JPH09113756A - レンズ固定装置 - Google Patents
レンズ固定装置Info
- Publication number
- JPH09113756A JPH09113756A JP7268740A JP26874095A JPH09113756A JP H09113756 A JPH09113756 A JP H09113756A JP 7268740 A JP7268740 A JP 7268740A JP 26874095 A JP26874095 A JP 26874095A JP H09113756 A JPH09113756 A JP H09113756A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens holder
- lens
- holding member
- holder holding
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4201—Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
- G02B6/4219—Mechanical fixtures for holding or positioning the elements relative to each other in the couplings; Alignment methods for the elements, e.g. measuring or observing methods especially used therefor
- G02B6/4236—Fixing or mounting methods of the aligned elements
- G02B6/4237—Welding
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/023—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses permitting adjustment
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コの字形のレンズホルダ保持部材を用いる必
要があるため、レーザ溶接が不安定になると共に、コス
トアップになる。 【解決手段】 磁性体からなるレンズホルダ１２のみを
保持器２０により保持して基台１４に対して浮上した状
態でｘｙｚ方向を位置決めし、次いで、マグネットから
なるレンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂを別の保持器
や手動により基台１４に載置した状態でレンズホルダ１
２に吸着させる。次いで、別の保持器等をレンズホルダ
保持部材１３ａ，１３ｂから除去した後、レンズホルダ
保持部材１３ａ，１３ｂと基台１４を点１５において、
また、レンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂとレンズホ
ルダ１２を点１６においてレーザ溶接により固定する。
要があるため、レーザ溶接が不安定になると共に、コス
トアップになる。 【解決手段】 磁性体からなるレンズホルダ１２のみを
保持器２０により保持して基台１４に対して浮上した状
態でｘｙｚ方向を位置決めし、次いで、マグネットから
なるレンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂを別の保持器
や手動により基台１４に載置した状態でレンズホルダ１
２に吸着させる。次いで、別の保持器等をレンズホルダ
保持部材１３ａ，１３ｂから除去した後、レンズホルダ
保持部材１３ａ，１３ｂと基台１４を点１５において、
また、レンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂとレンズホ
ルダ１２を点１６においてレーザ溶接により固定する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズのｘｙｚ方
向を位置決めして固定するためのレンズ固定装置に係
り、特に、発光素子と光ファイバや光ファイバ間を結合
する光モジュールに好適なレンズ固定装置に関する。
向を位置決めして固定するためのレンズ固定装置に係
り、特に、発光素子と光ファイバや光ファイバ間を結合
する光モジュールに好適なレンズ固定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図６は従来のレンズ固定構造を示し、例
えば特開平２−１３９５０６号公報の第８図に示されて
いる。レンズ１はレンズホルダ２により支持され、レン
ズホルダ２はレンズホルダ保持部材３により保持され、
レンズホルダ保持部材３は基台４上で支持される。レン
ズホルダ保持部材３は一対の側壁３ａ，３ｂと底壁３ｃ
