JPH1176578A - 景品交換管理装置 - Google Patents

景品交換管理装置

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JPH1176578A
JPH1176578A JP24060097A JP24060097A JPH1176578A JP H1176578 A JPH1176578 A JP H1176578A JP 24060097 A JP24060097 A JP 24060097A JP 24060097 A JP24060097 A JP 24060097A JP H1176578 A JPH1176578 A JP H1176578A
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JP24060097A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Yasumori Yoneyama
泰守 米山
Masaharu Suzuki
雅晴 鈴木
Yoko Ide
陽子 井出
Masayuki Tsurumi
正行 鶴見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少ない設備投資で、景品交換時に生ずる余り玉
を適切に処理することのできる景品交換管理装置を提供
する。 【解決手段】計数部41は、投入されたパチンコ球の個
数を計数し、景品数取得部42は、特殊景品に交換でき
ない端数のパチンコ球によって交換し得る一般景品の個
数を求め、景品特定部43は、遊技客から予め登録され
た複数種類の一般景品の中から今回希望する一般景品を
特定するための操作を受け付け、記録媒体発行部44
は、遊技客の選択した一般景品の種類およびその個数を
記録した記録媒体を発行する。遊技客は、この記録媒体
に記録されている一般景品を、後日、実際の景品として
交換することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技客の獲得した
遊技球の個数を計数しその個数に応じた景品に交換する
景品交換管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技客の獲得したパチンコ球は、遊技終
了時点で所定数を単位として景品(特殊景品)に交換さ
れるが、端数となった余り玉は、通常、缶ジュースやた
ばこなど一般景品と呼ばれる景品に交換される。このよ
うな一般景品は、持ち帰りが不便である等の理由から遊
技者に好まれない場合があった。
【0003】そこで、余り玉を、一般景品に交換するこ
となく、余り玉のまま保留し、次回来店時にパチンコ球
に変換して遊技に供し得るようにした景品交換管理装置
が提案されている。
【0004】特開平4−221589号公報には、余り
玉の個数を磁気カード等の記録媒体に記録して精算する
景品交換管理装置が開示されている。この装置は、パチ
ンコ球が投入されるホッパと、該ホッパに投入されたパ
チンコ球を計数する遊技媒体計数機と、この遊技媒体計
数機による計数結果を所定の景品の交換単価数に応じた
単位数で除算することにより景品交換個数及び余り玉の
個数を演算する演算手段と、この演算手段による演算結
果を表示する表示手段とを備えている。
【0005】遊技者は、余り玉を実際のパチンコ球とし
て返却することを望む場合には、景品交換管理装置に設
けられた外部操作可能な操作部の第1ボタンを操作す
る。これにより、当該景品交換管理装置の有する返却機
構が動作し、演算手段によって演算された余り玉の個数
に相当する数のパチンコ球が放出される。また、第2の
操作ボタンを操作した場合には、制御手段が演算手段に
より演算された余りのパチンコ球の個数を記録した記録
媒体を発行するようになっている。
【0006】この記録媒体に記録された余りのパチンコ
球数に応じた数のパチンコ球は、後日、払い出すことが
可能になっている。記録媒体が磁気カードの場合には、
払い出しの際に当該磁気カードに記録されている余り玉
の個数がカードリーダライタによって読み取られ、今
回、払い出しを行った個数だけ、記録されている余り玉
の個数を減算して記録内容を書き換えるようになってい
る。
【0007】また、特開平5−84358号公報に開示
されている景品交換管理装置は、景品交換個数及び余り
玉の個数を中央にミシン目から分離できる1枚のレシー
トの上部と下部に分けて印字して出力するようになって
いる。余り玉の個数の印字されている部分は、当日、景
品に交換することなく持ち帰ることが可能になってお
り、分離された余り玉のレシートを提示することによっ
て、後日、余り玉を実際のパチンコ球として受け取るこ
とができるようになっている。
【0008】また、最近のパチンコホールでは、各精算
時に発生した余り玉を累積的に加算してパチンコホール
側に預け、後日、累積している余り玉を受け取ることが
可能な、いわゆる貯玉と呼ばれる方法が導入されてい
る。貯玉システムは、ネットワークによって接続されて
いるコンピュータ装置によって各遊技者ごとに余り玉の
個数を管理するようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】レシートや磁気カード
に余り玉を記録するものでは、累積的に余り玉を貯める
ことができないので、少ない個数の余り玉で遊技しても
パチンコ機のゲーム性からは大当たりする確率が極端に
低く、遊技客にとって有用性が低いものであった。ま
た、レシートや磁気カードに余り玉の個数を記録しこれ
を遊技者側が保有するので、レシートの偽造や改変など
の不正行為を適切に防止することができないという問題
があった。
【0010】一方、貯玉システムでは、余り玉の個数を
コンピュータ装置に記憶して管理するので不正行為の発
生を低減できるが、システム導入のための投資額が大き
く、一部の優良店しか採用することができない。さら
に、この方式は、通常、余り玉から一定の手数料が徴収
され、たとえば、実質1000個の余り玉であっても手
数料を差し引かれて800個の価値しか遊技客に与えら
れなかった。
【0011】本発明は、以上のような従来が有する問題
点に着目してなされたもので、少ない設備投資で、景品
交換時に生ずる余り玉を適切に処理することのできる景
品交換管理装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
[1]遊技客の獲得した遊技球の個数を計数しその個数
に応じた景品に交換する景品交換管理装置において、計
数手段(41)と、景品数取得手段(42)と、景品特
定手段(43)と、記録媒体発行手段(44)と、一般
景品交換手段(60)とを設け、前記計数手段(41)
は、投入された遊技球の個数を計数し、前記景品数取得
手段(42)は、前記計数手段(41)によって計数さ
れた遊技球の個数から所定数の遊技球を単位に交換され
る特殊景品に交換できない端数の遊技球によって交換さ
れる一般景品の個数を求め、前記景品特定手段(43)
は、予め登録された複数種類の一般景品の中から今回交
換する一般景品を特定するための操作を受け付け、前記
記録媒体発行手段(44)は、前記景品特定手段(4
3)を通じて特定された一般景品の種類および個数を記
録した記録媒体(130)を発行し、前記一般景品交換
手段(60)は、前記記録媒体(130)の記録内容を
読み取って表示するとともに記録媒体(130)に記録
されている一般景品を実際の景品として引き渡す旨の指
示を受けたとき、それに対応して前記記録媒体(13
0)の記録内容を更新することを特徴とする景品交換管
理装置。
【0013】[2]遊技客の獲得した遊技球の個数を計
数しその個数に応じた景品に交換する景品交換管理装置
において、計数手段(41)と、景品数取得手段(4
2)と、景品特定手段(43)と、記録媒体発行手段
(44)と、一般景品交換手段(60)とを設け、前記
計数手段(41)は、投入された遊技球の個数を計数
し、前記景品数取得手段(42)は、前記計数手段(4
1)によって計数された遊技球の個数から所定数の遊技
球を単位に交換される特殊景品の個数と前記特殊景品よ
りも少ない一定個数の遊技球を単位に交換される一般景
品の個数とを求め、前記景品特定手段(43)は、予め
登録された複数種類の一般景品の中から今回交換する一
般景品を特定するための操作を受け付け、前記記録媒体
発行手段(44)は、今回交換される特殊景品の個数を
記録したレシートと前記景品特定手段(43)を通じて
特定された一般景品の種類および個数を記録した記録媒
体(130)とを個別に発行し、前記一般景品交換手段
(60)は、前記記録媒体(130)の記録内容を読み
取って表示するとともに当該記録媒体(130)に記録
されている一般景品を実際の景品として引き渡す旨の指
示を受けたとき、それに対応して前記記録媒体(13
0)の記録内容を更新することを特徴とする景品交換管
理装置。
【0014】[3]遊技客の獲得した遊技球の個数を計
数しその個数に応じた景品に交換する景品交換管理装置
において、遊技媒体計数装置(70)と景品交換装置
(60、80)とを設け、前記遊技媒体計数装置(7
0)は、計数手段(301)と、特殊景品数取得手段
(302)と、レシート発行手段(303)とを備え、
前記景品交換装置(60、80)は、レシート読取手段
(65)と、一般景品数取得手段(320)と、景品特
定手段(330)と、記録媒体発行手段(80)と、一
般景品交換手段(82)とを備え、前記遊技媒体計数装
置(70)の有する前記計数手段(301)は、投入さ
れた遊技球の個数を計数し、前記特殊景品数取得手段
