JPH11120259A - レース投票会員カード・システム - Google Patents

レース投票会員カード・システム

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JPH11120259A
JPH11120259A JP27702397A JP27702397A JPH11120259A JP H11120259 A JPH11120259 A JP H11120259A JP 27702397 A JP27702397 A JP 27702397A JP 27702397 A JP27702397 A JP 27702397A JP H11120259 A JPH11120259 A JP H11120259A
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JP27702397A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Murata
充裕 村田
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、レース投票会員証として設けられ
たICカードを介在させることにより、従来では実現で
きなかった新しいレース投票の楽しみ方やファン・サー
ビスを提供するものである。 【解決手段】 ICカードのメモリ内に、レース投票内
容データ記憶部を設け、ホスト・システム側のデータ処
理手段により、前記レース投票内容データ記憶部の記録
に基づいて、特定の複数のレースにおけるレース投票の
的中を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レース投票会員証
として設けられたICカードと、該ICカード内のメモ
リにアクセスして、その記憶データに関する処理を行う
データ処理手段を備えたホスト機器とから成るレース投
票会員カード・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来においても、競馬、競輪、競艇等の
レースの投票にICカードを用いたレース投票システム
は提案されてきたが、例えば特開平1−223592で
も開示されている如く、いずれもレース投票の支払いや
的中投票券の払い戻しに関する処理、すなわち現金や銀
行口座等を用いて既に別の形で行われている決済処理
を、単にICカードによるプリペイドカード機能や電子
マネー機能、あるいはID機能等を利用して行うとい
う、一種の合理化提案にすぎないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のように、
単に金銭の移動に帰着する処理だけのために、膨大な設
備投資を必要とするICカード利用システムを導入して
も、それによる合理化効果が投資に見合うかどうかは極
めて疑わしい。さらにはレースの投票に参加するファン
の側にとっても、単に金銭のやり取りがICカードを介
在して行われるというだけでは、かえって入金や払い戻
しに今まで以上に手間がかかるだけで、特別なメリット
や魅力に欠けるために、ICカードの保有希望者数も多
くは期待できず、システムの利用の普及も進まないこと
から、ますます合理化効果が高まらないという恐れが強
い。
【0004】本発明は、上記の従来技術の欠点を解消す
るもので、本発明の目的は、従来のレース投票・払い戻
しのシステムでは実現することが極めて困難な新しいフ
ァンサービス機能を、ICカードを利用した投票会員カ
ード・システムで容易に実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を、図1の機能ブロック図に基づいて説
明する。本発明によるレース投票会員カード・システム
は、レース投票会員証として設けられたICカード1
と、該ICカード1のメモリ7にアクセスして、その記
憶データに関する処理を行うためのデータ処理手段31
を備えたホスト機器30より構成されており、前記IC
カード1内のメモリ7は、個別のレース投票ごとにレー
ス投票内容データを記憶するように構成されたレース投
票内容記憶部15を有し、前記ホスト機器30のデータ
処理手段31は、レース投票が実行されるごとに、前記
レース投票内容記憶部15に当該レース投票内容データ
を随時記憶書込みしていくためのレース投票内容データ
記録手段32と、前記レース投票内容記憶部15の記憶
内容に基づいて、互いに開催日が異なる特定の複数のレ
ースでの的中確定を検出する検出手段33とを備えてい
ることによって特徴づけられる。なおICカード1とホ
スト機器30との間の相互通信は、それぞれの所定のシ
リアル通信手段5および9を介して行われる。またIC
カード1内の制御手段8は、メモリ7とシリアル通信手
段5との間に介在して、ホスト機器30側から送られて
くるコマンドの内容に従って、メモリ7へのアクセスを
行ったり、読出しデータをホスト機器30側に返信した
りする場合の動作シーケンス等の制御機能を果たしてい
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の実施の形態によ
る競馬用のレース投票会員カード・システムの構成を示
すブロック図である。本実施の形態において、ICカー
ド1は、CPU2、データ等の一時的記憶用のRAM
3、プログラム記憶用のROM4、シリアル通信手段
