JP2005007041A - 入場者管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】特別区域内でのみ実施可能な賞品流通システムに構築され且つ例えば保護者同伴でない未成年者や不正遊技者などのカジノフロアへの入場を管理(制限)するための入場者管理システムを提供する。
【解決手段】特別区域P内でのみ実施可能な賞品流通システムに構築された入場者管理システムであって、賞品流通システムは、各種の遊技機24,26,28,30,32が設置された遊技施設12と、各種の遊技機によって付与された遊技価値を記録する遊技価値記録機構20と、遊技価値に基づいて特定賞品Tを提供する特定賞品提供機構22と、特定賞品の価値に対応した代金の決済を行う代金決済機構(S1,S2)とを備え、入場者管理システムは、入場者を特定する各種認証データを登録する登録機構40aと、登録証を発行する発行機構40bと、各種認証データに基づいて、遊技施設内への入場を管理する管理機構40cとを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】特別区域P内でのみ実施可能な賞品流通システムに構築された入場者管理システムであって、賞品流通システムは、各種の遊技機24,26,28,30,32が設置された遊技施設12と、各種の遊技機によって付与された遊技価値を記録する遊技価値記録機構20と、遊技価値に基づいて特定賞品Tを提供する特定賞品提供機構22と、特定賞品の価値に対応した代金の決済を行う代金決済機構(S1,S2)とを備え、入場者管理システムは、入場者を特定する各種認証データを登録する登録機構40aと、登録証を発行する発行機構40bと、各種認証データに基づいて、遊技施設内への入場を管理する管理機構40cとを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも各種の店舗や宿泊施設或いは交通機関を含む利用施設が構築された特別区域内でのみ実施可能な賞品流通システムに構築された入場者管理システムに関し、例えば保護者同伴でない未成年者や不正遊技者などのカジノフロアへの入場を管理(制限)するための入場者管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現状の賞品流通システムでは、例えばパチンコ屋などの遊技施設において、遊技者が遊技中に取得した遊技媒体(例えば遊技球や遊技コイン或いは遊技メダルなど)は、その数量や種類といった遊技価値に応じて各種の賞品(例えば一般に「特殊景品」と呼ばれるライター着火石や金製品など)に交換されて遊技者に提供されており、遊技者は、提供された各種の賞品を遊技施設の近隣で営業する賞品買取業者に持参して現金化している。この後、賞品買取業者は、遊技者から買取った賞品を賞品販売業者に売渡し、賞品販売業者は、賞品買取業者から買取った賞品を遊技施設に販売している。
【0003】
この場合、各種の賞品は、遊技施設、賞品買取業者、賞品販売業者の間を循環するが、その間に以下のような問題が生じる場合がある。
遊技施設から持ち出された各種の賞品は、遊技者の自己管理に委ねられることになるが、賞品の数量が多い場合には、嵩張って持ち難いため、その取扱いが煩雑になると共に、誤って落したり紛失し易い。また、遊技施設から賞品買取業者を介して賞品販売業者の間を循環する間に、例えば他の遊技施設から提供された賞品が混入したり、不正行為も行われ易い。つまり、現状の賞品流通システムでは、循環する賞品の流れや代金の決済状況を管理できないため、賞品流通経路が不透明なものとなってしまう。
【0004】
そこで、例えば特許文献1のシステムでは、各種の賞品と同等の担保価値を有するカードが採用されており、このカードを遊技施設から賞品買取業者を介して賞品販売業者の間を循環させている。かかるカードには、例えば本人照合を行うための識別コードや決済状況などを記録できるようになっており、これによりカードの流通状態を正確に把握することができる。
また、例えば特許文献2のシステムでは、各種の賞品と同等の担保価値を有する板状容器が採用されており、この板状容器には、例えば遊技施設や各業者に関する各種情報や偽装品判別用の識別情報などを記録できるようになっている。かかる板状容器は、賞品流通経路に構築されたネットワークを通して管理されており、これにより、カードの流通状態を正確に把握することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−135957号公報
【特許文献2】
特開2001−334058号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したようなシステム形態は、風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)第23条第1項第1号で「現金又は有価証券を賞品として提供する行為」が禁止されていることを考慮して構築されている。このため、本格的なカジノを疑似体験したいといった遊技者の要求を満足させるには不十分なシステムとなっている。この場合、遊技に対する興趣が低下してしまうことになる。
また、近年では、2003年1月24日付けで閣議決定された「構造改革特別区域(特区)基本方針」を受けて、特別区域内に限定したカジノの企画・建設・運営・経営を申請したいといった要望も増えている。
更に、上述のようなカジノが認められた場合、例えば保護者同伴でない未成年者や不正遊技者などがカジノフロアに入場するのをどのように管理(制限)するかについては、現在、その解決策は具体的に提案されていない。
本発明は、このような問題を解決するために成されており、その目的は、特別区域内でのみ実施可能な賞品流通システムに構築され且つ例えば保護者同伴でない未成年者や不正遊技者などのカジノフロアへの入場を管理(制限)するための入場者管理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明は、少なくとも各種の店舗2,4や宿泊施設6或いは交通機関8,10を含む利用施設が構築された特別区域P内でのみ実施可能な賞品流通システムに構築された入場者管理システムであって、賞品流通システムは、少なくとも、各種の遊技機24,26,28,30,32が設置された遊技施設12と、各種の遊技機によって付与された遊技価値を記録する遊技価値記録機構20と、遊技価値記録機構で記録した遊技価値に基づいて、特定賞品Tを提供する特定賞品提供機構22と、特定賞品提供機構によって提供された特定賞品が前記利用施設において使用された後に、当該特定賞品の価値に対応した代金の決済を行う代金決済機構(振込要求ユニットS1、代金振込ユニットS2)とを備えており、また、入場者管理システムは、少なくとも、遊技施設内への入場を希望する者を特定するための各種認証データを登録する登録機構40aと、登録機構に登録されたことを示す登録証を発行する発行機構40bと、登録証に登録された各種認証データに基づいて、遊技施設内への入場を管理する管理機構40cとを備えている。