とを有するコの字形（図のｘｚ面）で形成され、基台４
のｘｙ面上で移動可能である。レンズホルダ２はレンズ
ホルダ保持部材３に対してｚ方向（及びｙ方向）に移動
可能である。
えば特開平２−１３９５０６号公報の第８図に示されて
いる。レンズ１はレンズホルダ２により支持され、レン
ズホルダ２はレンズホルダ保持部材３により保持され、
レンズホルダ保持部材３は基台４上で支持される。レン
ズホルダ保持部材３は一対の側壁３ａ，３ｂと底壁３ｃ
とを有するコの字形（図のｘｚ面）で形成され、基台４
のｘｙ面上で移動可能である。レンズホルダ２はレンズ
ホルダ保持部材３に対してｚ方向（及びｙ方向）に移動
可能である。
【０００３】このような構成において、レンズ１のｘｙ
ｚ方向を位置決めして固定する場合には、レンズホルダ
保持部材３をレンズホルダ２と共に基台４面上で移動し
てｘｙ方向に位置決めし、次いで、レンズホルダ２をレ
ンズホルダ保持部材３に対してｚ方向に移動して位置決
めする。そして、かかる位置決めが完了すると、レンズ
ホルダ保持部材３と基台４を側壁３ａ，３ｂと底壁３ｃ
の角部５において、また、レンズホルダ２とレンズホル
ダ保持部材３を点６においてレーザ溶接により固定す
る。
ｚ方向を位置決めして固定する場合には、レンズホルダ
保持部材３をレンズホルダ２と共に基台４面上で移動し
てｘｙ方向に位置決めし、次いで、レンズホルダ２をレ
ンズホルダ保持部材３に対してｚ方向に移動して位置決
めする。そして、かかる位置決めが完了すると、レンズ
ホルダ保持部材３と基台４を側壁３ａ，３ｂと底壁３ｃ
の角部５において、また、レンズホルダ２とレンズホル
ダ保持部材３を点６においてレーザ溶接により固定す
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のレンズ固定装置では、レンズホルダ保持部材３
をコの字形に形成する必要があるため、金属板を折り曲
げ加工する際に、図７に示すように側壁３ａ，３ｂと底
壁３ｃの角部（コーナ）５が直角にならず、したがっ
て、この点をレーザ溶接してもレーザ光が充分に回り込
まず、基台４との固定が不安定となるという問題点があ
る。また、レンズホルダ２とレンズホルダ保持部材３が
相対的に移動可能であるので、その隙間の距離が例えば
５０μｍ以内の高精度が要求され、コストが高くなると
いう問題点がある。
た従来のレンズ固定装置では、レンズホルダ保持部材３
をコの字形に形成する必要があるため、金属板を折り曲
げ加工する際に、図７に示すように側壁３ａ，３ｂと底
壁３ｃの角部（コーナ）５が直角にならず、したがっ
て、この点をレーザ溶接してもレーザ光が充分に回り込
まず、基台４との固定が不安定となるという問題点があ
る。また、レンズホルダ２とレンズホルダ保持部材３が
相対的に移動可能であるので、その隙間の距離が例えば
５０μｍ以内の高精度が要求され、コストが高くなると
いう問題点がある。
【０００５】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、安価な構成でレンズ
のｘｙｚ方向を位置決めして固定することができるレン
ズ固定装置を提供することにある。
みてなされたもので、その目的は、安価な構成でレンズ
のｘｙｚ方向を位置決めして固定することができるレン
ズ固定装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、基台と、この基台に載置・固定された一対
のレンズホルダ保持部材と、前記基台に対して浮上した
状態で前記レンズホルダ保持部材に固定されたレンズホ
ルダと、このレンズホルダに保持されたレンズとを具備
し、前記レンズホルダと前記レンズホルダ保持部材のい
ずれか一方を磁性体で形成すると共に、いずれか他方を
マグネットで形成し、これらレンズホルダとレンズホル
ダ保持部材とをレーザ溶接により固定したことを特徴と
する。
するために、基台と、この基台に載置・固定された一対
のレンズホルダ保持部材と、前記基台に対して浮上した
状態で前記レンズホルダ保持部材に固定されたレンズホ
ルダと、このレンズホルダに保持されたレンズとを具備
し、前記レンズホルダと前記レンズホルダ保持部材のい
ずれか一方を磁性体で形成すると共に、いずれか他方を
マグネットで形成し、これらレンズホルダとレンズホル
ダ保持部材とをレーザ溶接により固定したことを特徴と
する。
【０００７】このように構成されたレンズ固定装置によ
れば、レンズホルダと一対のレンズホルダ保持部材との
磁気吸着作用により、レンズホルダが基台に対して浮上
した状態で位置決めされるため、レンズホルダ保持部材
を複雑なコの字形に形成する必要がなく、単純なブロッ
ク形状にすることができる。また、レンズホルダとレン
ズホルダ保持部材とを磁気吸着させた状態でレーザ溶接
するため、レーザ溶接時にレンズホルダのみを保持器に
より保持しておけば、レンズホルダ保持部材を保持する
他の保持器等を除去したとしても、レンズホルダとレン
ズホルダ保持部材との間に位置ずれは発生せず、したが
