JP2938582B2 - 遊技用管理設備装置 - Google Patents

遊技用管理設備装置

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JP2938582B2
JP2938582B2 JP40950690A JP40950690A JP2938582B2 JP 2938582 B2 JP2938582 B2 JP 2938582B2 JP 40950690 A JP40950690 A JP 40950690A JP 40950690 A JP40950690 A JP 40950690A JP 2938582 B2 JP2938582 B2 JP 2938582B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技用管理設備装置に
関し、詳しくは、遊技者が遊技場に設置された遊技機に
より遊技を行なった結果付与される付与有価価値を使用
して景品交換可能な遊技用管理設備装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技用管理設備装置において、
従来から一般的に、知られているものに、たとえば、遊
技者が遊技の結果付与される賞品玉等の付与有価価値を
遊技場に設置されている所定の場所(たとえば景品交換
所)で読取ってもらい、その読取った有価価値の範囲内
で遊技者が希望する商品等の景品に交換してもらうとい
うシステムがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の従来
のものにおいては、遊技者がいくら多くの有価価値を獲
得したとしても、遊技場が仕入れた商品やサービス等の
非常に限られた範囲内でしか景品を選ぶことができず、
遊技者の希望する景品が存在しない場合が多々あった。
【0004】この問題を解決するべく、遊技場で取扱う
商品やサービス等の景品の種類を増やした場合には、そ
の景品を陳列する広い場所を要することになり、その分
遊技機を設置する場所が犠牲になってしまい、遊技場の
経営が悪化し遊技場に経営面での大きな負担を強いる不
都合が生ずる。
【0005】そこで、所定の会員向けの会員用記録媒体
を発行し、遊技者が遊技機により遊技を行なった結果遊
技者に払出された景品玉を遊技場内の所定の場所に設け
られている玉計数機に投入して景品玉を計数してもら
い、その景品玉に相当する有価価値を特定可能な情報を
前記会員用記録媒体に記録して遊技者に付与し、比較的
多くの商品やサービス等の売買対象を販売している会員
用記録媒体取扱店に設置している売買対象の中から遊技
者が会員用記録媒体によって特定される有価価値を使用
して自己の希望する景品と景品交換できるように構成す
ることが考えられる。このように構成した場合には、会
員用記録媒体を所持している遊技者は、比較的多くの商
品やサービス等の売買対象を販売している前記会員用記
録媒体取扱店の売買対象の中から自己の希望する景品と
景品交換することが可能となり、多くの種類の景品の中
から遊技者が希望するものを選択入手できるようにな
る。
【0006】しかし、この場合には、遊技機による遊技
の結果遊技者に払出された景品玉を遊技者がわざわざ玉
計数機にまで持運ばなければならず、特に払出された景
品玉の量が多かった場合や自己が遊技した遊技機が玉計
数機からかけ離れた場所に存在していた場合などは、景
品玉を玉計数機にまで持運ぶ際に遊技者に苦痛を与えて
しまう不都合が生じる。
【0007】そこで、このような不都合を解消するべ
く、遊技の結果付与される前記付与有価価値を特定可能
な情報を直接会員用記録媒体に記録してその会員用記録
媒体をその会員である遊技者に払出す方法が考えられ
る。しかし、この場合には、個々の付与価値記録手段を
特定可能な情報を会員用記録媒体に記録して払出す会員
用価値記録手段を遊技場における個々の遊技機それぞれ
に対応して設ける必要がある。ところで、この会員用価
値記録手段によって付与される会員用記録媒体は、すべ
ての遊技者に付与される訳ではなく所定の会員にだけ付
与されるものであるために、この会員用価値記録手段を
いくら各遊技機それぞれに対応して設けたとしても会員
以外の一般の遊技者には何らサービスの向上にはならな
いのである。
【0008】本発明は、係る実情に鑑み、遊技場の経営
面での負担を極力押さえることができながらも、遊技の
結果遊技者に付与される付与有価価値を使用して景品交
換を行なう際に多くの種類の景品の中から遊技者が希望
するものを選択入手でき、しかも、遊技の結果付与され
る景品玉を遊技者が持運ぶ不都合が防止できるととも
に、会員以外の一般遊技者へのサービスも考慮した遊技
用管理設備装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、所定の会員向けの記録媒体であって所定の有価価値
を特定可能な情報が記録される会員用記録媒体を発行す
る会員用記録媒体発行センターと、遊技機が設置された
遊技場と、遊技者が前記遊技機により遊技を行なった結
果その遊技者に付与される付与有価価値を特定可能な情
報が記録された遊技者用記録媒体を遊技者に払い出す遊
技者用記録媒体払出手段と、前記遊技者用記録媒体の記
録情報に基づいて特定される前記付与有価価値を前記会
員用記録媒体の記録情報に基づいて特定される有価価値
に加算する有価価値加算手段と、商品やサービス等の売
買対象を販売する販売店であって、遊技者が自己の会員
用記録媒体で特定される前記有価価値を使用して前記売
買対象と景品交換することが可能な会員用記録媒体取扱
店とを含む。請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記遊技者用記録媒体に記録
されている記録情報により特定される付与有価価値は、
当該遊技者用記録媒体が払い出された遊技場においての
み景品交換に用いることが可能である。 請求項3に記載
の本発明は、請求項1または請求項2に記載の発明の構
成に加えて、前記会員用記録媒体取扱店とは異なる場所
において、前記会員用記録媒体取扱店の売買対象を紹介
する情報を会員が見て選んだ売買対象を前記会員用記録
媒体の記録情報により特定される有価価値を使用して景
品交換するための処理を行なう遠隔的景品交換処理手段
をさらに含む。 請求項4に記載の本発明は、請求項1〜
請求項3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記
会員用記録媒体取扱店で前記会員用記録媒体の記録情報
により特定される有価価値を使用して売買対象と景品交
換した場合に、会員用記録媒体発行会社から当該会員用
記録媒体取扱店へ資金移動して決済を行なう決済手段を
さらに含む。 請求項5に記載の本発明は、請求項4に記
載の発明の構成に加えて、前記決済手段は、手数料を差
し引いて資金移動を行なう。
【0010】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、遊技機によ
り遊技を行なった結果遊技者に付与される付与有価価値
を特定可能な情報が記録された遊技者用記録媒体が遊技
者に払い出される。その遊技者用記録媒体の記録情報に
基づいて特定される前記付与有価価値が、会員用記録媒
体発行センターから発行された会員用記録媒体によって
特定される有価価値に加算される。そして、その会員用
記録媒体を取扱う会員用記録媒体取扱店でその会員用記
録媒体の所持者である遊技者が商品やサービス等の売買
対象と景品交換することが可能となる。
【0011】すなわち会員用記録媒体取扱店は比較的多
くの商品やサービス等の売買対象を販売しているのであ
り、その結果、遊技者は自己の付与有価価値を使用して