この場合、各種認証データには、少なくとも、遊技施設内への入場を希望する者の氏名、生年月日、住所、本人照合用データが含まれ、本人照合用データには、少なくとも、指紋、暗証番号が含まれる。各種の遊技機には、少なくとも、所定の遊技球14を用いて遊技を行うパチンコ24、所定の遊技コイン16を用いて遊技を行うパチスロ26やルーレット28,カードゲーム30、所定の遊技メダル18を用いて遊技を行うスロットマシ32ン、所定の遊技コインを用いて行う各種ゲーム機器が含まれており、この中で、遊技球,遊技コイン,遊技メダルは、遊技価値に含まれる。
また、特定賞品は、特別区域内でのみ経済上の価値を有する有価物であり、有価物には、少なくとも、特別区域内に構築された所定の宿泊施設で使用可能な宿泊券、特別区域内に構築された所定の店舗で使用可能な商品券や商品引換券、特別区域内に構築された交通機関で使用可能な乗物券、特別区域内の商取引にのみ使用可能な有価証券、特別区域内の商取引においてのみ貨幣価値を有する決済媒体が含まれる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態に係る賞品流通システムについて、添付図面を参照して説明する。
図1(a),(b)に示すように、本実施の形態の賞品流通システムは、少なくとも各種の店舗(例えば土産物販売店2や飲食店4など)、宿泊施設(例えばホテル)6、交通機関(例えばバス8や電車10などの路線網)を含む利用施設が構築された特別区域P内でのみ実施可能に構成されており、遊技施設12で取得した遊技媒体(例えば球技球14や遊技コイン16或いは遊技メダル18など)を特別区域P内でのみ経済上の価値を有する特定賞品(各種の有価物)T(図2参照)と交換し、かかる特定賞品Tを特別区域P内の各種店舗2,4や宿泊施設6或いは交通機関8,10などで利用することによって、当該特別区域P内の消費拡大や観光振興、地域の活性化を図ることができるようになっている。
【0009】
このような賞品流通システムは、少なくとも、各種の遊技機が設置された遊技施設12と、各種の遊技機によって付与された遊技価値(遊技中に取得した遊技媒体14,16,18の数量や種類など)を記録する遊技価値記録機構20と、遊技価値記録機構20で記録した遊技価値に基づいて、特定賞品Tを提供する特定賞品提供機構22と、特定賞品提供機構22によって提供された特定賞品Tが利用施設(特別区域P内の店舗2,4や宿泊施設6或いは交通機関8,10)において使用された後に、当該特定賞品Tの価値に対応した代金の決済を行う(代金を該当する店舗2,4や宿泊施設6或いは交通機関8,10に振り込む)代金決済機構とを備えている。
【0010】
遊技施設12には、例えば図1(b)に示すように、カードゲーム30やスロットマシン32等のカジノ風ゲームを楽しめる本格的なカジノフロア、子供から大人まで楽しめる一般的なゲーム(アーケードゲーム)がレイアウトされたアミューズメントフロアが構築されているほか、飲食店や特産品販売店(図示しない)なども併設することによって、保護者同伴であれば未成年者でも一部施設を利用できるようになっている。この場合、例えばカジノフロアや遊技施設12の出入口に管理ゲートGを設けて入場者を管理(制限)すれば、保護者同伴でない未成年者の入場を防止することができる。また、カジノフロアとアミューズメントフロアとを別フロア(例えばカジノフロアを1階、アミューズメントフロアを2階)に構築しても良い。
【0011】
カジノフロアやアミューズメントフロアに設置される各種の遊技機としては、例えば、所定の遊技球14を用いて遊技を行うパチンコ24、所定の遊技コイン16を用いて遊技を行うパチスロ26やルーレット28,カードゲーム30、所定の遊技メダル18を用いて遊技を行うスロットマシン32、所定の遊技コイン(図示しない)を用いて行う各種ゲーム機器(例えば街中のゲームセンタに設置されているような各種ゲーム機器など:図示しない)を想定することができる。なお、これらの遊技機は、その一例であり、これ以外の遊技機を必要に応じてカジノフロアにレイアウトしても良いことは言うまでも無い。
【0012】
上述したような各種の遊技機24,26,28,30,32で遊技を行う場合、その遊技の進捗状況(遊技に対する優劣や勝敗など)によって遊技媒体14,16,18の数量や種類といった遊技価値が増減変化することになるが、遊技を行った際に(最終的に)取得した遊技媒体14,16,18の数量や種類といった遊技価値を記録するための機構として、本実施の形態には、遊技価値記録機構20が設けられている。
遊技価値記録機構20には、遊技をした際に取得した遊技球14や遊技コイン16或いは遊技メダル18などの遊技媒体を投入する投入口20aと、投入口20aから投入された遊技媒体14,16,18の数量や種類といった遊技価値を記録する記録系(図示しない)と、記録系に記録された遊技媒体14,16,18の数量や種類を表示する表示部20bと、表示部20bに表示された内容を出力する出力口20cとが設けられている。
【0013】
図1(b)には、その一例として、遊技者がパチンコ24及びパチスロ26でそれぞれ取得した遊技球14及び遊技コイン16の数量と種類が表示部20bに表示されている。即ち、この遊技者は、パチンコ24で1200発の遊技球14を取得し、また、パチスロ26では200枚の遊技コイン16(その種類として、10ドルコイン:100枚、20ドルコイン:50枚、100ドルコイン:50枚)を取得していることが分かる。
【0014】
このとき、出力口20cからは、上記内容をデジタルデータ化(又は、アナログデータ化)した引換カード34が出力される。ここで、上記内容がデジタルデータ化されている場合、引換カード34に例えばIC(Integrated Circuit)などの不揮発性メモリ(図示しない)を埋め込んでおき、その不揮発性メモリにデジタルデータを入力すれば良い。また、上記内容がアナログデータ化されている場合、引換カード34に例えばデータ記録領域(図示しない)を確保しておき、そのデータ記録領域にアナログデータを印刷又は書き込みすれば良い。なお、引換カード34に印刷又は書き込みされたアナログデータは後から書換や消去することが困難であり、もし書換や消去が行われた場合には、一見して分かるため、データの不正改竄や不正削除などを行うことは困難である。これに対して、不揮発性メモリに入力されたデジタルデータは後から書換や消去することが比較的容易である。そこで、不揮発性メモリとしては、内容の書換や消去ができないROM(Read Only Memory)を採用することが好ましい。
【0015】
また、本実施の形態では、上述したような遊技価値記録機構20で記録した遊技媒体14,16,18の数量や種類といった遊技価値に基づいて、特定賞品を提供する特定賞品提供機構22が設けられている。特定賞品提供機構22には、遊技価値記録機構20の出力口20cから出力された引換カード34を投入する投入口22hと、投入口22hから投入された引換カード34の内容(遊技媒体14,16,18の数量や種類といった遊技価値)に基づいて、特定賞品Tを提供する第1〜第6の提供口22a,22b,22c,22d,22e,22fとが設けられている。
