JP2009151518A - レシート発行方法およびレシート発行システム、並びにレシート発行機 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存のPOSシステムと連携可能であり、取引者の希望に応じた内容および態様のレシートを発行すること。
【解決手段】レシート発行システムSは、2台のレシートプリンタ10,20および管理サーバ30を備える。レシートプリンタ10は、会計処理の際にPOSレジスタ40から会計処理データを取得し、会計処理ID等を付加してレシートデータを生成する。レシートデータは、管理サーバ30のレシートデータベース60に登録される。レシートプリンタ10は、会計処理IDと購入総計額が印字された簡易レシートAを発行する。レシートプリンタ20に会計処理IDを入力すると、レシートデータベース60から該当するデータが抽出され、購入明細などが印字された詳細レシートBが発行される。簡易レシートAおよび詳細レシートBを電子データにより発行してもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、POSシステムと連携可能であり、取引者の希望に応じた内容および態様のレシートを提供できるレシート発行方法およびレシート発行システム、並びにレシート発行機に関する。
従来から小売店などの店舗に導入されているPOSレジスタは、会計の際に、取引者に対して、購入品目名および単価などの購入明細情報が印刷されたレシートを発行するものであったが、このようなレシートを発行しても取引者が受け取らなかったり、受け取ってもその場で破棄する取引者も多く、レシートの要否についての取引者の要望が反映されていなかった。そこで、特許文献1に記載されているように、レジ打ちを行うオペレータあるいは取引者がレシート出力の要不要を入力できるPOSレジスタが提案されている。このPOSレジスタには、オペレータ側と取引者側にそれぞれレシート出力ボタンが設けられており、どちらかのレシート出力ボタンが押下された場合に限って、内蔵するレシートプリンタによりレシートが印刷されて発行される。
また、会計管理や家計簿作成は電子データ上で行われることも多いが、印刷媒体のレシートが提供された場合には、印刷されたデータを手入力して電子データ化しなければならないため、その作業に手間がかかると共に、入力ミスなどによる内容の不備が発生しやすいという問題点があった。そこで、特許文献2に記載されているように、電子レシートデータを店舗内プロセッサあるいは店舗内プロセッサにネットワークで接続された中央オフィスのデータベースに記録しておき、ネットワークを介して取引者のPCなどに電子レシートデータを送信するシステムが提案されている。このシステムでは、電子レシートデータにクーポン、購入品のマニュアル、宣伝広告用のマルチメディアファイルなどの付加情報を添付したり、複数の電子レシートデータの集積物やそれらの解析データを、取引者からアクセス可能な形式で保管することができる。
特開2001−291167号公報 特開2003−123144号公報
しかしながら、特許文献1のPOSレジスタでは、会計の際にレシートを発行しないという選択肢はあるものの、購入品目別の明細などを省略した簡易版のレシートを発行してほしいという取引者の要望に応えることはできなかった。また、レシートを電子データの形態で提供してほしいという取引者の要望に応えることができなかった。また、特許文献1のPOSレジスタを使用するためには、店舗において既存のレジスタ機自体を交換する必要があり、導入のための負担が大きかった。
また、特許文献2のシステムは、電子レシートデータを取引者に提供できるものの、購入品目別の明細などを省略した簡易版のレシートを会計の際にその場で発行してほしいという取引者の要望に応えることはできなかった。また、電子レシートデータの取引者への受け渡し方法として電子メールなどによる送信が提案されているが、この方法では、会計時あるいは会計前に、送信元であるシステム側に取引者のメールアドレスなどを登録する必要がある。よって、手続きが面倒であると共に、取引者側から個人情報を提供しなければならないという問題点があった。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、購入品目別の明細などを省略した簡易版のレシートを発行することができ、更に、必要に応じて、取引者の希望に応じた内容のレシートを電子データあるいは印刷物などの取引者の希望に応じた態様で提供できるレシート発行方法およびレシート発行システム、並びにレシート発行機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のレシート発行方法は、
POSシステムにおいて取引の決済処理毎に生成される会計処理データに、当該会計処理データを識別するための識別情報を付与してレシートデータを生成する第1工程と、
前記レシートデータをレシートデータベースに登録する第2工程と、
前記識別情報を含む簡易レシートを発行する第3工程と、
前記簡易レシートに含まれる前記識別情報の入力を受け付けて、当該識別情報が付与されている前記レシートデータを前記レシートデータベースから抽出する第4工程と、
前記第4工程において抽出された前記レシートデータの少なくとも一部を含む詳細レシートを発行する第5工程を行うことを特徴とする。
このように、本発明のレシート発行方法では、取引の決済処理毎に生成される会計処理データに識別情報を付与し、決済処理を行った取引者に、この識別情報を含む簡易レシートを発行できる。また、簡易レシートに記録された識別情報が入力されると、レシートデータベースからデータを抽出して、抽出したデータに基づき、取引明細などの詳細なデータを含む詳細レシートを発行できる。よって、取引者は、希望するときだけ詳細レシートを取得できる。
本発明のレシート発行方法において、前記識別情報の付与、および、前記簡易レシートの発行を、前記POSシステムの端末に接続されている第1レシート発行機において行い、第2レシート発行機において、前記識別情報の入力受け付け、および、前記詳細レシートの発行を行うとよい。このようにすると、決済処理の際にその場で取引者に簡易レシートを発行できる。また、POSシステム内の会計処理データを利用するものの、POSシステムとは別のレシート発行機により簡易レシートや詳細レシートを発行するので、既存のPOSシステムに対してほとんど変更を加える必要がなく、既存のPOSシステムとの連携が容易である。
