JPH09180211A - 光ヘッドアクチュエータ - Google Patents

光ヘッドアクチュエータ

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Publication number
JPH09180211A
JPH09180211A JP7341586A JP34158695A JPH09180211A JP H09180211 A JPH09180211 A JP H09180211A JP 7341586 A JP7341586 A JP 7341586A JP 34158695 A JP34158695 A JP 34158695A JP H09180211 A JPH09180211 A JP H09180211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
winding
coil
tracking
focusing coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP7341586A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Sugawara
正吉 菅原
Ikuo Onuma
郁夫 大沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication of JPH09180211A publication Critical patent/JPH09180211A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下の位置関係を気にせずにレンズホルダに
組み付けることのできる巻線ボビンを備えた光ヘッドア
クチュエータを提供すること。 【解決手段】 巻線ボビン6は、フォーカシングコイル
受部60にフォーカシングコイル14を巻回していると
共に、1つの側面に設けられた一対のトラッキングコイ
ル巻枠部61、62に一対のトラッキングコイル5a、
5bを直列に接続するようにして巻回している。しかも
前記フォーカシングコイルの一対の巻線端部14−1、
14−2のカラゲ位置は、前記1つの側面の中心に関し
て鋭角で交差する一対の対角線の一方の対角線上の対称
位置にあり、前記一対のトラッキングコイルの一対の巻
線端部5−1、5−2のカラゲ位置は他方の対角線の対
称位置にあるように位置付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスクドライバ
に設けられる光ヘッドアクチュエータに関し、特に、ピ
ックアップ用のレンズを保持しているレンズホルダを変
位させるためにレンズホルダに組み付けられ、フォーカ
シングコイルとトラッキングコイルとを有する巻線ボビ
ンの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図2を参照して、光ヘッドアクチュエー
タについて簡単に説明する。図2において、光ヘッドア
クチュエータ1は、対物レンズ2を保持するホルダとし
て機能するレンズホルダ4と、上下方向及び左右方向に
変位可能となるようにレンズホルダ4を支持する固定ベ
ースとして機能するアクチュエータベース20と、これ
らに設けられた駆動装置とを備えている。
【0003】レンズホルダ4には、その中央部に孔部4
aが設けられている。孔部4aの縁には、巻線ボビン6
が設けられ、この巻線ボビン6にはフォーカシングコイ
ル(図示せず)と一対のトラッキングコイル5a,5b
が設けられている。また、レンズホルダ4は、その両側
において上下に2本ずつ設けられるサスペンションワイ
ヤ7(2本のみ図示)で変位可能に支持される。サスペ
ンションワイヤ7は弾性を有する線材からなり、両端に
は取付け片を有する。そして、サスペンションワイヤ7
の一端に設けられた取付け片が、接着剤8によって固定
されている。サスペンションワイヤ7は、その一端にフ
ォーカシングコイルとトラッキングコイル5a,5bの
巻線端部がカラゲられ、半田付けされてフォーカシング
コイルとトラッキングコイル5a,5bに電流を供給す
る導線としても作用する。
【0004】一方、アクチュエータベース20には、重
ね合わされたヨーク11とマグネット12からなる2組
の磁気発生部が、レンズホルダ4の孔部4a内に挿入さ
れ、アクチュエータベース20に固定されている。一方
の磁気発生部はトラッキングコイル5a,5bに隣接
し、他方の磁気発生部は巻線ボビン6内に位置してい
る。
【0005】また、サスペンションワイヤ7の他端はワ
イヤ支持ブロック18に接着剤9によって固定されてい
る。レンズホルダ4を変位させるための駆動装置は、レ
ンズホルダ4に構成されたトラッキングコイル5a,5
b及びフォーカシングコイルと、アクチュエータベース
20に設けられたヨーク11とマグネット12からなる
磁気発生部とによって構成される。この駆動装置によっ
て、レンズホルダ4はアクチュエータベース20に対し
て、上下方向、すなわちフォーカシング方向及び左右方
向、すなわちトラッキング方向に変位可能に構成されて
いる。
【0006】なお、対物レンズ2で受光された光信号
は、図示しない光の経路を経由して光−電気変換部に導
かれる。
【0007】次に、図3を参照して巻線ボビン6につい
て説明する。巻線ボビン6は樹脂製の四角形の枠体であ
り、その4つの側面には全周にわたるように凹溝による
フォーカシングコイル受部60が設けられている。ま
た、1つの側面には一対のトラッキングコイル巻枠部6
