JP2004334406A - 公営競技における相互払戻し照合用見本券の配信表示システム、およびそれに用いる見本券サーバ、並びに配信表示システムを実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

公営競技における相互払戻し照合用見本券の配信表示システム、およびそれに用いる見本券サーバ、並びに配信表示システムを実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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辰男 菊地
Yuichi Mitsui
祐一 三井
Jiro Azuma
次郎 東
Yasuhiro Takatsuki
康弘 高月
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Abstract

【課題】簡単かつ安価に実施でき、投票券のレイアウト変更にも容易に対処できると共に、多数の相互払戻し場の見本券の管理も容易にできる運用上便利な公営競技における相互払戻し照合用見本券の配信表示システムを提供する。
【解決手段】公営競技における投票券を、読み取り処理に互換性のない異なる複数の競走場間で相互に払戻しする際に用いる照合用見本券の配信表示システムであって、複数の競走場のそれぞれに見本券端末1を設置して、それらをネットワークを介して見本券サーバ2に通信可能に接続し、各見本券端末1により自場で発券する投票券の見本券イメージを作成して見本券サーバ2に登録し、任意の見本券端末1から見本券サーバ2に対して所望の投票券の見本券イメージを要求することにより、見本券サーバ2において対応する見本券イメージを検索して、その検索した見本券イメージを要求元の見本券端末1に配信して表示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、競輪、競馬、競艇、オート等の公営競技における投票券を、読み取り処理に互換性のない異なる複数の競走場間で相互に払戻しする際に用いる照合用見本券の新規な配信表示システム、およびそれに用いる見本券サーバ、並びに配信表示システムを実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
公営競技における投票券を、異なる複数の競走場間で相互に払戻しサービスを行なうにあたり、競走場間で投票券の読取処理に互換性がない場合(新投票券、旧投票券、非対応投票券等)には、相互払戻し場で投票券を照合できるように自場で発券された投票券がどのような投票券であるかを相互払戻し場に通知する必要がある。なお、本明細書において競走場は、場外発売所も含むものとする。
【0003】
このため、従来は、例えば図13に示すように、三つの競走場A,BおよびC間で相互払戻しを行なう場合には、投票券の払戻し業務を実施する前に、競走場A,B,Cにおいてそれぞれ見本券を作成して予め相互払戻し場に送付しておき、相互払戻し場では送付された見本券とファンから差し出された投票券とを目視で照合して、払戻し業務を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来は各競走場において見本券を作成して、それを相互払戻し場に送付する必要があるため、見本券作成のための人件費や送付のための輸送費がかかると言う問題がある。
【0005】
しかも、見本券は投票券のレイアウト変更を行なう毎に作成する必要があると共に、全国の競走場で相互払戻しサービスを行なう場合は、場外発売場等を含めると多数の見本券の管理が必要になるため、真券/偽造券の判別や的中/不的中の判別等、運用上便利であるとは言い難いものであった。
【0006】
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、簡単かつ安価に実施でき、投票券のレイアウト変更にも容易に対処できると共に、多数の相互払戻し場の見本券の管理も容易にできる運用上便利な公営競技における相互払戻し照合用見本券の配信表示システム、およびそれに用いる見本券サーバ、並びに配信表示システムを実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する請求項1に係る発明は、公営競技における投票券を、読み取り処理に互換性のない異なる複数の競走場間で相互に払戻しする際に用いる照合用見本券の配信表示システムであって、
上記複数の競走場のそれぞれに見本券端末を設置して、それらの見本券端末をネットワークを介して見本券サーバに通信可能に接続し、
