JP2015106224A - 端末/サーバ通信装置、トータリゼータシステム、及びインターネット投票方法 - Google Patents

端末/サーバ通信装置、トータリゼータシステム、及びインターネット投票方法 Download PDF

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Abstract

【課題】事前に銀行口座を会員情報に登録したくないファンが、トータリゼータ端末により現金でインターネット投票を行うことを可能にする端末/サーバ通信装置、トータリゼータシステム、及びインターネット投票方法を提供する。【解決手段】端末/サーバ通信装置3は、サーバ1とトータリゼータ端末2との間に配置され、サーバ1に対してログインして、サーバ1に対するインターネット投票サービスを可能にするサーバ向け処理部10と、準備金と各トータリゼータ端末2からの入金情報を併合して現金情報の管理を行うと共に、トータリゼータ端末2からのインターネット投票を前記現金情報に基づいて実行する制御部20と、を有している。これにより、事前に銀行口座を会員登録しなくても、トータリゼータ端末2からインターネット投票を端末/サーバ通信装置3が管理する現金情報に基づいて行うことができる。【選択図】図2

Description

本発明は、現金投票用のトータリゼータ端末によりインターネット投票を可能にする端末/サーバ通信装置、トータリゼータ端末によりインターネット投票可能なトータリゼータシステム、及びトータリゼータ端末によるインターネット投票方法に関する。
従来から現在に至るまで、トータリゼータ端末等による現金投票が行われている。一方、近年、クライアント端末からサーバにアクセスしてインターネット投票サービスの提供を受けることができる。インターネット投票サービスは、現金投票よりも高倍率の配当が得られるファンに魅力的なサービスを含んでいる。例えば、日本中央競馬会(JRA)が発売する5重勝単勝式の勝馬投票券として、WIN5(ウィンファイブ)がある。このWIN5は、指定の5レースの1着をすべて当てるもので、100円当たりの払戻金の上限は2億円であり、2011年4月から、インターネット投票のみで発売されている。又、競輪で導入され、インターネット投票のみでサービスが提供されているチェリロトは、コンピュータが自動的に番号を発行するくじ感覚のクイックピック・チケットであり、当選者が一人もでなかった場合には、払戻金全額が次回のレース日にキャリーオーバ(繰り越し)され、200円で最大12億円のチャンスが得られる。
本発明に関連する文献には、下記特許文献1、2がある。特許文献1には、キャッシュレス投票システムにおいて会員登録された銀行口座から入金することにより、インターネット投票が可能なことが記載されている。又、特許文献2には、公営競技場で投票券の管理をする運営システムとは別に、現金取扱装置での現金と電子マネーとの換金を管理する換金管理サーバを設けることにより、公営競技場の運営をより効率的にすることが記載されている。
特開2005−135201号公報 特開2005−18508号公報
しかしながら、現行のトータリゼータシステムでは、以下の(a),(b)のような課題があった。
(a)トータリゼータ端末は、現金投票用の端末であるため、インターネット投票のサービスを提供するサーバに対して入金する手段を有せず、インターネット投票を行うことができない。
(b)キャッシュレス投票システムによりインターネット投票を行うためには、事前に銀行口座を会員情報に登録しておく必要がある。
そこで、本発明は、事前に銀行口座を会員情報に登録したくないファンが、トータリゼータ端末により現金でインターネット投票を行うことを可能にする端末/サーバ通信装置、トータリゼータシステム、及びインターネット投票方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の側面における端末/サーバ通信装置は、インターネット投票サービスを提供するサーバと、現金取引端末との間に配置される端末/サーバ通信装置であって、前記サーバに対してログインして、前記サーバに対する前記インターネット投票サービスを可能にするサーバ向け処理部と、前記現金取引端末からの入金情報を、払戻の準備のための準備金と併合して現金情報として管理を行うと共に、前記現金取引端末からのインターネット投票を前記現金情報に基づいて実行する制御部と、を有することを特徴とする。
第2の側面におけるトータリゼータシステムは、インターネット投票サービスを提供するサーバと、前記端末/サーバ通信装置と、前記端末/サーバ通信装置と専用回線で接続された現金取引端末と、を備え、前記サーバと、前記端末/サーバ通信装置とが相互に通信可能に接続されたことを特徴とする。