5、バスライン6、およびEEP−ROM型のメモリ7
を有しており、これらは基本的には1個のICチップに
よって構成されている。またホスト機器30を構成する
投票用端末機40は、CPU41、データ等の一時的記
憶用のRAM42、プログラム記憶用のROM43、I
/Oポート44、バスライン45、表示コントローラ4
6、案内用の表示部47、タッチスイッチより成るキー
入力部48、投票用マークシート読み取り装置49、シ
リアル通信手段9を備えたICカード用のリーダ/ライ
タ部34、勝ち馬投票券発行装置35および対メインホ
スト用インターフェース50等より構成されている。I
Cカード1が前記リーダ/ライタ部34に取り込まれて
いる状態においては、前記シリアル通信手段5、9を介
して、双方向のデータ通信が行われるように構成されて
いるが、ICカード1は有接点型、無接点型(非接触
型)のいずれであってもよい。また投票用端末機40
は、前記インターフェース部50を介して、メインホス
ト・コンピュータ51に接続されており、レース投票や
投票に付随する処理の実行のために必要な情報データ
は、メインホスト・コンピュータ51側から投票用端末
機40側に引き渡され、一方、投票用端末機40側にて
受け付け処理されたレース投票に関するデータは、リア
ルタイムにてメインホスト・コンピュータ51側に吸い
上げられるように構成されている。
【0007】図3は、本実施の形態におけるホスト機器
30の全体システムを示すブロック図である。レース投
票に関する全てのデータの管理や演算等の処理を行うメ
インホスト・コンピュータ51には、前述の投票用端末
機40の他に、ICカード1を発行するための発行用端
末機52、的中した勝ち馬投票券の払い戻しを行うため
の払戻用端末機53や後述のサービス処理を行うための
サービス用端末機54等も接続されている。従って、レ
ース投票や払い戻し、その他の処理のために必要な情報
や、処理結果によるデータ等は、必要に応じてメインホ
スト・コンピュータ51と各端末機との間でやり取りさ
れる。
【0008】次に図4は、EEP−ROMより成るメモ
リ7のメモリマップ図である。本実施の形態のメモリ7
は、管理用エリア10、個人データ記憶部11、登録デ
ータ記憶部12、累積的中ポイント記憶部13、プリペ
イド用エリア14、およびレース投票内容記憶部15に
よって構成されている。管理用エリア10は、セキュリ
ティやファイル構造等を管理するためのデータを記憶し
ている。個人データ記憶部11は、このICカードの所
有者であるレース投票会員個人に関するデータのための
エリアで、例えば会員の氏名、住所、勝ち馬投票・払い
戻し決済用の銀行口座番号等の個人データが記憶されて
いる。登録データ記憶部12は、特定の競争馬を指し示
すデータを記憶しておくために設けられたもので、ここ
には各競争馬に対して個別に付与されたIDコードが記
録される。すなわち該登録データ記憶部12は、本IC
カード1の所有者になったレース投票会員に対して、フ
ァン・サービスの一環として、疑似的(仮想現実的)な
馬主体験ができる環境を提供するために設けられたエリ
アで、例えばレース投票会員には、各1頭ずつ所望の競
争馬の登録が許可されている。累積的中ポイント記憶部
13は、単勝式あるいは馬番連勝式の勝ち馬投票が的中
すると、所定の方式で加算されるポイントの累積値が記
憶されている。プリペイド用エリア14には、所定の入
金用端末機等にて予め払い込まれたプリペイド金額の残
額が記憶されており、勝ち馬投票券の購入、競馬場の入
場券の購入、競馬場内の各種売店での支払い等で、前記
プリペイド機能が利用された場合には、それぞれの目的
別に設けられた端末機にて、前記プリペイド残額からの
引き落しが行われる。レース投票内容記憶部15は、確
定処理前のレース投票内容データを記憶するための未処
理投票データ記憶部16と、当該年度内のレース投票の
確定結果を記憶しておくための確定処理済投票データ記
憶部17と、的中が確定したレース投票内容データのみ
を長期に渡って記憶しておくための的中投票データ累積
記憶部18とを有しているが、本ICカード1の介在に
て勝ち馬投票が行われた場合には、まず前記未処理投票
データ記憶部16に、その個別レースの投票内容データ
が記憶されていく。
【0009】図5は、レース投票内容記憶部15におけ
る未処理投票データ記憶部16の構成を示すメモリ・マ
ップ図であり、本実施の形態においては、第1投票デー
タ記憶エリア20、第2投票データ記憶エリア21〜第
n投票データ記憶エリア22というように、実行された
個別の単勝式勝ち馬投票のデータを、それぞれ独立して
随時記憶していくために、多数個の投票データ記憶エリ
アが設けられている。また第1投票データ記憶エリア2
0は、勝ち馬投票された当該レースの属性や前述の登録
データ記憶部12に登録された登録馬との相関を示す属
性を記録するレース投票属性記憶部20a、当該レース
の識別データを記録するレースIDデータ記憶部20
b、勝ち馬投票内容データを記録する勝ち馬投票内容記
憶部20cより構成されており、以下、第2投票データ
記憶エリア21〜第n投票データ記憶エリア22につい
ても、全く同様の構成である。なお図6は、前記レース
IDデータ記憶部20bの構成を示すメモリ・マップ図
であり、該レースIDデータ記憶部20bには、投票対
象のレースが特定できるように、レースの年度、開催
