあらゆる場所で操作することができる。
【0043】
なお、中継器の設置場所は、遊技場の内部に限るものではなく、たとえば、遊技場の屋外にある駐車場、駐輪場、屋外倉庫、トイレ、警備員(車両整理員)控え室などを含むホール敷地内とすることもできる。
また、遊技ホールには、遊技ホール出入口周辺(遊技場の玄関口等を含む)、トイレ、休憩スペース、洗面台周辺、従業員控え室などを含む。
【0044】
また、本発明の遊技場管理システムは、携帯型遊技場管理端末が、情報を入力する入力部と、中継器との間で情報の無線通信を行う無線通信部と、情報を表示する表示部と、入力部からの情報を無線通信部及び/又は表示部へ送る制御部とを有した構成としてある。
【0045】
遊技場管理システムをこのような構成とすると、携帯型遊技場管理端末が、中継器との間で、無線通信部等により無線通信を行うことができる。
そして、その無線通信される情報を表示部に表示させることもできる。
特に、管理コンピュータでリアルタイム処理された情報を表示部に表示させることにより、ホール従業員は、その情報にもとづいて、さまざまな状況に即座に対応することができる。
【0046】
また、本発明の遊技場管理システムは、携帯型遊技場管理端末の入力部が、バーコードスキャナ、タッチパネル、キーボード、カードリーダのうちの一又は二以上を含む構成としてある。
携帯型遊技場管理端末をこのような構成とすれば、景品取引等における携帯型遊技場管理端末の操作性や情報管理の効率化等を実現できる。
【0047】
たとえば、入力部がタッチパネルやキーボードで構成された場合において、この携帯型遊技場管理端末をワゴンサービスで用いるときは、ワゴンサービスが本来狭い通路で景品交換取引を行うものであるため、携帯型でかつコンパクトに各機能がまとめられた携帯型遊技場管理端末により、その操作性、取引作業性を向上させることができる。
【0048】
そして、入力部がバーコードスキャナで構成された場合において、この携帯型遊技場管理端末を在庫景品管理で用いるときは、多種類の景品を効率的かつ統計的に管理できる。
さらに、この携帯型遊技場管理端末を整理券管理で用いるときは、整理券に記されたバーコードが偽造や改ざんの困難なものであるため、その偽造等を防止できる。
【0049】
また、本発明の遊技場管理システムは、携帯型遊技場管理端末が、情報を印字出力する発行部を有し、この発行部が、交換レシート、整理券、ワゴンサービス用伝票、遊技台情報公開伝票のうちの一又は二以上を発行する構成としてある。
遊技場管理システムをこのような構成とすると、携帯型遊技場管理端末を所持するホール従業員の手元で、交換レシートや整理券等が発行されるため、ホール従業員の作業効率を高めることができる。
【0050】
また、本発明の遊技情報処理方法は、中継器を介して、携帯型遊技場管理端末と管理コンピュータとの間で、遊技に関する情報を送受信する遊技情報処理方法であって、携帯型遊技場管理端末が、中継器との間で、無線通信により、情報を送受信し、管理コンピュータが、中継器を介して、携帯型遊技場管理端末から送信されてきた情報を処理する方法としてある。
【0051】
遊技情報処理方法をこのような方法とすれば、従来のワゴンサービスや景品管理等における情報処理(オフライン・バッチ)に比べて、即時性に優れた情報を取得できる。
このため、たとえば、携帯型遊技場管理端末を景品交換取引に用いた場合は、入力された景品交換情報が管理コンピュータへ無線送信されて照合され、さらに、交換取引後は、その景品交換情報が随時登録されるため、携帯型遊技場管理端末を用いても景品交換POSと同様の交換取引の情報管理機能及び性能を確保できる。
【0052】
さらに、携帯型遊技場管理端末をワゴンサービスに用いた場合は、景品交換される景品の情報が管理コンピュータへ無線送信されて照合され、景品交換後は、その景品情報が随時登録されるため、ワゴンサービスにおける情報管理の効率化を図ることができる。
加えて、携帯型遊技場管理端末を整理券管理に用いた場合は、整理券から読み取られた情報が管理コンピュータへ無線送信されて照合されるため、偽造等された整理券をその場で発見することができる。
【0053】
さらに、この遊技情報処理方法が実行される遊技場管理システムにおいては、携帯型遊技場管理端末等で入力された情報に対して、オンライン処理(バッチ処理(オンライン・バッチ)、リアルタイム処理(オンライン・リアルタイム)、対話型処理(会話型処理、オンライン・対話型)を含む)を行うことができる。そして、この遊技場管理システムにおいては、オンライン・トランザクション処理(バッチ・トランザクション、リアルタイム・トランザクション、対話型・トランザクション)が可能となっている。
【0054】
また、本発明の遊技情報処理方法は、管理コンピュータが、情報をリアルタイムに処理する方法としてある。
遊技情報処理方法をこのような方法とすると、携帯型遊技場管理端末は、従来のワゴンサービスや景品管理等における情報処理(オフライン・バッチ)に比べて、さらに即時性に優れた情報を取得できる。
【0055】
また、本発明の遊技情報処理方法は、管理コンピュータが、遊技に関する情報を被検索情報として複数記憶しておき、携帯型遊技場管理端末が、遊技に関する情報の一部を指定する指定情報を入力し、管理コンピュータが、携帯型遊技場管理端末から指定情報を受信し、この受信した指定情報により指定された情報を、複数の被検索情報の中から検索して取り出し、この取り出した情報を処理済情報とし、その後、携帯型遊技場管理端末から指定情報を受信すると、この受信した指定情報により指定された情報を、処理済情報を除く残りの被検索情報の中から検索する方法としてある。
【0056】
遊技情報処理方法をこのような方法とすれば、管理コンピュータは、処理済情報とした遊技情報を、その後の検索に使用する被検索情報から除くことができる。
これにより、一度処理された発行入力情報、回収整理券情報、入力景品情報、遊技台特定情報などについて、再度処理しようとするときは、それら情報が、不正行為等にもとづいて発生したものと判断できる。
したがって、景品交換取引、整理券管理、ワゴンサービスなどにおける不正行為を早期に発見できる。
【0057】
また、本発明の遊技情報処理方法は、管理コンピュータが、指定情報により指定された情報を、複数の被検索情報又は処理済情報を除く残りの被検索情報の中からリアルタイムに検索する方法としてある。
遊技情報処理方法をこのような方法とすれば、管理コンピュータは、指定情報の示す情報を被検索情報からリアルタイムに検索できる。したがって、景品交換取引、整理券管理、ワゴンサービスなどにおける処理を迅速に行うことができる。
【0058】
また、本発明の遊技情報処理方法は、被検索情報が、景品管理情報、発行履歴情報、整理券管理情報、ワゴンサービス情報、遊技台管理情報のうち、一又は二以上の情報を含み、指定情報が、発行入力情報、回収整理券情報、入力景品情報、遊技台特定情報のうち、一又は二以上の情報を含む方法としてある。
【0059】
遊技情報処理方法をこのような方法とすると、管理コンピュータは、景品交換取引において、被検索情報と指定情報との照合や、処理済情報の登録等をリアルタイムに実行できる。
