JPH0729194A - 二軸アクチュエータ - Google Patents

二軸アクチュエータ

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JPH0729194A
JPH0729194A JP19781893A JP19781893A JPH0729194A JP H0729194 A JPH0729194 A JP H0729194A JP 19781893 A JP19781893 A JP 19781893A JP 19781893 A JP19781893 A JP 19781893A JP H0729194 A JPH0729194 A JP H0729194A
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JP
Japan
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lens holder
coil bobbin
terminal
coil
elastic member
Prior art date
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Application number
JP19781893A
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English (en)
Inventor
Koji Mimori
幸治 三森
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイルボビンに巻回された各コイルへの配線
が容易に行われ得ると共に、組立の自動化も容易に行う
ことができる、二軸アクチュエータを提供すること。 【構成】 弾性部材14の一端側に、コイルボビン11
の端子11d,11eと接続される給電端子14aを有
するレンズホルダー13を、弾性部材14と一体的に形
成する。また、弾性部材14の他端側に、レンズホルダ
ー13の給電端子14aと対応した給電端子15aを有
する固定部材への取付部15を、弾性部材14と一体的
に形成する。そして、コイルボビン11の端部に、レン
ズホルダー13の給電端子14aにコイルボビン11の
端子11d,11eを加圧した状態で、コイルボビン1
1をレンズホルダー13に係合させて取り付けるかしめ
部11fー1を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録媒体の信号を
記録もしくは再生するために使用される光学ピックアッ
プ用の二軸アクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような光学ピックアップ用の
二軸アクチュエータは、光ディスクのような情報記録媒
体の信号を記録再生するために使用されている。そし
て、この二軸アクチュエータは、支持部材に取り付けら
れた対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング
方向の二方向に移動させ、この対物レンズを位置決めす
るようになっている。
【0003】図3はこのような二軸アクチュエータの一
例を示している。図において、二軸アクチュエータ1
は、フォーカシング用コイル及びトラッキング用コイル
が巻回されているコイルボビン2と、このコイルボビン
2が接着等により取り付けられたレンズホルダー3と、
このレンズホルダー3を、垂直な二方向、すなわち矢印
Aで示すトラッキング方向及び、矢印Bで示すフォーカ
シング方向に移動可能に、図示しない固定部材に対して
支持する弾性部材としてのワイヤ4とを備えている。
【0004】この場合、上記コイルボビン2のフォーカ
シング用コイル及びトラッキング用コイルの巻線の端末
は、このコイルボビン2の側方に突出するように設けら
れた4本の端子ピン2aにそれぞれ巻回されている。そ
して、このコイルボビン2に対する配線は、リッツ線5
の一端を上記端子ピン2aにからげると共に、このリッ
ツ線5の他端を、図示しない固定部材に設けられた端子
部に接続することにより、行われる。
【0005】これにより、外部から、各コイルに電力が
供給されて、このコイルボビン3が、矢印A,B方向に
対して移動される。かくして、レンズホルダー3に取り
付けられた対物レンズ(図示せず)が、フォーカシング
方向及びトラッキング方向に対して適宜に移動されるよ
うになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の二軸アクチュエータ1においては、コイルボ
ビン2への配線が、コイルボビン2に設けられた各端子
