JP2004154000A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 回転電機の組立状態,組付状態でエアギャップを実測可能にすること。
【解決手段】 ステータ9は、ステータコア9aに複数のコイル9cを巻装してなるものであり、ステータ9の外周部にはロータ10が設けられている。このロータ10は、ハウジング10aに複数のロータマグネット10bを接着してなるものであり、ハウジング10aには、エアギャップ15に対向して複数のギャップ測定孔10eが形成されている。この構成の場合、モータ11の組立状態あるいは組付状態でギャップ測定孔10eからエアギャップ15内にゲージ23を挿入し、ゲージ23のエアギャップ15に対する挿入状態に基づいてエアギャプ15の幅寸法Wを実測できる。
【選択図】 図1
【解決手段】 ステータ9は、ステータコア9aに複数のコイル9cを巻装してなるものであり、ステータ9の外周部にはロータ10が設けられている。このロータ10は、ハウジング10aに複数のロータマグネット10bを接着してなるものであり、ハウジング10aには、エアギャップ15に対向して複数のギャップ測定孔10eが形成されている。この構成の場合、モータ11の組立状態あるいは組付状態でギャップ測定孔10eからエアギャップ15内にゲージ23を挿入し、ゲージ23のエアギャップ15に対する挿入状態に基づいてエアギャプ15の幅寸法Wを実測できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ステータとロータとの間のエアギャップを測定する構成を備えた回転電機に関する。
例えばアウタロータ形3相DCブラシレスモータの場合、ステータおよびロータの個々の寸法精度でエアギャップを管理するようにしており、モータの組立状態あるいは組付状態でエアギャップを実測することができなかった。
このため、量産時の材料,加工精度,工程能力等でエアギャップにばらつきが生じ、モータの電気特性,トルク特性,電磁音,振動等が安定しない虞れがあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、組立状態あるいは組付状態でエアギャップを実測することが可能な回転電機を提供することにある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、組立状態あるいは組付状態でエアギャップを実測することが可能な回転電機を提供することにある。
請求項1記載の回転電機は、ステータとロータとの間のエアギャップを測定するギャップ測定孔を備え、ロータの回転軸を支承する軸受ブラケットにギャップ測定孔が形成されているところに特徴を有している。
上記手段によれば、回転電機の組立状態あるいは組付状態でギャップ測定孔からエアギャップ内にゲージを挿入し、ゲージのエアギャップに対する挿入状態に基づいてエアギャプの幅寸法を実測したり、ギャップ測定孔を通してエアギャップを視認することに基づいてエアギャプの幅寸法を実測できる。このため、エアギャップの実測結果に基づいてエアギャップを調整したり、エアギャップが所定範囲内にないものを除外することができるので、電気特性,トルク特性,電磁音,振動等が安定する。しかも、エアギャップに対応するスペースがロータ等にない場合でも、ギャップ測定孔を設けることができる。
上記手段によれば、回転電機の組立状態あるいは組付状態でギャップ測定孔からエアギャップ内にゲージを挿入し、ゲージのエアギャップに対する挿入状態に基づいてエアギャプの幅寸法を実測したり、ギャップ測定孔を通してエアギャップを視認することに基づいてエアギャプの幅寸法を実測できる。このため、エアギャップの実測結果に基づいてエアギャップを調整したり、エアギャップが所定範囲内にないものを除外することができるので、電気特性,トルク特性,電磁音,振動等が安定する。しかも、エアギャップに対応するスペースがロータ等にない場合でも、ギャップ測定孔を設けることができる。
その他発明1の回転電機は、ギャップ測定孔がロータに設けられ、ギャップ測定孔の沿面の一部が、ステータとの間でエアギャップを構成するロータマグネットの一面と略一直線状をなしているところに特徴を有している。