本発明のレシート発行方法において、前記レシートデータベースを管理する管理サーバに、前記第1工程において生成された前記レシートデータを前記第1レシート発行機から送ると共に、前記第4工程において入力された前記識別情報を前記第2レシート発行機から送り、前記管理サーバにおいて、前記第1レシート発行機から受け取った前記レシートデータの前記レシートデータベースへの登録、前記第2レシート発行機から受け取った前記識別情報に基づく前記レシートデータベースの検索、および、当該検索により抽出された前記レシートデータの前記第2レシート発行機への受け渡しを行うとよい。このように、管理サーバにおいてレシートデータベースを管理すれば、例えば、第2レシート発行機を複数の場所に設置してそれぞれを管理サーバと通信可能にすることができ、同じ詳細レシートの発行を複数の場所で受けられるようになる。また、チェーン店などの複数の店舗のそれぞれで生成されたレシートデータを、1箇所に集約して管理できる。
本発明のレシート発行方法において、前記簡易レシートおよび前記詳細レシートを、印刷媒体および電子データのうちの少なくとも一方の形態で発行するとよい。このようにすると、簡易レシートおよび詳細レシートを、取引者の希望する形態で発行できる。
本発明のレシート発行方法において、前記レシートデータを、簡易レシート用データと、詳細レシート用データと、共通データとに分け、前記簡易レシートに、前記識別情報、前記簡易レシート用データおよび前記共通データを含め、前記詳細レシートに、前記識別情報、前記詳細レシート用データおよび前記共通データを含めるとよい。このようにデータを区分すれば、簡易レシートおよび詳細レシートの発行の際には、これらのデータを出力用のフォーマットにおとしこむだけでよいので、簡易レシートおよび詳細レシートの発行処理が容易である。
本発明のレシート発行方法において、前記第4工程において抽出された前記レシートデータの内容に関連するサービスデータを、前記詳細レシートに含めるとよい。このようにすれば、取引内容に関連するサービスなどの様々な情報を提供できる。
また、上記課題を解決するために、本発明のレシート発行システムは、
POSシステムと接続可能な第1レシート発行機と、第2レシート発行機を備えたレシート発行システムであって、
前記第1レシート発行機は、
前記POSシステムにおいて取引の決済処理毎に生成される会計処理データを前記POSシステムの端末から受け取り、当該会計処理データに前記会計処理を識別するための識別情報を付与してレシートデータを生成する処理と、前記識別情報を含む簡易レシートを発行する処理を行い、
前記レシートデータが登録されたレシートデータベースを、前記第1レシート発行機、前記第2レシート発行機、または管理サーバのいずれかにより管理し、
前記第2レシート発行機は、
前記簡易レシートに含まれる前記識別情報の入力を受け付けて、当該識別情報が付与されている前記レシートデータを前記レシートデータベースから取得する処理と、当該取得した前記レシートデータの少なくとも一部を含む詳細レシートを発行する処理を行うことを特徴とする。
また、本発明のレシート発行機は、
POSシステムと接続可能なレシート発行機であって、
前記POSシステムにおいて取引の決済処理毎に生成される会計処理データを前記POSシステムの端末から受け取り、当該会計処理データに前記会計処理を識別するための識別情報を付与してレシートデータを生成する処理と、前記識別情報を含む簡易レシートを発行する処理を行うことを特徴とする。
また、本発明のレシート発行機は、
POSシステムにおいて取引の決済処理毎に生成される会計処理データを含む詳細レシートを発行するレシート発行機であって、
前記会計処理データを識別するために前記会計処理データ毎に付与された識別情報の入力を受け付けて、当該識別情報が付与されている前記レシートデータを前記レシートデータベースから取得する処理と、当該取得した前記レシートデータの少なくとも一部を含む詳細レシートを発行する処理を行うことを特徴とする。
このように、本発明のレシート発行システムおよびレシート発行機は、取引の決済処理毎に生成される会計処理データに識別情報を付与し、決済処理を行った取引者に、この識別情報を含む簡易レシートを発行できる。また、簡易レシートに記録された識別情報が入力されると、レシートデータベースからデータを抽出して、抽出したデータに基づき、取引明細などの詳細なデータを含む詳細レシートを発行できる。よって、取引者は、希望するときだけ詳細レシートを取得できる。また、決済処理の際にその場で取引者に簡易レシートを発行できる。また、POSシステム内の会計処理データを利用するものの、POSシステムとは別のレシート発行機により簡易レシートや詳細レシートを発行するので、既存のPOSシステムに対してほとんど変更を加える必要がなく、既存のPOSシステムとの連携が容易である。
本発明のレシート発行システムにおいて、前記レシートデータベースを管理する前記管理サーバを備え、当該管理サーバは、前記第1レシート発行機から前記レシートデータを受け取って前記レシートデータベースに登録する処理と、前記第2レシート発行機から前記識別情報を受け取って当該識別情報に基づき前記レシートデータベースを検索する処理と、当該検索により抽出された前記レシートデータを前記第2レシート発行機へ受け渡す処理を行うとよい。このように、管理サーバにおいてレシートデータベースを管理すれば、例えば、第2レシート発行機を複数の場所に設置してそれぞれを管理サーバと通信可能にすることができ、同じ詳細レシートの発行を複数の場所で受けられるようになる。また、チェーン店などの複数の店舗のそれぞれで生成されたレシートデータを、1箇所に集約して管理できる。
