JPH09299575A - 遊技用装置 - Google Patents
遊技用装置Info
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- JPH09299575A JPH09299575A JP11792196A JP11792196A JPH09299575A JP H09299575 A JPH09299575 A JP H09299575A JP 11792196 A JP11792196 A JP 11792196A JP 11792196 A JP11792196 A JP 11792196A JP H09299575 A JPH09299575 A JP H09299575A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- game
- information
- recording medium
- management center
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 遊技場における記録媒体の使用額を必ずしも
集計することなく当該遊技場と記録媒体発行機関との間
での決済を可能にするとともに、記録媒体の偽造による
損害が記録媒体発行機関に及ぶ不都合を防止する。 【解決手段】 総合管理センター(カード会社)1から
遊技場3に納入された遊技カードの納入額と当該遊技場
3で販売された遊技用カードの販売額とに基づいて、総
合管理センター1と遊技場3との間での決済を行なう。
集計することなく当該遊技場と記録媒体発行機関との間
での決済を可能にするとともに、記録媒体の偽造による
損害が記録媒体発行機関に及ぶ不都合を防止する。 【解決手段】 総合管理センター(カード会社)1から
遊技場3に納入された遊技カードの納入額と当該遊技場
3で販売された遊技用カードの販売額とに基づいて、総
合管理センター1と遊技場3との間での決済を行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード等の記録媒
体の記録情報により特定される有価価値を使用してパチ
ンコ遊技機やコイン遊技機あるいはスロットマシン等の
遊技機による遊技媒体を用いた遊技が可能となる遊技用
装置に関する。詳しくは、記録媒体発行機関から発行さ
れて遊技場に納入された記録媒体を遊技者が購入し、該
記録媒体の記録情報により特定される有価価値を使用し
て遊技機による遊技媒体を用いた遊技が可能となる遊技
用装置に関する。
体の記録情報により特定される有価価値を使用してパチ
ンコ遊技機やコイン遊技機あるいはスロットマシン等の
遊技機による遊技媒体を用いた遊技が可能となる遊技用
装置に関する。詳しくは、記録媒体発行機関から発行さ
れて遊技場に納入された記録媒体を遊技者が購入し、該
記録媒体の記録情報により特定される有価価値を使用し
て遊技機による遊技媒体を用いた遊技が可能となる遊技
用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技用装置において、従来から
一般的に知られているものに、たとえば、カード発行会
社等の記録媒体発行機関からカード等の記録媒体が発行
されて遊技場に納入され、その遊技場において遊技者が
記録媒体を購入してその記録媒体の記録情報により特定
される有価価値を使用して遊技機による遊技媒体を用い
た遊技が可能となるように構成された遊技用装置があっ
た。
一般的に知られているものに、たとえば、カード発行会
社等の記録媒体発行機関からカード等の記録媒体が発行
されて遊技場に納入され、その遊技場において遊技者が
記録媒体を購入してその記録媒体の記録情報により特定
される有価価値を使用して遊技機による遊技媒体を用い
た遊技が可能となるように構成された遊技用装置があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、この従来の遊技
用装置においては、記録媒体発行機関から発行された記
録媒体が遊技場に納入された場合に、その納入された記
録媒体の納入額を集計して前記遊技場がその納入額を前
記記録媒体発行機関に支払う一方、前記遊技場で販売さ
れた記録媒体が使用された場合に、その使用金額が集計
されて前記記録媒体発行機関からその使用金額が前記遊
技場に支払われ、これにより遊技場と記録媒体発行機関
との間での決済が行なわれるように構成されていた。
用装置においては、記録媒体発行機関から発行された記
録媒体が遊技場に納入された場合に、その納入された記
録媒体の納入額を集計して前記遊技場がその納入額を前
記記録媒体発行機関に支払う一方、前記遊技場で販売さ
れた記録媒体が使用された場合に、その使用金額が集計
されて前記記録媒体発行機関からその使用金額が前記遊
技場に支払われ、これにより遊技場と記録媒体発行機関
との間での決済が行なわれるように構成されていた。
【0004】一方、一旦販売された記録媒体は、その記
録媒体の記録情報により特定される有価価値を1回の遊
技使用ですべて使い果たすのではなく、複数回に分けて
遊技使用されるのが一般的である。しかも、遊技場にお
いては、記録媒体の記録情報を読取って遊技使用を可能
にするための遊技媒体貸出装置等の記録媒体処理装置が
複数の箇所に設置されている。
録媒体の記録情報により特定される有価価値を1回の遊
技使用ですべて使い果たすのではなく、複数回に分けて
遊技使用されるのが一般的である。しかも、遊技場にお
いては、記録媒体の記録情報を読取って遊技使用を可能
にするための遊技媒体貸出装置等の記録媒体処理装置が
複数の箇所に設置されている。
【0005】ところが、従来の遊技用装置では、前述し
たように記録媒体の納入額と使用額とで決済が行なわれ
ていたために、決済を行なうためにはどうしても使用額
を集計する必要があり、この使用額が前述したように1
個の記録媒体に対し複数回に分けて使用されてそのたび
に使用額データが発生し、しかも、その使用額データの
発生源である記録媒体処理装置が遊技場において複数箇
所に設置されているものであり、複数箇所から発生する
使用額データを集計しなければならない。その結果、従
来の遊技用装置においては、決済をするうえでは記録媒
体の使用額データを集計することが必須となっているた
めに、決済の前提となるデータの収集,集計が煩雑とな
り、決済が困難になるという不都合があった。
たように記録媒体の納入額と使用額とで決済が行なわれ
ていたために、決済を行なうためにはどうしても使用額
を集計する必要があり、この使用額が前述したように1
個の記録媒体に対し複数回に分けて使用されてそのたび
に使用額データが発生し、しかも、その使用額データの
発生源である記録媒体処理装置が遊技場において複数箇
所に設置されているものであり、複数箇所から発生する
使用額データを集計しなければならない。その結果、従
来の遊技用装置においては、決済をするうえでは記録媒
体の使用額データを集計することが必須となっているた
めに、決済の前提となるデータの収集,集計が煩雑とな
り、決済が困難になるという不都合があった。
【0006】しかも、前記記録媒体が偽造されてその偽
造された記録媒体が遊技場において使用された場合にお
いても、その偽造記録媒体の使用に伴う使用額が記録媒
体発行機関からその遊技場に支払われるため記録媒体の
偽造による損害が記録媒体発行機関に及ぶ欠点が生ず
る。
造された記録媒体が遊技場において使用された場合にお
いても、その偽造記録媒体の使用に伴う使用額が記録媒
体発行機関からその遊技場に支払われるため記録媒体の
偽造による損害が記録媒体発行機関に及ぶ欠点が生ず
る。
【0007】本発明は係る実情に鑑み考えだされたもの
であり、その目的は、記録媒体発行機関と遊技場との間
における決済を行なうにおいて記録媒体の使用額データ
を必ずしも集計しなくてもよいようにするとともに、記
録媒体の偽造による損害が記録媒体発行機関に及ぶ不都
合を防止できる遊技用装置を提供することである。
であり、その目的は、記録媒体発行機関と遊技場との間
における決済を行なうにおいて記録媒体の使用額データ
を必ずしも集計しなくてもよいようにするとともに、記
録媒体の偽造による損害が記録媒体発行機関に及ぶ不都
合を防止できる遊技用装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、記録媒体発行機関から発行されて遊技場に納入され
た記録媒体を遊技者が購入し、該記録媒体の記録情報に
より特定される有価価値を使用して遊技機による遊技媒
体を用いた遊技が可能となる遊技用装置であって、前記
記録媒体発行機関から前記遊技場に納入された前記記録
媒体の納入額を特定可能な情報を集計する納入額情報集
計手段と、前記遊技場で販売された前記記録媒体の販売
額を特定可能な情報を集計する販売額情報集計手段とを
含むことを特徴とする。
は、記録媒体発行機関から発行されて遊技場に納入され
た記録媒体を遊技者が購入し、該記録媒体の記録情報に
より特定される有価価値を使用して遊技機による遊技媒
体を用いた遊技が可能となる遊技用装置であって、前記
記録媒体発行機関から前記遊技場に納入された前記記録
媒体の納入額を特定可能な情報を集計する納入額情報集
計手段と、前記遊技場で販売された前記記録媒体の販売
額を特定可能な情報を集計する販売額情報集計手段とを
含むことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記遊技場で販売された前記
記録媒体が他の遊技場に持込まれて使用されるという記
録媒体の移動使用が行なわれた場合に、移動時点におけ
る前記記録媒体の記録情報により特定される有価価値
を、前記販売元の遊技場および前記持込先の遊技場毎に
集計する移動時点有価価値遊技場別集計手段をさらに含
むことを特徴とする。
載の発明の構成に加えて、前記遊技場で販売された前記
記録媒体が他の遊技場に持込まれて使用されるという記
録媒体の移動使用が行なわれた場合に、移動時点におけ
る前記記録媒体の記録情報により特定される有価価値
を、前記販売元の遊技場および前記持込先の遊技場毎に
集計する移動時点有価価値遊技場別集計手段をさらに含
むことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、納入額情報
集計手段の働きにより、前記記録媒体発行機関から前記
遊技場に納入された前記記録媒体の納入額を特定可能な
情報が集計される。販売額情報集計手段の働きにより、
前記遊技場で販売された前記記録媒体の販売額を特定可
能な情報が集計される。
集計手段の働きにより、前記記録媒体発行機関から前記
遊技場に納入された前記記録媒体の納入額を特定可能な
情報が集計される。販売額情報集計手段の働きにより、
前記遊技場で販売された前記記録媒体の販売額を特定可
能な情報が集計される。
【0011】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、前記遊技場で販売され
た前記記録媒体が他の遊技場に持込まれて使用されると
いう記録媒体の移動使用が行なわれた場合に、移動時点
有価価値遊技場別集計手段の働きにより、移動時点にお
ける前記記録媒体の記録情報により特定される有価価値
が、前記販売元の遊技場および前記持込先の遊技場毎に
集計される。
1に記載の発明の作用に加えて、前記遊技場で販売され
た前記記録媒体が他の遊技場に持込まれて使用されると
いう記録媒体の移動使用が行なわれた場合に、移動時点
有価価値遊技場別集計手段の働きにより、移動時点にお
ける前記記録媒体の記録情報により特定される有価価値
が、前記販売元の遊技場および前記持込先の遊技場毎に
集計される。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態で
は、遊技機の一例のパチンコ遊技機による遊技媒体を用
いた遊技が可能となる遊技用装置を示すが、本発明はこ
れに限らず、コイン遊技機やスロットマシンによる遊技
媒体を用いた遊技用装置であってもよく、記録媒体発行
機関から発行されて遊技場に納入された記録媒体を遊技
者が購入し、該記録媒体の記録情報により特定される有
価価値を使用して遊技機による遊技媒体を用いた遊技が
可能となる遊技用装置であればすべて対象となる。
に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態で
は、遊技機の一例のパチンコ遊技機による遊技媒体を用
いた遊技が可能となる遊技用装置を示すが、本発明はこ
れに限らず、コイン遊技機やスロットマシンによる遊技
媒体を用いた遊技用装置であってもよく、記録媒体発行
機関から発行されて遊技場に納入された記録媒体を遊技
者が購入し、該記録媒体の記録情報により特定される有
価価値を使用して遊技機による遊技媒体を用いた遊技が
可能となる遊技用装置であればすべて対象となる。
【0013】図1は、本発明の遊技用装置の全体概略ブ
ロック図である。複数の遊技場3,3,3…が、地域管
理センター2を介して総合管理センター1に通信回線で
接続されている。この地域管理センター2は、各地域毎
に設置されており、その地域内の遊技場を統括的に管理
するセンターであり、地域管理コンピュータが設置され
ている。総合管理センター1は、各地域管理センター2
を介して、すべての遊技場3,3,3…を統括的に総合
管理するセンターであって、総合管理コンピュータが設
置されている。そして、遊技に使用される遊技カード1
00(図11参照)を発行して遊技場に納入する遊技カ
ード発行機関としての機能も有する。
ロック図である。複数の遊技場3,3,3…が、地域管
理センター2を介して総合管理センター1に通信回線で
接続されている。この地域管理センター2は、各地域毎
に設置されており、その地域内の遊技場を統括的に管理
するセンターであり、地域管理コンピュータが設置され
ている。総合管理センター1は、各地域管理センター2
を介して、すべての遊技場3,3,3…を統括的に総合
管理するセンターであって、総合管理コンピュータが設
置されている。そして、遊技に使用される遊技カード1
00(図11参照)を発行して遊技場に納入する遊技カ
ード発行機関としての機能も有する。
【0014】そして、たとえばA遊技場3において遊技
カード100が遊技者に販売されれば、その遊技カード
100の売上データ(1)が地域管理センター2に転送
され、地域管理センター2から売上データ(10)とし
て総合管理センター1に伝送される。総合管理センター
1では、A遊技場3の決済情報(9)(後述する)を地
域管理センター2に伝送し、地域管理センター2からそ
の決済情報(2)がA遊技場3に伝送される。
カード100が遊技者に販売されれば、その遊技カード
100の売上データ(1)が地域管理センター2に転送
され、地域管理センター2から売上データ(10)とし
て総合管理センター1に伝送される。総合管理センター
1では、A遊技場3の決済情報(9)(後述する)を地
域管理センター2に伝送し、地域管理センター2からそ
の決済情報(2)がA遊技場3に伝送される。
【0015】A遊技場3から遊技者が遊技カード100
を持出す場合には、その持出し時点における遊技カード
100のカード残額104とカード番号205とを含む
残額情報(1)が地域管理センター2に転送される。そ
して遊技カード100を持出した遊技者がB遊技場3で
遊技を行なうべくその遊技カード100をB遊技場3内
に持込んだ場合には、後述する照合情報要求情報(3)
がB遊技場3から地域管理センター2に伝送され、地域
管理センター2では、それを受けて、A遊技場3から既
に伝送されてきている遊技カード100の照合情報
(4)をB遊技場3に返信する。そしてB遊技場3で
は、その返信されたきた照合情報すなわちカード残額と
遊技者が持込んできた遊技カード100のカード残額と
を照合して一致するか否かを判別し、一致しない場合に
は異常と判定し、一致する場合にのみその持込まれた遊
技カード100による遊技を許容する。
を持出す場合には、その持出し時点における遊技カード
100のカード残額104とカード番号205とを含む
残額情報(1)が地域管理センター2に転送される。そ
して遊技カード100を持出した遊技者がB遊技場3で
遊技を行なうべくその遊技カード100をB遊技場3内
に持込んだ場合には、後述する照合情報要求情報(3)
がB遊技場3から地域管理センター2に伝送され、地域
管理センター2では、それを受けて、A遊技場3から既
に伝送されてきている遊技カード100の照合情報
(4)をB遊技場3に返信する。そしてB遊技場3で
は、その返信されたきた照合情報すなわちカード残額と
遊技者が持込んできた遊技カード100のカード残額と
を照合して一致するか否かを判別し、一致しない場合に
は異常と判定し、一致する場合にのみその持込まれた遊
技カード100による遊技を許容する。
【0016】A遊技場3から遊技カード100を持出し
た遊技者がたとえばC遊技場3に持込んで遊技を行なう
場合には、前述と同様にC遊技場3から照合情報要求情
報(5)が地域管理センター2に伝送されるのである
が、A遊技場3とC遊技場3とでは管轄する地域管理セ
ンターが別々となっているために、その場合には、C遊
技場3から伝送されてきた照合情報要求情報(7)を総
合管理センター1にまで伝送する。総合管理センター1
では、照合情報要求情報(9)を前記A遊技場3を管轄
する地域管理センター2に伝送し、地域管理センター2
から持出された遊技カード100の照合情報(10)を
返信してもらい、その返信された照合情報(8)を地域
管理センター2に伝送する。そして地域管理センター2
では、その伝送された照合情報(6)をC遊技場3に返
信する。
た遊技者がたとえばC遊技場3に持込んで遊技を行なう
場合には、前述と同様にC遊技場3から照合情報要求情
報(5)が地域管理センター2に伝送されるのである
が、A遊技場3とC遊技場3とでは管轄する地域管理セ
ンターが別々となっているために、その場合には、C遊
技場3から伝送されてきた照合情報要求情報(7)を総
合管理センター1にまで伝送する。総合管理センター1
では、照合情報要求情報(9)を前記A遊技場3を管轄
する地域管理センター2に伝送し、地域管理センター2
から持出された遊技カード100の照合情報(10)を
返信してもらい、その返信された照合情報(8)を地域
管理センター2に伝送する。そして地域管理センター2
では、その伝送された照合情報(6)をC遊技場3に返
信する。
【0017】図2は、各遊技場において遊技者が遊技を
行なうための手順を示す作用説明図である。図2(A)
はA遊技場3を示し、まず遊技者がA遊技場3内に入れ
ば、aで示すようにカード販売機4により遊技カード1
00を購入する。そしてその購入した遊技カード100
をカード玉貸機5に挿入して遊技媒体の貸出が行なわれ
(b参照)、その貸出された遊技媒体を用いて遊技機6
による遊技が行なうことが可能となる。そしてカード玉
貸機5に挿入されている遊技カード100のカード残額
104から遊技媒体の貸出額が減額更新される。遊技者
が遊技を終了してA遊技場3から退店する場合には、c
に示すようにカード玉貸機5から排出された遊技カード
100をカードチェッカ7に挿入し、後述するカードチ
ェック処理を受けたうえでその遊技カード100をA遊
技場3から持出す(d参照)。
行なうための手順を示す作用説明図である。図2(A)
はA遊技場3を示し、まず遊技者がA遊技場3内に入れ
ば、aで示すようにカード販売機4により遊技カード1
00を購入する。そしてその購入した遊技カード100
をカード玉貸機5に挿入して遊技媒体の貸出が行なわれ
(b参照)、その貸出された遊技媒体を用いて遊技機6
による遊技が行なうことが可能となる。そしてカード玉
貸機5に挿入されている遊技カード100のカード残額
104から遊技媒体の貸出額が減額更新される。遊技者
が遊技を終了してA遊技場3から退店する場合には、c
に示すようにカード玉貸機5から排出された遊技カード
100をカードチェッカ7に挿入し、後述するカードチ
ェック処理を受けたうえでその遊技カード100をA遊
技場3から持出す(d参照)。
【0018】図2(B)は、B遊技場3が示されてお
り、A遊技場3のカード販売機4により販売された遊技
カード100がB遊技場3に持込まれた場合には、eに
示すようにまずカードチェッカ7にその遊技カード10
0を挿入する。そして後述するカードチェック処理を受
けたうえで、fに示すようにその遊技カード100をカ
ード玉貸機5に挿入して遊技媒体の貸出を行ない、その
貸出された遊技媒体を用いて遊技機6により遊技を行な
う。
り、A遊技場3のカード販売機4により販売された遊技
カード100がB遊技場3に持込まれた場合には、eに
示すようにまずカードチェッカ7にその遊技カード10
0を挿入する。そして後述するカードチェック処理を受
けたうえで、fに示すようにその遊技カード100をカ
ード玉貸機5に挿入して遊技媒体の貸出を行ない、その
貸出された遊技媒体を用いて遊技機6により遊技を行な
う。
【0019】遊技を終了してB遊技場3から退店する場
合には、遊技者はカード玉貸機5から排出された遊技カ
ード100を再びカードチェッカ7に挿入して(g参
照)、後述するカードチェック処理を受けたうえでその
遊技カード100をB遊技場3から持出す(h参照)。
合には、遊技者はカード玉貸機5から排出された遊技カ
ード100を再びカードチェッカ7に挿入して(g参
照)、後述するカードチェック処理を受けたうえでその
遊技カード100をB遊技場3から持出す(h参照)。
【0020】図2(C)はA遊技場3が示されている。
A遊技場3のカード販売機4により販売されたカードを
一旦A遊技場3外に持出し、後日その遊技カード100
を用いてA遊技場3で遊技を行なう場合には、iに示す
ようにまず遊技者はカード玉貸機5に遊技カード100
を挿入して遊技媒体の貸出を行なってもらう。そして貸
出された遊技媒体を用いて遊技機6により遊技を行な
う。そして遊技を終了して退店したい場合には、jに示
すようにカード玉貸機5から排出された遊技カード10
0をカードチェッカ7に挿入して後述するカードチェッ
ク処理を行なったうえでその遊技カード100をA遊技
場3外に持出す(k参照)。
A遊技場3のカード販売機4により販売されたカードを
一旦A遊技場3外に持出し、後日その遊技カード100
を用いてA遊技場3で遊技を行なう場合には、iに示す
ようにまず遊技者はカード玉貸機5に遊技カード100
を挿入して遊技媒体の貸出を行なってもらう。そして貸
出された遊技媒体を用いて遊技機6により遊技を行な
う。そして遊技を終了して退店したい場合には、jに示
すようにカード玉貸機5から排出された遊技カード10
0をカードチェッカ7に挿入して後述するカードチェッ
ク処理を行なったうえでその遊技カード100をA遊技
場3外に持出す(k参照)。
【0021】なお、この図2に示した各遊技場において
は、景品交換の処理は図示を省略しているが、遊技が終
了した段階で景品玉等の景品遊技媒体が払出されている
場合には、遊技者はその景品遊技媒体をジェットカウン
タ等に投入して計数してもらい、その計数値に相当する
有価価値が記録されたレシートやカード等の記録媒体を
発行してもらい、その記録媒体をカウンタに持参して景
品交換してもらう。
は、景品交換の処理は図示を省略しているが、遊技が終
了した段階で景品玉等の景品遊技媒体が払出されている
場合には、遊技者はその景品遊技媒体をジェットカウン
タ等に投入して計数してもらい、その計数値に相当する
有価価値が記録されたレシートやカード等の記録媒体を
発行してもらい、その記録媒体をカウンタに持参して景
品交換してもらう。
【0022】図3は、遊技場に設置された各種機器同士
と地域管理センターと総合管理センターとの間での各種
情報のやりとりを説明するための説明図である。
と地域管理センターと総合管理センターとの間での各種
情報のやりとりを説明するための説明図である。
【0023】遊技場3でカード販売機4により遊技カー
ド100が販売されれば、その遊技カード100の売上
情報Aがホールコンピュータ9に伝送されるとともにカ
ード管理コンピュータ8に伝送される。ホールコンピュ
ータ9は、遊技場3内で種々の情報を集中管理するホス
トコンピュータである。カード管理コンピュータ8は、
遊技カード100に関する情報を管理して地域管理セン
ターとの間で情報のやりとりを行なうためのコンピュー
タである。カード管理コンピュータ8は、カード販売機
4から伝送されてきた売上情報Aを集計し、遊技場3全
体の売上集計情報Lとして地域管理センター2に伝送す
る。地域管理センター2では、伝送されてきた売上集計
情報Lを総合管理センター1に伝送する。
ド100が販売されれば、その遊技カード100の売上
情報Aがホールコンピュータ9に伝送されるとともにカ
ード管理コンピュータ8に伝送される。ホールコンピュ
ータ9は、遊技場3内で種々の情報を集中管理するホス
トコンピュータである。カード管理コンピュータ8は、
遊技カード100に関する情報を管理して地域管理セン
ターとの間で情報のやりとりを行なうためのコンピュー
タである。カード管理コンピュータ8は、カード販売機
4から伝送されてきた売上情報Aを集計し、遊技場3全
体の売上集計情報Lとして地域管理センター2に伝送す
る。地域管理センター2では、伝送されてきた売上集計
情報Lを総合管理センター1に伝送する。
【0024】カード販売機4により販売された遊技カー
ド100を遊技者がカード玉貸機5に挿入して玉貸処理
が行なわれた場合には、遊技カード100の使用情報
(カード番号も含む)Bがカード管理コンピュータ8に
伝送され、カード管理コンピュータ8は、その伝送され
てきた使用情報Bを集計する。そして遊技場3全体の使
用集計情報Mを地域管理センター2に伝送し、地域管理
センター2では、その伝送されてきた使用集計情報Mを
総合管理センター1に伝送する。また、カード玉貸機5
は遊技カード100の使用情報(必ずしもカード番号を
含まなくてもよい)Bをホールコンピュータ9にも伝送
する。カード玉貸機5による玉貸動作が行なわれる際に
