JP2006323775A - 統合集計プログラム、データ変換プログラム、集計装置、及び発券・払戻システム - Google Patents

統合集計プログラム、データ変換プログラム、集計装置、及び発券・払戻システム Download PDF

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Abstract

【課題】任意の発券機から購入した投票券を任意の払戻窓口で、機械払いと同様の高いセキュリティレベルで払戻しできるようにすることを目的としている。
【解決手段】
公営競技場毎に設置される発券・払戻システムに新たに中継機を置いて、中継機は発券機メーカ固有の投票情報、券面情報、払戻情報、的中情報を標準の投票情報、券面情報、払戻情報、的中情報に相互変換し、従来は公営競技場毎に設置されていた集計装置を標準の投票情報、券面情報、払戻情報、的中情報をインタフェースとする集計装置に統合し、発券機、払戻機は発券機メーカ固有の投票情報、払戻情報を中継機を経由して統合された集計装置に送信すると、統合された集計装置は標準の券面情報、的中情報を中継機を経由して発券機、払戻機に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は公営競技の投票券の払戻しに関し、特に投票券情報を一括管理することにより任意の発券機から発券された投票券を、任意の払戻窓口で機械払いと同様の高いセキュリティレベルで払戻しを可能とする技術に関するものである。
図7は、従来の公営競技における一般的な投票券の発券・払戻処理の流れが図示してある。公営競技の投票券は、投票券を発行する発券機を製造するメーカにより印字デザイン、券面を一意に特定する方式が異なるため、投票券DBには互換性がなく例えば異メーカ同士の集計装置A20と集計装置B30間におけるデータ連携は行われていない。このため、的中投票券の払戻しは例えばA場2の発券機A22で購入した投票券A7は、特定場所にある払戻機A23でのみ機械払いができ、払戻機B33のような特定場所以外では機械払いができないため、係員の券面目視による払戻しが行われていた。
前記特定場所とは、発券機メーカと払戻機メーカが同一メーカであること、かつ払戻機が券面を一意に特定する情報を保持する装置(以下、集計装置)に接続されていることが条件となるため、地方公営競技の場合には特に場所が限定される。また、係員の券面目視による払戻しでは、人の判断に基づく作業となるため投票券のセキュリティレベルの低下が否めず、過誤払い・偽造券による払戻しといった業務的な事故も少なくない。その上、機械払いと比較すると窓口での接客時間が長くなり、利用者にとっても利便性の低いものであった。
上記のように発券機から購入した投票券は、特定場所にある払戻機でしか機械払いができない問題に対しては、例えば、公営競技で発行される各種投票券に対する払い戻しを他の競技場で受けることができるようにするために、「それぞれ互いに異なる種別の投票券を投票者へ発行する複数の発券機と、前記投票券の前記種別に応じて複数設けられ、前記投票券に記載された券面情報を読み取り、当該投票券を特定する投票券特定情報を前記投票者が保持する投票券共通記録媒体に記録する特定情報記録機と、複数の前記種別の前記投票券に対応した的中投票券情報を一元管理する相互払戻センタと、前記投票券共通記録媒体から前記投票券特定情報を読み取り、任意の前記種別の前記投票券に対応して当該投票券が的中している場合に払戻金を前記投票者へ支払う払戻機とを有し、前記払戻機は、前記投票券共通記録媒体から読み取った前記投票券特定情報を前記相互払戻センタへ送信し、前記相互払戻センタは、前記払戻機から送信された当該投票券特定情報に基づいて的中判断を行い前記払戻金を前記払戻機へ指示する」投票券払戻システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、係員の券面目視による払戻しをサポートするために、簡単かつ安価に実施でき、投票券のレイアウト変更にも容易に対処できると共に、多数の相互払戻し場の見本券の管理も容易にできる運用上便利な公営競技における相互払戻し照合用見本券の配信表示システムの提供を目的として「公営競技における投票券を、読み取り処理に互