JPH04282176A - 遊技用システム - Google Patents

遊技用システム

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JPH04282176A
JPH04282176A JP3045186A JP4518691A JPH04282176A JP H04282176 A JPH04282176 A JP H04282176A JP 3045186 A JP3045186 A JP 3045186A JP 4518691 A JP4518691 A JP 4518691A JP H04282176 A JPH04282176 A JP H04282176A
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JP
Japan
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card
prize
amount
game
player
Prior art date
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Pending
Application number
JP3045186A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技用管理設備装置に
関し、詳しくは、遊技者が遊技場に設置された遊技機に
より遊技を行なった結果付与される付与有価価値を使用
して景品交換可能な遊技用管理設備装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技用管理設備装置において、
従来から一般的に知られているものに、たとえば、遊技
者が遊技の結果付与される景品玉等の付与有価価値を遊
技場に設置されている所定の場所(たとえば景品交換場
)で読取ってもらい、その読取った有価価値の範囲内で
遊技者が希望する商品等の景品に交換してもらうという
システムがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の従来
のものにおいては、遊技者がいくら多くの有価価値を獲
得したとしても、遊技場が仕入れた商品やサービス等の
非常に限られた範囲内でしか景品を選ぶことができずに
遊技者の希望する景品が存在しない場合が多かった。こ
の問題を解決するべく、遊技場で取扱う商品やサービス
等の景品の種類を増やした場合には、その景品を陳列す
る広い場所を要することになり、その分遊技機を設置す
る場所が犠牲になってしまい、遊技場の経営が悪化し遊
技場に経営面での大きな負担を強いる不都合が生ずる。
【0004】そこで、所定の会員向けの会員用記録媒体
を発行し、遊技者が遊技機により遊技を行なった結果遊
技者に払出された景品玉を遊技場内の所定の場所に設け
られている玉計数器へ投入して景品玉を計数してもらい
、その景品玉に相当する有価価値を特定可能な情報を前
記会員用記録媒体に記録して遊技者に付与し、比較的多
くの商品やサービス等の売買対象を販売している会員用
記録媒体取扱店に設置している売買対象の中から遊技者
が会員用記録媒体によって特定される有価価値を使用し
て自己の希望する景品と景品交換できるように構成する
ことが考えられる。このように構成した場合には、会員
用記録媒体を所持している遊技者は、比較的多くの商品
やサービス等の売買対象を販売している前記会員用記録
媒体取扱店の売買対象の中から自己の希望する景品と景
品交換することが可能となり、多くの種類の景品の中か
ら遊技者が希望するものを選択入手できるようになる。 しかし、この場合には、遊技機による遊技の結果遊技者
に払出された景品玉を遊技者がわざわざ玉計数器にまで
持運ばなければならず、特に払出された景品玉の量が多
かった場合や遊技者が遊技した遊技機が玉計数器から掛
離れた場所に存在していた場合などは、景品玉を玉計数
器にまで持運ぶ際に遊技者に苦痛を与えてしまう不都合
が生ずる。
【0005】そこで、これらの不都合を解消するべく、
前記景品玉の代わりとなる所定の景品用記録媒体を遊技
者に払出す方法が考えられる。つまり、遊技の結果付与
される前記付与有価価値を前記景品用記録媒体により特
定される有価価値に加算してその景品用記録媒体を遊技
者に払出し、その払出された景品用記録媒体を遊技者が
遊技場のカウンタ等の所定の場所にまで持参してその景
品用記録媒体で特定される前記付与有価価値を会員用記
録媒体の記録情報に基づいて特定される有価価値に加算
する方法が考えられる。このようにすれば、遊技機から
払出された大量の景品玉を遊技者が持運ぶという不都合
が解決し得る。
【0006】しかし、このようにした場合には、景品用
記録媒体の管理が別途必要になるという不都合が生じる
【0007】本発明は、かかる実情に鑑み、遊技場の経
営面での負担を極力抑えることができながらも、遊技の
結果遊技者に付与される付与有価価値を使用して景品交
換を行なう際に多くの種類の景品の中から遊技者が希望
するものを選択入手でき、しかも、遊技の結果付与され
る景品玉を遊技者が持運ぶ不都合が防止できるとともに
、会員用記録媒体以外の記録媒体の管理を極力不要にす
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る遊技用管理
設備装置は、遊技機が設置された遊技場と、所定の有価
価値が特定可能な情報が記録される記録媒体であって、
所定の会員向けに発行される会員用記録媒体と、該会員
用記録媒体の記録情報によって特定される有価価値に対
し、遊技者が前記遊技機により遊技を行なった結果その
遊技者に付与される付与有価価値を加算する付与有価価
値加算手段と、商品やサービス等の売買対象を販売する
販売店であって、遊技者が自己の会員用記録媒体の記録
情報で特定される前記付与有価価値を使用して前記売買
対象と景品交換することが可能な会員用記録媒体取扱店
とを含むことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、遊技機により遊技を行なった
結果遊技者に付与される付与有価価値が、会員用記録媒
体の記録情報により特定される有価価値に加算される。 そして、その会員用記録媒体を取扱う会員用記録媒体取
扱店でその会員用記録媒体の所持者である遊技者が商品
やサービス等の売買対象と景品交換することが可能とな
る。
【0010】すなわち、会員用記録媒体取扱店は比較的
多く商品やサービス等の売買対象を販売しているのであ
り、その結果、遊技者は自己の付与有価価値を使用して
多くの種類の売買対象から自己の希望する景品と景品交
換することができる。さらに、遊技機により遊技を行な
った結果付与される付与有価価値が、景品玉の形で遊技
者に付与されるのではなく携帯便利な会員用記録媒体の
記録情報により特定される有価価値に加算されるため、
遊技者が持運びに不便な景品玉を持運ぶという不都合が
防止できる。そして、前記付与有価価値の加算に際して
は、景品用記録媒体等の他の記録媒体を介在させること
なく会員用記録媒体で特定される有価価値に加算させる
ため、景品用記録媒体等の他の記録媒体を不要にするこ
とが可能となる。
【0011】
【発明の実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づい
て説明する。
【0012】図1は、本発明に係る遊技用管理設備装置
の全体の概略を示すシステムブロック図である。
【0013】図中103は共通カード発行会社であり、
CPU,RAM,ROM等を内蔵するホール別売上集計
用の集中管理コンピュータ111が設置されている。こ
の共通カード発行会社103からは共通カード82(図
5参照)が発行されて各遊技場100,101…に出荷
される。この共通カードとは、全国の遊技場で共通的に
使用可能なカードである。なお、共通カード134は共
通カード販売機4で販売するときに情報を書込むように
してもよいし、予め情報を書込んでおくようにしてもよ
い。各遊技場100,101…と共通カード発行会社1
03の集中管理コンピュータ111とは各遊技場100
,101…に設置されているターミナルボックス109
と通信回線により接続されており、情報の伝達が可能に
構成されている。
【0014】なお、遊技場101については、遊技場1
00と同様の構成を有しているためにここでは、詳細な
説明および図示を省略する。
