JP2006251381A - オートフォーカス用アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】耐衝撃性を向上させるために、ホルダとヨークとの間隔をできるだけ小さくしても、ホルダとヨークとが接触していないことを確認できるオートフォーカス用アクチュエータの提供を目的とする。
【解決手段】レンズ組立体5を保持する筒状部11と、筒状部11の一端の外周にコイル20を固定するためのフランジ部12とを有するホルダ10と;筒状部11が挿通される内筒部31と、内筒部31と対向する位置に磁石40を配置した外筒部32と、内筒部31と外筒部32とを連結する連結部34とを有するヨーク30と;筒状部11の他端の外周に取り付けられるストッパ70とを備えるオートフォーカス用アクチュエータ1において、筒状部11と内筒部31との間隔を確認するためにフランジ部12およびストッパ70の所定の位置に光が通過する光通過部17、77を形成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、オートフォーカス用アクチュエータに関し、さらに詳しくは、デジタルカメラや携帯電話などのカメラ付き小型電子機器に用いることができるオートフォーカス用アクチュエータに関する。
デジタルカメラなどにおいて、オートフォーカスおよびズームを目的として、コイルに流れる電流により発生する磁界と、永久磁石による磁界との相互作用によって、光軸方向にレンズを移動させることができるアクチュエータが使用されている。また、最近では、携帯電話に搭載されているカメラも、撮像素子の画素数が100万画素以上のメガピクセル化するに伴い、オートフォーカス機能が要求されるようになってきている。
従来のオートフォーカス用アクチュエータとしては、特許文献1に開示されているようなものが知られている。従来のオートフォーカス用アクチュエータ100は、図19に示されるように、コの字形円筒形状のヨーク130と、ヨーク130の外壁内面132に取り付けられる永久磁石140と、中央位置にレンズ組立体105を備えるホルダ110(キャリア)と、ホルダ110に装着されるコイル120と、ヨーク130が装着されるベース185と、ベース185を支えるフレーム180と、ホルダ110を支持する2個の板バネ160U、160Lとを備える。ホルダ110は、ヨーク130の内筒部131によって形成される挿通孔に挿入されている。また、2個の板バネ160U、160Lは同一品がホルダ110を上下から挟んで支持するように配置する。また、2個の板バネ160U、160Lは、コイル120の給電経路として機能を有する。コイル120に印加する電流値と2個の板バネ160U、160Lの復元力との釣り合いによってホルダ110に装着されたレンズ組立体105の移動量を制御することができる。
携帯電話に搭載されるオートフォーカス用アクチュエータの外形寸法は、例えば、縦約10mm、横約10mm、厚さ約5mmである。
特開2004-280031
上記従来のオートフォーカス用アクチュエータ100では、ホルダ110とヨーク130の内筒部131とが接触すると精度のよいレンズの移動を実現できなくなるという問題がある。
また、上記問題点を解決するために、ホルダ110とヨークと130の内筒部131が接触しないように、ホルダ110とヨーク130の内筒部131との間隔を大きくすると、オートフォーカス用アクチュエータ100の耐衝撃性が低下するという問題もある。
例えば、携帯電話が使用される高さから落とした場合に、十分な耐衝撃性を確保するためには、ホルダ110とヨーク130の内筒部131との間隔を0.1mm程度にする必要がある。
本発明は、これらの問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、耐衝撃性を向上させるためにホルダとヨークとの間隔をできるだけ小さくしても、ホルダとヨークとが接触していないことを容易に確認できるオートフォーカス用アクチュエータを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のオートフォーカス用アクチュエータは、
一端にレンズが取り付けられる筒状部と該筒状部の他端の外周に設けられたフランジ部とを有するホルダと、
前記ホルダの筒状部の周囲に位置するように前記フランジ部に固定されたコイルと、
前記ホルダの筒状部が挿通する挿通孔をなす内筒部と、該内筒部の外側に所定間隔をおいて設けられた外筒部とを有し、前記内筒部と前記外筒部の前記ホルダのフランジ部と反対側の端部を一体に連結してなるとともに、前記所定間隔のスペースに前記コイルを収容するように構成されたヨークと、
前記ヨークの外筒部の内周面の磁石取付面に前記コイルと間隔を置いて対向するように配置された永久磁石と、
前記ホルダの筒状部の光軸方向両側に設けられ、前記ホルダを径方向に位置決めした状態で光軸方向に変位可能に支持する一対の板バネと、
前記ヨークの内筒部から突出した状態にある前記筒状部の一端の外周に、前記板バネを前記ホルダとの間で挟持するように取り付けられる略リング状のストッパとを備え、前記コイルに通電することにより、前記レンズ組立体と一体となったホルダを光軸方向に位置調節可能にするオートフォーカス用アクチュエータであって、