多くの種類の売買対象から自己の希望する景品と景品交
換することができる。さらに、遊技機により遊技を行な
った結果付与される付与有価価値が景品玉の形で遊技者
に付与されるのではなく携帯に便利な遊技者用記録媒体
に記録された形で遊技者に払い出されるため、遊技者が
持運びに比較的不便な景品玉を持運ぶという不都合を防
止できる。そして、この遊技者用記録媒体には前記付与
有価価値を特定可能な情報が記憶されているために、遊
技場において、この遊技者用記録媒体により特定された
前記付与有価価値を使用して景品交換ができる運用にす
ることも容易であり、そのように運用した場合には会員
以外の一般遊技者もこの携帯便利な遊技者用記録媒体を
持運んで景品交換することが可能となる。
【0012】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、遊技者用記録媒体の記
録情報により特定される付与有価価値が、当該遊技者用
記録媒体が払い出された遊技場においてのみ景品交換に
使用できる。 請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1または請求項2に記載の発明の作用に加えて、遠隔的
景品交換処理手段の働きにより、会員がわざわざ会員用
記録媒体取扱店に出向くことなく会員用記録媒体取扱店
の売買対象を紹介する情報を見て選んだ売買対象を、会
員用記録媒体の記録情報により特定される有価価値を使
用して景品交換することが可能となる。 請求項4に記載
の本発明によれば、請求項1〜請求項3のいずれかに記
載の発明の作用に加えて、前記会員用記録媒体取扱店で
前記会員用記録媒体の記録情報により特定される有価価
値を使用して売買対象と景品交換した場合に、決済手段
の働きにより、会員用記録媒体発行会社から当該会員用
記録媒体取扱店へ資金移動して決済が行なわれる。 請求
項5に記載の本発明によれば、請求項4に記載の発明の
作用に加えて、決済手段の働きにより、会員用記録媒体
発行会社の手数料を差し引いて資金移動を行なうことが
可能となる。
【発明の実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づい
て説明する。
【0013】図1は、本発明に係る遊技用管理設備装置
の全体の概略を示すシステムブロック図である。
【0014】図中103は共通カード発行会社であり、
CPU,RAM,ROM等を内蔵するホール別売上集計
用の集中管理コンピュータ111が設置されている。こ
の共通カード発行会社103からは共通カード134
(図4参照)が発行されて各遊技場100,101…に
出荷される。この共通カードとは、全国の遊技場で共通
的に使用可能なカードである。なお、共通カード134
は共通カード販売機4で販売するときに情報を書込むよ
うにしてもよいし、予め情報を書込んでおくようにして
もよい。各遊技場100,101…と共通カード発行会
社103の集中管理コンピュータ111とは各遊技場1
00,101…に設置されているターミナルボックス1
09と通信回線により接続されており、情報の伝達が可
能に構成されている。
【0015】なお、遊技場101については、遊技場1
00と同様の構成を有しているためにここでは、詳細な
説明および図示を省略する。
【0016】図中104は会員用記録媒体発行センター
の一例の景品カード発行会社であり、CPU,RAM,
ROM等を内蔵する集中管理コンピュータ112が設置
されている。この集中管理コンピュータ112と各遊技
場100,101…に設置されているターミナルボック
ス110とが通信回線により接続されており情報の伝達
が可能に構成されている。図中102は遊技場100の
ための景品交換所であり、ターミナルボックス113を
介して通信回線により前記集中管理コンピュータ112
と接続されており、情報の伝達が可能に構成されてい
る。図中105,106,107は、景品カード発行会
社104に加盟している会員用記録媒体取扱店の一例の
加盟店であり、それぞれに、CPU,RAM,ROMを
内蔵する加盟店用管理コンピュータ119,120,1
21が設置されている。それらの加盟店用管理コンピュ
ータ119,120,121と景品カード発行会社の集
中管理コンピュータ112とが通信回線により接続され
ており、情報の伝達が可能に構成されている。なお、加
盟店107には、前記共通カード発行会社103から発
行された共通カード134を顧客に販売するための共通
カード販売機122が設置されており、その共通カード
販売機122と景品カード発行会社104の集中管理コ
ンピュータ112とがターミナルボックス123を介し
て通信回線により接続されており、情報の伝達が可能に
構成されている。さらに、共通カード販売機122と共
通カード発行会社103の集中管理コンピュータ111
とがターミナルボックス124を介して通信回線により
接続されており、情報の伝達が可能に構成されている。
【0017】図中108は銀行であり、CPU,RA
M,ROM等を内蔵するコンピュータ等からなる中央装
置117が設置されている。この中央装置117はデー
タベース118を含み、このデータベース118には、
各遊技場100,101や共通カード発行会社103,
景品カード発行会社104,各加盟店105,106,
107等の口座およびそれらの口座に預金されている預
金金額等が記憶されている。データベース118内に図
示された記号A,B,C,D,E,F,Gは、それぞれ
共通カード発行会社103,遊技場100,遊技場10
1,加盟店105,加盟店106,加盟店107,景品
カード発行会社104のそれぞれの口座を示し、図示さ
れた矢印は、ある口座から他の口座に矢印方向に金が移
ることを意味している。
【0018】共通カード発行会社103から遊技場10
0に出荷された共通カード134は共通カード販売機4
により利用者(遊技者)に販売される。利用者は代金ま
たは後述する会員用記録媒体の一例の景品カード136
(図5参照)を共通カード販売機4に挿入することによ
り所定の金額が記録された共通カードが付与される。利
用者は遊技場に設置されている複数の遊技機の一例のパ
チンコ機2の中から遊技してみたいパチンコ機2に対応
した共通カード処理機(カード玉貸機)3に前記共通カ
ードを挿入する。そしてその共通カードに記録されてい
残額を使用することによりカード式パチンコ機2によ
遊技が可能となる。そして遊技が終了すれば、遊技に
使用した金額だけ共通カードに記録されている残額が減
算更新されてその残額が記録された共通カード134が
遊技者に払出されるとともに、パチンコ機2による遊技
の結果付与される付与有価価値の一例の持点が記録され
た持点カードが持点カード処理装置13から利用者に払
出される。この持点カードには、前記持点を直接記録し
てもよいが、その代わりに、この持点カードにはカード
番号を記録させておき、ホール用管理コンピュータ6に
そのカード番号に対応させて前記持点を記憶させてお
き、持点カードに記録されているカード番号を手掛かり
にホール用管理コンピュータ6の方で該当する持点を割
出して特定できるようにしてもよい。この持点カード1
9(図3参照)により、遊技者が前記遊技機により遊技
を行なった結果その遊技者に付与される付与有価価値を
特定可能な情報を記録する遊技者用記録媒体が構成され
ている。遊技者は、前記入手した持点カードを遊技場1
00に設置されているカウンタ114の持点カード読取
装置5に挿入することにより、その持点が読取られてそ
の持点の範囲内で煙草やチョコレート等の一般景品や特
種景品138(図6参照)との交換が可能となる。
【0019】遊技場100ないに設置された共通カード
販売機4,共通カード処理機3,カード式パチンコ機