上記手段によれば、ゲージをギャップ測定孔の沿面の一部からロータマグネットの一面に沿わせてエアギャップに挿入することができる。このため、ゲージがステータに引掛かってしまうことが防止されるので、ゲージのエアギャップに対する挿入作業性が向上する。
上記手段によれば、ゲージをギャップ測定孔の沿面の一部からロータマグネットの一面に沿わせてエアギャップに挿入することができる。このため、ゲージがステータに引掛かってしまうことが防止されるので、ゲージのエアギャップに対する挿入作業性が向上する。
その他発明2の回転電機は、ロータが金属製のハウジング,ロータマグネット,ハウジングおよびロータマグネットを一体化する樹脂部を有し、ギャップ測定孔が前記樹脂部に設けられ、ギャップ測定孔の沿面が前記樹脂部により構成されているところに特徴を有している。
上記手段によれば、ギャップ測定孔の沿面が樹脂により構成されている。このため、ゲージが異材質間(例えば金属製のハウジングと樹脂部との間)で引掛かり難くなるので、ゲージのギャップ測定孔に対する挿入作業性が向上する。
上記手段によれば、ギャップ測定孔の沿面が樹脂により構成されている。このため、ゲージが異材質間(例えば金属製のハウジングと樹脂部との間)で引掛かり難くなるので、ゲージのギャップ測定孔に対する挿入作業性が向上する。
その他発明3の回転電機は、ロータが金属製のハウジング,ロータマグネット,ハウジングおよびロータマグネットを一体化する樹脂部を有し、ギャップ測定孔が前記ハウジングに設けられ、ギャップ測定孔の沿面が前記ハウジングにより構成されているところに特徴を有している。
上記手段によれば、ギャップ測定孔の沿面が金属製のハウジングにより構成されている。このため、ゲージが異材質間で引掛かることが防止されるので、ゲージのギャップ測定孔に対する挿入作業性が向上する。
上記手段によれば、ギャップ測定孔の沿面が金属製のハウジングにより構成されている。このため、ゲージが異材質間で引掛かることが防止されるので、ゲージのギャップ測定孔に対する挿入作業性が向上する。
その他発明4の回転電機は、ギャップ測定孔の沿面のうちゲージの挿入開始端部が傾斜状あるいは円弧状をなしているところに特徴を有している。
上記手段によれば、ギャップ測定孔内にゲージを挿入するにあたって、ゲージがギャップ測定孔の挿入開始端部に引掛かり難くなるので、ギャップ測定孔に対するゲージの挿入作業性が向上する。
上記手段によれば、ギャップ測定孔内にゲージを挿入するにあたって、ゲージがギャップ測定孔の挿入開始端部に引掛かり難くなるので、ギャップ測定孔に対するゲージの挿入作業性が向上する。
その他発明5の回転電機は、ギャップ測定孔の径方向幅寸法がエアギャップより大きいところに特徴を有している。
上記手段によれば、ギャップ測定孔の径方向幅寸法がエアギャップより大きいので、ギャップ測定孔を通してエアギャップにゲージを挿入し易くなる。
上記手段によれば、ギャップ測定孔の径方向幅寸法がエアギャップより大きいので、ギャップ測定孔を通してエアギャップにゲージを挿入し易くなる。
請求項1に係る発明によれば、ステータとロータとの間のエアギャップを測定するギャップ測定孔を設けた。このため、回転電機の組付状態あるいは組立状態でエアギャプの幅寸法を実測し、実測結果に基づいてエアギャップを調整したり、エアギャップが所定範囲内にないものを除外することができるので、電気特性,トルク特性,電磁音,振動等が安定する。しかも、軸受ブラケットにギャップ測定孔を形成したので、エアギャップに対応するスペースがロータ等にない場合でも、ギャップ測定孔を設けることができる。
その他発明1によれば、ギャップ測定孔の沿面の一部とロータマグネットの一面とを一直線状にした。このため、ゲージをギャップ測定孔からロータマグネットの一面に沿わせてエアギャップに挿入することができるので、ゲージのエアギャップに対する挿入作業性が向上する。
その他発明2によれば、ギャップ測定孔の沿面を樹脂により構成した。このため、ゲージが異材質間で引掛かることが防止されるので、ゲージのギャップ測定孔に対する挿入作業性が向上する。
その他発明2によれば、ギャップ測定孔の沿面を樹脂により構成した。このため、ゲージが異材質間で引掛かることが防止されるので、ゲージのギャップ測定孔に対する挿入作業性が向上する。