さらに、被検索情報と指定情報との照合においては、処理済情報がその照合対象から除かれるため、同じ景品交換用チケットが二度処理されることがなくなる。
【0060】
つまり、たとえば、景品交換取引においては、同じ景品交換用チケットが同一あるいは異なる携帯型遊技場管理端末又は景品交換POSで二回以上処理されようとする場合に、管理コンピュータが、その二度処理を発見することができる。
これにより、遊技客による不当な景品の獲得を阻止できる。
【0061】
さらに、整理券の管理においては、配布済整理券情報と一致しない未回収整理券情報を発見すると、その整理券が不当なものと判断されるため、ホール従業員は、整理券の回収時に、整理券の不正を発見できる。
そして、一度処理された整理券については、処理済(回収可能整理券)として扱われるため、この処理済の整理券の示す整理券番号と同一の整理券番号を示す整理券がその後に発見されたときは、後の整理券を不正なものとして判断できる。
【0062】
加えて、ワゴンサービスで景品取引された景品に関する情報が、管理コンピュータで参照され、その景品取引の終了後には登録されるため、手書き伝票を用いた場合に比べて、情報管理の効率化を図ることができる。
さらに、手書き伝票における記入ミスや集計ミスが無くなることから、より正確な情報を用いた景品取引の管理が可能となる。
【0063】
そして、携帯型遊技場管理端末においては、遊技台情報を表示させることができる。
特に、携帯型遊技場管理端末は、遊技場内のいずれの場所においても、その遊技台情報を受信できるため、ホール従業員は、必要に応じて、即座に遊技台情報を確認・入手できる。
【0064】
また、本発明の遊技場管理プログラムは、中継器を介して、遊技に関する情報を送受信する処理を管理コンピュータ及び携帯型遊技場管理端末に実行させる遊技場管理プログラムであって、中継器との間で、無線通信により、情報を送受信する処理を、携帯型遊技場管理端末に実行させ、中継器を介して、携帯型遊技場管理端末から送信されてきた情報についての処理を、管理コンピュータに実行させる構成としてある。
【0065】
このような遊技場管理プログラムを管理コンピュータ及び携帯型遊技場管理端末に読み込ませて実行させることにより、オフライン・バッチに比べて、即時性に優れた情報を取得できる。
そして、たとえば、携帯型遊技場管理端末を景品交換取引に用いた場合は、景品交換情報が管理コンピュータでリアルタイムに処理されるため、携帯型遊技場管理端末を用いても景品交換POSと同様の交換取引の情報管理機能及び性能を確保できる。
【0066】
さらに、この遊技場管理プログラムが実行される遊技場管理システムにおいては、携帯型遊技場管理端末等で入力された情報に対して、オンライン処理(バッチ処理(オンライン・バッチ)、リアルタイム処理(オンライン・リアルタイム)、対話型処理(会話型処理、オンライン・対話型)を含む)を行うことができる。
そして、この遊技場管理システムにおいては、オンライン・トランザクション処理(バッチ・トランザクション、リアルタイム・トランザクション、対話型・トランザクション)が可能となっている。
【0067】
また、本発明の遊技場管理プログラムは、情報についてのリアルタイム処理を、管理コンピュータに実行させる構成としてある。
このような遊技場管理プログラムを管理コンピュータ及び携帯型遊技場管理端末に読み込ませて実行させることにより、管理コンピュータは、処理済情報とした遊技情報を、その後の検索に使用する被検索情報から除くことができる。
【0068】
これにより、再度処理を要求してきた発行入力情報、回収整理券情報、入力景品情報、遊技台特定情報などについては、それら情報が、不正行為等にもとづいて発生したものと判断できる。したがって、ホール従業員は、早期に不正行為を発見できる。
【0069】
また、本発明の遊技場管理プログラムは、遊技に関する情報を被検索情報として複数記憶しておく処理を、管理コンピュータに実行させ、遊技に関する情報の一部を指定する指定情報を入力する処理を、携帯型遊技場管理端末に実行させ、携帯型遊技場管理端末から指定情報を受信し、この受信した指定情報により指定された情報を、複数の被検索情報の中から検索して取り出し、この取り出した情報を処理済情報とし、その後、携帯型遊技場管理端末から指定情報を受信すると、この受信した指定情報により指定された情報を、処理済情報を除く残りの被検索情報の中から検索する処理を、管理コンピュータに実行させる構成としてある。
【0070】
このような遊技場管理プログラムを管理コンピュータ及び携帯型遊技場管理端末に読み込ませて実行させることにより、管理コンピュータは、処理済情報とした遊技情報を、その後の検索に使用する被検索情報から除くことができる。
これにより、再度処理を要求してきた発行入力情報、回収整理券情報、入力景品情報、遊技台特定情報などについては、それら情報が、不正行為等にもとづいて発生したものと判断できる。したがって、ホール従業員は、早期に不正行為を発見できる。
【0071】
また、本発明の遊技場管理プログラムは、指定情報により指定された情報を、複数の被検索情報又は処理済情報を除く残りの被検索情報の中からリアルタイムに検索する処理を、管理コンピュータに実行させる構成としてある。
このような遊技場管理プログラムを管理コンピュータ及び携帯型遊技場管理端末に読み込ませて実行させることにより、管理コンピュータは、指定情報の示す情報をリアルタイムに検索できる。これにより、ホール従業員は、早期に不正行為を発見できる。
【0072】
また、本発明の遊技場管理プログラムは、被検索情報が、景品管理情報、発行履歴情報、整理券管理情報、ワゴンサービス情報、遊技台管理情報のうち、一又は二以上の情報を含み、指定情報が、発行入力情報、回収整理券情報、入力景品情報、遊技台特定情報のうち、一又は二以上の情報を含む構成としてある。
【0073】
このような遊技場管理プログラムを管理コンピュータ及び携帯型遊技場管理端末に読み込ませて実行させることにより、被検索情報と指定情報との照合や、処理済情報の登録等を、管理コンピュータにリアルタイムに処理させることができる。
さらに、景品交換取引において、同じ景品交換用チケットが同一又は異なる携帯型遊技場管理端末あるいは景品交換POSで二回以上処理されようとする場合には、管理コンピュータに、その二度処理を発見させることができる。
【0074】
そして、整理券管理においては、管理コンピュータに対し、配布済整理券情報と一致しない未回収整理券情報を不当なものと判断させることができる。このため、ホール従業員は、整理券の回収時に、整理券の不正を発見できる。
さらに、管理コンピュータに対し、一度処理された整理券については、処理済(回収可能整理券)として扱わせることができるため、この処理済の整理券の示す整理券番号と同一の整理券番号を示す整理券がその後に発見されたときは、後の整理券を不正なものとして判断させることができる。
【0075】
また、ワゴンサービスにおいては、管理コンピュータが、ワゴンサービスで景品取引された景品に関する情報を、リアルタイムに処理するため、手書き伝票を用いた場合に比べて、情報管理の効率化を図ることができる。
