JPH09128820A - 光学記録媒体の製造方法と製造装置 - Google Patents
光学記録媒体の製造方法と製造装置Info
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- JPH09128820A JPH09128820A JP8022196A JP8022196A JPH09128820A JP H09128820 A JPH09128820 A JP H09128820A JP 8022196 A JP8022196 A JP 8022196A JP 8022196 A JP8022196 A JP 8022196A JP H09128820 A JPH09128820 A JP H09128820A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 情報記録層ないしは接合樹脂層を均一な厚さ
によって形成することができるようにする。 【解決手段】 第1の基板71と、第2の基板72と
が、樹脂を介在させて衝合させた状態で配置される支持
台51と、弾性押圧体41と、この弾性押圧体41を、
第1または第2の基板71および72の背面から、これ
ら第1および第2の基板71および72の面に対して直
角方向に押圧する押圧機構60とを有する構成とする。
によって形成することができるようにする。 【解決手段】 第1の基板71と、第2の基板72と
が、樹脂を介在させて衝合させた状態で配置される支持
台51と、弾性押圧体41と、この弾性押圧体41を、
第1または第2の基板71および72の背面から、これ
ら第1および第2の基板71および72の面に対して直
角方向に押圧する押圧機構60とを有する構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学記録媒体の製
造方法と製造装置に係わる。
造方法と製造装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】オーディオ用、ビデオ用そのほかの各種
情報を記録する光学記録媒体として、その記録もしくは
(および)再生を光照射によって行う光ディスク、光カ
ード、光磁気ディスク、相変化光学記録媒体等のROM
(Rread Only Memory)型、追記型、書換え型等の光学記
録媒体において、例えばコンパクトディスク等のROM
型記録媒体においてその情報記録層にデータ情報、トラ
ッキングサーボ信号等の記録がなされる位相ピット、プ
リグルーブ等の微細凹凸が形成され、また追記型、書換
え型においてもプリグルーブ等の微細凹凸が形成され
る。
情報を記録する光学記録媒体として、その記録もしくは
(および)再生を光照射によって行う光ディスク、光カ
ード、光磁気ディスク、相変化光学記録媒体等のROM
(Rread Only Memory)型、追記型、書換え型等の光学記
録媒体において、例えばコンパクトディスク等のROM
型記録媒体においてその情報記録層にデータ情報、トラ
ッキングサーボ信号等の記録がなされる位相ピット、プ
リグルーブ等の微細凹凸が形成され、また追記型、書換
え型においてもプリグルーブ等の微細凹凸が形成され
る。
【0003】この微細凹凸を有する情報記録層の形成方
法の1つとして光重合法いわゆる2P法(Photopolymer
ization 法) がある。例えば図8に示すように、ガラス
基板、ポリカーボネート基板等の光透過性基板1の一主
面に、2P法によって光硬化性樹脂3、例えば紫外線硬
化樹脂(UVレジン)による位相ピット、プリグルーブ
等の微細凹凸2が形成されこれにAl蒸着膜による反射
膜4を被着して情報記録層5を形成する。この情報記録
層5上には、同様にUVレジン等よりなる保護膜6が塗
布されて光学記録媒体例えば光ディスクが形成される。
法の1つとして光重合法いわゆる2P法(Photopolymer
ization 法) がある。例えば図8に示すように、ガラス
基板、ポリカーボネート基板等の光透過性基板1の一主
面に、2P法によって光硬化性樹脂3、例えば紫外線硬
化樹脂(UVレジン)による位相ピット、プリグルーブ
等の微細凹凸2が形成されこれにAl蒸着膜による反射
膜4を被着して情報記録層5を形成する。この情報記録
層5上には、同様にUVレジン等よりなる保護膜6が塗
布されて光学記録媒体例えば光ディスクが形成される。
【0004】この2P法によって微細凹凸を有する記録
情報層を形成する方法は、先ず図9に示すように、位相
ピット、プリグルーブ等の微細凹凸を有する情報記録層
を形成しようとする基板1、例えば透明ディスク状基板
1上に、樹脂3例えばUVレジンを、ディスペンサー7
によって基板1の円周方向に沿って基板1に対して相対
的に移行して塗布することによって図10に示すよう
に、樹脂3を例えばリング状に塗布する。
情報層を形成する方法は、先ず図9に示すように、位相
ピット、プリグルーブ等の微細凹凸を有する情報記録層
を形成しようとする基板1、例えば透明ディスク状基板
1上に、樹脂3例えばUVレジンを、ディスペンサー7
によって基板1の円周方向に沿って基板1に対して相対
的に移行して塗布することによって図10に示すよう
に、樹脂3を例えばリング状に塗布する。
【0005】その後、図11に示すように、目的とする
情報記録層に形成する微細凹凸の転写パターンの微細凹
凸8sが形成されたスタンパー8上に、図15示すよう
に、基板1をその樹脂3が塗布された側をスタンパー8
の微細凹凸8sが形成された側に合致させて衝合する。
この状態で円柱状の押圧ローラ9を、スタンパー8上に
配置された基板1上から一定の荷重Fを掛けて、基板1
上を転動させる。このようにすると、基板1とスタンパ
ー8との間に介在する樹脂3が押圧されてこれが基板1
およびスタンパー8の板面に沿って展延する。その後、
図16に示すように、基板1の背面から樹脂3の硬化処
理を行う例えば紫外線ランプ(UVランプ)10によっ
て紫外線照射を行って樹脂3の硬化を行う。その後図1
7に示すように、スタンパー8から基板1を樹脂3とと
もに剥離する。このようにすると、基板1の一方の面
に、樹脂3による所要の微細凹凸が形成される。
情報記録層に形成する微細凹凸の転写パターンの微細凹
凸8sが形成されたスタンパー8上に、図15示すよう
に、基板1をその樹脂3が塗布された側をスタンパー8
の微細凹凸8sが形成された側に合致させて衝合する。
この状態で円柱状の押圧ローラ9を、スタンパー8上に
配置された基板1上から一定の荷重Fを掛けて、基板1
上を転動させる。このようにすると、基板1とスタンパ
ー8との間に介在する樹脂3が押圧されてこれが基板1
およびスタンパー8の板面に沿って展延する。その後、
図16に示すように、基板1の背面から樹脂3の硬化処
理を行う例えば紫外線ランプ(UVランプ)10によっ
て紫外線照射を行って樹脂3の硬化を行う。その後図1
7に示すように、スタンパー8から基板1を樹脂3とと
もに剥離する。このようにすると、基板1の一方の面
に、樹脂3による所要の微細凹凸が形成される。
【0006】ところが、この方法によって得た光学記録
媒体においては、樹脂3に厚さむらが発生し易く、図8
に示すように、例えば基板1側から、情報の読み出し光
L例えばレーザー光を照射して微細凹凸による情報を照
射レーザー光の干渉によって読み出すに際して、補償不
能のエラーを発生するなどの不都合が生じる。
媒体においては、樹脂3に厚さむらが発生し易く、図8
に示すように、例えば基板1側から、情報の読み出し光
L例えばレーザー光を照射して微細凹凸による情報を照
射レーザー光の干渉によって読み出すに際して、補償不
能のエラーを発生するなどの不都合が生じる。
【0007】この光硬化性樹脂の厚さむらの発生は種々
