JP4945393B2 - 駆動用モータ - Google Patents

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Description

本発明は、駆動用モータにおいて、回転子の磁極位置を検知するホールICを搭載しているホールICホルダを精度よく固定子に取付けたモータに関する技術で、特に洗濯機の駆動用モータに関するものである。
回転子の磁極位置を検知するホールICの位置決め手段として、樹脂モールドした固定子のボビンに凹部を設ける位置決め手段(特許文献1)、固定子のコイルボビンに設けられた取付け穴にホールICホルダを固定する位置決め手段(特許文献2)は既に知られている事項である。
特開平11−234998号公報 特開2002−10576号公報
洗濯機の回転ドラムを駆動する駆動用モータは回転ドラムを直接駆動するので、大きな駆動トルクを必要とする。このため、固定子の外形寸法を大きくし、回転子の極数を多くしている。磁極の検知精度は固定子の巻線に発生する誘起電圧の位相を基準にしているのでホールICホルダの位置は固定子に対して精度よく取付けることが必要となる。また、回転子の極数が多くなると極数に比例して、電気角度あたりの機械角度の数値は小さくなり、許容される電気角度を一定とすると機械角度は小さくなるので、磁極を検知するためのホールICホルダの取付け精度を大幅に向上させる必要があるが、その取付け精度は十分ではなかった。
本発明は上記した問題点に鑑み、円周方向と半径方向の両方の取付け精度を向上させることにより、固定子に磁極を検知するためのホールICホルダの取付け精度を上げた駆動用モータを提供すること。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
磁極位置検出用ホールICがホールICホルダを介して取り付けられた駆動用モータにおいて、前記ホールICホルダが、固定子鉄心の外周側の継鉄に形成された、取付手段及び第1の位置決め手段と、固定子鉄心の内周側の歯部先端近傍に軸心方向の位置決めとして設けられた第2の位置決め手段と、により取付けられ、前記第2の位置決め手段が、前記固定子鉄心の内周側の歯部先端近傍に設けた爪部と、当該爪部と嵌合するホールICホルダの嵌合部と、からなる構成とする。さらに、固定子鉄心を直接樹脂モールドすることにより、巻線の絶縁物、電源供給コネクタ、三相短絡コネクタ及びホールICホルダ取付け部を合成樹脂で成形し、当該ホールICホルダの取付け部を固定鉄心の外周側にネジ止め可能に設け、当該取付け部と同一円周上に第一の位置決め部を設け、さらに、第二の位置決め部を固定鉄心の歯部先端部に設けること。
また、前記駆動用モータにおいて、前記第2の位置決め手段が、前記固定子鉄心の内周側の歯部先端近傍に設けた爪部と、当該爪部と嵌合するホールICホルダの嵌合部と、前記固定子鉄心の隣接する歯部先端間隙の幅、かつ、当該間隙位置に合致するホールICホルダの突起と、からなること。さらに、円周方向の位置決め精度を向上させるため、第一の位置決め部を固定子外周近傍である継鉄に設け、第二の位置決め部を歯部先端部に設けて、軸心方向の向きの精度を上げること。
本発明によれば、固定子の外周近傍の継鉄に第一の位置決め部を設けて、内径側に第二の位置決め部を設けて両者の距離を最大限に確保しているので軸心方向の取付け角度の精度を上げることができ、さらに、取付け部と位置決め部を分離することにより、ネジの締め付け荷重に起因する位置決精度の低下が防止できる。
したがって、ホールICホルダの取付け精度を向上することができる。
以下、本発明の実施形態に係わる実施例について、図を引用して説明する。
図1はドラム式洗濯乾燥機の縦断面図である。
外枠筐体は、外枠1と、前記外枠1を載置するように支持するベース部2を有する。
また、ベース部2がなく、外枠1だけで外枠筐体を構成するものもある。
外枠1は、正面の中央に設けられた開閉自在なる蓋体3を有する。