【0016】
特定賞品Tは、特別区域P内でのみ経済上の価値を有する有価物であり、有価物には、例えば、特別区域P内に構築された所定の宿泊施設6で使用可能な宿泊券や、特別区域P内に構築された所定の店舗2,4で使用可能な商品券や商品引換券、特別区域P内に構築された交通機関8,10で使用可能な乗物券、特別区域P内の商取引にのみ使用可能な有価証券や、特別区域P内の商取引においてのみ貨幣価値を有する決済媒体などが含まれる。なお、これらの特定賞品Tは、風営法による未成年保護の見地から、直接換金できないことを示す旨の表示を施すことが好ましい。
【0017】
この場合、例えば、第1の提供口22aから宿泊券、第2の提供口22bから商品券、第3の提供口22cから商品引換券、第4の提供口22dから乗車券、第5の提供口22eから有価証券(特別区域内で有効な小切手や手形など)、そして、第6の提供口22fから決済媒体を提供するように構成すれば良い。
【0018】
なお、特定賞品提供機構22によって提供する特定賞品Tには、上述したような有価物の他に、例えば、遊技価値記録機構20で記録した遊技媒体14,16,18の数量や種類といった遊技価値に対応した額の現金を含めても良い。この場合、特定賞品提供機構22に現金提供口22gを設ければ良い。なお、特定賞品Tとしての現金の提供額は、現状のパチンコ店を参考にすれば、その上限は10,000円ということになるが、これに限定されることは無く、風営法の禁止規定の変更に伴って、任意の提供額(例えば10,000円以上)に設定することが可能である。
【0019】
また、決済媒体(特定賞品T)には、例えば、貨幣価値データを書換/記録可能なチップが埋め込まれた即時決済可能な電子マネー、特別区域内に構築されたネットワークを通じて、所定の預金口座の残高に応じた貨幣価値データの決済/管理が行われる電子マネー、特別区域内の商取引のみに通用する地域通貨などを含めることができる。
また、代金決済機構は、例えば、各種の店舗2,4や宿泊施設6或いは交通機関8,10のそれぞれに配設された振込要求ユニットS1と、特定賞品Tの価値が振込要求ユニットS1に入力された際、その入力された特定賞品Tの価値に対応した代金を該当する振込ユニットに振り込む代金振込ユニットS2とを備えている。
【0020】
決済媒体(特定賞品T)は、遊技施設12の特定賞品提供機構22から遊技者に提供された後は、特別区域P内の商取引の際に使用可能となり、特に、即時決済可能な電子マネーは、現金と同様に使用できるため、利便性に優れてはいるが、紛失した場合には、救済を受け難いといった問題もある。従って、預金口座の残高に応じた貨幣価値データの決済/管理が行われる電子マネーや、特別区域P内の商取引のみに通用する地域通貨を適用することが好ましい。この場合、電子マネーでは、遊技者個人の預金残高を常に管理しなければならず、その手続も煩雑にならざるを得ない。そこで、一箇所の金融機関(例えば銀行や信用金庫或いは保険会社など)36(図2参照)で使用可能残高を一元管理することが可能な地域通貨を適用することが更に好ましい。
【0021】
図2に示すように、金融機関36には、特定賞品提供機構22から特定賞品T(例えば、宿泊券、商品券、商品引換券、乗物券、有価証券、決済媒体)が提供される毎に、その特定賞品Tの価値に対応した額の現金がプールされるようになっている。なお、現金をプールするための方法としては、例えば遊技施設12のメインバンク38から金融機関36に現金を送金する方法(M1,M2)、遊技施設12から直接金融機関36に現金を送金する方法(M3)を一例として挙げることができるが、これら以外の方法であっても良い。
また、地域通貨には、その提供時に、遊技価値記録機構20で記録した遊技媒体14,16,18の数量や種類といった遊技価値に対応した金額或いはその金額をポイント化したデータと共に、当該特別区域P内で経済上の価値を有する有効期間(例えば3ヶ月、6ヶ月)入力されるようになっている。なお、地域通貨以外の特定賞品Tにも有効期間が設定される。
【0022】
実際の運用状態(代金決済の流れ)においては、例えば図2に示すように、遊技施設12から遊技者に特定賞品Tが提供された後(R1)、遊技者が特定賞品Tを飲食店4で使用したとき(R2)、飲食店4は、遊技者の飲食代(特定賞品Tの価値から算出した金額)を振込要求ユニットS1に入力する(R3)。なお、この入力処理は、端末(例えばパソコンや携帯電話)から振込要求ユニットS1にアクセスして行っても良いし、或いは、振込要求ユニットS1に直接電話して行っても良い。
【0023】
このとき、振込要求ユニットS1は、要求された金額の飲食代を振り込むように代金振込ユニットS2に指令を送り(R4)、その指令を受けた代金振込ユニットS2は、所定の金融機関36に対して飲食代を振り込むように要求する(R5)。この結果、金融機関36から飲食店4に対して飲食代が振り込まれることになる(R6)。なお、飲食店4での飲食代が特定賞品Tの価値を超えているような場合(例えば、その地域通貨の残高が飲食代に足りない場合、その地域通貨の原価が飲食代を下回っている場合など)には、その旨の連絡が、代金振込ユニットS2から振込要求ユニットS2を通して飲食店4になされる(R7)。
【0024】
このような賞品流通システムによれば、遊技の特典として特定賞品Tを提供することで遊技に対する興趣を向上させることができるだけで無く、かかる特定賞品Tを特別区域P内の各種店舗2,4や宿泊施設5或いは交通機関8,10などの利用施設で利用することによって、当該特別区域P内の消費拡大や観光振興、地域の活性化を図ることができる。
【0025】
また、本実施の形態の賞品流通システムには、例えば保護者同伴でない未成年者や不正遊技者などのカジノフロアへの入場を管理(制限)するための入場者管理システムが構築されている。
入場者管理システムには、遊技施設12内への入場を希望する者(以下、入場者という)を特定するための各種認証データを登録する登録機構と、登録機構に登録されたことを示す登録証(専用パスポート)を発行する発行機構と、登録証(専用パスポート)に登録された各種認証データに基づいて、遊技施設12内への入場を管理する管理機構とが設けられている。なお、このような入場者管理システムの構成内容は、一例であり、同様の作用効果を奏すれば、これ以外の構成であっても良い。
【0026】
この場合、登録機構,発行機構,管理機構は、入場者がアクセスし易い場所に設置することが好ましい。例えば管理ゲートG(図1(b)参照)が配置されたカジノフロアや遊技施設12の出入口に、登録機構,発行機構,管理機構を構築した入場者管理ブース40を設置しても良い(一箇所統合型入場者管理システム)。或いは、特別区域P内の各種店舗2,4や宿泊施設5或いは交通機関8,10などに、登録機構及び発行機構を構築すると共に、管理機構を遊技施設12の入場者管理ブース40に構築しても良い(分散型入場者管理システム)。