さらに、手書き伝票における記入ミスや集計ミスが無くなることから、より正確な情報を用いた景品取引の管理が可能となる。
【0076】
加えて、携帯型遊技場管理端末においては、遊技台情報を表示させることができる。
特に、携帯型遊技場管理端末は、遊技場内のいずれの場所においても、その遊技台情報を受信できるため、ホール従業員は、必要に応じて、即座に遊技台情報を確認・入手できる。
【0077】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
まず、本発明の遊技場管理システム及び携帯型遊技場管理端末の実施形態について、図1を参照して説明する。
同図は、本実施形態の遊技場管理システムの構成を示すブロック図である。
【0078】
なお、本実施形態の遊技場管理システムは、クライアント・サーバシステムによって構成されている。
そして、この遊技場管理システムにおいては、オンライン処理を可能とする。
オンライン処理とは、ネットワークで結ばれた各端末から情報を入力し、回線を通じて結ばれたコンピュータへ情報を伝送して処理を行い、その処理結果を端末へ伝送して返す形態による処理方法をいう。
【0079】
また、遊技場管理システムにおけるオンライン処理とは、ネットワーク(無線ネットワーク又は有線ネットワーク)に通信接続された各端末や各装置等から情報を入力し、そのネットワークを通じて管理コンピュータへ情報を伝送して処理を行い、その処理結果を端末等へ伝送して返す形態による処理方法をいう。
【0080】
さらに、遊技場管理システムにおけるオンライン処理には、バッチ処理(オンライン・バッチ)、リアルタイム処理(オンライン・リアルタイム)、対話型処理(会話型処理、オンライン・対話型)が含まれる。
そして、本実施形態の遊技場管理システムにおいては、オンライン・トランザクション処理(バッチ・トランザクション、リアルタイム・トランザクション、対話型・トランザクション)が可能となっている。
なお、トランザクション処理とは、発生した情報がシステムに入力されて処理され、この処理の結果が端末等へ通知される一連の処理をいう。
【0081】
図1に示すように、遊技場管理システム1は、管理コンピュータ10と、計数機20と、発行機30と、景品交換機40と、有線ネットワーク50と、中継器60と、携帯型遊技場管理端末70と、無線ネットワーク80と、プリンタ90とを有している。
【0082】
ここで、管理コンピュータ10は、プログラム制御により動作するコンピュータであって、記憶装置11と、制御部12と、照合部13とを有している。
記憶装置11は、景品交換情報データベース11−1と、景品管理情報データベース11−2と、ワゴンサービス情報データベース11−3と、発行履歴情報データベース11−4と、遊技台管理情報データベース11−5と、整理券管理情報データベース11−6とを有している。
【0083】
景品交換情報データベース11−1には、景品交換情報(たとえば、交換履歴情報等)が格納されている。
交換履歴情報には、交換日時、交換した遊技客の会員番号、遊技媒体数量、景品名などが含まれる。
【0084】
景品管理情報データベース11−2には、景品設定情報(たとえば、景品名、交換数、仕入れ金額、販売単価、バーコード等)や景品在庫情報(現在庫、仕入、出庫、調整、棚卸等)など(以下、総称して「景品管理情報」という)が格納されている。
【0085】
ワゴンサービス情報データベース11−3には、ワゴンサービス情報(たとえば、ワゴンサービス景品情報、ワゴンサービス交換玉合計、交換メダル合計、交換金額合計等)が格納されている。
発行履歴情報データベース11−4には、発行履歴情報(たとえば、発行機番号、発行番号、発行時間、発行数等)が格納されている。
【0086】
遊技台管理情報データベース11−5には、遊技台情報(たとえば、打ち込み、役物中出玉、回数、補給、回収、差し引き、ベース等)や釘調情報など(以下、総称して「遊技台管理情報」という)が格納されている。
整理券管理情報データベース11−6には、整理券発行情報(たとえば、発行日時、有効日時、整理券番号、整理券タイプ等)が格納されている。
【0087】
なお、記憶装置11は、管理コンピュータ10の内蔵記憶手段であっても、また、外部記憶手段であってもよい。
また、各データベースに記憶されている情報(景品交換情報、景品管理情報、ワゴンサービス情報、発行履歴情報、遊技台管理情報、整理券発行情報等)には、遊技場管理システム1の有する装置又は端末等において入力された情報(入力情報)、それら装置又は端末等の内部で発生した情報(内部発生情報)、入力情報や内部発生にもとづいて加工された情報(加工情報)、他の装置等から受信した情報についてさらに加工された情報(再加工情報)が含まれる。
【0088】
さらに、図1においては、景品交換情報データベース11−1、景品管理情報データベース11−2、ワゴンサービス情報データベース11−3、発行履歴情報データベース11−4、遊技台管理情報データベース11−5及び整理券管理情報データベース11−6が一つの記憶装置11内で形成されているが、これらデータベースが一つの記憶装置11内で形成することに限るものではなく、たとえば、それらのうち一又は二以上のデータベースを他の記憶装置に形成することもできる。
【0089】
制御部12は、景品交換機40から景品交換情報又は遊技台管理情報を受信すると、記憶装置11の景品交換情報データベース11−1又は遊技台管理情報データベース11−5へ送り、記憶させる。
また、制御部12は、発行機30から発行履歴情報を受信すると、発行履歴情報データベース11−4へ送り、記憶させる。
【0090】
さらに、制御部12は、携帯型遊技場管理端末70からワゴンサービス情報、景品管理情報又は整理券管理情報を受信すると、ワゴンサービス情報データベース11−3、遊技台管理情報データベース11−5又は整理券管理情報データベース11−6へ送り、記憶(登録)させる。
【0091】
そして、制御部12は、携帯型遊技場管理端末70からの発行入力情報,回収整理券情報,入力景品情報,遊技台特定情報等を、照合部13へ送る。
さらに、制御部12は、照合部13からの処理済発行情報,景品管理情報,処理済整理券情報,登録景品情報,遊技台管理情報等を、有線ネットワーク50等を介して、携帯型遊技場管理端末70へ送信する。
【0092】
照合部13は、制御部12からの発行入力情報の内容と同一の内容を示す一の発行履歴情報を、発行履歴情報データベース11−4に記憶されている複数の発行履歴情報の中からリアルタイムに検索して取り出し、この取り出した一の発行履歴情報を制御部12へ送る。
なお、処理済発行情報がある場合は、発行履歴情報から処理済発行情報を除いたものが被検索対象とされる。
【0093】
また、照合部13は、制御部12からの回収整理券情報の示す整理券番号と同一の整理券番号を示す一の配布整理券情報を、整理券管理情報データベース11−6に記憶されている複数の配布整理券情報の中からリアルタイムに検索して取り出し、この取り出した一の配布整理券情報を制御部12へ送る。