って、この他の保持器等が邪魔にならず簡単にレーザ溶
接することができる。
れば、レンズホルダと一対のレンズホルダ保持部材との
磁気吸着作用により、レンズホルダが基台に対して浮上
した状態で位置決めされるため、レンズホルダ保持部材
を複雑なコの字形に形成する必要がなく、単純なブロッ
ク形状にすることができる。また、レンズホルダとレン
ズホルダ保持部材とを磁気吸着させた状態でレーザ溶接
するため、レーザ溶接時にレンズホルダのみを保持器に
より保持しておけば、レンズホルダ保持部材を保持する
他の保持器等を除去したとしても、レンズホルダとレン
ズホルダ保持部材との間に位置ずれは発生せず、したが
って、この他の保持器等が邪魔にならず簡単にレーザ溶
接することができる。
【０００８】また、上記の構成において、レンズホルダ
保持部材をマグネットで形成し、レンズホルダと基台を
共に磁性体で形成すると好適である。このようにする
と、レンズホルダとレンズホルダ保持部材のみならず、
レンズホルダ保持部材と基台とを磁気吸着させた状態で
レーザ溶接できるため、レンズホルダとレンズホルダ保
持部材および基台のそれぞれ間に位置ずれは発生しなく
なる。
保持部材をマグネットで形成し、レンズホルダと基台を
共に磁性体で形成すると好適である。このようにする
と、レンズホルダとレンズホルダ保持部材のみならず、
レンズホルダ保持部材と基台とを磁気吸着させた状態で
レーザ溶接できるため、レンズホルダとレンズホルダ保
持部材および基台のそれぞれ間に位置ずれは発生しなく
なる。
【０００９】さらに、上記の構成において、前記マグネ
ットは鉄・コバルト・クロム系または鉄・マンガン・酸
素系であることが好適である。これらのマグネットは、
一般的に知られている炭素系マグネットのように溶接時
に分解し易い成分を含まないため、レーザ溶接に対して
優れた溶接性を有している。
ットは鉄・コバルト・クロム系または鉄・マンガン・酸
素系であることが好適である。これらのマグネットは、
一般的に知られている炭素系マグネットのように溶接時
に分解し易い成分を含まないため、レーザ溶接に対して
優れた溶接性を有している。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。ここで、図１は本発明に係るレン
ズ固定構造の一実施形態を示す構成図、図２〜図５は図
１のレンズ固定構造の組立工程を示す説明図である。
施の形態を説明する。ここで、図１は本発明に係るレン
ズ固定構造の一実施形態を示す構成図、図２〜図５は図
１のレンズ固定構造の組立工程を示す説明図である。
【００１１】図１に示すレンズ固定構造は、レンズ１１
（光軸はｙ方向）を支持するレンズホルダ１２と、レン
ズホルダ２のｘ方向を支持する一対のレンズホルダ保持
部材１３ａ，１３ｂと、レンズホルダ保持部材１３ａ，
１３ｂをｘｙ面で保持する基台１４とから構成され、レ
ンズホルダ１２はマニュピュレータ等の保持器２０によ
りｘｙｚ方向に移動可能である。レンズホルダ１２は例
えばフェライト系やマルテンサイト系ステンレスの耐蝕
性、磁性体の金属で形成されており、レンズホルダ保持
部材１３ａ，１３ｂは鉄・コバルト・クロム系あるいは
鉄・マンガン・酸素系のマグネットで形成されている。
基台１４は非磁性体で形成されている。
（光軸はｙ方向）を支持するレンズホルダ１２と、レン
ズホルダ２のｘ方向を支持する一対のレンズホルダ保持
部材１３ａ，１３ｂと、レンズホルダ保持部材１３ａ，
１３ｂをｘｙ面で保持する基台１４とから構成され、レ
ンズホルダ１２はマニュピュレータ等の保持器２０によ
りｘｙｚ方向に移動可能である。レンズホルダ１２は例
えばフェライト系やマルテンサイト系ステンレスの耐蝕
性、磁性体の金属で形成されており、レンズホルダ保持
部材１３ａ，１３ｂは鉄・コバルト・クロム系あるいは
鉄・マンガン・酸素系のマグネットで形成されている。
基台１４は非磁性体で形成されている。
【００１２】ここで、レンズホルダ保持部材１３ａ，１
３ｂは、予め帯状に形成されたものをプレスで打ち抜き
加工し、打ち抜き時に発生したバリをバレル加工で除去
することにより直方体（ブロック形状）に加工し、次い
で洗浄の後、着磁することにより安価に製造することが
できる。
３ｂは、予め帯状に形成されたものをプレスで打ち抜き
加工し、打ち抜き時に発生したバリをバレル加工で除去
することにより直方体（ブロック形状）に加工し、次い
で洗浄の後、着磁することにより安価に製造することが
できる。
【００１３】次に、図２〜図５を参照して組立工程を説
明する。先ず、図２に示すように、レンズホルダ１２の
みを保持器２０により保持して基台１４に対して浮上し
た状態でｘｙｚ方向を位置決めする。次いで、図３に示
すように、レンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂを別の
保持器や手動により基台１４に載置した状態でレンズホ
ルダ１２に吸着させる。次いで、図４に示すように、別