【0015】図中104は会員用記録媒体発行センター
の一例の景品カード発行会社であり、CPU,RAM,
ROM等を内蔵する集中管理コンピュータ112が設置
されている。この集中管理コンピュータ112と各遊技
場100,101…に設置されているターミナルボック
ス110とが通信回線により接続されており情報の伝達
が可能に構成されている。この景品カード発行会社10
4により会員用記録媒体の一例の景品カード80(図4
参照)が発行される。図中105,106,107は、
景品カード発行会社104に加盟している会員用記録媒
体取扱店の一例の加盟店であり、それぞれに、CPU,
RAM,ROMを内蔵する加盟店用管理コンピュータ1
19,120,121が設置されている。それらの加盟
店用管理コンピュータ119,120,121と景品カ
ード発行会社の集中管理コンピュータ112とが通信回
線により接続されており、情報の伝達が可能に構成され
ている。なお、加盟店107には、前記共通カード発行
会社103から発行された共通カード134を顧客に販
売するための共通カード販売機122が設置されており
、その共通カード販売機122と景品カード発行会社1
04の集中管理コンピュータ112とがターミナルボッ
クス123を介して通信回線により接続されており、情
報の伝達が可能に構成されている。さらに、共通カード
販売機122と共通カード発行会社103の集中管理コ
ンピュータ111とがターミナルボックス124を介し
て通信回線により接続されており、情報の伝達が可能に
構成されている。
【0016】図中108は銀行であり、CPU,RAM
,ROM等を内蔵するコンピュータ等からなる中央装置
117が設置されている。この中央装置117はデータ
ベース118を含み、このデータベース118には、各
遊技場100,101や共通カード発行会社103,景
品カード発行会社104,各加盟店105,106,1
07等の口座およびそれらの口座に預金されている預金
金額等が記憶されている。データベース118内に図示
された記号A,B,C,D,E,F,Gは、それぞれ共
通カード発行会社103,遊技場100,遊技場101
,加盟店105,加盟店106,加盟店107,景品カ
ード発行会社104のそれぞれの口座を示し、図示され
た矢印は、ある口座から他の口座に矢印方向に金が移る
ことを意味している。
【0017】銀行108には、さらにATM(Auto
matic  Teller  Machine)から
なる換金用の景品カード処理機7が設置されており、景
品カード80を用いての換金が可能に構成されている。 この景品カード処理機7は、ターミナルボックス116
を介して景品カード発行会社104の集中管理コンピュ
ータ112および銀行108の中央装置117に接続さ
れており、情報の伝達ができる。
【0018】共通カード発行会社103から遊技場10
0に出荷された共通カード82共通カード販売機4によ
り利用者(遊技者)に販売される。利用者は代金または
景品カード80(図4参照)を共通カード販売機4に挿
入することにより所定の金額が記録された共通カードが
付与される。利用者は遊技場に設置されている複数の遊
技機の一例のカード式パチンコ機2の中から遊技してみ
たいカード式パチンコ機2に対応した共通カード処理機
3に前記共通カード82を挿入する。そしてその共通カ
ードに記録されている残額を使用することによりカード
式パチンコ機2により遊技が可能となる。
【0019】そして、遊技が終了すれば、遊技に使用し
た金額だけ共通カード82に記録されている金額が減算
更新されてその残額が記録された共通カード82が遊技
者に払出される。一方、会員である遊技者が自己が所持
している景品カード80を景品カード処理装置13(図
2参照)に挿入しておけば、パチンコ機2による遊技の
結果付与される付与有価価値がその挿入された景品カー
ド80に記録されて払出される。この景品カード80に
は、前記付与有価価値を直接記録してもよいが、その代
わりに、この景品カード80にカード番号を記録させて
おき、ホール用管理コンピュータ6にそのカード番号に
対応させて前記付与有価価値を記憶させておき、景品カ
ード80に記録されているカード番号を手掛かりにホー
ル用管理コンピュータ6の方で該当する付与有価価値を
割出して特定できるようにしてもよい。遊技者は、前記
払出された景品カード80を遊技場100に設置されて
いるカウンタ114の景品カード処理器5に挿入するこ
とにより、その付与有価価値が読取られてその付与有価
価値の範囲内で煙草やチョコレート等の一般景品との交
換が可能となる。なお、利用者が未だに景品カード80
を所持していない場合には、新規発行する必要があるが
、その場合には、カウンタ114により利用者の住所,
氏名,電話番号等の必要事項を記載してもらった上で所
定の情報を記録した景品カード80を利用者に新規発行
する。
【0020】利用者に記載してもらった住所,氏名,電
話番号等の必要事項はターミナルボックス110を介し
て景品カード発行会社104の集中管理コンピュータ1
12に送信されるかあるいは景品カード発行会社104
において集中管理コンピュータ112に入力される。
【0021】一方、カウンタ114には、景品カード発
行会社104に加盟している各加盟店105,106,
107が販売している商品やサービス等の種々の売買対
象からなる景品が掲載されたカタログが用意されており
、利用者はそのカタログを見て自己の欲する商品やサー
ビス等の景品を選択することができる。そして、自己の
欲する景品を景品カード80を用いて景品交換したい場
合には、利用者は自己の景品カード80を景品カード処
理器5に挿入し、カタログで選んだ自己の欲する景品を
特定する景品コードやその個数等を入力する。するとそ
の景品コードがターミナルボックス110を介して景品
カード発行会社104の集中管理コンピュータ112に
送信され、集中管理コンピュータ112では利用者の住
所に近い加盟店を捜し出してその加盟店(たとえば10
5)に伝送されてきた景品コード,景品個数と利用者の
住所,氏名,電話番号等を伝送する。すると、送信され
てきた景品番号に対応する商品やサービス等の景品が加
盟店105から利用者に直送される。また、利用者は景
品カード80を挿入して希望する景品コードを入力した
段階でその景品コードの景品に相当する金額だけ挿入さ
れた景品カード80の残額(付与有価価値)が減算更新
され、減算更新された後の景品カード80が利用者に返
却される。利用者が希望して入力した景品コードに相当
する景品が前記加盟店105で品切れとなっていた場合
には、利用者の住所に次に近い加盟店106からその希
望する景品を利用者に直送するようにしてもよい。
【0022】また、景品カード処理器5に、特殊景品を
払出す機能を設けてもよい。その場合には、利用者が景
品カード80を景品カード処理器5に挿入し、その景品
カード80に記録されている残額の範囲内で特殊景品が
利用者に払出される。そして遊技場の外の所定の場所に
設けられている景品交換場にその特殊景品を持参し、そ
の特殊景品を現金に交換してもらう。なお、遊技場10
0内に設置された、共通カード販売機4,共通カード処
理機3,カード式パチンコ機2,景品カード処理装置1
3,景品カード処理器5はそれぞれホール用管理コンピ
ュータ6に接続されており、情報の伝達が可能に構成さ
れている。このホール用管理コンピュータ6は、CPU
,RAM,ROM等を内蔵しており、共通カード販売金
額,共通カード使用金額,カード式パチンコ機2の利益
球数や不利益球数,景品カード処理装置13から排出さ
れた景品カードの付与有価価値データ,景品カードを使
用しての景品交換額情報等の遊技場で発生する種々の情
報を集中管理する。なお、カード式パチンコ機2は、景
品カード80を景品カード処理装置13に挿入すること
によりその景品カードに記録されている持点を用いて遊
技することも可能である。
【0023】遊技場100内に設置された共通カード販
売機4の売上額(販売額)に関する情報がターミナルボ
ックス109を介して通信回線により共通カード発行会
社103の集中管理コンピュータ111に伝送される。 また、この共通カード販売機4は景品カード80に記録
されている残額を用いての共通カードの販売も可能であ
り、その景品カード使用による売上額(販売額)に関す
る情報がターミナルボックス110を介して通信回線に
より景品カード発行会社104の集中管理コンピュータ
112に伝送される。さらに、景品カード処理器5によ