(302)は、前記計数手段(301)によって計数さ
れた遊技球の個数から所定数の遊技球を単位に交換され
る特殊景品の個数とこれに交換し得ない端数の遊技球の
個数を表した端玉数とを求め、前記レシート発行手段
(303)は、少なくとも前記特殊景品数取得手段(3
02)の求めた特殊景品の個数と前記端玉数とを記録し
たレシートを発行し、前記景品交換装置(60、80)
の有する前記レシート読取手段(65)は、前記レシー
ト発行手段(303)の発行したレシートの記録内容を
読み取り、前記一般景品数取得手段(320)は、前記
レシート読取手段(65)が前記レシートから読み取っ
た前記端玉数から前記特殊景品よりも少ない一定個数の
遊技球を単位に交換される一般景品の個数を求め、前記
景品特定手段(330)は、予め登録された複数種類の
一般景品の中から今回交換する一般景品を特定するため
の操作を受け付け、前記記録媒体発行手段(80)は、
前記景品特定手段(330)を通じて特定された一般景
品の種類および個数を記録した記録媒体(130)を発
行し、前記一般景品交換手段(82)は、前記記録媒体
(130)の記録内容を読み取って表示するとともに当
該記録媒体(130)に記録されている一般景品を実際
の景品として引き渡す旨の指示を受けたとき、それに対
応して前記記録媒体(130)の記録内容を更新するこ
とを特徴とする景品交換管理装置。
【0015】[4]遊技客の獲得した遊技球の個数を計
数しその個数に応じた景品に交換する景品交換管理装置
において、計数手段(41)と、景品数取得手段(4
2)と、景品特定手段(43)と、記録媒体発行手段
(44)と、一般景品交換手段(60)と、余り玉数記
憶手段(90)と、振込手段(91)とを設け、前記計
数手段(41)は、投入された遊技球の個数を計数し、
前記景品数取得手段(42)は、前記計数手段(41)
によって計数された遊技球の個数から所定数の遊技球を
単位に交換される特殊景品に交換できない端数の遊技球
によって交換される一般景品の個数と一般景品にも交換
し得ない余り玉の個数とを求め、前記景品特定手段(4
3)は、予め登録された複数種類の一般景品の中から今
回交換する一般景品を特定するための操作を受け付け、
前記記録媒体発行手段(44)は、前記景品特定手段
(43)を通じて特定された一般景品の種類および個数
を記録した記録媒体(130)を発行し、前記一般景品
交換手段(60)は、前記記録媒体(130)の記録内
容を読み取って表示するとともに当該記録媒体(13
0)に記録されている一般景品を実際の景品として引き
渡す旨の指示を受けたとき、それに対応して前記記録媒
体(130)の記録内容を更新し、前記余り玉数記憶手
段(90)は、一定期間に渡って前記景品数取得手段
(42)の求めた前記余り玉の個数を累積加算して記憶
し、前記振込手段(91)は、前記余り玉数記憶手段
(90)の記憶している余り玉の総数に対応する金額を
所定の交換単価を基づいて求め、当該金額を予め定めら
れた銀行口座へ振り込むことを特徴とする景品交換管理
装置。
【0016】[5]遊技客の獲得した遊技球の個数を計
数しその個数に応じた景品に交換する景品交換管理装置
において、遊技媒体計数装置(70)と景品交換装置
(60、80)とを設け、前記遊技媒体計数装置(7
0)は、計数手段(301)と、特殊景品数取得手段
(302)と、レシート発行手段(303)とを備え、
前記景品交換装置(60、80)は、レシート読取手段
(65)と、一般景品数取得手段(320)と、景品特
定手段(330)と、記録媒体発行手段(80)と、一
般景品交換手段(82)と、余り玉数記憶手段(90)
と、振込手段(91)とを備え、前記遊技媒体計数装置
(70)の有する前記計数手段(301)は、投入され
た遊技球の個数を計数し、前記特殊景品数取得手段(3
02)は、前記計数手段(301)によって計数された
遊技球の個数から所定数の遊技球を単位に交換される特
殊景品の個数とこれに交換し得ない端数の遊技球の個数
を表した端玉数とを求め、前記レシート発行手段(30
3)は、少なくとも前記特殊景品数取得手段(302)
の求めた特殊景品の個数と前記端玉数とを記録したレシ
ートを発行し、前記景品交換装置(60、80)の有す
る前記レシート読取手段(65)は、前記レシート発行
手段(303)の発行したレシートの記録内容を読み取
り、前記一般景品数取得手段(320)は、前記レシー
ト読取手段(65)が前記レシートから読み取った前記
端玉数から前記特殊景品よりも少ない一定個数の遊技球
を単位に交換される一般景品の個数と一般景品にも交換
し得ない余り玉の個数とを求め、前記景品特定手段(3
30)は、予め登録された複数種類の一般景品の中から
今回交換する一般景品を特定するための操作を受け付
け、前記記録媒体発行手段(80)は、前記景品特定手
段(330)を通じて特定された一般景品の種類および
個数を記録した記録媒体(130)を発行し、前記一般
景品交換手段(82)は、前記記録媒体(130)の記
録内容を読み取って表示するとともに当該記録媒体(1
30)に記録されている一般景品を実際の景品として引
き渡す旨の指示を受けたとき、それに対応して前記記録
媒体(130)の記録内容を更新し、前記余り玉数記憶
手段(90)は、一定期間に渡って前記景品数取得手段
(320)の求めた前記余り玉の個数を累積加算して記
憶し、前記振込手段(91)は、前記余り玉数記憶手段
(90)の記憶している余り玉の総数に対応する金額を
所定の交換単価に基づいて求め、当該金額を予め定めら
れた銀行口座へ振り込むことを特徴とする景品交換管理
装置。
【0017】[6]各景品の在庫数を登録管理する景品
在庫管理手段(90)を備え、当該景品在庫管理手段
(90)は、各一般景品の実際の在庫数から既に発行さ
れている前記記録媒体(130)に記録されかつ未交換
の一般景品の個数を指し引いた値を基にして各種類ごと
に一般景品の在庫数を管理することを特徴とする
[1]、[2]、[3]、[4]または[5]記載の景
品交換管理装置。
【0018】[7]各景品の在庫数を登録管理する景品
在庫管理手段(90)と景品を発注する景品発注手段
(91)とを備え、前記景品在庫管理手段(90)は、
各一般景品の実際の在庫数から既に発行されている前記
記録媒体(130)に記録されかつ未交換の一般景品の
個数を指し引いた値を基にして各種類ごとに一般景品の
在庫数を管理し、前記景品発注手段(91)は、前記景
品在庫管理手段(90)の管理する在庫数が所定の最小
個数に達したとき通信回線を通じたデータ通信によって
該当する景品の発注を行うことを特徴とする[1]、
[2]、[3]、[4]、[5]または[6]記載の景
品交換管理装置。
【0019】[8]前記記録媒体(130)は、記録内
容を目視できかつ記録内容の書き換えが可能な印刷領域
と磁気的に情報を記録する磁気記録領域とを備え、前記
記録媒体発行手段(44)は、少なくとも景品の種類と
個数と実際の景品に交換し得る有効期限日とを前記磁気
記録領域および前記印刷領域の双方に記録した記録媒体
(130)を発行することを特徴とする[1]、
[2]、[3]、[4]、[5]、[6]または[7]
記載の景品交換管理装置。
【0020】[9]前記記録媒体発行手段(44)は、
前記記録媒体(130)に一般景品の個数と種類とを記
録する際にこれらとともに記録する交換の有効期限日と
してその記録日が所定期間に属する間当該期間に対応付
けて予め定められている一の日付けを設定し、前記景品
在庫管理装置は、発行済みの記録媒体(130)に登録
されかつ未交換の一般景品の個数を管理する際にその種
類別に前記有効期限日が同一のものを一括して管理する
ことを特徴とする[1]、[2]、[3]、[4]、
[5]、[6]、[7]または[8]記載の景品交換管
理装置。
【0021】[10]前記一般景品交換手段(60)
は、読み取った記録媒体(130)に記録されている一
般景品の有効期限日が本日の日付を経過しているとき、
それらを前記記録媒体(130)の記録内容から削除す
ることを特徴とする[1]、[2]、[3]、[4]、
[5]、[6]、[7]、[8]または[9]記載の景
品交換管理装置。
【0022】前記本発明は次のように作用する。計数手
段(41)は投入された遊技球の個数を計数し、景品数
取得手段(42)は計数手段(41)によって計数され
た遊技球の個数から所定数の遊技球を単位に交換される
特殊景品に交換できない端数の遊技球によって交換され
る一般景品の個数を求める。
【0023】すなわち、計数手段(41)の計数した遊
技球の個数を1つの特殊景品と交換される遊技球の個数
で除し、その余りを1つの一般景品に交換される遊技球
の個数で除した商を、特殊景品に交換できない端数の遊
技球によって交換される一般景品の個数として求める。
【0024】景品特定手段(43)は、予め登録された
複数種類の一般景品の中から今回交換する一般景品を特
定するための操作を操作者から受け付け、記録媒体発行
手段(44)は、景品特定手段(43)を通じて特定さ
れた一般景品の種類およびその個数を記録した記録媒体
(130)を発行する。たとえば、タッチパネル付き表
示画面に、交換可能な一般景品の図柄等を表示し、操作
者に当該タッチパネルを通じて希望する一般景品を選択
させる。記録媒体発行手段(44)は、操作者によって
特定された一般景品の種類や個数を記録した磁気カード
等の記録媒体(130)を発行する。
【0025】一般景品交換手段(60)は、記録媒体発
行手段(44)の発行した磁気カード等の記録媒体(1
30)が挿入されると、その内容を読み取ってタッチパ
ネル付き表示画面等に表示する。タッチパネルの該当箇