前記ヨークの内筒部の内周面と前記ホルダの筒状部の外周面との間隔を確認するために、前記フランジ部および前記ストッパの所定の位置に光が通過する光通過部を形成したことを特徴とする。
以上のような構成を有するオートフォーカス用アクチュエータによれば、設計通りにオートフォーカス用アクチュエータが組み立てられた場合、フランジ部およびストッパに形成された光通過部を通して、ヨークの内筒部とホルダの筒状部との間を光が透過する。これにより、オートフォーカス用アクチュエータが組み立てられた状態で、光通過部の光の通過を確認することによって、ヨークの内筒部とホルダの筒状部とが接触しているかどうかを容易に調べることができる。
また、本発明のオートフォーカス用アクチュエータでは、前記光通過部は、前記フランジ部および前記ストッパを貫通する穴からなることが好ましい。
これにより、光が遮蔽されることなく光通過部を通過することによって、ヨークの内筒部とホルダの筒状部とが接触の確認精度を向上させることができる。
また、本発明のオートフォーカス用アクチュエータでは、前記光通過部は、前記フランジ部および前記ストッパを貫通する穴からなり、該穴が光透過性材料で封止されることが好ましい。
これにより、光が光通過部を通過するとともに、オートフォーカス用アクチュエータ内部に光通過部から埃、水等が進入することを防ぐことができる。
本発明のオートフォーカス用アクチュエータでは、前記光通過部は、前記フランジ部およびストッパに一体に形成され、光が透過する薄肉膜からなることが好ましい。
これにより、光が光通過部を通過するとともにオートフォーカス用アクチュエータ内部に光通過部から埃、水等が進入することを防ぐことができる。さらに、従来の工程を増やすことなく、光通過部である薄肉膜を有するホルダおよびストッパを一体成型で作ることができる。
さらに、本発明のオートフォーカス用アクチュエータでは、前記筒状部の外周面には、前記筒状部の軸方向に延びる突起が形成されており、該突起および前記内筒部の内周面は、前記光通過部内に見えるように配置されることが好ましい。
これにより、オートフォーカス用アクチュエータが組み立てられた状態で、突起の先端付近の光の通過を確認することによって、ヨークの内筒部とホルダの筒状部とが接触しているかどうかを容易に調べることができる。
また、本発明のオートフォーカス用アクチュエータでは、前記光通過部および前記突起は、前記筒状部の周方向に等間隔に少なくとも3個形成されていることが好ましい。
これにより、少なくとも3個の位置でヨークの内筒部の内周面とホルダの筒状部の外周面との間隔を見ることができ、ヨークの内筒部とホルダの筒状部との接触の確認精度を向上させることができる。
また、本発明のオートフォーカス用アクチュエータでは、前記フランジ部の光通過部および前記ストッパの光通過部は、光軸方向に互いに対向する位置に形成されていることが好ましい。
これにより、フランジ部側およびストッパ側の両方から、ヨークの内筒部の内周面とホルダの筒状部の外周面との間隔を見ることができ、ヨークとホルダとの接触の確認精度を向上させることができる。
また、本発明のオートフォーカス用アクチュエータでは、前記光通過部は、前記フランジ部および前記ストッパの周方向に長軸が湾曲する長円形状を有することが好ましい。
これにより、フランジ部およびストッパの強度を下げることなく、内筒部の内周面と筒状部の外筒部との接触を確認できる範囲を効率よく広げることができる。
上述したおよびその他の本発明の構成、作用および効果は、図面を参照して行う以下の基本構成および好適実施形態の説明からより明らかとなるであろう。
以下、添付図面に基づいて、先ず、本発明が適用可能で、本発明者によって提案されたオートフォーカス用アクチュエータの基本構成について説明する。
図1は、本発明のオートフォーカス用アクチュエータの外観の斜視図である。図2は、図1に示すオートフォーカス用アクチュエータの分解斜視図である。図3は、図1に示すオートフォーカス用アクチュエータの断面概略図である。
オートフォーカス用アクチュエータの基本構成は、図1、図2および図3に示すように、一端にレンズ組立体5が取り付けられる筒状部11とその筒状部11の他端の外周に設けられたフランジ部12とを有するホルダ10と;ホルダ10のフランジ部12に、筒状部11の周囲に間隔をおいて設けられたコイル20と;ホルダ10の筒状部11が挿通する挿通孔35を有する内筒部31と、内筒部31の外側に所定間隔をおいて設けられた外筒部32と、内筒部31および外筒部32のホルダ10のフランジ部12と反対側の端部が一体に連結する連結部34とを有し、内筒部31と外筒部32との間にある所定間隔のスペースにコイル20を収容するように構成された円形状のヨーク30と;円形状のヨーク30の外筒部32の内周面の磁石取付面33にコイル20と間隔を置いて対向するように配置された複数の永久磁石40と;永久磁石40の円形状のヨーク30の連結部34と反対側の面に当接した状態で、永久磁石40を連結するように配置された磁性部材50と;ホルダ10の筒状部11の光軸方向両側に設けられ、ホルダ10を径方向に位置決めした状態で光軸方向に変位可能に支持する上側板バネ60Uおよび下側板バネ60Lからなる一対の板バネ60と;上側板バネ60Uを、ホルダ10との間で挟持するように、ホルダ10と嵌合するストッパ70と;ストッパ70および下側板バネ60Lのそれぞれの光軸方向外側に設けられ、板バネ60をヨーク30の光軸方向両端面との間でそれぞれ挟持するとともに、少なくともホルダ10に取り付けられるレンズ組立体5に対応する部分にそれぞれ開口80a、85aを有する一対の支持枠をなすカバー80およびベース85と;下側板バネ60Lとベース85との間に、コイル20に電力を供給するために設けられたシート状電極90と;から構成されている。
