JPH0626973Y2 - 対物レンズ支持装置 - Google Patents

対物レンズ支持装置

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JPH0626973Y2
JPH0626973Y2 JP1988051437U JP5143788U JPH0626973Y2 JP H0626973 Y2 JPH0626973 Y2 JP H0626973Y2 JP 1988051437 U JP1988051437 U JP 1988051437U JP 5143788 U JP5143788 U JP 5143788U JP H0626973 Y2 JPH0626973 Y2 JP H0626973Y2
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JP
Japan
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wire
objective lens
insertion hole
support member
frame
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Application number
JP1988051437U
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English (en)
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JPH01154523U (ja
Inventor
良一 川崎
典良 大山
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1372Lenses
    • G11B7/1374Objective lenses

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、信号記録媒体に記録された信号を光学的に読
み出す為の光ピックアップ装置の対物レンズを変位自在
に支持する対物レンズ支持装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、対物レンズを変位自在に支持する対物レンズ支持
装置としては、例えば特開昭61−115249号公報
に示されている。前記対物レンズ支持装置は、複数本の
ワイヤーのそれぞれ一端をフレームに固定し、他端をフ
レームに穿設された孔に挿入して前記複数本のワイヤー
をフレームの両端間に支持すると共に前記ワイヤーのそ
れぞれの中間部に対物レンズが保持されたレンズホルダ
ーを固定して対物レンズを変位自在に支持している。
ところで、上述の如く、対物レンズを支持する為の複数
のワイヤーがフレームの両端間に張架されて構成された
対物レンズ支持装置は、ワイヤーの移動を妨げない様に
フレームの孔に前記ワイヤーの他端を挿入してワイヤー
の支持部分の一方を移動可能にする必要があるが、ワイ
ヤーの他端をフレームの孔に挿入して支持するのに際
し、上記公報の対物レンズ支持装置は、フレームの孔内
にダンプ材を充填しているので、ワイヤーをガタ付き無
く支持することが出来、あるいはワイヤーのQを下げる
ことが出来る。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかしながら、従来、上述のダンプ材としてオイルを使
用していたので、温度変化に対するワイヤーの変位特性
が好ましくなかった。すなわち、一般にオイルは温度が
上昇すると、粘性が小さくなるので、ワイヤーの他端は
上下及び左右方向に変位し易くなると共に前後方向にも
摺動し易くなる。その為、温度が上昇すると、同一の駆
動力でもワイヤーの変位が大となる。一方、オイルは温
度が降下すると、粘性が大となるので、ワイヤーの他端
は軸の垂直方向に変位しにくくなると共に軸方向にも摺
動しにくくなる。その為、温度が降下すると、同一の駆
動力でも対物レンズの変位が小となる。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成された対物レンズ支持装置
で、フレームの両端間に張架されると共に対物レンズを
変位可能に支持する複数本のワイヤーと、該複数本のワ
イヤーの一端がそれぞれ挿入される挿入孔を有すると共
にフレームに固定された支持部材とを備え、該支持部材
を温度変化に伴って弾性及び摩擦係数が共に大、あるい
は小となる弾性材料により構成したものである。
(ホ)作用 本考案は、温度変化に伴って弾性及び摩擦係数が共に
大、あるいは小となる弾性材料によりワイヤーの一端を
支持する支持部材を構成し、該支持部材の弾性が大きく
なることによりワイヤーが軸の垂直方向に変位し易くな
ったとき、支持部材の挿入孔内の摩擦が増加する様にし
てワイヤーが該挿入孔内を摺動しにくくなる様にし、逆
に、前記支持部材の弾性が小さくなることによりワイヤ