換性のない異なる複数の競走場間で相互に払戻しする際に用いる照合用見本券の配信表示システムであって、上記複数の競走場のそれぞれに見本券端末を設置して、それらの見本券端末をネットワークを介して見本券サーバに通信可能に接続し、上記各見本券端末により自場で発券する投票券の見本券イメージを作成して上記見本券サーバに登録し、任意の見本券端末から上記見本券サーバに対して所望の投票券の見本券イメージを要求することにより、上記見本券サーバにおいて対応する見本券イメージを検索して、その検索した見本券イメージを要求元の見本券端末に配信して表示」する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−92242号公報 (第6−7頁) 特開2004−334406号公報 (第5−6頁)
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、利用者は投票券を購入した競技場と別の競技場で払戻は可能となるが、その際には利用者は発券機で購入した投票券を投票券共通媒体記録装置に読み取らせ、投票券特定情報に変換したものを利用者のICカードに記録させる追加の操作が必要となり、ICカードなどの記録媒体を所持していなければならない。更に、競技場を管理・運営する側にとっても、従来のトータリゼータの他に投票券共通媒体記録装置の導入や、利用者に対してICカードなどの記録媒体の発行が必要となりコスト面でも負担増となるものである。
また、特許文献2に記述された技術は、公営競技における払戻窓口の係員をサポートするために各競走場で使用されている投票券の照合用見本券を提供するシステムである。そのため、払戻窓口の係員が過誤払い・偽造券による払戻しといった業務的な事故を未然に防止できるシステムではなかった。
本発明は上記のような問題点を解決するために、任意の発券機から購入した投票券を任意の払戻窓口で、機械払いと同様の高いセキュリティレベルで払戻しできるようにすることを目的としている。
図1は、本発明の実施例の全体構成図が示してある。本発明の統合集計プログラム10は、集計装置1として振る舞うコンピュータ上で動作するプログラムであり、発券データ生成手段11(請求項1における、発券データ生成ステップを実行する。)は、通信ネットワーク4を介して公営競技場内にある中継機(本実施例では、A場2の中継機A21)から受信した発券機メーカの識別情報を含む標準の投票情報に基づき、発券機メーカの識別情報を含む標準の券面情報を生成し通信ネットワーク4を介して中継機A21に送信するとともに外部記憶装置5上の投票券DB51に格納する。
払戻データ生成手段12(請求項1における、払戻データ生成ステップを実行する。)は、通信ネットワーク4を介して中継機A21から受信する発券機メーカの識別情報を含む標準の払戻情報に基づき、的中金額を算出し、発券機メーカの識別情報を含む標準の的中情報を生成し、通信ネットワーク4を介して中継機A21に送信するとともに投票券DB51の払戻状況を更新する。
発券機A22は、利用者が入力する投票指示情報に基づき生成した発券機メーカ固有の投票情報を中継機に送信し、中継機から受信する発券機メーカ固有の券面情報に基づき投票券を発券し、払戻機A23は、利用者が入力する投票券に基づき生成した発券機メーカ固有の払戻情報を中継機に送信し、中継機から受信する発券機メーカ固有の的中情報に基づき払戻を行う。
リーダB232、リーダC233はそれぞれ発券機メーカBまたはCの発券機から発券される投票券を読み込むことが出来るリーダであり、利用者の入力する投票券に基づき生成した発券機メーカ固有の払戻情報を中継機に送信する。
データ変換プログラム210は、中継機A21として振る舞うコンピュータ上で動作するプログラムであり、標準データ変換手段211(請求項2における、標準データ変換ステップを実行する。)は、発券機A22から受信した発券機メーカ固有の投票情報に基づき発券機メーカの識別情報を含む標準の投票情報に変換したものを通信ネットワーク4を介して集計装置1に送信する、及び払戻機A23、リーダB232、またはリーダC233から受信した発券機メーカ固有の払戻情報を発券機メーカの識別情報を含む標準の払戻情報に変換したものを通信ネットワーク4を介して集計装置1に送信する。
