JP2000137851A - 記録媒体処理装置 - Google Patents

記録媒体処理装置

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JP2000137851A
JP2000137851A JP11279039A JP27903999A JP2000137851A JP 2000137851 A JP2000137851 A JP 2000137851A JP 11279039 A JP11279039 A JP 11279039A JP 27903999 A JP27903999 A JP 27903999A JP 2000137851 A JP2000137851 A JP 2000137851A
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JP11279039A
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English (en)
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の種類に応じて遊技者が記録媒体処
理装置を選別しなければならない手間を省き、遊技者の
利便性を向上させる。 【解決手段】 共通カードを処理する機能を有する共通
カード処理器37に対し景品カードを処理する機能を設
け、その場合に、カード挿入/排出口を共通にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
スロットマシン等で代表される遊技機が設置された遊技
場に設置された記録媒体処理装置に関し、詳しくは、遊
技場内で使用される記録媒体の処理を行なう記録媒体処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の記録媒体処理装置において、従
来から一般的に知られているものに、たとえば、遊技者
の支払代金の対価としての価値であって遊技機による遊
技に使用可能な遊技用有価価値が特定可能な情報が記録
された第1の記録媒体を受付けて、その第1の記録媒体
の記録情報により特定される遊技用有価価値を使用して
遊技を可能にするための処理を行なった後第1の記録媒
体を排出する記録媒体処理装置があった。
【0003】また、遊技者が投入した貨幣に見合った遊
技用有価価値が特定可能な前記第1の記録媒体を排出す
る記録媒体処理装置もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、遊技場において
は、遊技機による遊技の結果遊技者の所有となった遊技
結果価値を特定可能な情報が記録された第2の記録媒体
が利用可能に構成されており、たとえば、その第2の記
録媒体により特定された遊技結果価値を景品交換に使用
したりまたその遊技結果価値を再遊技に使用したりでき
るように構成されていた。
【0005】そこで、遊技場においては、この第2の記
録媒体を受付けて処理する第2の記録媒体専用の記録媒
体処理装置を設置していた。その結果、遊技場において
前述した使用対象範囲の異なる記録媒体を利用する際
に、遊技者がその記録媒体の使用対象範囲に応じて記録
媒体処理装置を使い分けなければならず、遊技者にとっ
て不便なものとなっていた。
【0006】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、遊技場内で使用対象範囲の異
なる記録媒体を利用する際の遊技者の利便性を向上させ
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技場に設置され、遊技場内で使用される記録媒体
の処理を行なう記録媒体処理装置であって、前記記録媒
体に対して使用対象範囲を異ならせるための処理を行な
う機能を備えるとともに、前記処理が行なわれた結果使
用対象範囲が異なる記録媒体を共通の排出箇所から排出
可能に構成されていることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の本発明は、遊技場に設置
され、遊技場内で使用される記録媒体の処理を行なう記
録媒体処理装置であって、異なる種類の記録媒体それぞ
れに応じた所定の処理を行なう機能を備えるとともに、
前記異なる種類の記録媒体を共通の記録媒体挿入口から
挿可能にしたことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項2に記
載の発明の構成に加えて、前記記録媒体挿入口は、記録
媒体の排出も可能であることを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の本発明は、請求項2また
は請求項3に記載の発明の構成に加えて、遊技者の支払
代金の対価としての価値であって遊技機による遊技に使
用可能な遊技用有価価値が特定可能な情報が記録された
第1の記録媒体を発行する記録媒体発行手段を含み、遊
技機による遊技の結果遊技者の所有となった遊技結果価
値と前記遊技用有価価値とを特定可能な情報が記録され
た第2の記録媒体を受付け、所定の入金操作を行なうこ
とにより前記受付けた第2の記録媒体により特定される
遊技用有価価値を加算更新する処理が可能な価値加算更
新機能を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の本発明は、請求項4に記
載の発明の構成に加えて、前記受付けた第2の記録媒体
により、遊技場が遊技者にサービスを付与するためのポ
イントを特定可能にするための処理を行なうポイント処
理機能をさらに備えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、遊技場内で
使用される記録媒体に対し使用対象範囲を異ならせるた
めの処理を行なう機能が備えられており、処理が行なわ
れた結果使用対象範囲が異なる記録媒体が共通の排出箇
所から排出される。
【0013】請求項2に記載の本発明によれば、遊技場
内で使用される異なる種類の記録媒体それぞれに応じた
所定の処理を行なう機能が備えられ、その異なる種類の
記録媒体が共通の記録媒体挿入口から挿入可能である。
【0014】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
2に記載の発明の作用に加えて、前記記録媒体挿入口は
記録媒体の排出も可能である。
【0015】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
2または請求項3に記載の発明の作用に加えて、記録媒
体発行手段の働きにより、遊技者の支払代金の対価とし
ての価値であって遊技機による遊技に使用可能な遊技用
有価価値が特定可能な情報が記録された第1の記録媒体
が発行される。遊技機による遊技の結果遊技者の所有と
なった遊技結果価値と前記遊技用有価価値とを特定可能
な情報が記録された第2の記録媒体が受付けられ、所定
の入金操作を行なうことにより前記受付けられた第2の
記録媒体により特定される遊技用有価価値を加算更新す
る処理が可能となる。
【0016】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
4に記載の発明の作用に加えて、前記受付けられた第2
の記録媒体により、遊技場が遊技者にサービスを付与す
るためのポイントを特定可能にするための処理が行なわ
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】第1実施の形態 図1は、本発明に係る遊技用設備装置の全体の概略を示
すシステムブロック図である。
【0019】図中12は共通カード発行会社であり、C
PU,RAM,ROM等を内蔵するホール別売上集計用
の集中管理コンピュータ13が設置されている。この共
通カード発行会社12からは有価価値記録媒体の一例の
共通カード125(図3参照)が発行されて各遊技場
1,11…に出荷される。なお、共通カード125は共
通カード販売機2で販売するときに情報を書込むように
してもよいし、予め情報を書込んでおくようにしてもよ
い。各遊技場1,11…と共通カード発行会社12の集
中管理コンピュータ13とは各遊技場1,11…に設置
されているターミナルボックス6と通信回線により接続
されており、情報の伝達が可能に構成されている。
【0020】なお、遊技場11については、遊技場1と
同様の構成を有しているためにここでは、詳細な説明お