本発明のレシート発行システムにおいて、前記第1レシート発行機は、前記簡易レシートを、印刷媒体および電子データのうちの少なくとも一方の形態で発行し、前記第2レシート発行機は、前記詳細レシートを、印刷媒体および電子データのうちの少なくとも一方の形態で発行するとよい。また、本発明のレシート発行機において、前記簡易レシートを、印刷媒体および電子データのうちの少なくとも一方の形態で発行するとよい。また、前記詳細レシートを、印刷媒体および電子データのうちの少なくとも一方の形態で発行するとよい。このようにすると、簡易レシートおよび詳細レシートを、取引者の希望する形態で発行できる。
本発明のレシート発行システムにおいて、前記レシートデータには、簡易レシート用データと、詳細レシート用データと、共通データが含まれ、前記第1レシート発行機は、前記識別情報、前記簡易レシート用データおよび前記共通データを含む前記簡易レシートを発行し、前記第2レシート発行機は、前記識別情報、前記詳細レシート用データおよび前記共通データを含む詳細レシートを発行するとよい。このようにデータを区分すれば、簡易レシートおよび詳細レシートの発行処理が容易である。
本発明のレシート発行システムにおいて、前記第2レシート発行機は、前記識別情報の入力に基づいて取得した前記レシートデータの内容に関連するサービスデータを生成または取得し、当該サービスデータを含んだ前記詳細レシートを発行するとよい。このようにすれば、取引内容に関連するサービスなどの様々な情報を提供できる。
本発明では、取引の決済処理毎に生成される会計処理データに識別情報を付与し、決済処理を行った取引者に、この識別情報を含む簡易レシートを発行できる。また、簡易レシートに記録された識別情報が入力されると、レシートデータベースからデータを抽出して、抽出したデータに基づき、取引明細などの詳細なデータを含む詳細レシートを発行できる。よって、取引者は、希望するときだけ詳細レシートを取得できる。
以下、本発明を適用したレシート発行方法およびレシート発行システムの実施の形態について説明する。
(レシート発行システムの構成)
図1は本実施形態のレシート発行システムの構成図である。この図に示すように、レシート発行システムSは、2台のレシートプリンタ10,20(第1レシート発行機,第2レシート発行機)と、レシートプリンタ10および20に接続された管理サーバ30を備えている。レシートプリンタ10は、小売店などの店舗のレジカウンターに設置されており、店舗におけるPOSシステムの端末装置であるPOSレジスタ40に接続されている。このレシートプリンタ10は、POSレジスタ40と同様に、会計オペレータによって操作される。もう1台のレシートプリンタ20は、店舗におけるレジカウンターとは別の場所に設置されており、この店舗で商品やサービスを購入した取引者によって利用される。管理サーバ30は、店舗の施設内ネットワークを介してレシートプリンタ10,20と接続されており、例えば、店舗のシステム管理室などに設置されている。
レシート発行システムSは、上記のような店舗内システムではなく、複数の店舗にまたがって設置され、外部ネットワークあるいは専用回線により互いに接続されたシステムにすることもできる。この場合には、管理サーバ30を外部の管理センタなどに設置し、施設外のネットワーク回線により管理サーバ30とレシートプリンタ10,20を接続する。レシートプリンタ10,20は複数の店舗にそれぞれ配置されており、それぞれが管理サーバ30と接続される。各店舗においてレシートプリンタ10に接続されるPOSレジスタ40は、同一のPOSシステム内の端末であってもよいし、別々のPOSシステムの端末であってもよい。POSレジスタ40は、レシートプリンタ10が利用可能な形式でレシートプリンタ10に会計処理データを受け渡すことができるものであればよい。また、レシート発行システムSは、レシートプリンタ20をレシートプリンタ10が設置された全ての店舗に設置せず、一部の店舗のみに設置する構成であってもよい。
レシートプリンタ10は、店舗における決済処理の際に、取引者に対して従来のような詳細なレシートは発行しない代わりに、取引者が後から詳細なレシートデータを入手できるようにするための最小限の情報を記載した簡易レシートAを発行する。図2はレシート発行システムSのブロック図である。レシートプリンタ10は、POSレジスタ40および管理サーバ30との間でデータの送受信を行うための通信部11と、簡易レシートAを印刷し発行するためのプリンタ部12と、携帯電話やPDAなどの携帯端末機器との間でデータ通信を行うための赤外線通信部13と、操作ボタンやキーボードなどの操作部14と、小型液晶パネルなどの表示部15と、レシートプリンタ10を構成する上記各部を制御するための制御部16などを備えている。
制御部16は、CPUや各周辺回路との信号を取り扱うゲートアレイあるいはカスタムLSIなどの論理回路を備えた処理部と、RAMおよびROMなどの記憶部を備えており、記憶部に記憶された制御プログラムに基づいて各種処理を行い、制御信号を出力する。また、制御部16は、管理サーバ30と通信を行うことにより、管理サーバ30内の制御プログラムに基づいて処理を行うこともできる。
レシートプリンタ20は、レシートプリンタ10から発行された簡易レシートAを持った取引者が、この簡易レシートAに含まれる会計処理IDなどの識別情報に基づき、詳細なレシートデータが記録された詳細レシートを取得するための装置である。レシートプリンタ20は、管理サーバ30との間でデータの送受信を行うための通信部21と、後述する詳細レシートBを印刷し発行するためのプリンタ部22と、携帯電話やPDAなどの携帯端末機器との間でデータ通信を行うための赤外線通信部23と、操作ボタンやキーボードなどの操作部24と、小型液晶パネルなどの表示部25と、レシートプリンタ20を構成する上記各部を制御するためのCPUや各種回路およびRAM,ROMなどを備えた制御部26などを備えている。通信部21は、施設内ネットワークのほか、インターネットなどの外部のネットワーク回線を介してレシートプリンタ20へのデータの入出力を行うこともできる。
