JP2967829B2 - 光学系駆動装置 - Google Patents

光学系駆動装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光学的に情報を記録または再生する装置に
おける光学系駆動装置に関する。
[従来の技術] 光学的に情報を記録または再生する装置における、光
学系駆動装置のベースおよびヨークの成形方法として、
例えば実開昭61−187025号公報には光学式ピックアップ
のマグネット支持機構が開示されている。
かかる公報記載の光学式ピックアップのマグネット支
持機構は、第4図に示す如く、保持部材20に保持した対
物レンズ21を板ばね22を介してベース23上側に可動自在
に支持するとともに前記ベース23は板金より一体に形成
され、かつ、前記対物レンズ21とともに動作するコイル
24と、これに対向して配設されるマグネット25のそれぞ
れのヨーク26a、26bが前記ベース23より折り曲げられて
一体に形成されている。
尚、図中、27は媒体、28は光源、29はプリズムをそれ
ぞれ示すものである。
しかるに、前記光学式ピックアップのマグネット支持
機構を、2つの磁気回路を対称に配設する構成から成る
光学系駆動装置に適用した場合には、2つの磁気回路に
おける内ヨーク間の距離が小さいと、ベースより内ヨー
クを折り曲げて一体に形成することが不可能であったり
あるいは作業が煩雑、困難となる。
従って、この問題点を解決する手段として、前記2つ
の磁気回路を対称に配設する光学系駆動装置の構成に当
たっては、第5図に示す如く、ベース30に対して、マグ
ネット33、34を取り付ける一対の外ヨーク31、32を対向
して立設するとともに、これとは別体にベース35に対し
て一対の内ヨーク36、37を対向して立設し、当該内ヨー
ク36、37のベース35を外ヨーク31、32のベース30に対し
て組み込むことにより構成する技術が、特開昭63−2111
33号公報に記載されている。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、前記従来技術の光学系駆動装置における2
つの磁気回路を対称に配設する構成の光学系駆動装置
(第5図示の光学系駆動装置)は、前者のベースよりヨ
ークを折り曲げて構成する光学系駆動装置(第4図示の
光学系駆動装置)における問題点を解消し得るも、外ヨ
ークと内ヨークを別体に形成するとともに両者を組み立
てる作業が要求され、製造コストに加えて組み付けコス
トが高くなる等の欠点を有するものであった。
更に、従来技術として特開平1−91331号公報に開示
された装置がある。
しかしながら、かかる装置は一対のヨークが一体的に
成形されておらず、別体になってレンズ保持体に固定さ
れているので、部品点数が多くなってしまうという不具
合を有する。
本発明は上記不具合を解決するものであって、部品点
数を少なくすると共に、組み付けコストを低減し、小型
な光学系駆動装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段及び作用] 本発明は上記目的を達成するために、光学部材と、前
記光学部材を保持する保持部材と、前記保持部材に固着
される駆動コイルと、前記保持部材の両側を挟んで配置
される複数のヨークと、前記複数のヨークにそれぞれ固
定され前記駆動コイルに磁界を印加する永久磁石と、を
備える光学系駆動装置において、前記複数のヨークは該
複数のヨークを連結する連結部を介して一体的に成形さ
れ、前記連結部の少なくとも一部は、前記複数のヨーク
によって挟まれる空間の側方であって、前記ヨークの上
下端よりも内側を通るように配設されるので、部品点数
削減、組み付けコストの低減、他の部材に組み付けた際
の全体の高さ寸法の薄型を図れる。
[実施例] 以下、本発明の光学系駆動装置の実施例を図面ととも
に説明する。
(参考例) 第1図及び第2図は本発明の光学系駆動装置を説明す
るにあたり、参考とする参考例を示すものであり、第1
図は参考例の対物レンズ駆動装置の斜視図、第2図は内
外ヨーク部の正面図である。
第1図において、対物レンズ1は、フォーカスコイル
2を巻装し、トラッキングコイル3を接着した保持部材
4に固着してある。対物レンズ1、フォーカスコイル
2、トラッキングコイル3、保持部材4、さらに後述す
る金属線11とから可動部を構成する。
ベース5には一対の外ヨーク6、一対の内ヨーク7、
外ヨーク6と内ヨーク7とを連接する連接部8、一対の
外ヨーク6を連結する連結部15が形成されている。一対
の外ヨーク6の内側には、マグネット9が固着されてお
り、第1図中の手前側と奥側の2組の磁気回路を構成し
ている。
一方の外ヨーク(第1図中奥側)6には、固定部材10