以下、各構成部材の詳細について説明する。なお、本明細書においては、上及び下の文言を適宜使用するが、各部材の説明において、図2に示す矢印の向きを上方向とし、この矢印の逆の向きを下方向とする。
ホルダ10は、合成樹脂からなる成型品であり、図2に示すように一端(上端)にレンズ組立体5が取り付けられる円筒状の筒状部11とその筒状部11の他端(下端)の外周に一体に設けられた円形のフランジ部12とを有する。図3に示すように、ホルダ10の筒状部11は中空になっており、その上部の内周面には、レンズ組立体5の外周に形成された雄ネジ部と螺合するための雌ネジ部が形成されている。また、フランジ部12の上面(筒状部11側の面)の周縁部には、コイル20を位置決めした状態で接着するための段部12aが設けられている(図3参照)。また、図2に示すようにフランジ部12の下面には、下側板バネ60Lを位置決めかつ装着するための、リング状の凸部(段部)15が同心状に形成されている。この凸部15には、光軸方向に延出する3本の細い突起13が等間隔で凸部15と一体に形成されている。
コイル20は、図3に示すように、ホルダ10のフランジ部12の上面の段部12aに、ホルダ10の筒状部11の周囲と間隔を置くようにして設けられている。本基本構成では、コイル20は、表面を被覆した銅線を、10回巻の層と9回巻の層とを交互に積層する異数巻きによって形成され、その断面は円形状をなす空芯コイルである。また、このコイル20は、その巻き線の両端の引き出し部21がフランジ部12側に位置するように巻かれている。このようなコイル20がホルダ10のフランジ部12の上面の段部12aに接着剤により固定されている。なお、本基本構成ではコイル20は、以上のような空芯コイルに限られず、筒状部11に直接コイルを巻回したものであってもよい。
図4に示すように、ヨーク30は、ホルダ10の筒状部11が挿通する挿通孔35を有する円筒状の内筒部31と、内筒部31の外側に所定間隔をおいて設けられた円筒状の外筒部32と、内筒部31と外筒部32のホルダ10のフランジ部12と反対側の端部が一体に連結する連結部34とを有し、内筒部31と外筒部32との間にある所定間隔のスペースにコイル20を収容するように構成されている。
このヨーク30は、例えば、磁性材料である鉄の表面をニッケルメッキしたものからなる。ホルダ10の筒状部11を、光軸方向に移動可能な状態で内筒部31の挿通孔35に挿入するために、内筒部31の挿通孔35の直径は、ホルダ10の筒状部11の外周面の直径より大きく、ホルダ10のフランジ部12の周縁部の直径よりは小さくなるように形成されている。
また、図2ないし図4に示すように、連結部34を基準とした内筒部31の光軸方向の高さは外筒部32の光軸方向の高さより低くなるように形成されている。
また、図3に示すように、外筒部32の内周面の磁石取付面33には、コイル20と間隔を置いて対向するように複数(4片)の永久磁石40が配置されている。なお、磁石取付面33は、以上のようなヨーク30の外筒部32の内周面に設けられていることに限られず、内筒部31の外周面に設けられてもよい。
これらの永久磁石40は、それぞれ、磁石取付面33の形状に沿うように略90度の円弧状に湾曲した永久磁石から形成されている。これらの永久磁石40は、ネオジウム磁石からなり、例えば、磁石取付面33に当接する側の曲面をS極、その曲面と略対向する曲面をN極となるように磁化されている。これらの円弧状に湾曲した永久磁石40がヨーク30に取り付けられることによって、ヨーク30の内筒部31の外周面はS極となり、円弧状に湾曲した永久磁石40から内筒部31に向かう磁界が形成される。永久磁石40と内筒部31の外周面との間のスペースに位置するコイル20に通電した際に、コイル20には、永久磁石40による磁界とコイル20を流れる電流により発生する磁界との相互作用により、光軸方向の力が作用し、ホルダ10を光軸方向に移動させることが可能になる。なお、永久磁石の個数は4片に限定されることなく、それ以外の複数個の永久磁石でもよく、また1個の例えばC字状の永久磁石を使用してもよい。
ところで、以上のようなヨーク30では、図5中に示されている矢印のように、ヨーク30の連結部34と反対側の開放部において、隣接する永久磁石40間の下方に磁束が漏れてしまう。この磁束の漏れを防ぐ防止手段を設けることによって、ホルダ10の駆動力を増加させることができる。
