JP3100128B2 - 光学系支持装置 - Google Patents

光学系支持装置

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JP3100128B2
JP3100128B2 JP09330043A JP33004397A JP3100128B2 JP 3100128 B2 JP3100128 B2 JP 3100128B2 JP 09330043 A JP09330043 A JP 09330043A JP 33004397 A JP33004397 A JP 33004397A JP 3100128 B2 JP3100128 B2 JP 3100128B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばディスク状
の情報記録媒体に光スポットを投射して情報の再生等を
行う光学的情報読取装置に用いる光学系支持装置の改良
に関するものである。
【従来の技術】情報記録媒体に光スポットを照射する際
に、記録面に焦点を合わせたりするフォーカシング機構
が必要となる。このため対物レンズを少なくともフォー
カシング方向に移動するために、対物レンズを保持した
保持部材を固定部材に対し、細長状で延在した部分を含
み且つ一体形成の板状部材で移動可能な状態で支持する
ようにした光学系支持装置が、例えば、特開昭63−2
59842号公報第3図に開示されている。当該公報に
開示の装置は、支持部材6で対物レンズ1を保持した保
持部材2を固定部材であるベース13に移動可能な状態
で支持している。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示の構成では、支持部材6のベース13に対する
支持部材6の延在方向(上記公報第3図の水平方向)の
正確な位置が迅速に出ない欠点がある。本発明は上記欠
点を解決した装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明の光学系支持装置
は、光学素子を保持する保持部材を固定部材に対し、少
なくとも第1の方向に細長状で延在した部分を含み且つ
金属製からなる一体形成(「一体形成」とは、中間部に
結合部のない一続きの部材を言う)の板状部材により移
動可能な状態で支持するようにした光学系支持装置にお
いて、前記板状部材は前記第1の方向にほぼ直角な第2
の方向であって、前記板状部材の板面に沿った方向に延
在した当接部を含み、該当接部が第1の方向において前
記固定部材と当接していることを特徴とするものであ
る。
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の一
例について、図面を参照にして説明する。図1は本発明
の第1の実施の形態を示す図である。対物レンズ1を固
着し、フォーカシングコイル4を側部外周に巻装した保
持部材2のタンジェンシャル方向側部にフォーカシング
コイル4と隣接するように4個のトラッキングコイル5
を巻軸がタンジェンシャル方向と平行となるように固着
している。又、アルミ板をプレス加工で成形したベース
8中央の光路方向には半円弧状凹溝8aを形成し、この
凹溝8a両側のベース8上には凹溝8aに直交する方向
に対向して折り曲げ形成したヨーク9a、9bを有する
ヨーク9をY方向に2個設けている。尚、ヨーク9bは
保持部材2の開口部3に位置する。ヨーク9aの内側に
はマグネット10とマグネット10を挟んで両側に2個
のマグネット11の計3個をそれぞれ極性を逆にして固
着している。保持部材2をフォーカシング方向、トラッ
キング方向に移動可能に支持するバネ6は、ベース8に
設けてある固定部材7と保持部材2とにかけて両端を固
着して設ける。このバネ6は、ブチルゴムのダンパ12
で被覆してある。図3は、バネ6の保持部材2側固着箇
所を示している。厚さ0.1mm程度のベリリューム銅
等の金属をエッチング加工して成るバネ6は、その一端
6jを保持部材2のX方向端部に設けてあるバネ固定部
2aに形成した凹溝2bにはめ込んで位置決めし、接着
剤により固定する。接着剤はバネ6の端部に形成した穴
6kを介して注入し、バネ6とバネ固定部2aとの間に
浸み込ませるようにしている。バネ6のY方向の位置決
めは端部に形成した突起部6iの端面をバネ固定部2a
の端面に当接することにより行う。このようにしてバネ
6の位置決めができるので、位置決め治具を用いずに簡
単且つ正確な作業ができる。更に、端部にはV字状の切
欠部6hを形成し、フォーカシングコイル4とトラッキ
ングコイル5の端末13を挟んで仮保持し、半田付けす
る。従って、仮保持、半田付けの作業性がよい。バネ6
の他端6eは図2に示すように、固定部7のX方向端部
に設けてあるバネ固定部7aに前記と同様に(「前記と
同様に」とは、前述した突起部6iとバネ固定部2aと
の関係を言う)して固定する。尚、6dはY方向位置決
め用の突起部であり、6fは接着剤注入用の穴である。
この他端部6eには更に突起部6gを形成し、これをプ
リント基板のランドに半田付けしバネ6を介して、フォ
ーカシングコイル4、トラッキングコイル5に給電する
ようにしてある。バネ6の両端6e、6fの間はこれら
両端に連続するY方向に平行なタンジェンシャル方向平
行部分6aと6cと、6a、6cの間に光軸に近付くよ
うに屈曲形成した6b部分を有している。対物レンズ1
を挟んだ反対側のバネ6も対応して設けてあり、対物レ
ンズ1の両側のX方向のバネ6間の距離は他の部分の距
離に比較して短くなるようにしてある。つまり、対物レ
ンズ1近傍のバネ部分は他のバネ部分に比較して、対物
レンズ1に最も近付くようにしてある。バネ6は、第1
図に示すようにZ方向にも2個づつ設けてあるが、下側
のバネについても同様に形成して設けてあるとともに、
これら4個のバネ6により保持部材2をX方向、Z方向
に移動可能にしてあるのである。このように構成してあ
るので、光学系支持装置のX方向幅を小さくできること
となる。さらに対物レンズ1近傍のスペースを広く取れ
ることとなり、径の大きく取れるスピンドルモータ13
を使用でき、光学系支持装置を挟んだ反対側には保持部
材2のX方向の移動センサを配設することができる。
又、本形態例のように対物レンズ1両側のバネ6間を固