1,62が設けられている。フォーカシングコイル14
はフォーカシングコイル受部60に沿って巻回され、一
対のトラッキングコイル巻枠部61,62にトラッキン
グコイル5a,5bが巻回されている。このため、フォ
ーカシングコイル14からは一対の巻線端部が導出され
る。一方、トラッキングコイル5a,5bは直列に接続
されるので、導出される巻線端部も一対となる。
【0008】図4はフォーカシングコイル14の一対の
巻線端部とトラッキングコイル5a,5bの一対の巻線
端部の導出及び端子のカラゲ位置を示す図である。それ
ぞれの巻線端部の導出位置は、トラッキングコイル5
a,5bが設けられている1つの側面で行われている。
フォーカシングコイル14について言えば、フォーカシ
ングコイル受部60に巻回されたコイルの一端14−1
が上下方向に関して下側の位置でカラゲられ、他端14
−2も下側の位置でカラゲられる。一方、トラッキング
コイル5a,5bは、図中矢印で示す方向に巻回され
る。はじめにトラッキングコイル巻枠部61に巻回して
トラッキングコイル5aが形成され、巻回が終了すると
今度はそのままトラッキングコイル巻枠部62に巻回し
てトラッキングコイル5bが形成される。そして、一端
5−1が上下方向に関して上側の位置でカラゲられ、他
端5−2も上側の位置でカラゲられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
巻線ボビンでは、フォーカシングコイル14の一端14
−1、他端14−2が下側にあり、一対のトラッキング
コイル5a,5bの一端5−1、他端5−2が上側にあ
るので、レンズホルダへの組み付けの際に支障がある。
すなわち、レンズホルダへの組み付けの際には、巻線ボ
ビンは上下の位置関係が上下逆になっている場合がある
ので、上下一対の巻線端部のどちらの対がトラッキング
コイルなのかあるいはフォーカシングコイルなのかをい
ろいろ確認したうえで組み付けを行わなければならな
い。
【0010】そこで、巻線ボビンの1つの側面に上下関
係を示す目印を付けることも考えられるが、いずれにし
ても確認は必要である。また、巻線ボビンは非常に小さ
いので、確認作業は面倒である。
【0011】そこで、本発明の課題は、上下の位置関係
を気にせずにレンズホルダに組み付けることのできる巻
線ボビンを備えた光ヘッドアクチュエータを提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ピックアップ
用のレンズを保持しているレンズホルダを、複数のサス
ペンションワイヤにより変位可能に支持しており、該レ
ンズホルダを変位させる手段としてフォーカシングコイ
ルとトラッキングコイルとを巻回して成る巻線ボビンを
前記レンズホルダに組み付けている光ヘッドアクチュエ
ータにおいて、前記巻線ボビンは、四角形の枠体の4つ
の側面に全周にわたるように設けられたフォーカシング
コイル受部に前記フォーカシングコイルを巻回している
と共に、1つの側面に設けられた一対のトラッキングコ
イル巻枠部に一対のトラッキングコイルを直列に接続す
るようにして巻回しており、しかも前記フォーカシング
コイルの一対の巻線端部と前記一対のトラッキングコイ
ルの一対の巻線端部とを前記1つの側面において取り出
すようにし、更に、前記フォーカシングコイルの一対の
巻線端部のカラゲ位置は、前記1つの側面の中心に関し
て鋭角で交差する一対の対角線の一方の対角線上の対称
位置にあり、前記一対のトラッキングコイルの一対の巻
線端部のカラゲ位置は他方の対角線の対称位置にあるよ
うに位置付けられていることを特徴とする。
【0013】なお、前記巻線ボビンの前記1つの側面
に、前記フォーカシングコイルの一対の巻線端部のカラ
ゲを行うための一対の突起と、前記一対のトラッキング
コイルの一対の巻線端部のカラゲを行うための一対の突
起とを設けることが好ましい。
【0014】また、前記巻線ボビンの形状が上下対称で
あることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、図1を参照して本発明の
実施の形態について説明する。本発明の特徴はトラッキ
ングコイル5a,5bの一対の巻線端部とフォーカシン
グコイル14の一対の巻線端部の導出位置について改善
した点にある。巻線ボビン6の形状は巻線端部カラゲ用
の突起63,64,65,66を除いて図4に示したも
のと同じであり、トラッキングコイル5a,5b,フォ
ーカシングコイル14の巻回方法も同じである。
【0016】突起63〜66は、トラッキングコイル巻
枠部61,62が設けられている側面に設けられ、この
側面の中心点に関して対称な位置にある。これは、突起
63〜66が巻線ボビン6全体の重心位置にも影響を及
ぼすからであり、巻線ボビン6の形状を上下対称とする
ことで、設計、形状がシンプルになり、重心のバランス
がとり易くなる。巻線ボビン6の重心は、図2で説明し
たレンズホルダの重心のバランスを設計する際に重要で
ある。
【0017】加えて、本例では、フォーカシングコイル
14について言えば、フォーカシングコイル受部60に
巻回されたコイルの一端14−1が左下側の突起65に
カラゲられ、他端14−2は右上側の突起66にカラゲ
られる。一方、トラッキングコイル5a,5bは、はじ
めにトラッキングコイル巻枠部61に巻線を巻回してト
ラッキングコイル5aを形成し、次に巻線をそのままト
ラッキングコイル巻枠部62に移して巻回してトラッキ
ングコイル5bを形成する。そして、コイルの一端5−
1は左上側の突起63にカラゲられ、他端5−2は右下
側の突起64にカラゲられる。
【0018】トラッキングコイル5a,5bの一対の巻