なお、処理済整理券情報がある場合は、配布整理券情報から処理済整理券情報を除いたものが被検索対象とされる。
【0094】
さらに、照合部13は、制御部12からの入力景品情報の示す景品と同一の景品を示す一の登録景品情報を、景品管理情報データベース11−2に記憶されている複数の登録景品情報の中からリアルタイムに検索して取り出し、制御部12へ送る。
【0095】
また、照合部13は、制御部12からの遊技台特定情報の示す遊技台と同一の遊技台に関する遊技台管理情報を、遊技台管理情報データベース11−5に記憶されている複数の遊技台情報の中からリアルタイムに検索して取り出し、制御部12へ送る。
【0096】
この照合部13及び制御部12における処理は、各情報をリアルタイムに処理することができる。
リアルタイム処理とは、情報の発生時点やユーザからの要求が届くと同時に処理を開始する方式による処理をいう。そして、管理コンピュータ10におけるリアルタイム処理とは、有線ネットワーク50から情報が届くと同時に、あるいは構成各部が情報を受けると同時に所定の処理を開始することをいう。
【0097】
なお、この管理コンピュータ10は、図2に示すように、遊技場Aのホール事務所a1に設けられている。ただし、管理コンピュータ10の設置場所は、事務所a1に限るものではなく、たとえば、ホールカウンタa3などとすることもできる。
【0098】
計数機20は、遊技媒体の数量を計数する。発行機30は、計数機20からの計数結果を景品交換用チケットに印字して発行する。これら計数機20及び発行機30(JC)は、図2に示すように、遊技場Aの遊技ホールa2に設置されている。
景品交換機(景品交換POS)40は、ホールカウンタa3で行われる景品交換取引に関する情報(景品交換情報)を管理する。
【0099】
この景品交換機40は、入力した景品交換情報を、有線ネットワーク50を介して、管理コンピュータ10へ送信する。
また、有線ネットワーク50を介して、管理コンピュータ10から所定の情報を受信する。
【0100】
さらに、景品交換機40は、印刷部41を有している。印刷部41は、整理券等を発行する。
この整理券には、整理券発行情報が記されている。この整理券発行情報の全部又は一部は、バーコード化されて整理券に記される。
【0101】
有線ネットワーク50は、管理コンピュータ10,計数機20,発行機30,景品交換機40,中継器60を接続する有線の構内LANである。
なお、有線ネットワーク50には、図1においては、管理コンピュータ10,計数機20、発行機30,景品交換機40及び中継器60が接続されているが、これら管理コンピュータ10等に限るものではなく、たとえば、リプレイ機、ポイントリーダ、情報公開機、会員登録機などが接続されていてもよい。
この場合、管理コンピュータ10は、それらリプレイ機等からの各種情報を、所定のプログラムにもとづいて処理することもできる。
そして、携帯型遊技場管理端末70は、その各種情報を管理コンピュータ10から受信して、所定の処理を実行することもできる。
【0102】
中継器60は、携帯型遊技場管理端末70とネットワーク60とを通信接続するための中継装置又は中継アンテナである。
この中継器60は、採用される無線ネットワーク80の種類によって、その構成が異なる。
【0103】
たとえば、採用される無線ネットワーク80が、無線LANの場合は、中継器60が、無線アンテナで構成され、携帯型遊技場管理端末70の無線通信部34(後述)が、無線LAN用通信モジュールで構成される。
また、ブルートゥースの場合は、中継器60がブルートゥース用受信装置で構成され、携帯型遊技場管理端末70の無線通信部34が、ブルートゥース用モジュールで構成される。
【0104】
さらに、赤外線通信の場合は、中継器60と無線通信部34とが、それぞれ赤外線送受光装置(赤外線通信用モジュール)で構成される。
また、PHS通信の場合は、中継器60が、PHS用無線アンテナで構成され、携帯型遊技場管理端末70の無線通信部34が、PHS通信用モジュールで構成される。
【0105】
また、中継器(AP)60は、図2に示すように、遊技場Aのホール事務所a1,遊技ホールa2,ホールカウンタa3,景品倉庫a4,景品陳列コーナa5に設けることができる。
そして、遊技ホールa2においては、複数の遊技台Bで構成される島の端や、各遊技台Bの上面、側面、背面、前面等に、中継器60を設けることができる。
【0106】
携帯型遊技場管理端末(ハンディPOS端末、HP)70は、ホール従業員が所持するハンディタイプの端末機であって、図3に示すように、入力部71と、表示部72と、記憶部73と、無線通信部74と、制御部75とを有している。
入力部71は、バーコードスキャナ71−1と、タッチパネル71−2と、キーボード71−3と、カードリーダ部71−4とを有することができる。
【0107】
バーコードスキャナ71−1は、景品交換用チケットや整理券等に記されたバーコードを読み取る。この読み取られたバーコードは、制御部75へ送られる。
景品交換用チケットに記されているバーコードは、計数した日時、遊技媒体の数量、発行番号などを示す。
整理券に記されているバーコードは、整理券発行情報の全部又は一部を示す。
【0108】
タッチパネル71−2は、液晶ディスプレイ等で構成されており、所定の入力画面を表示するとともに、圧力を受けた(タッチされた)位置を特定し、この特定位置を示す信号を制御部75へ送る。
なお、このタッチパネル71−2は、表示部72として構成することもできる。
【0109】
キーボード71−3は、複数のキーを有している。
キーの種類としては、テンキー、アルファベットキー、命令キー、電源キーなどがある。
ただし、キーボード71−3を構成するキーの種類の全部又は一部を表示部72あるいはタッチパネル71−2に表示させることもできる。
【0110】
カードリーダ71−4は、所定のカードから所定の情報を読み取って制御部75へ送る。
所定のカードには、会員カードや従業員カードなどがある。
所定のカードが会員カードの場合、所定の情報には、会員番号が含まれている。
この場合、制御部75は、その会員番号を無線通信部74を介し管理コンピュータ10へ送信して参照し、この会員の貯玉からの取引を行うことができる。
【0111】
また、所定のカードが従業員カードの場合、所定の情報には、従業員番号が含まれている。
この場合、制御部75は、その従業員番号を無線通信部74を介し管理コンピュータ10へ送信して参照する。
【0112】
この参照後、制御部75は、その従業員により操作可能な機能と、操作不可能な機能とを予め定めておく。そして、携帯型遊技場管理端末70で実行されようとしている機能が、その従業員により操作可能な機能であるときは、そのままその機能の実行を続ける。一方、操作不可能な機能であるときは、その操作による実行を拒否する。
このようなカードリーダ71−4を設けることで、携帯型遊技場管理端末70は、会員の貯玉からの取引や、従業員ごとの操作可能な機能の限定等を実行することができる。
【0113】
なお、バーコードスキャナ71−1、タッチパネル71−2、キーボード71−3、カードリーダ71−4は、それぞれ携帯型遊技場管理端末70の本体とは別の構成(たとえば、独立した入力装置など)とすることができる。
