JPH0454565Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0454565Y2
JPH0454565Y2 JP11201386U JP11201386U JPH0454565Y2 JP H0454565 Y2 JPH0454565 Y2 JP H0454565Y2 JP 11201386 U JP11201386 U JP 11201386U JP 11201386 U JP11201386 U JP 11201386U JP H0454565 Y2 JPH0454565 Y2 JP H0454565Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tracking
coil
magnet
force
lens holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11201386U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6322612U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11201386U priority Critical patent/JPH0454565Y2/ja
Publication of JPS6322612U publication Critical patent/JPS6322612U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0454565Y2 publication Critical patent/JPH0454565Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光学式ピツクアツプにおいて、対物
レンズをフオーカス、即ち光軸方向、及びトラツ
キング、即ち左右方向に駆動して、その焦点位置
を光学式記録媒体の信号記録面に合わせるアクチ
ユエータに関する。
〔従来の技術〕
従来の光学式ピツクアツプ用アクチユエータを
第4図、第5図に示し、以下これについて説明す
る。
1は対物レンズで、レンズホルダー2に固着さ
れている。
このレンズホルダー2には空芯に巻かれたフオ
ーカスコイル3と、該フオーカスコイル3の外面
に沿つて巻かれた2個のトラツキングコイル4が
取付けられていて、これ等各部が可動部材を構成
している。
6は側面形状がコ字形のヨークで、その一側面
内側にマグネツト5が固着され、他側面は前記フ
オーカスコイル3の空芯に挿入され、これ等各部
で静止部材を構成している。
従つて、フオーカスコイル3、トラツキングコ
イル4は、マグネツト5とヨーク6によつて形成
される磁気回路中に位置している。
この磁気回路の磁束は、第5図のY方向である
ため、フオーカスコイル3の磁気回路中にある部
分に同図X方向に電流が流れると、同図のZ方向
の力を生じ、即ち第4図のF方向に対物レンズ1
が移動し、フオーカスが行われる。
又、トラツキングコイル4においては、第5図
のZ方向に電流が流れるので、同図のX方向の力
を生じ、即ち第4図のT方向に対物レンズ1を移
動させ、トラツキングが行われるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前述の従来の光学式ピツクアツプ用アクチユエ
ータにおいては、フオーカスコイル3の外面にト
ラツキングコイル4が設けられるので、これ等の
力点は、各コイルの厚さの1/2だけズレてしまう。
従つて、一方の力点を可動部材の重心に合せて
重心駆動をさせたとしても、他方はズレ分だけ重
心駆動できず、そのために可動部材に不必要なモ
ーメントを生じていた。
〔考案の目的〕
本考案は、従来の光学式ピツクアツプ用アクチ
ユエータの前述の欠点を除去するためのもので、
フオーカスコイルとトラツキングコイルの力点の
位置を一致させることを可能とし、その何れもが
重心駆動することにより不必要なモーメントを生
じさせないようにすると共に、高能率の光学式ピ
ツクアツプ用アクチユエータを提供することを目
的とする。
〔考案の概要〕
本考案は前述の目的を達成するために、2個の
L字形に折曲げられたトラツキングコイルを、そ
の折曲げられた部分がマグネツトの左右両側に位
置するように、対物レンズ、レンズホルダー、フ
オーカスコイルより成る可動部材に取付けたこと
を要旨とするものである。
〔考案の実施例〕
本考案の実施の一例を、第1図〜第3図につい
て以下に説明する。
1は対物レンズ、2はレンズホルダー、3はフ
オーカスコイル、4はトラツキングコイル、5は
マグネツト、6はヨークで、マグネツト5とヨー
ク6が静止部材であることは従来と変りはない。
又、対物レンズ1はレンズホルダー2に固着さ
れ、フオーカスコイル3はヨーク6のマグネツト
5が固着されていない側片を囲繞するように、そ
の空芯部が嵌合していることも従来と同様であ
る。
そして、トラツキングコイル4はL字形に折曲
げられ、その折曲げられた一辺はフオーカスコイ
ル3の外面、左右に対抗して固着され、他片はレ
ンズホルダー2の内側に固着されて、マグネツト
5の左右両側面に位置している。
この状態を拡大し、作用的に図示したのが第3
図である。
同図において、,○・はトラツキングコイル4
の垂直部分に発生する力点を表わし、から○・ま
での同図F方向の距離をl2、これと直角方向の距
離をl1とする。
マグネツト5は対向面が異極に磁化されている
ので、ヨーク6との間に生ずる磁気回路の点線で
示した磁束の他に、異極間に点線で示した漏れ磁
束がある。
この漏れ磁束が、トラツキングコイル4の○・の
力点に作用して、○・の力点にはそれぞれf1,f2
る力を生ずる。
そのため、同図中のA点に対するモーメントの
釣り合いは、 x0=2(f1l1−f2l2)/F+2f1 となる。
尚、Fはトラツキングコイル4のの力点に作
用する力である。
上式は、トラツキング方向の駆動力の力点の位
置が、F,f1,f2,l1,l2によつてA点がx0だけ移
動することを意味している。
従つて、F,f1,f2,l1,l2を適当な数値に選べ
ば、トラツキング方向の駆動力の力点を第2図の
Y方向に移動し、フオーカスコイル3の力点と一
