JPH1033798A - 遊戯施設管理システム - Google Patents
遊戯施設管理システムInfo
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- JPH1033798A JPH1033798A JP8215000A JP21500096A JPH1033798A JP H1033798 A JPH1033798 A JP H1033798A JP 8215000 A JP8215000 A JP 8215000A JP 21500096 A JP21500096 A JP 21500096A JP H1033798 A JPH1033798 A JP H1033798A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 施設管理者が各ゲーム機の利用状況を詳細に
把握することが可能な遊戯施設管理システムを提供する
こと。 【解決手段】 遊技施設の各遊戯機器10の利用情報を
収集管理する遊戯施設管理システムである。このシステ
ムは、利用者の個人情報が書き込まれる情報記憶カード
が、各遊戯機器10の利用に際して課金端末12へセッ
トされると、情報記憶カードから個人情報が読み出さ
れ、ネットワーク18を介しホスト装置16へ送信され
る。前記ホスト装置16は、受信する各機器端末からの
個人情報と、少なくとも該機器端末が設けられた遊戯機
器の種別を表す遊戯機器識別情報を含む利用情報と、を
関連づけて記憶する。
把握することが可能な遊戯施設管理システムを提供する
こと。 【解決手段】 遊技施設の各遊戯機器10の利用情報を
収集管理する遊戯施設管理システムである。このシステ
ムは、利用者の個人情報が書き込まれる情報記憶カード
が、各遊戯機器10の利用に際して課金端末12へセッ
トされると、情報記憶カードから個人情報が読み出さ
れ、ネットワーク18を介しホスト装置16へ送信され
る。前記ホスト装置16は、受信する各機器端末からの
個人情報と、少なくとも該機器端末が設けられた遊戯機
器の種別を表す遊戯機器識別情報を含む利用情報と、を
関連づけて記憶する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊戯施設管理システ
ムに関し、特に、複数の遊戯機器の利用状況を把握する
ことが可能な遊戯施設管理システムに関する。
ムに関し、特に、複数の遊戯機器の利用状況を把握する
ことが可能な遊戯施設管理システムに関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】従来、複
数のゲーム機が備えられたゲームセンター等の遊戯施設
においては、ゲーム機毎に設けられたコイン投入口に利
用者が所定の金額の硬貨を利用料金として投入すること
で、該遊戯施設の運営が行われてきた。
数のゲーム機が備えられたゲームセンター等の遊戯施設
においては、ゲーム機毎に設けられたコイン投入口に利
用者が所定の金額の硬貨を利用料金として投入すること
で、該遊戯施設の運営が行われてきた。
【0003】このような、遊技施設では、各ゲーム機毎
の利用状況を把握できれば、施設の運営を効果的に行う
事ができる。
の利用状況を把握できれば、施設の運営を効果的に行う
事ができる。
【0004】しかし、従来の遊戯施設において、施設管
理者は、各遊戯機器の利用状況を直接観察することによ
って、あるいは業務終了後に各遊戯機器の売り上げ調べ
ることによってしか遊戯施設の利用状況に対する情報を
得ることがでず、該遊戯施設の利用状況に対する広範な
情報を得ることが困難であった。
理者は、各遊戯機器の利用状況を直接観察することによ
って、あるいは業務終了後に各遊戯機器の売り上げ調べ
ることによってしか遊戯施設の利用状況に対する情報を
得ることがでず、該遊戯施設の利用状況に対する広範な
情報を得ることが困難であった。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であって、施設管理者が各ゲーム機の利用状況を詳細に
把握することが可能な遊戯施設管理システムを提供する
ことを課題とする。
であって、施設管理者が各ゲーム機の利用状況を詳細に
把握することが可能な遊戯施設管理システムを提供する
ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、遊技
施設の各遊戯機器の利用情報を収集管理する遊戯施設管
理システムであって、遊戯施設の各利用者に所持される
情報記憶媒体と、前記各遊戯機器に備えられ、遊技機器
の利用に際して前記情報記憶媒体を受け入れて該情報記
憶媒体に記憶されている情報を読み出す機器端末と、前
記各機器端末と通信手段を介して接続されたホスト装置
と、を含み、前記情報識別媒体には、該情報識別媒体を
所持する利用者の個人情報が書き込まれ、前記機器端末
は、前記情報記憶媒体を受け入れて該情報記憶媒体に記
憶されている前記個人情報を読み出し、前記通信手段を
介して前記ホスト装置に送信するように形成され、前記
ホスト装置は、受信する各機器端末からの個人情報と、
少なくとも該機器端末が設けられた遊戯機器の種別を表
す遊戯機器識別情報を含む利用情報と、を関連づけて記
憶する利用情報蓄積手段を含むことを特徴とする。
施設の各遊戯機器の利用情報を収集管理する遊戯施設管
理システムであって、遊戯施設の各利用者に所持される
情報記憶媒体と、前記各遊戯機器に備えられ、遊技機器
の利用に際して前記情報記憶媒体を受け入れて該情報記
憶媒体に記憶されている情報を読み出す機器端末と、前
記各機器端末と通信手段を介して接続されたホスト装置
と、を含み、前記情報識別媒体には、該情報識別媒体を
所持する利用者の個人情報が書き込まれ、前記機器端末
は、前記情報記憶媒体を受け入れて該情報記憶媒体に記
憶されている前記個人情報を読み出し、前記通信手段を
介して前記ホスト装置に送信するように形成され、前記
ホスト装置は、受信する各機器端末からの個人情報と、
少なくとも該機器端末が設けられた遊戯機器の種別を表
す遊戯機器識別情報を含む利用情報と、を関連づけて記
憶する利用情報蓄積手段を含むことを特徴とする。