る景品カード80を用いた景品交換額に関する情報がタ
ーミナルボックス110を介して景品カード発行会社1
04の集中管理コンピュータ112に伝送される。なお
このターミナルボックス110と集中管理コンピュータ
112とは必ずしもオンラインにより接続する必要はな
く、共通カード売上額や景品交換額を集計してその集計
金額を記載した伝票等を作成し、伝票等によるオフライ
ンにより共通カード販売額や景品交換額を集中管理コン
ピュータ112に入力してもよい。
【0024】次に、遊技場100のカウンタ114に用
意されているカタログによる景品交換ではなく実際にそ
の景品を目で見て確かめて購入したいという利用者は、
景品カード80を持参して加盟店106に行き、その景
品カード80を加盟店106に設置されている景品処理
装置9に挿入し、加盟店106で販売されている商品や
サービス等の売買対象からなる景品で自己の欲するもの
の種類や個数を景品処理装置9に入力する。するとその
入力された景品に相当する金額は景品カード80の残額
から減算されて減算された後の景品カード80が利用者
に返却される。このようにして利用者は目で実際に景品
を見て確かめて入手することもできる。この景品処理装
置9は、ターミナルボックス201を介して景品カード
発行会社104の集中管理コンピュータ112に接続さ
れており、情報の伝達が可能によ構成されている。なお
、景品カード発行会社104の集中管理コンピュータ1
12と各加盟店105,106,107に設置されてい
る加盟店用管理コンピュータ119,120,121は
必ずしもオンラインにより接続する必要はなく、遊技場
100から送信されてきた景品コードや景品個数ならび
にその景品コードに対応する利用者の住所,氏名,電話
番号等を集計して伝票等に記入し定期的にかつ、オフラ
インにより各加盟店105,106,107に送るよう
にしてもよい。前記加盟店105,106,107によ
り、商品やサービス等の売買対象を販売する販売店であ
って、遊技者が自己の会員用記録媒体で特定される前記
付与有価価値を使用して前記売買対象と景品交換するこ
とが可能な会員用記録媒体取扱店が構成されている。
【0025】利用者が自己の所持している景品カード8
0に記録されている残額を現金化したい場合には、その
景品カード80を銀行108に持参し、銀行108に設
置されている景品カード処理機7にその景品カード80
を挿入する。そして、その景品カード80に記録されて
いる残額の範囲内で希望する金額を利用者が入力するこ
とによりその入力された金額に相当する現金が利用者に
払出されるとともに挿入された景品カード80に記録さ
れている残額が払出し金額分減額更新された後に利用者
側に返却される。この景品カード処理器7は、ターミナ
ルボックス106を介して景品カード発行会社104の
集中管理コンピュータ112と銀行108のデータベー
ス118とに接続されており、情報の伝達ができるよう
に構成されている。
【0026】さらに、景品カード発行会社104の集中
管理コンピュータ112と銀行108のデータベース1
18とが通信回線により接続されており、集中管理コン
ピュータ112からデータベース118に次のような情
報が伝送される。すなわち、遊技場100,101に設
けられている景品カード処理装置13によって増額更新
された景品カードの増額更新額情報、遊技場100,1
01に設けられている共通カード販売機4を利用して景
品カードにより共通カードが販売されたその共通カード
売上額情報、遊技場100,101に設けられている景
品カード処理機5を利用して景品カードにより景品交換
が行なわれた場合の景品カードの減額更新額情報、各加
盟店105,106,107での景品カードを使用した
景品の売上額情報(景品交換額情報)等が伝送される。 一方、共通カード販売会社103の集中管理コンピュー
タ111からも、遊技場100,101において販売さ
れた共通カード金額の合計と遊技場100,101で共
通カードが使用された使用金額合計との差額情報がデー
タベース118に伝送されてくる。さらに、加盟店10
7において販売された共通カード金額の合計(カード代
金)情報が集中管理コンピュータ111からデータベー
ス118に伝送されてくる。
【0027】データベース118では、前記各種伝送さ
れてきた情報に基づいて、各口座間で図示矢印で示した
方向に金を移動させる。すなわち、共通カード販売会社
103の口座Aと各遊技場100,101の口座C,B
との間で共通カード82の販売金額の合計(カード代金
)とカード処理機3によって使用された共通カード82
の使用金額合計との差額だけ金を移動させる。また、加
盟店107における共通カード82の販売金額の合計(
カード代金)から手数料を差引いた金額が加盟店107
の口座Fから共通カード販売会社103の口座Aに移動
する。これによって、加盟店107は差引いた手数料分
利益を得ることができる。
【0028】遊技場100,101に設けられている共
通カード販売機4を利用して景品カード136により販
売された共通カード82の売上合計金額から手数料を差
引いた金額が景品カード発行会社104の口座Gから各
遊技場100,101の口座B,Cに移動する。各遊技
場100,101の景品カード処理装置13によって増
額更新された景品カードの増額更新額に対し手数料を上
乗せした金額の合計が各遊技場100,101の口座B
,Cから景品カード発行会社104の口座Cに移動する
。なお、実際には、口座GとC,Bとの間では、カード
増額更新額(手数料上乗せ)と景品カード使用による共
通カード売上額(手数料を差引く)とが相殺された金額
だけが移動するようになる。さらに、各加盟店105,
106,107での景品カード136を用いた景品の売
上額(景品交換額)から手数料を差引いた金額が景品カ
ード発行会社104の口座Gから各加盟店105,10
6,107の口座D,E,Fに移動する。
【0029】また、後述するように、利用者が景品カー
ド処理機7を利用して景品カード80の残額を自己の口
座に振込んだ場合は、その振込金額が図示矢印で示すよ
うに口座Gから利用者の口座に振込まれる。
【0030】第2図は、遊技場の要部を示す概略構成図
である。
【0031】遊技場100に設置されている共通カード
販売機4は、紙幣投入口26が設けられており、利用者
(遊技者)が紙幣を紙幣投入口26から投入することに
よりその投入された紙幣が紙幣識別機27で識別され、
偽札等の不適正な紙幣であった場合には利用者に返却さ
れるが適正な紙幣であった場合には紙幣収納部28内に
取込まれる。そして投入紙幣に相当する金額が金額表示
器23により表示され、その表示額の範囲内で販売カー
ド選択ボタン36を選択操作する。共通カード19には
、たとえば、1000円,2000円,3000円,5
000円,10000円の5種類の金額のカードがあり
、販売カード選択ボタン36を選択して押圧操作するこ
とにより前記5種類の共通カード19のうち希望する共
通カード19を指定することができる。この販売カード
選択ボタン36を押圧することにより、その押圧操作に
よって指定された金額の共通カード19を共通カード収
納部32から取出してその取出された共通カード19が
選択指定された金額の共通カード19であるか否かを共
通カード識別機31により識別し、選択された金額の共
通カードであると識別された場合に共通カード払出口3
0からその共通カード19が払出される。その後、釣銭
がある場合には釣銭紙幣払出装置34が作動して釣銭紙
幣払出口33から釣銭が利用者に払出される。なお図中
40は制御部であり、共通カード販売機4を制御するた
めのマイクロコンピュータ等から構成されている。この
共通カード販売機4は紙幣等の貨幣の投入ばかりでなく
景品カード80を使用しても共通カード82の販売が可
能である。その場合には、景品カード80を景品カード
投入口24に投入する。すると景品カード識別機25に
より投入された景品カード80が適正カードであるか否
かを識別し、不適正カードであった場合には投入カード
を利用者に返却したり不正カードが投入されたことを遊
技場の係員に報知したりする異常処理が行なわれる。 投入カードが適正なカードであった場合にはその投入カ
ードに記録されているカード情報が景品カード識別機2
5により読取られ、次に利用者が暗証番号を暗証番号入
力キー29から入力する。そしてその入力された暗証番
号が正しい番号であった場合には投入された景品カード
