JPS6295701A - 記録又は再生装置 - Google Patents

記録又は再生装置

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JPS6295701A
JPS6295701A JP23490485A JP23490485A JPS6295701A JP S6295701 A JPS6295701 A JP S6295701A JP 23490485 A JP23490485 A JP 23490485A JP 23490485 A JP23490485 A JP 23490485A JP S6295701 A JPS6295701 A JP S6295701A
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JP
Japan
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signal
motor
memory
recording
phase
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JP23490485A
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Nobuo Fukushima
信男 福島
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えば映像信号等の信号を磁気ディスク等
の記Q担体に記録し、又は記録された信号を再生する記
録又は再生装置に関し、特に環境条件にかかわらず、記
録又は再生ヘッドと記録担体とを相対的に変位させる回
転駆動手段を起動してからその位相同期に達するまでの
所要時間を大幅に短縮することができる手段に関する。
(従来の技術) 前述の種類の記録又は再生装置、例えば電子スチルカメ
ラの記録担体駆動用モータにおいては、通常、カメラ全
体の操作タイミングを制御する基準信号にモータの回転
位相を合わせるようにモータの駆動制御を行っていた。
すなわち、モータの回転周期と等しい周期の回転位相信
号(モータの1回転につき1回発生)と基準信号、例え
ば垂直同期信号との位相差を偏差信号として位相制御を
行うものである。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、従来のモータ制御方式においては、下記の理
由により、周囲の温度や湿度等の環境条件による負荷変
動のためにモータを起動してから位相同期に達するまで
に相当の時間を要し、特にいったん位相同期の所要時間
が良好な状態に整定された場合でも、システム電源をオ
フにした後、再び同電源をオンにすると上記の位相同期
に達するまでに再び相当な時間を要することになる。
すなわち、記録又は再生ヘッドと記録担体とを周波数的
及び位相的に同期を保って相対的に回転させるためにモ
ータを制御する場合の操作量は、一般的に下記の式(1
)で与えられる。
操作量=GIX(位相偏差量) +G2X(速度偏差量) +G3x(位相偏差量の積分値) +(オフセット値C)−−・(1) ここで操作量は、モータの速度制御及び位相制御を行う
ため記録又は再生装置内の後述のシステム制御部から出
力されるものであり、オフセット値Cは位相偏差量、速
度偏差量及び位相偏差量の積分値がいずれもゼロである
ときモータを所要の速度、例えば60Hzで回転させる
のに必要な操作量、G1−G3は定数である。
式(1)の第3項の位相偏差量の積分値は、モータに加
わる負荷変動の周波数的に低域成分を反映している量で
ある。 11)において、周囲の温度や湿度の変化等に
より負荷が増大すると上記の積分値が大きくなり、逆に
負荷が減少するとこの積分値が小さくなる。ところがこ
の積分に要する時定数はG3によって定まるが、制御の
安定性からこの時定数をあまり小さくすることはできな
い。
すなわちモータを起動してから積分値が定まるまでに長
い時間を要し、その間モータの位相及び速度は目標値に
対してオフセットを生じ、結果的に位相同期に要する時
間が長くなる。そして上記の操作量が所望な量にいった
ん整定された場合でも、システム電源をオフにした後再
び電源をオンにするときには再び位相同期に達、するの
に相当な時間を要することになる。
したがって、この発明は、従来の記録又は再生装置の前
述の問題点を解決し、映像信号等の信号を記録し、又は
記録された信号を再生する記録又は再生装置について、
環境条件にかかわらず記録又は再生ヘッドと記録担体と
を相対的に変位させる回転駆動手段を起動してから位相