この磁束漏れの防止手段として、永久磁石40の下側端面(ヨーク30の連結部34と反対側の面)に当接した状態で永久磁石40を連結するように磁性部材50を配置している。この磁性部材50を設けることによって、図6に示すように、下方に漏れる磁束を減少させ、永久磁石40から円形状のヨーク30の内筒部31に向かう磁束が増加するようにしている。図7に示すように、本基本構成では、円形リング状の磁性部材50を使用する。図6に示すように、この磁性部材50は、永久磁石40に吸着させた上でそれらと接着剤で固定されている。磁性部材50の幅は、各円弧状に湾曲した永久磁石40の半径方向の厚さに等しくなっている。これにより、ヨーク30に収容されるコイル20の配置を妨げることがない。また、磁性部材50の開放部側の面は、取り付けられた状態で、ヨーク30の外筒部32の端面より下側に位置するようになっており、ヨーク30の外筒部32の端面に接着される下側板バネ60Lの取り付けを妨げることがない。なお、磁性部材50の開放部側の面をヨーク30の外筒部32の端面と光軸方向に同じ位置となるようなサイズに構成し、取り付けることによって、磁性部材50の開放部側の面も下側板バネ60Lと当接し、接着面として利用することができる。
また、ヨーク30の磁石取付面33と連結部34とがなす角部の形状と、永久磁石40の対応する角部の形状とが異なるため、ヨーク30の磁石取付面33に、永久磁石40の対応する面が面接触できない場合があり、磁気効率の低下を生じる。このような場合に、ヨーク30の連結部34と永久磁石40の上面との間に、磁性部材50を挟み込むことによって、ヨーク30の角部の形状の影響をうけることなく、永久磁石40の対応する面をヨーク30の磁石取付面33に面接触させることができる。
磁性部材50は、鉄、ニッケル、コバルトおよびそれらの合金からなる磁性材料から形成され、本基本構成では冷間圧延鋼板を使用している。
なお、1個の例えばC字状の永久磁石を使用する場合も同様に、永久磁石の下側端面に当接した状態で磁性部材50を配置することによって、円周方向の端面間の下方に漏れる磁束を減少させることができる。
図8に示すように、各板バネ(上側板バネ60U、下側板バネ60L)は、金属の薄板からなり、内環部61と、内環部61と所定の間隔をおいて設けられた外環部62と、内環部61と外環部62とを接続する複数の連結部63とを有するジンバルバネ状に形成されている。外環部62が固定された状態で、内環部61に荷重がかかった場合、連結部63が弾性変形することによって、内環部61が接着されるホルダ10を径方向に位置決めした状態で光軸方向に変位可能に支持する。
ホルダ10の上面には、組立の際、上側板バネ60Uを位置決めするための段部16が形成されている。この段部16の横断面形状は、内環部61の内周縁とほぼ同じ形状を有している。ホルダ10の上面に上側板バネ60Uの内環部61が段部16と嵌合した状態で載置され、さらにその上にストッパ70が取り付けられることによって、内環部61はホルダ10の上面とストッパの下面との間に挟持された状態でホルダ10に接着される。また、外環部62は、カバー80の下面とヨーク30の連結部34の上面との間で挟持された状態でカバー80およびヨーク30に接着される。
前述したように、ホルダ10のフランジ部側端部、すなわちフランジ部12の下面にも、組立の際、下側板バネ60Lを位置決めするための段部15が形成されており、その横断面形状は内環部61の内周縁と同じ形状を有しており、内環部61が位置決めされた状態で接着される。また、外環部62は、円形状のヨーク30の外筒部32の端面とベース85の上面との間で挟持された状態でベース85およびヨーク30に接着される。
図3に示すように、シート状電極90は、コイル20に電力を供給するために、下側板バネ60Lとベース85との間に設けられている。図9に示すように、シート状電極90は、ポリイミドのシート材からなる略円形リング状に形成したリング状部91と、リング状部91から径方向外側に延出する延出部92とを有する。
シート状電極90の一面には、銅からなる端子部93が延出部92からリング状部91にかけて2本設けられている。また、リング状部91において、2本の端子部93の先端間に、後述するダミーワイヤー23をはんだ付けするためのダミー端子部95が設けられている。
さらに、シート状電極90の他面には、シート状電極90を、下側板バネ60Lの外環部62の下面に接着するための粘着層(図示せず)が、リング状部91と、延出部92のリング状部91との接続部近傍と、延出部92の先端部近傍とに設けられている。
さらに、延出部92は、後述するベース85の挿通孔88を通して、支持枠の外部に延出し、センサー基板(図示せず)に接続される。挿通孔88に延出部92を挿通するために、リング状部91に対して延出部92を略90度折り曲げる必要がある。この折り曲げによって、延出部92の端子部93が破損することを防ぐため、延出部92の端子部93の上にポリイミドからなるカバーフィルム94が設けられている。
