JPH09115210A - 回転速度制御装置 - Google Patents

回転速度制御装置

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Publication number
JPH09115210A
JPH09115210A JP7270842A JP27084295A JPH09115210A JP H09115210 A JPH09115210 A JP H09115210A JP 7270842 A JP7270842 A JP 7270842A JP 27084295 A JP27084295 A JP 27084295A JP H09115210 A JPH09115210 A JP H09115210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
target
cycle
tape
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP7270842A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Chiba
孝二 千葉
Koji Wakiyama
浩二 脇山
昭 ▲吉▼川
Akira Yoshikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP7270842A priority Critical patent/JPH09115210A/ja
Publication of JPH09115210A publication Critical patent/JPH09115210A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオテープレコーダ等に使用される回転速
度制御装置においてテープの目標移送速度到達時のテー
プ速度のオーバーシュートをなくすことを目的とする。 【解決手段】 テープ2の移送速度に相当する周期2乗
和を算出する加算器114の出力と、目標移送速度に相
当する目標周期2乗和を設定する目標速度設定器115
の出力との誤差を算出する誤差算出器116と、モータ
1の目標回転速度に相当する目標周期を設定し、誤差算
出器116の出力が0、すなわち、テープ2の移送速度
が目標移送速度に到達したときに目標周期を周期検出器
100が検出した周期に設定する目標周期設定器104
とを設けることによりテープ速度が所定の移送速度に達
したときのオーバーシュートを無くした回転速度制御装
置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ等の移送速
度を制御する回転速度制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転速度制御装置は特開平2−3
01053号公報に記載されたものが知られている。以
下に、従来の回転速度制御装置について説明する。図2
は、この従来の回転速度制御装置の構成図を示すもので
ある。図2において、信号発生器10はモータ1の回転
速度に比例したFG信号を出力する。周期検出器100
は、信号発生器10の出力するFG信号の周期を検出す
る。
【0003】テープ2は、リール3およびリール4に巻
かれている。信号発生器5はリール3の回転速度に比例
した周波数のFG信号を出力する。同様に信号発生器6
は、リール4の回転速度に比例した周波数のFG信号を
出力する。周期検出器110および111は、それぞれ
信号発生器5および6が出力するFG信号の周期を検出
する。乗算器112および113は、周期検出器110
および111が出力する周期を2乗する。加算器114
は乗算器112および113が出力する値を加算し周期
2乗和を求める。
【0004】目標速度設定器115は、テープ2の目標
移送速度に相当する目標周期2乗和を設定する。誤差算
出器116は、加算器114が出力する周期の2乗和と
目標速度設定器115が出力する目標周期2乗和との誤
差を算出する。目標周期設定器104は、モータ1の目
標回転速度に相当する目標周期を設定する。テープ2の
移送速度が所定の速度になるように誤差算出器116が
出力する誤差に応じた補正値で目標周期設定器104で
設定する目標周期を補正する。
【0005】誤差算出器101は、周期検出器100が
出力する周期と目標周期設定器104が出力する目標周
期との誤差を算出する。駆動回路102は、誤差算出器
101が出力する周期誤差に応じた回転トルクをモータ
1に与えモータ1の回転を制御する。また、破線で囲ん
だブロック200は、マイクロコンピュータ等のソフト
ウエアで実現可能である。
【0006】以上のように構成された回転速度制御装置
について、以下その動作について説明する。まず、テー
プ2を所定の移送速度で送るために、駆動回路102が
起動トルクを出力し、モータ1が回転を開始する。モー
タ1の回転に連動してリール3が回転を開始し、テープ
2がリール4からリール3の方向に移送を開始する。
【0007】リール3および4の回転周期を周期検出器
110および111が検出し、それぞれの周期の2乗和
が一定となるようにモータ1の回転速度を制御してテー
プ2の移送速度を一定に保つ。テープ2の移送速度が所
定の速度に達するまでは、加算器114が算出した周期
の2乗和を目標速度設定器115で設定された目標周期
2乗和から減算してその誤差を誤差算出器116で算出
する。
【0008】目標補正手段(図では補正手段と称す)1
20は、誤差算出器116が出力する値に応じた補正値