の原因があるが、大きく影響するのが、基板1自体の例
えば成形むらによるうねり、厚さむらによるものであ
る。すなわち、このように、基板1にうねりや厚さむら
が存在していても、上述の押圧ローラ9の転動によって
基板1とスタンパー8との押圧を行う場合、図18に示
すように、基板1の光硬化性樹脂3の形成面の凹凸に関
係なく、少なくともローラの延長方向に関して基板のう
ねりに沿うことなく全体的に押圧がなされることから、
この方向に関して光硬化性樹脂3の表面は平面的に形成
されてしまって厚さむらが発生する。また、押圧ローラ
に対し一定の荷重を掛けて展延作業を行うことから、基
板1がディスク状すなわち円板状をなす場合、中心軸上
で押圧しているときと、中心軸より離れた位置で押圧し
ているときとでは、その押圧長さ、したがって押圧面積
が相違することから、押圧力が異なり、これによって光
硬化性樹脂の膜厚が一様でない分布、すなわち光硬化性
樹脂に厚さむらが発生する。
の原因があるが、大きく影響するのが、基板1自体の例
えば成形むらによるうねり、厚さむらによるものであ
る。すなわち、このように、基板1にうねりや厚さむら
が存在していても、上述の押圧ローラ9の転動によって
基板1とスタンパー8との押圧を行う場合、図18に示
すように、基板1の光硬化性樹脂3の形成面の凹凸に関
係なく、少なくともローラの延長方向に関して基板のう
ねりに沿うことなく全体的に押圧がなされることから、
この方向に関して光硬化性樹脂3の表面は平面的に形成
されてしまって厚さむらが発生する。また、押圧ローラ
に対し一定の荷重を掛けて展延作業を行うことから、基
板1がディスク状すなわち円板状をなす場合、中心軸上
で押圧しているときと、中心軸より離れた位置で押圧し
ているときとでは、その押圧長さ、したがって押圧面積
が相違することから、押圧力が異なり、これによって光
硬化性樹脂の膜厚が一様でない分布、すなわち光硬化性
樹脂に厚さむらが発生する。
【0008】この厚さむらは特に情報の記録容量の増大
化をはかって情報記録層が2層以上重ねて形成された多
層構造光学記録媒体において問題となる。
化をはかって情報記録層が2層以上重ねて形成された多
層構造光学記録媒体において問題となる。
【0009】図19は第1の情報記録層11と第2の情
報記録層12とが中間透明膜33を介して積層して形成
されてなる光学記録媒体の一例の概略断面図で、この場
合、第1の情報記録層11の微細凹凸21は、例えば射
出成形によって基板1の成形と同時に基板1の一主面に
形成され、第2の情報記録層12の第2の微細凹凸22
は、2P法によって形成される。
報記録層12とが中間透明膜33を介して積層して形成
されてなる光学記録媒体の一例の概略断面図で、この場
合、第1の情報記録層11の微細凹凸21は、例えば射
出成形によって基板1の成形と同時に基板1の一主面に
形成され、第2の情報記録層12の第2の微細凹凸22
は、2P法によって形成される。
【0010】この光学記録媒体に対する第1の情報記録
層11と第2の情報記録層12とからの情報の読み出し
は、ドライブ装置の簡略化をはかることができるよう
に、また第1および第2の情報記録層11および12に
対し連続的にその記録ないしは読み出しを行うことがで
きるように、1組の光学ヘッドによって光学記録媒体の
同一側すなわち基板1側からの光照射によって行うこと
ができるようにすることが望まれる。この場合、第1の
情報記録層11は、微細凹凸21に例えば半透明膜13
が形成されて、半透明の情報記録層として構成され、第
2の情報記録層12は、微細凹凸22上に例えばAl蒸
着膜による反射膜14が形成された構成がとられる。そ
して、この反射膜14上には、前述したと同様の保護膜
6が形成される。
層11と第2の情報記録層12とからの情報の読み出し
は、ドライブ装置の簡略化をはかることができるよう
に、また第1および第2の情報記録層11および12に
対し連続的にその記録ないしは読み出しを行うことがで
きるように、1組の光学ヘッドによって光学記録媒体の
同一側すなわち基板1側からの光照射によって行うこと
ができるようにすることが望まれる。この場合、第1の
情報記録層11は、微細凹凸21に例えば半透明膜13
が形成されて、半透明の情報記録層として構成され、第
2の情報記録層12は、微細凹凸22上に例えばAl蒸
着膜による反射膜14が形成された構成がとられる。そ
して、この反射膜14上には、前述したと同様の保護膜
6が形成される。
【0011】この光学記録媒体における第1の情報記録
層11に対しては、光学ヘッドからの照射光Lを、図1
9で実線で示すように、第1の情報記録層11にフォー
カシングさせ、第2の情報記録層12に対しては、光学
ヘッドからの照射光Lを、図19で鎖線で示すように、
第2の情報記録層12にフォーカシングさせて、それぞ
れの微細凹凸21および22の情報を読み出す。
層11に対しては、光学ヘッドからの照射光Lを、図1
9で実線で示すように、第1の情報記録層11にフォー
カシングさせ、第2の情報記録層12に対しては、光学
ヘッドからの照射光Lを、図19で鎖線で示すように、
第2の情報記録層12にフォーカシングさせて、それぞ
れの微細凹凸21および22の情報を読み出す。
【0012】このように、第1および第2の情報記録層
11および12が積層された構成による光学記録媒体を
作製する場合において、その第2の情報記録層12を、
上述した2P法によって形成した場合、これに上述した
厚さむらが存在する場合、図19の透明中間膜33に厚
さむらが生じることとなって各情報記録層11および1
2間に干渉が生じる部分が発生するなど大きな問題とな
る。
11および12が積層された構成による光学記録媒体を
作製する場合において、その第2の情報記録層12を、
上述した2P法によって形成した場合、これに上述した
厚さむらが存在する場合、図19の透明中間膜33に厚
さむらが生じることとなって各情報記録層11および1
2間に干渉が生じる部分が発生するなど大きな問題とな
る。
【0013】したがって、すでに情報記録層が形成され
ている基板もしくは情報記録層の形成がなされていない
基板上に、スタンパーによって例えば光硬化性樹脂によ
る情報記録層を形成する場合、この光硬化性樹脂は、図
12に示すように、基板面に沿って一様な厚さdで形成
されることが望まれる。
ている基板もしくは情報記録層の形成がなされていない
基板上に、スタンパーによって例えば光硬化性樹脂によ
る情報記録層を形成する場合、この光硬化性樹脂は、図
12に示すように、基板面に沿って一様な厚さdで形成
されることが望まれる。
【0014】また、それぞれ情報記録層を有する例えば
2枚の基板、もしくは一方の基板に情報記録層を有する
2枚の基板を、その情報記録層を内側にして接合樹脂を
介して貼合わせてなる光学記録媒体を得る場合において
も、これら基板間に介在させる接合樹脂は、光学記録媒
体全体に厚さむらや撓み等が発生することがないよう
に、一様な厚さに形成することが望まれる。
2枚の基板、もしくは一方の基板に情報記録層を有する
2枚の基板を、その情報記録層を内側にして接合樹脂を
介して貼合わせてなる光学記録媒体を得る場合において
も、これら基板間に介在させる接合樹脂は、光学記録媒
体全体に厚さむらや撓み等が発生することがないよう
に、一様な厚さに形成することが望まれる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したよ
うに、例えばすでに情報記録層が形成されている基板も
しくは情報記録層の形成がなされていない基板上に、ス
タンパーによって微細凹凸を有する樹脂による情報記録
層を形成する場合において、基板上に確実に均一の厚さ