所が押下される等によって操作者から実際の景品に引き
替える旨の指示を受けると、一般景品交換手段(60)
は、それに対応して記録媒体(130)の記録内容を更
新する。すなわち、実際の景品として交換された分だけ
記録媒体(130)内の登録を削除する。なお、実際の
景品は、係員等から遊技客へ手渡される。
【0026】このように、端数の遊技球によって交換す
る一般景品を操作者に指定させ、当該一般景品の種類や
個数を記録した記録媒体(130)を発行し、これを後
日、実際の景品に交換し得るようにしたので、たとえ
ば、今回、端玉によって獲得した缶ジュース等を、次回
来店した際に受け取って遊技中に飲むことができ、一般
景品を持ち帰る煩わしさから遊技者を開放することがで
きる。
【0027】さらに、遊技者の持ち帰る記録媒体(13
0)には、端数の余り玉の個数を記録せず、一般景品の
種類と個数を記録するので、端玉数を記録媒体(13
0)に直接記録する場合に比べて不正行為を誘発し難
い。また、ネットワークを介さない独立した装置である
ので、貯玉システム等に比べて少ない資金で導入するこ
とができる。
【0028】また景品数取得手段(42)は、計数手段
(41)によって計数された遊技球の個数から交換可能
な特殊景品の個数と特殊景品よりも少ない一定個数の遊
技球を単位に交換される一般景品の個数とを求める。景
品特定手段(43)は、予め登録された複数種類の一般
景品の中から今回交換する一般景品を特定するための操
作を操作者から受け付け、記録媒体発行手段(44)
は、今回交換される特殊景品の個数を記録したレシート
と景品特定手段(43)を通じて特定された一般景品の
種類およびその個数を記録した記録媒体(130)とを
個別に発行する。
【0029】このように当日交換すべき特殊景品につい
てはレシートを発行し、後日交換可能な一般景品につい
ては磁気カード等の記録媒体(130)を別途発行する
ので、遊技者およびホール側の双方にとって景品交換や
その管理の手間を軽減することができる。
【0030】また、景品交換管理装置を、計数手段(4
1)と、特殊景品数取得手段(302)と、レシート発
行手段(303)とを備える遊技媒体計数装置(70)
と、レシート読取手段(65)と、一般景品数取得手段
(320)と、景品特定手段(43)と、記録媒体発行
手段(44)と、一般景品交換手段(60)とを備える
景品交換装置(60、80)とに分けて構成する。
【0031】遊技媒体計数装置(70)は、投入された
遊技球の個数を計数し、これを基に交換可能な特殊景品
の個数とその余り玉の個数を求め、これらの値を印刷し
たレシートを発行する。景品交換装置(60、80)の
有するレシート読取手段(65)は、遊技媒体計数装置
(70)の発行したレシートを読み取ってその余り玉か
ら交換可能な一般景品の個数を求める。さらに余り玉と
の交換を希望する一般景品の種類および個数の入力を操
作者から受け付け、その内容を記録した記録媒体(13
0)を発行する。
【0032】一般景品交換手段(60)は、記録媒体
(130)の記録内容を読み取って表示するとともに当
該記録媒体(130)に記録されている一般景品を実際
の景品として引き渡す旨の指示を受けたとき、それに対
応して記録媒体(130)の記録内容を更新する。
【0033】このように、遊技球の個数を計数してレシ
ートを発行するまでの処理を遊技媒体計数装置(70)
で行い、当該レシートの記録内容を基に一般景品への交
換を行う景品交換装置(60、80)とを独立した装置
として構成するので、たとえば、遊技媒体計数装置(7
0)を各遊技機島ごとに設置すれば、遊技球をわざわざ
景品交換所まで運搬する手間から遊技者を開放すること
ができる。
【0034】さらに、景品数取得手段(42)によって
一般景品にも交換し得ない余り玉の個数を求め、一定期
間に渡って景品数取得手段(42)の求めた余り玉を累
積加算して余り玉数記憶手段(90)に記憶する。振込
手段(91)は、余り玉数記憶手段(90)の記憶して
いる余り玉の総数を所定の交換単価を基にして総余り玉
数に対応する金額に換算し、当該金額を予め定められた
銀行口座へ振り込む。一般景品にも交換し得ない余り玉
は、遊技者にとっても不要であるので、これを換金し
て、たとえば、福祉団体等の口座に振り込むようにすれ
ば、余り玉を社会的に貢献し得るように有効活用するこ
とができる。
【0035】また、各景品の在庫数を登録管理する景品
在庫管理手段(90)は、各一般景品の実際の在庫数か
ら既に発行されている記録媒体(130)に記録されか
つ未交換の一般景品の個数を指し引いた値を基にして各
種類ごとに一般景品の在庫数を管理する。記録媒体(1
30)に記録されている一般景品は、いつでも実物の景
品に交換される可能性があるので、その分を予め在庫数
から差し引いておくことで、実物の景品への交換が殺到
しても、在庫不足を来すことがなく、円滑な在庫管理を
行うことができる。
【0036】さらに、景品を発注する景品発注手段(9
1)を設け、景品在庫管理手段(90)の登録管理する
在庫数が所定の最小個数に達したとき通信回線を通じた
データ通信によって該当する景品の発注を行う。これに
より、一般景品の在庫管理が簡略化される。
【0037】記録媒体(130)として、記録内容を目
視できかつ記録内容の書き換え可能な印刷領域と磁気記
録領域とを有するものを用い、記録媒体発行手段は、少
なくとも景品の種類と個数と実際の景品に交換し得る有
効期限日とを磁気記録領域に記録するとともに、これら
の項目を印刷領域に印刷した記録媒体(130)を発行
する。たとえば、熱を加えることによって書き換え可能
な部材で印字領域を構成することにより、磁気的な記録
内容と、表面等に印字される内容とを一致させつつ、当
該記録媒体(130)を繰り返し使用することができ
る。
【0038】これにより、たとえば、記録されている一
般景品の一部だけを実物の景品として払い受けるなど、
交換の自由度を高めることができる。また、有効期限を
設けることで、その期間内での再来店を促すことができ
る。なお、一般景品交換手段(60)は、読み取った記
録媒体(130)に記録されている一般景品の有効期限
日が本日の日付を経過しているとき、それらを記録媒体
(130)の記録内容から削除する。
【0039】また、記録媒体発行手段(44)は、記録
媒体(130)に一般景品の個数と種類とを記録する際
にこれらとともに記録する交換の有効期限日としてその
記録日が所定期間に属する間当該期間に対応付けて予め
定められている一の日付けを設定する。景品在庫管理装
置は、発行済みの記録媒体(130)に登録されかつ未
交換の一般景品の個数を管理する際にその種類別に有効
期限日が同一のものを一括して管理する。
【0040】たとえば、月はじめから月末までを単位期
間とし、その間に登録された一般景品の交換期限を、翌
月の15日など各期間ごとに定めた一の日付けに設定す
る。これにより、景品在庫管理装置は、各一般景品の種
類ごとに、1ヶ月を単位にその未交換の在庫数を管理す
れば良くなり、管理データの記憶領域が節減されるとと
もに、在庫管理の処理を簡略化することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の各種
の実施の形態を説明する。図2は、本発明の第1の実施
の形態における景品交換管理装置を適用した分散型ネッ
トワーク遊技場管理システム5を示している。このシス
テムは、各遊技機島10に台コントローラ11を設置
し、各台コントローラ11を通じてパチンコ機12、玉
貸機13、遊技媒体計数機30、売上金庫14、自動販
売機15等の検知、監視、制御を行うものである。
【0042】第1の実施の形態においては、遊技媒体計
数機30が景品交換管理装置としての機能を主として果
たし、POS装置60、景品管理サーバ90、景品管理
端末機91等が景品交換における各種管理処理を行うよ
うになっている。なお、各台コントローラ11はLON
(Local Operating Network)を通じて接続されてい
る。
【0043】各遊技機島10はゲートウェイを兼ねた島
コントローラ16に接続されている。該島コントローラ
16は各遊技機島10の設備機器である上記パチンコ機
12、玉貸機13、遊技媒体計数機30、売上金庫1
4、自動販売機15等の出力する各種データを一時的に
集積し記憶する機能を備えている。該島コントローラ1
6はLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)を通じ
て集線装置(HUB)17に接続されている。このほか
LANを通じてPOS装置60、管理サーバ18、補給
コンピュータ19、景品管理サーバ90、景品管理端末
機91がそれぞれ接続されている。さらに補給コンピュ
ータ19、景品管理端末機91には、CRT、プリン
タ、モデム、音声出力装置等が接続されている。
【0044】図3は遊技媒体計数機30の全体正面図で
ある。遊技媒体計数機30は、図2に示した遊技機島1
0ごとに設置される。遊技媒体計数機30の正面下部に
は、計数すべきパチンコ球を投入するための投入口31
が設けられている。遊技媒体計数機30の正面上部に
は、計数された総玉数と、該総玉数を特殊景品に交換す
るに要するパチンコ球の単位数で除算した特殊景品数
と、その余りである余り玉の個数とを一括して表示する
タッチパネル表示部32が配置されている。このほか遊
技媒体計数機30の前面パネルには、精算スイッチ3
3、磁気カード発行部34、レシート発行部35等が設
けられている。
【0045】遊技媒体計数機30は台コントローラ11
に接続されており、台コントローラ11へ向けて計数信
