JP2595016B2 - 対物レンズアクチユエータ - Google Patents

対物レンズアクチユエータ

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JP2595016B2
JP2595016B2 JP63044404A JP4440488A JP2595016B2 JP 2595016 B2 JP2595016 B2 JP 2595016B2 JP 63044404 A JP63044404 A JP 63044404A JP 4440488 A JP4440488 A JP 4440488A JP 2595016 B2 JP2595016 B2 JP 2595016B2
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武史 吉田
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はCDプレーヤ、レーザデイスクプレーヤ、光デ
イスク装置用の対物レンズアクチユエータに係り、特に
小形、薄形に好適なアクチユエータ構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の対物レンズアクチユエータは実開昭62−57927
号に記載のように中間ホルダーをもちフオーカシング方
向とトラツキング方向の2次元方向に駆動可能となつて
いた。これに対し4本の棒を支持部材として、レンズを
支持点の外側に突出するタイプの対物レンズアクチユエ
ータが実開昭62−57928号に記載されており、アクチユ
エータの構造の簡略化がなされている。また、対物レン
ズのホルダーと中継部材との間に配置した構造の光ピッ
クアップの対物レンズ支持装置が特開昭63−32733号に
記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、対物レンズへ光を導入するための光
学部材を別に配置する構造となっており、光学部材の保
持又は固定用の部材を必要とする。さらに光学部材は、
対物レンズ支持装置の厚さ方向の外側に配置しなければ
ならず、対物レンズ支持装置を搭載した装置の薄形化に
対して問題があった。
本発明の目的は、小型でかつ、薄形の対物レンズアク
チュエータを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、ベースに設けた固定ホルダと、この固定
ホルダに一端を固定した複数の棒状もしくは板状の支持
部材と、この支持部材の他端に設けた移動用ホルダと、
この移動用ホルダを駆動するためのアクチュエータと、
前記移動用ホルダに設けた対物レンズとを備え、光ディ
スクに間隔を持って配置されるものであって、前記対物
レンズを、前記移動用ホルダの前記固定ホルダ側に配置
する対物レンズアクチュエータにおいて、前記対物レン
ズに光を導く光学部材を、前記ベースの対物レンズ側
に、且つ前記固定ホルダの対物レンズトラッキング方向
の中央と前記対物レンズ中心とを結ぶ線に対し斜め方向
の所定の角度で前記光ディスクに対し平行な光を導くよ
うに備えることにより達成される。
また、前記斜め方向の所定の角度は、固定ホルダの対
物レンズトラッキング方向の中央と前記対物レンズ中心
とを結ぶ線に対し45度とするとよい。
なお、対物レンズアクチュエータに対し斜め方向の所
定の角度から光を導くために光路にあたる前記固定ホル
ダと支持部材の部分は光を遮らないようにベースとの間
に空間を設けるとよい。
〔作用〕
対物レンズの光を導く光学部材を、前記ベースの対物
レンズ側に、且つ前記固定ホルダの対物レンズトラッキ
ング方向の中央と前記対物レンズ中心とを結ぶ線に対し
斜め方向の所定の角度を有し前記光ディスクに対し平行
な光を導くように備えることにより、光学部材が対物レ
ンズアクチュエータの構造内に取り込まれ、従来技術の
ように対物レンズアクチュエータの厚さ方向の外側に光
学部材を配置するものに対し、薄形化と小型化が図れ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
第1図は本発明を斜視したものである。本対物レンズ
アクチュエータは光学系を具備することにより光ピツク
アツプとして作用する。この光ピツクアツプと共通のベ
ース1の上に本対物アクチユエータが具備される。ベー
ス1に固定用柱2が取りつけられ、これに支持部材4を
固定する固定ホルダー3が具備される。支持部材4は4
本の例えばりん青銅を材料とし、可動部5の最低次固有
振動数をf0Hzとするために、移動側ホルダ6と固定ホル
ダ3との長さlおよび、可動部5の質量mの関係によ
り、剛性kを求め、 なる式の断面二次モーメントIを求めることにより、そ
の太さを決める。例えば、f0=35Hz,m=1g,l=15mm,の
ときd=0.14mmである。この棒状支持部材はアクチユエ
ータの挙動を円滑なものとするため、上下左右対称の位
置に配置されるよう固定ホルダ3と移動側ホルダ6は案
内穴をあけられる。両ホルダの外側はプリント配線基板
が具備されており、4は両ホルダの外側より、半田付け