2,持点カード処理装置13ならびに持点カード読取装
置5はそれぞれホール用管理コンピュータ6に接続され
ており、情報の伝達が可能に構成されている。このホー
ル用管理コンピュータ6は、CPU,RAM,ROM等
を内蔵しており、共通カード販売金額,共通カード使用
金額,カード式パチンコ機2の利益球数や不利益球数,
持点カード処理装置13から払出された持点カードの持
点データ,持点カードを使用しての景品交換額情報等の
遊技場で発生する種々の情報を集中管理する。なお、持
点カード処理装置13によって発行された持点カード1
9は、当該遊技場100でかつ当日限りという条件で景
品交換することが可能なものである。この持点カードの
カード番号とそれに対応する持点とがホール用管理コン
ピュータ6に記憶されており、持点カードが使用されて
その持点が減算更新される度にホール用管理コンピュー
タ6に記憶されている対応する持点も減算更新し、持点
カード19が使用される度にその持点カード19に記録
されている持点とホール用管理コンピュータ6の方に記
憶されている持点とが一致するか否かの照合を行ない、
持点カードのホール用管理コンピュータ6による背番号
管理を行なっている。
【0020】遊技場100に設置されている共通カード
販売機4の景品カード使用による売上額(販売額)に関
する情報がターミナルボックス110を介して通信回線
により景品カード発行会社104の集中管理コンピュー
タ112に伝送される。なおこのターミナルボックス1
10と集中管理コンピュータ112とは必ずしもオンラ
インにより接続する必要はなく、共通カード売上額を集
計してその集計金額を記載した伝票等を作成し、その伝
票等によるオフラインにより共通カード販売額を集中管
理コンピュータ112に入力してもよい。
【0021】利用者は、持点カード処理装置13から払
出された持点カード19を使用して景品カード136の
残額を増額更新してもらいたい場合には、景品交換所1
02に持点カード19を持参し、カウンタ115に設け
られている持点カード読取装置65にその持点カード1
9を挿入して読取らせる。さらに利用者は自己が保有す
る景品カード136を景品処理装置(景品カード処理
機)9に挿入する。すると挿入した持点カードに記録さ
れている持点の範囲内で景品カード136の残額が増額
更新されてその景品カード136が利用者に返却され
る。なお、利用者が未だに景品カード136を所持して
いない場合には、新規発行する必要があり、その場合に
は、カウンタ115により利用者の住所,氏名,電話番
号等の必要事項を記載してもらい、挿入された持点カー
ド19の持点の範囲内で金額を景品カード136に記録
してその景品カード136を利用者に新規発行する。
【0022】利用者に記載してもらった住所,氏名,電
話番号等の必要事項はターミナルボックス113等を介
して景品カード発行会社104に送信されるかあるいは
景品カード発行会社104において入力される。
【0023】一方、景品交換所102のカウンタ115
には、景品カード発行会社104に加盟している各加盟
店105,106,107が販売している商品やサービ
ス等の種々の売買対象からなる景品が掲載されたカタロ
グが用意されており、利用者はそのカタログを見て自己
の欲する商品やサービス等の景品を選択する。そして、
自己の欲する景品を景品カード136を用いて景品交換
したい場合には、利用者は自己の景品カード136を景
品処理装置(景品カード処理機)9に挿入し、カタログ
で選んだ自己の欲する景品を特定するコード(景品番
号)やその個数等を入力する。するとその景品番号がタ
ーミナルボックス113を介して景品カード発行会社1
04の集中管理コンピュータ112に伝送され、集中管
理コンピュータ112では利用者の住所に近い加盟店を
捜し出してその加盟店(たとえば105)に伝送されて
きた景品番号,景品個数と利用者の住所,氏名,電話番
号等を伝送する。すると、送信されてきた景品番号に対
応する商品やサービス等の景品が加盟店105から利用
者に直送される。また、利用者が景品カード136を挿
入して希望する景品番号を入力した段階でその景品番号
の景品に相当する金額だけ挿入された景品カード136
の残額が減算更新され、減算更新された後の景品カード
136が利用者に返却される。一方、利用者が希望して
入力された景品番号に相当する景品が前記加盟店105
で品切れとなっていた場合には、利用者の住所に次に近
い加盟店106からその希望する景品を利用者に直送す
るようにしてもよい。
【0024】また、景品処理装置(景品カード処理機
9に、特殊景品を払出す機能を設けてもよい。その場合
には、利用者が景品カード136を挿入し、その景品カ
ード136に記録されている残額の範囲内で特殊景品1
38(図6参照)が利用者に払出される。景品交換所1
02には特殊景品交換装置8が設けられており、利用者
が前記特殊景品をこの特殊景品交換装置8に挿入するこ
とによりその挿入された特殊景品138に相当する金額
の現金が利用者に払出される。なお、現金の払出しの代
わりに利用者の景品カード136の残額を増額更新する
ようにしてもよい。この特殊景品交換装置8はターミナ
ルボックス113を介して景品カード発行会社104の
集中管理コンピュータ112に接続されており、特殊景
品138の出庫額が集中管理コンピュータ112に伝送
されるように構成されている。
【0025】一方、カタログによる景品交換ではなく実
際にその景品を目で見て確かめて購入したいという利用
者は、景品カード136を持参して加盟店106に行
き、その景品カード136を加盟店106に設置されて
いる景品処理装置9に挿入し、加盟店106で販売され
ている商品やサービス等の売買対象からなる景品で自己
の欲するものの種類や個数を景品処理装置9に入力す
る。するとその入力された景品に相当する金額が景品カ
ード136の残額から減算されて減算された後の景品カ
ード136が利用者に返却される。このようにして利用
者は目で実際に景品を見て確かめて入手することもでき
る。なお、景品カード発行会社104の集中管理コンピ
ュータ112と各加盟店105,106,107に設置
されている加盟店用管理コンピュータ119,120,
121は必ずしもオンラインにより接続する必要はな
く、景品交換所102から送信されてきた景品番号や景
品個数ならびにその景品番号に対応する利用者の住所,
氏名,電話番号等を集計して伝票等に記入し定期的に一
括してオフラインにより各加盟店105,106,10
7に送るようにしてもよい。
【0026】特殊景品を現金に交換する特殊景品交換装
置8は銀行108にも設置されており、利用者は自己の
所有する特殊景品を銀行108に持参しその特殊景品を
銀行108に設置されている特殊景品交換装置8に挿入
して現金に変換することも可能である。この銀行108
に設置されている特殊景品交換装置8はターミナルボッ
クス116を介して景品カード発行会社104の集中管
理コンピュータ112に通信回線で接続されており、特
殊景品138の交換額がターミナルボックス116を介
して集中管理コンピュータ112に伝送されるように構
成されている。
【0027】景品カード発行会社104の集中管理コン
ピュータ112と銀行108のデータベース118とが
通信回線により接続されており、集中管理コンピュータ
112からデータベース118に次のような情報が伝送
される。すなわち、景品交換所102に設けられている
景品処理装置(景品カード処理機)9によって増額更新
された景品カードの増額更新額情報、遊技場100,1
01に設けられている共通カード販売機4を利用して景
品カードにより共通カードが販売されたその共通カード
売上額情報、各加盟店105,106,107での景品
カードを使用した景品の売上額情報(景品交換額情報)