固有データ変換手段212(請求項2における、固有データ変換ステップを実行する。)は、通信ネットワーク4を介して集計装置1から受信する発券機メーカの識別情報を含む標準の券面情報または的中情報を、発券機メーカの識別情報に基づき発券機メーカ固有の券面情報または的中情報に変換したものを発券機A22または払戻機A23に送信する。
以上の構成により、従来は公営競技場毎で管理していた投票券情報を統合し、すべての公営競技場における投票券情報の連携が可能となる。言い換えると、利用者は他の公営競技場で発券された投票券を任意の公営競技場の払戻窓口で払い戻すことが可能となる。
更に、通信ネットワーク4を介して集計装置1から受信した発券機メーカの識別情報を含む標準の的中情報に基づき、中継機A21に発券機メーカと同一メーカの払戻機が接続されているかどうかを判定し、接続されていない場合には、的中情報を表示装置24に出力する的中情報表示手段213(請求項2における、固有データ変換ステップを実行する。)を備えることにより、従来は払戻窓口の従業員による券面目視による払戻しに対して、払戻機から払い戻す場合と同等の的中情報を表示装置に表示するため機械払いと同様の高いセキュリティレベルで的中金額の受け渡しが可能となる。
任意の発券機から購入した投票券を任意の払戻窓口で、機械払いと同様の高いセキュリティレベルで払戻しが可能となる
(実施例)
図1は、実施例の全体構成図が示してある。統合集計プログラム10は、集計装置1として振る舞うコンピュータ上で動作するプログラムであり、発券データ生成手段11は、通信ネットワーク4を介して公営競技場内にある中継機(本実施例では、A場2の中継機A21)から受信した発券機メーカの識別情報を含む標準の投票情報に基づき、発券機メーカの識別情報を含む標準の券面情報を生成し通信ネットワーク4を介して中継機A21に送信するとともに外部記憶装置5上の投票券DB51に格納する。
払戻データ生成手段12は、通信ネットワーク4を介して中継機A21から受信する発券機メーカの識別情報を含む標準の券面情報に基づき、的中金額を算出し、発券機メーカの識別情報を含む標準の的中情報を生成し、通信ネットワーク4を介して中継機A21に送信するとともに投票券DB51の払戻状況を更新する。
A場2には、中継機A21、発券機A22、払戻機A23、リーダB232、リーダC233、表示装置24を含む発券・払戻システムが設置されている。
発券機A22は、利用者が入力する投票指示情報に基づき生成した発券機メーカ固有の投票情報を中継機に送信し、中継機から受信する発券機メーカ固有の券面情報に基づき投票券を発券し、払戻機A23は、利用者が入力する投票券に基づき生成した発券機メーカ固有の払戻情報を中継機に送信し、中継機から受信する発券機メーカ固有の的中情報に基づき払戻を行う。
リーダB232、リーダC233はそれぞれ発券機メーカBまたはCの発券機から発券される投票券を読み込むことが出来るリーダであり、利用者の入力する投票券に基づき生成した発券機メーカ固有の払戻情報を中継機に送信し、表示装置24には機械払いできない的中情報が表示される。払戻機A23には、発券機メーカAの発券機から発券される投票券を読み込むことが出来るリーダA231が組み込まれている。
データ変換プログラム210は、中継機A21として振る舞うコンピュータ上で動作するプログラムであり、標準データ変換手段211は、発券機A22から受信した発券機メーカ固有の投票情報に基づき発券機メーカの識別情報を含む標準の投票情報に変換したものを通信ネットワーク4を介して集計装置1に送信する、及び払戻機A23、リーダB232、またはリーダC233から受信した発券機メーカ固有の払戻情報を発券機メーカの識別情報を含む標準の払戻情報に変換したものを通信ネットワーク4を介して集計装置1に送信する。
固有データ変換手段212は、通信ネットワーク4を介して集計装置1から受信する発券機メーカの識別情報を含む標準の券面情報または的中情報を、発券機メーカの識別情報に基づき発券機メーカ固有の券面情報または的中情報に変換したものを発券機A22または払戻機A23に送信する。