その他発明3によれば、ギャップ測定孔の沿面を金属製のハウジングにより構成した。このため、ゲージが異材質間で引掛かることが防止されるので、ゲージのギャップ測定孔に対する挿入作業性が向上する。
その他発明4によれば、ギャップ測定孔の沿面の少なくとも一部を傾斜状あるいは円弧状に形成した。このため、ゲージがギャップ測定孔の挿入開始端部に引掛かることが防止されるので、ギャップ測定孔に対するゲージの挿入作業性が向上する。
その他発明4によれば、ギャップ測定孔の沿面の少なくとも一部を傾斜状あるいは円弧状に形成した。このため、ゲージがギャップ測定孔の挿入開始端部に引掛かることが防止されるので、ギャップ測定孔に対するゲージの挿入作業性が向上する。
その他発明5によれば、ギャップ測定孔の径方向幅寸法をエアギャップより大きくしたので、ギャップ測定孔を通してエアギャップにゲージを挿入し易くなる。
以下、本発明の第1実施例を図1ないし図3に基づいて説明する。まず、図3において、外箱1内には、複数の弾性吊持機構2を介して水受槽3が弾性吊持されている。この水受槽3の底部には、図2に示すように、金属製の上カップ5がねじ止めされており、この上カップ5の中央部にはコロガリ軸受5aの外輪が固定されている。
上カップ5には金属製の下カップ6が溶接されている。この下カップ6の中央部にはコロガリ軸受6aの外輪が固定されており、コロガリ軸受5aの内輪およびコロガリ軸受6aの内輪には円筒状の槽軸7が固定されている。そして、槽軸7の上端部には、図3に示すように、回転槽8がねじ止めされており、この回転槽8は水受槽3内に収納されている。
上カップ5には金属製の下カップ6が溶接されている。この下カップ6の中央部にはコロガリ軸受6aの外輪が固定されており、コロガリ軸受5aの内輪およびコロガリ軸受6aの内輪には円筒状の槽軸7が固定されている。そして、槽軸7の上端部には、図3に示すように、回転槽8がねじ止めされており、この回転槽8は水受槽3内に収納されている。
下カップ6には、図2に示すように、ステータ9がねじ止めされている。このステータ9は、36極形のステータコア9aと、ステータコア9aに軸方向から被せられた2つの絶縁カバー9bと、36個のコイル9cとを主体に構成されたものであり、各コイル9cは、ステータコア9aの各ティースに両絶縁カバー9bの上から巻装されている。
ロータ10は、円皿状をなす鉄板製のハウジング10aと、ハウジング10aの内周面に接着された24個のロータマグネット10bと、ハウジング10aの中央部に形成された樹脂製のブラケット部10cとを主体に構成されたものであり、ブラケット部10c内には金属パイプ製のボス10dが埋設されている。尚、符号11は、ステータ9とロータ10とから構成されたアウタロータ形の3相DCブラシレスモータを示している。
ロータ10は、円皿状をなす鉄板製のハウジング10aと、ハウジング10aの内周面に接着された24個のロータマグネット10bと、ハウジング10aの中央部に形成された樹脂製のブラケット部10cとを主体に構成されたものであり、ブラケット部10c内には金属パイプ製のボス10dが埋設されている。尚、符号11は、ステータ9とロータ10とから構成されたアウタロータ形の3相DCブラシレスモータを示している。
槽軸7内には撹拌軸12が収納されており、この撹拌軸12の上端部には、図3に示すように、回転槽8内に位置して撹拌体13がねじ止めされている。また、撹拌軸12の下端部には、図2に示すように、ロータ10のボス10dが挿入されている。そして、撹拌軸12の下端部にはねじ14が締込まれており、ロータ10は、ねじ14と撹拌軸12との間でボス10dを締結することに伴い、撹拌軸12に固定されている。
ロータ10のハウジング10aには、図1に示すように、等ピッチで複数のギャップ測定孔10eが形成されている(1個のみ図示する)。これら各ギャップ測定孔10eは、ステータ9とロータ10との間のエアギャップ15に対向するものであり、各ギャップ測定孔10eの沿面のうち内周部は、ステータコア9aの外周面を垂直下方に延長してなる曲面内に位置し、各ギャップ測定孔10eの沿面のうち外周部は、ロータマグネット10bの内周面を垂直下方に延長してなる曲面内に位置している。