80に記録されている残額すなわち景品金額が金額表示
器23により表示される。利用者はこの金額表示器23
により表示された金額の範囲内で販売カード選択ボタン
36を選択操作し、前述と同様にして希望する金額の共
通カード82を購入することが可能となる。そして、希
望する金額の共通カード82を購入した後の景品カード
80の残り金額すなわち景品残金額が金額表示器23に
より表示され、投入されている景品カードの残額をその
金額表示器23により表示されている景品残金額に更新
してその更新された後の景品カードが景品カード投入口
24から利用者側に返却される。なお、図中20は処理
器番号表示部でありこの共通カード販売機4の番号が表
示される。また21は販売中表示器、22は販売中止表
示器であり、この共通カード販売機4が共通カード82
を販売している最中では販売中止表示器22が消灯して
販売中表示器21が点灯表示される。逆にこの共通カー
ド販売機4が販売中でなかった場合には販売中表示器2
1が消灯し、販売中止表示器22が点灯表示される。図
中37は投入紙幣充満表示部であり、紙幣投入口26か
ら投入された紙幣により紙幣収納部28が満杯になりそ
れ以上紙幣が投入できない状態になった場合にこの投入
紙幣充満表示部37が点灯または点滅表示され、投入紙
幣が満杯になった旨を遊技場の係員に表示できるように
構成されている。38は釣銭紙幣欠乏表示部であり、釣
銭払出装置34によって利用者に払出すために貯留して
いる釣銭紙幣が欠乏した場合にこの釣銭紙幣欠乏表示部
38が点灯または点滅表示し、その旨を遊技場の係員に
報知できるように構成されている。39は共通カード欠
乏表示部であり、遊技者に販売するために貯留している
共通カード82が欠乏した場合にこの共通カード欠乏表
示部39が点灯または点滅表示され、その旨を遊技場の
係員に報知できるように構成されている。
【0032】この共通カード販売機4によって販売され
た共通カード82を使用して利用者が遊技を行なう場合
には、遊技場100の遊技機設置島に設置されている共
通カード処理機3の共通カード投入口12に共通カード
134を挿入する。この共通カード処理機3は、設置島
1に複数台設置されている各カード式パチンコ機2に隣
接して設けられており、それぞれの隣接するカード式パ
チンコ機に対応するものである。ゆえに、たとえば図示
左のカード式パチンコ機2によって遊技を行ないたい場
合には図示中央のカード式パチンコ機の向かって左側に
隣接している共通カード処理機3の共通カード投入口1
2に共通カード82を投入する必要がある。共通カード
投入口12に共通カード82を投入して利用者がパチン
コ機2に使用せんとする金額を金額選択ボタン14を操
作して指定すれば、その指定された金額に対応する個数
の遊技玉がカード式パチンコ機2に払出されて、遊技領
域に弾発発射する弾球遊技が可能となる。そして、共通
カード投入口12から投入された共通カード82の残額
から前記金額選択ボタン14によって選択された金額を
減算した残金額が残金額表示器18により表示される。 一方、弾球遊技に伴って遊技領域に打込まれたパチンコ
玉が入賞する等の所定の遊技状態が発生すればその所定
の遊技状態の発生に基づいて所定の遊技価値が遊技者に
付与されるのであり、その付与される遊技価値に相当す
る得点がクレジット表示器15に加算表示される。一方
、前記弾球遊技に用いられるパチンコ玉に相当する得点
がクレジット表示器15で表示されている得点から減算
されその減算された後の得点がクレジット表示器15に
よって表示される。なお、図中19´は得点レベル表示
器であり、打玉の入賞等に伴って加算更新され打玉の弾
発発射に伴って減算更新される遊技者の得点を点灯ラン
プの高さで表示するものである。また18bは遊技を中
断するための中断ボタンである。
【0033】そして、遊技者が精算ボタン18aを押圧
操作した場合やカード式パチンコ機2が打止になった場
合には、挿入された共通カード82の残額をその使用量
だけ減額更新して排出するとともに、その減額情報すな
わち共通カード使用額(図14参照)が共通カード発行
会社103の集中管理コンピュータ111に送信されて
集計される。
【0034】そして、会員である遊技者が前もって景品
カード80を景品カード挿入・排出口13aに挿入して
おけば、遊技者が精算ボタン18aを押圧操作した場合
やカード式パチンコ機2が打止になった場合には、クレ
ジット表示器15により表示されている得点がカードリ
ーダライタ13bにより景品カード80の持点記録領域
に持点として記録されるとともに、その持点に相当する
金額情報が合計残額記録領域に記録されて遊技者に払出
される。この景品カード処理装置13は、幕板等に組込
まれている。また、図中14′は台番表示部であり、1
7aがトラブル発生時に利用者が操作するトラブルボタ
ンであり、17bはそのトラブルボタン17aが操作さ
れたとき点灯表示するトラブル表示器である。さらに1
6はスピーカである。なお、クレジット表示器15によ
り表示される得点は、打玉が入賞等して遊技者に付与さ
れる得点と金額選択ボタン14の操作によって共通カー
ドに記録されている残額から遊技使用のために引落とさ
れた金額に相当する得点との和である。なお、入賞等に
よって遊技者に付与される得点のみをクレジット表示器
15により表示させ、精算ボタン18aが押圧操作され
た場合に、そのクレジット表示器15により表示されて
いる得点と共通カードから引落とされた金額に相当する
得点との和の得点を景品カード80に記録して遊技者に
払出してもよい。
【0035】景品カード80に記録されている持点を用
いてカード式パチンコ機2により遊技を行なう場合には
、まず景品カード80を景品カード挿入・排出口13a
に挿入する。すると、挿入された景品カードに記録され
ている記録情報がカードリーダライタ13bで読取られ
、その読取情報に含まれているセキュリティ情報等に基
づいてその挿入された景品カードが適正なカードである
か否かの判断が行なわれる。そして遊技店コード,有効
期限を含めて適正なカードであった場合には、読取情報
のうち残額情報を残額表示器15aで表示し、持点情報
を持点表示器15b,クレジット表示器15により表示
する。この状態で遊技者は持点を用いてカード式パチン
コ機2により遊技を行なうことが可能となり、パチンコ
玉が弾発発射されるごとにその弾発発射されたパチンコ
玉に相当する得点が持点から減額更新され、弾発発射さ
れたパチンコ玉の入賞等に基づいて所定の得点が持点に
加算更新され、その更新結果がクレジット表示器15に
より表示される。
【0036】遊技者が遊技を終了したい場合には、精算
ボタン18aを押圧操作する。すると、遊技者の持点が
クレジット表示器15で表示されている得点に確定され
、その確定された持点が景品カードの読取時の持点と比
較して増加している場合には増加分を残額に加算し減少
している場合には減少分を残額から減算し、その演算結
果を残額表示器15aに表示し、さらに確定した持点を
持点表示器15bに表示する。さらに、カードリーダラ
イタ13bにより、挿入されている景品カード80に記
録されている残額を残額表示器15aで表示されている
新たな残額に書換えるとともに景品カード80の持点を
持点表示器15bに表示されている新たな持点に書換え
、その後景品カード80を景品カード挿入・排出口13
aから排出する。
【0037】なお、この挿入カードの残額の加減算処理
や持点の書換処理等は、打止や持点が0になったことに
基づいて精算ボタン18aを操作することなく自動的に
行なってもよい。景品カード処理装置13により、前記
会員用記録媒体の記録情報によって特定される有価価値
に対し、遊技者が前記遊技機により遊技を行なった結果
その遊技者に付与される付与有価価値を加算する付与有
価価値加算手段が構成されている。
【0038】そして、前記新たな残額の演算結果を挿入
された景品カード80に記録されている遊技店コードと
カード番号とともにターミナルボックス110を介して
景品カード発行会社104の集中管理コンピュータ11
2に送信する。集中管理コンピュータ112では、送信
されてきたカード番号に基づき、カード番号ごとに対応
して記憶している残額データから該当するカード番号の
残額データを割出し、その割出された残額データと送信
されてきた残額データとを比較し、送信されてきた残額
データの方が増加している場合にはその増加分を前記割
出された残額データに加算更新するとともに、送信され