外枠1の内部には樹脂で成形された外槽4が配置され、前記外槽4の中には、回転自在の回転ドラム5が配置されている。回転ドラム5は、主軸6を介して駆動用モータ7と直結されている。駆動用モータ7は金属製フランジ8に固定され、金属製フランジ8は外槽4に固定されている。組み付け時は金属製フランジ8に主軸6及び駆動用モータ7が組込まれた駆動部組を外槽4に組み付けてから回転ドラム5を組み付けている。本実施例の場合、回転ドラム駆動用モータ7は磁石埋め込み形のインナーロータで固定子は集中巻の巻線を有するDCブラシレスモータを使用している。回転ドラム5の内側には脱水時に高速回転で洗濯物9に含まれている水分を脱水するための脱水穴10が全周に複数個設けられている。回転ドラム5には脱水時の洗濯物9によるアンバランス振動を低減するための流体バランサー11が設けられている。
蓋体3と外槽4の間で洗浄水を密封するために、ゴム製の弾性体で構成されるベローズ12が設けられている。
外槽4は洗濯物9によるアンバランス振動を低減するため、底部が2個のサスペンション13により支持されている。サスペンション13は外槽4及びそれに付属する全重量を支持するものであり、強固な構成にできている。また、脱水運転時に生じる外槽4の共振による異常振動を防止するための減衰機構などが設けられている。
また、外槽4の上部は、前後に配置された二個の引きバネ14、15により支持している。これらの引きバネ14、15は外槽4の前後方向の倒れ防止を兼ねた支持や脱水時の前後、上下及び左右方向の振動を低減するために設けられている。
ベース部2には洗濯水を排水するための排水ホース16が取付けられている。また、ベース部の四隅には取付け脚17が設けられている。この取付け脚17はゴムで形成され、ドラム式洗濯乾燥機の運転時の振動を減衰させている。
なお、上記の外枠筐体は外枠1とベース部2を有するが、ベース部2を設けず、外枠1に取付け脚17を設けるようにすることも可能である。この場合は、外枠1が外枠筐体になる。洗濯やすすぎ時には水道の蛇口に接続された給水ホース18、給水電磁弁19に接続された注水ホース20、洗剤トレー21を経由して、洗濯やすすぎに必要な水が供給される。供給された水は外槽4の底部に洗濯水として、またすすぎ時にはすすぎ水として溜められている。洗剤トレー21には洗濯時に必要な洗剤を投入し、すすぎ時には仕上がりをよくするために柔軟仕上げ剤を投入する。
洗濯時には、注水ホース20から供給された水が洗剤トレー21の洗剤を溶かしながら外槽4の上部からフレキシブルホース22を介して投入される。
外槽4の内側にある回転軸心線を横にした回転ドラム5には蓋体3を開けて投入されて 洗濯物9が内置される。回転ドラム5の内側には、洗濯時に洗濯物9を掻き揚げられるようにするために複数個のリフタ―23が設けられている。
洗濯やすすぎが終了して不要になった水や脱水時に洗濯物9から脱水された水は排水弁24を開放して排水ホース16から排水される。
乾燥時には、送風ファン25により送風された送風が洗濯物9の入った回転ドラム5の中、及び外周を通ってくるためリントが含まれるので、必ず乾燥フィルタ26を通す必要がある。
このため、乾燥フィルタ26を経由してヒータ27に送風し、加熱された温風は外槽上部に設けられた噴出口部28より回転ドラム5の中に送風される。
温風は、洗濯物9を通って回転ドラム5の後部から外槽4の底部に設けられた除湿装置29の通風口30を通って除湿され、送風ファン25により循環を繰り返して洗濯物9が乾燥される。
図2は、外槽4に駆動部組31が取付けられている部分縦断面図である。
駆動部組31は、外槽4の奥側に金属製フランジ8を介して取付けネジ35により取付けられている。駆動部組31を構成する金属製フランジ8の回転ドラム側ボス部32は内側にウォータシール33が圧入され、外側はゴムを被せている。この部分に外槽ボス部34が圧入され外槽4と駆動部組31とのシールが行われ洗浄水が外に漏れないように構成される。
回転ドラム側ボス部32の反対側には、駆動用モータ側ボス部37が設けられており主軸6を回転支持する軸受38、39が収納されている。主軸6には回転子36が挿入され、ナット40により固定されている。回転子36の外周には、固定子41が取付けネジ42により金属製フランジ8に固定されている。固定子41の上面にはモータカバー43が固定子41に取付けられている。
主軸6には回転ドラム5を取付けるためのフランジ45が嵌合固定されている。固定子41の内径と回転子36の外径との間隙は本実施例では0.6〜1mm程度なので、結露水等で容易に固定子41と回転子36は電気的に接続される虞がある。