管理サーバ30は、レシートプリンタ10,20との間でデータの送受信を行うための通信部、CPUなどの処理部、およびRAM、ROM、HDDなどの記憶部などを備えたコンピュータである。また、管理サーバ30は、一般的なコンピュータ装置と同様に、液晶モニタなどの表示部やキーボードなどの操作部を備えていてもよい。管理サーバ30内の記憶部には、後述するレシートデータベース60が記憶保持されている。管理サーバ30は、POSレジスタ40を端末装置とするPOSシステムとは独立に制御されており、管理サーバ30で行われる処理は、POSシステム側におけるデータベースなどの内容に影響しない。また、管理サーバ30で行われる処理は、POSシステム側の機能を利用せずに行うことができる。すなわち、管理サーバ30におけるレシートデータベース60の管理は、POSシステムから独立し行われている。
(レシート発行方法)
次に、上記構成のレシート発行システムSにより行われるレシート発行方法における各工程について説明する。図3は本実施形態のレシート発行方法のフローチャートである。
(1)第1工程:S1
本工程では、レシートプリンタ10において、以下説明する内容のレシートデータ生成処理を行う。レシートプリンタ10の制御部16は、POSレジスタ40において会計処理が行われると、通信部11を介してPOSレジスタ40から会計処理データを取得する。そこで、まず、POSレジスタ40における会計処理データの生成およびそのレシートプリンタ10への受け渡しについて説明する。POSレジスタ40には、会計処理の際に、取引者が購入した商品あるいはサービスの全てについて、購入品目の内容を特定可能な購入品目特定情報および数量が、バーコードリーダによる情報の読み取りあるいは手入力などの方法で入力される。POSレジスタ40では、入力された購入品目特定情報に基づき、POSシステム内に記憶保持されている商品マスタなどのデータベースから、各購入品目別に、その単価データ、および、必要であれば会計処理に用いる各種情報を抽出し、購入総計額を算出する。なお、購入総計額の算出処理をPOSシステム内の管理サーバなどにおいて行い、処理済のデータをPOSレジスタ40で受信してもよい。
POSレジスタ40は、今回の会計処理を行うために入力、使用、あるいは生成した会計処理データを、自動的に、あるいはレシートプリンタ10からの要求信号に応じて、レシートプリンタ10において処理可能なデータ形式で出力する。出力されたデータは、通信部11に入力され、内部バスなどから制御部16に取り込まれる。POSレジスタ40から出力される会計処理データには、今回の会計処理における全購入品目についての数量および購入額(以下、購入明細という)および購入総計額と共に、今回の会計処理を行った日時、今回の会計処理を行った店舗名、今回の会計処理を行ったPOSレジスタ40の識別番号、レジ打ちを行った会計オペレータの名前あるいは識別番号、などの情報が含まれる。また、現金払いかクレジットカード利用かなどの支払い方法に関する情報や、取引者が会計時にポイントカードなどを提示したりクーポンなどを利用した場合にはそれらの情報を含めてもよい。さらに、今回の購入品目に関連して商品マスタに登録されている様々な付帯情報を含めてもよい。例えば、購入品目についての生産・流通の履歴などを付帯情報として含めてもよい。
制御部16は、入力された会計処理データに、当該会計処理データを一意に特定可能な識別情報を付与することにより、レシートデータを生成する。識別情報には、今回行った会計処理と一対一対応する文字列である会計処理IDと、この会計処理IDに対して一対一対応する文字列であるパスワードからなる1組の情報を用いることができる。会計処理IDは、例えば、会計処理データに対してPOSレジスタ40から取り込まれた順に規則的に割り当てられる文字列である。また、パスワードは、レシートデータの生成ごとにランダムあるいは擬似ランダムに生成される文字列である。会計処理IDおよびパスワードは、レシートデータへのアクセス権を確認するための識別情報として用いられる。なお、識別情報として会計処理IDのみを付与してパスワードについては省略してもよいが、不正アクセスを困難にするためには、会計処理IDとパスワードの組み合わせを用いた方がよい。
制御部16は、POSレジスタ40からの会計処理データの取り込みおよびレシートデータの生成が正常に終了した場合には、以下に説明するレシートデータ出力処理および簡易レシート発行処理を行う。これらの処理は並行して行ってもよく、どちらの処理を先に行っても良い。なお、会計処理データの取り込みおよびレシートデータの生成が正常に行われなかった場合には、表示部15にエラー信号を出力してこの処理を終了する。
(2)第2工程:S2
(2−1)レシートデータ出力処理
本工程では、まず、レシートプリンタ10においてレシートデータ出力処理を行う。制御部16は、上記レシートデータ生成処理が正常に完了した場合には、生成したレシートデータを管理サーバ30に出力する。管理サーバ30は、施設内ネットワークあるいは外部ネットワークに接続されている。そこで、POSシステムから取得した会計処理データの外部への流出を防止するために、レシートプリンタ10から管理サーバ30へのレシートデータの受け渡しを行う際には、通信データを暗号化する処理を行う。例えば、レシートプリンタ10と管理サーバ30との間で暗号化キーおよび復号化キーを設定しておき、この暗号化キーおよび復号化キーをレシートプリンタ10および管理サーバ30において外部に流出しないように管理する。また、制御部16および管理サーバ30の制御部に、暗号化および復号化を行うためのプログラムを記憶させておく。これにより、制御部16は、レシートデータを暗号化して管理サーバ30に出力できる。
(2−2)レシートデータ登録処理
続いて、本工程では、管理サーバ30において、レシートデータ登録処理を行う。管理サーバ30の制御部は、レシートプリンタ10から暗号化済みの新たなレシートデータが入力されたことにより、この暗号化データを暗号化プログラムおよび復号化キーを用いて復号化する。そして、復号化されたレシートデータをレシートデータベース60に追加登録する。レシートデータベース60には、復号化されたレシートデータに含まれる会計処理データと識別情報が、1件のデータレコードとして互いに関連付けられて登録される。なお、レシート発行システムSを複数のレシートプリンタ10を管理サーバ30に接続する構成にした場合には、レシートデータベース60は、複数のレシートプリンタ10からのレシートデータを1箇所で集約して管理するものとなる。従って、このような場合には、複数のレシートプリンタ10において、互いに重複しないように会計処理IDを付与する。
(3)第3工程:S3
本工程では、レシートプリンタ10において、以下に説明する簡易レシート発行処理を行う。レシートプリンタ10の制御部16は、上記レシートデータ生成処理によって生成されたレシートデータから所定のデータを抽出して、印刷媒体あるいは電子データの形態で、簡易レシートAを発行する。制御部16は、まず、会計処理データの取り込みおよびレシートデータの生成が正常に終了した後に表示部15に制御信号を出力し、取引者に、簡易レシートAを印刷媒体と電子データのどちらの発行形態で発行するかの選択を促す旨の表示を行う。操作部14において取引者がどちらかの発行形態を選択する旨の入力を行うと、制御部16は、当該入力に基づいて簡易レシートAの発行を行う。
まず、印刷媒体による発行が選択された場合の処理について説明する。制御部16は、レシートデータから抽出したデータをドライバなどにより簡易レシート印刷用のデータに変換し、変換後のデータを印刷用の制御信号と共にプリンタ部12に出力する。図4(a)(b)に本実施形態における簡易レシートAを示す。図4(a)の簡易レシートAには、レシートデータに含まれる情報のうち、会計処理ID、パスワード、購入総計額、店舗名、会計処理の日時の5つの情報が印刷されている。すなわち、制御部16は、レシートデータからこれらのデータを抽出して簡易レシート印刷用のデータとして用いる。プリンタ部12は、内蔵するロール紙を紙送り機構などによりプリンタヘッド側に送り出し、ロール紙に上記5つの情報を所定のレイアウトで印刷する。そして、レシート発行口からレシートプリンタ10の外部に送り出されたロール紙の印刷部分を、切断機構などによって切り離す。これにより、印刷媒体での簡易レシートAの発行が完了する。切り離された簡易レシートAは、会計オペレータによって取引者に手渡される。
制御部16は、簡易レシートAに、上記5つの情報以外の情報を必要に応じて印刷する。例えば、図4(a)に示すように、「お買い上げ、ありがとうございました」などの取引者に対するメッセージと、取引者にインターネット経由でレシートデータを提供するためのURLアドレスを簡易レシートAに印刷することができる。また、図4(b)は、識別情報として会計処理IDのみが付与された場合の簡易レシートAである。この場合には、パスワードは印字されていない。また、この簡易レシートAにはURLアドレスは記載されていない。すなわち、この場合には、後述するインターネット経由でのレシートデータの提供は行われず、レシートプリンタ20のみから詳細なレシートデータの提供を受けることができる。
次に、電子データによる発行が選択された場合の処理について説明する。制御部16は、赤外線通信部13を介して取引者の携帯電話やPDAなどの携帯端末50との間で通信を行い、簡易レシートAを発行する。すなわち、会計オペレータあるいは取引者が取引者の携帯端末50を赤外線通信部13にセットした後、操作部14からデータ送信開始指示を入力すると、制御部16は、図4(a)(b)に示した印刷媒体による簡易レシートAの表示内容と同一の内容を携帯端末50の画面に表示するためのデータファイルを携帯端末50で読み取り可能な形式で作成し、携帯端末50に出力する。これにより、電子データでの簡易レシートAの発行が完了する。携帯端末50では、受信したファイルを自動的にあるいは取引者の操作に応じて開き、簡易レシートAを表示する。なお、電子データには、ロール紙の面積のようなスペースの制限がないので、電子データで発行する簡易レシートAに、紙の簡易レシートAなどに印刷された内容よりも多くの情報を含めてもよい。
(4)第4工程:S4
(4−1)レシートデータ要求処理
本実施形態では、レシートデータを保持するレシートデータベース60は、レシートプリンタ20ではなく管理サーバ30に記憶保持されている。そこで、本工程では、レシートプリンタ20は、詳細なレシートデータを出力するために、まず、管理サーバ30から必要なレシートデータを取得する。そのために、レシートプリンタ20から管理サーバ30に対して、必要なレシートデータを特定する識別情報、すなわち、会計処理IDおよびパスワードを含んだレシートデータ抽出要求を出力する。
まず、レシートプリンタ20に、簡易レシートAに記録されている会計処理IDおよびパスワードが入力される。具体的には、印刷された簡易レシートAを持った取引者は、操作部24を操作して、表示部25に表示される入力指示に従い、会計処理IDおよびパスワードを含む必要情報をレシートプリンタ20に入力する。また、電子データでの簡易レシートAの提供を受けた取引者は、赤外線通信部23に携帯端末をセットする。そして、表示部25あるいは携帯端末における表示に従って操作を行い、会計処理IDおよびパスワードを含む必要情報をレシートプリンタ20に入力する。制御部26は、これらの情報が入力されたことに基づいてレシートデータ抽出要求を生成し、レシートプリンタ20から管理サーバ30に出力する。
(4−2)レシートデータ検索処理
続いて、本工程では、管理サーバ30において、レシートデータ検索処理を行う。管理サーバ30は、レシートプリンタ20側からレシートデータ抽出要求が入力されたことにより、このレシートデータ抽出要求に含まれる会計処理IDを検索キーとして、レシートデータベース60内のデータを検索する。すなわち、管理サーバ30は、レシートデータベース内における識別情報のデータの中から、検索対象である会計処理IDと一致する文字列を検索して、この会計処理IDを含むデータレコードを抽出するための検索プログラムを有している。
また、管理サーバ30は、検索対象である会計処理IDと一致するデータを含むデータレコードが検出された場合には、レシートデータ抽出要求に含まれるパスワードと、検出されたデータレコードに含まれるパスワードが一致するか否かの判定を行う。一致すると判定した場合には、管理サーバ30は、このレシートデータ抽出要求が正規のものであるとして、検出されたデータレコード内のレシートデータを、レシートプリンタ20に出力する。なお、この際、管理サーバ30はレシートデータを暗号化してレシートプリンタ20に出力する。一方、パスワードが検出されたデータレコードに含まれるものと一致しない場合には、不正な抽出要求であるとして処理を中止し、不正アクセスに対する警告信号などをレシートプリンタ20に出力する。また、検索対象である会計処理IDと一致するデータを含むデータレコードが検出されなかった場合には、エラー信号などを出力して処理を中止する。なお、識別情報として会計処理IDのみを生成し、パスワードを用いないように本システムを構成した場合には、レシートデータ抽出要求が正規のものであるか否かの判断を行わないようにする。