第3の側面におけるインターネット投票方法は、インターネット投票サービスを提供するサーバと、現金取引端末とが、請求項1〜3のいずれか1項に記載の端末/サーバ通信装置を介して、相互に通信可能に接続されたトータリゼータシステムにおけるインターネット投票方法であって、前記端末/サーバ通信装置からサーバに対して準備金を登録する第1処理と、前記現金取引端末から前記端末/サーバ通信装置に対してインターネット投票の申し込みを行う第2処理と、前記準備金と前記現金を併合して、現金情報として登録する第3処理と、前記端末/サーバ通信装置からサーバに対して前記インターネット投票を前記現金情報に基づいて実行する第4処理と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、事前に銀行口座を会員登録しなくても、トータリゼータ端末からインターネット投票を端末/サーバ通信装置が管理する現金情報に基づいて行うことが可能である。
本発明の実施形態のトータリゼータシステム全体の例を示すシステム構成図である。 図1中の端末/サーバ通信装置3の概略を示すブロック図である。 図2中の現金情報25の例を示す図である。 (a)は、現行のトータリゼータシステム全体の例を示すシステム構成図であり、(b)は、現行の現金処理のシーケンスチャートである。 現行のインターネット投票サービス処理の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の実施形態のトータリゼータシステムにおけるインターネット投票の処理の流れを示すシーケンスチャートである。
以下に本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態の構成)
図1は、本発明の実施形態のトータリゼータシステム全体の例を示すシステム構成図である。
本実施形態のトータリゼータシステムは、インターネット投票サービスを提供するサーバ1と、1又は複数の現金投票端末としてのトータリゼータ端末2(2−1,2−1,・・・,2−n)と、が複数の端末/サーバ通信端末3(3−1,・・・,3−n)を介して接続されている。サーバ1と複数の端末/サーバ通信端末3との間は、インターネットにより相互に通信可能に接続されている。トータリゼータ端末2と端末/サーバ通信端末3とは、専用回線により接続されている。
図2は、図1中の端末/サーバ通信装置の概略を示すブロック図である。
図1中の端末/サーバ通信端末3は、サーバ1とのインタフェースであるサーバ向け処理部10と、現金情報の管理やインターネット投票を行う制御部20と、トータリゼータ端末とのインタフェースであるトータリゼータ端末向け処理部30と、を有している。
サーバ向け処理部10は、サーバ1と制御部20とのインタフェースである通信処理部11と、複数ある端末/サーバ通信装置3を特定するための装置情報を格納する記憶領域12と、を有している。サーバ向け処理部10内の通信処理部11を介してサーバ1へログイン処理できるようになっている。例えば、サーバ向け処理部10に、図示しない保守端末を接続するためのインタフェースを設けて、図示しない保守端末からサーバ1へログイン処理をしても良い。又、サーバ向け処理部10に接続された図示しない表示・操作部を設けて、図示しない表示・操作部からログイン処理をするようにしても良い。ログイン処理は、端末/サーバ通信装置3毎に付与された装置番号と装置番号と紐付けされた銀行口座番号等の装置情報と、パスワードを入力することにより行われる。主催者が通信処理部11を介してサーバ1へログイン処理を行うと、端末/サーバ通信装置3とそれに接続された複数のトータリゼータ端末2が、後述する1つのクライアント端末と同様に機能し、サーバ1は、端末/サーバ通信装置3に紐付けられた銀行口座から出金することによってインターネット投票サービスへの参加が可能になる。尚、サーバ1に対してインターネット投票する際のサーバ1への入金は、端末/サーバ通信装置3からサーバ1への入金情報に基づいて、主催者がサーバ1へ入金しても良い。
制御部20は、現金処理の全体を司る現金処理部21と、予め主催者が払い戻しの準備のために入金する準備金や主催者に回収金を納金する処理を行う準備/納金処理部22と、インターネット投票を行う投票処理部23と、インターネット投票に伴う的中金の払い戻し及び現金情報からインターネット投票に伴うサーバ1への入金を減ずる減算処理を行う払戻/減算処理部24と、管理されている現金情報を格納する記憶領域25と、を有している。図2では、装置情報を格納する記憶領域12と、現金情報を格納する記憶領域25と、2つの記憶領域があると説明したが、1つの記憶領域に、装置情報と現金情報とを共に格納しても良い。
外部装置40は、主催者がレース開催前に、払戻のための準備金を現金情報として記憶領域25に設定できるようになっている。ここで、準備金は、レース開催当日のサービス開催前に、主催者が各トーラリゼータ端末2に払戻の準備のために入金しておく現金である。例えば、端末/サーバ通信装置3に接続されているトータリゼータ端末2が10台あり、払戻の準備のために1台当たり100万円を入金した場合は、その合計金額1000万円が準備金となる。この場合、外部装置40は、準備金1000万円を現金情報として記憶領域25に設定する。外部装置40は、例えば、パーソナルコンピュータ等により構成される。前述した通信処理部11を介してサーバ1へ行うログイン処理により端末/サーバ通信装置3に紐付けられた銀行口座には、準備金相当の残金が入っているものとする。