そこで、主軸6との電気絶縁としては回転子36で行われている。
図3は、固定子41の第4図A−A縦断面図である。
分割固定子鉄心46の外周に固定子フランジ47が嵌合されている。分割固定子鉄心46の端面は端面支持部48により軸方向の位置が決められている。端面支持部48の長さは継鉄49の幅と同等かそれより若干短い状態で分割固定子鉄心46の端面に接触している。端面支持部48は継鉄49より長くなると歯部50の巻線収納部分が少なくなるので同等かそれより若干短くしている。分割固定子鉄心46は薄い板厚の電磁鋼板が積層された構造ゆえに外周を強く押えると端面側に変形が及ぶので、端面支持部48の長さを長くして、分割固定子鉄心46の端面を押えることにより剛性を上げている。固定子フランジ47の端面支持部48と分割固定子鉄心46の端面における嵌合部分を継鉄49までとすることにより、外形側に印加された荷重により端面部の変形を防止することができるので分割固定子鉄心46の剛性を上げることができる。
固定子フランジ47が嵌合された分割固定子鉄心46は合成樹脂51により、端面支持部48、継鉄49及び歯部50を一体に樹脂モールドして巻線52を収納する電気絶縁構造を形成している。巻線52は合成樹脂51により電気絶縁された歯部50に巻かれている。分割固定子鉄心46単体における真円度は分割した部分での剛性が小さいので変形し易く精度を維持することは困難である。このため、固定子フランジ47を分割固定鉄心46に嵌合すると、固定子フランジ47の精度にならうので固定子フランジ47の精度を上げることにより、精度と剛性を上げた状態で樹脂モールドすることができる。したがって、歯部50が多く、精度を有する分割固定子鉄心46の成形には固定子フランジ47を用いることは好適である。ホールICホルダ44は回転子36の磁極位置を検知するため固定子41の内径を臨むように取付けられている。
図4は、ホールICホルダ44を固定子41に取付けた正面図である。
固定子41の外周にはホールICホルダ44の取付けボス53が二箇所設けられており、ホールICホルダ44の取付け穴54(図示せず)と嵌合して、取付けネジ55により固定されている。また、2箇所設けられた取付けボス53の内一個所については、その両側に第一の位置決め突起部56が設けられ、ホールICホルダ44の第一の位置決め穴部57と嵌合して第一の位置決め部を構成している。第一の位置決め突起部56は一個の取付けボス53と同心円上で円周方向に沿って配置され、緩やかなテーパの円錐形状で構成されている。
第一の位置決め突起部56を二箇所設けることにより位置は一義的に決定されるが、ホールICホルダ44に設けられた第一の位置決め穴部57と第一の位置決め突起部56は作業性をよくするため隙間嵌めとなっているので誤差が発生する。この誤差を最小限にするため、第一の位置決め部から距離をおいて歯部50の先端近傍に第二の位置決め部を設けることにより誤差を少なくすることができる。また、ホールICホルダの固定時には、取付け部はネジ等で行うため大きな荷重が加わるが、ホールICホルダの取付け部と位置決め部を分離して配置することにより、分離している位置決め部には直接荷重がかからず、しかも、軸心方向には第一の位置決め部と第二の位置決め部が距離をおいて配置されているのでホールICホルダを精度よく固定子に取付けができる。
図5は、図4の裏面図である。
固定子フランジ47に分割固定子鉄心46を嵌合して樹脂モールド時に巻線52の絶縁物58、電源供給コネクタ59及び三相短絡コネクタ60が合成樹脂で成形されている。
また、固定子41を金属製フランジ8から絶縁するため、固定子取付け部61も合成樹脂51で成形されている。
図6は、図4におけるホールICホルダ44を除去した図である。
固定子41には、ホールICホルダ44を取付けるための取付けボス53が、外周側、かつ同一円周上に二箇所設けられ、この取付けボスの内一箇所は、その両側には第一の位置決め突起56が、前記取付けボス53と同一円周上に設けられている。これらは、樹脂モールド時に一緒に形成される。
図7は、第6図に示される取付けボス53近傍の部分拡大図である。
ホールICホルダ44を取付ける取付けボス53は同一円周上に二個所設けられ、当該取付けボス53の内の一個には、その両側、かつ、歯部50の中心線上の基部に、第一の位置決め突起56各々が当該取付けボス53を挟んで対称に設けられている。