この場合、携帯型遊技場管理端末70の本体と入力装置などとは、有線あるいは無線で接続することができる。
【0114】
また、入力部71は、バーコードスキャナ71−1、タッチパネル71−2、キーボード71−3、カードリーダ71−4のうちの一又は二以上を有することができる。
【0115】
表示部72は、所定の情報等を画面表示する。記憶部73は、所定の情報やプログラム等を記憶する。
無線通信部74は、無線通信が可能な装置等、たとえば、無線LAN用通信モジュール、赤外線送受光装置(赤外線通信用モジュール)、ブルートゥース用モジュール、PHS通信用モジュールなどで構成することができる。
この無線通信部74を携帯型遊技場管理端末70が有することで、携帯型遊技場管理端末70は、入力した情報をオンライン処理することができる。
【0116】
制御部75は、入力部71からの情報や記憶部73から取り出した情報を表示部72へ送って表示させる。
また、制御部75は、入力部71からの情報や記憶部73から取り出した情報を無線通信部74へ送って外部へ無線送信させる。
【0117】
さらに、制御部75は、無線通信部74からの情報等を記憶部73へ送って記憶させるとともに、表示部72へ送って表示させることができる。
これら制御部75の動作は、入力部71からの命令にもとづいて実行させることができる。
【0118】
また、携帯型遊技場管理端末70は、図4に示すように、発行部76を有することができる。
発行部76は、制御部75から送られてきた情報等にもとづいて、交換レシート、整理券、ワゴンサービス用伝票あるいは遊技台情報公開伝票などを発行する。
【0119】
交換レシートとは、景品交換取引の内容等が記載されたレシートであって、通常、発行されると、遊技客へ渡される。
ワゴンサービス用伝票とは、ワゴンサービスにおいて取引された景品や遊技媒体、現金などが記載された伝票をいう。
遊技台情報公開伝票とは、特定の遊技台に関する情報が記載された紙片であって、ホール従業員が確認し、あるいは遊技客へ開示(公開)することを目的として発行される。
【0120】
この携帯型遊技場管理端末70は、ホール従業員が所持しており、図2に示すように、遊技場Aにおいて中継器60が設置された場所であれば、どこでも通信可能である。
なお、携帯型遊技場管理端末70は、図5に示すように、大型の表示部72(タッチパネル71−2)、複数のキーからなるキーボード71−3、側頭部に配されたバーコードスキャナ71−1などを有した形状に形成することができる。
【0121】
また、携帯型遊技場管理端末70は、電池やバッテリなどの電源(図示せず)を搭載することができる。
プリンタ90は、携帯型遊技場管理端末70や管理コンピュータ10などからの印刷命令にもとづいて、所定の情報を印刷・発行する。
【0122】
次に、本実施形態の遊技場管理システムの動作(遊技情報処理方法)のうち、景品交換取引の動作について、図6を参照して説明する。
同図は、携帯型遊技場管理端末における景品交換の動作を示すフローチャートである。
【0123】
管理コンピュータ10の発行履歴情報データベース11−4には、遊技媒体の計数に関する情報等が発行履歴情報として複数記憶されている。この発行履歴情報は、発行機30から送信されてきたものである。
携帯型遊技場管理端末70の入力部71(バーコードスキャナ71−1)において、景品交換用チケットに記されたバーコード(遊技媒体の計数に関する情報等が示されたバーコード)が、発行入力情報として読み取られる(ステップ10、発行入力情報の入力)。
【0124】
この読み取られた発行入力情報(暗号化されたバーコード情報)が、制御部75へ送られ、さらに、無線通信部74から、無線ネットワーク80,中継器60及び有線ネットワーク50を介して、管理コンピュータ10へ送信される(ステップ11、発行情報の参照)。
【0125】
管理コンピュータ10の制御部12において、その発行入力情報(バーコード情報)の暗号化が解除され、照合部13へ送られる。
照合部13において、発行入力情報の内容と同一の内容を示す一の発行履歴情報が、発行履歴情報データベース11−4に記憶された複数の発行履歴情報の中からリアルタイムに検索される。
【0126】
この検索により発行履歴情報データベース11−4から取り出された一の発行履歴情報が処理済発行情報とされ、さらに、この処理済発行情報が、携帯型遊技場管理端末70へ、発行情報の応答として返信される。
携帯型遊技場管理端末70の無線通信部74において、その応答結果である処理済発行情報が受信され、制御部75において、その処理済発行情報にもとづき、発行数が交換数に加算される(ステップ12)。
なお、この交換数の加算は、管理コンピュータ10の制御部12で実行させることもできる。
【0127】
そして、追加の景品交換用チケットがある場合は、この景品交換用チケットについてのバーコードの読み取り(ステップ10)、発行情報の参照(ステップ11)及び交換数の加算(ステップ12)が実行される(ステップ13)。
ただし、管理コンピュータ10においては、照合処理済発行情報を除く残りの発行履歴情報の中から、発行入力情報の内容と同一の内容を示す一の発行履歴情報が検索される。
【0128】
このような検索処理は、管理コンピュータ10がリアルタイムに順次処理しているために可能となる。
これにより、一度処理された景品交換用チケットは、その後、同一又は異なる携帯型遊技場管理端末70等で発行入力情報(バーコード)が読み込まれても、管理コンピュータ10では処理されなくなる。つまり、同一の景品交換用チケットについての二重処理が防止される。
【0129】
次いで、交換する景品に付されたバーコードが、携帯型遊技場管理端末70の入力部71(バーコードスキャナ71−1)で読み取られる(ステップ14)。
この読み取られたバーコード情報(入力景品情報)が、制御部75へ送られ、さらに、無線通信部74,無線ネットワーク80,中継器60及び有線ネットワーク50を介して、管理コンピュータ10へ送信される。
【0130】
管理コンピュータ10の制御部12において、そのバーコード情報(入力景品情報)が受信され、照合部13へ送られる。
照合部13において、そのバーコード情報(入力景品情報)に対応した景品管理情報が照合され、携帯型遊技場管理端末70へ景品管理情報の応答が返される(景品情報の参照、ステップ15)。
【0131】
携帯型遊技場管理端末70において、その応答結果の景品管理情報にもとづき、交換数の減算が実行され(ステップ16)、ホールカウンタa3において、景品の交換が行われる。
なお、交換数の減算は、管理コンピュータ10の制御部12で実行させることもできる。
【0132】
ここで、追加の景品がある場合は、この景品についてのバーコードの読み取り(ステップ14)、景品情報の参照(ステップ15)、交換数の減算(ステップ16)が実行される(ステップ17)。
景品交換が終了可能になると、携帯型遊技場管理端末70のタッチパネル71−2に「交換終了」を示すボタンが表示される。
【0133】