同期に達するまでに要する時間を短縮することができる
手段を提供することを1的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明の記録又は再生装置は、上記の目的を達成する
ため、記録又は再生へラドと記録担体とを相対的に変位
させる回転駆動手段と、少なくとも前記回転駆動手段を
動作させる第1の電源と、前記回転駆動手段の回転を制
御する制御手段と、前記回転駆動手段の負荷状態に関す
る前記制御手段からの情報を記憶するメモリと、前記第
1の電源をオフにした後も前記メモリを動作させる第2
の電源とを備えるものである。
(作 用) この発明は、上記の構成に基づき、前記回転駆動手段の
負荷状態に関する前記制御手段からの情報を前記メモリ
に記憶させであるので、第1の電源をオフにした後再び
同電源をオンにする場合に、上記のメモリに記憶させで
ある情報を初期値として前記操作量を整定する。
(実施例) 以下図面を参照して、この発明の記録又は再生装置の実
施例について詳細に説明する。下記の説明は、この発明
を本出願人の出願に係る特願昭60−53144号明細
書に記載された記録又は再生装置に適用した例について
行うが、この発明は、一般的にその他のモータ制御手段
を備える記録又は再生装置にも適用することができる。
また下記の実施例は、記録担体として磁気ディスクを使
用する磁気的記録又は再生方式による電子スチルカメラ
に関するものであるが、この発明は、例えばレーザ光等
による光学式、又は静電容量式等のその他の記録又は再
生方式、あるいはテープ状等その他の記録担体を使用す
る方式にも適用することができる。
(この発明の実施例の構成)(第1図)第1図は、この
発明を電子スチルカメラに適用した一実施例を示し2図
中1は主スィッチであり、スイッチ1のオンによりシス
テム電源30が起動する。2は装置全体の動作を制御す
るシステム制御部であって、中央処理装置(CPU)、
うンダム・アクセスφメモリ(RAM)、  リード・
オンリー・メモリ(ROM)及びカウンタを含み、これ
らのうちROMは後述の第2図に示す処理手順を記憶す
るものである。3は、後述の制御基準信号発生回路6又
はFG信号発生器10からの入力信号の立ち上がり端で
リセットし、不図示のパルス発生器からの高周波パルス
のカウントを開始するカウンタ回路、4はFG信号発生
器10からの入力信号の立ち上がり端ごとにカウンタ回
路3の内容を保持するラッチ回路であり、2〜4により
位相制御手段が構成されている。
5は、記録又は再生系の映像信号処理用の同期信号を発
生する同期信号発生回路、6は、モータ駆動系の位相制
御を行うための周期的基準信号を発生する制御基準信号
発生回路である。7は、システム制御部2が出力するモ
ータ制御用デジタル信号をアナログ信号に変換するD/
A変換器、8はD/A変換器7の出力を増幅し、これに
従ってモータ9を駆動制御するモータ駆動回路、9は記
録担体としての磁気ディスク25を駆動するモータであ
る。10は、モータ9の回転周期に比例する周期のFG
倍信号発生するFG信号発生器であり、上記のFG倍信
号しては、例えばモータ9の1回転につき16個のパル
スが発生されるとする。11は、システム制御部2から
のモード切り換え信号に応じて切り換わるモード切り換
えスイッチであって、a側に切り換えられたとき(速度
制御モード)FG信号発生器10からのFG倍信号リセ
ット信号としてカウンタ回路3に供給し、b側に切り換
えられたとき(位相同期モード)制御基準信号発生回路
6からの周期的基準信号をリセット信号としてカウンタ
回路3に供給する。12はPG信号発生器であって、モ
ータ9の回転位相に同期するPGパルスを、モータ9の
1回転につき1回ハイレベルで出力する。
20はワンショット回路であって、システム制御部2か
らのレディー信号がローレベルからハイレベルへ切り換
わったとき、制御基準信号発生回路6が発生する周期的
基準信号の1周期分より長く、かつその2周期分より短
い幅を有するハイレベルのワンショットパルスを発生す
る。21はアンドゲートであってワンショット回路20
から前記のハイレベルパルスが、PG信号発生器12か
ら前記のPGパルスがそれぞれ入力され、その出力信号
は同期信号発生回路5に供給されて同回路5を同期制御
する。22は前記同期信号によって駆動される撮像装置
、23は前記同期信号に制御されて撮像装置22の出力
信号を処理し、これを記録′に適する映像信号に変換す
る信号処理回路、24は記録又は再生ヘッドとしての磁
気ヘッド、25は記録担体としての磁気ディスクである