的中情報表示手段213は、通信ネットワーク4を介して集計装置1から受信した発券機メーカの識別情報を含む標準の的中情報に基づき、中継機A21に発券機メーカと同一メーカの払戻機が接続されているかどうかを判定し、接続されていない場合には、的中情報を表示装置24に出力する。
図2は、本発明の実施の形態の説明図が示してある。公営競技の場合、発券機メーカ毎に投票券の券面のフォーマットや集計装置に対する投票情報、払戻情報、発券機に対する券面情報、払戻機に対する的中情報のフォーマットが異なっている。そのため、図7で示したように集計装置は場毎に設置する必要が有り、公営競技場間での投票券データの連携や互換性はなく、任意の発券機から発券された投票券を、任意の払戻窓口で機械払いと同様の高いセキュリティレベルで払戻しができなかった。
本発明では、全公営競技場における投票券情報を統合した集計装置で一括管理し、前記問題点の解決を図るものである。先ず、利用者がA場2の発券機A22から投票券A7を購入したと仮定する。図示していないが利用者が投票カードで発券機A22に投票要求すると、発券機A22は発券機メーカA固有の投票情報を生成し中継機A21に送信する。中継機A21は、発券機メーカA固有の投票情報を標準の投票情報に変換し、通信ネットワーク4を介して集計装置1に送信する。集計装置1は、標準の券面情報を生成し通信ネットワーク4を介して中継機A21に送信する。中継機A21は、標準の券面情報から発券機メーカを特定し、発券機メーカ固有の券面情報に変換し発券機A22に送信する。発券機A22は受信した券面情報に基づき投票券A7を発券する。
次に、利用者が投票券A7をA場2の払戻機A23で払戻を行うと仮定する。払戻機A23が投票券A7を読み込むと、発券機メーカA固有の払戻情報を生成し中継機A21に送信する。中継機A21は、発券機メーカA固有の払戻情報を標準の払戻情報に変換し、通信ネットワーク4を介して集計装置1に送信する。集計装置1は受信した標準の払戻情報に基づき標準の的中情報を生成し、通信ネットワーク4を介して中継機A21に送信する。中継機A21は、標準の的中情報から発券機メーカを特定し、発券機メーカ固有の的中情報に変換し払戻機A23に送信する。払戻機A23は受信した的中情報に基づき払戻を行う。
次に、利用者が投票券A7をB場3で払戻を行うと仮定する。B場3には、発券機メーカBの払戻機B33しか設置されていないため、発券機メーカAまたはCの発券機から発券される投票券を読み込むことが出来るリーダA331、リーダC333が従業員のいる払戻窓口に設置されている。投票券A7は発券機メーカAのフォーマットで作成された投票券であるため利用者はリーダA331で読み込ますと、リーダA331は発券機メーカA固有の払戻情報を生成し中継機B31に送信する。中継機B31は、発券機メーカA固有の払戻情報を標準の払戻情報に変換し、通信ネットワーク4を介して集計装置1に送信する。集計装置1は受信した標準の払戻情報に基づき標準の的中情報を生成し、通信ネットワーク4を介して中継機B31に送信する。中継機B31は、標準の的中情報から発券機メーカを特定し、発券機メーカに対応する払戻機Aが接続されていないことを判定し、従業員のいる払戻窓口に設置されている表示装置に的中情報を表示する。
以上のように、投票券情報を一括管理することにより任意の発券機から発券された投票券を、任意の払戻窓口で機械払いと同様の高いセキュリティレベルで払戻しが可能となる。
図3は、投票券DB、投票・券面・払戻・的中情報例が概ね図2で示した処理の流れに沿って示してある。51は投票券DBのデータ形式例であり、開催場、年次、回次、日次、開催年、開催月、開催日、発売場所、メーカコード、レース番号、賭式、組番、票数、払戻状況、偽造防止情報が格納される。メーカコードとは、発券機メーカを識別するコードである。
501は発券機メーカA固有投票情報であり、開催場、年次、回次、日次、開催年月日、発売場所、レース番号、賭式、組番、金額で構成される。502は発券機メーカA固有券面情報であり、開催場、年次、回次、日次、開催年月日、発売場所、レース番号、賭式、組番、金額、偽造防止情報で構成される。なお、金額は、利用者が購入した金額を中継機で1票数=100円で票数に変換される。503、507は発券機メーカA固有払戻情報であり、開催場、年次、回次、日次、開催年月日、発売場所、レース番号、賭式、組番、金額、偽造防止情報で構成される。504は発券機メーカA固有的中情報であり、開催場、年次、回次、日次、開催年月日、発売場所、レース番号、賭式、的中組番、的中金額で構成される。