に形成することができるようにする。
うに、例えばすでに情報記録層が形成されている基板も
しくは情報記録層の形成がなされていない基板上に、ス
タンパーによって微細凹凸を有する樹脂による情報記録
層を形成する場合において、基板上に確実に均一の厚さ
に形成することができるようにする。
【0016】また、本発明は、上述したように、2枚の
基板を貼合わせて光学記録媒体を作成する場合におい
て、両基板間の接合樹脂の厚さを均一に形成することの
できるようにする。
基板を貼合わせて光学記録媒体を作成する場合におい
て、両基板間の接合樹脂の厚さを均一に形成することの
できるようにする。
【0017】すなわち、本発明は、第1および第2の基
板の樹脂を介しての押圧を伴う光学記録媒体の製造に適
用して樹脂の厚さの均一化をはかることのできる光学記
録媒体の製造方法と製造装置を提供する。
板の樹脂を介しての押圧を伴う光学記録媒体の製造に適
用して樹脂の厚さの均一化をはかることのできる光学記
録媒体の製造方法と製造装置を提供する。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の光学記録媒体
は、第1の基板と、第2の基板とを樹脂、例えば光硬化
性樹脂あるいは接合樹脂を介在させて衝合させ、第1ま
たは第2の基板の背面から弾性押圧体を、これら第1お
よび第2の基板面に対して直角方向に押圧する工程を経
て目的とする光学記録媒体を作製する。
は、第1の基板と、第2の基板とを樹脂、例えば光硬化
性樹脂あるいは接合樹脂を介在させて衝合させ、第1ま
たは第2の基板の背面から弾性押圧体を、これら第1お
よび第2の基板面に対して直角方向に押圧する工程を経
て目的とする光学記録媒体を作製する。
【0019】また、本発明の光学記録媒体の製造装置
は、第1の基板と、第2の基板とが、樹脂、例えば光硬
化性樹脂あるいは接合樹脂を介在させて衝合させた状態
で配置される支持台と、弾性押圧体と、この弾性押圧体
を、第1または第2の基板の背面から、これら第1およ
び第2の基板面に対して直角方向に押圧する押圧手段と
を有する構成とする。
は、第1の基板と、第2の基板とが、樹脂、例えば光硬
化性樹脂あるいは接合樹脂を介在させて衝合させた状態
で配置される支持台と、弾性押圧体と、この弾性押圧体
を、第1または第2の基板の背面から、これら第1およ
び第2の基板面に対して直角方向に押圧する押圧手段と
を有する構成とする。
【0020】上記第1および第2の基板は、共に光学記
録媒体を構成する基板であるか、第1の基板が光学記録
媒体を構成する基板であり、第2の基板がスタンパーで
ある。
録媒体を構成する基板であるか、第1の基板が光学記録
媒体を構成する基板であり、第2の基板がスタンパーで
ある。
【0021】上述の本発明によれば、第1および第2の
基板の衝合面に対して直角方向に押圧すること、押圧体
が弾性を有することから、その押圧は基板にたとえうね
りや厚さむらが存在していてもほぼ一様な押圧を行うこ
とができることから、各部均一な厚さで微細凹凸が形成
された光学記録媒体を得ることができる。
基板の衝合面に対して直角方向に押圧すること、押圧体
が弾性を有することから、その押圧は基板にたとえうね
りや厚さむらが存在していてもほぼ一様な押圧を行うこ
とができることから、各部均一な厚さで微細凹凸が形成
された光学記録媒体を得ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を説明する。デ
ィスク状いわゆる円板状の光ディスクに適用する場合に
ついて説明するが、本発明は、このような光ディスク
や、形状に限られるものではなく、光磁気ディスク、相
変化ディスク、そのほかカード状、シート状等の記録情
報、プリグルーブ等の微細凹凸が形成される情報記録層
を有する各種光学記録媒体に適用できることはいうまで
もない。
ィスク状いわゆる円板状の光ディスクに適用する場合に
ついて説明するが、本発明は、このような光ディスク
や、形状に限られるものではなく、光磁気ディスク、相
変化ディスク、そのほかカード状、シート状等の記録情
報、プリグルーブ等の微細凹凸が形成される情報記録層
を有する各種光学記録媒体に適用できることはいうまで
もない。
【0023】本発明においては、第1および第2の基板
を、樹脂、例えば光硬化性樹脂を介しての押圧する工程
を伴う光学記録媒体の製造に適用されるものであるが、
この例では、第1の基板が、光学記録媒体を構成する基
板1であり、第2の基板が、基板1に2P法によって微
細凹凸を有する情報記録層を形成するためのスタンパー
8の場合である。
を、樹脂、例えば光硬化性樹脂を介しての押圧する工程
を伴う光学記録媒体の製造に適用されるものであるが、
この例では、第1の基板が、光学記録媒体を構成する基
板1であり、第2の基板が、基板1に2P法によって微
細凹凸を有する情報記録層を形成するためのスタンパー
8の場合である。
【0024】この場合においては、例えば図1に示すよ
うに、第1の基板71として、中心孔30が形成された
例えば円板状のガラス基板、ポリカーボネート基板等の
透明基板1が用意される。この基板1上に、図9および
図10で説明したと同様に、樹脂3、この例では光硬化
性樹脂例えば紫外線硬化樹脂(UVレジン)を、中心孔
30から隔てた位置において、基板1の中心軸Oを中心
とする一円周上に沿ってディスペンサーによってリング
状に塗布する。この樹脂3の塗布は、図10で示したよ
うに、連続したリング状に塗布することもできるし、こ
のリングに沿って点在させるように塗布することもでき
る。
うに、第1の基板71として、中心孔30が形成された
例えば円板状のガラス基板、ポリカーボネート基板等の
透明基板1が用意される。この基板1上に、図9および
図10で説明したと同様に、樹脂3、この例では光硬化
性樹脂例えば紫外線硬化樹脂(UVレジン)を、中心孔
30から隔てた位置において、基板1の中心軸Oを中心
とする一円周上に沿ってディスペンサーによってリング
状に塗布する。この樹脂3の塗布は、図10で示したよ
うに、連続したリング状に塗布することもできるし、こ
のリングに沿って点在させるように塗布することもでき
る。
【0025】このように、光硬化性樹脂3が塗布された
基板1を、図1に示すように、第2の基板72としての
スタンパー8上に、樹脂3を基板1とスタンパー8との
間に挟み込むように同軸心O上に載置する。
基板1を、図1に示すように、第2の基板72としての
スタンパー8上に、樹脂3を基板1とスタンパー8との
間に挟み込むように同軸心O上に載置する。
【0026】スタンパー8には、図11で説明したと同
様に、情報記録層を形成するための記録情報ピット、ト
ラッキングサーボ信号等を取り出すプリグルーブ等の微
細凹凸の転写パターンの微細凹凸8sが形成されてい
る。
様に、情報記録層を形成するための記録情報ピット、ト
ラッキングサーボ信号等を取り出すプリグルーブ等の微
細凹凸の転写パターンの微細凹凸8sが形成されてい
る。
【0027】一方、基板1の上方に、図1に示すよう
に、弾性押圧体41を軸心O1 上に配置する。この弾性
押圧体41の軸心O1 と基板1およびスタンパー8の配
置軸心Oとを一致させて、図2に示すように、軸心O1
−Oに沿って降下させ、更に図3に示すように、基板1
をスタンパー8に向かって押圧して樹脂3、この例では
光硬化性樹脂を基板1とスタンパー8との間に展延させ
る。
に、弾性押圧体41を軸心O1 上に配置する。この弾性
押圧体41の軸心O1 と基板1およびスタンパー8の配
置軸心Oとを一致させて、図2に示すように、軸心O1
−Oに沿って降下させ、更に図3に示すように、基板1
をスタンパー8に向かって押圧して樹脂3、この例では
光硬化性樹脂を基板1とスタンパー8との間に展延させ