号、異常信号、磁気カード発券情報、レシート発券情報
等を送信するようになっている。これらのデータは台コ
ントローラ11で一時的に集積された後、ゲートウェイ
16を介して景品管理サーバ90(図2)に送られ、こ
こで磁気カード発券情報、レシート発券情報等が集積さ
れるようになっている。また、異常信号は補給コンピュ
ータ19へ送信され、計数信号データは管理サーバ18
に集積される。
【0046】図4は、タッチパネル表示部32の表示内
容の一例を示している。遊技媒体計数機30は、投入口
31から投入されたパチンコ球の個数を計数し、その個
数に応じた特殊景品数、および余り玉の個数をタッチパ
ネル表示部32上に数値で表示する。また、余り玉で交
換可能な一般景品の絵柄と、その下方に当該景品への交
換に要するパチンコ球の個数を表示するようになってい
る。
【0047】余り玉が生じた場合は、その個数内で交換
可能な一般景品、例えばタバコ、チョコレート、ドリン
ク、缶ジュース等の絵柄をタッチパネル表示部32上に
表示する。遊技客によって希望の景品の表示箇所が押下
されると、遊技媒体計数機30はレシート発行部35か
ら特殊景品数の印字されたレシートを発行するととも
に、遊技客の選択した一般景品の種類や個数等を記録し
た磁気カードを磁気カード発行部34から発行するよう
になっている。
【0048】遊技客は、当該レシートをPOS装置60
の設置してある景品交換カウンタへ持参することで、当
日に限り特殊景品と交換することができる。また、発行
された磁気カードを景品交換カウンタへ持参すること
で、当該磁気カードに記録されている一般景品を所定の
有効期限内であればいつでも実物の一般景品に交換する
ことができるようになっている。
【0049】図1は、遊技媒体計数機30の回路構成を
示している。遊技媒体計数機30は、投入口31から投
入されたパチンコ球の個数を計数する計数部41と、特
殊景品数等を演算する景品数取得部42と、余り玉で交
換可能な一般景品の表示と遊技者からの選択を受け付け
る景品特定部43と、レシート等を発行する記録媒体発
行部44等から構成される。
【0050】景品数取得部42は、1つの特殊景品に交
換されるパチンコ球の単位個数(特殊景品単位個数)、
および各一般景品に交換されるパチンコ球の単位個数
(一般景品単位個数)を設定し記憶する単位数設定部4
5を有している。第1の記憶手段46は、計数部41の
計数したパチンコ球の総数を記憶する部分である。
【0051】第1の演算手段47は、計数部41によっ
て計数されたパチンコ球の総数を特殊景品単位個数で除
してその商(特殊景品数)と余り(余り玉数)を求める
回路部分である。第2の記憶手段48は、第1の演算手
段47の求めた商および余りを一時的に記憶する機能を
有する。第2の演算手段49は、第2の記憶手段48に
記憶されている余り玉の数を、一般景品単位個数で除し
てその商(一般景品数)と余りとを求める回路部分であ
る。第3の記憶手段50は、第2の演算手段49の求め
た商および余りを記憶する回路部分である。
【0052】景品特定部43は、タッチパネル表示部3
2の表示画面上に各種の情報を表示する機能とタッチパ
ネルを通じて遊技客から各種指示や選択を受け付ける部
分である。タッチパネル表示部32は、計数部41で計
数したパチンコ球の総数を表示する機能を果たすパチン
コ球総数表示部51と、特殊景品数を表示する機能を果
たす特殊景品数表示部52と、交換候補となる一般景品
を絵柄等で表示する交換候補表示部53と、余り玉の個
数を表示する余り玉数表示部54とから構成される。
【0053】また記録媒体発行部44は、レシート発行
部35と、磁気カード発行部34とから構成される。こ
のほか、遊技媒体計数機30には、特殊景品スイッチ5
5、余り玉スイッチ56等が設けられている。なお、遊
技媒体計数機30は、CPU、ROM、RAM等を主要
部品とする回路から構成されている。
【0054】図5はPOS装置60とこれに接続される
各種周辺装置を示している。景品交換所(景品カウン
タ)にはPOS装置60が設置されている。POS装置
60はタッチパネル表示部61、操作部62、制御部
(CPU等)63、電源部64等から構成されるととも
に、景品管理端末機91、景品管理用サーバ90、スキ
ャナ65、景品交換用カードリーダライタ80等が接続
されている。
【0055】遊技媒体計数機30の発行するレシートは
POS装置60のスキャナー65で読み取られ、景品管
理サーバ90に集積されているデータと照合される。照
合の結果が正しいと判断されれば、レシートの発行年月
日、有効期限、特殊景品数、レシートの通し番号等が表
示部61に表示され、遊技客は特殊景品を受け取ること
ができるようになっている。
【0056】また、POS装置60は、遊技媒体計数機
30の発行した磁気カードを景品交換用カードリーダラ
イタ80を通じて読み書きするとともに、磁気カードに
記録されている一般景品を実物の景品に交換する際に、
磁気カード内のデータを書き換えて更新する機能を果た
す図示しない一般景品交換部を備えている。なお、第1
の実施の形態では、図2に示した遊技媒体計数機70を
POS装置60に接続する必要はない。
【0057】景品管理サーバ90は、各種景品の在庫管
理等を行う装置部分であり、一般景品にも交換されなか
ったパチンコ球の個数を累積加算して記憶する図示しな
い余り玉記憶部を備えている。景品管理端末機91は、
景品の在庫管理等の操作を入力するための端末装置であ
り、図示しない振込部を備えている。振込部は、景品管
理サーバ90の有する余り玉数記憶部に累積加算されて
いるパチンコ球の数を、たとえば1ヶ月ごとに所定の交
換単価に基づいて金額に換算し、その金額を福祉団体等
の口座に振り込む機能を備えている。
【0058】次に作用を説明する。図6は遊技媒体計数
機30の行う計数データ処理等の流れを示したものであ
る。遊技客がパチンコ機で獲得したパチンコ球を遊技機
島10に設置されている遊技媒体計数機30の投入口3
1へ投入すると、計数部41はその個数を計数する(ス
テップS101)。
【0059】遊技媒体計数機30の有する景品数取得部
42は、計数部41の計数したパチンコ球の総数を単位
数設定部45に記憶されている特殊景品単位個数で除
し、その商として特殊景品数を、またその余りとして余
り玉数を求める(ステップS102)。余り玉が存在す
る場合には(ステップS103;Y)、交換可能な一般
景品の絵柄をタッチパネル表示部32上に表示する。す
なわち、タバコ、チョコレート、ドリンク、缶ジュース
等の絵柄とこれへの交換に要するパチンコ球の個数とを
対応付けて表示する。
【0060】遊技客によって交換を希望する一般景品の
絵柄が選択されると(ステップS104)、当該一般景
品への交換に要するパチンコ球の個数を余り玉数から差
し引き、その余りで交換可能な一般景品をタッチパネル
表示部32上に再度表示し、遊技客の希望する次の一般
景品を受け付ける(ステップS105;N、S10
4)。
【0061】一般景品に交換することができない数まで
余り玉の個数が減少したとき(ステップS105;
Y)、これまでに選択された一般景品の種類および個数
を磁気カードに登録する(ステップS106)。さら
に、今回選択された一般景品を実物と交換することので
きる有効期限を登録する(ステップS107)。また一
般景品にも交換されなかったパチンコ球の個数(端玉
数)を求める(ステップS108、S109)。
【0062】遊技媒体計数機30は、特殊景品数、余り
玉数などの発券データを景品管理サーバ90へ送信した
のち(ステップS110)、特殊景品数が印字されたレ
シートを発行し(ステップS111)、さらに磁気カー
ドの発行を行う(ステップS112)。なお、余り玉が
存在しない場合には(ステップS103;N)、景品管
理サーバ90へ発券データを送信するとともに、特殊景
品数の記録されたレシートのみを発行し(ステップS1
10、S111)、処理を終了する。遊技媒体計数機3
0から景品管理サーバ90へ送信したデータは、後に、
景品への交換の際に真偽の照合のために用いられる。
【0063】図7は、遊技媒体計数機30の発行するレ
シート120の一例を示している。レシート120に
は、たとえば、パチンコホール名、発行年月日、有効期
限、特殊景品数、暗号コード(該レシートの通し番号を
含むバーコード)、その他のメッセージ等が印字され
る。
【0064】図8は、遊技媒体計数機30の発行する磁
気カード130(景品交換カード)の一例を示してい
る。磁気カード130は、各種の情報を磁気的に記録す
る図示しない磁気記録エリアと、磁気カード130の表
面中央部に設けられた目視可能な文字を書き換え可能に
印字する印字エリア131とを有している。磁気カード
130の磁気記録エリアには、磁気カード130の発行
日を示す日付コードを記憶するための日付記憶エリア、
遊技客が指定した一般景品を記憶するための一般景品エ
リア、一般景品の個数を記憶する一般景品個数エリア、
該一般景品の有効期限の日付コードを記憶するための有
効期限日付記憶エリア、端玉個数を記憶するための端玉
個数エリア、印字された場合の最終印字行データを記憶
するための印字行記憶エリアを有している。
【0065】印字エリア131は、加熱により文字等の
記録、消去が可能なエリアであり、当該エリアには、一
般景品名称、個数、有効期限、そして端玉数が印字され
る。端玉数は、余り玉を一般景品交換単位数で除算した
余りに相当するパチンコ球の数である。磁気カード13
0の表面のうち印字エリア131以外の部分には、例え
ばパチンコホール名、その他のメッセージ(例えば、端