ピン2aと固定部材の端子との間を、それぞれリッツ線
5によって接続することによりなされている。
【0007】このため、リッツ線5を上記端子ピンにか
らげる作業と、リッツ線をハンダ付けする作業が必要で
ある。従って、作業性が悪く、組立コストが高くなって
しまうと共に、上記リッツ線5が断線するおそれがある
という問題があった。
【0008】また、ハンダ付けにより接続すると、ハン
ダフラックスによる汚れに起因して接続の信頼性に問題
が生じると共に、汚れ防止のために工数がかかるという
問題も生じる。また、レンズホルダー3へのコイルボビ
ン2の取り付けにも時間を要してしまうという問題があ
った。
【0009】本発明は、以上の課題を解決するためにな
されたもので、コイルボビンに巻回された各コイルへの
配線が容易に行われ得ると共に、組立の自動化も容易に
行うことができる、二軸アクチュエータを提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、対物レンズを保持するレンズホルダーと、このレ
ンズホルダーに取り付けられ、フォーカシング用コイル
及びトラッキング用コイルをが巻回されたコイルボビン
と、上記レンズホルダーをトラッキング方向及びフォー
カシング方向に移動自在に支持する弾性部材とを有する
光ピックアップの二軸アクチュエータにおいて、上記レ
ンズホルダーには給電用の端子が設けられ、上記コイル
ボビンの端子部とレンズホルダーの端子部とが接続され
た状態で、このレンズホルダーとコイルボビンとが係合
する構成とした、二軸アクチュエータにより、達成され
る。
【0011】好ましくは、前記コイルボビンの端部にか
しめ部を形成し、このかしめ部がレンズホルダーの端部
に対して係合するように構成してもよい。
【0012】好ましくは、前記コイルボビンの端部に弾
性変形可能な係合突起を形成し、この係合突起がレンズ
ホルダーの端部に対して係合するように構成してもいよ
い。
【0013】また、好ましくは、前記弾性部材が給電部
材を兼ねた板バネであって、この弾性部材の一端側が前
記レンズホルダーの給電端子となるように構成すること
ができる。
【0014】さらに、前記レンズホルダー及び前記固定
部材への取付部が、前記弾性部材に対して、アウトサー
ト成形されるようにしてもよい。
【0015】
【作用】上記構成によれば、コイルボビンに巻回された
各コイルは、コイルボビンの端子とレンズホルダーの給
電端子を介して、取付部の給電端子側に電気的に接続さ
れる。この電気的接続は、レンズホルダーにコイルボビ
ンを挿入するだけで、両者が係合されることによってな
されることとなる。これにより、弾性部材を経由する給
電手段を介して、各コイルに電力の供給がなされる。
【0016】また、コイルボビンは、その端子をレンズ
ホルダーの給電端子に加圧した状態で、コイルボビンの
端部にかしめ部を形成することにより、このコイルボビ
ンに容易に取り付けられる。そして、この状態で、コイ
ルボビンの端子とレンズホルダーの給電端子とは電気的
に接続される。
【0017】また、上記構成によれば、コイルボビンに
巻回された各コイルには、同様に固定部材側から、弾性
部材を経由する給電手段と、レンズホルダーの給電端子
と、コイルボビンの端子とを介して電力の供給がなされ
る。また、コイルボビンは、その端子をレンズホルダー
の給電端子に加圧した状態で、コイルボビンの端部の係
止部材を弾性変形させてレンズホルダーに係合させるこ
とにより、レンズホルダーに容易に取り付けられる。そ
して、この状態で、コイルボビンの端子とレンズホルダ
ーの給電端子とは電気的に接続される。
【0018】上記弾性部材が給電部材を兼ねた板バネで
あって、この弾性部材の一端部側がレンズホルダーの給
電端子となっている場合には、コイルボビンの各コイル
への電源供給が、この弾性部材を介して容易になされ
る。
【0019】また、上記レンズホルダー及び取付部が、
弾性部材に対して、アウトサート成形されている場合に
は、一度の成形工程によって、弾性部材とレンズホルダ
ー及び取付部とが、互いに一体成形される。
【0020】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1乃至図
3を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる
実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に
好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0021】図1は本発明の一実施例に係る二軸アクチ
ュエータの分解斜視図、図2はコイルボビンをレンズホ