ーが軸の垂直方向に変位しにくくなったとき支持部材の
挿入孔内の摩擦が減少する様にしてワイヤーが該挿入孔
内を摺動し易くなる様にしている。
(ヘ)実施例 第1図は本考案の一実施例を示す斜視図で、(1)は一体
成型された筒(1a)内に対物レンズ(2)が取り付けられた
レンズホルダー、(3)は対物レンズ(2)をフォーカシング
方向(A−A′方向)に駆動するべく前記レンズホルダ
ー(1)に装着されたフォーカシングコイル、(4)は対物レ
ンズ(2)をトラッキング方向(B−B′方向)に駆動す
るべく前記レンズホルダー(1)に装着されたトラッキン
グコイル、(5)は一対の永久磁石(6)及び(7)と該永久磁
石(6)及び(7)のそれぞれに付設されたヨーク(8)及び(9)
と、該ヨーク(8)及び(9)のそれぞれの端間に架設された
プレート(10)及び(11)とから成り、磁界を形成する磁気
回路、(12)は該磁気回路(5)が取り付けられたフレー
ム、(13)は該フレーム(12)に前記レンズホルダー(1)を
支持する為の4本のワイヤー、(14)は該ワイヤー(13)の
一端を変位可能に支持する為の支持部材、(15)は前記ワ
イヤー(13)の他端を固定する為のプリント基板である。
ところで、支持部材(14)は、合成ゴム、例えばシリコン
ゴムにより構成され、温度上昇に伴って弾性及び摩擦係
数が共に大となる弾性材料により構成されている。ま
た、前記支持部材(14)は、第2図(イ)の正面図及び第2
図(ロ)の断面図に示す如く、ワイヤー(13)が挿入される
開口から徐々に狭くなり、奥にワイヤー(13)を支持する
支持部分(14)を有するアサガオ形の挿入孔(16)が形成さ
れ、該挿入孔(16)は円筒状の突部(14a)に形成されてい
る。そして、前記支持部材(14)は、第3図に示す如く、
前記突部(14a)がフレーム(12)に穿設された孔に嵌合さ
れることによりフレーム(12)に固定されている。
上述の如く構成された対物レンズ支持装置を組み立てる
場合、まず、フォーカシングコイル(3)及びトラッキン
グコイル(4)が装着されたレンズホルダー(1)を所定位置
に仮設し、その後、あらかじめ一端をプリント基板(15)
に半田付けした4本のワイヤー(13)をそれぞれフレーム
(12)の外側からフレーム(12)の一方側の孔に挿入し、レ
ンズホルダー(1)の取付部(1b)の孔に挿入する。そし
て、フレーム(12)の他方側の孔及び支持部材(14)の挿入
孔(16)に挿入した後、レンズホルダー(1)を磁気回路(5)
の所定位置に設定し、前記レンズホルダー(1)の取付部
(1b)を4本のワイヤー(13)に接着すれば組み立ては完了
する。この場合、フォーカシングコイル(3)及びトラッ
キングコイル(4)は、磁気回路(5)から発生する磁界によ
りレンズホルダー(1)がフォーカシング方向(A−A′
方向)及びトラッキング方向(B−B′方向)に変位す
る様に磁気回路(5)に配置されている。その為、レンズ
ホルダー(1)に取り付けられた対物レンズ(2)をフォーカ
シングコイル(3)及びトラッキングコイル(4)に供給する
制御信号に応じてフォーカシング方向及びトラッキング
方向に駆動することが出来る。
また、ワイヤー(13)の一端は、支持部材(14)の挿入孔(1
6)に挿入されるが、該挿入孔(16)は開口が大きく成され
たアサガオ形であるので、前記ワイヤー(13)の一端を容
易に前記挿入孔(16)に挿入することが出来る。そして、
前記挿入孔(16)に挿入されたワイヤー(13)の一端は、該
挿入孔(16)の支持部分(16a)により支持される。ここ
で、前記ワイヤー(13)は金属線、例えばリン青銅の線材
により構成されており、軸方向に弾性を有さないので、
フレーム(12)の両端間に張架される。
レンズホルダー(1)が駆動され、第3図の破線に示す如
く、ワイヤー(13)が撓むと、レンズホルダー(1)の変位
に応じてワイヤー(13)の一端は、支持部材(14)の挿入孔
(16)内においても変位せんとする。ここで、前記支持部
材(14)は、弾性材料により構成されており、また、ワイ
ヤー(13)の一端は支持部材(14)の挿入孔(16)内に挿入さ
れているので、ワイヤー(13)の変位に応じて支持部材(1
4)のワイヤー(13)の当接部分が変形し、ワイヤー(13)の
軸の垂直方向に変位すると共にワイヤー(13)が前記挿入
孔(16)内を摺動し、ワイヤー(13)の軸方向に変位する。
ところで、支持部材(14)は、温度上昇に伴って弾性及び
摩擦係数が共に大となる合成ゴムにより構成されている
ので、温度が上昇し、該支持部材(14)の弾性が大きくな
ったとき、支持部材(14)の挿入孔(16)内の摩擦が増加
し、逆に温度が降下し、前記支持部材(14)の弾性が小さ
くなったとき、前記挿入孔(16)内の摩擦が減少する。そ
の為、前記支持部材(14)の弾性が大きくなり、該支持部
材(14)が変形し易くなることによりワイヤー(13)が軸の
垂直方向に変位し易くなったとき、該ワイヤー(13)が支
持部材(14)の挿入孔(16)内を摺動しにくくなり、逆に前
