JPH0540989A - テープレコーダ駆動モータの速度制御装置 - Google Patents

テープレコーダ駆動モータの速度制御装置

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Publication number
JPH0540989A
JPH0540989A JP3196407A JP19640791A JPH0540989A JP H0540989 A JPH0540989 A JP H0540989A JP 3196407 A JP3196407 A JP 3196407A JP 19640791 A JP19640791 A JP 19640791A JP H0540989 A JPH0540989 A JP H0540989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
tape
clock signal
speed command
pll
Prior art date
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Pending
Application number
JP3196407A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Otani
健二 大谷
Naoto Sawada
直人 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0540989A publication Critical patent/JPH0540989A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 録音速度にばらつきがあっても確実にPLL
同期運転に引き入れ、安定な再生を行なうテープレコー
ダ駆動モータの速度制御装置を提供する。 【構成】 テープのクロック信号11が基準クロック信
号12のPLL同期のキャプチャ範囲内の時は同期維持
をはかる第1の速度指令13を出力し範囲外の時はエラ
ー信号15を出す同期制御回路4と、エラー信号15を
受けて高速から低速へスイープする第2の速度指令16
を出す補助制御回路7と、エラー信号15がない時は第
1の速度指令13を、ある時は第2の速度指令16を入
力するモータドライブ回路5とを備え、エラー信号15
が出力され第2の速度指令16によりテープ速度がスイ
ープしている途中にテープのクロック信号11がPLL
同期のキャプチャ範囲に入るとエラー信号15が消滅し
モータドライブ回路5が第1の速度指令13を選択する
ことにより、テープはPLL同期運転に引き込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にデジタル録音、ま
たはデジタル録音とアナログ録音を共用するテープレコ
ーダ駆動モータの速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はデジタル録音テープを再生する、
従来のテープレコーダ駆動モータの速度制御装置の構成
を示す図である。1はデジタル録音されたテープ、2は
駆動モータ、3はヘッド、4は同期制御回路、5はモー
タドライブ回路である。デジタル録音テープの再生はヘ
ッド3が読みだすテープのクロック信号11とテープレ
コーダが内蔵する基準クロック信号12とが同期するよ
うに同期制御回路4がモータドライブ回路5に第1の速
度指令13を出し、それを受けてモータドライブ回路5
が駆動モータ2に電力14を供給してテープのクロック
信号11と基準クロック信号12とが同期するように駆
動モータ2の回転をPLL同期制御して行われる。この
同期がはずれると信号処理上の問題が生じ円滑な再生が
できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】デジタル録音テープの
再生に際して問題があるのは、録音時におけるテープレ
コーダのテープ速度が機器により又電源電圧状況等によ
り一定でない場合である。再生速度と録音速度の差が大
きすぎPLL同期の引き込み範囲(以後キャプチャ範囲
と言う)をこえるとPLL同期がかからず再生が不能と
なるケースもある。このような場合に備えて駆動モータ
の速度を調整できる可変抵抗を設けマニュアルで速度調
整を行なう場合もあるが手間がかかる方法であるので一
般的ではない。
【0004】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、録音時のテープ速度が一定でない場合でも確実にテ
ープをPLL同期運転に引き入れるテープレコーダ駆動
モータの速度制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のテープレコーダ駆動モータの速度制御装置
は、テープのクロック信号が内蔵する基準クロック信号
のPLL同期制御のキャプチャ範囲内にある時は同期維
持をはかる第1の速度指令を出力しキャプチャ範囲外で
あるある時はエラー信号を出力する同期制御回路と、上
記エラー信号を受けて所定の値の高速から低速へまたは
低速から高速へ向かってスイープする第2の速度指令を
出力する補助制御回路と、エラー信号がない時は第1の
速度指令をエラー信号がある時は第2の速度指令を選択
して入力するモータドライブ回路とを備えている。
【0006】
【作用】PLL同期はずれ状態でエラー信号が出力さ
れ、上記第2の速度指令によりテープ速度をスイープす
るとスイープしている途中にテープのクロック信号が同
期制御回路のPLL同期のキャプチャ範囲に入る時があ
る。その時エラー信号が消滅しモータドライブ回路が第
1の速度指令を選択することによりテープのクロック信
号と基準クロック信号とが同期するように駆動モータは
PLL同期運転に引き込まれる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0008】(実施例1)図1は本発明のテープレコー
ダ駆動モータの速度制御装置の第1の実施例の構成を示
す図で、従来例の図3と共通する部分は同番号を付し説
明は省略する。15は同期制御回路4より出力されるエ
ラー信号であり、テープのクロック信号が内蔵する基準
クロック信号のPLL同期制御のキャプチャ範囲外にあ
る同期はずれ状態の時に出力される。補助制御回路7は
上記エラー信号15を受けると、所定の値の高速から低
速へまたは低速から高速へ向かってスイープする第2の
速度指令16を出力すると同時に、スイッチ回路9の切
換指令信号18を出力する。上記高速および低速は、テ
ープの録音速度のばらつきをキャプチャ範囲にとらえら
れる値に選ぶ。モータドライブ回路5は、エラー信号1
5がない時は第1の速度指令13を、エラー信号15が
ある時は第2の速度指令16を、上記スイッチ回路9で
選択して入力するようにしている。
【0009】いま、テープのクロック信号11が基準ク
ロック信号12のPLL同期制御のキャプチャ範囲内に
ある時は、モータドライブ回路5は同期制御回路4が同
期維持をはかって出力する第1の速度指令13を入力
し、テープのクロック信号と基準クロック信号とのPL
L同期運転に入りテープは安定に再生される。一方、テ
ープのクロック信号11が基準クロック信号12のPL
L同期制御のキャプチャ範囲外にある同期はずれ状態の
時は、エラー信号15が出力されてモータドライブ回路
5は補助制御回路7が出力する第2の速度指令16を入
力する。そして、上記したように第2の速度指令により
テープ速度が高速から低速へまたは低速から高速へスイ
ープしている途中に、テープのクロック信号が同期制御
回路のPLL同期のキャプチャ範囲に入る時があり、そ
の時エラー信号15が消滅しモータドライブ回路5が第
1の速度指令13を選択することによりテープのクロッ
ク信号11と基準クロック信号12とが同期するように
駆動モータ2はPLL同期運転に引き込まれる。
【0010】(実施例2)図2は本発明のテープレコー
ダ駆動モータの速度制御装置の第2の実施例の構成を示
す図で、本実施例はテープレコーダがデジタルアナログ
共用の場合である。センサー8を備え、挿入されたテー
プカセットがアナログ用であるかデジタル用であるかを
その厚みまたは形状で判別し、その判別に対応してスイ
ッチ回路10を切換るように構成し、この切換えにした
がってモータドライブ回路5は、テープカセットがアナ
ログ用である場合は第3の速度指令17を、テープカセ
ットがデジタル用である場合は第1または第2の速度指
令13または16を入力として選択する。第3の速度指
令17はアナログテープの再生速度を指令する一定の信
号である。すなわち、補助制御回路7はテープカセット
がアナログ用である場合は第3の速度指令17を、テー
プカセットがデジタル用である場合は第1実施例と同じ
くエラー信号がある時に第2の速度指令16を出力す
る。以上のようにしてデジタルアナログ共用の速度制御
が行われる。
【0011】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
テープレコーダ駆動モータの速度制御装置は、テープの
録音速度にばらつきがあってもスムーズにPLL同期に
引き込み安定な再生を行なう。またデジタルアナログ共
用の対応も可能で産業上の効果は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープレコーダ駆動モータの速度制御
装置の第1実施例の構成を示す図
【図2】本発明のテープレコーダ駆動モータの速度制御
装置の第2実施例の構成を示す図
【図3】従来のテープレコーダ駆動モータの速度制御装
置の構成を示す図
【符号の説明】
1 テープ 2 駆動モータ 11 テープのクロック信号 12 基準クロック信号 13 第1の速度指令 15 エラー信号 16 第2の速度指令 17 第3の速度指令