ルダーに組み込もうとしている状態を示す図、図3はコ
イルボビンをレンズホルダーに組み込んだ状態を示す図
である。
【0022】図において、二軸アクチュエータ10は、
コイルボビン11と、対物レンズ12と、コイルボビン
11及び対物レンズ12が組み込まれたレンズホルダー
13と、このレンズホルダー13を一端で支持するリン
青銅等からなる弾性部材としての4本の板バネ14と、
これらの板バネ14の他端を支持するとともに、固定部
材(図示せず)側に支持される取付部15と、取付部1
5の下面側に固定される磁石ホルダー16と、磁石ホル
ダー16に取り付けられた永久磁石17とを備えてい
る。
【0023】上記コイルボビン11は、中央部に貫通す
る孔11aー1を有したボビン本体11aと、このボビ
ン本体11aの図において水平方向に巻回されているフ
ォーカシングコイル11bと、このフォーカシングコイ
ル16に重ねて、これと異なる方向に巻回されたトラッ
キングコイル11cとを備えている。
【0024】このボビン本体11aには、その上部側の
左右の両側に突出して設けられ、フォーカシングコイル
11bの一端部と他端部とがそれぞれ接続されている一
対の上部端子ピン11d,11dを有している。そし
て、ボビン本体11aの下部側の左右の両側に突出して
設けられ、トラッキングコイル11cの一端部と他端部
とがそれぞれ接続されている一対の下部端子ピン11e
と、ボビン本体11aの下面の4隅に下向きに取り付け
られ、下端部に熱や超音波を加えることにより容易にか
しめ部11fー1を形成できる支持部11fとが設けら
れてている。
【0025】このレンズホルダー13の中央孔部13a
中に,コイルボビン11が保持されるようになってい
る。そして、このレンズホルダー13には、その薄肉の
前壁部に対物レンズ12を取付けるための孔部13bが
形成されている。また、レンズホルダー13を受容する
中央孔部13aの対向する側壁の内面側に2本ずつ計4
本の上下に向いた案内溝13cが向かい合った状態で形
成されている。また、このレンズホルダー13には、両
側壁の下部側にコイルボビン11固定用の段部13dが
内方に突出した状態で形成されている。
【0026】上記板バネ14は、弾性変形自在な導電性
の板材から構成されており、前端部側の端子部14aが
レンズホルダー13の両側壁の外側に取り付けられ、他
端部側が取付部15の両側壁の外面側に取り付けられて
いる。この場合、図2に示すように、上部に取り付けら
れた左右一対の板バネ14Aの端子部14aは、一対の
後部側案内溝13cの上部側に突出するまでこのレンズ
ホルダー13に差し込まれており、下部に取り付けられ
た左右一対の板バネ14Bの端子部14aは、一対の前
部側案内溝13cの下部側に突出するまで、このレンズ
ホルダー13に差し込まれている。
【0027】上記取付部15は直方体形状をし、後面側
に板バネ14と接続されるか又は板バネ14と一体に形
成された給電端子15aを有している。そして、この取
付部15の中央部には上下方向を向いた一対の支持孔1
5bが形成されている。上記磁石ホルダー16は、その
後部側に、取付部15の支持孔15bに下方から挿入さ
れて、この磁石ホルダー16を取付部15に位置決め固
定する支持突起16aが形成されている。また、この磁
石ホルダー16の前部側には、前後に対向して上方に延
びる一対の起立部でなるヨーク16b,16cが形成さ
れている。
【0028】この一方のヨーク16cの内面側には、永
久磁石17が支持され、このヨーク16cと永久磁石1
7とが、レンズホルダー13の中央孔部13aに保持さ
れているコイルボビン11の上下孔11aー1内に差し
込まれる。この場合、前部側のヨーク16bはコイルボ
ビン11の前部側とレンズホルダー13の前部側との間
に差し込まれる。
【0029】また、この磁石ホルダー16及び永久磁石
17と、コイルボビン11とは互いに接触しない構成と
なっている。上記永久磁石17は磁石ホルダー16のヨ
ーク16cに取り付けられた状態で、所定の磁界を形成
するように着磁されているものとする。
【0030】このような二軸アクチュエータ10の組み
立てに際しては、図2に示すように、コイルボビン11
の上部端子ピン11dをレンズホルダー13の後部側の
案内溝13cに差し込み、コイルボビン11の下部端子
ピン11eをレンズホルダー13の前部側案内溝13c
に差し込んで、このコイルボビン11をレンズホルダー
13の中央孔部13a内に挿入する。
【0031】これにより、コイルボビン11の上部端子
ピン11dと板バネ14Aの端子部14aが当接すると
共に、コイルボビン11の下部端子ピン11eと板バネ
14Bの端子部14aが当接する。そして、コイルボビ
ン11の支持部11fはレンズホルダー13の段部13