尚、エアギャップ15の径方向幅寸法Wの設計値は1.0mmである。また、エアギャップ15の公差は±0.5mmであり、この公差は、ステータ9およびロータ10を組付る際の組付公差,ステータ9およびロータ10を量産する際の量産加工公差等を考慮したものである。
外箱1の上端部には、図3に示すように、前側部に位置して操作パネル16が装着されており、この操作パネル16内には、商用交流電源を倍電圧直流電源に変換する直流電源回路,6個のIGBTを3相ブリッジ接続してなるインバータ回路,マイクロコンピュータを主体とする制御装置(いずれも図示せず)等が組込まれている。そして、インバータ回路の出力側は、ステータ9の各相のコイル9cに接続されており、制御装置は、インバータ回路の各IGBTをPWM制御することに伴い、直流電源回路からインバータ回路を通して各相のコイル9cに駆動電源を供給し、ロータ10と一体的に撹拌軸12および撹拌体13を目標速度で回転させる。
外箱1の上端部には、図3に示すように、前側部に位置して操作パネル16が装着されており、この操作パネル16内には、商用交流電源を倍電圧直流電源に変換する直流電源回路,6個のIGBTを3相ブリッジ接続してなるインバータ回路,マイクロコンピュータを主体とする制御装置(いずれも図示せず)等が組込まれている。そして、インバータ回路の出力側は、ステータ9の各相のコイル9cに接続されており、制御装置は、インバータ回路の各IGBTをPWM制御することに伴い、直流電源回路からインバータ回路を通して各相のコイル9cに駆動電源を供給し、ロータ10と一体的に撹拌軸12および撹拌体13を目標速度で回転させる。
槽軸7の外周面には、図2に示すように、下カップ6とロータ10との間に位置してクラッチホルダ17が固定されており、このクラッチホルダ17の外側部には、軸18を介してクラッチ19が回動可能に連結されている。このクラッチ19には凸部19aが形成されており、この凸部19aにはトグルばね20の一端部が押込まれている。尚、トグルばね20は圧縮コイルばねからなるものである。
トグルばね20の他端部は、クラッチホルダ18の凹部(図示せず)内に押込まれており、トグルばね20は、クラッチ19の凸部19aが中立線αの矢印A方向側にある場合、クラッチ19を矢印A方向へ付勢し、クラッチ19の凸部19aが中立線αの反矢印A方向側にある場合、クラッチ19を反矢印A方向へ付勢する。
ロータ10のハウジング10aには、放射状に延びる複数の係合凸部10fが設けられている。これら各係合凸部10fは合成樹脂からなるものであり、ブラケット部10cの成形時に一体形成されている。また、クラッチ19の下面には連結突部19bが形成されており、二点鎖線で示すように、クラッチ19が反矢印A方向へ回動した状態では、連結突部19bが係合凸部10f間に係合している。
ロータ10のハウジング10aには、放射状に延びる複数の係合凸部10fが設けられている。これら各係合凸部10fは合成樹脂からなるものであり、ブラケット部10cの成形時に一体形成されている。また、クラッチ19の下面には連結突部19bが形成されており、二点鎖線で示すように、クラッチ19が反矢印A方向へ回動した状態では、連結突部19bが係合凸部10f間に係合している。
この状態でロータ10が回転すると、ロータ10の回転力が連結突部19bからクラッチ19およびクラッチホルダ17を介して槽軸7に伝達され、クラッチホルダ17,クラッチ19,槽軸7と一体的に回転槽8が回転する。これと共に、ロータ10の回転力が撹拌軸12を通して撹拌体13に伝達され、撹拌体13が回転槽8に同期して回転することに伴い、脱水運転が行われる(いわゆるダイレクトドライブ方式)。
上カップ5および下カップ6にはねじ21が固定されており、このねじ21にはレバー22が回動可能に装着されている。そして、ねじ21の外周部には捩りコイルばね(図示せず)が装着されており、この捩りコイルばねは、レバー22がクラッチ19の回転軌跡外に退避するように、レバー22を付勢している。また、レバー22にはレバーモータ(図示せず)が連結されており、レバーモータの作動に伴いレバー22が回動し、クラッチ19の回転軌跡内に進入すると、ロータ10と一体的に回転するクラッチ19がレバー22に当接し、実線で示すように、軸18を中心に矢印A方向へ回動する。