は、カード玉貸機5から遊技機6に対し払出要求信号C
が伝送され、その払出要求信号Cに従って遊技機6から
貸玉等の遊技媒体が払出される。遊技者は、その払出さ
れた遊技媒体を用いて遊技機6による遊技を行なう。遊
技機6からの遊技媒体の払出が完了すれば、払出完了信
号Dが遊技機6からカード玉貸機5に伝送される。
ド100を遊技者がカード玉貸機5に挿入して玉貸処理
が行なわれた場合には、遊技カード100の使用情報
(カード番号も含む)Bがカード管理コンピュータ8に
伝送され、カード管理コンピュータ8は、その伝送され
てきた使用情報Bを集計する。そして遊技場3全体の使
用集計情報Mを地域管理センター2に伝送し、地域管理
センター2では、その伝送されてきた使用集計情報Mを
総合管理センター1に伝送する。また、カード玉貸機5
は遊技カード100の使用情報(必ずしもカード番号を
含まなくてもよい)Bをホールコンピュータ9にも伝送
する。カード玉貸機5による玉貸動作が行なわれる際に
は、カード玉貸機5から遊技機6に対し払出要求信号C
が伝送され、その払出要求信号Cに従って遊技機6から
貸玉等の遊技媒体が払出される。遊技者は、その払出さ
れた遊技媒体を用いて遊技機6による遊技を行なう。遊
技機6からの遊技媒体の払出が完了すれば、払出完了信
号Dが遊技機6からカード玉貸機5に伝送される。
【0025】遊技機6で遊技を行なった場合には、たと
えば特定遊技状態(大当り状態)の情報や打込情報ある
いは出玉情報等の遊技情報Eがホールコンピュータ9に
伝送される。ホールコンピュータ9では、その伝送され
てきた遊技情報Eに基づいて遊技機6を打止にするか否
か判断し、打止にすると判断した場合には打止信号Jを
遊技機6に伝送し、遊技機6を打止状態にする。
えば特定遊技状態(大当り状態)の情報や打込情報ある
いは出玉情報等の遊技情報Eがホールコンピュータ9に
伝送される。ホールコンピュータ9では、その伝送され
てきた遊技情報Eに基づいて遊技機6を打止にするか否
か判断し、打止にすると判断した場合には打止信号Jを
遊技機6に伝送し、遊技機6を打止状態にする。
【0026】遊技場3のカード販売機4により購入した
遊技カード100を遊技場3外に持出す場合には、前述
したように、その遊技カード100をカードチェッカ7
に挿入して所定のカードチェック処理を受ける。その遊
技カード100をカードチェッカ7に挿入されば、その
挿入された遊技カード100の真偽を判別するための照
合情報要求情報Gがカード管理コンピュータ8に伝送さ
れる。カード管理コンピュータ8では、遊技場3のカー
ド販売機4により販売された遊技カード100および他
店から持込まれてカードチェッカ7を通過した遊技カー
ド100のカード情報(たとえば、カード残額、さら
に、カード販売店コード,移動コード,プレミア残額,
チェッカ通過情報,変換情報等も含めてもよい)をその
遊技カード100のカード番号毎に分類して記憶してい
る。この記憶データは、カード玉貸機5から使用情報
(カード番号などを含む)Bがカード管理コンピュータ
8に伝送されてくれば、それに基づいてそのカード番号
に対応するカード情報中のカード残額を更新する処理が
なされる。
遊技カード100を遊技場3外に持出す場合には、前述
したように、その遊技カード100をカードチェッカ7
に挿入して所定のカードチェック処理を受ける。その遊
技カード100をカードチェッカ7に挿入されば、その
挿入された遊技カード100の真偽を判別するための照
合情報要求情報Gがカード管理コンピュータ8に伝送さ
れる。カード管理コンピュータ8では、遊技場3のカー
ド販売機4により販売された遊技カード100および他
店から持込まれてカードチェッカ7を通過した遊技カー
ド100のカード情報(たとえば、カード残額、さら
に、カード販売店コード,移動コード,プレミア残額,
チェッカ通過情報,変換情報等も含めてもよい)をその
遊技カード100のカード番号毎に分類して記憶してい
る。この記憶データは、カード玉貸機5から使用情報
(カード番号などを含む)Bがカード管理コンピュータ
8に伝送されてくれば、それに基づいてそのカード番号
に対応するカード情報中のカード残額を更新する処理が
なされる。
【0027】そして、カードチェッカ7から照合情報要
求情報(カード番号を含む)Gがカード管理コンピュー
タ8に伝送されてくれば、その伝送されてきたカード番
号等を手掛かりにそのカード番号等に対応するカード情
報を割出し、その割出されたカード情報が照合情報Hと
してカードチェッカ7に返信される。カードチェッカ7
では、返信されてきた照合情報Hと挿入されている遊技
カード100に記録されているカード情報とを照合して
一致するか否か判別する。そして一致すると判別された
場合には、カードチェッカ7は、その挿入されている遊
技カード100に記録されているカード番号とカード残
額と販売店コード(最終移動店コード)等からなる残額
情報Fを地域管理センター2に伝送する。地域管理セン
ター2では、カード番号毎に遊技カードの遊技情報を記
憶しており、伝送されてきた残額情報Fに基づいて、そ
の残額情報Fに含まれているカード番号に対応するカー
ド情報中の残額を更新する処理を行なう。
求情報(カード番号を含む)Gがカード管理コンピュー
タ8に伝送されてくれば、その伝送されてきたカード番
号等を手掛かりにそのカード番号等に対応するカード情
報を割出し、その割出されたカード情報が照合情報Hと
してカードチェッカ7に返信される。カードチェッカ7
では、返信されてきた照合情報Hと挿入されている遊技
カード100に記録されているカード情報とを照合して
一致するか否か判別する。そして一致すると判別された
場合には、カードチェッカ7は、その挿入されている遊
技カード100に記録されているカード番号とカード残
額と販売店コード(最終移動店コード)等からなる残額
情報Fを地域管理センター2に伝送する。地域管理セン
ター2では、カード番号毎に遊技カードの遊技情報を記
憶しており、伝送されてきた残額情報Fに基づいて、そ
の残額情報Fに含まれているカード番号に対応するカー
ド情報中の残額を更新する処理を行なう。
【0028】一方、照合情報Hを受取ったカードチェッ
カ7がそれに基づいて照合チェックを行なった結果、一
致しないと判別された場合には、異常カード情報(カー
ド番号とそのカードが異常である旨を示す情報)Kがカ
ード管理コンピュータ8に伝送される。カード管理コン
ピュータ8では、その異常カード情報Kをホールコンピ
ュータ9に伝送するとともに地域管理センター2に伝送
し、地域管理センター2では、異常カード情報Kを総合
管理センター1に伝送する。そして、総合管理センター
1,地域管理センター2,ホールコンピュータ9により
それぞれその異常カード情報を記憶しておく。なお、異
常カード情報Kは、カード管理コンピュータ8を経由す
ることなくカードチェッカ7から直接地域管理センター
1に伝送される場合もあり、また、ホールコンピュータ
9にも伝送してもよい。
カ7がそれに基づいて照合チェックを行なった結果、一
致しないと判別された場合には、異常カード情報(カー
ド番号とそのカードが異常である旨を示す情報)Kがカ
ード管理コンピュータ8に伝送される。カード管理コン
ピュータ8では、その異常カード情報Kをホールコンピ
ュータ9に伝送するとともに地域管理センター2に伝送
し、地域管理センター2では、異常カード情報Kを総合
管理センター1に伝送する。そして、総合管理センター
1,地域管理センター2,ホールコンピュータ9により
それぞれその異常カード情報を記憶しておく。なお、異
常カード情報Kは、カード管理コンピュータ8を経由す
ることなくカードチェッカ7から直接地域管理センター
1に伝送される場合もあり、また、ホールコンピュータ
9にも伝送してもよい。
【0029】一方、他店で販売された遊技カード100
を遊技場3に持込んでカードチェッカ7を通過させた場
合には、前述と同様の照合情報要求情報Gがカードチェ
ッカ7から地域管理センター2に伝送される。地域管理
センター2では、その伝送されてきた照合情報要求情報
Gに含まれるカード番号等に基づいてその遊技カード1
00が当該地域管理センター2が管轄する地域内で販売
された遊技カードであるか否か判別し、管轄地域内で販
売された遊技カードであると判別された場合にはその伝
送されてきた照合情報要求情報Gに含まれているカード
番号を手掛かりにそのカード番号に対応するカード情報
を割出し、そのカード情報からなる照合情報Hをカード
チェッカ7に返信する。一方、地域管理センター2にお
いて、伝送されてきた照合情報要求情報に基づいて当該
遊技カード100が管轄地域外で販売された遊技カード
であると判別された場合には、その伝送されてきた照合
情報要求情報Gを総合管理センター1に伝送する。そし
て、総合管理センター1では、その伝送されてきた照合
情報要求情報Gに基づいて当該遊技カード100を管轄
する地域管理センター2に照合情報要求情報Gを伝送
し、その管轄する地域管理センター2において照合情報
要求情報Gに含まれているカード番号に対応するカード
情報を検索してもらい、そのカード情報を総合管理セン
ター1に返信してもらう。総合管理センター1では、そ
の返信されてきたカード情報からなる照合情報Hを照合
情報要求情報Gを伝送した地域管理センタ2に返信す
る。地域管理センタ2では、その返信されてきたカード
情報からなる照合情報Hを照合情報要求情報Gを伝送し
たカードチェッカ7に返信する。
を遊技場3に持込んでカードチェッカ7を通過させた場
合には、前述と同様の照合情報要求情報Gがカードチェ
ッカ7から地域管理センター2に伝送される。地域管理
センター2では、その伝送されてきた照合情報要求情報
Gに含まれるカード番号等に基づいてその遊技カード1
00が当該地域管理センター2が管轄する地域内で販売
された遊技カードであるか否か判別し、管轄地域内で販
売された遊技カードであると判別された場合にはその伝
送されてきた照合情報要求情報Gに含まれているカード
番号を手掛かりにそのカード番号に対応するカード情報
を割出し、そのカード情報からなる照合情報Hをカード
チェッカ7に返信する。一方、地域管理センター2にお
いて、伝送されてきた照合情報要求情報に基づいて当該
遊技カード100が管轄地域外で販売された遊技カード
であると判別された場合には、その伝送されてきた照合
情報要求情報Gを総合管理センター1に伝送する。そし
て、総合管理センター1では、その伝送されてきた照合
情報要求情報Gに基づいて当該遊技カード100を管轄
する地域管理センター2に照合情報要求情報Gを伝送
し、その管轄する地域管理センター2において照合情報
要求情報Gに含まれているカード番号に対応するカード
情報を検索してもらい、そのカード情報を総合管理セン
ター1に返信してもらう。総合管理センター1では、そ
の返信されてきたカード情報からなる照合情報Hを照合
情報要求情報Gを伝送した地域管理センタ2に返信す
る。地域管理センタ2では、その返信されてきたカード
情報からなる照合情報Hを照合情報要求情報Gを伝送し
たカードチェッカ7に返信する。
【0030】カードチェッカ7では、伝送されてきた照
合情報Hに基づいて挿入された遊技カード100に記録
されているカード情報を照合し、両者が一致するか否か
判別する。そして一致すれば、後述するように残額移動
情報Iをカード管理コンピュータ8と地域管理センター
2とに伝送する。地域管理センター2では、その伝送さ
れてきた残額移動情報Iを総合管理センター1に伝送す
る。この残額移動情報Iは、ある遊技場から他の遊技場
に移動してきた遊技カード100のカード番号と移動時
点におけるカード残額とを含んでいる。そして、カード
管理コンピュータ8と地域管理センター2と総合管理セ
ンター1とでは、その伝送されてきた残額移動情報Iに
基づいて、後述するようにカード残額の移動記憶を行な
う。
合情報Hに基づいて挿入された遊技カード100に記録
されているカード情報を照合し、両者が一致するか否か
判別する。そして一致すれば、後述するように残額移動
情報Iをカード管理コンピュータ8と地域管理センター
2とに伝送する。地域管理センター2では、その伝送さ
れてきた残額移動情報Iを総合管理センター1に伝送す
る。この残額移動情報Iは、ある遊技場から他の遊技場
に移動してきた遊技カード100のカード番号と移動時
点におけるカード残額とを含んでいる。そして、カード
管理コンピュータ8と地域管理センター2と総合管理セ
ンター1とでは、その伝送されてきた残額移動情報Iに
基づいて、後述するようにカード残額の移動記憶を行な
う。
【0031】カードチェッカ7において、前記伝送され
てきた照合情報Hと挿入されている遊技カード100に
記録されているカード情報とが一致すると判別された場
合には、当該遊技場3内においてその遊技カード100
を使用しての遊技を許容するが、一致しないと判断され
た場合にはその挿入された遊技カード100が異常カー
ドである旨を表わす異常カード情報Kを前述と同様にカ
ード管理コンピュータ8から地域管理センター2,総合
管理センター1,ホールコンピュータ9に伝送する。
てきた照合情報Hと挿入されている遊技カード100に
記録されているカード情報とが一致すると判別された場
合には、当該遊技場3内においてその遊技カード100
を使用しての遊技を許容するが、一致しないと判断され
た場合にはその挿入された遊技カード100が異常カー
ドである旨を表わす異常カード情報Kを前述と同様にカ
ード管理コンピュータ8から地域管理センター2,総合
管理センター1,ホールコンピュータ9に伝送する。
【0032】一方、図3に示す地域管理センター2の管
轄地域内で販売された遊技カード100がその管轄地域
外の遊技場に持込まれてカードチェッカを通過した場合
には、その遊技場のカードチェッカからその遊技場が管
轄されている地域管理センターを介して総合管理センタ
ー1に照合情報要求情報Gが伝送されてくるのであり、
その伝送されてきた照合情報要求情報Gを総合管理セン
ター1が地域管理センター2に伝送する。そして地域管
理センターには、その伝送されてきた総合情報要求情報
Gに対応する照合情報Hを総合管理センター1に返信
し、その総合管理センター1が地域管理センター,前記
遊技場のカードチェッカに照合情報Hを返信するのであ
る。
轄地域内で販売された遊技カード100がその管轄地域
外の遊技場に持込まれてカードチェッカを通過した場合
には、その遊技場のカードチェッカからその遊技場が管
轄されている地域管理センターを介して総合管理センタ
ー1に照合情報要求情報Gが伝送されてくるのであり、
その伝送されてきた照合情報要求情報Gを総合管理セン
ター1が地域管理センター2に伝送する。そして地域管
理センターには、その伝送されてきた総合情報要求情報
Gに対応する照合情報Hを総合管理センター1に返信
し、その総合管理センター1が地域管理センター,前記
遊技場のカードチェッカに照合情報Hを返信するのであ
る。
【0033】図4は、他び遊技場への遊技カードの移動
がない場合の決済システムを説明するための説明図であ
る。カード会社である総合管理センター1はA遊技場3
に1000円の遊技カードを納入し、その納入に対する
対価として1000円をA遊技場3が総合管理センター
1に対し支払う。一方、遊技者がA遊技場3内において
1000円カードを購入すれば、その購入代金に対して
1000円を遊技者がA遊技場3に支払う。そして、そ
の1000円カードを遊技者に販売した時点で、総合管
理センター1はA遊技場3に対し1000円を支払う債
務が生ずる。そして月末等の決済日に、総合管理センタ
ー1はその債務である1000円をA遊技場3に支払っ
て決済を完了させる。
がない場合の決済システムを説明するための説明図であ
る。カード会社である総合管理センター1はA遊技場3
に1000円の遊技カードを納入し、その納入に対する
対価として1000円をA遊技場3が総合管理センター
1に対し支払う。一方、遊技者がA遊技場3内において
1000円カードを購入すれば、その購入代金に対して
1000円を遊技者がA遊技場3に支払う。そして、そ
の1000円カードを遊技者に販売した時点で、総合管
理センター1はA遊技場3に対し1000円を支払う債
務が生ずる。そして月末等の決済日に、総合管理センタ
ー1はその債務である1000円をA遊技場3に支払っ
て決済を完了させる。
【0034】図5は、他の遊技場への遊技カードの移動
が決済日以前にあった場合の決済システムを説明する説
明図である。まず、総合管理センター1が1000円カ
ードをB遊技場3に納入すれば、B遊技場3から納入代
金1000円が総合管理センター1に支払われる。そし
てB遊技場3で、遊技者が1000円カードを購入すれ
ば、その購入した遊技カード100の売上情報がB遊技
場3から地域管理センター2を介して総合管理センター
1に伝送される。総合管理センター1では、その売上情
報を遊技場別に記憶しておく。
が決済日以前にあった場合の決済システムを説明する説
明図である。まず、総合管理センター1が1000円カ
ードをB遊技場3に納入すれば、B遊技場3から納入代
金1000円が総合管理センター1に支払われる。そし
てB遊技場3で、遊技者が1000円カードを購入すれ
ば、その購入した遊技カード100の売上情報がB遊技
場3から地域管理センター2を介して総合管理センター
1に伝送される。総合管理センター1では、その売上情
報を遊技場別に記憶しておく。
【0035】そして、B遊技場3で購入した1000円
カードを遊技者がB遊技場3で300円遊技使用した
後、その遊技カード100をカードチェッカ(B)7を
通過させてB遊技場3外に持出し、C遊技場3内に持込
んでカードチェッカ(C)7を通過させた場合について
説明する。B遊技場3のカードチェッカ(B)7を通過
させた段階で、その通過した遊技カード100のカード
番号を含む残額情報とが地域管理センター2に伝送さ
れ、その情報が情報記憶手段10に記憶される。そし
て、C遊技場3のカードチェッカ(C)7を通過した段
階で、その通過した遊技カード100についての照合情
報要求情報が地域管理センター2の情報記憶手段10に
伝送される。情報記憶手段10では、その伝送されてき
た照合情報要求情報に対応する照合情報を検索してC遊
技場3のカードチェッカ(C)7に返信する。カードチ
ェッカ(C)7では、その返信されてきた照合情報に基
づいて遊技カード100の真偽のチェックを行ない、正
しい旨の判別がなされた場合には、残額移動情報を地域
管理センター2の情報記憶手段10に伝送する。そし
て、情報記憶手段10は、その伝送されてきた残額移動
情報に基づいて、既に伝送されてきているB遊技場3か
らの残額情報(700円)を0円に更新する(抹消して
もよい)とともに、C遊技場3の残額を700円にし、
さらに前記残額移動情報を総合管理センター1に伝送す
る。
カードを遊技者がB遊技場3で300円遊技使用した
後、その遊技カード100をカードチェッカ(B)7を
通過させてB遊技場3外に持出し、C遊技場3内に持込
んでカードチェッカ(C)7を通過させた場合について
説明する。B遊技場3のカードチェッカ(B)7を通過
させた段階で、その通過した遊技カード100のカード
番号を含む残額情報とが地域管理センター2に伝送さ
れ、その情報が情報記憶手段10に記憶される。そし
て、C遊技場3のカードチェッカ(C)7を通過した段
階で、その通過した遊技カード100についての照合情
報要求情報が地域管理センター2の情報記憶手段10に
伝送される。情報記憶手段10では、その伝送されてき
た照合情報要求情報に対応する照合情報を検索してC遊
技場3のカードチェッカ(C)7に返信する。カードチ
ェッカ(C)7では、その返信されてきた照合情報に基
づいて遊技カード100の真偽のチェックを行ない、正
しい旨の判別がなされた場合には、残額移動情報を地域
管理センター2の情報記憶手段10に伝送する。そし
て、情報記憶手段10は、その伝送されてきた残額移動
情報に基づいて、既に伝送されてきているB遊技場3か
らの残額情報(700円)を0円に更新する(抹消して
もよい)とともに、C遊技場3の残額を700円にし、
さらに前記残額移動情報を総合管理センター1に伝送す
る。
【0036】総合管理センター1では、決済日に、その
残額移動情報と売上情報に基づいて、B遊技場3に対し
300円支払い、C遊技場に対し700円支払うことに
より、決済を完了させる。
残額移動情報と売上情報に基づいて、B遊技場3に対し
300円支払い、C遊技場に対し700円支払うことに
より、決済を完了させる。
【0037】図6は、決済日前に販売された遊技カード
が決済日後に他の遊技場へ移動して使用された場合の決
済システムを説明するための説明図である。
が決済日後に他の遊技場へ移動して使用された場合の決
済システムを説明するための説明図である。
【0038】総合管理センター1が1000円の遊技カ
ードをB遊技場3に納入すれば、B遊技場3は納入代金
として1000円を総合管理センター1に支払う。そし
て、遊技者がB遊技場3で1000円カードを購入すれ
ば購入代金1000円をB遊技場3に支払う。その10
00円カードの売上情報は、前述と同様に、B遊技場3
から地域管理センター2を介して総合管理センター1に
伝送される。
ードをB遊技場3に納入すれば、B遊技場3は納入代金
として1000円を総合管理センター1に支払う。そし
て、遊技者がB遊技場3で1000円カードを購入すれ
ば購入代金1000円をB遊技場3に支払う。その10
00円カードの売上情報は、前述と同様に、B遊技場3
から地域管理センター2を介して総合管理センター1に
伝送される。
【0039】そして、遊技者がB遊技場3において遊技
カード100を300円分遊技使用した後、カードチェ
ッカ(B)7を通過させてその遊技カード100をB遊
技場3外に持出し、決済日が経過した後C遊技場3にそ
の遊技カード100を持込んでカードチェッカ(C)7
を通過させた場合について説明する。B遊技場3のカー
ドチェッカ(B)7を通過した段階で、その遊技カード
100のカード番号とカード残額情報が前述と同様に地
域管理センター2の情報記憶手段10に伝送されて情報
記憶手段10に記憶される。しかし、決済日の時点で
は、その持出された遊技カード100がC遊技場3のカ
ードチェッカ(C)7を通過していないために、残額移
動情報が総合管理センター1に伝送されてきていない。
ゆえに、前記1000円カードがB遊技場3において販
売された月の決済日においては、総合管理センター1が
B遊技場3に対して1000円を支払うことにより決済
が完了する。
カード100を300円分遊技使用した後、カードチェ
ッカ(B)7を通過させてその遊技カード100をB遊
技場3外に持出し、決済日が経過した後C遊技場3にそ
の遊技カード100を持込んでカードチェッカ(C)7
を通過させた場合について説明する。B遊技場3のカー
ドチェッカ(B)7を通過した段階で、その遊技カード
100のカード番号とカード残額情報が前述と同様に地
域管理センター2の情報記憶手段10に伝送されて情報
記憶手段10に記憶される。しかし、決済日の時点で
は、その持出された遊技カード100がC遊技場3のカ
ードチェッカ(C)7を通過していないために、残額移
動情報が総合管理センター1に伝送されてきていない。
ゆえに、前記1000円カードがB遊技場3において販
売された月の決済日においては、総合管理センター1が
B遊技場3に対して1000円を支払うことにより決済
が完了する。
【0040】そして、決済日が過ぎた後遊技カード10
0がC遊技場3に持込まれてカードチェッカ(C)7を
通過した場合には、前述と同様に照合情報要求情報がカ
ードチェッカ(C)7から地域管理センター2の情報記
憶手段10に伝送され、情報記憶手段9から照合情報が
カードチェッカ(C)7に返信され、カードチェッカ
(C)7で照合チェックが行なわれた後、適正である旨
の判断が行なわれた場合には、カードチェッカ(C)7
から残額移動情報が地域管理センター2の情報記憶手段
10に伝送される。そして、前述と同様に、情報記憶手
段10では、伝送されてきた残額移動情報に基づいて、
B遊技場3の残額情報を0円に更新(抹消してもよい)
し、C遊技場3の残額情報を700円にする。そして前
記伝送されてきた残額移動情報を総合管理センター1に
伝送する。総合管理センター1では、その残額情報に基
づいて、遊技カード100がカードチェッカ(C)7を
通過した月の決済日に、B遊技場3から700円を貰
い、C遊技場3に対し700円を支払うことにより、決
済を完了させる。
0がC遊技場3に持込まれてカードチェッカ(C)7を
通過した場合には、前述と同様に照合情報要求情報がカ
ードチェッカ(C)7から地域管理センター2の情報記
憶手段10に伝送され、情報記憶手段9から照合情報が
カードチェッカ(C)7に返信され、カードチェッカ
(C)7で照合チェックが行なわれた後、適正である旨
の判断が行なわれた場合には、カードチェッカ(C)7
から残額移動情報が地域管理センター2の情報記憶手段
10に伝送される。そして、前述と同様に、情報記憶手
段10では、伝送されてきた残額移動情報に基づいて、
B遊技場3の残額情報を0円に更新(抹消してもよい)
し、C遊技場3の残額情報を700円にする。そして前
記伝送されてきた残額移動情報を総合管理センター1に
伝送する。総合管理センター1では、その残額情報に基
づいて、遊技カード100がカードチェッカ(C)7を
通過した月の決済日に、B遊技場3から700円を貰
い、C遊技場3に対し700円を支払うことにより、決
済を完了させる。
【0041】図7は、遊技機の一例のパチンコ遊技機6
とカード玉貸機5とを示す正面図である。パチンコ遊技
機6には、遊技者が打玉の打込を操作するための遊技操
作ハンドル44が設けられている。この打球操作ハンド
ル44を遊技者が操作することにより、打玉が1個ずつ
発射される。発射された打玉は、外レールと内レールと
の間に形成された誘導路によって遊技領域90に導かれ
る。
とカード玉貸機5とを示す正面図である。パチンコ遊技
機6には、遊技者が打玉の打込を操作するための遊技操