回、レース場、開催日およびレース番号を示すレースI
Dデータが記録される。また図7は、前記勝ち馬投票内
容記憶部20cの構成を示すメモリ・マップ図で、該勝
ち馬投票内容記憶部20cには、当該勝ち馬投票の投票
券種を示すデータ、投票対象を示す馬番号(あるいは馬
番号の組み合わせ)を示すデータ、および投票金額を示
すデータが、勝ち馬投票内容を示すデータとして記録さ
れる。ただし本実施の形態においては、複勝式および枠
番連勝式の投票は、ICカード1への記録の対象外とさ
れているために、上記投票券種を示すデータとしては、
単勝式投票と馬番連勝式の2種類のいずれかを示す識別
コードが記録される。
【0010】図8は、レース投票内容記憶部15におけ
る確定処理済投票データ記憶部17の構成を示すメモリ
・マップ図である。本実施の形態においては、確定処理
済投票データ記憶部17には、牡馬クラシック三冠レー
ス投票結果記憶エリア23、牝馬クラシック三冠レース
投票結果記憶エリア24、中・長距離四大レース投票結
果記憶エリア25、短距離三大レース投票結果記憶エリ
ア26、等が設けられている。例えば牡馬クラシック三
冠レース投票結果記憶エリア23は、四歳牡馬のクラッ
シク三冠レースを構成する特定のレースである皐月賞、
ダービーおよび菊花賞にそれぞれ対応して設けられた皐
月賞投票結果記憶部23a、ダービー投票結果記憶部2
3b、菊花賞投票結果記憶部23cより成り、これらの
各投票結果記憶部23a、23b、23cは、それぞれ
のレース投票の的中、非的中に応じた投票確定結果を、
各独立して記録できるように構成されている。同様に牝
馬クラシック三冠レース投票結果記憶エリア24は、桜
花賞投票結果記憶部24a、オークス投票結果記憶部2
4b、秋華賞投票結果記憶部24cより構成されてお
り、また中・長距離G1四大レース投票結果記憶エリア
25は、春、秋に開催される天皇賞レース、およびファ
ンの人気投票に基づいて出走馬が推薦される宝塚記念レ
ースと有馬記念レースに対応してそれぞれ設けられた春
天皇賞投票結果記憶部25a、秋天皇賞投票結果記憶部
25b,および宝塚記念投票結果記憶部25c、有馬記
念投票結果記憶部25dより構成されている。なお以上
の各投票結果記憶エリア23〜26を構成するそれぞれ
の個別レースは、いずれも最上級クラスのレースであ
り、同じような性格、傾向の大レースは分散して開催す
る必要があることから、同じ投票結果記憶エリアに帰属
している各レースは、互いに異なる開催日を有してい
る。
【0011】図9は、レース投票内容記憶部15におけ
る的中投票データ累積記憶部18の構成を示すメモリ・
マップ図であり、本実施の形態においては、第1的中投
票データ記憶エリア27、第2的中投票データ記憶エリ
ア28〜第n的中投票データ記憶エリア29というよう
に、的中した個々のレース投票結果のみを順次、各独立
して記録していくために、多数個の的中投票データ記憶
エリアが設けられている。また第1的中投票データ記憶
エリア27は、レース年度記憶部27a、レース識別コ
ード記憶部27b、的中投票内容記憶部27c、および
的中配当データ27dより構成されており、以下、第2
投票データ記憶エリア28〜第n投票データ記憶エリア
29についても、全く同様の構成である。本実施の形態
では、この的中投票データ累積記憶部18内の記録は、
例えばICカード1がレース投票会員証として有効な期
間である数年に渡って長期に保持されるために、同じレ
ース名でも異なる年度に渡って投票が的中した場合に
は、その的中結果を累積して記録しておくことができる
ように、上記レース年度記憶部27aが設けられてい
る。また本実施の形態では、的中投票データ累積記憶部
18への記録対象は、最上級クラス(G1クラス)の特
定レースに限定されているために、前記レース識別コー
ド記憶部27bには、上記特定レースに個別に付与され
たレース識別コードが記録される。さらに的中投票内容
記憶部27cには、的中が確定したレース投票につい
て、その投票券種と投票対象馬番号(あるいは馬番号の
組み合わせ)、および投票金額が記録され、的中配当デ
ータ記憶部27dには、的中の難易度の目安を示すため
のデータとして、配当率が記録される。
【0012】次に図10は、前述の図3に示されるホス
ト機器30の全体システムによって処理が遂行されるメ
イン・ルーチンを示すフローチャートである。ステップ
M1にてカード発行処理の場合には、ステップM2の発
行処理ルーチンへと進み、ここで前述の管理用エリア1
0や個人データ記憶部11への基本データの記憶書込み
が行われて、レース投票会員用のICカード1として使
用可能な状態になる。またカードの発行処理ではない場
合には、ステップM3に進み、ここで登録処理の場合
は、ステップM4の登録処理ルーチンへと進み、登録デ
ータ記憶部12に対する登録のための記憶書込み処理等
が行われる。さらに登録処理でもない場合には、ステッ
プM5にて、レース投票内容記憶部15の未処理投票デ
ータ記憶部16内に記録されたレース投票内容データの
読出しが行われ、ステップM6において、上記の読み出
された未処理投票データの中に、レース結果が既に確定
している投票データがあるかのチェックが行われる。こ
こで該当データがない場合には、そのままステップM8
に進み、該当データありの場合には、ステップM7の確
定処理ルーチンにて所定の確定処理が行われた後、ステ
ップM8に進む。ステップM8において、勝ち馬投票の