記支持部材(14)の弾性が小さくなり、該支持部材(14)が
変形しにくくなることによりワイヤー(13)が軸の垂直方
向に変位しにくくなったとき、該ワイヤー(13)が前記挿
入孔(16)内を摺動し易くなる。すなわち、温度が上昇
し、ワイヤー(13)が前記挿入孔(16)内を摺動しにくくな
り、該ワイヤー(13)の軸方向への変位によるレンズホル
ダー(1)の変位に対応出来る範囲が減少すると、その減
少分を補う様に支持部材(14)が変形し易くなり、ワイヤ
ー(13)の軸と垂直な方向への変位が拡大する。逆に温度
が降下し、支持部材(14)が変形しにくくなり、該支持部
材(14)の変形によるレンズホルダー(1)の変位に対応出
来る範囲が減少すると、その減少分を補う様にワイヤー
(13)が前記挿入孔(16)内を摺動し易くなり、ワイヤー(1
3)の軸方向への変位が拡大する。
したがって、同一の駆動力において、温度変化に対する
レンズホルダー(1)の変位の変化が小さくなる。
(ト)考案の効果 以上述べた如く、本考案は、温度変化に伴って弾性及び
摩擦係数が共に大、あるいは小となる弾性材料によりワ
イヤーの一端を支持する支持部材を構成しているので、
温度変化により該支持部材の弾性が大きくなることによ
りワイヤーが軸の垂直方向に変位し易くなったとき、該
ワイヤーが支持部材の挿入孔内を摺動しにくくなり、逆
に前記支持部材の弾性が小さくなることによりワイヤー
が軸の垂直方向に変位しにくくなったとき、該ワイヤー
が前記挿入孔内を摺動し易くなり、同一の駆動力におい
て、温度変化に対する対物レンズの変位の変化を小さく
することが出来るという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図(イ)及
び(ロ)はそれぞれ本考案に使用される支持部材の正面図
及び断面図、第3図は本考案の説明に供する部分断面図
である。 主な図番の説明 (1)…レンズホルダー、(2)…対物レンズ、(12)…フレー
ム、(13)…ワイヤー、(14)…支持部材、(16)…挿入孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号を読み出す為の光ビームを移動可能に
    するべく対物レンズを変位自在に支持する対物レンズ支
    持装置であって、フレームの両端間に張架されると共に
    対物レンズを変位可能に支持する複数本のワイヤーと、
    該複数本のワイヤーの一端がそれぞれ挿入される挿入孔
    を有すると共にフレームに固定された支持部材とを備
    え、該支持部材を温度変化に伴って弾性及び摩擦係数が
    共に大、あるいは小となる弾性材料により構成したこと
    を特徴とする対物レンズ支持装置。
JP1988051437U 1988-04-15 1988-04-15 対物レンズ支持装置 Expired - Lifetime JPH0626973Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988051437U JPH0626973Y2 (ja) 1988-04-15 1988-04-15 対物レンズ支持装置
KR2019890004620U KR940006541Y1 (ko) 1988-04-15 1989-04-14 대물 렌즈 지지 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988051437U JPH0626973Y2 (ja) 1988-04-15 1988-04-15 対物レンズ支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01154523U JPH01154523U (ja) 1989-10-24
JPH0626973Y2 true JPH0626973Y2 (ja) 1994-07-20

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ID=12886908

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JP1988051437U Expired - Lifetime JPH0626973Y2 (ja) 1988-04-15 1988-04-15 対物レンズ支持装置

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JP (1) JPH0626973Y2 (ja)
KR (1) KR940006541Y1 (ja)

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KR890021503U (ko) 1989-11-02
JPH01154523U (ja) 1989-10-24
KR940006541Y1 (ko) 1994-09-26

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