の保持器等をレンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂから
除去した後、レンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂと基
台１４を点１５において、また、レンズホルダ保持部材
１３ａ，１３ｂとレンズホルダ１２を点１６においてレ
ーザ溶接により固定する。そして最後に、図５に示すよ
うに、保持器２０をレンズホルダ１２から除去する。
明する。先ず、図２に示すように、レンズホルダ１２の
みを保持器２０により保持して基台１４に対して浮上し
た状態でｘｙｚ方向を位置決めする。次いで、図３に示
すように、レンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂを別の
保持器や手動により基台１４に載置した状態でレンズホ
ルダ１２に吸着させる。次いで、図４に示すように、別
の保持器等をレンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂから
除去した後、レンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂと基
台１４を点１５において、また、レンズホルダ保持部材
１３ａ，１３ｂとレンズホルダ１２を点１６においてレ
ーザ溶接により固定する。そして最後に、図５に示すよ
うに、保持器２０をレンズホルダ１２から除去する。
【００１４】したがって、上記実施例によれば、レンズ
ホルダ保持部材１３ａ，１３ｂは折り曲げ加工されない
ので、レーザ溶接点１５を安価な製造工程で直角にする
ことができ、したがって、レーザ溶接によりレンズホル
ダ保持部材１３ａ，１３ｂと基台１４を安定して固定す
ることができる。また、レンズホルダ保持部材１３ａ，
１３ｂがマグネットで構成されているので、レンズホル
ダ保持部材１３ａ，１３ｂを保持する別の保持器をレー
ザ溶接前に除去することができ、したがって、この別の
保持器の邪魔にならずにレーザ溶接を確実に行うことが
できる。
ホルダ保持部材１３ａ，１３ｂは折り曲げ加工されない
ので、レーザ溶接点１５を安価な製造工程で直角にする
ことができ、したがって、レーザ溶接によりレンズホル
ダ保持部材１３ａ，１３ｂと基台１４を安定して固定す
ることができる。また、レンズホルダ保持部材１３ａ，
１３ｂがマグネットで構成されているので、レンズホル
ダ保持部材１３ａ，１３ｂを保持する別の保持器をレー
ザ溶接前に除去することができ、したがって、この別の
保持器の邪魔にならずにレーザ溶接を確実に行うことが
できる。
【００１５】なお、上記実施例では、基台１４を非磁性
体で形成したが、磁性体で形成するようにしてもよい。
この場合の組み立て工程を先の図２〜図５を参照して説
明すると、先ず、図２に示すように、レンズホルダ１２
のみを保持器２０により保持して基台１４に対して浮上
した状態でｘｙｚ方向を位置決めする。次いで、図３に
示すように、レンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂを別
の保持器や手動によりレンズホルダ１２と基台１４の両
方に吸着させる。次いで、図４に示すように、別の保持
器等をレンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂから除去し
た後、レンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂと基台１４
を点１５において、また、レンズホルダ保持部材１３
ａ，１３ｂとレンズホルダ１２を点１６においてレーザ
溶接により固定する。そして最後に、図５に示すよう
に、保持器２０をレンズホルダ１２から除去する。
体で形成したが、磁性体で形成するようにしてもよい。
この場合の組み立て工程を先の図２〜図５を参照して説
明すると、先ず、図２に示すように、レンズホルダ１２
のみを保持器２０により保持して基台１４に対して浮上
した状態でｘｙｚ方向を位置決めする。次いで、図３に
示すように、レンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂを別
の保持器や手動によりレンズホルダ１２と基台１４の両
方に吸着させる。次いで、図４に示すように、別の保持
器等をレンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂから除去し
た後、レンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂと基台１４
を点１５において、また、レンズホルダ保持部材１３
ａ，１３ｂとレンズホルダ１２を点１６においてレーザ
溶接により固定する。そして最後に、図５に示すよう
に、保持器２０をレンズホルダ１２から除去する。
【００１６】また、上記実施例では、レンズホルダ１２
