JPH09115192A - 多層光学記録媒体の製造方法 - Google Patents

多層光学記録媒体の製造方法

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JPH09115192A
JPH09115192A JP7267251A JP26725195A JPH09115192A JP H09115192 A JPH09115192 A JP H09115192A JP 7267251 A JP7267251 A JP 7267251A JP 26725195 A JP26725195 A JP 26725195A JP H09115192 A JPH09115192 A JP H09115192A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報記録層間に厚い光硬化性樹脂層を有する
多層光学記録媒体の形成においても、効果的に基板の変
形を軽減して光学的特性に優れた光学記録媒体を得るこ
とができるようにする。 【解決手段】 少なくとも第1および第2の情報記録層
が積層されてなる多層光学記録媒体を作製する場合で、
第1の情報記録層13を有する基板1の、第1の情報記
録層13を有する側の面に光硬化性樹脂フィルム30を
重ねて、加熱下においてローラー19により圧着して積
層する際に基板1に生じた変形を、光硬化性樹脂フィル
ム30を露光硬化する工程において、補償(矯正)する
方向、すなわち変形に対し、カウンターバランスを取る
ように強制的に撓曲させて、露光処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層光学記録媒体
の製造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】オーディオ用、ビデオ用そのほかの各種
情報を記録する光学記録媒体として、その記録もしくは
再生を光照射によって行う光ディスク、光カード、光磁
気ディスク、相変化光学記録媒体等のROM(Rrea
d Only Memoly)型、追記型、書換え型等
の光学記録媒体があるが、例えばコンパクトディスクに
おけるようなROM型においてその情報記録層にデータ
情報、トラッキングサーボ信号等の記録がなされる位相
ピット、プリグルーブ等の微細凹凸が、また、追記型、
書換え型等の光磁気あるいは相変化等による光磁気媒体
においてもプリグルーブ等の微細凹凸の形成がなされ
る。
【0003】一方、情報記録の大容量化の要求から、情
報記録層が2層以上重ねて形成された多層光学記録媒体
の実用化の開発が著しい。
【0004】図1は、透明な基板1上に、第1および第
2の情報記録層13および14が透明中間膜23を介し
て積層されてなる2層構造の光学記録媒体の概略断面図
を示す。
【0005】第1の情報記録層13は、第1の微細凹凸
21が例えば基板1とともにポリカーボネート等の透明
樹脂によって射出成形によって形成され、これに例えば
SiNより成る半透明膜15が被覆されてなり、第2の
情報記録層14は、第2の微細凹凸22が形成され、こ
れにAl蒸着膜等による反射膜16が形成されてなる。
この第2の情報記録層14上には、光硬化性樹脂等より
なる保護膜6が形成される。
【0006】この光学記録媒体に対する第1の情報記録
層13と第2の情報記録層14からの情報の読み出し
は、ドライブ装置の簡略化をはかることができるよう
に、また第1および第2の情報記録層13および14に
対し連続的にその記録ないしは読み出しを行うことがで
きるように、1組の光学ヘッドによって光学記録媒体の
同一側すなわち基板1側からの光照射によって行うこと
ができるようにすることが望まれる。この同一側からの
第1および第2の情報記録層13および14に対する記
録ないしは読み出しは、光学ヘッドからの照射光Lを、
図1で実線で示すように、第1の情報記録層13にフォ
ーカシングさせて、その記録、再生を行い、第2の情報
記録層14に対しては、光学ヘッドからの照射光Lを、
図1で破線で示すように、第2の情報記録層14にフォ
ーカシングさせて、その記録、再生を行う。この方法に