【0007】請求項1の発明によれば、前記ホスト装置
と前記機器端末とは通信手段によって情報通信可能に接
続され、前記機器端末で前記情報記憶媒体から読み出さ
れる利用者の個人情報は前記通信手段を介してホスト装
置に送られる。前記利用者の個人情報としては、例え
ば、利用者の年齢や性別等が設定される。
と前記機器端末とは通信手段によって情報通信可能に接
続され、前記機器端末で前記情報記憶媒体から読み出さ
れる利用者の個人情報は前記通信手段を介してホスト装
置に送られる。前記利用者の個人情報としては、例え
ば、利用者の年齢や性別等が設定される。
【0008】また、前記ホスト装置には、前記個人情報
と前記利用情報とを関連づけて記憶する前記利用情報蓄
積手段が設けられる。前記利用情報には、例えば、その
利用者の得点等も含ませることができる。
と前記利用情報とを関連づけて記憶する前記利用情報蓄
積手段が設けられる。前記利用情報には、例えば、その
利用者の得点等も含ませることができる。
【0009】そして、前記通信手段によって前記機器端
末から送信される利用情報及び個人情報が前記利用情報
蓄積手段に記憶される。
末から送信される利用情報及び個人情報が前記利用情報
蓄積手段に記憶される。
【0010】従来の遊戯施設においては施設管理者は、
各遊戯機器の利用状況を直接観察することによって、あ
るいは業務終了後に各遊戯機器の売り上げ調べることに
よって遊戯施設の利用状況に対する情報を得ることがで
きるだけであり、該遊戯施設の利用状況に対する広範な
情報を得ることが困難であった。
各遊戯機器の利用状況を直接観察することによって、あ
るいは業務終了後に各遊戯機器の売り上げ調べることに
よって遊戯施設の利用状況に対する情報を得ることがで
きるだけであり、該遊戯施設の利用状況に対する広範な
情報を得ることが困難であった。
【0011】これに対して請求項1の発明によれば、前
記機器端末にて読み込まれる個人情報とその個人情報に
係る利用者の利用した遊戯機器の種類や得点等とを前記
通信手段によって前記ホスト装置に送信することによっ
て、例えば、「特定の遊戯機器の利用者の平均年齢」
や、「特定の年齢の利用者の平均得点」といった遊戯施
設の広範な利用情報を容易に得ることが出来る。
記機器端末にて読み込まれる個人情報とその個人情報に
係る利用者の利用した遊戯機器の種類や得点等とを前記
通信手段によって前記ホスト装置に送信することによっ
て、例えば、「特定の遊戯機器の利用者の平均年齢」
や、「特定の年齢の利用者の平均得点」といった遊戯施
設の広範な利用情報を容易に得ることが出来る。
【0012】請求項2の発明は、遊技施設の各遊戯機器
の利用情報を収集管理する遊戯施設管理システムであっ
て、遊戯施設の各利用者に所持される、利用者のIDが
書き込まれた情報記憶媒体と、前記各遊戯機器に備えら
れ、遊技機器の利用に際して前記情報記憶媒体を受け入
れて該情報記憶媒体に記憶されているIDを読み出す機
器端末と、前記各機器端末と通信手段を介して接続され
たホスト装置と、を含み、前記機器端末は、前記情報記
憶媒体を受け入れて該情報記憶媒体に記憶されている前
記IDを読み出し、前記通信手段を介して前記ホスト装
置に送信するように形成され、前記ホスト装置は、予め
各利用者のIDに関連付けた個人情報が記憶された個人
情報記憶手段と、受信する各機器端末からのIDに基づ
き、利用者の個人情報を、少なくとも該機器端末が設け
られた遊戯機器の種別を表す遊戯機器識別情報を含む利
用情報と、関連づけて記憶する利用情報蓄積手段と、を
含むことを特徴とする。
の利用情報を収集管理する遊戯施設管理システムであっ
て、遊戯施設の各利用者に所持される、利用者のIDが
書き込まれた情報記憶媒体と、前記各遊戯機器に備えら
れ、遊技機器の利用に際して前記情報記憶媒体を受け入
れて該情報記憶媒体に記憶されているIDを読み出す機
器端末と、前記各機器端末と通信手段を介して接続され
たホスト装置と、を含み、前記機器端末は、前記情報記
憶媒体を受け入れて該情報記憶媒体に記憶されている前
記IDを読み出し、前記通信手段を介して前記ホスト装
置に送信するように形成され、前記ホスト装置は、予め
各利用者のIDに関連付けた個人情報が記憶された個人
情報記憶手段と、受信する各機器端末からのIDに基づ
き、利用者の個人情報を、少なくとも該機器端末が設け
られた遊戯機器の種別を表す遊戯機器識別情報を含む利
用情報と、関連づけて記憶する利用情報蓄積手段と、を
含むことを特徴とする。
【0013】請求項2の発明によれば、利用者の個人情
報は、予め利用者のIDに関連付けられてホスト装置側
の個人情報記憶手段に記憶されている。そして、利用者
に手渡される情報記憶媒体には、少なくとも各利用者の
IDが記憶されている。
報は、予め利用者のIDに関連付けられてホスト装置側
の個人情報記憶手段に記憶されている。そして、利用者
に手渡される情報記憶媒体には、少なくとも各利用者の
IDが記憶されている。
【0014】そして、利用者が各遊戯機器を利用する
と、情報記憶媒体から読み出された利用者のIDは通信
手段を介してホスト装置へ送信される。
と、情報記憶媒体から読み出された利用者のIDは通信
手段を介してホスト装置へ送信される。
【0015】このIDを受信したホスト装置は、受信し
たIDに基づき利用者の個人情報を、少なくとも遊戯機
器の種別を表す遊戯機器識別情報を含む利用情報と関連
付けて記憶する。
たIDに基づき利用者の個人情報を、少なくとも遊戯機
器の種別を表す遊戯機器識別情報を含む利用情報と関連
付けて記憶する。
【0016】これにより、本発明によれば、請求項1の
発明と同様に、遊戯施設の広範な利用情報を容易に得る
ことができる。
発明と同様に、遊戯施設の広範な利用情報を容易に得る
ことができる。
【0017】特に、本発明によれば、ホスト装置側に、
予め各利用者のIDに関連付けた個人情報を記憶してお
くことにより、各利用者に発行する情報記憶媒体への記
憶情報量を少なくでき、しかも、システム全体としては
遊戯施設の広範な利用情報を容易に得ることができる。
予め各利用者のIDに関連付けた個人情報を記憶してお
くことにより、各利用者に発行する情報記憶媒体への記
憶情報量を少なくでき、しかも、システム全体としては
遊戯施設の広範な利用情報を容易に得ることができる。
【0018】請求項3の発明は、請求項1〜2のいずれ
かにおいて、前記情報識別媒体は、ポストペイドまたは
プリペイド用の記憶媒体として形成され、前記機器端末
は、前記情報記憶媒体を受け入れて、遊戯機器の利用を
許可する場合に利用者に課金する課金端末として形成さ
れたことを特徴とする。
かにおいて、前記情報識別媒体は、ポストペイドまたは
プリペイド用の記憶媒体として形成され、前記機器端末
は、前記情報記憶媒体を受け入れて、遊戯機器の利用を
許可する場合に利用者に課金する課金端末として形成さ
れたことを特徴とする。
【0019】請求項3の発明によれば、前記情報記憶媒
体をポストペイドまたはプリペイド用の記憶媒体として
形成しておき、各遊戯機器に備えられた機器端末を課金
端末として形成している。
体をポストペイドまたはプリペイド用の記憶媒体として
形成しておき、各遊戯機器に備えられた機器端末を課金
端末として形成している。
【0020】これにより、利用者が遊戯機器を利用する
際に、前記ポストペイドまたはプリペイド用の情報記憶
媒体を機器端末に端末にセットする機会を利用し、各遊
戯施設毎に利用者の個人情報またはID情報を確実に収
集することが可能となる。
際に、前記ポストペイドまたはプリペイド用の情報記憶
媒体を機器端末に端末にセットする機会を利用し、各遊
戯施設毎に利用者の個人情報またはID情報を確実に収
集することが可能となる。
【0021】特に、前記情報記憶媒体を、ポストペイド
またはプリペイド用の記憶媒体として形成することによ
り、情報記憶媒体を発行する機会を利用し、利用者毎の
個人情報またはID情報を記憶媒体に書き込むことがで
きる。例えば、前記情報記憶媒体としてポストペイドま
たはプリペイド用のカードを発行する場合には、カード
発行機は遊戯施設内に設置されることが多い。この場合
には、カード発行機に、利用者の個人情報を入力する手
段、例えば年齢や性別などを入力する手段を設けてお
き、利用者がこれら個人情報を入力した場合にカードを
発行するように形成すればよい。
またはプリペイド用の記憶媒体として形成することによ
り、情報記憶媒体を発行する機会を利用し、利用者毎の
個人情報またはID情報を記憶媒体に書き込むことがで
きる。例えば、前記情報記憶媒体としてポストペイドま
たはプリペイド用のカードを発行する場合には、カード
発行機は遊戯施設内に設置されることが多い。この場合
には、カード発行機に、利用者の個人情報を入力する手
段、例えば年齢や性別などを入力する手段を設けてお
き、利用者がこれら個人情報を入力した場合にカードを
発行するように形成すればよい。
【0022】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かにおいて、前記機器端末は、前記利用情報蓄積手段に
送信する前記個人情報またはID情報と前記利用情報と
を関連づけて一時的に記憶する利用情報一時記憶手段を
更に含むことを特徴とする。
かにおいて、前記機器端末は、前記利用情報蓄積手段に
送信する前記個人情報またはID情報と前記利用情報と
を関連づけて一時的に記憶する利用情報一時記憶手段を
更に含むことを特徴とする。
【0023】請求項4の発明によれば、前記機器端末は
前記利用情報一時記憶手段を含んで構成される。こうし
て、該利用情報一時記憶手段によって前記利用情報蓄積
手段に送信すべき情報を前記機器端末の側で一時的に記
憶しておけば、前記通信手段による通信をリアルタイム
に行わなくても済む。また、万が一、前記ホスト装置が
ダウンした場合にもそれらの情報の消滅を最小限にする
ことができ、遊戯施設管理の信頼性を向上させることが
できる。
前記利用情報一時記憶手段を含んで構成される。こうし
て、該利用情報一時記憶手段によって前記利用情報蓄積
手段に送信すべき情報を前記機器端末の側で一時的に記
憶しておけば、前記通信手段による通信をリアルタイム
に行わなくても済む。また、万が一、前記ホスト装置が
ダウンした場合にもそれらの情報の消滅を最小限にする
ことができ、遊戯施設管理の信頼性を向上させることが
できる。
【0024】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かにおいて、前記機器端末は、時刻情報を出力するクロ
ック手段を更に含み、前記前記利用情報に、遊戯機器が
利用された時刻を表す利用時刻情報を含ませて出力する
ことを特徴とする。
かにおいて、前記機器端末は、時刻情報を出力するクロ
ック手段を更に含み、前記前記利用情報に、遊戯機器が
利用された時刻を表す利用時刻情報を含ませて出力する
ことを特徴とする。
【0025】請求項5の発明によれば、前記機器端末は
前記クロック手段を含んで構成される。そして、例え
ば、前記機器端末に前記情報記憶媒体が挿入されたタイ
ミングを利用時刻情報として該クロック手段が出力す
る。こうして出力される利用時刻情報は前記ホスト装置
の前記利用情報蓄積手段によって記憶される利用情報に
含まれる。
前記クロック手段を含んで構成される。そして、例え
ば、前記機器端末に前記情報記憶媒体が挿入されたタイ
ミングを利用時刻情報として該クロック手段が出力す
る。こうして出力される利用時刻情報は前記ホスト装置
の前記利用情報蓄積手段によって記憶される利用情報に
含まれる。
【0026】こうすれば、遊戯施設の遊戯機器が利用者
により利用される各々の時間をホスト装置に蓄積するこ
とができ、遊戯施設の施設管理者は該遊戯施設の利用状
況、例えば、「特定の遊戯機器の時間帯による利用率の
変化」や、「特定の遊戯機器の利用者の平均年齢と利用
時間帯」といった遊戯施設の広範な利用情報を更に詳細
に把握することが可能となる。そして、その結果、施設
管理者は遊戯施設のより効率的な運営を図ることができ
る。
により利用される各々の時間をホスト装置に蓄積するこ
とができ、遊戯施設の施設管理者は該遊戯施設の利用状
況、例えば、「特定の遊戯機器の時間帯による利用率の
変化」や、「特定の遊戯機器の利用者の平均年齢と利用
時間帯」といった遊戯施設の広範な利用情報を更に詳細
に把握することが可能となる。そして、その結果、施設
管理者は遊戯施設のより効率的な運営を図ることができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について、図面に
基づき詳細に説明する。
基づき詳細に説明する。
【0028】図1は本発明に係る遊戯施設管理システム
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【0029】本遊戯施設管理システムは、遊戯施設内に
配置され施設利用者に磁気記録カードを発行するカード
発行機2と、遊戯施設内に配置される各ゲーム機10−
1,10−2,10−3,…,10−nに接続される機
器端末としての課金端末12−1,12−2,12−
3,…,12−nと、遊戯施設での利用料金を精算する
ための精算端末14と、ホスト装置16とがネットワー
ク18によって通信可能に接続されて構成される。
配置され施設利用者に磁気記録カードを発行するカード
発行機2と、遊戯施設内に配置される各ゲーム機10−
1,10−2,10−3,…,10−nに接続される機
器端末としての課金端末12−1,12−2,12−
3,…,12−nと、遊戯施設での利用料金を精算する
ための精算端末14と、ホスト装置16とがネットワー
ク18によって通信可能に接続されて構成される。
【0030】前記カード発行機2は、カード発行の際
に、利用者のID情報が磁気的に初期設定される。
に、利用者のID情報が磁気的に初期設定される。
【0031】本遊戯施設の利用者は各自が所持する磁気
記録カードを前記課金端末12に挿入してそれぞれのゲ
ーム機10を利用し、前記精算端末14に該磁気記録カ
ードを挿入して本遊戯施設の利用料金を精算する。
記録カードを前記課金端末12に挿入してそれぞれのゲ
ーム機10を利用し、前記精算端末14に該磁気記録カ
ードを挿入して本遊戯施設の利用料金を精算する。
【0032】前記課金端末12は、遊戯施設内のゲーム
機10の利用に対する課金を行うものであり、各ゲーム
機10に電気的に接続して用いられるものである。
機10の利用に対する課金を行うものであり、各ゲーム
機10に電気的に接続して用いられるものである。
【0033】図2は本遊戯施設管理システムの課金端末
12の構成を示すブロック図である。同図に示す課金端
末12は、制御部20、リード/ライト部22、印字出
力部24、管理情報メモリ26、単価情報メモリ28、
単価情報ライト部30、通信部32を含んで構成され
る。
12の構成を示すブロック図である。同図に示す課金端
末12は、制御部20、リード/ライト部22、印字出
力部24、管理情報メモリ26、単価情報メモリ28、
単価情報ライト部30、通信部32を含んで構成され
る。
【0034】前記リード/ライト部22は、前記磁気記
録カードへの磁気記録の読み出し及び書き込みを行うも
のであり、前記印字出力部24は、本課金端末12が接
続されたゲーム機10の利用に対する課金情報を前記磁
気記録カードの裏面に印字出力するものである。
録カードへの磁気記録の読み出し及び書き込みを行うも
のであり、前記印字出力部24は、本課金端末12が接
続されたゲーム機10の利用に対する課金情報を前記磁
気記録カードの裏面に印字出力するものである。
【0035】前記管理情報メモリ26は、本遊戯施設の
特定の利用者に係る前記磁気記録カードが利用された場
合に当該ゲーム機10の利用禁止等の制御を行うための
管理情報を記憶するためのものである。すなわち、本遊
戯施設管理システムの前記磁気記録カードには特に固有
のID情報が磁気記録されている。このID情報は、カ
ード発行の際に前記カード発行機2により付与される。
前記管理情報メモリ26は、ID情報と、そのID情報
が本課金端末12に挿入された場合に行うべき制御を表
す制御情報とを関連づけて管理情報として記憶するもの
である。
特定の利用者に係る前記磁気記録カードが利用された場
合に当該ゲーム機10の利用禁止等の制御を行うための
管理情報を記憶するためのものである。すなわち、本遊
戯施設管理システムの前記磁気記録カードには特に固有
のID情報が磁気記録されている。このID情報は、カ
ード発行の際に前記カード発行機2により付与される。
前記管理情報メモリ26は、ID情報と、そのID情報
が本課金端末12に挿入された場合に行うべき制御を表
す制御情報とを関連づけて管理情報として記憶するもの
である。
【0036】前記単価情報メモリ28は、本課金端末1
2が接続されるゲーム機10の利用料金の単価を表す単
価情報が書き込まれて記憶されるものであり、前記単価
情報ライト部30は、前記単価情報メモリ28へ単価情
報を書き込むためのものである。
2が接続されるゲーム機10の利用料金の単価を表す単
価情報が書き込まれて記憶されるものであり、前記単価
情報ライト部30は、前記単価情報メモリ28へ単価情
報を書き込むためのものである。
【0037】前記制御部20は、本課金端末12及び本
課金端末12を接続するゲーム機10の動作制御を行う
ものであり、特に、ゲーム機10の制御を行うゲーム制
御部34とゲーム機10の利用に対して課金を行う課金
制御部36とを含んでいる。
課金端末12を接続するゲーム機10の動作制御を行う
ものであり、特に、ゲーム機10の制御を行うゲーム制
御部34とゲーム機10の利用に対して課金を行う課金
制御部36とを含んでいる。
【0038】以上の構成をなす本課金端末12に前記磁
気記録カードが挿入されると、前記ゲーム制御部34と
前記課金制御部36とを含む前記制御部20は、前記リ
ード/ライト部22によって該磁気記録カードからID
情報を読み出す。そして、前記ゲーム制御部34は読み
出したID情報が管理情報メモリ26に記憶されるID
情報のうちの一つと一致するか否かを調べ、一致すれば
該当する管理情報に含まれる制御情報に基づいてゲーム
機10の制御を行う。また、ID情報が一致しなければ
単にゲーム機10に利用許可の旨を送信する。この制御
情報によって、例えば、特定のIDに係る利用者のゲー
ム機の利用を禁止したり、特定のIDに係る利用者に対
してゲーム内容を変更することも可能である。従って、
利用者が所持する情報記憶媒体を紛失した場合には、前
記管理情報メモリ26に、その利用者に係るID情報
と、利用を禁止すべき旨の制御情報を記憶させることに
よって、紛失した情報記憶媒体の使用を禁止することが
できる。このような情報の各管理情報メモリ26への書
き込み制御は、ホスト装置16がネットワーク18を介
して一括して行うように構成することが好ましい。
気記録カードが挿入されると、前記ゲーム制御部34と
前記課金制御部36とを含む前記制御部20は、前記リ
ード/ライト部22によって該磁気記録カードからID
情報を読み出す。そして、前記ゲーム制御部34は読み
出したID情報が管理情報メモリ26に記憶されるID
情報のうちの一つと一致するか否かを調べ、一致すれば
該当する管理情報に含まれる制御情報に基づいてゲーム
機10の制御を行う。また、ID情報が一致しなければ
単にゲーム機10に利用許可の旨を送信する。この制御
情報によって、例えば、特定のIDに係る利用者のゲー
ム機の利用を禁止したり、特定のIDに係る利用者に対
してゲーム内容を変更することも可能である。従って、
利用者が所持する情報記憶媒体を紛失した場合には、前
記管理情報メモリ26に、その利用者に係るID情報
と、利用を禁止すべき旨の制御情報を記憶させることに
よって、紛失した情報記憶媒体の使用を禁止することが
できる。このような情報の各管理情報メモリ26への書
き込み制御は、ホスト装置16がネットワーク18を介
して一括して行うように構成することが好ましい。
【0039】また、前記課金制御部36は、前記単価情
報メモリ28に記憶された単価情報に基づいて前記リー
ド/ライト部22によって前記磁気記録カードに課金情
報の書き込みを行うと共に、前記印字出力部24によっ
て前記磁気記録カードの裏面に課金情報の印字出力を行
う。また、所定の時間毎に前記通信部32によって、ゲ
ーム機10の利用者のID情報とその利用者の課金情報
とを関連づけて前記ホスト装置16へ送信する。
報メモリ28に記憶された単価情報に基づいて前記リー
ド/ライト部22によって前記磁気記録カードに課金情
報の書き込みを行うと共に、前記印字出力部24によっ
て前記磁気記録カードの裏面に課金情報の印字出力を行
う。また、所定の時間毎に前記通信部32によって、ゲ
ーム機10の利用者のID情報とその利用者の課金情報
とを関連づけて前記ホスト装置16へ送信する。
【0040】尚、前記管理情報メモリ26に、本遊戯施
設の入場者であって各ゲーム機10の利用を許可するも
のに係る全てのID情報を、該ID情報に対応する制御
情報とともに記憶させることとしてもよい。そうして、
本課金端末12に、前記管理情報メモリ26に記憶され
ていないID情報が記録された磁気記録カードが挿入さ
れた場合にその磁気記録カードによるゲーム機10の利
用を禁止する制御を行えば、特定のIDに係る利用者や
部外者のゲーム機の利用を禁止したり、特定のIDに係
る利用者に対してゲーム内容を変更することが可能であ
る。
設の入場者であって各ゲーム機10の利用を許可するも
のに係る全てのID情報を、該ID情報に対応する制御
情報とともに記憶させることとしてもよい。そうして、
本課金端末12に、前記管理情報メモリ26に記憶され
ていないID情報が記録された磁気記録カードが挿入さ
れた場合にその磁気記録カードによるゲーム機10の利
用を禁止する制御を行えば、特定のIDに係る利用者や
部外者のゲーム機の利用を禁止したり、特定のIDに係
る利用者に対してゲーム内容を変更することが可能であ
る。
【0041】次に、前記ホスト装置16について説明す
る。
る。
【0042】図3は前記ホスト装置16の構成を示すブ
ロック図である。同図に示すホスト装置16は、通信部
38、メモリ部40とを含んで構成される。
ロック図である。同図に示すホスト装置16は、通信部
38、メモリ部40とを含んで構成される。
【0043】前記通信部38は、各ゲーム機10に接続
される前記課金端末12や前記精算端末14と前記ネッ
トワーク18を用いて情報通信を行うための通信手段で
あり、前記メモリ部40は、特に、個人情報記憶部42
と課金情報蓄積部44と利用情報蓄積部46とを含む。
される前記課金端末12や前記精算端末14と前記ネッ
トワーク18を用いて情報通信を行うための通信手段で
あり、前記メモリ部40は、特に、個人情報記憶部42
と課金情報蓄積部44と利用情報蓄積部46とを含む。
【0044】前記個人情報記憶部42は、本遊戯施設の
利用者の年齢、性別等の個人情報を、その利用者が使用
する前記磁気記録カードのID情報と関連づけて記憶す
るものである。
利用者の年齢、性別等の個人情報を、その利用者が使用
する前記磁気記録カードのID情報と関連づけて記憶す
るものである。
【0045】前記課金情報蓄積部44は、所定の時間毎
に、前記通信部38によって前記課金端末12からID
情報と共に課金情報を受信し、それらの情報を蓄積する
ものである。
に、前記通信部38によって前記課金端末12からID
情報と共に課金情報を受信し、それらの情報を蓄積する
ものである。
【0046】前記利用情報蓄積部46は、所定の時間毎
に前記通信部38によって前記課金端末12からID情
報と、このID情報とともに送信される、利用されたゲ
ーム機10の機種、利用された時間、等の利用情報とが
記憶されるものである。例えば、前記課金端末12に図
示しないクロックを設け、前記磁気記録カードが該課金
端末に挿入あるいは排出されるタイミングや、遊戯機器
が終了するタイミングで、利用時刻を出力可能に構成す
れば、前記利用情報蓄積部に該利用時刻を利用情報の一
部として記憶することも可能となる。
に前記通信部38によって前記課金端末12からID情
報と、このID情報とともに送信される、利用されたゲ
ーム機10の機種、利用された時間、等の利用情報とが
記憶されるものである。例えば、前記課金端末12に図
示しないクロックを設け、前記磁気記録カードが該課金
端末に挿入あるいは排出されるタイミングや、遊戯機器
が終了するタイミングで、利用時刻を出力可能に構成す
れば、前記利用情報蓄積部に該利用時刻を利用情報の一
部として記憶することも可能となる。
【0047】本遊戯施設管理システムでは前記磁気記録
カードのID情報は、該磁気記録カードを使用する利用
者の、年齢、性別等の個人情報と関連づけられているた
め、本遊戯施設の管理者は、前記利用情報蓄積部46に
蓄積された利用情報と該個人情報とを対応づけることに
よって本遊戯施設の広範な利用情報を知ることができ
る。その結果、本遊戯施設管理システムによれば、管理
者は、かかる広範な利用情報を用いてより効率的な遊戯
施設の運用を行うことができる。
カードのID情報は、該磁気記録カードを使用する利用
者の、年齢、性別等の個人情報と関連づけられているた
め、本遊戯施設の管理者は、前記利用情報蓄積部46に
蓄積された利用情報と該個人情報とを対応づけることに
よって本遊戯施設の広範な利用情報を知ることができ
る。その結果、本遊戯施設管理システムによれば、管理
者は、かかる広範な利用情報を用いてより効率的な遊戯
施設の運用を行うことができる。
【0048】次に、前記精算端末14について説明す
る。
る。
【0049】図4は前記精算端末14の構成を示すブロ
ック図である。同図に示す精算端末14は、リード部4
8、料金演算部50、精算確認部52、通信部54、出
力部56を含んで構成されている。
ック図である。同図に示す精算端末14は、リード部4
8、料金演算部50、精算確認部52、通信部54、出
力部56を含んで構成されている。
【0050】前記リード部48は、前記磁気記録カード
を受け入れて該磁気記録カードに記憶されるID情報と
課金情報を読み出すものである。
を受け入れて該磁気記録カードに記憶されるID情報と
課金情報を読み出すものである。
【0051】前記料金演算部50は、読み出した課金情
報に基づいて本遊戯施設での利用料金の総計を演算する
ものであり、前記出力部56は、演算結果を出力するも
のである。
報に基づいて本遊戯施設での利用料金の総計を演算する
ものであり、前記出力部56は、演算結果を出力するも
のである。
【0052】前記通信部54は、前記ネットワーク18
を用いて前記ホスト装置16と情報通信可能に接続する
ものであり、前記ホスト装置16の前記課金情報蓄積部
44に記憶される課金情報を所定時間毎に受信するもの
である。
を用いて前記ホスト装置16と情報通信可能に接続する
ものであり、前記ホスト装置16の前記課金情報蓄積部
44に記憶される課金情報を所定時間毎に受信するもの
である。
【0053】前記精算確認部52は、こうして該通信部
54によって受信した課金情報と前記リード部48によ
って読み出した課金情報との整合を調べるものであり、
両者の整合が取れない場合には精算の内容に不具合があ
る旨を管理者に警告する。
54によって受信した課金情報と前記リード部48によ
って読み出した課金情報との整合を調べるものであり、
両者の整合が取れない場合には精算の内容に不具合があ
る旨を管理者に警告する。
【0054】次に、以上の説明に基づいて本遊戯施設管
理システム全体の作用について説明する。
理システム全体の作用について説明する。
【0055】利用者は本遊戯施設を利用するにあたり会
員登録を行い、会員証を作成する。そして、この会員登
録により利用者の個人情報が前記ホスト装置16の個人
情報記憶部42に記録される。そして、利用者は本遊戯
施設の後払い利用のための前記磁気記録カードを交付さ
れる。この磁気記憶カードには、利用者のID情報が書
き込まれている。
員登録を行い、会員証を作成する。そして、この会員登
録により利用者の個人情報が前記ホスト装置16の個人
情報記憶部42に記録される。そして、利用者は本遊戯
施設の後払い利用のための前記磁気記録カードを交付さ
れる。この磁気記憶カードには、利用者のID情報が書
き込まれている。
【0056】施設に入場した利用者は、利用したいゲー
ム機10に備えられた前記課金端末12の前記リード/
ライト部22に前記磁気記録カードを挿入する。この
際、利用者の持つ磁気記録カードのID情報と、課金情
報とが、利用情報とともに前記ネットワーク18を介し
て前記ホスト装置16に送られる。
ム機10に備えられた前記課金端末12の前記リード/
ライト部22に前記磁気記録カードを挿入する。この
際、利用者の持つ磁気記録カードのID情報と、課金情
報とが、利用情報とともに前記ネットワーク18を介し
て前記ホスト装置16に送られる。
【0057】これにより、ホスト装置16の利用情報蓄
積部46には、利用者のID情報と、利用されたゲーム
機10の種別、利用された時間などの利用情報とが順次
蓄積されていくことになる。
積部46には、利用者のID情報と、利用されたゲーム
機10の種別、利用された時間などの利用情報とが順次
蓄積されていくことになる。
【0058】従って、例えばホスト装置16の利用情報
蓄積部46内に、遊戯施設内における各ゲーム機10の
利用情報と、そのID情報とを、例えば1日分、1週間
分、1ヶ月分、1年分というように順次蓄積していくこ
とにより、各ゲーム機10の利用状況及びその変動を正
確に知ることができ、この結果、遊戯施設全体の運営を
効果的に行うことができる。
蓄積部46内に、遊戯施設内における各ゲーム機10の
利用情報と、そのID情報とを、例えば1日分、1週間
分、1ヶ月分、1年分というように順次蓄積していくこ
とにより、各ゲーム機10の利用状況及びその変動を正
確に知ることができ、この結果、遊戯施設全体の運営を
効果的に行うことができる。
【0059】例えば、これらの蓄積データから、利用者
の年齢別、性別の利用状況を各ゲーム機毎に把握するこ
とができ、しかも1日の中での利用状況の変動、1週
間、1ヶ月、1年の単位での利用状況の変動を正確に把
握し、これをゲーム機10の利用料金の設定、入れ替
え、遊戯施設内での人員の配置を検討するための基礎資
料として用いることができる。
の年齢別、性別の利用状況を各ゲーム機毎に把握するこ
とができ、しかも1日の中での利用状況の変動、1週
間、1ヶ月、1年の単位での利用状況の変動を正確に把
握し、これをゲーム機10の利用料金の設定、入れ替
え、遊戯施設内での人員の配置を検討するための基礎資
料として用いることができる。
【0060】そして、利用者が本遊戯施設内のゲーム機
10の利用を終えたときは、利用者あるいは施設の管理
者が前記精算端末14のリード部48に磁気記録カード
を挿入して精算処理を行う。この際、前記精算端末14
では前記リード部48が磁気記録カードから前記課金端
末12により書き込まれた課金情報及びID情報を読み
取り、前記料金演算部50はその課金情報に基づいて本
遊戯施設の利用料金を計算する。また、本遊戯施設管理
システムでは、前記精算端末12に前記精算確認部52
が設けられていて、該精算確認部52は前記ホスト装置
16の前記課金情報蓄積部44に蓄積された利用者の課
金情報と、前記磁気記録カードから読み出した課金情報
との整合を調べることができる。また、万一課金情報に
異常があった場合は係員による対応を促す。こうして、
本遊戯施設管理システムでは磁気記録カードの信頼性を
向上させることに成功している。
10の利用を終えたときは、利用者あるいは施設の管理
者が前記精算端末14のリード部48に磁気記録カード
を挿入して精算処理を行う。この際、前記精算端末14
では前記リード部48が磁気記録カードから前記課金端
末12により書き込まれた課金情報及びID情報を読み
取り、前記料金演算部50はその課金情報に基づいて本
遊戯施設の利用料金を計算する。また、本遊戯施設管理
システムでは、前記精算端末12に前記精算確認部52
が設けられていて、該精算確認部52は前記ホスト装置
16の前記課金情報蓄積部44に蓄積された利用者の課
金情報と、前記磁気記録カードから読み出した課金情報
との整合を調べることができる。また、万一課金情報に
異常があった場合は係員による対応を促す。こうして、
本遊戯施設管理システムでは磁気記録カードの信頼性を
向上させることに成功している。
【0061】尚、以上説明した本遊戯施設管理システム
は種々の変形実施が可能である。
は種々の変形実施が可能である。
【0062】例えば、上記実施例においては磁気記録カ
ードにID情報が書き込まれて、利用者の個人情報は該
ID情報に関連づけられていたが、前記磁気記録カード
に利用者の個人情報を直接書き込んでおいても良い。
ードにID情報が書き込まれて、利用者の個人情報は該
ID情報に関連づけられていたが、前記磁気記録カード
に利用者の個人情報を直接書き込んでおいても良い。
【0063】この場合、前記課金端末12では特定の個
人情報が記録されている磁気記録カードが挿入された場
合に特定の制御を行うことも可能であり、例えば、前記
課金端末12に所定の年齢以下の利用者に係る磁気記録
カードが挿入された場合にゲーム画面の構成の変更を行
う制御を行うことも容易である。こうして、前記磁気記
録カードに記録する情報を用いることにより前記課金端
末12は本遊戯施設の娯楽性を高める制御を行うことが
可能である。
人情報が記録されている磁気記録カードが挿入された場
合に特定の制御を行うことも可能であり、例えば、前記
課金端末12に所定の年齢以下の利用者に係る磁気記録
カードが挿入された場合にゲーム画面の構成の変更を行
う制御を行うことも容易である。こうして、前記磁気記
録カードに記録する情報を用いることにより前記課金端
末12は本遊戯施設の娯楽性を高める制御を行うことが
可能である。
【0064】さらに、この場合には、各課金端末12か
らホスト装置16に送られてくる個人情報および利用情
報は、前記施設の場合と同様に利用情報蓄積部46へ書
き込むようにすればよい。
らホスト装置16に送られてくる個人情報および利用情
報は、前記施設の場合と同様に利用情報蓄積部46へ書
き込むようにすればよい。
【0065】また、前記ゲーム機10は、ビデオゲーム
のみならずアトラクション等でもよい。この場合、課金
のみを課金端末12により行い、ゲームの制御はアトラ
クションの運営を行う係員によることも可能である。
のみならずアトラクション等でもよい。この場合、課金
のみを課金端末12により行い、ゲームの制御はアトラ
クションの運営を行う係員によることも可能である。
【0066】さらに、上記実施例においては前記単価情
報ライト部30は前記課金端末12に設けられていた
が、前記ネットワーク18を用いて前記ホスト装置16
から複数の前記課金端末12の前記単価情報メモリ28
の単価情報を一律に変更することもできる。
報ライト部30は前記課金端末12に設けられていた
が、前記ネットワーク18を用いて前記ホスト装置16
から複数の前記課金端末12の前記単価情報メモリ28
の単価情報を一律に変更することもできる。
【0067】また、既に示した図2において、前記通信
部32の前段に前記ホスト装置16の前記メモリ部40
に送信される各種の情報を一時的に記憶する一時メモリ
を設ければ、その課金端末12と前記ホスト装置16と
の間の通信をリアルタイムに行わなくて済むとともに、
万が一、前記ホスト装置16がダウンした場合にも必要
なデータの消失を最小限にくい止めることができる。
部32の前段に前記ホスト装置16の前記メモリ部40
に送信される各種の情報を一時的に記憶する一時メモリ
を設ければ、その課金端末12と前記ホスト装置16と
の間の通信をリアルタイムに行わなくて済むとともに、
万が一、前記ホスト装置16がダウンした場合にも必要
なデータの消失を最小限にくい止めることができる。
【0068】
【図1】本発明に係る遊戯施設管理システムを示す概略
図である。
図である。
【図2】本遊戯施設管理システムの課金端末の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】本遊戯施設管理システムのホスト装置の構成を
示すブロック図である
示すブロック図である
【図4】本遊戯施設管理システムの精算端末の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
10 ゲーム機(遊戯機器) 12 課金端末 14 精算端末 16 ホスト装置 18 ネットワーク(通信手段) 22 リード/ライト部(課金端末用リード/ライト手
段) 34 ゲーム制御部 36 課金制御部 50 料金演算部 44 課金情報蓄積部 46 利用情報蓄積部
段) 34 ゲーム制御部 36 課金制御部 50 料金演算部 44 課金情報蓄積部 46 利用情報蓄積部
Claims (5)
- 【請求項1】 遊技施設の各遊戯機器の利用情報を収集
管理する遊戯施設管理システムであって、 遊戯施設の各利用者に所持される情報記憶媒体と、 前記各遊戯機器に備えられ、遊技機器の利用に際して前
記情報記憶媒体を受け入れて該情報記憶媒体に記憶され
ている情報を読み出す機器端末と、 前記各機器端末と通信手段を介して接続されたホスト装
置と、 を含み、 前記情報識別媒体には、 該情報識別媒体を所持する利用者の個人情報が書き込ま
れ、 前記機器端末は、 前記情報記憶媒体を受け入れて該情報記憶媒体に記憶さ
れている前記個人情報を読み出し、前記通信手段を介し
て前記ホスト装置に送信するように形成され、 前記ホスト装置は、 受信する各機器端末からの個人情報と、少なくとも該機
器端末が設けられた遊戯機器の種別を表す遊戯機器識別
情報を含む利用情報と、を関連づけて記憶する利用情報
蓄積手段を含むことを特徴とする遊戯施設管理システ
ム。 - 【請求項2】 遊技施設の各遊戯機器の利用情報を収集
管理する遊戯施設管理システムであって、 遊戯施設の各利用者に所持される、利用者のIDが書き
込まれた情報記憶媒体と、 前記各遊戯機器に備えられ、遊技機器の利用に際して前
記情報記憶媒体を受け入れて該情報記憶媒体に記憶され
ているIDを読み出す機器端末と、 前記各機器端末と通信手段を介して接続されたホスト装
置と、 を含み、 前記機器端末は、 前記情報記憶媒体を受け入れて該情報記憶媒体に記憶さ
れている前記IDを読み出し、前記通信手段を介して前
記ホスト装置に送信するように形成され、 前記ホスト装置は、 予め各利用者のIDに関連付けた個人情報が記憶された
個人情報記憶手段と、 受信する各機器端末からのIDに基づき、利用者の個人
情報を、少なくとも該機器端末が設けられた遊戯機器の
種別を表す遊戯機器識別情報を含む利用情報と、関連づ
けて記憶する利用情報蓄積手段と、 を含むことを特徴とする遊戯施設管理システム。 - 【請求項3】 請求項1,2のいずれかにおいて、 前記情報識別媒体は、 ポストペイドまたはプリペイド用の記憶媒体として形成
され、 前記機器端末は、 前記情報記憶媒体を受け入れて、遊戯機器の利用を許可
する場合に利用者に課金する課金端末として形成された
ことを特徴とする遊戯施設管理システム。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記機器端末は、 前記利用情報蓄積手段に送信する前記個人情報またはI
D情報と前記利用情報とを関連づけて一時的に記憶する
利用情報一時記憶手段を更に含むことを特徴とする遊戯
施設管理システム。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記機器端末は、 時刻情報を出力するクロック手段を更に含み、前記前記
利用情報に、遊戯機器が利用された時刻を表す利用時刻
情報を含ませて出力することを特徴とする遊戯施設管理
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8215000A JPH1033798A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 遊戯施設管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8215000A JPH1033798A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 遊戯施設管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1033798A true JPH1033798A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16665050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8215000A Pending JPH1033798A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 遊戯施設管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1033798A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003103788A1 (ja) * | 2002-06-11 | 2003-12-18 | 株式会社セガ | ゲーム機 |
JP2007117768A (ja) * | 2007-02-09 | 2007-05-17 | Namco Bandai Games Inc | ゲーム装置および通信ゲームシステム |
EA009823B1 (ru) * | 2004-12-10 | 2008-04-28 | Арузе Корп. | Игровой автомат и игровая система |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP8215000A patent/JPH1033798A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003103788A1 (ja) * | 2002-06-11 | 2003-12-18 | 株式会社セガ | ゲーム機 |
US8814690B2 (en) | 2002-06-11 | 2014-08-26 | Kabushiki Kaisha Sega | Game machine having data management ability |
EA009823B1 (ru) * | 2004-12-10 | 2008-04-28 | Арузе Корп. | Игровой автомат и игровая система |
JP2007117768A (ja) * | 2007-02-09 | 2007-05-17 | Namco Bandai Games Inc | ゲーム装置および通信ゲームシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010828 |