(5)第5工程:S5
本工程では、レシートプリンタ20において、以下に説明する詳細レシート発行処理を行う。レシートプリンタ20の制御部26は、表示部25に、取引者に詳細レシートの発行形態を選択させるための表示を行う。発行形態は、例えば、印刷媒体による発行、電子データによる提供、あるいは、表示部25への表示、などの選択肢がある。取引者により、操作部24に出力形態を選択する入力がなされた場合には、制御部26は、当該入力に基づいて詳細レシートBの発行を行う。
図5は印刷媒体により発行された詳細レシートBを示す図である。この図に示すように、詳細レシートBには、簡易レシートAには含まれていなかった購入明細が印字されている。制御部26は、管理サーバ30から受け取ったレシートデータから購入明細を含むデータを抽出してドライバなどにより詳細レシート印刷用のデータに変換し、変換後のデータを印刷用の制御信号と共にプリンタ部22に出力する。プリンタ部22は、内蔵するロール紙を紙送り機構などによりプリンタヘッド側に送り出して、このロール紙上に、購入明細含むレシートデータの内容を所定のレイアウトで印刷する。そして、ロール紙の印刷部分をレシート発行口からレシートプリンタ20の外部に送り出し、切断機構などによって印刷部分を切り離して、発行トレイなどの上に載せる。これにより、詳細レシートBの発行が完了する。
取引者が詳細レシートBの電子データによる提供を選択した場合には、簡易レシートAの提供の際と同様の操作により、電子レシートデータの受け渡しを行う。すなわち、取引者が携帯端末50を赤外線通信部23にセットした後、操作部24からデータ送信開始指示を入力すると、制御部26は、印刷媒体による詳細レシートBの表示内容と同一の内容を携帯端末50の画面に表示するためのデータファイルを携帯端末50で読み取り可能な形式で作成し、携帯端末50に出力する。これにより、電子データでの詳細レシートBの発行が完了する。電子データによる詳細レシートBは、ロール紙に印刷する場合のようにスペースの制限がないので、より多くの付帯情報を含んだものにすることができる。
詳細レシートBを紙や電子データで出力せずにその内容を表示させる処理を選択した場合には、印刷媒体による詳細レシートBの表示内容と同一の内容を表示するためのレイアウトデータを生成し、レシートプリンタ20の表示部25に表示する。なお、このように詳細レシートBの内容を表示部25において確認した後に、取引者が紙あるいは電子データでの詳細レシートBの発行を選択できるようにしてもよい。
また、本実施形態では、レシートプリンタ20へのインターネットなどの外部のネットワーク回線を介してのアクセスが可能になっている。また、制御部26は管理サーバアプリケーションを実行する機能を有しており、レシートプリンタ20をウェブ管理サーバとして機能させることができる。これにより、本実施形態では、取引者がレシートプリンタ20を直接操作せずに、ネットワーク経由でレシートプリンタ20にアクセスして、取引者の自宅や職場などにおいて、詳細レシートBの内容表示や電子データによる提供を受けることができる。
例えば、図4(a)の簡易レシートAには、詳細レシートBの提供をネットワーク経由で受けるためのURLアドレスが含まれている。取引者が自宅や会社などのパソコン70からこのURLアドレスにアクセスした場合には、取引者側のパソコン70に、詳細レシートを取得するための会計処理IDおよびパスワードなどの入力画面を表示させる。取引者がこの画面で必要な情報を入力すると、当該データはネットワーク経由でレシートプリンタ20に送信される。レシートプリンタ20は、この入力データに基づいて(4)のレシートデータ抽出処理を行い、レシートデータを取得する。そして、詳細レシートBの提供用のデータを生成すると共に、取引者側のパソコンに表示された画面に、詳細レシートBを画面表示させるための表示ボタンや、電子データのダウンロードボタンなどを表示する。取引者側のパソコン70で所望のボタンをクリックすると、詳細レシートBの画面表示や電子データのダウンロードが行われる。
(本実施形態の効果)
以上のように、本実施形態では、レシートプリンタ10は、取引の決済処理毎に生成される会計処理データをPOSシステムから取得して会計処理IDなどの識別情報を付与し、決済処理を行った取引者に、会計処理IDなどを含む簡易レシートAを発行できる。また、簡易レシートAに記録された会計処理IDなどがレシートプリンタ20に入力されると、会計処理IDを検索キーとしてレシートデータベース60からレシートデータを抽出して、取引明細などの詳細なデータを含む詳細レシートBを発行できる。よって、取引者は、希望するときだけ詳細レシートBを取得できる。
また、簡易レシートAおよび詳細レシートBは、POSシステム内の会計処理データを利用して発行されるものの、POSシステムとは別のレシートプリンタ10,20により発行されるので、既存のPOSシステムに対してほとんど変更を加える必要がない。よって、既存のPOSシステムとの連携が容易である。
また、本実施形態では、簡易レシートAあるいは詳細レシートBを、取引者の希望に応じて、印刷物や電子データ、あるいは画面上への表示などのさまざまな形態で提供できる。また、レジカウンタにおいて決済処理後にすぐ簡易レシートAを受け取ることができ、同一店舗内において所望のタイミングで詳細レシートBの発行を受けられる。さらに、ネットワーク経由での詳細レシートの閲覧や発行も可能であるので、取引者にとっての利便性が高い。
(改変例)
上記実施形態は、以下のように改変することができる。