よび図示を省略する。
【0021】図中19は有価価値用記録媒体発行センタ
ー(会員用記録媒体発行センター)の一例の景品カード
発行会社であり、CPU,RAM,ROM等を内蔵する
集中管理コンピュータ20が設置されている。この集中
管理コンピュータ20と各遊技場1,11…に設置され
ているターミナルボックス7とが通信回線により接続さ
れており、情報の伝達が可能に構成されている。図中1
4,15は、景品カード発行会社19に加盟している会
員用記録媒体取扱店の一例の加盟店であり、それぞれ
に、CPU,RAM,ROMを内蔵する加盟店用管理コ
ンピュータ18が設置されている。これらの加盟店用管
理コンピュータ18およびターミナルボックス17と景
品カード発行会社の集中管理コンピュータ20とが通信
回線により接続されており、情報の伝達が可能に構成さ
れている。
【0022】図中21は銀行であり、CPU,RAM,
ROM等を内蔵するコンピュータ等からなる中央装置2
2が設置されている。この中央装置22はデータベース
23を含み、このデータベース23には、各遊技場1,
11や共通カード発行会社12,景品カード発行会社1
9,各加盟店14,15等の口座およびそれらの口座に
預金されている預金金額等が記憶されている。データベ
ース23内に図示された記号A,B,C,D,E,F
は、それぞれ共通カード発行会社12,遊技場1,遊技
場11,加盟店14,加盟店15,景品カード発行会社
19のそれぞれの口座を示し、図示された矢印は、ある
口座から他の口座に矢印方向に金が移ることを意味して
いる。
【0023】共通カード発行会社12から遊技場1に出
荷された共通カード125は共通カード販売機2により
利用者(遊技者)に販売される。利用者は代金または後
述する会員用記録媒体の一例の景品カード127(図4
参照)を共通カード販売機2に挿入することにより所定
の金額が記録された共通カードが付与される。利用者は
遊技場に設置されている複数の遊技機の一例のカード式
パチンコ機4やカード式スロットマシン5の中から遊技
してみたいカード式パチンコ機4やカード式スロットマ
シン5に対応したカード処理機3a,3bに前記共通カ
ード125を挿入する。そしてその共通カード125に
記録されている金額を使用してカード式パチンコ機4で
打玉を発射して遊技が可能となり、カード式スロットマ
シン5でリールの回転が開始されて遊技が可能となる。
【0024】カード式パチンコ機4やカード式スロット
マシン5は、遊技の最中に遊技状態に応じて得点が加算
記憶されるように構成されている。なお、この遊技状態
に応じて加算記憶される得点を、たとえばホール用管理
コンピュータ10等、遊技機4,5以外の場所で加算記
憶するようにしてもよい。そして、遊技が終了すれば、
遊技に使用した金額だけ共通カード125に記録されて
いる金額が減額更新されてその残額が記録された共通カ
ード125が遊技者に払出されるとともに、遊技機によ
る遊技の結果遊技者の所有となる有価価値の一例の前記
加算記憶された得点が価値記録媒体の一例の景品カード
に記録されて価値記録媒体処理装置の一例の景品カード
処理装置9a,9bから利用者に排出される。利用者
は、その排出された景品カード127(図4参照)をそ
の景品処理装置8に挿入する。この景品処理装置8で
は、挿入された景品カードに記録されている有価価値の
範囲内で、特殊景品129(図5参照)との交換を可能
にしたり、一般景品用レシート(図示せず)を発行した
りする機能を有する。
【0025】さらに、この景品処理装置8は、景品カー
ド127を新規発行する機能も有する。この景品カード
127とは、所定の会員向けに発行される会員用のカー
ドである。発行された一般景品用レシートを利用者がカ
ウンタに持参すればその一般景品用レシートに記録され
ている交換額の範囲内でタバコやチョコレート等の一般
景品との交換が可能に構成されている。なお、一般景品
用レシートを発行することなく、景品カードにより直接
一般景品との交換ができるようにしてもよい。
【0026】遊技場1内に設置された共通カード販売機
2,カード処理機3a,3b,カード式パチンコ機4,
カード式スロットマシン5,景品処理装置8,景品カー
ド処理装置9a,9bはそれぞれホール用管理コンピュ
ータ10に接続されており、情報の伝達が可能に構成さ
れている。このホール用管理コンピュータ10は、CP
U,RAM,ROM等を内蔵しており、共通カード販売
金額,共通カード使用金額,カード式パチンコ機4やカ
ード式スロットマシン5の利益球数や不利益球数、景品
処理装置8によって読取られた持点カードに記録されて
いる有価価値データ,一般景品用レシートを使用しての
一般景品の交換額情報,共通カードの増加更新情報,景
品カードの新規発行情報,特殊景品の交換額情報等の遊
技場から発生する種々の情報を集中管理する。なお、景
品処理装置8によって発行された一般景品用レシート
は、当該遊技場1でかつ当日限りという条件で景品交換
することが可能なものである。利用者に払出された景品
カード127を共通カード販売機2に挿入して景品カー
ド127に記録されている有価価値の範囲内で利用者が
共通カード125を購入することができる。
【0027】遊技場1に設置されている共通カード販売
機2の景品カード使用による売上額(販売額)に関する
情報がターミナルボックス7を介して通信回線により景
品カード発行会社19の集中管理コンピュータ20に伝
送される。なおこのターミナルボックス7と集中管理コ
ンピュータ20とは必ずしもオンラインにより接続する
必要はなく、共通カード販売額を集計してその集計金額
を記載した伝票等を作成し、その伝票等によるオフライ
ンにより共通カード販売額を集中管理コンピュータ20
に入力してもよい。
【0028】また、遊技場内に特殊景品交換装置を設
け、利用者が排出された特殊景品129をこの特殊景品
交換装置に挿入することによりその挿入された特殊景品
129に相当する金額の現金が利用者に払い出されるよ
うにしてもよい。なお、現金の払出しの代わりに利用者
の景品カード127の残額を増額更新するようにしても
よい。この特殊景品交換装置を設ける場合には、その特
殊景品交換装置をターミナルボックスを介して景品カー
ド発行会社19の集中管理コンピュータ20に接続し、
特殊景品129の景品カード発行会社19への入庫額が
集中管理コンピュータ20に伝送されるように構成する
のが望ましい。
【0029】なお、この特殊景品交換装置や景品処理装
置8を遊技場の外に設けられた景品交換所に設置しても
よい。
【0030】一方、後述するカタログによる景品交換で
はなく実際にこの景品を目で見て確かめて購入したいと
いう利用者は、景品カード127を持参して加盟店1
4,15に行き、その景品カード127を加盟店14,
15に設置されている景品カード処理装置16に挿入
し、加盟店14,15で販売されている商品やサービス
等の販売対象からなる景品で自己の欲するものの種類や
個数を景品カード処理装置16に入力する。するとその
入力された景品に相当する金額が景品カード127の残
額から減算されて減算された後の景品カード127が利
用者に返却される。このようにして利用者は目で実際に
景品を見て確かめて入手することもできる。なお、景品
カード発行会社19の集中管理コンピュータ20と各加
盟店14,15に設置されている加盟店用管理コンピュ
ータ18は必ずしもオンラインにより接続する必要はな
く、遊技場1,11から送信されてきた景品番号や景品
個数ならびにその景品番号に対応する利用者の住所,氏
名,電話番号等を集計して伝票等に記入し定期的に一括
してオフラインにより各加盟店14,15に送るように
してもよい。
【0031】特殊景品を現金に交換する特殊景品精算機
24が銀行21に設置されており、利用者は自己の所有
する特殊景品を銀行21に持参しその特殊景品を銀行2
1に設置されている特殊景品精算機24に挿入して現金
に交換することができる。この銀行21に設置されてい
る特殊景品精算機24はターミナルボックス25を介し
て景品カード発行会社19の集中管理コンピュータ20
に通信回線で接続されており、特殊景品129の交換額
がターミナルボックス25を介して集中管理コンピュー
タ20に伝送されるように構成されている。
【0032】景品カード発行会社19の集中管理コンピ
ュータ20と銀行21のデータベース23とが通信回線
により接続されており、集中管理コンピュータ20から
データベース23に次のような情報が伝送される。すな
わち、遊技場1,11に設けられている景品処理装置8