を算出し、目標周期設定器104が出力する目標周期を
補正する。テープ移送速度が目標速度より遅い場合、誤
差算出器116が出力する周期2乗和の誤差は負の値と
なる。テープ速度が目標速度より遅いとき、目標周期設
定器104の出力する目標周期は一定の値を出力する。
テープ速度が目標に達したら、補正手段120は目標周
期の補正を開始する。
【0009】周期検出器100が出力する周期と目標周
期設定器104が出力する補正後の目標周期との誤差を
誤差算出器101が算出し、誤差に応じた制御量を駆動
回路102に出力する。駆動回路102は制御量に応じ
た回転トルクをモータ1に出力してモータ1を加速す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この回転速度制御装置
においては、テープ2の移送速度が目標速度に達したと
きの目標周期は加速のため短くなっている。そのため目
標周期を目標補正手段120で変更してもテープ2の移
送速度はすぐに追従できない。したがって、所定の移送
速度を越えてしまうという問題点を有していた。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、テープの移送速度が所定の速度に達したときに移送
速度のオーバーシュートの無い回転速度制御装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の回転速度制御装置は、テープが目標速度に到
達するまで所定値を出力し、テープが目標速度に到達し
たときに周期検出手段が出力する周期を目標周期として
設定し、以後この目標周期が補正手段の補正値により補
正する目標周期設定手段を備えた構成を有している。
【0013】これによりテープ速度が所定の移送速度に
達したときのオーバーシュートが無い回転速度制御装置
が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、テープの一端が巻かれモータの回転に同期して回転
する第1のリールと、前記テープの他端が巻かれた第2
のリールと、前記テープの移送速度を検出する速度検出
手段と、前記モータの回転速度に比例したFG信号を出
力する信号発生手段と、前記信号発生手段の出力するF
G信号の周期を検出する周期検出手段と、前記モータの
起動時は所定の目標周期を設定し、前記速度検出手段が
出力する速度が略目標速度に到達したことを検出すると
前記周期検出手段の検出周期を目標周期に設定する目標
周期設定手段と、前記速度検出手段が出力する速度が略
目標速度に到達したことを検出し前記周期検出手段の検
出周期を前記目標周期設定手段の目標周期に変更する目
標周期変更手段と、前記目標周期設定手段の出力と前記
周期検出手段が出力する周期との誤差を算出する誤差算
出手段と、前記誤差算出手段が出力する誤差の大きさに
応じた回転トルクを前記モータに与える駆動手段とを備
え、テープ速度を所定の速度に保つという作用を有す
る。
【0015】以下、本発明の実施形態について、図面を
用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の回転速度制御装置の構
成を示すブロック図である。図1において、信号発生手
段としての信号発生器10はモータ1の回転速度に比例
したFG信号を出力する。周期検出手段としての周期検
出器100は、信号発生器10の出力するFG信号の周
期を検出する。
【0016】テープ2は、リール3およびリール4に巻
かれている。信号発生器5はリール3の回転速度に比例
した周波数のFG信号を出力する。同様に信号発生器6
は、リール4の回転速度に比例した周波数のFG信号を
出力する。周期検出器110および111は、それぞれ
信号発生器5および6が出力するFG信号の周期を検出
する。乗算器112および113は、周期検出器110
および111が出力する周期を2乗する。加算器114
は乗算器112および113が出力する値を加算し周期
2乗和を求める。
【0017】目標速度設定器115は、テープ2の目標
移送速度に相当する目標周期2乗和を設定する。誤差算
出器116は、加算器114が出力する周期2乗和を目
標周期2乗和から減算し周期2乗和の誤差を出力する。
以上の図1において、点線で示す150が速度検出手段
である。目標周期設定手段としての目標周期設定器10
4は、モータ1の目標回転速度に相当する目標周期を設
定する。補正手段120は、テープ移送速度を一定に保
つため目標周期を補正する補正値を求め、目標周期を補
正する。テープ2の移送速度が目標とする移送速度に達
したとき、目標周期設定器104は周期検出器100が
出力する周期を目標周期として出力する。
【0018】誤差算出手段としての誤差算出器101
は、周期検出器100が出力する周期と目標周期設定器
104が出力する目標周期との誤差を算出する。駆動手
段としての駆動回路102は、誤差算出器101が出力
する周期誤差に応じた回転トルクをモータ1に与え駆動
する。また、破線で囲んだブロック200は、マイクロ
コンピュータ等のソフトウエアで実現可能である。
【0019】以上のように構成された本実施の形態1に
よる回転速度制御装置について、以下その動作について
説明する。モータ1を起動してテープ2が停止状態から
所定の速度に達するまで動作について説明する。モータ
1が回転を開始し、リール3およびリール4が回転を開
始する。リール3およびリール4の回転周期を周期検出
器110および111が信号発生器5および6の出力す
るFG信号から検出する。検出された周期は、それぞれ
乗算器112,113で2乗され加算器114で周期2