等が伝送される。一方、共通カード販売会社103の集
中管理コンピュータ111からは、遊技場100,10
1において販売された共通カード金額の合計と遊技場1
00,101で共通カードが使用された使用金額合計と
の差額情報がデータベース118に伝送されてくる。さ
らに、加盟店107において販売された共通カード金額
の合計(カード代金)情報が集中管理コンピュータ11
1からデータベース118に伝送されてくる。
【0028】データベース118では、前記各種伝送さ
れてきた情報に基づいて、各口座間で図示矢印で示した
方向に金を移動させる。すなわち、共通カード販売会社
の口座Aと各遊技場の口座C,Bとの間で共通カードの
販売金額の合計(カード代金)とカード処理機3によっ
て使用された共通カードの使用金額合計との差額だけ金
を移動させる。また、加盟店107における共通カード
の販売金額の合計(カード代金)から手数料を差引いた
金額が加盟店107の口座Fから共通カード販売会社1
03の口座Aに移動する。これによって、加盟店107
は差引いた手数料分利益を得ることができる。遊技場1
00,101に設けられている共通カード販売機4を利
用して景品カード136により販売された共通カード1
34の売上合計金額から手数料を差引いた金額が景品カ
ード発行会社104の口座Gから各遊技場100,10
1の口座B,Cに移動する。各遊技場100,101の
それぞれの景品交換所102に設けられている景品処理
装置(景品カード処理機)9によって増額更新された景
品カードの増額更新額と各遊技場100,101が仕入
れた特殊景品138の仕入代金に対し手数料を上乗せし
た金額の合計が各遊技場100,101の口座B,Cか
ら景品カード発行会社104の口座Gに移動する。な
お、実際には、口座GとC,Bとの間では、カード増額
更新額および特殊景品仕入代金(手数料上乗せ)と売上
額(手数料を差引く)とが相殺された金額だけが移動す
るようになる。さらに、各加盟店105,106,10
7での景品カード136を用いた景品の売上額(景品交
換額)から手数料を差引いた金額が景品カード発行会社
104の口座Gから各加盟店105,106,107の
口座D,E,Fに移動する。
【0029】図2は、遊技場および景品交換所の要部を
示す概略構成図である。遊技場100に設置されている
共通カード販売機4は、紙幣投入口26が設けられてお
り、利用者(遊技者)が紙幣を紙幣投入口26から投入
することによりその投入された紙幣が紙幣識別機27で
識別され、偽札等の不適正な紙幣であった場合には利用
者に返却されるが適正な紙幣であった場合には紙幣収納
部28内に取込まれる。そして投入紙幣に相当する金額
が金額表示器23により表示され、その表示額の範囲内
で販売カード選択ボタン36を選択操作する。共通カー
ド19には、たとえば、1000円,2000円,30
00円,5000円,10000円の5種類の金額のカ
ードがあり、販売カード選択ボタン36を選択して押圧
操作することにより前記5種類の共通カード19のうち
希望する共通カード19を指定することができる。この
販売カード選択ボタン36を押圧することにより、その
押圧操作によって指定された金額の共通カード19を共
通カード収納部32から取出してその取出された共通カ
ード134が選択指定された金額の共通カード134
あるか否かを共通カード識別機31により識別し、選択
された金額の共通カードであると識別された場合に共通
カード払出口30からその共通カード19が払出され
る。その後、釣銭がある場合には釣銭紙幣払出装置34
が作動して釣銭紙幣払出口33から釣銭が利用者に払出
される。なお図中40は制御部であり、共通カード販売
機4を制御するためのマイクロコンピュータ等から構成
されている。この共通カード販売機4は紙幣等の貨幣の
投入ばかりでなく景品カード136を使用しても共通カ
ード134の販売が可能である。その場合には、景品カ
ード136を景品カード投入口24に投入する。すると
景品カード識別機25により投入された景品カード13
6が適正カードであるか否かを識別し、不適正カードで
あった場合には投入カードを利用者に返却したり不正カ
ードが投入されたことを遊技場の係員に報知したりする
異常処理が行なわれる。投入カードが適正なカードであ
った場合にはその投入カードに記録されているカード情
報が景品カード識別機25により読取られ、次に利用者
が暗証番号を暗証番号入力キー29から入力する。そし
てその入力された暗証番号が正しい番号であった場合に
は投入された景品カード136に記録されている残額す
なわち景品金額が金額表示器23により表示される。利
用者はこの金額表示器23により表示された金額の範囲
内で販売カード選択ボタン36を選択操作し、前述と同
様にして希望する金額の共通カード134を購入するこ
とが可能となる。そして、希望する金額の共通カード1
34を購入した後の景品カード136の残り金額すなわ
ち景品残金額が金額表示器23により表示され、投入さ
れている景品カードの残額をその金額表示器23により
表示されている景品残金額に更新してその更新された後
の景品カードが景品カード投入口24から利用者側に返
却される。なお、図中20は処理器番号表示部でありこ
の共通カード販売機4の番号が表示される。また21は
販売中表示器、22は販売中止表示器であり、この共通
カード販売機4が共通カード134を販売している最中
では販売中止表示器22が消灯して販売中表示器21が
点灯表示される。逆にこの共通カード販売機4が販売中
でなかった場合には販売中表示器21が消灯し、販売中
止表示器22が点灯表示される。図中37は投入紙幣充
満表示部であり、紙幣投入口26から投入された紙幣に
より紙幣収納部28が満杯になりそれ以上紙幣が投入で
きない状態になった場合にこの投入紙幣充満表示部37
が点灯または点滅表示され、投入紙幣が満杯になった旨
を遊技場の係員に表示できるように構成されている。3
8は釣銭紙幣欠乏表示部であり、釣銭払出装置34によ
って利用者に払出すために貯留している釣銭紙幣が欠乏
した場合にこの釣銭紙幣欠乏表示部38が点灯または点
滅表示し、その旨を遊技場の係員に報知できるように構
成されている。39は共通カード欠乏表示部であり、遊
技者に販売するために貯留している共通カード134が
欠乏した場合にこの共通カード欠乏表示部39が点灯ま
たは点滅表示され、その旨を遊技場の係員に報知できる
ように構成されている。
【0030】この共通カード販売機4によって販売され
た共通カード134を使用して利用者が遊技を行なう場
合には、遊技場100の遊技機設置島に設置されている
共通カード処理機(カード玉貸機)3の共通カード投入
口12に共通カード134を挿入する。この共通カード
処理機(カード玉貸機)3は、設置島1に複数台設置さ
れている各カード式パチンコ機2に隣接して設けられて
おり、それぞれの隣接するカード式パチンコ機に対応す
るものである。ゆえに、たとえば図示中央のカード式パ
チンコ機2によって遊技を行ないたい場合には図示中央
のカード式パチンコ機の向かって左側に隣接している共
通カード処理機(カード玉貸機)3の共通カード投入口
12に共通カード134を投入する必要がある。共通カ
ード投入口12に共通カード134を投入して利用者が
パチンコ機2に使用せんとする金額を金額選択ボタン1
4を操作して指定すれば、その指定された金額に対応す
る個数の遊技玉がカード式パチンコ機2に払出されて、
遊技領域に弾発発射する弾球遊技が可能となる。そし
て、共通カード投入口12から投入された共通カード1
34の残額から前記金額選択ボタン14によって選択さ
れた金額を減算した残金額が残金額表示器18により表
示される。一方、弾球遊技に伴って遊技領域に打込まれ