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープのクロック信号が内蔵する基準ク
    ロック信号のPLL同期制御のキャプチャ範囲内にある
    時は同期維持をはかる第1の速度指令を出力しキャプチ
    ャ範囲外にある時はエラー信号を出力する同期制御回路
    と、上記エラー信号を受けて所定の値の高速から低速へ
    または低速から高速へ向かってスイープする第2の速度
    指令を出力する補助制御回路と、エラー信号がない時は
    第1の速度指令をエラー信号がある時は第2の速度指令
    を選択して入力するモータドライブ回路とを備え、エラ
    ー信号が出力され上記第2の速度指令によりテープ速度
    がスイープしている途中にテープのクロック信号が同期
    制御回路のPLL同期のキャプチャ範囲に入るとエラー
    信号が消滅しモータドライブ回路が第1の速度指令を選
    択することにより、駆動モータがテープのクロック信号
    と基準クロック信号とが同期するようにPLL同期運転
    に引き込まれるテープレコーダ駆動モータの速度制御装
    置。
  2. 【請求項2】 テープカセットのアナログ用とデジタル
    用を判別するセンサーを備え、補助制御回路は第2の速
    度指令に加えて所定の値の第3の速度指令を出力し、モ
    ータドライブ回路はテープカセットがアナログ用である
    場合は上記第3の速度指令を、テープカセットがデジタ
    ル用である場合は第1または第2の速度指令を入力とし
    て選択する請求項1記載のテープレコーダ駆動モータの
    速度制御装置。
JP3196407A 1991-08-06 1991-08-06 テープレコーダ駆動モータの速度制御装置 Pending JPH0540989A (ja)

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JPH0540989A true JPH0540989A (ja) 1993-02-19

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JP (1) JPH0540989A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100267224B1 (ko) * 1997-05-24 2000-10-16 구자홍 최대배속재생회전서보장치및방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100267224B1 (ko) * 1997-05-24 2000-10-16 구자홍 최대배속재생회전서보장치및방법

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