を基台１４に対してｘｙｚ方向に位置決めした後、レン
ズホルダ１２にレンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂを
吸着した場合について説明したが、レンズホルダ１２と
レンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂとを吸着した後
に、レンズホルダ１２を基台１４に対してｘｙｚ方向に
位置決めすることも可能である。この場合、先ず、互い
に吸着したレンズホルダ１２とレンズホルダ保持部材１
３ａ，１３ｂの双方を保持器２０により保持し、基台１
４に対して浮上した状態でｘｙ方向を位置決めする。次
いで、保持器２０を下降させてレンズホルダ１２とレン
ズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂの双方をｚ方向に移動
し、レンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂが基台１４に
当接した後、さらにレンズホルダ１２をレンズホルダ保
持部材１３ａ，１３ｂに対してｚ方向に移動し、レンズ
ホルダ１２を基台１４に対してｘｙｚ方向に位置決めす
る。しかる後、上記実施例と同様に、レンズホルダ保持
部材１３ａ，１３ｂとレンズホルダ１２、およびレンズ
ホルダ保持部材１３ａ，１３ｂと基台１４をレーザ溶接
により固定すれば良い。
を基台１４に対してｘｙｚ方向に位置決めした後、レン
ズホルダ１２にレンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂを
吸着した場合について説明したが、レンズホルダ１２と
レンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂとを吸着した後
に、レンズホルダ１２を基台１４に対してｘｙｚ方向に
位置決めすることも可能である。この場合、先ず、互い
に吸着したレンズホルダ１２とレンズホルダ保持部材１
３ａ，１３ｂの双方を保持器２０により保持し、基台１
４に対して浮上した状態でｘｙ方向を位置決めする。次
いで、保持器２０を下降させてレンズホルダ１２とレン
ズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂの双方をｚ方向に移動
し、レンズホルダ保持部材１３ａ，１３ｂが基台１４に
当接した後、さらにレンズホルダ１２をレンズホルダ保
持部材１３ａ，１３ｂに対してｚ方向に移動し、レンズ
ホルダ１２を基台１４に対してｘｙｚ方向に位置決めす
る。しかる後、上記実施例と同様に、レンズホルダ保持
部材１３ａ，１３ｂとレンズホルダ１２、およびレンズ
ホルダ保持部材１３ａ，１３ｂと基台１４をレーザ溶接
により固定すれば良い。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レンズホルダと一対のレンズホルダ保持部材との磁気吸
着作用により、レンズホルダが基台に対して浮上した状
態で位置決めされるため、加工が簡単で安価なレンズホ
ルダ保持部材を用いることができ、低コストのレンズ固
定装置を提供できる。また、レンズホルダとレンズホル
ダ保持部材とを磁気吸着させた状態でレーザ溶接するた
め、レーザ溶接時にレンズホルダのみを保持器により保
持しておけば、レンズホルダ保持部材を保持する他の保
持器等を除去したとしても、レンズホルダとレンズホル
ダ保持部材との間に位置ずれは発生せず、この他の保持
器等が邪魔にならず簡単にレーザ溶接することができ
る。
レンズホルダと一対のレンズホルダ保持部材との磁気吸
着作用により、レンズホルダが基台に対して浮上した状
態で位置決めされるため、加工が簡単で安価なレンズホ
ルダ保持部材を用いることができ、低コストのレンズ固
定装置を提供できる。また、レンズホルダとレンズホル
ダ保持部材とを磁気吸着させた状態でレーザ溶接するた
め、レーザ溶接時にレンズホルダのみを保持器により保
持しておけば、レンズホルダ保持部材を保持する他の保
持器等を除去したとしても、レンズホルダとレンズホル
ダ保持部材との間に位置ずれは発生せず、この他の保持
器等が邪魔にならず簡単にレーザ溶接することができ
る。
【００１８】また、上記の構成において、レンズホルダ
保持部材をマグネットで形成し、レンズホルダと基台を
共に磁性体で形成した場合、レンズホルダとレンズホル
ダ保持部材のみならず、レンズホルダ保持部材と基台と
を磁気吸着させた状態でレーザ溶接できるため、レンズ
ホルダとレンズホルダ保持部材および基台のそれぞれ間
に位置ずれは発生しなくなる。
保持部材をマグネットで形成し、レンズホルダと基台を
共に磁性体で形成した場合、レンズホルダとレンズホル
ダ保持部材のみならず、レンズホルダ保持部材と基台と
を磁気吸着させた状態でレーザ溶接できるため、レンズ
ホルダとレンズホルダ保持部材および基台のそれぞれ間
に位置ずれは発生しなくなる。