シート状電極90のリング部91上に設けられた端子部93にコイル20の引き出し部21の先端をはんだ付けすることでコイル20に電力を供給することができる。しかし、ホルダ10が変位することによって引き起こされる引き出し部21と他の部材との好ましくない接触、およびはんだ付けされた先端部の応力集中が生じる。そこで、図10に示すようにコイル20の巻き線の両側の引き出し部21を、ホルダ10のフランジ部12の下面の段部15に設けられた3本の細い突起13に巻き付けた上で、引き出し部21の先端がシート状電極90の端子部93にはんだ付けされる。
これらの突起13は、組立状態で、後述するベース85の底板部86の上面に接触しない程度の高さを有する円筒形状をなしている。
引き出し部21は、コイル20からフランジ部12の縁部に設けられている凹部14(図12参照)を通して、フランジ部12の下面側に延出され、突起13に巻き付けられる。
突起13とはんだ付け部22との間にある引き出し部21は、ホルダ10の変位しても、引張応力が生じないように、たるみを持たせた状態で取り付けられている。
さらに、本基本構成では、図11に示すように、ホルダ10の突起13に引き出し部21が巻き付けられる部分と、シート状電極90の端子部93に引き出し部21の先端がはんだ付けされたはんだ付け部22とを包み込むように応力緩和剤24が設けられている。これにより、引き出し部21の一部に応力が集中することを防ぐことができる。
さらに、図12に示すように、突起13は、フランジ部12の下面に、フランジ部12の周方向にほぼ等間隔で3つ設けられている。3つの突起13は、それぞれフランジ部12の下面に接着される下側板バネ60Lの内環部61の内縁にある略半円状の凹部66(図8参照)の位置に挿入される。
3つの突起13のうち2つにコイル20の引き出し部21を巻き付けられている。残りの1つには、バランス保持手段が設けられている。
このバランス保持手段は、コイル20の巻き線と同じワイヤーを用いたダミーワイヤー23からなる。ダミーワイヤー23の一端は突起13に巻き付けられ、他端はシート状電極90のダミー端子部95にはんだ付けされる。これにより、ホルダ10のバランスを保つことができ、安定した姿勢で動作可能となる。
ダミーワイヤー23にも、突起13に巻き付けられた部分とはんだ付け部22とを包み込むように応力緩和剤24が設けられており、ダミーワイヤー23の一部に応力が集中することを防ぐとともにホルダ10のバランスを保つことができる。
なお、本基本構成にあっては、以上のようなシート状電極90を使用する代わりに、例えば、ホルダ10の変位に伴って変位しない下側板バネ60Lの外環部62の下面(ホルダ10と反対側の面)の一部に、絶縁材を介して、電源部と接続する端子部を形成し、そこにコイル20の引き出し部21の端部を接続するようにしてもよい。
図13に示すように、ストッパ70はリング状に成形された合成樹脂からなる。このストッパ70は、上側板バネ60Uの内環部61をホルダ10との間に挟持した状態で接着される。
3個の開口71の縁部の一部は、上側板バネ60Uの内環部61の外縁にある略半円状の凹部65(図8参照)の形状と一致するように位置決めされた状態で組み立てられる。したがって、上面側から開口71および略半円状の凹部65を通して、ホルダ10の筒状部11とヨーク30の内筒部31との間隔を確認することができる。
図2に示すように、上側板バネ60Uの外環部62の一部をヨーク30の連結部34との間に挟持するように組み立てられるカバー80は、開口80aを有する略長方形状の上板部81とその上板部81の角部に、上板部81に対して垂直かつ下向きにそれぞれ設けられている柱部82とを有する。
ベース85は、下側板バネ60Lの外環部62の一部をヨーク30の外筒部32の端面との間に挟持するように組み立てられる。また、ベース85は、開口85aを有する略長方形状の底板部86とその底板部86の角部に、底板部86に対して垂直かつ上向きにそれぞれ設けられている柱部87とを有する。
それぞれ対応する位置にあるカバー80の柱部82とベース85の柱部87とは嵌合するようになっている。これにより、組立の際、容易に位置決めした状態で接着することができる。
図14に示すように、カバー80の開口80aの内縁には、3つの略三角形状の凸部80bが設けられており、ストッパ70の外縁に設けられた3つの略三角形状の凹部72(図13参照)と隙間がある状態で嵌合するようにそれぞれ配置されている。これにより、ストッパ70と接着されているホルダ10の円周方向の回転を制限するため、板バネ60の連結部63の塑性変形、部材間の接着面のはく離、コイル20の引き出し部21の破断などといった問題を引き起こすことなく、レンズ組立体5をホルダ10に容易に螺合することができる。
また、ストッパ70の外縁の上方には、開口80aから径方向内向きに突出した突出部83が設けられている。例えば、落下等の衝撃などによりホルダ10に大きな力が加わっても、この突出部83がストッパ70に当接することによって、ホルダ10の変位を制限する。これにより、ホルダ10を支持している板バネ60の連結部63の塑性変形、部材間の接着面のはく離、コイル20の引き出し部21の破断などを防ぐことができる。
図2に示すように、ベース85の底板部86には、組立の際に、シート状電極90の延出部92を挿通するための挿通孔88が設けられている。
さらに、ベース85の底板部86の開口85a近傍に、突起89が、周方向にほぼ等間隔に3つ設けられている。(図3参照)組立状態では、その先端はホルダ10のフランジ部12の下面に接着されている下側板バネ60Lの連結部63に当接する。突起89の高さは、ベース85の底板部86上面から下側板バネ60Lまでの距離より長いため、ホルダ10は、上に変位した状態となる。これにより、支持している各板バネ60には下向きの弾性力が働き、ホルダ10には常にバックテンションが働いている状態となっている。
また、図2に示すように、ベース85の底板部86には、円形の開口86aがほぼ等間隔に3つ設けられている。これらの開口86aを通じて、シート状電極90上のはんだ付け部22の状態を検査することができる。
以下、本基本構成のオートフォーカス用アクチュエータの組立手順について説明する。
[1] ホルダ10のフランジ部12の上面の段部12aにコイル20を接着剤で固定する。
[2] 次に、ヨーク30の磁石取付面33に4片の永久磁石40を所定位置に位置決めした後、接着剤で固定する。その状態で、これらの永久磁石40の下端面に磁性部材50を吸着させて接着剤で固定する。
[3] 次に、コイル20が固定されたホルダ10と、以上の磁性部材50が装着されたヨーク30とを組み付ける。この際、ホルダ10の筒状部11は、ヨーク30の内筒部31の挿通孔35に挿通され、コイル20はヨーク30の内筒部31の外周面と永久磁石40との間のスペースに収容されるようにホルダ10およびヨーク30を配置する。
[4] [3]の状態でホルダ10の上下の段部15および16にそれぞれ各板バネ60の内環部61を嵌合させて接着剤で固定する。
[5] [4]で接着された上側板バネ60Uの上面に、筒状部11の上面との間で上側板バネ60Uの内環部61を挟持した状態でストッパ70を接着剤で固定する。
[6] [4]で接着された下側板バネ60Lの外環部62に、接着層を介してシート状電極90のリング状部91を接着する。
[7] コイル20の引き出し部21およびダミーワイヤー23をホルダ10の突起13に巻き付けた上で、その先端を[6]で接着されたシート状電極の端子部93およびダミー端子部95にはんだ付けする。また、突起13に巻き付けた部分およびはんだ付け部22には応力緩和剤24を塗布する。
[8] 各板バネ60の外環部62をヨーク30との間で挟持するように、[7]までに組み立てられた部品にカバー80およびベース85を取り付け、ヨーク30とカバー80との間に上側板バネ60Uの外環部62を、ヨーク30の外筒部32の下端面とベース85ととの間に下側板バネ60Lの外環部62をそれぞれ接着する。この時、シート状電極90の延出部92をベースの挿通孔88を通して外部に延出させた状態となるようにする。
[9] [8]までに組み立てられた部品の一部であるホルダ10のネジ部にレンズ組立体5を螺合させる。
以下、上記基本構成のオートフォーカス用アクチュエータの作用について説明する。
図3において、磁界の向きが永久磁石40からヨーク30の内筒部31方向とする。ホルダ10が初期位置にある状態で、上方からコイル20を見たときに反時計回りに電流が流れるとコイル20すなわちホルダ10には上向きの電磁力が生じる。この電磁力と、ホルダ10の変位に応じて変化する板バネ60の弾性力とがつりあう状態となるまで、ホルダ10は変位する。電磁力はコイル20に流れる電流の量によって制御されるので、ホルダ10すなわちレンズ組立体5を任意の位置に変位させることができる。本基本構成のオートフォーカス用アクチュエータのコイル20に流れる電流の量から得られるレンズ組立体5の位置情報と、オートフォーカス用アクチュエータの下方に位置する検出素子(図示せず)で検出される画像情報とを所定のオートフォーカスアルゴリズムを備える演算部で高速演算し、その結果に基づいてコイル20に流れる電流を制御することによって、オートフォーカスが可能となる。
以下、本発明に係るオートフォーカス用アクチュエータのホルダおよびストッパの好適実施形態について詳細に説明する。
前述したように、ホルダ10とヨーク30とが接触すると、より詳しくはヨーク30の内筒部31の内周面とホルダ10の筒状部11の外周面とが接触すると、精度のよいレンズ組立体5の移動を実現できなくなるという問題がある。
また、上記問題点を解決するために、内筒部31の内周面と筒状部11の外周面が接触しないように、内筒部31の内周面と筒状部11の外周面との間隔を大きくすると、オートフォーカス用アクチュエータ1の耐衝撃性が低下するという問題もある。
例えば、携帯電話が使用される高さから落とした場合に、十分な耐衝撃性を確保するためには、内筒部31の内周面と筒状部11の外周面との間隔を0.1mm程度にする必要がある。
上記基本構成では、顕微鏡等を使用して、上面側からストッパ70の開口71および略半円状の凹部65を通して、ホルダ10の筒状部11とヨーク30の内筒部31との間隔を確認していた。この方法では、確認作業に時間がかかるという問題もある。
これらの問題に鑑み、本件発明者は、ヨークとホルダとの間隔を容易に確認することができるホルダおよびストッパを考案した。このようなホルダおよびストッパの好適な実施形態として、図15から図17に示すようなホルダ10およびストッパ70がある。
図15および図16に示すように、ホルダ10のフランジ部12の所定の位置に光通過部17が形成されている。また、図17に示すようにストッパ70の所定の位置に光通過部77が形成されている。光通過部17、77は、それぞれフランジ部12、ストッパ70を貫通する穴である。光通過部17(77)、内筒部31の内周面と筒状部11の外周面との間隔、光通過部77(17)を通る光によって、ヨーク30とホルダ10との間隔を確認することができる。
また、光通過部17、77は、フランジ部12およびストッパ70を貫通する穴が、光透過性材料で封止されてもよい。光透過性材料は、例えば、透明な樹脂である。また、光透過性材料は、内筒部31の内周面と筒状部11の外周面との間隔を見ることができる程度の透明性を有する。これにより、オートフォーカス用アクチュエータ1の内部に光通過部77から埃、水等が進入することを防ぐことができる。
また、光通過部17、77は、フランジ部12およびストッパを70を貫通せず、光が透過する程度の厚さを有する薄肉膜であってもよい。薄肉膜は、例えば、光透過性を確保できる0.1mm程度である。薄肉膜は、光が通過するとともにオートフォーカス用アクチュエータ1の内部に光通過部77から埃、水等が進入することを防ぐことができる。さらに、従来の工程を増やすことなく、光通過部17、77としての薄肉膜を有するホルダ10およびストッパ70を一体成型で作ることができる。
さらに、図16に示すように、筒状部11の外周面には、筒状部11の軸方向に延びる突起18が形成されている。図18に示すように、突起18および内筒部31の内周面は光通過部17、77内に見えるように設計されている。本実施形態では、光通過部17、77内に、内筒部31の内周面、筒状部11の外周面および突起18が見えるように形成されている。また、突起18は中央の凸部18aと、凸部18aの円周方向両側にある凹部18bとから構成されている。凸部18aの先端は、筒状部11の外周面より内筒部31の内周面に近くなるように形成されている。これにより、突起18の先端近傍を通過する光を見ることによって、ヨーク30とホルダ10との間隔を確認することができる。
図15から図17に示すように、本実施形態では、光通過部17および突起18は、フランジ部12および筒状部11の円周方向に120°間隔で3個形成されている。これにより、少なくとも3個の位置で内筒部31の内周面と筒状部11の外周面との間隔を見ることができ、ヨーク30とホルダ10との接触の確認精度を向上させることができる。
また、3個のフランジ部12の光通過部17および3個のストッパ70の光通過部77は、組み立てられた状態で、それぞれ光軸方向に互いに対向する位置に形成されている。これにより、フランジ部12の光通過部17およびストッパ70の光通過部77の間における内筒部31の内周面と筒状部11の外周面との間隔を見ることができ、ヨーク30とホルダ10との接触の確認精度を向上させることができる。
また、図15から図17に示すように、光通過部17、77は、内筒部31の内周面と筒状部11の外周面との間隔に沿って、フランジ部12およびストッパ70の円周方向に長軸が湾曲する長円形状を有する。これにより、フランジ部12およびストッパ70の強度を下げることなく内筒部31の内周面と筒状部11の外筒部との接触を確認できる範囲を効率よく広げることができる。
以上、説明した本発明の好適実施形態にかかるオートフォーカス用アクチュエータ1によれば、オートフォーカス用アクチュエータ1が組み立てられた状態で、光通過部17、77の光の通過を確認することによって、ヨーク30の内筒部31とホルダ10の筒状部11とが接触しているかどうかを容易に調べることができる。これにより、耐衝撃性を向上させるためにヨーク30の内筒部31とホルダ10の筒状部11との間隔を小さく設計しても、不良品検査を容易に行うことができる。
また、本実施形態では、光通過部17、77および突起18は、フランジ部12、ストッパ70および筒状部11の円周方向に等間隔に少なくとも3個形成されている場合について説明したが、本発明のオートフォーカス用アクチュエータはこれに限られることなく、4個以上の光通過部および突起を形成してもよい。
また、本実施形態では、光通過部17、77は、フランジ部12およびストッパ70の円周方向に長軸が湾曲する長円形状を有する場合について説明したが、本発明のオートフォーカス用アクチュエータはこれに限られることなく、例えば、長方形などの内筒部の内周面および突起の先端と筒状部の外筒部との接触を確認できる他の形状を有してもよい。
また、本実施形態では、ストッパ70側の光通過部77を封止する光透過性材料が透明な樹脂である場合について説明したが、本発明のオートフォーカス用アクチュエータはこれに限られることなく、例えば、ガラスなどの透明な他の材料であってもよい。