定部材7側に比較して保持部材2を狭くすることによ
り、全体が直線で平行なバネを設けることによりY軸周
りの回転に対する剛性を上げることができる。次に、バ
ネ6の6a,6b,6c部分のX方向幅をそれぞれt
a,tb,tcとし、これらの関係をta=tc<tb
としている。例えばtcは0.3mm,tbは0.5m
mとする。Z方向の厚さは、それぞれの部分において同
じにしている。この様にすることより、6b部分の剛性
が上がり保持部材2のX軸周り及びY軸周りの回転に対
する剛性と、Y方向の剛性を上げることができる。従っ
て、対物レンズ1の光軸の傾き防止及び共振周波数を高
くすることができる。図2に示した平面図によると、ト
ラッキングコイル5及びフォーカシングコイル4に作用
する磁束の状態が明らかである。マグネット10から発
生した磁束は、トラッキングコイル5の対向する2辺5
a,5bのうち5aを直交するようにして進み、更にフ
ォーカシングコイル4を直交するようにしてヨーク9b
に向かう。一方、トラッキングコイル5の他の一辺5b
にはマグネット11からの磁束が5aに作用する磁束と
は逆向きに作用する。そこで、フォーカシングコイル4
とトラッキングコイル5にそれぞそれ所要の電流を流す
と、対物レンズ1からの光ビームのフォーカシング制
御、トラッキング制御を行うことができる。本形態例で
は、偏平なトラッキングコイル5を保持部材2のタンジ
ェンシャル方向側部に固着しているので、光学系駆動装
置のタンジェンシャル方向及びトラッキング方向の寸法
を小さくでき小型化を図れる。又、フォーカシングコイ
ル4へ作用する磁束も駆動感度を損なうように作用しな
い。又、ヨーク9は簡単なU底溝状に形成され簡単な磁
気回路となるので、部品点数が少なく加工、組み立て工
数も少なくコストダウンを図れる。尚、マグネットは片
側3個併設してあるが、多極着磁した1個のマグネット
を用いることもできる。図4は、本発明の第2の形態例
を示したもので、第1の形態例と対応する箇所には同一
符号を付した。本形態例では、バネ6の一端6jは保持
部材2に突設したバネ固定部2aに係止させるようにす
るとともに接着固定している。一方、バネ6の他端6e
は固定部材7に突設したバネ固定部7aに同様に固定し
ている。このようにバネ6は、保持部材2とマグネット
11をZ方向に挟み込むように設けてある。尚、バネ6
を被覆するダンパは図示していない。このように構成す
ることにより、光学系支持装置のX方向寸法は一層小さ
くすることができる。又、バネ6のX方向、Y方向に撓
むバネの有効長を長くすることができるため、例えば保
持部材2がX方向に変位したときの保持部材2のY方向
の変位を小さくできる。又、保持部材2のバネ固定部材
2aがX方向に突出せず保持部材2を軽量にできるた
め、駆動感度が向上すると共に、慣性モーメント小さく
なりがY軸周りの共振周波数が向上する。更に、バネ固
定部2a自体の共振が生じない等の効果もある。本発明
は、以上の形態例に限定されるものではなく、幾多の変
更、変形が可能である。例えば、バネの形状は図5に示
すようなものでもよい。A図はY方向に平行な部分を1
箇所として形成したものであり、B図は平行な部分は2
箇所であるが屈曲部分を直角に形成したものである。
又、保持部材の駆動手段に限定はない。保持部材の駆動
方向もフォーカス方向のみのものであってもよい。
【発明の効果】本発明の光学系支持装置、光学素子を保
持する保持部材を固定部材に対し、少なくとも第1の方
向に細長状で延在した部分を含み且つ金属製からなる一
体形成の板状部材により移動可能な状態で支持するよう
にした光学系支持装置において、前記板状部材は前記第
1の方向にほぼ直角な第2の方向であって、前記板状部
材の板面に沿った方向に延在した当接部(例えば、前記
実施形態の突起部6i、突起部6d)を含み、該当接部
が第1の方向において前記固定部材と当接していること
を特徴とするから、本発明は迅速且つ正確に支持装置の
組立作業が可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態を示す図である。
【図2】本発明の第1の形態を示す平面図である。
【図3】バネ固定箇所の拡大斜視図である。
【図4】本発明の第2の形態を示す図である。
【図5】バネの他の形態例を示す平面図である。
【図6】従来例を示す図である。
【図7】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 保持部材 6 バネ 6a トラッキング方向平行部分 6c トラッキング方向平行部分 7 固定部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−209034(JP,A) 特開 昭62−287441(JP,A) 特開 平1−248327(JP,A) 特開 昭63−222337(JP,A) 特開 平1−128238(JP,A) 実開 昭63−65126(JP,U) 実開 昭63−6518(JP,U) 実開 昭63−109323(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学素子を保持する保持部材を固定部材に
    対し、少なくとも第1の方向に細長状で延在した部分を
    含み且つ金属製からなる一体形成の板状部材により移動
    可能な状態で支持するようにした光学系支持装置におい
    て、 前記板状部材は前記第1の方向にほぼ直角な第2の方向
    であって、前記板状部材の板面に沿った方向に延在した
    当接部を含み、該当接部が第1の方向において前記固定
    部材と当接していることを特徴とする光学系支持装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102060420B1 (ko) 2018-02-27 2019-12-30 공주대학교 산학협력단 충격 완화 바퀴구조
KR102107597B1 (ko) 2018-02-28 2020-05-07 공주대학교 산학협력단 차량용 가변휠 장치
KR102301834B1 (ko) 2016-05-24 2021-09-14 포-캉 린 변형가능한 타이어

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