てきた遊技店コードに基づきその増加分をホール別の景
品カード更新額に加算する。また、送信されてきた残額
データが前記割出された残額データに比べて減少してい
る場合にはその減少分を前記割出された残額データに減
額更新するとともに、その減少分をホール別の景品カー
ド更新額から減算する処理を行なう。なお、ホール別の
景品カード更新額とは、後述する図10に示されたデー
タであり、前述したようにホール別の景品カード更新額
に加減算することにより、図10に示すように、あるホ
ールの1日の営業時間における景品カード更新額の合計
が算出される。
【0039】この景品カード更新額の合計情報と前述し
た共通カード発行会社103の集中管理コンピュータ1
11によって集計されたホール別の共通カード使用額の
合計情報(図12を参照)とに基づいて、遊技場ごとの
収入と支出を把握することができ遊技場の経理をガラス
張り化することが可能となる。
【0040】次に、景品カード挿入・排出口13aから
排出された景品カード80を用いて遊技者が景品カード
処理器5により景品交換を行ないたい場合には、まず景
品カード80を景品カード挿入・排出口66に挿入する
。すると、挿入された景品カード80に記録されている
記録情報がカードリーダライタ67により読取られ、次
に遊技者がテンキー74を利用して暗証番号を入力する
。景品カード処理器5に内蔵されている制御部79(C
PU,RAM,ROMとを含む)では、前記カードリー
ダライタ67により読取ったカード情報とテンキー74
から入力された暗証番号とに基づいて挿入された景品カ
ードが適正なものであるか否かまた暗証番号が適正な番
号であるか否かを判断し、適正でなかった場合には挿入
された景品カードを景品カード挿入・排出口66から排
出する。一方、適正であった場合には、カードリーダラ
イタ67により読取ったカード情報のうち残額データを
残額表示器64により表示する。
【0041】次に、遊技者が遊技場に用意されている一
般景品と景品交換したい場合には、一般景品指定ボタン
68を押圧操作した後に、景品交換したい交換額をテン
キー74から入力する。すると、その入力された交換額
が入力値表示器65により表示される。なお、前述した
テンキー74から入力された暗証番号はこの入力値表示
器65で表示されることはない。次に、入力値表示器6
5により表示されている交換額を確認して遊技者が確認
ボタン72を押圧操作すれば、挿入されている景品カー
ド80の残額から前記交換額が減算され、その減算結果
が残額表示器64により表示される。なお、前記交換額
が挿入されている景品カードの残額を上回った金額であ
った場合にはエラー表示され、テンキー74による入力
操作をやり直さなければならない。次に遊技者が取引終
了ボタン77を押圧操作すれば、前記交換額等が記録さ
れた一般景品交換用レシートがレシート発行装置76に
より印刷されてレシート発行口75から発行され、遊技
者がその発行されたレシートを景品交換場の係員に手渡
してそのレシートに記録されている交換金額に相当する
一般景品と景品交換してもらう。
【0042】一方、遊技者が遊技場に用意されているカ
タログを基に加盟店105,106,107の商品やサ
ービス等の中から景品交換したい場合には、カタログ景
品指定ボタン69を押圧操作する。次に景品種類指定ボ
タン70を押圧操作し、カタログに基づいて景品交換を
希望する景品の景品コードをテンキー74から入力する
。この入力された景品コードは入力値設定キー65によ
り表示される。次に、その表示された景品コードを確認
した上で遊技者が確認ボタン72を押圧操作する。次に
、景品個数指定ボタン71を押圧操作し、テンキー74
により景品交換したい景品の個数を入力する。その入力
された景品個数が入力値設定キー65により表示される
。その表示を確認した上で遊技者が確認ボタン72を押
圧操作すれば、挿入されている景品カード80の残額か
ら前記入力された景品種類とその交換個数から演算され
た景品交換額が減算され、その減算結果が残額表示器6
4により表示される。なお、前記景品交換額が挿入され
ている景品カード80の残額を上回った場合には、エラ
ー表示がなされて景品交換の入力操作をやり直さなけれ
ばならない。次に遊技者が取引終了ボタン77を押圧操
作すれば、利用明細を記録したレシート84(図6参照
)がレシート発行装置76により印刷されてレシート発
行口75から発行される。
【0043】図中73は、訂正ボタンであり、入力値表
示器65により表示されている交換額や景品コードや景
品個数を訂正したい場合に利用者によって押圧操作され
るものである。この訂正ボタン73を押圧した後に再度
の入力操作を行なうことにより入力情報の訂正ができる
。前述した遊技場に用意されている一般景品との景品交
換の場合およびカタログによる景品交換の場合のいずれ
の場合においても、取引終了ボタン77が押圧操作され
レシートが発行された後において、景品カード80の読
取時の残額から前記交換額の合計を減算した結果を新た
な残額としてカードリーダライタ67によって景品カー
ド80に書込み、その景品カード80が景品カード挿入
・排出口66から排出される。このとき、新たな残額が
景品カード80に記録されている持点よりも少ない場合
には持点を前記新たな残額に相当する値に減算更新して
景品カード80に書込んだ後排出する。次に、遊技場に
用意されている一般景品との景品交換かまたはカタログ
による景品交換かの取引種別やカタログによる景品交換
の場合の景品種類と景品個数や新たな残額等の取引内容
を遊技店コード,カード番号とともにターミナルボック
ス110を介して景品カード発行会社104の集中管理
コンピュータ112に送信する。集中管理コンピュータ
112では、その送信情報を受信し、受信したカード番
号に基づいて、カード番号ごとに対応して記憶されてい
る残額の中からその受信したカード番号に相当する残額
を割出し、割出された残額を受信した新たな残額に減算
更新する。また、遊技場100,101に用意されてい
る一般景品との交換があった場合には、受信した遊技店
コードに基づきその交換分をホール別の景品カード更新
額から減算する。そして後述するように、景品カード更
新額の決済日までの合計を算出し、決済時にその景品カ
ード更新額合計に相当する金銭がその遊技場100,1
01から景品カード発行会社104に給付されるのであ
る。なお、遊技場に用意されている一般景品との交換分
を前述のように景品交換のたびに景品カード更新額から
減算する代わりに、一般景品との交換分をホール別に累
積加算しておき、決済時にまとめて相殺するようにして
もよい。
【0044】集中管理コンピュータ112では、受信し
た景品種類に応じて、所定の加盟店の管理コンピュータ
に景品の発注情報を送信するとともに店別売上額に発注
額を加算更新する。この店別売上額とは、後述する図1
1に示されたデータであり、加盟店ごとの景品交換に伴
なう売上金額のことである。なお、景品の発注情報をオ
ンラインにより送信する代わりに、伝票処理によるオフ
ラインによって行なってもよい。そして、景品の発注を
受けた加盟店は、遊技者(利用者)にその景品を直送す
る。加盟店の管理コンピュータでは、受信した発注情報
に基づいて、景品カードによる売上情報,カード別の売
上情報および景品入出庫の情報を更新する。なお、景品
カード処理器5には、共通カード販売器4と同様に、処
理器番号表示部20,販売中表示器21,販売中止表示
器22が設けられている。なお、景品カード処理機5の
操作を利用者に行なわせるようにしたが、遊技場の係員
が操作するようにしてもよい。
【0045】次に、図3を参照して景品カード処理機7
の説明を行なう。利用者が自己の所持している景品カー
ド80の残額を換金したい場合には、景品カード80を
銀行108にまで持参し、銀行108に設置されている
景品カード処理器7の景品カード挿入・排出口49に景
品カード80を挿入する。すると、挿入された景品カー
ド80に記憶されているカード情報がカードリーダライ
タ50により読取られる。また、利用者は、暗証番号を
テンキー48により入力する。この入力された暗証番号
とカードリーダライタ50によって読取られたカード情
報とが適正か否かのチェックが制御部(CPU,ROM
,RAM等を含む)63により行なわれ、適正でなかっ
た場合には挿入された景品カードが排出される。一方、
適正と判断された場合には、読取ったカード情報に含ま
れている残額データが残額表示器41により表示される