上記各見本券端末により自場で発券する投票券の見本券イメージを作成して上記見本券サーバに登録し、
任意の見本券端末から上記見本券サーバに対して所望の投票券の見本券イメージを要求することにより、上記見本券サーバにおいて対応する見本券イメージを検索して、その検索した見本券イメージを要求元の見本券端末に配信して表示することを特徴とするものである。
【0008】
請求項1に係る発明によると、相互払戻しサービスを行なう各競走場において、投票券の払戻しに先立って、自場で発券される投票券の見本券イメージが見本券端末により作成されてネットワークを介して見本券サーバに登録され、投票券の払戻しにおいては、ファンから提出された投票券に対応する競走場の見本券イメージを見本券端末から見本券サーバに要求することで、見本券サーバにおいて対応する見本券イメージが検索されて要求元の見本券端末に配信表示されるので、表示された見本券イメージとファンから提出された投票券とを照合して払戻し業務を実行することが可能となる。したがって、簡単かつ安価に実施でき、投票券のレイアウト変更にも容易に対処できると共に、多数の相互払戻し場の見本券の管理も容易に行なうことが可能となる。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の公営競技における相互払戻し照合用見本券の配信表示システムにおいて、上記見本券サーバに、上記複数の競走場における投票券の的中情報を登録し、上記検索した見本券イメージを、その的中情報を含む見本券イメージに再作成して上記要求元の見本券端末に配信することを特徴とするものである。
【0010】
請求項2に係る発明によると、的中券により近い見本券イメージが見本券端末に表示されるので、的中/不的中の判別をより正確に行なうことができ、誤払戻しを確実に防止することが可能となる。
【0011】
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の公営競技における相互払戻し照合用見本券の配信表示システムにおいて、上記各見本券端末から偽造券イメージを入力して上記見本券サーバに登録し、この偽造券イメージを上記見本券端末からの要求に応じて当該見本券端末に配信して表示することを特徴とするものである。
【0012】
請求項3に係る発明によると、偽造券が発見された場合には、その偽造券に関する情報を当該競走場の見本券端末から見本券サーバに登録することで、相互払戻しサービスを行なう他の競走場の見本券端末に配信して表示することができるので、偽造券による払戻しの再発を確実に防止することが可能となる。
【0013】
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の公営競技における相互払戻し照合用見本券の配信表示システムに用いる見本券サーバであって、
上記各見本券端末から入力される見本券イメージを格納する記憶手段と、
上記記憶手段に記憶されている見本券イメージの払戻し有効期限を管理して、払戻し有効期限が経過した見本券データを上記記憶手段から削除すると共に、上記見本券端末からの所望の投票券の見本券イメージの要求に応じて、上記記憶手段から対応する見本券イメージを検索して、その検索した見本券イメージを要求元の見本券端末に配信するように制御する制御手段と、
を有することを特徴とするものである。
【0014】
請求項4に係る発明によると、払戻し有効期限が経過した見本券データは見本券サーバから削除されるので、払戻し有効期限が経過した投票券の払戻しを確実に防止することが可能となる。
【0015】
請求項5に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の公営競技における相互払戻し照合用見本券の配信表示システムを実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
上記見本券端末の動作を制御するためのコンピュータに、自場で発券する投票券の見本券イメージを作成して上記見本券サーバに送信する機能と、上記見本券サーバに対して所望の投票券の見本券を要求する機能と、上記見本券サーバから配信される見本券イメージを表示する機能とを実現させるためのプログラムと、
上記見本券サーバの動作を制御するためのコンピュータに、上記見本券端末から送信される見本券イメージを登録する機能と、上記見本券端末からの見本券イメージの要求に応じて対応する見本券イメージを検索する機能と、その検索した見本券イメージを要求元の上記見本券端末に配信する機能とを実現させるためのプログラムと、
を記録したことを特徴とするものである。
【0016】