505は発券機メーカB固有投票情報であり、開催年、開催月、開催日、開催場、年次、回次、日次、発売場所、レース番号、賭式、組番、票数で構成される。506は発券機メーカB固有券面情報であり、開催年、開催月、開催日、開催場、年次、回次、日次、発売場所、レース番号、賭式、組番、票数、偽造防止情報で構成される。
511、515は標準投票情報であり、開催場、年次、回次、日次、開催年、開催月、開催日、発売場所、メーカコード、レース番号、賭式、組番、票数で構成される。512、516は標準券面情報であり、開催場、年次、回次、日次、開催年、開催月、開催日、発売場所、メーカコード、レース番号、賭式、組番、票数、偽造防止情報で構成される。513、517は標準払戻情報であり、開催場、年次、回次、日次、開催年、開催月、開催日、発売場所、メーカコード、レース番号、賭式、組番、票数、偽造防止情報で構成される。514、518は標準的中情報であり、開催場、年次、回次、日次、開催年、開催月、開催日、発売場所、メーカコード、レース番号、賭式、的中組番、的中金額で構成される。
図4は、本発明に係るA場における発券処理の流れを示すフローチャートである。A場において、発券機A22に利用者が投票カードを挿入すると、発券機A22は投票カードを読取り(S401)、発券機メーカA固有投票情報を生成し(S402)、中継機A21に送信する(S403)。中継機A21は発券機メーカA固有投票情報を受信すると(S404)、発券機メーカA固有投票情報を発券機メーカの識別情報を含む標準投票情報に変換し(S405)、通信ネットワーク4を介して集計装置1に送信する(S406)。
集計装置1は標準投票情報を受信すると(S407)、投票券偽造防止情報を生成(従来からの処理であり、本発明の特徴的な部分ではないため詳細については省略する)し(S408)、標準券面情報を生成する(S409)。生成した標準券面情報は投票券DB51に格納する(S410)とともに、通信ネットワーク4を介して中継機A21に送信する(S411)。
中継機A21は、標準券面情報を受信すると(S412)、標準券面情報内のメーカコードから発券機メーカAを特定し、発券機メーカA固有の券面情報に変換し(S413)、発券機メーカA固有の券面情報を発券機A22に送信する(S414)。
発券機A22は、発券機メーカA固有の券面情報を受信すると(S415)、発券機メーカA固有の投票券を印刷し(S416)、発券する(S417)。
図5は、本発明に係るA場における払戻処理の流れを示すフローチャートである。利用者が払戻機A23に投票券Aを挿入すると、払戻機A23は投票券Aを読込み(S501)、投票券Aに基づき発券機メーカA固有払戻情報を生成し(S502)、中継機A21に送信する(S503)。中継機A21は発券機メーカA固有払戻情報を受信すると(S504)、発券機メーカA固有払戻情報を発券機メーカの識別情報を含む標準払戻情報に変換し(S505)、通信ネットワーク4を介して集計装置1に送信する(S506)。
集計装置1は標準払戻情報を受信すると(S507)、的中しているかどうか判定(従来からの処理であり、本発明の特徴的な部分ではないため詳細については省略する)し(S508)、的中していない場合には不的中である旨の標準的中情報を作成し(S515)、S516に進む。本実施例では、標準払戻情報の的中金額に0が格納されている場合に不的中であると見做すものとしている。
的中している場合には、投票券DBを検索し(S509)、要求の投票券情報が存在するかどうかを判定する(S510)。存在していない場合にはS515に進む。存在している場合には、払戻済みであるかどうかを判定する(S511)。払戻済みである場合にはS515に進む。払戻済みでない場合には、投票券DBに払戻済みである旨更新する(S512)。続いて払戻金を算出(従来からの処理であり、本発明の特徴的な部分ではないため詳細については省略する)し(S513)、標準的中情報を生成した後、標準的中情報を中継機A21に送信する(S516)。