実行の場合には、ステップM9のレース投票処理ルーチ
ンに進み、また勝ち馬投票の実行ではない場合には、ス
テップM10に進む。ここでサービス請求の場合は、ス
テップM11のサービス処理ルーチンに進み、サービス
請求ではない場合は、処理終了となる。なお以上の発行
処理、登録処理、レース投票処理、サービス処理のいず
れのルーチンについても、それぞれの処理が済んだとこ
ろでメイン・ルーチンに戻って終了する。
【0013】図11は、レース投票ルーチンを示すフロ
ーチャートであり、まずステップA1にて、予め登録デ
ータ記憶部12内の記録データの読出しを行っておく。
次に1枚の勝ち馬投票用マークシートを読込むステップ
A2に進み、さらにステップA3にて、当該マークシー
トの勝ち馬投票が複勝式または枠番連勝式ではなく、単
勝式または馬番連勝式である場合に限って、ステップA
4に進む。ここでレース投票内容記憶部15の未処理投
票データ記憶部16内に記憶されている確定処理前のレ
ース投票データの読出しを行った後、ステップA5に
て、その中に当該マークシートにおける投票対象のレー
スへの投票データの記録が既にあるかどうかをチェック
する。すなわち本実施の形態においては、1つのレース
への単勝式または馬番連勝式の勝ち馬投票に関し、各1
枚のマークシートによるレース投票データのみが、未処
理投票データ記憶部16への記録を許可されるように構
成されている。この結果、ステップA5において、未処
理投票データ記憶部16内に、当該投票と同じレースへ
の投票データがまだ記録されていない場合に限って、ス
テップA6に進む。ここで当該マークシート上の1つの
勝ち馬投票ごとに、未処理投票データ記憶部16内の1
個の投票データ記憶エリアを対象として、そのレースI
D記憶部20bおよび勝ち馬投票内容記憶部20cに、
当該勝ち馬投票に関するレースIDデータおよび勝ち馬
投票の内容を示すデータの記憶書込みが行われ、さらに
ステップA7に進む。ここでは、ステップA1で読み出
した登録データ記憶部12内の記録データに基づいて、
そこに登録されている登録馬に対する勝ち馬投票がある
かどうかをチェックする。ここで該当する勝ち馬投票あ
りの場合は、ステップA8において、該当する勝ち馬投
票に対応する投票データ記憶エリアのレース投票属性記
憶部に、当該勝ち馬投票が登録馬を対象としたものであ
ることを示す識別マークが記録された後、ステップA9
に進む。ここで勝ち馬投票券の発行が行われるが、ステ
ップA3にて勝ち馬投票が複勝式あるいは枠番連勝式の
ものであった場合、ステップA5にて既に同じレースへ
の投票データの記録があった場合、あるいはステップA
7にて前記登録馬に対する勝ち馬投票がなかった場合に
は、直ちにステップA9に進んで、勝ち馬投票券の発行
が行われる。ここで勝ち馬投票券が発行されると、ステ
ップA10にて、勝ち馬投票が終了したかどうかの確認
が行われ、まだ継続中の場合には、再びステップA2に
戻って、次の1枚の勝ち馬投票用マークシートが読込ま
れ、以下、上記と同じフローが繰り返される。またステ
ップA10にて、勝ち馬投票が終了した場合には、そこ
でレース投票ルーチンからリターンする。
【0014】以上のように、本実施の形態においては、
全てのレースに対して、各1枚ずつのマークシートによ
る勝ち馬投票の内容データが、未処理投票データ記憶部
16に記録されていくように構成されているが、特定の
レースに対する投票のみを選択して、未処理投票データ
記憶部16に記録するように構成したり、あるいは1つ
のレースについて、複数枚のマークシートによるレース
投票内容を未処理投票データ記憶部16に記録するよう
に構成したりすることも可能である。またICカード1
への記録対象は、単勝式および馬番連勝式のレース投票
に限定されているが、複勝式あるいは枠番連勝式のレー
ス投票も記録対象に加えることも可能である。なお上記
フローチャートでは、勝ち馬投票券購入のための支払い
処理は省略されているが、その決済処理は、現金の投
入、個人データ記憶部11内に記録された専用の銀行口
座からの振込み、プリペイド用エリア14に記録された
プリペイド残高からの引き落としのいずれでも可能であ
る。また勝ち馬投票実行の際の表示案内や確認のための
キー入力操作等に関する処理についても、説明は省略さ
れている。
【0015】次に図12は、確定処理ルーチンを示すフ
ローチャートであり、ここでは勝ち馬投票が行われた
後、既にレース結果が確定している投票データに関し
て、投票結果確定のための処理が行われる。まずステッ
プB1においては、すでにメイン・ルーチンのステップ
M5にて読み出しておいた未処理投票データ記憶部16
内の記録データの中から、個別の投票データ記憶エリア
上の記録を1個だけ、すなわち既にレース結果が確定し
ている個別の勝ち馬投票データを1個だけ取り出して確
認し、さらにステップB2にて、当該レースの確定結果
を確認する。次にステップB3にて、投票が的中してい
るかどうかのチェックを行い、ここで的中確定が確認さ
れた場合には、ステップB4にて、まず的中によって付
与されるポイントの計算が行われる。この的中ポイント
としては、例えば当該勝ち馬投票によって得られた払い
戻し金(すなわち投票金額と配当率との積)を100で
割った値の整数化値を用いること等が可能である。ま
た、これを基準値として特別レースあるいは重賞レース