る。
【0028】この弾性押圧体41は、非押圧状態で、す
なわち図1で示す状態で、図4に示すように、その中心
軸O1 上で外方に向かって膨出する彎曲面41aによる
最大突出部を有する例えば円柱状に形成される。この彎
曲面41aは、軸O1 を中心とする半径Rの回転面例え
ば球面、或いは楕円面等の形状に形成される。
なわち図1で示す状態で、図4に示すように、その中心
軸O1 上で外方に向かって膨出する彎曲面41aによる
最大突出部を有する例えば円柱状に形成される。この彎
曲面41aは、軸O1 を中心とする半径Rの回転面例え
ば球面、或いは楕円面等の形状に形成される。
【0029】この弾性押圧体41は、その全体が弾褥性
に富んだゴム,シリコンゴム、ポリウレタン等によって
構成するとか、可撓性、更に弾性を有する液密の例えば
球状ゴム容器内に流体例えば液体を封入して構成する。
に富んだゴム,シリコンゴム、ポリウレタン等によって
構成するとか、可撓性、更に弾性を有する液密の例えば
球状ゴム容器内に流体例えば液体を封入して構成する。
【0030】この弾性押圧体41は、例えば作製する光
学記録媒体が直径120mmのディスクである場合、そ
の直径Φは150〜200mmとし、彎曲面41aの曲
率半径Rは100〜200mmとし得る。この曲率半径
は余り小さいと、押圧体41の形状が光硬化性樹脂の展
延の厚さに反映てしまい、均一な光硬化性樹脂の展延を
行いにくくなる。
学記録媒体が直径120mmのディスクである場合、そ
の直径Φは150〜200mmとし、彎曲面41aの曲
率半径Rは100〜200mmとし得る。この曲率半径
は余り小さいと、押圧体41の形状が光硬化性樹脂の展
延の厚さに反映てしまい、均一な光硬化性樹脂の展延を
行いにくくなる。
【0031】また、弾性押圧体41は、例えば図5にそ
の断面図を示すように、可撓性、更に弾性を有する液密
の例えば球状ゴム容器41b内に、流体41cとしてシ
リコンオイル等の液体を充填した構成とすることができ
る。
の断面図を示すように、可撓性、更に弾性を有する液密
の例えば球状ゴム容器41b内に、流体41cとしてシ
リコンオイル等の液体を充填した構成とすることができ
る。
【0032】上述の弾性押圧体41は、図1で示すよう
に、その軸心O1 を、基板1の中心軸O上、したがって
スタンパー8の軸心に一致させ、中心軸Oに沿って基板
1に向かって押圧するが、このとき、図2に示すよう
に、その中心軸上の最大突出部から基板1に衝合押圧す
る。すなわち、基板1に対して直角方向に押圧する。こ
のようにすると、図3に示すように、その押圧位置すな
わち押圧力の力点が基板1の中心部から外周方向にすな
わち放射方向に同心円的分布をもって広がって行く。つ
まり、始めは基板1の中心部に最も大きな圧力が与えら
れ、これよりいわば同心円状の等圧分布をもって押圧力
が印加され、これによって基板1とスタンパー8間の光
硬化性樹脂3が、同心円的にすなわち円対称に展延され
る。このとき弾性押圧体41が例えば図5で示した流体
が充填された構成とするとき、パスカルの原理によって
場所の依存性がなく弾性押圧体41において各部一様の
圧力で押圧することができることから、より均一な厚さ
での展延がなされる。
に、その軸心O1 を、基板1の中心軸O上、したがって
スタンパー8の軸心に一致させ、中心軸Oに沿って基板
1に向かって押圧するが、このとき、図2に示すよう
に、その中心軸上の最大突出部から基板1に衝合押圧す
る。すなわち、基板1に対して直角方向に押圧する。こ
のようにすると、図3に示すように、その押圧位置すな
わち押圧力の力点が基板1の中心部から外周方向にすな
わち放射方向に同心円的分布をもって広がって行く。つ
まり、始めは基板1の中心部に最も大きな圧力が与えら
れ、これよりいわば同心円状の等圧分布をもって押圧力
が印加され、これによって基板1とスタンパー8間の光
硬化性樹脂3が、同心円的にすなわち円対称に展延され
る。このとき弾性押圧体41が例えば図5で示した流体
が充填された構成とするとき、パスカルの原理によって
場所の依存性がなく弾性押圧体41において各部一様の
圧力で押圧することができることから、より均一な厚さ
での展延がなされる。
【0033】このようにして、基板1とスタンパー8と
の間に光硬化性樹脂3を展延させて後に、弾性押圧体4
1を排除し、図16で説明したと同様に、基板1側から
樹脂3のUVレジンの光重合、すなわち硬化を行う露
光、この例では紫外線照射を紫外線ランプ(UVラン
プ)10による紫外線照射して行う。その後、図17で
説明したと同様に、基板1を光硬化性樹脂3とともにス
タンパー8から剥離する。このようにすると、図8で説
明したように、光透過性基板1の一主面に樹脂3この例
では光硬化性樹脂によって位相ピット、プリグルーブ等
の微細凹凸2が形成される。そして、この微細凹凸2が
形成された光硬化性樹脂3の表面に、例えばAl蒸着膜
による反射膜4を被着して情報記録層5を形成する。こ
の情報記録層5上には、同様に光硬化性樹脂等よりなる
保護膜6が塗布されて光学記録媒体例えば光ディスクが
形成される。
の間に光硬化性樹脂3を展延させて後に、弾性押圧体4
1を排除し、図16で説明したと同様に、基板1側から
樹脂3のUVレジンの光重合、すなわち硬化を行う露
光、この例では紫外線照射を紫外線ランプ(UVラン
プ)10による紫外線照射して行う。その後、図17で
説明したと同様に、基板1を光硬化性樹脂3とともにス
タンパー8から剥離する。このようにすると、図8で説
明したように、光透過性基板1の一主面に樹脂3この例
では光硬化性樹脂によって位相ピット、プリグルーブ等
の微細凹凸2が形成される。そして、この微細凹凸2が
形成された光硬化性樹脂3の表面に、例えばAl蒸着膜
による反射膜4を被着して情報記録層5を形成する。こ
の情報記録層5上には、同様に光硬化性樹脂等よりなる
保護膜6が塗布されて光学記録媒体例えば光ディスクが
形成される。
【0034】弾性押圧体41の押圧機構は、種々の構成
を採ることができるが、例えばいわゆるエアシリンダー
構成とすることができる。この場合の一例を図6を参照
して説明する。この例では、固定台50上に配置された
支持台51上に、図1で説明したスタンパー8と基板1
とを光硬化性樹脂を挟み込んで重ね合わせた状態で配置
する。
を採ることができるが、例えばいわゆるエアシリンダー
構成とすることができる。この場合の一例を図6を参照
して説明する。この例では、固定台50上に配置された
支持台51上に、図1で説明したスタンパー8と基板1
とを光硬化性樹脂を挟み込んで重ね合わせた状態で配置
する。
【0035】固定台50上には、支持台51の周囲にエ
アシリンダーの、いわばピストンに相当するがこの構成
においては固定とされた固定柱52が複数本植立され、
これら固定柱53に沿って例えばリング状のエアシリン
ダー53が移動するようになされる。エアシリンダー5
3内は、このエアシリンダー53内において固定柱52
に設けられた気密フランジ54よって上下の室に2分さ
れ、エアシリンダー53の上端および下端に、それぞれ
圧縮空気の供給源にバルブV1aおよびV2aを介して連結
する圧縮空気供給口551 および552 が設けられると
ともに、バルブV1bおよびV2bによって開閉される排気
口561 および562 が設けられる。リング状シリンダ
ー53には、これと共に移動する移動台57が設けら
れ、これに前述した弾性押圧体41がその膨出側を下方
に向けて配置される。弾性押圧体41が、図5で説明し
たように弾性容器41b内に流体41cが充填された構
成とされた場合は、流体41cの自重によって下方に向
けてその中心が最大突出部となって彎曲面が生じるよう
になし得る。