よる場合、その読み出しないしは再生において、各情報
記録層13および14間に干渉が生じることがないよう
にするには、これら情報記録層間の透明中間膜23の厚
さを、30〜60μmの例えば40μm程度の大なる厚
さに選定することが必要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した例えば第1お
よび第2の情報記録層13および14が積層されてなる
多層光学記録媒体を得る方法としては、第1の情報記録
層13は、例えば第1の微細凹凸21をポリカーボネー
ト樹脂等の透明樹脂による基板1とともに射出成形によ
って形成し、これの上に半透明膜15を被着形成するこ
とによって構成する。
【0008】そして、この第1の情報記録層13上に透
明中間膜23と第2の情報記録層14の第2の微細凹凸
22を形成する。この透明中間膜23と第2の微細凹凸
22の形成方法としては、光硬化性樹脂フィルムいわゆ
るシート状ドライフォトポリマーフィルムを介在させ、
これの上に例えばいわゆる2P法(Photopoly
merization法)により形成する。
【0009】この透明中間膜23と、第2の情報記録層
14の微細凹凸を形成する方法は、まず図3に示すよう
に、例えば上述したように射出成形によって第1の情報
記録層13を形成する微細凹凸21が形成され、この上
に半透明膜15が形成された(図示せず)基板1上に、
光硬化性樹脂フィルム30を加熱下においてローラー1
9によって圧着して、基板1上の第1の微細凹凸21を
埋め込み、かつ密着を確保する。さらにこの光硬化性樹
脂フィルム30上に光硬化性樹脂3を塗布する。
【0010】その後、図5に示すように、目的とする第
2の情報記録層に形成する微細凹凸の転写パターンの微
細凹凸8sが形成されたスタンパー8上に、図8に示す
ように、基板1を光硬化性樹脂3が塗布された側をスタ
ンパー8の微細凹凸8sが形成された側に合致させて衝
合する。この状態で例えば円柱状の押圧ローラー9を、
スタンパー8上に配置された基板1上から一定の荷重を
かけて、基板1上を転動させる。このようにすると、基
板1とスタンパー8との間に介在する光硬化性樹脂3が
押圧されて基板1およびスタンパー8の板面に沿って展
延する。その後、図6に示すように、基板1の背面から
紫外線ランプ(UVランプ)10によって紫外線照射を
行って光硬化性樹脂3の硬化を行う。その後、図7に示
すように、スタンパー8から基板1を光硬化性樹脂3と
ともに剥離する。このようにすると、基板1の一方の面
に、光硬化性樹脂3によって第2の情報記録層14の微
細凹凸22が形成される。このディスクに図1に示す反
射膜16を形成して、第2の情報記録層14を形成し、
これの上に保護膜6を塗布して多層光学記録媒体(光デ
ィスク)が得られる。
【0011】この構成による多層光学記録媒体は、図2
に示すように、その透明中間膜23が光硬化性樹脂フィ
ルム30と、第2の微細凹凸22を形成する光硬化性樹
脂3によって構成される。
【0012】上述したように射出成形によって第1の情
報記録層13を形成する微細凹凸21が形成された基板
1上に、光硬化性樹脂フィルム30を、図3に示したよ
うにローラー19により加熱下において圧着する際に、
基板1にタンジェンシャルスキューや、ラジアルスキュ
ー等の変形が生じていた。
【0013】従来においては、このローラー19による
圧着の際に生じた基板1の変形については、製造段階に
おいては、何等補償がなされていなかった。
【0014】この基板1の変形(タンジェンシャルスキ
ュー等)は、加熱下における光硬化性樹脂フィルム30
の基板1への圧着に際して、光硬化性樹脂フィルム30
の収縮等、種々の原因により生じる。この基板1に変形
を生じさせたまま光硬化性樹脂フィルム30の光硬化を
行い、その後第2の情報記録層を形成して、多層光学記
録媒体を作製すると、例えば基板1側から、例えばレー
ザー光を照射して微細凹凸による情報を照射レーザー光
の干渉によって読み出すに際してのエラーの発生原因と
なる。
【0015】本発明においては、基板1の変形の軽減を
効果的に図ることができるようにして、光学的特性にす