クラッチ19の上面には拘束突部19cが形成されている。そして、下カップ6にはクラッチ係合孔6bが形成されており、クラッチ19が矢印A方向へ回動して拘束突部19cがクラッチ係合孔6b内に係合すると、クラッチ19の連結突部19bとロータ10の係合凸部10fとの係合が解除され、槽軸7の回転がクラッチ19,クラッチホルダ17,下カップ6を介して拘束される。従って、ロータ10の回転力が撹拌軸12を通して撹拌体13のみに伝達され、洗い運転が行われる。
尚、クラッチ19の拘束突部19cが下カップ6のクラッチ係合孔6bに係合した状態でレバーモータが作動し、レバー22が回動すると、レバー22がクラッチ19に当接し、図2に二点鎖線で示すように、クラッチ19が反矢印A方向へ回動する。すると、クラッチ19の連結突部19bがロータ10の係合凸部10f間に係合し、クラッチ19の拘束突部19cと下カップ6のクラッチ係合孔6bとの係合が解除される。
上記洗濯機の場合、エアギャップ15の径方向幅寸法Wに応じた各種寸法のゲージ23(図1参照)が用意されており、エアギャップ15の径方向幅寸法Wを測定するには、まず、下カップ6にステータ9を固定し、撹拌軸12にロータ10を固定し、洗濯機にモータ11を組付ける。次に、図1に二点鎖線で示すように、各ギャップ測定孔10eを通してエアギャップ15内に複数のゲージ23を挿入し、各ゲージ23のエアギャップ15に対する挿入状態に基づいて、エアギャップ15の径方向幅寸法Wが「1.0±0.5mm」の範囲内にあるかを確認する。
上記実施例によれば、ステータ9とロータ10との間のエアギャップ15を測定するギャップ測定孔10eを設けた。このため、モータ11の組付状態でエアギャプ15の幅寸法Wを実測し、幅寸法Wの実測結果に基づいてエアギャップ15を調整したり、エアギャップ15が所定範囲内にないモータ11を除外することができるので、モータ11の電気特性,トルク特性,電磁音,振動等が安定する。
また、ギャップ測定孔10eの沿面のうち外周部とロータマグネット10bの内周面とを一直線状にした。このため、ゲージ23をギャップ測定孔10eの外周部からロータマグネット10bの内周面に沿わせてエアギャップ15内に挿入することができるので、ゲージ23がステータコア9aの外周部に引掛かってしまうことが防止される。従って、ゲージ23のエアギャップ15に対する挿入作業性が向上するので、エアギャップ16の測定作業が迅速且つ正確に行われる。
次に本発明の第2実施例を図4および図5に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。まず、図5において、ハウジング10aには、エアギャップ15の下方に位置して複数の孔10gが形成されている(1個のみ図示する)。また、ハウジング10aの外周部には樹脂部10hが形成されている。この樹脂部10hは、ブラケット部10cおよび複数の係合凸部10fの成形時に一体形成されたものであり、複数のロータマグネット10bをハウジング10aに固定している。
樹脂部10hには、図4に示すように、各孔10g内に位置してギャップ測定孔10iが形成されている。これら各ギャップ測定孔10iは、沿面(内面)が全て樹脂部10hから構成されたものであり、各ギャップ測定孔10iの沿面のうち内周部は、上方へ向かうに従って外周側へ傾斜する傾斜状をなし、各ギャップ測定孔10iの沿面のうち外周部は、上方へ向かうに従って内周側へ傾斜する傾斜状をなしている。
各ギャップ測定孔10iの沿面のうち内周部は、ステータコア9aの外周面より内周側に位置し、各ギャップ測定孔10iの沿面のうち外周部は、上端部がロータマグネット10bの内周面と一直線状をなしており、各ギャップ測定孔10iの径方向幅寸法はエアギャップ15より大きく設定されている。
上記実施例によれば、ギャップ測定孔10iの沿面を樹脂部10hにより構成した。このため、ギャップ測定孔10iの沿面を樹脂部10hおよびハウジング10aにより構成する場合とは異なり、ゲージ23をギャップ測定孔10i内に挿入するにあたって、ゲージ23が樹脂部10hとハウジング10aとの境界部分で引掛かることが防止されるので、ゲージ23のギャップ測定孔10iに対する挿入作業性が向上する。