。なお前記の同期信号は、撮像装置22及び信号処理回
路23の同期制御を行うほか、撮像装置で読み出される
映像信号にブランキングパルスを付加する等の映像信号
処理のために用いられるものであり、また再生装置に適
用される場合には、映像信号のクランプや映像信号中に
重畳されているID信号の分離のために用いられる等、
ひろく記録又は再生装置における映像信号処理のための
同期信号として用いられるものである。
30は第1の電源としてのシステム電源であり、スイッ
チ1により起動され、モータ9をはじめ所要の回路又は
素子に電源を供給する。システム電源30は、スイッチ
1がオフになってもシステム制御部2からの信号により
自己保持し、前記の電源供給を継続して行う、31はメ
モリであって後述のようにシステム制御部2から送られ
るモータ9の負荷状態に関する情報(モータパラメータ
)を記憶する。メモリ31としては、例えばスタチック
RAMを用いる。32は第2の電源としてのメモリ電源
であり、スイッチ1の操作等によりシステム電源30が
オフになった後も、メモリ31に対する電源供給を継続
し、メモリ31の記憶内容を保持する。そのためには、
例えば本記録又は再生装置に内蔵される時計を駆動する
ための電源を利用する。なお上記の変形として、システ
ム電源30が一度オフになってから長時間経過しても再
びオンにならない場合には、メモリ31に対する電源供
給を切ってメモリ内容をクリアするようにしてもよい、
そのためには、メモリ電源32が時計を内蔵していると
きはこの時計を利用し、あるいはメモリ会バックアップ
電源として必要な容量を有するコンデンサ等を用いても
よ次に、第2図の流れ図を参照して第1図の実施例の作
用について説明する。ここでは、モータ9の回転と垂直
同期信号とが同期し、位相同期時に前記FG倍信号制御
基準信号発生回路6からの周期的基準信号の周期とが等
しく、かつFG倍信号立ち上がり端と上記基準信号の立
ち上がり端との位相差がπであるとする。最初、モータ
9は停止しており、スイッチ11はa側に切り換えられ
て速度制御モードになっているとする。ステップ5IA
(以下ステップの表示には「ステップ」の文字を省略し
頭文字Sに続いてステップ番号を記載する)でスイッチ
lがオンされると、モータパラメータをメモリ31から
入力しく5IB)、次いでシステム制御部2はD/A変
換器7にモータ9を起動するに必要な起動トルクを与え
、かっこれを所要の速度、例えば60Hzで回転させる
ための一定値の信号を出力し、これによりモータ駆動回
路8はD/A変換器7の出力を受けてモータ9を回転さ
せる(S2)。
続いて33.34において、下記の態様でモータ9の速
度が安定しているかどうかを検出し、その速度が制御さ
れる。すなわち、モータ9の回転によりFG信号発生器
10からモータ9の回転周期に比例するFGパルス信号
が出力され、このFGパルス信号はラッチ回路4に入力
されてその立ち上がり端でカウンタ回路3の内容が保持
される。一方FGパルス信号はカウンタ回路3にリセッ
ト信号として入力され、これにより同回路3はFGパル
ス信号の立ち上がり端でリセットされ、前記高周波パル
スのカウントを再びゼロから開始する。したがって、ラ
ッチ回路4は、FGパルス信号の周期を、FGパルス信
号の立ち上がり端ごとに、前記高周波パルスの数を表わ
す信号として保持する。
システム制御部2は保持されたFGパルス信号の周期と
制御目標周期との偏差及びSIBで入力されたモータパ
ラメータ等に基づいて操作量を演算し、その演算結果を
D/A変換器7に出力する。上記の制御目標周期は、例
えばNTSC方式についてはその垂直同期信号周期17
60秒に対して 1/60X1/1回転当たりのFGパルス数すなわち前
記の設例では、1/60X1/16で与えられる。モー
タ9の速度が安定であるかどうかは、システム制御部2
において前記の偏差量に基づいて検知される(S4)、
すなわち、前記の偏差量が、目標速度を中心として所定
の範囲以内であればモータ9の速度が安定しているとし
て次の85に進み、前記所定の範囲を超えていればモー
タ9の速度が安定していないとしてS3に戻り、前述の
処理をくりかえす。
次に、システム制御部2において同制御部に直接入力さ
れるFGパルス信号の立ち上がり端を検出しくS5)、
内蔵するカウンタによって同信号の立ち上がり端からタ
イムカウントを開始しくS6)、  さらに同期時のF
Gパルスの周期をTとして T−T/2  =π だけカウント開始からの時間が経過したかどうかを検知
しくS7)、上記の時間が経過していればシステム制御
部2は、その出力信号によりスイッチ11をb側(位相