【００１９】さらに、上記の構成において、前記マグネ
ットとして鉄・コバルト・クロム系または鉄・マンガン
・酸素系を用いた場合、これらのマグネットはレーザ溶
接に対して優れた溶接性を有するため、レンズホルダと
レンズホルダ保持部材および基台を確実に固定すること
ができる。
ットとして鉄・コバルト・クロム系または鉄・マンガン
・酸素系を用いた場合、これらのマグネットはレーザ溶
接に対して優れた溶接性を有するため、レンズホルダと
レンズホルダ保持部材および基台を確実に固定すること
ができる。
【図１】本発明一実施例に係るレンズ固定構造を示す構
成図である。
成図である。
【図２】図１のレンズ固定構造の組立工程を示す説明図
である。
である。
【図３】同じく組立工程を示す説明図である。
【図４】同じく組立工程を示す説明図である。
【図５】同じく組立工程を示す説明図である。
【図６】従来のレンズ固定構造を示す構成図である。
【図７】図６のレンズホルダ保持部材の角部を示す説明
図である。
図である。
１１ レンズ １２ レンズホルダ １３ａ，１３ｂ レンズホルダ保持部材 １４ 基台 １５，１６ レーザ溶接点 ２０ 保持器
Claims (3)
- 【請求項１】 基台と、この基台に載置・固定された一
対のレンズホルダ保持部材と、前記基台に対して浮上し
た状態で前記レンズホルダ保持部材に固定されたレンズ
ホルダと、このレンズホルダに保持されたレンズとを具
備し、 前記レンズホルダと前記レンズホルダ保持部材のいずれ
か一方を磁性体で形成すると共に、いずれか他方をマグ
ネットで形成し、これらレンズホルダとレンズホルダ保
持部材とをレーザ溶接により固定したことを特徴とする
レンズ固定装置。 - 【請求項２】 請求項１の記載において、前記レンズホ
ルダ保持部材をマグネットで形成すると共に、前記基台
を磁性体で形成し、これらレンズホルダ保持部材と基台
とをレーザ溶接により固定したことを特徴とするレンズ
固定装置。 - 【請求項３】 請求項１または２の記載において、前記
マグネットが鉄・コバルト・クロム系または鉄・マンガ
ン・酸素系であることを特徴とするレンズ固定装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26874095A JP3246857B2 (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | レンズ固定装置 |
| US08/728,412 US5793540A (en) | 1995-10-17 | 1996-10-08 | Lens fixing structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26874095A JP3246857B2 (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | レンズ固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09113756A true JPH09113756A (ja) | 1997-05-02 |
| JP3246857B2 JP3246857B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=17462693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26874095A Expired - Fee Related JP3246857B2 (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | レンズ固定装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5793540A (ja) |
| JP (1) | JP3246857B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001059925A (ja) * | 1999-06-15 | 2001-03-06 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 半導体レーザモジュール |
| WO2017138698A1 (ko) * | 2016-02-11 | 2017-08-17 | 엘지이노텍 주식회사 | 카메라 모듈 및 이의 제조 방법 |
| CN107092069A (zh) * | 2016-02-17 | 2017-08-25 | 新思考电机有限公司 | 透镜驱动装置、照相装置与电子设备 |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6239925B1 (en) * | 1999-09-03 | 2001-05-29 | Key Plastics, Inc. | Instrument cluster lens assembly and method of making |