(a)上記実施形態において、上記各形態により提供される詳細レシートBに、レシートデータに含まれる購入明細以外のデータを付加することができる。例えば、購入品目についての付帯情報、例えば、生産元や生産時期などの生産・流通履歴に関するデータを、詳細レシートB上に印刷したり、詳細レシートBと共に表示したり、あるいは詳細レシートBの電子データに付加してもよい。また、レシートプリンタ20において、レシートデータの内容に基づいてサービスデータなどの付帯情報を生成し、これを詳細レシートBに付加して発行してもよい。例えば、購入店舗や購入品目などに基づき、これらに関連する新商品入荷や安売りセールなどの広告、あるいは次回来店時に使えるクーポンなどを付加してもよい。また、会計時にクレジットカードを使用したりポイントカードなどを提示した場合には、クレジット利用に関連した情報や、ポイントに関連した情報を付加してもよい。なお、これらの情報は、詳細レシートBに直接印刷してもよいし、これらの情報にアクセスするためのURLアドレスや二次元コードなどを印刷しておいてもよい。また、電子データで発行する場合には、添付ファイルなどによってサービスデータを付加することもできる。
また、ネットワーク経由で取引者のパソコンに詳細レシートBを発行する場合には、さらに別のサービスデータを提供することもできる。例えば、詳細レシートBのデータをレシートプリンタ20側で家計簿用のデータに変換して取引者側のパソコンからダウンロード可能にしたり、複数の詳細レシートBのデータをレシートプリンタ20側で集計したり解析して集計あるいは解析後のデータを取引者側のパソコンからダウンロード可能にしたり、詳細レシートBのデータやその集計/解析データ、家計簿や会計簿用に変換されたデータ、などを管理サーバ30側に送信して保管するなどのサービスについての情報を、詳細レシートBに付加して提供することができる。また、レシートプリンタ20において直接このようなサービスを提供してもよいし、レシートプリンタ20を外部のサービス会社の管理サーバとネットワークで接続し、サービス会社の管理サーバの機能を利用してサービスを提供してもよい。
(b)上記実施形態において、レシートデータが、取引者を識別するための取引者識別情報を含むようにしてもよい。例えば、取引者が会計処理の際にクレジットカードやポイントカードなどの取引者識別情報を記憶した情報担体を提示した場合には、POSレジスタ40を介して、レシートプリンタ10により、この情報担体から取引者識別情報を取得し、レシートデータに付加する。また、管理サーバ30には、レシートデータベース60内のデータレコードを、取引者識別情報を検索キーとして検索する検索機能を持たせる。そして、レシートプリンタ20には、識別情報と取引者識別情報のいずれかが入力された場合に、レシート抽出要求処理を行わせるようにする。取引者識別情報を検索キーとした場合には、複数のレシートデータが抽出されるので、その際には、レシートプリンタ20側で、さらに、どのレシートデータについての詳細レシートを出力するかを選択できるようにしてもよい。
また、このように、レシートデータに取引者識別情報が付加されていれば、上記(a)の改変例で述べたようなサービスデータを、取引者別に生成して詳細レシートBに付加して提供することができる。例えば、複数のレシートデータから取引者の購入傾向や嗜好などを分析して広告やクーポンなどのサービスデータを生成すれば、より効果の高いサービスデータを生成できる。また、レシートデータに取引者識別情報が付加されていれば、家計簿用のデータの生成やレシートデータの集計/解析、あるいはこれらのデータの保管などのサービスの提供が容易である。
(c)上記実施形態において、管理サーバ30とレシートプリンタ20を一対一で設置している場合には、管理サーバ30を省略して、レシートプリンタ20内にレシートデータベース60を記憶させてもよい。また、レシートプリンタ10内にレシートデータベース60を記憶させる構成にすることも可能である。
(d)上記実施形態において、レシートデータベース60に登録される各レシートデータを、簡易レシートA専用のデータ、詳細レシートB専用のデータ、両レシートに共通なデータ、の3種類に区分し、1つのデータレコードに登録してもよい。例えば、簡易レシートA専用のデータを会計処理IDおよびパスワードのデータとし、詳細レシートB専用のデータを購入明細データやサービスデータのデータとし、共通データを購入総計額、店舗名、会計処理日時などのデータとする。このように予めデータを区分しておけば、簡易レシートおよび詳細レシートの発行処理が容易である。
本発明に係るレシート発行システムの構成図である。 本発明に係るレシート発行システムのブロック図である。 本発明に係るレシート発行方法のフローチャートである。 簡易レシートの説明図である。 詳細レシートの説明図である。
符号の説明
10…レシートプリンタ(第1レシート発行機)、11…通信部、12…プリンタ部、13…赤外線通信部、14…操作部、15…表示部、16…制御部、20…レシートプリンタ(第2レシート発行機)、21…通信部、22…プリンタ部、23…赤外線通信部、24…操作部、25…表示部、26…制御部、30…管理サーバ、40…POSレジスタ、50…携帯端末、60…レシートデータベース、70…パソコン、A…簡易レシート、B…詳細レシート、S…レシート発行システム

Claims (15)

  1. POSシステムにおいて取引の決済処理毎に生成される会計処理データに、当該会計処理データを識別するための識別情報を付与してレシートデータを生成する第1工程と、
    前記レシートデータをレシートデータベースに登録する第2工程と、
    前記識別情報を含む簡易レシートを発行する第3工程と、
    前記簡易レシートに含まれる前記識別情報の入力を受け付けて、当該識別情報が付与されている前記レシートデータを前記レシートデータベースから抽出する第4工程と、
    前記第4工程において抽出された前記レシートデータの少なくとも一部を含む詳細レシートを発行する第5工程を行うことを特徴とするレシート発行方法。
  2. 請求項1に記載のレシート発行方法において、
    前記識別情報の付与、および、前記簡易レシートの発行を、前記POSシステムの端末に接続されている第1レシート発行機において行い、