アシリンダーの、いわばピストンに相当するがこの構成
においては固定とされた固定柱52が複数本植立され、
これら固定柱53に沿って例えばリング状のエアシリン
ダー53が移動するようになされる。エアシリンダー5
3内は、このエアシリンダー53内において固定柱52
に設けられた気密フランジ54よって上下の室に2分さ
れ、エアシリンダー53の上端および下端に、それぞれ
圧縮空気の供給源にバルブV1aおよびV2aを介して連結
する圧縮空気供給口551 および552 が設けられると
ともに、バルブV1bおよびV2bによって開閉される排気
口561 および562 が設けられる。リング状シリンダ
ー53には、これと共に移動する移動台57が設けら
れ、これに前述した弾性押圧体41がその膨出側を下方
に向けて配置される。弾性押圧体41が、図5で説明し
たように弾性容器41b内に流体41cが充填された構
成とされた場合は、流体41cの自重によって下方に向
けてその中心が最大突出部となって彎曲面が生じるよう
になし得る。
【0036】図6で示す状態は、弾性押圧体41が基板
1から持ち上げられた非押圧状態を示していて、この状
態でバルブV2aおよびV1bを開放し、バルブV1aおよび
V2bを閉じる。このようにすると、シリンダー53の下
方室内に圧縮空気が供給され、上方室から排気がなされ
るがフランジ54が固定されていることから下方室を拡
張するように、シリンダー53が下方に移行し、これに
伴う移動台57の降下によって弾性押圧体41が、基板
1の背面に衝合し、基板1をスタンパー8に向かって押
圧する。58は、固定柱52に設けられた、シリンダー
53の最降下位置を規制するストッパである。
1から持ち上げられた非押圧状態を示していて、この状
態でバルブV2aおよびV1bを開放し、バルブV1aおよび
V2bを閉じる。このようにすると、シリンダー53の下
方室内に圧縮空気が供給され、上方室から排気がなされ
るがフランジ54が固定されていることから下方室を拡
張するように、シリンダー53が下方に移行し、これに
伴う移動台57の降下によって弾性押圧体41が、基板
1の背面に衝合し、基板1をスタンパー8に向かって押
圧する。58は、固定柱52に設けられた、シリンダー
53の最降下位置を規制するストッパである。
【0037】この押圧機構によれば、シリンダーに対す
る空気圧の調整によって、押圧力の制御ができる。
る空気圧の調整によって、押圧力の制御ができる。
【0038】また、逆に、バルブV2aおよびV1bを閉
じ、バルブV1aおよびV2bを開放する。このようにする
と、シリンダー53の上方室内に圧縮空気が供給され、
下方室から排気がなされることによってシリンダー53
が上方に移行し、弾性押圧体41が持ち上げられ、図示
の状態になる。
じ、バルブV1aおよびV2bを開放する。このようにする
と、シリンダー53の上方室内に圧縮空気が供給され、
下方室から排気がなされることによってシリンダー53
が上方に移行し、弾性押圧体41が持ち上げられ、図示
の状態になる。
【0039】この方法によって直径120mmの光ディ
スクを作製した場合の光硬化性樹脂3の厚さの半径方向
の分布を、中心に対しそれぞれ45°の等間隔をなす半
径方向の各直線上に関して測定した結果を図7に示す。
この場合、弾性押圧体41は、図4に示す曲率半径R=
135mm,直径Φ=160mm、高さH=130mm
のシリコンゴムによって構成した。この場合、光硬化性
樹脂は40℃に温度調整し、粘度はおよそ1,000c
psとした。そして、ディスク状基板1の半径38mm
の円周上に光硬化性樹脂をリング状に塗布し、10kg
重の荷重で10秒間の押圧を行った。図7の縦軸の光学
的厚さとは、光硬化性樹脂の厚さdを屈折率nで除した
値である。この測定結果によれば、膜厚は中心側縁部で
の厚さ27.5μmに対し±3.5μmの範囲で分布し
ていて均一な膜厚が得られることが分かる。
スクを作製した場合の光硬化性樹脂3の厚さの半径方向
の分布を、中心に対しそれぞれ45°の等間隔をなす半
径方向の各直線上に関して測定した結果を図7に示す。
この場合、弾性押圧体41は、図4に示す曲率半径R=
135mm,直径Φ=160mm、高さH=130mm
のシリコンゴムによって構成した。この場合、光硬化性
樹脂は40℃に温度調整し、粘度はおよそ1,000c
psとした。そして、ディスク状基板1の半径38mm
の円周上に光硬化性樹脂をリング状に塗布し、10kg
重の荷重で10秒間の押圧を行った。図7の縦軸の光学
的厚さとは、光硬化性樹脂の厚さdを屈折率nで除した
値である。この測定結果によれば、膜厚は中心側縁部で
の厚さ27.5μmに対し±3.5μmの範囲で分布し
ていて均一な膜厚が得られることが分かる。
【0040】上述した例では、弾性押圧体41の押圧を
エアシリンダー機構によって行うようにした場合である
が、言うまでもなくこの押圧機構は上述の例に限られる
ものではない。例えば、油圧式構成とするとか、水圧式
構成、送りねじ構成等をとることができる。
エアシリンダー機構によって行うようにした場合である
が、言うまでもなくこの押圧機構は上述の例に限られる
ものではない。例えば、油圧式構成とするとか、水圧式
構成、送りねじ構成等をとることができる。
【0041】本発明は、情報記録層が2層以上形成され
る光記録媒体において、その情報記録層をスタンパーを
用いたいわゆる2P法によって形成する場合にも適用で
きるものである。例えば図19で示したような第1およ
び第2の情報記録層11および12を有する光学記録媒
体を形成する場合において、例えば第1の情報記録層1
1を形成する微細凹凸21を透明基板1の成形とともに
射出成形によって形成し、この微細凹凸21上に,半透
明膜13を被着形成する。そして、この微細凹凸21が
形成された基板1の面に、図9および図10で説明した
ような光硬化性樹脂3の塗布を行い、この光硬化性樹脂
3が塗布された側を、第2の情報記録層を形成するため
の微細凹凸8sが形成されたスタンパー8に合致させ
て、上述した弾性押圧体41による押圧を行い、紫外線
照射を行って基板を光硬化性樹脂とともにスタンパーか
ら剥離する。このようにして形成した第2の微細凹凸2
2上に例えばAl蒸着膜による反射膜14を形成し、こ
れの上に例えば光硬化性樹脂例えば光硬化性樹脂による
保護膜6を形成する。
る光記録媒体において、その情報記録層をスタンパーを
用いたいわゆる2P法によって形成する場合にも適用で
きるものである。例えば図19で示したような第1およ
び第2の情報記録層11および12を有する光学記録媒
体を形成する場合において、例えば第1の情報記録層1
1を形成する微細凹凸21を透明基板1の成形とともに
射出成形によって形成し、この微細凹凸21上に,半透
明膜13を被着形成する。そして、この微細凹凸21が
形成された基板1の面に、図9および図10で説明した
ような光硬化性樹脂3の塗布を行い、この光硬化性樹脂
3が塗布された側を、第2の情報記録層を形成するため
の微細凹凸8sが形成されたスタンパー8に合致させ
て、上述した弾性押圧体41による押圧を行い、紫外線
照射を行って基板を光硬化性樹脂とともにスタンパーか
ら剥離する。このようにして形成した第2の微細凹凸2
2上に例えばAl蒸着膜による反射膜14を形成し、こ
れの上に例えば光硬化性樹脂例えば光硬化性樹脂による
保護膜6を形成する。
【0042】上述した例においては、基板1上に、2P
法によって情報記録層を形成する場合であるが、それぞ
れ情報記録層を有する例えば2枚の基板、もしくは一方
の基板に情報記録層を有する2枚の基板を、その情報記
録層を内側にして接合樹脂層を介して貼合わせてなる光
学記録媒体を得る場合に本発明を適用することができ
る。
法によって情報記録層を形成する場合であるが、それぞ