作ハンドル44が設けられている。この打球操作ハンド
ル44を遊技者が操作することにより、打玉が1個ずつ
発射される。発射された打玉は、外レールと内レールと
の間に形成された誘導路によって遊技領域90に導かれ
る。
【0042】遊技領域90の中央には、複数種類の画像
を変動表示するための可変表示装置91が設けられてい
る。可変表示装置91の下方には、始動口95と、可変
入賞球装置11とが設けられている。可変表示装置91
は、本実施の形態の場合にはCRTより構成されてお
り、可変表示部92を有している。また、可変入賞球装
置11の左側の通称「袖部」と呼ばれる位置には、いわ
ゆる電動チューリップからなる可変始動口装置(普通電
役)14が設けられている。遊技領域4の左右には、そ
れぞれサイドランプA22,サイドランプB23が設け
られている。また、遊技領域90の右下の「袖部」の位
置には、入賞口20が設けられている。
を変動表示するための可変表示装置91が設けられてい
る。可変表示装置91の下方には、始動口95と、可変
入賞球装置11とが設けられている。可変表示装置91
は、本実施の形態の場合にはCRTより構成されてお
り、可変表示部92を有している。また、可変入賞球装
置11の左側の通称「袖部」と呼ばれる位置には、いわ
ゆる電動チューリップからなる可変始動口装置(普通電
役)14が設けられている。遊技領域4の左右には、そ
れぞれサイドランプA22,サイドランプB23が設け
られている。また、遊技領域90の右下の「袖部」の位
置には、入賞口20が設けられている。
【0043】可変入賞球装置11には、遊技領域90の
前後方向に所定範囲で傾動可能な開閉板12が設けられ
ている。可変入賞球装置11は、大当りが発生している
場合以外においては開閉板12を閉成状態にし、打玉が
入賞不可能な遊技者にとって不利な第2の状態となって
いる。一方、可変始動口装置(普通電役)14の始動口
15または可変入賞球装置11の上部に設けられた始動
口95に打玉が入賞することにより可変表示装置91の
可変表示部92上において、3つの図柄の変動表示が行
なわれる(以下、それぞれの図柄を特に「特別図柄」と
いう)。この変動表示が停止したとき、3つの図柄の組
合せが予め定められた特定の組合せとなって大当りが発
生すると、可変入賞球装置11は上記第2の状態から、
打玉が入賞可能な遊技者にとって有利な第1の状態とな
り、開閉板12が開成状態となる。なお、大当りが発生
する遊技状態を特に特定遊技状態という。
前後方向に所定範囲で傾動可能な開閉板12が設けられ
ている。可変入賞球装置11は、大当りが発生している
場合以外においては開閉板12を閉成状態にし、打玉が
入賞不可能な遊技者にとって不利な第2の状態となって
いる。一方、可変始動口装置(普通電役)14の始動口
15または可変入賞球装置11の上部に設けられた始動
口95に打玉が入賞することにより可変表示装置91の
可変表示部92上において、3つの図柄の変動表示が行
なわれる(以下、それぞれの図柄を特に「特別図柄」と
いう)。この変動表示が停止したとき、3つの図柄の組
合せが予め定められた特定の組合せとなって大当りが発
生すると、可変入賞球装置11は上記第2の状態から、
打玉が入賞可能な遊技者にとって有利な第1の状態とな
り、開閉板12が開成状態となる。なお、大当りが発生
する遊技状態を特に特定遊技状態という。
【0044】可変入賞球装置11の前記第1の状態は、
開閉板12が開成状態となった後に、30秒が経過する
か、または、可変入賞球装置11の大入賞口に打玉が1
0個入賞するかのうちのいずれか早い方の条件が成立し
たことにより終了する。すなわち、上記条件が成立した
とき開閉板12が閉成状態となり、可変入賞球装置11
が遊技者にとって不利な第2の状態となる。大入賞口に
入賞した打玉は、可変入賞球装置11の大入賞口内部に
設けられた入賞玉検出器(図示せず)により検出され
る。
開閉板12が開成状態となった後に、30秒が経過する
か、または、可変入賞球装置11の大入賞口に打玉が1
0個入賞するかのうちのいずれか早い方の条件が成立し
たことにより終了する。すなわち、上記条件が成立した
とき開閉板12が閉成状態となり、可変入賞球装置11
が遊技者にとって不利な第2の状態となる。大入賞口に
入賞した打玉は、可変入賞球装置11の大入賞口内部に
設けられた入賞玉検出器(図示せず)により検出され
る。
【0045】大入賞口の内側の左側部分には、通常「V
ポケット」と呼ばれる特定領域が設けられている。大入
賞口に入った打玉がこの特定領域に入賞すれば、その特
定入賞玉がVポケットに設けられた特定玉検出器(図示
せず)により検出される。特定入賞玉が検出されると、
その回の可変入賞球装置11の遊技者にとって有利な第
1の状態が終了するのを待って、再度、可変入賞球装置
11を前記第1の状態に駆動制御する繰返し継続制御が
行なわれる。この繰返し継続制御により可変入賞球装置
11は最高16回連続して前記第1の状態となる。繰返
し継続制御の終了後、遊技者にとって有利な第1の状態
から遊技者にとって不利な第2の状態となる。
ポケット」と呼ばれる特定領域が設けられている。大入
賞口に入った打玉がこの特定領域に入賞すれば、その特
定入賞玉がVポケットに設けられた特定玉検出器(図示
せず)により検出される。特定入賞玉が検出されると、
その回の可変入賞球装置11の遊技者にとって有利な第
1の状態が終了するのを待って、再度、可変入賞球装置
11を前記第1の状態に駆動制御する繰返し継続制御が
行なわれる。この繰返し継続制御により可変入賞球装置
11は最高16回連続して前記第1の状態となる。繰返
し継続制御の終了後、遊技者にとって有利な第1の状態
から遊技者にとって不利な第2の状態となる。
【0046】始動口95または始動口15に打玉が入賞
していわゆる始動入賞が発生したことをきっかけとし
て、可変表示装置91の可変表示が開始されるが、この
可変表示がなされている最中に発生した始動入賞は記憶
されて、その始動記憶の個数が始動記憶表示器93の点
灯により遊技者に報知される。始動記憶がある場合に
は、可変表示の停止後に、再びその始動記憶に基づいた
可変表示が開始される。始動記憶の上限は、4個に定め
られている。
していわゆる始動入賞が発生したことをきっかけとし
て、可変表示装置91の可変表示が開始されるが、この
可変表示がなされている最中に発生した始動入賞は記憶
されて、その始動記憶の個数が始動記憶表示器93の点
灯により遊技者に報知される。始動記憶がある場合に
は、可変表示の停止後に、再びその始動記憶に基づいた
可変表示が開始される。始動記憶の上限は、4個に定め
られている。
【0047】遊技領域90には、通過口13が設けられ
ており、打玉がこの通過口13を通過すると、可変始動
口装置14に設けられた可変表示器における図柄(以
下、可変表示器17に表示される図柄を普通図柄とい
う)の可変表示が開始される。そして、その可変停止結
果が予め定められた図柄になれば、可変始動口装置14
の左右の可動片が開成して、打玉が始動口15に入賞し
やすい状態となる。可変表示器の可変表示が行なわれて
いる最中に打玉が通過口13を通過すれば、その通過数
が記憶される。この通過玉の記憶の上限は4個に定めら
れている。また、打玉が通過口13を通過することを、
特に普通図柄の始動通過と呼び、この通過玉の記憶を特
に普通図柄の始動通過記憶と呼ぶ。
ており、打玉がこの通過口13を通過すると、可変始動
口装置14に設けられた可変表示器における図柄(以
下、可変表示器17に表示される図柄を普通図柄とい
う)の可変表示が開始される。そして、その可変停止結
果が予め定められた図柄になれば、可変始動口装置14
の左右の可動片が開成して、打玉が始動口15に入賞し
やすい状態となる。可変表示器の可変表示が行なわれて
いる最中に打玉が通過口13を通過すれば、その通過数
が記憶される。この通過玉の記憶の上限は4個に定めら
れている。また、打玉が通過口13を通過することを、
特に普通図柄の始動通過と呼び、この通過玉の記憶を特
に普通図柄の始動通過記憶と呼ぶ。
【0048】始動記憶表示器93に表示される始動入賞
記憶数が上限値に達している場合には、それ以上始動入
賞が発生しても、その入賞は記憶されずに無効となる。
同様に通過玉記憶数(普通図柄の始動通過記憶数)が上
限値に至っている場合に発生する普通図柄の始動通過は
記憶されることなく無効となる。そのため、それらの始
動入賞または普通図柄の始動通過に基づいた特別図柄ま
たは普通図柄の可変表示は行なわれない。始動入賞記憶
数が上限値に至っている状態において発生した始動入賞
を特に無効始動入賞と呼び、始動入賞した打玉を無効始
動入賞玉と呼ぶ。これに対して、始動入賞記憶数が上限
値に達していない状態において発生した始動入賞を特に
有効始動入賞と呼び、始動入賞した打玉を特に有効始動
入賞玉と呼ぶ。
記憶数が上限値に達している場合には、それ以上始動入
賞が発生しても、その入賞は記憶されずに無効となる。
同様に通過玉記憶数(普通図柄の始動通過記憶数)が上
限値に至っている場合に発生する普通図柄の始動通過は
記憶されることなく無効となる。そのため、それらの始
動入賞または普通図柄の始動通過に基づいた特別図柄ま
たは普通図柄の可変表示は行なわれない。始動入賞記憶
数が上限値に至っている状態において発生した始動入賞
を特に無効始動入賞と呼び、始動入賞した打玉を無効始
動入賞玉と呼ぶ。これに対して、始動入賞記憶数が上限
値に達していない状態において発生した始動入賞を特に
有効始動入賞と呼び、始動入賞した打玉を特に有効始動
入賞玉と呼ぶ。
【0049】可変表示装置91の左右にはワープ入口と
名付けられた、打玉を案内する通路96が設けられてい
る。このワープ入口96に進入した打玉は、始動入賞口
95の上方に設けられたワープ出口94まで案内され
て、再度遊技領域90内に放出されて落下する。可変入
賞球装置11の左右には、入賞口21が設けられてい
る。その他、遊技領域90には風車19が設けられてい
る。
名付けられた、打玉を案内する通路96が設けられてい
る。このワープ入口96に進入した打玉は、始動入賞口
95の上方に設けられたワープ出口94まで案内され
て、再度遊技領域90内に放出されて落下する。可変入
賞球装置11の左右には、入賞口21が設けられてい
る。その他、遊技領域90には風車19が設けられてい
る。
【0050】発射された打玉が、いずれの入賞口にも入
賞しなかった場合には、アウト口に進入して、打玉が回
収される。
賞しなかった場合には、アウト口に進入して、打玉が回
収される。
【0051】カード玉貸機5には、カード利用可表示ラ
ンプ47が設けられており、このカード利用可表示ラン
プ47が点灯または点滅しているときにのみこのカード
玉貸機5が使用可能な状態となっている。このカード玉
貸機5は、遊技機設置島に設置されている複数台のパチ
ンコ遊技機6の間に挿入された状態で設置されており、
左右どちらの遊技機に接続されているかが連結台方向表
示器49により表示される。そして、遊技者が遊技カー
ド100をカード挿入口50から挿入する。すると、そ
の遊技カード100に記録されているカード残額等のカ
ード情報が読取られる。そして、遊技者が貸玉操作を行
なうことにより、予め定められた入力設定されている貸
出単位額(玉貸要求額)分が残額より減額されるととも
に、その貸出単位額分の貸玉が上皿39内に貸出され
る。
ンプ47が設けられており、このカード利用可表示ラン
プ47が点灯または点滅しているときにのみこのカード
玉貸機5が使用可能な状態となっている。このカード玉
貸機5は、遊技機設置島に設置されている複数台のパチ
ンコ遊技機6の間に挿入された状態で設置されており、
左右どちらの遊技機に接続されているかが連結台方向表
示器49により表示される。そして、遊技者が遊技カー
ド100をカード挿入口50から挿入する。すると、そ
の遊技カード100に記録されているカード残額等のカ
ード情報が読取られる。そして、遊技者が貸玉操作を行
なうことにより、予め定められた入力設定されている貸
出単位額(玉貸要求額)分が残額より減額されるととも
に、その貸出単位額分の貸玉が上皿39内に貸出され
る。
【0052】カード玉貸機5には端数スイッチ48が設
けられており、この端数表示スイッチ48を押圧操作す
ることにより、たとえばカード残額、カード挿入前の残
額、エラーが発生した場合のエラーコードなどの情報を
遊技機の情報表示器(図示省略)に表示可能である。図
中51はカード玉貸機錠であり、このカード玉貸機錠5
1に所定のキーを挿入して解錠操作することにより、カ
ード玉貸機5の前面側を開成できるように構成されてい
る。パチンコ遊技機6には、その開閉が自在であるガラ
ス枠37が設けられており、このガラス枠37に設けら
れたガラス板からは遊技領域90が視認可能となってい
る。遊技者が打球操作ハンドル44を回動操作すること
により、上皿39内に貯留されている打玉が1つずつ遊
技領域90内に打込まれる。
けられており、この端数表示スイッチ48を押圧操作す
ることにより、たとえばカード残額、カード挿入前の残
額、エラーが発生した場合のエラーコードなどの情報を
遊技機の情報表示器(図示省略)に表示可能である。図
中51はカード玉貸機錠であり、このカード玉貸機錠5
1に所定のキーを挿入して解錠操作することにより、カ
ード玉貸機5の前面側を開成できるように構成されてい
る。パチンコ遊技機6には、その開閉が自在であるガラ
ス枠37が設けられており、このガラス枠37に設けら
れたガラス板からは遊技領域90が視認可能となってい
る。遊技者が打球操作ハンドル44を回動操作すること
により、上皿39内に貯留されている打玉が1つずつ遊
技領域90内に打込まれる。
【0053】遊技領域90の上部の左右には、ステレオ
音の効果音を発生するための左チャネル用スピーカ36
および右チャネル用スピーカ36が設けられている。
音の効果音を発生するための左チャネル用スピーカ36
および右チャネル用スピーカ36が設けられている。
【0054】上皿39の下方には、上皿玉抜レバー40
を操作することにより上皿39から排出される打玉を貯
留しておくための下皿41が設けられており、下皿41
に貯留された打玉は下皿玉抜レバー42を操作すること
により排出できる。なお、図中38は前面枠を開閉でき
ないようにするための鍵であり、43は遊技者が使用す
る灰皿である。また、遊技領域90を囲むようにして枠
ランプ45が設けられている。46はLEDにより構成
されるランプであり、大当りが発生したときなどに点滅
または点灯して遊技効果を高めるのに使用される。
を操作することにより上皿39から排出される打玉を貯
留しておくための下皿41が設けられており、下皿41
に貯留された打玉は下皿玉抜レバー42を操作すること
により排出できる。なお、図中38は前面枠を開閉でき
ないようにするための鍵であり、43は遊技者が使用す
る灰皿である。また、遊技領域90を囲むようにして枠
ランプ45が設けられている。46はLEDにより構成
されるランプであり、大当りが発生したときなどに点滅
または点灯して遊技効果を高めるのに使用される。
【0055】次に、パチンコ遊技機6の遊技上の特徴点
についてさらに詳細に説明する。可変表示装置91の可
変表示部で可変表示される特別図柄が所定の組合せで停
止表示されたとき、大当りが発生するが、大当りとなる
特別図柄の組合せの中には高確率(確率変動)状態を発
生させる特別の組合せが含まれている。この組合せを特
に確率変動図柄の組合せと呼ぶ。遊技が高確率状態にあ
る場合には、通常状態に比べて大当りが発生する確率が
高く調整されている。また、可変始動口装置14に設け
られた前記可変表示器における普通図柄の可変表示結果
が当りとなる確率も高く調整されている。
についてさらに詳細に説明する。可変表示装置91の可
変表示部で可変表示される特別図柄が所定の組合せで停
止表示されたとき、大当りが発生するが、大当りとなる
特別図柄の組合せの中には高確率(確率変動)状態を発
生させる特別の組合せが含まれている。この組合せを特
に確率変動図柄の組合せと呼ぶ。遊技が高確率状態にあ
る場合には、通常状態に比べて大当りが発生する確率が
高く調整されている。また、可変始動口装置14に設け
られた前記可変表示器における普通図柄の可変表示結果
が当りとなる確率も高く調整されている。
【0056】本実施の形態に示すパチンコ遊技機6で
は、確率変動図柄の組合せに基づいて大当りが発生し
て、所定回数の繰返し継続制御がすべて終了した後に1
回目の確率変動が生じ、さらに、その後大当りが発生し
て、所定回数の繰返し継続制御がすべて終了した後に2
回目の確率変動が生じる。1回目または2回目の確率変
動時に発生した大当りが確率変動図柄の組合せによるも
のである場合には、その大当り以降、改めて1回目、2
回目の確率変動が生じる。すなわち、確率変動図柄の組
合せにより大当りとなった場合には、その大当り以降、
少なくとも大当りが2回発生するまでの間、繰返し継続
制御が行なわれていない遊技者にとって不利な第2の状
態において高確率状態となる。2回目の確率変動が発生
しているときまでに大当りとなった図柄の組合せが確率
変動図柄の組合せでなかった場合、大当りに伴う繰返し
継続制御終了後、確率変動の生じていない状態に戻る。
は、確率変動図柄の組合せに基づいて大当りが発生し
て、所定回数の繰返し継続制御がすべて終了した後に1
回目の確率変動が生じ、さらに、その後大当りが発生し
て、所定回数の繰返し継続制御がすべて終了した後に2
回目の確率変動が生じる。1回目または2回目の確率変
動時に発生した大当りが確率変動図柄の組合せによるも
のである場合には、その大当り以降、改めて1回目、2
回目の確率変動が生じる。すなわち、確率変動図柄の組
合せにより大当りとなった場合には、その大当り以降、
少なくとも大当りが2回発生するまでの間、繰返し継続
制御が行なわれていない遊技者にとって不利な第2の状
態において高確率状態となる。2回目の確率変動が発生
しているときまでに大当りとなった図柄の組合せが確率
変動図柄の組合せでなかった場合、大当りに伴う繰返し
継続制御終了後、確率変動の生じていない状態に戻る。
【0057】また、このパチンコ遊技機6では前述した
2回目の高確率状態中に大当りが発生して、所定の繰返
し継続制御が終了して確率の変動していない状態に戻っ
た際、可変始動口装置14に設けられた前記普通図柄表
示器における普通図柄の変動時間(可変表示時間)を短
縮する制御(以下、変動時間短縮制御)が行なわれる。
変動時間短縮制御は、前述した大当り状態の終了後、可
変表示装置が60回の可変表示をするまで継続される。
このような変動時間短縮制御が行なわれると、可変始動
口装置14が頻繁に開くため、大当りが発生する確率は
向上していなくとも短時間で大当りが発生しやすくな
り、遊技者に有利な状態となる。このように、大当りが
発生する確率を直接向上させることなく、短期間のうち
に大当りが発生しやすくなるように調整された遊技状態
を特に普電開放向上状態と呼ぶ。さらに、普電開放向上
状態でも高確率状態でもなく、また大当り状態(特定遊
技状態)でもない状態を特に通常状態と呼ぶ。
2回目の高確率状態中に大当りが発生して、所定の繰返
し継続制御が終了して確率の変動していない状態に戻っ
た際、可変始動口装置14に設けられた前記普通図柄表
示器における普通図柄の変動時間(可変表示時間)を短
縮する制御(以下、変動時間短縮制御)が行なわれる。
変動時間短縮制御は、前述した大当り状態の終了後、可
変表示装置が60回の可変表示をするまで継続される。
このような変動時間短縮制御が行なわれると、可変始動
口装置14が頻繁に開くため、大当りが発生する確率は
向上していなくとも短時間で大当りが発生しやすくな
り、遊技者に有利な状態となる。このように、大当りが
発生する確率を直接向上させることなく、短期間のうち
に大当りが発生しやすくなるように調整された遊技状態
を特に普電開放向上状態と呼ぶ。さらに、普電開放向上
状態でも高確率状態でもなく、また大当り状態(特定遊
技状態)でもない状態を特に通常状態と呼ぶ。
【0058】普通図柄の変動時間(可変表示時間)は通
常状態においては30秒、変動時間短縮制御がなされる
普電開放向上状態においては5秒になる。
常状態においては30秒、変動時間短縮制御がなされる
普電開放向上状態においては5秒になる。
【0059】なお、パチンコ遊技機6では、大当りが発
生する確率を直接向上させることなく、短期間のうちに
大当りが発生しやすくなるように調整された普電開放向
上状態を構成するのに変動時間短縮制御が行なわれるよ
うに構成したが、その他の手段を用いることも可能であ
る。たとえば、可変始動口装置14への始動入賞を容易
にするために、普通図柄の可変停止結果に基づいて開成
する可変始動口装置14の開成時間が長くなるように制
御する開成時間延長制御がなされるように構成したり、
あるいは、可変始動口装置14の開成回数が多く(たと
えば通常状態は1回に対して普電開放向上状態は2回と
なるようにする)なるように制御する開成回数増加制御
がなされるように構成したりすることが考えられる。あ
るいは、変動時間短縮制御と開成時間延長制御と開成回
数増加制御とを組合せて普電開放向上状態を構成しても
よい。
生する確率を直接向上させることなく、短期間のうちに
大当りが発生しやすくなるように調整された普電開放向
上状態を構成するのに変動時間短縮制御が行なわれるよ
うに構成したが、その他の手段を用いることも可能であ
る。たとえば、可変始動口装置14への始動入賞を容易
にするために、普通図柄の可変停止結果に基づいて開成
する可変始動口装置14の開成時間が長くなるように制
御する開成時間延長制御がなされるように構成したり、
あるいは、可変始動口装置14の開成回数が多く(たと
えば通常状態は1回に対して普電開放向上状態は2回と
なるようにする)なるように制御する開成回数増加制御
がなされるように構成したりすることが考えられる。あ
るいは、変動時間短縮制御と開成時間延長制御と開成回
数増加制御とを組合せて普電開放向上状態を構成しても
よい。
【0060】さらに本実施の形態に示すパチンコ遊技機
6において大当りとなる特別図柄の組合せを構成する図
柄の中に、「ラッキーナンバー」と呼ばれる特定の図柄
が含まれている。通常、大当りが発生することにより獲
得した賞球は、一旦景品などに交換しなければならず、
したがってその賞球を直接遊技に使用することはできな
い。しかしながら、ラッキーナンバーで大当りが発生し
た場合には、獲得した賞球を直接遊技に使用することが
可能となる。このようなラッキーナンバーで大当りが発
生して特定遊技状態に移行することを特にラッキースタ
ートと呼ぶ。
6において大当りとなる特別図柄の組合せを構成する図
柄の中に、「ラッキーナンバー」と呼ばれる特定の図柄
が含まれている。通常、大当りが発生することにより獲
得した賞球は、一旦景品などに交換しなければならず、
したがってその賞球を直接遊技に使用することはできな
い。しかしながら、ラッキーナンバーで大当りが発生し
た場合には、獲得した賞球を直接遊技に使用することが
可能となる。このようなラッキーナンバーで大当りが発
生して特定遊技状態に移行することを特にラッキースタ
ートと呼ぶ。
【0061】図8は、図7に示したパチンコ遊技機6と
カード玉貸機5の背面図である。
カード玉貸機5の背面図である。
【0062】カード玉貸機5内には、カード処理器制御
部(図示省略)とカードリーダライタ制御部(図示省
略)と玉貸機ボックス制御部(図示省略)とが設けられ
ている。カード処理器制御部とインタフェース基板59
とは電気的に接続されており、カード処理器制御部とイ
ンタフェース基板59とが互いに情報の送受信ができる
ように構成されている。また、このインタフェース基板
59と払出し制御基板ボックス58内に収納されている
払出し制御基板とが電気的に接続されている。さらに、
インタフェース基板59と中継基板61とが電気的に接
続されており、中継基板61と、遊技制御基板ボックス
54内に収納されている遊技制御用基板(図示せず)、
および賞球払出しユニット53が、それぞれ電気的に接
続されている。
部(図示省略)とカードリーダライタ制御部(図示省
略)と玉貸機ボックス制御部(図示省略)とが設けられ
ている。カード処理器制御部とインタフェース基板59
とは電気的に接続されており、カード処理器制御部とイ
ンタフェース基板59とが互いに情報の送受信ができる
ように構成されている。また、このインタフェース基板
59と払出し制御基板ボックス58内に収納されている
払出し制御基板とが電気的に接続されている。さらに、
インタフェース基板59と中継基板61とが電気的に接
続されており、中継基板61と、遊技制御基板ボックス
54内に収納されている遊技制御用基板(図示せず)、
および賞球払出しユニット53が、それぞれ電気的に接
続されている。
【0063】さらに、上皿39(図7参照)に設けられ
ている各種表示器や各種操作ボタンのスイッチがインタ
フェース基板59に接続されている。
ている各種表示器や各種操作ボタンのスイッチがインタ
フェース基板59に接続されている。
【0064】カード玉貸機5において、所定の貸玉額が
入力設定されれば、設定された貸玉額がカード処理器制
御部に記憶される。遊技者は遊技カード100をカード
挿入口50に挿入して玉貸動作を行なえば、玉貸額分の
打玉が上皿39内に供給されるとともに、挿入されてい
る遊技カード100から所定の単位額が玉貸額に相当す
るまで繰返し減額される。また、玉貸機ボックス制御部
にカード玉貸機5の番号である玉貸機番号が設定され
る。なお、カードリーダライタ制御部はカード挿入口5
0から挿入された遊技カード100の記録データを読取
ったり書換えたりするための制御部である。
入力設定されれば、設定された貸玉額がカード処理器制
御部に記憶される。遊技者は遊技カード100をカード
挿入口50に挿入して玉貸動作を行なえば、玉貸額分の
打玉が上皿39内に供給されるとともに、挿入されてい
る遊技カード100から所定の単位額が玉貸額に相当す
るまで繰返し減額される。また、玉貸機ボックス制御部