以下の説明では、その一例として、一箇所統合型入場者管理システムについて説明を加える。
【0027】
一箇所統合型入場者管理システムにおいて、登録機構40a,発行機構40b,管理機構40cは、入場者管理ブース40に統合して構築されており(図3参照)、入場者管理ブース40は、管理ゲートGが配置されたカジノフロアや遊技施設12の出入口に設置されている。
【0028】
登録機構40aは、入場者を特定するための各種認証データを登録することができるようになっており、その登録方法としては、例えばパソコン等の端末からキー入力する方法や入場者が手書きした各種認証データを光学的に読み取る方法など、現在しられている各種の登録方法を採用することができる。
各種認証データとしては、例えば、入場者の氏名、生年月日、住所、本人照合用データなどを挙げることができるが、これらに限定されることは無い。この場合、各種認証データには、例えば指紋や暗証番号などが含まれる。
登録機構40aによって登録された各種認証データは、管理データベース40dに逐次登録され、必要に応じて適宜書き換えることができるようになっている。
【0029】
発行機構40bによって発行された登録証(以下、専用パスポートという)としては、例えば、その専用パスポートに予め割り振られた識別番号のみが登録された識別番号登録タイプ、その専用パスポートに例えば不揮発性メモリ(ROM)が内蔵され、そのROMに上述したような全ての各種認証データが登録されたメモリ内蔵タイプを想定することができる。
【0030】
管理機構40cは、専用パスポートに登録された各種認証データに基づいて、遊技施設12内への入場を管理するようになっており、識別番号登録タイプの専用パスポートであれば、その専用パスポートに割り振られた識別番号に基づいて、管理データベース40dに登録された各種認証データとの照合を行う。なお、管理データベース40dは、入場者管理ブース40に併設させる必要は無く、例えばネットワーク(LAN)を介して登録機構40a及び発行機構40bに接続させても良い。
これに対して、メモリ内蔵タイプの専用パスポートであれば、そのROMに登録された各種認証データを読み出して照合を行う。ただし、メモリ容量をあまり大きくできないため、登録可能な各種認証データに制限が課せられる。
【0031】
以上、本実施の形態の入場者管理システムによれば、未成年者や不正遊技者がカジノフロアへ入場するのを未然に防ぐことが可能となり、遊技施設12全体の治安や風紀の維持を図ることができる。例えば管理ゲートG(図1(b)参照)が配置された遊技施設12のカジノフロアの出入口に、登録機構40a,発行機構40b,管理機構40cを構築した入場者管理ブース40が設置されている場合、初めて遊技施設12に来場した者(入場者)は、まず、その入場者を特定するための各種認証データを登録機構40aによって登録する。このとき、登録機構40aによって登録された各種認証データは、管理データベース40dに逐次登録される。この結果、入場者が特定され、発行機構40bによって専用パスポートが、登録した入場者に発行される。それ以降、かかる入場者は、管理データベース40dに登録された各種認証データに基づいて、本人の特定が行われることになる。即ち、その入場者が再び管理ゲートGを通ってカジノフロアに入場しようとする場合、当該入場者は、専用パスポートを提示することによって、本人の特定が行われ、カジノフロアへの入場が許可されることになる。
【0032】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されることは無く、以下のように種々変更することが可能である。
例えば、上述した実施の形態では、特定賞品Tと専用パスポートとを別々に構成しているが、これらを一体化した汎用パスポートとしても良い。この場合、入場者(成年者)は、かかる汎用パスポートを持参すれば、遊技施設12の全ての遊技を楽しむことができると共に、遊技で取得した特定賞品に対応した金額を入力することができる。この結果、特別区域P内においても汎用パスポートだけで全ての商取引を行うことが可能となり、利便性や効率性に優れた賞品流通システムを実現することができる。更に、このような汎用パスポートであれば、入場者毎の履歴の管理も行い易くなり、その結果、決め細やかなサービスやサポートを提供することができる。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、特別区域内でのみ実施可能な賞品流通システムに構築され且つ例えば保護者同伴でない未成年者や不正遊技者などのカジノフロアへの入場を管理(制限)するための入場者管理システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施の形態に係る賞品流通システムの全体の構成を示す図、(b)は、同図(a)に示された遊技施設の内部構成を示す図。
【図2】本発明の賞品流通システムに適用した代金振込ネットワークの構成を示す図。
【図3】本発明の賞品流通システムに適用した入場者管理システムの構成を示す図。
【符号の説明】
2,4 店舗(土産物販売店2、飲食店4)
6 宿泊施設
8,10 交通機関(バス8、電車10)
12 遊技施設
14 遊技球
16 遊技コイン
18 遊技メダル
20 遊技価値記録機構
22 特定賞品提供機構
24 パチンコ
26 パチスロ
28 ルーレット
30 カードゲーム
32 スロットマシン
40a 登録機構
40b 発行機構
40c 管理機構
S1,S2 代金決済機構(振込要求ユニットS1、代金振込ユニットS2)
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも各種の店舗や宿泊施設或いは交通機関を含む利用施設が構築された特別区域内でのみ実施可能な賞品流通システムに構築された入場者管理システムに関し、例えば保護者同伴でない未成年者や不正遊技者などのカジノフロアへの入場を管理(制限)するための入場者管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現状の賞品流通システムでは、例えばパチンコ屋などの遊技施設において、遊技者が遊技中に取得した遊技媒体(例えば遊技球や遊技コイン或いは遊技メダルなど)は、その数量や種類といった遊技価値に応じて各種の賞品(例えば一般に「特殊景品」と呼ばれるライター着火石や金製品など)に交換されて遊技者に提供されており、遊技者は、提供された各種の賞品を遊技施設の近隣で営業する賞品買取業者に持参して現金化している。この後、賞品買取業者は、遊技者から買取った賞品を賞品販売業者に売渡し、賞品販売業者は、賞品買取業者から買取った賞品を遊技施設に販売している。
【0003】
この場合、各種の賞品は、遊技施設、賞品買取業者、賞品販売業者の間を循環するが、その間に以下のような問題が生じる場合がある。