の場合には、レースのクラスや重賞グレード等に応じた
所定の係数を掛けて的中ポイントとしたり、あるいは前
述の登録馬への投票が的中した場合には、さらにボーナ
ス・ポイントを追加する、というようなことも考えられ
る。さらにステップB4では、この的中ポイントに対し
て、前述の累積的中ポイント記憶部13に記録されてい
る現在までの累積的中ポイントを加算して新たな累積的
中ポイントを求め、それを累積的中ポイント記憶部13
に記録する。このようにして累積的中ポイントの更新が
済むと、ステップB5に進み、当該レースが予め定めら
れた特定のレースに該当しているかどうかがチェックさ
れ、該当していない一般のレースの場合には、ステップ
B10に進む。ここで未処理投票データ記憶部16内の
当該投票データ記憶エリアの記録は、投票確定処理済と
いうことで消去され、さらにステップB11に進む。こ
こでは対象となる全ての勝ち馬投票内容データの投票確
定処理が終了しているかどうかのチェックが行われ、未
処理のデータがまだ残っている場合には、再びステップ
B1に戻って、次の1個の勝ち馬投票データが取り込ま
れる。
【0016】一方、ステップB5において、当該レース
が予め定められた特定のレースのいずれかに該当するこ
とが判明した場合には、ステップB6に進む。ここでは
投票確定処理として、前述の確定処理投票データ記憶部
17内に設けられた各投票結果記憶エリアの中の対応す
る投票結果記憶部への書込みと、的中投票データ累積記
憶部18への書込みとが行われる。例えば当該レースが
秋華賞の場合には、確定処理済投票データ記憶部17の
牝馬クラシック三冠レース投票結果記憶エリア23内の
秋華賞投票結果記憶部24cに対して、レース投票が的
中したことを示す識別コードが記憶され、また的中投票
データ累積記憶部18の的中投票データ記憶エリアのう
ち、アドレスが最上位にある空きエリアの1個に対し
て、レース年度、秋華賞を指し示すレース識別コード、
的中投票内容、および的中配当データが記憶される。次
にステップB7にて、確定処理済投票データ記憶部17
の記録内容に基づいて、当該レースを含む特定の複数の
レース(以下レース・グループと称する)の全てに対し
て票が的中しているかどうかの検出が行われる。例えば
当該レースが秋華賞である場合には、図8に示される牝
馬クラシック三冠レース投票結果記憶エリア24に対応
する3つのレースがレース・グループであり、これら3
つのレースの開催日は、そのレース間隔を開けるため
に、互いに大きく異なっている。従って各レースの開催
順序から、当該レース・グループにて先行するいずれの
レースもその年度において既に確定していることになる
ために、当該レース・グループを構成する他の二つのレ
ースである桜花賞、オークスでも投票が的中しているか
どうかがチェックされる。ここで上記のいずれのレース
も的中していることが判定された場合には、ステップB
8において、当該レース・グループに対して、すなわち
牝馬クラシック三冠レースを構成する3つのレースの全
てに対して、レース投票が的中したことを示す証明シー
トが発行される。この場合、個人データ記憶部11の記
録内容に基づいて、ICカード1の所有者であるレース
投票会員の個人データをホスト・コンピュータ51に送
り、その所定のデータベース内に登録してもよい。この
結果、レースの主催者側は、ホスト・コンピュータ51
のデータベース内の前記個人データに基づいて、所定の
記念品を発送したり、あるいは上記の的中証明シートを
記念品との交換券として扱う等の方法で、特別なファン
・サービスを実行することも出来る。次にステップB9
に進み、ここでは当該レース・グループを構成する全て
のレースに投票が的中したことに対するボーナスとし
て、特別ポイントが付与され、その結果に応じて、累積
的中ポイント記憶部13に記録されている累積的中ポイ
ントも更新される。さらにステップB10に進むが、ス
テップB10以降については、前述のステップB6にて
特定レース以外の一般レースに該当して、ステップB1
0に進む場合と全く同じである。
【0017】一方、ステップB3において、当該勝ち馬
投票データが的中していなかった場合にも、同じくステ
ップB10に進み、ここで未処理投票データ記憶部16
内の当該投票データ記憶エリアの記録は、投票確定処理
済ということで消去されてから、ステップB11に進
む。いずれにしてもステップB11では、未処理の投票
データがまだ残っている場合には、再びステップB1に
戻り、次に取り出された1個の勝ち馬投票データに対し
て、同じルーチンが繰り返されることになる。またステ
ップB11で全ての対象データの投票確定処理が終了し
ていれば、この確定処理ルーチンを終了してリターンす
る。なお本実施の形態においては、特定の複数レースの
いずれかに該当するレースへの投票データであっても、
的中していないことが確定した投票については、投票確
定処理のための確定処理済投票データ記憶部17への記
録は全く行われないように構成されているが、非的中の
場合には、確定処理済投票データ記憶部17内の対応す
る投票結果記憶部に、実行された投票が非的中であった
ことを示す識別マーク等を記録しておくことにより、的
中、非的中、および投票実行無しの3つの場合を識別で
きるように構成することも可能である。
【0018】図13は、サービス処理ルーチンを示すフ
ローチャートで、ここでは前述の確定処理済投票データ