線端部、フォーカシングコイル14の一対の巻線端部を
上記のように位置付けすることにより、巻線ボビン6は
上下関係が逆になってレンズホルダに組み付けられて
も、トラッキングコイル5a,5bの一対の巻線端部、
フォーカシングコイル14の一対の巻線端部の位置関係
は変らない。勿論、上下関係が逆になってもトラッキン
グコイル5a,5b,フォーカシングコイル14により
発生される磁束の方向は同じである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は巻線ボビ
ンにおけるトラッキングコイルの一対の巻線端部のカラ
ゲ位置とフォーカシングコイルの一対の巻線端部のカラ
ゲ位置とを改善したことにより、レンズホルダへの組み
付けに際して巻線ボビンの上下の判別作業が不要となる
ので組立て工程が簡単になる。また、巻線ボビンの形状
を上下対称とすることにより、設計、形状がシンプルに
なり、重心の位置が出し易くなるので、レンズホルダ全
体の重心のバランス設計が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられる巻線ボビンの正面図であ
る。
【図2】本発明が適用される光ヘッドアクチュエータの
構造を示した図で、図(a)は平面図、図(b)は図
(a)のA−A´による断面図である。
【図3】図2に示した巻線ボビンの斜視図である。
【図4】従来の巻線ボビンについてその巻線端部のカラ
ゲ位置を説明するための正面図である。
【符号の説明】
1 光ヘッドアクチュエータ 2 対物レンズ 4 レンズホルダ 5a,5b トラッキングコイル 6 巻線ボビン 11 ヨーク 12 マグネット 14 フォーカシングコイル 18 ワイヤ支持ブロック 20 アクチュエータベース 60 フォーカシングコイル受部 61,62 トラッキングコイル巻枠部 63〜66 突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピックアップ用のレンズを保持している
    レンズホルダを、複数のサスペンションワイヤにより変
    位可能に支持しており、該レンズホルダを変位させる手
    段としてフォーカシングコイルとトラッキングコイルと
    を巻回して成る巻線ボビンを前記レンズホルダに組み付
    けている光ヘッドアクチュエータにおいて、前記巻線ボ
    ビンは、四角形の枠体の4つの側面に全周にわたるよう
    に設けられたフォーカシングコイル受部に前記フォーカ
    シングコイルを巻回していると共に、1つの側面に設け
    られた一対のトラッキングコイル巻枠部に一対のトラッ
    キングコイルを直列に接続するようにして巻回してお
    り、しかも前記フォーカシングコイルの一対の巻線端部
    と前記一対のトラッキングコイルの一対の巻線端部とを
    前記1つの側面において取り出すようにし、更に、前記
    フォーカシングコイルの一対の巻線端部のカラゲ位置
    は、前記1つの側面の中心に関して鋭角で交差する一対
    の対角線の一方の対角線上の対称位置にあり、前記一対
    のトラッキングコイルの一対の巻線端部のカラゲ位置は
    他方の対角線の対称位置にあるように位置付けられてい
    ることを特徴とする光ヘッドアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ヘッドアクチュエータ
    において、前記巻線ボビンの前記1つの側面に、前記フ
    ォーカシングコイルの一対の巻線端部のカラゲを行うた
    めの一対の突起と、前記一対のトラッキングコイルの一
    対の巻線端部のカラゲを行うための一対の突起とが設け
    られていることを特徴とする光ヘッドアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の光ヘッドアクチュエータ
    において、前記巻線ボビンの形状が上下対称であること
    を特徴とする光ヘッドアクチュエータ。
JP7341586A 1995-12-27 1995-12-27 光ヘッドアクチュエータ Pending JPH09180211A (ja)

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JP7341586A JPH09180211A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 光ヘッドアクチュエータ

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JP (1) JPH09180211A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1306497C (zh) * 2003-05-21 2007-03-21 日本电产三协株式会社 光学头装置及线圈制造装置
US20150266347A1 (en) * 2012-10-16 2015-09-24 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Pneumatic Tire

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1306497C (zh) * 2003-05-21 2007-03-21 日本电产三协株式会社 光学头装置及线圈制造装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030730