交換終了ボタンが押されると、交換情報(交換終了情報及び景品交換情報を含む)が、無線ネットワーク80を介して、管理コンピュータ10へ送信される。
管理コンピュータ10の制御部12において、交換情報の受信にもとづき、景品交換情報が景品交換情報データベース11−1へ送られ、交換履歴情報として登録される(ステップ18)。
なお、この管理コンピュータ10においては、登録した交換履歴情報にもとづいて、景品出庫の演算処理(たとえば、景品在庫の減算等)などが実行される。
【0134】
また、携帯型遊技場管理端末70は、交換終了情報送信(ステップ18)を実行した後に、接続された特殊景品自動支払機(図示せず)へ、所定の情報を送信して、その特殊景品自動支払機を動作させることもできる。
この特殊景品自動支払機は、携帯型遊技場管理端末70からの情報にもとづいて、特殊景品を払い出す。
【0135】
次に、本実施形態の遊技場管理システムの動作(遊技情報処理方法)のうち、景品在庫管理の動作について、図7を参照して説明する。
同図は、携帯型遊技場管理端末における景品在庫管理の動作を示すフローチャートである。
【0136】
携帯型遊技場管理端末10の入力部71(バーコードスキャナ71−1)において、在庫操作(仕入れや棚卸し等)を行う景品に記されたバーコード(この景品に関する情報を示すバーコード)が、景品管理情報として読み取られる(ステップ30)。
この読み取られた景品管理情報が、入力部71から制御部75へ送られ、さらに、無線通信部74,無線ネットワーク80,中継器60及び有線ネットワーク50を介して、管理コンピュータ10へ送信される(景品情報の参照、ステップ31)。
【0137】
管理コンピュータ10の制御部12において、受信した景品管理情報(バーコードデータ)に対応する景品設定情報が景品管理情報データベース11−2の中から検索され、携帯型遊技場管理端末70へ景品情報の応答が返される。
携帯型遊技場管理端末70において、受信した応答結果の景品設定情報(たとえば、景品名や在庫情報等)が、携帯型遊技場管理端末70の表示部72に表示される。
【0138】
この表示された景品情報が管理者により確認され、在庫操作する数値(たとえば、仕入数等)が、入力部71(キーボード71−3等)から入力される(ステップ32)。
ここで、次の景品について処理を行う場合は、この次の景品について、景品バーコードの読み取り(ステップ30)、景品情報の参照(ステップ31)、仕入数の入力(ステップ32)が実行される(ステップ33)。
【0139】
仕入数等を入力すべき景品がない場合(次の景品が無い場合)は、入力部71の操作により、在庫操作する景品が決定され、この決定された景品に関する在庫情報(景品在庫情報)が、携帯型遊技場管理端末70から管理コンピュータ10へ送信される(ステップ34)。
そして、管理コンピュータ10の制御部12において、景品在庫情報が受信され、さらに、景品管理情報データベース11−2へ送られて、登録される。
【0140】
なお、在庫情報は、仕入数等を入力するたびに送信することもでき、また、携帯型遊技場管理端末70の記憶部73に蓄積しておき、その後にまとめて管理コンピュータ10へ送信することもできる。
このような処理により、景品在庫管理(景品の仕入れや棚卸し等)を携帯型遊技場管理端末70を用いて実行することができる。
【0141】
次に、本実施形態の遊技場管理システムの動作(遊技情報処理方法)のうち、整理券管理の動作について、図8を参照して説明する。
同図は、携帯型遊技場管理端末における整理券管理の動作を示すフローチャートである。
【0142】
ホールカウンタa3に設置された景品管理機40の印刷部41において、整理券が発行されると、整理券発行情報(たとえば、発行日時、有効日時、整理券番号等)が、管理コンピュータ10へ送信される。
管理コンピュータ10の制御部12において、その整理券発行情報(配布整理券情報)が受信され、整理券管理情報データベース11−6へ送られて記憶(登録)される。
なお、整理券は通常複数発行されるため、整理券管理情報データベース11−6においては、複数の整理券発行情報(配布整理券情報)が登録される。
【0143】
一方、遊技客の持参してきた整理券に記されている情報(バーコードで表された回収整理券情報)が、携帯型遊技場管理端末70の入力部71(バーコードスキャナ71−1)で読み取られる(ステップ50)。
この読み取られたバーコードデータ(回収整理券情報)が、制御部75へ送られ、さらに、無線通信部74,無線ネットワーク80,中継器60及び有線ネットワーク50を介して、管理コンピュータ10へ送信される(整理券発行情報の参照、ステップ51)。
【0144】
管理コンピュータ10の制御部12において、バーコードデータ(回収整理券情報)が受信され、照合部13へ送られる。
照合部13において、そのバーコードデータ(回収整理券情報)の示す整理券番号と同一の整理券番号を示す一の配布整理券情報が、整理券管理情報データベース11−6に記憶されている複数の配布整理券情報の中からリアルタイムに検索される。
なお、検索キーは、整理券番号に限るものではなく、たとえば、発行日時、有効日時、遊技場名などを含むこともできる。
【0145】
そして、この検索により取り出された一の配布整理券情報が、処理済整理券情報とされ、この処理済整理券情報(たとえば、整理券番号や有効無効等を含む)が、携帯型遊技場管理端末70へ送信される(整理券情報の応答)。
携帯型遊技場管理端末70の無線通信部74において、その応答結果である処理済整理券情報が受信され、さらに表示部72へ送られて表示される(ステップ52)。
【0146】
このような処理により、ホール従業員は、携帯型遊技場管理端末70の表示部72に表示された処理済整理券情報にもとづいて、整理券が偽造等されたものか否か、あるいは整理券を持参してきた者の入場を許可するか否かを判断することができる。
また、ホール従業員は、管理コンピュータの整理券管理情報データベースに記憶されている整理券情報を携帯型遊技場管理端末で受信して表示させることにより、現在の入場者数を確認できる。
【0147】
なお、管理コンピュータ10は、携帯型遊技場管理端末70から回収整理券情報を二回以上送信してくると、処理済整理券情報を除く残りの配布整理券情報を検索の被対象とする。
つまり、この場合、管理コンピュータ10は、その受信した二回目以降の回収整理券情報の示す整理券番号と同一の整理券番号を示す一の配布整理券情報を、処理済整理券情報を除く残りの配布整理券情報の中からリアルタイムに検索する。
【0148】
このような処理により、管理コンピュータ10は、一度検索処理の対象とした回収整理券情報を、処理済みの整理券情報として扱うことができる。
このため、偽造された整理券が使用されたとしても、この偽造整理券の示す整理券番号が、一度検索処理の対象とされた回収整理券情報の示す整理券番号と同一であるときは、被検索対象とされた配布整理券情報の示す整理券番号には存在しないため、不正行為が発生したものと判断できる。そして、この不正行為の発生した旨を携帯型遊技場管理端末70で表示させることにより、ホール従業員は、その不正行為の発生を、整理券を回収したその場で確認できる。
【0149】