記憶部17に記録されている所定のレース・グループの
投票的中結果や、累積的中ポイント記憶部13内に記録
されている累積的中ポイントに従って提供されるファン
・サービス処理が行われる。まずステップC1におい
て、記念品の請求処理の場合には、ステップC2に進
み、ここで確定処理済投票データ記憶部17の各投票結
果記憶エリアに記録されている各レースの投票結果が読
み出される。次にステップC3では、所定のレース・グ
ループのうちのいずれかにおいて、その構成レースの全
てで投票的中しているものがあるかについての検出が行
われる。ここで該当するレース・グループが検出された
場合には、ステップC4で、当該レース・グループでの
的中を証明するシートが、記念品との引き換え券として
発行される。さらにステップC5では、このサービスを
受ける権利が行使されたこととの引き換えに、確定処理
済投票データ記憶部17内の当該レース・グループの投
票結果記憶エリアの記録が消去された後、このルーチン
からリターンする。またステップC3で、該当するレー
ス・グループが検出されなかった場合でも、必要に応じ
てサービスを受ける権利がないことを説明する表示やア
ナウンスを介在させて、このサービス処理ルーチンから
リターンする。なおステップC4での記念品の引き換え
券発行に代えて、ここで個人データ記憶部11内の記録
を読み込んでホスト・コンピュータ51内のデータベー
スに登録し、その登録結果に従って、当該会員に記念品
を発送するように構成することも可能である。また上記
のステップC5においては、投票結果記憶エリアの記録
の消去に代えて、サービスを受ける権利が行使済である
ことを示す識別マークを、前記投票結果記憶エリアの一
部に設けた属性記憶エリア等に記録してもよい。
【0019】一方、ステップC1にて記念品の請求処理
ではなかった場合、ステップC6に進み、競馬場の特別
指定席の予約請求かどうかのチェックが行われる。ここ
で特別指定席の予約請求の場合には、ステップC7に
て、累積的中ポイント記憶部13内に記録されている前
記累積的中ポイントが所定値以上に達していて条件を満
たしているかがチェックされ、条件を満たしている場合
には、ステップC8において、特別指定席の予約登録お
よび予約券の発行が行われる。次いでステップC9にお
いて、このサービスのために使われた累積的中ポイント
値の引き落としによる累積的中ポイント記憶部13の記
録内容更新が行われた後、このルーチンからリターンす
る。またステップC7にて、条件を満たしていなかった
場合でも、必要に応じて累積的中ポイント不足を説明す
る表示やアナウンスを介在させて、このサービス処理ル
ーチンからリターンする。
【0020】なお本実施の形態においては、確定処理済
投票データ記憶部17内の記録に基づいて、レース・グ
ループ単位での投票的中の検出が行われているが、的中
投票データ累積記憶部18内の記録に基づいて、レース
・グループ単位での投票的中の検出を行うように構成す
ることも可能である。また本実施の形態における的中投
票データ累積記憶部18内の記録を利用する場合には、
異なる年度における同じ名称のレース、すなわち同一の
レース識別コードを有していて、レース年度データが異
なるレースを1つのレース・グループとして、その的中
を検出することもできるために、例えば3年連続ダービ
ー・レース的中、というような事象を検出して、ファン
・サービスの対象とすることも可能である。
【0021】なお1つのレース・グループを構成するレ
ースの数が、比較的多い場合には、必ずしも全レースで
の的中を条件として検出する必要はなく、例えば3レー
スあるいは4レース以上というように、所定数以上の複
数のレースでの投票的中を検出するように構成してもよ
いことは明らかである。またレース投票券種について
は、例えば単勝式投票と馬番連勝式投票とで券種ごとに
分け、同一券種でのレース・グループの的中のみを検出
してもよいし、券種の違いにかかわらず、レース・グル
ープの的中を検出するようにしてもよい。一方、レース
投票内容記憶部15への投票データの記録については、
一般レースに関する投票データは排除して、いずれかの
レース・グループを構成する特定のレースへの投票デー
タのみを記録対象としてもよい。さらには特定のレース
への投票に該当している場合であっても、当該レース・
グループにおける他の先行レースでの非的中や投票欠如
により、既に当該レース・グループでの的中条件を喪失
している場合には、その投票データの記録を省略するよ
うに構成することも可能である。また確定処理済投票デ
ータ記憶部17や的中投票データ累積記憶部18につい
ては、レース投票券種ごとに分けて設けることも可能で
ある。
【0022】以上の図7乃至図11に示される各処理
は、必ずしも全てが投票用端末機40を介して実行され
るわけではなく、例えば図11のレース投票ルーチンは
投票用端末機40で、図12の確定処理ルーチンは投票
用端末機40、払戻用端末機53、サービス処理用端末
機54のいずれかで、また図13のサービス処理ルーチ
ンはサービス用端末機54で、というように、図3に示
されるホスト機器30の全体システムの中で処理が実行
されればよい。さらには直接的にICカードにアクセス
する端末は、モデム等を経由して接続されたICカード
用リーダ/ライタ付きの個人用パソコン等であってもよ
い。なお上記各処理ルーチンにおいて、ICカード1内
のCPU2によって進行されるセキュリティ管理やメモ