本発明のオートフォーカス用アクチュエータの斜視図である。 図1に示すオートフォーカス用アクチュエータの分解斜視図である。 図1に示すオートフォーカス用アクチュエータの断面概略図である。 円形ヨークを示す斜視図である。 ヨークの断面図であって、永久磁石のみを取り付けた場合の磁界の様子を示す。 ヨークの断面図であって、永久磁石および磁性部材を取り付けた場合の磁界の様子を示す。 円形リング状の磁性部材を示す斜視図である。 板バネの平面図である。 シート状電極の平面図である。 オートフォーカス用アクチュエータの断面概略図の一部であって、コイルの引き出し部をシート状電極に接続した状態を示す。 図10におけるAの部分拡大図である。 ホルダのフランジ部と、コイルの引き出し部と、シート状電極の位置関係を示す平面図である。 ストッパの平面図である。 カバーの開口とストッパの位置関係を示す平面図である。 本発明の好適実施形態のホルダの斜視図である。 本発明の好適実施形態のホルダの斜視図である。 本発明の好適実施形態のストッパの斜視図である。 本発明の好適実施形態の光通過部の拡大平面図である。 従来のオートフォーカス用アクチュエータの断面図である。
符号の説明
1 オートフォーカス用アクチュエータ
5 レンズ組立体
10 ホルダ
11 筒状部
12 フランジ部
12a 段部
13 突起
14 凹部
15 凸部(段部)
16 段部
17 光通過部
18 突起
18a 凸部
18b 凹部
20 コイル
21 引き出し部
22 はんだ付け部
23 ダミーワイヤー
24 応力緩和剤
30 ヨーク
31 内筒部
32 外筒部
33 磁石取付面
34 連結部
35 挿通孔
40 永久磁石
50 磁性部材
60 板バネ
60U 上側板バネ
60L 下側板バネ
61 内環部
62 外環部
63 連結部
65 内環部外縁の凹部
66 内環部内縁の凹部
70 ストッパ
71 開口
72 略三角形状の凹部
77 光通過部
80 カバー
80a 開口
80b 凸部
81 上板部
82 柱部
83 突出部
85 ベース
85a 開口
86 底板部
86a 開口
87 柱部
88 挿通孔
89 突起
90 シート状電極
91 リング状部
92 延出部
93 端子部
94 カバーフィルム
95 ダミー端子部
100 オートフォーカス用アクチュエータ
105 レンズ組立体
110 ホルダ
120 コイル
130 ヨーク
131 内筒部
132 外壁内面
140 永久磁石
160U 板バネ
160L 板バネ
180 フレーム
185 ベース

Claims (8)

  1. 一端にレンズ組立体が取り付けられる筒状部と該筒状部の他端の外周に設けられたフランジ部とを有するホルダと、
    前記ホルダの筒状部の周囲に位置するように前記フランジ部に固定されたコイルと、
    前記ホルダの筒状部が挿通する挿通孔をなす内筒部と、該内筒部の外側に所定間隔をおいて設けられた外筒部とを有し、前記内筒部と前記外筒部の前記ホルダのフランジ部と反対側の端部を一体に連結してなるとともに、前記所定間隔のスペースに前記コイルを収容するように構成されたヨークと、
    前記ヨークの外筒部の内周面の磁石取付面に前記コイルと間隔を置いて対向するように配置された永久磁石と、
    前記ホルダの筒状部の光軸方向両側に設けられ、前記ホルダを径方向に位置決めした状態で光軸方向に変位可能に支持する一対の板バネと、
    前記ヨークの内筒部から突出した状態にある前記筒状部の一端の外周に、前記板バネを前記ホルダとの間で挟持するように取り付けられる略リング状のストッパとを備え、前記コイルに通電することにより、前記レンズ組立体と一体となったホルダを光軸方向に位置調節可能にするオートフォーカス用アクチュエータであって、
    前記ヨークの内筒部の内周面と前記ホルダの筒状部の外周面との間隔を確認するために、前記フランジ部および前記ストッパの所定の位置に光が通過する光通過部を形成したことを特徴とするオートフォーカス用アクチュエータ。
  2. 前記光通過部は、前記フランジ部および前記ストッパを貫通する穴からなる請求項1に記載のオートフォーカス用アクチュエータ。
  3. 前記光通過部は、前記フランジ部および前記ストッパを貫通する穴からなり、該穴が光透過性材料で封止される請求項1に記載のオートフォーカス用アクチュエータ。
  4. 前記光通過部は、前記フランジ部および前記ストッパに一体に形成され、光が透過する薄肉膜からなる請求項1に記載のオートフォーカス用アクチュエータ。
  5. 前記筒状部の外周面には、さらに前記筒状部の軸方向に延びる突起が形成されており、該突起および前記内筒部の内周面は、前記光通過部内に見えるように配置される請求項1ないし4のいずれかに記載のオートフォーカス用アクチュエータ。
  6. 前記光通過部および前記突起は、前記筒状部の周方向に等間隔に少なくとも3個形成されている請求項5に記載のオートフォーカス用アクチュエータ。
  7. 前記フランジ部の光通過部および前記ストッパの光通過部は、光軸方向に互いに対向する位置に形成されている請求項1に記載のオートフォーカス用アクチュエータ。
  8. 前記光通過部は、前記フランジ部および前記ストッパの周方向に長軸が湾曲する長円形状を有する請求項1に記載のオートフォーカス用アクチュエータ。
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