れ情報記録層を有する例えば2枚の基板、もしくは一方
の基板に情報記録層を有する2枚の基板を、その情報記
録層を内側にして接合樹脂層を介して貼合わせてなる光
学記録媒体を得る場合に本発明を適用することができ
る。
【0043】この場合の一例を、図13を参照して説明
する。この例は、図13Cに示すように、それぞれ第1
および第2の情報記録層11および12が形成された2
枚の基板81および82が、互いにその第1および第2
の情報記録層11および12を内側にして樹脂3介して
接合してなる光学記録媒体を構成する場合である。この
場合、図13Aに示すように、前述した第1および第2
の基板71および72が、基板81および82となる。
これら基板81および82は、それぞれ情報記録層を構
成する第1および第2の微細凹凸21および22が形成
されてなるガラス基板もしくは射出成型によって形成さ
れたポリカーボネート基板によって構成される。
する。この例は、図13Cに示すように、それぞれ第1
および第2の情報記録層11および12が形成された2
枚の基板81および82が、互いにその第1および第2
の情報記録層11および12を内側にして樹脂3介して
接合してなる光学記録媒体を構成する場合である。この
場合、図13Aに示すように、前述した第1および第2
の基板71および72が、基板81および82となる。
これら基板81および82は、それぞれ情報記録層を構
成する第1および第2の微細凹凸21および22が形成
されてなるガラス基板もしくは射出成型によって形成さ
れたポリカーボネート基板によって構成される。
【0044】図13Bに示すように、これら基板81お
よび82の各微細凹凸21および22が形成された面に
それぞれ例えばAuを800Å程度の厚さに蒸着するこ
とによって反射面82を形成し、それぞれ第1および第
2の情報記録層11および12を形成する。
よび82の各微細凹凸21および22が形成された面に
それぞれ例えばAuを800Å程度の厚さに蒸着するこ
とによって反射面82を形成し、それぞれ第1および第
2の情報記録層11および12を形成する。
【0045】そして、例えばその一方の基板81の情報
記録層22が形成された面に、例えば図9および図10
で説明したと同様の方法によって例えばディスペンサー
によって接合用の樹脂を塗布し、図6の本発明装置によ
って両基板81および82の接合を行って図13Cに示
すように接合用の樹脂3が介在され、これによって第1
および第2の基板81および82が接合合体された光学
記録媒体を構成する。
記録層22が形成された面に、例えば図9および図10
で説明したと同様の方法によって例えばディスペンサー
によって接合用の樹脂を塗布し、図6の本発明装置によ
って両基板81および82の接合を行って図13Cに示
すように接合用の樹脂3が介在され、これによって第1
および第2の基板81および82が接合合体された光学
記録媒体を構成する。
【0046】すなわち、この場合、図6に示す支持台5
1上に、例えば第2の基板72としての基板82を配置
し、接合樹脂が塗布された第1の基板71、この例では
基板81をその樹脂が塗布された面を上向きにし、これ
の上に第1の基板、この例では基板81を、その情報記
録層21を有する側の基板81側として同軸心上に重ね
合わせ、この軸心に弾性押圧体41の軸心を合致させた
状態で、押圧機構60によって前述したと同様の方法に
よって押圧する。
1上に、例えば第2の基板72としての基板82を配置
し、接合樹脂が塗布された第1の基板71、この例では
基板81をその樹脂が塗布された面を上向きにし、これ
の上に第1の基板、この例では基板81を、その情報記
録層21を有する側の基板81側として同軸心上に重ね
合わせ、この軸心に弾性押圧体41の軸心を合致させた
状態で、押圧機構60によって前述したと同様の方法に
よって押圧する。
【0047】このようにして形成して両基板81および
82の接合による光学記録媒体に対する両情報記録層2
1および22に対する情報の記録再生は、図13Cに示
すように、それぞれ基板81および82の外側面から、
それぞれ記録再生の例えばレーザー光Lを照射すること
によってなされる。
82の接合による光学記録媒体に対する両情報記録層2
1および22に対する情報の記録再生は、図13Cに示
すように、それぞれ基板81および82の外側面から、
それぞれ記録再生の例えばレーザー光Lを照射すること
によってなされる。
【0048】図13で示した例では第1および第2の情
報記録層21および22が、それぞれ反射面83が形成
されたそれぞれ異なる面からの光照射によってその記録
再生を行うようにした場合であるが、図14に示すよう
に第1および第2の情報記録層21および22の一方を
半透明膜85とすることによって、媒体の同一側から例
えば記録再生レーザー光Lの照射によって行うことがで
きる構成とすることもできる。この場合において、接合
用樹脂3は、光硬化性樹脂によって構成し、半透明膜8
5が形成された基板71側からの露光によって樹脂3の
硬化を行うことができる。
報記録層21および22が、それぞれ反射面83が形成
されたそれぞれ異なる面からの光照射によってその記録
再生を行うようにした場合であるが、図14に示すよう
に第1および第2の情報記録層21および22の一方を
半透明膜85とすることによって、媒体の同一側から例
えば記録再生レーザー光Lの照射によって行うことがで
きる構成とすることもできる。この場合において、接合
用樹脂3は、光硬化性樹脂によって構成し、半透明膜8
5が形成された基板71側からの露光によって樹脂3の
硬化を行うことができる。
【0049】上述した本発明方法および装置によれば、
弾性押圧体を第1および第2の基板71および72のの
衝合面に対して直角方向に押圧すること、押圧体が弾性
を有することから、その押圧は基板1,81,82に、
たとえうねりや厚さむらが存在していても一様な押圧を
行うことができ、各部均一な厚さで微細凹凸が形成され
た情報記録層の形成、ないしは両者の基板81,82間
の貼合わせ樹脂層の形成を行うことができる。
弾性押圧体を第1および第2の基板71および72のの
衝合面に対して直角方向に押圧すること、押圧体が弾性
を有することから、その押圧は基板1,81,82に、
たとえうねりや厚さむらが存在していても一様な押圧を
行うことができ、各部均一な厚さで微細凹凸が形成され
た情報記録層の形成、ないしは両者の基板81,82間
の貼合わせ樹脂層の形成を行うことができる。
【0050】なお、弾性押圧体41の構成は、上述の構
造に限られるものではない。しかしながら、図示した各
例におけるように、中心軸上に最大突出部を有する場
合、さらに望ましくはその押圧面の形状を、中心軸に対
する回転対称面とするとき、より確実にその押圧が、基
板1の中心部から基板1の外周方向に放射状に向かって
その押圧位置が広がって行くことから、基板1とスタン
パー8間のUVレジン3が同心円的にいわゆる円対称的
に展延されることから、基板1およびスタンパー8間の
UVレジン3中の気泡が効果的に基板1の外周部へと押
し遣られて外部に抜くことができる。したがって、光学
記録媒体中に気泡が残存することによるエラーの発生、
不良品化を有効に回避できる。
造に限られるものではない。しかしながら、図示した各
例におけるように、中心軸上に最大突出部を有する場
合、さらに望ましくはその押圧面の形状を、中心軸に対
する回転対称面とするとき、より確実にその押圧が、基
板1の中心部から基板1の外周方向に放射状に向かって
その押圧位置が広がって行くことから、基板1とスタン
パー8間のUVレジン3が同心円的にいわゆる円対称的
に展延されることから、基板1およびスタンパー8間の