| US7124928B2 (en) * | 2001-01-16 | 2006-10-24 | Axsun Technologies, Inc. | Optical component installation and train alignment process utilizing metrology and plastic deformation |
| US6492614B2 (en) * | 2001-01-25 | 2002-12-10 | Axsun Technologies, Inc. | System and process for magnetic fixturing of optical components on bench for solder attach |
| US6512642B1 (en) * | 2001-07-10 | 2003-01-28 | Corning Incorporated | Method and structure for aligning optical elements |
| US7085079B2 (en) * | 2002-10-31 | 2006-08-01 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Optical element module, and apparatus and method for fixing optical element |
| US7062133B2 (en) * | 2003-04-24 | 2006-06-13 | Ahura Corporation | Methods and apparatus for alignment and assembly of optoelectronic components |
| US7233737B2 (en) * | 2003-08-12 | 2007-06-19 | Micron Technology, Inc. | Fixed-focus camera module and associated method of assembly |
| US7830624B2 (en) | 2007-10-18 | 2010-11-09 | Flextronics Ap, Llc | Laser bonding camera modules to lock focus |
| CN100541248C (zh) * | 2007-11-16 | 2009-09-16 | 北京中视中科光电技术有限公司 | 一种激光到光纤耦合头 |
| EP2642619B1 (de) * | 2012-03-21 | 2014-05-14 | Trumpf Laser Marking Systems AG | Laserresonatoranordnung mit lasergeschweißten optischen Komponenten |
| JP5421435B2 (ja) | 2012-07-03 | 2014-02-19 | 日本電信電話株式会社 | レンズホルダ、レンズ光学系部品およびレンズ光学系部品を搭載したパッケージ |
| JP2015040890A (ja) * | 2013-08-20 | 2015-03-02 | アルプス電気株式会社 | 鏡筒付きレンズ |
| CN106483608A (zh) * | 2015-08-24 | 2017-03-08 | 青岛海信宽带多媒体技术有限公司 | 光模块 |
| CN105934136B (zh) * | 2016-05-17 | 2019-06-04 | 广东海信宽带科技有限公司 | 光模块 |
| US11022765B2 (en) * | 2019-01-14 | 2021-06-01 | Applied Optoelectronics, Inc. | Lens clip for coupling and optical alignment of an optical lens and an optical subassembly module implementing same |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2574474B2 (ja) * | 1988-08-23 | 1997-01-22 | 富士通株式会社 | 光モジュール |
| JPH07239437A (ja) * | 1994-02-25 | 1995-09-12 | Sony Corp | 電磁駆動装置及び電磁駆動装置を用いたレンズ駆動機構 |
| JP2842227B2 (ja) * | 1994-06-14 | 1998-12-24 | 住友電気工業株式会社 | 発光素子モジュールとその製造方法 |
-
1995