請求項5に係る発明によると、見本券端末および見本券サーバに記録媒体を読み込ませることで、請求項1〜3の配信表示システムを簡単に実現することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、本発明の第1実施の形態としての公営競技における相互払戻し照合用見本券の配信表示システムの概略構成を示す図である。本実施の形態では、相互払戻しサービスを行なう各競走場(図1では、競走場A,B,C)にそれぞれ見本券端末1を設置して、これらの見本券端末1をネットワークを介して見本券サーバ2に通信可能に接続する。なお、見本券サーバ2は、例えば任意の競走場に設置する。
【0019】
見本券端末1は、図2に示すように、見本券サーバ2との間で見本券データ等の各種データの送受信を行なうデータ送受信部5と、見本券データ等を入力する入力部6と、見本券イメージ等を表示する表示部7と、見本券イメージ等を印刷する印刷部8と、各部の動作を制御する制御部(CPU)9とを有し、例えばパーソナルコンピュータ(PC)を用いて構成する。
【0020】
また、見本券サーバ2は、図2に示すように、各見本券端末1との間で見本券データ等の各種データの送受信を行なうデータ送受信部11と、配信表示システムを実現するためのプログラム等を記憶するメモリ12と、各競走場からの見本券イメージを含む見本券データ等を格納する記憶手段であるディスク13と、メモリ12に記憶されているプログラムに従って全体の動作を制御する制御手段であるCPU14とを有し、例えばPCを用いて構成する。
【0021】
本実施の形態では、相互払戻しサービスを行なう各競走場において、投票券の払戻しに先立って、見本券端末1により自場で発券する投票券の見本券イメージを作成して、そのデータを見本券サーバ2に登録する。その後、投票券の払戻しにおいては、見本券端末1を操作して、ファンから提出された投票券に対応する競走場の見本券データを見本券サーバ2から検索して、その見本券イメージを当該見本券端末1の表示部7に表示すると共に、必要に応じて印刷部8で印刷し、これによりファンから提出された投票券と、検索した対応する競走場の見本券イメージとを照合して払戻し業務を実行する。
【0022】
以下、見本券端末1による見本券イメージの作成動作および検索動作の一例についてさらに詳細に説明する。
【0023】
先ず、見本券イメージの作成動作について、図3に示すフローチャート、図4に示す見本券作成プレ作業画面、および図5に示す見本券イメージ作成画面を参照しながら説明する。見本券イメージの作成動作においては、先ず、図3のステップS1において、見本券端末1の入力部6を操作して、表示部7に図4に示すような見本券作成プレ作業画面を表示し、この見本券作成プレ作業画面に対して入力部6を操作して、作成する見本券イメージの発売日付、競走場コード(自場)、見本券イメージを通知する競走場をセットし、セット完了後、見本券イメージを作成する券面種別釦(通常券、ボックス券、流し券等)を選択押下する。
【0024】
券面種別が選択されたら、次に、図3のステップS2において、表示部7に図5に示すような見本券イメージ作成画面を表示する。この見本券イメージ作成画面には、図4の見本券作成プレ作業画面での入力に応じて、自場で発券する投票券イメージ21を表示すると共に、この投票券に記載する各種項目のフォントデータ22を表示して、入力部6の操作により、フォントデータ22から開催場を表すフォントを選択して、投票券イメージ21の対応する欄にセットする。
【0025】
同様に、フォントデータ22から、施行者フォント、バーコードフォント、レースフォント、賭式フォント、組番フォント、金額フォント等を選択して、投票券イメージ21のそれぞれ対応する欄にセットし、投票券面のイメージを作成する。また、投票券に特徴がある場合には、その特徴、例えば偽造防止に係るポイント(券面左部に特殊インキ有り等)を入力してもよい。
【0026】
以上の入力操作が終了したら、図3のステップS3において、入力部6の操作により見本券イメージ作成画面中の見本券イメージ登録釦を押下して、作成した見本券のイメージデータおよび図4の見本券作成プレ作業画面で入力したデータを含む見本券データを見本券サーバ2に送信して登録する。
【0027】
上記の見本券作成動作は、自場で発行する全ての券面種別について行なって、それぞれの見本券データを見本券サーバ2に送信して登録する。また、見本券サーバ2は、見本券端末1からの見本券データを登録したら、図3のステップS4において、当該見本券端末1により図4に示した見本券作成プレ作業画面で選択された各競走場の見本券端末1に見本券イメージが登録された旨を通知する。この通知を受信することにより、当該見本券端末1において、相互払戻しサービスを行なう競走場の見本券イメージの検索が可能となる。