制御モード)に切り換える(S8)、次に、システム制
御部2は基準信号発生タイミング信号を制御基準信号発
生回路6に送り、システム制御部2におけるFGパルス
の立ち上がりからπ時間経過時点で同発生回路6から周
期的基準信号の出力が開始される(S9)、すなわち第
3図に示すように、FG倍信号立ち上がりから半周期(
T/ 2 =π)の時間差をもって周期的基準信号の出
力が開始される。
これにより、カウンタ回路3は、今度は、制御基準信号
発生回路6から出力される周期的基準信号の立ち上がり
ごとにリセットされることになる。そしてシステム制御
部2はラッチ回路4の保持内容を読みこむが(S 10
) 、その内容は、周期的基準信号の立ち上がりからF
Cパルス信号の立ち上がりまでのカウンタ回路3のカウ
ント値であって周期的基準信号とFGパルス信号との位
相差を示すものである0次いで311において、システ
ム制御部2がラッチ回路4の保持内容に基づく周期的基
準信号の立ち上がりとFGパルス信号の立ち上がりとの
間の位相差と目標位相差値との間の偏差及びSIBで入
力したモータパラメータ等に基づいて操作量を演算し、
S12においてこの演算結果をD/A変換塁7に出力す
る。これにより、モータ駆動回路8を介してモータ9の
回転位相制御が行われる。
さらに、S13において、システム制御部2でラッチ回
路4の保持内容から読みこんだ1周期的基準信号とFG
パルス信号との位相差が目標位相差になっているかどう
か、すなわち位相同期しているかどうかを検知し、位相
同期が得られていなければSIOに戻って前記の演算及
び制御動作をくりかえす0位相同期が得られていれば、
314において、システム制御部2からハイレベルのレ
ディー信号をワンショット回路20に転送し、後記S1
5を経てSIOに戻る。
ワンショット回路20はハイレベルのレディー信号を受
けて周期的基準信号の1周期分よりも長く、かつその2
周期分よりも短いパルスをアンドゲート21に出力する
。アンドゲート21にはPG信号発生回路12からのP
G倍信号入力されるが、このPG倍信号、モータ9の1
回転につき1回特定の位相でハイレベルになるから1両
値号のハイレベルでアンドゲート21の出力がハイレベ
ルになり、このハイレベル信号により同期信号発生回路
5が同期制御される。
このようにして同期信号発生回路5から発生される同期
信号により撮像装置22の駆動タイミング及び信号処理
回路23等のタイミングの同期制御をはじめ映像信号処
理のための同期制御がなされる。この装置における位相
制御は、例えばディスク駆動モータ9の1回転について
16パルスを発生するFGパルスに基づいて行われるの
で、例えば同モータの1回転について1パルスのみ発生
するPGパルスによる制御に比べて立ち上がりが速く、
かつ高精度の位相同期が可能である。またディスク駆動
モータ9を先ず前記の位相制御手段によって同期制御し
、同モータの回転位相に基づいて同期信号発生回路5を
同期制御するので、基準同期信号に基づいてディスク駆
動モータ9の位相制御を行うものに比べて制御の応答性
及び精度が高い。
さらに、S15においてスイッチ1のオン、オフを検出
し、これがオンであれば510に戻り、そのまま電源を
オンにしてモータ9の制御動作等を続ける。一方スイッ
チ1がオフであれば、モータ9の負荷状態、すなわち前
記の式(1)第3項の積分値をメモリ31に記憶させる
(S16)、その後システム電源30に対し電源オフの
命令を転送しくS 17) 、同電源30が切られる。
このようにしてシステム電源30が切られる前に現在の
モータ負荷状態がメモリ31に保持される。
先に式(1)を参照して説明したように、環境条件によ
り負荷が増大すると上記の積分値が大きくなり、逆に負
荷が減少するとこの積分値が小さくなる。ところがこの
積分に要する時定数は式(1)の03によって定まるが
、制御の安定性からこの時定数をあまり小さくすること
はできない、すなわちモータ9を起動してから積分値が
定まるまでに長い時間を要し、その間モータの位相及び
速度は目標値に対してオフセットを生じ、結果的に位相
同期に要する時間が長くなる。
しかしながら、温度、湿度等の環境条件は、通常の使用
状態では急変しないはずであるから、いったんシステム
電源30をオフにした後、再び同電源をオンにするとき
の負荷状態にも大きな変化はないとみなして差支えがな
い、したがって。
システム電源30をオフにする前にその時点の負荷状態
、例えば式(1)第3項の精分値をメモリ31に記憶さ
せておき、メモリ31に対しメモリ電源32により電源
供給を続け、次にシステム電源をオンにしたときメモリ