遊技施設から持ち出された各種の賞品は、遊技者の自己管理に委ねられることになるが、賞品の数量が多い場合には、嵩張って持ち難いため、その取扱いが煩雑になると共に、誤って落したり紛失し易い。また、遊技施設から賞品買取業者を介して賞品販売業者の間を循環する間に、例えば他の遊技施設から提供された賞品が混入したり、不正行為も行われ易い。つまり、現状の賞品流通システムでは、循環する賞品の流れや代金の決済状況を管理できないため、賞品流通経路が不透明なものとなってしまう。
【0004】
そこで、例えば特許文献1のシステムでは、各種の賞品と同等の担保価値を有するカードが採用されており、このカードを遊技施設から賞品買取業者を介して賞品販売業者の間を循環させている。かかるカードには、例えば本人照合を行うための識別コードや決済状況などを記録できるようになっており、これによりカードの流通状態を正確に把握することができる。
また、例えば特許文献2のシステムでは、各種の賞品と同等の担保価値を有する板状容器が採用されており、この板状容器には、例えば遊技施設や各業者に関する各種情報や偽装品判別用の識別情報などを記録できるようになっている。かかる板状容器は、賞品流通経路に構築されたネットワークを通して管理されており、これにより、カードの流通状態を正確に把握することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−135957号公報
【特許文献2】
特開2001−334058号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したようなシステム形態は、風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)第23条第1項第1号で「現金又は有価証券を賞品として提供する行為」が禁止されていることを考慮して構築されている。このため、本格的なカジノを疑似体験したいといった遊技者の要求を満足させるには不十分なシステムとなっている。この場合、遊技に対する興趣が低下してしまうことになる。
また、近年では、2003年1月24日付けで閣議決定された「構造改革特別区域(特区)基本方針」を受けて、特別区域内に限定したカジノの企画・建設・運営・経営を申請したいといった要望も増えている。
更に、上述のようなカジノが認められた場合、例えば保護者同伴でない未成年者や不正遊技者などがカジノフロアに入場するのをどのように管理(制限)するかについては、現在、その解決策は具体的に提案されていない。
本発明は、このような問題を解決するために成されており、その目的は、特別区域内でのみ実施可能な賞品流通システムに構築され且つ例えば保護者同伴でない未成年者や不正遊技者などのカジノフロアへの入場を管理(制限)するための入場者管理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明は、少なくとも各種の店舗2,4や宿泊施設6或いは交通機関8,10を含む利用施設が構築された特別区域P内でのみ実施可能な賞品流通システムに構築された入場者管理システムであって、賞品流通システムは、少なくとも、各種の遊技機24,26,28,30,32が設置された遊技施設12と、各種の遊技機によって付与された遊技価値を記録する遊技価値記録機構20と、遊技価値記録機構で記録した遊技価値に基づいて、特定賞品Tを提供する特定賞品提供機構22と、特定賞品提供機構によって提供された特定賞品が前記利用施設において使用された後に、当該特定賞品の価値に対応した代金の決済を行う代金決済機構(振込要求ユニットS1、代金振込ユニットS2)とを備えており、また、入場者管理システムは、少なくとも、遊技施設内への入場を希望する者を特定するための各種認証データを登録する登録機構40aと、登録機構に登録されたことを示す登録証を発行する発行機構40bと、登録証に登録された各種認証データに基づいて、遊技施設内への入場を管理する管理機構40cとを備えている。
この場合、各種認証データには、少なくとも、遊技施設内への入場を希望する者の氏名、生年月日、住所、本人照合用データが含まれ、本人照合用データには、少なくとも、指紋、暗証番号が含まれる。各種の遊技機には、少なくとも、所定の遊技球14を用いて遊技を行うパチンコ24、所定の遊技コイン16を用いて遊技を行うパチスロ26やルーレット28,カードゲーム30、所定の遊技メダル18を用いて遊技を行うスロットマシ32ン、所定の遊技コインを用いて行う各種ゲーム機器が含まれており、この中で、遊技球,遊技コイン,遊技メダルは、遊技価値に含まれる。
また、特定賞品は、特別区域内でのみ経済上の価値を有する有価物であり、有価物には、少なくとも、特別区域内に構築された所定の宿泊施設で使用可能な宿泊券、特別区域内に構築された所定の店舗で使用可能な商品券や商品引換券、特別区域内に構築された交通機関で使用可能な乗物券、特別区域内の商取引にのみ使用可能な有価証券、特別区域内の商取引においてのみ貨幣価値を有する決済媒体が含まれる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態に係る賞品流通システムについて、添付図面を参照して説明する。
図1(a),(b)に示すように、本実施の形態の賞品流通システムは、少なくとも各種の店舗(例えば土産物販売店2や飲食店4など)、宿泊施設(例えばホテル)6、交通機関(例えばバス8や電車10などの路線網)を含む利用施設が構築された特別区域P内でのみ実施可能に構成されており、遊技施設12で取得した遊技媒体(例えば球技球14や遊技コイン16或いは遊技メダル18など)を特別区域P内でのみ経済上の価値を有する特定賞品(各種の有価物)T(図2参照)と交換し、かかる特定賞品Tを特別区域P内の各種店舗2,4や宿泊施設6或いは交通機関8,10などで利用することによって、当該特別区域P内の消費拡大や観光振興、地域の活性化を図ることができるようになっている。
【0009】
このような賞品流通システムは、少なくとも、各種の遊技機が設置された遊技施設12と、各種の遊技機によって付与された遊技価値(遊技中に取得した遊技媒体14,16,18の数量や種類など)を記録する遊技価値記録機構20と、遊技価値記録機構20で記録した遊技価値に基づいて、特定賞品Tを提供する特定賞品提供機構22と、特定賞品提供機構22によって提供された特定賞品Tが利用施設(特別区域P内の店舗2,4や宿泊施設6或いは交通機関8,10)において使用された後に、当該特定賞品Tの価値に対応した代金の決済を行う(代金を該当する店舗2,4や宿泊施設6或いは交通機関8,10に振り込む)代金決済機構とを備えている。
【0010】