当該第一の位置決め突起56がその基部に設けられた各々の歯部50の先端には爪部62が成形されている。さらに、歯部50の先端付近には、歯部50の絶縁物58を構成する鍔部64が形成されて、隣接する歯部50間先端部に開口部63が形成されている。
第一の位置決め突起56は各々歯部50の中心線上に位置させて対称形を維持して、円周方向リブ65、半径方向リブ66により樹脂モールド時のヒケや収縮のよる倒れ防止を行い精度よく成形されている。
図8は、第一の位置決め突起56と爪部62を結ぶ線、図7のB−B線での断面図を示す。
爪部62は分割固定子鉄心46の歯部50先端より固定子中心側に位置し、その端面部より離れた位置に設けられている。
このように分割固定子鉄心46の端面から離すことにより回転子36と干渉しないでホールICホルダ44を爪部62で抜け止めを行うことができる。
図9は、ホールICホルダ44の表側からみた正面図である。
ホールIC基板(図示せず)を収納する凹部67、固定子41に設けられた爪部62が固定される爪部固定部68が設けられている。また、取付け穴54は間隔をおいて二箇所設けられ、当該取付け穴54の両側には第一の位置決め穴57が設けられている。
ホールIC基板に搭載する磁極検知用のホールICの間隔は、電気角度で120度に配置すると極数が56で内径寸法が209mmなので約7.8mmとなり、間隔が狭くなるので部品配置がしづらくなる。
そこで、電気角度120度の2〜3倍とすることにより間隔を広げて配置しやすくしている。あまり広げるとホールICホルダ44の大きさが大きくなり材料コストが増加する。
図10は、ホールICホルダ44の裏面側正面図である。
固定子41の開口部63に嵌合する第二の位置決め突起69と鍔部64のストッパー70が設けられ、当該開口部63と突起69及びストッパー70により第二の位置決め部を構成している。
図11は、第二の位置決め部の一部を構成する突起69とストッパー70の部分断面図である。
第二の位置決め突起69は固定子41の積厚方向に突き出ている。また、第一の位置決め穴部57は、間隙を小さくするため円筒状形状として第一の位置決め突起56の円錐形状と嵌合するようにしている。これにより、嵌合により間隙が小さくなりガタ分を少なく精度を向上することができる。
また、突起69の形状を、その基部側から先端に向けて徐々に狭くなるようなテーパーを付けた形状にしても良い。
図12は、第二の位置決め部の部分図である。
ホールICホルダ44を固定子41に取付けたときは第二の位置決め部は歯部50の絶縁物58を構成している鍔部64により形成される開口部63に第二の位置決め突起69が嵌合して、軸心方向の位置決めをする。積厚方向の位置決めは固定子41の鍔部64がホールICホルダ44のストッパー70に突当り行われる。
第二の位置決め部は開口部63と、当該開口部63と勘合する第二の位置決め突起69及びストッパー70により構成されているので精度よく位置決めができ、さらに、先端部には内径から離れたところに固定爪62が形成されており、ホールICホルダ44に設けられた嵌合穴68で固定されるものであるから、回転ドラム5の脱水時のアンバランスによる振動や輸送時の落下による衝撃に対して、ホールICホルダが振動により異音を発生したり、変形したりしないように爪部62により固定して防止を図ることができる。
以上の実施例によると以下の効果を有する。
従来の様に、ホールICホルダ44の取付け精度を上げるため、1箇所の位置決め部のみで精度を上げようとすると嵌合部は圧入にして間隙を無くなければならず組立の作業性の低下と部品寸法の精度を大幅に上げなければならなかった。
しかしながら、本発明によれば、第一の位置決め部に対して、できるだけ距離を離した位置である歯部50の先端近傍に第二の位置決め部を設けることによりホールICホルダ44の中心方向の位置決め誤差を少なくすることができる。
また、軸方向に第二の位置決め突起69を設けて開口部63に嵌合することにより回転子36との干渉させることなくホールICホルダ44を位置決めすることができる。