【0046】利用者が、残額表示器41に表示される残
額の範囲内で現金を入手したい場合には、現金払出指定
ボタン44を押圧操作した後にテンキー48により払出
額を入力する。するとその入力された払出額が入力値表
示器42により表示される。なお、前述したテンキー4
8により入力された暗証番号はこの入力値表示器42に
よる表示が行なわれることはない。次に利用者が入力値
表示器42で表示されている払出額を確認した上で確認
ボタン46を押圧操作すれば、紙幣収納部54に収納さ
れている紙幣が紙幣払出装置55の働きにより紙幣払出
口53から払出されるとともに、必要があれば、硬貨収
容部57に収容されている硬貨が硬貨払出装置58の働
きにより硬貨払出口56から払出される。この紙幣払出
口53と硬貨払出口56とから払出される貨幣は、テン
キー48から入力された払出額に相当する金額である。 そして、その払出額は制御部63の働きにより、ターミ
ナルボックス116を介して中央装置117(図1参照
)に送信され、中央装置117では、データベース11
8の景品カード発行会社の口座Gから前記払出額だけ引
落処理を行なう。なお、この引落処理は、1日ごとや1
か月毎に一括してまとめて行なってもよい。次に、挿入
されている景品カード80の残額から前記払出額を減算
し、その減算結果を残額表示器41により表示し、利用
明細を記録したレシート85(図7参照)がレシート発
行装置60において印刷されてレシート発行口59から
発行される。次に、景品カード80の読取時の残額から
前記払出額を減算した結果を新たな残額としてカードリ
ーダライタ50により挿入されている景品カード80に
書込みその後景品カード80を景品カード挿入・排出口
49から排出する。このとき、新たな残額が景品カード
80に記録されている持点よりも少ない場合には、その
持点を前記新たな残額に相当する得点に減算更新して景
品カード80に書込み排出する。
【0047】次に、利用者が残額表示器41に表示され
ている残額の範囲内で金銭を自己の口座に振込みたい場
合には、口座振込指定ボタン45を押圧操作した後に、
自己の所持しているキャッシュカードをキャッシュカー
ド挿入・排出口51に挿入する。すると、その挿入され
たキャッシュカードに記録されているカード情報がカー
ドリーダ52により読取られる。次に利用者はテンキー
48により暗証番号を入力する。その入力された暗証番
号とカードリーダ52により読取られたキャッシュカー
ドのカード情報とが制御部63により適正でないと判断
された場合には挿入されたキャッシュカードが排出され
る。一方、適正であると判断された状態で利用者が振込
額をテンキー48により入力すれば、その振込額が入力
値表示器42により表示される。利用者はその表示され
た振込額を確認した上で確認ボタン46を押圧操作する
。すると、その振込額がキャッシュカード番号とともに
ターミナルボックス116を介して中央装置117に送
信され、中央装置117では、データベース118の景
品カード発行会社の口座Gから利用者の口座に送信され
てきた振込額分振込む処理を行なう。次に、キャッシュ
カード挿入・排出口51からキャッシュカードが排出さ
れ、挿入されている景品カード80の残額から前記振込
額が減算されてその減算結果が残額表示器41により表
示される。次に、前述と同様に、利用明細が記録された
レシート85(図7参照)が発行され、読取時の残額か
ら振込額が減算されてその新たな残額が挿入されている
景品カード80に書込まれて排出される。このとき、前
述と同様に新たな残額が景品カード80に記録されてい
る持点よりも少ない場合には持点をその新たな残額に相
当する得点に減算更新して景品カード80に書込み排出
する。図中47は訂正ボタンであり、入力値表示器42
により表示されている払出額や振込額を訂正するための
ものであり、この訂正ボタン47を押圧操作した後再度
の入力操作を行なうことにより入力情報の訂正ができる
【0048】前述した現金の払出の場合と口座への振込
の場合とのいずれの場合においても、景品カード80に
書込まれた新たな残額が景品カード80のカード番号と
ともにターミナルボックス116を介して景品カード発
行会社104の集中管理コンピュータ112に送信され
る。その際に、必要に応じて、現金の払出か口座振込か
の取引種別も送信される。一方、集中管理コンピュータ
112では、送信されてきた情報を受信し、その受信し
た情報に書込まれているカード番号に基づき、カード番
号ごとに対応して記憶されている残額からその受信した
カード番号に相当する残額を割出し、その割出した残額
を受信した新たな残額に減算更新する処理を行なう。な
お、景品カード処理機7にも、共通カード販売機4や景
品カード処理機5と同様に、処理機番号表示部20,販
売中表示器21,販売中止表示器22が設けられている
【0049】なお、この景品カード処理機7を遊技場に
設置し、ターミナルボックスを介して銀行108の中央
装置117と景品カード発行会社104の集中管理コン
ピュータ112とに通信回線で接続してもよい。
【0050】図4は、景品カードに記録されている記録
情報を説明するための説明図である。
【0051】景品カード80の磁気ストライプ81には
、この景品カード80の使用有効期限を特定するための
カード有効期限,景品カード80の番号であるカード番
号,合計残額,持点,その持点の使用有効期限および使
用できる遊技店のコード,景品カード80のセキュリテ
ィを向上させるためのセキュリティコード等が記録され
ている。なお、前記「合計残額」は、複数の遊技場に設
置されている遊技機それぞれで遊技をした結果得点を獲
得した場合は、そのそれぞれの得点の合計に相当する金
額となる。また、「持点」は、ある1つの遊技場に設置
されている遊技機で遊技をした結果獲得した持点のこと
であり、その獲得した遊技場(遊技店コードに対応する
遊技場)においてのみ遊技に使用できる性質のものであ
る。
【0052】図5は、共通カードに記録されている記録
情報を説明するための説明図である。
【0053】共通カード82の磁気ストライプ83には
、共通カード82の番号であるカード番号,残額情報,
カードセキュリティを向上させるためのセキュリティコ
ード等が記録されている。
【0054】なお、前記景品カード80や共通カード8
2は、磁気カードに限らず、ICカード,光カード(光
ディスクメモリを利用したもの),感熱式カード,バー
コードを付したカード,パンチ穴を穿設したカード等、
種々のもので構成してもよい。また、景品カード80や
共通カード82に持点情報や残額情報を直接記録して更
新するようにしたが、持点情報や残額情報をカードに直
接記録することなく、それらの情報をホール用管理コン
ピュータ6や集中管理コンピュータ111,112に記
憶させ、カード番号を手掛かりにそのカードに対応する
持点情報や残額情報を割出してその割出された持点情報
や残額情報を更新するようにしてもよい。
【0055】図6は、景品カード処理機5から発行され
たレシートの印字内容を表わす正面図であり、図示した
ような情報が印刷されて発行される。また、図7は、景
品カード処理機7から発行されたレシートの印字内容を
表わす正面図であり、図示したような情報が印刷されて
発行される。
【0056】図8は、景品カード発行会社に設置されて
いる集中管理コンピュータおよびその集中管理コンピュ
ータに接続されている各種機器を説明するための説明図
である。
【0057】集中管理コンピュータ112には、補助コ
ンピュータ112′が接続されており、この補助コンピ
ュータ112′にはCRTディスプレイ142とキーボ
ード144とプリンタ143とが接続されている。補助
コンピュータ112′の電源スイッチ160に所定のオ
ペレータが所持するキーを差込み操作することにより、
キーボード144が能動化される。キーボード144に
は、遊技場(ホール)別のデータを集計するためのホー
ル別集計キー151,加盟店別の売上を集計するための
店別売上キー152,景品カード別のデータを集計する
ためのカード別集計キー153,事故カードデータを集
計するための事故キー155,プリンタ143により所
定のデータを印字させるための印字キー156が設けら
れている。前記各種のキー151〜153,155,1
56を操作することにより、前述したそれぞれのデータ
が集計されてその集計結果がCRTディスプレイ142
により表示される(図9〜図13参照)。さらにキーボ