【0028】
次に、見本券イメージの検索動作について、図6に示すフローチャート、図7に示す見本券検索画面、および図8に示す見本券イメージ画面を参照しながら説明する。見本券イメージの検索動作においては、先ず、図6のステップS11において、見本券端末1の入力部6を操作して、表示部7に図7に示すような見本券検索画面を表示し、この見本券検索画面に対して入力部6を操作して、払戻しを行なうための券面の発売場、発売日付、レース、賭式を入力して検索釦を押下する。
【0029】
その後、図6のステップS12において、入力データに基づいて見本券サーバ2に問い合わせを行なって、該当する見本券イメージを検索する。なお、見本券サーバ2では、ディスク13に記憶されている見本券イメージの払戻し有効期限をCPU14で管理して、払戻し有効期限が経過した見本券データはディスク13から削除するようにし、これにより払戻し有効期限が経過した投票券の払戻しを防止するようにする。
【0030】
該当する見本券イメージが検索されたら、次に、図6のステップS13において、その検索した見本券イメージを図8に示すように表示部7に表示すると共に、必要に応じて入力部6の操作により画面上のプリントアウト釦を押下して、見本券イメージを印刷部8で印刷して出力する。これにより、ファンから提出された投票券と、検索した対応する競走場の見本券イメージとを照合して払戻し業務を実行する。
【0031】
なお、本実施の形態では、各見本券端末1あるいは見本券サーバ2から各競走場における的中内容をも入力して見本券サーバ2に登録し、その的中内容を図8の見本券イメージ画面に表示する。また、図5に示した見本券イメージ作成画面において、投票券の特徴が入力された場合には、その情報も図8の見本券イメージ画面に表示する。
【0032】
このように、的中内容も登録して表示することにより、払戻し窓口のオペレータが誤って不的中券の払戻しを行なうことを防止することができ、また、投票券の特徴を表示することにより、誤って偽造券の払戻しを行なうことを防止することができる。
【0033】
本実施の形態によれば、相互払戻しサービスを行なう各競走場において、投票券の払戻しに先立って、見本券端末1により自場で発券する投票券の見本券イメージを作成してネットワークを介して見本券サーバ2に登録し、投票券の払戻しにおいては、見本券端末1を操作して、ファンから提出された投票券に対応する競走場の見本券イメージを見本券サーバ2から検索して、当該見本券端末1の表示部7に表示すると共に、必要に応じて印刷部8で印刷し、これによりファンから提出された投票券と、検索した対応する競走場の見本券イメージとを照合して払戻し業務を実行するようにしたので、簡単かつ安価に実施でき、投票券のレイアウト変更にも容易に対処できると共に、多数の相互払戻し場の見本券の管理も容易にできる。
【0034】
また、本実施の形態では、見本券サーバ2において、登録された見本券データの払戻し有効期限を管理し、払戻し有効期限が経過した見本券データは削除するようにしたので、払戻し有効期限が経過した投票券の払戻しを確実に防止することができると共に、見本券サーバ2に的中内容や投票券の特徴を登録して、検索した見本券イメージと一緒に表示するようにしたので、的中/不的中の判別や真券/偽造券の判別をより正確に行なうことができ、誤払戻しを確実に防止することができる。
【0035】
なお、本実施の形態の上記の動作を実行するプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体を各見本券端末1および見本券サーバ2において読み取るようにする。
【0036】
本発明の第2実施の形態では、図1に示した第1実施の形態のシステム構成において、見本券サーバ2と相互払戻しサービスを行なう各トータリゼータシステムとをネットワークを介して接続し、各トータリゼータシステムから見本券サーバ2に的中情報を送信して登録することにより、各見本券端末1からの検索条件に対応する見本券イメージを、的中情報を含む見本券イメージに再作成して送信するようにする。
【0037】
このようにすれば、ある見本券端末1から見本券サーバ2に、例えば図9(a)に示すような見本券イメージが登録されている場合に、当該見本券における的中情報を対応するトータリゼータシステムから見本券サーバ2に登録することにより、図9(b)に示すような的中券により近い見本券イメージに再作成して送信することができる。
【0038】