次に、本実施形態の遊技場管理システムの動作(遊技情報処理方法)のうち、ワゴンサービス管理の動作について、図9を参照して説明する。
同図は、携帯型遊技場管理端末におけるワゴンサービス管理の動作を示すフローチャートである。
【0150】
管理コンピュータ10のワゴンサービス情報データベース11−3には、ワゴンサービスで交換取引される景品についての情報がワゴンサービス情報(登録景品情報)として複数記憶(登録)されている。
ところで、ワゴンサービスにおいて、遊技客からの注文にもとづき、その景品に記されたバーコード情報が、携帯型遊技場管理端末70の入力部71(バーコードスキャナ71−1)で、入力景品情報として読み取られる(ステップ70)。
【0151】
この読み取られた入力景品情報が、制御部35へ送られ、さらに、無線通信部74,無線ネットワーク80,中継器60及び有線ネットワーク50を介して、管理コンピュータ10へ送信される。
管理コンピュータ10の制御部12において、入力景品情報が受信され、照合部13へ送られる(景品情報の参照、ステップ71)。
【0152】
照合部13において、その入力景品情報の示す景品と同一の景品を示す一の登録景品情報が、ワゴンサービス情報データベース11−3に記憶されている複数の登録景品情報の中からリアルタイムに検索される。
そして、この検索により取り出された一の登録景品情報(景品名や交換数等を含む)が、制御部12へ送られ、さらに、その景品情報の応答として携帯型遊技場管理端末70へ返信される。
【0153】
携帯型遊技場管理端末70において、その応答結果である一の登録景品情報が、表示部72で画面表示される(ステップ72)。
その表示部72において、さらに、遊技媒体の種類の選択画面が表示される。この選択画面に表示された遊技媒体の種類のうち、一の種類が入力部71で選択され、交換する景品が決定される(ステップ73)。
【0154】
ここで、複数のワゴンサービス景品が交換される場合は、次の景品についての景品バーコードの読み取り(ステップ70)、景品情報の参照(ステップ71)、景品情報の表示(ステップ72)、交換の決定(ステップ73)が実行される(ステップ74)。
【0155】
交換対象とされる景品のすべてについて、交換決定処理(ステップ73)が実行されると、それら交換対象景品についてのワゴンサービス情報が、制御部35へ送られ、さらに、無線ネットワーク60を介して、管理コンピュータ10へ送信される。
そして、管理コンピュータ10において、受信したワゴンサービス情報が、ワゴンサービス情報データベース11−3へ送られて、登録される(ステップ75)。
【0156】
なお、携帯型遊技場管理端末70で入力されたワゴンサービス情報は、ワゴンサービスを行うたびに管理コンピュータ10へ送信することもでき、また、携帯型遊技場管理端末70の記憶部33に蓄積しておき、その後にまとめて管理コンピュータ10へ送信することもできる。
このような構成により、ワゴンサービスを、携帯型遊技場管理端末70を用いて行うことができる。
【0157】
次に、本実施形態の遊技場管理システムの動作(遊技情報処理方法)のうち、遊技台管理の動作について、図10を参照して説明する。
同図は、携帯型遊技場管理端末における遊技台管理の動作を示すフローチャートである。
【0158】
遊技台に関する情報が、遊技台管理情報として管理コンピュータ10の遊技台管理情報データベース11−5に記憶(登録)されている。
ところで、遊技台情報を確認したい遊技台を特定する遊技台特定情報(遊技台番号)が、携帯型遊技場管理端末70の入力部71で入力されると(ステップ90)、制御部35へ送られる。
【0159】
この遊技台特定情報(遊技台番号)の入力は、たとえば、キーボード71−3やタッチパネル71−2等を用いた直接入力や、バーコードスキャナ71−1を用いたバーコード入力(この場合、バーコード形式で台番号の印字された用紙やカード等を使用)により行われる。
【0160】
制御部75で受け取られた遊技台特定情報(遊技台番号)が、無線通信部74,無線ネットワーク80,中継器60及び有線ネットワーク50を介して、管理コンピュータ10へ送信される(遊技台情報の参照、ステップ91)。
管理コンピュータ10の制御部12において、遊技台特定情報(遊技台番号)が受信され、照合部13へ送られる。
【0161】
照合部13において、遊技台特定情報(遊技台番号)の示す遊技台と同一の遊技台に関する遊技台管理情報が、リアルタイムに検索される。そして、この検索により取り出された遊技台管理情報が、携帯型遊技場管理端末70へ遊技台情報の応答として返信される。
携帯型遊技場管理端末70の無線通信部74において、その応答内容である遊技台管理情報が受信され、制御部75から表示部72へ送られて表示される(ステップ92)。
【0162】
ここで、他の遊技台に関する遊技台情報を取得したい場合は、その遊技台についての遊技台特定情報(遊技台番号)の入力(ステップ90)、遊技台管理情報の参照(ステップ91)、遊技台管理情報の表示(ステップ92)が実行される(ステップ93)。
このような構成によれば、ホール従業員は、携帯型遊技場管理端末を用いて、指定した遊技台に関する情報、営業状態の確認、釘調情報の確認等を行うことができる。
【0163】
次に、本実施形態の遊技場管理プログラムについて説明する。
コンピュータ(管理コンピュータ及び携帯型遊技場管理端末)の景品交換機能、景品管理機能、ワゴンサービス機能、遊技台管理機能及び整理券管理機能等は、各コンピュータの記憶部(管理コンピュータ及び携帯型遊技場管理端末のROM等)に記憶された遊技場管理プログラムにより実現される。
【0164】
遊技場管理プログラムは、コンピュータに読み込まれることにより、コンピュータの各構成要素に指令を送り、所定の処理、たとえば、景品バーコード等の読み取り処理、景品交換機能等における情報参照処理、情報の検索処理、情報の表示処理などを行わせる。
これによって、景品交換機能、景品管理機能、ワゴンサービス機能、遊技台管理機能及び整理券管理機能等は、遊技場管理プログラムとコンピュータとが協働した管理コンピュータ又は携帯型遊技場管理端末により実現される。
【0165】
なお、景品交換機能、景品管理機能、ワゴンサービス機能、遊技台管理機能及び整理券管理機能等を実現するための遊技場管理プログラムは、コンピュータのROMあるいはハードディスクに記憶される他、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、たとえば、外部記憶装置及び可搬記録媒体等に格納することができる。外部記憶装置とは、CD−ROM等の記憶媒体を内蔵し、管理コンピュータ等に外部接続されるメモリ増設装置をいう。一方、可搬記録媒体とは、記録媒体駆動装置(ドライブ装置)に装着でき、かつ、持ち運び可能な記録媒体であって、たとえば、フレキシブルディスク、メモリカード、光磁気ディスク等をいう。
【0166】
そして、記録媒体に記録されたプログラムは、コンピュータのRAMにロードされて、CPUにより実行される。この実行により、上述した本実施形態の管理コンピュータや携帯型遊技場管理端末の各機能が実現される。
さらに、コンピュータで遊技場管理プログラムをロードする場合、他のコンピュータで保有された遊技場管理プログラムを、通信回線を利用して自己の有するRAMや外部記憶装置にダウンロードすることもできる。このダウンロードされた遊技場管理プログラムも、CPUにより実行され、本実施形態の管理コンピュータや携帯型遊技場管理端末の各機能を実現する。
【0167】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、無線通信によりオンラインでデータを送受信する携帯型遊技場管理端末が遊技場管理システムに設けられ、さらに、管理コンピュータが受信したデータをリアルタイムに処理するため、たとえば、景品交換取引をホールカウンタ以外の任意の場所で行うことができる。
これにより、交換待ちの行列を緩和して、遊技客へのサービスの向上を図ることができる。
【0168】
また、開店前に配布される整理券についての情報管理が可能となるため、偽造等された整理券を回収時に発見でき、かつ、現在の入場者数の確認も可能となる。
さらに、ワゴンサービスにおいては、手書き伝票による記入ミスや集計ミスが無くなるとともに、売上管理や在庫管理などのワゴンサービスの管理を効率的かつ正確に行うことができる。
【0169】
加えて、中継器が、遊技場のあらゆる場所に設けられるため、ホール従業員は、営業中の遊技台に関する情報を、携帯型遊技場管理端末を用いて、遊技場内の任意の場所で確認できる。
さらに、棚卸し等の景品在庫管理において、携帯型遊技場管理端末で読み込まれた景品データが随時管理コンピュータへ送信されるため、在庫管理用バーコードスキャナにおけるバッチ処理に比べて、効率的に景品在庫データを処理できる。
【0170】
また、遊技場管理プログラムは、コンピュータ(管理コンピュータ及び携帯型遊技場管理端末)の各構成要素へ所定の指令を送ることにより、このコンピュータに景品交換機能、景品管理機能、ワゴンサービス機能、遊技台管理機能及び整理券管理機能等を実現させることができる。
これによって、景品交換機能、景品管理機能、ワゴンサービス機能、遊技台管理機能及び整理券管理機能等は、遊技場管理プログラムとコンピュータとが協働した管理コンピュータ及び携帯型遊技場管理端末により実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技場管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】遊技場における本発明の遊技場管理システムの配置を示すブロック図である。
【図3】本発明の携帯型遊技場管理端末の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の携帯型遊技場管理端末の他の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の携帯型遊技場管理端末の外観形状を示す外観斜視図である。
【図6】本発明の遊技場管理システムを用いた景品交換の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の遊技場管理システムを用いた景品管理の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の遊技場管理システムを用いた整理券管理の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の遊技場管理システムを用いたワゴンサービスの動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の遊技場管理システムを用いた遊技台情報管理の動作を示すフローチャートである。
【図11】従来の遊技場管理システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 遊技場管理システム
10 管理コンピュータ
11 記憶装置
11−1 景品交換情報データベース
11−2 景品管理情報データベース
11−3 ワゴンサービス情報データベース
11−4 発行履歴情報データベース
11−5 遊技台管理情報データベース
11−6 整理券管理情報データベース
12 制御部
13 照合部
20 計数機
30 発行機
40 景品交換機
41 印刷部
50 有線ネットワーク
60 中継器
70 携帯型遊技場管理端末
71 入力部
71−1 バーコードスキャナ
71−2 タッチパネル
71−3 キーボード
71−4 カードリーダ
72 表示部
73 記憶部
74 無線通信部
75 制御部
76 発行部
80 無線ネットワーク
90 プリンタ

Claims (4)

  1. 遊技に関する情報を収集・管理する管理コンピュータを有した遊技場管理システムであって、
    前記管理コンピュータとの間で、整理券に関する情報の送受信を行う一又は二以上の携帯型遊技場管理端末と、
    前記情報の送受信を中継する中継器とを有し、
    前記管理コンピュータは、
    前記携帯型遊技場管理端末からの整理券に関する情報をリアルタイムに処理する制御手段と、
    所定の整理券発行情報を記憶する記憶手段と、
    前記携帯型遊技場管理端末から送信される情報に基づいて、前記整理券発行情報を検索し、その応答結果を当該携帯型遊技場管理端末に送信する照合手段と、を備え、
    前記携帯型遊技場管理端末は、
    前記中継器を介して前記管理コンピュータとの間で、無線通信により、整理券に関する情報を送受信する通信手段と、
    所定情報を印字出力して遊技場への入場者を整理、調整又は制限するための整理券を発行する発行手段と、
    前記整理券に表示された情報の全部又は一部を読み取る読み取り手段と、
    所定の情報を画面表示する表示手段と、を備え、
    前記通信手段は、前記読み取り手段で読み取られた整理券の情報を前記管理コンピュータに送信するとともに、当該整理券に係る検索の応答結果を前記管理コンピュータから受信し、当該応答結果を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
  2. 前記発行手段が、前記整理券に関する情報の全部又は一部をバーコード化して整理券に表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技場管理システム。
  3. 前記記憶手段に記憶される整理券発行情報が、整理券の発行日時、有効日時、整理券番号を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技場管理システム。
  4. 前記管理コンピュータは、前記記憶手段に記憶された整理券発行情報のうち、前記整理券から読み取られた情報により検索処理された整理券発行情報を、処理済みの整理券情報として以降の検索対象から除外する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の遊技場管理システム。
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