玉は最寄りの福祉団体へ寄付されます。ありがとうござ
いました。)など書き換え不要な情報が印字され発券さ
れる。
【0066】なお、暗号コード、磁気カード記憶(記
録)データは特殊景品のデータ処理と同様にパチンコホ
ールの台コントローラを介してホール内の景品管理サー
バ90に集積される。遊技客は当日のうちにレシートを
ホール内の景品カウンターに持参し、特殊景品と交換す
ることになる。また磁気カード130は、景品カウンタ
ーへ持ち込むことにより、有効期限内であればいつでも
実物の景品と交換し得るようになっている。
【0067】図9は、後日、磁気カード130に記録さ
れた一般景品を実物の一般景品と交換する際の処理を示
したものである。遊技客は既に取得している磁気カード
(景品交換カード)130を店員に手渡し、店員はこれ
をPOS装置60と接続されている景品交換用カードリ
ーダライタ80に挿入する(ステップS201)。景品
交換用カードリーダライタ80は磁気カード130の真
偽を景品管理用サーバ90に記憶されているデータと照
合して検査し(ステップS202)、照合の結果が正し
ければ(ステップS202;Y)、POS装置60の表
示部に予め遊技客の指定した一般景品名、一般景品の個
数、有効期限日、端玉個数を表示する。
【0068】遊技客は表示された一般景品の中から、今
回実物への交換を希望する一般景品名とその個数を口頭
で店員に告げる。店員は遊技客から指定された一般景品
名と個数とをPOS装置60の操作部から入力する(ス
テップS203)。指定された景品の在庫が存在し(ス
テップS204;Y)、かつ磁気カードに記録されてい
る当該景品の有効期限が切れていなければ(ステップS
205;Y)、実物に交換される分について磁気カード
のデータを減算消去し、更新する(ステップS20
6)。
【0069】たとえば、磁気カード130に10本の缶
ジュースが登録されており、このうち今回、2本の缶ジ
ュースを実物に交換する場合には、磁気カード130に
登録されている缶ジュースの本数を8本に減算し更新す
る。このように、残余の一般景品があれば挿入されてい
る磁気カードに記録されている内容を更新し、景品管理
サーバ90のデータに基づいて、磁気カード130表面
の印刷内容も更新する。この際、有効期限日の早く到来
するものから優先して印字される。
【0070】また、指定した一般景品の在庫がない場合
には(ステップS204;N)、同一価値の一般景品が
POS装置60の画面上に提示され、それへの交換を希
望する場合には、代替え品への交換が行われる(ステッ
プS207〜ステップS209)。さらに有効期限日を
経過している一般景品については磁気カード130の登
録を削除する(ステップS210)。
【0071】このように登録内容が更新された後、磁気
カード130が景品交換用カードリーダライタ80から
排出され、再度の発券が行われる(ステップS21
2)。ただし、更新後の磁気カードに有効な一般景品の
登録が無い場合には、当該磁気カード130は遊技客へ
返却されない。なお、実物として交換された分について
は、このように磁気カード130の登録内容を更新する
ほか、景品管理サーバ90の記憶している在庫管理情報
も更新される(ステップS211)。
【0072】さらに、実物に交換した一般景品に付随し
て端玉があれば、端玉数は別途、景品管理用サーバ90
内の端玉管理ファイル(余り玉数記憶部)に集計され、
該端玉管理ファイルに集計された端玉数は一定期間集積
された後、端玉数に単価を乗じた金額に換算され、景品
管理装置端末機91からの操作に基づいて予め開設され
ている外部の口座に振り込まれる。このように一般景品
に交換し得ない端玉を換金して、福祉団体等の口座へ定
期的に振り込むことで社会に貢献することができる。
【0073】図10は、当日の営業が終了した際に景品
管理端末機91の有する操作部からの操作に基づいて出
力される当日の景品交換状況を示す票140の印刷レイ
アウトである。当日新規に登録された景品と交換された
景品が景品名毎に、遊技媒体計数機番号(例えば、J
1、J2)、個数、登録時間、交換時間が併記されて印
字される。また、当日の総端玉はパチンコ球はP総玉数
(個)、メダルはM総玉数(枚)で印字され、端玉金額
はそれぞれの遊技媒体の単価を乗じた金額で印字され
る。
【0074】図11は、当日の一般景品在庫状況が印字
された在庫票145の印刷レイアウトである。これらの
データは、景品管理サーバ90で管理され、図12に示
す景品在庫確認画面150のように管理され更新され
る。景品コード151は、一般景品のコード番号、募金
部門名のコード番号を示している。景品名152は、一
般景品名、募金部門名をそれぞれ表す。倉庫在庫数15
3は、遊技店の倉庫内にある在庫数の合計を表してい
る。すなわち、前日の倉庫在庫数と当日の入庫数との合
計を示している。
【0075】景品場(1,2)在庫数154、155
は、遊技店の各景品カウンター内にある在庫数の合計を
示している。交換券残数156は、磁気カード130に
登録されている一般景品の合計を表している。入庫数1
57は、一般景品の入庫数の合計を示している。在庫数
158は、現在遊技店内にあるすべての一般景品の在庫
数(倉庫在庫数+景品場1在庫数+景品場2在庫数−交
換券残数)を示している。交換券残数を減算するのは、
磁気カード130に登録されている分については、いつ
でも遊技客が実物に交換できる、いわば予約済みの景品
であるので、管理上の在庫数から差し引いてある。
【0076】これは、倉庫在庫数で在庫管理を行った場
合、交換券(磁気カード)により集中的に実物の景品へ
の交換が行われると、交換すべき一般景品が品切れする
可能性があるためである。一方、ホール内に実在する景
品個数が不明だと、棚卸しの際に支障をきたす。また交
換券を発行分の景品が必ずしも実物と交換されるとは限
らないので、未交換の交換券の残数を個別に管理する必
要もある。そこで、倉庫在庫153と交換券残数156
と在庫数158とを個別に管理するようになっている。
【0077】P総端玉159は、パチンコ球の端玉合計
数(個)を、M総端玉160は、メダルの端玉総数合計
数(枚)を、また総端玉161は、P総端玉とM総端玉
をパチンコ球に換算した総合計を、さらに端玉金額16
2は、総端玉にパチンコ球単価を乗じた金額をそれぞれ
示している。
【0078】景品管理サーバ90は、遊技媒体計数機3
0やPOS装置60から景品の交換情報を受け取り、予
め設定した個数に一般景品の在庫数158が減少する
と、景品管理装置端末機91のモデムを介して当該一般
景品の名称と個数及び納期期日を指定してその発注を行
うようになっている。端玉金額は予め設定された日に外
部の口座(例えば、○○福祉団体口座)にモデムを介し
て振り込まれる。
【0079】一般景品の有効期限は、遊技媒体計数機3
0で新規に登録された日が所定の期間に属する間は、有
効期限日として同一の日が設定される。たとえば、5月
中に遊技媒体計数機30で新規に発券された分について
は、6月の月末を有効期限日に設定している。このよう
にすることで、一般景品の1つの品目について、その未
交換の個数を月(有効期限日)単位に管理すれば良く、
データの管理を簡略化することができる。
【0080】すなわち、景品管理サーバ90は、5月中
に遊技媒体計数機30で発券された一般景品Aのうち未
交換の分の総数を1つのデータとして管理し、6月末日
の有効期限日が到来した時点で、その分を交換券残数か
ら減算することになる。たとえば、発券される日ごとに
有効期限日を変更する場合には、1つの一般景品につき
1ヶ月で30のデータを個別に管理しなければならない
が、1ヶ月単位に1つの有効期限日を設定することで、
管理件数を大幅に低減することができる。
【0081】また、有効期限を設定することにより、遊
技客の再来店を促す効果がある。特に、磁気カード表面
の印字エリア131に交換可能な景品とその有効期限が
印刷されるので、遊技客はこれらの情報をいつでも目視
で確認でき、再来店の契機とすることができる。また、
印字エリア131は書き換え可能なので、常に最新の状
態を明記することができる。
【0082】さらに、有効期限日の到来した交換券残数
を、在庫数158に還元することで、倉庫在庫153と
在庫数158との差が際限なく開くことを防止でき、在
庫管理の容易化を図ることができ、さらに景品管理サー
バ90で保有するデータの記憶容量増加を抑えることが
できる。
【0083】図13は、当月の景品交換状況が景品管理
端末機91の有する操作部からの操作に基づいて出力さ
れたときの印字レイアウトを示している。この票170
には、当月の日別状況と当月の一般景品、P総端玉、M
総端玉、総端玉、総端玉金額が印字される。操作により
当月の日別状況を省略することも可能である。
【0084】第1の実施の形態では、各遊技機島10に
遊技媒体計数機30を配置したので、自己の獲得した多
数のパチンコ球をわざわざ景品カウンターへ運ぶ必要が
なくなり、遊技客の便宜を図ることができる。また、特
殊景品数の記録されたレシートと一般景品の記録された
磁気カード130とを個別に発行するので、遊技客の持
ち帰る磁気カード130側に高額な特殊景品数を登録し
た場合に比べて、偽造などの不正行為の誘発を防ぎ、ま
た偽造された場合であっても損害を少なく抑えることが
できる。
【0085】さらに磁気カード発行の際に、希望する一
般景品を遊技客に指定させるので、後日、どの景品と交
換されるのかが不明な場合に比べて一般景品の在庫管理
が容易になる。また、一般景品をお客の都合の良い日に
交換できるので、たとえば、次回来店した際に、缶ジュ
ース等に交換すれば、遊技中にそれを飲むことができ、