乗和が算出される。算出された周期2乗和はテープ速度
の2乗に反比例した値となる。目標速度設定器115
は、所定のテープ速度に応じた目標周期2乗和を設定す
る。誤差算出器116は、目標速度設定器115が出力
する目標周期2乗和から加算器114で算出された周期
2乗和を減算し、2乗和の誤差を算出する。テープ2の
移送速度が目標速度より遅いときは、算出される2乗和
の誤差は負の値となり、目標速度に達したときに誤差は
0となる。
【0020】目標周期設定器104は、モータ1を所定
の回転速度で回転するための目標周期を設定する。この
時、テープ移送速度が所定の速度に達するまで目標周期
設定器104で設定される目標周期は比較的短い一定の
目標周期が設定される。誤差算出器101は、周期検出
器100が出力する周期と目標周期設定器104の出力
との誤差を算出し、駆動回路102に送る。駆動回路1
02は、誤差算出器101が出力する誤差に応じた回転
トルクをモータ1の与えモータの回転速度を制御する。
【0021】目標周期設定器104は、テープ2の移送
速度が上昇し目標とする移送速度に達したとき、目標周
期を周期検出器100が出力する周期に、目標周期変更
手段としての切換器124で切り替える。つまり、テー
プ移送速度が所定の速度に達したとき、誤差算出器10
1で算出される誤差は0となる。したがって駆動回路1
02ではモータ1の回転速度を一定に保つためだけの回
転トルクを出力することになる。テープ2が所定の速度
に達した瞬間、モータ1が加速も減速もしないため、テ
ープ速度は所定の速度に引き込むことが可能となる。
【0022】目標周期を周期検出器100が出力する周
期に切り替えてテープ2の速度が所定の速度に引き込ん
だ後は、テープ速度を一定に保つため誤差算出器116
が出力する速度誤差に応じた補正値を補正手段120が
求める。目標周期が一定であればテープ速度は、巻取側
リール3に巻かれたテープ2の巻き径の増加に伴ない上
昇する。したがってテープ速度を一定に保つため、補正
手段120は目標周期を巻き径に応じて徐々に長くする
方向に補正する。
【0023】なお、以上の説明では、テープ移送速度を
検出するためにリールの回転周期の2乗和を用いている
が、テープ上に記録されたコントロール信号や、光学的
な方法によりテープ速度を検出する構成についても同様
に実施可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、テープの移送速
度が所定の速度に達した時に目標周期設定手段が出力す
る目標周期を周期検出手段が出力する周期に切り替える
ことのできる目標周期設定器を設けることにより、テー
プ速度が所定の移送速度に達したときにオーバーシュー
トを無くすことができ、テープの目標移送速度までの引
き込み時間を短縮できる。
【0025】さらに、テープがどの巻き位置にあっても
最適にテープ速度を引き込むことがが可能となり、目標
周期を求めるためのテープの巻き径情報も必要ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による回転速度制御装置
の構成を示すブロック図
【図2】従来の回転速度制御装置の構成を示すブロック
【符号の説明】
1 モータ 2 テープ 3,4 リール 10 信号発生器 100 周期検出器 101 誤差算出器 102 駆動回路 104 目標周期設定手段 124 切換器 150 速度検出手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープの一端が巻かれモータの回転に同
    期して回転する第1のリールと、 前記テープの他端が巻かれた第2のリールと、 前記テープの移送速度を検出する速度検出手段と、 前記モータの回転速度に比例したFG信号を出力する信
    号発生手段と、 前記信号発生手段の出力するFG信号の周期を検出する
    周期検出手段と、 前記モータの起動時は所定の目標周期を設定し、前記速
    度検出手段が出力する速度が略目標速度に到達したこと
    を検出すると前記周期検出手段の検出周期を目標周期に
    設定する目標周期設定手段と、 前記速度検出手段が出力する速度が略目標速度に到達し
    たことを検出し前記周期検出手段の検出周期を前記目標
    周期設定手段の目標周期に変更する目標周期変更手段
    と、 前記目標周期設定手段の出力と前記周期検出手段が出力
    する周期との誤差を算出する誤差算出手段と、 前記誤差算出手段が出力する誤差の大きさに応じた回転
    トルクを前記モータに与える駆動手段とを備えたことを
    特徴とする回転速度制御装置。
JP7270842A 1995-10-19 1995-10-19 回転速度制御装置 Pending JPH09115210A (ja)

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JP7270842A JPH09115210A (ja) 1995-10-19 1995-10-19 回転速度制御装置

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ID=17491764

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JP7270842A Pending JPH09115210A (ja) 1995-10-19 1995-10-19 回転速度制御装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040608