中継機A21は、標準的中情報を受信すると(S517)、払戻要求のあった投票券がA場2で発券されたものかどうかを標準的中情報内の発売場所を参照して判定する(S518)。A場2以外で発券されたものと判定した場合には、従業員のいる払戻窓口に設置されている表示装置に的中情報を表示する。A場2で発券されたものと判定した場合には、発券機メーカA固有の的中情報に変換し(S519)、発券機メーカA固有の的中情報を払戻機A23に送信する(S520)。
払戻機A23は、発券機メーカA固有の的中情報を受信すると(S521)、的中かどうかを判定し(S522)、的中している場合には的中金額を払い戻す(S523)。
図6は、本発明に係るB場における払戻処理の流れを示すフローチャートである。利用者がA場2で発券した投票券AをB場で払い戻す場合の例である。なお、本フローチャートでは処理の全体の流れが分かり易いように人手の処理も含めてある。利用者は従業員のいる払戻窓口に投票券Aを持ち込むと(S601)、従業員は、投票券Aを受け取り(S602)、投票券Aを読取可能なリーダA331に挿入する(S603)。リーダA331は発券機メーカA固有の払戻情報を生成し中継機B31に送信する。
中継機B31は、発券機メーカA固有の払戻情報を受信すると(S604)、標準払戻情報に変換し(S605)、標準払戻情報を集計装置1に送信する(S606)。集計装置1が標準払戻情報を受信すると、図5で説明したS507からS516と同じ処理を行う(S607)。
中継機B31は集計装置1から標準的中情報を受信すると(S608)、標準的中情報内の発売場所を参照して、払戻要求のあった投票券がB場3で発券されたものかどうかを判定し(S609)、B場で発券されたものであれば払戻機B32からの払戻要求であるので発券機メーカB固有の的中情報に変換し払戻機B32に送信する。ただし、本実施例の場合にはA場2で発券された投票券Aの払戻要求であるため従業員のいる払戻窓口に設置されている表示装置24に的中情報を表示する(S610)。
払戻窓口の従業員は、表示装置に表示される的中情報を参照し(S611)、的中かどうかを判定し(S612)、的中している場合には的中金額を参照し(S613)、的中金額を利用者に受け渡す(S614)。これにより、利用者は、他の公営競技場で発券した投票券でも払戻窓口に持ち込めば払戻しを受ける事が可能となる(S614)。また、払戻窓口の従業員も機械払いと同様の高いセキュリティレベルで的中金額の受け渡しが可能となる。
実施例の全体構成図 本発明の実施の形態の説明図 投票券DB、投票・券面・払戻・的中情報例 A場における発券処理の流れ A場における払戻処理の流れ B場における払戻処理の流れ 従来の投票券の発券・払戻処理の流れ
符号の説明
1 集計装置
2 A場
3 B場
4 通信ネットワーク
5 外部記憶装置
6 投票カードA(A場専用)
7 投票券A(A場専用)
8 投票カードB(B場専用)
9 投票券B(B場専用)
10 統合集計プログラム
11 発券データ生成手段
12 払戻データ生成手段
20 集計装置A
21 中継機A
22 発券機A
23 払戻機A
24 表示装置
30 集計装置B
31 中継機B
32 発券機B
33 払戻機B
51 投票券DB
210 データ変換プログラム
211 標準データ変換手段
212 固有データ変換手段
213 的中情報表示手段
231 リーダA
232 リーダB
233 リーダC
331 リーダA
333 リーダC
501 発券機メーカA固有投票情報
502 発券機メーカA固有券面情報
503 発券機メーカA固有払戻情報
504 発券機メーカA固有的中情報
505 発券機メーカB固有投票情報
506 発券機メーカB固有券面情報
507 発券機メーカA固有払戻情報
511 標準投票情報
512 標準券面情報
513 標準払戻情報
514 標準的中情報
515 標準投票情報
516 標準券面情報
517 標準払戻情報
518 標準的中情報

Claims (5)

  1. 各公営競技場で開催される公営競技の投票券情報を一括管理する統合集計プログラムであって、
    コンピュータに、
    中継機から受信する発券機メーカの識別情報を含む標準の投票情報に基づき、発券機メーカの識別情報を含む標準の券面情報を生成し前記中継機に送信するとともに投票券データベースに格納する発券データ生成ステップと、