UVレジン3中の気泡が効果的に基板1の外周部へと押
し遣られて外部に抜くことができる。したがって、光学
記録媒体中に気泡が残存することによるエラーの発生、
不良品化を有効に回避できる。
【0051】特に、弾性押圧体41として、内部に流体
を充満させた構造とするときは、より、効果的に基板1
の厚さむら、うねりに追従し場所の依存性もない一様な
押圧がなされることから、より均一な厚さに光硬化性樹
脂ないしは接合樹脂の形成ができる。
を充満させた構造とするときは、より、効果的に基板1
の厚さむら、うねりに追従し場所の依存性もない一様な
押圧がなされることから、より均一な厚さに光硬化性樹
脂ないしは接合樹脂の形成ができる。
【0052】また、光ディスク等においては、中心孔が
形成されるものであり、また一般に、その中心孔の周囲
においても所定の幅に渡って情報の記録がなされない、
またレジンが塗布されたない部分を形成されるものであ
るが、上述したように、本発明によれば、押圧力が掛か
る領域が中心から放射方向に広がるようになされること
から、中心部において樹脂の塗布されない領域を確実に
形成することができるものであることから、スタンパー
によって記録層の形成の後にこの中心孔内ないしは記録
層の形成を避けるべき中心部にはみ出したは樹脂を排除
するための作業を回避、ないしは簡単化することができ
る。
形成されるものであり、また一般に、その中心孔の周囲
においても所定の幅に渡って情報の記録がなされない、
またレジンが塗布されたない部分を形成されるものであ
るが、上述したように、本発明によれば、押圧力が掛か
る領域が中心から放射方向に広がるようになされること
から、中心部において樹脂の塗布されない領域を確実に
形成することができるものであることから、スタンパー
によって記録層の形成の後にこの中心孔内ないしは記録
層の形成を避けるべき中心部にはみ出したは樹脂を排除
するための作業を回避、ないしは簡単化することができ
る。
【0053】尚、上述した例では、樹脂3の塗布は、基
板71側に行ったが、これに限られるものではなく、基
板72に、あるいは両基板71および72の双方に塗布
することができる。
板71側に行ったが、これに限られるものではなく、基
板72に、あるいは両基板71および72の双方に塗布
することができる。
【0054】また、例えば弾性押圧体の押圧も、上述し
た第1基板71の背面側からに限られるものではなく、
第2の基板72のの背面側から押圧する構成とすること
もできる。
た第1基板71の背面側からに限られるものではなく、
第2の基板72のの背面側から押圧する構成とすること
もできる。
【0055】また、上述した例では基板がディスクであ
る場合を主として説明した場合であるが、カード状等各
種の構造の光学記録媒体に適用することができ、各種光
学的記録再生を行う光磁気記録媒体や、相変化記録媒体
等のトラッキング用、アドレス用等のプリグルーブを有
する光学記録媒体に適用することができ、この場合は微
細凹凸の形成層を、もしくはこれの上の層に光磁気材
料、相変化材料を形成する構成等を採ることができる。
る場合を主として説明した場合であるが、カード状等各
種の構造の光学記録媒体に適用することができ、各種光
学的記録再生を行う光磁気記録媒体や、相変化記録媒体
等のトラッキング用、アドレス用等のプリグルーブを有
する光学記録媒体に適用することができ、この場合は微
細凹凸の形成層を、もしくはこれの上の層に光磁気材
料、相変化材料を形成する構成等を採ることができる。
【0056】なお、本明細書において、基板1の透明と
は、2P法におけるレジンの露光硬化を行う例えば紫外
線に対して高い光透過性を有すると同時に、また最終的
に得た光学記録媒体に対して情報の読み出し、更に或る
場合は記録を行う照射光を基板1側から行う場合におい
て、この照射光に対して高い光透過性を有することを意
味し、また半透明膜は、この光学記録媒体に対する照射
光に対して一部反射させ一部透過性を示すことを意味す
る。
は、2P法におけるレジンの露光硬化を行う例えば紫外
線に対して高い光透過性を有すると同時に、また最終的
に得た光学記録媒体に対して情報の読み出し、更に或る
場合は記録を行う照射光を基板1側から行う場合におい
て、この照射光に対して高い光透過性を有することを意
味し、また半透明膜は、この光学記録媒体に対する照射
光に対して一部反射させ一部透過性を示すことを意味す
る。
【0057】
【発明の効果】上述したように、本発明方法と、本発明
による光学記録媒体によれば、情報記録層を、いわゆる
2P法によって形成する場合、基板の貼合わせにおいて
各部均一な厚さで微細凹凸が形成された情報記録面、あ
るいは接合層の形成を行うことができる。
による光学記録媒体によれば、情報記録層を、いわゆる
2P法によって形成する場合、基板の貼合わせにおいて
各部均一な厚さで微細凹凸が形成された情報記録面、あ
るいは接合層の形成を行うことができる。
【0058】また、用いる弾性押圧体41の形状の選定
によって、効果的に光学記録媒体中に気泡が残存するこ
とによるエラーの発生、不良品化を有効に回避できる。
によって、効果的に光学記録媒体中に気泡が残存するこ
とによるエラーの発生、不良品化を有効に回避できる。
【0059】また、光ディスク等において、中心孔およ
び中心孔の周囲においてレジンが塗布されたない部分を
確実に形成することができるものであることから、スタ
ンパーによって記録層の形成の後にこの中心孔内ないし
は記録層の形成を避けるべき中心部にはみ出したは樹脂
を排除するための作業を回避、ないしは簡単化すること
ができることから量産性の向上をはかることができる。
び中心孔の周囲においてレジンが塗布されたない部分を
確実に形成することができるものであることから、スタ
ンパーによって記録層の形成の後にこの中心孔内ないし
は記録層の形成を避けるべき中心部にはみ出したは樹脂
を排除するための作業を回避、ないしは簡単化すること
ができることから量産性の向上をはかることができる。
【図1】本発明による光学記録媒体の製造方法の一例の
工程図である。
工程図である。
【図2】本発明による光学記録媒体の製造方法の一例の
工程図である。
工程図である。
【図3】本発明による光学記録媒体の製造方法の一例の
工程図である。
工程図である。
【図4】本発明方法に用いる押圧弾性体の一例の断面図
である。
である。
【図5】本発明方法に用いる押圧弾性体の他の例の断面
図である。
図である。
【図6】本発明方法に用いる押圧弾性体の押圧機構の一
例の構成図である。
例の構成図である。
【図7】UVレジンの厚さ分布の測定曲線である。
【図8】光学記録媒体の一例の要部の概略断面図であ
る。
る。
【図9】従来および本発明方法の説明に供する一工程の
斜視図である。
斜視図である。
【図10】従来および本発明方法の説明に供する一工程
の斜視図である。
の斜視図である。
【図11】従来および本発明方法の説明に供する一工程
の斜視図である。
の斜視図である。
【図12】UVレジンの形成状態の説明に供する断面図
である。
である。
【図13】本発明方法の一例の工程図である。
【図14】本発明によって得た光学記録媒体の一例の概
略断面図である。
略断面図である。
【図15】従来の光ディスクの製造方法の一工程の斜視
図である。
図である。
【図16】従来および本発明方法の説明に供する一工程
の斜視図である。
の斜視図である。
【図17】従来および本発明方法の説明に供する一工程
の斜視図である。
の斜視図である。
【図18】樹脂の厚さむらの説明に供する断面図であ
る。
る。
【図19】多層光学記録媒体の概略断面図である。
1,81,82 基板、2 微細凹凸、3 樹脂、4,
83 反射膜、5 情報記録層、6 保護膜、8 スタ