リ7へのアクセス手順等に関する処理については、本発
明の要旨と直接的な関係はないために、その特別な説明
は省略している。また確定処理済投票データ記憶部17
は、基本的に年度単位で更新されるという想定である
が、例えばレース開催単位における新年度での最初のI
Cカード1へのアクセス時に、該確定処理済投票データ
記憶部17の記録を全部消去する、等の処理を行えばよ
い。
【0023】以上の実施の形態においては、競馬に関す
るレース投票会員カード・システムが開示されている
が、競輪や競艇、オートレース等のレース投票会員カー
ド・システムも同様に構成することが可能である。また
実際に投票券を購入する代わりに、例えばプリペイド用
エリア14を仮想的な元手として用いたバーチャル的
(仮想現実的)なレース投票によって、ファンが楽しめ
るように構成することも可能である。さらにはレース投
票会員証としてのICカード1を無記名の会員証とし
て、個人データ記憶部11を省略し、ICカード1の購
入者が購入時点で、特別な手続き無しに自動的にレース
投票会員となることができるようなレース投票会員カー
ド・システムも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、I
Cカードを用いることによって、比較的簡単なシステム
構成で、従来のレース投票方式だけでは不可能だった新
たな楽しみ方やファン・サービスの提供が可能となる。
すなわち開催日が互いにかなり隔たっている特定の複数
のレースより成るレース・グループにおいては、先行す
るレースが開催される時期では、まだ後続のレースは出
場選手(出走馬)の予想すら困難な状態にあるが、その
ような場合でも、個々の投票会員によるレース・グルー
プの投票的中を、厳密に管理、検出することが可能であ
る。これに対して、互いに開催日の異なる個々のレース
において、各レース投票会員ごとに行われる勝者(勝ち
馬)投票内容データや投票の確定結果等を、ICカード
を利用することなく、全てホスト・システム側のデータ
ベース上で記録、管理することにより、同じような楽し
み方やファン・サービスを実現しようとすれば、介在す
るデータ量やデータ相互間の関連付け等のためのデータ
処理量は、極めて膨大なものとなり、全体システムの規
模が大きくなって莫大な投資が必要となったり、処理時
間が過大なものになってしまうことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるレース投票会員カー
ド・システムの機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態によるレース投票会員カー
ド・システムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるホスト機器の全体
システムを示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるICカード内のメ
モリマップ図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるICカード内のメ
モリマップ図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるICカード内のメ
モリマップ図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるICカード内のメ
モリマップ図である。
【図8】本発明の実施の形態におけるICカード内のメ
モリマップ図である。
【図9】本発明の実施の形態におけるICカード内のメ
モリマップ図である。
【図10】本発明の実施の形態におけるレース投票会員
カード・システムのメイン・ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図11】本発明の実施の形態におけるレース投票会員
カード・システムのレース投票ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図12】本発明の実施の形態におけるレース投票会員
カード・システムの確定処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図13】本発明の実施の形態におけるレース投票会員
カード・システムのサービス処理ルーチンを示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 ICカード 7 メモリ 13 累積的中ポイント記憶部 15 レース投票内容記憶部 16 未処理投票データ記憶部 17 確定処理済投票データ記憶部 18 的中投票データ累積記憶部 30 ホスト機器 31 データ処理手段 32 レース投票内容記録手段 33 検出手段 40 投票用端末機 54 サービス処理用端末機

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レース投票会員証として設けられたIC
    カードと、該ICカード内のメモリにアクセスして、そ
    の記憶データに関する処理を行うためのデータ処理手段
    を備えたホスト機器とから成るレース投票会員カード・
    システムにおいて、前記ICカード内のメモリは、個別
    のレース投票ごとにレース投票内容データを独立して記