ード144には、数字等を入力するためのテンキー15
7,文字情報を入力するための文字情報入力キー159
やその他の機能キー158が設けられている。
【0058】図9は、加盟店106に設置されている景
品処理装置9を説明するための概略構成図である。
【0059】景品処理装置9は、加盟店用管理コンピュ
ータ120に接続されている補助コンピュータ120′
を含む。この補助コンピュータ120′には、CRTデ
ィスプレイ171とキーボード176とプリンタ177
とカードリーダライタ172とバーコードリーダ174
と暗証番号入力器175とが接続されている。補助コン
ピュータ120′の電源スイッチ170に所定のオペレ
ータが所持するキーを差込み操作することにより、この
補助コンピュータ120′に接続されている前述した各
種機器が能動化される。
【0060】利用者が自己の景品カード80を用いて景
品交換したい場合には、まず景品カード80をカードリ
ーダライタ172の景品カード挿入・排出口173に挿
入する。すると挿入された景品カード80に記録されて
いるカード情報がカードリーダライタ172により読取
られる。次に、暗証番号入力器175により暗証番号を
利用者が入力する。そして、入力された暗証番号と前記
カードリーダライタ172により読取られたカード情報
とが適正であるか否かの判断が加盟店用管理コンピュー
タ120により行なわれ、適正でないと判断された場合
には挿入されている景品カード80は景品カード挿入・
排出口173から排出される。一方、適正であると判断
された場合には、カードリーダライタ172により読取
ったカード情報のうち残額データがCRTディスプレイ
171により表示される。次に、利用者が景品交換しよ
うとして持参してきた景品に印刷されているバーコード
が店員の操作によってバーコードリーダ174により読
取られ、CRTディスプレイ171により表示されてい
る残額からそのバーコードリーダ174によって読取ら
れた景品の金額が減額されてその減算結果がCRTディ
スプレイ171により表示される。このバーコードリー
ダ174による読取作業および読取られた景品の金額を
減算した減算結果のCRTディスプレイ171による表
示処理は、利用者が景品交換を希望する景品の個数だけ
繰返し行なわれる。
【0061】次に、すべての景品のバーコードリーダ1
74による入力操作が終了した段階で、キーボード18
5の所定のキーを店員が押圧操作して取引終了操作を行
なう。すると、景品カード80の読取時の残額から景品
交換に必要となる交換額合計が減算され、その減算され
た新たな残額がカードリーダライタ172によって挿入
されている景品カード80に書込まれてその景品カード
80が景品カード挿入・排出口173から排出される。 このときに、新たな残額が景品カード80に記録されて
いる持点よりも少ない場合には、その持点を前記新たな
残額に相当する得点に減算更新して挿入されている景品
カード80に書込んだ後に景品カード80を排出する。 なお、必要に応じて取引明細が記録されたレシートを発
行するようにしてもよい。
【0062】次に、加盟店用管理コンピュータ120は
、景品交換された景品の種類,景品交換された景品個数
,交換額,新たな残額等の取引内容を加盟店コード,カ
ード番号とともに補助コンピュータ120′からターミ
ナルボックス201を介して景品カード発行会社104
の集中管理コンピュータ112に送信するとともに、景
品種類,景品個数,交換額を加盟店用管理コンピュータ
120に出力する。加盟店用管理コンピュータ120で
は、景品カードによる売上情報,カード別売上情報およ
び景品入出庫の情報を更新する。一方、景品カード発行
会社104の集中管理コンピュータ112では、送信さ
れてきた情報を受信してその受信情報に含まれているカ
ード番号に基づき、カード番号に対応して記憶されてい
る残額データの中からその受信したカード番号に相当す
る残額データを割出し、その割出した残額を受信した新
たな残額に減算更新するとともに、受信した加盟店コー
ドに基づき店別売上額に交換額を加算更新する。なお、
取引内容の集中管理コンピュータ112への送信を加盟
店用管理コンピュータ120に行なわせるようにしても
よい。
【0063】本実施例では、カード式パチンコ機2の遊
技によって増加した持点の景品カード80の残額への加
算処理を景品カード処理装置13によって行なわせるよ
うにしたが、その代わりに、景品カード処理機5によっ
て行なわせるようにしてもよい。その場合には、景品カ
ード処理装置13によって行なわれる持点更新等の処理
内容を必ずしも景品カード会社104の集中管理コンピ
ュータ112に送信する必要がない。また、景品カード
80に持点を記録しないようにし、遊技によって獲得し
た有価価値と共通カード82の有価価値から引落とした
有価価値との和である付与有価価値をすべて残額記録領
域に残額として記録させ他の遊技機には使用できないよ
うにしてもよい。その場合において、他の遊技機で遊技
したい場合には、景品カード80の残額を使用して共通
カードを購入するかまたは景品カードの残額を換金して
その金を使って共通カードを購入し、その購入した共通
カードを使用して他の遊技機で遊技するようにすればよ
い。また、景品カード80に、持点,持点有効期限,遊
技店コードの各記録領域を複数設け、各遊技場ごとに対
応させて各領域に持点,持点有効期限,遊技店コードを
記録させ、景品カード80の持点を使用して遊技を行な
う場合には、その遊技を行なう遊技場の遊技店コードに
対応する持点を用いて遊技するようにしてもよい。
【0064】図10は、景品カード発行会社の集中管理
コンピュータによって行なわれたホール別集計情報を示
す図である。
【0065】第1行目のB,Cは遊技場(ホール)の名
称を示しており、2行目は集計されたデータの種類を明
示したものである。すなわち、「景品カード更新額」は
、景品カード処理装置13(図1,図2参照)によって
増額更新された景品カードの更新額を意味し、増額更新
の際に景品カード発行会社104に送信されてくる送信
情報の中に含まれている遊技店コードあるいは送信元の
ターミナルボックス110の機械番号によって、景品カ
ード発行会社104が請求する請求先の遊技場が特定さ
れる。なお、景品カード処理装置13の処理機番号を元
に請求先の遊技場を特定するようにしてもよい。「共通
カード売上額」は、共通カード販売機4(図1,図2参
照)を利用して景品カード80により共通カード82が
販売されたその共通カード82の売上額を意味する。 そして図示1番左の列は日付を示しており、たとえば1
0月1日のBホールでの景品カード更新額は9,481
,926円であり、共通カード売上額は2,756,0
00円である。なお10月2日,10月30日のBホー
ルおよび10月3日,10月31日のCホールのデータ
がそれぞれ「0」になっているが、これは10月2日,
10月30日はBホールが休みの日であり、10月3日
,10月31日はCホールが休みの日であり、営業を行
なわなかったためである。さらに、景品カード更新額,
共通カード売上額の10月1日から10月31日までの
1ヵ月間の合計額がそれぞれ表示されるとともに、景品
カード発行会社104から各遊技場に代金を請求する請
求額が算出されて表示される。たとえばBホールの場合
では、景品カード更新額に対する1ヵ月の請求額は合計
額と同じ285,649,312円となり、さらに共通
カード売上額に対しては合計額に対し手数料が差引かれ
た71,441,470円が景品カード発行会社104
からBホール100に支払われることになる。それらの
請求額の差額が一番下の行に214,207,842円
と示されている。
【0066】図11は、景品カード発行会社の集中管理
コンピュータによって集計されたカード別集計データを
示す図である。
【0067】図中、一番上の行には景品カードのカード
番号が示されており、その下の行には前の月の景品カー
ドの景品残金額が示されている。そして、10月1日か
ら10月31日までの1日ごとの景品カードの増額更新
額と使用金額が示されている。たとえば10月1日には
カード番号12001の景品カードが5,300円増額
更新されているとともに15,000円使用されている
ことがわかる。そして、10月1日から10月31日ま
での1ヵ月の増額更新額と使用金額との合計が算出され
て示され、前月残金額と増額更新金額の合計との和から
使用金額合計を減算した金額は10月31日現在におけ