遊技施設12には、例えば図1(b)に示すように、カードゲーム30やスロットマシン32等のカジノ風ゲームを楽しめる本格的なカジノフロア、子供から大人まで楽しめる一般的なゲーム(アーケードゲーム)がレイアウトされたアミューズメントフロアが構築されているほか、飲食店や特産品販売店(図示しない)なども併設することによって、保護者同伴であれば未成年者でも一部施設を利用できるようになっている。この場合、例えばカジノフロアや遊技施設12の出入口に管理ゲートGを設けて入場者を管理(制限)すれば、保護者同伴でない未成年者の入場を防止することができる。また、カジノフロアとアミューズメントフロアとを別フロア(例えばカジノフロアを1階、アミューズメントフロアを2階)に構築しても良い。
【0011】
カジノフロアやアミューズメントフロアに設置される各種の遊技機としては、例えば、所定の遊技球14を用いて遊技を行うパチンコ24、所定の遊技コイン16を用いて遊技を行うパチスロ26やルーレット28,カードゲーム30、所定の遊技メダル18を用いて遊技を行うスロットマシン32、所定の遊技コイン(図示しない)を用いて行う各種ゲーム機器(例えば街中のゲームセンタに設置されているような各種ゲーム機器など:図示しない)を想定することができる。なお、これらの遊技機は、その一例であり、これ以外の遊技機を必要に応じてカジノフロアにレイアウトしても良いことは言うまでも無い。
【0012】
上述したような各種の遊技機24,26,28,30,32で遊技を行う場合、その遊技の進捗状況(遊技に対する優劣や勝敗など)によって遊技媒体14,16,18の数量や種類といった遊技価値が増減変化することになるが、遊技を行った際に(最終的に)取得した遊技媒体14,16,18の数量や種類といった遊技価値を記録するための機構として、本実施の形態には、遊技価値記録機構20が設けられている。
遊技価値記録機構20には、遊技をした際に取得した遊技球14や遊技コイン16或いは遊技メダル18などの遊技媒体を投入する投入口20aと、投入口20aから投入された遊技媒体14,16,18の数量や種類といった遊技価値を記録する記録系(図示しない)と、記録系に記録された遊技媒体14,16,18の数量や種類を表示する表示部20bと、表示部20bに表示された内容を出力する出力口20cとが設けられている。
【0013】
図1(b)には、その一例として、遊技者がパチンコ24及びパチスロ26でそれぞれ取得した遊技球14及び遊技コイン16の数量と種類が表示部20bに表示されている。即ち、この遊技者は、パチンコ24で1200発の遊技球14を取得し、また、パチスロ26では200枚の遊技コイン16(その種類として、10ドルコイン:100枚、20ドルコイン:50枚、100ドルコイン:50枚)を取得していることが分かる。
【0014】
このとき、出力口20cからは、上記内容をデジタルデータ化(又は、アナログデータ化)した引換カード34が出力される。ここで、上記内容がデジタルデータ化されている場合、引換カード34に例えばIC(Integrated Circuit)などの不揮発性メモリ(図示しない)を埋め込んでおき、その不揮発性メモリにデジタルデータを入力すれば良い。また、上記内容がアナログデータ化されている場合、引換カード34に例えばデータ記録領域(図示しない)を確保しておき、そのデータ記録領域にアナログデータを印刷又は書き込みすれば良い。なお、引換カード34に印刷又は書き込みされたアナログデータは後から書換や消去することが困難であり、もし書換や消去が行われた場合には、一見して分かるため、データの不正改竄や不正削除などを行うことは困難である。これに対して、不揮発性メモリに入力されたデジタルデータは後から書換や消去することが比較的容易である。そこで、不揮発性メモリとしては、内容の書換や消去ができないROM(Read Only Memory)を採用することが好ましい。
【0015】
また、本実施の形態では、上述したような遊技価値記録機構20で記録した遊技媒体14,16,18の数量や種類といった遊技価値に基づいて、特定賞品を提供する特定賞品提供機構22が設けられている。特定賞品提供機構22には、遊技価値記録機構20の出力口20cから出力された引換カード34を投入する投入口22hと、投入口22hから投入された引換カード34の内容(遊技媒体14,16,18の数量や種類といった遊技価値)に基づいて、特定賞品Tを提供する第1〜第6の提供口22a,22b,22c,22d,22e,22fとが設けられている。
【0016】
特定賞品Tは、特別区域P内でのみ経済上の価値を有する有価物であり、有価物には、例えば、特別区域P内に構築された所定の宿泊施設6で使用可能な宿泊券や、特別区域P内に構築された所定の店舗2,4で使用可能な商品券や商品引換券、特別区域P内に構築された交通機関8,10で使用可能な乗物券、特別区域P内の商取引にのみ使用可能な有価証券や、特別区域P内の商取引においてのみ貨幣価値を有する決済媒体などが含まれる。なお、これらの特定賞品Tは、風営法による未成年保護の見地から、直接換金できないことを示す旨の表示を施すことが好ましい。
【0017】
この場合、例えば、第1の提供口22aから宿泊券、第2の提供口22bから商品券、第3の提供口22cから商品引換券、第4の提供口22dから乗車券、第5の提供口22eから有価証券(特別区域内で有効な小切手や手形など)、そして、第6の提供口22fから決済媒体を提供するように構成すれば良い。
【0018】
なお、特定賞品提供機構22によって提供する特定賞品Tには、上述したような有価物の他に、例えば、遊技価値記録機構20で記録した遊技媒体14,16,18の数量や種類といった遊技価値に対応した額の現金を含めても良い。この場合、特定賞品提供機構22に現金提供口22gを設ければ良い。なお、特定賞品Tとしての現金の提供額は、現状のパチンコ店を参考にすれば、その上限は10,000円ということになるが、これに限定されることは無く、風営法の禁止規定の変更に伴って、任意の提供額(例えば10,000円以上)に設定することが可能である。
【0019】
また、決済媒体(特定賞品T)には、例えば、貨幣価値データを書換/記録可能なチップが埋め込まれた即時決済可能な電子マネー、特別区域内に構築されたネットワークを通じて、所定の預金口座の残高に応じた貨幣価値データの決済/管理が行われる電子マネー、特別区域内の商取引のみに通用する地域通貨などを含めることができる。
また、代金決済機構は、例えば、各種の店舗2,4や宿泊施設6或いは交通機関8,10のそれぞれに配設された振込要求ユニットS1と、特定賞品Tの価値が振込要求ユニットS1に入力された際、その入力された特定賞品Tの価値に対応した代金を該当する振込ユニットに振り込む代金振込ユニットS2とを備えている。
【0020】
決済媒体(特定賞品T)は、遊技施設12の特定賞品提供機構22から遊技者に提供された後は、特別区域P内の商取引の際に使用可能となり、特に、即時決済可能な電子マネーは、現金と同様に使用できるため、利便性に優れてはいるが、紛失した場合には、救済を受け難いといった問題もある。従って、預金口座の残高に応じた貨幣価値データの決済/管理が行われる電子マネーや、特別区域P内の商取引のみに通用する地域通貨を適用することが好ましい。この場合、電子マネーでは、遊技者個人の預金残高を常に管理しなければならず、その手続も煩雑にならざるを得ない。そこで、一箇所の金融機関(例えば銀行や信用金庫或いは保険会社など)36(図2参照)で使用可能残高を一元管理することが可能な地域通貨を適用することが更に好ましい。