にカード玉貸機5の番号である玉貸機番号が設定され
る。なお、カードリーダライタ制御部はカード挿入口5
0から挿入された遊技カード100の記録データを読取
ったり書換えたりするための制御部である。
【0065】賞球払出しユニット53には、払出しモー
タ(図示省略)が設けられており、玉誘導レール57b
から供給されてきた打玉がこの払出しモータの回転力に
より横送りされ、その横送りされた打玉が1つずつ下方
に落下して、上皿39内に払出される。玉誘導レール5
7bは、玉タンク57a内の貯留玉を2列に整列させな
がら流下させるものであり、その2列の流下経路にそれ
ぞれタンク玉切れスイッチ(図示省略)とレール玉切れ
スイッチ(図示省略)とが設けられており、玉タンク5
7a内の貯留玉がなくなったこと、および玉誘導レール
57b上の流下玉がなくなったことが検出され、その検
出信号が払出し制御基板ボックス58内の払出し制御基
板に入力される。
タ(図示省略)が設けられており、玉誘導レール57b
から供給されてきた打玉がこの払出しモータの回転力に
より横送りされ、その横送りされた打玉が1つずつ下方
に落下して、上皿39内に払出される。玉誘導レール5
7bは、玉タンク57a内の貯留玉を2列に整列させな
がら流下させるものであり、その2列の流下経路にそれ
ぞれタンク玉切れスイッチ(図示省略)とレール玉切れ
スイッチ(図示省略)とが設けられており、玉タンク5
7a内の貯留玉がなくなったこと、および玉誘導レール
57b上の流下玉がなくなったことが検出され、その検
出信号が払出し制御基板ボックス58内の払出し制御基
板に入力される。
【0066】遊技球貯留タンク57aには、遊技機設置
島から補給玉が補給装置(図示省略)を介して補給され
る。この遊技球貯留タンク57aに供給される補給玉が
補給装置内の補給玉検出器により検出されるのであり、
所定個数(たとえば10個)の補給玉が供給されたこと
を検出して1パルスの検出信号がこの補給玉検出器から
出力される。カード玉貸機5からの玉貸要求信号を受け
て遊技球貯留タンク57a内の補給玉を上皿39内に払
出すのではなく、遊技者が玉貸器から購入してきた打玉
を上皿39内に投入して遊技を行なう従来の一般的なパ
チンコ遊技機の場合には、前記補給装置から出力される
出力信号が管理装置に送信され、管理装置ではその送信
されてきた検出信号に基づいて遊技場にとって不利益と
なる不利益球数を検出する。ところが、本実施の形態の
ように、カード玉貸機5からの玉貸要求信号に基づいて
遊技球貯留タンク57a内の貯留玉の一部を上皿39内
に払出す方式のパチンコ遊技機においては、その遊技場
にとって何ら不利益球数とはならない貸玉が遊技球貯留
タンク57aに供給されることになり、その供給された
貸玉が補給玉貸検出器により検出されて不利益球数情報
として管理装置に入力されてしまう結果、管理装置で正
確な不利益球数を検出できないという不都合が生じる。
そこで、パチンコ遊技機6においては、打玉の入賞に基
づいて払出される景品玉が所定個数(たとえば10個)
に達する前に払出し制御基板から所定のパルス信号を出
力してその所定のパルス信号が情報出力端子62から管
理装置に伝送されるように構成されている。このように
構成することにより、打玉の貸出については何ら不利益
球数情報としてのパルス信号が管理装置に出力されるこ
となく、入賞に伴う景品玉の払出しに関してのみパルス
信号が管理装置に送信され、管理装置では正確な不利益
球数情報を集計できる。
島から補給玉が補給装置(図示省略)を介して補給され
る。この遊技球貯留タンク57aに供給される補給玉が
補給装置内の補給玉検出器により検出されるのであり、
所定個数(たとえば10個)の補給玉が供給されたこと
を検出して1パルスの検出信号がこの補給玉検出器から
出力される。カード玉貸機5からの玉貸要求信号を受け
て遊技球貯留タンク57a内の補給玉を上皿39内に払
出すのではなく、遊技者が玉貸器から購入してきた打玉
を上皿39内に投入して遊技を行なう従来の一般的なパ
チンコ遊技機の場合には、前記補給装置から出力される
出力信号が管理装置に送信され、管理装置ではその送信
されてきた検出信号に基づいて遊技場にとって不利益と
なる不利益球数を検出する。ところが、本実施の形態の
ように、カード玉貸機5からの玉貸要求信号に基づいて
遊技球貯留タンク57a内の貯留玉の一部を上皿39内
に払出す方式のパチンコ遊技機においては、その遊技場
にとって何ら不利益球数とはならない貸玉が遊技球貯留
タンク57aに供給されることになり、その供給された
貸玉が補給玉貸検出器により検出されて不利益球数情報
として管理装置に入力されてしまう結果、管理装置で正
確な不利益球数を検出できないという不都合が生じる。
そこで、パチンコ遊技機6においては、打玉の入賞に基
づいて払出される景品玉が所定個数(たとえば10個)
に達する前に払出し制御基板から所定のパルス信号を出
力してその所定のパルス信号が情報出力端子62から管
理装置に伝送されるように構成されている。このように
構成することにより、打玉の貸出については何ら不利益
球数情報としてのパルス信号が管理装置に出力されるこ
となく、入賞に伴う景品玉の払出しに関してのみパルス
信号が管理装置に送信され、管理装置では正確な不利益
球数情報を集計できる。
【0067】遊技制御基板ボックス54内に構成されて
いる遊技制御用基板は、可変表示装置91(図7参照)
の可変表示部92を構成する画像表示装置55、および
中継基板61の情報中継端子82と配線により接続され
ている。遊技制御基板ボックス54の背面右側には、キ
ースイッチよりなる確率設定スイッチ(図示省略)が設
けられている。この確率設定スイッチは、可変表示装置
91の可変停止時の表示結果が特定の識別情報の組合せ
となる確率、すなわち大当りが発生する確率を可変設定
するものであり、ノーマル位置,設定位置,確認位置の
3つの位置に切換操作ができる。この確率設定スイッチ
に所定の鍵を挿入して切換操作することにより確率が変
更できるのであり、この切換操作回数に応じて、3段階
に大当り確率を切換設定することができる。なお、確率
設定スイッチは、キースイッチに代えて、たとえばスラ
イドスイッチ,押釦スイッチ,スナップスイッチ,プッ
シュプルスイッチ,ロータリスイッチ,デジタルスイッ
チなどであってもよい。
いる遊技制御用基板は、可変表示装置91(図7参照)
の可変表示部92を構成する画像表示装置55、および
中継基板61の情報中継端子82と配線により接続され
ている。遊技制御基板ボックス54の背面右側には、キ
ースイッチよりなる確率設定スイッチ(図示省略)が設
けられている。この確率設定スイッチは、可変表示装置
91の可変停止時の表示結果が特定の識別情報の組合せ
となる確率、すなわち大当りが発生する確率を可変設定
するものであり、ノーマル位置,設定位置,確認位置の
3つの位置に切換操作ができる。この確率設定スイッチ
に所定の鍵を挿入して切換操作することにより確率が変
更できるのであり、この切換操作回数に応じて、3段階
に大当り確率を切換設定することができる。なお、確率
設定スイッチは、キースイッチに代えて、たとえばスラ
イドスイッチ,押釦スイッチ,スナップスイッチ,プッ
シュプルスイッチ,ロータリスイッチ,デジタルスイッ
チなどであってもよい。
【0068】図中60は打球ユニットであり、遊技者が
打球操作ハンドル44を操作することにより作動して、
上皿39内の打玉を1つずつ遊技領域90内に発射する
ためのものである。また、電源基板52にはパチンコ遊
技機6の電源スイッチ56が設けられている。この電源
スイッチ56を操作することにより電源を一旦切った後
再投入することができ、電源の立上げに伴い遊技制御用
基板の遊技制御マイクロコンピュータをリセットするこ
とができる。
打球操作ハンドル44を操作することにより作動して、
上皿39内の打玉を1つずつ遊技領域90内に発射する
ためのものである。また、電源基板52にはパチンコ遊
技機6の電源スイッチ56が設けられている。この電源
スイッチ56を操作することにより電源を一旦切った後
再投入することができ、電源の立上げに伴い遊技制御用
基板の遊技制御マイクロコンピュータをリセットするこ
とができる。
【0069】中継基板61の情報中継端子82には、遊
技制御用基板から後述する大当り情報や確率変動情報、
有効始動情報、普通図柄の変動時間が短縮制御されてい
るか否か、または、可変始動口装置14の開成時間延長
制御がなされているか否かを示す普電開放向上状態情報
などの遊技制御に関連する各種遊技情報が伝送される。
情報中継端子82に入力された大当り情報は情報出力端
子62を介して遊技機外部へ出力されて、ホールコンピ
ュータ9に送信される。また、有効始動情報は情報出力
端子63から、確率変動情報は情報出力端子64から、
普電開放向上情報は情報中継端子78からそれぞれ外部
出力される。
技制御用基板から後述する大当り情報や確率変動情報、
有効始動情報、普通図柄の変動時間が短縮制御されてい
るか否か、または、可変始動口装置14の開成時間延長
制御がなされているか否かを示す普電開放向上状態情報
などの遊技制御に関連する各種遊技情報が伝送される。
情報中継端子82に入力された大当り情報は情報出力端
子62を介して遊技機外部へ出力されて、ホールコンピ
ュータ9に送信される。また、有効始動情報は情報出力
端子63から、確率変動情報は情報出力端子64から、
普電開放向上情報は情報中継端子78からそれぞれ外部
出力される。
【0070】図9は、カード販売機を示す正面図であ
る。このカード販売機4は、その上方部分に、1000
円,2000円,3000円,5000円,10000
円の5種類の遊技カードの実物が視認可能となるように
設けられている。そして、遊技者が、紙幣を紙幣挿入口
301に挿入することにより、その挿入された紙幣が紙
幣処理装置302により読取られる。そしてその紙幣処
理装置302が適正な紙幣であると判断した場合には、
その挿入された紙幣の金額の範囲内で購入可能な額を表
示するランプ305a〜305eが点灯する。そして挿
入された紙幣がストッカ303内に収納される。たとえ
ば、遊技者が5000円の紙幣を挿入すれば、ランプ3
05dが点灯することとなる。この状態で、遊技者がラ
ンプ305a〜305eの点灯している範囲内の選択ボ
タン306a〜306eを押圧操作すれば、その選択さ
れた額の遊技カード100がカード発行口309から遊
技者に排出される。なお図中304は紙幣挿入口301
に投入された紙幣の投入額を表示する投入額表示器であ
る。また、前記カード発行口309から発行するための
遊技カード100は遊技カードストッカ307に収納さ
れており、遊技カード発行処理装置308がその収納し
ている遊技カード100を取出して所定のカード情報を
記録した後カード発行口309から発行する。カードを
発行し終わった段階で、釣銭がある場合には、釣銭スト
ッカ310に収納されている釣銭を釣銭排出処理装置3
11が釣銭排出口312から排出する。このカード販売
機4は、制御部313を有しており、この制御部313
により遊技カード100の販売制御動作が行なわれる。
る。このカード販売機4は、その上方部分に、1000
円,2000円,3000円,5000円,10000
円の5種類の遊技カードの実物が視認可能となるように
設けられている。そして、遊技者が、紙幣を紙幣挿入口
301に挿入することにより、その挿入された紙幣が紙
幣処理装置302により読取られる。そしてその紙幣処
理装置302が適正な紙幣であると判断した場合には、
その挿入された紙幣の金額の範囲内で購入可能な額を表
示するランプ305a〜305eが点灯する。そして挿
入された紙幣がストッカ303内に収納される。たとえ
ば、遊技者が5000円の紙幣を挿入すれば、ランプ3
05dが点灯することとなる。この状態で、遊技者がラ
ンプ305a〜305eの点灯している範囲内の選択ボ
タン306a〜306eを押圧操作すれば、その選択さ
れた額の遊技カード100がカード発行口309から遊
技者に排出される。なお図中304は紙幣挿入口301
に投入された紙幣の投入額を表示する投入額表示器であ
る。また、前記カード発行口309から発行するための
遊技カード100は遊技カードストッカ307に収納さ
れており、遊技カード発行処理装置308がその収納し
ている遊技カード100を取出して所定のカード情報を
記録した後カード発行口309から発行する。カードを
発行し終わった段階で、釣銭がある場合には、釣銭スト
ッカ310に収納されている釣銭を釣銭排出処理装置3
11が釣銭排出口312から排出する。このカード販売
機4は、制御部313を有しており、この制御部313
により遊技カード100の販売制御動作が行なわれる。
【0071】図10は、カードチェッカを示す正面図で
ある。カードチェッカ7には、カード挿入・排出口20
0とカードリーダライタ201と表示器202と制御部
203と通信部204とが設けられている。制御部20
3は、カードリーダライタ201,表示器202,通信
部204を制御する。
ある。カードチェッカ7には、カード挿入・排出口20
0とカードリーダライタ201と表示器202と制御部
203と通信部204とが設けられている。制御部20
3は、カードリーダライタ201,表示器202,通信
部204を制御する。
【0072】遊技者が遊技カード100をカード挿入・
排出口200に挿入すれば、その挿入された遊技カード
に記録されているカード番号やカード情報がカードリー
ダライタ201によって読取られる。そして後述するよ
うに、その読取った情報に基づいてカードチェッカ7は
所定の情報を通信部204からカード管理コンピュータ
8や地域管理センター2に出力したり、逆にカード管理
コンピュータ8や地域管理センター2から所定の情報を
通信部204を介して入力する。カードチェッカ7は、
挿入された遊技カード100の真偽のチェック等を行な
い、そのチェックの結果等を表示器202により表示す
る。
排出口200に挿入すれば、その挿入された遊技カード
に記録されているカード番号やカード情報がカードリー
ダライタ201によって読取られる。そして後述するよ
うに、その読取った情報に基づいてカードチェッカ7は
所定の情報を通信部204からカード管理コンピュータ
8や地域管理センター2に出力したり、逆にカード管理
コンピュータ8や地域管理センター2から所定の情報を
通信部204を介して入力する。カードチェッカ7は、
挿入された遊技カード100の真偽のチェック等を行な
い、そのチェックの結果等を表示器202により表示す
る。
【0073】図11は、遊技カードの正面図を示し、
(A)は販売時の遊技カードの正面であり、(B)は販
売元と異なる遊技場のカードチェッカを通過した遊技カ
ードが示されている。
(A)は販売時の遊技カードの正面であり、(B)は販
売元と異なる遊技場のカードチェッカを通過した遊技カ
ードが示されている。
【0074】販売時の遊技カード100は、(A)に示
すように、遊技カード100の破線で示すように、所定
の印刷109が施されており、遊技カード(A)のよう
に販売された遊技場を特定する印刷(A)が施されてい
る。また遊技カード100の額面を表示する1000
(度数10+1)が印刷されている。この+1は、プレ
ミアム(以下単にプレミアという)であり、この遊技カ
ード100が販売されたA遊技場で使用されるかぎり、
1000円に相当する度数(10)にさらにおまけとし
て1がプラスされ、度数1だけ遊技者が多く遊技に使用
できるように構成されている。
すように、遊技カード100の破線で示すように、所定
の印刷109が施されており、遊技カード(A)のよう
に販売された遊技場を特定する印刷(A)が施されてい
る。また遊技カード100の額面を表示する1000
(度数10+1)が印刷されている。この+1は、プレ
ミアム(以下単にプレミアという)であり、この遊技カ
ード100が販売されたA遊技場で使用されるかぎり、
1000円に相当する度数(10)にさらにおまけとし
て1がプラスされ、度数1だけ遊技者が多く遊技に使用
できるように構成されている。
【0075】遊技カード100には、磁気ストライプが
形成されており、その磁気ストライプには、セキュリテ
ィコード101,カード番号205,カード販売店コー
ド102,最終移動店コード103,カード残額10
4,プレミア残額105,有効期限106,チェッカ通
過有無107,変換情報108が記録されている。セキ
ュリティコード101は、この遊技カード100のセキ
ュリティを向上させるためのデータである。カード番号
205は、この遊技カード100を背番号管理するため
の番号であり、遊技カード100毎に異なった通し番号
が付されており、当該遊技カード100と他の遊技カー
ド100とを区別して識別するためのデータである。カ
ード販売店コード102とは、この遊技カード100が
販売された遊技場を特定するためのデータであり、この
遊技カード100はA遊技場で販売されたために、カー
ド販売店コードはAとなっている。最終移動店コード1
03は、この遊技カード100が他の遊技場へ移動して
使用された場合のその最終的に移動して使用された移動
先の遊技場を特定するためのデータであり、この(A)
に示す遊技カード100は、未だに他の遊技場に移動し
ていないために、最終移動店コードはAとなっている。
なお、他の遊技場への移動がなされるまではこの最終移
動店コード103には何も記録しないようにしてもよ
い。カード残額104は、遊技カード100が遊技に使
用できる残りの使用残額であり、実際には度数データが
記録されている。プレミア残額105は、前述したプレ
ミアの残額であり、度数データで記録される。有効期限
106は、この遊技カード100が遊技に使用できる有
効期限を記録しており、1カ月程度の有効期限となるよ
うに構成されている。チェッカ通過有無107は、一旦
カードチェッカ7に挿入されてカードチェッカを通過し
たカードであるか否かを特定するデータである。変換情
報108は、遊技カード100が他の遊技場に移動して
使用された場合カード残額の変換が行なわれるのである
がその変換回数または移動した遊技場の履歴等を特定す
る情報である。
形成されており、その磁気ストライプには、セキュリテ
ィコード101,カード番号205,カード販売店コー
ド102,最終移動店コード103,カード残額10
4,プレミア残額105,有効期限106,チェッカ通
過有無107,変換情報108が記録されている。セキ
ュリティコード101は、この遊技カード100のセキ
ュリティを向上させるためのデータである。カード番号
205は、この遊技カード100を背番号管理するため
の番号であり、遊技カード100毎に異なった通し番号
が付されており、当該遊技カード100と他の遊技カー
ド100とを区別して識別するためのデータである。カ
ード販売店コード102とは、この遊技カード100が
販売された遊技場を特定するためのデータであり、この
遊技カード100はA遊技場で販売されたために、カー
ド販売店コードはAとなっている。最終移動店コード1
03は、この遊技カード100が他の遊技場へ移動して
使用された場合のその最終的に移動して使用された移動
先の遊技場を特定するためのデータであり、この(A)
に示す遊技カード100は、未だに他の遊技場に移動し
ていないために、最終移動店コードはAとなっている。
なお、他の遊技場への移動がなされるまではこの最終移
動店コード103には何も記録しないようにしてもよ
い。カード残額104は、遊技カード100が遊技に使
用できる残りの使用残額であり、実際には度数データが
記録されている。プレミア残額105は、前述したプレ
ミアの残額であり、度数データで記録される。有効期限
106は、この遊技カード100が遊技に使用できる有
効期限を記録しており、1カ月程度の有効期限となるよ
うに構成されている。チェッカ通過有無107は、一旦
カードチェッカ7に挿入されてカードチェッカを通過し
たカードであるか否かを特定するデータである。変換情
報108は、遊技カード100が他の遊技場に移動して
使用された場合カード残額の変換が行なわれるのである
がその変換回数または移動した遊技場の履歴等を特定す
る情報である。
【0076】販売元と異なる遊技場のカードチェッカを
遊技カード100が通過した場合には、図11(B)に
示すように、カードの印刷109の(A)が消されて移
動先である遊技場を特定する(B)が書込まれる。また
他の遊技場に移動された場合にプレミアが消去されるた
めに、プレミア分の「+1」が消される。
遊技カード100が通過した場合には、図11(B)に
示すように、カードの印刷109の(A)が消されて移
動先である遊技場を特定する(B)が書込まれる。また
他の遊技場に移動された場合にプレミアが消去されるた
めに、プレミア分の「+1」が消される。
【0077】そして、前述した最終移動店コードが移動
先のBに書換えられ、プレミア残額105が「0」に書
換えられる。また変換情報108が移動に伴って更新さ
れる。
先のBに書換えられ、プレミア残額105が「0」に書
換えられる。また変換情報108が移動に伴って更新さ
れる。
【0078】図12は、カード販売機のカード販売制御
動作を示すフローチャートである。まずステップS(以
下単にSという)1には、販売可能な状態になっている
か否かの判断がなされ、なっていない場合にはS2に進
み、中止表示(表示器は図示しない)を行なう。また販
売可能な状態になっている場合にはS3に進み、販売中
である旨の表示(表示器は図示しない)が行なわれる。
次にS4に進み、遊技カードが売切れになっているか否
かの判断がなされ、前述した5種類の額面の遊技カード
のうち1種類でも売切れが発生していればS5に進み、
その売切れとなっている遊技カードが売切れである旨の
表示(表示器は図示しない)を行なう処理がなされてS
6に進む。5種類の額面の遊技カードのすべてが売切れ
でない場合はS6に進み、紙幣の投入があったか否かの
判断がなされ、あるまで待機する。
動作を示すフローチャートである。まずステップS(以
下単にSという)1には、販売可能な状態になっている
か否かの判断がなされ、なっていない場合にはS2に進
み、中止表示(表示器は図示しない)を行なう。また販
売可能な状態になっている場合にはS3に進み、販売中
である旨の表示(表示器は図示しない)が行なわれる。
次にS4に進み、遊技カードが売切れになっているか否
かの判断がなされ、前述した5種類の額面の遊技カード
のうち1種類でも売切れが発生していればS5に進み、
その売切れとなっている遊技カードが売切れである旨の
表示(表示器は図示しない)を行なう処理がなされてS
6に進む。5種類の額面の遊技カードのすべてが売切れ
でない場合はS6に進み、紙幣の投入があったか否かの
判断がなされ、あるまで待機する。
【0079】そして、遊技者が紙幣を投入すればS7に
進み、その投入された紙幣が適正な紙幣であるか否かの
判断がなされ、適正でない異常紙幣であればS8に進
み、その挿入された紙幣を返却してS6に戻る。一方、
挿入紙幣が適正な紙幣であった場合にはS9に進み、そ
の挿入された紙幣の金額を記憶する処理がなされ、S1
0により挿入された紙幣の金額を投入額表示器304に
より表示する処理がなされる。次にS11に進み、選択
ボタン306a〜306eが操作されたか否かの判断が
なされ、操作されるまで待機する。そして操作された段
階でS12に進み、その操作された遊技カード100が
売切れであるか否かの判断がなされ、売切れの場合には
S11に戻るが、売切れでない場合にはS13に進み、
投入金額≧選択されたカードの額面 を判断し、選択さ
れたカードの額面よりも投入金額の方が少ない場合には
S11に進むが、投入金額の方が多い場合にはS14に
進み、取消ボタン(図示しない)が押圧されたか否かの
判断がなされる。そして所定時間内に取消ボタンが押圧
されればS11に戻るが、押圧されなければS15に進
み、その選択された遊技カード100が販売された旨を
表わすカード売上情報Aをカード管理コンピュータ8と
ホールコンピュータ9とに出力する処理がなされる(図
3参照)。
進み、その投入された紙幣が適正な紙幣であるか否かの
判断がなされ、適正でない異常紙幣であればS8に進
み、その挿入された紙幣を返却してS6に戻る。一方、
挿入紙幣が適正な紙幣であった場合にはS9に進み、そ
の挿入された紙幣の金額を記憶する処理がなされ、S1
0により挿入された紙幣の金額を投入額表示器304に
より表示する処理がなされる。次にS11に進み、選択
ボタン306a〜306eが操作されたか否かの判断が
なされ、操作されるまで待機する。そして操作された段
階でS12に進み、その操作された遊技カード100が
売切れであるか否かの判断がなされ、売切れの場合には
S11に戻るが、売切れでない場合にはS13に進み、
投入金額≧選択されたカードの額面 を判断し、選択さ
れたカードの額面よりも投入金額の方が少ない場合には
S11に進むが、投入金額の方が多い場合にはS14に
進み、取消ボタン(図示しない)が押圧されたか否かの
判断がなされる。そして所定時間内に取消ボタンが押圧
されればS11に戻るが、押圧されなければS15に進
み、その選択された遊技カード100が販売された旨を
表わすカード売上情報Aをカード管理コンピュータ8と
ホールコンピュータ9とに出力する処理がなされる(図
3参照)。
【0080】そして、S16に進み、その選択された遊
技カード100を遊技者に排出する処理がなされてS1
7に進み、釣銭があるか否かの判断がなされ、ない場合
にはS1に戻るが、ある場合にはS18による釣銭の払
出処理が行なわれた後にS1に戻る。
技カード100を遊技者に排出する処理がなされてS1
7に進み、釣銭があるか否かの判断がなされ、ない場合
にはS1に戻るが、ある場合にはS18による釣銭の払
出処理が行なわれた後にS1に戻る。
【0081】図13は、カード玉貸機のカード玉貸制御
動作を示すフローチャートである。なお、各種情報の流
れに関しては図3を参照して説明する。S101により
遊技カードが挿入されたか否かの判断がなされ、挿入さ