たパチンコ玉が入賞する等の所定の遊技状態が発生すれ
ばその所定の遊技状態の発生に基づいて所定の遊技価値
が遊技者に付与されるのであり、その付与される遊技価
値に相当する得点がクレジット表示器15に加算表示さ
れる。一方、前記弾球遊技に用いられるパチンコ玉に相
当する得点がクレジット表示器15で表示されている得
点から減算されその減算された後の得点がクレジット表
示器15によって表示される。なお、図中19´は得点
レベル表示器であり、打玉の入賞等に伴って加算更新さ
れ打玉の弾発発射に伴って減算更新される遊技者の得点
を点灯ランプの高さで表示するものである。また18b
は遊技を中断するための中断ボタンである。
【0031】そして、遊技者が精算ボタン18aを押圧
操作した場合やカード式パチンコ機2が打止になった場
合には、クレジット表示機15により表示されている得
点が持点カード処理装置13により持点カード19に記
録されて遊技者に払出される。この持点カード処理装置
13は、幕板等に組込まれており、持点カード収納部1
3cに収納されている持点カードを持点カード識別機1
3bにより識別し、所定の持点が記録された持点カード
19が持点カード投入・払出口13aから遊技者に払出
される。なお、図中14´は台番表示部であり、17a
はトラブル発生時に利用者が操作するトラブルボタンで
あり、17bはそのトラブルボタン17aが操作された
ときに点灯表示するトラブル表示機である。さらに16
はスピーカーである。この持点カード処理装置13によ
り、前記付与有価価値を特定可能な情報を遊技用記録媒
体に記録して遊技者に与える付与価値記録手段が構成さ
れている。なお、クレジット表示機15により表示され
る得点は、打玉が入賞等して遊技者に付与される得点と
共通カード処理装置3から遊技機に払出された遊技玉の
うち遊技に使用されなかった残りの数に相当する得点と
の和である。また、入賞等によって遊技者に付与される
得点のみをクレジット表示機15により表示させ、精算
ボタン18aが押圧操作された場合に、そのクレジット
表示機15により表示されている得点と共通カード処理
機3から遊技機に払出された遊技玉のうち遊技に使用さ
れなかった残り玉の玉数に相当する得点との和の得点を
共通カード19に記録して遊技者に払出してもよい。な
お、前記持点カード投入・払出口13aに持点カードを
投入することにより、その持点カードに記録されている
持点の範囲内で遊技が可能となる。
【0032】持点カード投入・払出口13aから払出さ
れた持点カード19を遊技者が持点表示器,特種景品払
出機5´の持点カード読取装置5の持点カード投入口4
4に投入する。すると、投入された持点カード19が持
点カード識別機45により識別され、その持点カード1
9に記録されている持点が読取られた後、投入された持
点カード19が持点カード収納部45´に取込まれて収
納される。すると投入された持点カード19に記録され
ている持点が持点・金額表示機41により表示される。
遊技者はその表示された持点で交換可能な特種景品13
8の数の範囲内で希望する特種景品数を特種景品数入力
キー42から入力する。そして遊技者が確認キー43を
押圧操作すれば、特種景品払出装置46´が作動して特
種景品138が入力された数だけ特種景品払出口46か
ら遊技者に払出される。そして払出処理が終了した後に
レシートがレシート発行装置49により印刷されてレシ
ート発行口48から遊技者に発行される。
【0033】一方、持点カード19と一般景品とを景品
交換する場合には、持点カード19を持点カード投入口
44に投入した後その投入カードに記録されている持点
が持点・金額表示器41により表示され、その表示内容
を見て遊技場の従業員が直接一般景品を遊技者に与える
か、確認キー43を押圧操作してレシートを発行した後
に、一般景品を遊技者に与える。図中20は処理機番号
表示部、21は販売中表示器、22は販売中止表示器で
ある。また77は制御部であり、玉数表示器,特種景品
払出機5´を制御するためのマイクロコンピュータ等か
ら構成されている。
【0034】この玉数表示器,特種景品払出機5´から
払出された特種景品を現金に交換したい場合には、利用
者が特殊景品138を景品交換所102にまで持参し、
景品交換所102に設置されている特殊景品交換装置
(特殊景品精算機)8の特殊景品投入口52から特殊景
品138を投入する。すると、投入された特殊景品13
8に見合った金額が金額表示器59により表示され、利
用者が確認キー58を押圧操作すれば、紙幣払出装置5
1′が作動して紙幣が紙幣払出口50から利用者に払出
されるとともに、必要に応じて硬貨払出装置54′が作
動して硬貨払出口54から硬貨が利用者に払出される。
その払出される紙幣や硬貨からなる貨幣の金額は金額表
示器59により表示された金額に一致するように制御さ
れる。その後レシート発行装置57が作動して所定事項
が印刷されたレシートがレシート発行口56から利用者
に発行される。なお図中77はマイクロコンピュータ等
からなる制御部である。また20は処理器番号表示部、
21は販売中表示器、22は販売中止表示器である。
【0035】利用者が持点カード19に記録されている
持点に相当する金額分自己の景品カードを増額更新して
もらいたい場合には、自己の景品カード136と持点カ
ード19とを景品交換所102に持参し、その景品交換
所102に設置されている景品処理装置(景品カード処
理機)9の操作手順表示器63に従って景品カード13
6を景品カード投入口67に投入する。この操作手順表
示器63は通常時点灯するランプが内蔵されている。景
品カード投入口67から投入された景品カード136は
景品カード識別機68によりその記録情報が読取られ
る。次に利用者が暗証番号を入力キー71から入力す
る。その入力された暗証番号が挿入された景品カード1
36に対応する適正な暗証番号であった場合には投入さ
れた景品カード136に記録されている残額すなわち残
景品金額が残景品金額表示器61により表示される。次
に操作手順表示器63が消灯されてランプ内蔵の操作手
順表示器62が代わりに点灯され、その点灯された操作
手順表示器62に従って利用者は自己の持点カード19
を持点カード投入口64に投入する。すると投入された
持点カード19が持点カード識別機65により読取ら
れ、持点カード収納部66に収納される。すると、投入
された持点カード19に記録されている持点が持点・金
額表示器60により表示され、利用者が景品更新キー7
5を押圧操作することにより持点・金額表示器60によ
り表示されている持点に相当する金額分だけ投入された
景品カード136の残額(残景品金額)が加算更新さ
れ、その更新された残額が記録された景品カード136
が景品カード投入口67から利用者に返却される。な
お、利用者がいまだに景品カード136を作成していな
い場合には、前述したように景品交換所102において
利用者の住所,氏名,電話番号等の必要事項を記載して
もらい、その後残景品金額が「0」の景品カードを遊技
者に発行する。そしてその新たに発行された景品カード
136に持点カード19に記録されている持点に相当す
る金額を加算更新したい場合には、前述と同様にして新
たに発行された景品カード136を景品カード投入口6
7に挿入して前述と同様の操作を行なえばよい。そして
記載してもらった利用者の住所,氏名,電話番号等の必
要事項が景品カード発行会社104に送信されて会員と
して登録される。なお、景品カードを新規発行する場合
に必要となる利用者の住所,氏名,電話番号等の必要事
項の入力も全自動で機械的に行なうようにしてもよい。
【0036】次に、利用者が自己の景品カード136を
使用して景品交換所に備えられている景品カタログを見
てそのカタログに掲載されている景品を入手したい場合