致させることができる。
そこで、これ等の力点と、対物レンズ1、レン
ズホルダー2、フオーカスコイル3、トラツキン
グコイル4によつて構成される可動部材のY方向
の位置を一致させれば、フオーカス、トラツキン
グ共に重心駆動が可能となるものである。
〔考案の効果〕
本考案は叙上のように、トラツキングコイルの
駆動力点を第2図のY方向に移動して、フオーカ
スコイルの駆動力点を一致させることができる。
従つて、可動部材の重心点をこれ等の駆動力点
と一致させれば、フオーカス方向、トラツキング
方向とも重心駆動することができ、可動部材に不
必要なモーメントを与えることがなくなり、この
モーメントによる光軸の傾き等が未然に防止でき
る。
又、マグネツトの漏れ磁束もトラツキング方向
の駆動力として利用しているので、トラツキング
コイルの能率を高めることができる。
更に、トラツキングコイルは、フオーカスコイ
ルとレンズホルダーに固着することにより、レン
ズホルダーの補強材として役目を果すので、レン
ズホルダーを軽くすることができ、従つて可動部
材の振動特性に関しても有利となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図は分解斜面図、第2図は組立平面図、
第3図はトラツキングコイルの力点の説明図、第
4図と第5図は従来の光学式ピツクアツプ用アク
チユエータの分解斜面図と組立平面図である。 1……対物レンズ、2……レンズホルダー、3
……フオーカスコイル、4……トラツキングコイ
ル、5……マグネツト、6……ヨーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 強磁性体で形成されたコ字形のヨークの一側に
    マグネツトを固着した静止部材と、対物レンズが
    固着されているレンズホルダーと、該レンズホル
    ダーに取付けられると共に、前記ヨークの他側を
    囲繞するように巻装されたフオーカスコイルとよ
    り成る可動部材と、2個のL字形に折曲げられ、
    その各々の折曲げられた部分が、それぞれ前記マ
    グネツトの左右両側に位置するように可動部材に
    固着したトラツキングコイルとを具備したことを
    特徴とする光学式ピツクアツプ用アクチユエー
    タ。
JP11201386U 1986-07-23 1986-07-23 Expired JPH0454565Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11201386U JPH0454565Y2 (ja) 1986-07-23 1986-07-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11201386U JPH0454565Y2 (ja) 1986-07-23 1986-07-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6322612U JPS6322612U (ja) 1988-02-15
JPH0454565Y2 true JPH0454565Y2 (ja) 1992-12-22

Family

ID=30992482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11201386U Expired JPH0454565Y2 (ja) 1986-07-23 1986-07-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0454565Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR950013703B1 (ko) * 1991-05-13 1995-11-13 삼성전자주식회사 광 픽업의 대물렌즈 구동장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6322612U (ja) 1988-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0454565Y2 (ja)
KR100300379B1 (ko) 광학식픽업의엑츄에이터장치
JPS6245298Y2 (ja)
JP2842553B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JPS647468Y2 (ja)
JP3316742B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JP2700005B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH0452812Y2 (ja)
JPH0636498Y2 (ja) 光学式ピックアップ
JP3319974B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH0253230A (ja) 光学系駆動装置
JP2560977Y2 (ja) 光磁気ディスク用ヘッド装置
JP2559367B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH053056B2 (ja)
JPH11339290A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH0340617U (ja)
JPS62277638A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH04102235A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPS62102434A (ja) 光学系駆動装置
JPH0510907B2 (ja)
JPH0296931A (ja) 光学ヘッド用アクチュエータ
JPH10320800A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPS62102435A (ja) 光学系駆動装置
JPH08180433A (ja) 光ピックアップ
JPH09147386A (ja) 2軸アクチュエータ