本発明の第3実施の形態では、第1あるいは第2実施の形態のシステム構成において、さらに、任意の競走場で偽造券が発見された場合に、その偽造券に関する情報を当該競走場の見本券端末1から見本券サーバ2に登録して、相互払戻しサービスを行なう他の競走場の見本券端末1に配信する。
【0039】
以下、本実施の形態による偽造券情報の作成・配信動作について、図10に示すフローチャート、図11に示す偽造券イメージ作成画面、および図12に示す偽造券イメージ画面を参照しながら説明する。偽造券イメージの作成動作においては、先ず、図10のステップS21において、見本券端末1の入力部6を操作して、表示部7に図11に示すような偽造券イメージ作成画面を表示し、この偽造券イメージ作成画面に対して入力部6を操作して、図5に示した見本券イメージの作成操作と同様の操作により、偽造券面のイメージを作成すると共に、偽造手口の特徴や警告に必要な情報(例えば、犯人として注意すべき写真等)があれば、その情報を入力する。
【0040】
以上の入力操作が終了したら、図10のステップS22において、入力部6の操作により偽造券イメージ作成画面中の偽造券イメージ登録釦を押下して、作成した偽造券イメージを含む偽造券データを見本券サーバ2に送信して登録し、登録が完了したら、ステップS23において、見本券サーバ2から相互払戻しサービスを行なう他の競走場の見本券端末1に対して偽造券イメージが登録された旨を通知する。
【0041】
その後は、見本券端末1からの偽造券イメージの検索に応じて、偽造券イメージ、および偽造手口の特徴や警告に必要な情報が登録されていれば、その情報を含む偽造券情報を配信して、当該見本券端末1の表示部7に図12に示すような偽造券イメージ画面を表示すると共に、必要に応じて入力部6の操作により画面上のプリントアウト釦を押下して、偽造券イメージを印刷部8で印刷して出力する。
【0042】
このように、本実施の形態においては、偽造券が発見された場合に、その偽造券に関する情報を当該競走場の見本券端末1から見本券サーバ2に登録して、相互払戻しサービスを行なう他の競走場の見本券端末1に配信するようにしたので、偽造券による払戻しの再発を確実に防止することができる。
【0043】
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変更または変形が可能である。例えば、第2実施の形態では、見本券サーバ2と相互払戻しサービスを行なう各トータリゼータシステムとをネットワークを介して接続することにより、各トータリゼータシステムから見本券サーバ2に的中情報を送信して登録するようにしたが、このような的中情報は手入力によって見本券サーバ2に登録するようにすることもできる。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、本発明の公営競技における相互払戻し照合用見本券の配信表示システムによれば、相互払戻しサービスを行なう各競走場にそれぞれ見本券端末を設置して、これらをネットワークを介して見本券サーバに接続し、投票券の払戻しに先立って、各競走場において自場で発券される投票券の見本券イメージを見本券端末により作成して見本券サーバに登録し、投票券の払戻しにおいては、ファンから提出された投票券に対応する競走場の見本券イメージを見本券端末から見本券サーバに要求することで、見本券サーバにおいて対応する見本券イメージを検索して要求元の見本券端末に配信表示して、表示された見本券イメージとファンから提出された投票券とを照合して払戻し業務を実行し得るようにしたので、簡単かつ安価に実施でき、投票券のレイアウト変更にも容易に対処できると共に、多数の相互払戻し場の見本券の管理も容易に行なうことができる。
【0045】
また、本発明による投票券サーバによれば、払戻し有効期限が経過した見本券データは削除するようにしたので、払戻し有効期限が経過した投票券の払戻しを確実に防止することができる。
【0046】
さらに、本発明による記録媒体によれば、これを見本券端末および見本券サーバに読み込ませることで、上記の配信表示システムを簡単に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態における配信表示システムの概略構成を示す図である。
【図2】図1に示す見本券端末および見本券サーバの要部の構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施の形態による見本券イメージの作成動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】同じく、見本券イメージの作成動作における見本券作成プレ作業画面を示す図である。