には、まず自己の景品カード136を景品カード投入口
67に投入する。次に暗証番号を入力キー71から入力
する。すると投入された景品カード136に記録されて
いる残景品金額が残景品金額表示器61により表示さ
れ、次に景品種類指定キー72を押圧操作した後、カタ
ログ等を見て予め決めている希望の景品番号(景品コー
ド)を入力キー71から入力する。するとその入力され
た景品番号(景品コード)が持点・金額表示器60によ
り表示される。次に景品個数指定キー73を押圧操作し
た後に希望の景品の個数を入力キー71か入力する。す
ると持点・金額表示器60の一部にその入力された個数
が表示される。その段階で、投入した景品カードに記録
されている残景品金額等が不足する場合などのエラーの
場合には、そのエラーの原因が玉数・金額表示器60に
表示される。エラーでない場合であってかつ利用者が確
認キー74を押圧操作すればレシート141(図7参
照)がレシート発行装置70によって印刷されてレシー
ト発行口69から利用者に発行される。そして、投入さ
れた景品カード136を、景品交換に用いられた金額を
減算した新たな残景品金額に更新して景品カード投入口
67から利用者に返却する。前述した入力キー71から
入力された景品番号(景品コード)と景品個数ならびに
投入された景品カードのカードナンバー等が前述したよ
うに景品カード発行会社104の集中管理コンピュータ
112に伝送されるのであり、集中管理コンピュータ1
12では伝送されてきた景品カード136のカード番号
からその景品カード136の所持者の住所,氏名,電話
番号等の必要事項を割出し、その利用者の住所に近い加
盟店の加盟店用管理コンピュータに景品番号(景品コー
ド)とその個数情報ならびに景品の送り先である利用者
の住所,氏名,電話番号等が送信される。そして後日そ
の加盟店から利用者の希望する景品が希望する個数だけ
利用者に配達される。この景品処理装置(景品カード処
理機)9により、前記遊技者用記録媒体の記録情報に基
づいて特定される前記付与有価価値を特定可能な情報を
前記会員用記録媒体に記録して会員である遊技者に付与
する価値記録手段が構成されている。なお、景品処理装
置(景品カード処理機)9と特殊景品交換装置(特殊景
品精算機)8とを遊技場100,101内に設けて、前
述した景品交換所102の機能を遊技場100,101
に持たせてもよい。
【0037】図3は持点カード19に記録されている記
録情報を説明するための説明図である。持点カード19
の磁気スライプ133には、図示するように、その持点
カード19が発行された遊技場を特定できる遊技店コー
ド,その持点カード19が発行されたカード発行年月
日,持点カード19の番号であるカード番号,持点情
報,持点カード19のセキュリティを向上させるための
セキュリティコード等が記録されている。
【0038】図4は、共通カードに記録されている記録
情報を説明するための説明図である。共通カード134
の磁気スライプ135には、共通カード134の番号で
あるカード番号,残額情報,カードセキュリティを向上
させるためのセキュリティコード等が記録されている。
【0039】図5は、景品カードに記録されている記録
情報を説明するための説明図である。
【0040】景品カード136の磁気スライプ137に
は、この景品カード136の使用有効期限を特定するた
めのカード有効期限,景品カード136の番号であるカ
ード番号,残額(残景品金額),景品カード136のセ
キュリティを向上させるためのセキュリティコード等が
記録されている。この景品カード136のセキュリティ
コードは、前記持点カード19のセキュリティコードに
比べてより解読が困難な高レベルのもので構成されてい
る。故に景品処理装置9で読取ったカード情報に含まれ
ているセキュリティコードの解読は持点表示器,特殊景
品払出機5´で読取ったセキュリティコードの解読より
も高度な解読を行ってなっている。
【0041】図6は、特殊景品を示す正面図である。特
殊景品138はプレート状の樹脂の一部に磁気ストライ
プ139が形成された磁気カードで構成されている。こ
の磁気ストライプ139には、この特殊景品138が発
行された番号である発行番号,この特殊景品138のセ
キュリティを向上させるためのセキュリティコード等が
記録されている。さらに、特殊景品138の一部には、
その特殊景品138の景品価値に見合った値打を有する
金のチップ140が組込まれている。
【0042】図7は、景品交換所102でカタログを利
用して景品を選択して景品交換を行なった場合に景品処
理装置(景品カード処理機)9から発行されたレシート
であり、図示したような情報が印刷されている。図3〜
図5に示した各種カードおよび図6に示した特殊景品は
磁気カードに限らず、ICカード,光カード(光ディス
クメモリを利用したもの),感熱式カード,バーコード
を付したカード,パンチ孔を穿設したカード等、種々の
もので構成してもよい。また、図3〜図5に示した各種
カードには持点情報や残額情報を記録し更新するように
したが、持点情報や残額情報をカードに記録することな
く、カード番号を元にしてホール用管理コンピュータ6
や集中管理コンピュータ111,112において持点情
報や残額情報を更新するようにしてもよい。
【0043】図8は、景品カード発行会社に設置されて
いる集中管理コンピュータおよびその集中管理コンピュ
ータに接続される各種機器を説明するための説明図であ
る。
【0044】集中管理コンピュータ112には補助コン
ピュータ112′が接続されており、この補助コンピュ
ータ112′にはCRTディスプレイ142とキーボー
ド144とプリンタ143とが接続されている。補助コ
ンピュータ112′の電源スイッチ160に所定のオペ
レータが所持するキーを差込み操作することにより、キ
ーボード144が能動化される。キーボード144に
は、遊技場(ホール)別のデータを集計するためのホー
ル別集計キー151,加盟店別の売上を集計するための
店別売上キー152,景品カード別のデータを集計する
ためのカード別集計キー153,特殊景品の入出庫デー
タを集計するための景品入出庫キー154,事故カード
データを集計するための事故キー155,プリンタ14
3により所定のデータを印字させるための印字キー15
6が設けられている。前記各種のキー151〜155を
操作することにより、前述したそれぞれのデータが集計
されてその集計結果がCRTディスプレイ142により
表示される(図9〜図13参照)。さらにキーボード1
44には、数字等を入力するためのテンキー157,文
字情報を入力するための文字情報入力キー159やその
他の機能キー158が設けられている。
【0045】図9は、景品カード発行会社の集中管理コ
ンピュータによって行なわれたホール別集計情報を示す
図である。
【0046】第1行目のB,Cは遊技場(ホール)の名
称を示しており、2行目は集計されたデータの種類を明
示したものである。すなわち、「景品カード更新額」
は、景品処理装置(景品カード処理機)9(図1,図2
参照)によって増額更新された景品カードの更新額を意
味し、増額更新の際に処理される持点カード19の遊技
店コードによって、景品カード発行会社104が請求す
る請求先の遊技場が特定される。なお、景品処理装置9
において特定の遊技店コード以外の持点カード19を受
け付けないようにしたうえで、景品処理装置9の処理器
番号を元に請求先の遊技場を特定するようにしてもよ
い。「特殊景品出庫額」は、景品カード発行会社104
からその遊技場に出荷された特殊景品138の金額を意
味する。「共通カード売上額」は、共通カード販売機4
(図1,図2参照)を利用して景品カード136により
共通カード134が販売されたその共通カード134の