    中継機から受信する発券機メーカの識別情報を含む標準の券面情報に基づき、的中金額を算出し、発券機メーカの識別情報を含む標準の払戻情報を生成し前記中継機に送信するとともに投票券データベースに格納されている前記券面情報の払戻状況を更新する払戻データ生成ステップと
    を実行させる公営競技における統合集計プログラム。
  2. 発券機メーカ固有の投票情報、券面情報、払戻情報、的中情報を標準の投票情報、券面情報、払戻情報、的中情報に相互変換するデータ変換プログラムであって、
    発券機から受信した発券機メーカ固有の投票情報を発券機メーカの識別情報を含む標準の投票情報に変換したものを集計装置に送信する、及び払戻機から受信した発券機メーカ固有の払戻情報を発券機メーカの識別情報を含む標準の払戻情報に変換したものを集計装置に送信する標準データ変換ステップと、
    前記集計装置から受信する発券機メーカの識別情報を含む標準の券面情報または的中情報を、前記発券機メーカの識別情報に基づき、発券機メーカ固有の券面情報または的中情報に変換したものを発券機または払戻機に送信する固有データ変換ステップと、
    を実行させるデータ変換プログラム。
  3. 前記標準データ変換ステップは、更にリーダから受信した発券機メーカ固有の払戻情報を発券機メーカの識別情報を含む標準の払戻情報に変換したものを集計装置に送信し、
    集計装置から受信した発券機メーカの識別情報を含む標準の的中情報に基づき、中継機に前記発券機メーカと同一メーカの払戻機が接続されているかどうかを判定し、接続されていない場合には、前記的中情報を表示装置に出力する的中情報表示ステップと
    を実行させる請求項2記載のデータ変換プログラム。
  4. 各公営競技場で開催される公営競技の投票券情報を一括管理する集計装置であって、
    各公営競技場で開催される公営競技の発券機メーカの識別情報を含む標準の投票券情報を格納したデータベースと、
    中継機から受信する発券機メーカの識別情報を含む標準の投票情報に基づき、発券機メーカの識別情報を含む標準の投票券情報を生成し前記中継機に送信するとともに投票券データベースに格納する発券データ生成手段と、
    中継機から受信する発券機メーカの識別情報を含む標準の払戻情報に基づき、的中金額を算出し、発券機メーカの識別情報を含む標準の的中情報を生成し前記中継機に送信するとともに投票券データベースの払戻状況を更新する払戻データ生成手段と
    を有することを特徴とする公営競技の集計装置。
  5. 公営競技場毎に設置される発券・払戻システムであって、
    利用者が入力する投票指示情報に基づき生成した発券機メーカ固有の投票情報を中継機に送信し、中継機から受信する発券機メーカ固有の券面情報に基づき投票券を発券する発券機と、
    利用者が入力する投票券に基づき生成した発券機メーカ固有の払戻情報を中継機に送信し、中継機から受信する発券機メーカ固有の的中情報に基づき現金を払い戻す払戻機と、
    利用者の入力する投票券に基づき生成した発券機メーカ固有の払戻情報を中継機に送信するリーダと、
    前記発券機から受信した発券機メーカ固有の投票情報に基づき発券機メーカの識別情報を含む標準の投票情報に変換したものを集計装置に送信する、及び前記払戻機または前記リーダから受信した発券機メーカ固有の払戻情報を発券機メーカの識別情報を含む標準の払戻情報に変換したものを集計装置に送信する標準データ変換手段と、
    前記集計装置から受信する発券機メーカの識別情報を含む標準の券面情報または的中情報を、前記発券機メーカの識別情報に基づき前記発券機メーカ固有の券面情報または的中情報に変換したものを発券機または払戻機に送信する固有データ変換手段と、
    前記集計装置から受信した発券機メーカの識別情報を含む標準の的中情報に基づき、中継機に発券機メーカと同一メーカの払戻機が接続されているかどうかを判定し、接続されていない場合には、前記的中情報を表示装置に出力する的中情報表示手段を含む中継機
    を有することを特徴とする公営競技の発券・払戻システム。
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