上記実施例によれば、ギャップ測定孔10iの沿面を樹脂部10hにより構成した。このため、ギャップ測定孔10iの沿面を樹脂部10hおよびハウジング10aにより構成する場合とは異なり、ゲージ23をギャップ測定孔10i内に挿入するにあたって、ゲージ23が樹脂部10hとハウジング10aとの境界部分で引掛かることが防止されるので、ゲージ23のギャップ測定孔10iに対する挿入作業性が向上する。
また、ギャップ測定孔10iの沿面を傾斜状にした。このため、ギャップ測定孔10i内にゲージ23を挿入するにあたって、ギャップ測定孔10iの下端部(ゲージ23の挿入開始端部)にゲージ23が引掛かることが防止されるので、ギャップ測定孔10iに対するゲージ23の挿入作業性が一層向上する。
また、ギャップ測定孔10iの径方向幅寸法をエアギャップ15より大きくしたので、ギャップ測定孔10iを通してエアギャップ15にゲージ23を挿入し易くなる。特にエアギャップ15の径方向幅寸法にプラス公差(具体的には+0.5mm)がある場合、ギャップ測定孔10iの径方向幅寸法がエアギャップ15と同一であると、プラス公差に対応するゲージ23をギャップ測定孔10iに挿入できない。これに対して、ギャップ測定孔10iの径方向幅寸法がエアギャップ15より大きければ、ギャップ測定孔10i内にプラス公差のゲージ23を容易に挿入できる。
また、ギャップ測定孔10iの径方向幅寸法をエアギャップ15より大きくしたので、ギャップ測定孔10iを通してエアギャップ15にゲージ23を挿入し易くなる。特にエアギャップ15の径方向幅寸法にプラス公差(具体的には+0.5mm)がある場合、ギャップ測定孔10iの径方向幅寸法がエアギャップ15と同一であると、プラス公差に対応するゲージ23をギャップ測定孔10iに挿入できない。これに対して、ギャップ測定孔10iの径方向幅寸法がエアギャップ15より大きければ、ギャップ測定孔10i内にプラス公差のゲージ23を容易に挿入できる。
また、ギャップ測定孔10iの沿面のうち外周側の上端部をロータマグネット10bの内周面と一直線状にしたので、ゲージ23をギャップ測定孔10eからロータマグネット10bの内周面に沿わせてエアギャップ15に挿入することができる。このため、ゲージ23がステータコア9aに引掛かってしまうことが防止されるので、ゲージ23のエアギャップ15に対する挿入作業性が向上する。
次に本発明の第3実施例を図6に基づいて説明する。尚、上記第2実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。ロータ10のハウジング10aには、複数のギャップ測定孔10jが形成されている。これら各ギャップ測定孔10jは、ハウジング10aを搾って(プレスして)形成されたものであり、各ギャップ測定孔10jの沿面は全てハウジング10aにより構成されている。
各ギャップ測定孔10jの沿面は、下端部が円弧状(R状)をなしている。また、各ギャップ測定孔10jの沿面のうち内周部は、ステータコア9aの外周面より内周側に位置し、各ギャップ測定孔10jの沿面のうち外周部は、上端部がロータマグネット10bの内周面と一直線状をなしており、各ギャップ測定孔10jの径方向幅寸法はエアギャップ15より大きく設定されている。
上記実施例によれば、ギャップ測定孔10jの沿面をハウジング10aにより構成した。このため、ギャップ測定孔10jの沿面を樹脂部10hおよびハウジング10aにより構成する場合とは異なり、ゲージ23をギャップ測定孔10j内に挿入するにあたって、ゲージ23が樹脂部10hとハウジング10aとの境界部分で引掛かることが防止されるので、ゲージ23のギャップ測定孔10jに対する挿入作業性が向上する。
また、ギャップ測定孔10jの沿面の下端部を円弧状にした。このため、ギャップ測定孔10j内にゲージ23を挿入するにあたって、ギャップ測定孔23の下端部にゲージ23が引掛かることが防止される。特に、ギャップ測定孔10jの沿面をハウジング10aから構成する場合には、ギャップ測定孔10jの沿面の下端部を傾斜状に形成し難い事情があるが、円弧状にすれば、ギャップ測定孔10jを容易にプレス成形できる。