売上額を意味する。そして図示一番左の列は日付を示し
ており、たとえば10月1日のBホールでの景品カード
更新額は3,481,926円であり、特殊景品出庫額
は7,000,000円であり、共通カード売上額は
2,756,000円である。なお10月2日,10月
30日のBホールおよび10月3日,10月31日のC
ホールのデータがそれぞれ「0」になっているが、これ
は10月2日,10月30日はBホールが休みの日であ
り、10月3日,10月31日はCホールが休みの日で
あり、営業を行なわなかったためである。さらに、景品
カード更新額,特殊景品出庫額,共通カード売上額の1
0月1日から10月31日までの1ヵ月間の合計額がそ
れぞれ表示されるとともに、景品カード発行会社104
から各遊技場に代金を請求する請求額が算出されて表示
される。たとえばBホールの場合では、景品カード更新
額に対する1ヵ月の請求額は合計額と同じ87,64
9,307円となり、特殊景品出庫額は合計額に対し一
定の手数料を上乗せした207,302,500円が請
求額となり、さらに共通カード売上額に対しては合計額
に対し手数料が差引かれた71,441,470円が景
品カード発行会社104からBホール100に支払われ
ることになる。それらの請求額の差額が一番下の行に2
23,510,337円と示されている。
【0047】図10は、景品カード発行会社の集中管理
コンピュータによって集計されたカード別集計データを
示す図である。
【0048】図中、一番上の行には景品カードのカード
番号が示されており、その下の行には前の月の景品カー
ドの景品残金額が示されている。そして、10月1日か
ら10月31日までの1日ごとの景品カードの増額更新
額と使用金額が示されている。たとえば10月1日には
カード番号12001の景品カードが5,300円増額
更新されているとともに15,000円使用されている
ことがわかる。そして、10月1日から10月31日ま
での1ヵ月の増額更新額と使用金額との合計が算出され
て示され、前月残金額と増額更新金額の合計との和から
使用金額合計を減算した金額は10月31日現在におけ
る景品カードの残額30,400円となる。
【0049】図11は、加盟店別売上データを示す図で
ある。図中一番上の行は各加盟店の店名が示されてお
り、その下の数字は、10月1日から10月31日まで
の各加盟店別の景品カード136を使用しての売上金額
が示されている。そしてその1カ月の売上合計が算出さ
れて示され、その売上合計の下には各加盟店が景品カー
ド発行会社104に支払う手数料が示されている。そし
て売上合計からその手数料を差引いた残りの金額は景品
カード発行会社104から各加盟店に支払われる振込み
金額であり、たとえばD加盟店の場合には2,091,
999円となる。
【0050】図12は、事故カードデータの集計を示す
図である。図中一番左の列には事故カードのカード番号
が示されており、紛失カードの場合には紛失した者から
の申告があってその後申告されたカードのカード番号が
登録される。たとえば第6A図のカード番号12003
のカードの場合には、10月1日に6,500円増額更
新されたのを最後に全く使用や増額更新されていない。
そしてこのカード番号12003の所持者から紛失した
旨の申告が1990年10月2日にあったためにその申
告カードを事故カードとして登録するとともに図10の
残高を示す金額の前に*印が付されて表示される。一
方、図12に示すカード番号12004のカードは残高
が改竄されたカードであり、図10に示すカード番号1
2004の欄のデータを見てもわかるように、10月1
日現在で景品残金額が「0」になっているにもかかわら
ず10月1日に36,000円使用されているのであ
り、この10月1日時点で残高が改竄されたことがわか
る。ゆえに、その10月1日時点で事故カードとして登
録されるのである。この残高が改竄された事故カード対
しては、図10に示すように、残高の数字の前に☆印が
付されて表示される。図12に示した事故カード情報
は、各遊技場100,101や景品交換所102や加盟
店106等に送信され、それらの場所で事故カードが使
用されれば即座に警報を鳴らす等して事故処理が行なえ
るようにする。
【0051】図13は、特殊景品の入出庫データを表わ
す図である。特殊景品138は2,000円と500円
と100円の3種類があり、景品入庫数とは各景品交換
所102や銀行108から景品カード発行会社104に
返却されてきた特殊景品138の数を特殊景品138の
種類ごとに示したものである。一方、景品出庫数と景品
カード発行会社104から各遊技場100,101に出
荷された特殊景品138の数をそれぞれの特殊景品13
8の種類ごとに示したものである。そして10月1日か
ら10月31日までの特殊景品138の出庫数の合計が
各遊技場ごとにかつ各特殊景品の種類ごとに算出されて
示されている。さらに、各遊技場ごとに1ヵ月間の間に
出荷された特殊景品138の合計金額が示され、その合
計金額に手数料を上乗せした金額が各遊技場に請求する
請求額となる。たとえばBホールにおいては、10月1
日から10月31日までの1ヵ月間の特殊景品138の
請求額として207,302,500円となる。図示右
欄の景品在庫数は、10月1日から10月31日までの
景品カード発行会社104の景品在庫数を特殊景品の種
類ごとに示したものである。
【0052】図14は、共通カード販売会社103の集
中管理コンピュータ111によって集計された共通カー
ドのホール別売上データを示す図である。
【0053】図中、「カード売上額」とは、各遊技場1
00,101の共通カード販売機4によって販売された
共通カード134の売上額を意味し、10月1日から1
0月31日までの1ヵ月間の売上額が示されている。
「カード使用額」は、共通カード134のカード処理機
(カード玉貸機)3での使用額を意味し、10月1日か
ら10月31日までの1ヵ月間の使用額が示されてい
る。「差額」は、カード売上額からカード使用額を減算
した金額を意味し、10月1日から10月31日までの
1ヵ月間の金額が示されている。「カード負担額」と
は、ある遊技場が共通カード134の製造代金を負担す
る金額を意味し、たとえばBホールでは1カ月間のカー
ド負担額として1,263,517円となる。このカー
ド負担額の算出方法は、すべての遊技場および共通カー
ド販売店によって販売された共通カードの販売枚数を集
中管理コンピュータ111で算出し、その販売枚数合計
に共通カード1枚当りの製造代金を掛けて1ヵ月間にお
けるカード製造代金の合計をまず算出する。そして、あ
る遊技場の1ヵ月のカード使用額をすべての遊技場にお
けるカード使用額の合計で除した値を算出し、その値が
その遊技場におけるカード負担割合となる。そしてその
カード負担割合に前述したカード製造代金の合計を掛け
た値がその遊技場における1ヵ月間のカード負担額とな
る。
【0054】なお、本実施例では遊技機の一例としてパ
チンコ遊技機を示したが、その他の例としてはコイン遊
技機やスロットマシン等がある。前述したように、持点
カード処理装置13によって発行された持点カード19
は、当該遊技場100でかつ当日限りという条件で景品
交換することが可能なものである。つまり、前記遊技者
用記録媒体の記録情報により特定される付与有価価値
は、当該遊技者用記録媒体が払出された遊技場において
のみ景品交換に使用することが可能である。景品交換所
102に設置されている景品処理装置9により、前記会
員用記録媒体取扱店とは異なる場所(景品交換所10
2)において、前記会員用記録媒体取扱店の売買対象を
紹介する情報(カタログ)を会員が見て選んだ売買対象
を前記会員用記録媒体の記録情報により特定される有価