ンパー、41 弾性押圧体、11 第1の情報記録層、
12 第2の情報記録層、21 第1の微細凹凸、22
第2の微細凹凸、41 弾性押圧体、51 支持台、
60 押圧機構、71 第1の基板、72 第2の基
板、83 半透明膜
83 反射膜、5 情報記録層、6 保護膜、8 スタ
ンパー、41 弾性押圧体、11 第1の情報記録層、
12 第2の情報記録層、21 第1の微細凹凸、22
第2の微細凹凸、41 弾性押圧体、51 支持台、
60 押圧機構、71 第1の基板、72 第2の基
板、83 半透明膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽賀 元久 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 第1の基板と、第2の基板とを樹脂を介
在させて衝合させ、 上記第1または第2の基板の背面から弾性押圧体を、こ
れら第1および第2の基板面に対してほぼ直角方向に押
圧する工程を有することを特徴とする光学記録媒体の製
造方法。 - 【請求項2】 上記第1の基板が、光学記録媒体を構成
する基板であって、上記第2の基板が、情報記録層を形
成するための微細凹凸が形成されたスタンパーであっ
て、 上記弾性押圧体の押圧によって上記第1の基板上に上記
樹脂よりなる微細凹凸を有する情報記録層を形成するこ
とを特徴とする請求項1に記載の光学記録媒体の製造方
法。 - 【請求項3】 上記第1の基板が、射出成形によって成
型された、微細凹凸を有する第1の情報記録層を有する
基板であり、 上記第2の基板が、第2の情報記録層を形成するための
微細凹凸が形成されたスタンパーであることを特徴とす
る請求項1に記載の光学記録媒体の製造方法。 - 【請求項4】 上記第1および第2の基板が、光学記録
媒体を構成する基板であることを特徴とする請求項1に
記載の光学記録媒体の製造方法。 - 【請求項5】 第1の基板と、第2の基板とが、樹脂を
介在させて衝合させた状態で配置される支持台と、 弾性押圧体と、 該弾性押圧体を、上記第1または第2の基板の背面か
ら、これら第1および第2の基板面に対してほぼ直角方
向に押圧する押圧機構とを有してなることを特徴とする
光学記録媒体の製造装置。 - 【請求項6】 上記弾性押圧体が、上記第1および第2
の基板に対する非押圧状態でその中心軸上で外方に向か
って膨出する彎曲面とされたを最大突出部を有してなる
ことを特徴とする請求項5に記載の光学記録媒体の製造
装置。 - 【請求項7】 上記弾性押圧体が、可撓性液密容器内に
流体を封入してなることを特徴とする請求項5に記載の
光学記録媒体の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8022196A JPH09128820A (ja) | 1995-08-25 | 1996-04-02 | 光学記録媒体の製造方法と製造装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-217745 | 1995-08-25 | ||
JP21774595 | 1995-08-25 | ||
JP8022196A JPH09128820A (ja) | 1995-08-25 | 1996-04-02 | 光学記録媒体の製造方法と製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09128820A true JPH09128820A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=26421269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8022196A Pending JPH09128820A (ja) | 1995-08-25 | 1996-04-02 | 光学記録媒体の製造方法と製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09128820A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004504714A (ja) * | 2000-07-17 | 2004-02-12 | ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム | 転写リソグラフィ・プロセスのための自動液体ディスペンス方法およびシステム |
JP2006188040A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-07-20 | Toshiba Corp | 板状構造体の製造方法および製造装置 |
JP2007230241A (ja) * | 2002-06-18 | 2007-09-13 | Meiki Co Ltd | プレス成形方法 |
JP2009020946A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Hitachi Ltd | 多層情報記録媒体及びその製造方法 |
-
1996
- 1996-04-02 JP JP8022196A patent/JPH09128820A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004504714A (ja) * | 2000-07-17 | 2004-02-12 | ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム | 転写リソグラフィ・プロセスのための自動液体ディスペンス方法およびシステム |
JP4740518B2 (ja) * | 2000-07-17 | 2011-08-03 | ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム | 転写リソグラフィ・プロセスのための自動液体ディスペンス方法およびシステム |
JP2007230241A (ja) * | 2002-06-18 | 2007-09-13 | Meiki Co Ltd | プレス成形方法 |
JP4679546B2 (ja) * | 2002-06-18 | 2011-04-27 | 株式会社名機製作所 | プレス成形方法 |
JP2006188040A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-07-20 | Toshiba Corp | 板状構造体の製造方法および製造装置 |
JP2009020946A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Hitachi Ltd | 多層情報記録媒体及びその製造方法 |
US8147941B2 (en) | 2007-07-11 | 2012-04-03 | Hitachi, Ltd. | Multi-information-layer recording medium and manufacturing process |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040708 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
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A02 | Decision of refusal |
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