    第2レシート発行機において、前記識別情報の入力受け付け、および、前記詳細レシートの発行を行うことを特徴とするレシート発行方法。
  3. 請求項2に記載のレシート発行方法において、
    前記レシートデータベースを管理する管理サーバに、前記第1工程において生成された前記レシートデータを前記第1レシート発行機から送ると共に、前記第4工程において入力された前記識別情報を前記第2レシート発行機から送り、
    前記管理サーバにおいて、前記第1レシート発行機から受け取った前記レシートデータの前記レシートデータベースへの登録、前記第2レシート発行機から受け取った前記識別情報に基づく前記レシートデータベースの検索、および、当該検索により抽出された前記レシートデータの前記第2レシート発行機への受け渡しを行うことを特徴とするレシート発行方法。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれかの項に記載のレシート発行方法において、
    前記簡易レシートおよび前記詳細レシートを、印刷媒体および電子データのうちの少なくとも一方の形態で発行することを特徴とするレシート発行方法。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項に記載のレシート発行方法において、
    前記レシートデータを、簡易レシート用データと、詳細レシート用データと、共通データとに分け、
    前記簡易レシートに、前記識別情報、前記簡易レシート用データおよび前記共通データを含め、
    前記詳細レシートに、前記識別情報、前記詳細レシート用データおよび前記共通データを含めることを特徴とするレシート発行方法。
  6. 請求項1ないし5のいずれかの項に記載のレシート発行方法において、
    前記第4工程において抽出された前記レシートデータの内容に関連するサービスデータを、前記詳細レシートに含めることを特徴とするレシート発行方法。
  7. POSシステムと接続可能な第1レシート発行機と、第2レシート発行機を備えたレシート発行システムであって、
    前記第1レシート発行機は、
    前記POSシステムにおいて取引の決済処理毎に生成される会計処理データを前記POSシステムの端末から受け取り、当該会計処理データに前記会計処理を識別するための識別情報を付与してレシートデータを生成する処理と、前記識別情報を含む簡易レシートを発行する処理を行い、
    前記レシートデータが登録されたレシートデータベースを、前記第1レシート発行機、前記第2レシート発行機、または管理サーバのいずれかにより管理し、
    前記第2レシート発行機は、
    前記簡易レシートに含まれる前記識別情報の入力を受け付けて、当該識別情報が付与されている前記レシートデータを前記レシートデータベースから取得する処理と、当該取得した前記レシートデータの少なくとも一部を含む詳細レシートを発行する処理を行うことを特徴とするレシート発行システム。
  8. 請求項7に記載のレシート発行システムにおいて、
    前記レシートデータベースを管理する前記管理サーバを備え、
    当該管理サーバは、前記第1レシート発行機から前記レシートデータを受け取って前記レシートデータベースに登録する処理と、前記第2レシート発行機から前記識別情報を受け取って当該識別情報に基づき前記レシートデータベースを検索する処理と、当該検索により抽出された前記レシートデータを前記第2レシート発行機へ受け渡す処理を行うことを特徴とするレシート発行システム。
  9. 請求項7または8に記載のレシート発行システムにおいて、
    前記第1レシート発行機は、前記簡易レシートを、印刷媒体および電子データのうちの少なくとも一方の形態で発行し、
    前記第2レシート発行機は、前記詳細レシートを、印刷媒体および電子データのうちの少なくとも一方の形態で発行することを特徴とするレシート発行システム。
  10. 請求項7ないし9のいずれかの項に記載のレシート発行システムにおいて、
    前記レシートデータには、簡易レシート用データと、詳細レシート用データと、共通データが含まれ、
    前記第1レシート発行機は、前記識別情報、前記簡易レシート用データおよび前記共通データを含む前記簡易レシートを発行し、
    前記第2レシート発行機は、前記識別情報、前記詳細レシート用データおよび前記共通データを含む詳細レシートを発行することを特徴とするレシート発行システム。
  11. 請求項7ないし10のいずれかの項に記載のレシート発行システムにおいて、
    前記第2レシート発行機は、前記識別情報の入力に基づいて取得した前記レシートデータの内容に関連するサービスデータを生成または取得し、当該サービスデータを含んだ前記詳細レシートを発行することを特徴とするレシート発行システム。
  12. POSシステムと接続可能なレシート発行機であって、
    前記POSシステムにおいて取引の決済処理毎に生成される会計処理データを前記POSシステムの端末から受け取り、当該会計処理データに前記会計処理を識別するための識別情報を付与してレシートデータを生成する処理と、前記識別情報を含む簡易レシートを発行する処理を行うことを特徴とするレシート発行機。
  13. 請求項12に記載のレシート発行機であって、
    前記簡易レシートを、印刷媒体および電子データのうちの少なくとも一方の形態で発行することを特徴とするレシート発行機。
  14. POSシステムにおいて取引の決済処理毎に生成される会計処理データを含む詳細レシートを発行するレシート発行機であって、
    前記会計処理データを識別するために前記会計処理データ毎に付与された識別情報の入力を受け付けて、当該識別情報が付与されている前記レシートデータを前記レシートデータベースから取得する処理と、当該取得した前記レシートデータの少なくとも一部を含む詳細レシートを発行する処理を行うことを特徴とするレシート発行機。
  15. 請求項14に記載のレシート発行機であって、
    前記詳細レシートを、印刷媒体および電子データのうちの少なくとも一方の形態で発行することを特徴とするレシート発行機。
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