持ち帰りの煩わしさも無く、利便性を著しく向上させる
ことができる。さらに、貯玉システムのように大がかり
な装置を必要としないので、大規模店や優良店に限ら
ず、容易に本装置を導入することができる。
【0086】次に、第2の実施の形態について説明す
る。第1の実施の形態では、遊技媒体計数機30からレ
シートと磁気カード130の双方を発行するようにした
が、第2の実施の形態では、遊技媒体計数機70は、レ
シートのみを発行し、POS装置60側に接続された景
品交換用カードリーダライタ80から磁気カード130
を発行するようになっている。全体のシステムは図2に
示したものとほぼ同様であるが、遊技媒体計数機70は
POS装置60側に設けられている。なお、遊技媒体計
数機70を各遊技機島10に設けるようにしてもよい。
【0087】図14は、第2の実施の形態における遊技
媒体計数機70、POS装置60等を示したものであ
る。遊技媒体計数機70は、POS装置60に接続さ
れ、POS装置60には、景品交換用カードリーダライ
タ80、スタンド型スキャナー65a、ハンドスキャナ
ー65bが接続されている。
【0088】遊技媒体計数機70の上面には、パチンコ
球を受け入れる投入口71が設けられている。遊技媒体
計数機70の正面には、計数された総玉数と、この総玉
数を特殊景品の単位数で除算した特殊景品数と、余り玉
数とを表示する計数表示部72のほか、精算スイッチ7
3、レシート発行部303等が設けられている。POS
装置60の前面には、交換可能な一般景品の候補等を表
示し、また遊技客からの選択を受け付ける表示部61や
操作部62が設けられている。
【0089】図15は、第2の実施の形態における景品
交換管理装置の構成を示している。遊技媒体計数機70
は、投入口71から投入されたパチンコ球の個数を計数
する計数部301と、特殊景品数等を演算する景品数取
得部302と、レシートを発行するレシート発行部30
3等から構成される。
【0090】計数部301は、1つの特殊景品に交換さ
れるパチンコ球の単位個数(特殊景品単位個数)を記憶
する単位数設定部310を有している。第1の記憶手段
311は、計数部301の計数したパチンコ球の総数を
記憶する回路部分である。第1の演算手段312は、計
数されたパチンコ球の総数を特殊景品単位個数で除して
その商(特殊景品数)と余り(余り玉数)とを求める回
路部分である。第2の記憶手段313は、第1の演算手
段312の求めた商および余りを一時的に記憶する機能
を備えている。このほか、遊技媒体計数機70には、精
算スイッチ73等が設けられている。レシート発行部3
03の発行するレシートには、特殊景品数と、余り玉数
とが記録されるようになっている。
【0091】POS装置60、景品交換用カードリーダ
ライタ80等から構成される景品交換装置は、レシート
発行部303の発行したレシートを読み取るスキャナー
等から構成されたレシート読み取り部65と、レシート
に記録された余り玉から交換可能な一般景品の個数等を
求める景品数取得部320と、遊技客の希望する一般景
品を特定するための景品特定部330と、磁気カード1
30の発行等を行う景品交換用カードリーダライタ80
とを備えている。なお、第1の実施の形態と同様に、景
品管理端末機91は振込部を景品管理サーバ90は余り
玉記憶部をそれぞれ備えている。
【0092】景品数取得部320は、1つの一般景品に
交換されるパチンコ球の単位個数(一般景品単位個数)
を設定し記憶する単位数設定部321を有している。第
3の記憶手段322は、レシートから読み取った余り玉
の個数を記憶する回路部分である。第2の演算手段32
3は、第3の記憶手段322に記憶されている余り玉の
数を、一般景品単位個数で除してその商(一般景品数)
と余りを求める回路部分である。第4の記憶手段324
は、第2の演算手段323の求めた商および余りを記憶
する回路部分である。
【0093】景品特定部330は、表示部61の表示画
面上に各種の情報を表示する機能とタッチパネルを通じ
て遊技客からの各種指示や選択を受け付ける装置部分で
ある。表示部61は、交換候補となる一般景品を図柄等
で表示する交換候補表示部331と、余り玉の個数を表
示する余り玉数表示部332等から構成される。また景
品交換用カードリーダライタ80は、磁気カード読み書
き部81と、磁気カードの記録内容を更新する一般景品
交換部82とから構成される。なお、景品交換装置のよ
り具体的な構成は、図5に示してあるものと同様であ
る。
【0094】次に第2の実施の形態の作用を説明する。
遊技客は、パチンコ機で獲得したパチンコ球を遊技媒体
計数機70の投入口71に投入しその個数を計数させ
る。遊技客は計数表示部72の表示内容を確認し、遊技
媒体計数機70の精算スイッチ73を押すとレシート発
行部303からレシートが発行される。レシートには例
えばパチンコホール名、発行年月日、有効期限、総玉
数、特殊景品数、余り玉数、暗号コード(該レシートの
通し番号を含むバーコード)、その他のメッセージ(例
えば、端玉は最寄りの福祉団体に寄付されます等)が印
字される。
【0095】遊技客はレシートをパチンコホール内の景
品交換所に持参して店員に渡す。店員は、景品交換所に
設置されているPOS装置60のスキャナー65aまた
はスキャナー65bで持参されたレシートのデータを読
み取る。そして読み取ったデータを景品管理サーバ90
に集積されているデータと照合し、照合の結果が正しい
と判断されればレシートの発行年月日、有効期限、総玉
数、特殊景品数、余り玉数がPOS装置60の表示部に
表示される。またPOS装置60の背面に設けられた遊
技客用表示部上に、特殊景品数、余り玉数、端玉数、余
り玉数に対応する一般景品が表示される。
【0096】遊技客は、特殊景品を受け取ると同時に、
余り玉の処理を店員から求められる。遊技客が、実物の
一般景品への交換を後日にする旨を希望すると、店員は
POS装置60の操作部62から遊技客から申し入れが
あった一般景品の種類とその個数を入力する。POS装
置60は、それらの一般景品の種類(名称)と、個数
と、有効期限とを表したデータを、景品交換用カードリ
ーダライタ80および景品管理サーバ90に送信する。
【0097】景品交換用カードリーダライタ80は一般
景品データをPOS装置60から受信し、図8に示すも
のと同様の磁気カードを発行する。一般景品名、一般景
品個数、有効期限、端玉数は磁気カード130に磁気記
録されかつ印字エリア131に印字される。発行された
磁気カード(景品交換カード)130は店員から遊技客
へ手渡される。
【0098】次に、遊技客が過去に登録した一般景品デ
ータの記録された磁気カード(景品カード)に新たに一
般景品を登録する場合の処理の流れを説明する。処理の
流れは図9に示したものと基本的に同様である。ここ
で、POS装置60は、遊技媒体計数機70から出力さ
れたレシートをスキャナ65を通じて読み取り、今回、
追加登録するための余り玉の個数を把握した状態にあ
る。
【0099】遊技客は、レシートに続いて、既に取得し
ている磁気カード(景品カード)を店員に渡し、店員は
渡された磁気カード(景品カード)を景品交換カードリ
ードライタに挿入する(ステップS201)。
【0100】景品交換用カードリーダライタ80は、挿
入された磁気カード(景品カード)に記録されている一
般景品データを読み込み、正否の判別を行い、正しけれ
ば読み込んだ一般景品データをPOS装置60に送信す
る。POS装置60は景品交換用カードリーダライタ8
0から送信された一般景品データを受信し、受信された
一般景品データを、有効期限の切れた一般景品データと
有効期限内の一般景品データとに分けて登録する。
【0101】POS装置60は、レシートから読み取っ
た余り玉数を基にして、交換可能な一般景品の候補を表
示部61上に表示する。店員は、今回、実物への交換を
希望する一般景品の種類と個数を遊技客に伺い、それら
をPOS装置60に入力する。入力された一般景品はP
OS装置60内に登録される。
【0102】POS装置60は、景品交換用カードリー
ダライタ80から受け取り、既に内部に登録してある有
効期限切れ一般景品データおよび有効期限内の一般景品
データと、今回選択された一般景品データの中から、有
効期限内にある一般景品データと今回選択された一般景
品データとを景品交換用カードリーダライタ80へ送信
する。またPOS装置60は、有効期限切れ一般景品デ
ータと、有効期限内にある一般景品データと、今回選択
された一般景品データとを景品管理端末機91に送信す
る。
【0103】景品交換用カードリーダライタ80はPO
S装置60から送信されてきた有効期限内にある一般景
品データ、今回選択された一般景品データを内部のメモ
リに登録し、磁気カード130に有効期限内の一般景品
の名称、個数、およびその有効期限を磁気記録および印
字して磁気カード130を再発行する。これにより、有
効期限切れの景品は削除され、元々、有効期限内にあっ
た景品に今回新規登録された景品を加えたデータが磁気
カード130に登録され、その記録内容の更新が行われ
る。発行された磁気カード(景品カード)130は店員
から遊技客に渡される。景品交換端末機91はPOS装
置60から、有効期限切れ一般景品データと、有効期限
内一般景品データと、今回選択された一般景品データと
を受信し、これらを登録し、画面表示し、かつ帳票とし
て出力する等により景品の在庫管理を行う。すなわち、
有効期限切れのものについては、交換券残数156(図
12)をその分だけ減算し、かつ在庫数158を増加さ
せる。また新規登録(発行)された分については、交換