ぐれた多層光学記録媒体を得るようにする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による多層光学記
録媒体の製造方法は、少なくとも第1の情報記録層と第
2の情報記録層が積層されてなる多層光学記録媒体にお
いて、第1の情報記録層を有する基板1の第1の情報記
録層を有する側の面に光硬化性樹脂フィルムを重ねて、
加熱下においてローラーにより圧着して積層する工程
と、その後光硬化性樹脂フィルムを露光硬化する工程と
を有し、この露光工程において、基板の、ローラーによ
る圧着等によって生じた変形を補償(矯正)する方向に
基板を強制的に撓曲させる撓曲手段を配置するものであ
る。
【0017】上述したように本発明においては、基板の
第1の情報記録層を有する側の面に光硬化性樹脂フィル
ムを重ねて、加熱下において、ローラーにより圧着して
積層した後、光硬化性樹脂フィルムを露光硬化する工程
において基板のローラーによる圧着等によって生じた変
形を補償(矯正)する方向に基板を強制的に撓曲させる
ことにより、光硬化性樹脂フィルムの加熱圧着時に基板
に生じた変形を大幅に軽減することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の具体的な実施形態を説明
する。以下において、ディスク状、いわゆる円板状の光
ディスクの適用する場合について説明するが、本発明
は、このような光ディスクや、形状に限られるものでは
なく、光磁気ディスク、相変化ディスク、その他カード
状、シート状等の微細凹凸を情報記録層に有する各種光
学記録媒体に適用できることはいうまでもない。
【0019】この例は、図1に示したように、例えばポ
リカーボネート等の光透過性樹脂の射出成形によって、
基板1の成形と同時に基板1の一主面にデータ記録ピッ
ト、またはプリグルーブ等の第1の微細凹凸21を形成
し、これの上に半透明膜15が形成して第1の情報記録
層13を形成する。この第1の情報記録層13上に、光
硬化性樹脂フィルム30を介して、2P法によって、デ
ータ記録ピット、または(および)プリグルーブ等の第
2の微細凹凸22を形成し、これの上にAl蒸着膜等に
よる反射膜16を被着して第2の情報記録層14を形成
する。そしてこの第2の情報記録層14上に、例えば光
硬化性樹脂よりなる保護膜6が塗布されて成る光学記録
媒体、例えば光ディスクを得る場合である。
【0020】このようにして第1および第2の情報記録
層間に主として光硬化性樹脂フィルム30よりなる透明
中間膜23を形成した場合である。
【0021】この例では、図3に示すように、例えば上
述したように射出成形によって第1の情報記録層13を
形成する微細凹凸21が形成された(図示せず)基板1
上に、例えば厚さ50μmの光硬化性樹脂フィルム30
を例えば90℃〜100℃の加熱下において、ローラー
19により圧着する。この際基板1にはローラー19の
進行方向に対し、プロペラ状の変形が生じやすく、タン
ジェンシャルスキューとして観測される。このようにし
て光硬化性樹脂フィルム30をローラー19により圧着
した後、基板1の外周より突出したフィルムを切り取
り、基板1上のみに光硬化性樹脂フィルム30が積層さ
れた状態とし、その後、光硬化性樹脂フィルム30を露
光硬化する。
【0022】本発明においては、この基板1上への、光
硬化性樹脂フィルム30の露光硬化に際して、先に生じ
た基板1の変形を補償(矯正)する方向に、基板1を強
制的に撓曲させる手段を設けることにより、基板1の変
形を効果的に軽減する。
【0023】次に、この基板1の変形を補償する撓曲手
段を図4の概略断面図を参照して説明する。
【0024】この例では、基板1を支持する水平支持台
33が設けられ、これの上に基板1を少なくともその外
周の一部を水平支持台33に向かっておさえるホルダー
34が設けられ、支持ホルダー31を構成する。
【0025】また、この水平支持台33上には、その中
心部に基板1の変形を補償(矯正)する、いわゆるカウ
ンターバランスとなるスペーサー32が配置されてい
る。このスペーサー32は、水平支持台33と一体とす