【0021】
図2に示すように、金融機関36には、特定賞品提供機構22から特定賞品T(例えば、宿泊券、商品券、商品引換券、乗物券、有価証券、決済媒体)が提供される毎に、その特定賞品Tの価値に対応した額の現金がプールされるようになっている。なお、現金をプールするための方法としては、例えば遊技施設12のメインバンク38から金融機関36に現金を送金する方法(M1,M2)、遊技施設12から直接金融機関36に現金を送金する方法(M3)を一例として挙げることができるが、これら以外の方法であっても良い。
また、地域通貨には、その提供時に、遊技価値記録機構20で記録した遊技媒体14,16,18の数量や種類といった遊技価値に対応した金額或いはその金額をポイント化したデータと共に、当該特別区域P内で経済上の価値を有する有効期間(例えば3ヶ月、6ヶ月)入力されるようになっている。なお、地域通貨以外の特定賞品Tにも有効期間が設定される。
【0022】
実際の運用状態(代金決済の流れ)においては、例えば図2に示すように、遊技施設12から遊技者に特定賞品Tが提供された後(R1)、遊技者が特定賞品Tを飲食店4で使用したとき(R2)、飲食店4は、遊技者の飲食代(特定賞品Tの価値から算出した金額)を振込要求ユニットS1に入力する(R3)。なお、この入力処理は、端末(例えばパソコンや携帯電話)から振込要求ユニットS1にアクセスして行っても良いし、或いは、振込要求ユニットS1に直接電話して行っても良い。
【0023】
このとき、振込要求ユニットS1は、要求された金額の飲食代を振り込むように代金振込ユニットS2に指令を送り(R4)、その指令を受けた代金振込ユニットS2は、所定の金融機関36に対して飲食代を振り込むように要求する(R5)。この結果、金融機関36から飲食店4に対して飲食代が振り込まれることになる(R6)。なお、飲食店4での飲食代が特定賞品Tの価値を超えているような場合(例えば、その地域通貨の残高が飲食代に足りない場合、その地域通貨の原価が飲食代を下回っている場合など)には、その旨の連絡が、代金振込ユニットS2から振込要求ユニットS2を通して飲食店4になされる(R7)。
【0024】
このような賞品流通システムによれば、遊技の特典として特定賞品Tを提供することで遊技に対する興趣を向上させることができるだけで無く、かかる特定賞品Tを特別区域P内の各種店舗2,4や宿泊施設5或いは交通機関8,10などの利用施設で利用することによって、当該特別区域P内の消費拡大や観光振興、地域の活性化を図ることができる。
【0025】
また、本実施の形態の賞品流通システムには、例えば保護者同伴でない未成年者や不正遊技者などのカジノフロアへの入場を管理(制限)するための入場者管理システムが構築されている。
入場者管理システムには、遊技施設12内への入場を希望する者(以下、入場者という)を特定するための各種認証データを登録する登録機構と、登録機構に登録されたことを示す登録証(専用パスポート)を発行する発行機構と、登録証(専用パスポート)に登録された各種認証データに基づいて、遊技施設12内への入場を管理する管理機構とが設けられている。なお、このような入場者管理システムの構成内容は、一例であり、同様の作用効果を奏すれば、これ以外の構成であっても良い。
【0026】
この場合、登録機構,発行機構,管理機構は、入場者がアクセスし易い場所に設置することが好ましい。例えば管理ゲートG(図1(b)参照)が配置されたカジノフロアや遊技施設12の出入口に、登録機構,発行機構,管理機構を構築した入場者管理ブース40を設置しても良い(一箇所統合型入場者管理システム)。或いは、特別区域P内の各種店舗2,4や宿泊施設5或いは交通機関8,10などに、登録機構及び発行機構を構築すると共に、管理機構を遊技施設12の入場者管理ブース40に構築しても良い(分散型入場者管理システム)。
以下の説明では、その一例として、一箇所統合型入場者管理システムについて説明を加える。
【0027】
一箇所統合型入場者管理システムにおいて、登録機構40a,発行機構40b,管理機構40cは、入場者管理ブース40に統合して構築されており(図3参照)、入場者管理ブース40は、管理ゲートGが配置されたカジノフロアや遊技施設12の出入口に設置されている。
【0028】
登録機構40aは、入場者を特定するための各種認証データを登録することができるようになっており、その登録方法としては、例えばパソコン等の端末からキー入力する方法や入場者が手書きした各種認証データを光学的に読み取る方法など、現在しられている各種の登録方法を採用することができる。
各種認証データとしては、例えば、入場者の氏名、生年月日、住所、本人照合用データなどを挙げることができるが、これらに限定されることは無い。この場合、各種認証データには、例えば指紋や暗証番号などが含まれる。
登録機構40aによって登録された各種認証データは、管理データベース40dに逐次登録され、必要に応じて適宜書き換えることができるようになっている。
【0029】
発行機構40bによって発行された登録証(以下、専用パスポートという)としては、例えば、その専用パスポートに予め割り振られた識別番号のみが登録された識別番号登録タイプ、その専用パスポートに例えば不揮発性メモリ(ROM)が内蔵され、そのROMに上述したような全ての各種認証データが登録されたメモリ内蔵タイプを想定することができる。
【0030】
管理機構40cは、専用パスポートに登録された各種認証データに基づいて、遊技施設12内への入場を管理するようになっており、識別番号登録タイプの専用パスポートであれば、その専用パスポートに割り振られた識別番号に基づいて、管理データベース40dに登録された各種認証データとの照合を行う。なお、管理データベース40dは、入場者管理ブース40に併設させる必要は無く、例えばネットワーク(LAN)を介して登録機構40a及び発行機構40bに接続させても良い。
これに対して、メモリ内蔵タイプの専用パスポートであれば、そのROMに登録された各種認証データを読み出して照合を行う。ただし、メモリ容量をあまり大きくできないため、登録可能な各種認証データに制限が課せられる。
【0031】