端末向け処理部としてのトータリゼータ端末向け処理部30は、複数のトータリゼータ端末2(=2−1〜2−n)からの入金情報やインターネット投票の申し込みを受けて、タイミングを合わせ、所定のフォーマットに情報を載せて、制御部20へ出力するものであり、トータリゼータ端末2と制御部20とのインタフェースとしての通信処理部31を有している。
トータリゼータ端末2は、ファンが現金を投入してインターネット投票の申し込みを行い、インターネット投票の申し込み内容に誤りがなく、入金不足でない場合に、インターネット投票を許可し、端末/サーバ通信装置3内のトータリゼータ端末向け処理部30に対し、入金情報とインターネット投票の情報を出力する。又、トータリゼータ端末2は、ファンが当選券を投入すると、開催前に主催者により格納された準備金とファンが投入した現金と合計金から当選金をファンに払い戻す機能を有する。更に、主催者は、その日の全てのレースが終了して、レース場のサービスを終了した後に、各トータリゼータ端末2から残金を回収金として回収する。
図3は、図2中の記憶領域25に格納された現金情報のデータベース例を示す図である。
現金情報25は、主催者が予め各トータリゼータ端末2へ入金しておく準備金、例えば、100万円と、ファンが投票のために入金する入金額、例えば、トータリゼータ端末2−1の入金額10,000円、トータリゼータ端末2−2の入金額200,000円、・・・トータリゼータ端末2−nの入金額300円といったトータリゼータ端末2毎の入金額の情報と、端末/サーバ通信装置3−1に接続された複数のトータリゼータ端末2の準備金と入金額との合計金額150,000,500円から構成されている。サーバ1と端末/サーバ通信装置3−1との間でインターネット投票を行う際には、端末/サーバ通信装置3−1の現金情報25は、合計金額の150,000,500円が一塊の情報として扱われる。一方、各トータリゼータ端末2−1,・・・,2−nからの入金額は、個別に管理されている。
(実施形態の動作)
本発明の実施形態について、(I)現行の現金投票処理と、(II)現行のインターネット投票の処理と、(III)本発明の実施形態のインターネット投票の処理と、に分けて説明する。
(I)現行の現金投票処理
図4(a)は、現行のトータリゼータシステム全体の例を示すシステム構成図であり、図4(b)は、現行の現金処理を示すシーケンスチャートである。
図4(a)において、公営競技場内に設置された各トータリゼータ端末2(2−1,・・・2−n)は、公営競技センタシステム50に専用回線で接続されている。レース開催前に、主催者は、各トータリゼータ端末2に準備金を入金し、公営競技場のサービス終了後に、各トータリゼータ端末2に残っている残金を回収金として出金する。ファンは、各トータリゼータ端末2から現金と投票内容をマークした投票カード(以下、「マークカード」という。)を投入して投票をすることができる。
図4(b)において、主催者が各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nに準備金を入金すると、ステップS1−1・・・S1−nで、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nは、公営競技センタ50に対して各々準備金の情報(準備金情報)の登録(準備金登録)を行い、ステップS2へ進む。ステップS2において、公営競技センタ50は、準備金情報の登録を行い、ステップS3−1〜S3-nへ進む。
ファンが、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nから現金とマークカードを投入すると、ステップS3−1・・・S3−nにおいて、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nは、公営競技センタ50に対して現金投票を行い、ステップS4へ進む。ステップS4において、公営競技センタ50は、現金投票の発売金を集計し、発売金情報を登録し、ステップS5へ進む。ステップS5において、公営競技センタ50は、準備金と発売金の合計からインターネット投票の金額を減算した減算金を算出し、減算金情報を登録し、ステップS6−1・・・S6−nへ進む。
投票したレース終了後に、ファンが、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nに、レースの予想が的中した投票券を投入すると、ステップS6−1,・・・S6−nにおいて、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nは、公営競技センタ50に対して払戻要求を行い、ステップS7へ進む。ステップS7において、公営競技センタ50は、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nへの払戻金を算出し、ステップS8−1・・・S8−nへ進む。ステップS8−1・・・S8−nにおいて、公営競技センタ50は、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nに対し、払戻金情報を返送する。ファンは、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nにおいて、的中金の払戻金を受け取る。