ることもでき、また高さを調節することができるように
することが望ましい。
【0026】基板1は、この水平支持台33上に、スペ
ーサー32が調度基板1の中心にくるようにして、スペ
ーサー32を介して配置され、ホルダー34により外周
部の上部から押さえつけられ、固定される。
【0027】このとき、基板1は、光硬化性樹脂フィル
ム30をローラー19により圧着した際に生じた変形を
補償(矯正)する方向、すなわち変形に対し、カウンタ
ーバランスを取るように強制的に撓曲されて、支持ホル
ダー31に固定されている。
【0028】この後、この状態で光硬化性樹脂フィルム
30の露光硬化を行う。
【0029】上述の本発明方法によるときは、従来の基
板1に生じていた変形、例えば約±0.2(deg)残
存していたタンジェンシャルスキューを、約±0.05
(deg)以内にまで抑えることができた。また、ラジ
アルスキューについても約±0.05(deg)程度に
抑えられた。このように基板1の変形を効果的に軽減で
きた。
【0030】このように本発明によれば、基板1の変形
を大幅に軽減できることから、2P法によって形成した
情報記録層間の中間層の膜厚を極めて均一性の良いもの
とすることができる。
【0031】このようにして光硬化性樹脂フィルム30
を露光硬化した後、2P法により第2の情報記録層を形
成する。
【0032】一方、図5に示すように、第2の情報記録
層14の微細凹凸を形成するための転写微細凹凸8sを
有する例えばニッケル等の磁性金属よりなるスタンパー
8を用意する。
【0033】このスタンパー8を、図8に示すように、
例えば永久磁石、もしくは電磁石(図示せず)を具備す
る水平基台35上に配置する。このスタンパー8は、水
平基台35上で、充分な平坦度で磁気的に吸着保持され
ている。
【0034】そしてこのスタンパー8上に、光硬化性樹
脂3が塗布された基板1を、その光硬化性樹脂3を基板
1とスタンパー8との間に介在させて合致させる。
【0035】この状態で例えば円柱状ローラー9を、ス
タンパー8上に配置された基板1上から一定の荷重をか
けて、基板1上を転動させる。
【0036】このようにして、基板1とスタンパー8と
の間に展延されて両者間に押圧された光硬化性樹脂3に
スタンパー8の微細凹凸8sが転写されて、第2の情報
記録層14を形成する微細凹凸が形成される。
【0037】その後、基板1とスタンパー8との間に押
圧介在された光硬化性樹脂3に、透明基板1の背部か
ら、図6で示すように、紫外線(UV)ランプ10によ
って紫外線照射を行って、光硬化性樹脂3の光重合、す
なわち光硬化を行う。
【0038】その後、図7で示すように、基板1を光硬
化性樹脂3とともにスタンパー8から剥離する。このよ
うにして、図1で説明したように、射出成形により形成
した第1の情報記録層13の上に、光硬化性樹脂3、こ
の例では紫外線硬化性樹脂によって位相ピット、プリグ
ルーブ等の第2の微細凹凸22を形成する。そして、こ
の第2の微細凹凸22が形成された光硬化性樹脂3の表
面に、金属、例えばAl蒸着膜による反射膜16を被着
して第2の情報記録層14を形成する。この第2の情報
記録層14上には、同時に、例えば光硬化性樹脂、例え
ば紫外線硬化性樹脂よりなる保護膜6を塗布して目的と
する光学記録媒体例えば光ディスクを形成する。
【0039】このように基板1の変形を効果的に軽減す
ることができたことから、情報記録層間の透明中間膜2
3の厚さが大なる情報記録層を形成する多層光学記録媒
体において、簡便な方法で、この透明中間膜23の膜厚
を極めて均一性がよく形成でき、これにより光学記録再
生特性に優れ、エラー発生の小さい、すなわち光学的特
性にすぐれた多層光学記録媒体を得ることができた。
【0040】なお、上述した例においては、情報記録層
が2層形成される多層光学記録媒体を作製する場合につ
いて説明したが、本発明方法は、これに限らず3層以上
の情報記録層が積層された光学記録媒体を得る場合にも
利用できるものであることはいうまでもない。
【0041】上述した例は、第2の情報記録層14を形
成する第2の微細凹凸22を2P法によって形成した場
合であるが、光硬化性樹脂フィルム30自体にスタンパ