が固着されており、この固定部材10と保持部材4には対
応するように4個の丸穴12、13が形成され、4本の金属
線11の各端部を丸穴12、13に挿入した後、接着固定され
ている。
可動部は固定部材10に対して、4本の金属線11によっ
て、フォーカス方向及びトラッキング方向に移動可能に
支持されており、フォーカスコイル2あるいはトラッキ
ングコイル3に電流を流すと、マグネット9との電磁作
用により駆動力が生じ、可動部はそれぞれの方向に移動
する。
かかる対物レンズ駆動装置の構成におけるベース5
は、第2図に示す如く、鉄板を加工したものであって、
ベース5の両端を折り曲げることにより外ヨーク6、さ
らに連接部8を介して内ヨーク7が一体的に形成されて
いる。
また、第2図中の左右の外ヨーク6を連結するための
連結部15も一体的に形成されている。なお、かかるベー
ス5に対する、前記可動部の組み付けはベース5の下側
から行われる。
(第1実施例) 第3図は本発明の第1実施例の対物レンズ駆動装置を
構成するベースの斜視図である。本実施例におけるベー
ス5は、前記参考例と同様に、鉄板を板金加工したもの
であって、ベース5の両端を折り曲げることにより外ヨ
ーク6、さらに連接部8を介して内ヨーク7が一体的に
形成されている。
また、第3図中手前側の外ヨーク6と奥側の外ヨーク
6とを連結する連結部15も一体的に形成されている。
本実施例のベース5においては、参考例のベースに比
し、連結部15が外ヨーク6で挟まれる空間の側方であっ
て、外ヨーク6の上下端の間を通るように配設、形成し
ている。
つまり、第3図中手前側の外ヨーク6の両側部に形成
した節部5aと奥側の外ヨーク6の両側に形成した節部5b
とを連結するように連結部15が形成されている。
その他の構成については参考例と同様であるので、具
体的な図示と、その説明を省略する。
本実施例の対物レンズ駆動装置によれば、以下の作用
効果を奏する。
(1)可動部のフォーカス方向上方へ移動したときの位
置は、可動部と連接部8によって決まるようにしている
ため、ベース5に対する可動部の位置精度を出しやす
い。
(2)内ヨーク7と外ヨーク6との間に連接部8が介在
しているために、記録再生媒体側の漏れ磁界が小さくな
り、光磁気記録媒体の記録、再生時に悪影響を与えな
い。
(3)外ヨーク6と内ヨーク7が一体的に形成されてい
るため、互いの位置精度を出しやすく、磁気ギャップの
磁束密度のばらつきも小さくなる。
(4)外ヨーク6、内ヨーク7、連接部8、連結部15を
一体的に形成したので、部品点数を少なくでき、組み付
けコストを低減できる。
(5)両側の連結部15は外ヨーク6で挟まれる空間の側
方であって、外ヨーク6の上下端よりも内側を通るよう
に配設、形成されているため、対物レンズ駆動装置を他
の部材に組み付ける際の組み付けが容易になると共に、
連結部の下側を他の部材に固定する様にすれば他の部材
に組み付けた際の全体の高さ方向の寸法が小さくなる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、部品点数の削
減、組み付けコストの低減、他の部材に組み付けた際の
全体の高さ寸法の薄型を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は参考例としての対物レンズ駆動装
置を示すものであり、第1図は対物レンズ駆動装置の斜
視図、第2図はベースの正面図、第3図は本発明の第1
実施例のベースを示す斜視図、第4図、第5図は従来の
対物レンズ駆動装置の構成を示す説明図である。 1……対物レンズ 2……フォーカスコイル 3……トラッキングコイル 4……保持部材 5……ベース 6……外ヨーク 7……内ヨーク 8……連接部 9……マグネット 10……固定部材 11……金属線 15……連結部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学部材と、 前記光学部材を保持する保持部材と、 前記保持部材に固着される駆動コイルと、 前記保持部材の両側を挟んで配置される複数のヨーク
    と、 前記複数のヨークにそれぞれ固定され前記駆動コイルに
    磁界を印加する永久磁石と、 を備える光学系駆動装置において、 前記複数のヨークは該複数のヨークを連結する連結部を
    介して一体的に成形され、 前記連結部の少なくとも一部は、前記複数のヨークによ
    って挟まれる空間の側方であって、前記ヨークの上下端
    よりも内側を通るように配設されることを特徴とする光
    学系駆動装置。
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