その日の公営競技場のサービスが終了し、主催者が各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nに対してサービス終了の操作を行うと、ステップS12−1・・・S12−nへ進む。ステップS12−1・・・S12−nにおいて、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nは、公営競技センタ50に対して納金要求を行い、ステップS11へ進む。ステップS11において、公営競技センタ50は、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nへの納金処理を行い、ステップS12−1・・・S12−nへ進む。ステップS12−1・・・S12−nにおいて、公営競技センタ50は、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nへ納金情報を返送し、ステップS13へ進む。ステップS13において、主催者は、各トータリゼータ端末2から回収金として残金を回収する都と共に、回収金と納金情報とを照合し、その日の現金投票の処理を終了する。
図4(b)から分かるように、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nは、公営競技センタ50との間で、個別に、ステップS1−1〜S13の処理を行っている。
図4(a),(b)で説明した現行の現金投票は、事前に銀行口座を会員登録することなく、現金投票を行うことができるが、インターネット投票のサービス機能を有するサーバと接続するインタフェースを有ないため、インターネット投票を行うことができなかった。
(II)現行のインターネット投票の処理
図5は、現行のインターネット投票サービス処理の流れを示すシーケンスチャートである。
インターネット投票の処理が開始すると、ステップS21へ進み、ステップS21において、クライアント端末60は、サーバ1に対して、ファンの銀行口座を指定して会員登録を行い、ステップS22へ進む。ステップS22において、サーバ1は、指定されたファンの銀行口座70へ登録を行い、インターネット投票のための事前の登録処理を終了し、ステップS23へ進む。
ステップS23において、ファンがパスワード等を入力すると、クライアント端末60は、サーバ1に対してログイン処理を行い、ステップS24において、サーバ1は、会員確認認証を行うと、ステップS25へ進み、クライアント端末60に認証OKのアックを返送し、ログイン処理を終了し、ステップS26へ進む。
ステップS26において、クライアント端末60は、サーバ1に対して入金指示を行うと、ステップS27へ進み、ステップS21,22で登録した銀行口座70は、サーバ1の口座に入金指示に従った金額を出金し、ステップ28へ進む。ステップS28において、サーバ1は、クライアント端末60に対して、銀行口座からサーバ口座への入金金額のデータを返送し、ステップS29へ進む。ステップS29において、クライアント端末60は、入金金額が反映された画面を表示し、入金処理を終了し、ステップS30へ進む。
ステップS30において、クライアント端末60は、サーバ1に対しインターネット投票を行うと、ステップS31へ進む。ステップS31において、サーバ1は、サーバ口座の残金から発売金を差し引いた金額に更新し、ステップS32に進む。ステップS32において、サーバ1は、サーバ口座の金額の情報をクライアント端末60へ返送し、ステップS33へ進む。ステップS33において、サーバ1は、サーバ口座の残金を銀行口座70へ入金し、インターネット投票の処理が終了する。
図5に示されたように、現行のインターネット投票では、クライアント端末60からサーバ1に対して、ステップS21,S22の銀行口座の登録処理、及びステップS23〜S25のログイン処理を事前に行うことが必要である。
(III)本発明の実施形態のインターネット投票の処理
本発明の実施形態におけるトータリゼータシステムでは、図2中の端末/サーバ通信装置3内の記憶領域25に、外部装置40から設定された準備金と、ファンが各トータリゼータ端末2に対して入金された現金とを合計した現金情報を登録し、この現金情報を、図5中のサーバ口座の代わりに用い、準備金相当の残金が入っている銀行口座を端末/サーバ通信装置3を介してサーバ1と紐付けることにより、サーバ1に対してインターネット投票を行う。
図6は、本発明の実施形態のインターネット投票の処理の流れの一例を示すシーケンスチャートである。尚、図6では、端末/サーバ通信装置3内の記憶領域25に格納された現金情報に対応して入出金される銀行口座70については省略されている。
先ず、図2を参照しつつ、図6のシーケンスチャートに沿って、インターネット投票が可と判定される場合の処理の流れを説明する。尚、端末/サーバ通信装置3からサーバ1へのログインは、主催者側の担当者が、事前に行っているものとする。