- 1995-10-17 JP JP26874095A patent/JP3246857B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-10-08 US US08/728,412 patent/US5793540A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001059925A (ja) * | 1999-06-15 | 2001-03-06 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 半導体レーザモジュール |
| WO2017138698A1 (ko) * | 2016-02-11 | 2017-08-17 | 엘지이노텍 주식회사 | 카메라 모듈 및 이의 제조 방법 |
| KR20170094730A (ko) * | 2016-02-11 | 2017-08-21 | 엘지이노텍 주식회사 | 카메라 모듈 및 이의 제조 방법 |
| US10841470B2 (en) | 2016-02-11 | 2020-11-17 | Lg Innotek Co., Ltd. | Camera module and manufacturing method thereof |
| CN107092069A (zh) * | 2016-02-17 | 2017-08-25 | 新思考电机有限公司 | 透镜驱动装置、照相装置与电子设备 |
| CN107092069B (zh) * | 2016-02-17 | 2023-06-09 | 新思考电机有限公司 | 透镜驱动装置、照相装置与电子设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5793540A (en) | 1998-08-11 |
| JP3246857B2 (ja) | 2002-01-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH09113756A (ja) | レンズ固定装置 | |
| KR101137180B1 (ko) | 렌즈 구동 장치 | |
| JPH09511380A (ja) | 同期リニアモータ | |
| JP2006251381A (ja) | オートフォーカス用アクチュエータ | |
| JP2006050693A (ja) | オートフォーカス用アクチュエータ | |
| JP2006079072A (ja) | オートフォーカス用アクチュエータ | |
| US20200052567A1 (en) | Method of manufacturing magnet assembly, magnet assembly,vibrating motor, and haptic device | |
| JP2014145855A (ja) | レンズ駆動装置 | |
| JP2007304153A (ja) | レンズ駆動装置 | |
| US6982837B2 (en) | Objective lens driver | |
| JPH09190644A (ja) | レンズ駆動装置及びその製造方法 | |
| JP4123649B2 (ja) | 磁界発生装置およびその組立方法 | |
| JP2003010783A (ja) | リニア振動モータ（２） | |
| JP2710727B2 (ja) | 電磁石装置の製造方法 | |
| JP2017181863A (ja) | 配線基板付きユニットおよび磁気駆動装置 | |
| JP2967829B2 (ja) | 光学系駆動装置 | |
| CN101347041A (zh) | 扬声器的制造方法 | |
| JP2010029026A (ja) | リニアモータ | |
| JPH08309361A (ja) | 水の磁気化方法及びその装置 | |
| JP2605700Y2 (ja) | フライバックトランス | |
| JPH10275720A (ja) | 永久磁石磁気回路 | |
| JPS61250603A (ja) | 光フアイバレンズアセンブリの固定方法 | |
| JPH11259878A (ja) | 光ピックアップ及びその光ピックアップにおける磁石装着方法 | |
| JPH0426978Y2 (ja) | ||
| EP1067527A1 (en) | Actuator with high precision element positioning |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20011016 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071102 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081102 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |