JPH0644590A - 光学式情報記録再生装置の対物レンズ電磁駆動装置 - Google Patents
光学式情報記録再生装置の対物レンズ電磁駆動装置Info
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- JPH0644590A JPH0644590A JP4201045A JP20104592A JPH0644590A JP H0644590 A JPH0644590 A JP H0644590A JP 4201045 A JP4201045 A JP 4201045A JP 20104592 A JP20104592 A JP 20104592A JP H0644590 A JPH0644590 A JP H0644590A
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- Japan
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- carriage
- objective lens
- yoke
- focusing
- yoke member
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0925—Electromechanical actuators for lens positioning
- G11B7/0933—Details of stationary parts
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ディスクの半径方向に移動可能なキャリッ
ジ；光ディスクに対してレーザ光を集光させる対物レン
ズを支持し、このキャリッジ上に、光ディスクのフォー
カシング方向及びトラッキング方向に弾性的に可動に支
持された対物レンズホルダ；この対物レンズホルダに設
けたフォーカシング用およびトラッキング用のコイル；
および、これらのコイルとフォーカシング方向およびト
ラッキング方向の電磁駆動回路を構成する、キャリッジ
に支持した永久磁石とヨーク部材からなる磁気回路；を
備えた光学式情報記録再生装置において、機械的強度に
優れ、共振現象の生じないヨーク部材を得ること。 【構成】ヨーク部材を、レーザ光透過孔を有する光ディ
スクとの対向防磁壁と、この対向防磁壁に略直交し上記
キャリッジ側に伸びる複数のヨーク壁と、このヨーク壁
からキャリッジ上に伸びて該キャリッジに固定される複
数の取付フランジとを一体に有する単一部材から構成し
た対物レンズの電磁駆動装置。
ジ；光ディスクに対してレーザ光を集光させる対物レン
ズを支持し、このキャリッジ上に、光ディスクのフォー
カシング方向及びトラッキング方向に弾性的に可動に支
持された対物レンズホルダ；この対物レンズホルダに設
けたフォーカシング用およびトラッキング用のコイル；
および、これらのコイルとフォーカシング方向およびト
ラッキング方向の電磁駆動回路を構成する、キャリッジ
に支持した永久磁石とヨーク部材からなる磁気回路；を
備えた光学式情報記録再生装置において、機械的強度に
優れ、共振現象の生じないヨーク部材を得ること。 【構成】ヨーク部材を、レーザ光透過孔を有する光ディ
スクとの対向防磁壁と、この対向防磁壁に略直交し上記
キャリッジ側に伸びる複数のヨーク壁と、このヨーク壁
からキャリッジ上に伸びて該キャリッジに固定される複
数の取付フランジとを一体に有する単一部材から構成し
た対物レンズの電磁駆動装置。
Description
【０００１】
【技術分野】本発明は、光ディスクに対し、光学的に情
報を書き込みあるいは読み出す光学式情報記録再生装置
に関し、特にその対物レンズの電磁駆動装置に関する。
報を書き込みあるいは読み出す光学式情報記録再生装置
に関し、特にその対物レンズの電磁駆動装置に関する。
【０００２】
【従来技術およびその問題点】光磁気ディスク装置等の
光ディスク装置では一般に、光ディスクの半径方向（ト
ラッキング方向）に移動可能なキャリッジを設け、この
キャリッジに、フォーカシング方向及びトラッキング方
向に弾性的に可動にして対物レンズを保持している。そ
して、この対物レンズをフォーカシング方向、トラッキ
ング方向に駆動するため、対物レンズを保持したレンズ
ホルダに、フォーカシング用、トラッキング用のコイル
を設ける一方、キャリッジに、これらのコイルと電磁駆
動回路を構成する磁気回路を設けている。フォーカシン
グ用、トラッキング用のコイルにはそれぞれ、電磁駆動
回路により対物レンズホルダを駆動して、対物レンズで
集光するレーザ光が正しく記録トラックをトレースする
ような方向及び強さの電流が与えられる。
光ディスク装置では一般に、光ディスクの半径方向（ト
ラッキング方向）に移動可能なキャリッジを設け、この
キャリッジに、フォーカシング方向及びトラッキング方
向に弾性的に可動にして対物レンズを保持している。そ
して、この対物レンズをフォーカシング方向、トラッキ
ング方向に駆動するため、対物レンズを保持したレンズ
ホルダに、フォーカシング用、トラッキング用のコイル
を設ける一方、キャリッジに、これらのコイルと電磁駆
動回路を構成する磁気回路を設けている。フォーカシン
グ用、トラッキング用のコイルにはそれぞれ、電磁駆動
回路により対物レンズホルダを駆動して、対物レンズで
集光するレーザ光が正しく記録トラックをトレースする
ような方向及び強さの電流が与えられる。
【０００３】この対物レンズの電磁駆動装置では、キャ
リッジ上の磁気回路は永久磁石とヨーク部材によって構
成されている。この従来のヨーク部材は、組立時に光デ
ィスク側を開放して組立性を向上させるため、キャリッ
ジに固定した片持ち梁形式となっており、このヨーク部
材内に、永久磁石、レンズホルダ等を収納した後、防磁
板を被せる構造であった。
リッジ上の磁気回路は永久磁石とヨーク部材によって構
成されている。この従来のヨーク部材は、組立時に光デ
ィスク側を開放して組立性を向上させるため、キャリッ
ジに固定した片持ち梁形式となっており、このヨーク部
材内に、永久磁石、レンズホルダ等を収納した後、防磁
板を被せる構造であった。
【０００４】ところが、この従来構造は、次のような問
題点があることが明らかになった。レンズホルダおよび
磁気回路を搭載するキャリッジは、高速アクセスを可能
とするため、その重量が可及的に小さいことが望まし
く、あらゆる方向から、軽量化、小型化の努力が続けら
れている。磁気回路も例外でなく、その永久磁石および
ヨーク部材も軽量化、小型化が要求されており、その結
果、機械的強度が不十分となって共振する等の問題が生
じた。共振現象が生じると、明らかにフォーカシング精
度、トラッキング精度を劣化させる。また従来構造は、
ヨーク部材とは別に防磁板を要するため、部品点数が多
く、組立工数が多いという問題点があった。
題点があることが明らかになった。レンズホルダおよび
磁気回路を搭載するキャリッジは、高速アクセスを可能
とするため、その重量が可及的に小さいことが望まし
く、あらゆる方向から、軽量化、小型化の努力が続けら
れている。磁気回路も例外でなく、その永久磁石および
ヨーク部材も軽量化、小型化が要求されており、その結
果、機械的強度が不十分となって共振する等の問題が生
じた。共振現象が生じると、明らかにフォーカシング精
度、トラッキング精度を劣化させる。また従来構造は、
ヨーク部材とは別に防磁板を要するため、部品点数が多
く、組立工数が多いという問題点があった。
【０００５】
【発明の目的】本発明は、従来の対物レンズの電磁駆動
装置の問題点、特にキャリッジ上に構成する磁気回路の
問題点を解消し、軽量小型でありながら、機械的強度に
優れ、耐共振性に優れ、しかも部品点数が少ない装置を
得ることを目的とする。
装置の問題点、特にキャリッジ上に構成する磁気回路の
問題点を解消し、軽量小型でありながら、機械的強度に
優れ、耐共振性に優れ、しかも部品点数が少ない装置を
得ることを目的とする。
【０００６】
【発明の概要】本発明は、キャリッジ上に固定するヨー
ク部材形状について研究の結果完成されたもので、永久
磁石とともに磁気回路を構成するヨーク部材を、レーザ
光透過孔を有する光ディスクとの対向防磁壁と、この対
向防磁壁に略直交しキャリッジ側に伸びるヨーク壁と、
このヨーク壁からキャリッジ上に伸びる取付フランジと
を一体に有する単一部材から構成したことを特徴として
いる。
ク部材形状について研究の結果完成されたもので、永久
磁石とともに磁気回路を構成するヨーク部材を、レーザ
光透過孔を有する光ディスクとの対向防磁壁と、この対
向防磁壁に略直交しキャリッジ側に伸びるヨーク壁と、
このヨーク壁からキャリッジ上に伸びる取付フランジと
を一体に有する単一部材から構成したことを特徴として
いる。
【０００７】このヨーク部材形状によると、従来の片持
ち梁形式のヨーク部材に比して、機械的強度が非常に高
まり、共振のおそれなく、より一層の薄型化、小型化を
図ることが可能となる。
ち梁形式のヨーク部材に比して、機械的強度が非常に高
まり、共振のおそれなく、より一層の薄型化、小型化を
図ることが可能となる。
【０００８】このような形状のヨーク部材は、ブロック
材料の削り出しによっても勿論形成できるが、金属射出
成形によると、より安価に製造することができる。
材料の削り出しによっても勿論形成できるが、金属射出
成形によると、より安価に製造することができる。
【０００９】
【発明の実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説
明する。図２に示すように、回転駆動される光ディスク
１１の下面には、その半径方向に向いた一対のレール１
２が配設され、このレール１２に、キャリッジ１３が移
動自在に支持されている。このキャリッジ１３には、不
動の固定光学系１４からレール１２に沿って入射される
レーザ光Ｌを垂直上方に反射するプリズム１５と、この
プリズム１５で反射したレーザ光を光ディスク１１の記
録面に結像させる対物レンズ１６と、この対物レンズ１
６をフォーカシング方向Ｆおよびトラッキング方向Ｔに
駆動する電磁駆動機構２０とが搭載されている。
明する。図２に示すように、回転駆動される光ディスク
１１の下面には、その半径方向に向いた一対のレール１
２が配設され、このレール１２に、キャリッジ１３が移
動自在に支持されている。このキャリッジ１３には、不
動の固定光学系１４からレール１２に沿って入射される
レーザ光Ｌを垂直上方に反射するプリズム１５と、この
プリズム１５で反射したレーザ光を光ディスク１１の記
録面に結像させる対物レンズ１６と、この対物レンズ１
６をフォーカシング方向Ｆおよびトラッキング方向Ｔに
駆動する電磁駆動機構２０とが搭載されている。
【００１０】図１は、本発明による電磁駆動機構２０を
単純化して示したものである。対物レンズ１６は、対物
レンズホルダ２１に支持されていて、この対物レンズホ
ルダ２１は、周知の弾性支持手段、例えばサスペンショ
ンワイヤにより、フォーカシング方向Ｆおよびトラッキ
ング方向Ｔに弾性的に変位可能にして、キャリッジ１３
に支持されている。この対物レンズホルダ２１には、周
知のフォーカシング用コイルおよびトラッキング用コイ
ルが固定されている。
単純化して示したものである。対物レンズ１６は、対物
レンズホルダ２１に支持されていて、この対物レンズホ
ルダ２１は、周知の弾性支持手段、例えばサスペンショ
ンワイヤにより、フォーカシング方向Ｆおよびトラッキ
ング方向Ｔに弾性的に変位可能にして、キャリッジ１３
に支持されている。この対物レンズホルダ２１には、周
知のフォーカシング用コイルおよびトラッキング用コイ
ルが固定されている。
【００１１】一方、キャリッジ１３上には、このフォー
カシング用コイルおよびトラッキング用コイルとともに
電磁駆動機構を構成する磁気回路が固定されている。こ
の磁気回路は、永久磁石２２と、磁性材料からなるヨー
ク部材２３とから構成されるもので、本発明は、このヨ
ーク部材２３に特徴がある。すなわち、このヨーク部材
２３は、光ディスク１１と平行に位置する対向防磁壁２
３ａと、この対向防磁壁２３ａに略直交し、該対向防磁
壁２３ａの周縁部からキャリッジ１３側に伸びる、異な
る方向を向いた複数のヨーク壁２３ｂと、このヨーク壁
２３ｂからキャリッジ１３上に伸びる複数の取付フラン
ジ２３ｃとを一体に有する単一部材から構成されてい
る。対向防磁壁２３ａには、対物レンズ１６の移動空間
（レーザ光Ｌの通過空間）としてのレーザ光透過孔２４
が形成されている。取付フランジ２３ｃは、取付ねじ２
５によってキャリッジ１３に固定されている。
カシング用コイルおよびトラッキング用コイルとともに
電磁駆動機構を構成する磁気回路が固定されている。こ
の磁気回路は、永久磁石２２と、磁性材料からなるヨー
ク部材２３とから構成されるもので、本発明は、このヨ
ーク部材２３に特徴がある。すなわち、このヨーク部材
２３は、光ディスク１１と平行に位置する対向防磁壁２
３ａと、この対向防磁壁２３ａに略直交し、該対向防磁
壁２３ａの周縁部からキャリッジ１３側に伸びる、異な
る方向を向いた複数のヨーク壁２３ｂと、このヨーク壁
２３ｂからキャリッジ１３上に伸びる複数の取付フラン
ジ２３ｃとを一体に有する単一部材から構成されてい
る。対向防磁壁２３ａには、対物レンズ１６の移動空間
（レーザ光Ｌの通過空間）としてのレーザ光透過孔２４
が形成されている。取付フランジ２３ｃは、取付ねじ２
５によってキャリッジ１３に固定されている。
【００１２】上記構成のヨーク部材２３は、キャリッジ
１３への固定状態においては、複数のヨーク壁２３ｂの
先端が対向防磁壁２３ａによって接続された形であるた
め、機械的強度に非常に優れる。このため、薄型化を図
っても共振のおそれがない。
１３への固定状態においては、複数のヨーク壁２３ｂの
先端が対向防磁壁２３ａによって接続された形であるた
め、機械的強度に非常に優れる。このため、薄型化を図
っても共振のおそれがない。
【００１３】図３は、比較のために従来のヨーク部材２
３’を有する電磁駆動機構２０’を示すものである。複
数のヨーク壁２３ｂ’は、そのキャリッジ１３側におい
て底壁２３ｄ’によって接続されていて、光ディスク１
１側は開放されている。つまり、ヨーク壁２３ｂ’は、
キャリッジ１３側が固定された片持ち梁を構成する。そ
して、この開放部分には、後に、レーザ光透過孔２４’
を有する防磁カバー２６被着されている。このヨーク部
材２３’は、底壁２３ｄ’の一部が取付ねじ２５によっ
てキャリッジ１３に固定される。
３’を有する電磁駆動機構２０’を示すものである。複
数のヨーク壁２３ｂ’は、そのキャリッジ１３側におい
て底壁２３ｄ’によって接続されていて、光ディスク１
１側は開放されている。つまり、ヨーク壁２３ｂ’は、
キャリッジ１３側が固定された片持ち梁を構成する。そ
して、この開放部分には、後に、レーザ光透過孔２４’
を有する防磁カバー２６被着されている。このヨーク部
材２３’は、底壁２３ｄ’の一部が取付ねじ２５によっ
てキャリッジ１３に固定される。
【００１４】この従来構造はしかし、ヨーク壁２３ｂ’
が片持ち梁形式になっているために、共振が生じやす
い。また別部材としての防磁カバー２６が必要であるか
ら、部品点数が増し、組立性が悪い。さらに、底壁２３
ｄ’は、キャリッジ１３に固定した状態では、ヨーク部
材２３’の強度に事実上貢献しない無駄な部分であり、
死荷重となる。このような死荷重の存在は、可及的に軽
量化を図りたい電磁駆動機構２０’にとって障害とな
る。本発明によれば、このような従来の問題が一挙に解
決される。
が片持ち梁形式になっているために、共振が生じやす
い。また別部材としての防磁カバー２６が必要であるか
ら、部品点数が増し、組立性が悪い。さらに、底壁２３
ｄ’は、キャリッジ１３に固定した状態では、ヨーク部
材２３’の強度に事実上貢献しない無駄な部分であり、
死荷重となる。このような死荷重の存在は、可及的に軽
量化を図りたい電磁駆動機構２０’にとって障害とな
る。本発明によれば、このような従来の問題が一挙に解
決される。
【００１５】図４ないし図６は、本発明をより具体的に
した実施例である。キャリッジ１３上には、固定物とし
て、取付ねじ２５によって固定されたヨーク部材２３が
位置し、このヨーク部材２３に、固定ねじ３０（図５）
で、対物レンズホルダ２１の支持ブロック３１が固定さ
れている。この支持ブロック３１には、フォーカシング
方向Ｆおよびトラッキング方向Ｔに離隔させた４本のサ
スペンションワイヤ３２ａ、３２ｂの一端が固定されて
いて、この４本のサスペンションワイヤ３２ａ、３２ｂ
の他端が、対物レンズホルダ２１に固定されている。対
物レンズホルダ２１、つまり対物レンズ１６は、このサ
スペンションワイヤ３２ａ、３２ｂの弾性により、フォ
ーカシング方向Ｆおよびトラッキング方向Ｔに弾性変位
できる。
した実施例である。キャリッジ１３上には、固定物とし
て、取付ねじ２５によって固定されたヨーク部材２３が
位置し、このヨーク部材２３に、固定ねじ３０（図５）
で、対物レンズホルダ２１の支持ブロック３１が固定さ
れている。この支持ブロック３１には、フォーカシング
方向Ｆおよびトラッキング方向Ｔに離隔させた４本のサ
スペンションワイヤ３２ａ、３２ｂの一端が固定されて
いて、この４本のサスペンションワイヤ３２ａ、３２ｂ
の他端が、対物レンズホルダ２１に固定されている。対
物レンズホルダ２１、つまり対物レンズ１６は、このサ
スペンションワイヤ３２ａ、３２ｂの弾性により、フォ
ーカシング方向Ｆおよびトラッキング方向Ｔに弾性変位
できる。
【００１６】対物レンズホルダ２１には、その対物レン
ズ１６を中心として、トラッキング方向Ｔに離隔させて
対称に一対のフォーカシング用コイル３３が固定され、
同じく対物レンズ１６を中心として、トラッキング方向
Ｔと直交する方向に離隔させて対称に一対のトラッキン
グ用コイル３４が固定されている。
ズ１６を中心として、トラッキング方向Ｔに離隔させて
対称に一対のフォーカシング用コイル３３が固定され、
同じく対物レンズ１６を中心として、トラッキング方向
Ｔと直交する方向に離隔させて対称に一対のトラッキン
グ用コイル３４が固定されている。
【００１７】ヨーク部材２３には、このフォーカシング
用コイル３３、トラッキング用コイル３４とともに電磁
駆動回路を構成するフォーカシング用永久磁石２２Ｆ、
トラッキング用永久磁石２２Ｔが固定されている。これ
らのフォーカシング用永久磁石２２Ｆ、トラッキング用
永久磁石２２Ｔは、ヨーク部材２３に設けた対応するヨ
ーク壁２３ｂの内面に固定されている。
用コイル３３、トラッキング用コイル３４とともに電磁
駆動回路を構成するフォーカシング用永久磁石２２Ｆ、
トラッキング用永久磁石２２Ｔが固定されている。これ
らのフォーカシング用永久磁石２２Ｆ、トラッキング用
永久磁石２２Ｔは、ヨーク部材２３に設けた対応するヨ
ーク壁２３ｂの内面に固定されている。
【００１８】この電磁駆動機構２０によれば、フォーカ
シング用コイル３３およびトラッキング用コイル３４に
適当な大きさと方向の電流を流すことにより、対物レン
ズホルダ２１、つまり対物レンズ１６をフォーカシング
方向Ｆおよびトラッキング方向Ｔに電磁駆動することが
できる。
シング用コイル３３およびトラッキング用コイル３４に
適当な大きさと方向の電流を流すことにより、対物レン
ズホルダ２１、つまり対物レンズ１６をフォーカシング
方向Ｆおよびトラッキング方向Ｔに電磁駆動することが
できる。
【００１９】勿論、以上の電磁駆動機構２０の全体構造
は一例を示すものである。対物レンズホルダ２１の形状
には自由度がある。つまり、対物レンズホルダ２１の形
状は、これに支持するフォーカシング用コイル３３およ
びトラッキング用コイル３４の位置や形状によって変化
するから、ヨーク部材２３の形状もこれに従って変化す
る。
は一例を示すものである。対物レンズホルダ２１の形状
には自由度がある。つまり、対物レンズホルダ２１の形
状は、これに支持するフォーカシング用コイル３３およ
びトラッキング用コイル３４の位置や形状によって変化
するから、ヨーク部材２３の形状もこれに従って変化す
る。
【００２０】ヨーク部材２３は、金属射出成形によって
形成することが好ましい。金属射出成形は、金属粉をバ
インダーとともに加熱加圧下で射出成形型に射出するも
ので、最近の技術進歩により、高精度な形状が得られ
る。
形成することが好ましい。金属射出成形は、金属粉をバ
インダーとともに加熱加圧下で射出成形型に射出するも
ので、最近の技術進歩により、高精度な形状が得られ
る。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明は、キャリッジ上に
あって永久磁石とともに磁気回路を構成するヨーク部材
を、レーザ光透過孔を有する光ディスクとの対向防磁壁
と、この対向防磁壁に略直交しキャリッジ側に伸びる複
数のヨーク壁と、このヨーク壁からキャリッジ上に伸び
て該キャリッジに固定される複数の取付フランジとを一
体に有する単一部材から構成したから、従来の片持ち梁
形式のヨーク部材に比して、機械的強度が非常に高ま
り、共振のおそれなく、高いフォーカシングおよびトラ
ッキング精度を得ることができ、ヨーク部材のより一層
の薄型化、小型化を図ることができる。
あって永久磁石とともに磁気回路を構成するヨーク部材
を、レーザ光透過孔を有する光ディスクとの対向防磁壁
と、この対向防磁壁に略直交しキャリッジ側に伸びる複
数のヨーク壁と、このヨーク壁からキャリッジ上に伸び
て該キャリッジに固定される複数の取付フランジとを一
体に有する単一部材から構成したから、従来の片持ち梁
形式のヨーク部材に比して、機械的強度が非常に高ま
り、共振のおそれなく、高いフォーカシングおよびトラ
ッキング精度を得ることができ、ヨーク部材のより一層
の薄型化、小型化を図ることができる。
【図１】本発明による光学式情報記録再生装置の対物レ
ンズ電磁駆動装置の実施例を示す断面図である。
ンズ電磁駆動装置の実施例を示す断面図である。
【図２】光学式情報記録再生装置の概略構成を示す斜視
図である。
図である。
【図３】比較のために従来の対物レンズ電磁駆動装置の
例を示す図１に対応する断面図である。
例を示す図１に対応する断面図である。
【図４】本発明による光学式情報記録再生装置の対物レ
ンズ電磁駆動装置の別の実施例を示す斜視図である。
ンズ電磁駆動装置の別の実施例を示す斜視図である。
【図５】図４のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図６】図５のＢ−Ｂ線に沿う断面図である
Ｆ フォーカシング方向 Ｔ トラッキング方向 １１ 光ディスク １２ レ−ル １３ キャリッジ １４ 固定光学系 １５ プリズム １６ 対物レンズ ２０ 電磁駆動機構 ２１ 対物レンズホルダ ２２ ２２Ｆ ２２Ｔ 永久磁石 ２３ ヨーク部材 ２３ａ 対向防磁壁 ２３ｂ ヨーク壁 ２３ｃ 取付フランジ ２４ レーザ光透過孔 ２５ 取付ねじ ３１ 支持ブロック ３２ａ ３２ｂ サスペンションワイヤ ３３ フォーカシング用コイル ３４ トラッキング用コイル
Claims (2)
- 【請求項１】 光ディスクの半径方向に移動可能なキャ
リッジ；光ディスクに対してレーザ光を集光させる対物
レンズを支持し、このキャリッジ上に、光ディスクのフ
ォーカシング方向及びトラッキング方向に弾性的に可動
に支持された対物レンズホルダ；この対物レンズホルダ
に設けたフォーカシング用およびトラッキング用のコイ
ル；およびこれらのコイルとフォーカシング方向および
トラッキング方向の電磁駆動回路を構成する、上記キャ
リッジに支持した永久磁石とヨーク部材からなる磁気回
路；を備え、 上記ヨーク部材が、 レーザ光透過孔を有する光ディスクとの対向防磁壁と、
この対向防磁壁に略直交し上記キャリッジ側に伸びる複
数のヨーク壁と、このヨーク壁からキャリッジ上に伸び
て該キャリッジに固定される複数の取付フランジとを一
体に有する単一部材から構成されていることを特徴とす
る光学式情報記録再生装置の対物レンズ電磁駆動装置。 - 【請求項２】 請求項１において、ヨーク部材は、金属
射出成形によって形成されている対物レンズ電磁駆動装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4201045A JPH0644590A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 光学式情報記録再生装置の対物レンズ電磁駆動装置 |
| US08/098,056 US5418772A (en) | 1992-07-28 | 1993-07-28 | Electromagnetic objective lens driving apparatus of optical data recording and reproducing apparatus including a one-piece yoke member |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4201045A JPH0644590A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 光学式情報記録再生装置の対物レンズ電磁駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0644590A true JPH0644590A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16434499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4201045A Pending JPH0644590A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 光学式情報記録再生装置の対物レンズ電磁駆動装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5418772A (ja) |
| JP (1) | JPH0644590A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5748579A (en) * | 1995-02-24 | 1998-05-05 | Pioneer Electronic Corporation | Optical pickup for magneto optical recording apparatus |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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