図6において、1日の処理が開始されると、ステップS41へ進む。主催者が外部装置40から、各トータリゼータ端末2に対して入金した準備金の合計額を準備金情報として記憶領域25に設定すると、ステップS41において、端末/サーバ通信装置3は、準備金情報をサーバ1へ登録し、ステップS42へ進む。尚、事前に行われているログイン処理によりサーバ1に端末/サーバ通信装置3を介して紐付けされた銀行口座70には、準備金相当の残金があるものとする。ステップS42において、サーバ1は、準備金情報が登録されたことを端末/サーバ通信装置3へ返信し、ステップS43−1・・・S43−nへ進む。以上により、主催者側のインターネット投票の準備が完了する。
ファンが各トータリゼータ端末2に対し現金を入金すると共に、インターネット投票の内容をマークしたインターネット投票用マークカードを投入すると、ステップS43−1・・・S43−nにおいて、各トータリゼータ端末2は、インターネット投票の内容の購入額が入金額以内のときは、入金額とインターネット投票の内容を受付けてS44へ進む。ステップS44において、端末/サーバ通信装置3は、ステップS41で登録された準備金情報と、ステップS43−1・・・S43−nにおいて入金された現金の入金情報とを併合して現金情報として記憶領域25へ保存し、ステップS45−1,・・・S45−nへ進む。準備金と現金を併合した現金情報25の例が図3に示されている。ステップS45−1,・・・S45−nにおいて、端末/サーバ通信装置3の現金処理部21は、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nへ入金を受付けた旨の応答を返信し、ステップS46へ進む。
ステップS46において、端末/サーバ通信装置3は、ステップS43−1・・・S43−nで各トータリゼータ端末2から申し込まれたインターネット投票をサーバ1に対し、実行し、ステップS47へ進む。端末/サーバ通信装置3からサーバ1に対するインターネット投票の実行は、各トータリゼータ端末2から申し込まれたインターネット投票の内容に対応する購入金額を、記憶領域25の現金情報からサーバ1に対して入金することにより行われる。記憶領域25の現金情報からサーバ1に対して入金するのに対応して、銀行口座70から出金される。ステップS47において、サーバ1は、端末/サーバ通信装置3へインターネット投票を受付けた旨の応答を返信し、ステップS48−1,・・・S48−nへ進む。ステップS48−1,・・・S48−nにおいて、端末/サーバ通信装置3は、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nに対して、インターネット投票が実行された旨を通知し、インターネット投票の処理を終了し、ステップS49へ進む。
ステップS49において、端末/サーバ通信装置3は、ステップS44で併合された現金情報からステップS46のインターネット投票の際に、サーバ1へ入金した金額を差し引く減算処理を実行し、減算後の額を現金情報として記憶領域25に上書き保存し、減算処理を終了し、ステップS50−1,・・・S50−nへ進む。
ファンが各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nから払戻の要求をすると、ステップS50−1,・・・S50−nおいて、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nは、端末/サーバ通信装置3に払戻要求を行い、ステップS51へ進む。ステップS51において、端末/サーバ通信装置3は、サーバ1に対し払戻要求を行い、ステップS52へ進む。ステップS52において、サーバ1は、端末/サーバ通信装置3へ払戻要求に対する応答を返信すると、端末/サーバ通信装置3内の払戻/減算処理部24は、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nに対する払戻金を算出する払戻処理を実行し、ステップS53−1,・・・S53−nへ進む。ステップS53−1,・・・S53−nにおいて、端末/サーバ通信装置3は、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nに対して払戻処理の結果である払戻金情報をそれぞれ返送する。各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nは、払戻金の額を表示し、払戻処理を終了し、ステップS54−1,・・・S54−nへ進む。ファンは、トータリゼータ端末2から放出される払戻金を受け取る。
図6では、1レース分の処理のみが記載されているが、実際には、ステップS43−1・・・S43−n〜ステップS53−1・・・S53−nの処理が、レース開催日の各レースについて繰り返される。
その日の全レースが終了し、公営競技のサービス終了後に、主催者が各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nから端末/サーバ通信装置3に対してサービス終了の操作をすると、ステップS54−1,・・・S54−nにおいて、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nは、端末/サーバ通信装置3に対して納金要求を行い、ステップS55へ進む。ステップS55において、端末/サーバ通信装置3の準備/納金処理部22は、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nへ納金すべき回収金を算出し、ステップS56−1,・・・S56−nへ進む。ステップS56−1,・・・S56−nにおいて、端末/サーバ通信装置3は、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nに、回収金を通知する。主催者は、各トータリゼータ端末2−1,・・・2−nから現金を回収すると共に、端末/サーバ通信装置3から通知された回収金情報と現金とを照合し、1日の処理を終了する。
本発明の実施形態におけるトータリゼータシステムは、端末/サーバ通信装置3内の制御部20に記憶領域25に現金情報を登録し、この現金情報からサーバ1へ出金することにより、サーバ1に対してインターネット投票を行う。そのため、現行のインターネット投票のように、ファンがクライアント端末60からの銀行口座を指定した事前の会員登録の必要がない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、以上に述べた実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成又は実施形態を取ることができる。
1 サーバ
2,2−1,・・・,2−n トータリゼータ端末
3,3−1,・・・,3−m 端末/サーバ通信装置
10 サーバ向け処理部
12,25 記憶領域
20 制御部
21 現金処理部
22 準備/納金処理部
23 投票処理部
24 減算/払戻処理部
30 トータリゼータ端末向け処理部
40 外部装置
50 公営競技センタ
60 クライアント端末
70 銀行口座

Claims (8)

  1. インターネット投票サービスを提供するサーバと、現金取引端末との間に配置される端末/サーバ通信装置であって、
    前記サーバに対してログインして、前記サーバに対する前記インターネット投票サービスを可能にするサーバ向け処理部と、
    前記現金取引端末からの入金情報を、払戻の準備のための準備金と併合して現金情報として管理を行うと共に、前記現金取引端末からのインターネット投票を前記現金情報に基づいて実行する制御部と、
    を有することを特徴とする端末/サーバ通信装置。
  2. 前記制御部と前記現金取引端末との間に設けられ、前記現金取引端末からのインターネット投票の情報及び入金情報を前記制御部へ転送すると共に、前記制御部からの応答を前記現金取引端末へ返送する端末向け処理部を、
    更に有することを特徴とする請求項1に記載の端末/サーバ通信装置。
  3. 前記制御部は、
    前記準備金の入金、及びレース終了後に主催者に回収金を納金する準備/納金処理部と、
    前記インターネット投票を実行する投票処理部と、
    前記インターネット投票に伴う減算処理、及び的中金の払い戻しを行う減算/払戻処理部と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の端末/サーバ通信装置。
  4. ファンが事前登録及びログインを行うことなく、前記インターネット投票が可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の端末/サーバ通信装置。
  5. インターネット投票サービスを提供するサーバと、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の端末/サーバ通信装置と、
    前記端末/サーバ通信装置と専用回線で接続された、現金取引端末と、を備え、
    前記サーバと、前記端末/サーバ通信装置とが相互に通信可能に接続されたことを特徴とするトータリゼータシステム。
  6. 現金と投票内容をマークした投票カードにより前記インターネット投票が可能であることを特徴とする請求項5に記載のトータリゼータシステム。
  7. インターネット投票サービスを提供するサーバと、現金取引端末とが、請求項1〜4のいずれか1項に記載の端末/サーバ通信装置を介して、相互に通信可能に接続されたトータリゼータシステムにおけるインターネット投票方法であって、
    前記端末/サーバ通信装置からサーバに対して準備金を登録する第1処理と、
    前記現金取引端末から前記端末/サーバ通信装置に対してインターネット投票の申し込みを行う第2処理と、
    前記準備金と前記現金を併合して、現金情報として登録する第3処理と、
    前記端末/サーバ通信装置からサーバに対して前記インターネット投票を前記現金情報に基づいて実行する第4処理と、
    を有することを特徴とするインターネット投票方法。
  8. 前記現金取引端末から前記端末/サーバ通信装置に対する払戻要求を受け付けて、払戻金の額を算出して前記現金取引端末へ返送する第5処理
    を更に有することを特徴とする請求項7に記載のインターネット投票方法。
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