31が前に記憶している前記の積分値を読み出してこれ
を初期値とすれば、短時間で積分値が整定されることに
なる。したがって、環境条件に実質的な変化がなければ
、2回目以降のモータ9の起動時の位相同期所要時間を
大幅に短縮することが可能である。
もっとも、前回、モータ負荷状態をメモリ31に記憶さ
せたときと2回目以降にモータ9をオンにするときとで
大きな環境変化がある場合には、メモリ31の記憶内容
に基づいて前記の積分値の整定を行うと、かえって積分
値整定時間が長くなる場合がある。したがって、先にメ
モリ電源32の変形例として説明したように、内蔵する
時計により又はバックアップ電源として必要な容量を有
するコンデンサ等の利用により、モータ負荷状態をメモ
リ31に記憶させてからある時間以上経過したときは、
電源32をオフにしてメモリ31の記憶内容をクリアす
ることを可とする。
前述の実施例では、位相制御目標を周期的基準信号とF
Gパルス信号との位相差がπになるように設定したが、
位相同期モードに切り換える際にFGパルスの立ち上が
りからカウントしてπになるタイミングで周期的基準信
号を設定しても、実際の最初の位相差はFGパルス信号
の1パルス周期の間に負荷変動等の影響を受けてπにな
らないことがある。したがって、その後さらに位相差を
πに戻さなければならない、そこで89における周期的
基準信号設定後の最初の位相差を311以降における位
相制御目標とし、その位相差を保つように制御してもよ
く、この方が位相同期に要する時間を短くすることがで
きる。
しかしながら、上記の目標位相差の設定は任意ではなく
、負荷変動等があっても位相差がθ以下あるいは2π以
上にならない範囲、すなわち前述のようにπにするか、
あるいは少なくともπの近傍に設定すべきである。
前述の実施例は、FGパルス信号によって位相制御を行
っているが、PGパルス信号によっても同様に位相制御
を行うことができる。ただしFGパルス信号の方が周期
が短いので、FGパルス信号を用いれば、より高速、高
精度の制御が可能である。
前述の実施例は、記録担体としてディスク25を用い、
記録又は再生時にはヘッド24が記録トラックに対して
静止し、ディスク25が回転するものであるが、この出
願の発明は、ビデオテープレコーダのように記録担体と
記録又は再生ヘッドとが共に回転する実施態様にも適用
することができ、さらに本出願人の出願に係る特開昭5
9−51681 (特願昭57−161645)の明細
書に記載したようにテープを停止し、ヘッドのみを回転
させて静止画の再生を行う実施態様にも適用することが
できる。
(発明の効果) 前述のように、この発明によれば、記録又は再生ヘッド
と記録担体とを相対的に変位させる回転駆動手段の負荷
状態に関する情報をメモリに記憶させておいて、前記第
1の電源をオフにした後再び同電源をオンにする場合に
、上記のメモリに記憶させである情報を初期値として前
記操作量を整定するので、前記回転駆動手段の2回目以
降の起動時の位相同期所要時間を大幅に短縮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの番酢専発明の記録又は再生装置の一実施例
のブロック図、第2図は第1図の実施例の動作を説明す
る流れ図、第3図は第1図の実施例におけるFGパルス
信号と周期的基準信号とのタイミング関係の説明図であ
る。 符号の説明 2ニジステム制御部、3:カウンタ回路、4:ラッチ回
路、5:同期信号発生回路、6:制御基準信号発生回路
、9:回転駆動手段としてのモータ、10:FG信号発
生器、11:スイッチ、12:PG信号発生器、24:
記録又は再生ヘッドとしての磁気ヘッド、25:記録担
体としての磁気ディスク、3o:第1の電源としてのシ
ステム電源、31:メモリ、32:第2の電源としての
メモリ電源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 記録又は再生ヘッドと記録担体とを相対的に変位させる
    回転駆動手段と、 少なくとも前記回転駆動手段を動作させる第1の電源と
    、 前記回転駆動手段の回転を制御する制御手段と、 前記回転駆動手段の負荷状態に関する前記制御手段から
    の情報を記憶するメモリと、 前記第1の電源をオフにした後も前記メモリを動作させ
    る第2の電源と を備える記録又は再生装置。
JP23490485A 1985-10-17 1985-10-21 記録又は再生装置 Pending JPS6295701A (ja)

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