JPH0426978Y2 - - Google Patents

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JPH0426978Y2
JPH0426978Y2 JP10450685U JP10450685U JPH0426978Y2 JP H0426978 Y2 JPH0426978 Y2 JP H0426978Y2 JP 10450685 U JP10450685 U JP 10450685U JP 10450685 U JP10450685 U JP 10450685U JP H0426978 Y2 JPH0426978 Y2 JP H0426978Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
yoke
coil
base
frame
objective lens
Prior art date
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JP10450685U
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English (en)
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JPS6273324U (ja
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  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、光学式ピツクアツプ装置に於ける対
物レンズ駆動装置に関する。 (ロ) 従来の技術 この種対物レンズ駆動装置としては、例えば、
特開昭58−12145号が知られている。この従来例
に於いては、対物レンズを保持する為のレンズ保
持体に対して磁石を取付け、このレンズ保持体を
基台に対して変位自在に支持する一方、基台側に
板状ヨークを設け、このヨークに対してコイルを
巻装することにより、対物レンズの磁気的駆動手
段を構成している。斯かる従来例に於いては、次
の如き欠点があつた。即ち、板状のヨークに対し
て直接コイルを巻装している為、ヨークのエツヂ
部(稜)にてコイルが損傷を受け(コイルの絶縁
皮膜が破壊)、短絡する事態が発生する。ヨーク
のエツジ部に丸味をもたせることも考えられる
が、その為の特別な加工が必要となる。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は簡単な構造にてコイルの損傷防止を可
能とした新規な対物レンズ駆動装置を提案するも
のである。 (ニ) 問題点を解決する為の手段 本考案に於いては、ヨークと枠体を組み合せて
コイルボビンを構成するものであるが、ヨークの
一平面がコイル巻装面となるが、ヨークの稜がコ
イルボビンの稜とはならないような関係にて両者
を組み合せてコイルボビンを構成する。 (ホ) 作用 コイルボビンに巻装されるコイルがヨークの稜
と当接することがない。そして、枠体は例えばプ
ラスチツク樹脂等の非導電性であつて硬度の低い
材料で形成し得るので、コイルの破損が良好に防
止される。 (ヘ) 実施例 第1図は本考案に係る対物レンズ駆動装置を示
しており、対物レンズ1はレンズ保持体2に保持
されており、このレンズ保持体2には磁石3が取
付けられている。レンズ保持体2には弾性支持手
段4の一旦が固定されており、この弾性支持手段
4の他端は基台5に対して一体成形された支持部
5aに固定されている。コイルボビンはヨーク
7と枠体8より構成されており、ヨーク7と磁石
3が対向する如き位置関係となるようにコイルボ
ビンが基台に対して配備されている。ヨーク7
と磁石3により磁路が形成される。コイルボビン
6に対してはフオーカス用コイル9及びトラツキ
ング用コイル10が巻装されている。トラツキン
グ用コイル10は偏平コイルとなつており、フオ
ーカス用コイル9の巻装面に添着される形で巻装
されている。斯かる構成により、対物レンズ1を
トラツキング方向X及びフオーカス方向Yに変位
させることができる。 さて、本考案の要旨となるコイルボビンの実
施例は第2図に示す通りである。コイルボビン
はヨーク7と枠体8より構成されている。ヨーク
7には係合凹部7aが形成されている。枠体8は
プラスチツク樹脂にて成形し、稜には丸味をつけ
るようにすると良い。枠体8にはコイル止めリブ
8a、係合凸部8b、係合孔8cが設けられてい
る。第2図bはヨーク7の係合凹部7aと枠体8
の係合凸部8bを係合させてコイルボビンを構
成した状態を示しており、この状態に於いてヨー
ク7の一面7bはコイル巻装面となり、且つヨー
ク7の稜はコイルボビンの稜とはならない。そ
れ故、第2図Cに示す如くフオーカス用コイル9
を巻装した場合、コイルがヨーク8の稜に当たる
ことはない。尚、第2図Cにはトラツキング用コ
イル10は図示していない。 第3図は基台5を示す斜視図であり、弾性支持
手段4が固定される支持部5a及び枠体8に設け
られた係合孔8cに係合する係合ボス5bが基台
5と一体に樹脂成形されている。透孔5cは光ビ
ームの透過用孔である。 枠体8の係合孔8c及び基台5の係合ボス5b
を係合させることにより、コイル9,10と磁石
3が所定間隔だけ隔てて対向するように、コイル