によって増額更新された景品カードの増額更新額情報、
遊技場1、11に設けられている共通カード販売機2を
利用して景品カードにより共通カードが販売されたその
共通カード売上額情報、各加盟店14,15での景品カ
ードを使用した景品の売上額情報(景品交換額情報)等
が伝送される。一方、共通カード販売会社12の集中管
理コンピュータ13からは、遊技場1,11において販
売された共通カード金額の合計と遊技場1、11で共通
カードが使用された使用金額合計との差額情報がデータ
ベース23に伝送されてくる。
【0033】データベース23で、前記各種伝送されて
きた情報に基づいて、各口座間で図示矢印で示した方向
に金を移動させる。すなわち、共通カード販売会社の口
座Aと各遊技場の口座C,Bとの間で共通カードの販売
金額の合計(カード代金)と共通カード処理機3a,3
bによって使用された共通カードの使用金額合計との差
額だけ金を移動させる。遊技場1,11に設けられてい
る共通カード販売機2を利用して景品カード127によ
り販売された共通カード125の売上合計金額から手数
料を差し引いた金額が景品カード発行会社の口座Fから
各遊技場1,11の口座B,Cに移動する。各遊技場
1,11に設けられている景品処理装置8によって増額
更新された景品カードの増額更新額と各遊技場1,11
が仕入れた特殊景品129の仕入れ代金に対し手数料を
上乗せした金額の合計が各遊技場1,11の口座B,C
から景品カード発行会社19の口座Fに移動する。な
お、実際には、口座FとC,Bとの間では、カード増額
更新額および特殊景品仕入れ代金(手数料上乗せ)と売
上額(手数料差し引く)とが相殺された金額だけが移動
するようになる。さらに、各加盟店14,15での景品
カード127を用いた景品の売上額(景品交換額から手
数料を差し引いた金額が景品カード発行会社19の口座
Fから各加盟店14,15の口座D,Eに移動する。
【0034】また、遊技場1,11においては、遊技者
が共通カード125を使用した場合には、遊技者にサー
ビスとして或る特典が与えられるようになっている。つ
まり、共通カード125を共通カード処理機3a,3b
に挿入して使用した場合には、その使用額に応じたポイ
ントが遊技者所有の消費情報用記録媒体の一例のポイン
トカード200(図6参照),210(図8参照)に加
算更新されるようになっており、そのポイントカード2
00,210のポイント数がたとえば満点になった場合
には、所定額の共通カード125と交換できる等のよう
にポイントカード200、210に所定の付加価値が発
生する。なお、このポイントカードを新規入手するにお
いては、遊技者が遊技場内のカウンタ等で係員から受け
取る。また、共通カード販売機2にポイントカード20
0,210の新規発行機能を持たせてもよい。
【0035】図2は、遊技場の要部および銀行に設けら
れた特殊景品精算機を示す概略構成図である。
【0036】遊技場1に設置されている共通カード販売
機2には、紙幣挿入口32が設けられている。利用者
(遊技者)が紙幣を紙幣挿入口32から挿入することに
よりその挿入された紙幣が紙幣識別器33で識別され、
偽札等の不正な紙幣であった場合には利用者に返却され
るが適正な紙幣であった場合には紙幣収納部34内に取
り込まれる。そして投入紙幣に相当する金額が金額/残
額表示器29により表示され、その表示額の範囲内でカ
ード選択ボタン44を選択操作する。共通カード125
には、たとえば、1000円,2000円,3000
円,5000円,10000円の5種類の金額のカード
があり、カード選択ボタン44を選択して押圧操作する
ことにより前記5種類の共通カード125のうち希望す
る共通カード125を指定することができる。このカー
ド選択ボタン44を押圧することにより、その押圧操作
によって指定された金額の共通カード125を共通カー
ド収納部38から取り出してその取出された共通カード
125が選択指定された金額の共通カード125である
か否かを共通カード処理器37により識別し、選択され
た金額の共通カードであると識別された場合に共通カー
ド排出口36からその共通カード125が払出される。
その後、釣銭がある場合には紙幣払出し装置40が作動
して紙幣払出口39から紙幣が利用者に払出される。な
お図中49は制御部であり、共通カード販売機2を制御
するためのマイクロコンピュータ等から構成されてい
る。
【0037】なお、図中26は販売機番号表示部であ
り、この共通カード販売機2の番号が表示される。また
27は販売中表示器、28は販売中止表示器である、こ
の共通カード販売機2が共通カード125を販売してい
る最中では販売中止表示器28が消灯して販売中表示器
27が点灯表示される。逆にこの共通カード販売機2が
販売中でなかった場合には販売中表示器27が消灯し、
販売中止表示器28が点灯表示される。図中46は投入
紙幣充満表示器であり、紙幣挿入口32から挿入された
紙幣により紙幣収納部34が満杯になりそれ以上紙幣が
挿入できない状態になった場合にこの投入紙幣満杯表示
器46が点灯または点滅表示され、投入紙幣が満杯にな
った旨を遊技場の係員に表示できるように構成されてい
る。47は払出紙幣欠乏表示器であり、紙幣払出装置4
0によって利用者に払出すために貯留している釣銭紙幣
が欠乏した場合にこの払出紙幣欠乏表示器47が点灯ま
たは点滅表示し、その旨を遊技場の係員に報知できるよ
うに構成されている。48は共通カード欠乏表示器であ
り、遊技者に販売するために貯留している共通カード1
25が欠乏した場合にこの共通カード欠乏表示器48が
点灯または点滅表示され、その旨を遊技場の係員に報知
できるように構成されている。
【0038】この共通カード販売機2によって販売され
た共通カード125を使用して利用者がパチンコ遊技を
行なう場合には、遊技場1のパチンコ機設置島50に設
置されている共通カード処理機3aの共通カード挿入口
52に共通カード125を挿入する。この共通カード処
理機3aは、パチンコ機設置島50に複数台設置されて
いる各カード式パチンコ機4に隣接して設けられてお
り、それぞれの隣接するカード式パチンコ機4に対応す
るものである。ゆえに、たとえば図示左側のカード式パ
チンコ機4によって遊技を行ないたい場合には図示左側
のカード式のパチンコ機4に向かって左側に隣接してい
る共通カード処理機3aの共通カード挿入口52に共通
カード125を挿入する必要がある。
【0039】また、遊技者が自己のポイントカード20
0,210にポイントを付してもらいたい場合にはポイ
ントカード200,210をポイントカード挿入/排出
口170に挿入する必要がある。遊技者が共通カード挿
入口52に共通カード125を挿入してポイントカード
を挿入/排出口170にポイントカード200を挿入し
て、カード残額表示器53で表示されている残額の範囲
内でカード式パチンコ機4で使用せんとする金額を使用
額選択ボタン54を操作して指定すれば、その指定され
た金額に対応する持点が持点表示器56に表示されて、
打玉を遊技領域に弾発発射する弾球遊技が可能となる。
そして、共通カード挿入口52から挿入された共通カー
ド125の残額から前記使用額選択ボタン54によって
選択された金額を減算した残金額がカード残額表示器5
3により表示される。
【0040】さらに、使用額選択ボタン54によって選
択された金額に応じたポイントが挿入されたポイントカ
ード200,210に加算更新される。この加算更新
は、ポイントカード処理器171により行なわれる。こ
の使用額選択ボタン54によって指定された使用額とそ
れに応じて加算更新されるポイントとのレートは、ポイ
ント設定部172の設定操作に基づいて決定される。た
とえば、ポイント設定部172を1/500に設定すれ
ば、共通カード125の使用金額が500円で1ポイン
ト加算更新される状態となる。このポイントカード20
0にポイントを加算更新する方法としては、図7に示さ
れたポイントカード200の可視表示部(サーマルマー
ク面)に、そのポイント数だけの星印マーク等のポイン
トマークを新たに記録する。なお、ポイントマークの形
をポイント設定部172により入力設定できるようにし
てもよい。また、ポイントカード210の場合もポイン
ト数が可視表示部(磁気表示面)に数字で可視表示され
る。共通カード125の使用金額が1ポイントに相当す
る額に満たない端数の場合には、その端数金額をポイン
トカード200,210の磁気ストライプ201,21
1のポイント端数領域に加算記録させておき、その加算
記録された端数金額が1ポイント分の金額に達した場合
に初めて可視表示部(サーマルマーク面)202,21
2の表示と磁気ストライプ201,211のポイント数
領域のポイント数を加算更新し、前記磁気ストライプ2
01,211のポイント端数領域の記憶金額から1ポイ
ント分の金額を減額更新するようにする。
【0041】ポイントが加算更新されてポイントカード
挿入/排出口170から排出されたポイントカード20
0,210が、たとえば50ポイントに達して満点にな
った場合には、遊技場内のカウンタ等で所定額の共通カ
ード(1000円カード)と交換できる。なお、共通カ
ード販売機2に、満点となったポイントカード200,
210の精算処理機能をもたせ、その満点となったポイ
ントカード200,210を取り込んで所定額の共通カ
ード(たとえば1000円カード)を排出するように構
成してもよい。また、満点になったポイントカード20
0,210を、ポイントカード挿入/排出口170に挿
入することにより、直接遊技機4,5に使用できるよう
にしてもよい。また、ポイントカード200,210が
満点になったときに磁気ストライプ201,211のフ
ォーマットを共通カード用に書換えるようにし、満点に
なったポイントカード200,210を共通カードとし
て共通カード挿入口52に挿入することにより直接遊技
ができるように構成してもよい。
【0042】一方弾球遊技に伴なって遊技領域に打込ま
れたパチンコ球が入賞する等の所定の遊技状態が発生す
ればその所定の遊技状態の発生に基づいて所定の得点が
遊技者に付与されるのであり、その付与される得点がデ
ィジタル表示用の持点表示器56に加算表示される。こ
のように、カード式パチンコ機4には、遊技状態に応じ
て遊技者に付与される得点を加算記憶する機能を有す
る。一方、前記弾球遊技に用いられるパチンコ球数に相
当する得点が持点表示器56で表示されている得点から
減算されてその減算された後の得点が持点表示器56に
よって表示される。また、持点表示器56により表示さ
れる得点は得点レベル表示器57によりレベル表示され
る。すなわち、この得点レベル表示器57は複数の表示
器をブロック状に積み重ねて構成されており、得点に応
じた数の表示器が点灯してその得点をアナログ的にレベ
ル表示するものである。なお、共通カード処理機3aに
はマイクロコンピュータ等からなる制御部55が設けら
れている。この制御部55により、共通カードの処理ば
かりでなくポイントカードの処理も行なわれる。
【0043】カード式パチンコ機4の上方には景品カー
ド処理装置9aが設けられている。遊技者がカード式パ
チンコ機4に設けられている精算ボタン58を押圧した
場合やカード式パチンコ機4が打止めになった場合に
は、メッセージ表示器74により遊技者所有の景品カー
ド127を挿入する旨のメッセージ表示が行なわれる。
遊技者は、そのメッセージに従って自己が所有する景品
カード127を景品カード挿入/排出口69に挿入する
と、景品カード処理器70によりその挿入された景品カ
ード127の磁気ストライプ128に記録されている記
録情報が読取られる。そして、景品カード処理器70に
より、読取情報に基づいてその挿入された景品カード1
27が適正な景品カードか否かの判断が行なわれ、不適
正な景品カードであった場合にはその原因をメッセージ
表示器74により表示するとともに、挿入された景品カ
ード127の排出を行なう。
【0044】一方、挿入した景品カード127が適正な
カードである旨の判定が行なわれた場合には、その景品
カード127の磁気ストライプ128における残額記録
領域に記録されている残額に対し、現時点における持点
表示器56により表示されている持点に相当する遊技価
値が加算処理され、その加算更新された景品カード12
7が景品カード挿入/排出口69から遊技者側に排出さ
れる。そして、持点表示器56には持点が「0」となっ
た旨の表示が行なわれる。この段階で、遊技の結果遊技
者の所有となった有価価値を景品カード27に蓄えるい
わゆる貯玉が行なわれたことになる。そして、その排出
された景品カード127は、他の遊技機による遊技や景
品交換に使用される。なお、図中72は台番号表示部で
あり、この景品カード処理装置9aに対応するカード式
パチンコ機4の台番号が表示される。73はトラブルボ
タンであり、カード式パチンコ機4に異常が発生した場
合に遊技者によって操作されるものであり、その操作に
応じてスピーカ75により遊技場の係員にトラブルが発
生したことが報知される。
【0045】遊技者は自己の景品カード127に記録さ
れている残額を用いてカード式パチンコ機4により再遊
技を行なう場合には、その景品カード127を景品カー
ド挿入/排出口69に挿入する。すると、挿入された景
品カード127に記録されている記録情報が景品カード
処理器70により読取られ、その景品カード処理器70
により挿入された景品カードの適否が判定される。そし
て、不適正な景品カードであった場合にはその原因がメ
ッセージ表示器74で表示されるとともに、挿入された
景品カード127が排出される。一方、挿入された景品
カード127が適正なカードであった場合には、メッセ
ージ表示器74により暗証番号を入力する旨のメッセー
ジが表示される。遊技者がそのメッセージに従って暗証
番号を暗証番号/再遊技使用額入力キー71により暗証
番号入力すると、その暗証番号の適否が判定され、不適
正な暗証番号であった場合にはメッセージ表示器74で
暗証番号の再入力指示のメッセージが表示される。な
お、暗証番号が不適正であった場合にはその時点で挿入
された景品カードを回収するようにしてもよい。
【0046】一方、入力された暗証番号が適正な番号で
あった場合には、メッセージ表示器74で挿入された景
品カードに記録されている残額が表示され、遊技者はそ
の残額の範囲内で再遊技使用額を暗証番号/再遊技使用
額入力キー71から入力する。この暗証番号/再遊技使
用額入力キー71には、確認キーも含まれており、遊技
者が暗証番号/再遊技使用額入力キー71により確認キ
ー操作を行なえば、前記使用額+手数料が残額を越えて
いる場合には、メッセージ表示器74で再入力を行なう
旨のメッセージが表示される。使用額+手数料が残額以
下の場合には、使用額(得点)を得点表示器56より表
示し、残額−(使用額+手数料)の値をメッセージ表示
器74で表示する。そして、景品カードの残額から(使
用額+手数料)を減算処理し、景品カード127の残額
をその減算処理された後の値に更新して景品カード挿入
/排出口69からその景品カード127を遊技者側に排
出する。なお、この際に景品カード127を排出するこ
となく装置内に保持したままの状態にしてもよい。な
お、この手数料(%)は、景品カード処理装置9に固定
的に記憶させておいてもよく、また、変更設定スイッチ
等を設けて遊技場の係員が手数料(%)を変更設定でき
るようにしてもよい。
【0047】遊技者がスロットマシン設置島51に設置
されているカード式スロットマシン5により遊技を行な
う場合も、前述と同様に共通カード販売機2によって販
売された共通カード125を共通カード処理機3bの共
通カード挿入口52に挿入する。そして前述と同様に、
カード残額表示器53に表示されている残額の範囲内で
遊技者が使用額選択ボタン54を選択操作すると、その
選択された使用額に相当する持点が持点表示器60によ
り表示され、この持点表示器60により表示されている
持点の範囲内で遊技が可能となる。遊技者は、まず持点
使用ボタン62を押圧操作してカード式スロットマシン
5による1回の遊技に使用する持点(賭点)を設定入力
し、次にスタートボタン63を押圧操作する。すると、
リールが回転を開始し、次に遊技者が複数のリールのそ
れぞれに対応して設けられているストップボタン64を
押圧操作することにより、それぞれのストップボタンに
対応するリールの回転が停止される。そして横3本と斜
め対角線上に2本とからなる合計5本の当りライン上に
おいて、停止時のリールによって表示される識別情報の
組合せが予め定められた特定の識別情報の組合せになれ
ば、所定の得点が加算記憶されて持点表示器60により
加算表示されたり、あるいは、以降のゲームにおいて高
確率で得点が与えられるボーナスゲームが発生したりす
る。このボーナスゲームを行なうことが可能な残り回数
がボーナスゲーム残回数表示器65により表示される。
図中66は払出点数表示器であり、1回のゲームの結果
遊技者に付与される得点がこの払出点数表示器66によ
り表示される。