る景品カードの残額30,400円となる。
【0068】図12は、加盟店別売上データを示す図で
ある。
【0069】図中一番上の行は各加盟店の店名が示され
ており、その下の数字は、10月1日から10月31日
までの各加盟店別の景品カード82を使用しての売上金
額が示されている。そしてその1カ月の売上合計が算出
されて示され、その売上合計の下には各加盟店が景品カ
ード発行会社104に支払う手数料が示されている。そ
して売上合計からその手数料を差引いた残りの金額は景
品カード発行会社104から各加盟店に支払われる振込
み金額であり、たとえばD加盟店の場合には2,091
,999円となる。
【0070】図13は、事故カードデータの集計を示す
図である。
【0071】図中一番左の列には事故カードのカード番
号が示されており、紛失カードの場合には紛失した者か
らの申告があってその後申告されたカードのカード番号
が登録される。たとえば図11のカード番号12003
のカードの場合には、10月1日に6,500円増額更
新されたのを最後に全く使用や増額更新されていない。 そしてこのカード番号12003の所持者から紛失した
旨の申告が1990年10月2日にあったためにその申
告カードを事故カードとして登録するとともに図13の
残高を示す金額の前に*印が付されて表示される。一方
、図13に示すカード番号12004のカードは残高が
改竄されたカードであり、図11に示すカード番号12
004の欄のデータを見てもわかるように、10月1日
現在で景品残金額が「0」になっているにもかかわらず
10月1日に36,000円使用されているのであり、
この10月1日時点で残高が改竄されたことがわかる。 ゆえに、その10月1日時点で事故カードとして登録さ
れるのである。この残高が改竄された事故カード対して
は、図11に示すように、残高の数字の前に☆印が付さ
れて表示される。図12に示した事故カード情報は、各
遊技場100,101や加盟店106等に送信され、そ
れらの場所で事故カードが使用されれば即座に警報を鳴
らす等して事故処理が行なえるようにする。
【0072】図14は、共通カード販売会社103の集
中管理コンピュータ111によって集計された共通カー
ドのホール別売上データを示す図である。
【0073】図中、「カード売上額」とは、各遊技場1
00,101の共通カード販売機4によって販売された
共通カード82の売上額を意味し、10月1日から10
月31日までの1ヵ月間の売上額が示されている。「カ
ード使用額」は、共通カード82のカード処理機3での
使用額を意味し、10月1日から10月31日までの1
ヵ月間の使用額が示されている。「差額」は、カード売
上額からカード使用額を減算した金額を意味し、10月
1日から10月31日までの1ヵ月間の金額が示されて
いる。「カード負担額」とは、ある遊技場が共通カード
82の製造代金を負担する金額を意味し、たとえばBホ
ールでは1カ月間のカード負担額として1,263,5
17円となる。このカード負担額の算出方法は、すべて
の遊技場および共通カード販売店によって販売された共
通カードの販売枚数を集中管理コンピュータ111で算
出し、その販売枚数合計に共通カード1枚当りの製造代
金を掛けて1ヵ月間におけるカード製造代金の合計をま
ず算出する。そして、ある遊技場の1ヵ月のカード使用
額をすべての遊技場におけるカード使用額の合計で除し
た値を算出し、その値がその遊技場におけるカード負担
割合となる。そしてそのカード負担割合に前述したカー
ド製造代金の合計を掛けた値がその遊技場における1ヵ
月間のカード負担額となる。
【0074】なお、本実施例では遊技機の一例としてパ
チンコ遊技機を示したが、その他の例としてはコイン遊
技機やスロットマシン等がある。
【0075】
【発明の効果】本発明は、遊技の結果遊技者に付与され
る付与有価価値を使用して遊技者が景品交換を行なう際
に、会員用記録媒体取扱店が取扱っている比較的多くの
商品なサービス等の景品の中から遊技者が選択入手でき
、しかも、遊技場においては景品の陳列場所を必ずしも
広げる必要がないため、遊技場の経営面の負担を極力抑
えることができる。しかも、付与有価価値が携帯便利な
会員用記録媒体で特定される有価価値に加算されるため
、遊技者が持運びに不便な景品玉を持運ぶ不都合を防止
でき、遊技者へのサービスを向上できる。さらに、前記
付与有価価値の加算に際しては、景品用記録媒体等の他
の記録媒体を介在させることなく会員用記録媒体で特定
される有価価値に加算されるため、景品用記録媒体等の
他の記録媒体を不要にすることができ、前記景品用記録
媒体等の他の記録媒体の管理も極力不要にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技用管理設備装置の一例の概略
を示すシステムブロック図である。
【図2】遊技場の要部を示す構成図である。
【図3】景品カード処理機の構成を示す正面図である。
【図4】景品カードに記録されている情報を説明するた
めの説明図である。
【図5】共通カードに記録されている情報を説明するた
めの説明図である。
【図6】レシートの印字内容を示す正面図である。
【図7】レシートの印字内容を示す正面図である。
【図8】カード発行会社の集中管理コンピュータおよび
その集中管理コンピュータに接続されている各種機器を
示す説明図である。
【図9】加盟店用管理コンピュータおよび景品処理装置
9を構成する各種機器を示す説明図である。
【図10】景品カード発行会社の集中管理コンピュータ
によって集計されたホール別集計データを示す図である
【図11】景品カード発行会社の集中管理コンピュータ
によって集計されたカード別集計データを示す図である
【図12】景品カード発行会社の集中管理コンピュータ
によって集計された加盟店別売上データを示す図である
【図13】景品カード発行会社の集中管理コンピュータ
によって集計された事故カードの集計データを示す図で
ある。
【図14】共通カード発行会社の集中管理コンピュータ
によって集計されたホール別売上データを示す図である
【符号の説明】
104は景品カード発行会社、112は集中管理コンピ
ュータ、103は共通カード発行会社、111は集中管
理コンピュータ、100,101は遊技場、108は銀
行、6はホール用管理コンピュータ、80は景品カード
、13は景品カード処理装置、2はカード式パチンコ機
、3は共通カード処理機、4は共通カード販売機、5,
7は景品カード処理機、9は景品処理装置、105,1
06,107は加盟店、67はカードリーダライタ、8
2は共通カードである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  遊技機が設置された遊技場と、所定の
    有価価値が特定可能な情報が記録される記録媒体であっ
    て、所定の会員向けに発行される会員用記録媒体と、該
    会員用記録媒体の記録情報によって特定される有価価値
    に対し、遊技者が前記遊技機により遊技を行なった結果
    その遊技者に付与される付与有価価値を加算する付与有
    価価値加算手段と、商品やサービス等の売買対象を販売
    する販売店であって、遊技者が自己の会員用記録媒体の
    記録情報で特定される前記付与有価価値を使用して前記
    売買対象と景品交換することが可能な会員用記録媒体取
    扱店とを含む、遊技用管理設備装置。
JP3045186A 1991-03-11 1991-03-11 遊技用システム Pending JPH04282176A (ja)

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JP3045186A JPH04282176A (ja) 1991-03-11 1991-03-11 遊技用システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002143515A (ja) * 2000-11-06 2002-05-21 Aruze Corp 景品交換方法及び景品交換システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002143515A (ja) * 2000-11-06 2002-05-21 Aruze Corp 景品交換方法及び景品交換システム

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011030