ボビンの基台5に対する位置決めを正確に行う
ことができる。 第4図はコイルボビンの他の実施例を示してお
り、ヨーク7の方に係合凸部7a′を、枠体8の方
に係合凹部8b′及び係合ボス8c′を設けた例であ
る。この場合、基台5側にはこの係合ボス8c′に
対応した係合孔(図示せず)が設けられる。第5
図は予め空芯状コイル11を作成し、これを後か
らコイルボビンに装着する構成とした例を示し
ている。この場合、枠体8にはコイル止めリブは
設けない。 尚、枠体8を樹脂成形するとき、ヨーク7を一
体成形(インサート成形)しても良い。 第6図は基台5に対して、支持部5a及び枠体
8を一体成形した例であり、斯かる枠体8に対し
てヨーク7を組み合わせてコイルボビンを形成
し、このコイルボビンに空芯状コイル11を装着
する。 第7図は、基台5に対して支持部5a及び枠体
8を一体成形する際、ヨーク7をも一体成形(イ
ンサート成形)した例である。この場合、ヨーク
7の下部は、成型金型(図示せず)に接触してお
り、ヨーク7下部に設けた位置決め孔7cに成型
金型に設けた位置決めピン(図示せず)を係合さ
せてインサート成形することにより、ヨーク7が
基台5に対して正確に位置決めされた成形品を得
ることができる。 (ト) 考案の効果 以上述べた本考案に依れば、ヨークの稜にコイ
ルが当接することがなくコイルの破損を防止し得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は対物レンズ駆動装置の斜視図、第2図
a,b,cはコイルボビンの構造を示す図、第3
図は基台の構造を示す図、第4図はコイルボビン
の他の実施例を示す図、第5図a,bはコイルと
コイルボビンの他の実施例を示す図、第6図は枠
体と基台の他の実施例を示す図、第7図はヨーク
と枠体と基台の他の実施例を示す図である。 1は対物レンズ、2はレンズ保持体、3は磁
石、4は弾性支持手段、5は基台、はコイルボ
ビン、7はヨーク、8は枠体、9はフオーカス用
コイル、10はトラツキング用コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 対物レンズを保持する為のレンズ保持体と前
    記レンズ保持体に対して取付けられた磁石と、
    前記レンズ保持体を基台に対して変位自在に支
    持する為の支持手段と前記磁石と共に磁路を構
    成するヨークと、前記ヨークと組み合され、コ
    イルが巻装されるコイルボビンを構成する枠体
    とを有し 前記ヨークの一平面がコイル巻装面となるが
    前記ヨークの稜がコイルボビンの稜とはならな
    いような関係にて、前記ヨークと前記枠体が組
    み合されてコイルボビンが構成されており、前
    記コイルボビンは前記ヨークのコイル巻装面が
    前記磁石と対向する如き位置関係に於いて前記
    基台に配備されていることを特徴とする対物レ
    ンズ駆動装置。 (2) ヨークが枠体に対してインサート成形される
    ことによりコイルボビンが構成されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の対物レンズ駆動装置。 (3) 枠体を基台に対して所定位置関係に於いて配
    備する為の結合手段が設けられていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    対物レンズ駆動装置。 (4) 枠体が基台に対して一体成形されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の対物レンズ駆動装置。 (5) 枠体が基台に対して一体成形されると共にヨ
    ークが基台に対してインサート成形されている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の対物レンズ駆動装置。
JP10450685U 1985-07-09 1985-07-09 Expired JPH0426978Y2 (ja)

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JP10450685U JPH0426978Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09

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Publication Number Publication Date
JPS6273324U JPS6273324U (ja) 1987-05-11
JPH0426978Y2 true JPH0426978Y2 (ja) 1992-06-29

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ID=30978064

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JP10450685U Expired JPH0426978Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09

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