【0048】また、遊技者がカード式スロットマシン5
により遊技を行なうべく共通カード125を使用し、そ
の使用金額に応じたポイントを自己のポイントカード2
00,210に加算記憶してもらいたい場合は、前述し
たカード式パチンコ機4の場合と同様に、ポイントカー
ド挿入/排出口170にポイントカード200,210
を挿入することにより可能となる。
【0049】カード式スロットマシン5の上方にも、カ
ード式パチンコ機4と同様に景品カード処理装置9bが
設けられており、この景品カード処理装置9bにも、景
品カード挿入/排出口69,景品カード処理器70,暗
証番号/再遊技使用額入力キー71,台番号表示部7
2,トラブルボタン73,メッセージ表示器74,スピ
ーカ75が設けられている。そして、前記カード式パチ
ンコ機4について説明したのと同様に、遊技者所有の景
品カード127を景品カード挿入/排出口69に挿入し
て、その景品カードに記録されている残額を使用してカ
ード式スロットマシン5により遊技が可能となる。この
景品カード127を使用したカード式スロットマシン5
の遊技は、前記カード式パチンコ機4の場合とまったく
同様であるために、ここでの説明の繰返しは省略する。
【0050】前記景品カード処理装置9a,9bは、ホ
ール用管理コンピュータ10に持続されているととも
に、ターミナルボックス7を介して景品カード発行会社
19の集中管理コンピュータ20に接続され、景品カー
ド127に貯玉した場合や景品カード127を用いての
遊技が行なわれた場合に、その貯玉額や遊技に使用した
使用額がホール用管理コンピュータ10や景品カード発
行会社19の集中管理コンピュータ20に送信される。
【0051】なお、共通カード処理機3a,3bと遊技
機4,5とを一体に構成するようにしてもよい。また、
遊技機4,5と景品カード処理装置9a,9bとを一体
に構成するようにしてもよい。前記共通カード処理機3
a,3bにより、前記有価価値記録媒体の記録情報によ
り特定された有価価値を使用して前記遊技機による遊技
を可能にする遊技使用可能化手段が構成されている。こ
の遊技使用可能化手段は、前記遊技機に対応して設けら
れ、前記有価価値記録媒体の記録情報を読取り、該読取
情報に基づいて特定される前記有価価値を前記対応する
遊技機により遊技を行なうために直接使用できるように
構成されている。なお、共通カード処理機3a,3b
は、遊技機4,5に対応して設けられていれば、遊技機
2台に対し共通カード処理機を1台設けて共通カード挿
入/排出口を2口設けるようにしてもよい。
【0052】前記カード式パチンコ機4やカード式スロ
ットマシン5により遊技を行なった結果遊技者の所有と
なった有価価値が蓄えられた景品カード127は、遊技
者によって景品処理装置8の景品カード挿入/排出口7
9に挿入される。その挿入された景品カードに記録され
ている有価価値が景品カード処理器80により読取られ
その読取った有価価値が持点表示器94により表示され
る。この景品処理装置8では、後述するように景品カー
ド127を新規発行したりその読取った有価価値の範囲
内で一般景品レシートや特殊景品128を払出したりす
る。
【0053】景品処理装置8により新規景品カード12
7を払出す場合には、遊技者に規定の用紙に住所,氏
名,電話番号等の必要事項を手書きで記入してもらい、
その記入用紙を記入用紙投入口82に投入してもらう。
記入用紙投入口82に投入された記入用紙は、たとえば
OCR等からなる文字読取装置83により読取られ、そ
の後記入用紙が用紙収納部84に収納される。文字読取
装置83で読取った結果識別可能と判断されれば可能な
旨の表示をメッセージ表示器96により表示し、識別不
可能であった場合には不能原因をメッセージ表示器96
により表示する。そして、識別可能であった場合には、
景品カード登録キー85を押圧操作する旨の表示をメッ
セージ表示器96により表示し、景品カード登録キー8
5を遊技者が押圧操作すれば、景品カード収納部81に
収納されている景品カードを1枚取り出して景品カード
処理器80により識別すると共に必要な情報をその景品
カード127に書込んで景品カード挿入/排出口79か
らその景品カード127を排出する。
【0054】次に、特殊景品128を払出す場合には、
まず遊技者が景品カード127を景品カード挿入/排出
口79に挿入する。すると、暗証番号をテンキー95か
ら入力する旨の指示がメッセージ表示器96で表示さ
れ、遊技者はそれに従って暗証番号をテンキー95から
入力する。その入力された暗証番号が不適正なものであ
った場合には再入力の指示がメッセージ表示器96で表
示される。その場合は挿入された景品カード127を機
内に回収してもよい。一方、入力された暗証番号が適正
なものであった場合には、挿入された景品カード127
の残額が持点表示器94により表示される。次に、特殊
景品払出キー97,一般景品交換用のレシート払出キー
98,景品番号指定キー100のいずれかを選択して押
圧操作する旨の指示がメッセージ表示器96により表示
される。
【0055】遊技者が特殊景品の払出しを希望する場合
には特殊景品払出キー97を押圧操作する。すると、テ
ンキー95により交換額を入力する旨の指示がメッセー
ジ表示器96により表示され、遊技者は、その指示に従
ってテンキー95により特殊景品の交換額を入力する。
次に、確認キー102を押圧操作する旨の指示がメッセ
ージ表示器96により表示され、遊技者はその指示に従
って確認キー102を押圧操作する。すると、テンキー
95で入力された金額に相当する特殊景品128が特殊
景品収納部88から取出されて特殊景品払出装置87よ
り特殊景品払出口86から遊技者側に払出される。その
後、レシート発行装置93により取引内容を記録したレ
シートが印字されてレシート発行口92から遊技者側に
払出される。
【0056】次に、遊技者が一般景品交換用の一般景品
用レシートの払出を希望する場合には、前述したメッセ
ージ表示器96により各操作キー97,98,100の
いずれかを選択操作する旨の指示が表示された段階で、
遊技者が一般景品用のレシート払出キー98を押圧操作
する。すると、テンキー95により一般景品用レシート
の交換額を入力する旨の表示がメッセージ表示器96に
より表示され、遊技者がテンキー95により希望する一
般景品用レシートの交換額を入力する。次に、確認キー
102を押圧する旨の表示がメッセージ表示器96によ
り表示され、遊技者が確認キー102を押圧操作するこ
とにより、レシート発行装置93から一般景品用レシー
トが印字されてレシート発行口92から払出される。そ
して、前述と同様に取引内容を記録したレシートが発行
される。
【0057】次に、利用者が自己の景品カード127を
使用して遊技場のカウンタ等に備えられている景品カー
ドを見てカタログに記載されている景品を入手したい場
合には、前述した各種操作キー97,98,100のい
ずれかを選択操作する旨の指示がメッセージ表示器96
で表示された段階で、遊技者が景品番号指定キー100
を押圧操作する。次に、景品番号をテンキー95から入
力する旨の指示がメッセージ表示器96で表示され、遊
技者は、カタログ等を見て予め決めている希望の景品の
景品番号をテンキー95から入力する。すると、景品個
数指定キー101を押圧操作する旨の指示がメッセージ
表示器96で表示され、遊技者はそれに従って景品個数
指定キー101を押圧操作する。次に、希望する景品個
数をテンキー95から入力する旨の指示がメッセージ表
示器96により表示され、遊技者は自己の希望する景品
個数をテンキー95から入力する。次に、確認キー10
2を押圧操作する旨の指示がメッセージ表示器96で表
示され、遊技者がそれに従って確認キー102を押圧操
作することにより、カタログを利用した景品交換操作が
終了する。
【0058】次に、前述した特殊景品の払出操作,一般
景品用レシートの払出操作,カタログ利用者の景品交換
の操作を行なって確認キーを押圧操作した段階で、持点
表示器94により表示されている残額を越える額が前記
テンキー95から入力されていた場合には、再入力の指
示がメッセージ表示器96で表示される。一方、テンキ
ー95で入力された額が持点表示器94で表示されてい
る残額以下であった場合にはそのテンキー95によって
入力された額を減額更新した新たな残額が持点表示器9
4で表示され、さらに、各種操作キー97,98,10
0,103のいずれかの押圧操作をする旨の指示がメッ
セージ表示器96で表示される。利用者が特殊景品払出
キー97,一般景品用のレシート払出器98,景品番号
指定キー100を押圧操作した場合には、前述した所定
の操作を行なうことにより再度特殊景品の払出し,一般
景品用レシートの払出し,カタログを利用した景品交換
が行なわれる。この特殊景品の払出し,一般景品用レシ
ートの払出し,カタログを利用した景品交換は、持点表
示器94により表示されている残額が残っている限り繰
返し行なうことができる。一方、利用者が自己の景品カ
ード127に記録されている残額を使用して前述した特
殊景品の払出し,一般景品用レシートの払出し,カタロ
グを利用した景品交換を行なって、取引終了キー103
を押圧操作すれば、特殊景品の払出し,一般景品用レシ
ートの払出し,カタログを利用した景品交換に要した額
だけ景品カード127に記録されている残額が減額更新
される。この減額更新は景品カード処理器80により行
なわれる。そして最終的に前述と同様にレシートが発行
される。
【0059】この景品処理装置8はターミナルボックス
7を介して前述した景品カード発行会社19の集中管理
コンピュータ20に接続されており、前述した景品カー
ド127の新規発行時に入力された利用者の住所,氏
名,電話番号等の必要事項に関する情報が景品カード発
行会社19の集中管理コンピュータ20に伝送される。
さらに、前述したテンキー95から入力された景品番号
や景品個数ならびに投入された景品カード127のカー
ドナンバー等がこのターミナルボックス7を介して景品
カード発行会社19の集中管理コンピュータ20に伝送
される。集中管理コンピュータ20では、伝送されてき
た利用者の住所,氏名,電話番号等の必要事項をその利
用者が所持している景品カード127の番号と対応させ
て記憶しており、景品カード127のカード番号が伝送
されてくればそのカード番号からその景品カード127
の所持者の住所,氏名,電話番号等の必要事項を割り出
し、その利用者の住所に近い加盟店の加盟店用管理コン
ピュータに景品番号とその個数情報ならびに景品の送り
先である利用者の住所,氏名,電話番号等が送信され
る。そして、後日その加盟店から利用者の希望する景品
が希望する個数だけ利用者に配達される。なお、図中1
04は景品処理装置8を制御するためのマイクロコンピ
ュータ等からなる制御部である。また、76は装置番号
表示部、77は作動中である旨を表示する作動中表示
器、78は作動を中止している旨を表示する作動中止表
示器である。
【0060】図中10はホール用管理コンピュータであ
り、景品処理装置8,共通カード販売機2,カード式パ
チンコ機4,カード式スロットマシン5,カード処理機
3a,3b,持点カード処理器9a,9bと接続されて
いる。図中105はキーボードであり、106はCRT
ディスプレイであり、107はプリンターである。ま
た、前記共通カード処理機3a,3bはターミナルボッ
クス6を介して共通カード発行会社12の集中管理コン
ピュータ13に接続されている。
【0061】景品処理装置8から払出された特殊景品を
現金に交換したい場合には、利用者は特殊景品128を
銀行21にまで持参し、銀行21に設置されている特殊
景品精算機24の特殊景品投入口114から特殊景品1
28を投入する。すると、投入された特殊景品128に
見合った金額が精算額表示器123により表示され、利
用者が確認キー122を押圧操作すれば、紙幣払出装置
112が作動して紙幣収納部113内の紙幣が紙幣払出
口111から利用者に払出されると共に、必要に応じて
硬貨払出装置118が作動して硬貨収納部119内の硬
貨が硬貨払出口117から利用者に払出される。その払
出される紙幣や硬貨からなる貨幣の金額は精算額表示器
123により表示された金額に一致するように制御され
る。その後レシート発行装置121が作動して所定事項
が印刷されたレシートがレシート発行口120から利用
者に発行される。なお図中124はマイクロコンピュー
タ等からなる制御部である。また108は精算機番号表
示部で、109は作動中表示器、110は作動中止表示
器である。また、この特殊景品精算機24がターミナル
ボックス20を介して景品カード発行会社の集中管理コ
ンピュータ20に接続されており、特殊景品128の景
品カード発行会社19への入庫数が集中管理コンピュー
タ20に伝送されるようになっている。
【0062】図3は、共通カードに記録されている記録
情報を説明するための説明図である。
【0063】共通カード125の磁気ストライプ126
には、共通カード125の番号であるカード番号,残額
情報,カードセキュリティを向上させるためのセキュリ
ティコード等が記録されている。
【0064】図4は、景品カードに記録されている記録
情報を説明するための説明図である。
【0065】景品カード127の磁気ストライプ128
には、この景品カード127の使用有効期限を特定する
ためのカード有効期限,景品カード127の番号である
カード番号,残額(残景品金額),景品カード127の
セキュリティを向上させるためのセキュリティコード等
が記録されている。
【0066】図5は、特殊景品を示す正面図である。特
殊景品129はプレート状の樹脂の一部に磁気ストライ
プ130が形成された磁気カードで構成されている。こ
の磁気ストライプ130には、この特殊景品129が発
行された番号である発行番号,この特殊景品129のセ
キュリティを向上させるためのセキュリティコード等が
記録されている。さらに、特殊景品129の一部には、
その特殊景品129の景品価値に見合った値打を有する
金のチップ131が組込まれている。
【0067】図6は、ポイントカードに記録されている
記録情報を説明するための説明図である。
【0068】ポイントカード200の磁気ストライプ2
01には、このポイントカード200の使用有効期限を
特定するためのカード有効期限,ポイントカード200
の番号であるカード番号,遊技店コード,ポイント数,
ポイント端数,ポイントカード200のセキュリティを
向上させるためのセキュリティコード等が記録されてい
る。なお、遊技店コードとは、このポイントカード20
0が使用可能な遊技店を特定する情報である。ポイント
端数とは、前述したように、1ポイントに満たない端数
額のことである。
【0069】図7は、ポイントカード200の可視表示
部を示す正面図である。ポイントカード200の裏面側
には可視表示部(サーマルマーク面)202が形成され
ており、ポイント数が1ポイント増えるごとにこの可視
表示部(サーマルマーク面)に星印からなるサーマルマ
ークが1つずつ記録される。また、ポイントカード20
0の磁気ストライプ201のポイント数を記録する領域
にも、この可視表示部202と同数のポイントが記録さ
れることになる。
【0070】図8は、ポイントカードの他の例を示す正
面図である。このポイントカード210は、その裏面に
磁性層が形成されており、その磁性層には、ポイント数
をドットマトリックスで表わす情報が記録される表示用
磁気トラック213が形成される。そしてその表示用磁
気トラック213が形成された箇所の表面側には、可視
表示部(磁気表示面)が形成されている。この可視表示
部212内には鉄粉が封入されており、その鉄粉がこぼ
れないように表面側を透明プレートで覆っている。そし
てこの可視表示部212の裏面側の表示用磁気トラック
213は容易に磁化されるように構成されており、その
磁化された部分にのみ封入された鉄粉が付着してその付
着した鉄粉により可視表示できるように構成されてい
る。そして、このポイントカード210の現時点におけ
るポイント数を表示するように表示用磁気トラック21
3が磁化され、その磁化された部分にのみ鉄粉が付着し
て現時点におけるポイント数が可視表示部212により
表示される。このポイントカード210の裏面側下方部
分には、磁気ストライプ211が形成されており、前述
のポイントカードと同様に、カード有効期限,カード番
号,遊技店コード,ポイント数,ポイント端数,セキュ
リティコード等が記録される。
【0071】第2実施の形態 次に、本発明の第2実施の形態を図9に基づいて説明す
る。図9は、第1実施の形態における図2に対応するも
のであり、図2に示された各種装置や部品と同じものに
ついては共通の参照番号を付し、図2と共通する部分に
ついてはここでは説明の繰返しを省略する。
【0072】第1実施の形態の場合には、共通カード1
25の使用時にポイントカード200,210にポイン
トを加算記録するようにしたが、この第2実施の形態に
おいては、遊技者が共通カード125を購入したときに
その購入金額に相当するポイントをポイントカード20
0,210に加算記憶するものである。以下具体的に説
明する。
【0073】共通カード販売機2の紙幣挿入口32に遊
技者が紙幣を挿入すると、その挿入紙幣が紙幣識別器3
3で識別され、挿入紙幣が適正な紙幣であった場合には
その挿入紙幣の金額が金額表示器29で表示される。遊
技者は、その金額表示器29で表示された金額の範囲内
で希望する額の共通カード125を購入すべくカード選
択ボタン44を押圧操作して購入したい金額のカードを
選択する。すると、共通カード排出口36から共通カー
ド125が排出される。そして、遊技者が手持ちのポイ
ントカード200に共通カードの購入金額に相当するポ
イントを記録してもらいたい場合には、ポイントカード
挿入/排出口180に自己のポイントカード200を挿
入する。一方、遊技者がポイントカードを持っていない
場合には、新規発行ボタン183を押圧操作してポイン
トカード収納部182内のポイントカードを1枚取出し
て新規に発行してもらう。挿入されたポイントカードま
たは新規に発行されるポイントカードに対し、前記共通
カード125の購入金額に応じたポイントが加算記録さ
れて遊技者に排出される。このポイントの加算記録はポ
イントカード処理器181により行なわれる。この購入
額に対し付与されるポイントのレートは、第1実施の形
態と同様に、ポイント設定部184の設定操作に基づい
て決定される。このポイント設定部184により設定さ
れたレートはポイント表示器185により表示される。
また、1ポイントに満たない端数額は、第1実施の形態
と同様に、ポイントカード200,210の磁気ストラ
イプ201,211のポイント端数領域に記録されて処
理される。そして、挿入されたポイントカードのポイン
トが満点になった時点で、所定額(たとえば1000
円)の共通カード125が自動的に共通カード販売機2
から排出され、ポイントカード200,210が機内に
取り込まれる。また、満点を超える場合には、超えた分
については新しいポイントカードに書込まれて排出され
る。なお、ポイントカード200,210を機内に取込
む代わりに、精算処理をして遊技者側に返却してもよ
い。さらに、満点となったポイントカード200,21
0を遊技者に排出し、その満点のポイントカード20
0,210を遊技場のカウンタ等において所定額の共通
カードと交換するようにしてもよい。
【0074】さらに、満点になったポイントカード20
0,210を使って抽選ゲームを行なわせ、その結果に
応じて付加価値の大きさを決めるようにしてもよい。
【0075】第1,第2実施の形態とも、共通カードの
使用により所定点数を遊技者の得点に加算するようにし
たが、実際にパチンコ玉やコイン等の遊技媒体を遊技者
に払出し、その払出された遊技媒体を使用して遊技を行
なわせるようにしてもよい。また、遊技媒体の貸出しに
際し、共通カードに加えて、貨幣の投入により貸出しを
受けられるようにしてもよい。さらに、共通カード12
5の購入時と使用時との両方でポイントカードに加算記
録してもよい。
【0076】次に、本発明の別実施の形態を説明する。 (1) 景品カードに貯玉された有価価値を再遊技に使
用する際に所定の制限を設けるようにしてもよい。たと
えば、貯玉した遊技場においてのみ再遊技に使用可能と
して顧客の固定化を図ったり、貯玉した遊技場とその系
列店においてのみ再遊技に使用可能としたり、さらに
は、貯玉した遊技場の属する所定の地域内においてのみ
再遊技に使用可能とする。なお、貯玉の再遊技にこのよ
うな制限を設ける場合には、景品カード127の磁気ス
トライプ128に貯玉を行なった遊技場のコードを記録
し、その景品カード127の使用時にチェックできるよ
うにする必要がある。景品カード127の磁気ストライ
プ128に、さらに再遊技可能残額を記録し、この再遊
技可能残額がたとえば最新の貯玉の内容に書換更新され
るように構成してもよい。この遊技店コードとその遊技
店コードに相当する遊技場等において再遊技が可能な再
遊技可能残額との組合せを磁気ストライプ128に複数
組記録させ、貯玉を行なった複数の遊技場で再遊技でき
るようにしてもよい。
【0077】(2) 景品カードを再遊技に使用する際
の前述した手数料をなくしてもよい。また、この手数料
を景品カード127の磁気ストライプ128に記録する
ようにしてもよい。景品カード127の磁気ストライプ
128に、遊技店コードを記録する領域を設け、再遊技
可能残額分の貯玉が行なわれた遊技店のコードすなわち
手数料を設定した遊技店のコードを記録してもよい。こ
のようにすれば、他店で再遊技する場合の手数料を順当
なものにすることができる。また、手数料を貯玉が行な
われた遊技店の利益とすることも可能であるので、手数
料を遊技店が決めかつ再遊技が可能な遊技店に特に制限
を設けない場合にも、各遊技店の手数料収入を順当なも
のにすることができる。
【0078】(3) 貯玉を使用して再遊技を行なう際
に、必要に応じてある遊技場において1日に使用できる
貯玉の使用額に上限を設けてもよい。
【0079】(4) 各カード125,127,20
0,210において、カード番号,セキュリティコード
以外の一部または全部の情報をホール別売上集中管理コ
ンピュータ13や加盟店別売上・ホール別景品交換集中
管理コンピュータ20あるいはホール用管理コンピュー
タ10に記憶させ、前記各カードの使用時にそのカード
に記録されている情報と前記管理コンピュータ13,2
0,10に記憶されているカード情報とを照合していわ
ゆる背番号管理を行なってもよい。
【0080】(5) 特殊景品129を用いることな
く、景品カード127の有する有価価値(残額)を直接
現金化できるようにしてもよい。
【0081】(6) 景品処理装置8を、前述した特殊
景品払出機能,一般景品用レシート払出機能,貯玉機能
(第2実施の形態の場合),カタログを利用した景品交
換機能等の各機能毎に複数の装置に分けて構成してもよ
い。また、景品処理装置8の操作を遊技店の店員に行な
わせるようにしてもよい。
【0082】(7) 共通カード販売機2を銀行21の
データベース23とオンラインで接続し、キャッシュカ
ードを使用してその共通カード販売機2から共通カード
125が購入できるようにしてもよい。つまり、キャッ
シュカードを共通カード販売機2に挿入することによ
り、そのキャッシュカードに記録されている記録情報に
基づいて銀行21内におけるそのキャッシュカードの使
用者の口座を呼出し、その口座内の預金の一部を引落し
てその引落し額を使用して共通カード販売機2から共通
カード125を購入するようにしてもよい。
【0083】(8) 景品カード127をたとえばIC
カード化して、景品カード127に共通カードの機能と
ポイントカードの機能を持たせるようにしてもよい。す
なわち、共通カード販売機2に残額更新機能を持たせ
て、景品カード挿入口42に景品カード127を挿入
し、紙幣挿入口32に紙幣を挿入することにより、景品
カード127の残額を加算更新するようにし、また、景
品カード127をポイントカード挿入/排出口170,
180に挿入し、景品カード127の残額の使用時や残
額の前記加算更新時にポイント数を景品カード127に
加算記憶してもよい。
【0084】(9) 共通カード処理機37に景品カー
ドを処理する機能を設けてもよい。その場合に、カード
挿入/排出口を、共通カードの挿入/排出口と共通にし
てもよいし、別途設けてもよい。
【0085】(10) ポイントカードによる遊技者へ
のサービスに対する負担については、各遊技場が負担す
るようにしてもよいし、共通カード発行会社が負担する
ようにしてもよい。
【0086】前記共通カード処理器37により、遊技場
に設置され、遊技場内で使用される記録媒体の処理を行
なう記録媒体処理装置が構成されている。前述したよう
に、この記録媒体処理装置は、前記記録媒体に対し使用
範囲を異ならせるための処理を行なう機能(共通カード
を処理(発行)する機能と景品カードを処理(発行)す
る機能)を備えるとともに、前記処理が行なわれた結果
使用対象範囲が異なる記録媒体(共通カード125,景
品カード127)を共通の排出箇所(カード挿入/排出
口)から排出可能に構成されている。
【0087】また前記記録媒体処理装置は、異なる種類
の記録媒体(共通カード125,景品カード127)そ
れぞれに応じた所定の処理を行なう機能(共通カードを
処理する機能と景品カードを処理する機能)を備えると
ともに、前記異なる種類の記録媒体を共通の記録媒体挿
入口(カード挿入/排出口)から挿入可能に構成されて