dの側面に沿って、この段部13d下方に突出する。
【0032】つぎに、図3に示すように、コイルボビン
11をレンズホルダー13に対して押圧し、コイルボビ
ン11の上部端子ピン11d及び下部端子ピン11eを
レンズホルダー13の端子部14aに加圧した状態で、
コイルボビン11の支持部11fの下端にかしめ部11
fー1を形成し、このかしめ部11fー1の上面を、レ
ンズホルダー13の段部13dの下面に係合させる。
【0033】このかしめ部11fー1は、熱又は超音波
を加えた状態で、支持部11fの下端を加圧拡径するこ
とにより形成される。この場合、レンズホルダー13の
端子部14aは、コイルボビン11からの押圧力によっ
て下方へ撓み、コイルボビン11をレンズホルダー13
の上方へ移動させるような力を作用させるため、支持部
11fのかしめ部11fー1により、コイルボビン11
はレンズホルダー13に確実に位置決め支持される。
【0034】つぎに、磁石ホルダー16の支持突起16
aを取付部15の支持孔15b内に差し込んで、取付部
15にこの磁石ホルダー16を位置決め支持させると共
に、ヨーク16cと永久磁石17をコイルボビン11の
上下孔11aー1内に差し込めば、この二軸アクチュエ
ータ10の組立製作は完了する。そして、取付部15を
固定部材に取り付け、取付部15の給電端子15aを電
源側に接続すれば、この二軸アクチュエータ10の取付
作業も完了する。
【0035】以上のように、この二軸アクチュエータ1
0の製作にあたり、レンズホルダー13と取付部15と
を、板バネ14を介して、一体成形するようにしている
ため、レンズホルダー13と取付部15の製作、及びこ
れらと板バネ14との組立作業が容易、かつ迅速に行わ
れ、これらの製作及び組立作業を容易に自動化できるこ
ととなる。
【0036】またコイルボビン11をレンズホルダー1
3に取り付けた場合、上部及び下部端子ピン11d,1
1eと端子部14aとが電気的に接続されるため、コイ
ルボビン11に巻回されたフォーカシングコイル11b
とトラッキングコイル11cは、直接板バネ14を介し
て、取付部15に電気的に接続され、端子ピン11d,
11eから固定部材側への配線作業が不要となる。
【0037】この場合、上部及び下部端子ピン11d,
11eと端子部14aとの電気的接続は、この上部及び
下部端子ピン11d,11eを端子部14a側に加圧す
ることによりなされるため、ハンダ付け等の作業をしな
くても、これらの電気的接続を容易かつ迅速にすること
ができる。
【0038】さらに、コイルボビン11をレンズホルダ
ー13に挿入する際、上部及び下部端子ピン11d,1
1eと端子部14aを介して、加圧し、支持部11fに
かしめ部11fー1を形成するだけで、このコイルボビ
ン11をレンズホルダー13に位置決め支持させること
ができるので、コイルボビン11の取付作業の容易化、
迅速化をも図ることができる。
【0039】このため、上部及び下部端子ピン11d,
11eと端子部14aとの接続作業も含めて、コイルボ
ビン11のレンズホルダー13への組み込み作業が容易
となり、これらの作業を容易に自動化できることとな
る。
【0040】尚、図4で示されるように、コイルボビン
11の支持部11fの位置に、弾性材から構成されると
共に、下部に下方向きの傾斜面を有した係止部11gー
1を有する係止部材11gを取り付けてもよい。このよ
うな構成によれば、コイルボビン11のレンズホルダー
13側への加圧に当たり、係止部材11gを内方に弾性
変形させて、係止部11gー1の上面をレンズホルダー
13の段部13dの下面に係合させることができる。
【0041】これにより、コイルボビン11は、これを
単にレンズホルダー13側に押圧するだけで、このレン
ズホルダー13に取り付けることができるようになり、
コイルボビン11のレンズホルダー13への取り付け作
業の一層の容易化、迅速化を図ることができる。したが
って、この場合、組立の自動化がさらに容易となる。
【0042】また、上記実施例では、板バネ14を給電
部材として使用したが、例えば、レンズホルダー13と
取付部15とにそれぞれ板バネ14とは別な給電端子を
取り付け、この給電端子間を、板バネ14に沿って取り
付けられた、例えばフレキシブル基板で電気的に接続し
て、コイルボビン11に電気を供給するようにしてもよ
い。さらに、板バネ14A等で形成される支持部材と、
レンズホルダー13の内側に突出する端子部14aは別
体に形成してもよい。
【0043】このようにして製作された二軸アクチュエ
ータ10のトラッキングコイル11cに一定方向の電流
を流すことにより、コイルボビン11は永久磁石17の
磁力線の作用により矢印A方向のに移動する。これによ