ー8によって、第2の情報記録層14を形成する第2の
微細凹凸22を形成するようにしてもよい。
【0042】また上述した例では、基板1がディスクで
ある場合を主として説明したが、カード状等各種の構造
にも適用することができる。
【0043】また、上述したように本発明方法は、光デ
ィスクすなわち微細凹凸がデータ情報を含むものである
が、この場合に限られるものではなく、例えば光磁気記
録層、光照射によって相変化を生じる相変化記録層のよ
うに、微細凹凸が例えばトラッキング用、アドアレス用
等のプリグルーブ、ピット等を有する情報記録層による
光学記録媒体を得る場合にも適用でき、この場合は微細
凹凸の形成層を、もしくはこれの上の層に光磁気材料、
相変化材料を形成する構成をとることができる。
【0044】
【発明の効果】上述したように、本発明方法によれば、
光学記録媒体の製造において、基板の変形を効果的に軽
減することができたことから、情報記録層間の透明中間
膜の厚さが大なる情報記録層を形成する多層光学記録媒
体において、簡便な方法で、この透明中間膜の膜厚を極
めて均一性がよく形成でき、これにより光学記録再生特
性に優れ、エラー発生の小さい、すなわち光学的特性に
すぐれた多層光学記録媒体を得ることができ、また、不
良品の発生率を充分低くすることができ、コストの低廉
化をはかることができるなど、工業的に大きな効果をも
たらすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】多層光学記録媒体の概略断面図である。
【図2】多層光学記録媒体の概略断面図である。
【図3】従来および本発明方法の説明に供する一工程の
概略断面図である。
【図4】本発明方法の説明に供する一工程の概略断面図
である。
【図5】従来および本発明方法の説明に供する一工程の
斜視図である。
【図6】従来および本発明方法の説明に供する一工程の
斜視図である。
【図7】従来および本発明方法の説明に供する一工程の
斜視図である。
【図8】従来および本発明方法の説明に供する一工程の
斜視図である。
【符号の説明】
1 基板 3 光硬化性樹脂 6 保護膜 8 スタンパー 8s 微細凹凸 9 ローラー 10 UVランプ 13 第1の情報記録層 14 第2の情報記録層 15 半透明膜 16 反射膜 19 ローラー 23 透明中間膜 30 光硬化性樹脂フィルム 31 支持ホルダー 32 スペーサー 33 水平支持台 34 ホルダー 35 水平基台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1および第2の情報記録層
    が積層されてなる多層光学記録媒体の製造方法におい
    て、 上記第1の情報記録層を有する基板の、上記第1の情報
    記録層を有する側の面に光硬化性樹脂フィルムを重ね
    て、加熱下においてローラー圧着して積層する工程と、 その後上記光硬化性樹脂フィルムを露光硬化する工程と
    を有し、該露光工程において、上記基板の、ローラー圧
    着等によって生じる変形を補償する方向に上記基板を強
    制的に撓曲させる撓曲手段を配置したことを特徴とする
    多層光学記録媒体の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG91933A1 (en) * 2000-07-19 2002-10-15 Sony Corp Method of production of multilater optical recording medium
US6605179B1 (en) 1998-08-26 2003-08-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for bonding optical disk substrate
WO2005088629A1 (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 多層情報記録媒体及びその製造方法

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