券残数156を増加させ、その分、在庫数158を減算
する等の処理を行う。
【0104】次に、磁気カード(景品カード)に登録さ
れている一般景品を実物と交換する場合の処理について
説明する。遊技客は一般景品の登録されている磁気カー
ド(景品交換カード)130を店員に渡す。店員が磁気
カード(景品交換カード)130を景品交換用カードリ
ーダライタ80に挿入すると、景品交換用カードリーダ
ライタ80は磁気カード(景品交換カード130)に記
録されている一般景品データを読み込み、POS装置6
0に読み取った一般景品データを送信する。
【0105】POS装置60では、登録されている一般
景品の種類および個数を表示部61に表示し、店員は、
遊技客が今回実物への交換を希望する一般景品の種類と
その個数を伺い、それをPOS装置60へ入力する。P
OS装置60は、指定された一般景品の有効期限が切れ
ていないかを判断し、有効期限が切れていなければ景品
交換許可の表示を行い、店員は、当該表示を確認してか
ら遊技客に一般景品を渡す。POS装置60は、交換さ
れた一般景品のデータを、景品交換用カードリーダライ
タ80と景品管理端末機91へ送信する。
【0106】景品交換用カードリーダライタ80はPO
S装置60からの受信内容を基にして、実物の一般景品
に交換されたデータを磁気カード130から減算し削除
する。景品交換端末機91はPOS装置60からの受信
内容を基にして、景品在庫から実物に交換された一般景
品のデータを引き、画面表示や帳票出力等の在庫管理処
理を行う。
【0107】遊技客が選択した一般景品の在庫が無いと
きは、遊技客に、同じ端玉数の別の景品を選択させ、そ
れに景品交換をする。そして、磁気カード130に記憶
されている同じ端玉数の一般景品が削除される。景品管
理端末機91では磁気カード(景品カード)で削除され
た交換券残数を削除するが、実在庫数は削除しないで、
遊技者が実際に景品交換した景品の実在庫数から削除す
る。なお、図16は、これまで説明した景品交換用カー
ドリーダライタ80における磁気カード130の読み書
き処理を表している。
【0108】当日の営業が終了すると前記景品管理端末
機の操作部の操作により出力される当日の景品交換状況
の印刷レイアウトは図10に示すものと同一であり、ま
た当日の一般景品在庫状況が印字されたレイアウトは図
11に示すものと同一であるので、それらの説明は省略
する。さらに、当月の景品交換状況が景品管理端末機9
1の操作部の操作により出力されたときの印字されたレ
イアウトは図12に示すものと同様であり、これらの説
明は省略する。
【0109】このように、遊技媒体計数機70からレシ
ートのみを発行し、磁気カード130の発行および更新
をPOS装置60側で行うようにしたので、従来から使
用されている遊技媒体計数機を利用できるとともに、シ
ステムの導入費用を一層低減することができる。さら
に、遊技媒体計数機70は計数機能とレシート発行機能
だけを具備すれば良いので、ホール内の各所に設置する
ことが容易になり、パチンコ機の近くに遊技媒体計数機
70を配置することができ、利便性をさらに向上させる
ことができる。
【0110】以上説明した実施の形態では、1ヶ月を単
位に有効期限日を設定したが、期間の単位は、1ヶ月に
限らず遊技場の運営に適した任意の期間に設定すること
ができる。また、端玉を福祉団体などの口座へ振り込む
ようにしたが、必ずしも端玉を換金して振り込む必要は
ない。
【0111】
【発明の効果】本発明にかかる景品交換管理装置によれ
ば、端数のパチンコ球が出たとき、これで交換可能な一
般景品のうち希望するものを遊技客に選択させてその種
類や個数を登録した記録媒体を発行し、後日、この記録
媒体に基づいて実際の景品に交換し得るようにしたの
で、たとえば、次回来店したとき缶ジュース等の実物に
交換すれば、遊技中に缶ジュースを飲む等ができ、一般
景品を持ち帰る煩わしさから遊技者を開放することがで
きる。
【0112】さらに、遊技者の持ち帰る記録媒体には、
端数の余り玉の個数を記録せず、一般景品の種類と個数
を記録するので、不正行為の誘発を少なくすることがで
きる。また、ネットワークを介さない独立した装置とし
て構成できるので、少ない設備投資で、景品交換時に生
ずる余り玉を適切に処理することのできる景品交換管理
装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る景品交換管理
装置の主要部の回路構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1および第2の実施の形態に係る景
品交換管理装置を適用した分散型ネットワーク遊技場管
理システムの構成を示す説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る景品交換管理
装置の主要部を成す遊技媒体計数機を示す正面図であ
る。
【図4】遊技媒体計数機の有する投入口の表示内容の一
例を示す説明図である。
【図5】本発明の第1および第2の実施の形態に係る景
品交換管理装置の有するPOS装置およびその周辺装置
の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る景品交換管理
装置の主要部を成す遊技媒体計数機の行う動作の流れを
示す流れ図である。
【図7】特殊景品数と余り玉数の印刷されたレシートの
一例を示す正面図である。
【図8】一般景品数の記録される磁気カード(景品交換
カード)の一例を示す正面図である。
【図9】磁気カードに登録されている一般景品を実物の
景品と交換する際に行う処理の流れを示す流れ図であ
る。
【図10】当日の景品交換状況の記録内容の一例を示す
説明図である。
【図11】景品在庫確認印刷の記録内容の一例を示す説
明図である。
【図12】景品在庫確認画面の一例を示す説明図であ
る。
【図13】当月の景品交換状況の記録内容の一例を示す
説明図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係る景品交換装
置の有するPOS装置等を示す説明図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態に係る景品交換装
置の主要部の回路構成を示すブロック図である。
【図16】景品交換用カードリーダライタの行う動作の
流れを示す流れ図である。
【符号の説明】
5…分散型ネットワーク遊技場管理システム 10…遊技機島 11…台コントローラ 12…パチンコ機 16…島コントローラ 18…管理サーバ 19…補給コンピュータ 30、70…遊技媒体計数機 32…タッチパネル表示部 33、73…精算スイッチ 34…磁気カード発行部 35、303…レシート発行部 41、301…計数部 42、302…景品数取得部 43、330…景品特定部 44…記録媒体発行部 51…パチンコ球総数表示部 52…特殊景品数表示部 53、331…交換候補表示部 54、332…余り玉数表示部 55…特殊景品スイッチ 56…余り玉スイッチ 60…POS装置 61…表示部 65…スキャナ 72…計数表示部 80…景品交換用カードリーダライタ 81…磁気カード読み書き部 82…一般景品交換部 90…景品管理サーバ 91…景品管理端末機 130…磁気カード 131…印字エリア
フロントページの続き (72)発明者 井出 陽子 東京都台東区東上野3丁目12番9号 株式 会社エース電研内 (72)発明者 鶴見 正行 東京都台東区東上野3丁目12番9号 株式 会社エース電研内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技客の獲得した遊技球の個数を計数しそ
    の個数に応じた景品に交換する景品交換管理装置におい
    て、 計数手段と、景品数取得手段と、景品特定手段と、記録
    媒体発行手段と、一般景品交換手段とを設け、 前記計数手段は、投入された遊技球の個数を計数し、 前記景品数取得手段は、前記計数手段によって計数され
    た遊技球の個数から所定数の遊技球を単位に交換される
    特殊景品に交換できない端数の遊技球によって交換され
    る一般景品の個数を求め、 前記景品特定手段は、予め登録された複数種類の一般景
    品の中から今回交換する一般景品を特定するための操作
    を受け付け、 前記記録媒体発行手段は、前記景品特定手段を通じて特
    定された一般景品の種類および個数を記録した記録媒体
    を発行し、 前記一般景品交換手段は、前記記録媒体の記録内容を読
    み取って表示するとともに記録媒体に記録されている一
    般景品を実際の景品として引き渡す旨の指示を受けたと
    き、それに対応して前記記録媒体の記録内容を更新する
    ことを特徴とする景品交換管理装置。
  2. 【請求項2】遊技客の獲得した遊技球の個数を計数しそ
    の個数に応じた景品に交換する景品交換管理装置におい
    て、 計数手段と、景品数取得手段と、景品特定手段と、記録
    媒体発行手段と、一般景品交換手段とを設け、 前記計数手段は、投入された遊技球の個数を計数し、 前記景品数取得手段は、前記計数手段によって計数され
    た遊技球の個数から所定数の遊技球を単位に交換される
    特殊景品の個数と前記特殊景品よりも少ない一定個数の
    遊技球を単位に交換される一般景品の個数とを求め、 前記景品特定手段は、予め登録された複数種類の一般景
    品の中から今回交換する一般景品を特定するための操作
    を受け付け、 前記記録媒体発行手段は、今回交換される特殊景品の個
    数を記録したレシートと前記景品特定手段を通じて特定