第二の位置決め部は、歯部50の内径側の先端部近傍に設けており、ホールICホルダ44に設けられた第二の位置決め突起69と樹脂モールドにより形成した歯部50の絶縁物58の一部である鍔部64で構成される開口部63に嵌合して、軸心方向の位置決めをして第二の位置決め部を構成し、開口部63は軸方向に長く寸法を取れるので、ホールICホルダ44の第二の位置決め突起69を緩やかなテーパーにして軸心方向に対して精度よく位置決めを行うことができる。
磁極位置検出用ホールICを備えた駆動用モータならば、その技術分野如何に関わらず適用できるものである。
本発明の実施例に係るもので、ドラム式洗濯乾燥機の縦断面図。 本発明の実施例に係るもので、外槽4に駆動部組31が取付けられている部分縦断面図。 本発明の実施例に係るもので、固定子41の第4図A−A線縦断面図。 本発明の実施例に係るもので、ホールICホルダ44を固定子41に取付けた正面図。 本発明の実施に係るもので、図4の裏面図で、樹脂モールドした固定子41の正面図。 本発明の実施に係るもので、図4におけるホールICホルダを除去し、樹脂モールドされた固定子41の正面図。 本発明の実施に係るもので、第6図の取付けボス53近傍の部分拡大図。 本発明の実施に係るもので、第一の位置決めボス56と爪部62を結ぶ直線、図7のB−B線での断面図。 本発明の実施に係るもので、ホールICホルダ44の表側からみた正面図。 本発明の実施に係るもので、ホールICホルダ44の裏面側正面図。 本発明の実施に係るもので、第二の位置決め部、図10のG−G線の部分断面図。 本発明の実施に係るもので、第二の位置決め部を、図4のC方向から見た図。
符号の説明
1…外枠
2…ベース部
3…蓋体
4…外槽
5…回転ドラム
6…主軸
7…駆動用モータ
8…金属製フランジ
9…洗濯物
10…脱水穴
11…流体バランサー
12…ベローズ
13…サスペンション
14、15…引きバネ
16…排水ホース
177…取付け脚
18…給水ホース
19…給水電磁弁
20…注水ホース
21…洗剤トレー
22…フレキシブルホース
23…リフター
24…排水弁
25…送風ファン
26…乾燥フィルタ
27…ヒータ
28…噴出口
29…除湿装置
30…通風路
31…駆動部組
32…回転ドラム側ボス部
33…ウォータシール
34…外槽ボス部
35…取付けネジ
36…回転子
37…駆動用モータ側ボス部
38、39…軸受
40…ナット
41…固定子
42…取付けネジ
43…モータカバー
44…ホールICホルダ
45…フランジ
46…分割固定子鉄心
47…固定子フランジ
48…端面支持部
49…継鉄
50…歯部
51…合成樹脂
52…巻線
53…取付けボス
54…取付け穴
55…取付けネジ
56…第一の位置決め突起
57…第一の位置決め穴
58…絶縁物
59…電源供給コネクタ
60…三相短絡コネクタ
61…固定子取付け部
62…爪部
63…開口部
64…鍔部
65…円周方向リブ
66…半径方向リブ
67…凹部
68…爪部固定部
69…第二の位置決め突起
70…ストッパー。

Claims (4)

  1. 磁極位置検出用ホールICがホールICホルダを介して取り付けられた駆動用モータにおいて、
    前記ホールICホルダ、固定子鉄心の外周側の継鉄に形成された、取付手段及び第1の位置決め手段と、固定子鉄心の内周側の歯部先端近傍に軸心方向の位置決めとして設けられた第2の位置決め手段とにより取付けられ、
    前記第2の位置決め手段が、前記固定子鉄心の内周側の歯部先端近傍に設けた爪部と、当該爪部と嵌合するホールICホルダの嵌合部と、からなる
    ことを特徴とする駆動用モータ。
  2. 請求項1において、
    前記第2の位置決め手段が、前記固定子鉄心の内周側の歯部先端近傍に設けた爪部と、当該爪部と嵌合するホールICホルダの嵌合部と、前記固定子鉄心の隣接する歯部先端間隙の幅、かつ、当該間隙位置に合致するホールICホルダの突起と、からなる
    ことを特徴とする駆動用モータ。
  3. 請求項2において、
    前記突起が、ICホルダ基部から先端に向かう従ってその幅が狭くなるテーパーが付されていることを特徴とする駆動用モータ。
  4. 請求項1乃至3における駆動用モータが、洗濯機の回転ドラムを駆動する洗濯機の駆動用モータ。
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