いる。
【0088】前記記録媒体挿入口(カード挿入/排出
口)は、記録媒体の排出も可能である。
【0089】前記共通カード収納部38,共通カード処
理器37,共通カード排出口36により、遊技者の支払
代金の対価としての価値であって遊技機による遊技に使
用可能な遊技用有価価値が特定可能な情報が記録された
第1の記録媒体(共通カード125)を発行する記録媒
体発行手段が構成されている。そして、前述した共通カ
ードの機能を持たせた景品カード127に対し投入紙幣
に相当する価値を加算更新する残額更新機能により、遊
技機による遊技の結果遊技者の所有となった遊技結果価
値と前記遊技用有価価値とを特定可能な情報が記録され
た第2の記録媒体(共通カード機能を持たせた景品カー
ド127)を受付け、所定の入金操作を行なうことによ
り前記受付けた第2の記録媒体により特定される遊技用
有価価値(残額)を加算更新する処理が可能な価値加算
更新機能が構成されている。
【0090】また前述した、景品カード127に共通カ
ードの機能とポイントカードの機能とを持たせ、景品カ
ード127にポイント数を加算記憶させる機能により、
前記受付けた第2の記録媒体により、遊技場が遊技者に
サービスを付与するためのポイントを特定可能にするた
めの処理を行なうポイント処理機能が構成されている。
【0091】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、記録
媒体に対し使用対象範囲を異ならせるための処理を行な
った結果使用対象範囲が異なる記録媒体が1つの記録媒
体処理装置から排出されるために、遊技者が記録媒体の
使用対象範囲毎に記録媒体処理装置を選別しなければな
らない手間が防止でき、遊技者の利便性が向上する。し
かも、使用対象範囲の異なる記録媒体が共通の排出箇所
から排出されるために、記録媒体の使用対象範囲に応じ
て排出される箇所が異なることに伴う遊技者の戸惑いも
防止でき、遊技者の利便性がさらに一層向上する。
【0092】請求項2に記載の本発明によれば、異なる
種類の記録媒体が1つの記録媒体処理装置に挿入されて
異なる種類の記録媒体それぞれに応じた所定の処理が行
なわれるために、記録媒体の種類に応じて遊技者が記録
媒体処理装置を選別しなければならない不都合が防止で
き、遊技者の手間が省けて遊技者の利便性が向上する。
しかも、記録媒体の種類に応じて記録媒体挿入口が異な
った場合には、記録媒体の種類に応じて遊技者が記録媒
体挿入口を選別しなければならないが、共通の記録媒体
挿入排出口に複数種類の記録媒体を挿入すれば事足りる
ために、挿入箇所の選別も不要となり、遊技者の利便性
がより一層向上する。
【0093】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
2に記載の発明の効果に加えて、共通の記録媒体挿入口
から記録媒体が排出可能であるために、記録媒体の挿入
および排出が一箇所に集約され、たとえば遊技者が間違
えて記録媒体排出口に記録媒体を挿入してしまう不都合
を防止できる。しかも、排出の必要のある記録媒体は記
録媒体挿入箇所と同じ箇所から排出されるために、遊技
者はその一箇所だけで記録媒体の挿入,受取りができ、
使い勝手がよくなる。
【0094】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
2または請求項3に記載の発明の効果に加えて、遊技者
の支払代金の対価としての価値であって遊技機による遊
技に使用可能な遊技用有価価値が特定可能な情報が記録
された第1の記録媒体が発行されるばかりでなく、遊技
結果価値と前記遊技用有価価値とを特定可能な情報が記
録された第2の記録媒体を受付けて入金操作によりその
第2の記録媒体により特定される遊技用有価価値を加算
更新する処理機能も有するために、より一層汎用性のあ
る記録媒体処理装置となり、遊技者の利便性がより一層
向上する。
【0095】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
4に記載の発明の効果に加えて、前記受付けられた第2
の記録媒体により、遊技場が遊技者にサービスを付与す
るためのポイントを特定可能にするための処理が行なわ
れるために、遊技場側において、その第2の記録媒体に
よって特定されたポイントを参考にしてその第2の記録
媒体を所有している遊技者に所定のサービスを付与して
よいか否かの判断を行なうことが容易になり、遊技者に
所定のサービスを付与してその遊技者を固定客化するこ
とが容易に実行可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る遊技用設備装置の一例の概略を
示すシステムブロック図である。
【図2】 遊技場の要部を示す構成図である。
【図3】 共通カードに記録される情報を説明するため
の説明図である。
【図4】 景品カードに記録される情報を説明するため
の説明図である。
【図5】 特殊景品を示す正面図である。
【図6】 ポイントカードに記録される情報を説明する
ための説明図である。
【図7】 ポイントカードの可視表示部(サーマルマー
ク面)を示す正面図である。
【図8】 ポイントカードの他の例を示す正面図であ
る。
【図9】 第2実施の形態における遊技場の要部を示す
構成図である。
【符号の説明】
1は遊技場、2は共通カード販売機、3a,3bはカー
ド処理機、4はカード式パチンコ遊技機、5はカード式
スロットマシン、8は景品処理装置、200,210は
ポイントカード、125は共通カード、52は共通カー
ド挿入口、170,180はポイントカード挿入/排出
口、54は使用額選択ボタン、172,184はポイン
ト設定部、44はカード選択ボタンである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場に設置され、遊技場内で使用され
    る記録媒体の処理を行なう記録媒体処理装置であって、 前記記録媒体に対して使用対象範囲を異ならせるための
    処理を行なう機能を備えるとともに、前記処理が行なわ
    れた結果使用対象範囲が異なる記録媒体を共通の排出箇
    所から排出可能に構成されていることを特徴とする、記
    録媒体処理装置。
  2. 【請求項2】 遊技場に設置され、遊技場内で使用され
    る記録媒体の処理を行なう記録媒体処理装置であって、 異なる種類の記録媒体それぞれに応じた所定の処理を行
    なう機能を備えるとともに、前記異なる種類の記録媒体
    を共通の記録媒体挿入口から挿可能にしたことを特徴と
    する、記録媒体処理装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体挿入口は、記録媒体の排出
    も可能であることを特徴とする、請求項2に記載の記録
    媒体処理装置。
  4. 【請求項4】 遊技者の支払代金の対価としての価値で
    あって遊技機による遊技に使用可能な遊技用有価価値が
    特定可能な情報が記録された第1の記録媒体を発行する
    記録媒体発行手段を含み、 遊技機による遊技の結果遊技者の所有となった遊技結果
    価値と前記遊技用有価価値とを特定可能な情報が記録さ
    れた第2の記録媒体を受付け、所定の入金操作を行なう
    ことにより前記受付けた第2の記録媒体により特定され
    る遊技用有価価値を加算更新する処理が可能な価値加算
    更新機能を備えたことを特徴とする、請求項2または請
    求項3に記載の記録媒体処理装置。
  5. 【請求項5】 前記受付けた第2の記録媒体により、遊
    技場が遊技者にサービスを付与するためのポイントを特
    定可能にするための処理を行なうポイント処理機能をさ
    らに備えたことを特徴とする、請求項4に記載の記録媒
    体処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001331874A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Anritsu Corp ポイントカードシステム
JP2009226120A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Daikoku Denki Co Ltd 遊技場用管理システム

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