また、ギャップ測定孔10jの径方向幅寸法をエアギャップ15より大きくしたので、ギャップ測定孔10jを通してエアギャップ15にゲージ23を挿入し易くなる。これと共に、ギャップ測定孔10j内にプラス公差のゲージ23を容易に挿入できる。
また、ギャップ測定孔10jの沿面のうち外周側の上端部をロータマグネット10bの内周面と一直線状にした。このため、ゲージ23をギャップ測定孔10jからロータマグネット10bの内周面に沿わせてエアギャップ15に容易に挿入することができる。
また、ギャップ測定孔10jの沿面のうち外周側の上端部をロータマグネット10bの内周面と一直線状にした。このため、ゲージ23をギャップ測定孔10jからロータマグネット10bの内周面に沿わせてエアギャップ15に容易に挿入することができる。
尚、上記第1〜第3実施例においては、ギャップ測定孔10e,10i,10j内を通してエアギャップ15にゲージ23を挿入することに伴いエアギャップ15の幅寸法Wを測定したが、これに限定されるものではなく、例えば、ギャップ測定孔10e,10i,10j内を通してエアギャップ15を目で見ることに伴い、エアギャップ15の幅寸法Wを視覚的に測定しても良い。
また、上記第1〜第3実施例においては、ロータ10にギャップ測定孔10e,10i,10jを複数個形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、1個だけ形成しても良い。
また、上記第1〜第3実施例においては、ギャップ測定孔10e,10i,10jを円周方向に延びる矩形状(円弧状)にしたが、これに限定されるものではなく、例えば円形状あるいは円周方向に延びる楕円形状にしても良い。
また、上記第1〜第3実施例においては、ギャップ測定孔10e,10i,10jを円周方向に延びる矩形状(円弧状)にしたが、これに限定されるものではなく、例えば円形状あるいは円周方向に延びる楕円形状にしても良い。
また、上記第1〜第3実施例においては、本発明をアウタロータ形DCブラシレスモータに適用したが、これに限定されるものではなく、例えばインナロータ形DCブラシレスモータやコンデンサ誘導モータ等、各種のモータに適用できる。図7は、洗濯機の回転槽および撹拌体を回転させるためのコンデンサ誘導モータ28に本発明を適用した第4実施例を示すものである。以下、本発明の第4実施例について詳述する。
軸受ブラケット24および25にはコロガリ軸受24aの外輪およびコロガリ軸受25aの外輪が固定されており、コロガリ軸受24aの内輪およびコロガリ軸受25aの内輪にはロータ26の回転軸26aが固定されている。尚、軸受ブラケット24および25は、鉄やステンレス等の金属により形成されたものである。
軸受ブラケット24および25にはステータ27が固定されている。このステータ27は、ステータコア27aに複数のコイル27bを巻装してなるものであり、軸受ブラケット24および25には複数のギャッップ測定孔24bおよび25bが形成されている。これら各ギャッップ測定孔24bおよび25bは、ロータ26およびステータ27間のエアギャップに対向するものであり、各ギャッップ測定孔24bおよび25bの径方向幅寸法は、ロータ26およびステータ27間のエアギャップ29より大きく設定されている。
軸受ブラケット24および25にはステータ27が固定されている。このステータ27は、ステータコア27aに複数のコイル27bを巻装してなるものであり、軸受ブラケット24および25には複数のギャッップ測定孔24bおよび25bが形成されている。これら各ギャッップ測定孔24bおよび25bは、ロータ26およびステータ27間のエアギャップに対向するものであり、各ギャッップ測定孔24bおよび25bの径方向幅寸法は、ロータ26およびステータ27間のエアギャップ29より大きく設定されている。
上記実施例によれば、モータ28の組立状態あるいは洗濯機に対する組付状態で各ギャップ測定孔24bおよび25bを通してエアギャップ29内に複数のゲージ23を挿入する。そして、各ゲージ23のエアギャップ29に対する挿入状態に基づいて、エアギャップ29の径方向幅寸法が所定範囲内にあるかを計測する。従って、計測結果に基づいてエアギャップ29を調整したり、エアギャップ29が所定範囲内にないモータ28を除外することができるので、モータ28の電気特性,トルク特性,電磁音,振動等が安定化する。