価値を使用して景品交換するための処理を行なう遠隔的
景品交換処理手段が構成されている。前記中央装置11
7により、前記会員用記録媒体取扱店で前記会員用記録
媒体の記録情報により特定される有価価値を使用して売
買対象と景品交換した場合に、会員用記録媒体発行会社
(景品カード発行会社104)から当該会員用記録媒体
取扱店へ資金移動して決済を行なう決済手段が構成され
ている。この決済手段は、前述したように、手数料を差
し引いて資金移動を行なう。
【0055】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、遊技
の結果遊技者に付与される付与有価価値を使用して遊技
者が景品交換を行なう際に、会員用記録媒体取扱店が取
扱っている比較的多くの商品やサービス等の景品の中か
ら遊技者が選択入手でき、しかも、遊技場においては景
品の陳列場所を必ずしも拡げる必要がないため、遊技場
の経営面での負担を極力えることができる。しかも、
付与有価価値を特定可能な情報が携帯便利な遊技者用記
録媒体に記録された形で遊技者に付与されるため、遊技
者が持運びに不便な景品玉を持運ぶという不都合を防止
でき、遊技者へのサービスを向上できる。さらに、遊技
場において、前記遊技者用記録媒体により特定された前
記付与有価価値を使用して景品交換ができる運用にする
ことも容易であり、そのように運用した場合には会員以
外の一般遊技者もこの携帯便利な遊技者用有価価値を持
運んで景品交換することが可能となり、一般遊技者をも
考慮した優れた遊技用管理設備装置を提供し得るに至っ
た。請求項2に記載の本発明によれば、請求項1に記載
の発明の効果に加えて、会員以外の一般遊技者の利便性
を向上させながらも、会員と一般遊技者との景品交換に
関するサービスレベルに差を持たせ、差別化を図ること
により会員になることが促進される。 請求項3に記載の
本発明によれば、請求項1または請求項2に記載の発明
の効果に加えて、会員がわざわざ会員用記録媒体取扱店
にまで出向くことなく会員用記録媒体取扱店での売買対
象と景品交換することが可能となり、会員の利便性が向
上する。 請求項4に記載の本発明によれば、請求項1〜
請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、会員
用記録媒体取扱店で会員用記録媒体の記録情報により特
定される価値を使用して売買対象と景品交換した場合
に、会員用記録媒体発行会社から当該会員用記録媒体取
扱店へ資金移動して決済が行なわれるために、遊技場に
おいて遊技の結果遊技者に付与された付与有価価値を会
員用記録媒体取扱店で使用した場合においても、会員用
記録媒体発行会社と当該会員用記録媒体取扱店との間で
の決済が完結可能となる。 請求項5に記載の本発明によ
れば、請求項4に記載の発明の効果に加えて、決済手段
によって手数料が差し引かれて資金移動が行なわれるた
めに、会員用記録媒体発行会社がその手数料分の利益を
得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技用管理設備装置の一例の概略
を示すシステムブロック図である。
【図2】遊技場および景品交換所の要部を示す構成図で
ある。
【図3】持点カードに記録されている情報を説明するた
めの説明図である。
【図4】共通カードに記録されている情報を説明するた
めの説明図である。
【図5】景品カードに記録されている情報を説明するた
めの説明図である。
【図6】特種景品を示す正面図である。
【図7】レシートの印字内容を示す正面図である。
【図8】カード発行会社の集中管理コンピュータおよび
その集中管理コンピュータに接続されている各種機器を
示す説明図である。
【図9】景品カード発行会社の集中管理コンピュータに
よって集計されたホール別集計データを示す図である。
【図10】景品カード発行会社の集中管理コンピュータ
によって集計されたカード別集計データを示す図であ
る。
【図11】景品カード発行会社の集中管理コンピュータ
によって集計された加盟店別売上データを示す図であ
る。
【図12】景品カード発行会社の集中管理コンピュータ
によって集計された事故カードの集計データを示す図で
ある。
【図13】景品カード発行会社の集中管理コンピュータ
によって集計された特種景品の入出庫データを示す図で
ある。
【図14】共通カード発行会社の集中管理コンピュータ
によって集計されたホール別売上データを示す図であ
る。
【符号の説明】
104 景品カード発行会社、 112 集中管理コンピュータ 103 共通カード発行会社 111 集中管理コンピュータ 100,101 遊技場 102 景品交換所 108 銀行 6 ホール用管理コンピュータ 13 持点カード処理装置 2 遊技機の一例のカード式パチンコ機 3 共通カード処理機(カード玉貸機) 4 共通カード販売機 5 持点カード読取装置 65 持点カード読取装置 9 景品処理装置(景品カード処理機) 8 特種景品交換装置(特種景品精算機) 105,106,107 加盟店 122 共通カード販売機 19 持点カード 134 共通カード 136 会員用記録媒体の一例の景品カード 138 特種景品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G07F 7/08 M S

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の会員向けの記録媒体であって所定
    の有価価値を特定可能な情報が記録される会員用記録媒
    体を発行する会員用記録媒体発行センターと、 遊技機が設置された遊技場と、 遊技者が前記遊技機により遊技を行なった結果その遊技
    者に付与される付与有価価値を特定可能な情報が記録さ
    れた遊技者用記録媒体を遊技者に払い出す遊技者用記録
    媒体払出手段と、 前記遊技者用記録媒体の記録情報に基づいて特定される
    前記付与有価価値を前記会員用記録媒体の記録情報に基
    づいて特定される有価価値に加算する有価価値加算手段
    と、 商品やサービス等の売買対象を販売する販売店であっ
    て、遊技者が自己の会員用記録媒体で特定される前記有
    価価値を使用して前記売買対象と景品交換することが可
    能な会員用記録媒体取扱店とを含む、遊技用管理設備装
    置。
  2. 【請求項2】 前記遊技者用記録媒体に記録されている
    記録情報により特定される付与有価価値は、当該遊技者
    用記録媒体が払い出された遊技場においてのみ景品交換
    に用いることが可能である、請求項1に記載の遊技用管
    理設備装置。
  3. 【請求項3】 前記会員用記録媒体取扱店とは異なる場
    所において、前記会員用記録媒体取扱店の売買対象を紹
    介する情報を会員が見て選んだ売買対象を前記会員用記
    録媒体の記録情報により特定される有価価値を使用して
    景品交換するための処理を行なう遠隔的景品交換処理手
    段をさらに含む、請求項1または請求項2に記載の遊技
    用管理設備装置。
  4. 【請求項4】 前記会員用記録媒体取扱店で前記会員用
    記録媒体の記録情報により特定される有価価値を使用し
    て売買対象と景品交換した場合に、会員用記録媒体発行
    会社から当該会員用記録媒体取扱店へ資金移動して決済
    を行なう決済手段をさらに含む、請求項1〜請求項3の
    いずれかに記載の遊技用管理設備装置。
  5. 【請求項5】 前記決済手段は、手数料を差し引いて資
    金移動を行なう、請求項4に記載の遊技用管理設備装
    置。
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