れていない場合にはS102に進み、既に遊技カードが
挿入中であるか否かの判断がなされ、挿入中でない場合
にはそのまま制御が終了する。一方遊技者が遊技カード
100をカード挿入・排出口50に挿入すれば、S10
1によりYESの判断がなされS103に進み、挿入さ
れたカードが遊技カードであるか否かの判断がなされ、
遊技カードでない場合にはS112に進み挿入カードの
排出が行なわれるが、遊技カードの場合にはS104に
進み、遊技カード100に記録されている最終移動店コ
ードが自店であるか否かの判断がなされ、自店でなけれ
ばS112に進む。一方、最終移動店コード103が自
店の場合にはS105に進み、その挿入された遊技カー
ド100の有効期限を読取って有効期限内であるか否か
の判断がなされる。有効期限内でない場合にはS112
に進むが、有効期限内である場合にはS106に進み、
カード残額104があるか否かの判断がなされ、ある場
合にはS108に進むが、ない場合にはS107に進
み、プレミア残額105があるか否かの判断がなされ、
ない場合にはそのまま制御が終了するが、ある場合はS
108に進む。
動作を示すフローチャートである。なお、各種情報の流
れに関しては図3を参照して説明する。S101により
遊技カードが挿入されたか否かの判断がなされ、挿入さ
れていない場合にはS102に進み、既に遊技カードが
挿入中であるか否かの判断がなされ、挿入中でない場合
にはそのまま制御が終了する。一方遊技者が遊技カード
100をカード挿入・排出口50に挿入すれば、S10
1によりYESの判断がなされS103に進み、挿入さ
れたカードが遊技カードであるか否かの判断がなされ、
遊技カードでない場合にはS112に進み挿入カードの
排出が行なわれるが、遊技カードの場合にはS104に
進み、遊技カード100に記録されている最終移動店コ
ードが自店であるか否かの判断がなされ、自店でなけれ
ばS112に進む。一方、最終移動店コード103が自
店の場合にはS105に進み、その挿入された遊技カー
ド100の有効期限を読取って有効期限内であるか否か
の判断がなされる。有効期限内でない場合にはS112
に進むが、有効期限内である場合にはS106に進み、
カード残額104があるか否かの判断がなされ、ある場
合にはS108に進むが、ない場合にはS107に進
み、プレミア残額105があるか否かの判断がなされ、
ない場合にはそのまま制御が終了するが、ある場合はS
108に進む。
【0082】S108では、玉貸要求があったか否かの
判断がなされ、ない場合にはS109に進み、返却要求
があったか否かの判断がなされ、ない場合にはS108
に戻る。S108,S109のループの巡回途中で、遊
技者が玉貸要求操作を行えばS114に進み、玉払出要
求信号Cを遊技機6に出力する処理がなされる。この玉
貸要求信号Cは、玉貸要求があった場合の玉貸要求額の
信号も含んでいるが、挿入された遊技カード100に基
づいて貸出すことのできる玉貸額がその玉貸要求額に満
たない場合にはその貸出すことのできる玉貸額の信号を
含むこととなる。遊技機6では、その玉貸要求額または
貸出すことのできる玉貸額に相当する遊技媒体の払出し
を行なう。次にS115に進み、遊技機6から玉払出完
了信号Dの入力があったか否かの判断がなされ、ない場
合にはS116に進み、所定時間が経過したか否かの判
断がなされ、未だに所定期間が経過していない場合には
S115に戻る。このS115,S116のループの巡
回途中で、所定時間が経過したにもかかわらず遊技機6
から玉払出完了信号Dの入力がなかった場合にはS11
7に進み、エラー表示がなされた後に制御が終了する。
一方、所定時間が経過する前に玉払出完了信号Dの入力
があった場合にはS118に進み、払出した玉に相当す
る額だけカード残額から減算する処理がなされ、S11
9に進み、その減算額を含む使用情報Bをカード管理コ
ンピュータ8に出力する処理がなされた後に制御が終了
する。
判断がなされ、ない場合にはS109に進み、返却要求
があったか否かの判断がなされ、ない場合にはS108
に戻る。S108,S109のループの巡回途中で、遊
技者が玉貸要求操作を行えばS114に進み、玉払出要
求信号Cを遊技機6に出力する処理がなされる。この玉
貸要求信号Cは、玉貸要求があった場合の玉貸要求額の
信号も含んでいるが、挿入された遊技カード100に基
づいて貸出すことのできる玉貸額がその玉貸要求額に満
たない場合にはその貸出すことのできる玉貸額の信号を
含むこととなる。遊技機6では、その玉貸要求額または
貸出すことのできる玉貸額に相当する遊技媒体の払出し
を行なう。次にS115に進み、遊技機6から玉払出完
了信号Dの入力があったか否かの判断がなされ、ない場
合にはS116に進み、所定時間が経過したか否かの判
断がなされ、未だに所定期間が経過していない場合には
S115に戻る。このS115,S116のループの巡
回途中で、所定時間が経過したにもかかわらず遊技機6
から玉払出完了信号Dの入力がなかった場合にはS11
7に進み、エラー表示がなされた後に制御が終了する。
一方、所定時間が経過する前に玉払出完了信号Dの入力
があった場合にはS118に進み、払出した玉に相当す
る額だけカード残額から減算する処理がなされ、S11
9に進み、その減算額を含む使用情報Bをカード管理コ
ンピュータ8に出力する処理がなされた後に制御が終了
する。
【0083】S108,S109のループの巡回途中で
遊技者が返却要求操作を行なった場合にはS110に進
み、カード残額を挿入されている遊技カード100に記
録して新たなカード残額に更新し、S111に進み、チ
ェッカ通過有無107の記録を消去し、S112に進
み、遊技カード100を排出する処理がなされた後に制
御が終了する。
遊技者が返却要求操作を行なった場合にはS110に進
み、カード残額を挿入されている遊技カード100に記
録して新たなカード残額に更新し、S111に進み、チ
ェッカ通過有無107の記録を消去し、S112に進
み、遊技カード100を排出する処理がなされた後に制
御が終了する。
【0084】一方、既に遊技カードが挿入されている場
合には、S101によりNOの判断がなされてS102
によりYESの判断がなされて直接S106に進む。
合には、S101によりNOの判断がなされてS102
によりYESの判断がなされて直接S106に進む。
【0085】図14は、カードチェッカ7のカードチェ
ック処理制御動作を示すフローチャートである。情報の
流れについては図3に基づいて説明する。S201によ
り、遊技カード100が挿入されたか否かの判断がなさ
れ、挿入されていない場合にはそのまま制御が終了す
る。遊技者が遊技カード100をカード挿入・排出口2
00に挿入すれば、S202に進み、その挿入されたカ
ードが遊技カードであるか否かの判断がなされ、遊技カ
ードでない場合にはS230に進み、その挿入されたカ
ードを排出して制御が終了する。一方、挿入されたカー
ドが遊技カード100であった場合にはS203に進
み、その挿入された遊技カードに記録されている有効期
限106に基づいてその遊技カード100が有効期限内
のものであるか否かの判断がなされ、有効期限内でない
場合にはS204に進み、表示器202によりその旨の
表示がなされた後にS230による挿入カードの排出が
なされる。
ック処理制御動作を示すフローチャートである。情報の
流れについては図3に基づいて説明する。S201によ
り、遊技カード100が挿入されたか否かの判断がなさ
れ、挿入されていない場合にはそのまま制御が終了す
る。遊技者が遊技カード100をカード挿入・排出口2
00に挿入すれば、S202に進み、その挿入されたカ
ードが遊技カードであるか否かの判断がなされ、遊技カ
ードでない場合にはS230に進み、その挿入されたカ
ードを排出して制御が終了する。一方、挿入されたカー
ドが遊技カード100であった場合にはS203に進
み、その挿入された遊技カードに記録されている有効期
限106に基づいてその遊技カード100が有効期限内
のものであるか否かの判断がなされ、有効期限内でない
場合にはS204に進み、表示器202によりその旨の
表示がなされた後にS230による挿入カードの排出が
なされる。
【0086】一方、挿入された遊技カード100が有効
期限内のものであった場合にはS205に進み、その挿
入された遊技カードのカード販売店コード102に基づ
いて自店で販売されたカードであるか否かの判断がなさ
れる。自店で販売された遊技カード100を用いて遊技
を行なった後遊技者がその遊技カード100を遊技場外
に持ち去るべくカードチェッカ7に挿入した場合には、
S205によりYESの判断がなされてS221に進
み、照合情報要求情報Gを通信部204からカード管理
コンピュータ8に送信する処理がなされる。次にS22
2に進み、カード管理コンピュータ8から照合情報Hを
受信したか否かの判断がなされ、受信するまで待機す
る。前記照合情報要求情報Gは、前記したようにカード
番号等を含む情報であり、カード管理コンピュータ8
は、カード番号毎にそのカード番号に相当する遊技カー
ド100のカード情報(カード残額等)を記憶してい
る。そして、カード管理コンピュータ8は、送信されて
きた照合情報要求情報Gに含まれているカード番号を手
掛かりにそれに相当するカード情報を割出し、そのカー
ド情報を含む照合情報Hをカードチェッカ7に返信す
る。その照合情報Hの返信を受信すればS223に進
み、その返信されてきた照合情報Hと挿入されている遊
技カード100のカード情報とを照合し、S224によ
り、その照合の結果両者が一致するか否かの判断がなさ
れる。そして一致しない場合にはS225に進み、異常
情報カードである旨をそのカード番号とともに異常カー
ド情報Kとして通信部204からカード管理コンピュー
タ8に出力し、S226に進み、表示器202によるエ
ラー表示を行ない、その後S230によりカードを排出
する。なお、S226によるエラー表示に代えてまたは
それに加えてスピーカ等から警報を発してもよく、また
エラー表示または警報を行なった後異常のあるカードを
機内に取込んでもよい。
期限内のものであった場合にはS205に進み、その挿
入された遊技カードのカード販売店コード102に基づ
いて自店で販売されたカードであるか否かの判断がなさ
れる。自店で販売された遊技カード100を用いて遊技
を行なった後遊技者がその遊技カード100を遊技場外
に持ち去るべくカードチェッカ7に挿入した場合には、
S205によりYESの判断がなされてS221に進
み、照合情報要求情報Gを通信部204からカード管理
コンピュータ8に送信する処理がなされる。次にS22
2に進み、カード管理コンピュータ8から照合情報Hを
受信したか否かの判断がなされ、受信するまで待機す
る。前記照合情報要求情報Gは、前記したようにカード
番号等を含む情報であり、カード管理コンピュータ8
は、カード番号毎にそのカード番号に相当する遊技カー
ド100のカード情報(カード残額等)を記憶してい
る。そして、カード管理コンピュータ8は、送信されて
きた照合情報要求情報Gに含まれているカード番号を手
掛かりにそれに相当するカード情報を割出し、そのカー
ド情報を含む照合情報Hをカードチェッカ7に返信す
る。その照合情報Hの返信を受信すればS223に進
み、その返信されてきた照合情報Hと挿入されている遊
技カード100のカード情報とを照合し、S224によ
り、その照合の結果両者が一致するか否かの判断がなさ
れる。そして一致しない場合にはS225に進み、異常
情報カードである旨をそのカード番号とともに異常カー
ド情報Kとして通信部204からカード管理コンピュー
タ8に出力し、S226に進み、表示器202によるエ
ラー表示を行ない、その後S230によりカードを排出
する。なお、S226によるエラー表示に代えてまたは
それに加えてスピーカ等から警報を発してもよく、また
エラー表示または警報を行なった後異常のあるカードを
機内に取込んでもよい。
【0087】一方、S224により、照合結果異常なし
と判別された場合にはS227に進み、挿入されている
遊技カード100のカード残額104とカード番号と販
売店コード(最終移動店コード)等を残額情報Fとして
地域管理センタ2に送信する処理がなされる。そしてS
228に進み、挿入されている遊技カード100のチェ
ッカ通過有無107の記憶領域にチェッカ通過有りの旨
を記録する処理がなされ、次にS229に進み、挿入さ
れている遊技カード100の有効期限106を延長更新
する処理がなされた後にS230によるカード排出がな
される。
と判別された場合にはS227に進み、挿入されている
遊技カード100のカード残額104とカード番号と販
売店コード(最終移動店コード)等を残額情報Fとして
地域管理センタ2に送信する処理がなされる。そしてS
228に進み、挿入されている遊技カード100のチェ
ッカ通過有無107の記憶領域にチェッカ通過有りの旨
を記録する処理がなされ、次にS229に進み、挿入さ
れている遊技カード100の有効期限106を延長更新
する処理がなされた後にS230によるカード排出がな
される。
【0088】遊技カード100を遊技場外に持ち出した
遊技者がその遊技カードが販売された遊技場以外の他の
遊技場に遊技カード100を持ち込んでカードチェッカ
7に挿入した場合には、S205よりNOの判断がなさ
れてS206に進むこととなる。そして挿入された遊技
カード100のカード残額がない場合にはS207に進
み、その旨を表示器202により表示してS230によ
る挿入カードの排出処理がなされる。一方、挿入カード
にカード残額がある場合にはS208に進み、既に自店
のカードチェッカ7を通してあるか否かの判断がなされ
る。これは、挿入カードの最終移動店コード103に自
店のコードが記録されているか否かで判断する。そして
自店のカードチェッカを通している場合はS221に進
む一方、まだ自店のカードチェッカ7を通していない場
合にはS209に進み、他店のカードチェッカを通して
いるか否かの判断がなされる。この遊技カード100が
ある遊技場において販売された後その遊技場から外に持
ち出す際にカードチェッカ7を通すことなく持ち出した
場合には、チェッカ通過有無107の欄にチェッカ通過
有りのデータが記録されていないためにS209により
NOの判断がなされてS210に進み、その旨を表示器
202により表示する処理がなされた後、S230によ
るカード排出処理がなされる。
遊技者がその遊技カードが販売された遊技場以外の他の
遊技場に遊技カード100を持ち込んでカードチェッカ
7に挿入した場合には、S205よりNOの判断がなさ
れてS206に進むこととなる。そして挿入された遊技
カード100のカード残額がない場合にはS207に進
み、その旨を表示器202により表示してS230によ
る挿入カードの排出処理がなされる。一方、挿入カード
にカード残額がある場合にはS208に進み、既に自店
のカードチェッカ7を通してあるか否かの判断がなされ
る。これは、挿入カードの最終移動店コード103に自
店のコードが記録されているか否かで判断する。そして
自店のカードチェッカを通している場合はS221に進
む一方、まだ自店のカードチェッカ7を通していない場
合にはS209に進み、他店のカードチェッカを通して
いるか否かの判断がなされる。この遊技カード100が
ある遊技場において販売された後その遊技場から外に持
ち出す際にカードチェッカ7を通すことなく持ち出した
場合には、チェッカ通過有無107の欄にチェッカ通過
有りのデータが記録されていないためにS209により
NOの判断がなされてS210に進み、その旨を表示器
202により表示する処理がなされた後、S230によ
るカード排出処理がなされる。
【0089】一方、遊技場から遊技カード100を持ち
出す際にカードチェッカ7を通過させた場合には前記S
228によりカードチェッカ通過の旨が記録されるため
に、そのような遊技カード100を他店に持ち込んでカ
ードチェッカ7に挿入すれば、S209によりYESの
判断がなされてS211に進むこととなる。S211で
は、照合情報要求情報Gを通信部204から地域管理セ
ンタ2に送信する処理がなされる。そして、S212に
進み、照合情報Hを受信したか否かの判断がなされ、受
信するまで待機する。前述したように、照合情報要求情
報Gを地域管理センター2に伝送すれば、その照合情報
要求情報に含まれているカード番号に相当するカード情
報が割出されて地域管理センタ2からカードチェッカ7
に返信されてくるのであり、返信されてきた場合にはS
212によりYESの判断がなされてS213に進み、
その返信されてきた照合情報Hと挿入されている遊技カ
ード100のカード情報とを照合してS214により、
両者一致するか否かの判断がなされる。そして、両者が
一致しない場合には改竄のおそれがあるためにS225
に進み、異常カード情報Kを通信部204からカード管
理コンピュータ8に出力し、S226に進み表示器20
2によりエラー表示をしたりスピーカから警報音を発し
たりした後、S230によるカード排出処理が行なわれ
る。またこの場合にも、カードを排出するのではなく機
内に取込んでもよい。
出す際にカードチェッカ7を通過させた場合には前記S
228によりカードチェッカ通過の旨が記録されるため
に、そのような遊技カード100を他店に持ち込んでカ
ードチェッカ7に挿入すれば、S209によりYESの
判断がなされてS211に進むこととなる。S211で
は、照合情報要求情報Gを通信部204から地域管理セ
ンタ2に送信する処理がなされる。そして、S212に
進み、照合情報Hを受信したか否かの判断がなされ、受
信するまで待機する。前述したように、照合情報要求情
報Gを地域管理センター2に伝送すれば、その照合情報
要求情報に含まれているカード番号に相当するカード情
報が割出されて地域管理センタ2からカードチェッカ7
に返信されてくるのであり、返信されてきた場合にはS
212によりYESの判断がなされてS213に進み、
その返信されてきた照合情報Hと挿入されている遊技カ
ード100のカード情報とを照合してS214により、
両者一致するか否かの判断がなされる。そして、両者が
一致しない場合には改竄のおそれがあるためにS225
に進み、異常カード情報Kを通信部204からカード管
理コンピュータ8に出力し、S226に進み表示器20
2によりエラー表示をしたりスピーカから警報音を発し
たりした後、S230によるカード排出処理が行なわれ
る。またこの場合にも、カードを排出するのではなく機
内に取込んでもよい。
【0090】一方、S214による照合の結果異常なし
と判別された場合にはS217に進み、挿入されている
遊技カード100の最終移動店コード103に自店のコ
ードを記録し、S218に進み、カードチェッカ通過有
無107の記録領域における他店のカードチェッカ通過
記録を消去する処理がなされる。このS217の処理と
ともに、図11に示した印字領域109を移動後の印字
に書替える。次にS219に進み、プレミア残額105
を「0」にクリアする処理がなされ、S220に進み、
残額移動情報Iを通信部204からカード管理コンピュ
ータ8と地域管理センタ2とに送信する処理がなされた
後S230によるカード排出処理がなされる。
と判別された場合にはS217に進み、挿入されている
遊技カード100の最終移動店コード103に自店のコ
ードを記録し、S218に進み、カードチェッカ通過有
無107の記録領域における他店のカードチェッカ通過
記録を消去する処理がなされる。このS217の処理と
ともに、図11に示した印字領域109を移動後の印字
に書替える。次にS219に進み、プレミア残額105
を「0」にクリアする処理がなされ、S220に進み、
残額移動情報Iを通信部204からカード管理コンピュ
ータ8と地域管理センタ2とに送信する処理がなされた
後S230によるカード排出処理がなされる。
【0091】図15はカード管理コンピュータ8のカー
ド情報処理の制御動作を示すフローチャートである。各
種情報の流れについては図3を参照して説明する。S3
01によりカードの売上情報Aの入力があったか否かの
判断がなされ、ない場合にはS302に進み、カードの
使用情報Bの入力があったか否かの判断がなされ、ない
場合にはS303に進み、照合情報要求情報Gの入力が
あったか否かの判断がなされ、ない場合にはS304に
進み、残額移動情報Iの入力があったか否かの判断がな
され、ない場合にはS305に進み、異常カード情報K
の入力があったか否かの判断がなされ、ない場合にはS
306に進み、営業が終了したか否かの判断がなされ、
終了していない場合にはS307に進み、決済情報Nの
入力があったか否かの判断がなされ、ない場合にはこの
カード情報処理の制御が終了する。
ド情報処理の制御動作を示すフローチャートである。各
種情報の流れについては図3を参照して説明する。S3
01によりカードの売上情報Aの入力があったか否かの
判断がなされ、ない場合にはS302に進み、カードの
使用情報Bの入力があったか否かの判断がなされ、ない
場合にはS303に進み、照合情報要求情報Gの入力が
あったか否かの判断がなされ、ない場合にはS304に
進み、残額移動情報Iの入力があったか否かの判断がな
され、ない場合にはS305に進み、異常カード情報K
の入力があったか否かの判断がなされ、ない場合にはS
306に進み、営業が終了したか否かの判断がなされ、
終了していない場合にはS307に進み、決済情報Nの
入力があったか否かの判断がなされ、ない場合にはこの
カード情報処理の制御が終了する。
【0092】一方、図3に示すように、カード販売機4
からカードの売上情報Aがカード管理コンピュータ8に
入力されればS301によりYESの判断がなされてS
308に進み、その入力された売上情報を記憶する処理
がなされる。カード販売機4から伝送されてくるカード
の売上情報の中には、販売されたカードのカード番号の
データが含まれており、S308では、そのカード番号
毎に分類してそれに対応する売上情報を記憶する。
からカードの売上情報Aがカード管理コンピュータ8に
入力されればS301によりYESの判断がなされてS
308に進み、その入力された売上情報を記憶する処理
がなされる。カード販売機4から伝送されてくるカード
の売上情報の中には、販売されたカードのカード番号の
データが含まれており、S308では、そのカード番号
毎に分類してそれに対応する売上情報を記憶する。
【0093】カード玉貸機5からカードの使用情報Bが
入力されれば、S302によりYESの判断がなされて
S309に進み、その入力された使用情報を記憶する処
理がなされる。カード玉貸機5から伝送されてくるカー
ドの使用情報の中にはその使用された遊技カード100
のカード番号のデータが含まれており、S309では、
そのカード番号毎に分類してそれに対応する使用情報を
記憶する処理がなされる。そして、同じ遊技カード10
0が繰返してカード玉貸機5により玉貸使用されれば、
その繰返し使用された遊技カード100のカード番号に
対応する使用情報が累積加算されて累積使用額が記憶さ
れる。
入力されれば、S302によりYESの判断がなされて
S309に進み、その入力された使用情報を記憶する処
理がなされる。カード玉貸機5から伝送されてくるカー
ドの使用情報の中にはその使用された遊技カード100
のカード番号のデータが含まれており、S309では、
そのカード番号毎に分類してそれに対応する使用情報を
記憶する処理がなされる。そして、同じ遊技カード10
0が繰返してカード玉貸機5により玉貸使用されれば、
その繰返し使用された遊技カード100のカード番号に
対応する使用情報が累積加算されて累積使用額が記憶さ
れる。
【0094】次にS310に進み、遊技カード100の
1枚毎に対して、売上額<累積使用額 の判断がなされ
る。売上額は前記S308により記憶されている売上額
または後述するS316により記憶された残額であり、
累積使用額は前記S309により記憶されている使用額
の合計である。そして累積使用額が売上額を上回ってい
ると判断された場合にはS311に進み、異常カード情
報K(その異常カードが使用されたカード玉貸機番号等
のカード玉貸機を特定できる情報も含む)をホールコン
ピュータ9に出力する処理がなされる。これは、遊技カ
ード100が正しく使用されている限り、その遊技カー
ドの売上額を累積使用額が上回ることはあり得ず、累積
使用額が上回るということはその遊技カード100のカ
ード残額が不正に書換えられて大きなカード残額に改竄
される等の不正行為が発生したことが考えられる。ゆえ
に、S311により、異常カード情報をホールコンピュ
ータ9に出力するのである。なお、この異常カード情報
Kはカード管理コンピュータ8に記憶される。また、こ
の異常カード情報には、異常と判定された遊技カード1
00のカード番号も含む。
1枚毎に対して、売上額<累積使用額 の判断がなされ
る。売上額は前記S308により記憶されている売上額
または後述するS316により記憶された残額であり、
累積使用額は前記S309により記憶されている使用額
の合計である。そして累積使用額が売上額を上回ってい
ると判断された場合にはS311に進み、異常カード情
報K(その異常カードが使用されたカード玉貸機番号等
のカード玉貸機を特定できる情報も含む)をホールコン
ピュータ9に出力する処理がなされる。これは、遊技カ
ード100が正しく使用されている限り、その遊技カー
ドの売上額を累積使用額が上回ることはあり得ず、累積
使用額が上回るということはその遊技カード100のカ
ード残額が不正に書換えられて大きなカード残額に改竄
される等の不正行為が発生したことが考えられる。ゆえ
に、S311により、異常カード情報をホールコンピュ
ータ9に出力するのである。なお、この異常カード情報
Kはカード管理コンピュータ8に記憶される。また、こ
の異常カード情報には、異常と判定された遊技カード1
00のカード番号も含む。
【0095】ゆえに、カード番号が特定されかつ異常カ
ードが使用されたカード玉貸機5が特定されるために、
遊技場の係員がいち早くその異常カードが使用されたカ