    された一般景品の種類および個数を記録した記録媒体と
    を個別に発行し、 前記一般景品交換手段は、前記記録媒体の記録内容を読
    み取って表示するとともに当該記録媒体に記録されてい
    る一般景品を実際の景品として引き渡す旨の指示を受け
    たとき、それに対応して前記記録媒体の記録内容を更新
    することを特徴とする景品交換管理装置。
  3. 【請求項3】遊技客の獲得した遊技球の個数を計数しそ
    の個数に応じた景品に交換する景品交換管理装置におい
    て、 遊技媒体計数装置と景品交換装置とを設け、 前記遊技媒体計数装置は、計数手段と、特殊景品数取得
    手段と、レシート発行手段とを備え、 前記景品交換装置は、レシート読取手段と、一般景品数
    取得手段と、景品特定手段と、記録媒体発行手段と、一
    般景品交換手段とを備え、 前記遊技媒体計数装置の有する前記計数手段は、投入さ
    れた遊技球の個数を計数し、 前記特殊景品数取得手段は、前記計数手段によって計数
    された遊技球の個数から所定数の遊技球を単位に交換さ
    れる特殊景品の個数とこれに交換し得ない端数の遊技球
    の個数を表した端玉数とを求め、 前記レシート発行手段は、少なくとも前記特殊景品数取
    得手段の求めた特殊景品の個数と前記端玉数とを記録し
    たレシートを発行し、 前記景品交換装置の有する前記レシート読取手段は、前
    記レシート発行手段の発行したレシートの記録内容を読
    み取り、 前記一般景品数取得手段は、前記レシート読取手段が前
    記レシートから読み取った前記端玉数から前記特殊景品
    よりも少ない一定個数の遊技球を単位に交換される一般
    景品の個数を求め、 前記景品特定手段は、予め登録された複数種類の一般景
    品の中から今回交換する一般景品を特定するための操作
    を受け付け、 前記記録媒体発行手段は、前記景品特定手段を通じて特
    定された一般景品の種類および個数を記録した記録媒体
    を発行し、 前記一般景品交換手段は、前記記録媒体の記録内容を読
    み取って表示するとともに当該記録媒体に記録されてい
    る一般景品を実際の景品として引き渡す旨の指示を受け
    たとき、それに対応して前記記録媒体の記録内容を更新
    することを特徴とする景品交換管理装置。
  4. 【請求項4】遊技客の獲得した遊技球の個数を計数しそ
    の個数に応じた景品に交換する景品交換管理装置におい
    て、 計数手段と、景品数取得手段と、景品特定手段と、記録
    媒体発行手段と、一般景品交換手段と、余り玉数記憶手
    段と、振込手段とを設け、 前記計数手段は、投入された遊技球の個数を計数し、 前記景品数取得手段は、前記計数手段によって計数され
    た遊技球の個数から所定数の遊技球を単位に交換される
    特殊景品に交換できない端数の遊技球によって交換され
    る一般景品の個数と一般景品にも交換し得ない余り玉の
    個数とを求め、 前記景品特定手段は、予め登録された複数種類の一般景
    品の中から今回交換する一般景品を特定するための操作
    を受け付け、 前記記録媒体発行手段は、前記景品特定手段を通じて特
    定された一般景品の種類および個数を記録した記録媒体
    を発行し、 前記一般景品交換手段は、前記記録媒体の記録内容を読
    み取って表示するとともに当該記録媒体に記録されてい
    る一般景品を実際の景品として引き渡す旨の指示を受け
    たとき、それに対応して前記記録媒体の記録内容を更新
    し、 前記余り玉数記憶手段は、一定期間に渡って前記景品数
    取得手段の求めた前記余り玉の個数を累積加算して記憶
    し、 前記振込手段は、前記余り玉数記憶手段の記憶している
    余り玉の総数に対応する金額を所定の交換単価を基づい
    て求め、当該金額を予め定められた銀行口座へ振り込む
    ことを特徴とする景品交換管理装置。
  5. 【請求項5】遊技客の獲得した遊技球の個数を計数しそ
    の個数に応じた景品に交換する景品交換管理装置におい
    て、 遊技媒体計数装置と景品交換装置とを設け、 前記遊技媒体計数装置は、計数手段と、特殊景品数取得
    手段と、レシート発行手段とを備え、 前記景品交換装置は、レシート読取手段と、一般景品数
    取得手段と、景品特定手段と、記録媒体発行手段と、一
    般景品交換手段と、余り玉数記憶手段と、振込手段とを
    備え、 前記遊技媒体計数装置の有する前記計数手段は、投入さ
    れた遊技球の個数を計数し、 前記特殊景品数取得手段は、前記計数手段によって計数
    された遊技球の個数から所定数の遊技球を単位に交換さ
    れる特殊景品の個数とこれに交換し得ない端数の遊技球
    の個数を表した端玉数とを求め、 前記レシート発行手段は、少なくとも前記特殊景品数取
    得手段の求めた特殊景品の個数と前記端玉数とを記録し
    たレシートを発行し、 前記景品交換装置の有する前記レシート読取手段は、前
    記レシート発行手段の発行したレシートの記録内容を読
    み取り、 前記一般景品数取得手段は、前記レシート読取手段が前
    記レシートから読み取った前記端玉数から前記特殊景品
    よりも少ない一定個数の遊技球を単位に交換される一般
    景品の個数と一般景品にも交換し得ない余り玉の個数と
    を求め、 前記景品特定手段は、予め登録された複数種類の一般景
    品の中から今回交換する一般景品を特定するための操作
    を受け付け、 前記記録媒体発行手段は、前記景品特定手段を通じて特
    定された一般景品の種類および個数を記録した記録媒体
    を発行し、 前記一般景品交換手段は、前記記録媒体の記録内容を読
    み取って表示するとともに当該記録媒体に記録されてい
    る一般景品を実際の景品として引き渡す旨の指示を受け
    たとき、それに対応して前記記録媒体の記録内容を更新
    し、 前記余り玉数記憶手段は、一定期間に渡って前記景品数
    取得手段の求めた前記余り玉の個数を累積加算して記憶
    し、 前記振込手段は、前記余り玉数記憶手段の記憶している
    余り玉の総数に対応する金額を所定の交換単価に基づい
    て求め、当該金額を予め定められた銀行口座へ振り込む
    ことを特徴とする景品交換管理装置。
  6. 【請求項6】各景品の在庫数を登録管理する景品在庫管
    理手段を備え、当該景品在庫管理手段は、各一般景品の
    実際の在庫数から既に発行されている前記記録媒体に記
    録されかつ未交換の一般景品の個数を指し引いた値を基
    にして各種類ごとに一般景品の在庫数を管理することを
    特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の景品交
    換管理装置。
  7. 【請求項7】各景品の在庫数を登録管理する景品在庫管
    理手段と景品を発注する景品発注手段とを備え、前記景
    品在庫管理手段は、各一般景品の実際の在庫数から既に
    発行されている前記記録媒体に記録されかつ未交換の一
    般景品の個数を指し引いた値を基にして各種類ごとに一
    般景品の在庫数を管理し、前記景品発注手段は、前記景
    品在庫管理手段の管理する在庫数が所定の最小個数に達
    したとき通信回線を通じたデータ通信によって該当する
    景品の発注を行うことを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5または6記載の景品交換管理装置。
  8. 【請求項8】前記記録媒体は、記録内容を目視できかつ
    記録内容の書き換えが可能な印刷領域と磁気的に情報を
    記録する磁気記録領域とを備え、前記記録媒体発行手段
    は、少なくとも景品の種類と個数と実際の景品に交換し
    得る有効期限日とを前記磁気記録領域および前記印刷領
    域の双方に記録した記録媒体を発行することを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、5、6または7記載の景品交
    換管理装置。
  9. 【請求項9】前記記録媒体発行手段は、前記記録媒体に
    一般景品の個数と種類とを記録する際にこれらとともに
    記録する交換の有効期限日としてその記録日が所定期間
    に属する間当該期間に対応付けて予め定められている一
    の日付けを設定し、前記景品在庫管理装置は、発行済み
    の記録媒体に登録されかつ未交換の一般景品の個数を管
    理する際にその種類別に前記有効期限日が同一のものを
    一括して管理することを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6、7または8記載の景品交換管理装置。
  10. 【請求項10】前記一般景品交換手段は、読み取った記
    録媒体に記録されている一般景品の有効期限日が本日の
    日付を経過しているとき、それらを前記記録媒体の記録
    内容から削除することを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6、7、8または9記載の景品交換管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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