り、板バネ14が左右に撓んでレンズホルダー13も矢
印A方向に移動し、対物レンズ12のトラッキング方向
への位置決めが行われる。
【0044】また、フォーカシングコイル11bに一定
方向の電流を流すことにより、コイルボビン11は永久
磁石17の磁力線の作用により矢印B方向に移動する。
これにより、板バネ14が上下に撓んでレンズホルダー
13も矢印A方向に移動して、対物レンズ12のフォー
カシング方向への位置決めが行われる。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、コ
イルボビンに巻回された各コイルへの配線が容易に行わ
れ得ると共に、組立の自動化も容易に行うことができる
ようにした、二軸アクチュエータを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る二軸アクチュエータ
の分解斜視図である。
【図2】図1の二軸アクチュエータのコイルボビンをレ
ンズホルダーに組み込もうとしている状態を示す図であ
る。
【図3】図1の二軸アクチュエータのコイルボビンをレ
ンズホルダーに組み込んだ状態を示す図である。
【図4】この発明の他の実施例に係る二軸アクチュエー
タのコイルボビンをレンズホルダーに組み込もうとして
いる状態を示す図である。
【図5】従来の二軸アクチュエータの斜視図である。
【符号の説明】
11 コイルボビン 11b フォーカシングコイル 11c トラッキングコイル 11d 上部端子ピン 11e 下部端子ピン 11fー1 かしめ部 11gー1 係止部 12 対物レンズ 13 レンズホルダー 14 弾性部材(板バネ) 14a 端子部(給電端子) 14A 弾性部材(板バネ) 14B 弾性部材(板バネ) 15 取付部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズを保持するレンズホルダー
    と、このレンズホルダーに取り付けられ、フォーカシン
    グ用コイル及びトラッキング用コイルをが巻回されたコ
    イルボビンと、上記レンズホルダーをトラッキング方向
    及びフォーカシング方向に移動自在に支持する弾性部材
    とを有する光ピックアップ用の二軸アクチュエータにお
    いて、 上記レンズホルダーには給電用の端子が設けられ、上記
    コイルボビンの端子部とレンズホルダーの端子部とが接
    続された状態で、このレンズホルダーとコイルボビンと
    が係合する構成としたことを特徴とする、二軸アクチュ
    エータ。
  2. 【請求項2】前記コイルボビンの端部にかしめ部を形成
    し、このかしめ部がレンズホルダーの端部に対して係合
    することを特徴とする、請求項1に記載の二軸アクチュ
    エータ。
  3. 【請求項3】前記コイルボビンの端部に弾性変形可能な
    係合突起を形成し、この係合突起がレンズホルダーの端
    部に対して係合することを特徴とする、請求項1に記載
    の二軸アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材が給電部材を兼ねた板バネ
    であって、この弾性部材の一端側が前記レンズホルダー
    の給電端子となっていることを特徴とする、請求項1に
    記載の二軸アクチュエータ。
  5. 【請求項5】 前記レンズホルダー及び前記固定部材へ
    の取付部が、前記弾性部材に対して、アウトサート成形
    されていることを特徴とする、請求項1に記載の二軸ア
    クチュエータ。
JP19781893A 1993-07-15 1993-07-15 二軸アクチュエータ Pending JPH0729194A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR980004453A (ko) * 1996-06-18 1998-03-30 김광호 광픽업 구동장치의 완충구조
US6807670B2 (en) 2000-05-31 2004-10-19 Fujitsu Limited Objective lens driving mechanism in optical storage device
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JP2008103002A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Pioneer Electronic Corp アクチュエータ装置および光ピックアップ装置

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