ード玉貸機5に駆けつけて異常発生時の対処を行なうこ
とが可能となる。
ードが使用されたカード玉貸機5が特定されるために、
遊技場の係員がいち早くその異常カードが使用されたカ
ード玉貸機5に駆けつけて異常発生時の対処を行なうこ
とが可能となる。
【0096】カードチェッカ7から照合情報要求情報G
がカード管理コンピュータ8に伝送されてくればS30
3によりYESの判断がなされてS312に進み、伝送
されてきた照合情報要求情報Gに含まれているカード番
号よりそれに対応するカード情報等のデータを検索する
処理がなされる。カード管理コンピュータ8は、遊技カ
ード100が販売されればその販売情報がカード番号毎
に記憶され(S308参照)、遊技カードが使用される
ごとにカード番号毎に分類してその累積使用額が記憶さ
れ(S309参照)、さらに後述するように残額移動情
報が入力されればそのカード残額104をカード番号毎
に分類して記憶する処理がなされるのであり、これらの
カード情報がS312により検索される。そしてS31
3に進み、該当するデータがあるか否かの判断がなさ
れ、該当するデータがある場合にはS315に進み、そ
の該当データ(カード情報)をカードチェッカ7に照合
情報Hとして返信する処理がなされる。
がカード管理コンピュータ8に伝送されてくればS30
3によりYESの判断がなされてS312に進み、伝送
されてきた照合情報要求情報Gに含まれているカード番
号よりそれに対応するカード情報等のデータを検索する
処理がなされる。カード管理コンピュータ8は、遊技カ
ード100が販売されればその販売情報がカード番号毎
に記憶され(S308参照)、遊技カードが使用される
ごとにカード番号毎に分類してその累積使用額が記憶さ
れ(S309参照)、さらに後述するように残額移動情
報が入力されればそのカード残額104をカード番号毎
に分類して記憶する処理がなされるのであり、これらの
カード情報がS312により検索される。そしてS31
3に進み、該当するデータがあるか否かの判断がなさ
れ、該当するデータがある場合にはS315に進み、そ
の該当データ(カード情報)をカードチェッカ7に照合
情報Hとして返信する処理がなされる。
【0097】一方、該当するデータがない場合には、S
313によりNOの判断がなされてS314に進み、当
該データ無しの旨をカードチェッカ7に返信する処理が
なされる。
313によりNOの判断がなされてS314に進み、当
該データ無しの旨をカードチェッカ7に返信する処理が
なされる。
【0098】カードチェッカ7からカード管理コンピュ
ータ8に対し残額移動情報の入力があった場合にはS3
04によりYESの判断がなされてS316に進み、そ
の入力があったカード番号とカード残額104とを対応
づけて記憶する処理がなされる。この残額は、プレミア
残額105を含まないカード残額104のみのデータで
ある。そして、この入力された残額が前記S308と同
様に売上情報としてカード番号毎に分類して記憶され
る。なお、S316の処理を行なう際に、必要ならば、
カードチェッカ7に挿入された当該遊技カード100の
販売店コードや移動店コードとともに残額を記憶するよ
うにしてもよい。
ータ8に対し残額移動情報の入力があった場合にはS3
04によりYESの判断がなされてS316に進み、そ
の入力があったカード番号とカード残額104とを対応
づけて記憶する処理がなされる。この残額は、プレミア
残額105を含まないカード残額104のみのデータで
ある。そして、この入力された残額が前記S308と同
様に売上情報としてカード番号毎に分類して記憶され
る。なお、S316の処理を行なう際に、必要ならば、
カードチェッカ7に挿入された当該遊技カード100の
販売店コードや移動店コードとともに残額を記憶するよ
うにしてもよい。
【0099】カードチェッカ7から異常カード情報Kが
カード管理コンピュータ8に入力されれば、S305に
よりYESの判断がなされてS317に進み、その入力
された異常カード情報(カード番号を含む)を記憶する
処理がなされる。
カード管理コンピュータ8に入力されれば、S305に
よりYESの判断がなされてS317に進み、その入力
された異常カード情報(カード番号を含む)を記憶する
処理がなされる。
【0100】当該遊技場の営業が終了すればS306に
よりYESの判断がなされてS318に進み、前記S3
08により記憶された売上情報の集計と前記S309に
より記憶された使用情報の集計と異常カード情報とを地
域管理センタ2に送信する処理がなされる。
よりYESの判断がなされてS318に進み、前記S3
08により記憶された売上情報の集計と前記S309に
より記憶された使用情報の集計と異常カード情報とを地
域管理センタ2に送信する処理がなされる。
【0101】一方、地域管理センタ2から決済情報Nが
カード管理コンピュータ8に送信されてくればS307
によりYESの判断がなされてS319に進み、ホール
コンピュータ9にその送信されてきた決済情報Nを送信
する処理がなされる。
カード管理コンピュータ8に送信されてくればS307
によりYESの判断がなされてS319に進み、ホール
コンピュータ9にその送信されてきた決済情報Nを送信
する処理がなされる。
【0102】図16は、地域管理センタ2に設置されて
いる地域管理コンピュータによるカード情報管理の動作
を示すフローチャートである。情報の流れについては図
3を参照して説明する。
いる地域管理コンピュータによるカード情報管理の動作
を示すフローチャートである。情報の流れについては図
3を参照して説明する。
【0103】S401により残額情報Fの入力があった
か否かの判断がなされ、ない場合にはS402に進み、
照合情報要求情報Gの入力があったか否かの判断がなさ
れ、ない場合にはS403に進み、照合情報Hの入力が
あったか否かの判断がなされ、ない場合にはS404に
進み、残額移動情報の入力があったか否かの判断がなさ
れ、ない場合にはS405に進み、売上集計情報Lの入
力があったか否かの判断がなされ、ない場合にはS40
6に進み、使用集計情報Mの入力があったか否かの判断
がなされ、ない場合にはS407に進み、異常カード情
報Kの入力があったか否かの判断がなされ、ない場合に
はS408に進み、決済情報Nの入力があったか否かの
判断がなされ、ない場合にはカード情報管理の制御が終
了する。
か否かの判断がなされ、ない場合にはS402に進み、
照合情報要求情報Gの入力があったか否かの判断がなさ
れ、ない場合にはS403に進み、照合情報Hの入力が
あったか否かの判断がなされ、ない場合にはS404に
進み、残額移動情報の入力があったか否かの判断がなさ
れ、ない場合にはS405に進み、売上集計情報Lの入
力があったか否かの判断がなされ、ない場合にはS40
6に進み、使用集計情報Mの入力があったか否かの判断
がなされ、ない場合にはS407に進み、異常カード情
報Kの入力があったか否かの判断がなされ、ない場合に
はS408に進み、決済情報Nの入力があったか否かの
判断がなされ、ない場合にはカード情報管理の制御が終
了する。
【0104】残額情報Fがカードチェッカ7から地域管
理センタ2に伝送されてくればS401によりYESの
判断がなされる。カードチェッカ7は、前述したよう
に、自店で販売された遊技カード100が当該遊技場か
ら持ち出される際にカードチェッカ7を通過した際に、
S227によりカード残額とカード番号と販売店コード
(最終移動店コード)等を残高情報Fとして地域管理セ
ンタ2に伝送する。すると、地域管理センタ2では、S
409に進み、その伝送されてきた残額情報(カード番
号を含む)が既に記憶されている遊技カードのものであ
るか否かの判断がなされ、未だに記憶されていないもの
である場合にはS410に進み、その伝送されてきた残
額情報をカード番号別に区分して新規に登録する処理が
なされる。一方、既に記憶されているカードのものであ
った場合にはS411に進み、既に記憶されている残額
を送信されてきた新たな残額に更新する処理がなされ
る。
理センタ2に伝送されてくればS401によりYESの
判断がなされる。カードチェッカ7は、前述したよう
に、自店で販売された遊技カード100が当該遊技場か
ら持ち出される際にカードチェッカ7を通過した際に、
S227によりカード残額とカード番号と販売店コード
(最終移動店コード)等を残高情報Fとして地域管理セ
ンタ2に伝送する。すると、地域管理センタ2では、S
409に進み、その伝送されてきた残額情報(カード番
号を含む)が既に記憶されている遊技カードのものであ
るか否かの判断がなされ、未だに記憶されていないもの
である場合にはS410に進み、その伝送されてきた残
額情報をカード番号別に区分して新規に登録する処理が
なされる。一方、既に記憶されているカードのものであ
った場合にはS411に進み、既に記憶されている残額
を送信されてきた新たな残額に更新する処理がなされ
る。
【0105】カードチェッカ7または総合管理センタ1
から照合情報要求情報Gが地域管理センタ2に伝送され
てくればS402によりYESの判断がなされてS41
2に進む。当該遊技場外から遊技カード100が持ち込
まれてカードチェッカ7を通過した際には、前述したよ
うにカードチェッカ7はS211に従って照合情報要求
情報Gを地域管理センタ2に伝送する。地域管理センタ
2の地域管理コンピュータでは、それを受けて、S41
2により、その伝送されてきた照合情報要求情報に含ま
れているカード番号等を手掛かりにそのカード番号に対
応するカード情報を検索する処理がなされる。なお、こ
の場合、販売店コード(最終移動店コード)から該当す
るデータが当該地域管理センタで管理しているカードデ
ータにあるかないかを検索してもよい。次にS413に
進み、該当するデータがあるか否かの判断がなされ、な
い場合にはS414Aに進み、入力された照合情報要求
情報がカードチェッカ7から伝送されてきたものである
か否かの判断がなされる。照合情報要求情報Gは、前述
したようにカードチェッカ7から送信されてくる場合と
総合管理センタ1から送信されてくる場合との2通りが
あり、カードチェッカ7から送信されてきたものである
場合は、S414Bに進み、総合管理センタ1にその伝
送されてきた照合情報要求情報を出力する処理がなされ
る。地域管理センタ2においてカードチェッカ7から伝
送されてきた照合情報要求情報に対応するデータが存在
しないということは、その遊技カード100が当該地域
管理センタの管轄地域以外の地域の遊技場で販売された
カードであることが考えられるため、前述したように、
総合管理センタ1を経由してその管轄する地域の地域管
理センタ2に前記照合情報要求情報を伝送して処理して
もらうためにS414Bの処理がなされるのである。一
方、照合情報要求情報が総合管理センタ1から伝送され
てきている場合には、S414Cに進み、該当データな
しの旨を総合管理センタ1に送信する。
から照合情報要求情報Gが地域管理センタ2に伝送され
てくればS402によりYESの判断がなされてS41
2に進む。当該遊技場外から遊技カード100が持ち込
まれてカードチェッカ7を通過した際には、前述したよ
うにカードチェッカ7はS211に従って照合情報要求
情報Gを地域管理センタ2に伝送する。地域管理センタ
2の地域管理コンピュータでは、それを受けて、S41
2により、その伝送されてきた照合情報要求情報に含ま
れているカード番号等を手掛かりにそのカード番号に対
応するカード情報を検索する処理がなされる。なお、こ
の場合、販売店コード(最終移動店コード)から該当す
るデータが当該地域管理センタで管理しているカードデ
ータにあるかないかを検索してもよい。次にS413に
進み、該当するデータがあるか否かの判断がなされ、な
い場合にはS414Aに進み、入力された照合情報要求
情報がカードチェッカ7から伝送されてきたものである
か否かの判断がなされる。照合情報要求情報Gは、前述
したようにカードチェッカ7から送信されてくる場合と
総合管理センタ1から送信されてくる場合との2通りが
あり、カードチェッカ7から送信されてきたものである
場合は、S414Bに進み、総合管理センタ1にその伝
送されてきた照合情報要求情報を出力する処理がなされ
る。地域管理センタ2においてカードチェッカ7から伝
送されてきた照合情報要求情報に対応するデータが存在
しないということは、その遊技カード100が当該地域
管理センタの管轄地域以外の地域の遊技場で販売された
カードであることが考えられるため、前述したように、
総合管理センタ1を経由してその管轄する地域の地域管
理センタ2に前記照合情報要求情報を伝送して処理して
もらうためにS414Bの処理がなされるのである。一
方、照合情報要求情報が総合管理センタ1から伝送され
てきている場合には、S414Cに進み、該当データな
しの旨を総合管理センタ1に送信する。
【0106】一方、伝送されてきた照合情報要求情報の
検索の結果当該データが当該地域管理センタ2の地域管
理コンピュータ内に存在する場合にはS415Aに進
み、入力された照合情報要求情報がカードチェッカ7か
ら伝送されてきたものであるか否かの判断がなされる。
照合情報要求情報Gは、前述したようにカードチェッカ
7から送信されてくる場合と総合管理センタ1から送信
されてくる場合との2通りがあり、総合管理センタ1か
ら送信されてきたものである場合には、S415Bに進
み、その該当データを総合管理センタ1に送信する処理
がなされる。一方、照合情報要求情報がカードチェッカ
7から送信されてきている場合には、S415Cに進
み、その該当データ(カード情報)をカードチェッカ7
に返信する処理がなされる。
検索の結果当該データが当該地域管理センタ2の地域管
理コンピュータ内に存在する場合にはS415Aに進
み、入力された照合情報要求情報がカードチェッカ7か
ら伝送されてきたものであるか否かの判断がなされる。
照合情報要求情報Gは、前述したようにカードチェッカ
7から送信されてくる場合と総合管理センタ1から送信
されてくる場合との2通りがあり、総合管理センタ1か
ら送信されてきたものである場合には、S415Bに進
み、その該当データを総合管理センタ1に送信する処理
がなされる。一方、照合情報要求情報がカードチェッカ
7から送信されてきている場合には、S415Cに進
み、その該当データ(カード情報)をカードチェッカ7
に返信する処理がなされる。
【0107】総合管理センタ1から照合情報Hが地域管
理センタ2に入力されればS403によりYESが判断
がなされる。これは、前記S414Bに従って照合情報
要求情報を総合管理センタ1に伝送したことに伴い、そ
の総合管理センタ1が当該遊技カード100を販売した
遊技場を管轄する地域管理センタにその照合情報要求情
報を伝送し、その地域管理センタにおいて照合情報要求
情報に対応する照合情報(カード情報等)が総合管理セ
ンタ1を経由して地域管理センタ2に返信されてくるの
であり、その際にS403によりYESの判断がなされ
てS416に進むのである。S416では、返信されて
きた照合情報をカードチェッカ7に送信する処理がなさ
れる。
理センタ2に入力されればS403によりYESが判断
がなされる。これは、前記S414Bに従って照合情報
要求情報を総合管理センタ1に伝送したことに伴い、そ
の総合管理センタ1が当該遊技カード100を販売した
遊技場を管轄する地域管理センタにその照合情報要求情
報を伝送し、その地域管理センタにおいて照合情報要求
情報に対応する照合情報(カード情報等)が総合管理セ
ンタ1を経由して地域管理センタ2に返信されてくるの
であり、その際にS403によりYESの判断がなされ
てS416に進むのである。S416では、返信されて
きた照合情報をカードチェッカ7に送信する処理がなさ
れる。
【0108】残額移動情報Iがカードチェッカ7から地
域管理センタ2に伝送されてくればS404によりYE
Sの判断がなされてS411に進む。遊技場外から当該
遊技場内に遊技カード100が持ち込まれてカードチェ
ッカ7を通過した場合には、前述したようにカードチェ
ッカ7によりその遊技カード100の照合処理がなされ
るのであり、その照合結果が適正であると判断された場
合にはS220に従って残額移動情報が地域管理センタ
2に伝送されてくるのである。すると、地域管理センタ
の地域管理コンピュータでは、S417により、入力さ
れた残額移動情報に基づいて残額のデータ上の移動を行
なう。たとえば、1000円のカードがA遊技場におい
て販売されてそのA遊技場において300円使用された
段階でB遊技場に遊技カード100が持ち込まれた場合
には、A遊技場からB遊技場に700円の残額が移動し
たことを地域管理コンピュータに記憶させる。次にS4
18に進み、総合管理センタ1に対し残額移動情報Iを
伝送する処理がなされる。
域管理センタ2に伝送されてくればS404によりYE
Sの判断がなされてS411に進む。遊技場外から当該
遊技場内に遊技カード100が持ち込まれてカードチェ
ッカ7を通過した場合には、前述したようにカードチェ
ッカ7によりその遊技カード100の照合処理がなされ
るのであり、その照合結果が適正であると判断された場
合にはS220に従って残額移動情報が地域管理センタ
2に伝送されてくるのである。すると、地域管理センタ
の地域管理コンピュータでは、S417により、入力さ
れた残額移動情報に基づいて残額のデータ上の移動を行
なう。たとえば、1000円のカードがA遊技場におい
て販売されてそのA遊技場において300円使用された
段階でB遊技場に遊技カード100が持ち込まれた場合
には、A遊技場からB遊技場に700円の残額が移動し
たことを地域管理コンピュータに記憶させる。次にS4
18に進み、総合管理センタ1に対し残額移動情報Iを
伝送する処理がなされる。
【0109】カード管理コンピュータ8から地域管理セ
ンタ2に対し売上集計情報Lが伝送されてくれば、地域
管理コンピュータではS405によりYESの判断がな
されてS419に進み、その売上集計情報Lを総合管理
センタ1に送信する処理がなされる。なお、地域管理コ
ンピュータでは、伝送されてきた売上集計情報を総合管
理センタ1に伝送するとともにその売上集計情報をある
一定期間記憶するようにしてもよい。そうすると、後で
売上集計情報を照合する場合に好都合となる。
ンタ2に対し売上集計情報Lが伝送されてくれば、地域
管理コンピュータではS405によりYESの判断がな
されてS419に進み、その売上集計情報Lを総合管理
センタ1に送信する処理がなされる。なお、地域管理コ
ンピュータでは、伝送されてきた売上集計情報を総合管
理センタ1に伝送するとともにその売上集計情報をある
一定期間記憶するようにしてもよい。そうすると、後で
売上集計情報を照合する場合に好都合となる。
【0110】カード管理コンピュータ8から地域管理セ
ンタ2に対し使用集計情報Mが伝送されてくれば、地域
管理コンピュータではS406によりYESの判断がな
され、S419によりその伝送されてきた使用集計情報
を総合管理センタ1に送信する処理がなされる。この使
用集計情報に対しても、総合管理センタ1に送信するば
かりでなく地域管理コンピュータにおいてある一定期間
記憶するようにしてもよい。
ンタ2に対し使用集計情報Mが伝送されてくれば、地域
管理コンピュータではS406によりYESの判断がな
され、S419によりその伝送されてきた使用集計情報
を総合管理センタ1に送信する処理がなされる。この使
用集計情報に対しても、総合管理センタ1に送信するば
かりでなく地域管理コンピュータにおいてある一定期間
記憶するようにしてもよい。
【0111】異常カード情報Kがカード管理コンピュー
タ8から地域管理センタ2に伝送されてくれば地域管理
コンピュータではS407によりYESの判断がなされ
てS419に進み、その異常カード情報Kを総合管理セ
ンタ1に送信する処理がなされる。この異常カード情報
に対しても、総合管理センタ1に送信するばかりでなく
地域管理コンピュータにおいてある一定期間記憶するよ
うにしてもよい。
タ8から地域管理センタ2に伝送されてくれば地域管理
コンピュータではS407によりYESの判断がなされ
てS419に進み、その異常カード情報Kを総合管理セ
ンタ1に送信する処理がなされる。この異常カード情報
に対しても、総合管理センタ1に送信するばかりでなく
地域管理コンピュータにおいてある一定期間記憶するよ
うにしてもよい。
【0112】決済情報Nが総合管理センタ1から地域管
理センタ2に伝送されてくれば地域管理コンピュータで
はS408によりYESの判断がなされてS420に進
み、該当する遊技場のカード管理コンピュータ8にその
決済情報を送信する処理がなされる。
理センタ2に伝送されてくれば地域管理コンピュータで
はS408によりYESの判断がなされてS420に進
み、該当する遊技場のカード管理コンピュータ8にその
決済情報を送信する処理がなされる。
【0113】図17は、総合管理センタの総合管理コン
ピュータによるカード情報集計管理の動作を示すフロー
チャートである。情報の流れは図3を参照して説明す
る。
ピュータによるカード情報集計管理の動作を示すフロー
チャートである。情報の流れは図3を参照して説明す
る。
【0114】S501により売上集計情報Lの入力があ
ったか否かの判断がなされ、ない場合にはS502に進
み、使用集計情報Mの入力があったか否かの判断がなさ
れ、ない場合にはS503に進み、異常カード情報Kの
入力があったか否かの判断がなされ、ない場合にはS5
04に進み、残額移動情報Iの入力があったか否かの判
断がなされ、ない場合にはS505に進み、照合情報要
求情報Gの入力があったか否かの判断がなされ、ない場
合にはS506に進み、照合情報Hの入力があったか否
かの判断がなされ、ない場合にはカード情報集計管理の
制御が終了する。
ったか否かの判断がなされ、ない場合にはS502に進
み、使用集計情報Mの入力があったか否かの判断がなさ
れ、ない場合にはS503に進み、異常カード情報Kの
入力があったか否かの判断がなされ、ない場合にはS5
04に進み、残額移動情報Iの入力があったか否かの判
断がなされ、ない場合にはS505に進み、照合情報要
求情報Gの入力があったか否かの判断がなされ、ない場
合にはS506に進み、照合情報Hの入力があったか否
かの判断がなされ、ない場合にはカード情報集計管理の
制御が終了する。
【0115】地域管理センタ2から売上集計情報Lが総
合管理センタ1に伝送されてくれば、総合管理コンピュ
ータでは、S501によりYESの判断がなされてS5
07に進む。この地域管理センタ2から伝送されてくる
売上集計情報には、どこの遊技場からの売上集計情報か
を特定可能な遊技場特定情報が含まれており、S507
では、その伝送されてきた遊技場特定情報に基づいて遊
技場毎に伝送されてきた売上集計情報を分類して記憶す
る処理がなされる。
合管理センタ1に伝送されてくれば、総合管理コンピュ
ータでは、S501によりYESの判断がなされてS5
07に進む。この地域管理センタ2から伝送されてくる
売上集計情報には、どこの遊技場からの売上集計情報か
を特定可能な遊技場特定情報が含まれており、S507
では、その伝送されてきた遊技場特定情報に基づいて遊
技場毎に伝送されてきた売上集計情報を分類して記憶す
る処理がなされる。
【0116】地域管理センタ2から使用集計情報Mが総
合管理センタ1に伝送されてくれば、総合管理コンピュ
ータでは、S502によりYESの判断がなされてS5
07に進む。この地域管理センタ2から伝送されてくる
使用集計情報には、どこの遊技場での使用集計情報かを
特定するための遊技場特定情報が含まれており、S50
7では、その遊技場特定情報に基づいて遊技場毎に伝送
されてきた使用集計情報を分類して記憶する処理がなさ
れる。
合管理センタ1に伝送されてくれば、総合管理コンピュ
ータでは、S502によりYESの判断がなされてS5
07に進む。この地域管理センタ2から伝送されてくる
使用集計情報には、どこの遊技場での使用集計情報かを
特定するための遊技場特定情報が含まれており、S50
7では、その遊技場特定情報に基づいて遊技場毎に伝送
されてきた使用集計情報を分類して記憶する処理がなさ
れる。
【0117】地域管理センタ2から異常カード情報Kが
総合管理センタ1に伝送されてくれば、総合管理コンピ
ュータでは、S503によりYESの判断がなされてS
507に進む。この地域管理センタ2から伝送されてく
る異常カード情報には、どこの遊技場で異常カードが発
生したかを特定するための遊技場特定情報が含まれてお
り、S507では、その遊技場特定情報に基づいて遊技
場毎に異常カード情報を分類して記憶する処理がなされ
る。
総合管理センタ1に伝送されてくれば、総合管理コンピ
ュータでは、S503によりYESの判断がなされてS
507に進む。この地域管理センタ2から伝送されてく
る異常カード情報には、どこの遊技場で異常カードが発
生したかを特定するための遊技場特定情報が含まれてお
り、S507では、その遊技場特定情報に基づいて遊技
場毎に異常カード情報を分類して記憶する処理がなされ
る。
【0118】地域管理センタ2から残額移動情報Iが総
合管理センタ1に伝送されてくれば、総合管理コンピュ
ータでは、S504によりYESの判断がなされてS5
08に進む。S508では、伝送されてきた残額移動情
報に基づいて、遊技場毎に、他店から自店に移動したカ
ード残額情報と、自店から他店に移動したカード残額情
報とを、区別して記憶する処理がなされる。この記憶情
報が後述する図20に示されている。
合管理センタ1に伝送されてくれば、総合管理コンピュ
ータでは、S504によりYESの判断がなされてS5
08に進む。S508では、伝送されてきた残額移動情
報に基づいて、遊技場毎に、他店から自店に移動したカ
ード残額情報と、自店から他店に移動したカード残額情
報とを、区別して記憶する処理がなされる。この記憶情
報が後述する図20に示されている。
【0119】地域管理センタ2から照合情報要求情報G
が総合管理センタ1に伝送されてくれば総合管理コンピ
ュータでは、S505によりYESの判断がなされてS
509に進む。この伝送されてきた照合情報要求情報の
中には当該遊技カード100の最終移動店コード103
が含まれており、S509では、その最終移動店コード
に基づいてその最終移動店を管轄する地域管理センタを
割出し、その地域管理センタに伝送されてきた照合情報
要求情報Gを送信する処理がなされる。
が総合管理センタ1に伝送されてくれば総合管理コンピ
ュータでは、S505によりYESの判断がなされてS
509に進む。この伝送されてきた照合情報要求情報の
中には当該遊技カード100の最終移動店コード103
が含まれており、S509では、その最終移動店コード
に基づいてその最終移動店を管轄する地域管理センタを
割出し、その地域管理センタに伝送されてきた照合情報
要求情報Gを送信する処理がなされる。
【0120】S509により照合情報要求情報の送信が
行なわれた地域管理センタ2では、照合情報要求情報に
含まれているカード番号に基づいて該当するカード情報
を割出して総合管理センタ1に照合情報を返信する処理
がなされる。すると、総合管理コンピュータでは、S5
06によりYESの判断がなされてS510に進み、返
信すべき地域管理センタすなわち当該照合情報を要求し
た地域管理センタ2に前記照合情報Hを送信する処理が
なされる。
行なわれた地域管理センタ2では、照合情報要求情報に
含まれているカード番号に基づいて該当するカード情報
を割出して総合管理センタ1に照合情報を返信する処理
がなされる。すると、総合管理コンピュータでは、S5
06によりYESの判断がなされてS510に進み、返
信すべき地域管理センタすなわち当該照合情報を要求し
た地域管理センタ2に前記照合情報Hを送信する処理が
なされる。
【0121】図18は、総合管理センタ1の総合管理コ
ンピュータによる納入情報処理の動作を示すフローチャ
ートである。S601により、遊技店コードおよび納入
額を確認し、S602により、納入額を遊技店毎に記憶
する処理がなされる。
ンピュータによる納入情報処理の動作を示すフローチャ
ートである。S601により、遊技店コードおよび納入
額を確認し、S602により、納入額を遊技店毎に記憶
する処理がなされる。
【0122】図19は、総合管理センタ1の総合管理コ
ンピュータによる決済処理の動作を示すフローチャート
である。S701により、決済額を算出する処理がなさ
れる。この決済額の算出は、図20に基づいて後述す
る。次にS702に進み、納入額<売上額 であるか否
かの判断がなされる。この判断は遊技場毎に行なわれ、
ある遊技場において、遊技カード100を納入した納入
額よりも遊技カード100が販売された売上額が多くな
ることは通常あり得ず、売上額の方が多くなるというこ
とは、偽造カードがカード販売機4により販売されたこ
とが予想される。その場合にはS703に進み、異常の
報知を行ないS706に進む。この異常の報知は、異常
と判定された遊技店コードとともに売上額−納入額の値
を報知する。
ンピュータによる決済処理の動作を示すフローチャート
である。S701により、決済額を算出する処理がなさ
れる。この決済額の算出は、図20に基づいて後述す
る。次にS702に進み、納入額<売上額 であるか否
かの判断がなされる。この判断は遊技場毎に行なわれ、
ある遊技場において、遊技カード100を納入した納入
額よりも遊技カード100が販売された売上額が多くな
ることは通常あり得ず、売上額の方が多くなるというこ
とは、偽造カードがカード販売機4により販売されたこ
とが予想される。その場合にはS703に進み、異常の
報知を行ないS706に進む。この異常の報知は、異常
と判定された遊技店コードとともに売上額−納入額の値
を報知する。
【0123】S702によりNOの判断がなされた場合
にはS704に進み、図20に示す各集計値を記憶する
処理がなされ、S705に進み、決済情報をその遊技場
が属する地域管理センタへ送信する処理がなされてS7
06に進む。
にはS704に進み、図20に示す各集計値を記憶する
処理がなされ、S705に進み、決済情報をその遊技場
が属する地域管理センタへ送信する処理がなされてS7
06に進む。
【0124】S706では、すべての遊技場の処理が終
了したか否かの判断がなされ、終了していない場合には
S701に戻り、再度S701〜S705の処理を繰返
し実行する。そしてすべての遊技場の処理が終了した段
階でS707に進み、記憶内容を初期化する処理がなさ
れる。なお、初期化される記憶内容を予め別のカウンタ
等の記憶領域に格納した上で、前記記憶内容の初期化を
行なってもよい。
了したか否かの判断がなされ、終了していない場合には
S701に戻り、再度S701〜S705の処理を繰返
し実行する。そしてすべての遊技場の処理が終了した段
階でS707に進み、記憶内容を初期化する処理がなさ
れる。なお、初期化される記憶内容を予め別のカウンタ
等の記憶領域に格納した上で、前記記憶内容の初期化を
行なってもよい。
【0125】図20は、総合管理センタ1の総合管理コ
ンピュータのカウンタ(集計データ記憶領域)を表わす
表を示す図である。図20に示すように、総合管理コン
ピュータは、遊技場A,遊技場B,遊技場C,…毎に、
遊技場売上額(カード売上額),カード販売店別遊技使
用額,カード移動額(他店→自店),カード移動額(自
店→他店),決済額,カード納入額,異常カード情報の
各データを集計して記憶する。
ンピュータのカウンタ(集計データ記憶領域)を表わす
表を示す図である。図20に示すように、総合管理コン
ピュータは、遊技場A,遊技場B,遊技場C,…毎に、
遊技場売上額(カード売上額),カード販売店別遊技使
用額,カード移動額(他店→自店),カード移動額(自
店→他店),決済額,カード納入額,異常カード情報の
各データを集計して記憶する。
【0126】遊技場売上額(カード売上額)は、遊技カ
ード100が販売されたその売上額のことであり、遊技
場AではSA ,遊技場BではSB ,遊技場CではSC と
なっている。
ード100が販売されたその売上額のことであり、遊技
場AではSA ,遊技場BではSB ,遊技場CではSC と
なっている。
【0127】カード販売店別遊技使用額とは、ある遊技
場で遊技カード100が遊技に使用された額をその遊技
カードが販売されたカード販売店別に分類して集計した
データである。遊技場Aの場合には、遊技場Aで販売さ
れた遊技カード100が遊技場Aで使用された使用額が
UAA,遊技場Bで販売された遊技カード100が遊技場
Aで使用された使用額がUAB,遊技場Cで販売された遊
技カード100が遊技場Aで使用された使用額がUACと
なっている。そしてそれら使用額の合計がUAとなって
いる。遊技場B,遊技場Cについても遊技場Aと同様で
あり、図20に示すものとなっている。
場で遊技カード100が遊技に使用された額をその遊技
カードが販売されたカード販売店別に分類して集計した
データである。遊技場Aの場合には、遊技場Aで販売さ
れた遊技カード100が遊技場Aで使用された使用額が
UAA,遊技場Bで販売された遊技カード100が遊技場
Aで使用された使用額がUAB,遊技場Cで販売された遊
技カード100が遊技場Aで使用された使用額がUACと
なっている。そしてそれら使用額の合計がUAとなって
いる。遊技場B,遊技場Cについても遊技場Aと同様で
あり、図20に示すものとなっている。
【0128】カード移動額(他店→自店)は、他店で販
売された遊技カード100が自店に持ち込まれた際のカ
ード残額104を示している。そして遊技場Aの場合に
は、遊技場Bから遊技場Aに持ち込まれた遊技カード1
00の移動額がIBAであり、遊技場Cから遊技場Aに持
ち込まれた遊技カード100の移動額がICAである。そ
してそれら移動額の合計がIA となっている。遊技場
B,遊技場Cについても、遊技場Aと同様に示されてお
り、図20に示した状態となっている。
売された遊技カード100が自店に持ち込まれた際のカ
ード残額104を示している。そして遊技場Aの場合に
は、遊技場Bから遊技場Aに持ち込まれた遊技カード1
00の移動額がIBAであり、遊技場Cから遊技場Aに持
ち込まれた遊技カード100の移動額がICAである。そ
してそれら移動額の合計がIA となっている。遊技場
B,遊技場Cについても、遊技場Aと同様に示されてお
り、図20に示した状態となっている。
【0129】カード移動額(自店→他店)は、自店で販
売された遊技カード100が他店に移動した際のカード
残額104を示している。そして遊技場Aから遊技場B
に移動したカード移動額がOABであり、遊技場Aから遊
技場Cに移動したカード移動額がOACである。そしてそ
れら移動額の合計がOA となっている。遊技場B,遊技
場Cについても遊技場Aと同様に示されており、図20
に示された状態となっている。
売された遊技カード100が他店に移動した際のカード
残額104を示している。そして遊技場Aから遊技場B
に移動したカード移動額がOABであり、遊技場Aから遊
技場Cに移動したカード移動額がOACである。そしてそ
れら移動額の合計がOA となっている。遊技場B,遊技
場Cについても遊技場Aと同様に示されており、図20
に示された状態となっている。
【0130】決済額については、遊技場Aの決済額はX
A =SA +IA −OA で計算される。遊技場Bについて
の決済額はXB =SB +IB −OB で計算される。遊技
場Cについての決済額はXC =SC +IC −OC で計算
される。
A =SA +IA −OA で計算される。遊技場Bについて
の決済額はXB =SB +IB −OB で計算される。遊技
場Cについての決済額はXC =SC +IC −OC で計算
される。
【0131】カードチェッカ7は、前述したように、照
合情報要求情報を出力して返信されてきた照合情報に基
づいて挿入されている遊技カード100の背番号管理を
行なうのであるが、この背番号管理機能が故障した場合
あるいはこの背番号管理のセキュリティが破られた場合
を想定してみる。たとえば、遊技場Aにおいて1000
円カードが購入された後その1000円カードがカード
チェッカ7を通過して遊技場A外に持ち出され、遊技場
A外においてその1000円カードがたとえば1000
0円カードに偽造された後、再び遊技場Aに持ち込まれ
て使用されたとする。その際の遊技場Aにおける決済額
は、SA =1000,IA =0,OA =0であるため
に、決済額XA =1000となり、10000円に偽造
されたとしても総合管理センタ1は遊技場Aに対して決
済額1000円だけ支払えば済むことになる。
合情報要求情報を出力して返信されてきた照合情報に基
づいて挿入されている遊技カード100の背番号管理を
行なうのであるが、この背番号管理機能が故障した場合
あるいはこの背番号管理のセキュリティが破られた場合
を想定してみる。たとえば、遊技場Aにおいて1000
円カードが購入された後その1000円カードがカード
チェッカ7を通過して遊技場A外に持ち出され、遊技場
A外においてその1000円カードがたとえば1000
0円カードに偽造された後、再び遊技場Aに持ち込まれ
て使用されたとする。その際の遊技場Aにおける決済額
は、SA =1000,IA =0,OA =0であるため
に、決済額XA =1000となり、10000円に偽造
されたとしても総合管理センタ1は遊技場Aに対して決
済額1000円だけ支払えば済むことになる。
【0132】また、たとえば、遊技場Aにおいて100
0円カードが購入された後その1000円カードがカー
ドチェッカを通過して遊技場A外に持ち出され、遊技場
Bのカードチェッカを通した後にその1000円カード
がたとえば10000円カードに偽造され、遊技場Bで
使用されたとする。その際の遊技場Aにおける決済額
は、SA =1000,IA =0,OA =1000である
ために、決済額XA =0となり、総合管理センタ1は遊
技場Aに対し決済額を請求しない。一方、遊技場Bに対
しては、SB =0,IB =1000,OB =0であるた
めに、決済額XB=1000となり、総合管理センタ1
は遊技場Bに対して決済額1000円だけ支払うことと
なる。その結果、総合管理センタ1は、1000円だけ
の出費で決済が完結することとなり、やはり、1000
円カードが10000円カードに偽造されたとしても元
々の1000円カードの金額分すなわち1000円だけ
総合管理センタ1が支払えば決済が完結することとな
る。
0円カードが購入された後その1000円カードがカー
ドチェッカを通過して遊技場A外に持ち出され、遊技場
Bのカードチェッカを通した後にその1000円カード
がたとえば10000円カードに偽造され、遊技場Bで
使用されたとする。その際の遊技場Aにおける決済額
は、SA =1000,IA =0,OA =1000である
ために、決済額XA =0となり、総合管理センタ1は遊
技場Aに対し決済額を請求しない。一方、遊技場Bに対
しては、SB =0,IB =1000,OB =0であるた
めに、決済額XB=1000となり、総合管理センタ1
は遊技場Bに対して決済額1000円だけ支払うことと
なる。その結果、総合管理センタ1は、1000円だけ
の出費で決済が完結することとなり、やはり、1000
円カードが10000円カードに偽造されたとしても元
々の1000円カードの金額分すなわち1000円だけ
総合管理センタ1が支払えば決済が完結することとな
る。
【0133】カード納入額については、遊技場AではR
A ,遊技場BではRB ,遊技場CではRC となってい
る。
A ,遊技場BではRB ,遊技場CではRC となってい
る。
【0134】異常カード情報については、遊技場Aでは
HA ,遊技場BではHB ,遊技場CではHC となってい
る。この異常カード情報は、前述したように、その遊技
場における遊技カード100の売上額−納入額の値であ
る。
HA ,遊技場BではHB ,遊技場CではHC となってい
る。この異常カード情報は、前述したように、その遊技
場における遊技カード100の売上額−納入額の値であ
る。
【0135】図21(A)は、各遊技場に設置されたカ
ード玉貸機別の遊技使用額を総合管理センターの総合管
理コンピュータが集計した集計データを示す図である。
その一番左側には各遊技場に設置されたカード玉貸機番
号が示されている。そして遊技場A,遊技場B,遊技場
C…の各遊技場に設置されているカード玉貸機5のカー
ド玉貸機番号毎に、1日の玉貸額すなわち遊技使用額が
示されている。たとえば、遊技場Aにおけるカード玉貸
機番号4のカード玉貸機においては、uA4が遊技使用額
である。またたとえば遊技場Bにおける玉貸機番号6の
カード玉貸機の場合にはuB6が遊技使用額である。そし
て、図の一番下の行には、各遊技場における1日の遊技
使用額の合計であるuA ,uB ,uC …が示されてい
る。
ード玉貸機別の遊技使用額を総合管理センターの総合管
理コンピュータが集計した集計データを示す図である。
その一番左側には各遊技場に設置されたカード玉貸機番
号が示されている。そして遊技場A,遊技場B,遊技場
C…の各遊技場に設置されているカード玉貸機5のカー
ド玉貸機番号毎に、1日の玉貸額すなわち遊技使用額が
示されている。たとえば、遊技場Aにおけるカード玉貸
機番号4のカード玉貸機においては、uA4が遊技使用額
である。またたとえば遊技場Bにおける玉貸機番号6の
カード玉貸機の場合にはuB6が遊技使用額である。そし
て、図の一番下の行には、各遊技場における1日の遊技
使用額の合計であるuA ,uB ,uC …が示されてい
る。
【0136】そして、図21(A)の表において、uA6
とuc4とに星印マークが付されている。これは、遊技使
用額が所定のしきい値を越えている旨を表わすマークで
ある。カード玉貸機5において玉貸される1日の玉貸合
計金額すなわち1日の遊技使用額は、通常ある一定の金
額範囲内に収まるものであり、この遊技使用額があまり
にも大きな金額になっているということは、そのカード
玉貸機5により不正が行なわれていることが考えられ
る。たとえば、遊技カード100をカード玉貸機5に挿
入して遊技を行なうことなく玉貸動作のみを行なってそ
の遊技カード100のカード残額すべてを玉貸動作さ
せ、貸出された玉を景品交換するという動作を繰返し行
なった場合には、そのカード玉貸機5による遊技使用額
が極端に大きな値となる。そのような極端に大きな遊技
使用額になっているものを判別して星印マークを付け
る。すると、その星印マークが付けられたカード玉貸機
5において不正が行なわれていることが推測可能とな
る。この図21(A)の場合には、遊技場Aにおけるカ
ード玉貸機番号6のカード玉貸機5と遊技場Cにおける
カード玉貸機番号4のカード玉貸機5において不正が行
なわれている可能性のあることが推測される。
とuc4とに星印マークが付されている。これは、遊技使
用額が所定のしきい値を越えている旨を表わすマークで
ある。カード玉貸機5において玉貸される1日の玉貸合
計金額すなわち1日の遊技使用額は、通常ある一定の金
額範囲内に収まるものであり、この遊技使用額があまり
にも大きな金額になっているということは、そのカード
玉貸機5により不正が行なわれていることが考えられ
る。たとえば、遊技カード100をカード玉貸機5に挿
入して遊技を行なうことなく玉貸動作のみを行なってそ
の遊技カード100のカード残額すべてを玉貸動作さ
せ、貸出された玉を景品交換するという動作を繰返し行
なった場合には、そのカード玉貸機5による遊技使用額
が極端に大きな値となる。そのような極端に大きな遊技
使用額になっているものを判別して星印マークを付け
る。すると、その星印マークが付けられたカード玉貸機
5において不正が行なわれていることが推測可能とな
る。この図21(A)の場合には、遊技場Aにおけるカ
ード玉貸機番号6のカード玉貸機5と遊技場Cにおける
カード玉貸機番号4のカード玉貸機5において不正が行
なわれている可能性のあることが推測される。
【0137】なお、図21(A)に示すようなデータを
集計するためには、図30に示したカード玉貸機5から
カード管理コンピュータ8に伝送される使用情報Bの中
にカード玉貸機5に予め入力設定されている玉貸機番号
を含ませて伝送し、カード管理コンピュータ8から地域
管理センター1を経由して総合管理センター1に伝送さ
れる使用集計情報Mの中にもそのカード玉貸機番号を含
ませて伝送させる必要がある。
集計するためには、図30に示したカード玉貸機5から
カード管理コンピュータ8に伝送される使用情報Bの中
にカード玉貸機5に予め入力設定されている玉貸機番号
を含ませて伝送し、カード管理コンピュータ8から地域
管理センター1を経由して総合管理センター1に伝送さ
れる使用集計情報Mの中にもそのカード玉貸機番号を含
ませて伝送させる必要がある。
【0138】図21(B)は、地域管理センタ2におけ
る遊技カード100の残額情報についての表を表わす図
である。この残額情報は、販売店コード,最終移動店コ
ード,カード番号,カード残額,有効期限毎に分類して
集計されている。たとえば、図示するように、販売店コ
ード001で最終移動店コードが001すなわち001
の遊技場において販売されて最終移動店がやはりその0
01の遊技場で使用されたカード番号0000001の
遊技カード100に対しては、カード残額が7000円
で有効期限が平成8年6月1日となっている。
る遊技カード100の残額情報についての表を表わす図
である。この残額情報は、販売店コード,最終移動店コ
ード,カード番号,カード残額,有効期限毎に分類して
集計されている。たとえば、図示するように、販売店コ
ード001で最終移動店コードが001すなわち001
の遊技場において販売されて最終移動店がやはりその0
01の遊技場で使用されたカード番号0000001の
遊技カード100に対しては、カード残額が7000円
で有効期限が平成8年6月1日となっている。
【0139】なお、カード番号0000002の遊技カ
ード100は、この図21ではデータが集計されていな
いが、これは有効期限切れのカードであるためである。
なお、遊技カード100の販売時点においては最終移動
店コードはあってもなくてもよい。
ード100は、この図21ではデータが集計されていな
いが、これは有効期限切れのカードであるためである。
なお、遊技カード100の販売時点においては最終移動
店コードはあってもなくてもよい。
【0140】図22は、本発明に係る別実施例を示し、
図5に示した決済システムの説明図に対応する図であ
る。
図5に示した決済システムの説明図に対応する図であ
る。
【0141】図5に示す実施の形態との相違点を主に説
明すると、遊技カード100を発行するカード会社29
9と総合管理センター1,地域管理センター2とがそれ
ぞれ別会社で構成されている。すなわち、カード会社2
99は遊技カード100を発行して各遊技場3に納入す
るだけの会社である。そして総合管理センター1と地域
管理センター2とは、遊技カード100の背番号管理を
行ないながら各遊技場毎に決済を割り振って行なうとい
う情報処理業務を業として行なう会社である。
明すると、遊技カード100を発行するカード会社29
9と総合管理センター1,地域管理センター2とがそれ
ぞれ別会社で構成されている。すなわち、カード会社2
99は遊技カード100を発行して各遊技場3に納入す
るだけの会社である。そして総合管理センター1と地域
管理センター2とは、遊技カード100の背番号管理を
行ないながら各遊技場毎に決済を割り振って行なうとい
う情報処理業務を業として行なう会社である。
【0142】カード会社299がたとえば1000円カ
ードをB遊技場3に納入すれば、その納入代価として1
000円がB遊技場3からカード会社299も支払われ
る。そして遊技者がB遊技場3においてその1000円
カードを購入して購入代金1000円をB遊技場3に支
払い、B遊技場3においてその1000円カードを遊技
使用して300円分使ったとする。そのうち遊技者がそ
の遊技カード100をカードチェッカ(B)7を通過さ
せてC遊技場3に持込み、カードチェッカ(C)7を通
過させたとする。その場合には、前述と同様に、図22
に示すように売上情報,カード番号,残額情報,照合情
報要求情報,照合情報,残額移動情報等が地域管理セン
ター2や総合管理センター1に伝送される。そして、図
5と相違する点は、カード会社299は決済額として1
000円を総合管理センター1に支払うことにより遊技
カード100に関する決済が完結する点である。そし
て、後は、総合管理センター1とB遊技場3,C遊技場
3との間での決済が残ることとなり、総合管理センター
1では、前述と同様に、残額移動情報に基づいて、B遊
技場3に対し300円支払うことによって決済を行な
い、C遊技場3に対し700円支払うことによって決済
を終了する。なお、カード会社299がB遊技場3に対
し遊技カード100を納入した段階でその納入額と遊技
場コード(B遊技場3を特定するためのコード)が総合
管理センター1に伝送される。
ードをB遊技場3に納入すれば、その納入代価として1
000円がB遊技場3からカード会社299も支払われ
る。そして遊技者がB遊技場3においてその1000円
カードを購入して購入代金1000円をB遊技場3に支
払い、B遊技場3においてその1000円カードを遊技
使用して300円分使ったとする。そのうち遊技者がそ
の遊技カード100をカードチェッカ(B)7を通過さ
せてC遊技場3に持込み、カードチェッカ(C)7を通
過させたとする。その場合には、前述と同様に、図22
に示すように売上情報,カード番号,残額情報,照合情
報要求情報,照合情報,残額移動情報等が地域管理セン
ター2や総合管理センター1に伝送される。そして、図
5と相違する点は、カード会社299は決済額として1
000円を総合管理センター1に支払うことにより遊技
カード100に関する決済が完結する点である。そし
て、後は、総合管理センター1とB遊技場3,C遊技場
3との間での決済が残ることとなり、総合管理センター
1では、前述と同様に、残額移動情報に基づいて、B遊
技場3に対し300円支払うことによって決済を行な
い、C遊技場3に対し700円支払うことによって決済
を終了する。なお、カード会社299がB遊技場3に対
し遊技カード100を納入した段階でその納入額と遊技
場コード(B遊技場3を特定するためのコード)が総合
管理センター1に伝送される。
【0143】この図22に示した別実施の形態において
も、前記図12〜図19に示したフローチャートがほぼ
そのまま適用できる。変更する必要がある箇所は、図1
8に示した総合管理センターにおける納入情報を処理制
御のフローチャートである。そして、図18のS601
の前に、「カード会社299から納入額情報と遊技店コ
ードとが伝送されてきたか否か」のステップを追加し、
伝送されてきていない場合はそのまま制御が終了する
が、伝送されてきた場合にはS601に進むようにす
る。
も、前記図12〜図19に示したフローチャートがほぼ
そのまま適用できる。変更する必要がある箇所は、図1
8に示した総合管理センターにおける納入情報を処理制
御のフローチャートである。そして、図18のS601
の前に、「カード会社299から納入額情報と遊技店コ
ードとが伝送されてきたか否か」のステップを追加し、
伝送されてきていない場合はそのまま制御が終了する
が、伝送されてきた場合にはS601に進むようにす
る。
【0144】以上説明した実施の形態の特徴や変形例等
を以下に列挙する。 (1) 図1,図3等において、残額情報や照合情報要
求情報や照合情報等のやり取りを、総合管理センター1
を経由して行なうのではなく、地域管理センター2同士
で直接行なってもよい。その場合には、総合管理センタ
ー1は、地域管理センター2と同レベルの管理センター
であってもよくまたは総合管理センター1を無くして地
域管理センター2のみで管理するようにしてもよい。
を以下に列挙する。 (1) 図1,図3等において、残額情報や照合情報要
求情報や照合情報等のやり取りを、総合管理センター1
を経由して行なうのではなく、地域管理センター2同士
で直接行なってもよい。その場合には、総合管理センタ
ー1は、地域管理センター2と同レベルの管理センター
であってもよくまたは総合管理センター1を無くして地
域管理センター2のみで管理するようにしてもよい。
【0145】カード販売機4により、記録媒体を販売す
る記録媒体販売手段が構成されている。この記録媒体販
売手段は、販売した記録媒体の売上情報を外部出力する
売上情報出力手段を含む。カード玉貸機5により、前記
記録媒体の記録情報により特定される有価価値を使用し
て遊技機による遊技を可能にする記録媒体処理手段が構
成されている。この記録媒体処理手段は、前記記録媒体
の記録情報により特定される有価価値の使用情報を外部
出力する使用情報出力手段を含む。
る記録媒体販売手段が構成されている。この記録媒体販
売手段は、販売した記録媒体の売上情報を外部出力する
売上情報出力手段を含む。カード玉貸機5により、前記
記録媒体の記録情報により特定される有価価値を使用し
て遊技機による遊技を可能にする記録媒体処理手段が構
成されている。この記録媒体処理手段は、前記記録媒体
の記録情報により特定される有価価値の使用情報を外部
出力する使用情報出力手段を含む。
【0146】(2) 遊技カード100により、有価価
値が特定可能な情報が記録された記録媒体が構成されて
いる。この遊技カード100に記録されているカード番
号205により、記録媒体同士を識別するための記録媒
体識別情報が構成されている。カード販売店コード10
2により、当該記録媒体が販売された遊技場を特定する
販売遊技場特定情報が構成されている。最終移動店コー
ド103により、当該記録媒体が最終的に使用された遊
技場を特定する最終使用遊技場特定情報が構成されてい
る。カード残額104により、前記有価価値を特定可能
な情報が構成されている。プレミア残額105により、
当該記録媒体が販売された遊技場において当該記録媒体
が使用されたことに対しサービスとして与えられるサー
ビス付与価値を特定可能なサービス付与価値情報が構成
されている。変換情報108により、当該記録媒体が販
売された遊技場以外の遊技場で当該記録媒体が使用され
た場合の使用状況を特定可能な使用状況特定情報が構成
されている。
値が特定可能な情報が記録された記録媒体が構成されて
いる。この遊技カード100に記録されているカード番
号205により、記録媒体同士を識別するための記録媒
体識別情報が構成されている。カード販売店コード10
2により、当該記録媒体が販売された遊技場を特定する
販売遊技場特定情報が構成されている。最終移動店コー
ド103により、当該記録媒体が最終的に使用された遊
技場を特定する最終使用遊技場特定情報が構成されてい
る。カード残額104により、前記有価価値を特定可能
な情報が構成されている。プレミア残額105により、
当該記録媒体が販売された遊技場において当該記録媒体
が使用されたことに対しサービスとして与えられるサー
ビス付与価値を特定可能なサービス付与価値情報が構成
されている。変換情報108により、当該記録媒体が販
売された遊技場以外の遊技場で当該記録媒体が使用され
た場合の使用状況を特定可能な使用状況特定情報が構成
されている。
【0147】なお、遊技カード100に記録される情報
はこれらに限定されるものでなく、プレミアがないもの
や、額面などを記録するものであてもよい。
はこれらに限定されるものでなく、プレミアがないもの
や、額面などを記録するものであてもよい。
【0148】前記カードチェッカ7により、前記記録媒
体に記録されている記録媒体識別情報と有価価値を特定
可能な情報とに基づいて当該記録媒体が適正な記録媒体
であるか否かを判別する記録媒体適否判定手段が構成さ
れている。前記記録媒体に記録されているカードチェッ
カ通過有無107により、前記記録媒体適否判定手段に
よる適否判定のための処理を済ましているか否かを特定
する処理済特定情報が構成されている。
体に記録されている記録媒体識別情報と有価価値を特定
可能な情報とに基づいて当該記録媒体が適正な記録媒体
であるか否かを判別する記録媒体適否判定手段が構成さ
れている。前記記録媒体に記録されているカードチェッ
カ通過有無107により、前記記録媒体適否判定手段に
よる適否判定のための処理を済ましているか否かを特定
する処理済特定情報が構成されている。
【0149】(3) 前記S205により、前記記録媒
体が当該遊技場において販売されたものであるかまたは
他の遊技場において販売されて当該遊技場の持込まれた
ものであるかを判別する記録媒体出所判別手段が構成さ
れている。前記S209により、他の遊技場において販
売されて当該遊技場に持込まれた記録媒体が前記他の遊
技場の前記記録媒体適否判定手段による適否判定処理を
受けているか否かを判別する判別手段が構成されてい
る。
体が当該遊技場において販売されたものであるかまたは
他の遊技場において販売されて当該遊技場の持込まれた
ものであるかを判別する記録媒体出所判別手段が構成さ
れている。前記S209により、他の遊技場において販
売されて当該遊技場に持込まれた記録媒体が前記他の遊
技場の前記記録媒体適否判定手段による適否判定処理を
受けているか否かを判別する判別手段が構成されてい
る。
【0150】前記S308,S309,S316、また
は、前記S410,S417により、前記記録媒体の記
録媒体識別情報毎に分類して前記記録媒体の記録情報に
より特定される有価価値を格納する記録媒体別有価価値
分類格納手段が構成されている。前記S221またはS
211により、前記記録媒体の記録媒体識別情報を送信
して前記記録媒体別有価価値分類格納手段に格納されて
いる有価価値のうち前記記録媒体識別情報に対応する有
価価値の返信を要求する照合情報要求情報送信手段が構
成されている。前記カードリーダライタ201により、
前記記録媒体の記録情報を読取る記録情報読取手段が構
成されている。
は、前記S410,S417により、前記記録媒体の記
録媒体識別情報毎に分類して前記記録媒体の記録情報に
より特定される有価価値を格納する記録媒体別有価価値
分類格納手段が構成されている。前記S221またはS
211により、前記記録媒体の記録媒体識別情報を送信
して前記記録媒体別有価価値分類格納手段に格納されて
いる有価価値のうち前記記録媒体識別情報に対応する有
価価値の返信を要求する照合情報要求情報送信手段が構
成されている。前記カードリーダライタ201により、
前記記録媒体の記録情報を読取る記録情報読取手段が構
成されている。
【0151】前記S312〜S315またはS412〜
S415Cにより、前記照合情報要求情報送信手段から
送信されてきた前記記録媒体識別情報に基づいて、前記
記録媒体別有価価値分類格納手段に格納されている有価
価値のうち当該送信されてきた記録媒体識別情報に対応
する有価価値を割り出して返信する該当有価価値割出返
信手段が構成されている。前記S223,S224また
はS213,S214により、前記該当有価価値割出返
信手段から返信されてきた有価価値と前記記録情報読取
手段が読取った有価価値とを照合して前記記録情報読取
手段により読取られた記録媒体が適正な記録媒体である
か否かを判別する記録媒体適否判別手段が構成されてい
る。
S415Cにより、前記照合情報要求情報送信手段から
送信されてきた前記記録媒体識別情報に基づいて、前記
記録媒体別有価価値分類格納手段に格納されている有価
価値のうち当該送信されてきた記録媒体識別情報に対応
する有価価値を割り出して返信する該当有価価値割出返
信手段が構成されている。前記S223,S224また
はS213,S214により、前記該当有価価値割出返
信手段から返信されてきた有価価値と前記記録情報読取
手段が読取った有価価値とを照合して前記記録情報読取
手段により読取られた記録媒体が適正な記録媒体である
か否かを判別する記録媒体適否判別手段が構成されてい
る。
【0152】前記S702により、遊技場毎に前記記録
媒体の納入額合計と前記記録媒体の売上額合計とを比較
して売上額合計が納入額合計を上回っている異常の発生
の有無を判別する異常判別手段が構成されている。
媒体の納入額合計と前記記録媒体の売上額合計とを比較
して売上額合計が納入額合計を上回っている異常の発生
の有無を判別する異常判別手段が構成されている。
【0153】前記S701により、遊技場毎に決済額を
算出する決済額算出手段が構成されている。この決済額
算出手段は、図20に示すように、遊技場毎の記録媒体
売上額を集計して記憶する記録媒体売上額集計記憶手段
と、遊技場毎の記録媒体の使用額を集計して記憶する記
録媒体使用額集計記憶手段と、遊技場毎に他の遊技場か
ら当該遊技場に持込まれた記録媒体の記録情報により特
定される有価価値を集計して記憶する第1の記録媒体移
動額集計記憶手段と、遊技場毎に当該遊技場から他の遊
技場に持込まれた記録媒体の記録情報により特定される
有価価値を集計して記憶する第2の記録媒体移動額集計
記憶手段とを含む。そして、前記決済額算出手段は、前
記記録媒体売上額集計記憶手段に記憶されている記録媒
体売上額と前記第1の記録媒体移動額集計記憶手段に記
憶されている記録媒体移動額との和に対し前記第2の記
録媒体移動額集計記憶手段に記憶されている記録媒体移
動額を減算することにより、当該遊技場における決済額
を算出する機能を有する。
算出する決済額算出手段が構成されている。この決済額
算出手段は、図20に示すように、遊技場毎の記録媒体
売上額を集計して記憶する記録媒体売上額集計記憶手段
と、遊技場毎の記録媒体の使用額を集計して記憶する記
録媒体使用額集計記憶手段と、遊技場毎に他の遊技場か
ら当該遊技場に持込まれた記録媒体の記録情報により特
定される有価価値を集計して記憶する第1の記録媒体移
動額集計記憶手段と、遊技場毎に当該遊技場から他の遊
技場に持込まれた記録媒体の記録情報により特定される
有価価値を集計して記憶する第2の記録媒体移動額集計
記憶手段とを含む。そして、前記決済額算出手段は、前
記記録媒体売上額集計記憶手段に記憶されている記録媒
体売上額と前記第1の記録媒体移動額集計記憶手段に記
憶されている記録媒体移動額との和に対し前記第2の記
録媒体移動額集計記憶手段に記憶されている記録媒体移
動額を減算することにより、当該遊技場における決済額
を算出する機能を有する。
【0154】(4) 前記遊技カード100は、当該遊
技カード(記録媒体)が販売された遊技場に限って使用
可能となるように構成されている。具体的には、前記記
録媒体の使用可能な遊技場を特定可能な使用遊技場特定
情報(カード販売店コード102,最終移動店コード1
03)が前記記録媒体に記録されている。前記S208
〜S214,S217により、前記記録媒体が販売され
た遊技場以外の遊技場で当該記録媒体を使用可能にする
記録媒体他店使用可能化手段が構成されている。具体的
には、前記使用遊技場特定情報を前記販売された遊技場
以外の遊技場の使用遊技場特定情報に書き換える。前記
S104,S112により、前記記録媒体他店使用可能
化手段による使用可能化処理済みの記録媒体であること
を条件として当該記録媒体の使用を許容する使用許容手
段が構成されている。
技カード(記録媒体)が販売された遊技場に限って使用
可能となるように構成されている。具体的には、前記記
録媒体の使用可能な遊技場を特定可能な使用遊技場特定
情報(カード販売店コード102,最終移動店コード1
03)が前記記録媒体に記録されている。前記S208
〜S214,S217により、前記記録媒体が販売され
た遊技場以外の遊技場で当該記録媒体を使用可能にする
記録媒体他店使用可能化手段が構成されている。具体的
には、前記使用遊技場特定情報を前記販売された遊技場
以外の遊技場の使用遊技場特定情報に書き換える。前記
S104,S112により、前記記録媒体他店使用可能
化手段による使用可能化処理済みの記録媒体であること
を条件として当該記録媒体の使用を許容する使用許容手
段が構成されている。
【0155】
【課題を解決するための手段の具体例】前記総合管理セ
ンター1または前記カード会社299により、前記記録
媒体を発行して遊技場に納入する記録媒体発行機関が構
成されている。前記S601,S602および図20に
示す集計記録情報により、前記記録媒体発行機関から前
記遊技場に納入された前記記録媒体の納入額を特定可能
な情報を集計する納入額情報集計手段が構成されてい
る。前記S507および図20に示した集計記憶情報に
より、前記遊技場で販売された前記記録媒体の販売額を
特定可能な情報を集計する販売額情報集計手段が構成さ
れている。前記S508と図20に示した集計記憶情報
とにより、前記遊技場で販売された前記記録媒体が他の
遊技場に持込まれて使用されるという記録媒体の移動使
用が行なわれた場合に、移動時点における前記記録媒体
の記録情報により特定される有価価値を、前記販売元の
遊技場および前記持込先の遊技場毎に集計する移動時点
有価価値遊技場別集計手段が構成されている。
ンター1または前記カード会社299により、前記記録
媒体を発行して遊技場に納入する記録媒体発行機関が構
成されている。前記S601,S602および図20に
示す集計記録情報により、前記記録媒体発行機関から前
記遊技場に納入された前記記録媒体の納入額を特定可能
な情報を集計する納入額情報集計手段が構成されてい
る。前記S507および図20に示した集計記憶情報に
より、前記遊技場で販売された前記記録媒体の販売額を
特定可能な情報を集計する販売額情報集計手段が構成さ
れている。前記S508と図20に示した集計記憶情報
とにより、前記遊技場で販売された前記記録媒体が他の
遊技場に持込まれて使用されるという記録媒体の移動使
用が行なわれた場合に、移動時点における前記記録媒体
の記録情報により特定される有価価値を、前記販売元の
遊技場および前記持込先の遊技場毎に集計する移動時点
有価価値遊技場別集計手段が構成されている。
【0156】この移動時点有価価値遊技場別集計手段
は、本実施の形態では、遊技媒体貸出装置等の記録媒体
処理装置による処理が行なわれる以前の段階で有価価値
の集計を行なう(具体的にはカードチェック7による記
録媒体のチェックが行なわれた段階で集計を行なう)た
めに、決済を行なうための情報の収集を前記複数箇所に
設置されている記録媒体処理装置から行なう必要がな
く、その分決済が容易となる。
は、本実施の形態では、遊技媒体貸出装置等の記録媒体
処理装置による処理が行なわれる以前の段階で有価価値
の集計を行なう(具体的にはカードチェック7による記
録媒体のチェックが行なわれた段階で集計を行なう)た
めに、決済を行なうための情報の収集を前記複数箇所に
設置されている記録媒体処理装置から行なう必要がな
く、その分決済が容易となる。
【0157】また、前記納入金額情報集計手段や販売額
情報集計手段や移動時点有価価値遊技場別集計手段は、
たとえば、カードチェックやカード販売機4やカード管
理コンピュータ8等に設けてもよく、設ける箇所はどこ
でもよい。
情報集計手段や移動時点有価価値遊技場別集計手段は、
たとえば、カードチェックやカード販売機4やカード管
理コンピュータ8等に設けてもよく、設ける箇所はどこ
でもよい。
【0158】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
に関しては、記録媒体発行機関から遊技場に納入された
前記記録媒体の納入額を特定可能な情報が集計されると
ともに、前記遊技場で販売された前記記録媒体の販売額
を特定可能な情報が集計されるために、当該遊技場と前
記記録媒体発行機関との間での決済を行なうにおいて
は、その当該遊技場への記録媒体の納入額と当該遊技場
で販売された記録媒体の販売額との両情報に基づいて行
なうことが可能となる。つまり、記録媒体が販売されれ
ばその後その記録媒体が使用されるのであり、当該遊技
場で記録媒体が販売された時点でその記録媒体が使用さ
れたものとみなし、記録媒体の使用額に代えて記録媒体
の販売額と前記記録媒体の納入額とにより当該遊技場と
記録媒体発行機関との間での決済を行なうことが可能と
なる。その結果、記録媒体発行機関と遊技場との間での
決済を行なうにおいて必ずしも記録媒体の使用額を集計
する必要がなくなるため、決済が容易となる。
に関しては、記録媒体発行機関から遊技場に納入された
前記記録媒体の納入額を特定可能な情報が集計されると
ともに、前記遊技場で販売された前記記録媒体の販売額
を特定可能な情報が集計されるために、当該遊技場と前
記記録媒体発行機関との間での決済を行なうにおいて
は、その当該遊技場への記録媒体の納入額と当該遊技場
で販売された記録媒体の販売額との両情報に基づいて行
なうことが可能となる。つまり、記録媒体が販売されれ
ばその後その記録媒体が使用されるのであり、当該遊技
場で記録媒体が販売された時点でその記録媒体が使用さ
れたものとみなし、記録媒体の使用額に代えて記録媒体
の販売額と前記記録媒体の納入額とにより当該遊技場と
記録媒体発行機関との間での決済を行なうことが可能と
なる。その結果、記録媒体発行機関と遊技場との間での
決済を行なうにおいて必ずしも記録媒体の使用額を集計
する必要がなくなるため、決済が容易となる。
【0159】しかも、記録媒体発行機関は記録媒体の販
売額に従って決済を行なうために、偽造された記録媒体
が遊技場において使用されることに伴う損害が記録媒体
発行機関に及ぶことを防止できる。また、記録媒体の納
入額と販売額とにより当該遊技場における記録媒体の在
庫状況を監視可能となるために、記録媒体の偽造や販売
額の水増し請求等の遊技場での不正に対する監視を行な
いやすくなる。
売額に従って決済を行なうために、偽造された記録媒体
が遊技場において使用されることに伴う損害が記録媒体
発行機関に及ぶことを防止できる。また、記録媒体の納
入額と販売額とにより当該遊技場における記録媒体の在
庫状況を監視可能となるために、記録媒体の偽造や販売
額の水増し請求等の遊技場での不正に対する監視を行な
いやすくなる。
【0160】請求項2に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、遊技場で販売された記録媒体が他の遊技場
に持込まれて使用されるという記録媒体の移動使用が行
なわれた場合においても、移動時点における記録媒体の
記録情報により特定される有価価値が販売元の遊技場お
よび持込先の遊技場毎に集計されるために、どの遊技場
からどこの遊技場へ記録媒体が移動使用されたかを移動
時点における有価価値と共に把握でき、記録媒体の移動
使用を考慮して販売元遊技場と持込先遊技場とに対する
きめ細かな決済を行なうことが可能となる。
果に加えて、遊技場で販売された記録媒体が他の遊技場
に持込まれて使用されるという記録媒体の移動使用が行
なわれた場合においても、移動時点における記録媒体の
記録情報により特定される有価価値が販売元の遊技場お
よび持込先の遊技場毎に集計されるために、どの遊技場
からどこの遊技場へ記録媒体が移動使用されたかを移動
時点における有価価値と共に把握でき、記録媒体の移動
使用を考慮して販売元遊技場と持込先遊技場とに対する
きめ細かな決済を行なうことが可能となる。
【図1】本発明に係る遊技用装置の全体概略システムを
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】遊技場において遊技者が遊技を行なう場合の手
順を示す説明図である。
順を示す説明図である。
【図3】遊技場に設置された各種機器および地域管理セ
ンター,総合管理センターとの間の情報のやり取りを示
す説明図である。
ンター,総合管理センターとの間の情報のやり取りを示
す説明図である。
【図4】他店へカードの移動がない場合の決済システム
を説明するための説明図である。
を説明するための説明図である。
【図5】決済日以前において他の遊技場へカードの移動
があった場合の決済システムを説明する説明図である。
があった場合の決済システムを説明する説明図である。
【図6】決済日をまたいで他の遊技場へカードの移動が
あった場合の決済システムを説明するための説明図であ
る。
あった場合の決済システムを説明するための説明図であ
る。
【図7】遊技機の一例のパチンコ遊技機およびカード玉
貸機を示す全体正面図である。
貸機を示す全体正面図である。
【図8】パチンコ遊技機およびカード玉貸機を示す全体
背面図である。
背面図である。
【図9】カード販売機の正面図である。
【図10】カードチェッカの正面図である。
【図11】遊技カードの正面図である。
【図12】カード販売機のカード販売処理制御動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図13】カード玉貸機のカード玉貸制御処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図14】カードチェッカのカードチェック処理制御を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図15】カード管理コンピュータのカード情報処理制
御を示すフローチャートである。
御を示すフローチャートである。
【図16】地域管理センターの地域管理コンピュータに
よるカード情報管理制御を示すフローチャートである。
よるカード情報管理制御を示すフローチャートである。
【図17】総合管理センターの総合管理コンピュータに
おけるカード情報集計管理制御を示すフローチャートで
ある。
おけるカード情報集計管理制御を示すフローチャートで
ある。
【図18】総合管理センターの総合管理コンピュータに
おける納入情報処理制御を示すフローチャートである。
おける納入情報処理制御を示すフローチャートである。
【図19】総合管理センターの総合管理コンピュータに
よる決済処理制御を示すフローチャートである。
よる決済処理制御を示すフローチャートである。
【図20】総合管理センターの総合管理コンピュータに
おける集計情報を示す説明図である。
おける集計情報を示す説明図である。
【図21】(A)は総合管理センターの総合管理コンピ
ュータにおけるカード玉貸機別の遊技使用額収集データ
を示す図であり、(B)は地域管理センターの地域管理
コンピュータにおける残額情報の集計データを示す図で
ある。
ュータにおけるカード玉貸機別の遊技使用額収集データ
を示す図であり、(B)は地域管理センターの地域管理
コンピュータにおける残額情報の集計データを示す図で
ある。
【図22】決済システムの他の例を説明するための説明
図である。
図である。
1は記録媒体発行機関の一例の総合管理センター、29
9は記録媒体発行機関の一例のカード会社、2は地域管
理センター、3は遊技場、4はカード販売機、5はカー
ド玉貸機、6は遊技機、7はカードチェッカ、8はカー
ド管理コンピュータである。
9は記録媒体発行機関の一例のカード会社、2は地域管
理センター、3は遊技場、4はカード販売機、5はカー
ド玉貸機、6は遊技機、7はカードチェッカ、8はカー
ド管理コンピュータである。
Claims (2)
- 【請求項1】 記録媒体発行機関から発行されて遊技場
に納入された記録媒体を遊技者が購入し、該記録媒体の
記録情報により特定される有価価値を使用して遊技機に
よる遊技媒体を用いた遊技が可能となる遊技用装置であ
って、 前記記録媒体発行機関から前記遊技場に納入された前記
記録媒体の納入額を特定可能な情報を集計する納入額情
報集計手段と、 前記遊技場で販売された前記記録媒体の販売額を特定可
能な情報を集計する販売額情報集計手段とを含むことを
特徴とする、遊技用装置。 - 【請求項2】 前記遊技場で販売された前記記録媒体が
他の遊技場に持込まれて使用されるという記録媒体の移
動使用が行なわれた場合に、移動時点における前記記録
媒体の記録情報により特定される有価価値を、前記販売
元の遊技場および前記持込先の遊技場毎に集計する移動
時点有価価値遊技場別集計手段をさらに含むことを特徴
とする、請求項1記載の遊技用装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11792196A JPH09299575A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 遊技用装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11792196A JPH09299575A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 遊技用装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09299575A true JPH09299575A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14723484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11792196A Withdrawn JPH09299575A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 遊技用装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09299575A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016123535A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | ダイコク電機株式会社 | 遊技用システム |
-
1996
- 1996-05-13 JP JP11792196A patent/JPH09299575A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016123535A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | ダイコク電機株式会社 | 遊技用システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050405 |