【図5】同じく、見本券イメージの作成動作における見本券イメージ作成画面を示す図である。
【図6】第1実施の形態による見本券イメージの検索動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】同じく、見本券イメージの検索動作における見本券検索画面を示す図である。
【図8】同じく、見本券イメージの検索動作における見本券イメージ画面を示す図である。
【図9】本発明の第2実施の形態を説明するための図である。
【図10】本発明の第3実施の形態における偽造券情報の作成・配信動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】同じく、偽造券情報の作成・配信動作における偽造券イメージ作成画面を示す図である。
【図12】同じく、偽造券情報の作成・配信動作における偽造券イメージ画面を示す図である。
【図13】従来の技術を説明するための図である。
【符号の説明】
1 見本券端末
2 見本券サーバ
5 データ送受信部
6 入力部
7 表示部
8 印刷部
9 制御部
11 データ送受信部
12 メモリ
13 ディスク
14 CPU14

Claims (5)

  1. 公営競技における投票券を、読み取り処理に互換性のない異なる複数の競走場間で相互に払戻しする際に用いる照合用見本券の配信表示システムであって、
    上記複数の競走場のそれぞれに見本券端末を設置して、それらの見本券端末をネットワークを介して見本券サーバに通信可能に接続し、
    上記各見本券端末により自場で発券する投票券の見本券イメージを作成して上記見本券サーバに登録し、
    任意の見本券端末から上記見本券サーバに対して所望の投票券の見本券イメージを要求することにより、上記見本券サーバにおいて対応する見本券イメージを検索して、その検索した見本券イメージを要求元の見本券端末に配信して表示することを特徴とする公営競技における相互払戻し照合用見本券の配信表示システム。
  2. 上記見本券サーバに、上記複数の競走場における投票券の的中情報を登録し、上記検索した見本券イメージを、その的中情報を含む見本券イメージに再作成して上記要求元の見本券端末に配信することを特徴とする請求項1に記載の公営競技における相互払戻し照合用見本券の配信表示システム。
  3. 上記各見本券端末から偽造券イメージを入力して上記見本券サーバに登録し、この偽造券イメージを上記見本券端末からの要求に応じて当該見本券端末に配信して表示することを特徴とする請求項1または2に記載の公営競技における相互払戻し照合用見本券の配信表示システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の公営競技における相互払戻し照合用見本券の配信表示システムに用いる見本券サーバであって、
    上記各見本券端末から入力される見本券イメージを格納する記憶手段と、
    上記記憶手段に記憶されている見本券イメージの払戻し有効期限を管理して、払戻し有効期限が経過した見本券データを上記記憶手段から削除すると共に、上記見本券端末からの所望の投票券の見本券イメージの要求に応じて、上記記憶手段から対応する見本券イメージを検索して、その検索した見本券イメージを要求元の見本券端末に配信するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする見本券サーバ。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の公営競技における相互払戻し照合用見本券の配信表示システムを実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    上記見本券端末の動作を制御するためのコンピュータに、自場で発券する投票券の見本券イメージを作成して上記見本券サーバに送信する機能と、上記見本券サーバに対して所望の投票券の見本券を要求する機能と、上記見本券サーバから配信される見本券イメージを表示する機能とを実現させるためのプログラムと、
    上記見本券サーバの動作を制御するためのコンピュータに、上記見本券端末から送信される見本券イメージを登録する機能と、上記見本券端末からの見本券イメージの要求に応じて対応する見本券イメージを検索する機能と、その検索した見本券イメージを要求元の上記見本券端末に配信する機能とを実現させるためのプログラムと、
    を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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