されることにより固着される。
前記のごとく半田付けされるので、4の有効長はホル
ダー6の外側となり、この線7で構成される平面が可動
部5の支持中心となる。
対物レンズ8は下面が平面構造をするボビン9の先端
で、7より固定ホルダ3側の空間に突出するレンズホル
ダ部10の上側もしくは内側に具備され、UV等の接着材
で、平行度を調節された上で接着される。
次に推力系について説明する。ヨーク11の両側には直
方体の磁石12aと12bが具備される。これらの磁石はそれ
ぞれヨークに対し対向した磁石方向をなしている。たと
えば、12aのヨーク側がN、外側がSとすると12bのヨー
ク側はN、外側がSである。その磁石をとりかこむよう
にコイル13,14が配置される。13は例えばオートフオー
カス(上下)方向推力を得るコイルで、14はトラツキン
グ(左右)方向推力を得るコイルである。場合によつて
はこの逆の配置を行つてもよい。これらのコイルはあら
かじめ、仕上り寸法を本図の構成になる様、別治具を使
用して巻いておき、本図のボビン9の中に挿入、接着を
行つて組立てる。
次に15はバランスウエイトである。これは第2図を使
つて説明する。第2図は第1図はy方向から見た側面図
である。支持中心面7を中心にボビン9が具備されてお
り、その左側レンズホルダ部10とその上に対物レンズ8
が具備されている。バランスウエイト15は対物レンズ8
とレンズホルダ部10が中心面7のうち支持部材4a,4bの
中点が作る上下(Z)方向の中心点に対し、θy方向回
転慣性モーメントが等しくなる様に決められたものでか
つ、前記中点のθ方向の慣性モーメント分布が等しく
なる様決められ、配置されたものである。すなわち、説
明を簡単にするため今、集中質点系で説明すると、 m1:対物レンズ8の質量 θ1:中点より8の重心までの距離 h1:中点より対物レンズまでの高さ以下m2,l2,h2はレン
ズホルダー部に関する符号、m3,l3,h3はバランスウエイ
トに関する符号であり、前述の説明は以下のごとく記述
される。まず、中点まわりのθ方向慣性モーメントの
つり合の条件より ここでボビン、コイルの重量分を省略しているが、これ
は製作誤差程度のアンバランス量なので無視している。
次に上下のバランスは で決められ、この第(3)式と第(4)式が同時に満た
れるべき決定されたm3がl3とh3位置に配置具備されてい
る。
なお固定柱2、センタヨーク11はベース1の上にかし
め、圧入もしくはボルト締によつて締結される。
次に第3図で、光学系との配置関係を説明する。第3
図は第1図を上面よりみた図で、光学系からの光束は左
下方45度方向から進行するよう配置した。これは、光デ
イスク装置からみたとき、全体として小型化させるため
と、対物レンズで集光させた光束がトラツクを横切ると
きオートフオーカス検出信号にトラツキング信号からの
もれこみ信号をなくすためである。この光束は立上げプ
リズム16でZ方向に変更され、レンズを介してディスク
面に集光される。
本実施例によれば、対物レンズアクチュエータの小型
化ができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、対物レンズへ光を導く光学部材をベ
ースの対物レンズ側に配置することにより対物レンズア
クチュエータの薄形化と小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の外観斜視図、第2図は第1
図をy方向から見た図、第3図は第1図をz方向から見
た図である。 3……固定ホルダ、4……支持部材、5……可動部、8
……対物レンズ、9……ボビン、11……ヨーク。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに設けた固定ホルダと、この固定ホ
    ルダに一端を固定した複数の棒状もしくは板状の支持部
    材と、この支持部材の他端に設けた移動用ホルダと、こ
    の移動用ホルダを駆動するためのアクチュエータと、前
    記移動用ホルダに設けた対物レンズとを備え、光ディス
    クに間隔を持って配置されるものであって、前記対物レ
    ンズを、前記移動用ホルダの前記固定ホルダ側に配置す
    る対物レンズアクチュエータにおいて、前記対物レンズ
    に光を導く光学部材を、前記ベースの対物レンズ側に、
    且つ前記固定ホルダの対物レンズトラッキング方向の中
    央と前記対物レンズ中心とを結ぶ線に対し斜め方向の所
    定の角度で前記光デイスクに対し平行な光を導くように
    備えることを特徴とする対物レンズアクチュエータ。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、前記斜め方向の所
    定の角度は、固定ホルダの対物レンズトラッキング方向
    の中央と前記対物レンズ中心とを結ぶ線に対し45度であ
    ることを特徴とする対物レンズアクチュエータ。
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