    憶するように構成されたレース投票内容記憶部を有し、
    前記ホスト機器のデータ処理手段は、レース投票が実行
    されるごとに、前記レース投票内容記憶部に当該レース
    投票内容データを随時記憶書込みしていくためのレース
    投票内容記録手段と、前記レース投票内容記憶部の記憶
    内容に基づいて、互いに開催日が異なる特定の複数のレ
    ースでの的中確定を検出する検出手段を備えていること
    を特徴とするレース投票会員カード・システム。
  2. 【請求項2】 データ処理手段は、ICカードのレース
    投票内容記憶部に記憶された個々のレース投票内容デー
    タと、その投票対象のレースの確定結果とに基づいて、
    前記レース投票内容記憶部に対し、それぞれの投票の的
    中、非的中に応じた投票確定処理のための記憶書込みを
    行う確定処理手段を含んでいることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のレース投票会員カード・システ
    ム。
  3. 【請求項3】 確定処理手段は、ICカードのレース投
    票内容記憶部に記憶された個々のレース投票内容データ
    のうち、少なくとも既にレースが終了して非的中が確定
    したレース投票内容データを消去する手段を含んでいる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2記載のレース投票
    会員カード・システム。
  4. 【請求項4】 レース投票内容記憶部は、投票確定処理
    前のレース投票内容データを記憶する未処理投票データ
    記憶部と、投票確定処理結果を記憶する確定処理済投票
    データ記憶部とを含み、確定処理手段は、前記未処理投
    票データ記憶部に記憶された個々のレース投票内容デー
    タのうち、レース結果が確定しているレース投票内容デ
    ータに対応して、前記確定処理済投票データ記憶部に投
    票確定処理のための記憶書込みを行うように構成されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第2記載のレース
    投票会員カード・システム。
  5. 【請求項5】 確定処理手段は、未処理投票データ記憶
    部に記憶された個々のレース投票内容データのうち、レ
    ース結果が確定しているレース投票内容データを消去す
    る確定済投票データ消去手段を含んでいることを特徴と
    する特許請求の範囲第4項記載のレース投票会員カード
    ・システム。
  6. 【請求項6】 ICカードの確定処理済投票データ記憶
    部は、特定の複数のレースに対応した特定レース投票結
    果記憶エリアを有し、検出手段は、前記特定レース投票
    結果記憶エリアの記録内容に基づいて、前記特定の複数
    のレースでの的中確定を検出するように構成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のレース投
    票会員カードシステム。
  7. 【請求項7】 レース投票内容記憶部は、確定処理前の
    レース投票内容データを記憶する未処理投票データ記憶
    部と、的中が確定したレース投票結果のみを記憶する的
    中投票データ記憶部とを含み、確定処理手段は、特定の
    複数のレースのいずれかに対するレース投票内容データ
    のうち、的中が確定した投票結果のみを、前記的中投票
    データ記憶部に記録するように構成され、検出手段は、
    前記的中投票データ記憶部の記録内容に基づいて、前記
    特定の複数のレースでの的中確定を検出するように構成
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
    のレース投票会員カードシステム。
  8. 【請求項8】 データ処理手段は、検出手段による検出
    結果に基づいて、特定の複数のレースにおけるレース投
    票の的中を証明する的中証明を発行する発行手段を含ん
    でいることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のレ
    ース投票会員カード・システム。
  9. 【請求項9】 データ処理手段は、個々のレース投票内
    容データのうち、特定の複数レースのいずれかに該当す
    るレースへのレース投票内容データのみを選択的に、I
    Cカードのレース投票内容記憶部に記録するように構成
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のレース投票会員カード・システム。
  10. 【請求項10】 データ処理手段は、検出手段による検
    出結果に基づいて、特定の複数のレースでの投票の的中
    に対して、的中ポイントを付与するポイント付与手段を
    含み、ICカードのメモリは、前記的中ポイントの累積
    値を記憶する累積的中ポイント記憶部を含んでいること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のレース投票会
    員カード・システム。
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