しかも、軸受ブラケット24および25にギャップ測定孔24bおよび25bを形成したので、ロータ26およびステータ27にエアギャップに対応するスペースがない場合でも、ギャップ測定孔24bおよび25bを設けることが可能になる。
尚、上記第4実施例においては、各ギャップ測定孔24bおよび25bの成形時にバーリング加工等を施すことに伴い、各ギャップ測定孔24bおよび25bの沿周を円弧状にしても良い。この構成の場合、ゲージ23が各ギャップ測定孔24bおよび25bの挿入開始端部に引掛かることが防止されるので、各ギャップ測定孔24bおよび25bに対するゲージ23の挿入作業性が向上する。
尚、上記第4実施例においては、各ギャップ測定孔24bおよび25bの成形時にバーリング加工等を施すことに伴い、各ギャップ測定孔24bおよび25bの沿周を円弧状にしても良い。この構成の場合、ゲージ23が各ギャップ測定孔24bおよび25bの挿入開始端部に引掛かることが防止されるので、各ギャップ測定孔24bおよび25bに対するゲージ23の挿入作業性が向上する。
また、上記第4実施例においては、各ギャップ測定孔24bおよび25b内を通してエアギャップ28にゲージ23を挿入することに伴い、エアギャップ29の幅寸法を測定したが、これに限定されるものではなく、例えば、各ギャップ測定孔24bおよび25b内を通してエアギャップ29を目で見ることに伴い、エアギャップ29の幅寸法を視覚的に測定しても良い。
また、上記第4実施例においては、軸受ブラケット24および25にギャップ測定孔24bおよび25bを複数個形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、1個だけ形成しても良い。
また、上記第4実施例においては、軸受ブラケット24および25の双方にギャップ測定孔24bおよび25bを形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、軸受ブラケット24および25のいずれか一方にギャップ測定孔24bおよび25bを形成しても良い。
また、上記第4実施例においては、軸受ブラケット24および25の双方にギャップ測定孔24bおよび25bを形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、軸受ブラケット24および25のいずれか一方にギャップ測定孔24bおよび25bを形成しても良い。
9はステータ、10はロータ、10bはロータマグネット、10eはギャップ測定孔、10hは樹脂部、10iはギャップ測定孔、10jはギャップ測定孔、11はモータ、15はエアギャップ、23はゲージ、24は軸受ブラケット、24bはギャップ測定孔、25は軸受ブラケット、25bはギャップ測定孔、26はロータ、27はステータ、28はモータ、29はエアギャップを示す。
Claims (1)
- ステータとロータとの間のエアギャップを測定するギャップ測定孔を備え、ギャップ測定孔はロータの回転軸を支承する軸受ブラケットに形成されていることを特徴とする回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004015354A JP2004154000A (ja) | 2004-01-23 | 2004-01-23 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004015354A JP2004154000A (ja) | 2004-01-23 | 2004-01-23 | 回転電機 |
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Cited By (2)
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2004
- 2004-01-23 JP JP2004015354A patent/JP2004154000A/ja not_active Abandoned
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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