以上、本実施の形態の入場者管理システムによれば、未成年者や不正遊技者がカジノフロアへ入場するのを未然に防ぐことが可能となり、遊技施設12全体の治安や風紀の維持を図ることができる。例えば管理ゲートG(図1(b)参照)が配置された遊技施設12のカジノフロアの出入口に、登録機構40a,発行機構40b,管理機構40cを構築した入場者管理ブース40が設置されている場合、初めて遊技施設12に来場した者(入場者)は、まず、その入場者を特定するための各種認証データを登録機構40aによって登録する。このとき、登録機構40aによって登録された各種認証データは、管理データベース40dに逐次登録される。この結果、入場者が特定され、発行機構40bによって専用パスポートが、登録した入場者に発行される。それ以降、かかる入場者は、管理データベース40dに登録された各種認証データに基づいて、本人の特定が行われることになる。即ち、その入場者が再び管理ゲートGを通ってカジノフロアに入場しようとする場合、当該入場者は、専用パスポートを提示することによって、本人の特定が行われ、カジノフロアへの入場が許可されることになる。
【0032】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されることは無く、以下のように種々変更することが可能である。
例えば、上述した実施の形態では、特定賞品Tと専用パスポートとを別々に構成しているが、これらを一体化した汎用パスポートとしても良い。この場合、入場者(成年者)は、かかる汎用パスポートを持参すれば、遊技施設12の全ての遊技を楽しむことができると共に、遊技で取得した特定賞品に対応した金額を入力することができる。この結果、特別区域P内においても汎用パスポートだけで全ての商取引を行うことが可能となり、利便性や効率性に優れた賞品流通システムを実現することができる。更に、このような汎用パスポートであれば、入場者毎の履歴の管理も行い易くなり、その結果、決め細やかなサービスやサポートを提供することができる。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、特別区域内でのみ実施可能な賞品流通システムに構築され且つ例えば保護者同伴でない未成年者や不正遊技者などのカジノフロアへの入場を管理(制限)するための入場者管理システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施の形態に係る賞品流通システムの全体の構成を示す図、(b)は、同図(a)に示された遊技施設の内部構成を示す図。
【図2】本発明の賞品流通システムに適用した代金振込ネットワークの構成を示す図。
【図3】本発明の賞品流通システムに適用した入場者管理システムの構成を示す図。
【符号の説明】
2,4 店舗(土産物販売店2、飲食店4)
6 宿泊施設
8,10 交通機関(バス8、電車10)
12 遊技施設
14 遊技球
16 遊技コイン
18 遊技メダル
20 遊技価値記録機構
22 特定賞品提供機構
24 パチンコ
26 パチスロ
28 ルーレット
30 カードゲーム
32 スロットマシン
40a 登録機構
40b 発行機構
40c 管理機構
S1,S2 代金決済機構(振込要求ユニットS1、代金振込ユニットS2)
Claims (7)
- 少なくとも各種の店舗や宿泊施設或いは交通機関を含む利用施設が構築された特別区域内でのみ実施可能な賞品流通システムに構築された入場者管理システムであって、
前記賞品流通システムは、少なくとも、
各種の遊技機が設置された遊技施設と、
前記各種の遊技機によって付与された遊技価値を記録する遊技価値記録機構と、
前記遊技価値記録機構で記録した前記遊技価値に基づいて、特定賞品を提供する特定賞品提供機構と、
前記特定賞品提供機構によって提供された特定賞品が前記利用施設において使用された後に、当該特定賞品の価値に対応した代金の決済を行う代金決済機構と、を備えており、
前記入場者管理システムは、少なくとも、
前記遊技施設内への入場を希望する者を特定するための各種認証データを登録する登録機構と、
前記登録機構に登録されたことを示す登録証を発行する発行機構と、
前記登録証に登録された各種認証データに基づいて、前記遊技施設内への入場を管理する管理機構と、を備えていることを特徴とする入場者管理システム。 - 前記各種認証データには、少なくとも、前記遊技施設内への入場を希望する者の氏名、生年月日、住所、本人照合用データが含まれ、前記本人照合用データには、少なくとも、指紋、暗証番号が含まれることを特徴とする請求項1に記載の入場者管理システム。
- 前記各種の遊技機には、少なくとも、
所定の遊技球を用いて遊技を行うパチンコ、
所定の遊技コインを用いて遊技を行うパチスロやルーレット,カードゲーム、
所定の遊技メダルを用いて遊技を行うスロットマシン、
所定の遊技コインを用いて行う各種ゲーム機器、が含まれており、
前記遊技球,前記遊技コイン,前記遊技メダルは、前記遊技価値に含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の入場者管理システム。 - 前記特定賞品は、前記特別区域内でのみ経済上の価値を有する有価物であり、
前記有価物には、少なくとも、
前記特別区域内に構築された所定の宿泊施設で使用可能な宿泊券、
前記特別区域内に構築された所定の店舗で使用可能な商品券や商品引換券、
前記特別区域内に構築された交通機関で使用可能な乗物券、
前記特別区域内の商取引にのみ使用可能な有価証券、
前記特別区域内の商取引においてのみ貨幣価値を有する決済媒体、が含まれることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の入場者管理システム。 - 前記特定賞品提供機構は、少なくとも、
前記有価物の他に、前記遊技価値記録機構で記録した前記遊技価値に対応した額の現金を提供することが可能であることを特徴とする請求項4に記載の入場者管理システム。 - 前記決済媒体には、少なくとも、
貨幣価値データを書換/記録可能なチップが埋め込まれた即時決済可能な電子マネー、
前記特別区域内に構築されたネットワークを通じて、所定の預金口座の残高に応じた貨幣価値データの決済/管理が行われる電子マネー、
前記特別区域内の商取引のみに通用する地域通貨、が含まれることを特徴とする請求項4又は5に記載の入場者管理システム。 - 前記代金決済機構は、少なくとも、
前記利用施設のそれぞれに配設された振込要求ユニットと、
前記特定賞品の価値が前記振込要求ユニットに入力された際、その入力された特定賞品の価値に対応した代金を該当する振込ユニットに振り込む代金振込ユニットと、を備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の入場者管理システム。
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JP2021135813A (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-13 | 富士通株式会社 | 情報処理システム、方法、装置、及びプログラム |
-
2003
- 2003-06-20 JP JP2003176626A patent/JP2005007041A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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